トヨタグループの豊田章男会長が、ダイハツ工業の認証不正問題に続き、豊田自動織機でも認証不正問題が発覚したことを受けて、グループ全体の責任者として、謝罪会見を行った。
トヨタ・豊田章男会長、グループ不正謝罪「深くおわび」 2024年1月30日 13:17 日本經濟新聞 トヨタ自動車は30日、トヨタグループの「ビジョン」についての説明会を名古屋市内で開いた。豊田章男会長はグループで不正が相次いでいることを受け、「ご迷惑、ご心配をおかけしていることを深くおわび申し上げる」と謝罪した。 トヨタグループが成長する中で、「大切にすべき価値観や物事の優先順位を見失う状況が発生してきた」として「私自身が責任者としてグループの変革をリードする」と強調した。 グループでは豊田自動織機やダイハツ工業などで不正が相次いでおり、グループ全体の企業統治が注目されている。豊田会長は「認証試験で不正をしながら量産してしまった。販売してはいけない商品を届けてしまった」と語り、「信頼回復には時間がかかる」との認識を示した。 トヨタのかつてのリコール問題などに触れ、「一番最初に信頼を失ったのはトヨタなので、相談相手としては頼りになる存在になるのでは」と話した。 グループ不正の対応として、今年の6月のグループ17社の株主総会に株主として出席する意向も明らかにした。豊田会長は「株主の立場、ステークホルダーの立場でトヨタグループを見る」と語り、各社と意見交換もしていく考えを示した。 さらに、「現場と商品軸でのグリップを固めていきたい」として、グループ各社に(テストドライバーのトップである)「マスタードライバー」の人材を選出するよう求めるという。「商品コンセプトを超えた使命を語れる人選をお願いしたい」と強調した。 また、トヨタグループの原点は発明への情熱にあるとして「次の道を発明しよう」とのビジョンをグループ会社や現場のリーダーなどと共有したと説明した。ビジョンは創始者の豊田佐吉氏の誕生日である2月14日に発表予定だったが、グループで不正が相次いでいることを踏まえて発表を前倒しした。 |
以前、豊田章男会長の出生図を蟹座ラグナに修正したが、現在、トランジットの土星が水瓶座8室を通過することにより、外部からのチェックが効かない封建的な家族集団、村社会(蟹座)に不正追及のメスが入っている。
豊田章男会長のラグナが蟹座であることも象徴的だが、トヨタグループは全体として蟹座的なグループであると思われる。
トヨタグループの発展の中で、小蟹が、グループ本体から独立、分岐して、子会社を形成してきた。
おそらく、そうしたことで、トヨタグループの会社は全体として、蟹座に特徴づけられていると思われる。
そして、蟹座ラグナの豊田章男会長も土星が8室をトランジットする中断、行き詰まりの象意により、謝罪会見という挫折を経験した。
また政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書に未記載であった裏金問題で、自民党の安倍派が最も多くの不正者が発覚している。
安倍晋三は蟹座ラグナであり、やはり、安倍派は全体として、蟹座的なのである。
水瓶座は、コンプライアンス(法令遵守)やグローバルスタンダード(世界共通基準)など、共通の基準を定める星座であり、その辺りは厳格である。
蟹座は、個人的なスタイルで、共通の基準を自己流に解釈し、自分に都合の良いように捻じ曲げていく。
蟹座が外部の監査などを受けずに長く自分たちで統治を勧めると、いずれその家族集団は、腐敗や不正の温床となり、自己浄化が難しい閉鎖された村社会に堕していく。
そうした状況の中で、土星が水瓶座を通過するなどして、水瓶座が強い監査能力を発揮すると、蟹座の家族集団における不正が一気に発覚するのである。
認証という手続きは、共通の審査基準に合致しているかを監査する手続きだが、最も水瓶座的な手続きである。
水瓶座は、厳格に基準を満たしているかをチェックし、基準からの逸脱を調査するのに最も適した星座である。
「第三者委員会」=水瓶座の監査
最近、「第三者委員会」という言葉が流行っている。
封建社会というものは、親子関係で構成されているが、命令する者がいて、服従する者がいる。
それが封建社会、すなわち、家父長制的「家」組織の構造である。
親子関係、すなわち、プライベートな家族集団には、外部のチェックは入らなで、独自の自分たち流の運営が行われる。
水瓶座の影響は、親子関係を三者以上の社会的関係に移行させることを意味している。
水瓶座をトランジットする土星の働きとは、家父長制的家組織に外部の人間(第三者委員会)を入れて、社会的関係の中に再組織することである。
相撲協会、ジャニーズ、宝塚、自民党(特に安倍派)など、封建的な家族集団、村社会など、全て同じである。
ダイハツや、豊田自動織機の問題も全て同じである。
民主主義の導入
つまり、これが独裁に対して、民主主義を導入するということである。
日本は第二次世界大戦で敗北したことで、マッカーサーが上陸して、日本国憲法が新たに作られ、民主主義が導入された。
ロシアは第二次世界大戦で戦勝国側であった為、民主主義の導入が回避されたが、いずれ今回の戦争の結果、導入せざるを得なくなる。
つまり、戦争(外部からの強制)は、時には避けては通れない道である。
今やウクライナへの侵略に邁進しているロシアは、国内の中からも戦争の中止を求める声が高まっており、反体制組織やパルチザンの活動も活発化している。
これはロシアの独裁的な封建社会が崩壊し、民主主義が導入される一つの過程を見ている。
今起こっていることは、親と子の支配-服従関係の中に外部の第三者が割り込んでいく過程である。
場合によっては、それは戦争という形の強制力を伴った形で、行なわれる。
家庭内暴力で機能不全となった家庭に公的な福祉事務所が行政の強制力をもって、介入していくというのと似ている。
つまり、独裁的封建社会から民主主義への変化は、二者関係から三者関係への移行によって行なわれ、それはしばしば戦争という形を取るのである。
独裁国家はその性質上、国内の国民の不満を逸らすため、外部に侵略戦争を仕掛けなければならないステージが訪れる。
それを迎え撃つ、民主主義陣営は、最終的に独裁国家の侵略戦争に対峙して、戦争によって独裁国家を打倒しなければならないのである。
最初は戦争に消極的であって、出来れば避けたいと考えているが、結局は、戦わなければならなくなるのだ。
最近、NATOが大規模軍事演習を行なうことを決定したが、これまでの流れを見ていても決して戦争したかった訳ではない。
むしろ、仕方なく重い腰を上げて、やらざるを得ないという感じである。
コメント
コメント一覧 (2件)
そう言えば、最近、元ボクシング協会会長の山根明が亡くなりましたね。
あの人も、蟹座の権力腐敗や公私混同を体現したような人でしたけど…
うちのマンションでも、長年、理事会を食い物にしてきた、元地権者の一族の正体が暴かれてます…(私によって笑←ラグナ太陽ラグナ水瓶座、月ラグナは蠍座で墓穴掘らせといて最後に刺すタイプです)。
蟹座的な人物でもう一人思い出しました。
元日大理事長の田中英壽、彼も亡くなりましたね。