2024年 自民党総裁選の行方 -小泉進次郎の当選可能性-



2024年9月27日に投開票が予定されている自民党総裁選において、多くの立候補者が出ているが、その全員が推薦人20人を集められるかは不明である。


世論調査では、次の自民党に相応しい議員として、石破茂が1位を占めていたが、8月の世論調査では、小泉進次郎が1位に踊り出て来ている。



次の自民党総裁 小泉氏がトップ テレ東・日経 8月世論調査
2024/8/22 22:00 ワールドビジネスサテライト(WBS)

テレビ東京と日本経済新聞社が実施した8月の世論調査で、次の自民党総裁に誰がふさわしいか聞いたところ小泉進次郎元環境大臣が23%でトップとなりました。次いで、石破茂元幹事長が18%、高市早苗経済安全保障担当大臣が11%と続きました。今週月曜に最も早く立候補を表明した小林鷹之前経済安全保障担当大臣は8%と、7月調査時点での1%から大幅に伸ばしました。また、衆議院の解散時期について聞いたところ、「今年の秋までに」と「解散を急ぐ必要はない」が28%で並びましたが、「今年の年末までに」の17%を含めると、45%が年内の解散を求めていることがわかりました。一方、岸田内閣を「支持する」と答えた人は、前回7月の調査と変わらず28%、「支持しない」と答えた人は2ポイント上昇し66%でした。


一方で、石破茂は、国民からの人気は高いが、自民党議員から不人気で、「推薦人が集まれば立候補したい」と消極的な発言に終始している為か、ここに来て、パワーダウンした可能性がある。


石破茂は、推薦人20人を集めるのに苦労している。


「セクシー発言」で国民から馬鹿にされて暫く大人しくしていた小泉進次郎だが、ようやくほとぼりも冷め、状況は変化して来ている。







小泉進次郎は、以前、蠍座ラグナに修正したが、現在、火星/水星期で、おそらく、投開票時は、火星/水星/火星期である。



小泉進次郎の注目すべき配置は、10室支配の太陽が高揚し、月から見た10室支配の金星が、高揚する太陽とコンジャンクトしていることである。



太陽は出生図、ナヴァムシャ、ダシャムシャで高揚しており、ヴァルゴッタマ(拡大版)で強く、行政の最高職、総理大臣のポストを狙うチャートであることは間違いない。



他には8、11室支配の水星と、2、5室支配の木星が、5-11の星座交換をしており、減衰する水星は、ニーチャバンガラージャヨーガを形成し、8室の支配星が減衰していることから、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果を期待できる配置となっている。



ラグナロードの火星は、そうした5-11の星座交換に接続することによって、1-2、1-5、1-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。



この減衰した水星は、スピーチや知性、コミュニケーションの表示体であり、「セクシー発言」のように情緒的で、その場の雰囲気にそぐわない言葉の選択で批判を受けた。



また石丸伸二が都知事選で注目を浴びた時にアナウンサーの質問に対して、論理的な欠陥などを指摘し、一々突っかかる「石丸構文」というものが注目されたが、その時に論理性がなく
ポエム的な「進次郎構文」というものが注目された。



そして、石丸構文が相手に突っかかる攻撃的なものに対して、「進次郎構文」は、平和的で「人を傷つけない」と再評価され、好感度が上昇したようである。



これはある種のニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則の効果かもしれない。



減衰する水星のマイナス面が、そのまま好意的に評価されている現象である。



また9室支配で10室に在住する月は、9-10のラージャヨーガを形成し、10室の月は、人気者の配置である。



小泉進次郎は、選挙で地方に応援演説などで駆けつけると、必ず地元の人たちに囲まれて、人だかりができる人気ぶりは、こうした配置がもたらしている。



今回の自民党総裁選において、父親である小泉純一郎は、「50歳になるまでは総裁選に出馬すべきではない」と諭していたが、最終的に態度を軟化させ、反対しない意向を示しているという。









おそらく、小泉進次郎の出馬への意志が強いため、態度を軟化せざるを得なかった模様である。



9室に在住するラーフは、父親の宗教、思想、考えに逆らうという配置であり、父親が諭してきた教えに全く従わなかったのは、この配置が関係しているかもしれない。



小泉進次郎氏 総裁選出馬「自分で決める」「いちいち親父に仰ぎますか?」父・純一郎氏からの「出るな」否定
2024年8月11日 17時30分 よろず~ニュース

元環境相で自民党の小泉進次郎衆院議員(43)が、10日に配信されたラジオNIKKEIのポッドキャスト番組「吉野直也のNIKKEI切り抜きニュース」に出演。9月に予定される党総裁選について「私、いま43歳ですけど、仕事上のさまざまな判断、決断をいちいち親父(おやじ)に仰ぎますか?もうこれは、自分で考えて自分で歩みを進めるも引くも、それは自分で決めるってのは当たり前のことなんじゃないでしょうか。うちの親父からそういったことを言われることはありません」と語り、父の純一郎元首相(82)が、進次郎氏に「50歳までは総裁選に出るな」と語ったとする報道を否定した。

 総裁選への出馬に関しては「出馬をするしないというのは今、これは言うべき時ではない」と明言を避けた。

 進次郎氏は「政治の世界は一寸先は闇という言葉があるように、今の政治の世界の景色が、来週もそのままだということの保証は全くない。今世の中の課題が目の前で山積している中で、今目の前で、ではどういった総裁選になるべきなのかってことを様々な議員と意見交換しながら、そういった中でおのずと出てくることだと思います」と、自身のスタンスを説明した。

 総裁選について「総裁選を契機に、日本の政治不信を招いてしまった自民党自身が変わることができるかどうか、どういったことができるかどうかを形にしていかなければいけないし、私もその自民党所属議員の1人として、この総裁選を日本の政治不信の払しょくにつなげていけるように変わっていきたい」と強調した。

 森喜朗元首相(87)の支援を受け、進次郎氏が総裁選に出馬するのではないか、との一部報道に対しては「私に対して、森元総理から連絡があったことも全くありません。間接的に、そうやって『言ってるよ』っていう連絡もありません」と断言した。

 進次郎氏は「いずれにしても、今夏この自民党がこれから迎える総裁選で大事なことって言うのは、誰か一定の方の力の下で、議員一人一人が投票行動を決めるっていうのではなくて、一人一人が自らが当事者の意識で誰に投じるべきかっていうことを判断する。そんな自分で考え自分で決めるっていう総裁選にしなければ(自民党を)国民は見放すと思いますね」と述べた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)


小泉進次郎は、現在、火星/水星/火星期で、火星は、出生図では、上述したようにラグナロードで5室に在住し、5-11の星座交換に接続することによって、1-2、1-5、1-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。



従って、一定の強さを発揮している。




ナヴァムシャやダシャムのラグナははっきりしないが、火星は月から見てハンサヨーガを形成する木星とコンジャクトし、水星から見て4室で、ラージャヨーガを形成している。



(※因みにナヴァムシャやダシャムシャのラグナについては、本記事執筆中に以前の記事を見返すなどして、再検討した所、蟹座ラグナである可能性が濃厚となった)




マハダシャーロードの火星から見て、アンタルダシャーロードの水星は10室に在住している。




またダシャムシャでは火星は太陽と星座交換し、水星もその太陽と火星の星座交換に接続して、水星、金星などの吉星とコンジャンクトしている。




従って、マハダシャーロードの火星期、火星/水星期は強そうである。




現在、火星/水星期だが、アンタルダシャーは、ケートゥ→金星→太陽→月と推移して、強いアンタルダシャーの時期が続いていく。




その為、小泉進次郎は今の時期は良さそうである。




仮に総裁になれなくても今後、閣僚入りして、キャリア的には良い時期が続いていくように見える。



次の2027年9月からのラーフ期の18年間は、ラーフのディスポジターである月が10室で、9-10のラージャヨーガを形成しており、ダシャムシャでもラーフのディスポジターである月は、牡羊座に在住する太陽、水星、金星と相互アスペクトして、ラージャヨーガ、ダナヨーガを形成する。





ナヴァムシャとダシャムシャのラグナ


小泉進次郎は、2019年8月8日の月/金星/木星期に結婚している。



ラグナは、蠍座ヴィシャーカーに設定したが、目標達成の戦士と呼ばれ、目的が無ければ行動出来ないといった性格が、合致しているように思われる。









蠍座に位置するのは、ヴィシャーカー第4パダで、ナヴァムシャとダシャムシャのラグナはほぼ蟹座に確定する。



蟹座ラグナであれば、太陽が10室で高揚する為、政治家向きなのである。



現在の火星期は、5、10室支配のヨーガカラカとなり、ナヴァムシャでは、もう一つのトリコーナの支配星である9室支配の木星とコンジャンクトして、強力である。







またダシャムシャでは10室で高揚する太陽と星座交換する。







月/金星/木星期に結婚しているのは、月はナヴァムシャのラグナの支配星であり、金星は出生図の7室の支配星で、結婚や配偶者の表示体であり、木星は結婚生活の2室の支配星で、ナヴァムシャでは月から見た7室の支配星であるということで、説明可能となっている。




自民党総裁選の投開票がある9月27日は、火星/水星/火星期だが、自民党総裁になったら、当然、総理大臣に選出される訳だが、そのポジションは、行政の最高職(10室)であり、またそれにともなって首相官邸(4室)という特別な邸宅が与えられる。



つまりは、ダシャーにおいて、4室や10室の象意が出て来るかどうかである。



このポイントについては、既に別のブログの中で言及してきたが、総理大臣に就任するタイミングを見極める要素と考えている。



問題はこのマハダシャーロード、プラティアンタルダシャーロードの火星やアンタルダシャーロードの水星が10室や4室に絡んでいるかどうかである。



出生図では、火星も水星も特に10室や10室の支配星には絡んでいない。



火星と水星は、レヴァーティー(水星)に在住しており、在住するナクシャトラの支配星は水星で、その水星も再び、10室や10室の支配星に絡んでいない。



4室の支配星とは相互アスペクトして、1-4のラージャヨーガを形成しているが、4室が際立って強い感じにはなっていない。



11室が強いため、政治家として高い称号、肩書きを得る配置にはなっている。







そして、ナヴァムシャとダシャムシャのラグナが蟹座で正しければ、ナヴァムシャにおいて、火星は10室の支配星で、水星は10室に絡んでいない。



ダシャムシャでは、火星は10室の支配星で、10室で高揚する太陽と星座交換しており、水星は10室でその星座交換に接続している。



つまり、火星と水星は、ダシャムシャにおいて、共に10室に関係しており、しかも両者は絡んでおり、結果を与える配置にはなっている。





ジャイミニスキーム






チャラダシャーでは、投開票の行なわれる2024年9月27日は、牡牛座/山羊座/魚座である。



メジャーダシャーの牡牛座から見ると、AmKとAKが11室に在住し、5室支配の木星とも相互アスペクトして、11室にジャイミニラージャヨーガを形成し、更に9、10室支配のヨーガカラカの土星とも相互アスペクトして、AmKの水星が、11室で強力なラージャヨーガを形成している。



サブダシャーの山羊座から見ると、AmKとAKは、3室に在住して、9室にアスペクトするが、これはパッとしない配置である。



そして、サブサブダシャーの魚座には、AmKとAKが在住し、5室の支配星がアスペクトして、ジャイミニラージャヨーガが形成され、更にAK、AmK、5室の支配星は、魚座から見た10室にもアスペクトしている。



サブダシャーの山羊座から見たAKとAmKの配置は弱いが、メジャーダシャーとサブサブダシャーを見た限りでは、成功し、高い地位に就く配置に見える。





まとめ



このように見て来ると、小泉進次郎が、総理大臣になれないと断言することは難しい。



出生図のラグナが蠍座ヴィシャーカーで、ナヴァムシャとダシャムシャのラグナが蟹座であるという前提で話すが、火星はナヴァムシャでは5、10室支配のヨーガカラカで、9室支配の木星と絡んで強力である。







火星は10室の支配星であるという点は非常に好ましいが、9室に在住していることは好ましくない。





マハダシャー月期と火星期における政治キャリアの上昇


ダシャムシャでは、火星は5、10室支配のヨーガカラカで、10室で高揚する太陽と星座交換し、水星は10室に在住して、火星と太陽の星座交換に接続している。



これは非常に結果を生みだしそうな配置である。



この火星期に入る直前の2019年9月11日の月/金星期に第4次安倍第2次改造内閣で環境大臣として入閣し、戦後、最年少(37歳)で、閣僚となっている。







やはり、月/金星期にこのような地位に就いたのは、ダシャムシャで、ラグナロードの月が4室に在住し、4、11室支配で10室に在住する金星と相互アスペクトしていたからではないかと思われる。



金星は10室で高揚する太陽とコンジャンクトし、更に太陽と火星の星座交換にも接続しているのである。




そして、2020年9月16日の火星/火星期に菅義偉内閣で環境大臣に再任されている。



このように火星期に環境大臣再任という結果を出したのは、火星が9、10室支配のヨーガカラカで10室で高揚する太陽と星座交換していたからではないかと思われる。




その後も2021年11月に自民党総務会長代理に就任し、2022年3月26日に自民党神奈川県連の会長に就任するといった形で、順調に出世している。



2024年1月26日には、衆議院安全保障委員長に就任しているが、防衛省、国家安全保障会議を対象とし、安全保障政策を議論する機関のトップであり、いかにもダシャムシャで強い火星がもたらした役職のように思われる。



マハダシャー火星期は、小泉進次郎にとって上昇の時期であり、これからアンタルダシャーロードが、ダシャムシャの10室に在住する金星期、太陽期、月期と続いていくことを考えると、総理大臣になってもおかしくない時期である。



火星/月期が終わった後は、今度は、18年間のラーフ期に移行するが、ラーフはダシャムシャのラグナに在住する為、キャリアという面で強力な結果を表わす配置である。



ディスポジターの月は、4室に在住し、10室で高揚する太陽や水星、金星と相互アスペクトして、強力である。



月/金星期に戦後最年少での初入閣という形で結果を出せている為、おそらく、このラーフ期も結果を出すはずで、総理大臣を務めるかもしれない。



つまり、小泉進次郎にとって、火星期やそれに続くラーフ期、そして、その次の木星期でさえも非常に素晴らしい政治キャリアを築く時期に見えるが、火星期の後半に入って来て、アンタルダシャーロードが、金星、太陽、月と強い配置が続いていく今、そろそろ、総理大臣となってもおかしくない時期である。





牡羊座で高揚し、ヴァルゴッタマの太陽 -世界覇権国アメリカの政治権力とのコネクション-



小泉進次郎がそれほど高学歴とは言えない関東学院大学経済学部を卒業した後、2004年にコロンビア大学大学院に入学出来たのは、やはり父親である小泉純一郎が、総理大臣に就任したからである。




小泉純一郎は、2001年4月26日に総理大臣に就任している。



ウィキペディアに記されているようにコロンビア大学には、「例外中の例外」と言われる「条件付き合格」で入学し、条件とは、「TOEFLのスコアが600点に達するまでコロンビア大学内の語学講座で英語の授業を受ける」というものだった。




2004年(平成16年)3月、22歳の時に関東学院大学経済学部経営学科を卒業。その後、コロンビア大学大学院に入学のプロセスとしては「例外中の例外」と言われる「条件付き合格」し、条件である「TOEFLのスコアが600点に達するまでコロンビア大学内の語学講座で英語の授業を受ける」に従い1年ほど英語を学び、2005年9月よりジェラルド・カーティスに師事して修士課程をスタートし、1年後の2006年(平成18年)に政治学で修士の学位を取得した。その後、アメリカ合衆国にある、ロンドンタビストック人間関係研究所配下の戦略国際問題研究所非常勤研究員を経て2007年(平成19年)に帰国し、それ以後は父である純一郎の私設秘書を務める。

(wikipedia 小泉進次郎より引用抜粋)


こんな入学の仕方を許されるのは、明らかに総理大臣の息子という扱いを受けたからである。



そして、その後、ジャパンハンドラーズと言われるアメリカの外交政策に関して影響力を持つジェラルド・カーティスという国際政治学者に師事して、戦略国際問題研究所(CSIS)の非常勤研究員となっているが、こうしたアメリカの政治権力の上層部とのつながりを作れたのは、進次郎の太陽が高揚し、ヴァルゴッタマで、極めて強いからである。



そして、2011年の世界経済フォーラムヤング・グローバル・リーダーの一人に選出されているが、この時は、月/月期で、マハダシャー月期に移行した直後である。



(小泉進次郎は出生図やダシャムシャで、ラーフのディスポジターが月である為、ラーフ期に総理大臣級のポジションには当然に就任するものと思われる。将来の総理大臣候補であることは間違いない。)



こうしたアメリカの政治権力とのパイプを持ち、総理大臣を狙える立場にいるのは、小泉進次郎の強い太陽が物語っている。



そして、この太陽は牡羊座のアシュビニーに在住し、アシュビニーは清々しく明るく爽やかである為、日本の国民からも汚いイメージを持たれていない。



裏金問題などで揺れる自民党の中で、最もクリーンなイメージを持たれているのが、小泉進次郎である。



但し、太陽は牡羊座の0°50’で、とにかくヴァルゴッタマで強いのだが、アヴァスタ(惑星の覚醒状態)という概念によれば、0°~6°は、バラ (幼児)と呼び、惑星が幼いため、1/4の強さしか持っていない。



アメリカの最高権威に師事するぐらい権力に近い所に行けるが、彼自身の経験は未熟で、幼い印象がある。




小泉進次郎は、関東学院大学経済学部を卒業後、いきなりコロンビア大学大学院に留学するが、この留学には将来、政治家となって父親の地盤を継ぐという強い目的意識が感じられる。



こうした目的意識の強い行動原理は、出生図のラグナが、ヴィシャーカーに在住している特徴ではないかと思われる。









そうすると、小泉進次郎は、ラグナが蠍座ヴィシャーカーで、ナヴァムシャとダシャムシャのラグナは蟹座で確定なのである。



だからこそ、ダシャムシャの4-10軸に在住する月/金星期に環境大臣として閣僚入りし、10室で高揚する太陽と星座交換する5、10室支配のヨーガカラカの火星期に環境大臣に再任されたのである。



こうした月/金星期や火星期のキャリア上の上昇は、出生図のラグナがヴィシャーカーでなければ説明がつかない。



小泉進次郎は、将来的には、確実に総理大臣に就任すると思われる。




そして、マハダシャー火星期後半に差し掛かった今は、そろそろ、総理大臣になってもおかしくないタイミングなのである。




それはヴィムショッタリダシャーでもチャラダシャーでも、それを示しており、そして、トランジットに関しても同じである。



トランジットの木星は、2024年10月9日から牡牛座で逆行し始めるが、そのことで6室に在住する10室の支配星と10室にダブルトランジットが生じることになる。




自民党総裁選の投開票が行われる2024年9月27日には、その効果は始まっていると思われ、ダシャーとトランジットは、小泉進次郎のキャリア上の上昇を表わしている。




まだ自民党総裁候補全員のチャートを見ていないが、小泉進次郎は、自民党総裁となり、総理大臣に就任する可能性は十分にあると考えている。






親の七光りだが、それも運命



因みに私自身は、心情的には、全く小泉進次郎を推していない。



こんなセクシー発言などで失態を晒す、経験の浅い人物が日本の総理大臣になって、この国を導くなど、あり得ないと思っている。



政治家の小泉進次郎にしても、俳優の小泉孝太郎にしても、総理大臣の親の七光りで、コネで、今の立場を築いただけじゃないかと思ったりもする。



だから小泉進次郎が総理大臣になるかもしれないとの予測は、私の心情には大きく反している。



しかし、小泉進次郎のチャートはそうは言っても強いのである。



そのことは認めざるを得ない。



太陽が高揚して、ヴァルゴッタマで、おそらく、ナヴァムシャでもダシャムシャでも10室で高揚しているのである。



小泉進次郎が、今の立場を築いたのは、彼の実力によるもので、彼の運命である。





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コメント

コメント一覧 (4件)

  •  いつも有意義な記事を有り難うございます。ジョーティッシュからは小泉進次郎氏が総理大事になる可能性が高いそうですが、彼は完全にアメリカの操り人形で、記事でご指摘されている通り、関東学院大学からコロンビア大学大学院に留学できたのもアメリカのお陰です。
     したがって、アメリカの意向に沿う政治しか行わず、親子二代にわたって売国政策を加速させることになると思います。彼に実力があるならまだしも、「セクシー」発言にある通り全く実力がありません。
     日本は一体、いつになったら独立国家になるのでしょうか。アメリカ、財務省、マスコミにより日本国民は常に外国のための奴隷国民になっています。小泉進次郎氏が政治家として高位の職についている限り、アメリカからの独立は見えてこない気がします。
    • 日本は確かにアメリカの属国と化しており、何とかそこから抜け出したい訳ですが、単に政治的、軍事的な問題ではなく、問題は文化論、文明論として根深い所にあるのかもしれません。西欧社会で近代科学が生まれ、産業革命が起こり、合理主義が推進されている中で、西欧社会の目的は、全てを合理主義の元で刷新、改変していくことであり、加速主義的な思想に基づいて桃源郷的な究極のゴールを目標に抱いていることです。この目標、すなわち、プラトン哲学における真善美の理想の体現、キリスト教における天国というものがあるから西欧社会は強いのです。深遠なゴールがあるため、途中の段階での破壊的創造にも耐えられます。日本は西洋社会の真似をして、豊かにはなりましたが、そうしたイデオロギーも究極の理想もなかったと思います。GNP
      がアメリカを超えて世界No.1の経済大国になった時にそれ以上何をすればいいのか分からなかった所があります。日本の指導層は既得権を守ることぐらいしか考えておらず、理想も目標もイデオロギーもないため、国民をどこに連れていけばいいのかも分かりません。とりあえず、アメリカ、西欧社会の模倣をしてそれに追従する以外にない状況です。AIの登場における新たな産業革命においてもそうです。そもそも模倣をしている段階で既に追従しているのであり、オリジナルにはなれません。明治維新の時から根本的には変わっていません。アメリカや西欧社会の呪縛から逃れる為には合理主義を超える新たな価値が出て来てそれが支配的になる状況においてではないかと思います。
  • 秀吉先生、

    >(惑星の覚醒状態)という概念によれば、0°~6°は、バラ (幼児)と呼び、惑星が幼いため、1/4の強さしか持っていない。

    単純に疑問が湧いたのですが、

    逆行中の表示体(今回の太陽については逆行はないですが)についてはどうなるんでしょう?

    実際の鑑定では、そこまで見ることはないのかもしれませんが、

    順行で、5度まで来た天体と、

    逆行で、16度まで行ったものが5まで戻ってきてそこにあるのとでは、持っているエネルギーが違うのではないかと思いました。

    たとえば、やっとよちよち歩きした子供と、二足歩行が確かになったけれども、自分がよちよち歩きしたところを、確かめに来た子供とでは、知覚レベルが違うと思うのですよね…

    先生はこの点どうお考えになりますか?

    逆行で戻ってきている天体は、単純に幼い状態とは、分けて考えるべきかどうか、という点です。
    • 逆行の解釈として、私の観察では、逆行した惑星は、あたかもやり残していた仕事をやり遂げるかのように結果を出すことがあります。
      つまりは、より度数の高い位置まで一度移動しているため、より覚醒して経験値や知恵を得ており、より結果を出す為の力を備えているかもしれません。
      5度まで到達した惑星と16度まで到達した上で5度まで逆行で戻って来た惑星は、明らかに質が違うと思います。

      私は小泉進次郎のヴァルゴッタマの太陽は強いですが、アヴァスタ(惑星の覚醒度)の概念によれば幼くて力を発揮出来ないといった解釈も生じるため、何か弱点があるのではないかと問題提起しました。

      アヴァスタの概念は、逆行にそうした意味を与えるかもしれません。

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