江角マキコの引退について-ウソが招いた災い-

江角マキコが23日付で芸能界を引退したと報じている。

私は以前、長嶋一茂邸への落書き事件があった時に江角マキコの出生図の検証を行い、ラグナを獅子座に設定していた。

この獅子座ラグナで今回の芸能界引退が説明できるかどうかである。


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昨年2016年8月から木星が乙女座に入室し、土星が今年2017年1月26日から射手座に入室するが、江角マキコの芸能界引退の発表が1月23日付であった。

従って、土星が射手座に入室する直前である。


この場合は土星が射手座に入室することによって、今回の引退が生じたと考えることができる。


土星が射手座に入室すると、乙女座にアスペクトして、乙女座に既に入室している木星と乙女座にダブルトランジットを形成するが、この乙女座には4、9室支配の火星が在住している。


従って、4室と9室にダブルトランジットが生じている。

4室はプライベートであり、9室は10室から見た12室目であり、仕事を損失するハウスである。


また乙女座2室にもダブルトランジットが生じるが、この2室は両親や家族のハウスである。


自分の自営業や身内との関わりの中で過ごしていくことを意味している。



またチャンドララグナから見ると、火星は3、10室支配で8室に在住し、5、8室支配の水星と星座交換している。

月から見て火星と水星は8室と10室で星座交換している形である。


8室は中断、変化を意味し、10室は仕事を表しているため、8室と10室の星座交換は仕事の中断や変化を表すコンビネーションである。

この10室支配で8室に在住し、8室の支配星と星座交換する火星に対して、ダブルトランジットが形成されている。


従って、今、芸能界引退の発表となったのである。


1月23日時点で、土星は月から見て8室支配の水星に接合し、木星は月から見て8室をトランジットしている。


従って、月から見た8室と10室の両方にダブルトランジットが生じている。


そのため、仕事の中断なのである。



現在、ダシャーは水星/木星期である。


マハダシャーの水星は2、11室支配で4室に在住し、4、9室支配の火星と2-4室で星座交換している。


月から見ると、5、8室支配の水星が3、10室支配の火星と8-10室で星座交換している。


アンタルダシャーの木星は5、8室支配で12室に在住しており、子供(5室)の世話をプライベート(12室)で行うことを示している。


またマハダシャーの水星から見ると、2、5室支配の木星が9室で高揚しており、やはり、子供のことに取り組むことを表している。



従って、江角マキコが子育てに専念したいので引退するという話はもし獅子座ラグナで正しければ本当のようである。


但し、木星は月から見ると、2、11室支配で6室に在住しているので、批判者が現れて評価(11室)に傷(6室)が付く時期である。


木星のディスポジターである12室支配の月は6室、7室支配の土星と共に7室に在住しているので、7室に12室と6室が絡んでおり、夫婦関係も良くなさそうである。

但し、この6室と12室の絡みはヴィーパリータラージャヨーガであり、他の惑星が絡んでいないので、このヨーガが成立している。


不倫疑惑などが報じられ別居しながらも離婚しないのは、この配置があるためかもしれない。



江角マキコは水星/ラーフ期になってから不倫の疑いが生じ、夫であるフジテレビのディレクター・平野眞と別居している。


ラーフのディスポジターは火星であり、火星は月から見て8室に在住している。


また火星はラグナから見て4、9室支配で2室に在住し8室にアスペクトしている。


8室が強調されるタイミングは関係がこじれて三角関係になる時期である。


またナヴァムシャではラーフは月から見て8室に在住しており、ディスポジターは3、8室支配の金星である。



現在、水星/ラーフ期が終わって、水星/木星期に移行しているため、江角マキコは子育てに専念する時期である。



そして、次は水星/土星期であるが、水星/土星期はこじれてしまった夫婦関係と向き合う時期かもしれない。


土星は6室の支配星であるが、7室に在住しているので、根本的には7室で安定しているのである。


決して6室に在住する惑星のように直ぐに離婚する訳ではない。



その後、江角マキコは2021年9月からマハダシャーケートゥ期に移行するが、ケートゥは3室に在住しており、ケートゥのディスポジターは金星でラグナロードと共に5室に在住している。


またダシャムシャではケートゥのディスポジターである金星は月から見て10室に在住している。


従って、マハダシャーケートゥ期から芸能界に復帰するかもしれない。




江角マキコはたびたびウソをついていると批判を受けているが、江角マキコの過去の発言や会見を読んでも正直に話したとは思えない内容が多い。


実際、ラグナから見た2室に火星が在住し、ラグナから見た2室支配の水星に6室支配の土星がアスペクトしている配置が、話す言葉の中に虚偽をもたらしていると考えられる。


また江角マキコの芸能活動との縁は、3、10室支配の金星とラグナロードの5室での絡みがもたらしていると考えられる。



江角マキコの4、9室支配の火星は、ヨーガカラカではあるが生来的凶星であり、2室(スピーチ)に在住して、歯に衣着せぬ発言を表していると思われる。

この火星の象意が顕現する時に火星が月から見ると10室支配で8室に在住して、8室の支配星と星座交換しているのである。

従って、歯に衣着せぬ発言をすると同時に仕事の存続が危うくなるのである。


またその火星のディスポジターである2室支配の水星は6室支配の土星からアスペクトされており、真実を語らないことを表している。

このディスポジターである水星が持つ、火星や土星との絡みも、火星のダシャーが来た時に顕現するものと考えられる。



例えば、2014年8月に2012年12月当時、男性マネージャーに命じて、長嶋一茂の自宅に「バカ息子」と落書きをさせていたとの疑惑が週刊文春にて報じられている。

それに対して、江角マキコは釈明したのだが、「江角はウソをついている」と業界関係者から猛反発が出たのである。

2014年8月の彼女のダシャーは、水星/ラーフであり、ラーフのディスポジターは火星である。


従って、出生図上で示す火星のコンビネーションが顕現するタイミングである。


つまり、ウソをついたことが引き金となって、結局、業界内での信用を無くし仕事を失ったのである。


「江角はウソをついている」業界内から猛反発の声
2014年09月13日 07時30分 東スポWeb

 タレントの長嶋一茂(48)邸への“落書き事件”について釈明した女優・江角マキコ(47)に逆風が吹き荒れている。落書き行為は元マネジャーX氏による単独犯と江角は主張しているが、X氏をよく知る業界関係者からは「彼がそんなことをするはずがない!」の大合唱だ。

 X氏を知る業界関係者は一斉に猛反発した。

「20代後半のX氏は九州男児で、学生時代は生徒会長も務めていたそう。明るく仕事熱心で、たまに調子に乗るところはあるが、精神的におかしな部分は一切なかった。心療内科で治療していたなんて初耳。江角さんはうそをついている。デッチ上げだ!」

 ただ、事情を知る別の関係者によると「X氏は文春の取材に応じたことで騒動が報じられ、江角さんを“巻き込んでしまった”という負い目がある。江角さん側とは善後策を話し合ったようだし、今後も彼女の名前は出さないのでは」。


 長嶋家の被害届提出とX氏への聴取で騒動はついに事件化。所轄警察署は本紙の取材に「被害届は現時点で取り下げられていないので、捜査は継続中。被疑者(X氏)は、1度事情聴取し、容疑を認めている。器物損壊容疑での立件を念頭に置いている」とコメントした。

 指示したと報じられた江角の関与も疑われるが、現時点で「供述で彼女の名前は出ていない」。ただ、一連の報道もあり「今後江角さんから事情を聴くことは、ないとは言い切れない」と含みを持たせた。

 日大名誉教授(刑法)の板倉宏氏は「万が一、今後の事情聴取で江角さんの関与が証明されれば、共謀共同正犯で、彼女も共犯者ということになります」と話す。器物損壊罪は3年以下の懲役、または30万円以下の罰金刑に処される。

 X氏が勤める所属事務所は「相手方もいることなので、現段階で具体的なコメントは差し控えさせていただきます」とした。

芸能記者によれば、この時、江角マキコは素直に謝罪すればそれで済んだものをウソをついたことで結局、全てを失うことになってしまったというのである。


江角マキコが犯した致命的ミスを記者が指摘「素直に謝罪していれば」
2016年3月30日 14時14分

なかなか新しいオファーがなさそうな江角マキコ

2016年3月30日 14時14分 リアルライブ
提供:リアルライブ

 一時期、過去の元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂の自宅への“落書き騒動”で話題になった女優の江角マキコだが、4月の改編でついにレギュラー番組が0本になってしまった。

 今月の時点で江角のレギュラー番組は「私の何がイケないの?」(TBS系)のみ。ところが、同番組は今月で終了。4月からは同枠で「ご対面バラエティ『7時にあいましょう』」が放送され、江角とともに司会をつとめていた、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平は続投。有田とともにミュージシャンのDAIGOが司会をつとめることになった。

 「DAIGOといえば、来月29日に1月に結婚した女優の北川景子と都内のホテルで大々的に挙式・披露宴を行う。話題性があるだけに起用されたようだが、江角は続投させるべき理由がまったくなかった」(TBS関係者)

 江角の“転落”のきっかけは14年8月の「週刊文春」(文芸春秋)の記事。自身の子供が同じ学校に通う、一茂の夫人への嫌がらせとして、12年12月に当時の男性マネージャーに命じ、一茂の自宅に「バカ息子」など落書きをさせていたことが報じられた。

 「あの時、素直に謝罪していればこんな状況に追い込まれることはなかっただろう。江角は元マネージャーに責任を負わせ、自身はブログで謝罪したがまるで他人事。あの事件が発覚して以降、レギュラー番組での発言がほとんどなくなって“置物”のような状態。どんどんレギュラーが減っていった」(芸能記者)

 公式サイトでは「『バイキング』火曜日 レギュラー出演中」とすでに降板した番組名を掲載。「個人事務所に所属しているが、サイトのメンテナンスもできないほどのスタッフしかおらず、仕事をとるための営業もできない」(同)

 ほかには、「江角印 いろいろ便利なお洗濯グッズ発売中!」とPRしているが、その方面のビジネスでの成功はあるか?

これは明らかに出生図上で火星が示すカルマではないかと思われる。


火星は4、9室支配のヨーガカラカなので、歯に衣着せぬ攻撃的な発言をするとしても9室の支配星の吉意は働かなかったのかとの疑問も出て来るが、4、9室支配のヨーガカラカの火星は、2、11室支配のマラカで、機能的凶星の水星と星座交換している。

この水星はトリシャダヤハウスで最凶のハウスである11室を支配しているため、貪欲であり、また攻撃的であり、6室から6室目で6室の本質のハウスでもある。

従って、この水星の絡みがヨーガカラカとしての火星の吉意を台無しにし、それで、水星/ラーフ期にあまり良い結果を与えることが出来なかったのではないかと考えられる。


ウソをついたことが引き金となって、仕事を失ったと書いたが、実際にはウソをつくという行為と仕事を失うという行為が同時にカルマとして発現したのであり、それらは一体である。

誕生した時点で、そういう経験をしなければならない原因があったと考えられる。


想いと言葉と行動が一致することが自己実現の術であり、ウソをつくという行為は、想いと言葉が一致しておらず、発言や言霊に力を失ってしまう。

結局、江角マキコは自分の苦しい立場を謝罪することではなく、ウソによって逃れたり、回避しようとした結果、その後の番組内での発言にも力や勢いを失って、口数が少なくなり、芸能人としての魅力も失ってしまったようである。

つまり、言霊に力があって、発言がパワフルで面白味がある人でなければ、人気も出てこないのである。


また一度、ウソをつくとそのウソを隠すために更にウソを上塗りしなければならず、連鎖的に沢山のウソをつかなければならなくなる。

ウソをつくと、それはその自分のついたウソによって拘束され、雁字搦めにされて自由を失うことを表している。

その結果、ウソは様々な苦しみや行き詰まりの状況をもたらすのである。


日頃から真実を語る(想いと言行を一致させる)訓練をせず、ウソでごまかしたり、逃げることを行っていると、サンスカーラとして、その行動パターンは繰り返されて自動化されてしまう。

おそらくサンスカーラの結果として、ウソをつき、その結果、仕事を失うというカルマが発現するような惑星配置のタイミングで生まれてきたということなのである。


日頃から想いと言葉と行動を一致させて生活するということを心がけなければならない。


これは他人事ではなく、私達自身の課題である。


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コメント

コメント一覧 (2件)

  • これはもう少し検証が要るかもしれませんが

    9室には
    富の障害や困難
    いわゆる破産という象意があるかもしれません。

    そう思った理由は

    最近ジョニー・デップが

    破産寸前であるというニュースを聞いて

    そのホロスコープを参照したからです。

    ジョニー・デップ氏は現在

    木星のマハーダシャー期で

    それは9室自室に在住しています。

    現在
    12室にダブルトランジットが生じています


    その他の事例として

    故ヨハン・クライフ氏の土星のマハーダシャー期がいい例といえます。

    クライフは土星のダシャー期に入って間もなく

    サッカー選手としてのキャリアを引退し

    その後実業家に転身しましたが

    事業は失敗し破産しました。
    • 9室に富の障害や困難、破産という象意があるという考えは厳しいと思います。

      破産は8室の象意であり、障害や困難は6室や8室です。

      9室はダナヨーガを形成できるハウスであり、最も幸運なハウスです。

      確かに10室から見て12室目であるため、仕事の損失という象意はありますが、
      どちらかというと留学のために仕事を辞めたり、学習のために仕事そっちのけになるといったように
      楽しいことの為に仕事を放りだすといった象意です。

      お金に余裕があるから外国旅行にも行ける訳です。

      ですから9室に富の障害や困難、破産という象意があるという考えには少し無理があると思います。

      ジョニーディップの破産のニュースについては私も興味を持って見ていましたが、

      彼は蟹座ラグナで、現在、木星/土星期です。

      何故、マハダシャー木星期になって破産したのかと言えば、木星は9室の支配星で9室自室に在住し、
      確かに幸運を表していますが、6室の支配星でもあります。

      その6室支配の木星に8室支配の土星がアスペクトしています。

      従って、木星期は外国での幸運などを経験する一方、負債で苦しんだり、破産を経験するカルマがあったと言えると思います。

      またアンタルダシャーは7、8室支配の土星期です。

      ちょうど木星/土星期に6室支配の木星に8室支配の土星が絡んでいるまさにそのカルマが噴出したということです。


      破産のニュースが流れたのはちょうど、土星が6室に入室した後ですが、その6室にはラグナロードの月が在住し、ケートゥと接合しています。

      ラグナロードはその人の人生全般や幸不幸を表す表示体であり、そのラグナロードの月が6室(離婚、訴訟、借金)に在住して、ラーフ/ケートゥ軸から傷付けられているということが、そもそも人生において、こうした6室の象意に縁が深いことを表しており、更に木星は2月7日から逆行して6室にアスペクトしているため、6室にダブルトランジットが形成されています。

      出生の土星は逆行しているのがポイントで、逆行していることによって6室に絡んでいます。

      つまり、現在、木星/土星期で、アンタルダシャーが土星であるため、8室支配の土星が6室に絡んでいる配置になっています。

      従って、ジョニーディップは訴訟を起こされて、破産に追い込まれそうになっている訳です。


      ジョニーディップの困難、障害、破産の象意は主にアンタルダシャーの7、8室支配の土星がもたらしており、マハダシャーの木星は6室を支配していることによって、その象意がもたらされています。

      木星は9室を支配していることによって、富の障害や困難、破産という象意があると考えるのは少し無理があるように思います。

      優先的に考えなければならないのは、木星が6室を支配していることです。

      そして、6室支配の木星に8室支配の土星が絡んでいることによって、それがもたらされた訳です。


      確かに10室はアルタハウスであり、お金を稼ぐハウスです。

      その10室を損失する(12室目)ハウスである9室はお金を稼ぐことに一生懸命にはならないかもしれません。

      但し、それは破産とか障害、困難などの不幸な状況とは全く異なるはずです。


      むしろ、9室の支配星の時期というのはお金の心配をせずに楽しく過ごせる時期で、学問の探究や海外旅行、聖地巡りなどに没頭できる幸福な時期です。

      ジョニーディップの破産のニュースについては私も近々記事としてアップしたいと思います。


      ヨハン・クライフについても私はアストロデータバンクのデータを元にチャートを作成してみましたが、ラグナは獅子座で、月は双子座のアールドラーに在住しており、土星は月から見て9室の支配星ですが、ラグナから見て6、7室支配で12室に在住しています。

      土星はラグナから見て6室(負債)を支配し、12室(損失、出費)に在住しています。

      ヴィーパリータラージャヨーガですから事業は失敗したとしてもその失敗をプラスに転じるようなことあったのかもしれませんが、

      基本的に負債や損失を表す象意から破産を説明できます。


      月から見て9室支配の土星が2室に在住して、事業を行う(起業)のモチベーションを示していますが、

      ラグナから見れば明らかに損失を表しています。

      9室に富の障害や困難、破産という象意があるのではなく、ラグナから見たPACで負債や損失を表しています。


      ハウスの象意はある程度、象意は決まっていて、それは普遍の法則でもあります。


      基本を十分に吟味した後、それでも納得できない場合にそうしたマニアックな象意を探求すべきだと思います。


      そうしたマニアックな象意も通常は、ハウス展開から理論的に導き出されると思います。


      例えば、6室は父親の9室から見た10室(仕事)であるため、父親の仕事のハウスであるといった考え方です。


      9室の象意に富の障害や困難、破産といった象意を付与するのであれば、まずハウス展開によって、それらの象意が理論的に導き出される可能性があるかどうかを検討する必要があると思います。

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