天王星の牡羊座入室の兆候

先日、読者の方の書き込みのおかげで、天王星が牡羊座にまもなく入室することについて思い出した。
パラシャラズライトの計算では、6/27の21時ぐらいから入室するようである。

天王星の公転周期は84年であり、単純に12で割って、一つの星座を平均7年で通過する。

Uranus

公転周期が84年であることから、かなり高齢な人でない限り、この牡羊座の天王星は体感したことがないはずである。
1930年代にファシズムや国家社会主義が吹き荒れて、戦争が開始された時が前回、天王星が牡羊座に入室した頃である。あの時代の熱気というものは、私たちの誰もテレビの時代考証などで見るばかりで本当に自分の実体験として体験はしていない。

然し、テレビやyoutubeなどで見る限りでは、独裁者が台頭した時代であり、異常な熱気に包まれた時代であったように感じられる。

あの当時のファシズム、国家社会主義というものは、平等な社会を独裁者の力で実現しようとした所がポイントであり、一つの社会主義運動である。

それは牡羊座に入室する天王星の象意そのものである。

つまり、革新的なアイデアを持つ者に大衆が注目し、そこに政治権力なども集中していくのである。

天王星がまもなく牡羊座に入室する効果と思われる事象が早くも起こっている。

今日付けのニュースで新しい元素が発見されたそうである。


nihonium

「ニホニウム」有力 日本発見の113番元素名称案あす公表
産経新聞 6月8日(水)7時55分配信

理化学研究所のチームが発見し、日本初の命名権を獲得した原子番号113番の新元素の名称案が9日、国際純正・応用化学連合から公表される。これまで日本の国名にちなむ「ジャポニウム」が有力とされてきたが、日本語に基づく「ニホニウム」の可能性が高いとの観測が浮上している。

新元素の名称は国や地域、科学者などの名前にちなみ、語尾に「イウム」を付けるのが国際規則。チームを統括し名称案を決めた森田浩介グループディレクターは「日本で発見されたことが分かるようにしたい」としており、国名にちなむ名称になりそうだ。

当初検討されたジャポニウムはラテン語やフランス語に由来するが、関係者は「森田氏は自国語にこだわったようだ」と指摘しており、ニホニウムの可能性が高いとの見方が出ている。

過去に使用した元素名は使えない規則があり、元東北大総長の小川正孝博士が明治41年に新元素として命名し、後に別の元素と判明し周期表から削除されたニッポニウムは使えない。

名称案は9日午前0時に公表され、一般からの意見を5カ月間募集。目立った反対意見がなければ年内にも決定し、周期表に記載される。


これは天王星の牡羊座への入室効果であると考えられる。
上記は、科学の分野であるが、政治の分野でもそれらしき兆候が始まっている。

例えば、6/5にスイスで、ベーシックインカムの国民投票が実施されたという。

全ての国民の銀行口座に一律に毎月一定額を支給するというこの制度は、明らかにその単純さや直接性から言って、牡羊座の発想である。

この制度の実施を巡る国民投票は、今回は否決されたようである。

然し、この制度を導入するかどうか議論すること自体が、牡羊座への天王星の入室効果であると考えられる。



スイス 国民投票で「ベーシックインカム」導入否決
6月6日 7時17分 NHK NEWS WEB

スイスで、年金などを廃止する代わりに、収入に関係なくすべての国民に毎月一定額を支給する「ベーシックインカム」と呼ばれる制度の導入の賛否を問う国民投票が行われ、開票の結果、反対が70%を超え否決されました。

「ベーシックインカム」は、収入に関係なくすべての国民に無条件で毎月一定額を支給する制度で、貧困や少子化などの対策に効果的だとする指摘もある一方、年金や失業保険などを廃止することから導入に慎重な意見もあります。
スイスでは、この制度の導入を求める市民団体が国民から必要な数の署名を集めたことから、5日、賛否を問う国民投票が行われ、即日開票の結果、賛成が23.1%に対し、反対が76.9%となり、否決されました。

この市民団体は、制度が導入されれば毎月18歳以上には日本円にして27万円余り、18歳未満には6万8000円余りを無条件で支給する案を主張していました。しかし、スイス政府や主要な政党、それに経済界からは、「財源が不足する」とか「労働意欲の減退が心配される」などとして導入に反対する意見が相次いでいました。

「ベーシックインカム」は、フィンランドが効果を検証するため失業者など一部の国民を対象に来年から試験的に導入するほか、オランダでも自治体レベルで試験的に始まるなど、ヨーロッパを中心に導入に向けた動きがあり、今回の結果の影響が注目されそうです。


つまり、天王星は西洋占星術では、水瓶座の支配星である。

水瓶座は、共産主義の星座であり、平等という発想はこの星座から出て来た概念である。
従って、天王星が牡羊座に入室した場合、この「平等」を推進するのにやや牡羊座的な直接で強引な手法を使うことになる。

今回は、否決されたがまた議論は復活してくるのではないかと思われる。

またベーシックインカムに限らず、貧困や格差社会を解消するための国家社会主義的な政策が出てくるものと思われる。

私は米国でドナルド・トランプが大統領に当選すると考えているが、

6/27以降、カリスマ的な指導者に平等社会を実現してもらうという非常に大きな世界的な期待のうねりのようなものが出現してくると考えられる。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • わたしの牡羊座は、7室にあります。天王星の影響で結婚可能性あるでしょうね?

    一室金星が7室にアスペクトしているので、天王星と金星の影響あるでしょうかね??

    7室支配星の火星は5室にありますので、発明もできそうですね。

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