サルパドレッカーナ -共依存の不幸な関係-



先日、ひろゆきのチャートについて検討したが、一つ言及していないことがあり、それはひろゆきの2室に在住している太陽、火星、水星は、全て、蠍座の第1ドレッカーナに在住しており、サルパドレッカーナに在住していることである。


海王星なども蠍座19°24’で、第2ドレッカーナに在住して、サルパドレッカーナに在住している。


そして、ひろゆきは、4、5室支配の土星も蟹座の第3ドレッカーナに在住して、サルパドレッカーナに在住している。


興味深いことは、ひろゆきには2つのナクシャトラ交換があり、2室蠍座アヌラーダに在住する水星と、10室蟹座アーシュレーシャに在住する土星との2-10のナクシャトラ交換である。







もう一つは、2室蠍座ヴィシャーカーの太陽と8室牡牛座クリティッカーの木星による2-8のナクシャトラ交換である。


水星と土星の2-10のナクシャトラ交換は、どちらもサルパドレッカーナに在住しており、太陽と木星による2-8のナクシャトラ交換も太陽がサルパドレッカーナに在住している。


2-8、2-10のナクシャトラ交換のいずれもサルパドレッカーナに在住しているのである。


しかもこのどちらも起業の2室に関係しており、2ちゃんねるやその国際的な展開である4ちゃんねるなどのインターネット掲示板の管理人として自らビジネスを展開して、それを生活の糧としているひろゆきの職業を表わしていることは明らかである。


因みにサルパドレッカーナとは、サルパというのが蛇を意味しており、前世からの深い因縁(カルマ)などを表わし、逮捕監禁といった象意がある。


この逮捕監禁という象意だが、必ずしも文字通りの意味で、逮捕監禁されるのではなく、象徴的に関係性の中に束縛監禁されていることを意味している。


つまり、象徴的に逃れられない人間関係の束縛の中に逮捕されているということである。


これは不幸な共依存関係の中に束縛されているという説明が最もその象意に合致している。


例えば、ひろゆきの2ちゃんねるの収益源は、ポルノや風俗サイトなどの広告収入であり、また2ちゃんねるで名誉棄損を受けた人々の管理人であるひろゆきに対する損害賠償請求訴訟、そして、敗訴して賠償金を支払う義務が生じたが、支払っていないことがあり、また海外で4ちゃんねるの管理人をしていたが、その管理権に関して、争いが起こっていることなどがある。


2ちゃんねるが、犯罪や反社会的な活動に利用され、米国では、4ちゃんねるが、悪名高いオルタナ右翼の形成に貢献したとされ、『ニューヨーク・タイムズ』紙は「X世代の扇動家」「倫理観の欠如」「恥をほとんど何とも思わない彼の能力はある種の最終兵器」「インターネット上でもっとも有害な意見を醸成している」(wikipedia 西村博之より引用抜粋)と評されたという。

こうした掲示板プラットフォームの運営から利益を得ている為、こうしたネット右翼やポルノや風俗業者との支配服従、共依存関係があると言える。


2ちゃんねるや4ちゃんねるが、時には犯罪に利用され、ネット右翼を生み出したり、陰謀論の拡散にも貢献して、アングラな世界を育成しており、それらの人たちとひろゆきは、共依存、共犯関係になってしまっている。


ひろゆきが、人生の中で、2ちゃんねるや4ちゃんねるを巡る様々なトラブルに巻き込まれていることは、共依存の不幸な関係性の中に束縛(逮捕監禁)されていると言えるかもしれない。


但し、ひろゆきの場合は、名誉毀損の被害者たちから訴えられており、共依存の不幸な関係の中では、加害者側に立つかもしれない。




また先日、検討した大川隆法の出生図でも7室蠍座の第1、第2ドレッカーナであるサルパドレッカーナに土星とラーフが在住しているが、これは霊能力に弱く、霊言をありがたがって必要とする信者たちと、質の悪い霊能力を駆使する大川隆法の不幸な共依存関係を表わしている。





この場合も大川隆法は、信者たちを支配している側であり、どちらかと言えば、加害者側になると考えられる。



サルパドレッカーナは、犯罪者のチャートにも多いのだが、何度か見て来た猟奇殺人鬼テッド・バンディのチャートでも蠍座の第1、第2ドレッカーナに水星、太陽、ケートゥが在住し、サルパドレッカーナに3つの惑星が在住している。







この場合は、明らかにテッド・バンディは、殺人の被害者たちとの間で、不幸な共依存関係になっている。



テッド・バンディは、公判中に昔、職場で同僚だった女性と結婚したり、死刑執行までの間に数百に及ぶファンレターをもらうなどして、容易に女性を操ることの出来る才能があった。



そして、この場合は、完全に加害者側であるが、死刑の直前に「私は暴力の中毒だった」と自ら明かしたように暴力、殺人衝動に取り憑かれていたと言える。



テッドバンディに殺された女性たちは、おそらくラグナや月が蠍座に在住し、しかも蠍座のサルパドレッカーナに在住していたことが考えられる。





これは明らかに言えることだが、蠍座は、ヤクザ、暴力団、クラブや水商売、ポルノや風俗業界と関係する星座である。



被害者と加害者が入り乱れて存在するのが、これらの人々で、クラブのホステスや水商売の末端で働く女性たちは、被害者であり、ヤクザや暴力団は、加害者側であり、そこに不幸な共依存関係が存在する。




昔から吉原などの遊郭で働く女性たちは、皆、親族や夫が作った借金のカタとして売られることがほとんどであり、また交際しているパートナーから旅行に行こうと騙されて、女郎に売られたという事例も多い。



女性たちは売られた時に巨額の借金を背負い、女性たちの手元にはお金はほとんど残らない。



そういう女郎に売られた女性たちの物語を聞くことは一度や二度ではないはずである。



これらの女性たちは、おそらくラグナや月が、蠍座の第1、第2ドレッカーナに在住し、サルパドレッカーナに在住していると考えられる。



そもそも蠍座のアヌラーダは銀座のホステス、水商売、風俗関係などのサービス業に従事する女性たちの典型的なラグナである。



私自身もアヌラーダの女性で、交際している男性からお金を騙し取られ貢ぎ続けた女性の事例などを知っている。



そうした女性たちは、ヤクザ予備軍のような、そのチンピラみたいな交際相手から逃れることが出来ず、愛情や感情的な束縛を受けていて、どんなに周囲が説得したとしても相手に貢ぎ続けてしまうのである。



それはもう痛々しい限りであるが、これも不幸な共依存関係であり、加害者と被害者が存在するが、その両者は一体であり、共依存なのである。



そのチンピラ男もその女性に働かせて、ピンハネするぐらいしか稼ぐ術がないのであり、女性もその男性からの感情的、肉体的支配から逃れられない。




例えば、ジェームス・ケラハーのドレッカーナの解説には、蠍座の第2ドレッカーナについて以下のように記されている。



因みにこうしたドレッカーナの解釈は、大元としては、ヴァラーハミヒラの『ブリハットジャータカ』などの古典から引用しているようである。




(略)

蠍座の第2 ドレッカーナは、体が亀や水瓶のような女性を表しています。彼女は自分が快適な状況を作ることに興味があります。夫のために、彼女の体には蛇が巻きついています。

夫のために蛇が体に巻きついている(蛇のドレッカーナ):配偶者に従属し、夫婦や家族の状況に拘束され、自分の欲望や必要性に気づくことができない。自分の幸せよりも他人の幸せを優先する、状況に縛られる、閉じ込められる、攻撃されると毒を持つ、欺瞞的、操作的、誘惑的、催眠的、性的、高貴、神秘的、心理的、感情を超えた存在である。

(『Path of Light』Volume 2より引用抜粋)




従って、交際している悪い男に騙されて女郎に売り飛ばされたりする女性は、典型的に蠍座第2ドレッカーナの女性である。



ちょうど蠍座の中で、10°~20°の真ん中辺りに位置するドレッカーナにラグナや月が在住している女性に多いと考えられる。



アヌラーダは、蠍座の3°20’~16°40’の間であるため、第2ドレッカーナで、しかもアヌラーダでもある10°~16°40’にラグナが位置している人が、一番、こうした束縛への危険性を持つ人である。



因みに私が今の所、検討している理論では、蠍座のサルパドレッカーナにラグナや月、1室の支配星などのその人自身を表わす惑星以外の惑星が在住している場合は、それは他者を表わす為、加害者、支配する側として、サルパドレッカーナの象意を体験していることが多いと考えられる。



つまり、ひろゆきの場合、蠍座のサルパドレッカーナに9、12室支配の水星、2、7室支配の火星、11室支配の太陽などが在住しているが、それはひろゆき以外の他者を表しており、そして、ひろゆきに名誉毀損などの訴訟を起こしたり、2ちゃんねるを利用した犯罪の被害者になったような人は、蠍座のサルパドレッカーナにラグナや月が在住しているような人々ではないかと考えられる。




大川隆法の場合も蠍座のサルパドレッカーナに9、10室支配の土星やラーフが在住しているが、ラグナや月などの自分自身を表わす惑星ではない。



大川隆法は、支配者、加害者として、サルパドレッカーナを経験していると考えられる。




一方で、ラグナや月が蠍座に在住している人は、大川隆法に仕事上で関わる人々を表しており、大川隆法の霊言などを信じ切って、信者として完全に支配されている人々である。




テッド・バンディも太陽、水星、ケートゥなどが蠍座のサルパドレッカーナに在住しているが、ラグナロードの太陽が在住しているということはあるが、2、11室支配の水星やケートゥが、テッドバンディ以外の人物を表しており、テッドバンディは加害者、支配者として、サルパドレッカーナの象意を経験したことを意味している。



一方で、テッドバンディに殺害された女性や、テッドバンディと結婚したり、ファンレターを書いたりするような被害者側の女性は、蠍座のサルパドレッカーナにラグナや月が在住している女性たちではないかと考えられる。



彼女たちの立場から考えれば、見た目や弁舌巧みなスピーチなどに騙されて、悪い男(毒蛇)に絡みつかれたことを表わしている。



ひろゆきや大川隆法やテッドバンディとは違って、サルパドレッカーナを被害者側の立場で経験しやすいと思われるのが、ラグナや月など自分自身を表わす惑星が、蠍座のサルパドレッカーナに在住するケースである。




例えば、最近、夫が逮捕された三浦瑠璃は、私の検証では、ラグナが蠍座の17°付近で、ジェーシュタであり、蠍座の第2ドレッカーナに在住し、サルパドレッカーナに位置している。







もう一度、ジェームスケラハーの蠍座の第2ドレッカーナについての解説を閲覧するが、以下のように記されている。



(略)

蠍座の第2 ドレッカーナは、体が亀や水瓶のような女性を表しています。彼女は自分が快適な状況を作ることに興味があります。夫のために、彼女の体には蛇が巻きついています。
夫のために蛇が体に巻きついている(蛇のドレッカーナ):配偶者に従属し、夫婦や家族の状況に拘束され、自分の欲望や必要性に気づくことができない。自分の幸せよりも他人の幸せを優先する、状況に縛られる、閉じ込められる、攻撃されると毒を持つ、欺瞞的、操作的、誘惑的、催眠的、性的、高貴、神秘的、心理的、感情を超えた存在である。

(『Path of Light』Volume 2より引用抜粋)


夫のために蛇が体に巻きついている」という箇所が重要である。



彼女はここ最近、国際政治学者として、有能な論客として、社会的な知名度とステータスを上昇させてきたが、夫の逮捕により、高い所から引きずり降ろされ、転落しつつある。



メディアの報道によれば、三浦瑠璃自身も逮捕される可能性すら指摘されている。



三浦瑠璃は、2020年の菅義偉前首相が設置した「成長戦略会議」のメンバーとして、会議の場で、複数回に渡って、夫が進める太陽光発電の事業を推すようなスピーチをしている。



この辺りは、蠍座の第2ドレッカーナらしく、日頃の国際政治学者としての冷静な分析とは打って変わって、夫に従属し、盲目的に尽くす献身的な姿勢を見せている。




三浦瑠璃と、夫との関係は、社会的知名度などの点で、三浦瑠璃の方が上だが、本質的には夫に振り回され、従属していた可能性が高い。



夫は、太陽光発電事業のために出資金を集めたが、実際にはそのための土地の購入も出来ておらず、出資金を自分の借金の返済に充てて、業務上横領の容疑で、逮捕されたのである。



こうした夫の太陽光発電事業を推していた三浦瑠璃は、まさに典型的に蠍座の夫に尽くし、夫から振り回される盲目的な女性を表しているように思われる。



三浦瑠璃は、若い頃に江ノ島で複数の男性からの強姦被害に遭っており、そうしたことで、あまり男性運が良くないとも言えるかもしれない。



チンピラみたいな悪い男性から振り回されたということである。



その辺りは、サルパドレッカーナの象意なのだが、彼女の場合は、ラグナ以外にもラーフも蟹座の第3ドレッカーナに在住しており、サルパドレッカーナに在住している。







そして、今現在、金星/ラーフ期で、アンタルダシャーがラーフ期である為、サルパドレッカーナの逮捕監禁の象意が噴き出すタイミングである。



夫の不祥事で高い所から引きずり降ろされて、夫の事業に関与していたのであれば共に逮捕される可能性すら出て来ているのである。



更に言えば、そのアンタルダシャーロードのラーフが、8、11室支配で12室に在住する水星と、9-12のナクシャトラ交換をしているのである。



12室で、1、6室支配の火星とコンジャンクトして、6-8の絡みを形成している。



おそらく、これが彼女が、複数の男性から強姦被害に遭った配置だと思われるが、やはり12室の為、監禁といった象意は持っているのである。



因みに三浦瑠璃の12室の象意がどのように現れるかは、非常に注意が必要であり、慎重に考えなければならない。



何故なら8室の支配星が12室に在住したり、6室の支配星が12室に在住したりして、8-12、6-12のヴィーパリータラージャヨーガを形成しているからである。



この二重否定の象意が働くなら、最初は12室の象意に苦労するが、最終的には、敵や訴訟(6室)や自分よりも強い天敵(8室)が消えてしまうという効果が働く可能性がある。



今後のキャリアにとって致命的になるはずの今回の夫の逮捕劇が、社会復帰可能なぐらいにまで軽減されるのであれば、それは立派なヴィーパリータラージャヨーガだと言える。



このヴィーパリータラージャヨーガがどのように働くかは要注目である。




彼女の場合、サルパドレッカーナの象意を被害者として経験したのは、他の惑星ではなく、自分自身を表わすラグナが、サルパドレッカーナに在住していたからである。




因みに三浦瑠璃が、蠍座ラグナで、強姦の被害に遭ったということで、思い出したのが、創価学会の池田大作名誉会長の出生図である。







創価学会は、日本全国に池田大作文化会館という教団施設を所持しているため、おそらく、獅子座ラグナで、4室で定座に火星が在住していると以前から考えている。



こまかい検証はここでは行なわないが、獅子座ラグナの可能性は高いと考えられる。



金星、土星、火星、ケートゥが4室に惑星集中しているが、金星が、蠍座の5°20’で、第1ドレッカーナに在住しており、サルパドレッカーナに在住している。



因みに池田大作は、北海道創価学会の幹部だった女性から「強姦された」と告発を受けている。



これに関しては『池田大作に対する訴権の濫用』(wikipediaより)に詳しく掲載されている。


創価学会としては、これは創価学会に恨みを持つ信者によるでっち上げということで、揉み消したいようだが、例え恨みに思ってのことだとした場合でも火のない所に煙は立たないのであり、おそらく強姦、あるいは、パワーハラスメントによる性行為の強要はあったと考えられる。



再び、ジェームスケラハーの蠍座の第1ドレッカーナに関する以下の解説を確認すると、以下のように記されている。





蠍座の最初のドレッカーナには、宝石を身につけていない美しい裸の女性が描かれています。足には蛇が巻き付いています。故郷を追われ、大海原を航海して海岸にたどり着いた女性です。
象徴についてのメモ:

1. 裸の女性:新しい始まり、服を着ることを嫌う、無防備、正直、オープン。
2. 宝石なし:虚飾のなさ、装飾品や宝石を嫌う、経済的ストレス、シンプルさ。
3. 足元に蛇が巻き付いている(蛇のドレッカーナ)状況に縛られている、閉じ込められている、攻撃されると毒を持つ、騙す、操る、誘惑する、誘惑されやすい、催眠術をかける、性的、高貴、神秘的、心理的、離れている、情熱を超えている。(第1巻のアーシュレーシャ・ナクシャトラのナーガの説明を参照)
4. 大海を渡る:目標を達成するためには、とことんまでやる、長距離移動。
5. 生まれ育った土地を追われる:移民、遠方や外国への旅行、生まれた場所から離れた場所での生活、家や家族との分離、自分の居場所がないと感じる。

(『Path of Light』Volume 2より引用抜粋)



第2ドレッカーナとは若干、象意は異なり、夫の束縛という側面は無くなるが、やはり、同じように「足元に蛇が巻き付いている」とか「状況に縛られている、閉じ込められている」といった象意が確認できる。




ここで、やはり、ひろゆきや大川隆法やテッドバンディの事例と同じように蠍座のサルパドレッカーナにラグナや月が在住しているのでなく、3、10室支配の金星が在住していることから、加害者側として、被害者側との不幸な共依存関係があったと考えられる。



ここでは教団のトップと幹部という形での上司と部下の支配-服従、共依存関係である。



パワーハラスメントとなり得る上司と部下の力関係の中での出来事である。



おそらく食欲、性欲、睡眠欲を表わす3室支配の金星が、6、7室支配の土星と蠍座でコンジャンクトしている為、性的関係を意味しているのだが、土星は6室の支配星でもある為、敵対的行為、告訴や裁判闘争を表わしている。



月から見ると、金星は7室支配で、8室で蠍座の第1ドレッカーナで、サルパドレッカーナに在住しており、7室の支配星が8室に在住していることから、おそらく、そうした関係はあったのであるが、7室支配の金星が8室で火星やケートゥから傷つけられている為、最終的に女性が、敵対者になり、訴訟を通じて支配して来たということである。



ケートゥが絡んでいるということは、池田大作側としては、訴訟を起こされたことに失望し、裏切りと感じたかもしれない。



因みにテッドバンディのチャートと似ていることには衝撃を受ける。



告発した幹部の女性は、蠍座のアヌラーダで、サルパドレッカーナに在住する金星で表され、このアヌラーダにラグナや月が在住する女性であった可能性が考えられる。





ここまで見て来て、私が考えるポイントをまとめると以下のようになる。






・サルパドレッカーナは逮捕監禁という象意があるが、文字通りの逮捕監禁でなくても象徴的に人間関係の束縛の中に閉じ込められ、不幸な共依存関係という形になりやすい。


・サルパドレッカーナにラグナや月が在住している場合、サルパドレッカーナが示す不幸な共依存関係を「被害者」という立場で経験しやすい。


・サルパドレッカーナにラグナや月以外の惑星が在住している場合、サルパドレッカーナが示す不幸な共依存関係を「加害者」という立場で経験しやすい。


・蠍座の第1、第2ドレッカーナは、性犯罪、殺人といったことに関わることも多く、サルパドレッカーナの象意が最も残酷で厳しい象意として現れる。


サルパドレッカーナは、蟹座の第2、第3ドレッカーナ、蠍座の第1、第2ドレッカーナ、魚座の第3ドレッカーナだが、魚座と蟹座が、それぞれ支配星が木星と月で、蠍座は生来的凶星である火星であるため、それで蠍座のサルパドレッカーナは非常に残酷で、厳しい象意として現れるのである。









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コメント

コメント一覧 (11件)

  • 私のアセンダントは魚座の22度に入っていますが、幼少期から情緒が不安定な親に理不尽に当たられることが多く、まさに共依存関係の被害者でした。
    小さいときから、早くこの両親から逃げなければという思いが強くあり、22歳までは蛇のように巻き付く親の呪縛から逃げ出すことに必死だったと今では思います。
    情報提供として書かせていただきました。m(_ _)m
    • フィードバックありがとうございます。

      他の惑星配置も関係していると思いますが、

      ラグナがサルパドレッカーナに在住していることはその一因になっている可能性はあると思います。
      • 家庭環境が悪かったのは、2室に減衰する土星があり、12室の火星と星座交換しているというのもあるのかなと思います。
        ただ、2室にヴァルゴッタマの木星が同居しているので、そこらへんはよく分からないです。^^;
        7歳のときから土星期なので、カルマが噴出したのかもしれません。
        • ラグナがサルパドレッカーナに在住しているということを背景として、

          2室の減衰する土星、2室と12室の星座交換などが機能したと考えられます。

          ラグナのサルパドレッカーナと2室の傷の両方が、カルマについての手がかりを提供していると思います。

          サルパドレッカーナをテーマとして扱うと、非常に分かりやすい概念なのか反響が大きいですが、

          これはムリチュバーギャとか、ガンダーンタとか、そうした概念でも同じですが、この配置に固執して、過度に気にする方も多いですが、

          この配置だけで、何かをドグマ的に(教条的に)言える訳ではなく、チャートはトータルで見る必要があります。

          私の理論でもラグナや月がサルパドレッカーナに在住している人は、被害者側としてサルパドレッカーナを経験する可能性について書きましたが、

          実際はチャートの中に被害者側になるような手がかりがいくつもあると思います。

          この辺りは今後も考察して行きたいと考えています。
  • 秀吉先生、

    サルパドレッカーナの話、興味深いですね。

    私も何を隠そう、月が蠍座の7度、アヌラーダにあり、サルパドレッカーナなんですが、私の場合、別の記事でコメントしましたが、月が6室の支配星で減衰しているからか、敵を粉砕するパターンなんですね…

    それと、ケートゥが、これは蠍座の終わりの方なのでサルパドレッカーナではないんですが、蠍座で高揚し、かつ、ケンドラ10室なので、ヨーガカラカなんですね…

    そういったこともあってか、私の場合、たしかに、これは因縁だな、と思える敵や関係性や味方に何度も巡り合ってきたのですが…

    私のアヌラーダの月のせいか、はたまた1室水瓶座のシャシャヨーガの強い土星、7室にアスペクトバックする強い太陽のせいか、複合的な要因があると思いますが、

    私が、周りの人たちを思い通りに動かす…パターンなんですね。

    特に年上の女性たち。

    しかも、私は、何か犯罪を犯しているわけでも、強制したり、依頼したりしたわけでもない、ただ私が生楽持っている人の感情や性質を見抜き、こう言えば、こういう情報を与えれば彼らはこう動く、そういうことを自然にやっていると、結局彼らが私の思い通り動く、墓穴を掘る、パターンなんです。

    私は、よく中国や韓国の時代劇ドラマを見るんですが、ああいったドラマで、王や皇帝の周りの後宮の人たちが、お互いを蹴落とそうと陰謀を巡らしますよね?時には王にさえも仕掛けますよね?
    ああいった感じなんです。

    ヴィムショッタリダシャーが土星期から始まった私は、木星期を今生では経験しないと思うのですが、前世では、ああいったドラマの、王の立場にあったのではないか…そんなことをたまに思ったりするほど、私の巡り合う状況は、そういう、絡み合った関係なんですね…

    高揚するヨーガカラカのケートゥと同座する、ニーチャされた減衰する月が、まさに私の経験とピッタリなんですよね。
    • フィードバックありがとうございます。

      月が6室の支配星である場合、サルパドレッカーナの象意において相手を支配し、加害者側になると理解できます。

      月をラグナとした場合の配置は、敗北することはなくても被害者側にもなり得るということかもしれません。

      加害者も一定の割合では被害者側から反撃を受け、被害者になり、加害者-被害者という形で、共依存関係になっているということはあると思います。

      ケートゥはケンドラの10室で高揚しているというのは強いですが、ケートゥがヨーガカラカになる条件は、ケンドラとトリコーナの支配星の両方と絡むことですから、この場合は、ヨーガカラカと言えないと思いますが、高揚して強いということは言えると思います。

      水瓶座は、ゲームのプレイヤーたちを高い所から俯瞰するような形で、管理、コントロールする術に優れていると思います。

      将棋の駒のように人々の配置を把握できるということです。

      その6室支配で減衰し、敵を粉砕し、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果を発揮する月は、かなり興味深い経験をもたらすことは間違いないですが、それが更にサルパドレッカーナ(逮捕監禁)に在住しているということで、私の理論に従えば、蠍座ラグナの年上の女性たちが、KAさんの術中にはまっていくというです。

      そうした能力というものは、風の星座の人物が、水の星座に対して持つ能力と考えられます。

      中国の三国志で言えば、諸葛孔明が「天下三分の計」を行なったり、赤壁の戦いで、蜀の策士が、曹操の軍の船同士を鉄の鎖でつなぐ(「連環の計」)ことを箴言し、そして、その状態で船同士が相互に逃げられなくした状態で、火を放って、曹操軍の船を壊滅させるといった歴史事件を連想させます。

      風の星座が水の星座に勝つということの象徴であり、曹操の軍船は、まさに水の象徴で、東南の風が吹いている時に火攻めを行って、火が軍船にたちまち燃え広がり、曹操の船団は壊滅しました。ここで風と火が連携して働いて、水を倒したというのが興味深いです。

      水瓶座というのは、そうした策士であり、三国志時代の軍師のようなことをするのが向いています。

      現代で言えば、企業の中で、戦略を練ったりする経営コンサルタントのような存在です。

      月がサルパドレッカーナに在住しているということは、そうした関係性が因縁のように現れて来て、避けられないということです。
  • 秀吉先生、

    追記です。

    攻撃されると毒を持つ…ですが、私はまさにその通りで、若い頃から、何年かかけて粉飾決算の証拠を集めて社長をクビにしたりとか、リアル半沢直樹的なとこがあるんですよね…

    まぁ、ニーチャの月だけでも、高揚するケートゥだけでも、そういう作用はあると思いますが…
  • 秀吉先生、

    流石、博学でいらっしゃいますね…

    中国の故事になぞらえて私も返信しますと、私は、敵をお互い反目させて潰し合う状況にして、一人高みの見物、みたいなのが得意というか、自然にできるのですよね…
    離間計ってことですね。

    具体的に言えば、敵の懐に入って、相手方の情報を其々から聞き出しておいて、状況と段階、フェーズに応じてそれを小出しにすることによって、仲間割れをさせることができますし、また、出さない情報を温存しておくことで、敵を泳がし、その間新たな墓穴を掘らせたり…できるのですよね。

    私はこういうことを、全体を見渡して自然にできるのです。
    最初に敵の懐に入るのも、アヌラーダの性質ですかねぇ…
    敵は、あの時は仲良かったのに!とか思うから、まさか、と思うわけなんですが、こちらは最初からこんなコウモリみたいなお喋り、どうせ裏切ると思って、使っていただけなんです。
    単細胞なコウモリはどうせ最後にらくらくと始末できますから。

    先生の仰る、月をラグナと見た場合、被害者にもなり得る、というのは、最後に勝つ前の、粘着されている部分だと思いますね…

    最後に勝つパターンとは言っても、そこのところでは、私もストレスを受けているわけですから。
    でも、それでも、私は、最後まで過程を見通して、肉を切らせて骨を断つ、ということができるのですよね…

    いつも面白い話題をありがとうございます。
  • 私もサルパ・ドレッカナに複数の惑星が住む方を占断したことがありその方は特異な霊能力を持っていました


    https://www.kamura-ayasuke-jortish-daisuki.com/post/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E5%8A%9B

    極端な例ではありますが上記の記事で題材にした方は蠍座ラグナで土星がラグナのサルパ・ドレッカナに住んでいて
    5室魚座のサルパ・ドレッカナにも太陽が住むため
    ご両親から支配的なほどの束縛を受けていたようです


    ただしこの方のラーシは5室支配の木星が4室水瓶座で良好なラージャ・ヨーガであり
    家庭内は平和な様子で外から見ると「子供を甘やかし気味の親御さん」という印象だったのかも知れません


    上記の記事でも書きましたが私もラーシの土星が蠍座のサルパ・ドレッカナで逆行してしまっています


    現行ダシャーの木星は水瓶座ですから
    私のカルマ的な境遇は本来なら土星期にやってくるはずであっても今すでにそうした予兆が強まっていくとも思っています


    私はナヴァムシャの5室で8室9室支配の土星が高揚し
    サプタムシャのラグナには7室8室支配の土星が住んでアスペクトバックするので
    土星期になると何か危なげな思想団体や新興宗教に引き込まれてしまい
    教育係のような仕事をさせられているだろうと勝手に思い込んで憂鬱になることがあります


    木星期くらいは人生の夏休みのように過ごしたかったですが
    ジョーティッシュを突き詰めるうちに土星期へ向けたウォーミングアップになっていくようです


    サルパ・ドレッカナのアヌラーダに定座した土星ですからそれは強力でしょう
    5室6室の象意が敵対星位の蠍座で逆行しますからとても粘着質な泥沼そのものだろうと今から覚悟をしたためています
    • 興味深い事例ありがとうございます。

      やはり、サルパドレッカーナの束縛というのはよく機能していると思います。


      >上記の記事でも書きましたが私もラーシの土星が蠍座のサルパ・ドレッカナで逆行してしまっています


      5、6室支配の土星が3室でサルパドレッカーナに在住しているということは、前世の因縁から、

      ネットなどのメディアを通じて、何らかの普通でない思想に辿り着く可能性はあります。

      サルパ(蛇)は、ラーフや8室の象意である為、マイナーで、普通でない革新的な思想などを意味するかもしれません。

      あるいは、自分が鑑定したり、教える立場になった場合に生徒やクライアントとの因縁として現れたりする可能性があります。


      私の今回の理論から言えば、蠍座ラグナや蠍座に月が在住するような生徒をサルパドレッカーナの加害者側として支配し、操るということかもしれません。

      従って、土星期は、自分の独自のジョーティッシュ理論を駆使したカルト宗教の教祖のようにならないように気を付けて下さい。

      但し、ナヴァムシャで9室支配で5室で高揚しているということは、本質的な魂のレベルでは、健全な師弟関係を築いたり、8室の支配星が5室に絡んでくる為、

      マイナーな面が出て来たとしても天秤座の持つ公平で、リベラルな思想、民主主義的で、健全な識別力を持つと思います。

      土星期でなくてもそれは常に人生において起こると思います。

      何か思い当たる節があれば、またフィードバックをお願いします。
    • 因みにもう少し述べると、5、6室支配の土星が3室(メディア)に在住している配置というのは、

      ネットなどのメディアから知識を収集することを意味しているかもしれません。

      ネットは出所の分からない情報に溢れていて、しばしば間違った情報も多いです。

      そうした情報を無差別に取り入れると偏った思想、考え方に染まってしまうかもしれません。

      これはジョーティッシュの知識に関しても言えます。

      サルパの罠にはまって知識が偏った思想に陥ってしまう危険があります。

      但し、ナヴァムシャでは9室支配の土星が5室で高揚しているということは本質的には法則を正しく学ぶことを意味していると思います。

      因みに8、9室支配で天秤座で高揚する土星は、私のことも含まれるのでないかと手前みそですが、思いました。

      私は、ナヴァムシャで、天秤座にラグナ、月、太陽が惑星集中している為、その土星が表示体となっているからです。

      あるいは、天秤座ラグナであるシュリK.N.ラオを意味するかもしれません。

      私が提供しているジョーティッシュに関する知識の大部分は、K.N.ラオの文献から来ている為、9室支配の土星が5室天秤座というのは納得できます。

      然し、9室の支配星は8室の支配星でもある為、若干、独自思想の影響を受ける面も出て来ます。

      蠍座のサルパドレッカーナは、蠍座が霊感、霊能力なども意味する為、質が低い霊能力のようなものにはあまり近づかない方がいいのかもしれません。

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