インド占星術上級セミナー【東京開催】結果報告

9/8(土)、10/20(土)、11/17(土)とインド占星術上級セミナーを3日間に渡って開催して来たが、先週土曜日で完了した。


各回とも休憩時間を除くと正味5時間30分ぐらいの時間があったが、説明していると5時間半などあっという間に過ぎてしまう。


そして、最後に時間切れとなって、まだあれも紹介したいし、これも紹介したいが、まだ次回にしたいと思いますといった感じで、終了するのである。


先週の土曜日(2018/11/17)の第3回目は、ジャイミニのチャラダシャーの計算と基本的な解釈方法から始まって、マンドゥークダシャー、パダナダムサダシャー、ナヴァムシャダシャー、スティラダシャー、ニラヤナシューラダシャーなど、ダシャーの計算方法と、それを適用した解釈の実例をそれぞれ2~3つ説明するのが精一杯であった。




本来ならば、1つのセミナーで1つのダシャーを行なうぐらいの内容である。


然し、全体像を素早く把握して、それで細かい部分を学習していくのが最も効率の良い学習法である。


従って、一つ一つにじっくり時間をかけるのはまた後でもいいのである。


ジャイミニのダシャーは本質的に全く同じもので、計算方法が違うだけで、解釈は全て同じだということ、そして、それぞれのダシャーには、細かい違いがあるが、共通する部分も多く、結局は似たようなことを繰り返しているに過ぎないことが分かればいいのである。


そうすると、それぞれのダシャーのことを更に詳しく学習する際により理解が早まるのである。


そのように受験勉強などでもそうだが、最初に全体像を網羅して、それから部分を詳しく学習していくというのは、ポイントである。


このジャイミニの講座を用意する中で、ダシャーを計算する機会も多くなったが、ジャイミニ系のダシャーの簡潔で明快な所など、素晴らしさを改めて体感した。


また自分自身の現在進行中の出来事もジャイミニ系のダシャーで検証すると、それらが味わい深く説明することが出来る。


それらの精度は怖いくらいであり、簡単なので知りたくないことまで分かってしまうと言った所も怖い所かもしれない。




そうした意味で、今後もパラシャラとジャイミニの両方を使って起こった事象を説明していくセミナーは、開催していく予定である。


またそれぞれのダシャーをより詳しく実習、訓練していく内容などもやりたいと思うのである。


ジャイミニで大事なことは手計算で素早く割り出すことである。


そして、ラグナから順番にダシャーを計算しながらその意味も解釈していくということである。


ソフトウェアで出した結果を使うと、そうした順番が再現できないのだが、計算しながら解釈していくということが案外重要である。


パラシャラでもそれは言えるかもしれない。


従って、今後、出生図を天文暦を使って手計算で、計算してチャートを作成し、その上で、パラシャラシステムとジャイミニシステムで、起こりそうな事象を検討して、実際にその時期にそれが起こっているかを確かめていくといったそうしたセミナーを開催したいと思うのである。


そこまで1から10まで、パソコンソフトを使わずに天文暦だけ使って全てできるようになれば完璧である。


そうした質の高い講座内容をどれだけ出来るか、どれだけの人に受講してもらい、どれだけの人に理解してもらえるかが今後の課題である。


そして、そうした講座内容は、例えば、最近、インド古典音楽をされている方から色々聞く機会もあるが、技芸の習得は、学習というよりも訓練に近いものである。


例えば、同じ基本的な動作を何度も繰り返して、無意識的に出来るようにまで繰り返すのである。そして、基本的な動作が出来るようになるまで先に進むことが出来ない。



そうしたものが伝統的に行われている訓練である。



おそらくジョーティッシュの習得もそのような繰り返しの訓練によってしか身に付かない類の技芸であると考えらえる。



私は、毎日、チャートを眺めて、頭の中で、トランジットの惑星を動かしたり、アスペクトを検討したりといったことを日常的に繰り返しているので、基礎的な訓練が日常的に出来ている。



それでもあまり使い慣れていないチャラダシャー以外のジャイミニ系のダシャーを使う時は、自分で作った資料を見返したりしながら、やはり何度も繰り返し使っていくしかないという感じである。



日常的に鑑定実践の中で、使っていかなければ決して身に付かないのである。



それが時々、思い出したようにジョーティッシュのことを考えて、セミナーに来て学習するような方は、中々それが出来ていないので、苦労するし、また訓練しないので忘れてしまうのである。



通常のセミナーは、知識を紹介しているだけであり、訓練ではないのである。



然し、技芸を身に着けることは、練習や訓練によってのみ可能である。



ジョーティッシュ学習というものは、案外、知識の習得というよりも、毎日繰り返し実践することによって、計算の手順、解釈の手順を無意識で出来るようになるまで、訓練することなのではないかと思うのである。



つまり、知識の身体化である。



今後、私は出生図を手計算で作成した後、パラシャラやジャイミニのシステムによって、計算、下準備から解釈まで、トータルで行うようなセミナーを開催したいと思っている。



パラシャラシステム、ジャイミニシステムの重要な所はある程度、まとめることが出来た為、知識を身体化させるプロセスを講座参加者の方と共に行っていくというのが、私の今後の課題である。



ナクシャトラや、アシュタカヴァルガ、ヴァルシャファラ、ムフルタなどやりたい個別のテーマはあるが、然し、基本的な流れとしての学習スタイルとして、そうした1から10まで全て行う学習システムを早く確立したいと思っている。
















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