2026年の日本について -新月図から予測-




2024年の年末から2025年の年初にかけて、私は講演会とまたその後の講演ビデオ、また電子書籍『ジョーティッシュで読み解く 2025年の日本と世界』にて、2025年の危機について予測し、言及した。



2025年の日本の新月図と、9.11同時多発テロが起こった2001年のアメリカの新月図の酷似している点なども指摘し、またたつき諒さんの予言なども紹介しながら、2025年の破局について予測した。







しかし、振り返ってみると、それは少し大げさに捉えすぎたきらいがあり、杞憂に過ぎなかったとも考えられる。



2025年の7月には、中国と日本の軍事衝突、隕石の落下、津波の発生など、様々な可能性について検討したが、それらはエンターテイメントとしては面白かったが、未来予測としては失敗した。


現実的にそれらは起こらなかったからである。



スピ系の人々によれば、それが起こらなかった理由などが様々に挙げられているようだが、結果は結果として受け止めなければならない。



しかし、一方で、2025年の新月図が示していた兆候は、確かに現実化していた。



例えば、財務省解体デモの発生や参政党の躍進などは、円安により多くの外国人が日本に訪れ、日本人がサービス労働により消耗しながら外貨を稼がなければならない苦しい状況、物価高や上がらない給与水準など、国民が経済的苦境に陥り、政府の経済政策を批判し、遂に日本にも国家社会主義、民族主義が勃興して来たことを示しているが、それは2025年の新月図で、6室魚座に惑星集中していることの表現であることは間違いない



そして、2025年10月からは高市政権が誕生し、台湾有事が日本の存立危機事態になり得るとの発言により、中国と日本の緊張が高まっている。



つまり、財務省解体デモ、参政党の躍進(疲弊した国民による現政権への大規模な批判)、高市政権の誕生(民族主義の台頭)、中国との安全保障上の緊張などは、全て魚座6室への惑星集中で説明できる。



2025年の新月図は、ものの見事に機能していたのだ。



歴史的に国家社会主義、民族主義は、国民が経済的苦境に陥ると勃興してくるが、6室への惑星集中は国民の疲弊と政府批判、政府の国民への福祉、社会保障を表している。



そして、これはまだ終わっていない。



2025年の新月図は、2026年の新月図がスタートする2026年3月19日まで続いていくのである。



中国との緊張状態は、年を持ち越されて、2026年にも続いていく。





2026年の日本について






それでは2026年の日本はどうなるかであるが、まずラグナに木星が在住している配置が目に付く。



木星は7室の支配星であり、7室は戦争のハウスであり、相手国を表すハウスであるが、その7室の支配星がラグナに在住している配置は、他国(中国)の攻勢、重大な影響、何らかのアプローチ(威嚇、軍事侵攻)を表す可能性がある。



例えば、マンデン図ではないが、アドルフ・ヒトラーのチャートを考えてみると、ラグナロードの金星が7室に在住し、7室に惑星集中している。







アドルフ・ヒトラーは、ヨーロッパの隣国に軍事侵攻した侵略者である。



そして、2026年の新月図では、土星が10室から7室にアスペクトし、木星も7室にアスペクトバックして、7室にダブルトランジットしており、戦争の7室が強調されている。



日本が中国と軍事衝突する場合、それは国境や尖閣諸島、台湾との接続水域を表し、それは12室(辺境の地)に該当する。



その12室が8室支配の土星や6室支配の火星からのアスペクトを受けて、激しく傷つけられており、6-8の絡みが形成されていることに要注目である。



月ラグナから見ても12室には火星やラーフが在住し、他国や戦争を表す7室の支配星が12室に在住して、激しく傷ついている。



ラグナから見ても月から見ても12室が激しく傷ついていることは、台湾との接続水域が危ういことを示している。



パッと見では、ラグナ、9室、10室などケンドラとトリコーナに惑星が配置されている状態からは、2025年の新月図と比べて、一見、何も問題なさそうに見えるが、しかし、ラグナロードである水星が9室水瓶座に在住して、6、11室支配の火星やラーフによって傷つけられている配置は問題がある。



ラグナというのは国家の建国図においては、その国の状態、国民の状態を示す重要な要素である。



9室は国連や国際法を表すハウスで、そうしたものに救いを求めるもそれが機能しないことを意味している。



ラグナロードが傷ついているという意味では、2025年の新月図よりも深刻であると言えるかもしれない。



10室に惑星集中し、そこに土星が在住しているというのは、日本がより国際社会の中で、注目を浴び、より責任重大で、政治家など国家の重要人物に重責が掛かって来る。



政治家、国家の重要人物がより重要な役割を果たさなければならない。




新月図のナヴァムシャ




因みに私は新月図のナヴァムシャも重要だと考えているが、2026年の新月図のナヴァムシャは、7室支配の火星が6室に在住し、6室支配の木星が7室に在住して、6-7の星座交換をしており、しかも土星のアスペクトを受けている。



また12室も土星が在住し、7室支配の火星がアスペクトし、また12室支配の水星がラーフ/ケートゥ軸と絡んでいる。



7室や12室が激しく傷ついていることが分かる。



2025年の新月図のナヴァムシャでは、ラグナから見た7室に土星と火星が在住しており、戦争の7室が激しく傷ついている。



実際に戦争が起こった訳ではないが、中国との外交的緊張が高まったのは、7室のテーマの傷が顕在化したと考えられる。




そうすると、2026年の新月図も7室の強調、12室の傷というテーマが見られる。



今年の10月以降に高市政権によって、始まった中国との外交的緊張が、2026年にも持ち越して、何らかの結果をもたらす可能性を示唆している。




中国は台湾に軍事侵攻したいが、自分から行なうことは出来ず、何らかの口実を探している。



日本が不用意な発言をすれば、それに付け込まれて、「自分たちは悪くない、挑発して来た日本が悪い」というようなロジックに持っていく可能性がある。



国力で衰えつつある日本が、中国に対して単に感情的に強気の発言をして強がってみせても全く意味がない。



経済力で、軍事力で劣っているなら、それを強化するという具体的な行動が重要で、発言は重要でない。



まずは円安を何とかしなければならず、財政赤字を何とかしなければならず、日本の土地(水源を含む)を外国人が自由に購入できたり、中国の投資家が北海道の土地を違法に開発しているのおを野放しにするような状況を何とか規制しなければならない。



他の国家が普通に行っている外国人に対する規制を日本もしなければならない。



外国人が日本の土地を開発して、太陽光発電を大規模に展開したりするのを規制しなければならない。




何故、他国が日本に大規模なデータセンターを建設し、それに電力を供給しなければならないのか?



何故、日本の映画がNetflixなどの外資によって作られたりしているのか?


何故、日本人がAmazonなどの外資のプラットフォームで買い物をしているのか?



インバウンドの経済は、消耗戦であり、サービス労働であり、奴隷労働である。



他国が日本を経済的植民地にするような状況を許してはならない。




そうした状況を何とかしないで、外交的に威勢のいい強気の発言をしてみた所で、全く無意味である。



しかし、中国通のジャーナリストである福島香織が言うように日本のメディアや知識人が、高市政権を批判すれば、日本の世論を分断し、それは中国を利することになるのである。







中国の建国図を見ると、2026年10月~2029年3月にかけての水星/月期、水星/火星期が、最も台湾有事の可能性が高まる時期である。



アンタルダシャーの月や火星が、7室の支配星だったり、在住星だったりするからである。



既に何度も述べているように月期や火星期は、中国が過去において戦争を起こした時期である。



しかも本格的なチベット侵攻や朝鮮侵攻など軍事侵攻をした時期である。



つまり、今年の10月以降にもうその危険性が高まるアンタルダシャーに入っていく。



そうした認識と、2026年の新月図の解釈を合わせて考えると、今年に起こることが見えてくる。



いずれにしても中国は台湾に侵攻したいと考えているが、高市政権の不用意な発言が、台湾統一強硬路線への口実に利用された可能性がある。



そして、2026年は米株式市場の崩壊する時期であり、タイミングを見計らって、それを絶好の好機と見なして、中国が行動を起こす可能性が高いのである。




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