世紀の空売り男・マイケル・バーリーの2025年最新ポジション -株式市場の崩壊を予想-




2007年末からのサブプライム住宅ローン危機による株式市場大暴落を予測し、空売りして、莫大な利益を上げたマイケル・バーリーが、最近、上場株式を全て売り払い、株価下落で、利益が得られるプットオプションを購入したという。



「世紀の空売り」バーリ氏、エヌビディアや中国株のプット購入
2025年5月16日 10:14 JST Bloomberg (Yiqin Shen)

ヘッジファンド運用者マイケル・バーリ氏率いる投資会社サイオン・アセット・マネジメントが、1-3月(第1四半期)に上場株式ポートフォリオのほぼ全てを売却し、トランプ米大統領が仕掛けた貿易戦争が世界の市場に動揺をもたらす前に、エヌビディアや中国関連株に対する弱気ポジションを新たに構築していたことが分かった。

  バーリ氏は2008年の金融危機前に住宅市場の崩壊に賭けた「世紀の空売り」で有名になった。

  15日に公表された株式保有報告書「フォーム13F」によると、バーリ氏はエヌビディアの株価下落で利益が得られるプットオプションを取得。資料によると、エヌビディアや他の銘柄のプットオプションについて「報告対象外のロング(買い持ち)ポジションに対するヘッジとしての役割を果たす可能性がある」という。

  この大規模なポートフォリオの転換は、中国の人工知能(AI)新興企業DeepSeek(ディープシーク)の画期的な進展をきっかけに、中国のハイテク企業が年初に力強い上昇を見せた時期に行われた。DeepSeekの低コストAIモデルを受けてエヌビディア株は急落。複数国からの輸入品に対するトランプ氏の関税措置に市場が備える中、投資家心理の幅広い悪化に拍車をかけた。
  バーリ氏はすでに2024年第4四半期時点で中国ハイテク株への投資を縮小し始めており、JDドットコムやアリババの保有比率を同時期に削減していた。

 バーリ氏はまた、これまでの四半期で保有銘柄上位だったアリババグループ・ホールディング、百度、JDドットコムに加え、昨年末に新たにポジションを構築したPDDホールディングスに対してもプットオプションを購入。フォーム13Fには株式のロングおよびオプションのポジションのみが記されるため、表記されないショート(売り持ち)ポジションを相殺している可能性がある。

  エヌビディア株は15日の時間外取引でわずかに下落した。一方、サイオン・アセットが唯一保有を続けるエスティローダー株は保有比率が倍増したことが明らかになり、時間外取引で3.6%上昇した。

  サイオン側は現時点でコメント要請に応じていない。


マイケル・バーリーが、ゴールドマンサックスを説得して、共にショートポジションを保有し、個人で1億ドル、投資家に7億ドルの利益をもたらしたこの伝説的トレードは、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(2015年)という映画にもなった。







当時、このバーリー氏の予測を投資家たちは間違っていると考え、資金の引き出しを要求し、反発したという。


映画でも投資家たちから批判を受けながら、頑なにオフィスに引きこもるバーリー氏の姿が描かれていた。


結局、この予想は的中し、投資家たちに莫大な利益をもたらした。





結婚や子供の誕生の日付など、分かりやすいデータがない為、ラグナの特定は困難であるが、12:00で、作成したチャートでは月ラグナは牡羊座となる。


23:59:59に近ければ、牡牛座の1°付近になる場合もあるが、ほぼ月ラグナは牡羊座と考えることができる。



月は、バラニーあるいは、クリティッカー第1、第2パダ辺りに入るが、ほぼバラニーであると考えてもいいと思われる。


バラニーは反体制派で主流に乗らない異端児であり、ウォール街の大勢の見方に逆らって、ショートポジションを取ったということ自体が、バラニー的である。


またバラニーには諜報(インテリジェンス)の才能があり、占い師とか探偵のような所があり、極秘情報が様々なルートから入って来て真実を知ることになる。



おそらく、そうした諜報能力を使って、サブプライム住宅ローン危機を一早く知ったのである。



この月ラグナから見ると、11室支配の土星と2室支配の金星が2室に在住して、2-11のダナヨーガを形成し、9室支配の木星が8室からアスペクトして、2-8軸で、2-9、9-11のダナヨーガを形成している。



この配置が、逆張りで、莫大な富を得た配置である。



おそらく、資金を預けた投資家たちは、9室支配の木星に象徴されており、その木星が8室に在住して、土星からのアスペクトを受けている為、マイケル・バーリーの逆張りショートポジションを批判し、資金の引き出しを迫ったのである。



蠍座ラグナにとっては、牡羊座の人間は、小僧であり、部下として下に見下す相手であって、この位置関係から争いになったことが想像される。




しかし、今回もこのマイケル・バーリーの予想が的中しそうである。





何故なら、米国の建国図から検討すると、木星が蟹座12室に移動していく2025年10月18日から、まずは最初の株式市場の暴落が始まる可能性が高いからである。



このことについては、既に2025年8月3日付「米株式市場の暴落が2025年10月19日前後から始まる-経済不況が2026年後半に本格化 【カウントダウン始まる】-」の中に書いた。







マイケル・バリーの場合、木星が蟹座に移動する2025年10月18日から、木星が蠍座の木星にアスペクトし、魚座で逆行して、蠍座にアスペクトする土星と共に蠍座8室にダブルトランジットを形成する。




8室は上述したように2-11、2-9、9-11のダナヨーガを形成している為、そのダナヨーガが顕在化するはずである。



8室には、遺産相続といった意味合いがあり、必ず不吉なこととセットになる。



例えば、父親が亡くなって、遺産相続が生じるとか、そうした意味である。




8室で強力なダナヨーガが成立する配置は、株式市場の暴落や誰かの破産によって、大儲けするという意味合いも考えられる。



もちろん、正常な株式市場の成長の中では、企業が生み出した価値から配当を受ける立場だが、株式市場大暴落といった局面においては、誰かの死によって大儲けするといった要素が出てくる。



この配置からすると、今回もマイケル・バーリーの予想が的中し、株式市場の暴落で、暴利を得そうである。




ダシャーを検討しても例え、ラグナがどこであったとしても、現在は、マハダシャーラーフ期か、木星期のいずれかである。




ラーフのディスポジターは月ラグナから見た2-8軸で、強力なダナヨーガを形成する土星であり、また木星も2-8軸で、強力なダナヨーガを形成している。




その為、ダシャー、トランジット共にマイケル・バーリーに利益がもたらされそうなタイミングが近付いている。



木星は一旦、逆行して、双子座に戻るが、来年2026年7月27日以降に再び蟹座に移動して、魚座で逆行する土星と共に蠍座にダブルトランジットする。



今年の10月18日以降、そして、来年の2026年7月27日以降にマイケル・バーリーは、利益を上げそうである。



そして、マイケル・バーリーが利益を上げるということは、それは株式市場の暴落を物語っている。







2026年のアメリカの新月図を見ると、6室に惑星集中しており、大量の失業者や破産者などが出て、政府に救済を求めるアメリカ国民の群れを象徴している。



つまり、それは米株式市場の崩壊によって、もたらされるアメリカ国内の混乱を表している。



その株式市場の暴落局面は、来月2025年10月からスタートする。








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