日テレNEWSで、「ハバナ症候群」について特集していた為、興味深く見た。
ハバナ症候群とは、2016年にキューバの首都ハバナで、米外交官が、原因不明の頭痛、めまい、耳鳴りなどの症状を訴えた事件である。
その被害者は、200名にも上っていたが、今では、300人近くの被害者が出ているという。
2016年の大統領選挙で、ドナルド・トランプが大統領に当選している為、トランプは記者会見で、この「ハバナ症候群」について、キューバが「音波攻撃」を行っていると非難している。
アメリカの外交官を襲う「ハバナ症候群」、その原因はマイクロ波? Joshua Zitser Dec. 15, 2020, 10:30 AM BUSINESS INSIDER 2016年、キューバに駐在していたアメリカの外交官が、痛みなどの症状が突然現れたことを報告した。その後、在中国の大使館の外交官にも同様の症状が確認された。 めまいと耳鳴りを引き起こす謎の病気は 「ハバナ症候群」 と呼ばれている。 NBCニュースによると、米国科学アカデミーの研究では4つの可能性が検討された。 アメリカ政府関係者は、何年も前からその根本的な原因を究明しようとしている。今回明らかになった研究によると、科学者たちは「指向性」マイクロ波で説明できると考えている。 今回明らかになった研究によると、世界中の大使館に駐留しているアメリカ外交官が患っている謎の病気の説明として「指向性」マイクロ波が最も信憑性の高い説明だという。 NBCニュースが最初に入手したこの研究では、米国科学アカデミーの科学者のチームが、いわゆる「ハバナ症候群」を説明する要因として4つの可能性を探っていた。感染症、化学物質、心理的要因、マイクロ波エネルギーだ。Axiosによると、少なくとも40人の国務省職員が研究対象として調査されたという。 12月5日に発表された報告書では、指向性マイクロ波の放射が、他の3つよりも可能性が高いと結論付けている。直接的に非難されている国はないが、ロシアでこの種の「重要な研究」が行われていると研究では指摘している。 「ハバナ症候群」は、2016年に初めて確認されて以来、科学者や政府関係者にとって謎に包まれたものだった。痛みを伴うさまざまな症状を引き起こすこの疾患は、キューバに駐在する外交官によって最初に報告され、その後の3カ月間に、他にも少なくとも3人のCIA職員が同じような「厄介な感覚」を経験したことを訴えた。ニューヨーカーによると、彼らは全員、同じハバナのアメリカ大使館に駐在していたという。彼らは突然の耳鳴り、両耳の痛み、めまい、認知障害などに苦しんでいたと研究は報告している。 2017年、「ハバナ症候群」の原因についてはわかっていなかったが、ドナルド・トランプ大統領は記者会見で、キューバが「音波攻撃」を行っていると非難した。キューバはこれを否定し、この疑惑を「空想」であり「中傷」だと述べた。同年、中国・広州の領事館に勤務していた外交官も、この病気の症状を報告して、離任している。 今回の発表は、アメリカ政府関係者による長年の調査研究によるものだ。マイク・ポンペオ国務長官は2020年10月、ハバナ症候群の謎解きに「アメリカ政府が持つ重要なリソース」が投入されていたことを認めた。 [原文:Mysterious ‘Havana Syndrome’ has been making US diplomats sick for years. Scientists finally have an explanation, report says.] (翻訳、編集:Toshihiko Inoue) |
米国科学アカデミーの調査報告で、このハバナ症候群は、指向性マイクロ波による放射の可能性が高いという結論が出た。
このマイクロ波については先日、私の母親が乳癌に罹患して、「がん消滅活性療法」によるマイクロ波の治療を受けていたことをこのブログでも紹介した。
おかげさまで、そのマイクロ波の照射を34回ほど受けた段階で、私も同席してMRI(磁気共鳴画像)の画像診断の結果を確認した所、治療を始める前に診断した時には、手のこぶし大ほどあった癌の陰影が、豆粒ほどの大きさに縮小していた。
基本的にマイクロ波は、電子レンジと同じ原理で、体の内部の癌細胞に直接、熱を加えて、死滅させることが出来るのである。
癌細胞は、熱に弱く、42.5度以上になると極端に生存率が落ちるからである。
マイクロ波を1回に5~6秒ほどの長さで、断続的に患部に照射して、内部の癌細胞を死滅させるのである。
実際、マイクロ波を浴びると非常に体の内部が熱くなるそうである。
私の知っている方々はこれだけで癌を治療したという方も多く、私自身、これが効果があることを実際に目撃した為、何名かの友人たちにも紹介した。
このようにマイクロ波は癌の治療に有効だが、これは悪用も出来るのである。
上記の治療法で、5~6秒などの短い長さで断続的に照射するのは、他の細胞を傷つけない為である。
しかし、これをもし脳に向けて、長時間照射したら、脳の神経細胞などが破壊されて、頭痛やめまい、記憶障害などが起こるとしても全く不思議ではない。
因みにこうした電波とか電磁波とか、電気や波動を使う技術というのは、水瓶座時代のテクノロジーである。
これは電気の発見、ラジオの発明や、テレビの発明などから始まって、現在では、波動測定器(MRA)や波動転写器といった形で、最先端の医療技術にも応用されている。
これらは現代の魔術であり、白魔術と呼べるものであるが、逆にもし指向性マイクロ波による殺人マシーンがあるとすれば、それはまさに恐るべき黒魔術である。
色々、この「ハバナ症候群」についての過去のニュース記事を調べていた所、非常に興味深いことに気付いた。
2016年の段階で、米国科学アカデミーが指向性マイクロ波による放射による可能性が高いとしていたが、その後の2023年に入ってからの最近のCIAの調査報告書などでは、敵対外国勢力による可能性は「非常に低い」として、生活環境や従来の病気が原因だろうと分析したり、医療や環境、社会それぞれの因子から多くの症例が説明できるとして、ばかげた説明を繰り返していることである。
ハバナ症候群、外国敵対勢力が関与の「可能性乏しい」=米調査報告 2023年3月2日7:59 午前 REUTERS [マクリーン(米バージニア州) 1日 ロイター] – 世界各地の米外交官らが「ハバナ症候群」と呼ばれる原因不明の体調不良に見舞われている問題で、外国の敵対勢力が関与している「可能性は極めて乏しい」とする米情報機関の詳細な調査報告内容が1日、公表された。 ハバナ症候群が最初に報告されたのは2016年。キューバの首都ハバナにある米大使館職員が頭痛や吐き気、めまい、記憶力低下などを訴えた。その後これまでにさまざまな米政府機関から約1500件の症例が届いている。 こうした中で情報機関が2年余り前から米国を含めた90カ国以上で調査を実施。ある情報機関の当局者によると、当初は宇宙からの何らかの影響も考えられたが、これは否定された。 そして今回公表された調査報告には「情報コミュニティーに属する大半の政府機関は、外国の敵対勢力による仕業である可能性は極めて乏しいとの結論に至った」と記され、米国の敵対者が電磁波の発射装置などそれらしい武器を保有しているという信頼に足る証拠はないとの見解が示された。 情報機関は、外交官らが訴えた体調不良は恐らく本来からあったものか、生活環境や従来の病気が原因だろうと分析。医療や環境、社会それぞれの因子から多くの症例が説明できることも分かり、そうした結論を後押ししていると述べた。 |
またコオロギの羽根の音が原因であるといったバカげた説も登場している。
朝日新聞GLOBE+の記事『マイクロ波兵器ではない?ハバナ症候群の原因、機密解除の報告書が指摘した意外な結論』(参考文献に記載))の中で、コオロギ説が取り上げられているが、この報告書は、アメリカ政府によって委託された、独立科学諮問グループ「ジェイソン(JASON)」が作成したという。
この「ジェイソン(JASON)」という独立科学諮問グループだが、非常に怪しい団体である。
ちょうど、トランプ大統領が当選した時は、CIAの影響力が弱かったのか、米国科学アカデミーの調査報告が、指向性マイクロ波による放射の可能性を指摘したのである。
しかし、バイデン政権になってから、CIAの報告書や、政府が委託した独立科学諮問グループ「ジェイソン(JASON)」などは、指向性マイクロ波による放射の可能性をバカげた説明で否定しているのである。
これは非常に奇妙なことだと思った。
被害を受けているのは、米外交官やCIAの職員などの国家安全保障に携わる人々ばかりであり、明らかにこれらの人々が狙い打ちされているのであり、アメリカに敵対するロシア、中国、イラン、北朝鮮などがやった可能性が高いが、大規模に実施できるとすれば、ロシアか中国に絞られてくる。
因みに現在は、ロシアの軍参謀本部情報総局(GRU)という、軍に関する情報収集や秘密工作、紛争地の偵察や特殊作戦、サイバー攻撃などに携わる部署が行った可能性が高いと考えられているようである。
それで、何故、CIAなどの情報機関が、このことの真実を隠したいのかと言えば、それは、自分たちも使っているからである。
こうしたことを調べていた所、以前、読んだ『UFOテクノロジー隠蔽工作』(スティーブン・グリア著) という本を思い出した。
この本は、今の地球の現状を知るために必ず読んでおいて頂きたい本である。
この本は、UFOコンタクティーであるスティーブン・グリア氏が、UFOや宇宙人の真実を明らかにしようとする本だが、アメリカの国防総省、CIA、軍事産業などの軍産複合体などが、UFOの真実を隠すために悪い宇宙人が、キャトルミューティレションという家畜の殺害を行っているように見せかける為に偽装工作をしたり、UFOの真実を伝えようとする人々を指向性電磁波などで攻撃することが明らかにされている。
この本にそのことが記されている箇所がある為、以下に抜粋する。
私は高性能のエレクトロニクスを扱うE-システムズ、レイセオン、SAIC、EG&Gで働いていた人たちを知っているが、彼らはこれと同じ能力をもつ別形態の装置を見てきた。世界を眺め、一緒に働かなければならない人たちを眺めると、ときどき彼らは自動人形になってしまったと確信せざるを得ない。というのは、彼らがある決まったやり方で行動していることが、意味を成さないからだーまるで台本に書かれているようだ。フリー・エネルギーのテクノロジーを身につけている科学者に対しては、その装置についての秘密を守らせるために、台本を信仰する習性と行動様式がターゲットとされてきた。彼らは同じ性癖と行動様式をもっているようであり、希望的観測とパラノイアの間を不安定に揺れ動く。だから彼らのテクノロジーはつねに隠されたままであり、あるいは未完成に終わる。私たちはこういうことを何度となく繰り返し見てきた。武器システムはこうした行動を作り出すために使われているのである。フリー・エネルギーのテクノロジーが妨害され、方向転換もしくは逸脱させられつづけている現状を正しく説明できる理由はこれしかない。首都ワシントンでの会合を開く準備段階で、私たちが電磁武器システムの標的にされていることをますます自覚するようになった。ラリー・キング・ショウに出演した後で、私たちはニュー・メキシコヘ行き、ロズウェルの近くでCE-5プロジェクトを実施した。ある晩、シャリ・アダミアックともうひとりの研究員、それに私は草原でCE-5交信儀礼を実施していた。明らかに私たちを偵察している数人の人たちが見えた。すると突然、私たちが瞑想状態に入っているとき、シャリが裳えだし、痙攣に似た状態になった。私はそれが指向性武器システムによって惹き起こされた発作であることを知っていた。その年の初期にサンモリッツ・ホテルで私のアストラル体を抜き取ろうとしたのとそっくりの武器である。どうすべきかはわかっていた--’私は精神で彼女のところへ行き、彼女の震える背中を身体の中に安定させてから、高次の意識を用いてスカラー・システムを無力化した。無法グループが電子武器システムのひとつを使用し、力ずくでアストラル体を抜き取ろうとしていたのである。シャリはゆっくりと深呼吸をしようとしたが、明らかに攻撃に恐れをなして簑えていた。こういった攻撃がさらに頻繁に起こりはじめたため、これらのテクノロジーの別形態を所有している人たちと共に、私たち自身の対抗策を設けた。そして、私たちの集会中にときどきパルス・ウェープが通過するだろう、と警告しておいた。文字通り、私はしばしば内側からマイクロウェープに曝されている感じがした。私たちが防御対策を設けると、こうした出来事は下火になった。技術的な対策とともに、私たちを警護するための瞑想と祈りをするきわめて霊的なサポート・チームを組織した。この種の最悪の経験をしたのは、九七年四月、議会のための説明会の晩だった。議員たちに説明していたとき、突如としてこのエネルギーのウェープが私をヒットした。私は気絶しそうになった。会議場にはペンタゴンから来たひとりの人物がいて、彼もそれを感知した。ウェープは非常に強烈であり、私はまたも内側からマイクロウェープに曝されているように感じた。私は意識を保つのがやっとで、壇上で卒倒するのではないかと思った。これが起こる前にMK大佐がこの会合に来ると主張したことに触れる必要がある。私たちが「あなたは出席できない」と断わると、彼は下品さ丸出しで言った。「何が何でも押しかけるぜ」そして彼はそうしたのである――私の文脈から言えば。つまるところ、彼は”殺しの博士”であり、いわゆる非致死的電磁武器システムの専門家である。しかし彼ら隠密勢力がこうしたシステムを使うたびに、彼らはその手の内を明かし、私たちはシステムについての知識を増やしていく……。90年代中ごろ、1958年以前にCIAのためにこうしたシステムのひとつを開発した男に会った。多くの人はこの話を「宇宙大作戦」から取ったと考えるだろうが、1958年までに彼とそのチームは、遠隔透視の電子的補助装置に人間を接続する電子技術を完成させていた。その装置に接続されると、どんな遠方の場所や人だろうと遠隔透視できる。彼はこの発明をCIA傘下の偽装会社に売るように強要されたのだ。ところが彼と話しているとき、私は彼から「これらの装置のひとつを欲しくありませんか?」と聞かれた。「いますぐ入手するつもりはない」と私は答えた。私の観測では、その装置の危険性が大きすぎたのだ。それに、私たちは自分の高次の知覚を開発することで遠隔透視できる能力をすでに所有している。 この分野で仕事していた別の科学者は、人間を空中浮揚させる電子技術を開発した。私たちが集めた軍事関係の証言者のひとりは大佐であり、彼の両親は50年代にランド・コーポレーションの人たちと友人関係にあった。彼らは、昼食時間にこうした装置を使ってデスクの上方に浮かんでいる人たちを見ている。 だから、こうした能力は50年代から存在していたのである。50年代から現在までに他のテクノロジーが電子工学的にどこまで達したかを見れば、今日のシャドウ・ガヴァメントの科学技術がいかに進歩しているかは想像に難くないー?もちろんこれらの驚嘆すべきテクノロジーは、病気の治療から輸送や発電に至るまで、想像を絶するほど有益な目的に使うことができる。不幸にして、そうした科学技術は権力を悪用する連中、権力悪用の中毒に冒されている連中に牛耳られている。 (『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーブン・グリア著 P252~255より引用抜粋) |
アメリカの国防総省、CIA、軍事産業などの軍産複合体は、1950年代からこうした電磁波で人を攻撃する技術を持っており、またリバースエンジニアリングで、地球製のUFOを開発済みであるという。
2017年にドナルド・トランプが大統領に当選した時は、国防総省、CIA、軍事産業などの軍産複合体はトランプ政権を上手く操ることが出来なかった為、米国科学アカデミーから指向性マイクロ波による放射の可能性という率直な意見が出て来たのである。
しかし、バイデン政権になると、バイデンは、これらの軍産複合体とずぶずぶの関係である為、ウクライナ戦争を引き起して、軍事産業は莫大な利益を上げたのである。
そして、「ハバナ症候群」についても、米CIAの中で、真実を隠す動きが生じた。
但し、現在、CIAは、ロシアによる指向性マイクロ波が照射された可能性が高いと考えており、実際に同じような指向性マイクロ波の兵器を実証実験として作成して検証しているという。
これは、上述した『UFOテクノロジー隠蔽工作』の引用箇所にも出て来るような電磁武器システムは、おそらく機密事項であり、インナーサークルでしか共有しておらず、下っ端のCIAではアクセスできない情報なのである。
その為、インナーサークルではないCIAの職員が、このことの真実を探っているのかもしれないが、あるいは、こうした取り組み自体が偽装である可能性もある。
ハバナ症候群が最初に報告されたのは、2016年だが、この年に独裁者であるトランプが台頭し、トランプが大統領に就任したり、また英国がEUから離脱するブレグジットが生じて、世界がグローバリゼーションを停止し、反グローバリゼーションが始まった時期である。
つまり、世界の右傾化であり、保守革命とも呼ばれるが、各国で民族主義、国家主義、自国第一主義が台頭し、それぞれの国家が主権を主張しあって戦争一歩手前になる不穏な状況が訪れた。
これが生じたのは、天王星がちょうど2016年から牡羊座に移動したことが原因と考えられる。
過去に天王星が牡羊座に移動したのは、1933年頃だが、この時は、イタリアでファシズムが台頭し、ドイツでナチズム、日本では陸軍青年将校らによるクーデター未遂(2.26事件)が、起こり、日本が軍国主義に急速に舵を切っていく時期であった。
世界が戦争に突入していく不穏な状況になったのである。
因みに2016年頃は、その2年前の2014年にウクライナではマイダン革命が起こり、親ロシア派のヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領が失脚してロシアへ亡命した。
このマイダン革命は、アメリカのCIAが裏から糸を引いたことが明らかになっている。
つまり、ウクライナをロシアから引き離し、西側諸国に組み入れる為の工作活動である。
これをプーチンがアメリカによるロシアへの攻撃ととらえて、その後、2014年3月18日に仕返しとして、クリミアの併合を行なうのである。
この時は、西側諸国もプーチンに対して足並みが乱れ、一致団結しておらず、またプーチンが住民投票などを上手く使って、独立を承認するという形で、住民の意志を尊重しているように装ったため、この企みは上手く行った。
そして、それから2年後の2016年から、アメリカの外交官たちが、原因不明の頭痛、めまい、耳鳴りなどの「ハバナ症候群」の症状を訴え始めたのである。
こうした流れを見ると、プーチンのロシアと、アメリカは、2014年から戦争状態に突入し、2016年には天王星が牡羊座に入ってから、プーチンおよびロシア諜報部は、指向性マイクロ波による外交官やCIA職員への攻撃を始めたのである。
そのように考えると、辻褄が合う。
ちょうどヒトラーが1930年代において台頭したような状況であり、また天王星は西洋占星術では水瓶座の支配星であり、水瓶座と同じような科学技術、テクノロジーという意味がある。
戦争の星座である牡羊座に天王星が移動したタイミングで、ヒトラーがV2ミサイルや超音速ジェット戦闘機など、次々と兵器を開発して、侵略戦争を始めたが、2016年以降、世界はそれと似たような状況になったのである。
その為、プーチンのロシアが、最新テクノロジーである指向性マイクロ波による攻撃兵器を使い始めたというのはよく分かる。
また極超音速ミサイル「キンジャール」を実戦投入したり、またウクライナ側もドローンを実戦投入するなどして反撃したのである。
またプーチンのロシアが、戦車に「Z」マークを付けて、ウクライナ侵攻を始めたが、あたかもそれは戦車に「卍」マークを付けて、ポーランドに侵略したヒトラーのようでもあった。
オバマ政権時代(副大統領バイデン)とバイデン政権時代において、国防総省、CIA、軍事産業などの軍産複合体は、プーチンのロシアを打倒して、そして、更に中国、イラン、北朝鮮なども打倒して、世界政府を作りたいのである。
その過程で、戦争を引き起し、軍事産業が儲かれば一石二鳥である。
ウクライナ侵攻前にプーチンと、バイデンが会談する場面があったが、その時、いつもは会談には遅刻するはずのプーチンがその時は、先に会場に到着して、バイデンの到着を待っていた。
遅刻しなかったプーチン氏 バイデン氏に見せた気遣い 2021年6月17日 21時37分 朝日新聞DIGITAL (ジュネーブ=高野遼 喜田尚) 冷戦後最悪とされる関係の修復を目指し、バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領が「予測可能で安定した」関係へ一歩踏み出した。16日の首脳会談を終え、「対立の負のスパイラル」が止まるかにも見える。ただ、人権問題などの批判を無視するプーチン氏の姿勢は変わらず、米記者団からは成果を問う声もあがった。 「合意できない点は立場を伝えたが、大げさな雰囲気ではなかった」(バイデン氏)。「敵対心はなかった」(プーチン氏) 終了後、両首脳はそれぞれ会談についてこう話した。双方は会談前から「大きな進展は期待していない」と言い続けていた。 過去には首脳会談に何時間も遅れ、「遅刻常習犯」とされるプーチン氏が定刻通りにレマン湖湖畔の会場に姿を見せ、バイデン氏に対する気遣いも見せた。(略) |
安全保障の為、ウクライナの非武装化の確約を取り付けるためかもしれないが、プーチンはこの時の表情からすると、バイデンとの会談に望みをかけていたように思える。
しかし、この会談が決裂したのか、プーチンは、ウクライナとの国境線に兵力を集め始め、侵略戦争の準備を始めた。
この段階では、アメリカの妥協を引き出す為の脅しの意味もあったかもしれない。
バイデンは、アメリカはロシアの侵攻には関与しないと主張して、安心したプーチンは、ウクライナ侵攻に踏み切ったとも言われている。
これをプーチンはバイデン(軍産複合体)の罠にはまったという見解があるが、それはそうかもしれない。
しかし、プーチンは、ソビエト崩壊で失ったウクライナの領土を取り戻したいという野心もあり、病気により、焦りもあったのか、クリミア併合の時と同じように上手くいくと考え、ウクライナ侵略に踏み切った。
プーチンの悪と米軍産複合体の悪
プーチンの悪と、米軍産複合体の悪は、全く性質が異なっている。
プーチンの悪は、独裁者として、多くの粛清を行い、言論の自由や民主主義を封殺し、汚職によって、個人資産を作ったり、国を私物化した罪である。
しかし、アメリカの軍産複合体と対等に渡り合って来たという意味では、愛国民族主義者で、ロシアの国益にとっての英雄でもある。
軍産複合体、あるいは、ディープステイトと呼んでもいいかもしれないが、世界政府を作ろうとしている勢力は、UFO情報や宇宙人の情報を隠蔽しており、世界政府を作った後は、監視技術などを使って人類を監視し、もし不満分子や反体制的活動家などが現れたら、指向性マイクロ波により、抹殺するような社会を作ろうとしているのである。
そうした軍産複合体の影響力は、世界中に浸透していて、平常時では、プーチンもその協力者の一人だったのである。
何故なら、ロシアでもUFO情報や宇宙人の情報などは同じように隠蔽されているからである。
プーチンも平常時では、軍産複合体の一部であり、西側システムの利用者でもあって、消極的な協力者であったと言えるのである。
それは、アメリカからの半導体や部品がなければ、兵器を自前で作れないことからも明らかである。
平常時は国益で争うような姿勢を見せながらも、大きくは、大衆から真実を隠して、支配するという所では軍産複合体と共犯関係にあるのである。
しかし、天王星が牡羊座に移動して、愛国民族主義が台頭するような状況の中では、国益を体現する指導者として、アメリカ主導の世界政府というアイデアには猛反発する。
それは、フランス革命とナポレオン戦争終結後のヨーロッパの秩序再建と領土分割を目的として、ヨーロッパ各国代表が集まって、1814年9月にウィーン会議が行われた際に1792年より以前の状態に戻す正統主義を原則として話が進んだことの中にも表れた。
最初は、「会議は踊る、されど進まず」といった形で、利害が対立し、話し合いが進まなかったが、各国の支配者階級が、1815年3月にナポレオンがエルバ島を脱出したとの緊急事態が生じた為、1792年より以前の状態に戻すことで、妥協が成立したのである。
人民に対して、支配者階級が旧来からの権力を保持することを確認し合ったのである。
ナポレオンが台頭すると、古くからの身分制度を破壊して、支配者階級の特権は廃止され、人民に大幅な権利を与えることになるからである。
その為、そうした状況の中では、支配者階級は、協力し合い、歩調を揃えるのである。
人民に真実情報を与えない為に平常時は、各国の支配者階級は、軍産複合体を中心として、協力し合っているのである。
しかし、民族主義が台頭してくると、状況はもっと複雑になってくる。
来年2024年6月になると、天王星が牡牛座に抜けていくので、状況も変わってくると思うが、例えば、天王星が牡牛座に移動すると、ケンドラサンバンダにより、水瓶座に影響を与えるはずである。
そうすると、統一する力、組織力が強くなり、このタイミングで、グレートリセットなどが起こる可能性が高くなる。
私は、グレートリセット計画には、「ステークホルダー資本主義」と言って、従来からあった資本家、株主の為だけの資本主義ではなく、資本家、地域環境、従業員、消費者など、社会のあらゆる立場の人々の為の資本主義に変えるというアイデアがあり、それは良いと思っていた。
だから、グレートリセットに期待している所もあったのである。
しかし、友人知人とこのことについて意見交換した所、グレートリセットには、耳心地の良い言葉が並んでいるが、全て嘘であり、大衆を騙して支配する為の虚構にすぎないというのだ。
この辺りは分からないが、私は、2024年6月以降、民族主義的な独裁者の退場の流れが始まると考えている。
しかし、本当に社会が水瓶座の時代に相応しい変容を遂げるのは、冥王星が2039年から山羊座から水瓶座に移動する時であると思っている。
この時は、シンギュラリティが起こると言われている2045年からそれ程、離れていない時期である。
コメント
コメント一覧 (4件)
私にとってはその象意は親しみ深く、象意は、過去の歴史的出来事などから類推して、比較的具体的なものとなります。
基本的に惑星はどんな惑星であっても、その人自身を表わします。
惑星があるハウスをトランジットすることによって、その人がそのハウスの象意を経験するということです。
その際に惑星ごとの性質によって、それぞれ違った象意が現れることを考察するのはその次の段階になります。
また惑星が一つの星座を移動するのにかかる期間が問題となりますが、
今回の世界の右傾化、ファシズムの台頭、右翼民族主義的な政治状況というのは、数年に渡って、顕現する傾向である為、
その場合は、トランスサタニアン(冥王星、海王星、天王星)が、どの星座に移動しているのかを見ますが、
天王星が牡羊座、冥王星が山羊座を通過していることを見れば、それで十分です。
牡羊座、蟹座、山羊座、天秤座などの運動星座は、社会が大きく変動するタイミングで、ポピュリズムなどが台頭しやすい星座です。
従って、今の政治状況は、牡羊座の天王星、山羊座の冥王星が作り出しています。
また魚座には、海王星などがトランジットしていますが、海王星は西洋占星術では魚座の支配星であり、魚座と似たような象意を持ちます。
それらの魚座に海王星がトランジットすることで、封建社会や伝統社会の価値観へ戻ろうとする、復古主義的な反理性主義や、宗教的原理主義などが台頭していると思います。
日本で言えば、日本会議(神道連合)を後ろ盾とする安倍政権が、それを象徴していましたが、
安倍首相の死後、旧統一教会(キリスト教原理主義、キリスト教異端)とのつながりが強かったことが指摘されていることもそうです。
(※因みに海王星は、2022年4月から魚座に移動しており、2035年7月まで魚座を移動しつづけるため、この影響は強いかもしれません。暫くは古い時代の価値観に戻ろうとする封建的、復古主義的な人々の思想や行動がしつこく残り続けるかもしれません。)
1~3年ぐらいの期間の出来事を見るには、木星、土星、ラーフ、ケートゥなどを見ます。
毎年、同じ時期、同じ季節に繰り返される出来事や日常生活の出来事などは、太陽、金星、水星、火星などを見ます。
日々の出来事などは、月を見ます。
それぞれの惑星の象意が星座の象意と結びつくことによって、どのような現象が生まれるかについては、それこそが占星術の研究対象です。
これは、それぞれの方の得意分野やセンスを活かして、考察して下さい。
ジョーティッシュは、サイデリアル星座帯(固定星座帯)を使うため、トランジットの惑星は、正確にその星座を通過しています。
従って、西洋占星術に比べて、研究しやすいです。
西洋占星術では、約24°惑星の位置が進んでおり、ジョーティッシュよりも先に星座を移動します。
本当は一つ前の星座にあることが多いのです。
24°というと、およそ、5分の4は進んでおり、西洋占星術で言う所のイングレス(別の星座への移動)のタイミングというのは、あまり機能しません。
まだ前の星座にいる訳ですから、効果が現れないのです。
従って、苦肉の策として、西洋占星術では、惑星は星座を移動しても直ぐに効果は表れず、効果が現れるのに時間がかかると解説されるようです。
例えば、木星が10ヶ月遅れて効果が現れるとしたら、それこそが、アヤナムシャ(24°)の幅に等しいことを意味します。
木星が24°を通過するのに10ヶ月ぐらいかかるからです。
西洋占星術が、社会事象の変化に関して、惑星のトランジットと出来事との対応関係の理解が、今ひとつ進んでいないのは、
惑星の星座の度数が約24°ずれているトロピカル星座帯(移動星座帯)を使ってきたからだと思います。
西洋占星術のテキストは、基本的な原則を説くような入門書が多く、実際に今現在、起こっている社会現象について、
広範に解説してくれているようなものにあまり出会わないのはそのためだと思います。
そもそも、タイミング的に正確なことが予測できないのです。
ジョーティッシュが用いるようにサイデリアル星座帯(固定星座帯)を使用すれば、土星や木星が星座を移動するタイミングにピンポイントで、様々な社会的な出来事が必ず、生じます。
サイデリアル星座帯(固定星座帯)を使うと、トランジットの惑星が、ある星座を通過する場合の象意というものは、非常によく分かります。
西洋占星術を使う人の中には、実際に社会事象を観察した結果得られた知識というのではなく、惑星と星座の象意を合成して、実際の社会事象として、上手く解説できる人がいます。
サイデリアル星座帯を使っていないというハンディキャップを直感的才能でカバーしている人が多いです。
様々な惑星が、様々な星座を通過する場合に必ず何らかの事象は起こっていますが、それがはっきり分からない場合も多く、サイデリアル星座帯を使って、それぞれの方で、独自に研究して下さい。
元々西洋占星術を学習していた方なら、センスがあるので、サイデリアル星座帯を使うことで、より理解が進むと思います。
私は世論などを読むときは西洋占星術で、政治などの状況を見るときはインド占星術で見るようにしています。(目に見える形になるまでタイムラグがあるとうことをサイデリアルで表しているのかなと思っています。)
秀吉さんは西洋占星術で見ることはありますか?
西洋占星術で参考にするのは星座やハウス、惑星のシンボルだけです。
トランジットを見る場合もサイデリアルを使います。
特に西洋占星術とインド占星術で区別を付ける必要はないと思いますが、
トロピカルとサイデリアルと言ったら、やはり、サイデリアルの方が優れていると思います。
政治でもマンデン占星術でもサイデリアルチャートで、星座を惑星が移動するタイミングで物事が起こります。
トロピカルチャートでは、星座に惑星が入っても事象が起こらないので、苦肉の策として、遅れて事象が現れるといった解説をしているようですが、その考え方は間違いだと思います。
私はサイデリアルチャートこそ正しいのだと考える立場です。
サイデリアルを使って西洋占星術を行なえばかなり精度は高くなると考えています。
但し、私はトロピカルチャートで実践していないので、トロピカルチャートで出来事の予想が出来るという感覚を味わったことがありません。
サイデリアルであれば、星座に惑星が移動したタイミングで出来事が起こるのを体感でき、まさに占星術というものが、生き生きと機能する科学であると実感します。
インド占星術をサイデリアルチャートで実践していて、何か他のシステムを使う必要を感じたことがないです。
西洋占星術のトロピカルではどうなるかを見てみたいといったことはこれまで全く思いませんでした。
但し、トロピカルチャートで実践はしていないので、西洋占星術のことはよく分からないとしておきたいと思います。
例えば、どういった場合に西洋占星術のトロピカルの方が有用に感じるのでしょうか?
世論を読む場合に西洋占星術を使って、どのように読んだかの実例などがあれば。是非、知りたいです。