沢尻エリカの麻薬逮捕について
2019.11.20
沢尻エリカの麻薬逮捕のニュースがワイドショーを賑わしている。
ラグナを修正している時間はないので、ざっとチャートを作成してみて、麻薬逮捕の理由はあまりにも明白であった。
wikipediaによれば、沢尻エリカの出生データは、1986年4月8日 時間不明 東京である。
出生時間を00:00:01に設定しても23:59:59に設定しても月は魚座である。
そして、太陽も魚座に在住している。
それでチャンドララグナ、スーリヤラグナから見て、2室にラーフが在住し、3、8室支配の金星がコンジャンクトし、逆行の11、12室支配の土星がアスペクトしている。
2室は口から入るものを表し、2室のラーフは、暴飲暴食、ジャンクフードや酒好きの配置である。
そこに3、8室支配の金星がコンジャンクトしているが、金星は快楽主義の惑星であり、快楽が得られる刺激物の摂取を表しているのである。
そして、3室は食欲、性欲、睡眠欲などの低次の肉体的欲求を表し、8室は中毒症状、依存を表すハウスである。
従って、この2室のラーフと金星が麻薬依存の配置である。
この金星やラーフに木星や水星、月などの生来的吉星は全くアスペクトしていない。
従って、これを諌められる人物もいなければ、麻薬依存をやめさせる要素は無かったということである。
因みに出生時間を00:00:01に設定すると、月は魚座5°11’でウッタラバードラパダー第1パダで、現在、ダシャーがケートゥ/ケートゥ期である。
23:59:59に設定すると、月は魚座17°40’でレヴァーティー第1パダで、現在、ダシャーが金星/木星期である。
つまり、沢尻エリカは、現在、マハダシャーケートゥ期、あるいは、金星期のいずれかにいることが分かる。
但し、上記で示したように月、太陽から見て2室のラーフと金星が彼女の麻薬依存を表しているからには、現在、マハダシャー金星期であると考えるのが妥当である。
最近、彼女は、映画女優としては以前よりは華やかな活躍を示していた。
特に2019年9月に『人間失格 太宰治と3人の女たち』でヒロイン役を演じるなど話題作に出演し、2019年5月22日 – 26日には『白い巨塔』で財前五郎の愛人役(以前は、黒木瞳)などを演じて好評であった。
2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』では、織田信長に嫁いだ斎藤道三の娘・濃姫役を演じる予定で、女優としては、以前よりも格が上がった感じである。
以前は、高城剛と逃避行をしたり、『ヘルタースケルター』という漫画が原作の映画で、精神が崩壊していく女性を演じたが、女優としては冴えない感じで、華がなかった。
おそらくこの頃は、ケートゥ期だったのではないかと推測される。
逆行の土星と絡むケートゥ期だった為、精神が崩壊する女性の役を演じたのである。
また高城剛は、彼女にとっては、圧倒的に年上の男性であったが、ケートゥが月から8室に在住していることを考えると、高城剛との結婚生活が不安定で頼りにならないものだったことが考えられる。
ケートゥは相手の経済力や財産に頼れないし、頼らない配置である。
そうしたケートゥ期に彼女は、奇妙な行動が目立ったが、3室支配の金星期になってから女優としての表現力が生まれたと考えられる。
然し、この金星は、今度は快楽主義をもたらし、口から快楽を得るための麻薬を摂取し、それに依存することを表していたと言える。
金星は8室を支配しているため、女優としての表現力は増すものの、それは不安定でいつ中断してもおかしくない傷を抱えていたと言える。
この金星に11、12室支配の逆行の土星がアスペクトして傷つけているが、11室は評価のハウスであり、12室は損失のハウスである。
従って、11、12室支配の土星とは、評価の損失、あるいは、収入の損失の表示体である。
この土星が金星にアスペクトしているため、彼女は逮捕され、麻薬をやめるきっかけを得ることが出来たが、仕事を失い、評価を損失し、収入の手段も失ったのである。
この辺りの理由は、チャンドララグナから見て、明らかである。
因みにもし出生時間を修正し、ラグナを特定するのであれば、ケートゥ期から金星期への変化を彼女の女優としての仕事が華麗に変容する2018年前後に設定すればいいのである。
そのようにしてダシャーバランスを調整すると、彼女は獅子座ラグナとなった。
獅子座ラグナに設定すると、金星は3、10室支配で9室から3室にアスペクトバックしているため、主役を演じられる女優として、最近、露出が目立っていたのである。
そのことはよかったが、この金星は6、7室支配で4室蠍座に在住する逆行の土星からアスペクトされている。
土星は7室の支配星であるため、年上の男性からの影響が考えられる。
この土星は蠍座でヴァルゴッタマで強い配置であるが、機能的凶星であり、彼女には悪影響をもたらすのである。
蠍座に在住していることから、クラブなど、酒場に出入りするような人物かもしれない。
そうした蠍座タイプの男性の悪影響が考えられる。
この蠍座タイプの男性ということで考えると、これは高城剛の人物像に当てはまるかもしれない。
テレビ業界で、コンサル的な立場で、プロジェクトを渡り歩いてきた典型的な業界人である。
この高城剛から大麻の吸い方ぐらいは習ったかもしれない。
何故なら、以前、高城剛は、あらゆる国の大麻を見てきた経験から『大麻ビジネス最前線』といった本を出版しており、またそれに関連する講演会も開いているからである。
こうしたことから高城剛自身のラグナも蠍座ラグナで検討してみてもよいかもしれない。
高城剛ではなくても彼女が関わることになるのは蠍座ラグナや月が蠍座に在住するような年上の男性で、酒場やクラブなどに出入りするような業界人の典型的なタイプであったことは確かである。
おそらく芸能界に蔓延している麻薬もそうした酒場での接触から拡散していると考えられる。
コメント
コメント一覧 (3件)
いつも楽しみに読ませていただいております。
蠍座の人物は、エイベックス社長のような方のような気がするのですがいかがでしょうか?
また、高城氏は、執筆もされておられ、麻薬から助けようとされていたとのことで、7室木星水星であらわされている人物のような気もするのですが、そういう読み方はできますか?
インド占星術はすごいですね。
エイベックス社長も沢尻エリカの周辺にいた人物であるため、そうかもしれません。
以下の記事が物語っています。
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合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕された沢尻エリカ容疑者が、警視庁の調べに対し新たな供述をしていることが18日、明らかになった。
沢尻容疑者はMDMAのほか合成麻薬LSDとコカイン、大麻の使用も認め、「10年以上前に始めた」と供述。複数の違法薬物に依存していたことを供述した。
「沢尻容疑者は2009年9月、『重大な契約違反があった』として、前所属事務所との契約を解除されたが、今回明らかになった供述により薬物使用が理由だったことは明白。いくら演技力があって事務所にとってプラスにはなったかもしれないが、薬物を使用することによるデメリットを重要視しての賢明な判断だったようだ」(芸能プロ関係者)
契約を解除された時点で、沢尻容疑者は前夫でハイパーメディアクリエーターの高城剛氏と結婚。高城氏とは“パリピの聖地”と言われるスペイン・イビザ島に渡航していたことなどから、現地でも違法薬物を使用していたことは想像に難くない。
そしてその後、高城氏との離婚騒動が勃発し、現在の所属事務所である大手レコード会社エイベックスの傘下のマネジメント会社に移籍するのだが……。
「高城氏との離婚協議中には、スペインの大麻インストラクターとの不倫が発覚。12年の主演映画『ヘルタースケルター』のメガホンをとった蜷川実花監督は沢尻に好き勝手にやらせた。高城氏が告白したところによると、エイベックスの松浦勝人会長は高城氏との離婚を条件にエイベックス入りを快諾。そのため、一時期は松浦氏の愛人疑惑が囁かれたことも。結局、周囲の大人たちが沢尻容疑者にドラッグの恐ろしさや一般常識を教えなかったことも、彼女を重度のジャンキーにさせてしまった要因でしょう」(スポーツ紙記者)
そんな沢尻容疑者を大河ドラマに起用したNHK。とんでもない“ババ”を引かされてしまった格好だ。
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誰か一人が土星の表示体であるというよりも、蜷川実花監督、スペインの大麻インストラクター、エイベックスの松浦勝人氏など、複数の周囲の大人たちが蠍座の表示体であったと考えることが出来ます。
>また、高城氏は、執筆もされておられ、麻薬から助けようとされていたとのことで、7室木星水星であらわされている人物のような気もするのですが、そういう読み方はできますか?
彼はナチュラルな自然志向の生活スタイルを提唱していたり、世界中を放浪して、屋久島に暫く住んでいたことなどを考えるとそうした解釈が可能です。
但し、彼自身が世界中の大麻を調べて、実際、それらを吸引するなどして経験していたのであれば、そうした高城剛との関係によって、その文化を学んだというのは明らかに思えます。
最初の印象というものは間違っていることが多く、過去の出来事のタイミングをダシャーで検討することによって、本当に正しいラグナが分かります。
ですから第一印象についての意見は主観が強くなるため、サイエンスとしての価値は低いです。
ダシャーやトランジット、ラグナから見た惑星のポジション、アスペクト、コンジャンクションで過去の出来事が説明できる場合に本当のラグナが分かります。
高城氏は医療大麻をプッシュされてるのかなという気もしますが、えりか氏の配偶者と麻薬の結びつきはチャートに出ますか?
そこまでは出ないかもですね。
お読みになっているかと思いますが、文春のインタビューに答える高城氏の言葉は興味深かったです。
次回の鑑定も楽しみにしています。
「あの書類(通知書)は、間違いなく本物ですよ」
「文春の記事は読みました。あの書類(通知書)は、間違いなく本物ですよ。蜷川さんも事実を知っているはずなのに、なぜ隠そうとするんですかね。僕はエリカから、(蜷川監督に)早い段階で伝えられたと聞いています。
僕は、この件がスポーツ紙やテレビでまったく取り上げられないことにも驚いています。要するに、事務所もマスコミも”なかったこと”にしたいんじゃないでしょうか。
僕は今まで彼女に何か問題が起きる度に対処し、誰に何を聞かれても多くは語ってきませんでした。陰に日向にエリカを庇ってきましたが、もう面倒見切れません。今回のことで、今後、日本とスペインの警察が動く可能性もある。もうお話しせざるを得ない時期なのでしょう」
◆◆◆
高城氏は妻の大麻報道をどう受け止めたのか。取材は2時間以上にわたった。
09年9月、沢尻の前所属事務所スターダストプロモーション(以下スターダスト)は、同年8月の酒井法子、押尾学らの薬物事件を受け、かねてから素行不良が問題視されていた沢尻の薬物検査を行なった。
検査の結果、大麻の陽性反応が示され、同社がその後、代理人を通じ沢尻サイドに専属契約の解除を告げる「通知書」を突きつけたことは、先週号で報じた通りである。
彼女の”中毒”は、2008年に一度は完治したはずでした」
書面には、沢尻の”大麻使用”を裏付ける決定的な文言が明示されていた。
1 当社(スターダスト、編集部注)は、本人との平成 15年8月1日付のマネージメントに関する専属契約 (以下「専属契約」といいます)を、本日をもって解除いたします。
2 本解除は、平成6年9月10日に本人の同意のもと薬物検査を実施したところ大麻について陽性反応が示され、本人は大麻使用の事実を認めた上で、今後大麻の使用を止めることはできない旨を表明したことなどが、専属契約の第9条(1)に 該当することによるものです。
先週、週刊文春の取材に対し、スターダストは一貫して取材を拒否。現所属事務所のエイベックスは「ご指摘の事実はない」と回答するばかりだった。
だが、高城氏はこの「通知書」が本物であること、そして沢尻に薬物問題があったことを認めた上で、こう話すのだ。「当時、僕はスターダストの事務所に呼び出され、取締役F氏とマネージャーのK氏から、この件について直接聞きました。書類は間違いない。ただ、これは本来は(沢尻を管理していた) スターダストが話すべきこと。詳細についても聞いていますが、今の段階では 『スターダストに聞いて下さい』というほかない。 ただ、彼女の”中毒”は、少なくとも08年に、一度は完治したはずでした」
08年、結婚前の2人が滞在していたのはロンドン。 高城氏は沢尻の”異変”を 察知し、彼女を現地の代替治療施設に通わせたという。
そこでの治療が上手くいき、彼女は立ち直ったように見えました。だからこそ、僕は安心してエリカと結婚したのです」
2人の結婚は、09年1月。当初、結婚生活は順調そのものだったという。
沢尻からの一方的な「離婚表明」
だが、09年9月、前述のように沢尻がスターダストから専属契約を解除される。これがほころびの始まりだった。 沢尻に通知書が送付され、薬物問題が浮上すると、ヒロイン役に内定していた映画「SPACEBATTLESHIP ヤマト」の降板も余儀なくされた。
この頃、高城氏はスターダストにこんな話を持ちかけられていたという。
「僕のところで、エリカを引き取ってくれと頼まれたのです。でも、僕の会社は芸能プロダクションじゃないし、女優のマネージメントなんてしたことがないので、お断りしました」
沢尻が芸能活動を再開するのは翌2010年3月。 スペインに個人事務所を設立し、「たかの友梨ビューティクリニック」のCM契約も決まった。
ところが事態は一変する。 その年の4月、突如、沢尻が一方的に「離婚表明」をしたのだ。
半年後、高城氏が知った「離婚表明」の真相
きっかけは同年4月26日の「Mr.サンデー」 (フジテレビ)の「離婚スクープ」だった。同番組の直撃取材を受けた沢尻は、「今はまだ言えません」と意味深な発言を残したが、夫の高城氏は「寝耳に水」と反論。夫婦の見解がまるで一致しないという奇妙な「離婚騒動」の勃発に世間は釘付けになった。
沢尻が自分の公式HPで正式に離婚を表明したのは、離婚報道の翌日だった。
<私、沢尻エリカは、夫である高城剛と離婚する意思を固め、現在家族の仲介の下、協議に入っております事をご報告いたします>
本人がHPで表明したことで、他のマスコミも一斉に「離婚は秒読み」だと報じた。だが実際には夫婦の話し合いは行われず、沢尻は高城氏との一切の連絡を断っていたという。
いったい何が起きているのか、高城氏には理解できないことばかりだった。
その真相は、後に妻自身の口から聞くことになる。
「俺が離婚させてやる。マスコミはどうにでもなる」
「これは誰が仕掛けたことだったのか。離婚騒動から半年が経ち、エリカが僕のところに戻って来たときに、彼女から話を聞いて、すべての真相が判明しました。
実は2010年9月、離婚騒動の最中に、僕はエリカと極秘裏に日本で会っていました。仲介者はエリカ個人の弁議士です。その弁護士は彼女がスターダストを辞めた薬物検査の経緯や、彼女が置かれている立場を知っていたので、このままではよくないと判断したのでしょう。
そうでなければ、離婚問題で対峙する僕と内々に会わせるわけがない。僕はエリカと話し合い、その上で、2人で身を隠すようにスペ インに向かったのです」
この突然のスペイン渡航は、日本では沢尻の”失踪”と報じられた。だが、実際には、あれほど別れたがっていたはずの高城氏とスペインに雲隠れしていたのである。
スペイン滞在、沢尻は高城氏に衝撃的な話を次々に打ち明けたという。
「エリカは、離婚騒動がはじまる前に、エイベックスの松浦勝人社長に会ったと言いました。松浦社長は彼女に『スターダストから、大麻の件を聞いている。ドラッグ検査の際のやりとりの録音も持っている』と話したということです。
そして、『高城と離婚することがエイベックスとの契約の条件』とし、『俺が離婚させてやる。マスコミはどうにでもなる』と話したというのです。
弱みを握られたエリカは、 『エイベックスに行くしかない』と話していました」
驚いた高城氏は、友人ら第三者を呼び、沢尻に同じ話をさせ、証人になってもらったという。
当時の沢尻は身も心もボロボロだった。頼れる人がいない日本を飛び出しスペインに逃げ込んだものの、 バルセロナの家では部屋に閉じこもっていることが多く、まるで人間不信に陥っているように見えたという。
だが、このスペイン滞在の間に、新たな問題が発生した。薬物の再使用である。
週刊文春は先週号で、現在も続く沢尻の薬物疑惑の根拠として、自称「大麻インストラクター」のスペイン人男性・セルジオ氏の証言を報じた。
セルジオ氏は沢尻と「会うたびに大麻を吸った」という。スターダスト解雇から約1年。沢尻はそれでもまだ大麻を止められなかったのだ。しかも、セルジオ氏は人妻である沢尻と不倫関係になったことまで告白した。
そして、先週号では敢えて触れなかったが、彼はこんな話も洩らしていた。
「一緒に寝る時には、エクスタシー(合成麻薬の一種)もやったよ」
「“口うるさい”僕から、彼女は結局、逃げ出してしまったのです」
このセルジオ氏の証言を高城氏にぶつけてみると、「セルジオとエクスタシーをやったという話は、僕もエリカ本人から直接聞きました。考えてみれば挙動がおかしいところもありました。
僕自身は、セルジオの連絡先はおろか、フルネームも知りません。エリカから『友人』として彼を紹介されたことはありますが、彼がバルセロナでは有名なドラッグディーラーであることは噂に聞いていましたから、もっと友人を選ぶようエリカにも話していた。それだけにセルジオの不倫の証言には驚きました。
エリカは、僕が仕事で海外に出かけているスキにセルジオを家に上げていたことがあり、そのことで彼女を叱ったこともあります。 彼女は聞く耳を持ちませんでした。”口うるさい”僕から、彼女は結局、逃げ出してしまったのです。
僕はエリカに何度も(薬物から)立ち直るよう説得してきました。ところが、そのたびに彼女の周囲にいる仕事関係者や友人は『エリカらしいから大丈夫』、『そのままでいい』などとそそのかし、彼女の更生を阻んだのです。
最後は、日本に帰る、帰らないで言い合いになり、エリカはまるで何かに取り憑かれたかのように『2度と私の家族に会うな!』、『ファック!』と叫ぶと、壁にコーヒーカップを投げつけて一方的に帰国してしまったのです」
僕が困っているのは、彼女との離婚そのものより も、マスコミが偏った報道をすることです。
マスコミおよび、それに連なる『誰か』は、僕をつぶしたいのでしょう。その『誰か』の目的は明確で、エリカを『脱がせてカネにする』ことです。そのために、彼らは組織的にエリカの薬物問題を、隠蔽し続けてきたのだと思います」
沢尻の薬物問題を隠蔽したメディアのひとつがTBSだという。
前述のように、09年にスターダストをクビになり、当時ヒロイン役に内定していた映画「SPACEBATTLESHIP ヤマト」の降板を余儀なくされた沢尻だが、その理由も薬物問題だった。
「ヤマトを企画したのは、 映画の製作委員会にも名を連ねるTBSです。当然ながらTBSは、エリカが受けた薬物検査の結果を知っていた。僕は当時、製作委員会の方から『スターダストの幹部からTBSに薬物検査の結果が伝えられた』とはっきり聞いています。
そのTBSが、先日、エリカをテレビドラマ(『悪女について』)で復帰させたことを知り、驚きました。
なぜ、ヤマトでエリカを降ろしたTBSが、エリカを再びドラマに起用するのか。薬物問題はどうパスしたのか。理解できません。
エイベックス、スターダスト、TBSなどのメディア、そして取り巻きのクリエイターたち……。エリカの薬物問題を認識する人は複数います。それを見て見ぬ振りを決め込み、握り潰し、夫を黙らせようとする。
そして、エリカの弱みを握り、裸にして、カネにしようというのが、このたびの離婚騒動に隠された真相なのです。
『へルタースケルター』のこともエリカは、こう言っていました。『色々あったから、脱ぐしかない』と。
今日、僕がお話ししたことについて、エリカの関係者はきっと『事実無根』『調査中』などと言って、明言を避けるでしょう。僕を名誉毀損で訴えようとするかもしれませんが、僕の話は真実ですから、どうぞ、というだけです。裁判に発展すれば、墓穴を掘るだけでしょうが、まずはエイベックスがエリカに契約解除のいきさつを直接確認した方がいい。僕は、おたくと契約しているアーティスト(沢尻)に聞いたことをお話ししているのですから」
僕の気持ちとしては、エリカに未練はとっくにありません。今まで何とか立ち直ってもらうように、僕なりに出来る限りの事はしてきました。
しかし、エリカは大手芸能プロに弱みを握られ、言いなりに動くしかないような人間でした。冷たいようですが、もっと骨のあるヤツだと思っていたので、残念ですね。今後もう、彼女と関わる事はないと思います。
今すぐ離婚すると、彼らの思うつぼですから、エリカの薬物問題が解決に向かい、今までのような偏向報道がなくなり、本件が正しく報道される頃を待って、事務的に進めたいと思っています。
ただ、彼女が社会的に立ち直るためにも、事実は明らかにされるべきだと思います」