香川照之の性的加害傾向について -6室山羊座の金星-【更新】



俳優の香川照之が2019年7月に銀座の高級クラブでホステスの女性の下着を剥ぎ取ったり無理やりキスをするなど、性的加害を行なったという報道がメディアを賑わしている。


香川照之は、自身が司会を務める情報番組で、謝罪をしているが、トヨタ自動車など、CMスポンサーが軒並み、放送の中止を決定している。


従って、大変な経済的損失につながりそうである。


何故、このタイミングで、3年前の事件が世にリークされたのか、それは香川照之に嫉妬する人々がリークしたのだとか、色々、言われている。



香川照之は、昔から強い者には下手に出て、弱い者には威張り散らすといった癖があったようで、暴虐無人に振る舞う場合も相手を選んで振舞っていたようである。


そうした性格面も興味深いが、幼くして父親(ニ代目 市川 猿翁)が、家庭を捨て、日本舞踊藤間流名取で女優の藤間紫と、駆け落ち同然の暮らしを始めてしまう。


それで両親は離婚し、母親の元宝塚歌劇団雪組の女優・浜木綿子が、一人で、香川照之のことを育てた。


因みに父親のニ代目 市川 猿翁は、女優の藤間紫が、12歳の時の初恋相手だったが、16歳年上で既婚者、子持ちであり、また夫は自身の踊りの師匠、六世藤間勘十郎ということもあって、なんとか諦めをつけ結婚したのが浜木綿子だったという。


父親(ニ代目 市川 猿翁)が家を出た時、藤間紫も家庭があり、子持ちで夫もいたが、35年におよぶ同棲生活を送り、1985年には、藤間の離婚が成立している。


香川照之の父親は、そうしたドラマチックな複雑な恋愛事情を持つ人物である。



その後の香川照之の実の父親との関係性を物語るものとして、wikipedia市川猿翁 (2代目)には、以下のようなエピソードが綴られている。



息子・照之は大学卒業後、1989年に俳優デビュー。それを機に25歳の冬、思い立って猿之助の公演先へ会いに行っている。その際、猿之助は「大事な公演の前にいきなり訪ねてくるとは、役者としての配慮が足りません」と照之を叱責、「即ち、私は家庭と訣別した瞬間から蘇生したのです。だから今の僕とあなたとは何の関わりもない。あなたは息子ではありません。したがって僕はあなたの父でもない」「あなたとは今後、二度と会う事はありません」と完全に拒絶し、突き放した。

(wikipedia 市川猿翁 (2代目))


香川照之は、このような父親体験を持っている人物であり、その辺りも興味深い。



また香川照之は、東京大学文学部社会心理学科を卒業するなど、高学歴で、フランス語なども堪能だというが、その辺りも異色の経歴である。



卒業後は、特に俳優志望ではなく、TBSの緑山スタジオにてADとして仕事していたとか、幼少時から、歌舞伎役者としてのキャリアが決定してしまう、他の歌舞伎界の人々とは、確かに一線を画している。



そこで興味深い為、種々検討した所、香川照之はおそらく獅子座ラグナである。







獅子座ラグナにすると、まず、結婚、離婚、子供の誕生が説明できるのと、また幼少時に両親が離婚し、父親が家を出て行ってしまう体験なども納得できる。




父親の駆け落ちと両親の離婚


両親が離婚したのは、1968年で、香川照之が2歳の時であるが、ちょうどマハダシャー太陽期から月期に移行した後の月/火星、月/ラーフ期辺りである。



まず、太陽はラグナロードだが、太陽は父親の表示体で、それが12室の表示体であるケートゥとコンジャンクトし、6、7室支配の土星からアスペクトを受けて傷ついており、父親の損失体験を表わしている。



この太陽には、2、11室支配の水星もコンジャンクトしているが、2室は両親、家族を表わしており、この2室の支配の水星もケートゥとコンジャンクトし、6、7室支配の土星からアスペクトされて傷ついている。



従って、幼くして両親が不和で、家庭は冷え込んでいたことが分かる。







おそらく離婚する前から、父親は、意識が、女優の藤間紫に向かってしまい、心ここにあらずの状態だったと思われる。



そして、実際に離婚したのは、月/火星、もしくは月/ラーフ期だったが、月は損失の12室の支配星で、父親の太陽と相互アスペクトしている。



また10室自体も父親のハウスであるが、その10室に12室支配の月が在住して、ラーフとコンジャンクトして傷ついていることから、父親の損失体験を表わしている。



この月とラーフのコンビネーションは、精神異常のコンビネーションである為、この経験が、香川照之を激しく動揺させたことは明らかである。



あるいは、月は母親を象徴する為、母親が父親が家を出ていくといった出来事によって、発狂状態に陥ったことが分かる。




香川照之の幼少期の太陽期と月期は、家庭や両親についての不幸を経験した時期で、それが少なからず、香川照之の人格形成に影響したことはこの配置から明らかである。




結婚


結婚は、1995年12月7日だが、一般女性の元客室乗務員(CA)(知子夫人)と結婚している。



然し、結婚直前まで、タンゴ&ラテン歌手の冴木杏奈と婚約をしており、冴木杏奈は所属事務所を辞めて結婚の準備をしていたが、その婚約を破棄しての結婚であった為、当時、二股疑惑や略奪婚といった報道で、バッシングを受けたという。



この時のダシャーは、ラーフ/金星期である。





ラーフ/金星期は、無条件にしばしば結婚をもたらす、ダシャー/アンタルダシャーの組み合わせである。



ラーフのディスポジターは金星で、金星は月ラグナから見たラグナロードだが、ラグナから見て6室に在住し、土星と火星に挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成している。



この配置は、後で述べるが、香川照之の女性への性加害傾向を生み出している配置である。



金星は7室の表示体だが、その金星が、暴力の6室に在住し、土星、火星によって挟まれている為、女性に対する扱いが、酷いものになる。



それで、この結婚の時は、冴木杏奈がその犠牲者になった。



冴木杏奈は、それ程、テレビに出ないが、講演活動が活発で、街のあちこちにインナーワールドレボリューションといったチラシをよく見かける。







因みにこのラーフ/金星期に結婚していることからナヴァムシャのラグナは蠍座である可能性が高い。







元客室乗務員(CA)の知子夫人とは、仲が良く、子供が生まれてからも夫婦だけでランチをするような仲睦まじい夫婦であったというが、ナヴァムシャのラグナを蠍座にすると、金星は7室支配で5室で高揚しており、恋愛結婚の配置となる。



ラーフは6室に在住しているが、ディスポジターの火星はラグナでルチャカヨーガを形成し、このタイミングで結婚したことが分かる。



また蠍座ラグナに設定すると、10室支配の太陽が3室(芸能、メディア)に在住し、俳優や歌舞伎役者といった形で、芸能界で生きていく配置になる。



また5室で金星が高揚しているが、5室は演劇、舞台芸術を意味しており、9室支配の月や3室支配の土星も在住して、歌舞伎役者としてのクリエイティブな活動を表わしている。




因みにこの結婚の時、トランジットの土星は、7室を通過し、出生の7室支配で7室に在住する土星にリターンしており、月から7室にアスペクトしており、木星は、射手座の00°00’である為、蠍座をトランジットしていたと考えることができるが、月から7室をトランジットしていた。







また木星が射手座に移動したと考えても月から7室支配の火星にトランジットしている為、月から7室にダブルトランジットが成立している。



ラグナから見ると、恋愛の5室に金星、火星、木星が惑星集中する配置である。



7室を通過する土星は、ラグナにアスペクトし、5室の木星がラグナにアスペクトする為、ラグナ(7室から見た7室)にダブルトランジットが成立している。





子供の誕生


香川照之は、この知子夫人との間に長女と長男が誕生しているが、長女は一般人であり、長女の出生データは見当たらない。



長男の香川政明は、既に歌舞伎役者としてデビューしており、誕生したのは、2004年1月16日である。







ダシャーは木星/木星/ラーフ期で、木星は出生図では、5室の支配星で、5室にアスペクトバックしている。



サプタムシャ(D7)では、木星は11室の支配星で、6室で高揚しているが、6室支配の月と星座交換している。



月が木星と星座交換して定座以上の強さを持ち、木星が月から8室で高揚する配置は、ムクタヨーガである。



月はラグナロードで5室に在住する土星と相互アスペクトしており、子供の誕生のタイミングを示唆している。



またラーフは、ディスポジターの土星がラグナロードで5室に在住し、木星と星座交換して、ムクタヨーガを形成する月と相互アスペクトしている。



この配置から考えると、子供の誕生したタイミングと考えて良さそうである。







2004年1月16日のトランジットを見ると、木星がラグナから5室にアスペクトし、土星は双子座11室で5室支配の木星とコンジャクトし、5室にアスペクトして、5室(子供)にダブルトランジットを形成している。



従って、子供の誕生したタイミングであることが分かる。





離婚


然し、結婚当初、仲が良かった知子夫人とも2016年12月1日に離婚することになっている。



離婚の理由としては、香川照之が本格的に歌舞伎役者の道を志した為、知子夫人が梨園のプレッシャーに耐えられなくなったとのことである。



ダシャーは、木星/ラーフ期であり、木星から見ると、ラーフは12室(7室から見た6室)に在住し、またラグナから見ても12室支配の月とコンジャンクトしている。



従って、この時期に離婚につながったことが分かるが、マハダシャー土星期に移行する直前のダシャーチッドラであり、次の土星期は土星が6室の支配星である為、離婚につながった可能性がある。



あるいは、土星は7室支配で7室に在住する為、別のパートナーとの交際や新たな仕事なども表わしているかもしれない。



土星は9、10室支配のヨーガカラカで、10室でシャシャヨーガを形成している為、大きな組織や団体のリーダーという象意も出て来る。



それが梨園での活動だとすれば、知子夫人はそこにどっぷりと妻として入る訳には行かなかったということかもしれない。





ナヴァムシャでは、土星は3室の支配星であり、5室に在住して、7室(配偶者)や2室(結婚生活)を傷つけている。



ラーフ期はディスポジターの火星がラグナで、ルチャカヨーガを形成し、また次の木星期も5室支配でラグナに在住している為、夫婦関係は円満で、子育てにも取り組んでいたと思えるが、土星期は、土星(3室の支配星)は、結婚や結婚生活を終わらせる働きをしたことが分かる。






離婚した時、ラーフ/ケートゥ軸が1-7軸を通過し、土星が4室から6室にアスペクトし、木星が2室から6室にアスペクトして、6室(離婚)にダブルトランジットを形成している。



また離婚した時、土星と太陽は月から7室をトランジットしていたが、太陽も土星も結婚にはよくない惑星であり、結婚を遅らせたり、破壊する惑星である。



またこうした土星と太陽が12室支配の木星にアスペクトして、12室(7室から見た6室)を活性化していた。




このように見て来ると、香川照之は間違いなく、獅子座ラグナである。





何故、銀座のクラブで、ホステスに対する性的加害事件が起こったか



2022年8月24日に週刊新潮が性加害について報道し、9月1日にトヨタ自動車が、香川照之が編集長を務める自社メディア「トヨタイムズ」について来年以降の契約を更新しない方針を発表して、香川照之が出演するCMの放映も停止することを発表した。


これを皮切りに次々とドミノ倒しのようにCMの降板や放送中止が発表されている。


香川照之は、莫大なCM報酬などを失い、今や芸能界から葬り去られようとしている。





2022年8月24日のトランジットを見ると、土星が6室をトランジットし、批判を受けることを表わしている。



木星は中断、行き詰まりの8室をトランジットし、土星がアスペクトすることで、8室にダブルトランジットしている。



また土星と木星は逆行して、水瓶座にもアスペクトしたり、絡むことで、6室にもダブルトランジットを形成している。



従って、今、香川照之は、行き詰まりの苦悩の状況の中にいることが分かる。



細かい所を見ると、月は12室をトランジットし、3、10室支配の金星も12室をトランジットして、引きこもらざるを得ない状況である。



10室のラーフと月のコンビネーションに火星がトランジットして、発狂状態を表わしている。



これは、月は大衆を表わす為、ラーフとのコンジャンクションで、発狂状態の興奮した大衆も表わしている。



そこに火星がトランジットしている為、報道がエスカレートして、香川照之の蛮行が皆に周知されることになったのである。




因みに香川照之が、性的加害を行なった2019年7月のトランジットを確認してみると、特にそれ程の異常はない配置である。







土星、太陽、金星、ラーフ/ケートゥ軸が、5-11の軸をトランジットし、香川照之は、楽しく銀座のクラブで、娯楽に興じていた印象である。




つまり、香川照之は、おそらくいつも通り、銀座で遊んでいただけなのである。(おそらく以前から程度の問題はあれ、似たようなことを行っていたと思われる)




それが、3年後の今になって、蒸し返されたことこそが、香川照之にとっての事件である。




この事件があった2019年7月は、マハダシャー土星期に移行した直後の土星/土星期である。




土星/土星期は、まだ土星が形成する配置の象意の吉凶が現れない時期である。




それが、マハダシャー土星期の結果が本格的に現れるセカンドアンタルダシャーの土星/水星期に移行してから、今回の週刊新潮による暴露報道につながった。









水星は11室の支配星であり、香川照之を追い落とそうとする悪意をもった人物を表わしており、また土星から見て8室の支配星である為、香川照之にとっては、中断、行き詰まり、突然の困難を意味している。




土星は6室の支配星で、水瓶座に在住しているが、ラグナロードで4室に在住する太陽にアスペクトして、香川照之の歌舞伎界、または芸能界での地位やポジションを脅かしている。




この土星は水瓶座に在住している為、男女平等や人権などリベラルな価値観の勢力を表わしており、そうした勢力が香川照之の時代錯誤的な蛮行を批判するという流れになったのである。




昨今の芸能界、放送業界のコンプライアンスが厳しい流れというのは、水瓶座の価値観がより社会に浸透していることを意味している。




これまでは、銀座にやって来て時々、理不尽な要求をする暴君を忍従するしかなかったし、また忍従するのが銀座の習わしであったが、遂にそういう時代ではなくなったということなのである。





獅子座の否定的な表現



例えば、今回、香川照之を擁護したみのもんたも銀座で豪遊することで知られ、ホステスに靴を脱がせて、そこに酒を一杯に注いでそれを飲ませるといったことを行っていたという。



獅子座というのは、そういう余興や遊びをしばしば好むようである。



そうしたことは普通のことだったが、然し、香川照之の場合、それが許されなかったということである。




それは香川照之の権力、力が中途半端であり、忍従したり、許容されるには、香川照之の人物としての器が小さかったからだと考えられる。



香川照之は、ラグナロードの太陽が4室に在住しているが、この太陽はケートゥとコンジャンクトし、12室支配の月と相互アスペクトし、6、7室支配の土星によってアスペクトされて激しく傷ついている。



これによって、香川照之には、本質的に心の内面で自信の無さがあったのである。







その為、自分よりも力が上の人間には媚びて、自分よりも立場が下の人間だと分かった途端に暴君のように振る舞って、権力を誇示する所があった。



これは心の深い部分での自信の無さの現れである。



自分には力があることを証明する為にどこかぎこちない不自然な形で、威張り散らすことになる。



自分の権力を証明する為の狂信性という形で現れる。



これは、父親が幼くして家を出て行き、父親不在のまま育ったとか、父親に会いに行っても拒絶されたといった経験から形成された屈折した心理状態である。



因みに獅子座系の人間は、相手が女性であっても理不尽な要求をして、ややDV的に振る舞ったり、こういう遊びをよくするものである。









みのもんたの例を挙げたが、例えば、極楽とんぼの加藤浩次もAKBのメンバーの顔を蹴るなどして、フジテレビのコンプライアンスに引っ掛かっている。



加藤浩次はおそらく獅子座ラグナだと思うが、獅子座ラグナは、かなりサディストの傾向があるのは確かである。



おそらく対人相手の7室が同時に6室を支配しているからかもしれないが、歴史的に見ても例えば、英国のヘンリー8世が妻を処刑するなどの行為として現れる。



また王室と言えば、絶対王政時代の王は、反逆者を公衆の前で、八つ裂きにしたり、かなりの残虐さを見せた。



獅子座の本質というのは、支配することであり、また支配に服従しない者に対して、残酷に対応することである。




但し、本来、獅子座に自信があり、満ち足りている場合は、一般大衆に暴力を振るったりはしない。




自分が王であり、支配者であることを確信しており、周囲もそのように扱い、基本的にそうする必要性がないからである。




然し、自分に疑いを持つ獅子座、つまり、臆病なライオンといってもいいが、そうした獅子座は、最も弱そうな相手を見つけて、その相手に暴力を振るって、自らの権力を証明したり、権力欲を満たしたりする。



つまり、香川照之が、大学卒業後にTBSで、ADのアルバイトをしていた際にも上司には、ペコペコするが、自分よりも下の人間に対しては、威張り散らし、権力を誇示したというのは、その表れである。



獅子座の性というものであるが、香川照之の場合、それが激しく否定的に現れている。




そして、権力欲を誇示する獅子座ラグナの人間の最も否定的な表現といってもいいかもしれない。



それは、彼のラグナロードの太陽が、4室でケートゥとコンジャンクトして傷つき、6、7室支配の土星によってアスペクトされる配置で表わされている。



この配置が、香川照之の心の中を表わしている。






6室山羊座の金星 = 性的な意味で変態を生み出す配置



因みに香川照之が、これほどまでに自分よりも弱い立場の女性に対して、何故、性的に変態的な行為で虐待するのかということである。



wikipediaには、以下のように記されている。



(略)その訴状によると「香川の隣りにいた子が席を外したため、その席に原告が移動したところ、突然、香川は、原告の服の中に手を入れ、ブラジャーを剝ぎ取った。剥ぎ取られたブラジャーは、被告及び同行の客3名に次々と渡され、全員がその匂いを嗅ぎ、いろいろと卑猥なことを申し述べた」「そして、香川は原告にキスをして、服の中に手を入れ、原告の乳房を直になでまわしたり揉んだりして弄んだ」という。その場に居合わせた他のホステスにも取材を行ったが、香川は来店当初はそれほど酔っておらず、陽気に盛り上げ役に徹していたという。しかし徐々に様子がおかしくなり、ホステスのドレスに手を突っ込んでワキを触り、匂いを嗅ぐなどの行為に及び、エスカレートしていった結果、原告のホステスをターゲットにした上記の行為を行ったと証言した。その場に居合わせたホステスは「彼女はとても明るく、酔ったお客さんをあしらうのが上手で、だから余計にいじられたのでしょう」と当時の状況を振り返っている。

加えて、その訴状によると原告は他の従業員の助けを受けて個室から一度出たが、忘れ物を取りに戻った際に香川に手を引っ張られて無理矢理隣りに座らされ、再度ブラジャーを剥ぎ取られ、香川が若手歌舞伎役者とビデオ通話を行い、原告へ再度同様の性加害を行う様子を実況し、原告の下着を撮影していたと記されていた。これらの香川の異様な行為は他の客にも知られる事態になり、被害女性は顔見知りの客からも心配されていたことが記載されていた。

(wikipedia 香川照之より引用抜粋)



程度の違いはあるにしても、こうしたことをするやんちゃな人間は時々いるのであり、当人たちは楽しかったのである。



ちょうど、虐めている人間が虐めを受けている人間の苦しさが理解出来ず、楽しいのと同じ感覚である。



香川照之の場合、7室の表示体である金星が山羊座の6室に在住して、土星と火星に挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成し、金星は激しく傷つけられている。



これが、弱い立場の女性に対する性的加害の嗜好を表わす配置である。



獅子座にとって山羊座は6室目であり、虐待される側である。




山羊座の金星は、性的には最も変態を生み出す配置であり、例えば、自民党で幹事長など要職を務めた山崎拓のチャートもそうである。







金星はやはり山羊座で、パーパカルタリヨーガを形成している。



2002年に地元・福岡の元ホステスA子さんとの間に10年に及ぶ愛人関係があったことが暴露され、愛人は週刊誌で山崎氏の異常な性癖を暴露している。







山崎拓の子供を2度中絶したり、山崎拓との放尿プレイや、山崎拓がA子さんの母親を交えた3人でのセックスを懇願したりといったことを週刊誌に暴露している。



「俺は議員じゃなかったら、絶対AV男優になるんだ」というのが、山崎拓の口癖だったという。



当時、政治評論家の三宅久之をして「山拓の変態問題は政局になり得る」と言わしめたという。



山崎拓は、このことが週刊誌に報じられた時、マハダシャーは金星期であった。




山崎拓のラグナは、分からないが、獅子座ラグナの可能性は高く、そうすると、香川照之と全く金星の配置が同じである。



6室に在住しなかったとしてもこの山羊座の金星というのは、そうした変態的な性癖をもたらすようである。



元々山羊座が、道徳や倫理を表わす木星が減衰する星座で、男性の性的なシンボルである火星が高揚する星座である。



現在、木星や土星が山羊座をトランジットした2020年から今までの間に世界では、戦争など、不道徳な行為が起こっているが、それは木星が減衰する山羊座がもたらしたものであり、そうした性質が、金星に付与されると考えれば理解できる。



また例えば、モルモン教の創始者で、40人の妻がいたとされるジョセフ・スミス・ジュニア(Joseph Smith, Jr.)も蟹座ラグナで、金星と月が7室山羊座に在住している。


つまり、元々6室金星という配置自体が、愛人を囲ったり、弱い立場の女性に対して、支配的に振る舞うという傾向を表わすが、更にそれが山羊座である場合にそれは弱い立場の女性へのサディスティックな性的加害の嗜好となって現れるのである。




今後の香川照之について



今後、香川照之は、どういうキャリアを歩むかであるが、土星期は、歌舞伎界の組織の中で、裏方的な管理の仕事をして、何らかのポジションを得るのではないかと思われる。



土星は月から見て9、10室支配で10室でシャシャヨーガを形成し、ラグナから見ても6、7室支配で7室でシャシャヨーガを形成している。



土星は民主主義で選ばれたリーダーを表わしており、これで香川照之の人生が終わった訳ではなく、土星期には組織の管理者としてのリーダーの仕事が待っているのかもしれない。



然し、土星期は真面目に堅実に仕事をする時期となる。







また常に6室支配の土星が4室に在住する傷ついた太陽にアスペクトし続ける為、土星期においては、今回のことで、批判を受け続けるかもしれない。



組織の中で、職場の人に監視されたり、ハードに働かなければならなくなり、全く今回のような羽目を外すことは出来なくなる。



またナヴァムシャを見ると、土星は3室支配で5室に在住している為、今後も芸能の仕事もするが、明らかにパフォーマンスは落ちると思われる。



またナヴァムシャが正しい場合、ダシャムシャも使えると思うが、土星はダシャムシャの4室(施設、建物)に在住している為、やはり、歌舞伎界の何らかの組織の中で、ポストを得て、そこで定期収入を得て、生活していくのかもしれない。




土星期の前の木星期は、木星が、5室支配で、11室に在住し、5室にアスペクトバックしており、芸能界や歌舞伎界で創造的活動をする配置であった。



ナヴァムシャでも木星はおそらく5室の支配星で5室にアスペクトバックしており、5室には金星、月、土星が在住して、演劇、舞台、ドラマなどに出演して活躍した時期である。



香川照之にとっては、そうした華々しい時期は終わったようである。



普通の管理者、サラリーマンのような生活に移行していくと思われる。





その他のポイント



もう一つだけ香川照之について指摘しておきたいことがあるが、香川照之は、東京大学の社会心理学科を卒業しており、フランス語も堪能なようである。



香川照之が、ストレートに大学に合格しているとすれば、大学に入学する18歳~19歳は、1983年~1984年である。



その時のダシャーは、火星/太陽⇒月期である。



獅子座ラグナであれば、4、9室支配のヨーガカラカの火星が5室に在住して、5室支配の木星と相互アスペクトしており、これが高い知性と高学歴を表わす配置である。



5室の支配星である木星が11室に在住して、学業の成就や学業における称号、資格を表わしている。





【2022年9月9日追記】


※読者の方から香川照之の出生時間が4時半過ぎとの情報を頂き、twitterで本人がそのような情報をトゥイートしていることから、かなり信頼性が高いと判明した。





チャートを作成すると、ラグナは天秤座ヴィシャーカーで、香川照之の人生の出来事やエピソード、性格面まで説明出来ることが分かった。(詳しくは投稿欄に記載)



【出生時間が4:30で、ナヴァムシャのラグナが牡牛座の場合】




【出生時間が4:43で、ナヴァムシャのラグナが双子座の場合】





【2022年9月9日追記】

出生時間が16時半の為、出生図を再度、作成。






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コメント

コメント一覧 (6件)

    • 4時半過ぎとの情報ありがとうございます。

      4時半でチャートを作成すると、ラグナが天秤座のヴィシャーカーになりますが、

      結婚、子供の誕生、離婚などが木星と土星のダブルトランジットで説明でき、

      また幼少時に父親が出て行ったことなどが説明できます。


      生まれてすぐに太陽期ですが、太陽は両親、家族の2室でやはり傷ついており、

      またそこには父親を表わす9室の支配星も在住し、ケートゥとコンジャンクトし、土星がアスペクトしています。

      2室が激しく傷ついており、そこにダシャーロードの太陽(父親)と9室の支配星が絡んでいる為、父親を原因とする家族の不幸だと分かります。


      5室支配の土星が5室でムーラトリコーナである為、鋭い知性を表わし、これが高学歴をもたらしたと説明できます。

      実際、東京大学に入学した時、火星/木星⇒土星期辺りでしたが、火星は月から見て9室(高等学問)に在住しており、9室支配の木星と相互アスペクトしている為、この時期に大学生活を送ったことが説明できます。

      4時半の場合、全く異なるのが月の配置であり、月は牡羊座のバラニーに在住している為、異端の親分で、欲望にストレート、野卑な性格ということであれば、香川照之の性格にも合致しているようにも思えます。

      確かに香川照之は、これまでの芸能活動においてもメディアに対して不遜な態度を取ることが多く、それは月がバラニーに在住している為だとすると納得できます。


      月が牡牛座で高揚しているともっとおっとりしたマイペースで穏やかな性格になると思います。


      クラブで羽目を外した時は、2019年ですが、木星/月期です。


      木星は、3、6室の支配星であり、月は10室支配で7室に在住していましたが、やはり、バラニーであり、欲望にストレートな行動をした可能性は出て来ます。


      この時、まだ土星は、射手座をトランジットしており、3、6室支配の木星にアスペクトしていました。


      2、7室支配の火星の上に土星がコンジャンクトしていた為、対人関係的な面で、ハードな扱いになったかもしれません。


      天秤座ラグナだと、4室にラグナロードで8室支配の金星が在住しますが、これは母親への愛着、執着、中毒性のようなものを表わすかもしれません。


      父親が出て行ったので、父親よりも高学歴でなければダメだと母親に言われて、母親の為に東大を目指したそうです。


      そういう母親との強い感情的つながりを表わすかもしれません。


      然し、4室は、土星と火星によって挟まれている為、パーパカルタリヨーガを形成しており、母親の困難を表わし、また香川照之自身の心にも問題をもたらした配置です。



      メディアから3年前の事件を蒸し返されて、窮地に陥っている今、ダシャーは木星/ラーフ期で、マハダシャー木星期の最後のアンタルダシャーで、土星期に移行する前のダシャーチッドラにあり、アンタルダシャーのラーフは、8室に在住しており、それで契約先から契約解除などの扱いを受けて、苦しんでいることが説明できます。


      8室のラーフは、人から親切にしてもらえない時期で、契約相手から全く与えてもらえない時期です。


      本人自身は契約したいと強く望み、求めますが、それが得られません。



      従って、今の心理状況を説明するようです。


      マハダシャーの木星は、3、6室支配の機能的凶星で、木星から見ると、ラーフは12室である為、隠遁、引退に近い状況に追い込まれて、非常に一人、閉ざされた空間で、悶々とする配置です。


      マハダシャーが機能的な凶星で、アンタルダシャーがそれと絡まない凶星のラーフで、12室(損失)に在住している為、損失の象意がもたらされたと思います。



      そして、次が2023年からマハダシャー土星期ですが、土星期の解釈がかなり変わって来ます。



      月が牡羊座に移動したことから、土星は10、11室支配で、11室でムーラトリコーナの配置である為、土星期は、歌舞伎関係の団体、協会やその他の社会的組織で、要職を与えられて、何らかの称号や肩書きを得て、地位が向上するかもしれません。


      11室の支配の太陽にアスペクトして傷つけている為、マイナスの評価を受ける要素はあるかもしれませんが、それ以上に11室で強い配置は、称号や高い評価を受けると思います。



      また土星は4、5室支配で5室でムーラトリコーナである為、自ら学習し、創作していく時期でもありますが、また歌舞伎役者である子供に関わっていく時期かもしれません。



      因みに4時半からもう少し時間を進めて、5時ぐらいにすると蠍座ラグナになりますが、蠍座ラグナだと、結婚、子供の誕生、離婚などが木星と土星のダブルトランジットで説明出来ません。



      ダシャーは以下のようになっています。


      結婚 1995年12月7日:ラーフ/土星/金星

      長男誕生 2004年1月16日:ラーフ/太陽/太陽

      離婚 2016年12月1日:木星/金星/木星




      天秤座ラグナだとすると、ナヴァムシャのラグナがどこかという話になりますが、



      出生時間が4:30だと、サプタムシャのラグナが魚座になり、アンタルダシャーとプラティアンタルダシャーの太陽が6室の支配星になってしまい、長男の誕生が説明しにくくなります。



      もし出生図が天秤座ラグナであれば、出生時間は、4:44付近で、ラグナはヴィシャーカー第3パダになり、ナヴァムシャのラグナは双子座になります。



      双子座であれば、ラグナロードの水星が5室で、ケートゥとコンジャンクトで、フランス語に流暢なことが説明でき、長男誕生時にMDLのラーフは9室支配の木星からのアスペクトを受け、太陽は5室の支配星となり、長男誕生のタイミングが説明できます。



      また離婚時は、MDLとADLの木星が双子座から見た7室支配で、離婚の6室に在住しており、離婚が説明できます。



      双子座ラグナであれば、6室に火星が在住し、月が減衰している配置は、対人的にサディスティックな振る舞いをする理由として説明できます。



      従って、ナヴァムシャを双子座ラグナにして、出生時間は、4:44前後ということでもいいのかもしれません。それでも「4時半過ぎ」という表現と矛盾しません。




      結婚した1995年12月7日に天秤座から見た7室にダブルトランジットが成立し、1-7軸にラーフ/ケートゥ軸がトランジットしていたことも大きいと思います。



      ちょうど歌手の冴木杏奈と結婚しようとしていて、突然、元CAの知子夫人に結婚相手を変えたというのは、ラグナから見た7室、月から見た7室にラーフ/ケートゥがトランジットしていたことに合致する出来事です。




      従って、天秤座ラグナというのは納得できます。



      天秤座ラグナを否定する要素は見当たりません。



      本人がtwitterで、4時半過ぎと言っているので、検証してそれを否定する要素がないのは当たりかもしれないですが、天秤座ラグナで上手く説明できます。



      ただ天秤座ラグナの場合、香川照之の人によって態度を変える性格や銀座のクラブでの不遜で傲慢な態度などは、獅子座ラグナとは全く別の理由によって説明されることになります。




      私の獅子座ラグナというのは、今回も妄想を創り上げたということだと思います。



      獅子座ラグナでも結婚、長男誕生、離婚などが全て上手く説明でき、高学歴や、幼少時の両親の離婚と、父親の家出なども説明出来る為、間違いないと思いましたが、天秤座ラグナで、全て上手く説明できます。



      因みに6室の金星の解釈を配偶者や女性の表示体である金星に対する暴力、支配傾向と考えましたが、金星は吉星である為、支配傾向があったとしても、もう少しソフトな対応かもしれません。



      但し、山羊座ラグナの金星の特徴というのは確かにあると思うため、この部分については、参考にして頂いていいと思います。
  • 横からすみません

    記事に掲載されている香川さんのツイートだと、午前ではなく、午後の16:30過ぎとあるので、ラグナは牡牛座になるかと思います
    • 確かに16時半ですね。

      何故か、私がろくろくチェックせずに4時半としてチャートを作成していましたが、大きな失態を演じました。

      自分で貼りつけた画像にしっかりと16時半と書いてあります。

      占星術というのは、説明しようと思えば、どうにでも説明できてしまうことの証明をしたと言ってもいいかもしれません。


      牡牛座ラグナだとすると、月とラーフのラグナでのコンジャンクションが、性格面を表わしており、またやはりこの場合でもい2室に傷があり、2-8軸が傷ついています。

      複雑な環境というのは、8、11室支配の木星が2室に在住し、火星からアスペクトされているからであり、また2室支配の水星が、太陽とコンジャンクトし、ラーフ/ケートゥ軸と絡んで、土星からアスペクトされているからです。

      牡牛座ラグナだと、事件があった3年前の2019年は、土星が8室を通過して、この2-8軸の火星や木星に絡んでいました。

      土星が8室を通過していて、そして対人関係の問題を起こしたというのは、このトランジットから理解できます。

      7室支配で8室に在住する火星に土星がトランジットしている為、対人関係的な意味での良くない出来事が想定されます。


      然し、このように牡牛座である場合、香川照之は、ラグナ、月から見て、9、10室支配の土星が10室で、ムーラトリコーナで、シャシャヨーガを形成しており、土星期というのは、最初の記事に書いたように何らかの団体、組織の理事を務めたり、管理職に就くような配置に見えます。


      金星がラグナロードで、6室支配の金星が9室に在住し、パーパカルタリヨーガを形成する配置は、父親との確執や愛着を示すのかもしれません。

      ラグナが変わることで色々と象意は変化しますが、キーとなる惑星自体は、変わらないと思います。

      この場合、ラーフ/ケートゥ軸や土星によって傷つけられた太陽、そして、山羊座で、火星や土星に挟まれた金星といったパーツは変わりません。

      従って、ラグナを変えてもある程度、こうした特徴から同じようなことを説明出来てしまう所があると思います。
  • 秀吉先生、

    ケートゥは12室の表示体で同座すると、喪失をもたらすのですねぇ…
    私はケートゥが月と同座ですが、母親を失っています。

    あと…山羊座の金星は変態なんですね…
    私もそうなんですが…
    自己認識が有りませんでした…
    私の金星は12室なので、隠れた変態だからかもしれません(爆)
    • 率直なフィードバックありがとうございます。
      ケートゥは12室の表示体であるため、損失をあらわし、月とコンジャンクトすれば、母親の損失的な象意は出てくると思います。山羊座の金星はそのように言われます。もっと事例が欲しい所です。

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