
『秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録 UFO交信ノートを初公開』(秋山眞人著 聞き手・編集 布施泰和)という非常に興味深い本を読んで、その中に書いてある秋山氏の経歴情報から、秋山氏の出生図のラグナを割り出した。

秋山氏の人生自体が非常にユニークであり、UFOや宇宙人に縁を持つ為の要素というのが限られている為、ラグナは直ぐに特定することが出来た。

ラグナは少なくとも水瓶座ラグナであることは間違いないと思われる。
今回は、秋山氏の出生図のラグナをシャタビシャーの第1パダに設定し、ナヴァムシャのラグナを射手座に設定した所、結婚や就職、出版の仕事における成功などが全て説明でき、またダシャムシャで仕事上のブレークが説明出来る為、おそらくこれで間違いないと考えている。
『秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録 UFO交信ノートを初公開』(秋山眞人著 聞き手・編集 布施泰和)によれば、秋山氏が、主にUFOに乗船したり、スペース・ピープルと濃密に関わったのは、マハダシャー土星期の間である。
その時、静岡在住で、静岡県の田舎で、UFOに何度も目撃し、スペース・ピープルの教育プログラムで導かれながら、UFOに200回以上乗船したようである。
これがマハダシャー土星期に起こったということには注目すべきである。
水瓶座ラグナにとって、土星はラグナと12室を同時に支配しているが、12室は辺境の地や海外を表わすが、形而上の世界、隠れた見えない世界を表わすハウスである。
スペース・ピープルの葉巻型の母船に乗船し、太陽系外の惑星に行ったというのは、まさに海外に行くのと同じ12室の象意である。
そして、そのスペース・ピープルの母星は、地球とは時間軸が異なる世界である。
水瓶座ラグナというのは、ラグナの支配星が同時に12室を支配することから、このような形而上の世界に精通するパーソナリティーなのだと言える。
そして、水瓶座ラグナの中でもシャタビシャーというのは、精神世界の住人と呼ばれ、無駄なおしゃべりは好まず、議論になると誰にも負けないと言われる知的なナクシャトラである。
ラグナが同時に12室を支配する水瓶座を最も体現できるのが、シャタビシャーではないかと思われる。

水瓶座ラグナは、アイデンティティーが12室の象意に結びつく為、宗教、哲学、神秘主義、運命学、霊界、外惑星の世界、形而上の世界など、通常の人が経験出来ない隠された世界に精通するアイデンティティであり、しかも魚座の宗教家とは違って、科学的で論理的な立場から、これらに関わっていく為、宗教家にはならない。
UFOコンタクティーは、魚座の宗教家とは異なったタイプのスピリチャル・リーダーなのである。
然し、秋山氏の場合、魚座に月が在住し、蠍座に太陽が在住し、ナヴァムシャでは蟹座に月と木星が在住している。
従って、水の星座も強くなっており、それで、竜神が見えたり、幽霊をみたり、宗教家が経験するような神秘体験、心霊体験も豊富である。
土星期の話にさかのぼるが、土星はラグナから見て12室を支配し、そして月からも12室を支配している。
それで、マハダシャー土星期にスペース・ピープルの母船に乗って、太陽系外の惑星に行くことが出来たのである。
このことは注目すべきである。
宗教家や秘教やスピリチャルの世界で経験を積むとは、12室の象意であるため、現実社会での成功は全くないのである。
秋山氏は、今ではテレビに何度も出演し、様々な企業のコンサルタントを務める成功者であるが、UFOに200回も乗船するような沢山の経験を積み上げたのは、静岡という田舎に住んで、郵便局員として地味に仕事をしていた頃である。
この頃にスペース・ピープルからの教育プログラムで多くの指導を受けるという精神的な観点から贅沢な時間を過ごした。
東京に出て来てから、UFOに乗ったのは4回ぐらいしかないと本人が書いている為、やはり、12室というのは、宗教的体験、神秘体験の宝庫なのである。
そして、このような世界で豊かな経験を積むとは、現実世界での成功とは無縁なのである。
むしろ、現実世界での成功を失った時に初めて与えられるのが宗教的経験(悟り)と言えるかもしれない。
つまり、12室は解脱のハウスであるが、その解脱のハウスを失う(12室目)のが、11室(成功)である。
現実世界で成功しているうちは、このような形而上の世界の真実には気づくことが出来ないと言えるかもしれない。
完全に出来ないとは言えないが、少なくとも成功というものは、霊的な達成、解脱の妨げになると言えるのである。
国家社会主義的な理想社会とは、ユートピアなのか?
秋山氏は水星系スペース・ピープルの母船に乗って、太陽系外にある秋山氏の故郷の惑星に行って2日間滞在した経験を綴っている。
そこは創造性が評価される国家社会主義的な社会で、平和で静かで、闘争本能などが進化の過程で、抜け落ちたような社会であったという。
それで2日目に秋山氏は、刺激が少なすぎて地球に帰りたくてたまらなくなったと書いている。
(略) 彼らが住む星は、それはもう理想郷が実現したような世界でした。まるで夢のような天上の世界です。 それで私は、スペース・ピープルに改めて質問してみたのです。「なぜ私をこの惑星に連れてきたのですか」と。 するとスペース・ピープルは「この惑星も以前は地球と同じ段階の時代があった。そして理想的に進化したケースなのだ」とだけ答えました。 さらに私が「地球の未来もうまくいけば、このようになる可能性はありますか?」と聞いたら、「それはある」と答えたのです。 それを聞いてとてもうれしかったのを覚えています。それほどその惑星での体験は夢のような時間であったのです。 ところが、二日目の後半くらいから私に異変が起こります。その惑星にいるのが無性に嫌になったのです。のんびりしすぎて、シンプルすぎるからです。 というのも、私は根っからの地球人で、人とワイワイやるのが好きな性格なのです。 ところが、その惑星の人たちは、みなおっとりしていて、バカ騒ぎなどやりません。 地球の雰囲気が荒い滝の流れだとすると、この惑星の雰囲気はちょろちょろ流れる小川のような感じなのです。 三日目の朝から帰りたくて、帰りたくてしょうがなくなりました。 地球の街を車がブーッと通る音が無性に恋しくなって、「戻りたい!」と彼らに言ったのです。 そのとき意外な返答がありました。 スペース・ピープルはニコリと笑って「そうでしょう」と言うのです。 「あなたが生きていかなければならないのは、あの青い星・地球だよ。あの大地の上で、あなたは語り、生き、そして輝いていかなければならないのだよ」 そのとき、彼らの惑星を訪れた本当の理由がよくわかりました。それまでの私は、スペース・ピープルの世界への憧れを抱いていました。 最初にスペース・ピープルに呼びかけたのも、地球が嫌になったからです。 いじめられて、そういう寂しさから呼びかけました。スペース・ピープルに助けてもらいたかったのです。そういう根本的なところにある依存症みたいなものを、 その別の惑星の上で彼らはすべて取り去ってくれたのです。 彼らはこうも言いました。。 「あなたは地球で楽しく生きなくてはなりません。そして、あなたはとても重要な存在なのです。一人でできることには限りがあるなどとは考えないことです。 あなたからは、子孫が、そして影響を受けた若者がドンドン広がっていくではありませんか。 千年もしたら、あなたの仲間は何千人、何万人にもなっていることでしょう。 その人たちは、みんながあなたの影響を受けることになるのです。あなた一人から始まるものが、時間の経過とともに莫大なものになるのです」 こうして私は、再び、地球に戻ってきました。 ところが、驚いたことに、私は丸二日他の惑星に滞在したというのに、地球では二時間ほどしか経過していなかったのです。まるで逆・浦島太郎状態です。 もしかしたら実際に行ったのではなく、シュミレーション的に体験させられたのかとも思ったので、スペース・ピープルに聞くと、彼らは実体験であると太鼓判を押してくれました。 実際にこのような宇宙旅行をすると、時間の進み具合にずれが生じるようです。 (『秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録 UFO交信ノートを初公開』P.131~133より引用抜粋) |
このような平和で静かすぎる社会は刺激が少な過ぎて、秋山氏には退屈に感じられたようである。
おそらく地球に住む我々全てが、現時点で、このような理想社会にやってきたら同じように感じると思われる。
私は以前、『ヒトラーの予言 - 水瓶座時代の悪夢のシナリオ -』において、全ての人間が物のインターネット(IOT)に接続されて、衣食住など必要物が完全に満たされる社会で、主体性を失って、物のように機械生物の群れのようになってしまう人間の未来というものについて考察した。
リベラル左翼や、グローバリゼーションを推し進める金融資本家の最終的な目標は、14万人の官僚で管理する世界統一政府であるが、そうした社会が完成した時、もはや国家が国益の為に争い合う戦争というものが過去のものになり、監視や管理が行き届いて平和が維持され、犯罪も未然に防がれるが、そのような社会は、少し静かすぎて退屈になる可能性も秘めている。
このような社会では、戦争もデモ活動もなく、独裁者が台頭することもなければ、イデオロギー闘争もなく、国家間の闘争で、スパイが暗躍することもない。
つまり、地球も、もうこの秋山氏が訪れた桃源郷のような惑星に向かって歩んでいるのである。
フランシス・フクヤマの言った”歴史の終わり”の後、地球人類の進むべき方向性は、この秋山氏が訪れた桃源郷のような惑星である。
青春時代の地球
今現在の地球には、ヘーゲルの弁証法で言う所のテーゼ(正)とアンチテーゼ(反)が葛藤し合っており、地球は今、青春時代の真っ只中なのである。
青春時代というものは、ただ若いということが良いだけで、人生の中では、矛盾だらけで、苦しみが多い時期であると言えるが、後で振り返ってみれば、青春時代特有の輝かしさというものを持っている。
多くの小説家が、青春時代というものをそのように描くのである。
秋山氏が地球に帰りたいといったのは、その青春の中に身を置きたいということである。
我々も同じく地球の中で、この青春時代の中に身を置く特権を得ていると言えるのである。
その他
因みに秋山氏がスペース・ピープルと共に訪れた惑星は、秋山氏が昔、住んでいた故郷の惑星であるという。
秋山氏がスペース・ピープルに遭遇し、彼らからの教育を受けるなどしたのは、スペース・ピープルとの古い約束に基づくものであると書いてある。
秋山氏は、そうしたスペース・ピープルとの古い約束に基づいて、地球に輪廻転生し、地球で啓蒙活動をする使命を果たしているように思われる。
トランス・ヒマラヤ密教や、神智学関連の情報によれば、地球の進化から出て来た魂は、覚者に到達するまでは、地球以外の惑星には輪廻転生出来ない。
従って、そのような情報から考えると、秋山氏は、地球で何らかの使命を果たす為に地球に転生したアバターではないかと考えられる。
現在、天王星が牡羊座の11°23’付近で逆行しており、私のラグナの度数が牡羊座の22°30’である為、かなり天王星がラグナの度数に近づいて来ている。
最近、私は、秋山氏のこれらの著作を手に取って、以前よりも更に詳しくなっているこれらの情報に関心を抱いたが、こうした天王星のトランジットの状況も関係しているかもしれない。
ラグナに天王星がトランジットすることによって、UFO、スペース・ピープルを意識しているという状況があるかもしれない。
天王星が牡羊座を通過していた1930年代にムッソリーニやヒトラーなどの国家社会主義者が台頭したが、ヒトラーもUFOには多大な関心を抱いていた。
従って、今、牡羊座の天王星という形式で、UFOに対する関心がもたれる可能性がある。
コメント
コメント一覧 (5件)
>これがマハダシャー土星期に起こったということには注目すべきである。
水瓶座ラグナにとって、土星はラグナと12室を同時に支配しているが、12室は辺境の地や海外を表わすが、形而上の世界、隠れた見えない世界を表わすハウスである。
これを読んで、私自身も最近は思い出すことがなくなっていたことを思い出したのですが、
私は水瓶座ラグナでシャタビシャーに太陽、水星、土星が有り、
確かに土星期には、あの世と通じるような経験をよくしました。
秋山眞人さんと同じく、UFOを見たことも何度も有り、そのうちの一度は、話しても信じてもらえないような内容なので、ほとんど誰にも話していませんでしたが、
小学4年頃だったと思います。
当時うちで飼っていた秋田犬の散歩に夕方出かけた時に、何かが気になってふと上空を見ると、大きなUFOの一部を見たのです。
一部と言うのは、私が見ていた斜め前方の空にその円形の一部の弧が見えていたからです。
つまり、全体を見れない程、視界を覆うような大きさだってたのですね。
そして、私は、子供ながらに、他の人たちに見えているかどうか、目線を下に落として、夕方の家の前の通りを行き交う人たちを見たのですが、誰も気付いていませんでした。
そして、もう一度、目を上空に向けると、UFOはまだそこに有りました。
そして、もう一度目線を人々に落とし、もう一度上空を見た時、その時にはもう消えていました。
他にも私は、誰もいない部屋で背中をドンと押されたり(これは、大人になってからも有る。その時は既にマハーダシャー水星期の筈ですが…)、子供の頃は不思議な経験を色々としたのです。
先生のこの秋山眞人の記事を読んで思い出しました。
秋山眞人その一で書かれていましたが、次元の違う未来の他の惑星に、古代地球文明が存続している…
もちろん私はそれを証明できませんが、直感的にそれは正しいのではないかと思います。
私たちが、それを近くできないのは、違う次元のことであるからで、それは、私が見たUFOが突然消えたのと同じように、超越文明には、次元を超える科学が存在するのだと思っています。
簡単に言えば、相転移ということ…つまり、水が水蒸気になるように、波動、波長の周波を自由自在に変えることで、相を変え、今までいた相からは消え、違う相に移行して存在する、そういうことができるのだと私は思っています。
私が生きている間に、地球の人類かそのレベルに達するとは思えませんが…
(そもそもの話として、私は個人的に、現地球人類には、存続する価値が無いと思っていますし… そこが違えば…例えば、先生の場合、あくまで、現地球人類が繁栄し続けることに価値を見出されてますよね?違ってたらすいません。また、イーロン・マスクなどもそうだと思います。そこの大前提から違うと、話し合いはできないのですよね…)
ちょっと話がずれましたが、記事を読んで思い出したので、書かせて頂きました。
UFOは他の太陽系、また太陽系外からも来ているかもしれないですが、
別の惑星の住人の人々である為、国際交流を表す水瓶座の象意がないと出会えないのだと思います。
水瓶座に太陽、水星、土星が在住しているので、UFOと出会える縁があると思います。
UFOを見た時に通りを行き交う人たちが誰も気付いていなかったのは、そもそもKAさんにしか見えていなかったのかもしれません。
UFOの乗組員は、特定の誰かにだけ、その姿を見せるといったことが出来るようです。
因みに私は、水瓶座に惑星がなく、また蟹座に月、太陽があるせいか、水瓶座が8室になり、UFOとまだ一度も出会ったことがないです。
おそらく、水瓶座が月、太陽から8室に位置しているので、完全に無視されており、8室の神から無視された孤独なヨガ行者の修行上の挫折の象意が出ているかもしれません。
私は、この地球の人類は、自分も含めて、存続する価値があると思っていますから、より良い未来というものを志向し、それを想像し、どのようにすればより善くなるのかは考えています。
より精神的、物質的により良い状態になることを志向しておらず、全てを諦めているとしたら、その状態は、ニヒリズムではないかと思います。
存続する価値がないということは、自分も含めてということですか?
それは悟りとか無執着とはまた違う状態ではないかと思いますが、どうですか?
どのような感覚なのか、もし説明できるようであれば、お願いします。
私は、本当に水瓶座的で申し訳ないのですが(苦笑)… 自分自身については、存続する価値が無いとは思っていません。
私は、自分を何者か等と、評価するだけの知恵は、宇宙のレベルから見て、持ち合わせていないし、そこの評価、結論を出すべきではないと考えています。
(なので、現地球人類が存続する価値が無いというのも、私個人の考えであって、最終的には、宇宙が決めるべきことだと言う保留付です。
ついでに書きますが、私は、双子座と、水瓶座が、いわゆる聖書に書かれている、悪魔、ルシファーを最も体現する人たちだと思っています。双子座は、他者を出し抜きその知恵を誇り、水瓶座は、全てを管理し思い通りにして自由意志を認めないという、この2つの悪魔の要素を最も持っている、傲慢な、人たちだと思うからです。(ゆえに私自身にも、その知的傲慢さに対するカルマとして、この地球に生まれてきたのだと思っています))
本題に戻りますが、私が、現地球人類に存続する価値が無いと思うのは、その愚かさが際立ち、日々辟易するからです。
基本的に現地球人類、ホモサピエンスというのは、伝聞共有によって、結束し、栄えてきた人たちです。
しかし、現状は、その悪い面が強調され、風評やデマで人々を操り、また操られ扇動されるという、まったく、どうしてここまで愚かなのだろう、なぜ、この人たちは、まっさらなところから、自分の頭で考えることができず、ひたすら他人の盛んに言うところを鵜呑みにするのだろうと、本当に、日々触れ合っていて、辟易するのですよ。
今の現地球人類と触れ合うぐらいなら、独りで本でも読んでた方がマシだと、心から思うのてすよね…
まぁ、そんなところです。
>基本的に現地球人類、ホモサピエンスというのは、伝聞共有によって、結束し、栄えてきた人たちです。
>しかし、現状は、その悪い面が強調され、風評やデマで人々を操り、また操られ扇動されるという、まったく、どうしてここまで愚かなのだろう、なぜ、この人たちは、まっ>さらなところから、自分の頭で考えることができず、ひたすら他人の盛んに言うところを鵜呑みにするのだろうと、本当に、日々触れ合っていて、辟易するのですよ。
分かりました。
つまり、陰謀論に振り回される人、ポピュリズム、感情のままに行動する大衆など、主に大衆の無知や愚かさに対する怒りでしょうか。
秘教によれば、ゾーディアック(黄道12星座)というのは、進化の過程も意味しており、蟹座が象徴する大衆はまだ進化の初期の段階なのだと思います。
視野が狭く自分のことしか考えておらず、自己中心的な所があり、感情に流されやすい存在です。
水瓶座というのは、かなり理性的な存在にまで進化しており、視野が広く、非個人性を獲得しています。
感情には振り回されないエリートです。
そういう支配者階級(エリート)から見ると、蟹座が象徴する大衆は馬鹿に見え、存在する価値がないと思えて来るのかもしれません。
K.N.ラオが、11室は、解脱に至る最後の誘惑のハウスと書いていますが、水瓶座にも当てはまると思います。
水瓶座(11室)は知的に進化し、それ故に物質的な世界を支配して、この世の繁栄を謳歌する存在ですが、まだ解脱していないので、慈悲心が無いとも言えます。
例えば、水瓶座(11室)を象徴するのは、ダボス会議などに集まってくる世界の最富裕層の人々ではないかと思います。
彼らが富の再分配に応じないのも大衆があまりにもレベルが低いので、応じる価値がないと考えている所もあります。
しかし、そうした状況の中からボピュリズムを背景に台頭してくる独裁者もいて、そういう存在は、エリートたちの天敵になります。
トランプやプーチンがそうした存在かもしれません。
西側エリートとしては、何としてもトランプやプーチンを打倒したいということだと思います。
双子座あるいは水瓶座的なものを悪魔、ルシファーとしたのは、キリスト教カトリックであり、高利貸しや教会が利子を取ることを禁止したことにも表れています。
例えば、同性愛といったものは、性別が中性の惑星である土星(水瓶座)や水星(双子座)が生み出すもので、キリスト教が同性愛禁止なのも水瓶座、双子座的なものに反対しているということだと思います。
中世の魔女狩り、異端審問によって、迫害されたのも双子座あるいは水瓶座的な特質を持つ人に対してではないかと思います。
こうした傾向のある人に「魔女」のレッテルを貼って、拷問しました。
こうした行為自体が、アーリマン(サタン)の顕現かもしれません。
中世におけるテンプル騎士団の第23代総長ジャック・ド・モレーが、異端の罪で有罪判決を受けて、火刑に処された事件もそうで、教皇クレメンス5世と結びついたフランス国王フィリップ4世が、テンプル騎士団員を逮捕し、騎士団員は、異端、魔術、同性愛、偶像崇拝などの容疑をかけられ、拷問を受けて自白を強いられたと言います。
テンプル騎士団が、中世において、銀行ネットワーク(水瓶座)の走りのような金融業務(預金と貸付、手形制度)を行なっていたことを考えると、魚座(キリスト教)が、双子座や水瓶座的なものをつぶした行為ではないかと思います。
ですから、キリスト教における悪魔、ルシファーの概念は、かなり偏ったものである可能性が高いです。
ルドルフ・シュタイナーによれば、アーリマン(サタン)とルシファーは別の存在で区別しなければならないそうです。
ルシファーは、理性、合理性を意味し、近代科学を推進します。科学の力で、自然を改変していきます。
それ自体は、行き過ぎなければ、悪くはないと思います。
一方で、アーリマン(サタン)というのは欲望や強欲、自己中心性などを生み出している原理で、物質性とも言い換えることが出来ると思います。
このアーリマン(サタン)とルシファーが協働した場合にヒトラーのナチスとして顕現したように他国への侵略を近代科学によって開発された兵器(ロケット、戦車、戦闘機)によって行なうようなことになります。
ルシファーは、「光をもたらす者」であり、理性や合理性により、科学を推進し、人間に利便性をもたらしたり、文明を発展させる存在であって、それが正しい力と協働すれば、良い未来を作り出します。
ダボス会議に集まっているような世界の最富裕層の人々も完全な悪魔(アーリマン、サタン)ではないのであって、彼らも多少の良心の呵責などを感じる存在です。
歴史的に見ると、アーリマン(サタン)の欲望の原理が右翼的に現れた事例が、ヒトラーのナチスやムッソリーニに現れたような民族主義による侵略戦争であり、また左翼的に現れた事例が、強欲資本主義による労働者の搾取や貧富の格差の拡大なのだと思います。
つまり、アーリマン(サタン)の原理とは、特定の星座によって現れるのではなく、あらゆる星座を通して、現れてきます。
それが、蟹座(蠍座、魚座)で現れるのが民族主義による侵略戦争で、水瓶座(双子座、天秤座)で現れるのが、強欲資本主義による労働者の搾取と株式市場の拡大、それによる貧富の格差の拡大なのだと思います。
しかし、どちらかというと、第二次世界大戦の絶滅戦争などを見ると、その最も酷いアーリマン(サタン)の現れ方は、右翼的な形を通してでした。
やはり、右翼の方は、ゾーディアック的に進化の段階が低い、大衆を象徴する蟹座だからです。
しかし、今後、アーリマン(サタン)が、水瓶座や双子座を通して、より強力に顕現すると、管理統制された監視社会など、ディストピアを生み出すと思います。
ということで、蟹座の方が、進化しておらず、蟹座は、大衆を象徴している為、「風評やデマで人々を操り、また操られ扇動される」といったこともそうですが、大衆の行動は、自己中心的で、感情的で、反理性的であり、またそうした右翼的な人々から権限を委託されて台頭してくる独裁者も同じということです。
これらの存在に価値がないように思うのは、やはり、より進化した存在ではないからだと思います。
従って、これらの大衆の意識レベルを引き上げて、啓蒙することも重要な仕事になってきます。
ダボス会議に集まってくる最富裕層の人々を批判するだけではどうにもならないということです。
秘教によれば、アトランティス時代に人類が今と比較にならないほどの貧富の格差が生じ、制御できないほど、強力な兵器で、愚かに戦争を始めた時、知恵のマスター方が文明を一旦、終わらせてリセットさせたという歴史があると言います。
文明が失われた荒野の状態にリセットされて、人類は、1からやり直しました。
それを「大洪水」と言います。
映画「マトリックス」にも人類が何度も文明をリセットさせて、やり直しているといったテーマが語られました。
おそらく、今も人類は試されていて、もし失敗すれば、文明は核戦争でも起こして、また一旦、終わらせられ、リセットした状態から、1からやり直さなければなりません。
因みに秘教によれば、地球は太陽系の中では、第3ラウンドという段階にあって、非神聖な惑星に分類され、神聖な惑星にアップデートする瀬戸際にいると言います。
これはこのことは名前は忘れましたが、ヒンドゥー教の古典にも記されています。
私たちは「風評やデマで人々を操り、また操られ扇動される人々」に幻滅したとしても、地球における輪廻転生のサイクルからは逃れられないのであって、何とか、地球において、このレベルをクリアするしかないのだとは思います。
貴重な知見をありがとうございました。
>蟹座が象徴する大衆はまだ進化の初期の段階なのだと思います。
視野が狭く自分のことしか考えておらず、自己中心的な所があり、感情に流されやすい存在です。
非常に私的なここ数年の体験も影響しているのですが、私は、私が全く興味関心を覚えない、蟹座の老婆にストーカーされ、デマを流され、粘着されて、私はそれをわざと泳がし、規模を拡大させ、墓穴を散々掘らせた後、撃退したのですが…(虚言や虚偽というのは、権力者でもない限り、その整合性を保つことは、範囲が拡大すればする程、無理なのです。どのような閉鎖環境も、開放することによって正規化されるのですから)、
その個人的な経験はともかく、蟹座の、自己中心的、主観的(というより、彼らには、客観というものが、完全に欠如しているように見えます…なぜ、エビデンスも、事実の証明もなく、ただの直感や思い込みで、虚構の論理展開をして、平気でいられるのか、本当に不思議です。しかも、彼らがやっていることは、自分の思い込みが正しいと証明するために、わざわざ好んで状況を作り出し、再現しようとするのですから、それは、恣意的な操作にしか見えないのですよね… ま、水瓶座の私からしてみたら、最初から最後まで、無駄なこと、反応しなくていいことに無駄に反応し、見当違いの直感を働かせ、自らそれを信じ、またさらにそれを確かめようとする、まったくもって意味のない時間の使い方しかしておらず、こちらは一切相手にしていない、したくないにもかかわらず、関わろう関わろうとしてくる、迷惑な存在だったのですよね…)な性質には、ほとほと辟易したのですね。
卑近な喩えをすれば、まったく関心興味のない女に惚れられて、しつこく粘着され、しかも、あの手この手で、意地の悪いことを仕掛けられた、という感じでしょうか…
そんなことも通して、私は、周囲の人々の、愚かさも目にしたのですよね…
そんな人たちにも、寛容な態度で接し(こちらが関心のないレベルの低い人たちにも、関心を示すフリでもすれば良かったのでしょうかね?)、幸せを願う程、私は暇でもないし、そんな意味の無いことに一切時間を使いたくない、と、まだ進化途中の不寛容な愛の足りない私は思うのですよねぇ…