吉本興業のお笑い芸人、宮迫博之他11人が振り込め詐欺グループの忘年会に出席していた件で、6月7日発売の「フライデー」がこの問題を報じることを受けて、吉本興業は、これを仲介したカラテカ入江慎也を2019年6月4日付で、解雇処分としていた。
これについて、ネット上では、この処置をとかげの尻尾切りではないのか、何故、宮迫ら他のメンバーは解雇にならないのかといった意見などで騒動が拡大し、吉本興業は、24日、忘年会に出席していた11人を当面、謹慎処分とする旨を発表した。
この件について宮迫博之は、当初、金銭は受領していないとしていたが、後に吉本興業の聞き取り調査によって、金銭の授受が認められたため、今回の処分となったとニュースは伝えている。
まず、私が違和感を持ったのは、宮迫博之が金銭を授受していないと主張した点である。
これが違和感があるのは、もし金銭の授受をしていないのであれば、振り込め詐欺グループと濃密な人間関係を構築しており、金銭の授受がなくても付き合いで参加したことになってしまうからである。
もし振り込め詐欺グループだと知らずに通常の営業活動として金銭を受領した上で、忘年会に参加してしまったのであれば、仕事上、依頼があって金銭を受領した上で、サービスを提供することは日常の営業活動である。
顧客についての情報の収集にはある程度、限度があるため、よく分からないで参加してしまったというのは、過失ではあるが、受領した金銭を返上したり、詐欺被害者の救済活動などに償還するなどの行為によって、過失の責任を取ることは出来る。
然し、金銭の受領をせずに参加していたのであれば、日頃からそうした振り込め詐欺グループとの関係があり、その犯罪を知りながら関わりを続けていたという点で、より腐敗は深刻である。
従って、何故、金銭の受領が争点なのかがよく分からない点であった。
実際には、先方が振り込め詐欺のグループであるということを知っていたが為に「振込み詐欺のグループとは知らなかった」という善意の事実を争点に出来なかったのでないかとも思われる。
週刊誌の記事などの論調では、振込み詐欺のグループの酒の席で、普通にグループのメンバーが詐欺について話しており、知らなかったなどということはあり得ないことであるという。
従って、そうしたグループの酒の席で、詐欺の犯罪を知った時点で退席するのでもなく、その場で、営業サービスして、最後に報酬を得て、詐欺グループの同類に堕したという点で問題ありである。
今回の件を仲介したというカラテカ入江慎也は、詐欺グループにより近いと考えられ、彼らの素性を知っていた可能性が高く、またカラテカ入江慎也の仲介を受けた宮迫博之らも営業する相手の素性を知っていた可能性があり、そうした場合、犯罪による汚い金銭であることを知った上で、営業を行ない、報酬を得ていたという点で、かなり倫理的な感性に問題ありである。
実際の真相については分からないが、芸能人もただ芸を披露すればよいだけではなく、善悪正邪に無頓着でいれば、後で政治的に社会的に裁かれる一例である。
因みにこの謹慎処分を受けたメンバーの最年長の宮迫博之は、今回の騒動について非常に責任が重いと見なされている。
宮迫博之の出生図
チャートを作成してみて、種々検討の結果、宮迫博之は、獅子座ラグナではないかと思われる。
獅子座ラグナの場合、10室(仕事)と3室(メディア、芸能)を支配する金星は、芸能の仕事を表わす表示体である。
この金星がメディア、芸能の3室にアスペクトバックし、5室(創造性、演劇)支配の木星と相互アスペクトしている。
宮迫博之は、お笑い芸人であるが、wikipediaによれば、元々は俳優志望だったという。
お笑い芸人ではあるが、元々松田優作に憧れて俳優の仕事に興味があり、俳優になるための手段として、演技の勉強のためにお笑いをやっていた。実際、俳優活動には積極的で、お笑いタレントの出演として期待されるものとはかけ離れたシリアスな役、悪役なども多くこなしている。演じる役の大半が東京出身の人間であるため、標準語を使って演じることがある。 (wikipedia 宮迫博之より引用抜粋) |
”お笑いタレントの出演として期待されるものとはかけ離れたシリアスな役、悪役なども多くこなしている”のは、3、10室支配の金星に土星と火星がコンジャンクトしているからである。
生来的凶星によって傷つけられることで、演じる役柄が、悪役なのである。
そして、これは今回、宮迫博之が、芸人としての営業活動で、詐欺グループと関わることになった配置でもある。
土星と火星は、バラニーに在住しており、CIAのような諜報機関の人物のように裏社会の掟に精通する人々との交流を表わしている。
しばしば手段を選ばない欲望にストレートで破壊的な人々である。
27 バラニー宿には、血のついた肉を食べる人、残酷な人、殺戮・捕獲・破壊を好む人、籾のある穀物、低い家系に生まれたもの、精神の弱い人が属する。 (ブリハットサンヒター 第15章 星宿の分野より引用抜粋) |
従って、金星がバラニーに在住する土星や火星とコンジャンクトすることによって芸能活動においてそうした物騒な人物に取り巻かれている印象なのである。
5、8室支配の木星が3室に在住して、3-5の絡みが生じており、演劇(5室)、芸能(3室)などの活動を意味しており、それが、3、10室支配の金星(芸能の仕事)と相互アスペクトすることによって、お笑い芸人や俳優の仕事を表わしている。
この時に木星は8室を支配し、土星は6室の支配星であるため、6-8の絡みが生じ、また土星は8室の表示体、火星は6室の表示体であるため、それが3室、5室、10室の支配星に影響している状況である。
6-8の絡みは、犯罪を免れ得ない、犯罪に巻き込まれる配置であると言われるが、実際、宮迫博之も犯罪者と関わることによって、自分自身も犯罪者のように扱われることになっている。
金星に影響する6室や8室、土星や火星は、芸能活動を激しく傷つけているということである。
結婚のタイミング
実際に獅子座ラグナで間違いないと判断したのは、結婚のタイミングをチェックした時である。
宮迫博之が結婚したのは、1998年で、その時のダシャーは、ラーフ/土星期で、獅子座ラグナであれば、ラーフは7室に在住し、土星は7室の支配星である。
1998年のトランジットを見ると、以下のように推移している。
ラーフ/ケートゥは1-7軸にあり、木星は7室を通過し、土星は7室の支配星にコンジャンクトして、7室にダブルトランジットが生じていた。
従って、結婚のタイミングである。
因みに宮迫博之は、芸能界屈指の恐妻家で、相手の女性は年上で、完全に尻に敷かれる関係性のようである。
妻は2歳年上の姉さん女房であり、芸能界屈指の恐妻家として知られている。家では「あんたが料理作ると油が飛び散るからやめて」とか、疲れて帰ってきた時も癒してもらえないどころか「ゴミ出しといて」と言われる等々、尻に敷かれる関係ぶりだという。息子のお弁当も宮迫が作っていた。卵焼きは妻も大絶賛であり得意としている。しかしインフルエンザになりフラフラでも病院に連れて行ってもらえなかったエピソードで弁護士軍団から「充分離婚要素になる」と言われた。『行列のできる法律相談所』の「気の毒な夫決定戦」では初代と第8回のチャンピオンになっている。本人によると、妻とは18歳の時に知り合い、6年ほど交際して宮迫が「先が見えないし、養えないし、結婚できない」と切り出して別れたが、それから一年ほどして宮迫が東京に進出し、仕事が無くくすぶっていた頃に突然電話があり、「今すぐ私と結婚するか、もう二度と会わないかどちらか選んで」と言われて結婚を選んだとのこと。それから一週間後くらいに突然「二週間後に式場決まったから」と言われて慌てたこともあった。 (wikipedia 宮迫博之より引用抜粋) |
宮迫博之の配偶者は強烈な人物で、まさに6、7室支配で9室牡羊座で減衰する土星が表示体となる人物である。
この土星は減衰しているが、ディスポジターの火星とコンジャンクトしている為、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。
また6室支配の土星が減衰しているため、パラシャラの例外則によってラージャヨーガ的に働く配置である。
宮迫博之の私生活とは、まさにこの配偶者との闘争の日々であり、この過激な妻から尻に敷かれることで磨かれる人生を表わしている。
9室は師匠のハウスであり、頭が上がらない影響される存在を表わしている。
通常、支配者となり逆らえない存在は8室であるが、9室はそれとは違った意味で、やはり影響される相手である。
宮迫博之は、この配偶者との関係性が象徴するように今回の詐欺のグループの忘年会にも逆らえずに参加した可能性がある。
9室に在住する惑星群であるため、宮迫博之に影響を及ぼしたことが考えられる。
獅子座ラグナは7室の支配星が土星であるため、しばしば年上の配偶者と結婚するのであるが、ラーフが7室に在住し、ディスポジターが牡羊座で減衰しているため、相手は激しい性格の人物である。
突然電話があり、「今すぐ私と結婚するか、もう二度と会わないかどちらか選んで」と言ったり、それから一週間後くらいに突然「二週間後に式場決まったから」と言ってくるような相手である。
(※7室支配の土星はニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則によりラージャヨーガ的に働く配置であり、この短気でキレやすい妻の存在が、上記のように結婚を即座に実現させたり、宮迫博之によっては人生を推進する上で、逆に良い働きをしていることを示している)
一方で、宮迫博之の性格は、ラグナにケートゥが在住している為か、日常の宮迫博之は、意外にも生真面目で、根暗で、大人しい人物のようである。
テレビなどでは、常にテンション高くキレることが多いキャラクターで見られているが、実際のところ普段はかなりおとなしく、ときに「根暗」で「生真面目」とまで表現される。「(寂しいと死んでしまう)ウサギの8倍くらい淋しがり屋」とも自ら話している。 (wikipedia 宮迫博之より引用抜粋) |
また”ウサギの8倍くらい淋しがり屋”という表現があるが、月が12室の支配星で、両側に惑星がないため、ケーマドゥルマヨーガで、惑星からのアスペクトも受けていないことから来ているのではないかと思われる。
月から見てケンドラに水星と太陽の2つの惑星が在住している為、キャンセルの要素はあるが、然し、月が他の惑星からアスペクトされていない為、彼は月期になると孤立して、他の人からの連絡や接触がなくなってしまうのではないかと思われる。
謹慎のため、芸能活動を休止の現在
現在、宮迫博之が謹慎の為、芸能活動休止となってしまったのは、12室支配でケーマドゥルマヨーガで、惑星からのアスペクトを受けていない寂しい月に対して、土星がトランジットして、サディサティの最も厳しい時期を経過しているからである。
そして、世間に悪名を轟かす形で、全国放送で大々的に報じられ、悪い意味で、有名になっている状況は、土星が逆行して、10室にアスペクトし、木星も逆行して10室と10室の支配星にアスペクトして、10室にダブルトランジットが生じている為である。
おそらく芸能活動の休止が決定された2019年6月24日、宮迫博之のダシャーは、木星/金星/月期である。
プラティアンタルダシャーの月(12室支配)に土星がトランジットして、サディサティの最も厳しい時期を経過していたからこそ、今回のようなメディアから消去される騒動に発展しているのである。
例えば、今回、宮迫博之の活動休止が決まったことで、番組の途中で、突然、テレビの画面に直前まで映っていた宮迫が、直後に画面から消えて、別の芸人に取り換えられるといった非常に寂しい状況が生じている。
宮迫博之 MBS「明石家電視台」に出演も17分後に姿消す…「一部不体裁」と謝罪 2019.06.25 神戸新聞 MBS「痛快!明石家電視台」(月曜、後11・56)が24日、放送され、吉本興業から謹慎処分を言い渡された雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が冒頭から出演した。番組ホームページでは「放送内容を変更してのお送りとなります」として「実際どうなん!?木下大サーカス(再)」と再放送をすることになっていた。しかし、冒頭から当初の予定通り「大解剖 最新女性下着の世界」を放送し、放送開始から約17分を経過した時点で画面は突然、木下大サーカスに変わった。その後、宮迫の姿はなかった。 番組冒頭、辻沙穂里アナウンサーが「今回は男も女も知らない女性用下着と題して…」と番組を始めた。次の画面で宮迫がひな壇の後列に座っているところが放映された。その後もMCの明石家さんまが下着について日ごろ思うことを述べていた。 スタートから約17分、さんまが出演者の重盛さと美に話を振っている途中で唐突に画面が変わり、木下大サーカスに変わった。 さらに15分ほどが経過した後、テロップが流れ「番組の放送中に一部不体裁がありましたことをお詫び申し上げます」と視聴者に謝罪した。 番組ホームページでは宮迫が処分されたことを受け、「放送内容を変更してのお送りとなります」として「実際どうなん!?木下大サーカス(再)」と再放送することを告知。当初は「大解剖 最新女性下着の世界」を放送する予定だった。MBSは急な対応を迫られ、完全には間に合わなかったとみられる。 |
とにかく芸能界から存在を抹消された印象なのである。
これほど強く露骨に12室(隠遁、隔離)の象意が現れたのは、プラティアンタルダシャーの月に土星がトランジットしているからである。
またこうした状況は、以下のように既にフジテレビ系「バイキング」の降板という形で前兆として現れていた。
宮迫博之、「バイキングを全否定」発言で坂上忍と遺恨に発展か!? 2018年9月18日 09:58 Asagei+plus 今年3月末でフジテレビ系「バイキング」の金曜MCを降板した雨上がり決死隊の宮迫博之。昨年8月に自身の不貞疑惑が報じられた際には、同番組内で“生釈明”を行ったことで注目を浴びた宮迫だが、降板から半年を経て「降板した理由」を告白した。 それは去る8月28日に放送されたラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBSラジオ)でのことだった。共演者のスピードワゴン・小沢一敬に「しんどいから(『バイキング』を)辞めた」と語った宮迫。さらには「プライベートでも『憶測でそういう人のこと言うてあげんな』って言ってしまうタイプが、そんなものの司会やったらアカン」とも語った。要するに、自分は芸能人のスキャンダルや噂話について憶測で言えるタイプではなく、番組との相性が良くなかったということを明かしたのだ。同番組での宮迫についてテレビ関係者が証言する。 「確かに彼は『バイキング』が時事問題を取り上げるようにシフトした一昨年あたりから『オレには向いてない』と周囲にこぼしていました。そのうえで、降板を決定付けたのはMCを務める坂上忍との衝突。坂上としては踏み込んだコメントをしない宮迫にイライラが募っていたんですよ」 それでも穏便に降板した宮迫だったが、前述の「アッパレ‐」での発言が「坂上との遺恨に発展しかねない」と、同関係者は指摘する。こう続けた。 「降板の理由を説明する際、宮迫は『昔から噂話とか人のことをとやかく言うことが嫌い』とも語っていたわけですが、これは完全に『バイキング』と坂上に対する全否定ですよ。実際、番組スタッフから『坂上が宮迫の発言を知って立腹している』との話も聞きました。正直に言ってしまうあたり、宮迫も相当腹に据えかねるものがあるのでしょうね」 両者の関係を見守りたい。 (白川健一) |
2019年9月以降、12月にかけて、木星が射手座に入室することによって、土星と木星が射手座を通過すると、12室の支配星にダブルトランジットするため、本格的に謹慎に入っていく訳である。そして、その時期はトランジットの土星が月の上を通過するサディサティの最も厳しい時期でもある。
年内の復帰はできない状況である。
5室にもダブルトランジットが生じるが、5室は10室から見た8室目であり、仕事の中断のハウスである。
因みに来年2020年1月から土星と木星は山羊座に入室して、6室と12室にダブルトランジットする。
従って、依然として、世間の批判に晒された状態で、事務所からは契約の解除に近い扱いになり、隠遁状態を強いられることになる。
マハダシャーの木星は、6、7室支配の土星、4、9室支配の火星からアスペクトされており、アンタルダシャーの金星も6、7室支配の土星、4、9室支配の火星とコンジャンクトして、激しく傷ついている。
但し、マハダシャーの木星自体は、生来的機能的吉星であり、アンタルダシャーの金星も機能的凶星ではあるが、生来的には吉星で、両者は絡んでおり、基本的にマハダシャーが生来的機能的吉星であるため、今回の事件が致命的な問題となる可能性は少ないと考えられる。
おそらく土星が山羊座に移行して、サディサティの最も厳しい時期が終わり、更にアンタルダシャーが太陽期(2021年半ば~)になった段階で、太陽は魚座に在住し、木星の星座に在住していることによって、マハダシャーの象意が強調されることになる。
そうすることによって、土星と火星から傷つけられたアンタル金星期の象意は終わっていくものと考えられる。
2011年初めからのマハダシャー木星期自体は、土星と火星から傷つけられながらも特に芸能活動は順調に行なわれてきたはずである。
また、おそらく今回、プラティアンタルダシャーは土星からコンジャンクトされている12室支配の月であることも影響している。
12室とはまさに謹慎、隠遁の象意だからである。
【その他の検証】
恐妻家の配置
因みに宮迫博之のチャートの特徴として、更にラグナロードの太陽と2、11室支配の水星が8室に在住していることが挙げられるが、ラグナロードの太陽が8室に在住する配置は、優位なパートナーに依存したり、仕え、また世話してもらう配置である。
配偶者の収入や実家に頼り、恐妻家となり、配偶者から尻に敷かれる配置ということが出来る。
また収入を表わす2室と11室の支配星が8室に在住する配置は、しばしば収入が配偶者の収入や家族から得られることを表わすが、一方で、配偶者に自分の収入を貢ぐ配置とも言うことが出来る。
兄と妹の存在
宮迫博之には、兄と妹が存在するが、3室と3室支配の金星に木星と火星が絡んでいることが妹の存在を示唆している。
また月からみた3室と3室の支配星にも木星と火星が絡んでいる。
兄が存在することは11室と11室の支配星に木星がアスペクトし、また月からみた11室と11室の支配星にも木星と火星が絡んでいることが表わしていると考えられる。
胃がんの手術
宮迫博之は、2012年12月6日に胃がんのため、休養し、手術を行っている。
ダシャーはおそらく木星/木星/ラーフ期で、木星は8室支配で、6、7室支配のマラカの土星と、火星からアスペクトされている。
またラーフはマラカの7室に在住している。
木星はスヴァーティー(ラーフ)に在住し、ラーフは、シャタビシャー(ラーフ)に在住しているため、木星もラーフも7室に在住するラーフの象意が強調されることになる。
何故、胃がんかと言えば、獅子座あるいは5室には胃という象意があり、5室支配の木星がラーフのナクシャトラに在住して、激しく傷つけられていること、またプラティアンタルダシャーが正にラーフだったことなどが考えられる。
ラーフは癌(ガン)の表示体である。
長男誕生
第1子となる長男が誕生したのは、2001年で、ダシャーはラーフ/水星期である。
2001年1月のトランジットを確認すると、土星と木星が牡牛座で逆行しており、土星は5室支配の木星にアスペクトし、木星は5室にアスペクトして5室にダブルトランジットしていた。
また土星も木星も逆行して、9室と9室の支配星にもダブルトランジットしていた。
出生図のラグナが獅子座の場合、サプタムシャ(D7)のラグナの取り得る範囲は、獅子座~水瓶座までであるが、このうち、ラーフ/水星期に子供が誕生しそうなのは、ラーフと水星が1室、5室、9室に在住する天秤座ラグナの場合と水瓶座ラグナの場合である。
サプタムシャの幅は、4°17’8.57”であり、ラグナが獅子座の3番目のサプタムシャに位置している場合にサプタムシャ(D7)のラグナは天秤座となる。
不倫疑惑報道
2017年8月8日に不倫疑惑でワイドショーを賑わしており、2002年と2011年にも報じられている。
2002年はラーフ/水星期であり、2011年は木星/木星期、2017年8月は、木星/水星期である。
水星は2室の支配星で、8室に在住しているが、2室は7室から見た8室の支配星である。
また木星は8室の支配星で、3室に在住している。
8室は三角関係のハウスであり、支配者と関わるハウスであり、自分が愛人の立場となる。
従って、2室の支配星の時期は、自分が支配者となって愛人を囲う時期ということが出来る。
また8室は通常、スキャンダルなどを表わし、政治家が愛人問題で辞任に追い込まれるといった場合、大抵8室が関わっているのである。
8室はその人物の活動を中断、行き詰まりに追い込むハウスである。
然し、宮迫博之の場合、5、8室支配の木星が8室にアスペクトバックして保護している為か、メディアに騒がれることはあるにしても、仕事の中断などあまり大ごとにならずに済んで来たのである。
以上のように一通りの出来事について説明することが出来る為、出生図のラグナは獅子座で間違いないと思われる。
コメント
コメント一覧 (12件)
サディサティなんですが、9月18日?
から順行に戻りますよね?
私、今サディサティの第三フェーズなんですが、また一つ楽になりますかね?
チャンドララグナに土星がいた、第二フェーズより、第三フェーズは随分楽になりました。
色々誤解が解けていったりとか。
でも、4月に土星が逆行に入ってから、フラットな推移を感じていたので…
お教え願います。
土星が逆行すれば一つ前の星座で月とコンジャンクトしているような感じとなり、その状況はきついかもしれません。
順行であれば、毎日少しずつでも月から遠ざかっていく訳です。
順行、逆行そのものが問題であるというよりも土星が月にどれだけ近いかによると思います。
また惑星は静止状態になった時に最も影響力が強くなるため、逆行から順行に転じるタイミングでのほぼ静止状態において、強い影響を及ぼすということも考慮した方がいいかもしれません。
土星の場合、星座を抜けていく時に最も強い影響力を行使するということもあります。
それはサディサティとは直接関係はないですが、ハウスに対する影響として、そうした観点も重要です。
実際、土星が順行に転じて、月から何度離れたら楽になったかといった体験的知識が重要ですから、それらが楽になる具体的な度数が分かったらフィードバックをお願いします。
分かりました。
でも、先日木星が順行に転じてからも楽になってきて…昨日一昨日あたり、その影響が現実に出てきたかなぁ…(人々が長い間私を誤解していた部分が現実において解けた、実際の事象が起きたのです)という感じで…
木星は今まだ私の月ラグナにあり、土星は月ラグナから二室にあり…どちらも私の月に影響を投げかけていると思うのですが…どれが木星の影響で、土星の影響か…果たして私に判別できるだろうか…と思います。
昨日今日のは、木星が順行に転じてから二週間ぐらいですし、木星がスピード上げてきたから?とかは思ったのですが。
ともかく、また土星の順行切り替わり辺りに何か変化があればご報告させてください。
惑星は逆行している時は、停滞したり、後退したり、行き詰ったりして、あまり肯定的な象意をもたらさないため、
木星が逆行から順行に転じたことで月に対する保護の力をより発揮するようになったと言えるかもしれません。
逆行の時は保護の力があてにならない感じがあったかもしれません。
木星の逆行から順行への転換だけでもそうした効果が考えられます。
土星の逆行から順行への転換も判別できるような体感はあると思います。
ありがとうございました。
注視して、またご報告させてください。
影響の強さで言うと、
ダシャー>サディサティ>トランジット
のような感じでいいのでしょうか?
現在土星が動きがほとんど無いせいか、停滞感がすごいです…
サディサティはダシャーが悪くなければ恐れる必要はないといった研究などがあります。
ありがとうございました!
土星順行の効果が顕著に表れるのは、土星がスピード上げてきてから…とかいうのはありますか?
それと、ジョーティッシュでは考慮されませんが、冥王星とかなり近い状態が保たれますよね…
それがなんかとてつもなく暗い感じの気もするのですが…
土星の話に戻ると、やはり老人とか、古い枠組み…などの領域における物事の進展、と考えてよろしいですか??
ただ順行に転じたのであればその体感はあると思います。
スピードが出て来てから働くかどうかというのはよく分かりません。
惑星はゆっくり動いている方がより強い影響力を発揮しますから、スピードというのは関係ないように思います。
例えば土星は一つ前の蠍座への影響と牡牛座、獅子座、山羊座へアスペクトをしなくなった為、その時点で、蠍座や牡牛座へのダブルトランジットが消滅していますから、ダブルトランジットが消滅したハウスの象意が失われているか調べたらよいと思います。
逆行から順行に転じて2~3日経過した現時点で、確かにそれらに該当するハウスの象意は失われているように思います。
ラグナ毎に違うため、自分のチャートに当てはめて、どのハウスが該当しているか検討してみて下さい。
今年の12月から1月にかけて土星が射手座から山羊座に抜けていきますが、そのタイミングで土星は強い影響力を発揮し、更に12月辺りはトランジットの惑星が射手座に惑星集中し、そして12月26日頃、日蝕なども起こるようです。
ですから射手座の象意で色々起こります。
射手座が、どのハウスに該当し、どのハウスの支配星が在住して、どんなハウス同士の絡みが生じているか、射手座で形成する惑星の絡みで示される象意が、年末のタイミングで噴き出す可能性があります。
更に射手座で絡みを形成する惑星のダシャーが来ている場合は、更に射手座で形成する惑星の絡みの象意が強く現れる可能性があります。
トランジットの土星の影響を考える場合、土星の象意をそれ程、検討する必要はなく、土星は現象を引き起こすトリガーとして働くだけですから、
むしろ、射手座で、どのような惑星やハウスの支配星が絡みを形成しているかを検討することの方が大事です。
トランジットの土星は、老人といった具体的な表示体で考えるのではなく、ただの出来事を引き起こす「影響」として考えればいいだけです。
確かに土星は、抑圧的で、重たいイメージがあり、人に忍耐を強いたり、負荷をかけます。
トランジットの土星の性質を考えるなら、そのような抽象的なイメージでいいと思います。
それよりもトランジット、あるいは、ダブルトランジットによって、形成されている惑星の絡みによる象意を引き起こす「影響」と考えることが重要です。
私は射手座が11室に当たるのですが、11室の領域というのがよく分からない、というか、巷で言われてることがピンと来ないのです…出生天体が無いからなのかもしれませんが…
友人関係、社会との繋がり…
最近見たインド占星術のYouTubeでは、profitと言ってて…社会や友人関係からもたらされる利益なのかな…とか…
ただ、ピンと来ないのですよね…
完全に人々からの誤解が解けたのは、土星が射手座の15°を超えた後だと言うのを確認しました。
人々が私に粘着していた老婆の本性をやっと知ったのです。
それまで、老婆の凄まじいデマや風説の流布で、私は悪者にされていたのですが…