埋蔵金が見つかった！？－追憶のビットコイン－

先日、別府で行ったイベントの為に講演（セミナー）の準備をしていた所、内容的にこれは様々な場所で、色々な人に話す価値のある内容だと思い、大阪、神奈川、沖縄などでもやってみたいと思った。



別府が終わった後、広島の呉市からオファーを頂き、12月にイベントを開催して頂けることになった。



沖縄でやってみたいと思ったのは離島が好きだからである。



私のラグナロードの火星が１２室（辺境の地）で水の星座に在住している為か、離島に魅かれるからである。



そして、ちょうど石垣島に拠点を持つ知人がいて、そこでイベントをするのに協力して頂けないかと思い、訪問して、セミナーの内容をプレゼンさせて頂いた。



その時、プレゼンの内容として、「ビットコイン１万円分を買ったら億り人になる人が続出したと聞いているが、単純に考えて、ビットコイン草創期に1億円投資した人は１兆円の資産を築いたと考えられ、桁違いの富を得た人々が生み出され、尋常でない貧富の差が拡大した」ことについて説明するくだりがあった。



その時、知人は「そう言えば、以前、買ったビットコインどうなっただろう？」と以前、少額、買ったものの、その後、忘れてしまったまま放置していたビットコインについて語り始めた。



私は2017年当時、その知人を含めた２人に喫茶店で、ビットコインの購入を勧めたことがあった。



ビットコインの可能性について話し、もし100万円ぐらい持っていたら、投資すべきである旨を説得した。



私自身、以前も書いたが、その時、200万円をNEMという仮想通貨に投資して、それが数日後に４倍の800万円になって私のスマホのウォレットに入っている様子を見せながら、そのように説明したのだった。



あの時、そのNEMを全て売却して、ビットコインを購入していれば、３０ビットコインにはなっていたことを考えると、後から悔やんでも悔やみ切れなかった。



とにかく、その当時、私は世界の通貨発行量の総額に対して、あまりにもビットコインの出来高が小さいことに注目し、通貨発行量の10%でも仮想通貨に置き換われば、今の出来高は、まだまだ小さく、伸びしろがある為、ビットコインが更に値上がりしていくことを力説した。



しかし、その後、私は、NEMを利確しなかった為、NEMは下がって来てしまい、また他の仮想通貨BankeraのICO(イニシャルコインオファリング）に投資して、それが引き出せなくなるなどして、トラブルが頻発し、最終的に詐欺師にも騙されるなどして、散々な目に遭い、ほとんど稼ぐことが出来ず、大きな損失を出した。



このため、最近では、もはや、ビットコインなど仮想通貨については取引もしないし、話題にもしなければ、考えることすらなくなっていた。



しかし、知人に「そう言えば、以前、買ったビットコインどうなっただろう？」と聞いた時には、過去にタイムスリップしたような話に驚いて興奮した。



知人は私がビットコインの購入を勧めた後、３万円分のビットコインを購入したと聞いていたが、とっくに売ってしまったと思っていた。



しかし、それが今もまだ残っているとすれば、１ビットコイン17万円ぐらいの時で、今は1000万円になっているので、60倍近くになっている。



3万円分買っていたとしたら、ざっと見積もっても、180万円ぐらいになっているはずである。




金額は小さいのかもしれないが、私はあたかも徳川の埋蔵金が見つかりでもしたかのような興奮を覚えた。




しかし、突然、そのように語り出した知人は、どこの取引所で買ったかも覚えておらず、また実際に買えたかどうかも定かではないという。




買った後、完全に忘れてしまって、全く気にもしないで放置していたのであった。




私は興奮気味にその３万は今では、200万円前後になっていると伝えて、どこの取引所で購入したかを思い出して引き出すべきだと訴えた。



そうすると、知人は、古いノートを探し出して、そこには小さく、鉛筆で、取引所の名前とID（メールアドレス）、パスワードなどが記載されているのを発見した。



私は、本当にビットコインが買えているのかどうか半信半疑だった。



そのID、パスワードで、ログインを試したが、ログインできないため、やはり、間違いであったと思いかけたが、念のため、取引所のテクニカルサポートに連絡してみた。



すると、アカウントは存在しており、パスワードもそれで正しいとのことだった。



おそらく、長い間、ログインしていなかった為、取引所の方で、アカウントをロックしていたのである。




その時は時間がなかった為、私は、後で自分の自宅でログインして、もしビットコインが確認できたら、売却して、知人の口座に振り込むことを代わりに行なう許可を頂いて、自宅から試してみた。



すると、0.066ビットコイン分が買えており、日本円にして、60万円分のビットコインが存在することが分かった。




知人は、2017年当時、３万円分購入したと思っていたが、実際は、１万円分を購入していたようである。



それでも凄いことではある。



突然、降ってわいた小遣いにしては、魅力的な金額である。




私は久しぶりだったが、慎重にビットコインを指値で売却し、約60万円を知人の口座に振り込んだ。



2営業日後、知人の口座に実際に振り込まれていたと聞いて、初めて、実感が沸いた。




そのように実際に口座に振り込まれるまではそれが現実のことなのか、実際に振り込まれるのか中々信じることが出来なかった。



全くビットコインのことを忘れていた知人にとっては、降って沸いたような棚から牡丹餅の臨時収入であった。




私にお礼として１割頂けるとの連絡が来て、ありがたくその報酬を頂いた。




確かに私が2017年当時、知人にビットコインの購入を勧めて、その原因を作ったのであり、それが報酬として私に戻ってくるとは意外なことであった。





ビットコインの小さな恩返しとでも言えるような体験である。





それが、私が別府のイベント（2024/10/12-13)に出発する直前のことだった。




別府のイベントでは、棚から牡丹餅の８室の恩恵を色々経験したと書いたが、このこともそれに含まれる。





私にとって、それは棚から牡丹餅の出来事であり、それは埋蔵金であり、あたかも2017年当時にタイムスリップしたかのような体験だった。










私は現在、マハダシャーロードとプラティアンタルダシャーロードが金星で、金星は現在、８室をトランジットして、８室蠍座には、木星と土星もダブルトランジットしている。











元々出生図では、２、７室支配で５室に在住する金星が、８室と８室の支配星（火星）に４室目と８室目の部分アスペクトをしており、0.75＋0.75 = 1.5の力で、金星が8室に吉意を与えている。







また金星は、D150でも8室で高揚している。





従って、今のタイミングで、このような8室の恩恵に恵まれたのである。






報酬をもらえたことよりも、埋蔵金を知り、その可能性に興奮したことが、何よりも貴重な経験であった。