台湾出身のタレント、インリン(旧名:インリンオブジョイトイ)が、3月16日に電動自転車に乗ろうとして事故を起こし、肋骨三本を骨折し、内臓出血する大怪我を負ったと自身のブログで発表していた。
インリン、自転車に乗ろうとした際に転倒…肋骨3本骨折などで緊急搬送「命の大切さを思い知らされた」 2023/3/16 17:01 スポニチアネックス 台湾出身のタレント・インリン(47)が16日に自身のブログを更新。電動自転車に乗ろうとした際に事故を起こし、大けがを負ったことを明かした。 インリンは「先週、電動自転車を乗ろうとした時、坂道だったこともあり、バランス崩れ、倒れてすぐそばにあった電信柱に背中から思いっきりぶつけてしまい、救急車で病院に運ばれました(T_T)」と涙の報告。 また「肋骨3本骨折して、気胸、血胸、フレイルチェストによる呼吸障害もあったので、3日間の観察入院をしました」といい「今は退院して安静した生活を送ってます。。。ゆっくり休みたいと思います。命の大切さを改めて思い知らされました。これからは安全第一、健康第一を意識した生活を送りたいと思います」とつづっていた。 |
蠍座ラグナにとって現在、事故や怪我を表わす6室にダブルトランジットが生じ始めている為、インリンも蠍座ラグナではないかと思ったが、過去の出来事が全く説明出来なかった。
そこで、結婚、出産、テレビ出演のタイミング、また今回、大怪我を負ったことや、また過去に訴訟トラブルなども抱えていたことなどを考えると、おそらく水瓶座ラグナであると分かった。
台湾生まれで、10歳の頃に日本に来日し、以後、日本で暮らしていることなどを考えると、海外で活躍していることになり、12室の象意が強調されてくることなども参考になってくる。
肋骨3本骨折などで緊急搬送
ラグナについては、後半で詳細に検討するが、今回のこの悲惨な事故が何故、起こったのかと言えば、現在、月/土星期で、マハダシャーロードの月が事故や怪我を表わす6室の支配星で、6室に在住し、アンタルダシャーロードの土星はラグナロードで12室の支配星で、6室に在住して、6室の支配星とコンジャンクションしているからである。
(インリン公式youtubeより引用)
マハダシャーロードの月とアンタルダシャーロードの土星は、ドゥシュタナハウスで、コンジャンクトしており、1-6、1-12の象意により、事故や怪我、入院などが引き起こされている。
更に見ると、対向の山羊座12室には、5、8室支配の水星と、4、9室支配の金星が在住して、これらの惑星と月や土星は相互アスペクトしている。
電気自動車に乗ろうとした際の事故である為、乗り物の事故だが、4室(乗り物)の支配星である金星が12室に在住して、12室支配の土星や6室支配の月と相互アスペクトすることによって、4室の支配星が激しく傷ついている。
更にそこに8室支配の水星も加わり、6室、8室、12室の支配星の全てが12室に在住する4室の支配星と絡んでおり、また事故や怪我の表示体である火星が4室に在住している為、尚更、乗り物の事故を起こす傾向を示している。
また月ラグナから見ても4室にはラーフ/ケートゥ軸が絡み、4室支配の金星は12室支配の水星とコンジャクトし、8室支配の土星からのアスペクトを受けている。
明らかに乗り物の事故のカルマを示している。
そして、現在、木星が魚座を通過し、土星は既に1月18日には水瓶座に移動していたが、おそらく土星が山羊座にあった時の影響が残存しており、それで蟹座にアスペクトして、魚座2室と蟹座6室にダブルトランジットすることによって、事故のカルマが噴き出したのである。
3月16日に事故を起こしたということになれば、既に1月18日から数えて、2ヶ月近く経過しているが、それでも土星が山羊座から6室にアスペクトする効果を依然として発揮していたのである。
事故を引き起こすトランジットの条件が整った上で、2023年2月20日以降に月/土星期に移行し、アンタルダシャーが土星に切り替わった為、この事故が起こったのである。
このことから明確に分かることは、トランジットの土星は、星座を移動した後も少なくとも2ヶ月ぐらいは前の星座にいた時の効果が残存するということである。
またマハダシャーロードの月やアンタルダシャーロードの土星がどこを通過していたかということも重要だが、乗り物の事故を引き起こして入院したからには、土星がラグナではなく、12室をトランジットして、4室の支配星とコンジャクトし、事故の6室にアスペクトしていると考えた方が、トランジットとダシャーの連携の法則からしても納得がいく。
従って、土星は2023年3月16日の時点でも山羊座12室を通過していた効果が残っていると考えていいのである。
アンタルダシャーロードの月は11室(6室から見た6室:6室の本質)を通過し、月から見た6室射手座を通過していた。
インリンは、日本ではインリンオブジョイトイの名前で芸能活動をしていたが、プロレスのハッスルに参戦して、SMの女王様のような恰好をして、ファンからはインリン様と呼ばれて、非常に人気があった。
ハッスルに参戦したのは、地上波放送で進行役を務めたことが縁で、2004年12月に悪役集団のナンバー2のインリン様として登場したのが初めてである。
ギャラの未払いでハッスルを提訴
そして、2006年、2007年頃にハッスルの舞台に度々登場して、舞台を盛り上げたが、2008年5月24日にハッスルを引退し、プロレス活動を休止し、タレント、芸能活動に専念することに方針転換している。
何故、ハッスルを引退したかと言えば、おそらくギャラの未払い問題があったからである。
翌年、2009年2月にギャラの未払い分の支払いを求めて、ハッスルを提訴している。
会場ではインリン様と持ち上げられ、ファンを沸かせたが、実際の所、ギャラの未払いといった不当な扱いで、屈辱を受けていたのである。
この時のトランジットを見ると、その理由が分かった。
損失の12室に惑星集中し、自分自身を表わす太陽や10室の支配星なども12室(引退)を通過している。
ラーフ/ケートゥ軸が6-12軸を通過し、木星も12室を通過して、土星が獅子座で逆行することによって、6室と12室にダブルトランジットが生じている。
ダシャーは金星/水星期だが、水星は8室の支配星で、月から見て12室の支配星で、マハダシャーの金星から見て6室の支配星である。
そして、土星から傷つけられている。
従って、このアンタルダシャーの水星の象意が噴き出したと考えられる。
このように今回の事故や2009年の訴訟を起こしたタイミングに6室にダブルトランジットが確認できることから、水瓶座ラグナで正しいと思われる。
因みに2008年5月24日にハッスルを引退した時もギャラの未払い問題があった可能性があるが、この時はまだ6室にラーフ/ケートゥ軸や火星がトランジットしているだけで、6室へのダブルトランジットも成立していないことが分かる。訴訟を提起したのはあくまでも6室にダブルトランジットが生じた後である。
プロレス、ハッスルに参戦した理由
そもそもインリンがプロレスのハッスルに参戦したのは、水瓶座ラグナにとっての3、10室支配の火星が4室から10室にアスペクトバックしていることを考えると納得できる。
そもそも水瓶座ラグナや獅子座ラグナは、10室の支配星が同時に3室(芸能、スポーツ)を支配する為、芸能人やスポーツ選手になる典型的な配置である。
獅子座ラグナの場合、3、10室支配の金星は、エンターテイメント性や表現力やユーモアを伴う金星である為、映画の主演俳優やテレビ司会者になったりするが、水瓶座ラグナの場合は、3、10室の支配星は火星であり、凶星になる為、スポーツ選手やアスリートが多いのである。
例えば、水瓶座ラグナのビッグボスこと、新庄監督は、現役時代も今でも野球選手として、派手な衣装で、様々なパフォーマンスをしてきたが、ある意味で、球場という舞台の主演俳優、スーパーヒーロー扱いだった。
水瓶座ラグナは、芸能活動をするがそれがスポーツを通してとか、勝敗とか戦いといった、やや火星の象意を伴うような形での表現になるのである。
インリンが参戦していたプロレスのハッスルという興行は、スポーツというよりもむしろ、既成のプロレスとは一線を画したファイティング・オペラ(wikipedia)であり、リング上で、肉体を晒して闘う演技をする女優業である。
3、10室支配の火星は、同じ芸能活動であっても獅子座とは違って、普通の舞台や演劇、映画やドラマではなく、プロレスという格闘技で、スポーツとも演技とも言えない微妙な表現となっているのは非常に興味深い。
その演技は、まさしく肉体を晒して、筋肉を見せたり、戦いを見せたりする火星の表現である。
海外(日本)での芸能活動で大成功
インリンが水瓶座ラグナであることを特定するのに非常に参考となったのは、5、8室支配の水星と4、9室支配の金星が12室(海外)で、4-5、5-9のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している配置である。
10歳の時に家族と来日し、以後は日本で過ごしたと言うが、ちょうど0歳~9歳ぐらいまでが水星期で、水星は12室に在住していることから、それまでも頻繁に日本には来ていたのかもしれない。
そして、10歳の頃は、ケートゥ期に移行したタイミングである。
ラーフ/ケートゥ軸は、3-9軸にある為、頻繁に旅行などする配置だが、3室は芸能のハウスである。
短大時代に読者モデルを経験して、グラビアの世界に足を踏み入れ、芸能デビューして、「エロテロリスト」を自称してグラビア活動などを行っているが、この頃は、1995年頃で、ちょうどマハダシャー金星期に移行したタイミングである。
金星はラグナから見た5室の支配星とコンジャンクトしたり、月から見た3室の支配星とコンジャンクトしていたので、芸能活動に打ち込んだと考えられる。
そして、日本で、インリンオブジョイトイの芸名で、芸能活動したのがこの金星期の20年である。
然し、彼女はちょうどハッスルの未払い問題があった頃の2008年9月27日にハッスルの元社員と結婚して、結婚後は、家族と故郷の台湾に移り住んで、台湾で生活しているようである。
結婚したのは金星/水星期だが、既に金星期の終わり頃で、次の太陽期は7室の支配星であるため、パートナー関係がテーマになったことが分かる。
7室をパートナーのラグナとすると、ラグナロードの太陽が7室(海外)に在住しており、結婚して外国(台湾)に移住することを表わしている。
因みに結婚、出産などいくつかの出来事を検証した結果、ラグナが水瓶座ラグナであることがはっきりした。
結婚
まず、結婚した2008年9月27日は、金星/土星期だが、金星は月から7室で、土星はラグナロード(7室から見た7室の支配星)で、月から見た7室の支配星である。
今回、出生図のラグナを水瓶座の最後の方の度数に設定したが、それは、そうしないと今回の事故が、月/土星期でカバーされないからである。
乗り物の事故が起こった2023年3月16日を月/土星期にするには、ラグナを水瓶座プールヴァバードラパダーの第3パダにして、ナヴァムシャのラグナを双子座ラグナにしなければならない。
従って、ナヴァムシャのラグナを双子座に設定すると、金星は2室支配の月と共に8室に在住し、土星は8室の支配星である。
金星と土星の配置は、8室や3室で良くない配置だが、結婚生活が起こるタイミングとしては納得できる。
アンタルダシャーロードの土星は、出生のラグナロードであり、7室獅子座をトランジットして、木星は射手座から獅子座にアスペクトして、7室にダブルトランジットしていた。
従って、結婚のタイミングである。
ちょうど、この結婚した2008年9月23日は、トランジットの月が7室獅子座を通過しており、これもこの日に結婚したことを表わす重要な材料である。
この金星/土星期は、彼女の場合は、金星は4、9室支配のヨーガカラカで、土星はラグナロードである為、通常、よく言われる「王が乞食に転落する」ほどの不幸を経験した訳ではないが、ギャラの未払い問題などはあったのは、金星と土星はドゥシュタナハウスに在住して傷ついているからである。
特に土星は、損失の12室の支配星で、6室(訴訟)で6室の支配星とコンジャンクトしている為、ギャラの未払いで損失を被り、訴訟を提起したことが分かる。
そうしたギャラの未払い問題で悩んでいる時にハッスルの社員と結婚していることから、何らかの相談をしているうちに結婚に結びついたのかもしれない。
出産
第一子の出産は、2010年7月16日で、金星/水星/ラーフ期だが、出生図で金星は9室の支配星、水星は5室の支配星、ラーフは9室に在住している。
ナヴァムシャでは、金星は5室の支配星で、水星は9室に在住し、ラーフはラーフ/ケートゥ軸として5室に絡んでいる。
サプタムシャでは、金星は5室支配の木星からアスペクトされ、月から見た5室の支配星で、木星から見た5室に在住している。
水星はラグナに在住し、ラーフは5室支配の木星とコンジャンクトしている。
トランジットを見ると、土星は乙女座で逆行して、5室と9室にアスペクトし、木星は少なくとも3ヶ月前の時点で、水瓶座を通過しており、5室と9室にアスペクトして、5室と9室にダブルトランジットが生じていた。
第二子、第三子は、2013年12月9日に双子で同時に誕生しているが、太陽/火星/金星期である。
太陽は特に出生図では直接的に5室や9室への絡みは見られないが、太陽のディスポジターである土星は、5室や9室の支配星と相互アスペクトしている。
また太陽が在住するダニシュターの支配星である火星は月から見た5室の支配星、木星から見た9室の支配星である。
火星は同様に月から見た5室の支配星、木星から見た9室の支配星である。
金星は、9室の支配星である。
ナヴァムシャでは、太陽は5室に在住し、火星はラグナロードと相互アスペクトし、9室の支配星とコンジャンクトしている。
そして金星は、5室の支配星である。
サプタムシャでは、太陽はラグナロードで、火星は9室の支配星で、9室に在住し、定座で強く、金星は、月から見た5室の支配星で、5室支配の木星からアスペクトされている。
トランジットを見ると、土星は9室を通過し、木星は5室を通過して、9室にダブルトランジットが生じている。
また6ヶ月前の時点では、土星は天秤座で逆行して、5室にアスペクトし、5室にダブルトランジットも生じている。
ラーフ/ケートゥ軸は、3-9軸を通過して、9室に絡んでいる。
また興味深いことにこの時は、双子の誕生だったが、子供の表示体である木星は、二重星座である双子座を通過し、土星がアスペクトして、双子座5室にダブルトランジットが生じている。
日本で久しぶりにテレビ出演
このように結婚や出産などで、水瓶座ラグナで正しいことがはっきりと分かるが、結婚して台湾に活動拠点を移した後、2015年9月11日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ)で、久しぶりに日本でテレビ出演をしている。
この時は、太陽/木星/ラーフ期だが、ダシャムシャで、太陽は10室の支配星で、木星は10室に在住し、ラーフは7室で高揚している。
全てケンドラに在住し、木星、太陽は定座にアスペクトバックなどして強いことが分かる。
トランジットを見ると、土星は10室を通過し、木星、月、太陽は7室(10室から見た10室:10室の本質)を通過している。
そして、7室にダブルトランジットしているが、全国放送のゴールデンタイムの番組への出演は、誰からも知られ、見られる10室の象意で、公の大舞台に立つことを意味している。
また土星は3室の支配星にアスペクトし、木星は3室にアスペクトしている為、3室(芸能、メディア)にもダブルトランジットを形成していた。
テレビに出演するのは、明らかに3室の象意である。
台湾式リラクゼーションサロンをオープン -事業の立ち上げ-
またもう一つ検証材料として、インリンは、2012年4月5日に台湾式リラクゼーションサロンをオープンさせている。
出来高で稼ぐ起業家なのは、2、11室支配の木星が起業の2室で定座に在住して強いことが考えられる。
この時のダシャーは、金星/ケートゥ/ラーフ期で、マハダシャー太陽期の直前で、既にダシャーチッドラに入り、太陽期の効果が表れ始めていたと考えられる。
太陽は7室(10室の本質)の支配星で、また月から見て、起業の2室の支配星である。
またダシャムシャでは、10室の支配星で、4室に在住し、起業の2室と5室の支配星である木星と相互アスペクトしている。
金星は独立を意味する11室に在住しているが、ケートゥはラグナで高揚している。
マハダシャー太陽期の直前から台湾式リラクゼーションサロンをオープンさせて、それで7室支配の太陽期には、家族との生活を中心にして、台湾に拠点を移したようである。
トランジットを見ると、ラグナから11室に木星と土星がダブルトランジットしているが、11室は、6室から見た6室目のハウスであり、従業員を管理して、自らは独立することを意味している。
月から見ると、土星と木星は4室と10室にダブルトランジットしており、店舗を賃貸して、仕事を開始するタイミングをよく表している。
またラーフ/ケートゥ軸は、ラグナから見た4-10軸をトランジットしており、仕事上の変化を表わしている。
また太陽が起業の2室と2室の支配星の上を通過していることや月や火星が7室(10室の本質)を通過していること、また4室支配の金星が4室(店舗)を通過していることなど、いくつかの切り口から、このタイミングでの仕事上の躍進を説明することができる。
台湾のプロダクションに移籍
そして、話が前後するが、「ダウンタウンなう」(フジテレビ)で、久しぶりに日本でテレビ出演した後、翌年2016年3月15日に中華民国(台湾)のプロダクション「英里有限公司」へ移籍し、ユニット「JOYTOY」からの脱退し、芸名を「インリン」へ改名することを発表している。
この時は、太陽/土星期であるが、太陽と土星は敵対惑星同士で、6-8の関係にあり、また土星は6室の支配星と共に6室に在住して、訴訟やトラブルを表している。
おそらく、ギャラとか、契約の条件などで揉めて、日本の芸能プロダクションと決別したのだと思われる。
移籍というのは、契約関係の解消を意味するため、離婚の6室の象意に該当する。
ラグナを検討するのに外見や見た目は全く当てにならない
インリンが水瓶座ラグナであることを検証してきたが、電動自転車を運転しようとして肋骨を三本も折るような大怪我をしたのは何故なのか、その理由を調べようとした所、最終的に水瓶座ラグナに辿り着いた。
然し、水瓶座ラグナというのは、全く私が思いもしなかった予想外のラグナだった。
外見的には、SMの女王様のような恰好をして、グラビアで、売り出しているインリンは、蠍座ラグナという先入観がまず第一に支配的になった。
それで説明ができない為、仕方なく、乗り物の事故に遭いそうなコンビネーションを探すという観点で、ラグナを一通り見ていった所、水瓶座ラグナに辿り着いたのである。
それは全く理詰めの作業であり、直感とか、感性などで、一目でラグナが分かるという風にはならなかった。
水瓶座ラグナは、最も私が分かりにくいラグナであり、自分のチャートに惑星が全く在住していない為、感覚的にも分からない。
また見た目でも全く分からない。
しかし、よくよく凝視すると、双子座でもなく、天秤座でもない風の星座の軽やかな雰囲気が感じられる。
私がインリンをよく知らないということもあると思うが、やはり、蠍座ラグナの濃厚な水の感じとは全く異なるのは今となっては分かる。
然し、見た目というのは全く当てにならず、また見た目では通常、分からないのである。
見た目だけではなく、実際に対面して、その人物とある程度の時間を過ごし、雰囲気や性格、行動パターンに触れれば、それなりに分かってくるが、見た目だけでは分からない。
あくまでも起こった出来事から逆算して、理詰めで、検討した時にラグナが分かるのである。
外見や雰囲気などの微細な違いに気が付くような経験、訓練を積んでいる場合は、気づくかもしれない。
逆に私が直ぐに当てられるのは、蟹座ラグナである。
やはり、自分が蟹座に太陽と月を持っているということもあるが、蟹座ラグナの人は、会った途端に分かることが多い。
コメント
コメント一覧 (4件)
フィードバックです。
私は水瓶座ラグナで月が蠍座ラグナですが、
水瓶座ラグナから見た10室蠍座へのダブルトランジットの効果が出た時から膝が痛くなりましたね。
アメリカのインド占星術師のJoni Patry さんが、6室支配の月が10室にある人は膝の怪我に注意、と、そのアプリの中で言っているのですが、私はそこについては気にしてなかったのですが、その通りになりましたね…
確かに10室は医療占星学では膝に該当しますので、非常によく分かります。
敵を粉砕する時期ではあってもやはり6室の障害、怪我の象意が10室を傷つけている象意は出てくると分かります。
敵は減衰しているので、粉砕されますが、膝の方は減衰した6室の支配星から傷つけられているとも言えます。
因みに膝は10室で、山羊座に対応しており、すねは11室で水瓶座に対応し、足首から下の足先は、12室で魚座に対応しています。
また太ももは9室で、射手座に対応していますが、膝には膝関節があり、最もハードに酷使される箇所で、働き者ですが、
運動星座で、最もハードワーカーである山羊座に対応しているというのは興味深い所です。
身体の部位だけでなく、役割や機能面についてもその象意がしっかり現れています。
例えば、5室獅子座は、心臓であり、身体の中心で血液を身体の隅々まで行き渡らせる重要器官で、コントロールセンターであるというのもそうです。
女子プロテニス選手のシュティフィーグラフは、双子座ラグナで、8、9室支配の土星が11室で減衰していますが、
11室の支配星は6室に在住し、牡牛座の月ラグナから見て、11室と11室の支配星にラーフ/ケートゥ軸が絡んでいます。
その為か、グラフはインタビューの中で、自分の身体の部位で一番嫌いな所はすねだと答えています。
すねと言ったか太ももと言ったのか詳細は忘れましたが、とにかく8室支配の土星により11室が傷つき、9室の支配星も減衰して、弱かったりします。
実際、写真で見てもそれ程、見栄えが良くないかもしれません。
そうした細かい所まで、カーラプルシャ(宇宙的身体)の象意は、よく現れてきます。
非常に興味深いことです。
追記です。
水瓶座ラグナの私も、インリンの見た目からでは、ピンときませんが、エロティシズムを変態的な表現でやっているとこがそうなのかなぁ…などと思います…
それに、変態的、性的な表現なのに、「エロく」はない、不思議な感じですよね…
水瓶座は常軌を逸したことを、普通そこまでやらないでしょ、と突き抜けるレベルまでやりますから。
それは何故かと考えると、やはり行為の10室が蠍座に該当し、蠍座はカーラプルシャでは性器を意味し、性的な事柄を表わすからかもしれません。
また10室の支配星が3室(食欲、性欲、睡眠欲)を表わし、行為の動機付けが、性欲を含む欲望の垂れ流しになる傾向があったりします。
これは獅子座ラグナも同じで、3、10室支配の金星は、常に娯楽や快楽を求めます。
古典的な王様(獅子座)が、観劇したり、後宮に女官たちをはべらせて快楽に耽るという図がありますが、獅子座の典型的な行動パターンです。
水瓶座ラグナの場合は、何らかのプラットフォームで、指導者として、参加者たちを儀式的に管理するという才能があります。
それは、秘密結社の儀式の中に性的な密儀が多くあるということに関係するかもしれません。
ハッスルにおいてもファイティングオペラというリングの上のプラットフォームで、一定の形式の中で、かなり大胆な性的な表現を行ないます。
トムクルーズが主演した映画「アイズワイドシャット」で表現された秘密の会合で、行なわれている乱交パーティーのような性密儀などもそれに該当します。
やっていることは乱交パーティーですが、水瓶座はそこに一定の形式を与えるので、それが猥褻のようにならないのかもしれません。
行動が、とにかく秘密的で、不道徳なニュアンスがあり、性的なのはやはり、10室が蠍座だからだと思います。
海外の自己啓発セミナーでは、参加者全員が男性も女性も全裸になって、自分を解放するというものがあったりします。
水瓶座というのは、クラブ活動、サークル、同好会など、人が集まるプラットフォームを企画し、維持、管理する才能があり、そうした集まりには、必ず、性的な何らかの密儀が伴います。
例えば、気軽で簡単なものであれば、合コンなどで行なう王様ゲームなどもそうしたものの一つかもしれません。
性的な欲望に一定の形式や儀式的秩序を与えることで、それを完全に不道徳なものから、文化的な行為に昇格させるのです。
水瓶座というと、非常に理知的で平等主義で、真面目な印象ですが、行為の10室が蠍座であるということがあって、非常にちぐはぐな感じはあります。
パーソナリティーの印象は、風の星座と支配星の土星で作られますが、行為の10室は水の星座と支配星の火星によってつくられ、全く人格と、行為が、敵対的であり、かみ合わない所があるかもしれません。
理知的で抑制的な性格、人格に見えながら、行動は感情的で、情熱的であり、過激であるということです。