例えば、英国で14日未明に起こった高層公営住宅での火災が起こっているが、17日にロンドン警視庁が少なくとも58名が行方不明で死亡したと推定されると発表した。
ロンドン西部の高層公営住宅が炎上、少なくとも12人死亡 2017年06月15日 BBC NEWS JAPAN ロンドン西部の公営住宅で14日未明、24階建て127戸のタワー棟から出火し、大火災となった。少なくとも12人が死亡し、大勢が行方不明となっている。ロンドン救急サービスによると、60人以上を病院に搬送した。目撃者らによると、多くの住民が建物内に閉じ込められた。窓から飛び降りる人たちもいたという。 ロンドン警視庁によると、公営住宅「ランカスター・ウェスト・エステート」のグレンフェル・タワーから14日午前零時54分(日本時間同8時54分)に火災通報があった。住民「数百人」が出火当時、建物内にいたはずとされる。 スチュワート・カンディー警視長は同日午後、「残念ながらこれまでに12人の死亡を確認した」と発表。「残念ながら犠牲者の人数はさらに増えるものと思われる」と述べた。 これまでに、5階から出火した可能性が指摘されている。 ロンドン消防庁のダニー・コットン消防総監は同日午前の記者会見で、「前例のない火災だ。消防士として29年間働いてきたが、これほどの規模のものは見たことがない」と述べた。さらに、出火原因はまだ分かっていないと話した。 テリーザ・メイ英首相は、全面的な原因調査を約束。「学ぶべき教訓があるならば、学ぶようにする」と述べた。 赤ちゃんを窓から 目撃者らによると、建物内には大勢が閉じ込められ、助けを求めて叫んでいたという。上層階では懐中電灯か携帯電話のものと思われる光が見えた。閉じ込められた住民が窓際で助けを求め、子供を窓から出して抱える人もいたという。住民が10階か11階の窓から落とした赤ちゃんを、地上の人たちが受け止めたという話もある。 ケンジントン・チェルシー行政区は、これまでに44世帯に緊急宿泊先を提供したと明らかにした。 無事避難できた8階に住むポール・ムナクルさんは、「階段を下りていくと、消防士たちが来た。本当に素晴らしい消防士たちが、実際に階段を上って、炎に向かって、なるべく大勢を脱出させようとしていた」と話した。 ムナクルさんは火災警報で火事に気付いたのではなく、建物の外から「飛び降りるな、飛び降りるな」と叫ぶ声が聞こえて気づいたのだと話した。 目撃者のジョディー・マーティンさんは、「一人が窓から落ちるのを見た。別の女性が窓から赤ちゃんを窓の外に出して抱えているのが見えた。悲鳴も聞こえた」と話す。 「みんなに下に降りろと叫んだが、みんな『アパートを出られない。廊下は煙でいっぱいだ』と叫んでいた」 警報は鳴らず 恋人と幼い娘の3人で8階に住むマイケル・パラマシーバンさんは、外に出るなという勧告を無視したと話す。 「アパートに残ってたら、3人とも死んでいた。ともかく彼女と娘を外に出そうと、直感的に思った。煙がひどかったのでチビをぐるぐる巻きにして、ともかく外に出た」 5階に住むゾーイーさんは、隣人が玄関を叩いてくれたおかげで目が覚めたと話す。 「階段の踊り場に煙がすごく立ち込めていた。煙警報は鳴らなかったが、5階から24階まで一気に広がっていった。すごく怖かった」 英チャンネル4のジョージ・クラーク司会者はBBCラジオに対して、「100メートル離れているが、全身がすっかりすすまみれだ。それくらいひどい」と話した。 「ひどい話だ。一番上の階で誰かが懐中電灯を点滅させているのが見えた。脱出できないのだと思う」 現場にいたティム・ダウニーさんはBBCに、タワー棟の一部が「完全に焼失した」と話した。「建物の中心部まで完全に燃えてしまった。ひどい様子だ。本当にひどい。こんなのは見たことがない。凄まじい大火事だ。建物全体がボロボロ崩れ出していて、黒煙が立ち上っている」。 建物を管理するケンジントン・チェルシー地区の行政事務所によると、タワー棟は24階建てで127戸が入っている。1974年竣工で、公営住宅地全体に2年をかけて実子した予算860万ポンドの大規模修繕を昨年5月に終えたばかり。外装や全館共通の暖房システムを新しくしたという。施工会社は、工事内容はあらゆる基準を満たすものだったとコメントしている。 地元の住民団体は2013年以来、タワー棟で火災が起きる危険が高く、救急車両が入りにくいことが問題だと指摘していた。 (英語記事 Fire engulfs Grenfell tower block in west London) |
またスペインでは人気闘牛士が牛に角で刺されて死亡する事件が発生している。
スペインの人気闘牛士、牛に角で刺されて死亡 フランス 6/18(日) 13:37配信 JIJI.COM 【AFP=時事】(写真追加)フランス南西部エールシュルラドゥール(Aire-sur-l’Adour)で17日、スペイン人の一流闘牛士が牛に角で刺され、搬送先の病院で死亡した。医療関係者が明らかにした。 死亡したのはスペイン北部バスク(Basque)出身の人気闘牛士、イバン・ファンディーニョ(Ivan Fandino)氏(36)。仏エールシュルラドゥールで開かれていた闘牛祭で闘牛に出場中、マントに足を取られてよろめいた際に牛に突かれ、その角がファンディーニョ氏の肺に刺さった。 闘牛は数百年の歴史を持つスペインの伝統競技。1年の開催回数は約1800回、計600万人の観衆を集める。闘牛はスペインの文化に不可欠な芸術のひとつだという声がある一方、動物愛護の観点から闘牛廃止を求める当局への圧力はますます高まっている。【翻訳編集】 AFPBB News |
また静岡県沖で、米イージス駆逐艦と、フィリピン船籍のコンテナ船が衝突して、7名の死者が出る大事故が発生している。
コンテナ船は夜中の1時頃にイージス艦の居住スペースを直撃し、そこに居た人々はおそらく就寝中などであったと考えられる。
7人全員の遺体発見と米主要メディアが報じる 居住スペースで発見、米海軍が 2017.6.18 11:46 産経ニュース 静岡県の伊豆半島沖で米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を拠点とするイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍のコンテナ船が衝突した事故で、7人全員の遺体が見つかったと米主要メディアが報じた。第3管区海上保安本部(横浜市)も18日、イージス艦内から複数人の遺体が見つかったと発表した。米海軍から得た情報だといい、遺体は事故で行方不明になっている乗組員7人のうちの一部とみられる。 乗組員の遺体は、イージス艦の右舷の真ん中付近にある居住スペースで見つかったとみられる。このスペースは、衝突によって大きく損傷、浸水しており、行方不明者が取り残されている可能性があるとして米海軍などが捜索していた。 3管は、東京・大井埠頭に停泊しているコンテナ船の乗組員らを引き続き事情聴取しており、業務上過失往来危険容疑を視野に捜査している。 |
これらは土星が射手座から蠍座に抜けていくタイミングで起こった事件である。
決して、蠍座に抜けた後に起こった出来事ではない。
射手座に留まっており、射手座を抜けていくその最後のタイミングで生じた事件である。
土星は星座を出ていくタイミングで結果を表すと言われている。
これは通常は、土星が順行で、次の星座に移動するタイミングに生じる状況であると理解していたが、今回、逆行の場合でも、やはりそれが言えるのではないかと思ったのである。
土星が射手座から山羊座に抜けていく2020年1月付近は、やはり、土星は射手座の象意における劇的な結果を表すはずである。
土星が射手座に入室した2017年1月頃も飛行機の墜落事故や自動車事故など、通常よりも激しく壮絶な事故が発生したが、こうした激しい浮き沈みが射手座の象意である。
射手座は急激な上昇をもたらすが、急激な下降ももたらすので、ジェットコースターのような星座であり、だからこそ面白くもあるが、怖くもある星座である。
私は今年の4月ぐらいからビットコインやアルトコインといった暗号通貨をトレードしていることをブログ上で公開してきたが、やはり、その値動きは、ジェットコースターのように上げ下げしている。
昨日までの含み益が今日は、全く消えてしまうというような状況が直ぐに起こるのである。
射手座に土星が通過する時期は、皆、ある程度、射手座の行動パターンに適応していくようである。
野原で獲物を追うケンタウロスのように素早く意思決定し、行動していかないと、のんびり構えていたのでは射手座に土星が移動する時期は、ダメなようである。
例えば、英国の高層公営住宅の火災でも住民にそのまま部屋に留まるようにアナウンスがなされたようである。
しかし、そうしたアナウンスを無視して、一目散に階下に降りた人々は助かったようである。
のんびりと構えて、家で待機していたような人は、逃げ遅れて死亡したのである。
米軍のイージス艦が漁船に衝突した事件も同じではないかと思うのである。
どちらも相手がよけてくれると期待していたに違いないのである。
しかし、自分がいち早く、自分で行動を起こして、回避行動を取ったならば、衝突はしなかったのである。
相手まかせではダメだったということである。
射手座に土星が通過する時期は、射手座的にスピーディーに主体的に運命を自ら変えていくという気概を持って生きなければならないのかもしれない。
こうした事故のどれもが、数時間前までは、このような事故が起こるとは全く予想もしていなかったような事故である。
何故、このような事故が相次いでいるのかを考えると、やはり土星がまもなく蠍座に逆行していくタイミングだからではないかと考えられる。
土星は星座を抜けていく時に力を発揮する(結果を出す)惑星である。
従って、土星が逆行であっても射手座から蠍座に抜けていくタイミングで、力を発揮したのではないかと考えられる。
今度、土星が射手座に入室するのは2017年10月26日である。
その時が射手座の本番である。
再び、射手座の本領が発揮されて、上昇する勢力と下降する勢力の2つが、劇的に演じられていくのである。
土星の射手座への再入室が楽しみである。
今は、土星は蠍座に逆行して、過去、蠍座において、やり残していたことをやろうとする時期である。
この時期も大変、興味深い時期ではある。
土星が射手座に入室するまでの2014年11月からの約2年半で、行ってきたことの中で、やり残していたことをやり遂げる時期である。
そういう意味では、土星の蠍座での仕事の完成の時期である。
これから秋にかけて、やり残した仕事を完了すべき時が今なのである。
コメント
コメント一覧 (2件)
ドイツ銀行破たんの噂をどう思われますか?
イギリスがEUを離脱したら、可能性は高まる気がしますが。
破綻しないまでも債務超過の状態に陥っていて何らかの金融不安が高まっているのは本当だと思います。
ドイツ銀行は設立日が1870年3月10日で、試しにAM10時でチャートを作成してみると、月が牡牛座で、水瓶座に火星、太陽、金星、水星が集中しています。
ラーフ/ケートゥ軸は、蟹座/山羊座の軸にあり、土星は射手座に在住しています。
土星が月から見て10室支配で8室(中断、行き詰まり)に在住している訳です。
今年の1月から土星が射手座に入室していたため、この出生の土星の上を土星がリターンしていました。
月から8室に在住しており、行き詰まりを示しているため、今年の1月から今までの間に経営状態が行き詰まりの状態に達したと考えられます。
まもなく8月18日からラーフが蟹座に移動する為、ラーフ/ケートゥ軸もリターンします。
つまり、ドイツ銀行にとっては、かなり転機の時期ではないかと思います。
水瓶座に惑星集中しており、銀行業そのものが水瓶座の象意ですが、現在、土星が蠍座に逆行して、土星と木星が水瓶座から見て12室(損失)にダブルトランジットしています。
今年の1月からは木星が水瓶座から見て8室、土星が射手座から水瓶座8室にアスペクトしていた為、8室にダブルトランジットも生じていました。
つまり、土星は月から8室を通過して、木星と土星のダブルトランジットも8室に形成されていたためです。
これは行き詰まりを示しており、8室というのは倒産とか破産も意味するハウスです。
水瓶座は銀行を表す表示体であるため、今は銀行業そのものが、行き詰まり状態に陥っていると思います。
ニュースによれば、家庭用の金庫が売上増であるとのことです。
高まるドイツ銀行破綻の懸念。ドイツでは家庭用金庫が売り上げ増
2016年09月09日 マネー
https://hbol.jp/108799
銀行がマイナス金利などを付けて、経営難を逃れようとしている訳ですが、マイナス金利を付ければ、
人々はお金を銀行から引き出して退避させようとします。
ドイツ銀行の破綻が懸念されるような事態は、ドイツ国債の下落を招き、通貨価値の不安定を招くため、
人々は有事の金買いに走ったり、暗号通貨にお金を退避させようとするのではないかと思います。
例えば、ドイツ銀行のチャートで、ラーフが蟹座に在住していますが、蟹座は大衆を表す星座で、この蟹座にラーフが在住しています。
ラーフが8月に蟹座に入室すると、大衆がざわめきたち、預金を下ろしたり、取りつけ騒ぎなどが始まる可能性もあると思います。
ドイツで第一次世界大戦後の1923年にハイパーインフレが起こった時、マネーサプライが2000倍になり、物価が25000倍になり、パン1個が1兆マルクになり、100兆マルク札が発行されたと言いますが、この時のトランジットを見ると、土星が天秤座で蟹座にアスペクトし、木星が蠍座から蟹座にアスペクトして、蟹座にダブルトランジットしていました。
ハイパーインフレとは、政府が、沢山、札束を刷って、貨幣価値を下げ、負債をチャラにしてしまう現象ですが、通貨価値が不安定になる配置です。
何故なら、水瓶座への惑星集中から見ると、蟹座のラーフは6室のラーフです。
大衆に対する攻撃を表しており、大衆に負債を押し付けて、債務を帳消しにしようとするかもしれません。
おそらくラーフが蟹座に入室する効果は、既に現時点で、2ヶ月前を切っているので、始まっているということかもしれません。
それで、ドイツの銀行で、マイナス金利を導入する所が増えてきているのではないかと思います。
そして、ドイツで1924年9月頃からラーフが蟹座に入室しています。
いずれにしても銀行と大衆の戦いという構図が出て来るかもしれません。
ドイツ銀行がこうした状況であるということは、やはり価値が安定しない国家の通貨への不安から、金や暗号通貨への退避が活発化する可能性もあります。
土星が射手座に再入室する10月頃、上昇と下降といった象意から、いきなり金持ちになる人が出てきたり、没落する人が出てきたりすると思います。
土星が逆行して再び、射手座に入る場合には、今度は本番であるということです。
今年の1月~5月はまだきっかけに過ぎません。
これから本格的に土星が射手座に入室していくことを考えると、月から8室に土星が在住しているドイツ銀行にとっては本格的に行き詰まりになり、何らかの変化が必要な時期かもしれません。
またドイツは難民を100万人受け入れており、不安定になっています。
もしラーフが蟹座に入室して、蟹座に影響すると、大衆が不安定となり、国家社会主義などの台頭を招くような不安が広がるかもしれません。
おそらく2020年頃に土星とラーフが山羊座をトランジットする時に蟹座にダブルトランジットが生じ、その時は水瓶座から見た12室(損失)と6室(奮闘、争い)にダブルトランジットが生じています。
この時、銀行システムの不安定感は更に高まっていると思います。