ダウンタウンの松本人志が、8年前の2015年に六本木の超高級ホテルのスイートルームにて飲み会を開催し、後輩芸人に女性を集めさせ、「ゲーム」と称し、いきなり全裸の松本人志がキスをしたり、「俺の子ども産めや!」などと性行為を迫っていたりした事実について週刊文春(2024年1月4日・11日号)が報じている。
《参加女性が続々告発》「全裸の松本人志がいきなりキスしてきて…」「俺の子ども産めや!」1泊30万円の超高級ホテルで行われた「恐怖のゲーム」 2023/12/26 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2024年1月4日・11日号) 12月24日放送「M-1グランプリ」の審査員長をつとめるなど、日本の芸能界のトップに君臨するダウンタウンの松本人志(60)。その松本が六本木の超高級ホテルのスイートルームにて飲み会を開催。後輩芸人に女性を集めさせ、「ゲーム」と称し、いきなりキスをしたり、「俺の子ども産めや!」などと性行為を迫っていたりした事実が「週刊文春」の取材で分かった。 複数の女性を含む参加者が取材に応じ、事実関係を認めた。「週刊文春」の取材班が確認したいずれの飲み会でも、事前に松本の参加を知らせないこと、後輩芸人が女性たちの携帯電話を事前に没収するなど、その手口は酷似している。女性たちは「芸能界に絶望した」「PTSDに悩まされている」などと苦しい胸の内を吐露している。 社会的強者による性加害が社会問題化する中で… 今年9月に還暦を迎えた松本だが、依然、タレントとして最盛期を維持し続けている。レギュラー番組は「水曜日のダウンタウン」(TBS系)、「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)、「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ系)など、計7本を数える。 プライベートでは2009年5月に結婚。同年10月には長女をもうけ、長女が描いた自身の似顔絵をSNSで公開するなど、子煩悩な一面も披露している。 近年、日本でも包括的性教育への関心が高まり、社会的強者による性加害が社会問題化している。昨年3月には「週刊文春」が、映画監督・榊英雄の映画に出演した複数の女優が性的行為を強要されたと報道。それが契機となり、映画界に蔓延する性加害問題が続々明るみに出ることとなった。旧ジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏による性加害問題では、今年3月にBBCが報じると、全メディアが報道に踏み切り、同社は解体的出直しを強いられている。 A子さんの告発は、こうした昨今の社会的潮流と決して無縁ではない。 参加者が明かす「飲み会」「ゲーム」の内容 「ジャニーズ問題では、2010年代半ばまで多くの方が性被害を受けていました。そして被害者たちが一斉に立ち上がり、大きな山が動きました。それを見て、私は勇気をもらった」(A子さん) 松本が後輩芸人らと開いた「飲み会」、そして「ゲーム」とはいかなるものか。参加者の一人が明かす。 「後輩芸人が六本木のグランド ハイアット 東京に女性を招集。彼女たちは『ものすごいVIPとの飲み会だから』としか聞かされていません。飲み会スタートから大体3時間後に、後輩芸人が『ゲームを始めよう』と声をかけ、ベッドルームで女性と松本さんが2人きりになるよう仕向けるのです」 こうした「飲み会」における松本および後輩芸人の女性に対する言動について松本が所属する吉本興業と、女性を集めた後輩芸人が所属する事務所に尋ねたが、期日までに回答はなかった。また飲み会に同席した放送作家Xも「関係ない、関係ない」と取材に応じなかった。 「ワイドナショー」(フジ系)などで、社会問題を幅広く論じてきた松本は自身に対する告発についてどのように説明するのか。また約900人の社員、約6000人のタレントを擁し、芸能界に絶大なる影響力をもつ吉本興業は、松本に対する告発をどのように受け止めるのか。 12月26日(火)12時配信の「週刊文春 電子版」および27日(水)発売の「週刊文春」では、「松本人志と恐怖の一夜」と題し、7ページにわたって特集する。A子さんや同席者の告発をはじめ、松本から受け取った“お礼メール”、松本に女性を“献上”した売れっ子芸人の正体、そして、この芸人によるアリバイLINEを公開。さらには別日に開かれた飲み会に参加したB子さんおよびB子さんの交際男性(当時)の告発に加え、松本および後輩芸人への直撃取材の様子も報じている。(略) |
松本人志については、以前、獅子座ラグナに修正したが、11室に在住するマハダシャーラーフ期に芸能界、お笑い界の大御所にはなったが、何故、面白くないのかについて論じた。
11室に在住するラーフ期は、松本人志は映画監督などに挑戦して、何本か映画も作ったが、全て、ヒットせず、作品は面白くなく、酷評された。
ラーフ期の前の天秤座3室に在住する4、9室支配の火星期は、面白く、現場で、斬新なお笑いパフォーマンスなども見せて、まだ面白い要素があったが、ラーフ期になったら、お笑い界の大御所のような高いステータスに安住し、評論家っぽい口ぶりで、面白くなくなった。
これはラーフのディスポジターの水星が、乙女座で高揚する強い水星で、分析的で評論家っぽい口ぶりになり、自ら芸を演じる立場ではなくなり、番組MC、司会などで真面目なコメントをしたり、M1グランプリで審査員長を務めるなど、明らかに管理者側の立場になってしまったことによる。
このようにマハダシャーラーフ期の松本人志については、以前の2012年4月13日付の『松本人志のラーフ期について』や2013年10月20日付の『松本人志の新作「R100」不振の理由』、2013年10月19日付の『松本人志の新作「R100」不振の理由 その2』、2018年3月6日付の『松本人志の最近の動向について - 松本人志 なう-』の中などで論じた。
そして、今回、このニュースが出た為、松本人志のチャートを改めて見てみたが、ダシャーがラーフ期から木星期に移行していたことが分かった。
あれからかなりの年月が経過して、マハダシャーが木星期に移行していたことに驚いた。
2021年12月頃からマハダシャー木星期に移行しており、現在、木星/木星期である。
この木星は5、8室支配で8室に在住し、定座で強いが、6、7室支配の土星からアスペクトされて傷ついている。
5室は3室から見た3室目のハウスであり、3室の本質のハウスである。
従って、5室支配の木星はメディア、エンターテイメント全般を表わす表示体になっているが、その木星は8室(中断、スキャンダル)に在住して、6、7室支配の土星によって傷つけられている為、今回のような性加害問題で女性から告発を受けて、仕事の先行きに暗雲が立ち込めたのである。
8室は、スキャンダルのハウスである。
3室の支配星が8室に在住するような場合でも芸能スキャンダルを表わすが、5室の支配星が8室に在住する場合でも同じようなことが起こると考えられる。
そして、今年2023年11月29日からラーフが魚座8室に移動して、このマハダシャーロードで、アンタルダシャーロードでもある木星にトランジットして、傷つけ始めた。
これがトリガーになって、今回のスキャンダルが飛び出したと考えられる。
因みに5室は娯楽、恋愛のハウスであり、高級娼婦といった象意もあり、もし5室の状態がよければ、女性からモテて、恋愛娯楽的な恩恵を受ける要素も多いのだが、如何せん、松本人志は自分の後輩芸人たちを使って、女性たちの携帯電話を取り上げて、通信の手段を奪い、個室で松本人志と二人きりになるように仕組んだりして、強引な手法によって、相手に肉体関係を迫るなどした。
その為、相手は恨みに思って、今頃になって告発して来たのである。
5室はプールヴァ・プンヤ(前世の功徳)のハウスであり、その5室の支配星が、8室で定座に在住していることは良いのだが、6、7室支配の土星から傷つけられていることは明らかに前世のカルマを表わしている。
また前世でなくても以前に行った行為が元で、今頃になって、告発を受けることになった。
このカルマが、傷ついた5室と8室の支配星で、8室に在住する木星期で、しかもその木星にラーフがトランジットしているタイミングで噴き出したのである。
この以前に行った行為だが、6、7室支配の土星が6室に在住し、敵を粉砕する暴力の配置になっている。
これはパートナー関係などにおいて力で相手をねじ伏せてしまう配置である。
この土星が、その暴力を恨みに思って、批判し、告発してくるというのが、木星に対する土星のアスペクトで示されている。
従って、この今回の文春砲による告発は、2024年2月以降の木星/土星期(2024/2~2026/8)まで引きずることになり、土星は、2025年3月30日から魚座に移動して、まさにこの傷ついたマハダシャーロードの木星とコンジャンクトする。
そして、アンタルダシャーロードは、木星を傷つけている6、7室支配の土星である。
従って、木星/土星期は、このマハダシャーロードの木星とアンタルダシャーロードの土星が連携して、芸能活動の中断、スキャンダル、訴訟といった象意が顕現することを意味している。
そして、2024年は、今はまだ魚座の8°付近を通過している土星が、夏頃までに25°付近まで運行していく。
土星は、星座を出ていく時に最大限の力を発揮する為、まだ告発はこれから厳しくなっていく。
この告発した女性は、ジャニー喜多川の性加害を今頃になって訴え出た人たちに勇気づけられて、自分も訴えることにしたと述べている。
従って、昨今、起こっている封建的な不透明な村社会を凶弾していく動き一連の流れの中の出来事である。
吉本興業は、先輩後輩の関係が厳しく、また内部の団結力も強い、ある種の宗教団体とか、暴力団のような家族集団である。
先輩は後輩の面倒を見なければいけないし、また後輩は先輩に従わなければいけない世界である。
宝塚歌劇団ほどではないにしても、色々厳しい封建性が残っている村社会である。
その吉本のトップに位置しており、大御所の存在として、後輩芸人たちに権力を振う立場になってしまった松本人志は、自ずと、水瓶座を通過していく土星の厳しいチェックに晒されることになる。
因みに事件は、8年前の2015年の出来事だが、その時は、ラーフ/ケートゥ、あるいは、ラーフ/金星期辺りである。
金星は食欲、性欲、睡眠欲の3室と仕事の10室を支配する金星で、同じく金星を支配星とする快楽主義のプールヴァ・パールグニーに在住している。
このプールヴァ・パールグニーは、快楽主義に支配されているだけに倫理や道徳よりも快楽を優先してしまう。
そうした道徳的弱さを持つナクシャトラであり、しばしば芸能人に多い配置である。
そして、金星は、ナヴァムシャでは、火星と共に蠍座に在住し、高揚するケートゥとコンジャンクトしており、蠍座での金星と火星との絡みは、情熱的な恋愛、肉体関係を伴う性的関係を意味している。
どこに暴力の要素があったのかと考えると、金星をラグナとした場合にやはり6、7室支配の土星が6室に在住しており、暴力的な配置にはなっている。
チャラダシャー
チャラダシャーで見ると、2021年9月から魚座のメジャーダシャーに入っており、魚座は8室で、ラーフ、ケートゥ、GKの水星にアスペクトされた傷ついたAKが在住している。
そして、魚座から見ると、7室にGKの水星が在住し、ラーフ、ケートゥがアスペクトし、更にGKは、10室にもアスペクトし、10室にはケートゥが在住し、ラーフがアスペクトしている。
従って、魚座から見た7室や10室が激しく傷ついている。
従って、対人関係のトラブルに晒され、仕事にも影響が出そうな配置になっている。
基本的に魚座は、8室であり、中断、行き詰まりのハウスである。
そして、魚座から見ると、7室や10室が傷ついているばかりでなく、太陽や金星が6室、火星が8室に在住して、ドゥシュタナハウスである6室や8室に惑星集中している。
魚座のメジャーダシャーは、2033年9月まで続くが、松本人志の芸能界での仕事や、その地位などの先行きが怪しくなってきたと言える。
そうしたことを考えると、2023年5月にオリエンタルラジオ中田敦彦が松本人志に審査員をやり過ぎと批判したことで騒動になったが、こうしたことも魚座のメジャーダシャーに入って凶意が噴き出してきたことの現れと考えることができる。
松本人志が、『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)、『(人志松本の)すべらない話』(フジテレビ系)、M1グランプリなど、若手芸人を評価し、審判を下すあらゆる立場に立っていて、権力を握っており、その顔を伺いながら、仕事をすることを拒否する発言だった。
松本人志は、獅子座ラグナである為か、自らが芸人の立場で芸を行なう立場から支配し、管理するのが役目になってしまった。
これは獅子座ラグナの性と言えるかもしれない。
コメント
コメント一覧 (4件)
また、D9では11室在住、D10も12室在住で土星のアスペクトは厳しいですが高揚と8→12のヴィパリータラージャヨガは良いように思います。
木星/土星期は厳しそうですが、木星期の間はどこかで持ち直したり批判がありながらも何とか仕事をしていく可能性はないんでしょうか?
報道内容的に活躍は厳しいなと感じますし、個人的にはこういう事をしてきたなら消えてしまうのも仕方ないのかなと感じますが、
M1は好きなので、松本人志が審査員をしなくなるとM1もだんだん価値が下がっていくだろうと思いますしそれは残念です。
木星をダシャーロードとした場合に細かい所を見ていくと、二重否定的な良い配置も見られますが、それでも6室や8室の象意は免れないと思います。
木星は月から見て、9、12室支配で12室に在住しており、この配置が引退的な意味合いもありそうな配置です。
これは郊外、海外で過ごしたり、12室の支配星の為、海外移住なども意味する配置です。
まだ木星/木星期であり、まだラーフ期の流れを引き継いでいたと思います。
次の木星/土星期辺りから本格的に木星期に入っていきます。
そうすると、やはり、引退の流れになってくるのではないかと思います。
また木星期というのは健康問題なども引き起こす可能性があります。
木星は傷ついた8室の支配星である為、マラカとして機能しますが、マラカの2室支配の水星やマラカの6、7室支配の土星からアスペクトを受けています。
更にダシャーロードの木星をラグナとすると、ラグナロードの木星にマラカの7室支配の水星がアスペクトし、11、12室支配の土星も2次的なマラカとなって、ラグナロードを傷つけます。
従って、土星と水星が、ラグナから見ても、ダシャーロードから見てもマラカとなり、また木星自身がマラカとなり得る傷ついた8室の支配星で、ダシャーロードとしても傷ついています。
最近の松本人志は顔がどす黒くて不健康であり、木星の象意となる肝臓、胆のう、膵臓、脾臓などが、悪い可能性が出て来ています。
例えば、肝臓の病気には気を付けるべき時です。
次の木星/土星期になって、トランジットの土星が木星にコンジャンクトした時が最もきついです。
土星の6室の訴訟の象意が間違いなく、出て来ると思います。
まだ週刊文春の記事になっただけですが、おそらく、その告発した女性は、謝罪と慰謝料などを請求する訴訟を起こす可能性があります。
松本人志のラグナは私が修正しましたが、ナヴァムシャとダシャムシャのラグナはきちんと検証していなかったと思われ、正しいか分かりません。
例えば、ラーフ/土星期に結婚していますが、アンタルダシャーが土星の時期に結婚するというのは、月ラグナからしか説明出来ません。
出生図のラグナは獅子座で問題ないと思います。
そうするとチャラダシャーは使えますが、魚座はまさに傷ついた木星が在住する星座で、しかも8室です。
そして、魚座から見て、10室には、ラーフ、ケートゥ、GKの水星がジャイミニアスペクトし、逆行の土星などが絡んでいます。
10室の支配星もラグナに在住し、ラーフ、ケートゥ、GKの水星などのジャイミニアスペクトを受けます。
従って、魚座から見た10室が良くないのは明らかで、仕事面が厳しいのは明らかです。
魚座のメジャーダシャーから見ると、芸能の3室の支配星が6室に在住し、6室支配の太陽とコンジャンクトし、12室支配の土星からジャイミニアスペクトされている配置も芸能活動にとっては厳しいと思います。
但し、AmKの土星が11室に在住している為、その点は良いのかもしれません。
仕事上のステータスは維持できる配置です。
この告発された状況をギャクで乗り切れるかどうかですが、例えば、有名人たちを評論するワイドナショーなどは難しくなるかもしれません。
自分が評価される立場に立ったため、番組MCや審査員長などで人を評論するのも難しくなったと思います。
メディアに出続けられるものでしょうか?
6、7室支配の土星が3室にアスペクトする配置は問題です。
しかし、3、10室支配の金星は、ラグナロードの太陽とラグナでコンジャンクトして、1-10のラージャヨーガを形成し、またその金星は、月から見た7室の支配星で、5室支配の太陽と5室でコンジャンクトして、5-7のラージャヨーガを形成しており、これが松本人志の芸能活動での成功をもたらしたと思います。
3室の支配星は土星の傷を受けていません。また火星の傷やラーフ/ケートゥ軸の傷も受けていません。
6、7室支配の土星は、明らかに女性問題を表わしており、女性からの告発を表わしています。
これは明らかに土星による傷を意味しています。
しかし、この傷は、一つだけである為、それ程、問題にはならなかったと思います。
土星が3室にも3室の支配星も傷つけており、更に他の凶星も3室や3室の支配星を傷つけている状況であったら、もう少し芸能活動に障害が多かったと思います。
今のタイミングは、ジャイミニスキームでも、魚座のメジャーダシャーから見ると、芸能の3室の支配星が6室に在住し、6室支配の太陽とコンジャンクトし、12室支配の土星からジャイミニアスペクトされて傷ついており、芸能活動にとっては厳しい時期です。
記事の中にも書きましたが、オリエンタルラジオの中田敦彦から「松本人志は審査員やりすぎ」と批判されていたことなども、この配置がもたらした兆候だと思います。
またこれからダシャーやトランジットによって、土星の象意が活性化してきます。
そうすると、芸能活動に障害をもたらすと思います。
元々、3室の傷がそれ程、多くはなかった為、それ程、問題にはならなかった訳ですが、ダシャーの変化によって、それも変わって来ます。
ですから、今の状況は、松本人志にとって、芸能活動における最大のピンチだと思います。
そして、このダシャーはメジャーダシャーで起こっている為、人生を長期的に左右する決定的なものになると思います。