【追悼】美輪明宏について



美輪明宏が91歳で亡くなったと報じられている。


美輪明宏さん 91歳で死去 生前の直筆メッセージが公開「こんな世の中を 生き抜く武器は愛の言葉しかありません」…【メッセージ全文】
2026年6月28日 10時43分スポーツ報知

歌手の美輪明宏(みわ・あきひろ、本名・丸山明宏)さんが6日20日、老衰のため亡くなった。公式サイトで報告された。91歳だった。1935年に長崎市で生まれ、歌手や俳優として活躍。同性愛者であることを公言した芸能人の草分け的存在として知られた。独特の話し方とキャラクターで愛され、歌の実力は80歳を超えても衰え知らず。存在感を示し続けていた。

公式サイトには「生前の美輪明宏から直筆のメッセージを預かっております。」と紹介し、「こんな世の中を 生き抜く武器は 愛の言葉しかありません この世のすべての問題を 解く鍵は愛です 愛があれば 戦争なんか起こりません 美輪明宏」と記されている。

 このメッセージについて、公式サイトでは「世界各地で戦争や災害が起き、地震や洪水など大きな災害も後を絶ちません。そのたびに多くの尊い命が理不尽に奪われる悲しい世の中になってしまいました。日本国内でも闇バイト、通り魔、SNSによる誹謗中傷など、平気で人を殺めたり、傷付けたりする事件が増えているようです。美輪の願いは、この世からあらゆる差別、偏見をなくし、すべての人が平和で明るく楽しく生きていける共生社会の実現でした。その願いを込めたメッセージです。本人が常々口にしていた言葉です。」と説明している。

若い人は、美輪明宏のことを知らないかもしれない。


私の世代でさえも美輪明宏は、本来のキャリアであった歌手や俳優としての姿はあまりよく知らない。


2005年~2009年に霊能者・江原啓之とタッグを組んだテレビ番組『オーラの泉』での姿しか思い浮かばない。



あるいは、スタジオジブリの映画『もののけ姫』での声優として活躍の姿などが思い浮かぶ。


それらは晩年のキャリアであったが、非常に美輪明宏の人間性を輝かせたと思われる。


『オーラの泉』では、長い人生経験から来るアドバイスが定評で、「愛の伝道師」として、有名になった。



この美輪明宏のファッションセンスや歌手として活動した若い頃の姿を見たら、明らかに牡牛座ラグナであることが分かる。





そして、性格的には、甘いロマンティシズムや母性本能などを感じさせる振舞いからおそらく、ラグナはローヒニーに在住していると思われる。


牡牛座ラグナの人は、男性であってもフェミニンなファッションセンスを持ち、スカートを履くような人も多い。




歌手として活躍した若い頃を見ても華麗でゴージャスな衣装に身を包んでいる。


歌手としての才覚を発揮したのは、金星が2室に在住しているからである。


そして、これは声優として、『もののけ姫』などに抜擢されて、高い評価を得たことも示している。



ラグナロードの金星が2室に在住し、2,5室支配の水星がラグナに在住して、1-2の星座交換をしており、1-5の絡みが生じていることが、舞台俳優として、本格的な芸術家として活動した理由である。


5室は3室(芸能)から3室目で、3室の本質のハウスだが、ラグナロードが5室の支配星と星座交換によって緊密に絡んでいる為、舞台芸術や演出など、より高度な芸術性を示している。


若い頃に三島由紀夫の作品に俳優として出演し、三島由紀夫と親交があり、付き合っていたとも言われている。



美輪明宏の晩年の金髪姿は、非常に印象的だが、これはラグナに太陽が在住しており、非常にギラギラと存在感を放ち、個性を印象付ける配置となっているからである。


美輪明宏が存在するだけで、その場の雰囲気が、パッと明るくなり、ギラギラと存在感を発揮するのは、こうした配置の為である。


その他、3室支配の月が5室に在住し、3-5の絡みも形成し、芸能と、舞台芸術や演出などが上手く相乗して、メディアの世界でも活躍したことを表している。



美輪明宏は、5人兄弟の次男で、兄と姉と弟がいたと言うが、まず、兄、姉に恵まれたのは、11室支配の木星が逆行して、11室にアスペクトバックしているからである。


11室にあたかも木星が定座に在住しているかのように働いている。


木星は数が多いことを示す為、兄と姉という形で、複数の兄姉に恵まれたのである。





この美輪明宏だが、ラグナ、太陽が牡牛座で、月が乙女座に在住しており、ラグナ、月、太陽が、全て女性星座に在住している。



しかもカラカムシャラグナも牡牛座であり、性格、パーソナリティーに女性星座が非常に強く影響していることが分かる。



このように女性星座が強い場合、男性であっても女性的になるのは当然である。



しかし、同性愛者というよりも牡牛座特有の美意識から、自然に女性性が開花し、女性としての自意識を発達させたといった方がいいかもしれない。


若い頃の写真を見ても、男性としても非常に美しい姿をしていることが分かる。





牡牛座は女性星座で、特に自分の肉体美に拘ることから、どうしても自分自身を男性としてよりも女性として意識し、その美に磨きをかけるのは当然である。





美輪明宏は、ラーフ期に歌手として頭角を現し、1957年、シャンソン「メケ・メケ」を日本語でカバーし、艶麗な容貌で、シャンソンを歌い上げ、一躍人気を博したという。


この頃、ラーフ/金星期であり、社会デビューの時期であり、人生で、有名になっていく最初のタイミングである。



wikipeidaには、幼い頃から中華料理やイタリア料理、肉料理中心で食生活を過ごしてきたことにより1978年頃に体調に影響が出始めて、慢性気管支炎も発症し、年々悪化していったと記されている。


1978年は、木星/ラーフ期であり、木星は牡牛座ラグナにとっては、8、11室支配のマーラカ(※二次的なマーラカ)で、病気の6室に在住し、逆行して、肺の表示体としての月と絡み、水星にもアスペクトしている。


ラーフのディスポジターは、土星で土星は肺を表す4室にアスペクトし、またラーフはマハダシャーロードの木星から見て4室に在住して、4室を傷つけている。



従って、この時期に体調を崩したことが分かる。



「幼い頃から中華料理やイタリア料理、肉料理中心で食生活を過ごしてきた」というのは、金星が2室に在住している為、美食家で、幼い頃から、かなり美味しいものを食べて来た印象である。



しかし、金星はマーラカの2室に在住し、2室支配の水星と星座交換し、8,11室支配のマーラカの木星からアスペクトされていることもあり、あまりゴージャスで美味なものを食べ過ぎたことで健康状態を損なったようである。



因みにこの後、土星期に入っていくが、1980年~1999年ぐらいまでの土星期19年間は、美輪明宏は有名で仕事もしていたが、体調不良で断念する機会も多かったようである。



それは、おそらく土星が月から見て、5、6室支配で6室に在住して、病気の6室と強く関係しているからである。この土星は、月から見て、3,8室支配のマーラカの逆行の火星からアスペクトされている。



そして、次に水星期に入っていくのだが、この水星期こそが、美輪明宏が『オーラの泉』などで、晩年にブレイクしていった時期である。



「愛の伝道師」として、その思想や価値観、メッセージを世間に伝えた時期である。



これが2,5室支配で、ラグナロードの金星と星座交換し、ヴァルゴッタマの強い水星の時期であった。



そして、2016年頃からケートゥ期に入り、あまり表に出て来なくなっていたかもしれない。



亡くなったのは、金星期に移行してからの金星/太陽期だったが、金星は牡牛座ラグナにおいて、ラグナの支配星であるにも関わらず、唯一、機能的凶星で、マーラカとなる惑星である。


そして、その金星が2室のマーラカに在住し、2室支配の水星と星座交換していた。


水星は2,5室支配で、本来は、敏感な中立ハウスとして、5室の吉意に引っ張られて、マーラカとはならないが、トリシャダハウスである6室支配の金星と星座交換することによって、マーラカとしての性質が出て来てしまう。



またアンタルダシャーの太陽は、そうした水星と金星の星座交換に接続することによって、マーラカに絡んでいる。


月ラグナから見ると、12室の支配星で、マーラカや傷ついた8室の次ぐらいの優先順位で、死に関係するハウスである。



ナヴァムシャのラグナについてはまた後日、検討したいと思うが、まず、ラグナは間違いなく、牡牛座ラグナである。


出生時間は、6:13前後である。



美輪明宏の公式サイトには生前につづったという直筆メッセージが掲載された。


「こんな世の中を生き抜く武器は愛の言葉しかありません この世のすべての問題を解く鍵は愛です 愛があれば戦争なんか起こりません 美輪明宏」


こうした世界平和を願う甘い情緒と、母性的な愛情表現は、月(母親)を支配星とするローヒニーの性質そのものである。





このような絵柄、ゴージャスで華麗な洋風な室内装飾の中で、髪を金髪に染め、きらびやかな衣装に身を包んだ姿-自分の身体だけでなく身の回りの物品も全て美しくなければ気が済まないという、そのような世界が、牡牛座の世界である。



まさに美輪明宏は、牡牛座の化身であった。




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