女優・高畑淳子の謝罪会見について―親と子のカルマ―

女優・高畑淳子が、長男がホテルの女性従業員への暴行容疑で逮捕されたことを受けて、謝罪会見を行った。

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女優、高畑淳子の長男で俳優の高畑裕太容疑者逮捕 40代ホテル従業員に性的暴行容疑「欲求を抑えられなかった」
産経新聞 8月23日(火)15時38分配信

群馬県警捜査1課と前橋署などは23日、女性に性的暴行を加えけがをさせたなどとして強姦致傷の疑いで、東京都渋谷区大山町の俳優、高畑裕太容疑者(22)を逮捕した。調べに高畑容疑者は「女性を見て欲求を抑えられなかった。やったことは認めるが、企てていたわけではない」と供述し、計画性を否認している。

逮捕容疑は、23日未明に前橋市内のホテル客室内で埼玉県在住の40代ホテル従業員女性の手足を押さえつけるなどして性的暴行を加え、右手首に軽傷を負わせたとしている。

午前3時半過ぎに被害女性の知人男性が「知人がホテルの部屋に連れ込まれ、ベッドに押し倒されて乱暴された。犯人は高畑裕太だ」と110番通報し、県警が事情を聴いていた。

県警によると、高畑容疑者は、前日に前橋市内で映画の撮影を終え、同市内のビジネスホテルに宿泊。「アメニティグッズを持ってきてほしい」と連絡し、そこに来た被害女性を部屋に連れ込み、性的暴行を加えたという。撮影後に飲酒をしていたという。

高畑容疑者は女優、高畑淳子さん(61)の長男で、昨年放送されたNHK連続テレビ小説「まれ」や現在放送中のTBS系ドラマ「仰げば尊し」などに出演している。
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高畑淳子さん会見「おわびの言葉見つからず」
8月26日 11時27分 NEWS WEB

俳優の高畑裕太容疑者が逮捕されたことを受けて、母親で俳優の高畑淳子さんが26日、都内のホテルで会見を開き、「どんなに言葉を重ねてもおわびの言葉が見つかりません」と謝罪しました。

俳優の高畑裕太容疑者は今月23日、前橋市内のホテルで女性従業員に乱暴しけがをさせた疑いで警察に逮捕されました。

母親で俳優の高畑淳子さんは26日、裕太容疑者が逮捕されてから初めて会見を開き、深く頭を下げて「被害に遭われた女性のかた、息子がお受けしていたお仕事へのキャンセル、どんなに言葉を重ねてもおわびの言葉が見つかりません」と謝罪しました。

そのうえで、25日に接見した時の裕太容疑者の様子について、「震えて泣いてばかりでした。ただ、申し訳ない、申し訳ないと繰り返していました」と述べました。そして、「私の育て方がいけなかったんだと思う。うそをつかないこと、人様に迷惑をかけないこと、人に感謝をすることを教えてきたつもりですが、この場で言えることではありません」と話したうえで、「ここまで愚かだったとは思わなかった」と時折目を潤ませながら答えました。また、みずからの今後について、「裕太が仕事で迷惑をかけているように、私がここで仕事を降りたら同じように迷惑がかかる。仕事を務めることがしょく罪だと思っています。それ以降のことはわかりません」と話しました。
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高畑淳子は、主役を務めることは少ないが、主役の脇を固めて作品のクオリティを高める中堅の手堅い女優である。

一流の脇役俳優と言ってもいいかもしれない。

キャリア的にも長く、その顔も国民的に知られており、2014年秋の叙勲にて、紫綬褒章を受章し、高い評価を受けている。

その高畑淳子に今回の青天の霹靂と言えるような突然の息子の不祥事が襲いかかって来た。

身内の息子による犯罪によって、これからの俳優人生を左右しかねない、大変な評価の失墜と職業上の中断、そして損害がもたらされる見込みである。

その高畑淳子は司会を務めるNHK「スタジオパーク」への出演を辞退し、早くも仕事の中断が生じている。

女優・高畑淳子にとって、この悲劇的とも言える事件が起こったのは、何故なのか?

私は、早速、高畑淳子の出生図を作成して検討し始めた。

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高畑淳子は出生時間が分からないが、種々検討した所、ラグナはおそらく乙女座であり、ナクシャトラはチトラーではないかと考えられる。

今回は、ラグナをチトラーの第2パダとし、ナヴァムシャのラグナを乙女座に設定した。

理由については以下に解説する。

まず、息子の不祥事で仕事上の中断に追い込まれるということは、子供を表す5室や5室の支配星が土星や火星、ラーフ、ケートゥなどの凶星や中断を表す8室と絡んで傷ついていたり、子供の表示体である木星が傷ついていることが考えられる。

月は魚座に在住しているが、月から見るとラグナロードの木星が5室で高揚し、2、9室支配の火星が11室で高揚して、木星と相互アスペクトしている。

5室は強い状態で、ラグナロードやトリコーナの支配星と絡んでおり、吉祥である。

木星と絡む火星も機能的吉星であり、この配置自体は全く問題なく、子供から喜びがもたらされる配置である。

但し、木星は11、12室支配で8室で高揚する土星からアスペクトされて傷ついている。

子供の表示体である木星は火星と土星からのアスペクトを受けて傷ついていることが分かる。

但し、この配置だけでは、息子のことで、人生が変わってしまうような苦しみがもたらされるとは思えないのである。

従って、高畑淳子が、子供によって苦しめられる運命があるとすれば、それはラグナから見た5室にも強く出てこなけれならないのである。

そうした観点で、見ていくと、高畑淳子はおそらく乙女座ラグナである。

乙女座をラグナとすると、3、8室支配の火星が5室で高揚しており、5、6室支配の土星が子供の表示体である木星にアスペクトしている。

つまり、子供の表示体である木星に対して、6室と8室の支配星がアスペクトしており、それぞれは火星と土星である。

従って、5室や子供の表示体である木星が激しく傷ついていることが分かる。

この場合、火星は5室で高揚し、木星は月から見て5室で高揚し、ラグナから見た5室にアスペクトしている。

従って、5室に星位の強い惑星が絡んでいる。

但し、5室は激しく傷ついている。

これは何を意味するかと言えば、子供はそれなりにパワーがあり、世間的にも影響力があるが、然し、その子供によって大変な苦しみがもたらされることを意味している。

5室を子供のラグナとすると、ラグナで火星が高揚して、7室にアスペクトしている。

これは妻虐待の配置であり、パートナーに暴力を働きやすい配置である。

そして、7室では3、12室支配の木星が高揚しているが、7室の木星は性的欲望(7室)が限りなく拡大してしまう配置である。

また木星は食欲、性欲、睡眠欲などの肉体の生理的欲求を表す3室を支配しており、また性生活、ベッド上の快楽を表す12室を支配している。

そうしたハウスを支配する機能的凶星である木星が7室で高揚し、更に高揚する火星のアスペクトを受けていることから、性的欲望が制御できないくらい激しく拡大したことを表している。

かつて、インド独立の父であるマハトマ・ガンジーも天秤座ラグナで7室に木星が在住していたが、性的欲望が強く、それを制御することに多大なエネルギーを消耗している。

結局、制御しようとしたが、制御しようとすることでかえって性的欲望を強めてしまったとされている。

また7室の木星は数が多いことを表すため、通常、沢山の配偶者、複数の妻という象意も持っている。

その木星に対して、火星がアスペクトしているため、性的欲望によって暴行を働きやすい配置であったと言うことが出来る。

月は7室支配で3室に在住して、7室と3室で星座交換しているが、これ自体も食欲、性欲、睡眠欲(3室)と7室(パートナー)が強く結びついていることを表している。

ラグナロードの土星は10室に在住して高揚して、7室にアスペクトしており、息子が世間的に有名になり、悪名を轟かすことを表していたと考えられる。

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高畑淳子は、2015年2月付近まで過去20年に渡って、女優として素晴らしいキャリアを築いてきたが、それは、金星がラグナから見て2、9室支配で3室(芸能)に在住し、月からみて3、8室支配で3室にアスペクトバックしているからである。

また金星から見ると、ラグナロードの火星が3室(芸能)で高揚し、2、5室支配の木星と相互アスペクトすると共に9室支配の月が、5室と9室で星座交換している。

3-9室の軸で、ラグナロード(自分自身)と3室(芸能)と5室(創作、演劇)の絡みがあり、芸能活動で自己表現するのに非常によい配置である。

また芸能活動では師匠(9室で高揚する木星)に恵まれ、常に学び(9室支配の月が5室)があったことを表している。

そして、10室支配の太陽は11室に在住し、9室支配の月と5-11室の軸で相互アスペクトしている。
これは文学、芸術、音楽などのアーティスティックな職業を表しており、また政府(太陽)からも認められて高い評価を受けることを意味している。

高畑淳子は、劇団青年座の取締役を務めており、更に政府からは、2014年秋の叙勲にて、紫綬褒章を受章している。

それらは、木星が11室(高い評価、受賞、称号)で高揚して、11室の支配星と星座交換している配置や、また金星から見た10室支配の太陽が11室に在住し、9室支配の月と5-11室の軸で相互アスペクトして、11室が強い配置の結果として現れている。

そうした順調なキャリアを形成してきた高畑淳子が、何故、今のタイミングで、息子の不祥事で、これまでのキャリアを台無しにするような目に遭っているのかと言えば、それは、2015年2月付近からマハダシャー太陽期に移行しているからである。

太陽は損失の12室を支配している。

太陽はラグナに在住しているが、損失の12室を支配してラグナに在住し、11室支配の月と相互アスペクトしている。

従って、これまで築いてきた評価(11室)を大きく失う(12室)ことを表しているのである。

然し、ラグナや、マハダシャーロードの太陽から見ると11室支配の月が11室で高揚する木星と星座交換して、依然として、11室が強いからか、今回の息子の不祥事で、彼女自身を責める論調は意外に少ない。

むしろ、同情論の方が大きい見込みである。

然し、そうであっても、社会的な評価についてのダメージは免れ得ない。

従って、今後、マハダシャー太陽期を通じて、彼女は贖罪的な自分のスタンスを持ち続けなければならないと思われる。

太陽から見ると3室(3室)に2、9室支配の金星が在住し、3、8室支配の火星が5室で高揚しているため、芸能界に関わり続けることは間違いないが、この3、8室支配の火星が5室で高揚する配置自体は、芸能界で息子の不祥事で悩む配置である。

特に彼女の場合、冒頭で解説してきたようにラグナからみた場合に3、8室支配の機能的凶星の火星が5室(子供)で高揚し、子供の表示体である木星には8室支配の火星と6室支配の土星の2つがアスペクトして傷つけていることから、ラグナに在住しているマハダシャー太陽期こそ、彼女が子供のことで悩んだり、苦しまなければならない時期であったことが分かる。

5室というのは過去世の功徳を表すハウスである。

従って、子供というのは自分の分身であり、過去世の自分の行いの反映であると考えられる。

子供の不始末は親の責任なのである。

それは世間的な意味において、今世における子育ての仕方が悪かったとかそうしたレベルに限定されず、過去世からのその人の行ないや考え方の全般において間違いがあったからではないかと思われる。

何故なら、カルマというのは、想いと言葉と行動によって築かれるからである。

まさに高畑淳子は、自分の運命にセットされていた息子の不祥事という時限爆弾が、マハダシャー太陽期に発芽したのである。

現在、おそらくダシャーは、太陽/ラーフ期であり、太陽から見るとラーフは4室の射手座に在住している。

ラーフ期はディスポジターがその結果を与えるが、ラーフのディスポジターは木星であるため、その木星の状態を見なければならない。

木星は子供の表示体で6室支配の土星と8室支配の火星からアスペクトされて傷ついている。

まさに子供のことで悩む時期である。

また木星はラグナから見て4室と7室を支配している。

4室は心の平安を表し、7室は契約関係なども表している。

また7室は10室からみた10室目のハウスであり、仕事のハウスでもある。

従って、現在、彼女は心の平安が乱され、スポンサーとの契約関係が不安定になり(今後、スポンサーの契約が終了することが予想される。※既にニュース記事によればそのように報じられている)、その結果として、仕事が不安定になっていくものと思われる。

そして、息子を育てた親の責任というものも追及されているが、それは太陽が月からみた6室の支配星だからである。

6室の支配星の時期は、契約関係が破綻し、批判される時期である。

従って、高畑淳子にとって、こうした状況が多大の出費(12室)や消耗、損失(12室)をもたらすことが理解できる。

今回の不祥事は、木星が8月15日から乙女座に入室したタイミングで起こった出来事である。

木星は高畑淳子の12室支配の太陽をトランジットし、トランジットの土星は12室にアスペクトしている。

従って、12室にダブルトランジットが生じている。

更にトランジットの木星は5室にアスペクトして、土星も5室にアスペクトしていることから5室にダブルトランジットが生じているが、この5室には8室支配の火星が在住している。

従って、8室にもダブルトランジットが生じている。

また土星と木星は更に9室にもアスペクトしており、9室にもダブルトランジットが生じている。

従って、今、高畑淳子は、5室、8室、9室、12室にダブルトランジットが生じている。

これは子供の不祥事(5室+8室)によって、活動が中断に追い込まれ、多額の損失(12室)が発生していることを表している。

そして、9室にもダブルトランジットが生じているということは、こうした事態に直面して、宗教(9室)や精神的な師(9室)に心の拠り所を求めていることも示している。

9室は10室(仕事)を損失する(12室目)ハウスであるから、仕事に身が入らない状態で、精神的な救いを求めている(9室)状況ではないかと思われる。

高畑淳子の謝罪会見での発言を見ると、不祥事をおかした息子ながらもそうした息子を受け入れ、息子と共に責任を負っていく決意など、息子を溺愛している様子が見て取れる。

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「どんなことあっても私は母」 高畑淳子さんが会見
2016年8月26日09時45分 朝日新聞DIGITAL

前橋市のビジネスホテルで女性従業員に性的暴行をしたなどとして、強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕、送検された俳優の高畑裕太容疑者(22)=東京都渋谷区=の母親で俳優の高畑淳子さん(61)が26日、東京都内のホテルで記者会見した。

会見冒頭、深々と頭を下げ、「大変なことをしてしまいました。心よりおわび申し上げます」と謝罪。「被害にあわれた女性の方、息子がお受けしている仕事のキャンセルなど、おわびの言葉が見つかりません。ご迷惑をおかけしました」と述べた。

淳子さんは25日、群馬県警前橋署で勾留されている高畑容疑者と接見。その際の様子について「本人はただ泣いて、すみませんと繰り返すばかりで。『ちゃんと自分のしたことをわかっているの』と言ったら、申し訳ないと言っていました」と説明した。淳子さんからは、「(被害者や関係者に)本当に申し訳ないことをしたね」「でも、私はどんなことがあってもお母さんだから」と告げたことを明かした。
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やはり、子供の表示体である木星は傷ついていたとしても高揚して、5室にアスペクトして月から見た5室で高揚している。
高畑淳子にとって、息子は喜びなのであり、また悲しみや苦悩なのであり、自分のカルマそのものである。
高畑淳子は、息子の子育ての過程で、息子の病気や、不登校、そして、反抗期などで苦労したようである。
こうしたことのクライマックスとして今回の事件が起こったものと考えられる。

親と子供は一体であり、子供を否定することは自分を否定することである。
「出来の悪い子ほど可愛い」という言葉があるが、子供というのは良くも悪くも自分の分身であり、自分のカルマである。

可愛いというよりも自分そのものでしかないのだから、その子供を自分の子供として受け入れるしかない。
従って、結局、子供が犯したことは、自分の犯したことであると考えて、共に責任を背負っていくしかないのである。

因みに今回のことで、テレビ各局は、番組の差し替えや、代役の俳優の差し替えなどで、対応に追われているという。各方面に多大な影響を与えており、関係者に多大な損害を与えている。
従って、それはそのまま高畑淳子の損失(12室)につながっていることが分かる。

乙女座ラグナにとっての3、8室支配で5室で高揚する火星は非常に問題をもたらすのである。
それはおそらく子供の問題や悩み、教師であったら生徒の問題や悩みなどを生み出すことが予想される。
表示体としては、通常、暴力団とか、血の気の多いストーカー体質の人物など、8室の表示体としての特徴を持つことが多い。
この機能的凶星の火星が山羊座で高揚していることが問題である。

山羊座で高揚することによって、異常なまでの実行力を持つからである。
今回のこうした暴行事件は、もし火星がそれ程、強くなければ実行するだけの力を持たない訳である。
従って、機能的凶星が高揚して強いような場合は、むしろ、悪いというのはこの為である。
通常、惑星の星位というものは強ければよいと考えるが、もし機能的凶星だったら、強いと逆に害をもたらすのである。

このことは今回のこうした高畑淳子の息子の不祥事の事例によく表れている。

また今回、高畑淳子が謝罪会見を行った際にマスコミが、息子の高畑裕太容疑者の性癖を質問する場面が多かったようであるが、そのことに視聴者からの批判が集まっているという。

この非常に奇妙な質問を繰り返すメディア関係者というのも3、8室支配で5室で高揚する火星の表示体である。
高畑淳子は、今回、このようなメディア関係者の執拗な質問にも困惑したのである。

またこれは乙女座ラグナであることの証拠の一つになるが、wikipediaによれば、高畑淳子は、これまで声優の仕事も多くこなしていたようである。

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(略)かつては声の仕事も数多くこなしていた。『刑事コロンボ』のフェイ・ダナウェイ(『恋におちたコロンボ』)、『エリザベス』のケイト・ブランシェット、『エアフォース・ワン』のグレン・クローズといった大女優の吹替えや『ER緊急救命室』や『アリー my Love』といった海外ドラマへのゲスト(『緑の丘のブルーノ』ではアナ役でレギュラー出演)、アニメへの出演(「声の出演」を参照)がある。

(wikipedia 高畑淳子より引用抜粋)
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乙女座ラグナであると考えると、ラグナロードで、10室支配の水星がスピーチの2室に在住して、5室支配で高揚する土星と接合している。

従って、表現の活動(5室)として、映画の登場人物の吹き替え(2室)ということも行っていたのである。
日本語への吹き替えというものは、新たな作品に作り直すとも言える創造的な作業(5室)である。
従って、ラグナロードで、10室支配の水星が5室支配の土星と共に2室(スピーチ)で、1-5、5-10のラージャヨーガを形成していたのである。

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高畑淳子、裕太容疑者逮捕にショック…溺愛する息子がまさか
2016.8.24 08:17 産経デジタル

強姦致傷容疑で逮捕された長男で俳優、高畑裕太容疑者(22)の事件を受け、母で女優、高畑淳子(61)はショックを受けているようだ。23日は東京都内で仕事をこなしたが、母も息子のために過酷な立場に置かれそうだ。幼少時は病弱で、学生時代は反抗期で手のかかった息子を仕事もこなすシングルマザーとして育て上げ、50代でブレークした人気女優。親子仲はよく、テレビ共演も多かっただけに、息子の逮捕に精神的ダメージは大きい。

2012年に俳優デビューした高畑容疑者とともに、近年は親子でテレビ共演し、照れながらもうれしそうな表情を浮かべていた母、淳子。まさか、息子が強姦致傷容疑で逮捕されるとは-。

淳子は、2人目の夫の間に長女の女優、高畑こと美(29)を32歳でもうけ、同容疑者を38歳で出産。6年半で離婚後、シングルマザーとして女優業と両立させながら2人の子供を育てた。

手のかからなかったこと美に比べ、高畑容疑者には手を焼いた。幼少時はぜんそくやアトピーと病弱で「月の半分は熱を出していた」と明かしていたこともあった。

小学校に上がるころには健康になっていたが、やんちゃでけがが多かった。中学では反抗期になり、不登校やどなり合ったことも。テレビ番組で淳子は「自分の更年期も重なって大変だった」と振り返っていたが、全寮制の千葉・暁星国際高時代は野球部で活躍し、淳子が県大会の試合の応援に駆けつけたこともあった。

愛情たっぷりに育てた高畑容疑者は母の背中を追うように俳優の道へ。親子仲はよく、今年1月にはテレビ朝日系「徹子の部屋」で共演。明るい2人は親子漫才のような掛け合いを見せていた。

同番組で高畑容疑者から「お母さん、命をくれてありがとう。僕はあなたのことを、役者として、母として、世界一尊敬しています」と手紙を読まれ、「宝物がひとつ増えましたね」と感涙。同容疑者から渡されたティッシュで涙を拭いた。また、7月に行われた主演舞台「雪まろげ」の会見では「うちの裕太はとても忙しくしてるので体が心配。体に気をつけて長くこの仕事を続けてほしい」と目を細めていた。

それから1カ月後。息子の逮捕で泣くことになってしまった。

★NHK「スタジオパーク」出演辞退

高畑淳子が出演する舞台や番組は基本的には“現状維持”の構えだ。9月に開幕する主演舞台「雪まろげ」を上演する東宝は「予定通り上演します」とコメント。NHK大河ドラマ「真田丸」の高畑の出演分は7月で収録は終わっており、9月下旬の放送で出番が終了。放送を差し替える予定はないという。

司会を務める同局「スタジオパークからこんにちは」は29日に出演予定だったが、同局は「29日は本人の意向で辞退しました」と説明し、代役は榊原郁恵(57)が務める。9月放送のテレビ東京系「模倣犯」は変更せず、放送される。高畑がCM出演するかどや製油は「ご本人ではなく、息子さんの不祥事。今後の様子を見てから対応する」とコメントした。
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高畑淳子さん「共に贖罪すべきと思う」 裕太容疑者逮捕
2016年8月26日11時08分 朝日新聞DIGITAL

前橋市のビジネスホテルで女性従業員に性的暴行をしたなどとして、強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕、送検された俳優の高畑裕太容疑者(22)=東京都渋谷区=の母親で俳優の高畑淳子さん(61)が26日、東京都内のホテルで記者会見した。

会見冒頭、淳子さんは深々と頭を下げ、「被害にあわれた女性、息子がお受けしている仕事のキャンセルなど、おわびの言葉が見つかりません。ご迷惑をおかけしました」と謝罪。勾留されている高畑容疑者と25日に接見した際の様子を「本人はただ泣いて、『ちゃんと自分のしたことをわかっているの』と言ったら、申し訳ないと繰り返していた」とし、淳子さんからは「私はどんなことがあってもお母さんだから」と告げたことを明かした。

また、「(事件を起こしたのは)彼の甘さだと思う」とする一方、成人した長男の逮捕で謝罪することについては「共に贖罪(しょくざい)すべきだと思っている。成人したから自分とは関係ないということは絶対に言えない」と語った。9月下旬から始まる淳子さん主演の全国公演については「舞台をお見せするのが私の贖罪」とし、「その後のことは考えていない」と話した。

高畑裕太容疑者が出演するテレビ各局では対応に追われている。27、28日放送の日本テレビ系「24時間テレビ39『愛は地球を救う』」では番組パーソナリティーを務める予定だったが、出演中止に。番組内のスペシャルドラマにも出演予定だったが、24日に代役を立て、撮り直している。

10月から出演予定だったNHK大河ドラマ「真田丸」も俳優を差し替え、収録済みのシーンも撮り直す。同ドラマに主人公真田信繁の母・薫役で出演している淳子さんについては「変更の予定はない」(NHK)という。一方、淳子さんが司会の1人を務めるトーク番組「スタジオパークからこんにちは」は、29日放送分について「淳子さん側から辞退の申し出があった」(同)とした。

県警によると、高畑容疑者は23日午前2時~2時半ごろ、前橋市内のビジネスホテル客室で、女性従業員の手足を押さえつけるなどして強姦し、右手親指などにけがを負わせた疑いがある。容疑を認めているという。高畑容疑者は映画撮影のため数日前からスタッフらとホテルに宿泊していたという。
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高畑淳子さん、裕太容疑者と接見 報道陣の前で謝罪
2016年8月25日11時28分 朝日新聞DIGITAL

前橋市のビジネスホテルで40代の女性従業員に性的暴行をしたなどとして、強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕、送検された俳優高畑裕太容疑者(22)=東京都渋谷区=の母親で俳優の高畑淳子さん(61)が25日、高畑容疑者が勾留されている群馬県警前橋署で接見した。

関係者によると、淳子さんは午前8時半ごろ、署を訪れた。黒い服を着た淳子さんは報道陣の前で頭を下げて、「申し訳ありませんでした」などと謝罪した。詳しいことは26日に東京都内で予定されている記者会見で話すという。

署によると、規定による面会は15分間。面会などを終えた淳子さんは約1時間半後、車で署を後にした。
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新世界秩序から世界共和国へ(その前に国民国家へ回帰せよ)

文藝春秋 2016年9月号に掲載されているエマニュエル・トッド 『EU崩壊で始まる「新世界秩序」』を読んだ。

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『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』 (文春新書)の中でエマニュエル・トッド は、現在、EUを実質的に支配しているのはドイツであり、実質的にそれはドイツ帝国であると書いている。

EUのことについてそれ程、身近に意識していない日本人にとっては、フランスの知識人の目から見た現在のEUの知られざる現状については大いに学ぶものがあった。

経済的に最も強いドイツが、EU内の弱小国を政治的、経済的に支配しているというのが、EUの現状なのである。

エマニュエル・トッド は、EUが崩壊することは、グローバリゼーションの終焉であると書いている。
因みにグローバリゼーションの意味するその定義について、wikipediaで確認してみたい。

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グローバリゼーション(英: Globalization, Globalisation)とは、社会的あるいは経済的な関連が、旧来の国家や地域などの境界を越えて、地球規模に拡大して様々な変化を引き起こす現象である。グローバル化ともいう。

「グローバリゼーション」という言葉は、様々な社会的、文化的、経済的活動において用いられる。使われる文脈によって、例えば世界の異なる地域での産業を構成する要素間の関係が増えている事態(産業の地球規模化)など、世界の異なる部分間の緊密な繋がり(世界の地球規模化)を意味する場合もある。

具体的に言えば、世界地図を見て国境を意識しながら国家間の問題を考えれば、「インターナショナル」な問題を考えている事になる。対して、地球儀を見ながら地球全体の問題を考えれば「グローバル」な問題を考えている事になる。即ち、「グローバリゼーション」の方が「インターナショナリゼーション」よりも範囲は広くなる。(略)

世界史的に見れば、何らかの現象の「グローバリゼーション」は、大航海時代に起源を発する。大航海時代により、ヨーロッパ諸国が植民地を世界各地に作り始め、これによりヨーロッパの政治体制や経済体制の「グローバリゼーション」が始まり、物流の「グローバリゼーション」が起こった。これが本格化し始めた時期は19世紀で、ナポレオン戦争による国民国家の形成や、産業革命による資本主義の勃興が、近代の「グローバリゼーション」を引き起こした。

(wikipedia グローバリゼーション)
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元々グローバリゼーションとは大航海時代に起源を発し、ヨーロッパ諸国が経済的な植民地を世界各地に作って支配する過程から始まっている。

力の強いものが力の弱いものを飲み込んでいく過程がグローバリゼーションである。

それは弱肉強食、力の論理によって貫かれている。

そして、現在の国際金融資本と多国籍企業によるグローバル市場と、新自由主義経済というのも、その大航海時代の延長に過ぎない。

こうした国際金融資本と多国籍企業による経済支配、政治支配に対して反発したのが英国である。
そして、EUから離脱した。

かつては大英帝国自体もグローバリゼーションを力の論理によって推進した帝国であったが、今では衰退して、一小国になり下がった。

但し、英国にはドイツの支配に反発してEUから離脱するだけの気概が残っていた。

英国のEUからの離脱は、民族主義、国家主義の台頭を意味しており、国際金融資本と多国籍企業が進める「新世界秩序」に抵抗するものである。

ここで分かることは、国際金融資本や多国籍企業によって進められる「新世界秩序」は人々を幸せにはしないということである。

人々は、幸福を取り戻すために国民国家に回帰しているのである。

人々の福祉を実現する単位としての国民国家というものに回帰している。

現在の世界情勢を見ると、世界中でそれが起こっているように思える。

国民国家という単位が、人々の福祉や民族の運命を実現する上で、最も合理的で、基本的で、重要なものであるという認識に戻りつつある。

結局、国際金融資本と多国籍企業が進める「新世界秩序」と、それに操られる国際連合というものへの失望が始まっている。

因みに国際金融資本と多国籍企業というのは、米国のことであり、またEU内で言えば、ドイツのことである。
こうした金の力に物を言わせて、貪欲に利益を追求する人々が、政府内の政府内の政治家や官僚に多額の献金を行い、多くの人材を供給している。

多国籍企業の経営者が、政府の閣僚に入り、そして、任期を終えた後は、また多国籍企業の経営陣に迎えられたりする。

英国が「新世界秩序」にノーを突きつけて、他国内でもそのような姿勢が広がっていくというのが、エマニュエル・トッド の考えである。

因みにグローバリゼーションと国際化というのは、全く異なる概念である。

グローバリゼーションというのは、弱肉強食、力の論理によって進められてきたが、弱肉強食、力の論理が終焉すると、そこには、国際化された世界が残る。それは世界共和国である。

グローバリゼーションの終焉こそが、真の国際化であり、また正しい新世界秩序(世界共和国)である。
国際金融資本と多国籍企業によって進められている「新世界秩序」は、帝国主義である。


【エマニュエル・トッド】

それでは、この新世界秩序の崩壊を予測しているエマニュエル・トッド のチャートを検討してみたい。

日本では、最近、『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』 (文春新書)で、一躍、注目を浴びている学者である。

フランス最大の知性といった評価も受けているようである。

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エマニュエル・トッド は、家族構造という下部構造が、政治・経済・文化などの上部構造を決定しているという理論を提唱している。

フランスの知識人の伝統は、無意識や言語といったものが、文化や社会制度を決定しているとする文化人類学者のクロード・レヴィストロースやジャック・ラカンに見られる構造主義的な考え方である。

エマニュエル・トッドは、家族構造の差異の原因について、言語や無意識といった根源的な分野にまでは言及していない。

そういう意味では、純粋な構造主義者ではないが、家族構造というより根源的な要素が、政治・経済・文化を決定しているという着眼点自体は、フランス知識人の伝統を受け継いでいる。

エマニュエル・トッド の使用する手法は、人口統計学的な手法であり、乳幼児死亡率を見て、ロシアの崩壊を予測したようである。

ソビエトが「識字率上昇の後に出産率が下がる」という人類の普遍的傾向に従って近代化しているとしたが、通常は、近代化と同時に下がるはずの乳幼児死亡率が、ソビエトでは1970年から上がり始めたことを指摘して、ソビエト体制の崩壊を予測したようである。

人工統計などの数値データから、ソビエト体制崩壊の必然性を読み取るなど、そのスキルはおそらく、7、10室支配で5室に在住する水星から来ていると考えられる。

水星は分析的な思考に優れており、知性の表示体である。

例えば、哲学者のニーチェは水星が高揚しているが、文献解釈学に優れていた。このように情報や資料の分析を通して、多くのことを読み取るといった知性は水星の知性である。

また水星はD9、D10、D12、D60で双子座自室に在住して強い。

水星の強さをまず伺うことができる。

そして、5室支配の火星は牡牛座に在住し、9室支配の太陽と接合している。

5室の支配星に9室支配の太陽が接合しているために政治に対する問題意識も持っており、従って、今回の『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』 (文春新書)といったEU内の力関係についての政治的な本も書ける訳である。

政治学を志す人は、権力に対して敏感なのであり、例えば、上述した本の中でもドイツのことをドイツ帝国と呼び、そのEUを実質的に支配するに至ったドイツの経済力と政治力について警鐘を鳴らしている。

こうした権力への嗅覚といったものが、政治学を行う人に必要である。

従って、エマニュエル・トッドの才能、そして、専門知識は、射手座から見て、7、10室支配で5室に在住する水星、そして、5室支配で6室に在住し、9室支配の太陽と接合する火星が示している。

但し、5室支配の火星は6室に在住している。

6室は通常、闘争心旺盛で、相手を見下し、自分の勝利を確信するハウスである。

従って、偏見や曲解といったものが生じてくるハウスでもある。

何か自分の説に対する盲信というものが起こってくるのである。

狂信的な考え方や意見というものが生み出されるのは6室においてである。

例えば、ヒトラーのイデオロギーというものは6室支配で3室で射手座に在住する木星が表している。

このヒトラーの狂信的なイデオロギーを射手座に月が在住する宣伝相ゲッペルスが推進したことは既に周知の事実である。

従って、エマニュエル・トッド の5室支配の火星が6室に在住していることは、やや自分の理論や考えに固執して、識別力に偏りが生じやすい配置である。

9室支配の太陽と5室支配の火星が接合して、5-9のダナヨーガを形成し、政治的な優れた知性を表す配置にはなっているが、多少、狂信性が生じる配置である。

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例えば、エマニュエル・トッド の『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』 (文春新書)の中では、冒頭にヨーロッパの地図が登場する。

その地図の中で、各国はドイツの支配がどの程度まで浸透しているかのレベルに関して彼の独自の視点から色分けされている。

実際、それは単純化されていて分かりやすいが、これが6室が絡んでいる知性の特徴である。

その理論の特徴は単純で分かりやすいのである。

陰謀理論などもこうした分かりやすい特徴を持っており、やはり知性の表示体に6室が絡んでいると思われる。

例えば、ユダヤ陰謀論など、ユダヤ人が世界を支配しているといった単純な発想は、知性の表示体に明らかに6室が絡んでいるはずである。

ヒトラーは、牡羊座惑星集中であるため、知性の表示体である水星が6室を支配している。

従って、知性の表示体となる木星と水星の両方が6室を支配する傾向が強く出ており、そのため、ヒトラーは自分のイデオロギーに対して狂信的であったと考えられるのである。

このようなチャートだと自らの理論に固執して、狂信しており、自分は正しいと信じている。

そして、その理論は単純で分かりやすいという特徴を持っている。

私自身、水星が3、6室を支配して3室に在住しているためか、私が主張している6-8理論というものは非常に分かりやすい理論になっている。人間関係を「支配と服従」というフレームに当てはめて考えると、単純で分かり易い。然し、その理論を文字通りに考えると危険である。

実際はもう少し複雑であり、人間関係の中には、依存と保護という関係もあり、支配と服従に全て還元することは出来ない。

読者の方は、その辺りは分かって頂いていると思うが、もちろん、支配と服従の6-8理論は隠喩として読みとるべきものである。

私は一時期、陰謀理論というものにはまったことがあったが、

陰謀理論は世界を理解するフレームワークとして、あまりにも単純すぎるのである。

例えば、少数の国際銀行家が世界を支配しているとか、そうした主張はあまりにも単純である。

単純なのは、イデオロギーや認識として偏っているからである。
それは一部の事実を取りだして拡大解釈するなど、分かりやすい構造になっている。

然し、それは完全に間違いであるということでもないのである。

従って、国際銀行家が世界を支配していないということでもないのである。

国際銀行家や多国籍企業は明らかに世界を支配していると思うのだが、陰謀理論では、それを説明する理論が非常に単純化されて偏っている。

実際のリアリティーはそう単純ではないのである。

従って、エマニュエル・トッド の『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』 (文春新書)という本は、ドイツのことを「ドイツ帝国」と呼び、ドイツが政治的、経済的に力を持って、EU内を実質的に支配しているに等しいという状況について分かり易い説明を施している。

分かり易いので、非常に一般うけすることになる。

単純で分かり易いイデオロギーというものは、一般に受けがいいのである。

例えば、小泉純一郎が提唱した郵政民営化、賛成か反対かという議論も非常に単純であった。
単純で分かり易いし、善悪がはっきり分かれている。

賛成する人間は良い人間、反対する人間は悪い人間ということになる。

そして、白黒が判断されるのである。

こうした二項対立的な知性というものは、やはり6室の影響を受けていると考えられる。

そのように考えると、論理学自体が、二項対立的であり、西洋中心主義的なイデオロギーが生み出した道具であるとも考えられるのである。

つまり、理性によって出された結論が全てに優ると言う考え方自体が、狂信的であるということである。



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明仁天皇の生前退位表明について

天皇陛下が国民に向けて生前退位の意向をビデオメッセージの中で表明した。



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戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます。

私も八十を越え、体力の面などから様々な制約を覚えることもあり、ここ数年、天皇としての自らの歩みを振り返るとともに、この先の自分の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました。
本日は、社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います。

即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に日々新たになる日本と世界の中にあって、日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています。

そのような中、何年か前のことになりますが、2度の外科手術を受け、加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から、これから先、従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合、どのように身を処していくことが、国にとり、国民にとり、また、私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき、考えるようになりました。既に八十を越え、幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています。

私が天皇の位についてから、ほぼ28年、この間私は、我が国における多くの喜びの時、また悲しみの時を、人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め、これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛し、その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ、私がこの認識をもって、天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。

天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。

天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、1年間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。

始めにも述べましたように、憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。

国民の理解を得られることを、切に願っています。
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生前退位の意向を表明した明仁天皇のチャートである。

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明仁天皇は、ラグナが射手座のムーラに在住し、9室支配の太陽もムーラに在住している。

「ムーラ」とは根っこのことで、物事の根本を突きつめる哲学的なナクシャトラである。

従って、このナクシャトラに生まれた人は、何故、自分はこの世に生まれて来たのか、人間はどこから来て、どこへ行くのか、自分の生きる使命は何か、といった深い哲学的テーマについて常に思索している。

従って、9室支配の太陽がラグナの射手座ムーラに在住しているということは、父親である昭和天皇の息子として、天皇の位を継承し、自分が象徴天皇として、どのように生きていけばいいのか、哲学的な問いを突き詰めて来たことは間違いないのである。

従って、天皇が述べられた『即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に日々新たになる日本と世界の中にあって、日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています。』という言葉は正真正銘の天皇自らの率直な気持ちの発露であり、真実の言葉であろうと思われる。

即位以来、ずっと理想の天皇像を追求してきたのは間違いないのである。

日本全国を巡幸し、災害が起これば被災地を訪れて慰問するなど、その役割は、例えば、ローマ法王のように実際の政治権力はなくても国民の精神的な支えとして存在し続けるという役割である。

それは、例えば、2011年(平成23年)3月16日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生とそれに伴う被害に鑑み、国民および被災者に対しビデオメッセージを放送した行為の中にも現れている。

明らかに国民を励まし、希望を灯す精神的なシンボルとしての役割を積極的に果たそうとしているのである。

つまり、これは宗教的指導者の役割である。
また明仁天皇は歴代の天皇の歴史についてもよく研究しており、

「大日本帝国憲法下の天皇の在り方と日本国憲法下の天皇の在り方を比べれば、日本国憲法下の天皇の在り方の方が天皇の長い歴史で見た場合、伝統的な天皇の在り方に沿うものと思います」

といった発言もしているようである。

つまり、帝国憲法と皇室典範で生前退位が認められなくなり、天皇がより神秘的に権威づけられ、天皇に統帥権などの政治権力が集中した戦前の天皇を例外的なことだと考えているようである。

歴史的に見て、天皇は国民を精神的に導き、慕われてきた宗教的存在であると考えているようである。
皇室に生まれたからには、天皇家の歴史について学ぶ機会があると思われるが、特にラグナや9室支配の太陽がムーラに在住しているからこそ、天家の家系について深く考察しているはずである。

またラグナロードの木星が10室に在住していることは、そのような精神的指導者として、常に国民と対話し、国民の悩みを聞くカウンセラーとして、全国を巡幸して来たのである。

2室に惑星集中することは、一族で生産設備、土地、労働力などの資本を所有する大企業の社長などに多い配置である。

王室ということで言えば、国土や国民、そこから生まれる富を税金で徴収している一国の国王などに多い配置である。

例えば、以前、検証した アブドッラー・ビン・アル・フセイン国王も2室に惑星集中していた。

生産設備や労働力、土地など全てを所有する創業社長や、それを相続した大企業の2代目の経営者などに多い配置である。

明仁天皇はこの2室に2、3室支配の土星、6、11室支配の金星、5、12室支配の火星、ラーフが集中し、木星からのアスペクトを受けている。

2-8の軸は家族(先祖)の2室と相続を表す8室の軸であり、名門に生まれたり、家柄が良い人はこの軸が強いのである。

従って、天皇家に生まれたというのは、この2室が強いことが物語っている。

然し、この2室は2、3室支配の土星が絡んだり、6、11室支配の金星が絡み、また土星、火星、ラーフという3つの凶星が在住していることもあり、非常に悩ましい配置でもある。

天皇家の中で、様々な欲望が思惑が渦巻く中で、生きてきたことを表しているのである。

特に子供を表す5室支配の火星と6、11室支配の金星が絡み、土星やラーフが絡んでいることは、息子である皇太子徳仁親王や、秋篠宮文仁親王との関係の中に様々な障害が伴うことを伺わせる配置である。

例えば、皇太子徳仁親王が、実の子であるが、秋篠宮文仁親王は別の側室に産ませた子供であるという話がある。

その証拠に秋篠宮文仁親王が誕生する前に美智子皇后が妊娠している姿がマスメディアどころか周囲の人に一切見られていなかったからだというのである。

そうした情報が2チャンネルに載っている。

皇太子徳仁親王が誕生した後、美智子皇后は、流産しており、息子が一人だけだと天皇家の存続が危ういので、側室に産ませたのが、秋篠宮文仁親王であるというのである。

その説は、このチャートからすると信憑性がある配置である。

何故なら、5室の支配星にラーフと絡み、凶星から傷つけられたりすると、腹違いの子といった意味合いが出てくるからである。

私はこのラーフの働きについて複数のケースで確認している。

6、11室支配の金星は、愛人を表しており、それが5室支配の火星と接合して、2室に在住している配置は、側室(愛人)の存在、2人の腹違いの息子を交えた家族の複雑な状況が見て取れるのである。

そして、この2室は7室をラグナとした場合の8室である。

8室には5室支配の金星が在住し、ラーフ、土星、火星が在住して傷つけている。

これは美智子皇后にとっては、苦悩の配置であり、天皇家存続のために側室が子供を産むということ、その三角関係について受け入れなければならなかったことを意味している。

8室での金星、火星、ラーフの接合は、愛憎交えた男女の恋愛関係における苦悩の配置であると考えられる。

また平民出身の美智子皇后は、天皇家に嫁いだ後、いじめを受けたというのは、公然の秘密である。

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1957年(昭和32年)8月19日、避暑で訪れた軽井沢のテニストーナメントで正田美智子と出会う。テニスを通して交際を深めた。宮内庁職員の作品展に「女ともだち」と題した彼女の写真を出品した。しかし彼女が資産家の令嬢とはいえ皇族・華族出身ではないためお妃候補としてマークされることはなかった。徐々に皇太子が積極的に美智子との結婚を考えていると分かると、皇室内外から猛反対を受けた。昭和天皇の侍従長を務めた入江相政の著作『入江相政日記』には、「東宮様のご縁談について平民からとは怪しからん」と香淳皇后が秩父宮妃勢津子、高松宮妃喜久子の両親王妃と共に昭和天皇に訴えたという内容の記述がある。常磐会(学習院女子部の同窓会)会長松平信子ら旧華族の女性たちの反発も強く、信子に対しては昭和天皇自ら了承を求めてようやく決着したともいわれる。最終的に1958年(昭和33年)11月27日、結婚が皇室会議において満場一致で可決された。

(wikipedia 明仁より引用抜粋)
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つまり、自分のことを快く思っていない天皇家と一族の中に入っていくことは大変なことである。

まず親切に扱われることはなかったと考えられる。

それが7室をラグナとした時に8室に土星、火星、ラーフという3つの惑星が集中する意味である。

7室から見た時に6、11室支配の火星は高揚し、8、9室支配の土星が自室に在住していることは嫁いだ先の天皇家に強力な人々がいたことを表している。また物質的では不自由はなかったと思われる。然し、8-9の絡みが見られるため、天皇家から悪意ある扱いを受けたことが考えられる。

例えば、以下の「手袋事件」などもそうしたエピソードの一部である。

明仁天皇のチャートからは、その妃になった配偶者(美智子皇后)の過酷な苦労が読み取れるのである。

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美智子妃いじめの第一幕 婚約会見当時の「手袋事件」とは?
2014.07.19 07:00 NEWSポストセブン

今年4月10日、ご結婚55周年のエメラルド婚を迎えられ、10月には80才になられる皇后・美智子さまだが、皇室に嫁がれた当初、美智子さまを待ち受けていたのは、あまりにも過酷な茨の道だった。

皇太子妃決定に際する記者会見でのこと。美智子さまはVネックに七分袖の象牙色のドレス、白い鳥羽根の輪の帽子、ミンクのストールと、初々しさにあふれる装いだった。ところがドレスに合わせた手袋が、手首とひじの中間までしか届いていなかった。

「正装であるべきこの日、手袋はひじの上まで届くものでなければならない」

早くも宮中からクレームが入る。しかし、この手袋は美智子さまが用意したものではなく、東宮御所から届けられたものだった。わざわざ届けられたものにもかかわらず、ひじの隠れる手袋でなかったということは、何らかの意図が働いていたと思わずにはいられない話である。この“手袋事件”は、“美智子妃いじめ”の第一幕ともいうべき出来事だった。

皇室に入られた美智子さまのお側に仕える女官長は、秩父宮勢津子さま(享年85)の母・松平信子さん(享年82)が推挙した彼女の遠縁の牧野純子さんだった。信子さんは、女子学習院のOG会である常磐会(ときわかい)の会長。常磐会は、明治以来、皇族妃、元皇族を中心にした組織で、皇室内における力は絶大なものがあった。この常磐会を中心に、平民からプリンセスになった美智子さまに対して反対運動が起きていたのだ。

「信子さんの懐刀である牧野女官長と美智子さまは早々からなじまぬ関係で、美智子さまは東宮御所にいても、肩の力を抜く暇もなかったそうです」(宮内庁関係者)

あるとき、美智子さまが礼儀作法について、彼女に尋ねると、

「それくらいは、ご自分でお考えになってください。妃殿下になられて、もう何か月にもおなりになったのですから」

牧野女官長の冷ややかな態度は日が経つにつれて輪をかけるようになり、美智子さまは孤独を深めていく。こうして“美智子妃いじめ”は静かにエスカレートしていった。1960年(昭和35年)2月23日、待望のお世継ぎ・浩宮徳仁親王(現皇太子さま)を出産された美智子さま。しかし、退院の際、再び非難の声が…。

車に乗られ、浩宮さまを抱かれた美智子さまは、待ち構える報道カメラマンへの気配りで、窓を半分開けられたのだった。ところが、例によって宮中からクレームがつく。

「皇室には伝統があって、妃殿下が人前で赤ちゃんを抱かれることはない。その上、生まれたばかりの赤ちゃんをストロボにさらすとは…。第一、窓を開けて風邪をひいたらどうするのか。まったく美智子さまは、何をお考えになっているのでしょうか」

この約半年後に行われた会見で、美智子さまが発せられたのが、次のお言葉だった。

「難しいと思うこともあるし、つらいこともあります。いつになったら慣れるのか、見当がつきません。ときには、八方ふさがりのような気持になることもあります」

美智子さまにすれば、まさに“八方ふさがり”というご心境だったことだろう。

常磐会の反対運動をきっかけに始まった、その後の長きにわたる“美智子妃いじめ”。しかし、美智子さまはプリンセスとしての自覚と気品を失うことなく、数え切れない誹謗、中傷に対しても一切反論されることはなかった。

※女性セブン2014年7月31日・8月7日号
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名門の家に生まれるのは大変であるし、また名門の家に嫁ぐことも大変である。

それは家の存続、そして、家の存続によって利益を得る人々の欲望や思惑が渦巻く中で、家系の存続を中心に生きなければならないからである。

こうした名門に嫁いだ女性は、世継ぎを産めるかどうかということで判断されるのである。

そして、家の存続に必要な世継ぎを産むことが出来なければ、嫁ぎ先からは非難の目で見られ、離縁させられるか、側室を認めさせられなければならない。

それが名門の家の存続が第一となる世界なのである。

歌舞伎役者とか、天皇家とか、そうした名門には、2-8の軸の苦悩が多いものである。

生前退位の意向を表明した明仁天皇は、先代の昭和天皇の時代まで受け継がれてきた権威ある天皇としての役割を自ら避けようとしているかのようである。

そして、自らが亡くなった場合に昭和天皇の時にそうだったように壮大な葬儀などによって、国民生活を麻痺させたくないという慎ましい考えが基となっている。

また象徴天皇は象徴としての務めを果たして初めて天皇なのであって、自ら務めを果たすことができなくなったら天皇を退位すべきであると考えておられるようである。

これは非常に山羊座惑星集中らしい慎ましい考え方である。

また昨今の日本会議が背後にいて、戦前の明治憲法の復活を目標に活動している安倍政権にとっては、こうした天皇の生前退位の意向は、あまり望ましくないものである。

天皇の権威が失われ、天皇も年老いたら、退位するという天皇の人間性を示す流れである。

天皇は象徴天皇として、政治力は持っていないが、自らの可能な限りの範囲内で、天皇に戦前のようなカリスマ性を持たせるというあり方を拒絶する政治的な発言のようにも思えるのである。

あくまでも天皇は、国民のための精神的な拠り所となり、国民統合の象徴として、慎ましくまた国民に親しまれ愛される存在でいたいということではないかと思われる。

また今回の表明の半分は、自分の体力が衰えてきたので、象徴天皇としての仕事から引退して余生を静かに送りたいという率直な表明でもあるのである。

これはマラカの2室に惑星集中し、また木星と土星がマラカの2室にダブルトランジットする昨今、現実に日々、天皇自らが体感していることなのだろうと思われる。

私自身、天皇のことをこれほど考えたことはないが、出生図を作成してみて検討してみるにつけて、明仁天皇は、皇室のあり方や生前退位の意向など、全て自分自身で考えて発言しているということである。

誰かに原稿を書いてもらって、役を演じさせられている訳ではない。

天皇家という伝統を受け継いだものとして、限られた範囲内で、自分の役割を精一杯果たそうとしているのである。



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SMAP解散 – 英国のEU離脱と中居君のSMAP離脱の共通点 –

以前、SMAP解散のタイミングについて検討していたが、

やはり、SMAPが結成された時から30年経過し、土星が出生の土星の位置に戻ってきたタイミングは、

新しい出発のタイミングであるので、その前の出生の土星から12室目に土星がトランジットしたタイミングでSMAPは解散するのである。

SMAP解散騒動について



これはどんな物事でも土星の公転周期である30年で一区切りするというこの世の法則の現われであると考えられる。

SMAP_chart
特にSMAPの解散は、中居君がもうSMAPと一緒に活動したくないという強い意思によって、進められたようである。

NakaiMasahiro_chart
つまり、これは中居君の心境がEUから離脱した英国と全く同じ心境なのである。

EUをドイツが経済的に支配して、ドイツの高級官僚たちがEUを実質的に支配して英国をそれに従属させる。

そうした不自由に耐えられない英国民がEUからの離脱を選択したのであるが、中居君の心境はそれと全く同じ心境である。

現在、牡羊座ラグナの中居君にとって、10室支配の土星とラグナロードの火星が8室をトランジットしており、完全な行き詰まり状態を示している。

SMAPの結成時のチャートも牡羊座惑星集中で、月が牡羊座に在住しているので、牡羊座から見て土星が8室をトランジットしている今は、完全に行き詰まり状態である。

このままSMAPと運命を共にして、自分の自由を妨げられたらたまったものではない。

そうした強い意思の表れである。

以下の記事でも分かるように解散を希望する一部のメンバーとは、中居正広に他ならない。

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SMAP解散発表FAX、一部メンバーの“戦犯扱い”に猛ブーイング
2016.08.14 サイゾーウーマン

14日の午前0時50分、ジャニーズ事務所はSMAPの解散を報告するFAXを、一部マスコミに送付した。これが“情報解禁”の合図となり、NHKをはじめ各メディアは一斉に解散を報道。そのFAX内容をめぐっては「芸能史上まれに見る、最低の内容」と業界内で大ブーイングが巻き起こっているという。

 SMAP解散報道は、ジャニーズ事務所が懇意のスポーツ6紙に先行して情報を明かし、メンバーのコメントを仕込ませた。

「それ以外のマスコミ各社に対しては、このFAX1枚での発表となりました。今年1月の分裂・独立騒動の際、ジャニーズサイドは、スポーツ各紙に『独立を企てたのは飯島三智氏と中居正広』と、騒動の“戦犯”を批判する情報を率先して流していましたが、今回も同様に、『メンバー数名より「休むより解散したい」という希望が出たことを受け』『これまで一生懸命に走り続けた彼らの功績を尊重し、全員一致の意見ではないものの解散したいと考えるメンバーがいる状況でのグループ活動は難しいと判断』などと、一部メンバーを解散の“戦犯”のように書き立てています。一方、事務所は“苦渋の選択をした”と読める文面です」(芸能ライター)

 しかしこうしたジャニーズの言動に対し、ファンはもちろんのこと、マスコミや芸能関係者からさえ「タレントに解散の責任をなすりつけている」と批判が巻き起こっている。

「結局、残留をいち早く表明した木村拓哉をはじめとして、ジャニーズ側はグループの存続を願っていたが、『一部メンバーのわがままによって破綻した』と印象操作をしていることにほかなりません。現在の芸能界では、こうした責任逃れ的な言い分がことごとく暴かれ、逆に世間の反感を買っていることを理解していないのでしょうか。ジャニーズは、1月の騒動の教訓をまったく生かせていませんよ」(某大手芸能プロダクション幹部)

 ファンのために解散を決断したと報じられているが、ジャニーズ事務所は果たしてこの内容が「正しかった」と胸を張って言えるのだろうか?
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私は英国民や中居君の気持ちが分かるのだ。

何故なら、私も牡羊座ラグナだからである。



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米女優ジェシカ・アルバ -起業家としての成功の理由-

米女優ジェシカアルバがエコ幼児用品を企画・販売するThe Honest Companyを2011年に創業し、現在、推定時価総額10億ドルに企業に成長させたとニュース記事が報じている。

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昨年の記事だが、私は最近知った。

2000年頃にジェームスキャメロンが、プロデューサーを務めた「ダークエンジェル」というテレビシリーズで運動能力が抜群な超能力少女を演じていて、そのイメージが鮮烈であったが、その後も「ファンタスティックフォー」といった超能力軍団の役柄を演じている。

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そうした暗い影のある超人を演じるのが、彼女の牡羊座のバラニーに惑星が集中しているからであると考えられる。

私がラグナが牡羊座のバラニーであるため、当時、「ダークエンジェル」を見て大変、魅かれたのはその為だろうと思っている。

その後、ハリウッド女優として、活動していく過程に関しては、私はほとんど注意を払っておらず、ほとんど何も知らないし、作品も見ていない。

然し、最近、ニュース記事を見て、ジェシカアルバが、1000億円を超える時価総額に成長した会社の創業者となっていたので、大変、驚いた。

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彼女がエコ幼児用品を企画・販売するThe Honest Companyを起業したのは、生まれてくる子供のために安全な原料だけを使った製品を探したが、見つからなかったことがきっかけだったようである。

記事によれば、「3年以上にわたるリサーチ、人脈作り、さらに米国の有害物質規制法(TSCA)の見直しを求めるロビー活動を経て、2011年に17種類の自社製品を販売するオンラインショップをオープン」と記されているため、2008年ぐらいから起業準備をしていたことが分かる。

2008年と言えば、木星/水星期、木星/ケートゥ期辺りである。

彼女は女優の道を歩みながらも決して、それだけに埋没することなく、人生設計してきたことが分かる。

マハダシャー木星期になったのが、2001年7月22日以降であり、ダークエンジェルに出演した当時が、2000年である。

従って、5室支配のマハダシャー木星期になって、彼女が女優としてブレイクしたことが分かる。

然し、彼女は女優としての大成を目指して作品を選んでいた訳ではなく、むしろ、出演料が高いものをあえて選択し、作品の内容はあまり気にしていなかったという。

木星はラグナから見ると、5、8室支配で2室に在住し、月から見ると、2、11室支配で8室に在住している。

木星は3室や10室に絡んでおらず、彼女は大きな流れとしては、女優の仕事よりも蓄財とか、起業に関心が高かったのではないかと推測される。

月から見た3室に惑星集中しており、また10室支配の火星が3室に在住しているということもあって、女優の仕事をするカルマはあるのだが、特に木星の配置を考えると、女優としての大成を目指すような配置になっていない。

むしろ、2室に在住する5室支配の木星の配置は、自分で製品ブランド(5室)を作って起業する(2室)配置であると言える。

彼女はマハダシャー木星期に女優というアルバイトをしながら稼いだお金で、本当にやりたかった起業をしたというのが、彼女の木星期の真相なのではないかと思われる。

彼女はマハダシャー木星期に女優としてのキャリアを歩み始めるが、出演した作品の多くで、ゴールデン・ラズベリー賞を受賞するなど、その演技などが酷評されている。

これは彼女の5室支配の木星が6、7室支配の土星と接合しているためではないかと考えられる。

また木星から見た時に8室に惑星集中しているからである。

起業をするまでの過程も順調でなく、起業をしてからもクレジット決済が出来ていなかったなどのトラブルがあったようだが、それでも起業後、会社が成長して、自社株の15〜20%を所有し、会社の売り上げが上がり、株価が上がることによって、彼女は巨額の資産家となっている。

この辺りは、木星から見て8室に惑星が集中しているためではないかと考えられる。

彼女は、創業したいという意欲があり、そして、自分よりも優れた人々に起業を相談し、また実際の経営も優れた人々に頼ることによって、会社を成長させて来たのである。

実際、Forbesの記事には、以下のような記述があり、彼女が様々な専門家の助けを得たことを表している。

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(略)The Honest Companyを立ち上げるにあたり、アルバは公的機間の専門家からトリー・バーチのような有名企業家まで、無数の先達にアドバイスを求めた。皆が皆、彼女の計画に乗り気だったわけではないものの、ビジネスプランや戦略を立てる上でそれぞれ強力な味方になってくれたという。
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このような形で、優秀な他者の能力、その人たちの能力に頼って、自分の資産を増やしていく人は8室が強い人に多いのだが、ジェシカ・アルバの成功というものも8室の強さが発揮されたと考えられる。
マハダシャーの木星は2室に在住しており、2室は起業のハウスである。
また木星はナヴァムシャでは8、11室支配で11室で自室に在住している。
この辺りも起業をして株式の時価総額が上がることによって資産が膨らんでいくという意味で、他人のお金や他人の能力を利用して成りあがっていく人の特徴を示している。
ジェシカアルバは、獅子座ラグナで主役を演じるタイプだが、獅子座ラグナの人は主役を演じるカリスマはあるのだが、演技力はなく、大根役者だと酷評されることも多い。

獅子座ラグナは自分自身でいることしかできないからである。
ラグナから見ると、9室に惑星が集中しており、そこから3室にアスペクトしている。

特に3、10室(仕事)支配の金星が3室(芸能)にアスペクトバックしており、それが彼女が女優の仕事をしている理由である。
然し、10室(仕事)支配の金星が9室(奉仕、精神性)に在住して、9-10の絡みが見られるため、彼女の活動には、慈善活動とか啓蒙、教育活動の要素が出てくるのである。
wikipedia を見ると、彼女が慈善活動、啓蒙活動に積極的に関わっていることが分かる。
エコ幼児用品を企画・販売する会社を創業したきっかけも、自然の原料を使った製品を広めたいという慈善的、啓蒙的目的から出発している。

起業前には、米国の有害物質規制法(TSCA)の見直しを求めるロビー活動なども行っているため、その慈善、啓蒙意識というのは本物なのである。

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2008年アメリカ合衆国大統領選挙ではバラク・オバマ上院議員を支持しており、2008年2月にウィル・アイ・アムのオバマ上院議員のキャンペーンソング「We Are the Ones」のミュージックビデオに参加している。また、若者に大統領選挙一般投票を呼びかける「Declare Yourself」のキャンペーンポスターのモデルに起用された。

チャリティー活動に熱心でありアリシア・キーズが主催するエイズ患者支援団体「Keep A Child Alive」やがん患者支援団体「Step Up Women’s Network」など、複数の団体の活動に関わっている。

2009年6月、動物愛護活動の一環として、オクラホマ州オクラホマシティ市内において鮫保護のポスターをユナイテッド・ウェイ社などのビルボードに掲載し、公共物破損疑いの騒ぎとなった。後日、ジェシカ側はオクラホマ市民とユナイテッド・ウェイ社と和解し、起訴されることはなくなった。

ForbesやNew York Timesなどにも取り上げられてる、エコ幼児用品を企画・販売するThe Honest Companyを2011年に創業し、2015年時点で推定時価総額10億ドルの価値がある企業の経営者であり実業家としても知られている。

(wikipedia ジェシカ・アルバより引用抜粋)
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こうした点は、同じく女優で、蟹座ラグナで9室に惑星集中するアンジェリーナ・ジョリーにも言える。

アンジェリーナ・ジョリーも9室魚座に在住する9室支配の木星、ラグナロードの月、5、10室支配の火星が3室にアスペクトしており、

特に10室(仕事)支配の火星が3室(芸能)にアスペクトしているので、女優の仕事をしているのである。

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然し、彼女にとって、女優の仕事はお金を稼ぐ手段であって、むしろ、彼女の強い9室を見ると、慈善活動や啓蒙活動の方が本当にしたいことなのである。
例えば、wikipedia アンジェリーナジョリーを見ると、映画女優としての活動よりもむしろ、慈善活動家としての経歴に多くのスペースが割かれている。
女優の仕事よりも慈善活動の方をそれだけ活発に行っていることを示しているのである。
これは彼女の本職が女優ではなく、慈善活動家であることを表している。

9室に惑星集中しているジェシカ・アルバについても同様のことが言える。
ジェシカ・アルバにとっては女優の仕事はあくまでもお金を稼ぐ手段なのであり、本当にやりたいことは慈善活動や起業なのである。
木星/金星期の2011年にエコ幼児用品を取り扱うThe Honest Companyを創業し、そして、それを時価総額10億円の企業に成長させたのであり、それが木星期に本当にやりたかったことである。
因みに彼女は2017年7月22日からマハダシャー土星期に移行するが、土星期に移行すると、女優の仕事も続けるが、実業家としての側面も強くなると考えられる。
土星はナヴァムシャでは、9、10室支配のラージャヨーガカラカで、12室(インターネット)に在住して、ケートゥと接合し、3室(メディア)支配の月、ラグナロードで6室支配の金星と相互アスペクトしている。

この辺りの配置は、まさにオンラインショップの運営を表していると考えられる。
おそらく木星期は所有株式の時価総額が上がって棚から牡丹餅式の成功に導かれたが、今後の土星期は、彼女は堅実に企業経営する時代に入っていくのである。
ナヴァムシャで牡牛座ラグナであることが彼女のエコ志向や、幼児用品が自然の原料で作られていることに対するこだわり、そして、自然や環境問題に対する意識の高さを表しているように思われる。
土星はラージャヨーガカラカで、ラグナロードの金星と相互アスペクトし、またダシャムシャでも土星は5室支配で11室支配の月と相互アスペクトしている。

ダシャムシャで木星は4、7室支配で11室に在住し、3、8室支配の火星と接合していたのと比べると、こちらの方がむしろ良い配置である。

但し、6(奮闘)-12室(出費)の軸で形成されている。

ジェシカ・アルバは、マハダシャー土星期には起業家として、ますます発展していくことが予想される。

JessicaAlba_photo2
そして、経営は堅実であるが、奮闘が伴い、稼いだ分だけお金も出ていくというそうした経営になっていくことが考えられる。

ダシャムシャで土星から見ると、10室支配の金星が3室で自室に在住しているため、女優の活動も活発に行うことを示している。

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“セクシー系”ジェシカ・アルバに年商180億円実業家の顔 成功体験を女性に“伝授”
2015.3.13 13:39 産経ニュース

米女優、ジェシカ・アルバさん(33)がビジネス界で成功を目指す米国の女性から熱い視線を集めている。女優業の傍ら、年商1億5000万ドル(約182億1300万円)というエコ企業を立ち上げた実業家としても知られ、10日には企業の女性役員を対象にした会議で、自らの成功体験を“伝授”。今後も精力的に女性たちに活躍の秘(ひ)訣(けつ)を手ほどきしていく考えで、米ウォール街は、彼女の企業価値を10億ドル(約1210億円)と弾いている。

成功体験を「伝授」

10日付英紙デーリー・メール(電子版)や11日付の中南米系のニュースサイト、ラティーノ・ポストによると、アルバさんはニューヨークで10日に催された米大手投資銀行モルガン・スタンレーが主催する女性役員会議にピンクのパンツルックで登場。自身が共同創業者に名を連ねる「オネスト・カンパニー(正直な会社)」の事業内容や、日々、どのように起業家精神を発揮しているかなどについて説明した。

発言内容は明らかにされていないが、会議終了後、アルバさんはインスタグラムに「私のオネスト・ストーリー(正直な話)をみんなとシェアし、素晴らしい時間を過ごせたわ」と書き込んだ。

彼女は今、米国で最も注目されている女性といっても過言ではない。2011年設立の「オネスト・カンパニー」は、有害化学物質を排除し、植物成分中心の原材料を使ったおむつやシャンプー、日焼け止め、食器洗剤などをネット中心に販売。健康志向の高まりと、お手頃な価格設定が受けて脚光を浴びた。12年には米経済誌フォーチュンが彼女を「最も影響力のある企業家10人」に選び、13年の売上高5000万ドル(約60億7000万円)が昨年には3倍に拡大した。

最初はバカにされ…

カリフォルニア州出身のアルバさんは、人気SF映画「ファンタスティック・フォー」のシリーズ(05、07年)でスターとなったが、“セクシー系”の扱いで役者としては低評価だった。08年に「ファンタスティック-」の撮影で知り合った撮影技師、キャッシュ・ウォーレンさん(36)と結婚。現在、2人の娘(6歳と3歳)がいるが、長女の妊娠中にアレルギーに悩まされたことが起業のきっかけとなった。

女優という「金看板」も事業開始には何の助けにもならなかった。「女優がベビー用品の会社を始めるっていうのか?」とバカにされ、「投資家の支援を得るまでに2年かかった」という。

「失敗にめげないで」

そんな彼女だからこそ、ビジネスの世界で必死にもがく女性たちの助けになりたいという思いは人一倍強い。今月6日には成功の秘訣を問うネット読者の質問に答え、「仕事での失敗や挫折で物事をより思慮深く、効率的に考えられるようになった」と失敗にめげない心構えを説いた。

「自分に確信が持てなくなった時、必ず夫が『君ならできる。自分を信じろ』と応援してくれた」とパートナーとの関係の大切さなど、女性ならではのアドバイスも送っている。

AP通信によると、16日にテキサス州で開かれる世界最大級のメディア会合「サウス・バイ・サウスウエスト」にもゲスト出演し、いかに「オネスト・カンパニー」の業績を拡大させたかを講演する。昨年12月には米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)に「これまで以上に女優でいられて感謝しているわ。ビジネスは本当に緊張するから」と“二足のわらじ”の効用を説いたアルバさん。この辺りにも仕事に家事と複数の役割をやってのける力を持つ女性ならではの強さが隠されているのかもしれない。
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(参考資料)
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1000億円企業を生んだ女優ジェシカ・アルバの経営哲学
2015/07/29 12:04 Forbes JAPAN

「映画の中でビキニを着てタフに振舞う女の子」——世間がジェシカ・アルバに抱くイメージはそんなものだと言って本人は笑う。実際には、この34歳のハリウッド女優の活躍の場はスクリーンの中だけではない。彼女が4年前に創業した家庭用品のブランドThe Honest Companyは、今や推定時価総額10億ドル(約1,237億円)。その15〜20%を所有するアルバは今年、成功した女性経営者としてフォーブスの表紙を飾った。

The Honest Companyが扱うのは、有害物質を含まないおむつやおしり拭き、オーガニックの蜜ろうを使った日焼け止め、フェイクレザーを使った170ドルの上品なママバッグなど、健康と環境に配慮したグッズの数々。起業のきっかけはアルバ自身の妊娠だった。

「生まれてくる娘のために安全で健康的な環境を整えようと思い、それを可能にする製品を探しました。ところが現代女性に響く、確実に安全な原料だけを使った透明性の高いブランドが見つからなかったのです」とアルバは振り返る。

3年以上にわたるリサーチ、人脈作り、さらに米国の有害物質規制法(TSCA)の見直しを求めるロビー活動を経て、2011年に17種類の自社製品を販売するオンラインショップをオープン。瞬く間に女性ユーザーの支持を獲得し、昨年の年商は1億5,000ドル(約186億円)、2015年は2億5,000万ドル(約309億円)に達する勢いだ。

アルバは一体どのようにしてビジネスを急成長させたのか? 今年6月に開催されたフォーブスの女性サミットで彼女が語った成功の秘訣を以下に紹介する。
自分よりも「仕事ができる人」の助けを求める

The Honest Companyを立ち上げるにあたり、アルバは公的機間の専門家からトリー・バーチのような有名企業家まで、無数の先達にアドバイスを求めた。皆が皆、彼女の計画に乗り気だったわけではないものの、ビジネスプランや戦略を立てる上でそれぞれ強力な味方になってくれたという。アルバ曰く、人に会う時に忘れてはならないのが「その場で一番賢い人にならないこと」。
「どこへ行っても、必ず自分よりも賢い人がいます。その人から学べることがあります。ビジネスウーマンにとって、助けを求めること、そして批判を恐れないことは必須です」

Noという声に耳を傾ける

アドバイスに耳を傾ける一方で、直感を信じることも大事だ。暮らしに関わるすべてのものが「安全で、ヘルシーで、見た目も良くて、お手頃価格であるべき」と考えていたアルバは当初、ベビー用品から、洗剤、生理用品、ペンキ、絨毯まで幅広い商品展開を想定していたが、事業計画書を見た人々から主力製品を一つに絞るべきだと助言された。アルバはこの反応をポジティブに転換し、プランを練り直してローンチ時の製品数を17に絞った。
「人々の反対意見は私を止めるどころか前に押し出してくれました。自分が本当にしたいことを見極めるためにも、私はノーと言ってくれる人を必要としていたのです」

「鈍感力」を身につける

役を得るためにオーディションを受け、映画が完成すれば評論家に批評され、私生活でもパパラッチに追われる女優のアルバにとって、面の皮を厚くすることは処世術。これが生き馬の目を抜くビジネスの世界でも役に立っているという。
「間抜けな評論家のヘイト発言でしかないような意見も含めて、すべての(批判や非難の)声が届いてきますが、被害者意識は持たないようにしています。特に母親になり私自身が成長したことで、うまく受け流せるようになった気がします」

失敗しても進み続ける

The Honest Companyの試練はローンチ後も続いた。その道のりを「一歩進むごとに岐路が現れるかのよう。そしてどの道を行っても、障害物があったり、山がそびえていたりと難関が立ちはだかります」とアルバは表現する。

オンラインショップを開業して5週間目には、顧客に商品を発送する一方でクレジットカード決済ができていなかったことに気づいた。幸いにもすべての顧客が快く再請求に応じてくれたが、この経験を通して失敗しても立ち止まらずに進み続けること、そして同じ失敗を繰り返さないことが重要だと学んだという。万が一、繰り返してしまった場合は?
「一度目より進歩していれば大丈夫でしょう。でも二度目まで。三度目はありえません」

社会を変えたい思いを持ち続ける

新商品を次々に開発し、最近はアジア進出も果たしたThe Honest Companyだが、アルバが「私たちはまだまだこの産業に足を踏み入れたばかり」と言う通り、家庭用品のマーケットは巨大だ。「とてつもなく大きな可能性が広がっています。世界の人々の健康に変化を起こすには、莫大なお金がかかります」とアルバは野心を隠さない。
週に85時間以上働くアルバを突き動かしているのは、世の女性、特に母親たちの毎日を改善したいという使命である。つい先日、アルバはある母親からThe Honest Companyのおむつに変えた途端に赤ちゃんのおむつかぶれが消えたことを告げられた。
「私たちは彼女の暮らしを良い方向に変えました。それはとても素晴らしいこと。何が素晴らしいかって、私たちは変えようと思ったことを実際に変えたのです」

文=ミラ・フォーブス(Forbes)/ 編集=海田恭子
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ジェシカ・アルバ ハリウッド女優が「起業」で成功へ
事業構想 2016年5月号 五味 明子(ITジャーナリスト)

数多くの映画やテレビドラマの出演で知られる女優、ジェシカ・アルバ。ベビーケア製品の会社を立ち上げ、起業家としても注目を集めるジェシカは、2015年に1億ドルを調達。IPOを視野に入れるまでに、ビジネスを拡大させている。

「私はコードを書くことはできないけれど、JIRAのチケットなら使えるわ」2015年9月、サンフランシスコで開催されたSalesforce.comの年次カンファレンス「Dreamforce ’15」、女性起業家によるキーノートで、ハリウッド女優のジェシカ・アルバはこう言い切った。

JIRAとは、テックベンチャーの「Atlassian」が提供するプロジェクト管理ツールだ。現在、世界中のアプリケーション開発者の間で人気のツールを、スタッフとの意思疎通のために使っているというジェシカ。ハリウッドの人気女優としてではなく、時価総額17億ドル(推定)を超える消費財企業「The Honest Company」の経営者としての自信にあふれた姿がそこにはあった。

自身の出産が起業のきっかけ

「ファンタスティック・フォー」、「シン・シティ」、「ダークエンジェル」など、数多くの映画やテレビドラマの出演で知られ、英「FHM」誌が選ぶ「世界一セクシーな女性」第1位(2007年)にも選ばれたジェシカだが、最近は「The Honest Company」の創業者として公の場に登場する機会が増えている。

彼女自身がそうした露出を意図的に増やしているのは明らかで、たとえばジェシカのFacebookやTwitterのプロフィール欄には「The Honest Company」はあっても「Actress(女優)」の文字はどこにもない。

なぜそのイメージとはほど遠い起業家の道を選んだのか。ジェシカはその理由を「第一子の妊娠・出産(2008年)がきっかけだった」と語っている。

生まれてくる娘のために安全で健康的な環境を整えたいと思ったジェシカは、有害物質や合成香料を含まないベビーケア製品(おむつ、ベビーオイル、日焼け止めなど)を探したが、原材料や成分が信頼に足る製品はまったくといっていいほど見当たらなかった。

きっとこれまでも、多くの女性がジェシカと同じように考えたが、不満を持ちながらも既存の製品で我慢してきたのだろう。そう気づいたジェシカは、自分が起業すべきだと決意する。

「女性たちにパワーを与えたかった。彼女たちが何を買うか、その選択がどれだけ重要かをわかってほしかった」(Dreamforce ’15のキーノートにて)

子ども時代の経験が原動力

だが、たとえ人気女優が起業を決意したとしても、すぐに資金が集まるほど、米国のベンチャーキャピタルは甘くない。2008年の決意が具現化する、つまり「The Honest Company」を設立することができたのは、3年後の2011年である。

「女優がブランドを立ち上げるだけなら、何もわざわざ自分で資金集めなんかしなくてもいいと何度も言われた。『他の女優のように、自分の名前をつけたフレグランス(香水)を出したら? それなら資金を出してもいいよ』なんてバカにされたことも、1度や2度じゃなかった」女優なんて香水でも売っていればいい――。その差別的で閉鎖的な空気は、逆にジェシカを強く奮い立たせた。

といっても、彼女は決してトリッキーな手法を講じたわけではない。何度も事業計画書を書き直し、企業経営の専門家に意見を伺い、経営やテクノロジーに詳しい優秀なスタッフを揃えるという、起業家としてはごく平凡な、しかし我慢と忍耐を必要とするオーソドックスなプロセスを丁寧に踏んでいったのである。

有害な成分を規制する法律のために、ロビー活動も積極的に展開した。その真摯な姿に「たかが女優のやること」と色眼鏡で見ていたベンチャーキャピタル界隈でも、しだいにジェシカの見方を変えていく。

普通の女性ならすぐに心が折れてしまうようなハードな期間を、なぜジェシカは乗り切ることができたのか。もちろん、ハリウッド女優として鍛えられた数々の経験が、彼女自身のレジリエンス(逆境を乗り越える力)を高めてきたのは事実だろう。

だがそれ以上に、「自分と同じ思いをこれ以上、他の女性たちにはしてほしくない」という思いの強さがジェシカの原動力となっていた。「子どもの頃は本当に病弱で、すぐに熱を出したりアレルギーを発症していた。もし肌に触れるものが安全だったら私の子ども時代は違っていたかもしれない」と、ジェシカは多くのインタビューで語っている。

さらに彼女の両親が非常に敬虔なクリスチャンであり、「聖書に書いてないようなことを女性はすべきではない」という抑圧から逃れようと、ジェシカは必死で葛藤を続け、救いを求めるように女優への道を歩き出した経験を持っている。

「すべての女性は、もっと自分自身を自由にすべき」とも主張するジェシカにとって、女優、そして女性としての自分に向けられた侮蔑的な視線に負けてしまうことは、過去の自分を貶めることにつながる。それだけは絶対に受け入れるわけにはいかなかったのだ。

1億ドル調達、IPOも視野に

3年以上にわたる準備期間を終え、2011年に立ち上げた「The Honest Company」は、2013年には年間5000万ドルの売上げを誇る企業へと成長していく。

冒頭でも掲げたように、JIRAのような先進的なITツールを自ら使いこなし、Salesforce.comのような企業のカンファレンスでスーザン・ウォジスキー(YouTubeのCEOで米国を代表するITエグゼクティブの一人)と並んで登壇するほど、最新技術にも明るい。デジタルネイティブの心をつかむ能力は、21世紀のスタートアップに欠かせない条件だが、ジェシカは十分に備えている。

2015年には新たに1億ドルを調達し、時価評価額は17億ドルに達した。ベビーケア製品以外にも、バッグや化粧品などラインナップを強化しており、IPOの噂もちらほらと出始めている。いかにも順風満帆に見えるが、ジェシカ自身はおそらくこの状況に満足していない。

「The Honest Company」の経営を通して、ジェシカの思いはベビーケア製品から発展し、「すべての子どもと女性に安全な社会を」に変わり始めている。そしてジェシカ自身も時代を象徴する女性リーダーへと確実に成長を遂げている。彼女の後に続こうとする女性の数が増えるほどに、世界は確実に変わっていく。
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慈善活動と子供たち

2000年の映画『トゥームレイダー』の撮影で、ロケ地のカンボジアを訪れたことをきっかけに、人道問題に興味を持つ。撮影が終わってから、UNHCRの職員とともに人道支援の現場に赴き、国際的支援を精力的に訴え、本格的に慈善活動を始めた。2001年UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使に任命される。その後、40ヶ所以上の人道支援の現場に足を運び、避難民の現状を訴えてきた。2012年4月には、この熱心な活動が評価され、第10代国連難民高等弁務官であるアントニオ・グテーレスにUNHCRの特使に任命されている。
慈善活動の一環として、2002年3月にカンボジア人の男児(マドックス・チヴァン)、2005年7月にエチオピア人の女児(ザハラ・マーレー)、2007年3月にベトナム人の男児(パックス・ティエン)をそれぞれ養子として引き取る。2006年5月には、ナミビアで俳優ブラッド・ピットとの間の実娘、シャイロ・ヌーベルを出産した。ちなみに「シャイロ」は「救世主」「幸福なもの」という意味があり、ジョリーの実兄につけられるはずだった名前である。2008年7月12日にフランス南部のニースで男児(ノックス・レオン)と女児(ヴィヴィアン・マーシェリン)の双子を出産。

2006年には出産した娘シャイロの初公開写真の掲載権を米『ピープル』誌と410万ドル、英『ハロー』誌と350万ドルで契約し、慈善事業へ契約金を寄付した。2008年も同じく出産した双子ヴィヴィアンとノックスの写真の契約金を慈善事業へ寄付することを条件に『ピープル』誌と『ハロー』誌と契約した。この時の契約金は1100万ドルから1400万ドルと推定されている。なお『ピープル』誌の写真掲載に関連して『ニューヨーク・タイムズ』は11月21日付けの一面に「Angelina Jolie’s Carefully Orchestrated Image(アンジェリーナ・ジョリーの入念に練り上げられたイメージ)」という記事を掲載。ジョリーが家族の写真やインタビュー掲載と引き換えに『ピープル』誌に好意的な内容を書くよう求めるなど巧妙にマスコミ対応しているとの批判的な内容だったが、記事に対して『ピープル』誌発行元のタイム社は写真購入による編集への介入行為はないという声明を出して反論。また、堅い記事で信頼を得ていた高級紙『ニューヨーク・タイムズ』がこのような記事を掲載したことに読者からは「まるでタブロイドのようだ」という落胆の声が多く、同紙電子版にある読者コメント欄には『ニューヨーク・タイムズ』が娯楽雑誌である『ピープル』誌を報道機関と混同している等の批判的なコメントが相次いだ。

2009年6月、『ピープル』誌によると、ジョリーとピットのチャリティ組織“ジョリー・ピット基金”がパキスタンの難民救済のため100万ドル(日本円で約9,800万円)を国連難民機関に寄付した。ジョリーは過去に3回パキスタンを訪れており、住むところがなくなった人々を救うために使ってほしいと今回の寄付をした。

2009年10月、アメリカのチャリティー団体The Giving Back Fundが2008年の「寄付額が最も多い有名人」のランキングを発表し、ジョリーとピットがハリケーン・カトリーナで壊滅的状況に陥ったニューオリンズの再建やエチオピアやイラクの子どもたちに総額で1,340万ドル(日本円で約12億円)を寄付して2位にランクインした。

2009年11月、『ハリウッド・リポーター』によると、ジョリーとピットの2008年の寄付金総額は680万ドル(日本円で約6億1200万円)だったという。2人が設立したジョリー・ピット基金の2008年度の納税通知書によると、同基金の収益は1300万ドル(日本円で約11億7000万円)でその半分以上をさまざまな団体に寄付したといい、世界中の病気を減らすことを目的としている団体The Global Health Councilは同基金から200万ドル(約1億8000万円)を受け取り、ピットが創設したチャリティー団体Make It Right FoundationとHuman Rights Watchもそれぞれ1万ドル(約9000万円)を受け取ったという。さらにThe Armed Services YMCA of the US Army、ピットの地元スプリングフィールドの学校、息子マドックスの母国カンボジアの団体などもジョリー・ピット基金から寄付を受け取っているという。

2009年12月、『ピープル』誌によると、アメリカの養護施設団体“アメリカン・SOS・チルドレンズ・ビレッジ”に10万ドル(日本円で約900万円)を寄付した。この団体はイリノイ州とフロリダ州にある養護施設で現在は300人ほどの子どもたちが暮らしている。ジョリーは「孤児や捨て子を育て、家族をバラバラにしないSOSのすばらしい活動をわたしたちはこの目で見ました。SOSビレッジでは一定の年齢になったからといって子どもが放り出されることはありません。職業訓練、高等教育、生活の手助けなど、すべての援助を永遠に与え続けてくれる場所です」とコメントしている。SOS・チルドレンズ・ビレッジは孤児や捨て子を支援する世界最大のNPOで、132か国で500のビレッジが存在している

2010年2月、先の大地震に見舞われたハイチの隣国ドミニカ共和国の首都、サントドミンゴにある病院を訪問し、ハイチから避難してきた被災者たちと面会。その後、ハイチへ移動し、国連ハイチ安定化派遣団を訪問した。また、パートナーのピットとともに100万ドル(約9,000万円)を国境なき医師団へ寄付している。なお、ハイチを訪問中にCNNのリポーターから「ハイチからは、養子をとらないのか」と尋ねられ、「いいえ、今われわれは、そのためにここにいるのではないのです。わたしたちは養子を受け入れる準備はあります。ブラッドとそのことも話しますが、それはここで考えることではありません」と強い口調で反論したと伝えられている。近年、ハイチでは生き別れた子どもの養子縁組が違法に行われて、人身売買にまで発展しており社会問題にもなっている。後にジョリーは、国連難民高等弁務官事務所のオフィシャルサイトで「養子縁組は緊急事態時の対応策として採用されるべきではない。ハイチは地震前に多くの人身売買の問題があったため、子どもたちにより一層の注意が必要だ」と声明を出している。エンターテインメントサイトのpopsugar.comではこのCNNのリポーターの質問について、「これは自然な質問、アンジーは養子をとることを認めている」「的はずれな質問、アンジーの活動から輝きを奪う」と二択で投票を行っているが、「的はずれな質問」に7割以上が投票している。

2010年8月、DesPardes.comによると、10万ドル(日本円で約900万円)をパキスタン洪水の被災者支援として寄付していたことが明らかになった。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)親善大使として慈善活動を行っているジョリーはパキスタン洪水について「今年の1月にはハイチ地震が起きるなど、たくさんの苦労を抱えた人々がだんだんと増えてきています」と支援の必要性を訴えるコメントを発表している。

2011年1月、『ハリウッド・リポーター』によると、実子シャイロが生まれた国ナミビアにある野生動物保護区にシャイロの名の下に2人が設立したジョリー・ピット財団から200万ドル(日本円で1億6400万円)を寄付していたことが明らかになった。この寄付に関してジョリーは「シャイロには自分が生まれた国に関わりながら育ってほしい。この野生動物保護区のオーナーとは古くからの友人でこのナミビアの土地と野生を保護するために彼らの熱心な仕事ぶりと人々への献身さにずっと感心させられている」と寄付理由に関したコメントを残している。

2011年6月、BANG Media Internationalによると、竜巻の被害にあったミズーリ州南西部の町、ジョプリンに50万ドル(日本円で約4,000万円)の寄付したという。2人が設立した「ジョリー・ピット基金」による寄付金は壊滅的な被害を受けて中長期的な支援を必要とする町の再建に充てられるという。ピットは「街の30パーセントが壊滅的な被害に遭い、ジョプリンの街には難題が待ち受けています。僕はこの街の近くで育っているため、住民は仕事熱心で、謙虚、立ち直る力も強いことを知っています」と語り、街の再建の手助けになりたいと言っており、ジョリーも「多くをなくしたジョプリンの方々への思いでいっぱいです」と付け加えた。

2011年8月、BANG Media Internationalによると、ピットとジョリーが設立した財団法人の納税記録が公開され、2人が2009年だけで総額490万ドル(日本円で約3億9,200万円)を慈善団体に寄付していたことがわかった。その寄付先は195万ドル(日本円で約1億5,600万円)が両親の働いている家庭の支援団体に、100万ドル(日本円で約8,000万円)は国連関連の慈善団体に、70万ドル(日本円で約5,600万円)は子どものがん基金に、また48万ドル(約3,840万円)は自然災害に遭った街の復興基金などに使われている。2人の友人は「セレブたちの多くはブラピやアンジーから学ぶことが一つや二つあるはずよ」とその金額の大きさがうがかえるコメントをしている。

2012年10月9日、パキスタンでターリバーンを批判し、女性の権利向上のために活動していた少女マララ・ユサフザイがターリバーンとみられる男たちによる銃撃(後にターリバーンが犯行声明を出した)で重傷を負うという事件をが起きると、10月18日、パキスタン、アフガニスタンの少女のために5万ドル(約400万円)を寄付した。寄付金は、パキスタン、アフガニスタンにおける女性教育のために闘った女性、少女を表彰する賞の創設などに使われるという。

2013年6月24日、国連安保理で開かれた紛争下の性暴力問題に関する公開討論で演説を行った。

2013年、人道支援活動を通じた映画界への貢献を讃えられ、アカデミー賞のジーン・ハーショルト友愛賞を同賞史上最年少で受賞した。

2014年、英国政府が「名誉デイム(Honorary Dame Grand Cross of the Most Distinguished Order of St. Michael and St. George)」の授与を決定。10月10日、エリザベス女王に夫ピットや子供たちとともに謁見し、称号を授与された。

2015年1月、バチカンで自身の監督作「Unbroken」の上映後、フランシスコ法王に家族とともに謁見した。

2016年5月23日、イギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの客員教授に就任。人権問題などを学ぶコースの授業を担当。

(wikipedia アンジェリーナジョリー)
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スティーブン・グリア博士の『UFOテクノロジー隠蔽工作』について

我々の地球に宇宙人が訪れており、我々地球人よりも遥かに科学技術が進んだ文明をもち、また精神的にも進歩している。

そのような宇宙人が地球人類を助けるために地球を訪れているという事実は、まさに公然の事実になりつつある。

学生時代、そうした太陽系内の金星人や木星人とコンタクトしたジョージ・アダムスキーの全集(久保田八郎訳)が書店の精神世界コーナーで手に入り、私も学生時代に夢中になって読んだ。

後にジョーティッシュをするようになってから、占星コラムでアダムスキーの出生図について検証もしてみたが、私はアダムスキーの情報が真実であると考えている。

ジョージ・アダムスキーは、第一級のUFOコンタクティーであり、宇宙人が地球に訪れる目的やUFO(宇宙船)のテクノロジーを明らかにし、また宇宙人が実践する宇宙哲学についても紹介した類まれな教師である。

然し、その後、世代が変わり、現在、UFO問題の最前線で真実を明らかにするための活動に取り組んでいるのが、スティーブン・グリア博士である。

スティーブン・グリア博士が書いた『UFOテクノロジー隠蔽工作』は、UFO問題の真実を余すところなく明らかにしている驚愕の書である。

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原題は、『隠れた真実―禁じられた知識』である。

邦題の『UFOテクノロジー隠蔽工作』というタイトルは、何かUFOのテクノロジーに関する米国政府の隠蔽工作についてのみ扱った本のような誤解を招くが、この著者のスティーブン・グリア博士は、神秘家であり、秘教学徒であり、UFOに乗船している宇宙人(宇宙の兄弟)に働きかけて、コンタクトできる(第五種接近遭遇)のは、彼のこうした神秘家、秘教学徒としての能力に依存している。

スティーブン・グリア博士はTM瞑想の実践者であり、瞑想教師としての資格もあり、宇宙と一体化した体験、真我との合一体験もあり、生命が永遠であることを理解し、暗殺される恐怖を克服している。

自らの体験談として、UFOが、目に見えない状態から物質界に遷移して、見えるようになる過程についても克明に報告している。

実際、UFOは、エーテル物質で出来ており、彼らが波動を下げなければ地球人には見ることが出来ない。

その辺りの事情についても彼は、秘教学徒であるから、熟知しているのである。

また一流の諜報能力を持っており、CIAとも度々接触している。

インテリジェンスソサイエティ―のことがよく分かるようであり、CIAの動きが彼には一目瞭然に分かるようである。

おそらく、ナクシャトラで言う所のバラニー、プールヴァパールグニー、プールヴァアシャダーなどに惑星が在住しているのではないかと考えらえる。

本書を全て紹介する訳にはいかないため、アポロ宇宙飛行士 ブライアン・オリアリー博士のまえがきと、訳者である前田 樹子氏のあとがきを参考資料として引用する。

前田 樹子氏は、グルジェフやウスペンスキーの翻訳を手掛けている方で、秘教研究家である。

従って、本書の翻訳に携わったものと考えられる。

この『UFOテクノロジー隠蔽工作』とは、秘教の本である。

UFOに関する情報開示の最前線で、米国政府のUFO問題の隠蔽工作と格闘する一人の神秘家、秘教学徒の活動の記録である。

アポロ宇宙飛行士 ブライアン・オリアリー博士は、『本書はあなたが読むであろう本の中でも、もっとも重要なものとなるだろう』と述べている。

まさにその言葉が示すような世界の真実が分かる本である。

(参考資料)

(以下、『UFOテクノロジー隠蔽工作』の「まえがき」から引用抜粋)

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まえがき

不本意ながらUFO調査は、二十一世紀の科学へとわれわれを導いている。

-J・アレン・ハイネック
惑星地球上における人間の試みは、いまや自滅の瀬戸際に立たされている。核戦争の脅威、化学薬品と生物学的要因による環境破壊、地球規模での気象の変化、地上および宇宙空間の兵器の急増、企業の貪欲さ、米国政府の甚だしい身びいきと誤った管理、膨れ上がった軍事費と侵略、われわれの文化的条件づけの動揺、恐怖と無知の蔓延、救助技術の抑圧、貧富の格差などに目を向ければ、われわれがまだ地球上に存在していることに驚く外はない。辛うじて、といったところだ。

われわれは、まだ希望をもっているだろうか。やってみるだけだ、と答えるしかあるまい。仮にやってみるとして、その答えをどこに見出せるだろうか。ここに、ドクター・スティーブン・グリアが登場する。

二十年近く前に、私は初めてスティーブン・グリアと出会った。ノースカロライナ、アーデンのユニティー教会で私が講演したときだった。プリンストン大学とサイエンス・アプリケーションズ・インターナショナル・コーポレーションで、私は主流派の宇宙科学者だったが、そのキャリアから離れて、西洋科学の限界と可能性から自分を解き放ちはじめていた。同時に、同僚の科学者たちの大半が拒絶しているUFO(未確認飛行物体)/ ET(異星人)現象の研究に没頭したのである。そのときすでに私は、人間の超越的実在性について探求し見解を述べることに、自由を感じていた。

スティーブもそうだった。UFO/ET体験を持つ優秀な若き救急医師ドクター・グリアと私は、初対面の日にもかかわらず夜更けまで語り合った。私たちがともに理解しはじめていた内容をすり合わせてみたのだ。その内容とは、ETの地球視察が現実に起きているばかりでなく、人間が引き起こす世界的危機を克服するうえで、彼らはわれわれ地球人を手助けすることができるということだった。その日以来スティーブは、現象そのもののミステリーだけでなく、米国政府の胡散臭い片隅と、それを隠蔽する企業のミステリーにも踏み込んでゆく、目ざましい指導力を発揮してきた。そうすることによってドクター・グリアは、地球全体の変化の最前線に立つ大胆で精力的な戦士であることを、繰り返し証明してみせてきた。

まず初めに、彼は「地球外文明研究センター(CSETI)」を設立し、人間と地球外文明との間に大使という役割の概念を導入した―ただしこれは、単なる空想科学小説などではない。世界中のUFO頻出地域に夜通し遠征隊を張り込ませ、彼らは照明、音響、視覚映像などの手段によって宇宙船を無線誘導する。この方法を彼は「第五種接近遭遇」と命名した(CE-5とも呼ばれている)。こうしたワークショップは、関心ある研究生に対して現在でも提供されている。

次に彼は、手ごわい作業、「情報開示プロジェクト」に着手した。このプロジェクトは、百人を超えるUFO/ETの米国政府目撃者の証言ビデオ/DVDを捜し出し、それら証拠物件を入手する活動である。その情報開示は2001年5月、ワシントンDCでの大規模な記者会見においてその頂点に達した。これらの証拠物件が明白にしていることは、政治の長きにわたる腐敗と、マスコミの秘密主義と、さらには地球への来訪者からマイクロ・エレクトロニクス、反重力推進、ゼロ・ポイントの”フリー”エネルギー技術などを獲得した事実である。こうした大規模な隠蔽工作が、ニュー・メキシコ州ロズウェル近くでUFO墜落事件の発生した1947年7月以来、60年も続行されているのだ。ロズウェル事件について、米空軍はバルーンに起因する事故だと述べているが、そうでないことは確実である。こんな神話は、無知な人々か、権力者とその臣民にしか通用しない。

情報開示に関するドクター・グリアの先駆的作業によって、ETコンタクトについての報告内容―たとえば”超トップシークレット”の研究がネヴァダ州の悪名高きグルーム・レイクのそばで、またその他の場所で、現在も進行中であるといったこと―の重大性と信憑性について、さらには隠蔽工作自体について、必然的にわれわれの理解を深めさせ、促進させた。

スティーブン・グリアは高い使命感をもった霊的戦士であり、”合衆国”と名乗る諸力と対峙する存在である。後者は裁きを受けるべき犯罪者と言っていい。というのは、米帝国の崩壊を目の当たりにするにつけ、かつてないほど多くの人々にとっても明白な、犯罪者としてのおびただしい理由が明かされたからだ。ドクター・グリアは他の誰よりも、UFO/ET隠蔽工作に関する紛れもない証拠を導き出した。残るわれわれは、その証拠を素直に受け入れる番にきている。

本書『HIDDEN TRUTH – FORBIDDEN KNOWREDGE』は自伝的な観点から、膨大な証拠を積み上げてわれわれに最新の情報を提供してくれる。それは、現代最大の謎を暴露する物語であり、地上最強の国家にあって、われわれを虐げる暴君から恩義を受けない、勇敢な魂によって語られている。

本書のもうひとつの重要な点は、地球外諸文明のもつ慈悲深さについて語って聞かせてくれることである。人間の現状に同情を寄せるETたちは、この地球を訪れてはいるものの、直接に干渉したりはしない(映画「スター・トレック」でも有名になった、いわゆる”至上命令”である)。
広島と長崎に前代未聞のおそろしい荒廃をもたらした1945年以降にかぎって、近年のUFO目撃、ETとの遭遇、テクノロジー移転が現実に起きている。厳粛な気持ちにならざるを得ない。

長距離原子爆撃機はロズウェルに配備され、原爆はロス・アラモスで開発され、原爆一号はアラマゴルドで爆発し、後に続く攻撃ミサイルはホワイト・サイドで実験された―いずれも軍産複合体制の所在地ニュー・メキシコ州内の地である。

1947年のロズウェルUFO墜落事件もその地で起きたが、単なる偶然の一致であろうか。そうは思えない―というのも、その後ずっとETは、ニュー・メキシコ以外でも軍事基地、核基地に現われており、核技術の恐ろしさが慈悲深いETたちをして、その現場へ馳せ参じようとさせるのだろう。おそらく、彼らにとってもぞっとする恐怖の事態を未然に防ぎ、無責任な人間によって引き金が引かれないよう見張っているのだ。
われわれ地球人は、可能なかぎりの助けを必要としている。だから、あるがままの現象を素直に受け入れ、文化的な偏見を捨てて、不思議な出来事に驚いてみてはどうだろう。われわれの知識を広げ、政治的に活動することによってのみ、必要な推移を実現させることが可能だ。こうしたことにかけて、ドクター・グリアは優れた手腕を発揮する。

多くの観点から見て、UFO現象は、謎めいた来訪者についてよりもわれわれ自身について、より多くを語っているようだ。そして、彼らがわれわれの目の前に掲げている鏡は、われわれを戦慄させる。とは言っても、ドクター・グリアの言葉に耳を傾けるなら、そこに希望はある。たとえば、彼の設立した「宇宙エネルギー接続システムズ(SEAS)」は、クリーンで安価な分散化エネルギーを提供できる革新的新エネルギー技術を用意し、発明家たちを支援している。このように、石油、石炭、核の時代を終わらせれば、人間に起因する公害や異常気象を、事実上過去のものとすることができるのである。私の所属する「ニュー・エネルギー運動」は「SEAS電力」やその他の組織と緊密な連絡を保ち、新エネルギー技術の研究開発がいかに重要であるかを提唱しているが、いまのところ強大な基幹企業によって抑圧されているのが実状である。

ドクター・グリアと初対面した夜、ユニティー教会のチャッド・オーシア牧師が「真理はあなたたちを自由にする。だが、はじめにあなたたちを怒らせるだろう」というバンバー・ステッカーをくださった。切羽詰まった状況を否定せずに怒りをぶちまけ、その後で問題解決に乗り出すならば、地球上に永続する文明を築くチャンスが残されているかもしれない。

度胸のいるこの仕事は、臆病者には向かない。先端的科学者の多くが脅され、殺され、さもなくば偽情報や個人攻撃に押しつぶされてきた。われわれにとって幸いなことに、ドクター・グリアはこれらすべての苦難に耐えてきたのである。

本書はあなたが読むであろう本の中でも、もっとも重要なものとなるだろう。超越的実在性についてふんだんに述べられているばかりか、地球における権力の横暴から、平和で永続的な公正な宇宙コミュニティのパラダイム・シフトへ向けての行動を呼びかけてもいるのである。
2005年9月14日 アポロ宇宙飛行士 ブライアン・オリアリー博士

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(以下、『UFOテクノロジー隠蔽工作』の「訳者あとがき」から引用抜粋)
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訳者あとがき

「これは宇宙でいちばん熱いポテトである。私はそれについて、もうあまり関わらないことにする」― ヘンリー・キッシンジャー(本書32章より)

「真実は隠れる。なぜならそれは信じられそうもないからである。だが、最も意外なことが本当は真実である」― 本書著者ドクター・スティーヴン・グリア(本書31章より)

近代史上最大の秘密、しかも私たち一人一人の生存に直接関わる問題であるばかりか、宇宙空間と宇宙人への被害さえ起こりかねないある緊急事態について、著者ドクター・グリアの語る回想録は読者に多面的な衝撃を与えずにはおかないであろう。一般社会には隠されている宇宙規模の問題がある。その問題はすでに60年間極秘にされてきた。今日でも米国政府は極秘扱いを除していない。医師ドクター・グリアはその問題に光を当て、問題の本質を解明し、なぜ秘密にされているのか、その原因、理由、状況推移について本帯で自伝ふうに語っている。異彩を放つ書である。

彼と同様にこの問題を追及しようとした少数の先端科学者やジャーナリストもいたが、彼らは例外なく挫折した。科学者の場合は「自殺」とされているが、実は他殺だったと推定できるような不可解な死を遂げているケースが多い。こうした事件は米国にかぎらず、英国でも発生している。ジャーナリストの場合は、マスメディアの組織内に仕組まれている管理機構により、企画した番組が握り潰されるのが通例である。

あえて挑戦するなら不運に見舞われるに違いないこの秘密―現代における最大の謎―を解く先駆者となり得たドクター・グリアの手腕もまたちょっとした謎である。熱い宇宙ポテトについての情報ヘアクセスできるきわめて少数のグローバル・エリートは、「私には関係ないよ」といった態度をよそおっている。直接アクセスできなくても、それなりのルートを通してある程度の情報を入手できる一国の指導者、つまり大統領や首相、また国連事務総長も、異口同音に「あまりにも危険だ」と言って、彼らも責任回避の態度をくずさない。

米国のアポロ11宇宙飛行士たちが人類史上―おそらく初めての―月着陸に成功した1969年から、すでに40年近く経過したが、ロケット科学者ワーナー・フォン・プラウンの功績に負う偉業だった。フォン・プラウンの晩年4年間にわたり彼の助手をつとめたカロル・ロシンに、彼は幾度となくこう言っている。「最初に東西の冷戦があり、その後に憂慮すべき事態と無法状態が生じるであろう。その次に―彼がこう言ったのは1974年だったが―、国際テロリズムと宇宙からの小惑星の脅威に見舞われるであろう。これに続いて、支配者たちは地球外文明からの脅威というでっち上げを繰り広げるだろう。こういったことはすべて、恐怖という手段によって世界住民を最大限に統制しようとする企てである」(本書24章より)

著者グリアは、「この筋書き通りの作戦を練っている企画グループがあり、私はそのグループの数人に会っています」とカロル・ロシンに述べている。

宇宙規模の秘密と言われるこの問題の裏面工作には、UFOとETが大いに関係しており、その秘密工作のネットワークは世界各地に張り巡らされている。具体的にどういうことか、ドクター・グリアはこう述べている。民間のUFO研究団体にCIAのスパイが多数潜入しているが、大多数の会員はそれに気づいていない。特別に訓練された諜報工作貝がETに化けて人間を誘拐したり、誘拐被害者の治療に当たる専門家もCIAの回し者だったり、さらには彼らの用いる手法として、マインド・コントロール、麻薬使用、電子心霊感応技術、家畜ミューチレーション、その他非常に入り組んだ欺瞞の手法が使われている。

UFO /ETに関わる秘密保持の仕組みやからくりが本害を読むと非常によくわかる。政界、財界、企業、軍事、マスコミ、科学研究所などの組織の中でこの問題がいかに秘密に保たれているか、その仕組みの複雑さに驚き呆れてしまう。さらには信じ難いサタニック・カルトの秘儀に参加した部内者の告白、あるいはバチカンがこの問題に深く関与していることなどが具体的に述べられている。はっきり言ってしまえば、民間のUFO研究団体はCIAのフロント、つまり隠れ蓑である。

他方、ETとの接近遭遇、高度に進化した地球外諸文明のテクノロジー、ETの霊性など、驚くべき主題の数々が天使と悪魔の両極端に掛け渡された大展望のスペクトルとして展開する。普通ではあまり聞かれないこうした話の大部分はグリア自身の経験、他の一部は彼の主催する「情報開示プロジェクト」に参加した証人の証言、あるいは部内告発者からの内密情報などとして明かされている。

未確認飛行物体(UFO)と地球外高等知能生物(ET)の調査およぴETとのコンタクト実地研究する「地球外文明研究センター(CSETI)」はドクター・グリアの組織したグループである。もともと救急病院の医師だったドクター・グリアは、彼の組織した「情報開示プロジェクト」と「CSETI」の活動で地球を駆けめぐり、各国の政府高官、将軍、世界の大富豪、ヨロッパの王室、バチカン、米国中央情報局(CIA)、組織犯罪の主要人物などと会見してきた。救急医師としての職務と彼のこの二大プロジェクトの活動を平行維持することが不可能になった時点で、彼は医師の仕事を断念した。

こうした背景のもとに語られる本書のエピソードの中には、あまりにも意外、とても信じられない、といった内容のものもあることは否定できない。そういったエピソードは概して形而上学の分野につながる地球外文明のテクノロジー、あるいは「CSETI」の交信儀礼を使ってUFOを呼ぴ寄せ、ETと接近遭遇するという範疇の話である。読者はさまざまな疑問を抱くであう。私にも私なりの疑問がある。だが、著者グリアはかなりの程度の真実―彼にとって可能なかぎりの真実―を語っている、と直感的に理解するほかはなかった。彼の体験した実話からまとめられた書であることは想像に難くない。

本書は原稿として書かれたものではなく、ドクター・グリアの談話の録音からテープ起こしし、編集されたことが序文に記されている。各章が独立したエピソードであり、しかも半世紀におよぶ自伝であるため、さまざまな情報が洪水のように流れ込み、エピソードの印象は鮮明に刻み込まれても、思想的な内容を系統立てて整理しにくい嫌いがある。そうした難点を補うべく、後ほど重要な補足データを挙げながら「訳者あとがき」を括りたいと考えている。

著者グリアの言業に戻ろう。エピソードを離れ、彼の二著から拾い集めてみた。

「過去2、3年間私はUFO/ET問題について、米国や海外の政府高官をはじめ、科学分野の指導者たちに状況説明する責任を負わされてきた。この問題に関する証拠としては明白かつ多数にのぼる例証のあることを指摘したい。UFO自体が現実に存在することについては、反論の余地はない。例証を挙げることは難しくなかった。もっと挑戦的な意欲をそそられる問題は、UFOにつながる秘密性の構造を解明することだった。だが、最大の難題はその理由「なぜか」についての解読である。なぜすべてが秘密に包まれているのだろう?なぜ政府の中に承認されていない”影“の政府があるのか?UFO/ET問題を公共の目から隠しているのはなぜか?」

「これらの問題に関する証拠は複雑だが、その解読は不可能ではない。しかし、これら隠密計画の本質そのものは難解なうえ、複雑を極め、ビザンチン式である。そしてこの秘密性の背後にある理由が難題中の難題である。かくも異常な秘密性の背後に見られる理由はひとつではなく、相互に絡まる夥しい数の理由がある。それらはかなり明白で単純なものから、実に怪奇なものまである。ここで私はこの秘密性の主要ポイントをいくつか挙げて、なぜ、まんまと秘密方策がとられたか、さらに、この隠密計画を管理する部内利害関係者にとって、秘密方策を逆転させて秘密公開へ踏み切ることがいかに難しいかを説明してみたい」

「1930年代、40年代におけるUFO問題は、これらの物体が地球に起源するものかどうかであった。仮に地球起源であったなら、敵性国家が米国より進んだ航空機を所有していることになり、多大な脅威となり得る。逆に、地球外のものと断定されたなら、多くの疑問が生ずる。すなわち、ETがここにいるのはなぜか?彼らは何を意図しているのか?広大な宇宙空間を信じられない速度で移動する技術はどういう技術か?これらの科学技術を戦時と平時の人間の状況に適用できるだろうか?こうした情報に対して一般社会はどう反応するだろうか?これらの内容を公開した場合、人間の信条体系、政治組織、社会組織にどういう影響を与えるだろう]

「1940年代後期から50年代初期にかけては、ニュー・メキシコやその他の地域から回収されたET船の物体を精査し、逆転工学(リバース・エンジニアリング)により宇宙船の基礎的な科学技術の解明に努力が集中された。その結果、これらの物体が真空管や内燃機関に格段の差をつける物理法則と応用技術を使っている事実が認められた。米ソ対立の冷戦時代にはテクノロジーの僅差により勢力均衡が傾く。たしかに今日に至っても地政学的に言ってうまく機能しない、というテーマがUFOに関連する秘密性につきまとう一特徴を成している」

「アイゼンハウアー政権下[1953年~61年]においてUFO /ETプロジェクトはさらにコンパートメント化され、合法にして合憲の命令系統による監視と管理の手からハイジャックされてしまった。米大統領も英国やその他の国の指導者贈もUFO /ET情報については“天井桟敷”に疎外された。彼らはアイゼンハウアーの警告した軍産複合体制という巨大にして複雑な構造が現実となったことをいやというほど知らされたのである。迷路のように区分化された隠密計画を扱っているのは軍産複合体制だ」

「1960年代でさえ、まして90年代に至っては、宇宙旅行という概念は近未来に可能な当たり前のことであり、遠い宇宙からのETという話を聞かされて心の平静を失う人がいるとは思えない。UFOはいわば公然の秘密となった。ではなぜこの問題がいまだに秘密にされているのだろう。冷戦は終わった。たいていの人がUFOは実在物であると信じている。社会へ与える恐怖、パニック、ショック、といった単純な説明をもって、大統領やCIA局長が情報入手を拒否されるほどの根深い秘密性を正当化することは、どうみても筋の通った説明とは言えない」

「宇宙船を推進させる動力発生方法と推進方式を支えている基礎物理学は、地球上で現在使われている発電方法と推進方式のすべてを簡単に代替できる物理法則に基づいている。そうなると従来の地政学的体制と経済体制は崩壊する」

「ETの存在を明かすなら、必然的にこれら新式科学技術の公開も不可避であり、その結果として世界は一変する。あらゆる犠牲を払っても避けるべき事態として、彼ら管理者はそうした事態の発生を忌み嫌い、秘密の“防衛”対策を講じたのである。現代社会の基本設備一切を転覆させてしまうであろう大規模の変化は、彼ら少数“エリート”として、どんな手段によってでも避ける必要があった」

「1950年以来、半世紀以上も問題を回避してきた現在、秘密公開への進路はこれまでにも増して大きな障碍に阻まれている。たとえば、石袖と内燃技術への世界の依存度は50年代よりかなり高い。世界経済の規模もかなり拡大した。したがって、どのような変化であろうとその影響もネズミ算的に膨張しており、場合によっては大混乱を引き起こすことにもなりかねない。どの世代も年代も問題を次世代へたらい回しにしてきた。その間に世界はいっそう複雑化したにもかかわらず、時代遅れの動カシステムに依存したまま、世界はエネルギー問題に締め付けられている。秘密公開は50年代でも難しかっただろうが、現在ではもっと難しい」

「1950年代に逆転工学によってET船から得られた科学技術上の諸発見は、世界の経済、社会、科学技術、環境問題を完全に変容させ得たであろう。そうした飛躍が公共に与えられなかったのは、変化嫌いの官僚主義による。これは現在も当時と変わりない。逆転工学によって得られたテクノロジーは人類に次のものを与えていたであろう。いわゆるゼロ・ポイントと呼ばれる場(物理学でいう場)から動力を発生させる新式科学技術があり、あらゆる家庭、事務所、工場、車などが独自の動力源をそれ自体の中に設置でき、外部の燃料タンクなどに依存する必要のないテクノロジーである。石油、ガス、石炭、原子力発電、内燃機関の必要がなくなる。環境汚染問題が解消する」

「反重力装置を使ったテクノロジーであるため、浮遊交通機関が実現する。したがって、農地を交通路に変える必要がなくなる。なんと素哨らしいことか。しかし50年代には石油はまだたくさんあり、現境問題は大して話題にされなかった。地球温暖化は聞かれなかった時代である。権力者階級は安定を好み、現状維持に満足していた。秘密公開は将来の世代に任せればいい」

「ゼロ・ポイントから動力を発生させるフリー・エネルギー・システムが導入されれば、現在の中央集権政体は崩壊し、権力の分散化が可能になる。世界の力関係が均等化する。いわゆる第三泄界が急速にヨーロッパ、米国、日本と同格になり、地政学的な権力構造に大きな推移が生じることになろう。グローバル・エリートはそうした変化を嫌う」

「米国とヨーロッパの人口はおよそ6億、世界人口の10パーセントにすぎない。他の90パーセントの科学技術と経済水準が欧米の水準に達したなら、地政学的パワーは推移する。科学技術のインパクトに経済的なインパクトが加算され、さらに地政学的インパクトを組み合わせるなら、秘密政策に結末をつけることがいかに巨大な構造的変化、グローバル規模の変容をもたらすか、誰の目にも明白である」

「革新的テクノロジーが日の目を見ないまま60年の年月が流れてしまった今日、生態学上の退化と社会的、経済的不均衡の環境のもとで、UFOにつながる秘密性問題——熱い宇宙ポテトー―を受け止める最後の世代が私たちである事実を認めざるを得ない。秘密公開へ踏み切ることが軽率には扱えない問題である一方、秘密を保持し、革新的な発電と推進システムを隠しつづけることはもっと重大な問題―不安定な世界―を導くことになろう。地球の生態系の崩壊、化石燃料の枯渇、人間らしい生活を奪われた持たざる人々の怒り、その他もろもろ、私たちはこういった問題に対処する責任がある。熱い宇宙ポテトを回せる世代はもう存在しない」

「何兆ドルという金額が議会の承認手順を経ずに憲法違反のプロジェクトに充当されてきた事実に対して、社会はどう反応するだろう?秘密プロジェクトのもとにリバース・エンジニアリングによってETの科学技術から新製品を開発し、特許を取り、大きな利益を上げているとは。納税者は搾取されたうえ、製品開発のプレミアムまで払わされている。それだけではない。この知的財産はETから盗み取ったものである」

「こうした問題の内密管理が、超極秘の国際政府計画の一端として操作されていると同時に、部分的には民営化された組織犯罪活動に形態変化してしまった。普通に考えられている政府というより、隠れマフィアと呼んだほうが妥当であろう」

「上述した諸問題よりさらに重要な問題を指摘したい。こうしたUFO関連の秘密プロジェクトが、発芽して間もない発達初期段階にある”ETと人類の関係”を独占的に支配してきた。目も当てられないほど惨憺たる管理の不手際ときたら、まぎれもないグローバル規模の大惨事寸前と呼べる性質のものである。選出され、承認された代表ではなく、自薦による軍事志向のグループだけが人類とETとの異文化問題や異星人関係の問題を扱う必要があるとするなら、私たち地球人には未経験の状況、あるいは管理方法のわからない状況が発生した場合、彼らはそういった状況を潜在的な敵対行為、または現実の敵対行為とさえ解釈するだろう。危険な解釈である」

以上が問題の秘密性とその波及問題について述べる著者グリアの見解の大意であり、本書においても、エピソード・スタイルであるとはいえ、これが彼の基本的なメッセージである。

しかも本書では、グローバル・エリートによる議事はすでに最終段階に入っている。大衆よ目を覚ませ、騙されるな、と警鐘を嗚らしてさえいる。

本書には「スカル・アンド・ボーンズ」「プロジェクト・ペイパークリップ」「ノン・ローカリティ」など、注目すべき言業や概念がいくつかある。これらについて手短に触れておきたい。

スカル・アンド・ボーンズ(閥腺と大腿骨)

エール大学構内に拠点する秘密結社であり、フリーメイソンと密接な関係がある。ドイツの結社「死の仲間」の分会として1833年に米国へ導入され、いわゆる「名門」の出、ウィリアム・ラッセルとアルフォンソ・タフトによって設立された。タフトの子息は27代米国大統領になった。エール大学の建物はラッセル信託の所有地にある。ラッセル家は19世紀に阿片の密輸(トルコから中国へ密輸)で莫大な財を築いた。この結社は米国東部の支配階級ロックフェラー家、プッシュ家、ハリマン家などとリンクしている。会員はエール大学の学生の中から選ばれ、入門の秘儀を受けた「エリート」である。選抜基準は家系(血筋)であると言われる。任期期間、会員は週2回の秘密集会に参加する。集会場所は「墓」と呼ばれる窓のない大きな建物の中だという。そこでどういう秘儀が執り行なわれるかは秘密である。秘密結社の古代からの戒律―口外すれば死―というものがある。現大統領ジョージ・プッシュ、彼の父、祖父とも、同家は三代にわたる「スカル・アンド・ポーンズ」である。2004年の大統領選挙でブッシュに敗れたジョン・ケリーも同結社の会員である。「スカル・アンド・ボーンズ」という名称は、一説によると、ラッセル家が密輸船に「憫膜と大腿骨」の海賊の旗をなびかせていたことに由来する。別の説では、古代からの秘密結社のシンポルにちなんだ呼ぴ名だという。ハーバード大学にも結社があるそうだが、米国の政治・経済に及ぼす影響はエールの結社のほうが遥かに大きいようである。

プロジェクト・ペイパークリップ

第二次世界大戦末期の1945年、ドイツからナチスのエリート階級の軍人、諜報関係者、科学者、技術者、遺伝学者、医者などを脱出させる英米合同のスパイ活動があった。その暗号名が「プロジェクト・ペイパークリップ」である。この作戦に深く関わった戦略事務局(CIAの前身)の局長アレン・ダレスは、戦略事務局解散後、初代ではないがCIA局長におさまった。(兄のジョン・フォスター・ダレスは1951年に日本との平和条約の交渉に当たった元米国国務長官。ダレス家はロックフェラー家と遠縁関係にある)。「プロジェクト・ペイパークリップ」が中断された1973年までの期間に、総数1万6千人の元ナチ・エリートが米国へ入国し、航空宇宙産業、NASA、CIAに配属させられ、重要な地位を与えられた。ロケット科学者ワーナー・フォン・ブラウンもそのひとりである。米国の宇宙科学技術は事実上「ペイパークリップ科学者」によってその基礎が築かれた。
反重力推進方式で飛行する円盤型の戦闘機を、ナチスは1940年代中期にはすでに幾つか所有していたという。連合軍の手に落ちることを避け、これらは戦争末期に全部破壊されたというドイツのリサーチャーもいるが、少なくとも2、3機は「ペイパークリップ」で英国、米国、カナダヘ入ったらしい。1945年以後、これらの国で研究開発が継続された。米国の秘密プロジェクトは星間空間へ行ける宇宙船を所有している、とグリアは本書で述べている。CIAの悪名高いマインド・コントロールの技法も「ペイパークリップ」で導入され、MKウルトラの名で知られる高度技術がある。MKのMは英語のマインドの頭文字、Kはドイツ語のコントロールの頭文字。

ノン・ローカリティ(非局在性・場所なき場所)

本書にも登場するアポロ14宇宙飛行士エドガー・ミッチェルは、月へのあの航海以後、自分の意識が変わってしまった、と次のように語っている。(下記は本書からの引用ではない)。
「小さくても荘厳な惑星地球が黒い空間に浮かんでいて、プルーとホワイトの光を放っているーーあの光は忘れられない。私の生涯で起こったどの出来事でも不可能だったことを宇宙空間からの眺めが与えてくれた―自己の生命と地球の生命について、人間はなんと狭い考え方をしているのだろう。人間は万物の霊長だと思い込み、地上の支配者であると自負している。私はそういう考えにはもう着いていけない。動物が人間と話し合えるなら―進行中の実験によると、そうなる日の来るかもしれないことを示唆しているが――、彼らが最初に発する言葉は、人間でなくてよかった、という言葉であろう。どんな動物も人間のやるような残虐行為も愚行もやらない。知識過剰と英知不足のため、私たちは地球破壊の瀬戸際まで来てしまった。核アルマゲドンは身近な現実である」

宇宙飛行士ミッチェルはこの体験に促され、「ノエティック・サイエンス研究所」を設立し、純粋理性による認識や意識の進化を研究するグループを組織した。ノン・ローカリティの概念を動物とのコミュニケーションに導入し、意識の進化の先端的研究を続けている。

ノン・ローカリティという言葉は超能力開発グループの人たちの間でも最近よく使われているようだ。もともとは批子物理学でローカリティの特性を問題にしたことから使われるようになた。つまり情報をA点からB点へ移転させる情報トランスファーの問題から、空間のノン・ローカル性が理解されるようになった。

ここで、前述した補足データについて述べよう。

ベルリンの壁が崩壊し、ドイツが再統一してからすでに20年近くになる。その間に秘密扱いを解除された文書がドイツからかなり出てきたため、情報、技術、UFO、オカルトなどの分野ではそうした贅料に基づいた新刊本や改訂版が英米両国で出版されるようになった。これに類する一連の図書によると、ナチスは反重力推進方式の円盤型航空機、つまり「空飛ぶ円盤」の研究開発を1930年代から始めており、第二次大戦中にはかなり高度機能のUFOが広大な地下工場で生産されていた。極秘の、しかも危険なこの生産活動に必要な膨大な労働力には強制収容所の収容者を充当していたという。ナチスの頭脳集団(シンクタンク)ではすでにコンピュータ・チップ、トランジスタ、レーザーなどをその当時から研究開発していたそうだ。戦後の1950年ごろからトランジスタが出回りはじめたようだが、その理由として、1947年にニュー・メキシコ州、ロズウェルに墜落した宇宙船をリバース・エンジニアリングして開発された製品だから時代的に合致する、という説明はよく聞く話である。(グリアは本書で、この宇宙船は墜落したのではなく、米軍がレーダーで宇宙船をジャミングし、墜落させたのだと言っている。)

それはともかく、ナチスが「空飛ぶ円盤」その他のハイテク武器を所有していた事実または説の立証に焦点を当てている研究家、たいてい物理学者だが、彼らはUFOについて、UFOは実在物だが人間の造ったものであり、政府の言うように深宇宙から来た地球外文明の宇宙船ではない。ナチスから分捕った「空飛ぶ円盤」を戦後六十年かけて「ペイパークリップ科学者」の導のもとに改普され、今日目撃されているような驚嘆すべき高度技術の反重力推進、超光速、巨大な三角形”UFO”が開発されたのだとしている。月へは30分で行けるそうだ。
ゼロ・ポイントの場(ゼロ・ポイント放射)からフリー・エネルギーを発生させ、反重力推進させる技術は、テスラ変圧器を発明したニコラ・テスラ(クロアチア生まれ、27歳のとき渡米、1943年に86歳で没)が原理を発見し、研究開発した。だが言うまでもなく、米国の資本家は彼に融資しなかったのみか、J.P・モーガンはテスラの実験室に放火したり、研究レポートを盗んだりした。そしてこの技術がナチスの手に渡ったのだが、フォン・プラウンがテスラの技術資料を盗み、ナチスに売り渡した、というのが定説である。

ところで、アポロ11宇宙飛行士の月着陸以前に、月に人工の構築物があることをNASAは無人探査機や人工衛星によって知っていた。だから彼らが月へ行った目的はこれらの構築物を実際に確認し、その写真を地球へ送信する、そして、ETとの遭遇の可能性さえ目標のうちに入っていた。構築物に近い地点が着陸地点として選ばれた。宇宙飛行士たちが見たものは巨大な遺跡、城郭のような構築物、月面から10キロメートルも上方へ聳え立つガラスの塔、ロボットの頭部、機械の残骸、ガラス化した広大な月面だった。ガラスは緑色だった。ETはいなかった。永劫の昔に壊滅した廃墟である。

NASAはこの情報を秘密にしていた。だが内部情報は少しずつ漏れる。月の廃墟や塔の写真はかなり以前から見ることができた。火星にもピラミッドや人工の構築物らしいものがたくさんある。人工の巨大な顔もある。これらは「モニュメンツ・オプ・マース」にたくさん載っている。その著者リチャード・ホーグランドは今回マイク・ベラと共著で「ダーク・ミッション―NASAの秘史」を4年がかりで書き上げ、最近刊行されたが、書店で目にすることはなかろう。体制内に仕組まれた管理機構による抑圧である。
「その昔、広漠たる宇宙空間を包み込んでしまうほど強大な、太陽系規模の文明、全く消え失せてしまった文明があった。NASAが最初に使った旧式な人工衛星によって再発見される運命背負った文明である。太陽系規模の、すべてを巻き込む一連の大変動の渦中に壊滅してしまった文明であろうことは、やがて判明するだろう」―リチャード・ホーグランド(「ダーク・ミッション」より)

だからあらゆる可能性が想定でき、どれほど信じられないような未来像であろうと、そうあり得ないことが立証されないかぎり、否定すべきではない。霊的存在としてのETとの遭遇があり得ないとは断定できない。異次元とのコンタクトは可能かもしれない。一方、ETの存在は、依然、確証されていない。これは事実である。

救急病院の医師だったドクター・グリアは人の死に何度となく立ち会っている。他界するときの神聖な瞬間を現代医学は忘れてしまった―医学技術の他に為されるべき重要な橋渡しにて語る美しい一章(23章)がある。
原書はフランス語、ドイツ語、オランダ語、ルーマニア語、クロアチア語にも翻訳された。

「嘘から真実が出ることはあり得ても、真実から嘘が出ることはあり得ない」

ショーペンハウアー

「訳者あとがき」を閉じよう。

2007年11月 前田 樹子

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『メーソン―第三等級の姉弟』について – フリーメーソン解明の為の第一級資料 –

最近、以前、古本で購入しておいた『メーソン―第三等級の姉弟』ウィル・L. ガーヴァー (著), 尾高 樹良 (翻訳)を読んだ。

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この著は、フリーメーソン内部について知り尽くしている人物によって書かれたと思われる第一級の内部情報である。

フリーメーソンの中でも位が低い人物には、このように詳細に書くことは出来そうもない。

フリーメーソンの内部事情について精通し、フリーメーソンの中でもある程度の階級に到達した人物にして初めて書けるような、そうした稀有の書である。

Amazonの古本市場で1,500円前後で売っているので、興味がある方は是非、読んでみて頂きたい。
本書の全部を紹介することはできないため、「出版にあたって」と題する序文を以下に引用抜粋した。

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出版にあたって

明治維新以来、西洋文明の表面的輸入消化に忙しかったわが国は、儒教、道教、仏教、神道の真髄をなすMysticismを見失う一方、Academismの枠外に出る西洋Mysticismの輸入消化を怠ってきた。国家社会権力を代表するAcademismが、国家社会権力を超越する一面をもつMysticismを度外視したのは当然である。Mysticismの一環をなすフリーメーソンについて理解が不十分なのは尤もである。

一般的には、政治的陰謀に関係のある秘密結社として漠然と理解されているとでも言おうか。古代英知の密儀教団の流れをくむ、世界市民主義・理想主義的修道団体として捉えられることはまずない。フリーメーソンについて、正当な理解をもつことは、現下の急務である。

文明の根底を支え方向を与えるのはMysticismである。

宗教の真髄はMysticismである。

天才の霊感の源泉はすべてMysticismにある。

Mysticismなくして人生問題の解決はない。

本書はMysticismの初歩から最奥儀まで、人間の成長、精神の向上完成に到る道程について、前代未聞の詳細なる具体的解明を与える。

西洋Mysticismの摂取をもって西洋文明の輸入は完結し、日本文明は新紀元を画する。

本書は「バラ十字会」(本部サン・ノゼ)及び「サミットライトハウス」(本部モンターナ)の推薦図書である。
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本書の内部で持ちいられるMaster、Adept、Initiation、Hierarchyといった用語は全く、アリスベイリーの著作の中に出てくる用語と同じである。

つまり、アリスベイリーの著作の中で用いられている用語は、フリーメーソンでも共通して使用されている用語であると言える。

あらすじとしては、主人公のアルフォンソ・コロノ氏が、両親の影響でフリーメーソンに入団し、修行の結果、精神的に向上し、位階を登っていく過程を描いている。

読者はこれを通じて、秘教学徒の世界、アリスベイリーの著作の中で描いている霊的ヒエラルキーについてフリーメーソンの形式の中で知ることが出来る。

フリーメーソンの中で、秘教占星学が取り上げられ、双子座がキーワードになっているのが非常に興味深い。

そして、主人公はフランス革命後のナポレオン戦争で、革命を防衛し、諸外国に輸出するために敵国ドイツにスパイとして潜入し、ドイツ軍の作戦内容について、透視能力や透聴能力で読みとり、メンタル・テレパシーでフランス側に知らせるのである。

そうしてナポレオン戦争の勝利に貢献する。

フランス革命は、フリーメーソンが背後で暗躍した革命であると言われているが、その革命の防衛戦であるナポレオン戦争においてもナポレオン側が勝利するためにフリーメーソンが暗躍したようである。

つまり、フリーメーソンが、ナポレオンを道具として用い、フランス革命を封建諸侯などの旧勢力から守り、ヨーロッパに大フランス共和国を打ち立てて、人民の自由と平等を確立しようと試みたのである。

私がこの本を読んで感銘を受けたのは、社会の裏舞台で暗躍する秘教学徒の活動内容は、ほとんど諜報の世界に等しいということである。

諜報の世界こそ、秘教学徒の活躍の舞台である。
wikipedia ナポレオン戦争には、以下のようにナポレオン戦争の影響について記されている。

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(略)ナポレオン戦争以前のヨーロッパの絶対主義諸国は、傭兵を主体とした軍隊を有していた。
フランス革命を経たフランス軍は、革命の成果たる共和国を防衛しようという意識に燃えた一般国民からなる国民軍へと変質していった。

(略)

国民軍の兵士たちは強い愛国心を持ち、また団結力を有していた。彼らは逃亡のおそれが低いため、散兵戦術のような兵士の自律的判断に依存する戦術を用いることができた。

(略)

各国の利害が錯綜して進展の遅れていたウィーン会議は、ナポレオンがエルバ島を脱出すると各国の妥協が成立し、1815年6月にウィーン議定書が合意された。ナポレオンの完全失脚後、主要戦勝国によって神聖同盟が結ばれ、ヨーロッパは復古主義・正統主義を原理とするウィーン体制下に置かれることとなった。

だがナポレオン戦争の過程で、民主主義、近代法、特権階級の廃止などのフランス革命思想が、ヨーロッパ各地やラテンアメリカなど一部の植民地へ伝播した。ナポレオン法典を基礎とした諸法典は、旧体制の復活の後も各国に残された。革命思想は1848年革命の思想的基盤となってゆく。同時に、ナポレオン戦争は民族主義が広まる契機となった。民族主義はヨーロッパの歴史を大きく変え、その後100年間にヨーロッパ諸国は封建領主の領土を単位とした領域から国民国家へと変貌した。一方で、ナポレオンが意図したヨーロッパ統一国家の構想は瓦解した。ヨーロッパ統一の機運が再び高まるのは第二次世界大戦後のことになる。

(略)

フランスではナポレオンが失脚し、フランス革命以前のアンシャン・レジームが復活した。国内には王党派とボナパルティストとの深刻な対立が残された。しかしフランス復古王政下の反動的な政治体制は長続きせず、やがて七月革命で打倒される。
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ナポレオン戦争の意義は、封建諸勢力からフランス革命の成果たる共和国を防衛したことである。

そして、民主主義、近代法、特権階級の廃止などのフランス革命思想がヨーロッパ各地やラテンアメリカなどに伝播し、旧体制の復活後も各地に残されて、1848年革命の思想的基盤となっている。

つまり、ナポレオン戦争によってフランス革命の精神が広く普及し、後戻りすることのない大きな変化の流れを作りだしたと言うことが出来る。

そして、民族主義が台頭し、封建領主の支配から国民国家というものが誕生するきっかけとなっている。

つまり、ナポレオン戦争の成果とは、特権階級を廃止することによる民主主義の確立とそれを法文化する近代法、そして、その近代法の器となる国民国家の確立であったと言える。

つまり、国民国家とは、人民の権利を守るための制度機構である。

このナポレオン時代に確立された国民国家という単位が、現在社会においても人々の権利を守る単位として、今だに力を持っている。

国民国家と憲法が、人民の権利を守り、特定の特権階級に自由に好き放題させないための安全装置なのである。

封建諸勢力は打倒されたが、その次に資本家階級が巨大な富を独占し、新たな特権階級として台頭した。

そして、その資本家階級が中央銀行を作り通貨発行権までも手に入れて官僚や政治家など行政府に多くの人材を送り込んで、超国家的に人々を支配しようとしている。

国家と企業が一体となった米国のコーポラティズムなどに対抗して、日本人、その他の諸国民の権利を守れるのは、国民国家を使うしかないのである。

国民国家と、憲法と法律を使って、外国の貪欲な企業から国民を守らなければならない。

それが国民国家と民族主義という形での善の実現である。

昨今の世界情勢を見ると、いまだにナポレオン戦争の時に形成された民族主義、国民国家という単位が依然として強い力を持っていることが分かる。

国民国家という単位は、人民の権利を守る単位として有効であるが、国家指導者が国民を誤り導いて、戦争などに突入させる危険性も持っている。

また特権階級が富を蓄積したり、権力を拡大したりするための道具としても機能しがちである。

従って、国民国家には、人民の権利を守る側面と、人民の権利を奪う側面、そして、他国民の権利を奪う侵略戦争という可能性を持っている。

最終的に世界共和国というものが確立されることが理想であるが、その前に国民国家というものがまだまだ人民の権利を守るための主戦場である。

この国民国家という単位での戦いなくして、世界共和国というものはあり得ない。

また国民国家における人民の権利を失わせるコーポラティズムの侵略を許せば、それは国民国家の破壊を意味し、世界帝国という形での世界の統一をもたらすが、それは世界共和国ではなく、またそこには人民の自由や権利も存在しない。

アドルフ・ヒトラーが作ろうとしたのは、この世界の人民を完全に奴隷として隷属させる世界帝国の樹立である。

また現在、米国において特に顕現している貪欲な多国籍企業と国家官僚が癒着した巨大な帝国主義もそのような人民を隷属させる世界帝国を目指している。

従って、このコーポラティズムの侵略に対しては、民族主義、国民国家で対抗しなければならないのである。
いまだにこの道具が有効であり、重要なのである。

ナポレオン戦争以来、いまだかつてない程、国民国家、民族主義というものの重要性が増しているのである。

それは多国籍企業と国家が癒着した巨大な帝国主義的な力に対抗できる器は、国民国家を除いて他にないからである。

国連は役には立たない。国連に権力をもたせて各国に従わせるというやり方も得策ではない。

それは結局は超国家的に人民を隷属させる帝国主義が国連の衣を被って生まれるだけである。

従って、外国の侵略に対しては国民国家という単位を使って軍事力を使って自国を防衛しなければならない。

また他国民を侵略しようとする自国の国家指導者には選挙での投票行為やデモ活動等の政治運動によってその権力を抑制しなければならない。

憲法によって自国民の特権階級や権力筋を監視し、その力を抑制しなければならない。

また憲法には外国の侵略に対抗できるだけの国家主権や柔軟性もなければならない。

また自国民の権利を最大化するための法律を整備しなければならない。

現在、外国のコーポラティズムと結託した官僚たちが、国民国家を内側から腐らせるという、そういう過程も進行中である。

TPPなどの多国籍企業に有利で、自国民には不利となる法律が通る流れというものも官僚が開いているのである。

ナポレオン戦争時に確立された封建諸侯の終焉と、国民国家、民族という単位は、いまだに生き活きている。

そして、それを使って、民主主義、人権、自由、平等といった諸権利を守っていく必要がある。

最近、フリーメーソンを改めて考察したくなり、以前、購入しておいた『メーソン―第三等級の姉弟』を読んでみた。

この本はフリーメーソンの内部を詳細に解明し、神秘主義(Mysticism)の深い理解につながる類まれな本である。

私自身、最近、チャラダシャーが天秤座で、天秤座から見て5室支配の土星が9、12室支配の水星とケートゥが9室双子座(フリーメーソン)に在住しているからこそ、この本が読めのではないかと思う。

人にいくらいい本だから読むように勧めても結局、読める人は限られてくる。

その本に縁がなければ読めない訳である。



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熊切あさ美の正しい出生時間について

熊切あさ美の母子手帳に書いてある出生時間が、5:03であるとの情報を読者の方から連絡頂いた。

熊切あさ美の出生データは、彼女のブログによれば、「1980年6月9日5時頃 東京都杉並区」ということになっており、その情報で出生図を作成すると、ラグナが牡牛座の最後の度数になり、牡牛座と双子座の境界付近である。

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彼女が当時、経験していた片岡愛之助や藤原紀香との三角関係の状況は、双子座ラグナでしか考えられないことから、以前、有名人チャート検証の中で、双子座ラグナに修正したのだが、ラグナが双子座に入ったタイミングである双子座の0°00’に設定すると、出生時間が5:02:21となる。

牡牛座と双子座の境界付近で、双子座であることが分かった場合、ラグナが双子座の0°からそんなに離れた度数にあるとは考えないのが普通である。

従って、5:02:21にかなり近い時間に生まれているはずである。

実際、母子手帳には、5:03であると記載されていたということで、やはりラグナは双子座で正しかったことになる。

このラグナ修正自体は、それ程、難しい修正ではない。

複雑な三角関係というものは、双子座ラグナで7室の支配星に6室支配の火星や8室支配の土星が絡んでいる場合にしか起こらない。

3室獅子座に在住する木星、火星、土星に対して、トランジットの木星と土星がダブルトランジットを形成していたのだが、それが3室(メディア)に生じていた。

だから連日、その悩ましい三角関係がワイドショーで報じられていたのである。

また熊切あさ美はタレントであることから、10室(仕事)支配の木星が3室(メディア)に在住していることがそれを表しているのである。

この配置からすると、このような悩ましい三角関係が報じられること自体が、彼女の芸能活動の一部なのである。

因みに牡牛座ラグナであっても7室支配の火星に8室支配の木星が絡んでいるので三角関係を意味すると言えなくはないが、4室で形成しており、4室にダブルトランジットが生じている状況は、彼女が連日メディアに報じられて三角関係の泥沼恋愛劇で有名になるという状況を表してはいない。

10室支配の土星が4室に在住していたのでは、彼女の芸能の仕事を表してはいないのである。

従って、それらのことを総合すると、双子座ラグナに決定される。

実際、双子座の0°からそんなに遠く離れてはいない、双子座2°35’がラグナの度数である。

ナヴァムシャのラグナは天秤座である。

双子座ラグナではあっても天秤座の特徴があるように感じられるのはその為である。

天真爛漫な自由人、性格の軽さ、付き合いやすさ(つまり近づきやすく、コミュニケーションが取りやすい)。

こうした特徴は天秤座の特徴である。

彼女は当時、“崖っぷちアイドル”という称号を得て、芸能記事によれば、自らの恋愛の泥沼劇もキャリア上のステップアップにするしたたかさを持っていると評価されいるようだが、実際の所、熊切あさ美は、本当に”崖っぷちアイドル”なのである。

10室支配の木星に8室支配の土星や6室支配の火星が絡んでおり、仕事は中断が多く、スキャンダラスな自らの恋愛劇を芸能活動の一部としてプレゼンテーションするしかない。

それが彼女の生きる道であるし、そうするしかないのである。

それを選択しているというよりもそう生かされている。

恋愛スキャンダルを利用してしたたかに計算して生きているというよりも、彼女は自らの人生がああなるしかなく、仕方なしにそうなっている。

つまり、計算などしている余裕はないのである。

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熊切あさ美に垣間見える、元“崖っぷちアイドル”のしたたかさとタフさ
2016-01-24 ORICON STYLE

遠い過去のようだが、昨年の芸能シーンを大いににぎわせていた熊切あさ美。結婚秒読みとされていた片岡愛之助との同棲からの破局をいまや自らトークのネタにしつつ、もともとの天然さと、ドロドロ劇も明るくさわやかに(!?)話せるキャラで、バラエティで活躍中だ。元“崖っぷちアイドル”のしたたかさとタフさを見せている。

爪あとを残せなかったアイドル時代

テレビの報道だけをみていた一般人の筆者からすると、愛之助との別れ話がないまま、自分とは別れたことにされ、知らぬ間に新たな女性との同棲報道が出るという(しかも相手は大物美人女優!)、ドラマ顔負けの物語にただただ圧倒されるばかりだった。さらに、その後、自らワイドショーに出演し、涙を流しながら「まだ別れていない」とテレビでコメントをするとバッシングを受けるという、どう考えてもかわいそうな扱いを受けていた熊切。冷静に考えても、いや、冷静に考えなくても同情する人は多かったことだろう。とくに女性は、彼女の立場になって考えるだけで、そのひどい仕打ちに自分のことのようにヘコむ人も多かったはずだ。

しかし、女は強い。

ひとたび振り切ってしまえば、どんな逆境も逆手にとって前に進む力を持っている。もともとアイドルとしてデビューし、グラドル、バラドルとしてグラビアやバラエティへと活動の幅を広げていたほか、雀士としての肩書があることも有名。そんな精力的な活動とは裏腹にいまひとつ爪あとを残してこれなかった熊切は、“崖っぷちアイドル”と呼ばれていたこともある。

しかし、昔からそこに悲壮感をあまり感じさせることはなく、パワフルではつらつとした印象さえ与えていた。とはいえ、今回の報道はさすがに彼女にネガティブな影を落とした。当初、心変わりした男性にすがりつく未練たらたらな姿は、“みっともない”“売名行為”というバッシングさえされてしまったのだ。

恋愛さえもステップにする強さとしたたかさ

でも、彼女はそこで屈することはなかった。昨年末からは破局ネタを大きく振りかざし、数々のバラエティに出演しはじめたのだ。そこでは、同棲していた頃のエピソードをすがすがしいまでの潔さで包み隠さず明かし、「彼はB’zしか聴かなかった」「愛之助と飼っていた犬の名前を変えたから何の未練もない」など自虐ネタを放り込み、笑いに変えている。

その頃の感情がふいによみがえって涙を流すことはあれど、そこに重さを感じさせることはなく、最後はしっかりと笑いに昇華させているのだ。その姿は、もと崖っぷちアイドルの女優から、愛之助の元カノという大きなハクをつけ、パワーアップして帰ってきたように見える。いまの熊切は、どこか“元梨園”の雰囲気をかもしだしているようで、愛之助との恋愛さえ、ステップアップのひとつとして消化しているようだ。女性の強さというよりも、天性のタレント性、もしくはプロというのだろうか。彼女の持ち前の明るさとすがすがしさ、そしてタフさで、バラエティタレントとしての地位を確立させようとしている。

きっかけは何であれ、“おもしろい”と思わせれば勝ちの芸能界。今後バラエティに進んで出演することによって、彼女の天然かつしたたかなキャラがさらに活かされ、この破局騒動をステップにした彼女がより活躍の場を広げていくことは間違いなさそうだ。そして、今年36歳になる熊切が、今度こそ幸せな人と出会い、結ばれることを願ってやまない。

(文:吉田可奈)
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インド占星術マスターコース 2016/9/7 ~スタート【Webセミナー】

9/7からインド占星術の初心者向きのインターネット会議システムを用いたWebセミナーを行います。

初心者を対象に難しいことを分かりやすく解説する予定です。

インド占星術マスターコース【パラシャラシステム】※初心者向き

日時

毎週水曜日 22時~24時 (120分)

期間

2016/9/7 ~ の2ヶ月間 (全8回)※実際にレッスンを進めてみて進み具合により、延長する場合があります。延長した場合は、1レッスン6,000円/120分での計算となります。

予定日:9/7, 14, 21, 28, 10/5, 12, 19, 26 ※講師の都合により、日程が変更する場合があります。

受講料

1レッスン 6,000円/120分

支払い方法については一括払いと分割払いが選べます。

分割の方は2万4千円を2回に分けて受講月の前月末までにお振り込み下さい。※振込み手数料は受講者負担でお願いします。

講師

秀吉

申込みはこちら

ジョーティッシュアカデミージャパン(JAJ)のサイトでも告知しています。

こうしたWebセミナーは通常のスカイプなどの無料のサービスでは、上手く行なうことが出来ません。

様々なインターネット会議システムのサービスを検討した結果、今回、Citrix Online社の【Go to Meeting】というサービスを利用します。

音声的にも映像的にも品質が高く、ワンクリックで参加でき、難しいソフトのインストールなども必要ありません。

参加する皆さまは、インターネット接続環境と、マイク付ヘッドフォン、ウェブカメラを用意して頂くだけで参加可能です。

こちらからお送りするメールに付いているリンクをクリックするだけで参加できます。

リンクをクリックすると自動的にソフトがダウンロード、インストールされて、画面が立ち上がり、レッスンに参加できます。

最も初心者に優しく使いやすいシステムです。

レッスンでは、参加者と双方向のコミュニケーションを取りながら、レッスンを行います。

レッスンの録画を提供しますので、参加できない回があっても安心です。

遠方にお住いの方で、場所的な都合で参加できなかった方、是非、ご検討下さい。

鑑定家 秀吉

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映画『X-ミッション』について

最近、話題となっていた『X-ミッション』という映画を見た。

x-mission
オリンピックに出場するような一流アスリートたちがノーCGで、様々なジャンルのエクストリームスポーツを披露するのだが、以前、見たキャスリン・ビグロー監督の「ハートブルー」と世界観がそっくりであった。

調べて見ると実際、『ハートブルー』のリメイク/リ・イマジネーション作品のようである。

HeartBlue
内容は完全に一致している訳ではないが、その中に流れる思想や登場人物たちの生き様が「ハートブルー」とそっくりなのである。

詳しい映画のあらすじについては、実際に映画を見て頂いた方がいいかと思うが、この映画のテーマは過酷な自然環境をエクストリーム・スポーツで制覇することによって、精神的な悟りを得るという「自己啓発」がテーマになっている。

何故、エクストリーム・スポーツの選手たちが、自ら最も厳しい人間を寄せつけない自然環境を選び出し、それにあえて挑戦しようとするのか?

それは過酷な自然に挑戦し、それを克服する過程で得られる精神的な悟り、あるいは、生きている実感を得たいからである。

それは有能なアスリートたちが持っている共通した感覚である。

何か不可能に挑戦すること自体が、深い精神的な理想と結びついている。

これらは明らかに射手座の理想主義であり、自己啓発を求めて、前人未到の記録に挑戦するアスリートたちの典型的な思想である。

スポーツを通し、肉体的な限界に挑戦することを通して、精神的な悟りに到達しようとするのである。

例えば、エベレスト山への登頂を試みたり、日頃、全く運動をしていない人が、ホノルルマラソンに挑戦しようとすることがある。

それらに共通するものは、何かそれを達成することを通して、精神的な成長(精神的な悟り)を得たいからである。

スポーツや肉体を通じての挑戦であるため、それには具体的な目標が必要である。

それがエベレスト山であり、ホノルルマラソンの完走だったりするのである。

この作品には、射手座が喜びそうなエクストリームスポーツ(Xスポーツ)が一通り登場する。

例えば、ムササビのように空を滑空するウイングスーツや、ビルからパラシュートを使って落下するベースジャンプや、大波に挑むサーフィン、岩壁を素手でよじ登るフリークライミング、雪山をスノーボードで滑り降りたり、モトクロスで、砂漠の丘陵を滑走したり、登場するXスポーツは、皆、射手座が好みそうなものばかりである。

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若干、あらすじの内容にも触れると、この作品に登場する謎の犯罪者集団は、ダイヤモンドを強盗し、パラシュートで高層ビルから脱出した後は、ムンバイの街にダイヤモンドをばら撒いたり、南米上空で現金を輸送中の貨物機から現金を空にばら撒いたりするのだが、元エクストリームスポーツ界の有名人であったFBIの新米捜査官ジョニー・ユタが、犯人たちの目的が「自己啓発」であると見破るのである。

そして、謎の犯罪者集団への潜入捜査を開始する・・・・。

この謎の犯罪者集団は、自然を制覇することから更に進んで、自然と調和し、自然と一体となることで悟りを得て、自然に返すという思想を持っている。

それは人間の手から自然を開放することを意味している。

この犯罪者集団のリーダーは、かつて環境保護活動家であった「オザキ」(日本人がモデルとなっている)が、環境保護活動として捕鯨船の前で抗議活動をした際に捕鯨船の衝突を受けて死亡したのである。

その為、犯罪者集団のリーダーは、過激なテロリズムによって、実力行使することによって、人間の手から自然を力づくで取り戻すという過激な政治思想に行きついてしまったようである。

つまり、射手座の自己啓発が過激なアナーキズムな政治思想と一体化したのである。

このオザキという日本人が、考案したエクストリームスポーツの8つの難関のことを「オザキ8」と呼び、犯罪者集団は、それらを全てクリアすることが目標となってる。

そのため、次々に難攻不落の大自然を相手にしたエクストリームスポーツが登場するのである。

この「オザキ」という環境保護活動家は、その雰囲気が、ロシアのカムチャッカで大自然の写真撮影中に熊に襲われて死亡した伝説のカメラマン星野道夫氏に雰囲気が似ている人物である。

やはり、この「オザキ」という架空の人物も射手座の思想が結実したキャラクターではないかと思われる。
非常に面白いと思ったのは、この犯罪者集団のリーダーが、常に口にする自らの矜持、決まり文句がある。

それは「自分で選んだ道」というセリフである。

これは射手座の中心的な思想を表しており、「人生は自分自身の自由意志で選択している」、

そして「自分の人生は、自分の選択や自由意志で切り開く」という思想の表れである。

射手座は木星が支配星となるため、哲学的であり、特にその中でもムーラは、支配星がケートゥとなるためか、人生の生きる意味や目的を常に求めているナクシャトラである。

人間の存在の理由、人間はどこから来て何処へ行くのかといった深い哲学的な問いをいつも内に抱えているのである。

そして、おそらくこれがスポーツの3室に絡む場合にスポーツを通して悟りを得て、そのことを通して世界を救うというような壮大な理想主義的な目標を抱くのではないかと思われる。

おそらく天秤座ラグナで3室射手座に惑星が在住するとか、ラグナはどこでもいいが、3室の支配星が射手座に在住するような場合にそのような思想を持つ、アスリートが生まれるのではないかと思うのである。
因みにこの映画の元となった『ハートブルー』の監督は、キャスリン・ビグローである。

キャスリン・ビグロー監督自身が、このような射手座の自己啓発とスポーツの精神が合一した思想を持っていることが推測され、私は射手座のムーラに惑星が在住しているはずだと考えた。

早速、チャートを作成してみると、天秤座に月が在住し、月から見て9室支配の水星が射手座ムーラに在住している。

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従って、結果は、私の理論通りであった。

天秤座のチャンドララグナから見て、9室(哲学、思想)が3室(スポーツ)の射手座ムーラ(哲学的、物事の根本を探究)に在住している。

3室はメディア、映像のハウスであり、従って、キャスリン・ビグロー監督はこのような思想を映画の中で表現したと理解できる。

また今回の『X-ミッション』のエリクソン・コア監督もキャスリン・ビグローの『ハートブルー』から強い影響を受けたと語っており、やはり射手座のムーラに惑星が在住しているのではないかと推測される。(※エリクソン・コア監督の出生データは不明)

キャスリン・ビグロー監督は、この『ハートブルー』の他に『ハート・ロッカー』という作品も撮っている。

HurtLocker
イラク戦争に従軍する爆弾処理部隊の隊員である主人公が戦場の中でしか生きている実感が得られず、家庭に戻って来ても直ぐに戦場に舞い戻ってしまう姿を描いた作品である。

全く反戦映画とは異なる人間の生きる意味を問いかける作品であるが、この中にもキャスリン・ビグロー監督の射手座の思想がよく表れている。

今回見た『X-ミッション』という作品だが、原題は、『Break Point』である。日本語に訳すと「中止点」となる。

BreakingPoint
これはおそらく、射手座の崇高な理想主義と、反社会的なテロリズムとの狭間のポイントのことを指していると考えられる。

この映画では射手座の理想主義を抱きつつ、この中止点を超えてしまった犯罪者集団を描いている。

射手座には「限界を突破する」という思想があり、それは過酷な自然に立ち向かうエクストリームスポーツの精神そのものである。

私も射手座にラーフが在住しているためか、自己啓発的な考え方に接する機会があるのだが、以前、自己啓発セミナーに参加したこともある。

その自己啓発セミナーの名前が「ブレークスルー」であった。

ブレークスルーとは、行き詰まりの状況や難関や障害を突破することを意味しており、これが射手座の基本思想なのである。

そして、その思想がスポーツの分野に適用されたものが、エクストリームスポーツである。

射手座の人にとっては、不可能に思える状況や障害を自分の選択や自由意志で克服し突破していくというストーリーがたまらないようである。

映画『X-ミッション』とはそのような人たちのための映画である。

(資料)



 

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映画「X-ミッション」エリクソン・コア監督 有名アスリートが撮影に協力、全編がクライマックスのようなアクション大作
2016.2.19 13:15 産経ニュース

極限の技を競うエクストリームスポーツ(Xスポーツ)のアスリートによる犯罪集団と、FBIの潜入捜査官の対決を描いた「X-ミッション」が20日、全国公開される。秀作「ハートブルー」(1991年)をリメーク。サーフィンやスカイダイビングなどの有名アスリートが撮影に協力し、全編がクライマックスのような迫力に満ちたアクション大作となった。(岡本耕治)

現金を輸送する貨物機を襲撃後、スカイダイビングで逃走するなど、超人的な手口で犯行を重ねる犯罪集団が登場。元XスポーツのアスリートだったFBIの研修生、ユタ(ルーク・ブレイシー)は、彼らがXスポーツの究極の挑戦「オザキ8」を達成しようとしていることに気づく…。

エリクソン・コア監督は「ワイルド・スピード」などの撮影監督で知られる人物で、今回が2作目。電話取材に、「『ハートブルー』は強い影響を受けた作品。“再解釈”できる機会がもらえてラッキーだった」と語る。

ユタは仏沿岸の巨大な波の上で、犯人グループのリーダー、ボーディ(エドガー・ラミレス)に接触する。せり上がるエメラルドグリーンの波の途方もない質量と美しさ、そして、その中をサーフボードで滑っていく2人の技量。見たこともないような力強い映像に、思わず声がもれる。

さらに、ウイングスーツで岩場すれすれを飛行、ベネズエラの高さ980メートルの滝、エンゼルフォールを素手でよじ登るなど、雄大な自然を舞台に展開されるアスリートたちの豪快で華麗な技に見入ってしまう。

各シーンはCG(コンピューターグラフィックス)ではなく、著名アスリートたちが実演した。

「アクションというより、各スポーツのドキュメントを撮っている感覚だった。危険な撮影だったが、安全には極力、気をつけた」と振り返る。

過激な自然保護思想を持つボーディらの目的は、オザキ8の達成と環境破壊を行う企業の襲撃で、自然に敬意を表すこと。ユタはグループに潜入して極限への挑戦を繰り返す中で、彼らに連帯感を覚え、自分を見失っていく。

「自分の居場所を探すユタと、世界を変えたいというボーディの渇望はメーンテーマ。ルークとエドガーは安全ロープは付けてはいたが、非常に勇気のいる撮影をこなした。そうした体験が、彼らのせりふ一つ一つに生きているんだ」

CG映像満載の作品があふれる中、アスリートたちの本物のスタントは実に新鮮に映る。

「天気やアスリートの体力など多くの制約があり、差し迫った状況からエネルギッシュな映像が生まれる。最近の映画にはそれが足りないんだ」と語った。
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