自民党総裁選は、小泉進次郎が勝利して、総裁になると予想していたが、予想が外れて、高市早苗が決選投票で、総裁になった。
外れたとはいえ、高市早苗が、当選するかもしれないことは、以前のブログでも書いた。
しかし、その後に小泉進次郎のチャートを見て、妻の滝川クリステルのチャートなども見て、やはり、小泉進次郎が勝利するのではないかと考えを改めた。
それでも、高市早苗が当選するかもしれないという予想を変更した訳ではなかった。
言い訳になるが、政治家が首相になるのかどうかを予想することは非常に難しい。
何故なら、自民党総裁候補者たちは、もし敗北したとしても重要閣僚として、内閣入りするからである。
キャリアの上昇という点では、首相も他の閣僚もそれ程、大きな違いが出る訳ではなく、どちらも行政府の長の立場である。
しかし、高市早苗が当選したとなったら、今後の高市早苗のキャリア上における一つ重要な予測をしなければならない。
山羊座ラグナであるという前提での話だが、高市早苗は、当選した現在、チャラダシャーでは、牡羊座/水瓶座の時期で、牡羊座から見て、11室にAmKがアスペクトし、また牡羊座から見て、10室で、10室支配の土星がシャシャヨーガを形成し、9-10、9-11のラージャヨーガダナヨーガを形成している。
強い土星には、村のリーダーという象意があり、10室でシャシャヨーガを形成する土星は、民主主義で選ばれたリーダーを意味する配置である。
牡羊座には5、10室支配のヨーガカラカの金星が在住し、4-5のラージャヨーガを形成しており、4室は政治家にとって議席を表し、王座を意味している。
従って、今のタイミングで、自民党総裁に就任し、内閣総理大臣になるというのは、ダシャーの観点から見て、合理性がある。
しかし、高市早苗の自民党総裁という立場は、意外に短命に終わる可能性もあると思うのである。
それは2026年3月7日から魚座のメジャーダシャーに移行するからである。
魚座のメジャーダシャー
それは魚座のメジャーダシャーに移行すると、AmKの月が8室に位置し、AKの太陽も12室に位置するからである。
従って、就任早々困難に突き当たるはずである。
それはまず2025年10月19日以降、アメリカの株式市場が暴落し、高市早苗の積極財政、金融緩和政策などではどうにもならなくなるからである。
今、高市早苗が当選したことで、日本の株式市場で、株価が上昇傾向にあるが、それに慌てて飛び乗ると大火傷する可能性がある。
そして、魚座のメジャーダシャーは2年ほど続き、次に2028年3月7日から水瓶座のメジャーダシャーに移行する。
この時まで、高市早苗の政権が存命するなら、水瓶座のメジャーダシャーに移行して、良くなる可能性もあるが、しかし2年間というのは長い期間であり、しかも木星は双子座に逆行して、再び、高市早苗の12室(隠遁、損失)にダブルトランジットする。
来年、高市早苗は行き詰まりに突入し、次の衆議院選挙は、2028年10月だが、前倒しで選挙が行われる場合、自民党が敗北する可能性が高い。
それが高市政権で、もたらされる可能性がある。
そうすると、来年2026年には、国民民主党の玉木雄一郎などにもチャンスが巡って来ることになる。
具体的にどうなるかを予想することは難しいが、ますます弱体化した自民党が、維新や国民民主党と連立を組み、かなり政策面で妥協したり、首相の座を譲ったりして、政権与党の座を維持しようと合策する可能性も出て来るということである。
小泉進次郎は、高市政権では、重要閣僚に就任すると思われる。
ダシャー的には、首相になるように見えるほどであった為、そうなるとしか考えられない。
この高市早苗政権が、2026年3月7日からどうなっていくかは、要注目である。
コメント
コメント一覧 (7件)
全く同じ推測を別の占い師さんの見解でも見たので、高市政権は2026年3月に何らかの問題に行き詰まると思われます
ちなみにまた別の方のブログでは、高市さんでは力量不足を疑う声もあり、力量は実力とは別ですが、このエネルギーが低い場合、ほとんどが短期政権に終わることが多いようです
力量がない人が組織の高い役職に就けば、問題が発生して、その地位にいられなくなる、わかりやすいところだと、相撲協会理事長に貴乃花や千代の富士といった歴代の名横綱が相撲協会のトップにはなれず。最近だと白鴎もそうみたいです
力量があれば、長く組織のトップに君臨できる。いまの八角理事長や北の湖などがそのようです
そういった観点でみると、高市さんは貴乃花のようにも思えます。詳しくは知りませんが、貴乃花は洗脳騒動もあったり、問題のある人物に操られそうになるなど、他人からのコントロールが問題視され、トップになるための賛成票がなく、高市さんも本人というより、高市さんのバックにいる人によってすべてが揺れ動く立場にあるかと思います
具体的には麻生太郎氏の運勢が来年の3月にどうなっているのかが気になります。
去年と今年に地位や名誉運が本人の力量以上に高くなれば、それが終わる頃、正確には2026年の2月の頭に終われば、やはり3月に何らかの問題が発生すると思われます
ちなみに去年と今年に実力以上の結果が出れば配偶者に問題が起こる運気で、高市さんの旦那さんは深刻な健康問題が発生しているようです
更に予測の信頼度が増したのかもしれません。
力量とは支配力、管理能力といったものでしょうか。
結局、実力とは違う、組織を牛耳る何らかの力がなければ、組織の長に留まり続けることが出来ないというのであれば、
それは支配力とか管理能力という言葉が思いつきます。
高市早苗は強面で意志が強そうなイメージがありますが、火星が高揚する山羊座でシャシャヨーガが形成されており、実行力があり、また火星が6室に在住することで論戦になれば相手を論破する力、攻撃力もあると思います。
しかし、高市早苗の10室には月が天秤座のスヴァーティーに在住しており、自身は自由人で派閥を嫌い、かなり人に上手く合わせる性格かもしれません。
結局、派閥間のバランスを取ったり、自分を支持してくれる人々に資源をバランスよく配分するタイプかもしれません。
支配力とか管理能力は、10室に火星が在住したり、10室に火星が在住することでもたらされ、火星が10室に在住する場合、人に命令し、指令することが出来ます。
高市早苗は10室に火星が絡んでいないので、支配力、管理能力が弱いかもしれません。
強面で、意志が強いというイメージが先行していますが、実際は、組織の長に君臨する力は弱いというのはそうかもしれません。
彼女は現在、ケートゥ/太陽期で、太陽は、ナヴァムシャで高揚しており、今現在、威厳や力を体現していますが、この太陽のアンタルダシャーの時期は意外と早く終わってしまいます。
2026年1月18日前後には終わってしまい、その後はケートゥ/月期に移行する為、自分の意志を押し通すことが出来ず、かなり周囲に合わせるように変化するかもしれません。
力量というのが、支配力とか管理能力を意味するのであれば、確かに高市早苗には、組織を力で押さえつける能力が不足しており、彼女の現在の地位は人気から来ているのかもしれません。
月が10室に在住し、10室支配の金星にアスペクトする配置は、人気はあっても人に何かを指令する権力はない配置です。
それと、現在、配偶者が健康問題を抱えているということですが、7室をラグナとした場合にケートゥは8室に在住しており、ディスポジターの土星は、7、8室支配のマーラカ(死を誘発する惑星)で、マーラカの7室に在住しています。
7室で、6-8の絡みなども見られ、ラグナやラグナロードの月にアスペクトしています。
従って、配偶者の健康問題というのはあると思います。
そして、ケートゥ/太陽期である今、7室をラグナとすると太陽はマーラカの2室を支配して、8室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸から傷つけられています。
その次のケートゥ/月期においても7室をラグナとすると、月はラグナロードであり、ケートゥのディスポジターである土星が、ラグナとラグナロードの月にアスペクトしている為、配偶者の健康問題が噴き出すかもしれません。
それは、彼女にとっても心理的な鬱状態をもたらすと思います。
月はケーマドルマヨーガであり、割と人気はあっても孤立しやすく人からの濃密な支援には恵まれていないかもしれません。
5、10室支配のヨーガカラカの金星と相互アスペクトしている為、支援者はいますが、しかし牡羊座の金星は実務的実際的な印象がなく、日々の首相の実務において孤立してしまう可能性もあり得ます。
ラグナロードでシャシャヨーガの土星が10室にアスペクトする為、自分自身でやらなければなりません。
配偶者が支援者で理解者でありますが、配偶者に健康問題があるとなるとそれは大きなダメージになるかもしれません。
今後日本はどうなってしまうのでしょうか?
まだ土星が牡羊座、そして牡牛座を通過して、ローヒニーなども通過して、
天王星も牡牛座のローヒニーを通過していく、2030年前後までは、この状況は収まりそうもありません。
台湾有事なども中国の建国図を見ると、2026年、2027年辺りが危ないのです。
日本は、建国図における2030年頃からのマハダシャー金星期において、金星は魚座で高揚し、ヴァルゴッタマですから、
本来の日本らしい保守的で右寄りの日本の精神を取り戻していくと思います。
日本は国家全体が一つの宗教団体のような国ですから、そのような日本の精神を取り戻そうとする流れが続きます。
魚座で高揚した金星は、サービス業を表し、また国内の農林水産業を表すかもしれないですが、
インバウンドのサービス業で、外貨を稼ぎ、しのぎを削るしかないと考えています。
ケートゥ期の経済的苦境よりはだいぶ良くなり、豊かさを取り戻すと思いますが、それはサービス業によるのではないかと思います。
日本は近年、インバウンドの観光業で稼ぐような発展途上国のようになりつつありますが、その流れは変わらないと思います。
一方で、原子核融合の実用化、AIによる労働からの解放が更に進み、米国の株式市場の崩壊をきっかけとする米ドル基軸通貨体制の崩壊と、
新しい通貨システムの出現などが起こり、文明社会の大転換が迫っています。
もう様々な人が語り始めていますが、米ドルや日本円などの法定通貨の価格に連動したステーブルコインを政府や民間が発行し、それが流通し出して法定通貨と置き換わる時が、
通貨システムの決定的な変化を意味すると思います。それは従来から言われていた政府紙幣や地域通貨の発行に似ています。
国債を発行し政府が中央銀行に借金をしなければ発行できない通貨とは違い、銀行に金利の支払いの必要がない政府が発行する通貨が流通します。
日本近海に眠るメタンハイドレードから産出される天然ガスやレアアース、また原子核融合が、海水から無尽蔵にエネルギーを生産しますから、
そうした地下資源やエネルギーを担保として、ステーブルコインが発行され、それが銀行からの借金で生み出される法定通貨に置き換わるのです。
銀行や銀行が管理運営するSWIFTシステムなどに頼らないインターネットを使ったマネーが広く流通した時、それはお金の民主化を意味します。
(※銀行や銀行が管理運営するSWIFTシステムとは具体的に言えば、アメリカの連邦準備銀行がいくらでもドルを発行でき、世界の国々が貿易決済などにドルを使わざるを得ない仕組みのことです。)
原子核融合、AI、暗号通貨といったものが、現在の銀行のネットワークによって支配された資本主義システムを破壊すれば、富の再分配を生み出し、民主主義が促進されるような新しい仕組みが立ち現れてくると思います。
その産みの苦しみに5年が必要であり、その5年は右傾化が進み、戦争なども起こります。
アメリカで連邦準備銀行に反対した大統領は、トーマス・ジェファーソン(第3代大統領, 1801–1809)、アンドリュー・ジャクソン(第7代大統領, 1829–1837)、エイブラハム・リンカーン(第16代大統領, 1861–1865)、ジョン・F・ケネディ(第35代大統領, 1961–1963)など複数いましたが、トーマス・ジェファーソン以外は皆、暗殺されたか、暗殺されそうになりました。
これらの大統領が皆、暗殺されたか、暗殺されそうになったのは、連邦準備銀行に反対したからです。
ドナルド・トランプ(第45代/47代大統領)も連邦準備銀行に反対しており、また自らの事業として、米ドルの価格に連動したステーブルコインを発行しようとしています。
連邦準備銀行を頂点とする銀行システムを壊して、銀行に依存せず、政府主導でマネーを発行する新しい時代を切り開くかもしれません。
読んでいて、力量についての認識が曖昧であることに気づきました
返信を読みながら思ったのは、力量とは自我の強さを指すような気がします
組織のトップに必要なのは、自分の意思を押し通す強さ、自我の強さが必要かと思います
自分の向かう方向に邪魔なものがあれば、それを切り捨てる強さ、、
その強さが無ければ、周りの調整役、バランサーに力を注ぐことになり、結果、自分の貫きたい方向に舵をきることなく自分の在任期間は終わってしまう
そんな印象です。おっしゃる通り、高市さんは強気な姿勢が目立ちますが、実際にはとても良い人なのでは、という見解を別の方の投稿でも見かけました。人が良ければ邪魔なものを切り捨てることができず、、
力量が足りない場合、自分の自我を押し通すことができず、周りの意見に耳を傾けがちで、補佐役なら重宝されますが、革命を起こすには弱いのかもしれません
同志だった安倍さんを失い、介護中の夫も自分が支えなければいけない。高市さんは今、精神的に内心孤独と思います。
頼みの麻生さんもそろそろ引退を考えているそうですし。
選挙の時の小泉さんと高市さんの演説を聞いて、一見、片方は重いパンチのように中身があり、片方はパフォーマンスだけのように感じましたが、真に政治を動かすものが、裏の権力なのか、民意なのか、これから分かれ目のような気がします。その点で、高市さんの責任は重大と思います。小泉さんを総裁にして、維新を使いたかった勢力は実際予定が狂ったのでは?
マスコミの言う事を気にして、隙を見せないように世論をコントロールするのでなく、かばってもらえる。ついてきてもらえるリーダーになってほしいです。
一度とことん孤独になると、人は変わりますので、本当に素質があるなら、長期政権になると思いますし、愛国者を演じているだけなら、短期で終わると思います。
小泉進次郎を担ぎ出して、維新を使いたかった勢力は、高市早苗を支援したグループに対し、半分ぐらいの勢力です。
また公明党も高市早苗の政策次第では、連立からの離脱を表明しています。
従って、かなり自民党自体の操縦も難しく連立維持も難しいという情勢の中で、かなり政権運営に苦労し、行き詰まりに直面すると思います。
そうしたことが、高市早苗のチャラダシャーの推移によく表れています。