福山雅治が結婚したとニュースが報じている。
福山雅治のチャートについては、以前、「福山雅治はなぜ結婚しないのか」の中で取り上げたが、7室や8室が若干、凶星から傷つけられているため、結婚や結婚生活に関心がないことが読み取れるのであり、少なくとも晩婚傾向を表していた。
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福山雅治、吹石一恵と結婚発表「数年前から」交際、バースデー婚
デイリースポーツ 9月28日(月)15時28分配信
シンガーソングライターの福山雅治(46)が女優・吹石一恵(33)と入籍したことを28日、発表した。この日が吹石の33歳の誕生日。バースデー婚となった。双方の所属事務所が本人たちの直筆署名入りファクスでそれぞれ発表した。福山の公式サイトでも同様の文面で結婚が発表された。
2人は2012年、1月下旬発売の写真週刊誌で“超厳戒忍び愛”の見出しで、福山のマンションに出入りする姿が激写され、熱愛がウワサされた。当時は交際を否定していた。
福山はマスコミ各社に送付したファクスでも「友人関係から始まり、数年前よりお付き合いが続いていく中でいつしか人生を支え合う存在として意識するようになりました」と友人関係から、徐々に恋人として意識する関係になったことを明かした。
また、結婚生活については「ささやかながらも明るい家庭を築いていければと思っております」と決意を記した。
吹石も「本日、吹石一恵は福山雅治さんと結婚いたしました」と報告した。吹石は13歳で芸能界入りしており、芸能生活20年の節目の年となる。
福山は今年3月にニッポン放送の「オールナイトニッポン 魂のラジオ」が終了した際、リスナーから「結婚が理由?」という問い合わせが多数届いたことを明かし、結婚説を否定していた。
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結婚は7室が表し、結婚生活は8室が表すため、
もう一度、福山雅治の7室や7室の支配星、8室や8室の支配星の傷について検討してみる。
【福山雅治の7室や8室の状態】
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ラグナから見た7室:太陽がアスペクトしている。
ラグナから見た7室の支配星:ラーフ・ケートゥ軸と絡み、土星からアスペクトされている。但し、金星、木星などの吉星とも絡んでいる。
月から見た7室:ラーフ・ケートゥ軸と絡み、6室支配の土星が在住している。
月から見た7室の支配星:ラーフ・ケートゥ軸と絡み、6室支配の土星がアスペクトしている。
金星から見た7室:ラーフ・ケートゥ軸と絡み、11、12室支配の土星がアスペクトしている。
金星から見た7室の支配星:6室支配の太陽と接合し、火星がアスペクトしている。
ラグナから見た8室:アスペクトなし
ラグナから見た8室の支配星:9室支配の水星と接合し、火星がアスペクトしている。
月から見た8室:8室支配の火星がアスペクト
月から見た8室の支配星:アスペクトなし
金星から見た8室:火星が在住
金星から見た8室の支配星:高揚して木星からアスペクトされているが、土星、ラーフと接合している。
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7室や8室は傷ついており、やはり、晩婚傾向をもたらしたのはこの為であると思われる。
但し、高揚する金星と対向の木星が、ラグナや月から見た7室や7室の支配星を保護しており、傷だけが見られる訳ではない。
従って、この辺りに救いがあったと考えられる。
傷だけを見るのではなく、木星や金星などの吉星からの救済があるかどうかも見る必要がある。
また8室にはアスペクトなしというケースもあり、また8室の支配星が8室にアスペクトバックしているケースもあった。
アスペクトバックの場合、8室は強くなっており、傷とみなすことはできない。
従って、福山雅治の8室はそれ程、激しく傷ついている訳ではなかった。
また金星から見た8室の支配星は、傷ついているが、高揚しており、やはりここでも木星からの保護が働いている。
従って、8室は保護されている。
改めてよく見てみると、福山雅治の7室や8室には救いがあるのであり、傷つきは確かにあるため、晩婚傾向をもたらしたが、
結婚しない訳ではなかったのである。
この辺りの7室や8室の傷つき具合を判断する上でのさじ加減が、非常に難しいが、この福山雅治のケースは非常に今後、似たようなケースの結婚を見る上で、非常に参考になる。
因みに福山雅治が結婚した今は、木星は8室をトランジットしており、土星は8室と8室の支配星にアスペクトして8室にダブルトランジットを形成している。
8室にダブルトランジットが形成されているタイミングで結婚したということは、福山雅治は、吹石一恵とのお互いのペットを見せ合う友人関係から始まったささやかな生活を失いたくなかったことを意味している。
8室は依存する相手を表している。
本来、結婚に興味のなかった福山雅治も8室に木星がトランジットして、ダブルトランジットが成立し、ふと社会生活が行き詰まりや中断、変化の兆しを見せ、そんな折に吹石一恵の存在というものが、だんだん大きくなったということではないかと思われる。
「友人関係から始まり、数年前よりお付き合いが続いていく中でいつしか人生を支え合う存在として意識するようになりました」
上記のようにファックスでマスコミ宛てに報告しているが、だんだん、じわじわと(結婚)生活の温かみやありがたさが身に染みたということである。
結婚した今のタイミングは、木星/金星期であるが、ナヴァムシャでは、木星はラグナに在住し、金星は7室に在住している。
従って、明らかに結婚のタイミングであり、出生時間が正しく、ナヴァムシャのラグナも正しいことが示されている。
それでは、吹石一恵のチャートでは、それがどのように示されているかというと、
まず、2チャンネルの情報によれば、出生データは、「1982/09/28 16:53 大阪府羽曳野市」である。
ラグナは水瓶座で、現在、ラグナから7室、月から8室にダブルトランジットを形成している。
現在、木星/土星期で、木星は2室の支配星(結婚生活)、土星はラグナロード(7室から7室目)である。
但し、ナヴァムシャでは、木星は9室、12室支配で12室に在住し、10、11室支配の土星が6室に在住して相互アスペクトしている。
結婚のハウスに在住はしていないが、木星と土星が月からみて7室、ラグナから見て8室にダブルトランジットしている。
コメント
コメント一覧 (3件)
牡牛座ラグナに設定するとき、7室に海王星が在住している、7室の支配星火星が6室に在住していることから牡牛座ラグナでも7室が傷ついているので牡牛座ラグナの可能性もあると思いました。
その他にラーフ期の1994年、1995年のシングルのヒットの時のトランジットが牡牛座をラグナにした時の11室にdt(94年3月末から4月、火星が水瓶座に、木星が天秤座逆行に、土星が水瓶座に在住して火星土星が11室支配星をトランジット、木星が11室をトランジットしていた)、(95年2月から3月、木星蠍座、土星水瓶座に在住して11室をトランジットしていた)していて、ダシャーはラーフ土星期に当たります。土星はラーフから見て11室の支配星でascからみても11室が関連する。アンタルダシャー水星期に入り、2年半位活動休止していましたが、水星は逆行して8室に在住していた。96年のdtは主に8室射手座に、97年は乙女座のハウス主にしていた。
それから彼には兄がいるので、月からみても11室に惑星が在住していないのが妙に思えたので、ここが特に気になったので
牡牛座ラグナだと思いました。
どうも、初めて知り合った時〜交際〜結婚に至るマハダシャーが、結婚においてはかなり重要みたいです。
どのように重要かと言いますと、結婚相手の特徴が鮮明に出るみたいです。
具体的に言えば、D1とD9において、知り合ってから結婚までに至るマハダシャー支配星から見た7H・7Lは、その結婚相手のチャートでの1H・1Lの特徴が特に現れやすいみたいです。
普通はマハダシャー支配星を抜きに、ラグナや月から見た7H・7Lが、その結婚相手のチャートの1H・1Lに現れますが、更に深く読むには、知り合ってから結婚に至るマハダシャー支配星からも読むとより精度が向上するようです。
例えば、福山雅治はマハダシャー木星期に吹石一恵と知り合ってから結婚に至りました。
福山のD1では、木星から見た7Lの木星は乙女座に在住してます。
吹石のD1では、ラグナと月からの1Lの土星は乙女座に在住しています。
また福山のD9では、木星から見た7Lの金星は天秤座に在住しています。
吹石のD9では、1Lの火星が天秤座に在住しています。
吹石一恵もマハダシャー木星期に知り合ってから結婚に至りました。
吹石のD1では、木星から見た7Hは牡羊座です。
福山のD9では、1Hは牡羊座です。
吹石のD9では、木星から見た7Hは乙女座でそこに土星が在住して、土星は7Lの水星にアスペクトします。
福山のD1は山羊座ラグナで土星が支配星であり、D9でも月は山羊座に在住しています。
また、ビル・クリントンとヒラリー・クリントンの事例等でも説明がつきます。
ヒラリー・クリントンは、マハダシャー水星期にビル・クリントンと知り合って結婚しました。
ヒラリーのD1では、水星から見た7Lの火星は、蟹座に在住して土星と接合し、土星は7Hにアスペクトしています。
ビルのD1では、1Lの水星は蟹座に在住して土星と接合し、土星は1Hにアスペクトしています。
また、ヒラリーのD9では、水星から見て、7Lの木星は乙女座に在住しています。
ビルのD1では、1Hが乙女座です。
ビル・クリントンは、マハダシャーラーフ期にヒラリー・クリントンと知り合って結婚しました。
ビルのD1とD9では、ラーフから見た7Lは乙女座に在住します。
そして、ヒラリーのD9では、1Lは乙女座に在住します。
上皇陛下や上皇后陛下も、お二人ともマハダシャー土星期に知り合って結婚に至りました。
そして、お二人とも、D1では土星は山羊座、月は水瓶座であり、土星から見た7Lは水瓶座に在住し、その特徴が出ていました。
他にも事例はいろいろありますが、このように知り合ってから結婚に至るまでのマハダシャー支配星から見た7H・7Lが、結婚相手の1H(月の場合もありますが)・1Lと合致するみたいなのです。
それはラグナや月から見た7Hや7Lよりもより鮮明に出る感じでしょうか。
あまり、それだけを特に注目したことはないですが、ラグナや月から見た7Lが在住する星座などが、交際相手のラグナや月ラグナの星座だったりすることはよくあることだと思います。
それはダシャーラグナの有用性という話でしょうか。
結婚に至るまでのマハダシャーから見た7Hや7Lに結婚相手の特徴が出るということはいいですが、その後も結婚関係は続きます。
そして、結婚が長くなると、マハダシャーも変わります。
それでも離婚しないで、30年、40年と長く結婚関係を維持する夫婦も多いです。
そうすると、そうした人々のマハダシャーが切り替わった後の別のマハダシャーから見た7H、7Lには結婚相手の特徴は出ていないでしょうか?
その後の別のマハダシャーの支配星から見た7H、7Lには出ておらず、特に初めて知り合った時~交際~結婚に至るまでのマハダシャーから見た7H、7Lに顕著に結婚相手の特徴が出るということでしょうか?
そういうことなら、その法則は使えるかもしれないですね。
そうした法則が、20とか30とか、かなり多くの事例で確認できるなら、使える法則と言えるかもしれません。
その話を聞いて、私はアイヤーが主張している原則を思い出しました。
アイヤーはダシャーを適用する場合、そのテーマに応じてその適齢期が重要であると言いました。
キャリア、結婚、子供、財産といったテーマは成人期のダシャー、兄弟、両親、健康、教育といったテーマは幼少期のダシャーです。
その人にとってそのテーマが意味を持つ時期のダシャーが重要であるということです。
そうすると、結婚というテーマなら結婚適齢期のダシャーが最も重要だということです。
アイヤーは「人が全て好ましくない、あるいは全て好ましい幾つかのダシャーを連続的に走る時、特定の分割図の事柄にとって彼らの人生で関連する期間にその人生のテーマは反復的なパターンに条件づけられ、コースを逆に戻らない」と言っています。
結婚適齢期のダシャーが出生図や分割図において配置が良いなら、その後は、その結婚に関する吉意が固定化して「逆に戻らない」と言っています。
特定の期間中にいくつかの好ましいパターンが見つかれば、後は、それが固定化するということを言っています。
初めて知り合った時~交際~結婚に至るマハダシャーの支配星から見た7H、7Lに結婚相手の特徴が顕著に出た後、特にマハダシャーが別の惑星に切り替わったとしても、それはもう関係ないというなら、このアイヤーの法則に似ていると思いました。
つまり、初めて知り合った時~交際~結婚といった結婚というテーマにおいて最も重要な時期にマハダシャーの支配星から見た7H、7Lに結婚相手の特徴が顕著に表れていさえすれば、その後の別のマハダシャーの支配星から見た7H、7Lには結婚相手の特徴が出ていないことも多いということなら、アイヤーの主張したことと似ています。
例えば、4室の支配星のマハダシャーの時期にその4室の支配星が水の星座に在住し、またマハダシャーの支配星から見た4室の支配星が水の星座に在住している為、海の近くに建つ家を購入したとします。
その後、別のマハダシャーが来て、そのマハダシャーの支配星は4室の支配星ではなく、またそのマハダシャーの支配星から見た4室の支配星は水の星座に在住していなくても、その海の近くに建つ家を別に手放した訳ではなく、持ち続けるというケースもあると思います。
つまり、ダシャーによって、ある出来事が起こっても、その後、そのダシャーが終わっても、その出来事は失われた訳ではなく継続していることも多いです。
家の購入もそうだし、結婚もそうです。
それは持ち続けていますが、その後のダシャーには表れません。
それと似た話のように思いました。
しかし、マハダシャーが切り替わる度に別のパートナーと結婚するといった人もいると思います。
もし複数回の結婚を経験している人の場合、その法則が当てはまっているかどうかは、気になるところです。