出生時間は分からないが、種々検討の結果、おそらくラグナは蟹座で、プナルヴァス第4パダに在住し、ナヴァムシャのラグナも蟹座ではないかと思われる。
まず、稲田朋美は出生時間を00:00:01に設定すると、2016年9月21日現在、ダシャーはケートゥ/土星期である。
ダシャーバランスは、マハダシャーケートゥ期が2011年2月20日~、マハダシャー金星期が2018年2月20日~である。
また出生時間を23:59:59に設定すると、2016年9月21日現在、ダシャーは金星/土星期となる。
ダシャーバランスは、マハダシャーケートゥ期が1995年6月28日~、金星期が2002年6月27日~である。
つまり、現在のマハダシャーの取り得る範囲としては、ケートゥ期の終りから金星期の終わりである。
ほぼ金星期が占めており、現在のマハダシャーは金星期のどこかである可能性が高い。
例えば、稲田朋美は最近でこそ注目されて、華やかな印象であるが、以前はそうではなかった。
以下は、2007年6月20日、グランドプリンスホテル赤坂で、開催された『百人斬り裁判から南京へ』出版を祝う会での写真である。
今は毎回、人目を引く華やかなファッションで大衆の前に登場し、あたかも女優であるかのように注目されている。
然し、まだ国会議員になりたての頃はそうではなかったのである。
もう一つ、2008年3月28日、記者会見における写真が以下である。
そして、2010年12月1日、ニッショーホールで演説している写真である。
やはり、今と比べるとまだ華やかな印象にかけている。
私は、こうした過去の写真と、現在のあたかもファッションリーダーであるかのような稲田朋美の露出を見るにつけて、国会議員になってから今までの間にマハダシャーケートゥ期から金星期への移行があったのではないかと考えたのである。
従って、そういう観点からすると、現在は、おそらくマハダシャー金星期なのである。
そして、マハダシャー金星期であるとすると、現在の政治家としてのキャリア上の躍進について納得することができる。
例えば、出生図では、金星から見た10室には土星が在住し、10室の支配星は木星で、木星は火星からアスペクトされているが、太陽とは絡んでいない。
従って、出生図では稲田朋美の政治家としてのキャリア上の躍進を説明できない。
それで、ナヴァムシャ(D9)を見ると、マハダシャーロードの金星から見て10室で火星がムーラトリコーナに在住しており、パンチャマハープルシャ・ルチャカヨーガを形成している。
そして、この強い火星に土星がアスペクトしている。
この配置は、現在、彼女が防衛大臣に就任したことを説明するものである。
10室の強い火星は、警察や軍隊関係の仕事を表している。
またダシャムシャ(D10)を見ると、金星から見て10室支配の太陽が6室で高揚し、定座に在住する強い火星と接合して、1-10のラージャヨーガを形成している。
これは太陽と火星が極めて強いことを表しており、リーダーや司令官の配置であると言える。
従って、防衛大臣に就任したのである。
逆に言えば、今がマハダシャー金星期でなければ、防衛大臣には就任できないはずである。
例えば、現在がマハダシャーケートゥ期であれば、D9でもD10でもケートゥから見た10室はそれ程、強いとは言えない。
ナヴァムシャ(D9)のケートゥから見た10室には火星がアスペクトし、10室支配の金星には火星がアスペクトしているので、火星の影響は見られるが、ダシャムシャではケートゥから見た10室の支配星は土星であり、土星は魚座11室に在住して、月と接合し、木星からアスペクトされているが、強い火星や太陽とは絡んでいない。
稲田朋美が初入閣したのは、2012年12月26日の第2次安倍内閣の閣僚人事で、内閣府特命担当大臣に就任した時が最初である。
2005年9月11日に第44回衆議院議員総選挙(福井1区・自民党公認)で初当選して、政治家にはなっていたが、実際、政治家として閣僚入りし、行政の最高職に就いたのは、この時が最初である。
(※小泉純一郎の元で、幹事長代理を務めていた安倍晋三の要請を受けて、郵政民営化法案に反対した松宮勲衆議院議員への「刺客」候補として初当選した)
それから暫くは政策勉強会や様々な政治家としての下積みの活動を地道に行っていたと考えられる。
従って、マハダシャー金星期になる直前のマハダシャーケートゥ期に政治家となり、マハダシャー金星期になってからは、政治家として行政の最高職に就いたと考えるのが自然である。
そのようなダシャーバランスで、ラグナの可能性の範囲を絞り込んでいくと、蟹座ラグナの前後に絞り込まれる。
そして、私が蟹座ラグナに設定した理由は、更に以下に述べていくが、蟹座ラグナに設定した上で、再び、上記で示した写真を再び見てみると、2007年6月20日、グランドプリンスホテル赤坂で、開催された『百人斬り裁判から南京へ』出版を祝う会での写真は、ケートゥ/土星期の写真となる。
そして、2008年3月28日は、ケートゥ/水星期、そして、2010年12月1日の写真は、金星/金星期である。
いずれにしても2007年6月20日と2008年3月28日の写真はマハダシャー金星期に入る直前の頃に撮影された写真であったことが推測される。
従って、まだケートゥ期で、地味に活動していた印象なのである。
これが、2010年12月1日の写真になると、少し印象が変わって来るが、然し、この頃でもまだ金星/金星期に入った直後であり、ケートゥ期の面影が濃いのである。
ダシャーチッドラの時期でもあり、ケートゥ期の面影を残しつつ、金星期に移行しつつある只中にあったと考えられる。
従って、蟹座ラグナに設定すると、ダシャーバランスとしては、完全に説明が可能である。
因みに稲田朋美のような愛国的、右翼的、民族主義の人物は、最初に蟹座ラグナではないかということを調べてみるのが基本である。
稲田朋美は、以前、『日本を動かしているのは宗教家である – 水の国、日本の真実 -』の中でも述べたが、成長の家、谷口雅春の教えを熱心に学んで来た信徒である。
https://star7.org/?p=3783
従って、ラグナは魚座、蟹座、蠍座などの水の星座をまず疑ってみなければならない。
パーソナリティーに古くからの伝統的な価値を尊重する保守的な水の星座の影響を受けているのではないかということはまず検討しなければならないのである。
例えば、男女共同参画に反対したり、夫婦別姓に反対し、刑法における尊属殺人罪の復活を主張している所など、伝統的な「家族」を破壊する制度や法律などてに反対しており、まず間違いなく水の星座の影響を受けていなければならないのである。
そして、稲田朋美は谷口雅春の『生命の實相』を座右の書として、熱心に学んでいる。
この本は、谷口雅春が著した『成長の家』の聖典であり、宗教家(聖者)の教えである。
すなわち、5室の木星は聖典の知識やグルの教えを熱心に学ぶ人を表している。
また5室の木星は法律の知識も表している。
従って、難関の司法試験に合格する知性というのはこの5室に在住する9室支配の木星が表していたと考えるのが筋である。
そして、その9室支配の木星が5、10室支配のラージャヨーガカラカの火星と5-11室の軸で、相互アスペクトしている。
これは最高の絡みであり、法律の知識を仕事に用いて、大きな仕事が出来る配置であると言うことができる。
因みに2016年8月3日に発足した第3次安倍第2次改造内閣で、稲田朋美は防衛大臣に就任しているが、このタイミングはちょうど木星が獅子座から乙女座に入室するタイミングである。木星が乙女座に入室したのが、8月12日であるため、まさにその直前である。
このタイミングで、何故、稲田朋美が、防衛大臣に就任したかと言えば、5、10室支配のラージャヨーガカラカの火星に木星と土星のダブルトランジットが生じているからである。
土星は蠍座をトランジットして、山羊座と牡牛座にアスペクトし、木星は乙女座から山羊座と牡牛座にアスペクトしている。
従って、蟹座ラグナであれば、山羊座は稲田朋美の7室(仕事、デビュー)であり、牡牛座は11室(高い地位、称号)である。
高い地位を表す11室にダブルトランジットが生じ、なおかつ、そこには5、10室支配のラージャヨーガカラカの火星が在住し、9室支配の木星と相互アスペクトして、5-9、9-10、5-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。
10室の支配星にダブルトランジットが形成されたので、高い地位に就いたのである。
しかもその10室の支配星は最高のヨーガカラカであり、また9室支配の木星とも相互アスペクトして、ダルマカルマラージャヨーガを形成している。
稲田朋美が、「次期、総理大臣最有力候補」といった称号を得て、しかも閣僚の中でもかなり重要なポストである防衛大臣に就任したということは、この蟹座ラグナで、この配置でなければ不可能である。
因みに私は、安倍晋三のチャートを検討していて、ラグナに在住する9室支配の高揚して、ヴァルゴッタマの木星は、この安倍晋三が秘蔵っ子として、身近に置いている稲田朋美に他ならないと考えている。
この木星はプナルヴァスに在住している。(その為、稲田朋美のラグナが蟹座プナルヴァス第4パダであると考えられるのである)
9室支配の木星はグルを表すが、自分の弟子も表すのであり、安倍晋三にとっては頼もしい自分の弟子を表している。
ラグナに在住しているので、常に自分の身辺に置いて、育てている印象である。
自民党本部で「百人斬り競争」はでっち上げであるという内容の講演を稲田朋美が行った時にそれが、当時、小泉政権の幹事長代理をしていた安倍晋三の目にとまり、安倍晋三が自らスカウトしたとwikipediaには記されている。
つまり、彼女が政治家に転身することに関して、師と弟子の出会いという物語があったと思われる。
そして、安倍晋三のナヴァムシャのラグナは魚座であるが、魚座から見てラグナロードの木星が5室で高揚している。
この配置もまさに5室の蟹座で高揚する木星は優秀な弟子を表しているのである。
安倍晋三が自分の後継者として、推薦したくなるような全く競争心とか、嫉妬などが絡まない師と弟子の幸福な関係性である。
従って、安倍晋三の蟹座で高揚する木星は、稲田朋美の表示体であり、そうした点からも私は稲田朋美が蟹座ラグナではないかと考えた。
因みにダシャーロードからの10室に火星が絡むかという観点は、出生図やナヴァムシャ、ダシャムシャで検討することが出来る。
例えば、小池百合子も防衛大臣を務めたが、彼女が大臣を歴任した時、マハダシャーのラーフから見て、10室に火星が在住している。
またナヴァムシャ(D9)やダシャムシャ(D10)でも、ラーフから見て、10室に太陽が在住している。
従って、政治家にとって、D1, D9, D10におけるマハダシャーロードから見た10室が重要である。
https://star7.org/?p=3839
実際、この蟹座ラグナで正しいのかどうか、更にそれを証明するために結婚のタイミングを検証することが出来る。
稲田朋美は1989年に弁護士の稲田龍示と結婚している。
もし私が主張している蟹座ラグナ・プナルヴァス第4パダで正しければ、この時のダシャーは、水星/金星期である。
水星は結婚生活を表す2室支配の太陽と8室に在住し、金星は結婚の生来的な表示体であり、結婚を演出する(Marriage Maker)惑星である。
またマハダシャーロードの水星はチャンドララグナから見たラグナロード(7室から見た7室の支配星)でもある。
ナヴァムシャでは、水星はラグナに在住し、金星は7室に在住している。
従って、水星/金星期は結婚のタイミングである。
この時のトランジットは1989年7月2日~1990年3月21日まで、土星は射手座をトランジットし、木星は双子座をトランジットしている。
従って、射手座と双子座と水瓶座に木星と土星のダブルトランジットが形成されているが、射手座には7室支配の土星が在住し、双子座にはラグナロードの月、そして、水瓶座には2室支配の太陽が在住している。
従って、1室、2室、7室にダブルトランジットしている。
7室支配の土星とラグナロードの月(7室から見た7室の支配星)は、蟹座ラグナだと6-12室の軸に在住しており、この軸へのトランジットで結婚したことは不可解ではあるが、双子座のチャンドララグナから見ると、1室と7室にダブルトランジットしており、このタイミングで結婚したことを説明することができる。
因みに弁護士の稲田龍示とは学生時代からの付き合いであり、交際しながらも一緒に司法試験の合格を目指して机を並べて学習したという。
従って、水星/金星という組み合わせからは、そうした若々しい学生結婚の象意が感じられる。
私が彼女のラグナが蟹座のプナルヴァス第4パダであると考えたのは、一つの直観である。
強固な愛国者で民族主義者である稲田朋美は、蟹座ラグナであるはずだが、プシュヤの落ち着いた性格でもないし、常識を超えていて癖のあるアーシュレーシャでもなく、プナルヴァスのような楽天性を感じたのである。
あまり深刻に考える程の深みはないが、非常に高みを目指して飛翔する射手座や木星の楽天的な象意をパーソナリティーに感じたのである。
従って、蟹座で木星の象意を最も実現できるのは、蟹座の最初のナヴァムシャ、すなわち、プナルヴァス第4パダしかないのである。
そうすると、ナヴァムシャのラグナも蟹座となり、そこには金星、土星、ラーフが在住し、火星がアスペクトしている。
因みに傷ついた蟹座というのは、核兵器の保持など、軍事力によって、他国から自国を防衛しようと考えたり、軍事的にタカ派の愛国者となるケースが多い。
例えば、櫻井よし子のチャートを見ると、出生図とナヴァムシャで蟹座に土星と火星が在住している。
ナヴァムシャでは木星も蟹座で高揚している。
櫻井よし子も核武装論者であり、中国との尖閣諸島などでの領土的危機に対して強硬な軍事力を用いた防衛を主張する。
従って、まさに稲田朋美が核武装論者であり、東京裁判は国際法違反であると主張する強固な保守論客なのは、こうした配置から納得できる。
またナヴァムシャのラグナが蟹座であるからこそ、稲田朋美の中の愛国者としてのパーソナリティーが更に強調されているのである。
そして、ナヴァムシャのラグナが蟹座であれば、火星が10室に在住し、ルチャカヨーガを形成して、防衛大臣への就任という日本の軍事的司令官としての運命を表しているのである。
そして、ナヴァムシャのラグナが蟹座であれば、ダシャムシャのラグナもほぼ連動して動くため、火星と太陽は、ダシャムシャのラグナとなる。
ダシャムシャのラグナ、すなわち、仕事、行為を表すD10の1室の在住星は、その人のキャリアを最も象徴する惑星となるが、これらが高揚や自室に在住する強い太陽や火星であるということが、防衛大臣としてのキャリア上の上昇を表しているのである。
もしナヴァムシャのラグナが蟹座でなく、前後の双子座や獅子座である場合、ダシャムシャの太陽と火星もラグナから見て、12室や2室に在住するはずである。
そうすると、それらが、彼女の防衛大臣としてのキャリアを表すことにおいて、ラグナ程、役割を果たさない。
因みに現在、稲田朋美は金星/ラーフ期である。
金星/ラーフ期はデビューの時期であり、これからその人に生じてくるキャリア上の上昇の最初のきっかけを意味する時期である。
従って、まさに今、稲田朋美は防衛大臣として、デビューしたのである。
国際社会にも注目され、また韓国や中国から警戒されるほどの有名人となった。
これはまさに彼女がデビューしたことを表している。
但し、このアンタルダシャーのラーフのディスポジターの水星は水瓶座の8室に在住している。
ここで興味深いことであるが、彼女は金星/ラーフ期になってからいつになく、リベラルに傾倒しており、これまでの彼女らしくないと言われている。
例えば、wikipediaによれば、稲田朋美は2016年5月に開催されたLGBTのイベント「東京レインボーブライド2016」に参加し、性的少数者の差別解消を目的とするLGBT法案を検討している時に『自民党らしくない!』との批判を受けたと本人自ら語っている。
そして、保守層である彼女のファンが『なぜ稲田さんがそんなことを言うの?』と離れた人もいたようである。
本来、稲田朋美のこれまでの極右的な立場からすれば、同性愛者などの差別解消を目的とする左翼的でリベラルの活動は、彼女の政治信条とは相反するはずである。
例えば米国の共和党ではキリスト教原理主義者などが同性愛に反対する為、同性愛者の権利を認めるか否かが、民主党と共和党の選挙における争点となってきた。
保守がこれに賛成する場面はめったに見かけないのである。
従って、極右の稲田朋美がこうした左翼的な活動を推進するというのは非常に珍しいことである。
何故、こうしたリベラルな政治姿勢が生まれたかと言えば、彼女は、現在、金星/ラーフ期だからである。
ラーフは乙女座に在住し、乙女座のディスポジターの水星は水瓶座8室に在住している。
水瓶座はリベラルな星座であり、共産主義の表示体であり、平等や博愛の星座であり、人種、性別、年齢などで、人を差別しない星座である。
8室に水星が在住していることは、こうしたリベラルな政治思想に影響されることを表している。
従って、本来、頑固な保守で、極右の政治信条を持つ稲田朋美は、この金星/ラーフ期だけ、リベラルな政治信条を持つに至ったのである。
他にwikipediaによれば、稲田朋美は、衆議院議員になって以来、毎年、終戦の日(8月15日)とサンフランシスコ講和条約発効の日(4月28日)に靖国神社を参拝してきたという。
然し、2016年8月15日の終戦の日は、8月12日~8月16日の日程で、ジブチの自衛隊基地を訪問する公務により靖国神社を参拝しないこととなったと記されている。
靖国神社の参拝は、彼女の極右的な政治信条からすれば、最も重要な行事であったはずである。
それが自衛隊の基地訪問といった言い訳により、この行事を外したというのは、彼女が明確に靖国神社への参拝を避けたことを表している。
つまり、この時も彼女は金星/ラーフ期であったが、ディスポジターの水星が水瓶座8室に在住しているため、左翼的リベラル思想の影響を受けて、反戦左翼に思想的に傾いたのである。
従って、彼女はこの時、靖国神社を参拝しなかったと考えられる。
また2016年8月3日付の産経ニュースによれば、稲田朋美防衛相は、「必要最小限度の自衛権の行使を考えた場合、現時点で核保有を検討すべきではない」と述べ、これまでの核武装論を強固に主張するトーンが後退している。
稲田朋美防衛相「核保有は現時点では検討すべきでない」
2016.8.3 22:17 産経ニュース 稲田朋美防衛相は3日夜の記者会見で、核武装の必要性について「必要最小限度の自衛権の行使を考えた場合、現時点で核保有を検討すべきではない」と述べた。稲田氏は雑誌「正論」の平成23年3月号で核武装を検討する必要性に言及していた。稲田氏はまた、「憲法の範囲内で、世界の情勢の中で、日本が必要最小限度の自衛権を行使するため武力を持つことは憲法が許している」とも述べた。8月15日の靖国神社参拝に関しては「この問題は心の問題だ。行くとか行かないとか申し上げるべきではない。安倍内閣の一員として適切に判断して行動する」と述べた。中国、韓国との防衛協力については「韓国としっかりと連携を取る。中国ともいろんなレベルで話し合いをすることは非常に重要なことだ」と強調した。 |
これも稲田朋美が左翼リベラル化している証拠である。
また更に中国、韓国との防衛協力について「韓国としっかりと連携を取る。中国ともいろんなレベルで話し合いをすることは非常に重要なことだ」と述べており、反戦左翼リベラル的な発言に終始している。
また更に類似のケースを指摘すると、サンデー毎日が2014年10月5日号で稲田朋美の資金管理団体が2010年〜2012年、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の幹部と行動する8人から計21万2000円の寄付を受けたとして、「在特会との近い距離が際立つ」と報じたことに対して、稲田朋美は、名誉を毀損されたとして、慰謝料と判決文の掲載を請求して提訴したが、大阪地方裁判所は、サンデー毎日2014年10月5日号の記事の内容は真実であり公益性があるとして請求を却下している。
金星/ラーフ期においては、提訴をしたとしても大阪地方裁判所が、サンデー毎日の左翼リベラル的な記事の公益性を認めた判決によって敗れている。
これは金星/ラーフ期においては、ディスポジターの水星が8室水瓶座に在住するために左翼リベラル的な主張に敗北したことを表していると考えられる。
このように金星/ラーフ期について調べていくと、稲田朋美の弱さが垣間見えるが、但し、例えば、2007年9月のケートゥ/水星期に何故、自民党総裁選で、親中派・リベラル福田康夫ではなく麻生を支援したのか、同じロジックを使って説明できない。
また2008年2月に日本在住の中国人が監督を務める映画『靖国 YASUKUNI』に日本芸術文化振興会から公的助成金が支出されていることを稲田朋美が知り、助成金基準に合致しているかどうかを確認するために文化庁を通じて、試写会を要請し、映画を視聴した結果、助成金の支出に妥当性はないと結論付けている。
これがケートゥ/水星期に生じたことについて同じロジックで説明が出来ない。
従って、もう少し検討が必要である。
因みに稲田夫妻には長男と長女がいるようだが、ネット上のまとめサイトには、2016年時点で、長女が25歳であると記されている。
従って、誕生したのは、1991年である。
1991年のダシャーは、水星/太陽期、あるいは水星/月期である。
サプタムシャ(D7)を見ると、水星は9室の支配星で、太陽は9室にアスペクトし、5室の支配星と相互アスペクトしている。
従って、誕生したのが水星/太陽期であれば、サプタムシャ(D7)で、子供の誕生が説明できる。
またジャイミニのチャラダシャーで検証すると、誕生した1991年は射手座/乙女座か、射手座/獅子座である。
射手座/乙女座 1990年12月21日~
射手座/獅子座 1991年11月21日~
PKは木星で蠍座に在住しているが、射手座から見た5室にPKの木星がジャイミニアスペクトし、乙女座から見た5室にもPKの木星がジャイミニアスペクトしている。
サプタムシャ(D7)においてもPKの木星は双子座に在住し、射手座にPKの木星がジャイミニアスペクトし、乙女座にもジャイミニアスペクトしている。
従って、おそらく射手座/乙女座の時期に長女が誕生したと推測することができ、またその説明が機能していることが分かる。
従って、上記のように見てきて、蟹座ラグナで、ラグナをプナルヴァス第4パダに設定して、ナヴァムシャのラグナを蟹座に設定することで多くのことが説明可能なことが分かる。
防衛大臣への就任のタイミング、結婚のタイミングと、子供の誕生のタイミングなどが、ダシャーとトランジットで説明可能である。
金星/ラーフ期に稲田朋美の政治信条がリベラル化するという現象については必ずしも全てが説明できる訳ではないが、一応、説明できるエピソードも何件かあるため、それも上げることとする。
このように種々検討した結果、稲田朋美のラグナは蟹座、プナルヴァス第4パダであると現時点では考えている。
本当にこれで確定できるかは、今後の検証によって、更に追求していきたいと考えている。
コメント
コメント一覧 (4件)
蟹座ラグナで11Lの金星でしたか。
そうすると、金星は9-11のダナヨーガを形成して、他の点でも納得がいきますね。
牡牛座ラグナは間違いでしたね。
やはり、ラグナの特定は気をつけないといけませんね。
最近の有名人の出生時刻を修正した結果、流石に以下の四人は間違いないと思いますね。
加藤紘一・・・魚座ラグナ
加藤鮎子・・・蠍座ラグナ
川又三智彦・・・牡牛座ラグナ
ギャル曽根・・・天秤座ラグナ
時刻修正の結果、加藤紘一さんはラグナが魚座で、ラグナに定座の木星が在住してます。
娘の加藤鮎子さんはラグナが蠍座で、9Lの月に木星がアスペクトし、9Hに高揚の木星が在住してます。
また、姉妹で三女なので合点がいきます。
また、浮気議員の宮崎謙介と結婚してましたが、本多信明先生によると、宮崎は牡牛座ラグナのようで、ただでさえ月が牡牛座在住です。
川又さんという方は、3000億円の資産から1000億円の借金になってしまった方です。
この人の木星の配置が小室哲也さんと同じ配置だから、ああなったと考えるのが妥当で、水星ー木星期に銀行にお金を沢山融資してもらっていたようです。
また4室惑星集中でラグナロードの金星が在住し、定座の太陽とヨーガカラカの水星も在住し、ラージャヨガ・ダナヨーガを形成し、水星ー木星期に資産を形成したと思います。
ギャル曽根の場合は、大食い番組での活躍から、食の2室にラグナロードが在住し、惑星集中する蠍座を設定し、2室にラージャヨガ・ダナヨーガを形成してると合点がいくので、天秤座ラグナだと思います。
加藤鮎子・・・蠍座ラグナ
川又三智彦・・・牡牛座ラグナ
ギャル曽根・・・天秤座ラグナ
これらの人々は個性的で興味深いラインナップですね。
出生図は全く作成したことがないですが、これらのラグナの可能性が高いというのであれば今度、調べてみたいと思います。
つまりマスコミに過去の経歴を暴かれて発言を撤回、修正することで、虚偽答弁疑惑が浮上し、辞任への圧力を受けています。
稲田朋美防衛相のチャートについては、以前、ラグナを蟹座のプナルヴァス3°付近に修正しています。
現在、ダシャーは金星/ラーフ/水星期(2017/1/19~2017/6/24)です。
アンタルダシャーのラーフのディスポジターの水星は3、12室支配で8室に在住し、メディア(3室)から苦しめられる(8室)ことを表しています。
ラーフ期はそのディスポジターが結果を与えます。
8室はスキャンダルや行き詰まり状態を表すハウスです。
プラティアンタルダシャーも3、12室支配で8室に在住する水星です。
今年2017年1月26日から土星が射手座に入室し、8室水瓶座にアスペクトすると共に8室支配の土星に接合しています。
木星は2月7日から乙女座で逆行した為、獅子座から8室と8室支配の土星にアスペクトしています。
従って、現在、8室と8室の支配星に対して、ダブルトランジットが生じています。
ダシャー、トランジット共にスキャンダルや失脚を表す8室が強調されています。
また現在、トランジットの土星が乙女座にアスペクトしているため、乙女座に木星と土星のダブルトランジットが生じています。
従って、現在、金星/ラーフ/水星期ですが、アンタルダシャーロードのラーフと、プラティアンタルダシャーロードの水星にダブルトランジットが生じています。
ダシャーロードに対するトランジットは重要です。
特にプラティアンタルダシャーロードの水星は3、12室支配で8室に在住しており、この水星にダブルトランジットが生じている為、メディアの暴露によって辞任への圧力がかけられている訳です。
因みに水星は水瓶座に在住していますが、水瓶座は共産主義、左翼リベラルの星座です。
ですから共産党や民進党、そして、リベラル系メディアによって攻撃されている訳です。
『稲田朋美は次期首相の最有力候補であるか?-ラグナの検証-』に書きましたが、
稲田朋美は金星/ラーフ期に入ってから、ラーフのディスポジターが水星で、8室の水瓶座に在住している為、日頃は右翼思想であるにも関わらず、左翼リベラルに傾いた考え方を持ったり、左翼リベラルに影響されている訳です。
これは金星/ラーフ期に稲田朋美の左翼リベラル化が始まった訳ですが、そうしたことは上記の記事の中で、既に示しています。
今回は金星/ラーフ/水星期で、しかもダブルトランジットも8室に形成されており、ダシャーロードへのダブルトランジットも形成されていた為にこうした左翼リベラルの攻撃によるスキャンダル(8室)が生じていると思います。
また更に言えば、出生図のラグナが蟹座プナルヴァスの3°付近で正しければ、ダシャムシャ(D10)のラグナは牡羊座です。
彼女が現在、スキャンダルに巻き込まれているのは、現在、金星/ラーフ期で、ラーフがダシャムシャ(D10)の8室に在住しているからかもしれません。
彼女はダシャムシャ(D10)のラグナに火星や太陽が強い星位で在住しているため、金星/太陽期や金星/火星期はパワフルで、右翼言論で、絶好調だった訳ですが、
ダシャムシャ(D10)の8室に在住するラーフは、キャリア上の中断、スキャンダルなどを表します。
2016年(金星/ラーフ)に第3次安倍改造内閣で防衛相に抜擢されてから、彼女はミスやスキャンダルが絶えないのは、おそらくアンタルダシャーがダシャムシャ(D10)の8室に在住するラーフ期だからです。