2025年 参議院選挙結果について -新しい保守の躍進-




参議院選挙の結果、自民、公明がそれぞれ、-13、-6と大きく議席を減らした。


その減らした議席を国民民主党や参政党が、それぞれ+13議席と大きく獲得した。






(讀賣新聞オンラインより引用抜粋)



注目すべきは、立憲民主党が、±0で、自民、公明が失った議席を全く吸収できなかったことだ。


そして、れいわ新選組は、+1で、あれだけ党首の山本太郎が奮闘しても、わずか1議席の増に終わった。


共産党が、-4議席で、大きく議席を減らし、社民党は、かろうじて、ラサール石井の知名度で、2議席を維持した。


しかし、1議席失っている為、±0で、現状維持にとどまった。


日本保守党は、2議席を獲得している。


維新は、+2議席で関西では強いが、全国区では議席を獲得できず、関西圏の地域政党の色彩が強いことが分かる。





既に何度も述べているが、今年の新月図では、魚座6室に惑星集中し、6-8の星座交換が形成されている。


魚座は保守を表す星座で、宗教やスピリチャルを表す星座であるが、宗教みたいな党であるとも言われている参政党の街頭演説で、会場を埋め尽くす聴衆の熱気がすさまじかった。


日本が保守の国であることを象徴している。



6室惑星集中は生活が苦しい国民を象徴しており、そうした人々が、自民、公明の増税政策に反発し、ノーを突き付けたことが分かる。


つまり、減税を主張していた政党が勝利したのであるが、しかし、減税を主張していても、リベラル色の強い政党は全く議席を増やすことが出来ず、減税を訴え、保守色の強い政党が議席を伸ばした。


これは日本における保守革命と言ってもいいかもしれない。



つまり、立憲民主党、共産党、れいわ新選組は、全く勝てなかったのである。


れいわ新選組は、消費税廃止を一貫して訴えて来たぶれない政党で、山本太郎は街頭演説で、凄まじい程の努力をしているが、それでも全国区で、コアなファンを集めて、かろうじて、1議席獲得したのみである。


これは自民、公明が減らした票をほとんど獲得出来なかったことを意味している。


いくら減税を主張していても、これ以上のリベラル化は、日本国民は、望んでいないことを象徴している。


また外国人問題、選択的夫婦別姓、LGBTQなどにおいて、行き過ぎたリベラルな政策にノーを突き付けたということかもしれない。



石破茂は、政治的空白を避けるために続投を表明しているが、自民党内で、退陣を要求する声が大きい。



最新のニュースでは、石破茂は、8月末までに退陣するかどうか表明するという。



石破首相、退陣へ 8月末までに表明 参院選総括踏まえ
2025/7/23 11:17 産経新聞

石破茂首相は23日、自民党が8月にまとめる参院選の総括を踏まえ、同月までに退陣を表明する意向を固め、周辺に伝えた。首相は同日、自民党の麻生太郎最高顧問、菅義偉副総裁、岸田文雄前首相と会談し、自らの進退を巡り協議するとみられる。

ただ、参院選大敗直後に続投の意向を表明した首相に対し、党内から退陣要求や批判の声が高まっているため、判断時期が前後する可能性もある。

 首相に対しては、各地の地方組織が退陣や党の体制刷新を求める他、中堅・若手議員からは党大会に次ぐ意思決定機関「両院議員総会」を開催し、総裁選の前倒しの議決を求める声も出ている。

 こうした状況を踏まえ、首相は麻生氏ら首相経験者3人と意見を交わし、理解を求めたい考えだ。現職首相が首相経験者と一堂に会するのは異例。政府関係者は「石破首相が3人に頭を下げるスタンスだ」と話す。

 党執行部は当初31日の開催を予定していた両院議員懇談会を29日にも前倒しし、参院選の総括を開始する。8月に総括をまとめた後、執行部として責任のあり方を判断する方向だ。木原誠二選対委員長は検証・総括を終えた段階で辞任する意向を示しており、党総裁である首相の進退も判断することになる。政権幹部は「総括が出れば、執行部は責任についてしっかりと判断しないといけない」と話した。

 首相が今月中に退陣した場合、来月に召集予定の臨時国会で首相指名選挙が行われるが、少数与党の状況では自民党総裁が首相になれる保証はない。首相指名を巡り野党と協議する時間を確保するため、退陣する場合は来月以降の表明を検討している。

 首相は23日、続投理由の一つに挙げていた日米関税交渉が合意に至ったことが進退に与える影響について、「合意の内容をよく精査をしなければ申し上げることはできない」と首相官邸で記者団に語った。


私は、2025年5月6日付の『石破内閣の黄昏 -いつ退陣するか-』の中で、石破茂を牡牛座ラグナに修正した上で、参議院選挙の前か後に退陣することを予想していたが、その通りになりそうである。







しかし、自民、公明が大敗し、民意が出ているにも関わらず、政権にしがみつこうとする姿勢は、物事の変化を嫌い、持続を望む牡牛座の資質がよく表れている。



なかなか辞めようとしないのは、そういう意味である。



8月末に石破茂が退陣し、その後、衆議院解散総選挙で、そこでも自民、公明が大敗し、日本の政治は、完全に変化していくのである。



今回の選挙において、何が素晴らしいかと言えば、利権政治屋ではない、普通の一般人が、参政党から出馬して、大量当選したことである。



資本家と結託した利権政治屋、そして、政治家と癒着した官僚によって支配される日本を変える希望が生まれた。



次の衆議院選も重要だが、保守色の強い、魚座、蟹座、蠍座といった水の星座の美徳の表れである精神性や尊厳を日本が取り戻すという重要な戦いが今、行なわれている。




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