私の友人で有名な外資系や国内大手のIT企業を渡り歩いている人がいるんですが、先日面白い話を聞きました。
それは友人は今までIT系のエリートが集まるような、例えば、K大とかW大とかいうところを卒業していて、結構、キャリアも積み上げているような人々がいるような会社を転々としてきたらしいのですが、それらの会社には、何故か、1973年生まれの人だけがいないそうです。
1971年生まれも
1972年生まれも
1974年生まれも
1975年生まれも
1976年生まれも
いるのに、何故か、1973年生まれの人だけが、それらの大手企業にはいないそうです。
他の例えば1975年生まれとかは8人もいたりするのに1973年生まれは一人もいないそうです。
1973年生まれだけポッカリと穴が空いてるようです。
それはやはり木星が減衰しているからです。
1973年前後の生まれの人達が優秀だというのは理解できます。
例えば、
1971年生まれだと木星が蠍座で魚座自室にアスペクトバックします。
1972年生まれは木星がムーラトリコーナで強い配置です。
1974年生まれは木星が水瓶座でIT業界でやっていくのに必要なスキルがありそうです。
1975年生まれは木星が魚座自室にいます。
1976年生まれは牡羊座で木星が射手座にアスペクトバックします。
このように1973年生まれの前後の生まれ年は木星がそれなりに強い配置ですが、1973年は木星が減衰していて弱いのです。
例えば友人に言わせると、1973年生まれの人達は皆、定職についていない人が多く、ニートとか、フリーターみたいな人が多く、また女性だと主婦とか、あまりパッとしないさえない人が多いとのことです。
実はニートの全体の数に占める割合が最も高いのが1973年生まれかもしれません。1973年生まれはバブルが弾けて就職難の渦中に社会人となった人々です。ほとんどまともな定職についていない人が多いのです。然し、1973年生まれはベビーブーマーで最も人数は多いのです。
一番、人数が多い人たちが、最もカルマを解消して進化している人達であるはずがないので、おそらく業の深い不道徳な人たちが集まって集団で生まれてきたというのが、私たち1973年生まれなのかもしれません。
例えばMixiの1973年生まれの人の掲示版を見たりすると昼間はコンビニでバイトして、夜はホステスをして、男性にお金を貢いで借金を背負って苦労しているとか、色々、不幸な体験談が多いそうです。
あと皆、定職についてなかったり、フリーターみたいなことしてたり、まともな仕事についていない人が多いようです。
確かに木星が減衰したら一般に不幸になると言えます。
然し、まれに例外がいます。
例えば、イチローは3室で木星が減衰しており、3室で木星が減衰すると特別な法則により、ラージャヨーガ的に働きます。
あるいはサイバーエージェントの藤田晋も木星が減衰しています。
彼は出生時間が分かりませんが、3室や6室での減衰など特別な法則が働いている可能性があります。
有名人で木星が減衰している人は何人かいますが、皆、あまり幸せそうな顔をしていない点は、共通しています。
特別な法則やニーチャバンガが働く時、減衰していても逆にその逆境をばねにして、躍進できる人もいるかもしれませんが、然し、一般的に言って、木星が減衰していたら、何らかの問題が生じます。
それで、私も1973年生まれなんですが、1973年生まれというのは一つ上の学年が、1972年で木星が射手座ムーラトリコーナに在住しています。
それで非常に落差が激しいのがこの1972年と1973年の違いです。1学年で木星がムーラトリコーナの位置から、減衰する位置に木星が移動しているのです。
これは例えば金星が乙女座で減衰するのが次の天秤座だとムーラトリコーナになるというのと似ていますが、1学年の違いがこれほどくっきりと表れるのは射手座木星から山羊座木星への移行しか例がありません。
例えば、私は高校時代、ラグビー部に所属していましたが、私の高校は一応、進学校で、それなりに優秀な人達が集まってくる学校でした。
それに加えて、私の高校はラグビーが盛んな学校だったので、私の一つ上の1972年生まれの人たちの中にはラグビーがしたくて、わざわざ学区外から越境入学してくるような意識の高い人たちもいました。総じて、やる気のある野心的な人たちが多かったと思います。
やはり射手座の木星は高い目標を抱き、向上心が強いのであり、今にして思えばその象意はよく分かります。
それで、私の学年はどうかというと、1972年生まれの人たちがいなくなると、ほとんど、チームを維持するのがやっとのポンコツチームでした。明らかに前年度のメンバーとは見劣りするのです。
それで1972年の人たちが勝ち取った県大会のシード権を、翌年、私たちのポンコツチームがあっさりと負けて失いました。
それで私の木星は逆行しているのですが、面白い点に気づきました。
それは、私は1972年の人たちのチームにもレギュラーとして参加していたのです。ラグビーは15人とメンバーが大勢必要なため、1972年生まれのメンバーだけでは足らず、一学年下の1973年のメンバーからも3~4人ほど加えていたのです。
それで何故、木星が減衰する私が1972年の学年の人たちのチームに所属できたのかを考えると、それはおそらく私の木星が逆行して、射手座に在住しているかのような配置となっているからなのです
。
逆行する惑星は一つ前のハウスからアスペクトするので、ある種、私の減衰する木星は、射手座に在住しているかのような働きをしているのです。おそらくそれしか考えられないのです。
中学の時にはサッカーをしていましたが、やはり、そこでも1学年上の人たちのチームに参加していたのですが、やはり、おそらく同じような理由なのです。
それで私は減衰の山羊座とムーラトリコーナの射手座の両方に足を突っ込んでいるかのように両方体験できたのです。
1972年のメンバーのチームにも参加して、勝利とか躍進を経験して、翌年1973年のポンコツチームにも参加して、成績が伸び悩んだりしているのです。
そう考えると、私の木星は減衰しているにも関わらず、非常にトリッキーな働きをしているのかもしれません。
これは友人が1973年生まれの人がいかに恵まれておらず、野心がなく、やる気がないかという話を聞いていて、減衰の木星について、いろいろ考えていた時に思いついたことです。
コメント
コメント一覧 (11件)
ブログ面白かったです。
また、読みに来ますね!
1973の何日から何日が減衰なのでしょうか?
その間に生まれた方は木星が山羊座で減衰しています。
そうですね。イチロー選手のチャートでは、3室で木星が減衰しており、「減衰惑星のラージャ・ヨーガ」となっていると聞きました。減衰惑星のラージャ・ヨーガの条件は、「3,6,8室の支配惑星が減衰している」または「3、6,8室の在住惑星が減衰している」です。しかも、イチロー選手の場合、6室・牡羊座に火星が在住しています。彼の闘争心と「あらゆる障害と問題を乗り越えよう」という向上心はこの火星の影響によるものでしょうね。
あのピコ太郎も1973年生まれです。彼のチャートでは、8室で木星が減衰しており、「減衰惑星のラージャ・ヨーガ」の条件を満たしています。「彼の世界的な大ブレイクは木星期に起こった」と秀吉さんは解説していました。
最近では、『君の名は』で有名になったアニメーション監督の新海誠さんも1973年生まれです。
彼のチャートも調べてみるとよいかもしれません。
このように1973年生まれで木星が減衰していても、活躍されている方は多いです。
★
私も1973年生まれです。8室・山羊座で木星が減衰しています。幸運なことに私の場合「減衰惑星のラージャ・ヨーガ」の条件を満たしています! 2023年から始まる木星期が今から楽しみです! いま地道な努力を着々と進めています!
全く奇想天外な形でのブレイクがやって来るかもしれません。その時にはまたフォードバックをお願いします。
はい。何か面白いことが起これば、お伝えします!
秀吉さんの動画や清水俊介さんの動画でナクシャトラ(月の宿)やダシャーシステムについて勉強しました!とても興味深く面白いですよね。
言い忘れましたが、インドの聖者サイババのチャートでも、3室・山羊座で木星が減衰していましたね。
あの後九州の仕事の話は結局ダメになり、郷里の神奈川で探す方向で仕切り直しているところです。
今回も随分と古い記事へのコメントなのですが…ロスジェネ第一世代の話ですね。私は1971年生まれで、気が合って仲良くなる人には二つ下の1973年生まれが多いです。でも、うだつが上がらない人はおらず、むしろ自分の方がうだつが上がらないです。確かに1971年生まれは蠍座木星ですが、私は天秤座ラグナで、2室の蠍座に木星含む惑星集中があり、8室の土星から傷つけられている上、魚座は空っぽの6室なので、いいことなんてないです。
1973年生まれの友人たちは…そうですね、精神性が高いです。確かに皆、あまり世俗的な成功はしていないかも…8室土星10室ケートゥの私には、気負わずつきあえる人たちです。
ロスジェネもアラフィフですけど、まだまだ頑張らなければなりません。
温泉地の近くで働くというプランは魅力的に見えました。
郷里の神奈川でもチャンスはあるのではないでしょうか。
世俗的な成功はしていないというのはそれらしい感じはありますね。
精神性が高いというのは意外です。
実際には木星の支配と在住など別の要素が関わって来ますので、
木星の減衰だけでそれが言えるかどうかは分かりません。
正確には個々の方のチャートを調べる必要が出て来ると思います。
今、気学で見る年運の推移と、インド占星術で見るヴィムショッタリーダシャーが、個人チャート上の種々のヨーガとどう絡むかを検証していました。
不運の星に生まれるということは、負のカルマ解消のために生きる宿命だというのは、インド占星術でも、四柱推命でも、気学でも、共通しています。
現在北海道で住んでいる場所は温泉地で、その直前に住んでいたのも、鹿児島の温泉地でした。
蠍座惑星集中と、5室にぽつんとある火星へ、他惑星からのアスペクトが強いせいかと思います。
ある人から「あなたは三回くらい自殺していてもおかしくないくらいの苦労人」と言われたことがあります(笑)。シャカタ・ヨーガとカーラニディ・ヨーガが足を引っ張りあっていて、殺さない程度に生かされて、六根清浄のため?修行に励まないといけないみたいです。
郷里へ帰って落ち着いたら、秀吉先生の講座を受講したいと思います。それまで「Light on life」を熟読し独学します。
この話、体感ですごくわかります。
この年の生まれの女達って、なんでこんな最低なの?という長年の憤慨と疑問が晴れました。
例えばなにか役立つことを教えてやっても、感謝の言葉もないどころか、それをまるで自分のアイデアのように周りに言いふらす。人としての品位の低さに呆れていました。
が、中には騙されてる人もいたので、私がおかしいのかと思う時もありましたが…木星が効いていないと、こうなるのですね。
こちらの尊い(笑)木星まで汚されてはたまらないので、関わらないのが最善、と思えて良かったです。スッキリしました。