イスラエルがイラン核施設など100か所を空爆





2025年6月13日未明、イスラエルがイランの核濃縮施設など軍事目標100か所に空爆を行ない、イラクも報復にイスラエルに向けてミサイル数百発を発射し、中東情勢が緊迫している。



イスラエルが核施設空爆 イランもドローンで反撃―軍事衝突激化の恐れ
2025年06月14日 00時16分 時事通信

【カイロ、イスタンブール時事】イスラエル軍は13日未明(日本時間同日朝)、イラン中部ナタンズのウラン濃縮施設や各地の軍事目標に空爆を加えた。ネタニヤフ首相は「大成功だ」と成果を誇示した。核開発の主要拠点が標的となり、軍トップも殺害されるなど打撃を受けたイランは報復としてイスラエルに向けて100機以上のドローンを発射したが、イスラエル軍が迎撃した。今後、軍事衝突が激化する恐れもあり、中東地域が一層不安定化する。

イスラエルによるイラン空爆は、最近では昨年4月と10月に続き3回目。軍によると、未明の攻撃では、空軍機約200機が作戦に参加し、約100カ所の目標に空爆を加えた。核施設のほかに、防空レーダーやミサイル発射装置、イランが昨年10月来、急ピッチで製造を進めてきたとされる弾道ミサイル関連の施設も標的にした。軍はその後もイラン西部などへ断続的に攻撃を続けているもようだ。

 イランでは、バゲリ軍参謀総長や精鋭軍事組織「革命防衛隊」トップのサラミ司令官ら要人が多数死亡。核科学者6人も殺害され、イランのメディアによれば、首都があるテヘラン州だけで78人が死亡した。中部イスファハンとフォルドゥの核施設には影響は出ていないものの、ナタンズの施設には甚大な被害が出たという。原子力庁報道官は「汚染が内部で起きたが、外部には影響がない」と語った。

 ネタニヤフ氏は、イランが核開発をかつてないほど前進させ「イスラエルの存続にとって明確で差し迫った脅威だ」と主張し、攻撃を正当化した。今回の攻撃は第1段階との位置付けで、同氏は「脅威を取り除くのに必要な日数だけ作戦は継続する」と強調。長期的な軍事作戦を視野に入れている可能性もある。

 一方、イランの最高指導者ハメネイ師は「邪悪で血塗られた手による犯罪だ」とイスラエルを糾弾し、「厳しい処罰を覚悟せねばならない」と警告した。イラン軍報道官はイスラエルの後ろ盾である米国も「大きな代償を払う」と語った。ハメネイ師は、軍参謀総長らの後任を指名した。

 米国は核兵器保有阻止に向け、イランと協議を進めてきた。トランプ米大統領は13日朝、自身のSNSで「イランには何度も取引の機会を与えたが、彼らは実現できなかった」と強調。「手遅れになる前に行動すべきだ」と述べ、イランに核合意に応じるよう迫った。

 AFP通信によると、国連安保理は13日、イスラエルによるイラン空爆を受けて緊急会合を開催する。

イランがイスラエルにミサイル数百発発射 報復攻撃を本格化か
2025/6/14 3:46 毎日新聞

イスラエル軍は13日夜(日本時間14日未明)、イランからイスラエルに向けて、ミサイルが発射されたことを確認したと明らかにした。また、イランメディアはイランが弾道ミサイル数百発を発射したと報じた。イスラエルが13日にイラン国内の核施設などを空爆したことを受け、イランが報復を本格化させたとみられる。

イスラエルでは各地で空襲警報が鳴り、軍は国民に対して、シェルターに避難するように呼びかけた。商都テルアビブで爆発音が響き、大きな煙が上がった。イスラエル国防省近くに着弾したとの報道もある。

 これに先立ち、イラン最高指導者ハメネイ師は13日夜、国民向けにテレビ演説し、「シオニスト体制(イスラエル)を崩壊させる」と語った。「イスラエルはこの罪に対して、無傷ではいられない。手を緩めることは決してない」とも強調し、イスラエルに被害を与える規模で攻撃する意向を示していた。

 一方、イスラエル当局者は、イランが住宅地を標的にすれば、イランの石油関連施設などの国家インフラを攻撃すると警告していた。イスラエル軍は13日夜もイラン中部イスファハンの核施設などに攻撃を加えていたが、イランの報復の規模次第で、今後はイランの産業施設などへ標的の範囲を広げる恐れがある。【エルサレム松岡大地、カイロ金子淳】

イスラエルがこのように近隣国に対して攻撃的なのは2025年3月30日以降、戦争の7室(魚座)に土星が移動して、5/15から木星が双子座に移動して、7室支配の木星にアスペクトし、7室にダブルトランジットしているからである。



またトランジットの火星も出生の火星にリターンして、7室にアスペクトしている。







イスラエルの建国図は乙女座ラグナで、8室にラーフが在住し、ディスポジターの8室支配の火星は12室に在住している。



2023年4月からマハダシャーラーフ期に移行し、ディスポジターの火星が結果を与える状況になっている。







ちょうどラーフ期に入った直後、つまり、2023年10月7日のラーフ/ラーフ期になってからパレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが突如、イスラエルへの攻撃を開始し、多数の犠牲者が出た。


イスラエルはガザ地区で大規模地上作戦を開始して、ガザ地区が徹底的に破壊され、多数の犠牲者が出た。





12室から7室にアスペクトする火星の意味


このイスラエル建国図の12室に在住する火星の意味は、7室から見ると6室に位置する為、まずは相手から徹底的な攻撃を受けることを表している。



6室は相手に戦争を仕掛ける時のハウスであり、自分よりも弱い敵に対して攻撃をする場合の配置である。



必ずしも敵が自分よりも弱いとは限らないが、自分から相手に先に攻撃を仕掛ける配置である。



そして、6室の火星は敵を粉砕する配置である為、徹底的な暴力を行なう。



しかし、12室の火星は、そこから相手国の7室にアスペクトする為、相手に報復攻撃を行なう配置である。




そもそもこの1948年5月14日15:50にイスラエルが建国すると、中東諸国がイスラエルに対して、先制攻撃を行ない、第一次中東戦争が勃発している。



その攻撃にイスラエルが反撃して、勝利を収めている。



つまり、12室の火星とは、相手から先に攻撃をされ、それに反撃して、相手をノックダウンする配置である。



それで戦いは終わりではなく、その後も戦いは継続していく為、やられたり、やり返したりを繰り返す配置である。



イスラエルはラーフ期に入ることによって、そのようなカルマに入ったようである。



このラーフ期は、2041年まで続くため、暫く周辺諸国との緊張状態が続いていくことになる。







イスラエルの2025年の新月図(魚座)を見ると、やはり、火星が12室に在住して、7室にアスペクトしている。



この12室の火星はもう一つ、隠れた12室から秘密理に作戦を行なうことを表しているようである。



何故なら、イスラエルの作戦は、つい先日、ウクライナがロシアに行なった蜘蛛の巣作戦と同じようにトラックで、ドローンをイラン内に設置して、そこから、ドローンを飛び立たせて、核施設を攻撃するような作戦を行なったらしいのである。



2025年6月3日のウクライナによる蜘蛛の巣作戦は、ロシア内に搬入したトラックからドローンを飛び立たせて、遠隔操作で、ロシアの空軍施設の戦略爆撃機41機を破壊した作戦である。(蜘蛛の巣作戦の詳細ニュースについては文末に引用)




日本の真珠湾攻撃を彷彿とさせる作戦で、連日、軍事侵攻を受けているウクライナによる強烈なカウンター攻撃であった。







それを行なった時の2025年のウクライナの新月図は、やはり、同じように12室に火星が在住し、7室にアスペクトしている。



12室の火星とは相手の死角からのパンチを浴びせ、相手に甚大な被害をもたらす攻撃を意味しているようである。



またこの2025年の新月図では、ナヴァムシャのラグナから見た7室に土星と火星が在住しており、敵国への激しい攻撃を表している。







しかし、ロシアの新月図を見ても12室に火星が在住しており、やはり、蜘蛛の巣作戦の後、ウクライナに対して、大規模なミサイル攻撃を行なっている。







ウクライナ建国図では、今、木星/月期で、月は7室の支配星で、ラグナに在住して、7室にアスペクトバックしている為、激しい戦闘を行なっている。




今回、イスラエルは、このウクライナによる蜘蛛の巣作戦と似たような作戦を行なって、不意打ちで、イラクに甚大な被害をもたらした。



これはそもそもイスラエルの建国図で火星が12室に在住し、今年2025年の新月図でも12室に火星が在住しているからではないかと考えた。










それではイランはどうかと言えば、やはり、イランも同じように12室に火星が在住しており、同じように相手に反撃を行なうと考えられ、また実際、数百発のミサイルを発射して、反撃を行なっている。







またナヴァムシャでは、ラグナから見て6室に土星と火星が在住しており、敵を粉砕する配置である。







イランの建国図では、イスラエルの空爆を受けた現在、木星/ラーフ期であり、ラーフは7、8室支配の土星とコンジャンクトしている。



従って、アンタルラーフ期の象意として、7室の戦争の象意が出て来たものと思われる。



今は、マハダシャー木星期の最後のアンタルダシャーーであり、次は2027年11月からマハダシャー土星期に入り、19年間続く。



おそらく、今回のイスラエルの攻撃をきっかけとして、今後19年間、イスラエルとは戦争状態に入っていくということではないかと思われる。



ナヴァムシャでは、木星は7室に在住し、土星も7室に在住しており、どちらも戦争を表している。







今年2025年のイスラエルの新月図(魚座)に建国図のラグナ(乙女座)を重ね合わせると、7室に惑星が集中しており、これは今年、イスラエルは戦争に明け暮れることを表している。






東アジア情勢


このように今年の新月図の効果がかなり様々な国で表れ始めている。



今年2025年の東アジアの国々(韓国、北朝鮮、フィリピン、中国)の新月図は、乙女座ラグナで、戦争の7室で惑星集中している。




中国の空母「遼寧」など複数の艦艇が、第二列島線を超えて、南鳥島(東京都)沖の太平洋を航行し、搭載する戦闘機やヘリコプターが発着するなど、これまでのレベル感を超えた活動を開始している。



初確認! 巨大な「中国空母」が日本の最東端沖に出現 そこで戦闘機の発着まで 防衛省が即座に発表
2025.06.10 乗りものニュース編集部

8隻からなる空母艦隊を編成

 防衛省・統合幕僚監部は2025年6月8日(日)、中国海軍のクズネツォフ級空母「遼寧」を含む複数の艦艇が、南鳥島(東京都)沖の太平洋を航行し、搭載する戦闘機やヘリコプターが発着するのを確認したと発表しました。

防衛省によると、6月7日(土)午後6時ころに「遼寧」(艦番号16)と、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(艦番号122)、レンハイ級ミサイル駆逐艦(艦番号104)およびフユ級高速戦闘支援艦(艦番号901)の計4隻が、南鳥島の南西約300kmの排他的経済水域(EEZ)内を航行していたとのことです。

 また翌8日(日)には、前日の4隻に加えジャンカイ級フリゲート(艦番号538)、フチ級補給艦(艦番号903)のほか、新たなルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(艦番号121)、レンハイ級ミサイル駆逐艦(艦番号101)の4隻が合流し、8隻からなる艦隊を組んで艦載戦闘機や艦載ヘリコプターの発着艦を実施していたといいます。

 なお、空母「遼寧」は5月25日(日)から26日(月)にかけて、東シナ海上の海域において同様に艦載戦闘機や艦載ヘリコプターの発着艦を実施しており、27日(火)には沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進しています。その後、同日から29日(木)にかけて、太平洋上で再び艦載戦闘機や艦載ヘリの発着艦を行ったのち、30日(金)に太平洋上の海域を南進しています。

「遼寧」は満載排水量約6万トンある中国初の空母です。元々は旧ソ連海軍のアドミラル・クズネツォフ級空母の2番艦「ワリヤーグ」として、黒海に面したウクライナの造船所で1988年に進水。ソ連崩壊後の混乱などで工事が中断していましたが、中国企業が海上カジノに改装することを名目に、中国本土まで回航。その後再生され、2012年9月に中国海軍向けとして就役しています。

 これに対し、佐世保基地(長崎県)を母港とする海上自衛隊第8護衛隊所属の護衛艦「はぐろ」が警戒監視や情報収集を行ったとしています。


まもなく、東アジアで軍事衝突など、何かが起こると予想される。




(2025年に起こる可能性のある出来事については、『2025年の日本と世界』で詳しく解説済みである)







アメリカ合衆国


アメリカでは、ドナルド・トランプが、ロサンゼルスの移民取り締まりに対するデモ活動に州兵を派遣して、内戦の危機が生じている。



国家のアイデンティティーが変化するような事態が生じている。







魚座惑星集中の為、トランプの非常事態宣言や戒厳令のような独裁的な施策により、国家の過激な右傾化が生じている。



その中で、7室にも多くの惑星がアスペクトする為、軍事衝突が起こってくる。



またインドで航空機が墜落した事件から推測すると、アメリカの建国図で、11、12室支配の土星が12室(水瓶座)に在住する配置は、株式市場、銀行システムのクラッシュを表しているのではないかと思われる。



これもまもなく起こるはずである。



おそらく、2025年7月13日から土星が魚座で逆行して、水瓶座にダブルトランジットする為、その前後に生じるのではないかと思われる。





“ウクライナが無人機攻撃でロシア軍爆撃機など41機破壊”
2025年6月3日 1時47分 NHK NEWS WEB

ウクライナメディアは、ウクライナ保安庁がロシア各地の軍用飛行場に無人機で攻撃を行い、ロシア軍の戦略爆撃機など41機を破壊したと伝えました。ロシア国防省は攻撃があったことを明らかにした上で、けが人は出ていないと発表しました。

ウクライナ保安庁「クモの巣作戦」詳細発表

ウクライナの保安庁は2日、「クモの巣作戦」の詳細について発表しました。

この中で、ロシアの4つの軍用飛行場に同時に無人機による攻撃を仕掛け、A50早期警戒管制機やTU95戦略爆撃機、TU160超音速戦略爆撃機など、41の機体に打撃を与えたとしています。

そのうえで、ロシアの主要な軍用飛行場にある戦略的巡航ミサイルを搭載できる機体の34%に被害を与えたとして、「敵の航空戦力への壊滅的な打撃だ」と強調しました。

また、攻撃に使われたのは、FPV無人機と呼ばれる無人機に備え付けたカメラの映像をみながら操作できるものだとしています。

保安庁によりますと、FPV無人機と移動式の木造住宅をそれぞれロシア国内に輸送し、その後、木造住宅の屋根に無人機を隠してトラックに積んだということです。

そして攻撃の際には、屋根を遠隔操作で開けて無人機が標的に向かったとし、極めて複雑な作戦だったとしています。

“ウクライナが無人機攻撃でロシア軍爆撃機など41機破壊”

ウクライナメディアは1日、情報筋の話として、ウクライナ保安庁がロシア各地の軍用飛行場を無人機で攻撃したと報じ、作戦を指揮する保安庁のマリュク長官だとする写真を公表しました。

作戦は1年半以上かけて準備され、ロシア軍の戦略爆撃機など41機を破壊したと伝えています。

一方、ロシア国防省は1日、国内の5つの州にある軍用飛行場に対し、ウクライナ軍が無人機による攻撃を行ったと発表しました。

このうち、東シベリアのイルクーツク州と北部のムルマンスク州の軍用飛行場では、複数の航空機が火災を起こしたものの、けが人は出ておらず「テロに加わった複数の人間を拘束した」としています。

イルクーツク州の知事は1日、SNSで「シベリアでは初めての無人機による攻撃だ」と投稿しました。

こうした中、ロシア西部ブリャンスク州では5月31日、線路をまたぐ陸橋が崩壊し、下を走っていた列車が脱線して7人が死亡したほか、1日には、西部クルスク州でも鉄橋から列車が落下し、運転士などがけがをしていて、捜査当局が詳しい原因を調べています。

ウクライナ当局 “『クモの巣』作戦 ロシアの損害1兆円余”

ウクライナの保安庁は1日、SNSへの投稿で「クモの巣」と名付けた作戦を実施したと明らかにし、攻撃で損害を与えたロシアの戦略爆撃機の推定のコストは合わせて70億ドル、日本円で1兆円余りにのぼると主張しています。

その上で、ロシアの主要な空軍基地にある巡航ミサイルを搭載できる機体の34%を攻撃したとして、敵を祖国から追い払うため全力を尽くしていると強調しました。

また、ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSに保安庁のマリュク長官と笑顔で握手している様子などの写真とともにメッセージを投稿しました。

この中で、マリュク長官から作戦について説明を受けたとした上で「極めてすばらしい結果だ。計画開始から実行まで1年6か月と9日かかり、最も長期にわたる作戦だ。作戦の準備に関わった人間はロシアの領土からタイムリーに撤退した。歴史の教科書に必ず残るウクライナの行動だ」として高く評価しました。

ゼレンスキー大統領「とても強力な模範示した」
リトアニアを訪れているゼレンスキー大統領は2日、報道陣の取材に応じ「クモの巣作戦」について「すべての国が主権と領土の一体性を守る準備ができていることを示さなければならない。ウクライナはとても強力な模範を示した」と述べ、成果を強調しました。

ロシア軍 過去最多の無人機で攻撃 12人死亡

一方で、ウクライナではロシアが大規模な攻撃を続け、5月26日にかけては3日連続であわせて900機を超える無人機で攻撃を行い、非常事態庁の報道官は過去最も多くの救助隊員が活動を迫られたと明らかにしています。

無人機による被害を受けた首都キーウ中心部の通りでは、ホテルや住宅が入った建物の壁の一部が大きく崩れ、窓が残っていない部屋もありました。

近くに住む72歳の女性は「この3年で一番ひどい攻撃でした。心臓が止まるかと思いました。若い女性たちは泣き始め、祈りをささげる人もいました」と当時の様子を振り返っていました。

ウクライナでは1日にかけてもロシア軍が過去最多となる472機の無人機と7発のミサイルによる攻撃を仕掛け、東部ドニプロペトロウシク州にある陸軍の訓練施設の一つでは、ミサイル攻撃を受け12人が死亡し、60人以上がけがをしたと伝えられています。






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