衆議院補欠選挙 東京15区で、元格闘家の須藤元気が組織の力を借りずに無所属で立候補して、堂々の2位となった。
惜しくも落選したが、自転車で選挙活動して、それでも本人のSNSによれば、立候補には1500万円かかったという。
K-1の格闘家時代は、派手な入場パフォーマンスで有名であった。
その後、ダンスパフォーマンス集団「WORLD ORDER」を率いて、日本のサラリーマンを意識したという、ロボットダンスを披露して、話題になった。
この「WORLD ORDER」というのは、新世界秩序のことで、ダンスパフォーマンスのテーマとしても秘教的、陰謀論的な世界観を披露し、世界政府の樹立を推進するアメリカの行為は、実は、帝国主義なのだと、批判的なメッセージをダンスに込めていた。
つまり、須藤元気は、アメリカのエスタブリッシュメントが、新世界秩序を構築し、世界政府の樹立を目論んでいるという話をフリーメーソン、イルミナティーの文脈でよく知っているようである。
そして、日本が韓国や中国など近隣諸国と、平和的に友好関係を結ぶというリベラル的な価値観を披露していた。
須藤元気は、このように格闘家としても派手なパフォーマンスを行い、ダンスパフォーマンス集団でも中心にいるリーダー的存在であった。
2002年10月19日には映画『凶気の桜』で俳優としてもデビューしている。
こうした経歴から考えると、常に物事の中心に立ち、主役しか演じられない典型的な獅子座ラグナの特徴を示している。
須藤元気のチャートを作成して、獅子座ラグナに設定して、結婚や離婚のタイミング、受賞のタイミングを調べると、獅子座ラグナで正しそうである。
2007年11月22日に一般女性との結婚を発表しているが、2014年夏に離婚している。
結婚した時のトランジットを見ると、1-7軸にラーフ/ケートゥ軸があり、7室支配の土星にトランジットの土星がリターンし、7室にアスペクトし、ラグナロードの太陽にもアスペクトしている。
また木星は5室射手座から7室支配の土星にアスペクトし、また1室にもアスペクトして、7室と1室にダブルトランジットしている。
2014年夏に離婚した時のトランジットを見ると、木星が12室をトランジットし、土星が天秤座から12室にアスペクトして、12室(別離)にダブルトランジットしており、月から見ると離婚の6室にダブルトランジットしている。
また須藤元気は、経歴において、受賞と資格の取得が多いのだが、このように多くの受賞歴や資格の取得歴がある人は、11室が強い人である。
2006年 第58回 毎日書道展入選 2008年 第60回 毎日書道展入選 2008年 第15回 泰書展 新人奨励賞 受賞 2009年 第26回 産経国際書展 入選 2009年5月22日、拓大レスリング部監督として東日本学生リーグ戦で就任以来初となる優勝を決め、最優秀監督賞を受賞した 2009年、唎酒師資格試験合格 2010年11月12日、第36回内閣総理大臣杯 平成22年度全日本大学レスリング選手権大会にて、最優秀監督賞受賞 2012年3月15日、647人でロボットダンスを同時に踊りギネス世界記録を達成 2012年10月19日、全日本大学グレコローマン選手権にて拓殖大学を優勝に導き7回目の最優秀監督賞を受賞 2016年11月、東京書作展 奨励賞 受賞 2016年11月、全日本ソムリエ連盟 認定資格試験合格 2017年6月、スキューバダイビングのダイブマスター資格を取得 2018年11月、Ordre des coteaux de Champagne シャンパーニュ騎士団のシュヴァリエ(騎士)に叙任される 2019年1月、一級小型船舶操縦士の試験に合格。 2019年7月、第25回参議院議員通常選挙の比例区に立憲民主党公認で立候補し初当選。 2021年7月、防災士資格取得試験に合格 2021年12月、調理師試験に合格 2024年4月3日、同月28日投開票の衆議院東京15区補欠選挙に無所属で立候補すると表明した (wikipedia 須藤元気より引用抜粋) |
獅子座ラグナであれば、5、8室支配の木星と、4、9室支配の火星が11室双子座に在住して、ラージャヨーガ、ダナヨーガを形成して11室が非常に強くなっている。
立憲民主党から出馬して、参議院に当選したことも含めて、資格、肩書きに恵まれることは、11室が強いことから来ている。
実際、2010年11月12日に第36回内閣総理大臣杯 平成22年度全日本大学レスリング選手権大会にて、最優秀監督賞を受賞した時のトランジットを見ると、木星が水瓶座から11室にアスペクトし、土星が乙女座から11室と11室の支配星にアスペクトして、11室にダブルトランジットが成立している。
こうしたことから、須藤元気は、獅子座ラグナであるとはっきりと分かった。
また5室支配の木星が11室に在住し、11室双子座が強いことは、フリーメーソンやイルミナティーなどの秘密結社、秘教サークルの知識について熟知しており、そうした人脈、交友があることを表わしている。
wikipediaに記載があるが、シャンパーニュ騎士団シュヴァリエなどの西洋の伝統あるサークルに加入していることなどもこうした強い11室双子座からもたらされた可能性がある。
衆議院補欠選挙 東京15区で、無所属で立候補した今現在、ダシャーは、水星/水星期、あるいは水星/ケートゥ期である。
水星は2、11室支配で、8室に在住し、5、8室支配の木星は11室に在住して、8-11の星座交換をしている。
2-5、5-11のダナヨーガも成立している。
月から見ると、2-5の星座交換である。
従って、悪い時期ではないのだが、11室の支配星の時期ということは資格の取得を考えるような時期である。
須藤元気のチャートでは8-11の星座交換が生じて、8室が強い配置である為、本来、棚から牡丹餅的に資格や肩書きが与えられるような恩恵に恵まれるのである。
従って、2019年7月の参院選に立憲民主党から比例代表に立候補した時は、おそらく、特にそれ程、望んでいなかったにも関わらず、立憲民主党から擁立されて、思いがけずもあっさりと当選してしまったのではないかと思われる。
従って、今回の無所属からの立候補はそうした強い組織による棚から牡丹餅的な力を借りずに自らの力で立候補したのだが、惜しくも敗北した。
ナヴァムシャやダシャムシャにおける水星(ダシャーロード)の配置がよく分からないが、やはり、この人は政治家になるとはっきり言えないような配置である。
つまり、2019年7月の参院選で立憲民主党から比例代表に立候補した時は、強い11室や8室の恩恵で、棚から牡丹餅的に政治家になってしまったのである。
しかし、チャートを見ると、ラグナから見た10室や10室の支配星と太陽の絡みがなく、また月から見た10室や10室の支配星も木星との絡みはあっても太陽との絡みはない。
従って、政治家向きというよりも芸術家や指導者向きである。
実際、そのキャリアにおいて、レスリングの指導者やダンス集団のプロデューサーなどのキャリアを歴任しているが、政治家としてのキャリアについては、それ程、恵まれていないように見える。
水星から見た10室や10室の支配星と太陽との絡みもなく、またナヴァムシャにおいても水星から見た10室や10室の支配星と太陽との絡みが見られない。
また水星自身も太陽と絡んでいない。
従って、政治家として長期に活動するようなカルマがそれ程、濃密には現れていない。
今回の選挙では、10室にもダブルトランジットは形成していなかった為、それで、誰にも見られ知られるぐらいにまで、全国的に公に目立つというまでには行かず、地味な選挙戦となったのである。
但し、2025年~2028年にかけて、水星/金星期、水星/太陽期が来るため、このタイミングで政治家になるかもしれない。
それはおそらく次の総選挙であり、その時に自民党が大敗して、政界再編する時に政治家として返り咲くように見える。
金星はナヴァムシャで太陽と星座交換しており、金星と太陽との絡みも見られる。
2019年7月に立憲民主党から比例代表に立候補した時は、木星/土星期であり、土星は太陽と星座交換している。
木星自身は、8室の支配星で、11室に在住し、11室支配の水星と8-11の星座交換を形成している為、まさに棚から牡丹餅的な恩恵を得る配置である。
こうした棚から牡丹餅的な恩恵を得られる木星期は終わったが、再び、水星期になっても、依然として、水星は、8-11の星座交換を構成する惑星の一つである。
その為、再び、次の選挙では、どこかの政党から擁立されて、立候補して、当選するのではないかと思われる。
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