2021年インド占星術セミナー【大阪】結果報告



2021年10月2日(土)- 3日(日)10:00~17:00 (全2回)で開催した大阪セミナーが無事終了した。


今回は、コロナも再び、拡大しており、今ひとつ気が乗らないので開催をどうするか考えていたが、そんな時、関西の内山真月さんにマンデン占星術に興味がある方が多いので、やってみたらどうかと助言を頂いたのがきっかけで、告知などにも協力頂けるということで、それならやってみようと思い開催にこぎつけた。


興味深いことに開催を決めた時、トランジットの木星が水瓶座から山羊座に逆行する直前で、10室に木星と土星がトランジットするタイミングであった。


実際、このテーマは、このコロナ下にこそ、やるべき旬なテーマであった。


2020年からコロナで、度々、緊急事態宣言が発せられ、経済的にも飲食や旅行などサービス業関連がダメージを受け、リモートワークが進んだ今、経済的に新しい仕組みが生まれ、定着しつつある。


コロナが開けたら人々の消費や働き方など、コロナ前に戻ると考えている論客もいるが、二度とコロナ前には戻らないと考えている人もいる。


私の考えは後者であるが、人々の考えも二分しており、緊急事態宣言も解除された今、日本や世界やどのような状況に向かっていくのが、非常に先行きが見えない状況である。


そんな時にマンデン占星術を駆使して、前もって考えていけば、日本や世界の未来が見えて来て、起こることは変えられないが、少なくともその起こることに対する心構えなどは、事前に準備できる。


個人の鑑定では常にそのようなことを行なっているが、国家や社会の未来を先取りし、それに対処していくにはマンデン占星術が必要である。



本講座では、そうしたこれから先の日本や世界について考える為のマンデン占星術の基礎知識を習得し、その考え方を身に付け、参加者自身が自分で考えていくことが出来るようにする為のセミナーであった。


その役割は十分果たせたのではないかと考えている。



今回は、京橋近くの倒産したホテルの一室が貸し会議室として貸し出されていた為、そこを借りて行なったが、実際、現地に行ってみると、写真とは違って、大分、狭い部屋であった。



然し、そんな部屋に定員近い人数が集い、寺子屋のような雰囲気で、基礎知識を習得した上で、様々なマンデン図を議論することができ、非常に有意義なセミナーとなった。



参加者の方を交えて演習していく部分については私は事前に準備しておらず、その場で、思いついたことをどんどん意見を出して頂くことで参加者全員で作り上げていく創造的プロセスの場となる。



今回もそれが上手く働いたようで、セミナーを準備する間は勿論、セミナー中に私自身も新しい発見や、新しい知識を獲得することが出来た。



非常に有意義なセミナーとして、2日間を終えることが出来た。(参加された皆様、ありがとうございました)



その前日、前々日に行ったジョーティッシュ対面鑑定(大阪)においても昨年、参加された方に再び、参加して頂くなどリピートもして頂き、来年度のインド占星術マスターコースへの参加希望の方に出会うことも出来た。


おそらく現在、私の10室に木星と土星がダブルトランジットしていることも影響していると考えられる。



こうして、私の3日間の大阪でのミッションは終了した。




坂本さん事務所へ


全て終了した後、今回も帰宅まで2日程、予備日を設けておいたが、そのうちの1日で、坂本さんという10年前にセミナーに来てくれた方のセミナー会場にも使えるという事務所を訪問した。



坂本さんは、大阪で占いの館を経営しており、初期のセミナー参加者で、支援者でもあり、セミナーなどで送迎してもらったり、色々お世話になった。



以前、白龍先生という人相学の達人の方の所に連れて行ってもらったり、有馬温泉の会員制の保養地にも連れて行ってもらうなど色々接待を受けた。



私の前には、本多さんも坂本さんに招聘されて、レッスンを行なっていたという。



坂本さんのチャートを作成すると、ラグナが、牡羊座と牡牛座の境界付近にあり、10年前、そのラグナを確定するのは当時のスキルでは非常に難しかった。



どちらとも説明できる配置が多く、それは難問であった。



然し、今回、私は、サプタムシャを使って、確実に牡羊座ラグナだと言い切ることが出来た。この10年で、私もジョーティッシュのスキルがだいぶ上達した。



坂本さんのチャートは度々、私のテキストなどにも事例として使わせて頂いているのだが、今回の再会は、10年の歳月を感じさせるものであった。



当時、私が初めて大阪に行ってセミナーを行なった時、まだジョーティッシュの教える人間が少なかったということもあったのか、大変な歓迎を受けた。



その時、私は、チャラダシャーが獅子座で、獅子座にはPKが在住しており、獅子座から見て、AmKが11室に在住していた。



獅子座は5室であり、PKは5室の支配星に相当する為、イベントを開催する時期であり、5室には権威という意味がある為、思いがけない歓迎を受けて、ちやほやされたのだ。



この時の経験が忘れられなくて、毎年のように大阪に行っているのだが、その時の経験は二度とないのである。



やはり、人は皆、一番良かった時の経験が忘れられないらしい。



例えば、『なんとなく、クリスタル』の田中康夫も作家から長野県知事に立候補して当選し、新進気鋭の改革者として、もてはやされたが、その時の経験が忘れられないのか、今年の横浜市長選にも立候補していた。



人は一度でもいい経験をすると、それが忘れられないのだ。






松尾神社を訪問


2日目は、嵐山の松尾神社に訪れた。



別に松尾神社を知っていた訳ではないが、嵐山の一つ前の駅前にあった為、面白そうだと思い、見に行った。



私が宿泊した長堀橋からOsakaMetro長堀鶴見緑地線で、一本で、嵐山にダイレクトに行けるのである。これは便利だと思った。


通常、嵐山など京都の奥地に行くには、京都に着いてから、再び、バスなどで行かなければならないが、この線だと直接行けるのだ。



京都は、以前は、大阪に行く度に夢中になってあちこち忙しく見て回ったが、一通り、見たので、今では特に行きたいという所もなくなっている。



今の段階では、京都で、誰も知らないようなマイナーなマニアックな所に行きたいという気持ちが強い。



また以前のようにあれもこれも見て回りたいといったがっついた気持ちは既になくなっている。







神社の裏側の山から突き出ている岩に神が下って鎮座したという。




然し、この適当に飛び込んでみたこの神社は、京都で最も古い神社の一つで、秦氏が建立した神社だそうである。



因みに秦氏は、キリスト教系ユダヤ人だという説がある。



神社を構成している木材は、非常に年季が入っており、味わい深いものだった。



その庭や古物を展示してある建物内を見学したが、平安時代末期の社会情勢を時系列に記した出来事の年表というものがあった。



それには、989年(永延3年)ハレー彗星出現と記されており、また1066年(治暦2年)もハレー彗星出現と記されていた。



また864年(貞観6年)にも富士山噴火と記されており、1083年(永保3年)にも富士山噴火と記されていた。



858年(天安2年)と、860年(貞観2年)には、京都で大洪水が起こったと記されていた。



また869年(貞観11年)には、貞観三陸大地震が起こったと記されている。




平安時代末期の社会情勢(松尾神社内資料、一部抜粋)

858年(天安2年)京都で大洪水

860年(貞観2年)京都で大洪水

864年(貞観6年)富士山噴火

869年(貞観11年)貞観三陸大地震

989年(永延3年)ハレー彗星出現

1066年(治暦2年)ハレー彗星出現

1083年(永保3年)富士山噴火



神社の歴史年表であるにも関わらず、そうしたマンデン占星術的な出来事が記されており、あたかもマンデン占星術の勉強をしろとでも言うかのように過去のマンデンイベントが記されていた。



これは面白いと思って、館内は撮影禁止だったが、メモを取ってきた。




wikipedia ハレー彗星で調べると、989年と、1066年のハレー彗星について以下のように記されている。



989年

日本では『日本紀略』『一代要記』に観測記録がある。『日本紀略』には7月6日の彗星と8月13~23日の彗星が記載されており、前者についてはハレー彗星なのかどうか不明である。『一代要記』では8月15日に東の空に彗星があったと書かれている。中国では『宋史』に観測記録がある。8月13日にふたご座の西で出現し、30日間観測された。最初の10日間は朝に見られたが残りは夕方に見られるようになったとも書かれている。『高麗史』にはハレー彗星と思われるものが記録されているものの10月18日で日付が合っていない。

11世紀~15世紀

バイユーのタペストリーに描かれたハレー彗星と、それを指差して眺めるハロルド2世の従臣。上にはラテン語で「彼らは星を驚き眺めている」と書かれている。

上写真を彗星部分のみ拡大したもの。

1066年5月6日にロンドンで観測されたハレー彗星。Stellariumを用いてシミュレーションされた。月、火星、木星、土星も図に見える。

1066年

この時のハレー彗星はバイユーのタペストリーに書かれており、ハロルド2世の即位後まもなく彗星が現れ、従臣たちを怯えさせたことが記録されている。その後、イングランド王国は外国からの侵略を受け、ハロルド2世は戦死、国は征服された。この時のハレー彗星は金星の4倍ほど大きく、月の明かりの4分の1ぐらい明るいと描写されている。このときの接近距離は0.10auである。

また、この彗星は『アングロサクソン年代記』にも見られ、マルムズベリーのエイルマーはハレー彗星を989年にも見たと思われるような文章を残している。アイルランドの年代記『Annals of the Four Masters』(英語版)第2巻にある「月よりも明るい星」もハレー彗星に比定する説がある。ニューメキシコのネイティブ・アメリカンもペトログリフにこの出現を表した可能性がある。
日本では『一代要記』『扶桑略記』に記載があり、治暦2年(1066年)の4月に見られた旨が書かれてある。中国では『宋史』に記録があり、治平3年(1066年)4月2日の朝に東の空、ペガスス座で見られたと書かれている。『高麗史』にも4月19日に観測されたとあるが、4月24日ではないかという疑義がある。


M.S.MEHTA氏の『TIME TESTED TECHNIQUES OF MUNDANE ASTROLOGY WITH OVER 100 ILLUSTRATIONS』によれば、



彗星が出現する星座が表わす国は苦しみ、人々の健康は一般的に影響を受けると記されており、また歴史上、大きな彗星が現れたときには、地震、飢饉、戦争などの形で大きな不幸が訪れたと記録されているという。


ヴァラーハミヒラの『ブリハット・サンヒター』に記されているそうだ。



そういう意味で、ハレー彗星とは、まさにマンデン占星術のテーマの一つである。



ハレー彗星が出現した989年(永延3年)のチャートを作成してみると、以下のように土星と木星が山羊座をトランジットしていたことが分かる。



既に我々も経験したように土星が山羊座に入室した2020年初めから、新型コロナウィルスが世界的に蔓延し始めて、まさに山羊座への土星や木星のトランジットが危険であることが分かったが、それと同じトランジットが形成されていたのだ。








歴史年表を見ると、この翌年の990(正暦1)年は、『疫病が流行し、藤原兼家ら没。藤原道隆の娘定子が中宮になる。』と記されており、やはり、山羊座に土星がトランジットしていたこの時期、疫病が流行ったことが分かる。



そして、更にこの時は、ハレー彗星が出現していたのである。ハレー彗星は、wikipediaによれば、双子座の西に出現したと記されている。




ハレー彗星が出現した1066年(治暦2年)の方は、特に日本史においては、何があったか情報がないが、1066年フランスのノルマンディー地方に定住していたノルマン人が、イギリスを征服して、1066年のクリスマスに即位し、イングランド国王になった年である。



これも一国を侵略して、征服してしまうような出来事であるから、マンデン占星術的には重大な出来事である。







1066年1月1日のトランジットを見ると、蟹座で逆行する木星と、獅子座で逆行する土星が、蟹座でダブルトランジットを形成し、この時期、民族主義、愛国主義が台頭しており、国益を追求して、他国への侵略が行なわれたと分かる。


蟹座への木星と土星のダブルトランジットも、独裁者が台頭したり、戦争になったり、非常事態宣言が発令されて、平常時とは違う状態になるタイミングである。




1066年の12月25日は、木星は獅子座で逆行し、土星は乙女座で逆行して、獅子座にダブルトランジットが形成されている。






864年(貞観6年)には、富士山が噴火しているため、この時のヒンドゥーニューイヤーチャート(新月図)を平安時代なので、京都で、作成してみた。





興味深いことに水瓶座ラグナで、国土の4室を支配する金星が火の星座に在住し、火の惑星である火星とコンジャンクトし、土星からアスペクトされている。



土星と火星の相互アスペクトは、マンデン占星術的には大災害を表わしており、火星は牡羊座で定座に在住しており、土星は天秤座で高揚して、4室の支配星は、強力な火星と土星のアスペクトを受けている。





1083年(永保3年)の富士山噴火した年の新月図も京都で作成してみたが、4室にラーフ/ケートゥ軸が絡み、4室支配の金星が8室支配の土星からアスペクトされている。


また月から見た4室支配の水星が、火の星座で、ラーフ/ケートゥ軸と絡み、火星からのアスペクトを受けていることも関係しているかもしれない。





また858年(天安2年)と、860年(貞観2年)には、京都で大洪水が起こったようだが、858年は、魚座に水星と火星が在住していることが関係しているかもしれない。






以前、西日本で、豪雨があった時に豪雨のあった日で、マンデン図を作成してみると、水の星座である蟹座にラーフ/ケートゥ軸が絡み、水星が在住して、山羊座から火星がアスペクトしていたのを覚えている。





水の星座が、傷つけられて、特に火星によって傷つけられた時に大雨になるのではないかと考えられる。






860年(貞観2年)の新月図を作成してみると、ラグナから見た4室(国土、土地)の水の星座である魚座に水星が在住し、火星がコンジャンクトしている。



新月図では常に魚座に月と太陽が在住し、水星は常にその近くにいる為、この考え方で正しいのか分からないが、火星が水の星座に絡んでいることは確認できる。






最後に869年(貞観11年)の貞観三陸大地震を見てみると、これは機能しているようには感じられなかった。



国土の4室にラーフ/ケートゥ軸が絡んで、傷つけているが、月から見た4室支配の水星に土星がアスペクトして傷つけているのみである。




このようにイベントが終わった後も課題を与えられて、検証することになった。




今回、準備したマンデン占星術の内容では、各国の建国時からの出来事が、ダシャーの推移で説明出来るかを検証したが、国家の過去の出来事が、ほとんどダシャーで説明できることを知って、非常に驚いた。



それらの準備した内容を全て、セミナーで説明することが出来なかった為、東京や横浜で開催する際には、各国の建国図において、過去の出来事がいかにダシャーの推移で説明できるかについて、もっと多くの建国図で検証するような内容にしたいと思っている。



これまで、マンデン占星術については、マンデンイベントについて興味を感じた時にブログでも取り上げて来たが、国家の建国時からの出来事を遡って最初から説明していくことで、非常に多くのことが理解出来た。



そうした意味で、今回は、非常に大きな収穫を得たと言える。




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コメント

コメント一覧 (8件)

  • 秀吉先生、先日はありがとうございました。
    情報がぎゅっと詰まっていて、講義があっという間でした!

    さて、Sさんがご質問なさってた魚座新月が2回ある場合ですが、私も興味がわいてポチポチ調べていたところ、
    2029.3.15に0°付近、と2029.4.14に29°58’付近で成立してそうな感じでした。

    0°の方を次の新月までの1ヶ月間のチャートとして読むべきか、どちらか一方を採用して1年間を見るべきか、、、
    この1年が両方のチャートで読み取れると読むものか(例えばその年の前半後半とか?)、、
    考えてみるけどよくわかりません。

    またご意見伺えれば嬉しいです。
    • 確かに魚座の最初の度数と最後の度数で、2回、月と太陽が魚座で、新月を形成しており、稀なケースだと思います。


      ただ魚座で月と太陽がコンジャンクトして、新月を形成するタイミングを見るのは、春分点が魚座にあるからですが、


      春分点は、魚座の6°付近にあります。


      例えば、2021年10月9日現在のラヒリ・アヤナムシャは、パラシャラズライトで出すと、-24:09:24です。


      ですから春分点は、魚座の5°50’36″にあります。


      最初の月と太陽の新月は、0°35’で起こっている為、これだと、春分点を越えていないと思います。


      春分点を越えていないということは、まだ月と太陽が春分点という基準点に達していないということになる為、


      春分点に到達していて、しかも月と太陽が春分点と同じ魚座で、新月を形成しているという条件の方が、正しいのではないかと思います。


      越えていれば、条件は満たしているからです。


      2回目の新月は、29°58’で形成されています。


      2029年のチャートだと未来になる為、どちらが機能しているかの検証が出来ません。


      過去において、魚座で新月が2回形成されている場合は、どちらが機能しているかを調べられると思います。


      もし過去で、2回魚座で新月が形成される年があったら、是非、フィードバックをお願いします。


      その時は、どちらが機能しているか検証してみたいと思います。
      • 早速のご返信ありがとうございます!
        なぜ魚座新月なのか、というところから魚座の春分点を基準に考える、とのこと納得できました。
        また過去の2回新月がある年、探してみます。

        歳差運動や春分点については、今更ながら、あまり理解できていないところでもあり。。基礎的な天文についての知識をちゃんと理解しなければ…!と思いました。
        今回資料に図を入れて下さってたのも、ありがたかったです。
  • 過去の魚座新月2回形成、見つけました。
    何があった年なのかとか、まだ調べていないのですが。
    取り急ぎご報告させていただきます。
    1964.3.14 11:13 0°10’付近
    1964.4.12 21:37 29°16’付近
    です。

    ぜひ、よろしくお願いします。
    • データの方、ありがとうございます。

      1964年の出来事を調べましたが、はっきりとした結論は出ていません。

      以下にまとめましたので、参考にして頂ければと思います。

      https://star7.org/?p=14838
  • 秀吉先生の小室圭と眞子内親王殿下の結婚予言が的中しましたね。
    3年前から一貫してたので、少し驚きました。

    やはり、7Lの水星が、5-7・7-10のラージャヨガを形成し、高揚して強力なバドラヨガを形成しているD1の結婚運は強いですね。
    ただ、D9で6H定座金星、7H定座のバドラヨガの水星、8H高揚木星のラグナ・アディ・ヨガに太陽や定座の月が加わっていて非常に強いですね。
    やはり、出生時刻をきちんと修正することが予言的中に重要と思わされた事例でした。

    占星術理論上は、小室の強力な結婚運が分かりますが、ニュースを見てるとずっと結婚危うしの報道でしたから。


    岸田文雄に関しては、どうも私は、火星がD1とD9でラージャヨガカラカである点、秀吉先生が仰るようにダシャーで10Lや10Hを軽視した点、ラーフも火星も金星もD1・D9・D10でケンドラに在住していることが多かった点を軽視していたようです。

    また、今後は弱い木星期になるとの思い込みが強過ぎました。
    あくまで正直に選挙当日の運勢が重要であり、今後の運勢の弱さで判断したのが間違いでした。
    星位の強さばかりでなく、10Lや10Hを重視すべきでした。



    マンデン占星術と言えば、最近は中国の不動産バブル崩壊が騒がれてますが、これは中国建国図で不動産を示すMKの水星と関係ありそうです。
    現在、中国は水星ー水星ー土星期です。

    ちなみに日本は土星がMKでしたが、マハダシャー土星期に不動産バブルが起き、崩壊しました。
    もしかしたら、MKのダシャーは不動産バブルとその崩壊に関係するかもしれません。

    また、現在の中国はサブダシャーが水瓶座期で今年の年末まで続きますが、水瓶座から8HにMKとGKが在住します。
    この状況が、現在の不動産バブル崩壊をもたらしているかもしれません。

    また、アメリカは蠍座のメジャーダシャーで、不動産のサブプライムローン問題からリーマンショックになりました。
    アメリカのMKは双子座にありますから、MKが8Hにある時期でした。

    ですから、年末までに中国の不動産バブルが崩壊し、リーマンショックを超える世界同時株価大暴落かもしれません。
    過去の株価大暴落は、太陽が減衰する天秤座の太陽の時期に起きてます。
    また、土星と火星が山羊座と天秤座で相互アスペクトし、減衰する木星と減衰する太陽と水星がこれらに傷つけられます。
    木星は11月20日頃に水瓶座に移動しますから、それまでがヤバいのではないかと思いました。

    しかし、私の予測ですから、高市の件みたいに外れるかもしれません。
    • 小室圭氏の結婚は最初はラグナが出生図、ナヴァムシャ共に射手座であることが完全に正しいとは思ってませんでしたが、更に検証を重ね、先日、コンディショナルダシャーで、出会いと結婚が共にD9のアンタル太陽期であることを確認して確信に変わりました。最近、コンディショナルダシャーやアディヨーガなど更に使える道具が増えたことにより、更に予想が発展して来たというのがあり、継続して見続けた結果です。ナヴァムシャのラグナを修正した時点で、言い切りはしましたが、その後、材料が増えていったというのが大きいです。
      岸田文雄については惜しかったと思います。
      やはり強いだけではダメだったということで、今回のケースを通じて色々学びました。
      皆、はっきり言って強かったのであり、もっとも大事なパラメーターは何かということです。
      中国の不動産バブル崩壊のMKの使い方はそれでいいと思います。MKは4室の支配星に相当し、マンデン占星術では、国土、建物、土地、国家のインフラ関係ですから、そのような見方が出来るかもしれません。

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