太古の叡智・ジョーティッシュ

ジョーティッシュ(インド占星術)の歴史は古く、今から5000年前にさかのぼります。 その昔、インドの聖賢たちが深い瞑想状態の中で直接、神の啓示を 受けて与えられたものであると言われています。インドの占星術と聞くと未開の国で行われている、迷信的で 非科学的な占いであることを連想する人がいるかもしれませんが全くそうではありません。インドは数学の0を発明した国であり、IT分野が盛んで、現在多くの優秀なプログラマーを輩出し、ソフトウェアの開発等では世界をリードしています。   そのようなインドで代々受け継がれてきたジョーティッシュの技法の数々に見られる数学的な美しさや正確さには圧倒されます。極めて理論的であり、地球の歳差運動による春分点の移動を修正し、 実際の星座の位置を用います。 そのことによって西洋占星術では機能しないハウスシステムが機能します。ジョーティッシュでは月のナクシャトラ(月宿)と度数を重要視します。それは出生時の月の度数の中にその人が今生で体験しなければならないカルマの推移が隠されているからです。  ジョーティシャが依頼者の過去・現在・未来の出来事を言い当てるのはこの月の度数の中に隠されたカルマを解読する結果です。  月の度数からカルマを解読する技法はヴィムショッタリダシャーと呼ばれていますが、これを研究することによって、人は前世やカルマの法則の存在を確信するでしょう。この強力な技法を前にして世界観を変えずにいることはおそらく出来ないでしょう。