三浦春馬について更に新情報が出てきており、それによってやはりラグナが射手座で正しいことを確信した。
三浦春馬さんが抱えていた心の重荷…母との“断絶”証言も 2020/7/21 17:00 デイリー新潮 *** 警察は三浦さんの仕事先のみならず、母親など近親者にも事情を聞いて、動機の解明を進めている。さる芸能関係者も三浦さんの母についてこんな証言をする。 「三浦さんは、以前から家族との関係に悩んでいました。母からは度々金銭の無心をされ、芸能界の仕事に嫌気がさしていた。役者を辞めたいと漏らし、農業をやりたいと言ったこともあるけど、その度に母親から反対されるため、最近は断絶状態だったと聞いています」 実家の近隣住民によると、三浦さん一家はもともと母子家庭で、中学生に上がる頃に母親が継父と再婚した。両親は茨城県土浦駅周辺で居酒屋や食堂を営んでいたというが、現在は閉店。3年ほど前に母親は家を出て行き、父親も引っ越したという。 古くから一家を知る親族によると、 「土浦の家を出た後は、春馬くんから住居用にと都内の高級マンションを買って貰った。息子の個人事務所にも関わっていたようです。春馬君は自分が母親を支えたいと考える一方で、どこか負担になっていたのでは」 3年前に起きていた“一家離散”。自死との因果関係は不明ながら、三浦さんをよく知る芸能関係者は、こんな異変を感じていた。 「4年ほど前、三浦さんが所属事務所に“辞めたい”と漏らしていたことがあって、その頃から飲酒量が増えていった。日本酒なら大吟醸が好きでしたけど、ハイボールとかサワーとか、割りモノ系のお酒まで何でも飲むタイプでしたね」 三浦さんが中学生の頃から親交があった「茨城元気計画」代表の卯都木睦氏も、アルコールに依存する三浦さんの生活を懸念していた。 「確かに、春馬はお酒をたくさん飲んでいるな、と感じることはありました。それで、1年ほど前に彼を叱ったことがあったんです」 さらなる活躍を期待されていた矢先の早すぎる死。7月22日発売の週刊新潮では、三浦さんが抱えていた心の重荷に迫る。 「週刊新潮」2020年7月30日号 掲載 |
やはり三浦春馬は、家族との関係に悩んでおり、母親から度々金銭の無心をされ、芸能界の仕事に嫌気がさしていたというのである。
農業をやりたいと言ったこともあるが、その度に母親から反対されるため、最近は断絶状態だったという。
射手座ラグナに設定すると、母親を表わす月が8室支配で8室に在住し、母親からの支配を表わしている。
また月とケートゥの絡みは、母親への失望や母親の裏切りなどを表わしている。
三浦春馬は、母子家庭で、中学生に上がる頃に母親が継父と再婚し、茨城県土浦駅周辺で居酒屋や食堂を営んでいたというが、現在は閉店し、3年ほど前に母親は家を出て行き、父親も引っ越したという。
やはり、私が想定したように家族の問題というものが大きく、2室へのラーフ、土星、火星の集中は、両親の離婚や家族の離散、生まれ育った家庭環境の崩壊を表わしていることが分かる。
母親は、三浦春馬から住居用に都内の高級マンションを買ってもらい、息子の個人事務所にも関わっていたのだという。
つまり、母親にとって三浦春馬の芸能界での収入は、自分の生活に欠くべからざるものとなっていたことが分かる。
高級マンションでの暮らしにも慣れてしまい、息子の収入を当てにしていたことが分かる。
だからこそ、母親は、息子が芸能界を辞めて農業をするなどということを自分の生活の安楽の為に許すことは出来なかったのである。
私は今回、全くこうした事実を知らなかったが、三浦春馬のラグナを射手座に修正することに成功してから、おそらくこうした家族の問題があり、母親からの支配を受けているということをイメージできた。
今回、週刊新潮の2020年7月30日号の記事で、それが確認できた形である。
昔、貧しい農家は、自分たちの娘を女郎に売って、売られた娘は、家族の為に一生働かなければならず、その仕組みから逃げることは出来なかった。
三浦春馬は、あたかも母親によって、型にはめられ、芸能界に沈められたといってもいいかもしれない。
三浦春馬のチャートの2-8軸の激しい傷はそのことを物語っているのである。
2室で2室支配で定座の土星と5室支配の高揚する火星が2-5の強力なダナヨーガを形成し、ラーフによって金銭欲、蓄財への欲求が強調されており、月が8室の支配星で8室に在住し、それらのダナヨーガを形成する凶星群と相互アスペクトする配置は、母親のおかげで、芸能界で大金を稼ぐことが出来るようになったが、母親の継続的な支配による深い精神的苦悩も表わしている。
ダナヨーガに8室支配で8室で定座に在住する強い月が絡んでいることが重要であり、母親によって幼少時に児童劇団に参加したことで、芸能界にデビュー出来たが、母親の支配が常に付きまとうことを表わしていたのである。
母親に度々、金銭の無心をされ、その為にあまり好きではない芸能界で働かなければならないということ、皆が憧れる芸能界で活躍するスターがそんな悩みを抱えているというのは全く外から見ているだけでは分からないことである。
然し、それはホロスコープを調べれば、このように鮮やかに浮かび上がってしまう。
三浦春馬が言った『人には逃れられないものがある』という言葉は、母親のことを言ったものである。
水星期の解釈
因みに三浦春馬が4歳の頃に児童劇団に加入し、7歳でデビューして水星期を通して、若くして芸能界の仕事をしてきたことは彼にとって何を意味するかが重要である。
人生における水星期→ケートゥ期→金星期というマハダシャーの流れの中で、水星は唯一、トリコーナの5室に在住する惑星である。
この水星は7、10室を支配しているが、パラシャラは射手座ラグナにとっての7、10室支配の水星は、9室支配の太陽と絡むことで、ヨーガカラカになり得ると言っている。
従って、ヨーガカラカになり得るということから、射手座ラグナにとっての7、10室支配の水星は、機能的凶星に含めないで、機能的吉星として扱われている。
それは、シュリK.N.ラオやK S チャラック氏の分類でもそうなっている。
通常、2つのケンドラを支配する吉星は、吉意を失うのであり、双子座ラグナにおける7、10室支配の木星、乙女座ラグナにおける4、7室支配の木星、魚座ラグナにおける4、7室支配の水星などもそうである。
然し、射手座ラグナにとっての7、10室支配の水星だけは機能的凶星には分類されていないのである。
これはケンドラの10室の方が水星がムーラトリコーナとなる星座であり、最強のケンドラの10室の方が強調されるため、良いと判断しているからである。
一方で、魚座ラグナにおける4、7室支配の水星は、7室の方が、水星がムーラトリコーナとなる星座であることから、マラカの要素が強調されて、それで凶星として扱うのではないかという判断になる。
ケンドラアディパティヤドーシャも水星は、木星よりも弱く、吉意を損なう度合いは少ない。
それで7、10室支配の水星期は、一応は、吉星としての扱いなのである。
然し、通常、この2つのケンドラを支配する惑星は、何が悪いのか分かりにくいが、私のリサーチによれば、物質的には恵まれているが、精神的な喜びがないという形でその凶意が表れるのである。
従って、双子座ラグナにとっての7、10室支配の木星であれば、仕事もあり、配偶者にも恵まれているが、精神的な喜びがないといった形で、その凶意が表れる。
その凶意は中々理解されないかもしれないが、中々根深いものがあり、そのことは過去においてクライアントにインタビューしたり、私の実体験によって確認した事実である。
人が幸せなのは、精神の喜びを通してであり、決して物質によってではない。
この射手座ラグナにとっての7、10室支配の水星もそのようなものとして考える必要がある。
パラシャラは水星が9室支配の太陽と絡めば、ヨーガカラカを形成できると書いてあるだけで、決して水星が機能的な吉星であると書いている訳ではないのである。
そのテキストを読んだ人々が、水星はヨーガカラカとなり得るのだから、そんな水星が機能的な凶星ではおかしいと考えているだけである。
マハダシャー水星期を通して、三浦春馬は、俳優としてデビューし、作品に出演しつづけたが、それが本当に心からの喜びを感じる経験であったのかは微妙なのである。
水星は7、10室の支配星として、俳優としての共演者やヒロイン役との関わりや、芸能事務所とのマネジメント契約、芸能界での仕事を与え、5室に在住しているので、映画やドラマの作品作りに俳優として関わったが、それは自分の心の底から動機づけられてやりたかったことではないのである。
映画やドラマの創造的な活動に携わったが、あくまでもそれは仕事としてである。
それが7、10室支配の水星の意味なのである。
水星は5室でアシュビニーに在住し、ケートゥのナクシャトラに在住しているが、ケートゥはアーシュレーシャに在住して水星のナクシャトラに在住している。
従って、5-8の星座交換が形成されており、特に水星が在住するナクシャトラの支配星であるケートゥが8室に在住し、8室支配の月とコンジャンクトし、土星、火星からアスペクトされている配置は、母親からの支配を受け続けたことを表わしている。
それは母親から演劇が好きだと思いこまされ、洗脳され続けたことを意味している。
このように三浦春馬にとって、輝かしい俳優としてのキャリアを築いた時期も決して、その裏には精神の苦悩があったことが分かるのである。
射手座 ―高い所からの転落の象意―
現在、射手座にダブルトランジットしているが、射手座は以前から書いてきたように高い所からの転落が起こる星座である。
おそらく今回の三浦春馬の自殺についてもそれが当てはまると思われる。
彼は好きではない芸能界で母親に金の無心を受け続けるという苦悩の生(仕組み)の中に拘束されており、そこから逃れるには自殺しかないと考えたのである。
精神的に思いつめてそのように考えたのだと思われる。
肉体の死によって、そのカルマ的な鎖から自らを解き放ち、射手座らしい跳躍を行なったと言える。
それは決して、幸福な出来事ではないが、極めて射手座的であり、そこには不気味なまでの跳躍力、行動力が伴っている。
苦悩の中に留まり続けることは出来なかったようだ。
強い火星は強力な実行力を表わし、月と火星のコンビネーションは瞬間湯沸かし器のように感情を爆発させるコンビネーションである。
射手座の跳躍力や実行力が悪い形で働き、こうした解決法に結びついたと考えられる。
それは衝動的なものであり、計画的なものではなかったことは明らかである。
それは前日までTBS系列で9月からスタートする予定のドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』の撮影に参加しており、何ら身辺整理的なことを行なっていなかったことからよく分かる。
それは、激しい苦悩の感情が高ぶった結果としての衝動的な一つの転落事故であったようにも感じられる。
もう少し瞑想などを実行していて、苦悩する自分をあたかも他人のように見れる精神のスペースがあれば、そのような衝動的な事故にはなり得ない。
射手座ムーラは確かに哲学的で物事の根本を追求するナクシャトラではあるが、射手座自体は、外向的で、関心が外側に向かい、物質的に成功する力が伴うためか、内面を探究するにしても内面の深い洞察に至るのが難しい星座である。
それは以前、私が自己啓発セミナーに参加した時にそのように思ったのであるが、自己啓発セミナーは高額であるし、物質的に成功していて高給を取っているような人でないとまず参加もしないし、出来ないのである。
そこに集まる人々は、皆、社会である程度の肩書きを得ていたり、専門的な仕事の分野などで、業績を挙げている人もいるが、一つ自分が本当は何を求めているのかとか、そうした心の洞察に関することになると、普通の平均以下の見る力しか持っていない場合があるのである。
それは驚くべきことであるが、しばしば起こっていることである。
三浦春馬も真面目で、真剣に考え、探究はしていたが、それは自分に与えられた芸能界という枠組みの中で、ぐるぐると思考を巡らせて、問い続けていただけなのである。
その迷路の中の自分、人生を通してのカラクリに気づくだけの力がなかったと言える。
もしあったのだとしたら俳優をやめて、やりたかった農業を始めるぐらいのことが出来たのではないかと思うのである。
然し、チャートから見ると、ダシャーの論理から今回の死は、避けがたい運命的な拘束力を示しているようにも感じられるのである。
そのような運命論はよいことではないが、それはまだ当分、抜け道のない状況であった。
現在はまだ金星/ラーフ期であり、マハダシャーの金星期は、2032年まで続くが、この金星は6、11室支配で3室に在住し、土星、火星、ラーフそして太陽に挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成しており、全く芸能の道における喜びを表わしていないのである。
月から見ても同様に4、11室支配の金星が8室に在住し、凶星に挟まれてパーパカルタリヨーガを形成している。
この金星には、全く喜びというものが見られず、常に芸能の道における評価、称号を求め続け、そして、それに挫折も感じる配置なのである。
芸能の仕事におけるプレッシャーに晒され続け、また母親の重い束縛と支配、それが今後も長く継続していくことが予想された。
そのような自分が収まっている状況を全て捨ててしまうように言うのは簡単なことではあるが難しいことである。
そして、そこから抜け出る道は、ダシャーには示されていない。
マラカと絡んだ激しく傷ついた月が、トランジットの土星がリターンし、月にアスペクトするタイミングでそれが起こっており、やはり、激しい心理的鬱状態をもたらすタイミングであった。
哲学者のショーペンハウエルは、以下のように語ったそうである。
「死は我々には余りにも必要な最後の避難所なのであって、これは坊主どものただの命令などで我々からとり去らるべきものなのではないのだ。」
確かに三浦春馬は、自殺をすることによって、芸能界で、母親に支配された状態で、虚偽の自分を生き続けるという束縛から逃れたと言える。
ダシャーはあと10年は、金星期が続くことを示しており、芸能界から容易に足を洗うことは難しかったと思われる。
そうすると、三浦春馬は、ショーペン・ハウエルが言うようにこうした拘束から逃れる最後の手段を選択したということになるのかもしれない。
宗教では、自殺は悪であり、人は自らのカルマを解消するため、何らかの使命を果たすために生まれて来たのであり、そのために努力し続け、生を最後まで全うしなければならないのである。
自殺をする運命があるというのは中々信じがたいことである。
ショーペンハウエルが、「坊主どものただの命令」と言っているのは、キリスト教の道徳によれば、自殺は悪であることを示している。
然し、リベラリズムの観点によれば、自殺は、必要な最後の手段として、我々に与えられた選択肢なのかもしれない。
但し、自殺をした結果、その生は終わりとなり、成長したり、カルマを解消する機会も失われるのである。
そのような考え方は、自殺を奨励しているように誤解されかねないし、保守的な日本の社会では、決して言ってはいけないことである。
やはり、この世に生まれた以上、生の最後まで努力し、その使命を全うするというのが、健全な考えである。
コメント
コメント一覧 (6件)
三浦さんについて、それほどファンである自覚はなかったのですが、このニュースを知ってからずっとなぜ?という思いが頭から離れずにいました。
そして、この件についてはぜひ(というか絶対!)秀吉さんの鑑定がみたいと思いましたので、早速検証していただき大変ありがたいです。
私は占星術の知識が皆無ではありますが、秀吉さんが書いて下さったことを拝見して少しずつ心の整理をつけつつ、自分のことも改めて振り返ってみたいと思いました。どうもありがとうございます。
三浦春馬の死については衝撃を受けましたが、
世間の人も困惑したかもしれません。
然し、チャートに表れているようにやはり行為には必ず理由があり、
この世の中には全く理解不能な出来事というのはないと思います。
その解明に役立てたのであればうれしく思います。
少しでも参考にして頂ければうれしいです。
三浦春馬さんの鑑定を読ませていただきました。ありがとうございます。さくらさんと同様に感じたのでコメントさせていただきます。
彼に対しては誠実さや優しさ外見の美麗さに魅力を感じ好印象を持っていましたが、それほど大ファンというわけではありませんでした。しかし今回、自分でも驚くほどの悲しみや喪失感にさいなまれ、いまだに毎日辛く感じております。またYouTubeやインスタなどの書き込みを見ると同じように感じている方が多いようです。
なぜ多くの人が、ファンでもなかったのに激しい喪失感に襲われたり、涙したり、毎日のように彼のことを考えてしまうなどの現象が起きるのでしょうか?
このような現象はインド占星術で読み解くことができるのでしょうか?
もし可能であれば、またお時間許すときに鑑定していただければ幸いです。
また口に出すのは憚れるのですが、万に一つでも、もしや事件や他殺等の可能性は考えられますか?
よろしくお願いします。
>なぜ多くの人が、ファンでもなかったのに激しい喪失感に襲われたり、涙したり、毎日のように彼のことを考えてしまうなどの現象が起きるのでしょうか?
>このような現象はインド占星術で読み解くことができるのでしょうか?
それは三浦春馬が、見た目の華やかさとは違って、内面に深い苦しみを抱えていたことに共感したからでしょうか。
あのような形で、自殺するというのは非常にショッキングであり、余程、苦しくなければ簡単には人は自殺しません。
日頃の姿とのギャップが激しいだけに人々はショックを受け、何故、自殺したのか、色々と考えたり、その原因を探究しているのではないでしょうか。
芸能人は、メディアの3室で活動しますが、3室はヒーローイズムのハウスであり、メディアを通じて、その演技でも私生活でも何でもが、大衆に広く訴えるため、影響力が大きいということです。
インド占星術で読み解けるのか分かりませんが、現象としては、メディアの世界の人気俳優の自殺であった為に影響が大きいと思います。
>また口に出すのは憚れるのですが、万に一つでも、もしや事件や他殺等の可能性は考えられますか?
そのような説は、陰謀論が好きな人が考え出した説に思えます。
陰謀論の人々は、物事を深く考察せずに単純化し、全てを陰謀に結びつけることで説明しようとしますが、短絡的であると思います。
三浦春馬のチャートからは、深い心理的苦悩などがはっきりと読み取れるので、その可能性はほとんどないと思います。
惑星配置が、自殺をするだけの苦悩をもたらしたことがはっきりと分かります。
早速お答えいただきありがとうございました。
なかなか現実を受け止められなくて占星術なら何か分かるのではと思いました。
これからも時々読ませていただきます。
上記は三浦春馬の友人の証言ですが、秀吉先生の占星術での分析通り、家族が三浦春馬にお金の無心をしていたようです。