マーク・ザッカーバーグのチャート-独裁者としての一面-



マークザッカーバーグのチャートの特徴についてもう一度、言及するが、じっくり吟味すると非常に味わい深いチャートである。


例えば、絶対見逃してはならなかったのが、3-9室の軸での金星と火星の星座交換である。






3、10室支配の金星と4、9室支配の火星が3-9の星座交換し、更に星座交換するばかりでなく相互アスペクトもして、更にそれぞれの惑星は自室にアスペクトバックしている。


以下のように通常の星座交換だけでなく、相互アスペクトや定座へのアスペクトをもたらす強い配置である。


1. 星座交換
2. 相互アスペクト
3. アスペクトバック


惑星が星座交換すると共に相互アスペクトもし、自室にアスペクトバックもしている配置というのは、例えば、インディラ・ガンディーの1-7軸での土星と月の星座交換にも見られる配置である。


インディラガンディーの場合は、月と土星のコンビネーションによって、大衆へのカリスマとしての力を発揮しており、最も注目すべき配置の一つである。



金星は10室の支配星で、火星は9室の支配星である為、ダルマカルマラージャヨーガを形成しており、慈善活動、教育活動、啓蒙活動などに関係する絡みで、社会に対する大きな業績や貢献をもたらす配置である。


これがメディアの3室と教育、慈善の9室の軸で形成されている為、人類に新しい文化や習慣、コミュニケーションをもたらすプラットフォームを提供したのである。


3、10室支配の金星には更に2、11室支配の水星が絡んで、4、9室支配のヨーガカラカの火星との間で、2-9、9-11のダナヨーガを形成し、これに5室支配で自室に在住する強い木星がアスペクトしている。



また3室では、4、9室支配のヨーガカラカの火星が7室支配で高揚する土星と、7-9のラージャヨーガを形成している。



まず、ヨーガカラカの火星がメディアの3室に在住し、更に3、10室支配の金星と星座交換、相互アスペクトすることによって、3室とヨーガカラカが強く絡んでいる。


そして、3室の支配星には更に水星が絡んで、5室支配の木星がアスペクトしている。


メディアの3室が非常に強いことが分かる。



更に月をラグナとすると、ラグナロードの金星と7室支配の火星が1-7の星座交換し、9室支配の水星とコンジャンクトし、4、5室支配のヨーガカラカの土星がラグナで高揚して、1-4、1-5、1-7、1-9、4-9、5-9のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成し、木星はメディアの3室で自室に在住している。


因みにこのチャンドララグナから見た場合、ラグナロードの金星が7室のバラニーに在住し、3室射手座に木星が在住している配置などは、ここだけ見るとアドルフ・ヒトラーの配置に似ていることが分かる。






ヒトラーも宣伝が得意であったが、それは強い3、6室支配の木星が3室に在住していたからであるが、3、6室支配の木星というのは、ある偏った独りよがりの信念や理想主義、思い込みを表わし、狂信的な傾向を表わす配置である。


ヒトラーの信念や理想主義が病的なのは、この3、6室支配で3室自室に在住しているからである。



そして、月が射手座に在住する宣伝相ゲッペルスの力を借りて、強力に宣伝活動を行ったのである。



ヒトラーの場合、木星が更にラーフ/ケートゥ軸の絡みを受けており、グルチャンダラヨーガとなっており、10室支配の月とコンジャンクトして、傷ついたガージャケーサリヨーガとなっているので、全く同じ配置ではないが、しかし、3、6室支配で3室に在住する木星は、理想主義という面では同じ雰囲気や特徴を示すはずである。



マーク・ザッカーバーグにも3、6室支配の木星が3室に在住している所を見ると、楽天的で野心的な射手座の発想で、facebookを通じて世界を変えることが出来ると考えているかもしれない。



それがやや押しつけがましい「人々がつながる」という思想として現れているのかもしれないのである。



彼が常に正しいとは限らないので注意が必要である。



マーク・ザッカーバーグの3-9軸は、月から1-7軸として見た場合も非常に強力である。



ハーバード大学の学生から次々に他大学の学生に広めて行って、あっという間に電撃作戦によって、20億の人々をfacebookというソーシャルネットワークの中に取り込んで征服したのはヒトラーと同じように牡羊座が強いからである。


そして、そのfacebookを使って、CIAやNSAが人々を監視できるということが不気味である。



水瓶座の時代の全体主義や監視社会の問題というものが明らかに現れている。



今回の事件は、これまでファッショナブルで楽しい感じに聞こえてきたマーク・ザッカーバーグの「人々をつなげる」という思想が、5000万人分のデータが不正に政治利用されたことで、危ういものであることを明らかにし、ザッカーバーグの独裁者としての面を浮き彫りにしたと言える。


こうしたことは、天王星が牡羊座に入室したことと関係しているのである。


天王星が1930年代に牡羊座にトランジットしていた時、ヒトラーやムッソリーニが台頭し、日本では2.26事件などが起こり右翼が政治の前面に出てきた時代である。



マーク・ザッカーバーグの3、10室支配の金星に天王星がトランジットしていることで、ソーシャルネットワークで大衆の個人情報を支配する独裁者としての一面が強調されたのである。




データ不正の事件をきっかけにそれが起こったが、現在、ザッカーバーグは水星/金星期であり、アンタルダシャーロードである金星に太陽や天王星がトランジットしている。



こういう使い方はしないかもしれないが、アンタルダシャーロードである牡羊座バラニーの傷ついた金星に天王星がトランジットしている。



(※通常、ジョーティッシュでは天王星のトランジットなどは見ないが、ダシャーロードに対する惑星のトランジットを見ていくというジョーティッシュの通常の読解の仕方の中で使用することもできるかもしれない。一つの実験的な解釈である。)



そういうタイミングにマーク・ザッカーバーグが、世界に独裁者のように見えており、米上院公聴会で詰問されることになったのは偶然ではない。



そして、その公聴会で、ザッカーバーグは20億人の個人情報の管理責任は自分にあり、これからも私が管理し続けると主張して、それを押し通したのである。



今回の事件は、マーク・ザッカーバーグが独裁者として開き直るイベントであり、ブレグジット(英国のEU離脱)やトランプ大統領の台頭などの一連の保守革命の一つであると見なすことが出来る。

















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