ドナルド・トランプは2020年の大統領選で再選できるか
2019.12.05
ドナルド・トランプが2020年の米大統領選で再選できるかどうかについて何度か聞かれる機会があったが、結論を言えば、トランプは再選しそうである。
他の候補者のチャートを十分に検討した訳ではないが、トランプのチャートを見て、次の2020年11月3日に行われる大統領選において、その時点でのダシャーを見て、全く弱そうには見えない。
2020年11月3日は、木星/土星/ラーフ期で、当選した場合、2021年1月20日が大統領就任式である。
2021年1月20日も木星/土星/ラーフ期である。
この木星/土星/ラーフ期のそれぞれの惑星が、勝利をもたらせるほどに強いかどうかである。
これを検討する前に前回の大統領選で当選した時のダシャーを再度、振り返ってみると、
トランプは、2016年11月8日に行われた前回の大統領選で大統領に当選し、2017年1月20日に第45代アメリカ合衆国大統領に就任している。
2016年11月8日は、ラーフ/火星/月期で、2017年1月20日は、木星/木星/木星期である。
何故、トランプがこのラーフ/火星/月期に選挙で勝利して、木星/木星/木星期に大統領に就任することが出来たのか、ダシャムシャ(D10)を見ると、そのことが明確であり、またこのトランプの勝利を研究することによって、逆に分割図におけるダシャーがどのように精密に顕現するかを理解することが出来る。
まず当選した時、マハダシャーのラーフはダシャムシャのラグナに在住していた。
これは非常に重要であり、最も重要であると言ってもいいかもしれない。
またラーフのディスポジターであるラグナロードの金星が魚座6室で高揚し、4、5室支配のヨーガカラカの土星とコンジャンクトして、1-4、1-5のラージャヨーガを形成している。
ラーフのディスポジターが高揚し、ヨーガを形成しているということで、これは非常にラグナに在住するラーフの強さを裏付けるものである。
そして、アンタルダシャーの火星は、2、7室支配で12室に在住しているが、9、12室支配の水星と2-12の星座交換をしている。
2-12のハウスの絡みはあまり良くないように見えるかもしれないが、まず分割図で星座交換している惑星というのは要注意である。
星座交換している時点で、それぞれの惑星があたかも定座に在住しているかのような強さを発揮するため、結果を表す力を持っていると考えるべきである。
また水星と火星は星座交換することで、2-9、7-9のラージャヨーガとダナヨーガを生じている。
更に月から見ると、火星と水星は6-8の星座交換をしているが、これはヴィーパリータラージャヨーガである。
プラティアンタルダシャーの月は、10室の支配星で、ディスポジターの火星からアスペクトバックされている。火星は水星と星座交換する強い配置である。
従って、ラーフ/火星/月期のポテンシャルは高いことが分かる。
この配置が当選をもたらしたことは研究対象として非常に重要である。
そして、大統領に就任したのは、木星/木星/木星期であったが、これは木星の強さを調べればいいだけである。
木星はダシャムシャにて3、6室の支配星で4室で減衰しているが、通常であれば、3室や6室の支配星が減衰しているケースであり、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果が期待出来る配置である。
また木星は減衰しているが、ディスポジターの土星と星座交換することによって、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。
この時、木星が6室の支配星で減衰していることに注目である。
トランプがメディアから激しくバッシングを受けたにも関わらず、大統領の座に就いたのは、この4室(王座)でニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則によってラージャヨーガ的に働く、この強い木星の為である。
この木星がトランプの王座を象徴しているのである。
それでは、次の2020年11月3日の大統領選と、2021年1月20日の大統領就任式の木星/土星/ラーフ期が何を意味するかである。
やはり、マハダシャーの木星はトランプに王座をもたらした
ニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則によってラージャヨーガ的に働く、強い木星である。
アンタルダシャーの土星は4、5室支配のヨーガカラかで高揚するラグナロードの金星とコンジャンクトして、1-4、1-5のラージャヨーガを形成すると共にこのトランプの王座を表す木星と星座交換して、まさにニーチャバンガラージャヨーガも形成している。
つまり、マハダシャーの木星とアンタルダシャーの土星は、星座交換によって緊密に絡んでいる状態である。
そして、アンタルダシャーの土星は、トランプに王座をもたらしたまさにそのニーチャバンガラージャヨーガを構成する一部である。
更にプラティアンタルダシャーのラーフは、ダシャムシャのラグナに在住しており、前回の大統領選でトランプに当選をもたらしたマハダシャーのラーフと同じである。
従って、このように考えると、木星/土星/ラーフ期は強力である。
土星は木星のセカンドアンタルダシャーであり、しかも木星と星座交換によって緊密に絡んでいる。
従って、まさに本格的にマハダシャー木星期の象意が顕現すると考えるべきである。
実際には木星と土星の吉凶が混合して出てくるはずであるが、木星も土星もそれぞれ単体でも強力なヨーガを形成している。
そして、プラティアンタルダシャーはラグナに在住し、ディスポジターは高揚する金星である。
従って、この配置を見ると、トランプの再選は確実に思えた。
実際、次の2020年11月3日の大統領選と、2021年1月20日の大統領就任式のダシャーが同じ木星/土星/ラーフ期であることは、トランプは全く平常通り大統領職をこなしているだけの印象であり、特にトランプの王座を揺さぶるほどの強い対立候補が現れないことを意味するのではないかと思われる。
もしトランプが落選しているなら、それは大統領職から落選へという大きな変化であるため、それがダシャーに表れないはずはないと思うが、そのような兆候はこのダシャーの推移からは読み取れない。
つまり、もしトランプが落選した場合であっても、11月3日の時点では大統領であり、2021年1月20日からは別の相手が大統領就任式で宣誓を行っている為、この時点で、大統領職を追われる訳である。
そうした推移が現れていてもよさそうであるが、そうした兆候が全く見られない。
従って、トランプは危なげない選挙で大統領に再選するのではないかと思われる。
トランプが再選するかどうかについては、ジャイミニのチャラダシャーなどによっても再度、検討してみたいと思うが、取りあえずは、ヴィムショッタリダシャーの観点から検討すると、トランプは大統領に再選するのではないかと思われる。
コメント
コメント一覧 (18件)
その理由は、民主党ではバイデンさんという方が本命候補ですが、彼はアストロデータバンクによりますと、1942年11月20日午前8時30分のペンシルベニア州のスクラントンの生まれだそうです。
彼は、選挙時に木星ーラーフー木星期になります。
木星の在住星座は、
D1 蟹座
D9 蟹座
D10 魚座
いずれも高揚と定座で星位が強く、ヴァルゴッダマでもあります。
木星はD1では2・5Lで9Hに在住している。
月から見ると、9・12Lで4Hなのでハンサヨガである。
D9では乙女座ラグナか天秤座ラグナか微妙だが、乙女座ラグナなら11H在住、天秤座ラグナなら10H在住でハンサヨガ。
D1ではラーフの支配星の10Lの太陽は1Hに在住し、ラージャヨガを形成している。
月から見れば、ラーフはトリコーナの5Hに在住し、支配星の太陽は金星と2-5、5-7のダナヨガ・ラージャヨガを形成する。
D9では乙女座ラグナ・天秤座ラグナのいずれでもラーフは強力なラージャヨガを形成する。
水星は定座で月から見てケンドラでバドラヨガであるし、月から見てもラーフは強力なラージャヨガを形成する。
上記までは良いのですが、問題はD10です。
D10を乙女座・天秤座のいずれのラグナにしても、木星かラーフのいずれかの配置に難が出てしまいます。
乙女座ラグナなら木星の位置はケンドラ7Hで良いですが、ラーフの位置は悪く、天秤座ラグナならラーフはケンドラ1Hで良いですが、今度は木星が6Hとなり良くない配置です。
このような理由から、バイデンさんは民主党予備選は勝ち抜くと思い、トランプさんと本選で戦うと思います。
しかし、いかんせんD10の配置がいまいちなので大統領に当選はせず、結局トランプ勝利かと思います。
ジョー・バイデンは2009年から2017年まで、アメリカ合衆国第47代副大統領を務めていますね。
チャートを作成してみると、マハダシャー木星期のセカンドアンタルダシャーからバイデンの副大統領という職務が始まっています。
木星がバイデンに副大統領というキャリアを与えたことが分かります。
木星はそれなりに強い訳で、蟹座で高揚し、ヴァルゴッタマで、ガージャケーサリヨーガを形成しています。
ナヴァムシャではハンサヨーガ、ダシャムシャでは再び、月からケンドラで定座で、ハンサヨーガを形成し、またガージャケーサリヨーガも形成しています。
こうしたガージャケーサリヨーガなどは、分割図で強力に働くので要注意です。
アンタルダシャーのラーフはラグナに在住して、ディスポジターの金星は11室支配で定座の太陽と1-11のダナヨーガを形成しています。
バイデンのダシャムシャは非常に強く、まず木星が月から10室で定座で、ハンサヨーガで、ガージャケーサリヨーガを形成し、火星が7室でルチャカヨーガ、太陽が11室で定座でラグナロードの金星と1-11のダナヨーガを形成しています。
また9室支配の水星と10室支配の月が9-10の星座交換をしています。
天秤座ラグナにとって、水星と月の絡みは、最高のヨーガカラカです。
然し、この絡みは大統領選でのダシャーには出てきません
ラグナが蠍座の10°08’で、ダシャムシャの幅は3°で、女性星座であるため、9室目の蟹座からスタートして、4番目のダシャムシャに在住しています。4番目のダシャムシャは9°00’~12°00’です。
出生時間が前後に4分~8分ぐらいずれると、ダシャムシャのラグナが乙女座、あるいは蠍座になるため、それを疑うことは必要だと思います。
因みにダシャムシャのラグナは乙女座よりも天秤座の方が副大統領を8年間も務めたバイデンをよく示していると思います。
天秤座ラグナであればラグナロードの金星が11室で11室支配で定座の太陽とコンジャンクトしていますが、これが政治家や財界人などのエスタブリッシュメントな人々との交友関係を表していると思います。
副大統領ともなればそのような人脈を持っているはずで、乙女座ラグナだとその辺りが弱く直観的にも天秤座ラグナに思えます。
ダシャムシャが天秤座ラグナであるとナヴァムシャ(D9)のラグナも天秤座になり、同じようにラグナロードの金星と太陽が11室でコンジャンクトしています。
こうした配置は政治権力のサークル内にいることを表しています。
然し、もしダシャムシャのラグナを蠍座に移動すると、太陽が10室で7、12室支配の金星とコンジャンクトしますが、この配置は、大統領選の予備選などで妻を伴って公の場に登場するような配置です。
10室の太陽ということであれば、大統領そのものになるような配置にも見えます。
然し、もし蠍座ラグナにした場合、木星がナヴァムシャでもダシャムシャでも5室の支配星となり、ナヴァムシャでは9室で高揚、ダシャムシャでは5室で定座の配置になります。
然し、9室は10室を損失するハウスであり、5室は10室から見た8室目で、キャリアの中断のハウスです。
学問や教育、慈善活動などに取り組むような配置に見えます。政治権力の中枢にいたような感じには見えません。
木星はナヴァムシャでもダシャムシャでも6室の支配星で、6室は権力闘争のハウスであるため、おそらく木星は6室の支配星ということで正しいと思います。
従って、ダシャムシャのラグナは天秤座で、木星/ラーフ/木星期で、ラーフがダシャムシャのラグナに在住しているので、大統領選に出馬して、民主党の最有力候補として、注目を集めるのかもしれません。
それ自体が大舞台であり、キャリア上の成功です。
ナヴァムシャのラグナもダシャムシャのラグナも天秤座で良さそうに思います。
因みにもう少し別の所に注目していくと、彼はナヴァムシャでもダシャムシャでも9室支配の水星と10室支配の月が絡んでおり、9-10のラージャヨーガを形成しています。
これは天秤座ラグナにおける最高のヨーガカラカです。
そして、4、5室支配のヨーガカラカの土星と10室支配の月が9室でコンジャンクトしてきます。
双子座はフリーメーソンの星座であり、おそらくジョー・バイデンは表向きは、ローマ・カトリック信徒で、それは出生図やナヴァムシャで高揚して、魚座(キリスト教)にアスペクトバックする強い木星が表しています。
然し、木星は6室の支配星であるため、それ程、真剣に信仰しているというよりも見下している所があり、票集めのため、あるいは、生育した環境で、自然にカトリック信徒になったと思います。
然し、彼が本当に信奉しているのは、フリーメーソン、あるいは、イルミナティーなのだと思います。
ナヴァムシャの9室双子座を見ると、5-10、9-10、4-9、5-9などの強力なラージャヨーガを形成し、ラーフは双子座の星座に在住して強く、トリコーナとケンドラの支配星と絡んで、ヨーガカラカです。9室支配の水星と10室支配の月の絡みも見られます。
ジョー・バイデンは、フリーメーソンの上級幹部になれそうな配置をしており、フリーメーソン、イルミナティーからの薫陶を受けられる配置です。
ジョセフ・バイデンは、2008年10月20日の大統領選挙運動中に不気味な予言をしています。
これを私は2009年1月30日付の記事『ジョセフ・バイデンの予言について』の中で取り上げています。
http://www.kanteiya.com/column/09/0130.htm
「オバマが大統領になったら、就任後、6ヶ月以内に国際的な危機が発生し、オバマは(キューバ危機の時の)ジョン・F・ケネディのように重大な決断をしなければならない試練に立たされる」
因みにイルミナティーというのは、予言をするのが好きで、イルミナティーカードなどで、人類の未来について予言をすることなどが知られています。
この当時のバイデンの予言は、まさにイルミナティーの予言のような印象があります。
彼自身がイルミナティーの最高幹部の一人で、インナーサークルにいるので、イルミナティーがこれから何をするかをよく知っていたということではないかと思います。
それと興味深いのは、彼が占星術師になれそうな配置をしていることです。
フリーメーソンは、星座の象徴を普通に使用します。
彼があたかも占星術師のように予言をしたというのは興味深いです。
それと、世界政府(新世界秩序)を作ろうとしているエスタブリッシュメントのインナーサークルの一人ではないかということです。
ジョー・バイデンについては別の意味で、興味が湧いてきました。
これについてはまた別の記事で取り上げたいと思います。
木星はダシャムシャで6室であっても定座に在住し、月から10室でハンサヨーガ、ガージャケーサリヨーガを形成して強さを持っていますが、木星期に大統領になるのであれば、もっとダシャーの最初や中盤辺りで来なければおかしいです。
木星期は3、6室の支配星で、6室に在住しているが、それなりに強いので副大統領のポジションを与えたと考えることが出来ます。
大統領選があるのは、木星期の最後のアンタルダシャーであり、ダシャーチッドラに該当します。
マハダシャーが終わる最後のタイミング、つまり、ダシャーチッドラで、結婚などが起こるのはよくないと言われており、つまり、長く続かない傾向を表すからです。
直ぐに土星期がやってきます。
土星期は2022年9月21日からスタートしますが、土星はナヴァムシャでもダシャムシャでも4、5室支配のヨーガカラカで、9室で、10室支配の月とコンジャンクトしており、ナヴァムシャでは更に9室支配の水星とコンジャンクトしています。
つまり、5-10のラージャヨーガがナヴァムシャやダシャムシャの9室で形成されています。
土星は非常に良い配置ですが、2022年9月という中途半端なタイミングでやってきます。
もし土星が大統領になることを示すのであれば、トランプの場合と同じように大統領就任式のタイミングで来ているのが理想です。
然し、少し遅れてきているということは、トランプと大統領選を戦うという最後の華を飾って、その後、土星期からは、教育、慈善活動にシフトするのかもしれません。
それは土星が5室支配で9室に在住し、5-10のラージャヨーガを9室で形成しているからです。9室は地味なハウスであり、また権力とか公的立場などを意味する10室を損失するハウスです。
教育、慈善などの分野で、大きな仕事を成すという時期に入るのかもしれません。
それは既に触れたようにフリーメーソンに関連する仕事かもしれません。
大統領選で、現職大統領と当選を戦えること自体が成功を意味しますので、大統領選の時のダシャーは、それなりにダシャムシャでも良い配置で出てくると思います。
そして、副大統領まで務めたとなれば、その後のキャリアも成功が約束されているので、その辺りを識別するのは中々難しいと思います。
出生図では土星は4室支配で7室に在住し、10室支配の太陽、7室支配の金星と相互アスペクトし、ラグナロードの火星からアスペクトされています。
土星が逆行しているので、土星と火星は、1-4のラージャヨーガを形成していると言えるかもしれません。
月から見ると土星は10、11室支配で、5室支配の太陽、2、7室支配の金星と相互アスペクトしており、ラグナロードの火星とも相互アスペクトして、1-10、1-11、5-10、5-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成し、土星期にも政治の仕事に携わるように思います。
ジョー・バイデンのナヴァムシャやダシャムシャは非常に強く、木星やラーフの配置も良いです。
ですから強さという観点から見ただけでは中々識別が難しい面があると思います。
然し、ダシャムシャにおいて土星は5室支配で9室に在住し、月から見ても9室支配でラグナに在住しています。
9室は慈善活動や宗教活動、教育啓蒙活動を表すため、土星期になってから、バイデンはフリーメーソンなどで高い地位につき、そこで宗教活動を行っていくのではないかとも思えます。
それとトランプはまさに彼に大統領の立場を与えた強いマハダシャー木星期で、アンタルダシャーの土星と木星が星座交換で、ニーチャバンガラージャヨーガを形成しているということ、その辺りから、やはり、トランプが再選すると考えるのが自然です。
今後はトランプのチャートをもう少し吟味することと、ジョー・バイデンのナヴァムシャとダシャムシャのラグナが天秤座で正しいのかどうか、その辺りをもう少し検討したいと思います。
5月に二度目の手術を受けた時が火星/月/木星⇒土星でした。
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しかし、1988年2月、45歳の時、バイデンは首の痛みに悩まされた末にウォルター・リード陸軍病院に入院し、手術を受けた。脳動脈瘤が破裂したのが原因であり、この時バイデンは一時危篤状態に陥るなど、生死の境をさまよった。さらに、同年5月には2度目の脳動脈瘤の手術を受けるなど、バイデンはもはや議員活動の継続も危ぶまれた。しかし、バイデンは懸命のリハビリを続け、入院からわずか7ヶ月で復帰した。
(wikipedia ジョー・バイデンより引用抜粋)
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そして、入院からわずか7ヶ月で復帰したと書かれています。
回復したのは1988年9月頃であり、ラーフ/ラーフ期になる直前です。
つまり、ラーフ/ラーフ期が病から回復させたと考えることができます。
ラーフ期に倒れたということだったため、一瞬、ナヴァムシャのラグナが蠍座で、ラーフは8室に在住している可能性なども考えましたが、そうではなく火星期が問題をもたらしたということです。
火星は出生図でラグナロードで7、12室支配のマラカでもある金星と1-12の星座交換し、8、11室支配の機能的凶星でマラカの水星とコンジャンクトし、月と相互アスペクトしています。
また逆行の3、4室支配のマラカの土星と相互アスペクトしています。
ラグナロードが12室の支配星と星座交換して、3つのマラカと絡んでいることが原因です。
ナヴァムシャでは、天秤座ラグナであれば火星は2、7室支配のマラカで、6室に在住して、月、水星、土星、ラーフなどにアスペクトしています。
このように火星期に体調不良となって入院しましたが、ラーフ期になると、ラーフはナヴァムシャで、9室でケンドラとトリコーナの支配星と絡んで、ヨーガカラカです。
従って、むしろ、ラーフの配置がよいので回復できたと思います。
出生図では、ラーフのディスポジターは太陽ですが、太陽は5室支配で9室で高揚して、ヴァルゴッタマの強い木星からアスペクトされて保護されています。
従って、バイデンのナヴァムシャは天秤座ラグナで問題ありません。
バイデンの副大統領時代やその前からの活動内容を調べると、民主党の良識的なリベラルな思想の持ち主で、国際自由主義(リベラル・インターナショナリズム)の信奉者であるということです。
国際自由主義というのは、ほとんどフリーメーソンの思想と等しいと言ってもよいかと思います。
9室双子座が強いということで間違いないと思います。
本日、トランプ大統領がcovid-19の陽性反応が出たと発表して、ダウ平均先物も急落したようです。
しかし、おそらくトランプは再選するのではないでしょうか。
表立ってトランプ支持を表明できない層が水面下にかなりいて、前回選挙同様に接戦を制するのではないでしょうか。
というか、バイデンは嘘くさいですし、認知症疑惑は晴れたのでしょうか。
以前の大統領選挙でもヒラリー有利と前日までメディアは報じていた気がしますが、全く違っていました。
中国との争いが表面化している今、リベラルな民主党政権が選択されるということはないと思います。
状況的に山羊座-蟹座軸にダブルトランジットが生じる為、民族主義、国家主義、独裁主義が台頭するはずで、やはりトランプ続投になると思います。
トランプ再選は既に大統領選挙時のダシャーから予想しているので、後は途中経過で何が起こってもそれは変えません。
シンプルに強いバイデン。
深読みすると強いトランプだけど、シンプルさが勝った。という感じですね。
それとも 今後トランプの逆転のヨガなどが発動されるのでしょうか?
ドナルド・トランプの再選を予想して来た訳ですが、その理由としては、シンプルないくつかの理由によってです。
まず、トランプは、ラーフ/火星期に選挙に勝ち、木星/木星期に大統領に就任しました。
木星は、ダシャムシャで、ディスポジターの土星と星座交換している為、ニーチャバンガラージャヨーガを形成し、更に分割図ではありますが、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果も発揮している可能性があります。
今回の大統領選は、トランプは、木星/土星期で、マハダシャーとアンタルダシャーの2つがダシャムシャで星座交換で絡んで、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している為、この結果を強力に表わすと考えました。また木星期に大統領に就任していますから、木星/土星期という木星期のセカンドアンタルダシャーの時期に大統領の座を降りるというのが、少しおかしい感じもします。
バイデンのチャートを調べると、バイデンは、木星/ラーフ期であり、木星はラグナから見ても月から見てもトリコーナの支配星で、トリコーナやケンドラに在住して高揚していますから、非常に強くナヴァムシャでも10室で高揚して強いです。
アンタルダシャーのラーフは10室に在住し、ディスポジターの太陽はラグナで4室支配の土星と相互アスペクトして、ラージャヨーガを形成し、吉星の金星の絡みや木星からのアスペクトも受けています。
ですから確かにバイデンの木星は強いです。。
ダシャムシャでは、木星は6室で定座に在住し、月との間にガージャケーサリヨーガを形成し、ハンサヨーガを形成して強い配置です。
そして、バイデンのアンタルダシャーのラーフは、ダシャムシャのラグナに在住しています。
分割図のラグナに在住するラーフは、分割図の象意を成就させますから、このラーフは、バイデンを大統領にする為には重要な配置であったと言えます。
ラーフのディスポジターである金星は、ラグナロードで、11室で11室支配で定座の太陽とコンジャンクトしています。
これが権力者たちのサークルに入っている印象です。
あと、もう一つ言えば、天秤座ラグナにとって、9室支配の水星と10室支配の月は、最高のラージャヨーガをもたらしますが、
バイデンのダシャムシャの水星と月は、9室と10室で星座交換しています。
また4、5室支配のヨーガカラカの土星と10室支配の月が、9室に在住して、ナヴァムシャとダシャムシャで同じ配置を形成しているのは、非常に注目すべき配置です。
土星と月のコンビネーションはカリスマを表わします。
ですから、バイデンのチャートは十分強く、私は以前、バイデンのチャートを見た時は、フリーメーソンの上級職の人材の一人だと思いました。
ですが、私がバイデンが大統領にならないと判断したのは、2022年9月21日からマハダシャー土星期に移行するからでした。
この土星は、ナヴァムシャやダシャムシャでは、4、5室支配のヨーガカラカで、10室支配の月と共に9室に在住している為、慈善活動や教育活動を表わしているように思え、これが大統領職をしているようには全く見えませんでした。
然し、考えてみると、出生図では、土星は10室支配の太陽と相互アスペクトして絡んでおり、ナヴァムシャとダシャムシャの配置だけでは、この時期に政治をしていないという根拠にはなりません。
また新月図(ヒンドゥーニューイヤーチャート)によれば、2020年と2022年は世界的に大災害がもたらされると予想されています。
従って、バイデンが大統領になるのであれば、2022年に大災害がもたらされた後で、何かバイデンが世界を救済するような金融システムの大改革や双子座9室で表されるような大きな仕事を為すのではないかと思えてきました。
私がバイデンが落選するとしたロジックは、脆弱で、印象的なものであり、実際の所は、バイデンの非常に強い土星期は、大統領職を行なっていてもいいと思います。
然し、その場合は、バイデンの土星は、月と双子座でコンジャンクトして、ラージャヨーガを形成し、カリスマ性を表わしています。
9室というのは慈善事業や教育事業を意味する為、世界を救済するような仕事を大統領職で行なうことを意味していると言えるかもしれません。
またそれは双子座で形成されている為、フリーメーソンの博愛的な理念であると言えるかもしれません。
もし今回、バイデン大統領で決定ならば、予測を外した理由は、私がトランプ大統領に期待していて再選して欲しかったということが、妨害したと思います。
もしバイデンが好きで、バイデンに当選して欲しければ、バイデンが当選する理由を沢山見つけて来たと思います。
土星期への移行も別のストーリーで考えたかもしれません。
私はバイデンは、マハダシャー土星期において、大統領職ではなく別の形で、慈善活動や教育事業で活躍するのではないかと考えました。
双子座は、ウォール街やフリーメーソンを表わす星座ですが、封建的な秩序を破壊して、民主主義や自由主義をもたらした星座です。
魚座や蠍座、蟹座から見ると、この双子座の封建的秩序を破壊する力は、悪の権化のように見えます。
また既存のモラルや道徳を破壊する悪の顕現のように見えます。
フリーメーソンは博愛的な理念の共同体ですが、上層部の方は、腐っているとも言われており、ニューワールドオーダー(新世界秩序)とか、ディープステートと呼ばれます。
魚座や蠍座、蟹座から見ると、これらの勢力は悪の権化にしか見えません。
もしバイデンの土星期にこの双子座の理念が肯定的な形で出て来るなら、2022年の災害の後の世界を救うことを意味するかもしれません。
どんな表現にも精神的レベルの表現と物質的レベルの表現がありますが、双子座の悪の顕現(物質的レベル)とは、ニューワールドオーダー(新世界秩序)とか、ディープステートということになると思います。
バイデンは、非常に奇妙な人物で、以前、「オバマが大統領になったら、就任後半年以内に、国際的な危機が発生し、オバマは(1962年のキューバ危機に対処した)ジョン・ケネディのように、試練に立たされる」と発言しています。
完全にインナーサークルにいる人間でしか知り得ない情報を知っている人物で、イルミナティーカードなどに書かれている情報を知っているかのようです。
トランプ大統領を支持したQアノンとか民族主義者、アメリカの大衆の中の陰謀論者からすれば、ニューワールドオーダー(新世界秩序)とか、ディープステートは、アメリカを支配する悪の権化です。
但し、封建時代というのは、人民は全て国王の私有物で、何も権利がなく、何時、殺されても何も文句が言えず、疑わしい人物が、魔女裁判などで、殺されたような時代です。
そういう時代からすれば、いい時代になったと言えます。
もし今回、バイデンが大統領になるなら、バイデンの2022年9月以降の土星期は、世界にとって非常に重要な時期になると思います。
内容にとても共感しました。
また、
2022はいろんな意味で注意ですね。
以前コメントをさせていただいた者です。バイデンはまだ大統領「候補者」に過ぎません。今後の法廷闘争の行方、民主党の不正発覚などなどで、1/20の大統領就任式まで決着がついていない可能性もありますし、冷静に考えて最終的に誰が大統領になるかまだ分かりませんね。
トランプ氏が獅子座ラグナなら6室支配&8室支配の6室ダブルトランジット+バイデン氏のヴァルゴッタマ木星へのアスペクトと読むか、高揚ラーフへの木星アスペクトや高揚ケートゥと太陽のコンジャンクトと読むか、或いは他の読み方があるか…。
火星もクリスマスまでは魚座で土星のアスペクトを受けますので、現段階では木星と太陽移動後になりふり構わぬ訴訟やデモが出て来る事を予想しています。
今回の件、トランプの勝利だと思っていたので、こういう事態になったこと、意外でした
それでもなんとなく感じるのは、トランプの最終的な勝利です
以下は感覚的な話なので、読み流してください
いまさらな話ですが、メディアの多様化で、一点に力が集中していた中央集権体制が崩れてきていることを日々、実感します
テレビで得られていた情報が、いまはSNS,Youtubeなど、多方面に分散し、事実、高齢の親も地上波をみることはほとんどなく、テレビでYoutubeをみる毎日です
周りの高齢者もそういう傾向にあり、たまにニュースでみるバイデンに対しても、興味深いことに、生理的嫌悪を強く示しています(爬虫類を連想する顔が受け付けないとのこと)
今回の選挙で最後にやってくると予想しているのは、バイデンの勝利がメディアの嘘であること、それによってメディアのパワーダウンが象徴される事態が引き起こされることです
頂点が崩れ、権力分散の水瓶座時代への移行を象徴する事態が、アメリカ大統領選挙で印象づけられるのではないか
希望的観測も含まれているかもしれませんが、そんな予感がしています