オープンAIのCEO サム・アルトマン解任される -ChatGPTの開発を巡る内紛劇-【更新】



ChatGPT生みの親・オープンAIのサム・アルトマン氏が取締役会から解任されたとニュースが伝えている。


このニュースに大変驚いたが、一体どういったことなのか、非常に奇妙に思った。


というのは、サム・アルトマンのチャートを見ると、現在は、マハダシャー木星期に入ったばかりで、非常にキャリア上の上昇期にあるからである。


しかし、この上昇は一見、非常にトリッキーなものである。





木星期は7、10室支配で8室で減衰しており、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果を発揮する配置であり、また減衰する木星のディスポジターが木星にアスペクトしたり、また月から見たケンドラに在住していることで、ニーチャバンガ・ラージャヨーガの条件を満たしている。


月から見ても木星は8室の支配星で9室で減衰しており、これもパラシャラの例外則が働く余地がある。


通常は10室の支配星が8室に在住し、8室の支配星からアスペクトされている為、突然、キャリアが中断したり、キャリア的に行き詰まるという配置である。





木星はナヴァムシャでは、10室の支配星で、9室支配の土星と共に2室蟹座に在住して、9-10のラージャヨーガを形成している。





またダシャムシャ(D10)では、木星はラグナで、ハンサヨーガを形成し、減衰する水星と高揚する金星と共にあって強力である。



減衰する水星は、高揚する金星とコンジャンクトしたり、ディスポジターである木星とコンジャンクトすることで、ニーチャバンガしている為、ニーチャバンガラージャヨーガと接続しているハンサヨーガの木星である。



これがラグナで形成している為、キャリア上の上昇期であることは全く間違いないのである。



但し、出生図で、ニーチャバンガやパラシャラの例外則が形成されていることを考えると、サム・アルトマンのキャリア上の上昇は、最初は苦労するが最終的な結果は良くなるといった形になるような非常に悪運の強いものとなるはずである。



この場合、10室と8室の絡みが重要であり、8室の支配星が減衰することで、8室の中断の象意が有利な形で、働くことを示唆している。



これについては後で述べるが、ニュース記事を見ていて気づいたのは、サム・アルトマンは、マイクロソフトからの資金協力を得た上で、どんどん営利を追求していきたいと考えていたということである。



オープンAI社は、非営利の団体であり、元々はAIの健全な開発を監視する為の組織であった。



サム・アルトマンは、そうした団体の長として、公には「AIの開発には規制が必要である」とか、「AIによってもたらされる利益を人類に公平に分配することが重要である」といったリベラルで、共産主義的な発言を繰り返してきた。


そうした発言は、オープンAIの他の取締役たちの思想や考えが反映されたものであったということである。



例えば、サム・アルトマンの解任を主導したイリヤ・サツキバー氏は、ソビエトで生まれ、イスラエルで育ち、カナダのトロント大学で、AIの世界的な権威として知られるジェフリー・ヒントン博士の下で、研究を重ね、AIの機械学習の専門家として知られる人物である。




*イリヤ・サツキバー氏




*左から3人目が、グレッグ・ブロックマン氏



師匠のジェフリー・ヒントン博士は、グーグルでAIの製品開発に携わっていたが、警告のためグーグルを退社した人物である。





つまり、AIの危険性を深く懸念する人物の門下生である為、営利よりも安全性を重視し、営利先行で開発を進めて取り返しのつかない状況にならないように規制する立場である。



私の推測では、これらの非営利のオープンAIの取締役は、皆、水瓶座の象意を帯びた人々で、リベラルで、過剰に規制をする慎重なタイプであったと考えられる。




資金繰りに苦労し、そして、マイクロソフトの資金を導入して、どんどん開発を進めたいサム・アルトマンとしては、そうした非営利の取締役たちの態度が、非常に窮屈になったと考えられる。







何故なら、サム・アルトマンのチャートを見ると、10室魚座に水星、金星が在住しており、特に創造性の5室の支配星が10室魚座で高揚している。



ナヴァムシャでも10室支配の木星が、水の星座である蟹座で高揚し、土星とコンジャンクトして、水の星座の影響を強く受けている。



つまり、リバータリアン的で、資本主義的な水の星座の影響を強く受けている。



開発を独断専行で、どんどん進めていきたいと考えているのである。



一々、取締役会の生真面目な綿々と、会議や話し合いなどをしているのは面倒である為、これらの面々に相談するプロセスをすっ飛ばしたに違いない。



あるいは、一部、情報を隠蔽して、自分に賛同する一部のメンバー(例えば、グレッグ・ブロックマン氏)と、独断で開発を進めたのである。



そうしたサム・アルトマンの経営姿勢に対して、イリヤ・サツキバー氏をはじめとする他の非営利の取締役たちが、意義を唱え、サム・アルトマンの解任動議を唱えたということである。



それは、「オープンAI」がアルトマンCEOの退任を発表した時の声明文を読めば分かる。



「アルトマン氏の退任は取締役会の検討プロセスを経たもので、取締役会との意思疎通において一貫して率直さを欠き、取締役会の責任遂行を妨げたとの結論にたった。取締役会は、アルトマン氏がオープンAIを率いる能力に確信をもてない」


サム・アルトマンが、取締役会の面々と、率直にコミュニケーションしなかったことを非難する内容で、つまり、サム・アルトマンがこれらの面々との意思疎通が面倒であると感じていたことを意味する。




私も魚座が強く、蟹座も強いため、よく分かるのだが、リバータリアン(自由至上主義者)が、水瓶座の規制好きな人々と会議をすることは耐え難い苦痛をもよおすものである。



つまり、オープンAIは非営利団体であるだけに営利を追求せず、安全面の重視という保守的な取り組みをする退屈な人々で構成されており、かなり、リベラルの美徳よりもリベラルの欠点を露呈した人々ではなかったかと思われる。



サム・アルトマンと共に取締役のグレッグ・ブロックマンも解任されており、おそらくは、この2人(サムアルトマンと グレッグ・ブロックマン)が他の取締役たちによく相談せずにどんどん独断で開発を進めたのではないかということである。



サム・アルトマンがマイクロソフトの出資によって設立した会社の従業員たちは、安全などよりもむしろAIの性能面の向上や営利を追求していきたいと考えていたのであり、サムアルトマンの解任に反対して、CEOへの復帰を求める署名を募り、9割の社員が、これに賛同したと伝えられている。



「オープンAI」元CEO “復帰しなければ退社” 社員9割超が署名
2023年11月21日 11時01分 NHK

生成AIのChatGPTを開発したアメリカのベンチャー企業「オープンAI」のCEOだったサム・アルトマン氏が事実上解任されたことをめぐり、アメリカのメディアは全体の9割を超える社員がアルトマン氏が復帰しなければ退社するなどとする会社宛ての書簡に署名したと報じました。

生成AIのChatGPTを開発した「オープンAI」は先週17日、CEOだったサム・アルトマン氏の退任を発表し、事実上の解任とみられています。

アルトマン氏はその後、IT大手のマイクロソフトに入社することが明らかになっていますが、アメリカのメディアは20日、「オープンAI」のおよそ770人いる社員のうち、全体の9割を超える700人以上の社員が会社宛ての書簡に署名したと報じました。

書簡ではアルトマン氏の会社への復帰とともに、すべての取締役の辞任を求めていて、認められなければ退社し、マイクロソフトに入社するアルトマン氏のもとで働く可能性があるなどとしています。

書簡にはアルトマン氏に退任を知らせたとされる取締役の1人、イリヤ・サツキバー氏も署名しているということです。イリヤ・サツキバー氏は20日、旧ツイッターの「X」に「取締役会の行動に参加したことを深く後悔しています」と退任の決定に加わった自身の行動を悔いるようなコメントをつづっています。その上で、「オープンAIを傷つけるつもりはまったくありませんでした。私は、私たちがともに築いてきたすべてを愛しています。会社を再結成するためにできることはすべてやります」と投稿しました。

アルトマン氏は2015年にイーロン・マスク氏らとともにオープンAIを設立し、去年11月にサービスを開始したChatGPTは質問を入力すると自然な文章で回答を作成できるとして世界で急速に利用が広がっています。

退任の背景にはアルトマン氏が生成AIのサービスを急速に拡大していたことと製品の安全性をめぐり社内で内紛があった可能性が伝えられていて、会社側の対応に関心が集まっています。

米メディア “暫定CEOにエメット・シア氏”
アメリカのメディアはオープンAIの新たな暫定CEOにアメリカの動画配信サイト「Twitch」を運営する会社を経営していたことで知られるエメット・シア氏が就任したと伝えています。

シア氏も20日、旧ツイッターの「X」に、オープンAIから暫定CEOの打診を受け、引き受けたと投稿しました。

この中で、シア氏は「アルトマン氏の退任をめぐる経緯やコミュニケーションは非常にひどいもので信頼を著しく損なった」として今回の退任の経緯を調べるため今後、30日以内に独立した調査員を雇って報告書をまとめる意向を示しました。


社員たちは、そうした安全面を重視する頭の固い取締役たちよりも、冒険的で、ワクワクさせてくれるサム・アルトマンについて行きたいと思ったのである。




そうした従業員たちの反対署名の動きに対して、あわてふためいたのが、サム・アルトマンの解任を主導したイリヤ・サツキバー氏自身であり、奇妙なことに自分で、サム・アルトマンを解任しておいて、サム・アルトマンにCEOへの復帰を求める書名にサインをしているのである。




こうしたサム・アルトマンの解任への動きに対して、いち早く、マイクロソフトが、リクルートを行い、サム・アルトマンとグレッグ・ブロックマン氏のマイクロソフト社への入社が決定した。




つまり、マイクロソフト社としては、規制などは関係なしにどんどんAIの機能向上を実現していきたいのであり、そのことで営利を追求したいのである。




その為にマイクロソフトは、オープンAIに巨額の出資をしたのだが、リベラルで頭の固い連中が、安全面の配慮から開発に規制をして、推進力を削いでくることに辟易していた。




困ったのは、イリヤ・サツキバー氏であり、もし従業員たちの9割が、皆、サム・アルトマンについていき、オープンAIを辞めて、マイクロソフトの下で、仕事をすることを選択する場合、技術や知識を持った従業員たちがいなくなってしまい、オープンAIはもぬけの殻になってしまう。



従業員たち9割のサムアルトマンのCEO復帰を求める署名の嵐に直面して、イリヤ・サツキバー氏は、あわてふためいて自らもサム・アルトマンを呼び戻そうとしたのである。




つまり、今回のオープンAIのサムアルトマンCEO解任動議は、リベラル派のぶざまな失態を露呈したものである。



安全面への配慮などといった非営利でリベラルで、コンプライアンスを重視する態度によって、従業員たちにそっぽを向かれ、自分たちの墓穴を掘ってしまったのである。



安全面ばかり言うことによって、AIの性能面の向上という前人未到の冒険を行いたい、冒険精神に富んだ従業員たちは、皆、退屈なリベラル派を見放したのである。




サム・アルトマンもグレッグ・ブロックマンも従業員たちもマイクロソフトの資本を使って、どんどんAIを開発して、性能面を向上させ、ライバルたちとの競争に勝って、営利も上げたいと思っていたのである。





安全面の過剰な配慮が、AIの進歩を鈍化させる


私もChatGPTを翻訳などで使っているが、最近、気づいたのは、何か翻訳しようとする文章の中に暴力的であったり、性的な表現があると、ChatGPTがエラーを起こして、結果を返さないという事態に何度も直面している。



翻訳しようとする文章が、過去の歴史上の事件や犯罪などを扱っている場合、そこには暴力や性的な表現などが付きものであり、それらを翻訳した時にエラーが出るのでは、使いにくいことこの上ない。



私自身が、最近、ChatGPTの安全面を過剰に配慮した機能のせいで、作業効率が妨げられ、非常に困惑することが何度もあった。



そんな矢先の出来事であった為にやはり、ChatGPT内部で、何か開発の方向性についての方針で衝突があったということは、非常に理解できることであった。



オープンAIのChatGPTが方針について揉めている間にライバル社は、「Cloude 2」というLLM(大規模言語モデル)をリリースし、ChatGPTの性能を上回ると盛んに宣伝している。



使ってみたが、非常に高性能で使いやすいのは確かである。



オープンAIは、安全面の配慮などといったお役所的なことを言っている間にライバル社に瞬く間に技術的に追い抜かれていくことは間違いないのである。



現にこうした「Cloude 2」といったものがリリースされてきたこと自体が、それを物語っている。



オープンAI社は、ChatGPTをリリースした時点で、ぶっちぎりの一番であったにも関わらず、非営利団体で、保守的で、安全面の配慮といったコンプライアンスを重視して、もたついている間にライバルに追いつかれたのである。



これはオープンAIのリベラルで、利益追求をしないなどといった綺麗ごとを述べている取締役たちの失態である。





サム・アルトマンの二重否定による躍進 -ニーチャバンガラージャヨーガとパラシャラの例外則など




ここでサム・アルトマンのチャートに戻るが、サム・アルトマンの木星は、出生図で、ニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果を発揮する配置がある。







特に木星が8室で減衰していること、また月から見て8室支配の木星が減衰していることは、一見、今回のようなCEOを解任されるという形で、キャリアが行き詰まったのであるが、逆にマイクロソフトにリクルートされて、長いものに巻かれる形で、棚から牡丹餅的に新たに有望なポジションを獲得したことを意味している。



サム・アルトマンは、マイクロソフトで、グレッグ・ブロックマンと共にいくらでも資金提供するから思う存分、AIの研究開発を進めて欲しいと出資者からのお墨付きを得たのである。



オープンAIの社員達は、9割方、サム・アルトマンについていき、オープンAIを辞めて、AIの研究開発をしたいと表明している。




無様なのは、イリヤ・サツキバー氏をはじめとする他の非営利の取締役たちである。



彼らは墓穴を掘り、これから資金も人材も失って、最終的には、サム・アルトマンやマイクロソフトに頭を下げて、支援を要請しなければならない。



マイクロソフトとしては、サム・アルトマンや、グレッグ・ブロックマンといった優秀な人材を得て、こうした人材が、新たにAI研究部門を立ち上げてくれるため、オープンAIがこけた時の保険をかけることが出来た。



オープンAIが、マイクロソフトの思惑通りに動かない時でも、保険があれば安心である。




イリヤ・サツキバー氏は、今回の事態はかなり計算違いで、彼らはおそらく、マイクロソフトの資本の影響で、営利の追求を要請される微妙な立場にいたはずである。



サム・アルトマン氏をCEOから追放したことで、自分たちの基盤を脆弱にし、返って、サム・アルトマン氏をマイクロソフトに引き抜かれて、マイクロソフトの影響力を強化してしまったのである。



これは、イリヤ・サツキバー氏にとって大きな誤算であったに違いないのである。






リベラル派(社会主義)と営利追求派(資本主義)との内部闘争



ということで、今回のサム・アルトマンCEOの解任劇は、リベラル派(社会主義)と営利追求派(資本主義)との内部闘争劇であり、魚座と水瓶座の勢力の対立を表わしていた。




内部紛争劇といっても、オープンAIの中の数名の取締役の仲間内での争いごとであり、内輪の揉め事である。




しかし、人類の未来を左右するAIを開発する会社内の出来事である為、ニュースとして伝えられると、大きな内部紛争劇のように感じられる。




現在、水瓶座には、土星がトランジットしているだけで、木星の影響がないため、水瓶座のコンプライアンス、安全面の配慮といった公益的な観点が、否定的に働いてしまうのである。




土星はしばしば制限をかけ、重苦しさを与え、過剰に石橋を叩いて渡る為、規制やルールで人々をがんじがらめにしてしまう。




そうした水瓶座の否定的な面というものは、かつてソビエト連邦や東欧の共産主義諸国の中で生じたが、過剰な規制やルール、平等の強制、監視などで、人々が窒息してしまうのである。




土星だけが水瓶座をトランジットする今は、そうしたリベラル派(共産主義派)の否定的な側面、水瓶座の負の面が顕現する時期である。





サム・アルトマンの「電撃解任」を決断した4人の取締役



因みにForbes JAPANの2023/11/20付の記事「OpenAIサム・アルトマンの「電撃解任」を決断した4人の取締役」(文末の参考資料を参照)によれば、サム・アルトマンの解任を決議したのは、以下の4人の取締役だという。

一人は、アダム・ダンジェロで、事業を拡大することよりも世界のために良いことをすることをオープンAIのミッションとして考えるような理想主義者である。


もう一人は、ターシャ・マコーリーで、米国のシンクタンクのランド研究所で非常勤の上級経営科学者を務めている人物だが、哲学者のピーター・シンガーらが提唱した「効果的利他主義(Effective Altruism)」の運動にも関わっており、英国の慈善団体Centre for Effective Altruism の母体であるEffective Ventures Foundationの理事会メンバーであるという。

もう一人は、既に上述したイリヤ・サツケバーで、グーグルに抗議して辞めたAI学者のジェフリー・ヒントン氏の弟子で、師匠に習って、AIの安全面を重視する人物である。


最後の一人は、ヘレン・トナーで、ジョージタウン大学の安全保障・新技術センター(CSET)のディレクターで、AIの安全について考えることが役割であるという。


トナーは2023年6月に「中国のAIの実力という幻想」と題した共著のエッセイをフォーリン・アフェアーズ誌に寄稿し、アルトマンが引用した米上院の証言に反論するかたちで、2国間の競争において規制が米国を減速させることはないと主張した人物である。


このように見て来ると、オープンAIのこの4人の人物は、明らかに営利の追求やAIの機能面の進歩よりも安全性を重視し、その為には、規制をかけていく必要があると考えている。


最後のヘレン・トナー氏は、中国にAIの技術力で追い抜かれることはなく、中国との競争に勝つことよりもAIの安全面を優先して規制をかけるべきだと主張している。



これらの人々は、皆、水瓶座的な観点で、人類の長期的な未来の繁栄のためにAIの危険性を考慮し、安全面を重視しなければならないと唱える非常に真面目な人々である。


例えば、最初の一人目のアダム・ダンジェロは、株主としての利益よりも世界のために良いことをすることが、オープンAIのミッションだと考えるような欲のない人物である。



こうした人々は、かなり水瓶座的な冷静さと成熟を備えた人々で、人類全体の利益を考えているという点で、視野も広い。



そうした人々が、アルトマンは、マイクロソフトの資本の力に毒されて、安全面よりも営利を優先していると判断したのかもしれない。



しかし、アメリカは資本主義と欲望が渦巻く国家である。



サム・アルトマンや従業員、そして、資本家であるマイクロソフトの方が、今回の騒動の勝利者に見える。



最大の勝利は、従業員たちが、皆、サム・アルトマンや、グレッグ・ブロックマンについて行こうとしている点である。



いくらこれらの人々が、欲のない人々で、地球全体の福利を考えているとしても、土星だけが水瓶座をトランジットする状況下では、毒々しい規制や制限、重苦しさとして、響くだけのようである。




【2023/11/22追記】

結局、11/22付けのニュースによれば、サム・アルトマンがOpenAIに復帰した模様である。

【速報】サム・アルトマンがOpenAIに復帰、解任劇は異例の決着へ
2023.11.22 WIRED

OpenAIを追われたサム・アルトマンが、CEOとして復帰することが明らかになった。突然の追放からマイクロソフトへの移籍を経たドラマチックな解任劇は、異例の決着を迎えたことになる。
テック史上に残る異例の解任劇は、サム・アルトマンのOpenAIへの復帰で幕を閉じることになった。取締役会から“追放”されたアルトマンを再び最高経営責任者(CEO)に迎える「基本合意に達した」ことを、OpenAIが11月21日深夜(米国時間、日本時間の22日15時過ぎ)に発表したのである。
これに伴い、グレッグ・ブロックマンも復帰すること明らかにした。OpenAIの従業員の95%以上がアルトマンが復帰しなければ辞めると表明していたが、こうした“圧力”も奏功した可能性が高い。
新しい取締役会はアルトマンのほか、セールスフォースの元共同CEOのブレット・テイラーが取締役会長を務め、元米財務長官のラリー・サマーズやアダム・ディアンジェロで構成されることになる。ディアンジェロはアルトマンを解任した際の取締役会メンバーのひとりだ。

今後、OpenAIはガバナンス体制を再構築するために取締役会を再編する可能性が高そうだ。マイクロソフトからも経営幹部が取締役会に加わるかもしれない。OpenAIのミッションである「安全で全人類に利益をもたらす汎用人工知能(AGI)を構築する」という理念は維持されながらも、今回の解任劇を許す結果になったOpenAIの特異な組織構造にも見直しの声が出る可能性もある。
アルトマン解任後のOpenAIは、最高技術責任者(CTO)だったミラ・ムラティをはじめ2人の暫定CEOを任命するなど迷走を続けていた。その過程で、GitHubの共同創業者のクリス・ワンストラスにも声をかけていたようだ(彼は週末に「スーパーマリオRPG」をプレイしていてメールに気付かなかったとXに投稿している)。
また、ほぼ全従業員からの“反乱”に加えてマイクロソフトからの圧力などもあり、異例の決定に至った。2人目の暫定CEOのエメット・シアは、取締役会がアルトマンを解任した明確な理由を示すよう強く求めたとされている。

シアはXへの投稿で、次のように表明している。「わたしは72時間にも及ぶ大変な取り組みの末の今回の結果に、心から満足しています。OpenAIに加わったとき、わたしは何が正しい道なのかわかりませんでした。これは関係するすべての利害関係者に正しく対応すると同時に、安全性も最大化するための道のりでした。この解決策の一助になれたことをうれしく思っています」
今後は体制の立て直しに加えて、今回の動きでも重要な役を演じたサティア・ナデラ率いるマイクロソフトとの協力関係が深まることが予想される。そしてなにより、解任劇がなぜ起きたのか真相究明が望まれることになるだろう。

つまり、木星がヴィーパリータラージャヨーガやニーチャバンガラージャヨーガを形成し、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果を発揮する配置をし、更にダシャムシャ(D10)で、高揚する金星と減衰する水星によるニーチャバンガラージャヨーガに接続し、自らもハンサヨーガを形成するような強力な木星期にサム・アルトマンが、仕事において、惨めな状況になることはあり得なかったのである。


一旦、取締役会に退任させられたが、その後、従業員の9割もが連名で、サム・アルトマンについていき、オープンAIをやめることに署名した反響の力によって、CEOに返り咲いたが、状況は全く異なっている。


つまり、取締役会の面々が失脚し、サム・アルトマンの体制が強化されたということである。


今後、マイクロソフトの資本協力を得たサム・アルトマンと、グレッグ・ブロックマンは、オープンAIの開発方針の主導権を握ることになった。


AIの性能面での向上を追求し、営利も追求していくという路線が、推進されていくことになる。



そして、サム・アルトマンを退任させておきながら、再び、復帰を乞うた取締役陣は、完全に主導権を失った形になる。


リベラル派で、安全重視派、規制推進派の面々は、皆、失脚したのである。




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コメント

コメント一覧 (3件)

  • 秀吉先生、

    ちょっと個人的に当てはまる部分もあり、エピソードをシェアさせて頂きます。

    私も水瓶座ラグナで土星がラグナ在住のシャシャヨーガでかつ土星はヴァルゴッタマで強力なんですが、

    私の土星由来の厳しさは周りの人々に向かうのですね。

    それで、うちのマンションは古くて、一部の人たちは何十年も前から住んでいて、かつ、ニ、三世代、また、複数の家族で住んでいる人たちがいて、その人たちは先生の記事で言えば、魚座的な情緒的な人たちです。

    それと、別の記事のコメントで書かせて頂きましたが、前の理事長の婆さんが典型的な蟹座です。

    私は、彼女の誕生日を知りませんが、蟹座だと推察できるのですね。
    というのは、彼女はとても自己中心的で、自分の感情中心に生きている人で、また、私が観察してきた限り、月の周期にものすごく影響を受けています。
    どういうことかと言うと、新月満月、特に満月の時に、彼女はおかしくなるのですね。
    被害妄想的になったり、周りに色々どうでもいいことを大騒ぎして訴えたり、躁鬱的でもあります。
    (そういう彼女の性質や周期を私は分かりきっているので、満月前とか特に月蝕の前等に私は彼女を煽ってました。もちろん、法に触れない範囲で。そうすると彼女は墓穴を掘るのですが、ずっとその繰り返しです)

    それで、蟹座的なその婆さん理事長と、昔から住んでいる魚座的な人たちは、群れて私に圧力かけてくるのですが、

    典型的な水瓶座のユニバーサルな個人主義の私は、そういう特定の群れやグループの同調圧力には一切屈しない、というより、それ以前の、バカは相手にしない、という態度なので、彼らの同調圧力技は、私には全く効果が無く、むしろ彼らが無駄に疲弊するだけなのですね…

    (水瓶座の個人主義については、大谷翔平の、色んなエピソード… 周りが何してようと、何に誘ってこようと、我関せずで、自分のやりたいこと、やるべきこと…彼の場合は野球ですが… をやるだけ、というのが、とても分かりやすいですよね。私も、自分の信念を曲げてまで無駄に周りに情緒的に合わせる必要無し…という考えなので。

    ついでに言うと、先生が他の記事で仰ってる、蟹座の個人主義、というのは、水瓶座の私から見ると、ものすごくローカルなもので…ほとんど、自己都合、自分、自分たちの都合でしかない、自己中心的なもの…と見えるのです… 水瓶座は、真の意味で、誰も世界の中心ではない、誰も特別ではない、という考えなので、その場その場、特定グループ内でのルールとか、関係ない、と、思うのですね。まぁ、極端な例ですけど、その、私が距離を置いて、忌避して、挨拶さえしなくなったその老人たちは、挨拶しない私を、批判的に見ているのですが… 私からすれば、挨拶しない自由もあるはず、むしろ、そんな風に求められたら意地でもしたくない…これは、少しでも自由意志を侵害される、またそういう感じで向かってこられると、強固に固定的に反応する水瓶座的な部分だと思います)

    それで、水瓶座と、魚座蟹座の噛み合わなさ…ですが、まぁ、相性なんでしょうね…
    先生が仰る6―8的なもので。

    私自身も、そこまで分かって見ているので、彼ら、魚座や蟹座、また、そういう人たちを、批判しているわけでも、心底嫌いでも無いわけなんですが…

    ただ、そういう人たちもいるよね、でも、おれは関係ないよ、ほっといてくれたらいいんだよ、というスタンスなのですが、

    如何せん、魚座、蟹座の情緒的な人たちは、自分たちに取り込もうとしたり、絡んでこようとしたり、が関わりを持とうとしてくるのですよ。

    それで、水瓶座的には、ただほっといてくれたら、こっちだって、何もしないのに…
    そっちがそんなしつこくするんだったら、そういう侵害は許さないよ、という固定的は反応に出るわけなんですね。

    それで、私は、他人の生活に(私からしたら必要以上に)関心を持つそういう人たちに対して、批判をしたり、公然と対立するわけなんですが、

    それで、ちょっと長くなりましたが、うちのマンションの古くからいる人たちの(聞こえよがしな)弁を借りれば、北朝鮮みたいな雰囲気になってる、とのことなんですね(笑)

    まぁ、私の土星の厳しさが周りに向けられて、そういうことになってるわけですが、
    先生のこの記事読んで、水瓶座の徹底管理社会的な厳しさが、周りにどう影響を及ぼすか、みたいなところを、私自身、実地に発揮して生きているので…

    ものすごくこの記事の内容が腑に落ちるんですよね。

    多分、水瓶座と、魚座や蟹座には、お互い落とし所は無い気がします。

    魚座や蟹座が団結して、排除できればいいですが…このオープンAIの場合はそうですよね、でも、もし、そのグループに所属する必要が無いという状況なら、水瓶座はただ、我道を行くだけなので、魚座蟹座が水瓶座という彼らにしてみたら腫れ物に我慢してストレス感じながらそのまま為すすべもなく放置せざるを得ない…そうなるんじゃないかと思います。
    • フィードバックありがとうございます。


      個人主義にも様々な意味を付与することが出来ると思いますが、私がよく使っている個人主義という言葉は、蟹座的な情緒的で、その場その場の感情に振り回されて、ころころ自分勝手に態度を変えるという意味での自己中心的な個人主義です。


      水瓶座の個人主義とは、ルールや原則に従い、感情に振り回されない、大衆の群れの動きに煽られないという意味での独立した個人、近代的自我を持ち、人権や民主主義という形で、権利意識が発達し、自由を獲得したという意味での個人主義だと思います。


      そのマンションの状況がよく分かりませんが、通常は、都会の都心に立っているマンションであれば、お互いに一定の距離を置いて、あまり深く関わろうとしないというのが普通だと思います。

      都会だと常に新陳代謝で、新しい人が入れ代わり、知らない人が多い訳で、お互いに相手をあまり深く知る前にどこかに行ってしまったり、人間関係の距離を縮めていくような時間はないです。

      何十年も住んでいるような人々が多くいるローカルなマンションであれば、それはその人たちの間では、濃密な感情的な繋がりを持つ、コミュニティーが出来上がっているかもしれません。


      住んでいる場所が変化の激しい都会か、ずっと固定的に変化しないローカルな場所なのかでも変わって来ると思います。



      例えば、最近は富裕な外国人が、日本に家を持つケースが増えています。


      ハリウッドのスターたちも日本に家を持っているようです。


      そうした人々が、ローカルな日本のコミュニティーとは全く関わりを持たず、インターネットや国際電話などを通して、世界中の自分のネットワークと仕事をして、地元と全く関わりを持たない場合は、何だあの人はということになるでしょうね。


      これは移民の問題などで出て来ると思います。


      移民たちが、自分たちだけのネットワークを築いて、日本社会に溶け込まない場合に何だあの集団はということになってきます。


      日本国内でも、都会から地方に引っ越しをした人が、地元のローカルなコミュニティーに上手くなじめないで、去っていくケースもありますが、そうしたことなどに常に出てくる問題だと思います。


      私は両方の気持ちがよく分かります。


      水瓶座、双子座、天秤座などの風のグループと、魚座、蟹座、蠍座などの水のグループとの対立として常に現れてくる問題です。


      風のグループはグローバルに関係を築いていくタイプで、ただ社会があり、そこに個々の独立した個人が存在しているという感覚で、国民国家にこだわりませんが、


      水のグループは、国家とか、民族とか、地方のコミュニティーとか、家、家族にこだわりを持ちます。


      そうした意味で、価値観がずれています。


      人間を個人として見なすか、家族として見なすかの違いだと思います。



      今の所は、魚座や蟹座などの水の星座のグループが復古的に頑張っており、水瓶座の世界への変化に抵抗していますが、


      やがて、もっと春分点が水瓶座に移動していくと、風のグループの方が優勢になり、主導権を得ていきます。


      そうすると、安全性とか、コンプライアンスとか、そうしたものが厳しい社会になっていくと思います。



      しかし、そうならなければ、世界の問題は解決しそうにないとは思います。



      つまり、今現在のテクノロジーというのは、世界的な影響が大きいので、一人の個人や特定の集団だけの問題ではなくなっています。


      人工知能にしても、原子核融合にしても、それは万人に影響してくる為、安全性とかコンプライアンスという締め付けは大きくなってくると思います。


      そうしてやはり、社会主義的な世界に移行していくと思います。



      資本主義だと、どうしても成長重視、利益重視になる為、地球環境が壊れるまで、競争するだけです。


      しかし、魚座、蟹座、蠍座などの水のグループは、地球が壊れようが何をしようが、自分たちの自由、あるいは競争する自由は決して制限されたくない訳です。



      最近、水瓶座に土星が通過している影響として、日本では、ジャニーズ事務所の性加害問題にメスが入り、また宝塚の自殺問題にもメスが入ろうとしています。


      こうした相撲協会のように古い組織、そこで行なわれている悪しき慣習に水瓶座を通過する土星が、厳しいメスを入れています。


      家族的な集団の中の不正に首を突っ込んでいます。



      アメリカの場合、根っから資本主義の国である為、そうした水瓶座の土星の締め付けに対して、サム・アルトマンやマイクロソフトや従業員、皆で抵抗したということだと思います。
  • 秀吉先生、

    価値観や時代背景の違いですよね…

    社会がまだ前近代の頃までは、そういう魚座蟹座の情緒的な繋がりによるグループの持つ力が、社会を発展させるのには必要だったわけで。

    今のように個人が直接インターネットで情報を得たり発信することができるようになれば、水瓶座や双子座の個人プレーが可能となるインフラが十分整っているわけですから。

    仰る通り、私の住むマンションは、都心に近いにもかかわらず、古いマンションなので、一部にそういう、村社会のようなコミュニティが存在しているのです。

    もちろん、全員がそうではなく、近年越してきた若い家族の方等も住んでいるので、その人たちは、私のような水瓶座と、何十年も住んでいる老人やその家族親戚の魚座蟹座コミュニティの対立とは関係ないし、知らない人もいるわけなんですが、

    私は、その一部の老人、特にお喋りな婆さんたちが、外廊下で聞き耳を立てたり、他人の家庭内のことを平気で噂話をして広めたり、そういう島国根性、出歯亀根性が許せなかったので、マンションの口コミで(訴えられても負けないように、個人情報は書いてないが)読む人が読めば誰か分かるように、そういうお喋り婆さん等のことを批判して街の人たちにも晒したりしたのですよね…

    それで、老人たちがロビーで立ち話もできないように、マンションがなったので、その昔からのお喋り婆さんとかには、聞こえよがしに、あ〜ぁ、住みにくくなっちゃったわね、とか言われたり(笑)、北朝鮮みたいな雰囲気になってる、等と揶揄してくる人もいるのですが、

    私にしてみたら、そもそも他人の家庭内の話を外廊下で誰が聞いているか分からないのに話していたりするのが悪い、そっちの方が住みにくいわ!と思うわけですよ…

    ま、ちょっと卑近過ぎるエピソードになりましたが、先生の記事と同じ、水瓶座と魚座蟹座の対立軸みたいなことを、ここ数年、日常で経験したので、シェアさせて頂きました。

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