志村けん、新型コロナウィルスで逝く


志村けんが3月29日に新型コロナウィルスによる肺炎で亡くなったとニュースが伝えている。


志村けんさん死去 酒、女、たばこ、病気…波乱の70年 「東村山音頭」「アイーン」数多くのギャグ生み出したドリフの末っ子
2020/3/30 11:30 スポーツ報知

ザ・ドリフターズの志村けん(本名・志村康徳)さんが29日午後11時10分、新型コロナウイルスによる肺炎のため、入院先の都内の病院で亡くなった。70歳だった。所属事務所が明らかにした。新型コロナウイルスに感染し20日から入院し、人工心肺による治療を続けていたが、29日未明に容体が悪化した。

 新型コロナで混乱に陥る列島にさらなる衝撃が走った。昭和、平成、令和にかけてお茶の間に笑顔と元気を届けたドリフの末っ子が、静かに息を引き取った。

 志村さんは17日に倦怠(けんたい)感があったため自宅療養。その後、発熱やせきの症状が出始め、19日には呼吸困難となった。翌20日に自宅を訪問した医師の判断で都内の病院に搬送され、重度の肺炎で入院した。新型コロナウイルス検査で陽性が判明した23日に病状が悪化。25日に港区から新宿区の病院に転院し、人工心肺による治療を続けていた。

 高校卒業直前の1968年にザ・ドリフターズのいかりや長介さん(享年72)に弟子入り。付け人を務めていたが、74年4月に脱退する荒井注さん(享年71)と入れ替わりにメンバーに昇格した。最高視聴率50・5%をマークし、「お化け番組」と呼ばれたTBS系「8時だヨ!全員集合」で歌った「東村山音頭」が大受け。79年には加藤茶との「ヒゲダンス」が大ヒットし、ドリフの看板になった。

 90年代後半には何度となく「死亡説」が流されるなど、予期せぬところで話題を振りまいたが、本業のお笑いでは、「バカ殿」や「変なおじさん」に扮(ふん)し、「アイーン!」のギャグなどで長きに渡って第一人者として活躍した。

 女性共演者と浮き名を流す一方で独身を貫いた。ヘビースモーカーで知られていたが2016年には肺炎で入院し、以後はたばこをやめた。20年1月には胃のポリープ除去手術を受けるなど、満身創痍だった。

 2004年に亡くなったいかりやさんの告別式で「いかりやさんの笑いを微力ながら継承していきたい」と約束した通り、最近もフジテレビ系「志村でナイト」や、日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」のレギュラーを持ち、第一線で活躍していた。

幼少時から土曜日夜20時から放送の『8時だョ!全員集合』で、ドリフターズの志村けんを見て、しばらくすると『俺たちひょうきん族』で、ビートたけしや明石家さんまを見てといった形で、チャンネルをガチャガチャ変えて、育った世代である。


志村けんの笑いは、分かりやすい古典的なギャクや笑いで、お茶の間で、誰からも受けがよかった。


バカ殿や変なおじさんなど、見れば誰でも分かるという点では、世界に通用する普遍的なコメディアンであった。


言葉で笑わせるのではなく、動作で笑わせるので、世界中の誰でも見れば、面白いことは直ぐに分かる。


チャップリンのような普遍性があった。


だからか中国や台湾、アメリカからも追悼の意が送られている。


こういった新型コロナが流行って大変な時にコロナで亡くなったということも関係していると思うが、志村けんが万人が認めるコメディアンであったということも関係している。




月ラグナ=魚座


志村けんの出生時間は分からないが、月は出生時間が00:00:01でも23:59:59でも魚座であり、チャンドララグナは魚座で確定である。





チャンドララグナが魚座だと、ラグナロードで、10室支配の木星が11室で、4、7室支配の水星、3、8室支配の金星とコンジャンクトして、5室にアスペクトしている。


ラグナロードと3室の支配星、10室の支配星と3室の支配星との絡みが芸能の仕事を表わしており、11室への惑星集中と11室での1-4、1-7のラージャヨーガは、この仕事での高い評価を表わしている。


11室は独立という象意があり、バカ殿や変なおじさんなど自分を看板とするお笑いコントに出演する常連のメンバーを集めて、座長のように振る舞っていたし、また歌手や俳優、タレントたちが、こぞって志村けんの番組にゲスト出演して、コントに挑戦した。



これは11室が強いことで可能となる称号や高い地位ではないかと思われる。



志村けんと言えば、お笑い界の一流ブランドなのである。



そして、自分の番組にゲスト出演した女優たちと浮き名を流したが、例えば、石野陽子などもそうである。





然し、志村けんは、浮き名を流しつつ、番組でも夫婦コントなどで、仲の良さを見せつけても私生活で本当にカップルとなることはなかった。



これはラグナロードで、10室支配の木星が7室支配の水星と11室でコンジャンクトしている為、番組で共演した女優やタレントと仕事が終わると、アフター5などで、幅広く交友することを表わしている。



番組の打ち上げなどで、クラブや飲み屋などに繰り出して、その後、普段の日から、何かと誕生会や打ち上げなどで、芸能界の仲間と幅広い人脈を持つことを意味しているのである。



例えば、山羊座ラグナであるビートたけしと、光GENJIの諸星和己と一緒にクラブで飲んでいて、志村けんとビートたけしがどちらが支払うかで揉めて、結局、諸星和己が支払ったといったエピソードなどが語られているのを聞いたことがある。



この話を聞いた時、山羊座惑星集中なので、山羊座ラグナのビートたけしと飲むこともあるのだと納得した覚えがある。



7室支配の水星が3、8室支配の金星とコンジャンクトしているので、こうした交友の場で知り合った若手のアイドルたちと半ば、仕事とプライベートの一部を共有する仲間のようになっているということである。



水星と金星のコンビネーションは若々しい女性を表わしており、3、8室支配の金星のコンジャンクトは、性的欲望やアイドルやタレント達への依存も表わしている。



例えば、こうしたアフター5で、知り合った女性たちが、何かと世話や介抱してくれたことを表わしている。



この魚座ラグナでの11室への惑星集中で分かることは、芸能界での幅広い人脈、番組やアフター5で知り合った男性と女性の友人たち、そして、そこで知り合った女性と時には浮き名を流し、恋愛関係のようになることを意味していた。



然し、この8室支配の金星や7室支配の水星のディスポジターである土星が6室に在住して、逆行して、金星や水星にアスペクトして、7室や8室を傷つけているため、結局、それには限界があり、結婚する程までのサポートにはならないのである。



仕事やアフター5を共有した女性たちも志村けんと結婚して私生活を共にしてまで支える気持ちはなかったと言える。



つまり、11室はやはり公的なハウスの1つなのであり、仕事やアフター5といった社交場、職場コミュニティーでの関わりなのである。



その延長線での交際で、一緒に飲みに行ったり、ゴルフに行ったりといったことがあったとしても一緒に住んで生活する所まではいかない。



1-7室の軸は、ラーフ/ケートゥが在住しており、7室には火星も在住して、7室を傷つけている。



またチャンドラ・マンガラヨーガも形成されており、志村けんには、ややサディスティックな所があり、それで座長として部下や弟子たちを支配し、統率するのには、そうした攻撃性は役立っていた。


然し、これが結婚ということになると、やはり、マンガルドーシャである為、問題を生じたと思われる。



志村けんとの私生活には耐えられない女性たちが出て来たと考えられる。




7室にケートゥもあることから、相手に対する失望や思い違いなども生じるのである。



それで、女性たちと友人のように一緒に飲み歩いたりしている分にはいいのだが、交際するとなると暴力や失望など色々問題を生じるのである。





11、12室支配の土星が7室や7室の支配星、8室や8室の支配星にアスペクトして傷つけているので、志村けんは、実際に結婚にまで結びつかなかった。





魚座ラグナ


因みに月ラグナだけでなく、通常のラグナも魚座ではないかと思われる。



魚座ラグナに設定すると、志村けんの芸能活動歴など全て説明できる。





マハダシャー水星期


例えば、wikipediaによれば、志村けんは、1968年、高校卒業間際にいかりや長介の家へ直接押しかけ、弟子入りを志願したが、どこに弟子入りするかを迷ったあげく、音楽性の面からドリフを選んだと記されている。

この時、水星/ラーフ期である。



ラーフは5室支配の月とコンジャンクトし、9室支配の火星と相互アスペクトしているため、弟子入りしたのである。






ディスポジターの木星は、1、10室支配で3室の支配星とコンジャンクトして、5室にアスペクトしている為、これで芸能界に入るきっかけをつかんだと言える。



然し、ドリフターズのメンバーになって、ブレイクするまで、ドリフターズの巡業に付いていったり、加藤茶の付き人などをして、加藤家居候もしていたというが、一度、辞めて、また戻ったりしている。


この時が、水星/木星、水星/土星期辺りである。



次に1972年にお笑いコンビを結成して、志村は「立ったままの姿勢から足で顔面にツッコミを入れるなど、身体を張ったネタを披露し・・・」と書いてあるが、非常に暴力的な突っ込みをしていることが分かる。


1972年、22歳の時に井山淳とお笑いコンビ・「マックボンボン」を結成し、「志村健」の芸名で芸能界デビュー。井山のボケに対して、志村が立ったままの姿勢から足で顔面にツッコミを入れるなど、身体を張ったネタを披露し、歌謡ショーの前座として人気を獲得していく。10月には早くもコンビの名前を冠したテレビ番組『ぎんぎら!ボンボン!』(『シャボン玉ホリデー』の後番組で、後に放送時間を変更の上で『シャボン玉ボンボン』に改題)に出演が決まり、芸能界デビューが冠番組となる幸運となるが、知名度の低さ、ネタの少なさもあり人気は低迷(いかりやはテレビのレギュラーが決まる前からそのことを危惧していた)。12月31日放送分で番組は打ち切りとなり、この時点で井山が脱退(失踪)。コンビはその後自衛隊出身の福田正夫を相方に迎え心機一転を図るが、福田はそもそも芸能界志望ではなく、ネタ合わせも全く身が入らない有様で、結局自然消滅へと向かう。

(wikipedia 志村けんより引用抜粋)

この時、水星/土星期だが、土星は、11、12室支配で、6室支配の太陽と6-12室で、星座交換し、ヴィーパリータラージャヨーガを形成している。



おそらく、この11、12室支配の土星の象意があるため、ドリフターズを辞めて、コンビを結成し、土星は6室に在住している為、ひどい暴力的突っ込みをするつっこみ役で歌謡ショーの前座として人気を獲得していったのは、6-12の星座交換によるヴィーパリータラージャヨーガの為ではないかと思われる。


然し、その後、番組が打ち切りとなり、相方が脱走し、コンビが自然消滅したというのは、6室や12室の悪い象意も感じさせる。






マハダシャーケートゥ期


次に1973年12月にメンバー見習いの扱いで、「志村けん」に改名して、ドリフターズに加入した時、ケートゥ/ケートゥ期に移行している。



この直後の1974年4月1日からドリフターズの正式メンバーとなっているが、 この時、ケートゥ/金星期である。







つまり、志村けんのブレイクが始まったのは、マハダシャーケートゥ期からである。




何故、ケートゥ期からブレイクしたかと言えば、ケートゥは、5室支配の月や9室支配の火星、そして、それらが形成するチャンドラ・マンガラヨーガに参加して、ラージャヨーガを形成しているからである。



ラーフやケートゥは、吉祥な5室支配の月や9室支配の火星の影響で、ヨーガカラカとなっている。



そして、ケートゥから見た時に5室に2、9室支配の金星、1、10室支配の水星、4、7室支配の木星がコンジャンクトして、1-2、1-9、1-4、1-7、9-10のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。



このケートゥから見た5室が非常に強いため、志村けんは、ドリフターズの看板スターになったのである。



またドリフターズというのは、楽団や舞台装置も駆使したお笑い演劇集団であり、志村けんの役所というのは、主演喜劇スターであった。







ドリフターズの出し物は、喜劇であり、演劇のジャンルの一部であったように思われる。



漫才が中心の吉本興業のお笑いではないのである。



ドリフターズは、古典的な喜劇集団なのである。




そして、この時、志村けんは、主にセリフは少なく、トークは苦手とした。



ほとんどセリフは無く、動作などで魅せるタイプの喜劇役者であったと言える。




これはケートゥが2室(スピーチ)支配の火星とコンジャンクトして、寡黙、無口などを表わしたからではないかと思われる。



ケートゥ自体が沈黙を表わしており、あまり騒々しい感じではない。



この時、志村けんは、寡黙な喜劇役者というエンターテイナーに徹したのである。






マハダシャー金星期


然し、その後、1985年に『全員集合』が終了し、1986年に『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』がスタートし、『志村けんの失礼しまぁーす!』、『志村けんのだいじょうぶだぁ』、『志村けんのバカ殿様』などドリフメンバー以外との活動が多くなり、田代まさし、松本典子、桑野信義、石野陽子、ダチョウ倶楽部など、自分の冠番組に集まってきたメンバーと一緒に行なう活動が増えて来ている。



この時は既にマハダシャー金星期に移行しているが、金星期になってから、志村けんは、トークも行なうようになっている。



そして、この金星期に共演した石野陽子と夫婦コントなどを行ない、人気を博したが、恋愛関係なども噂され、私生活と仕事上の関係が、ごっちゃになった微妙な関係性をもたらした。



これは3、8室支配の金星と7室支配の水星と共に1、10室支配の木星とコンジャンクトした効果である。



つまり、仕事の共演相手(7室)とのスキャンダル(8室)である。






然し、この配置は、特に凶星から激しく傷つけられてはおらず、メディアを表わす3室の支配星は金星で、凶星ではない為、マスコミから叩かれることもなく、それ自体が芸能の一部のように好奇心を持って扱われた。



その後、1992年頃から一時的な低迷期を迎えたとwikipediaに記されているが、この時期の大部分は、金星/土星期である。


土星は11、12室支配のマラカである為、低迷した理由は分かるが、6室と12室で星座交換してヴィーパリータラージャヨーガを形成している。



1996年には、ゴールデンタイムのレギュラーから深夜枠で『志村〝X〟』『志村〝XYZ〟』『Shimura〝X〟天国』を2000年まで担当したとあるが、これは主に金星/水星期である。



この時、志村は、自分の看板番組を持ってはいたものの深夜枠であり、また新人とか知名度の低い共演者と共演しており、確かに低迷期と言えそうな時期である。



これが金星/水星期である。




アンタルダシャーが水星や土星の時期は、あまり良くない時期であることが分かる。



土星は11、12室支配のマラカであり、水星は、4、7室支配のマラカであり、機能的凶星である。





1996年9月頃に「志村けん死亡説」が全国的に流布したというのも興味深い。




この時期は、金星/土星/ラーフ期である。



噂は尾ひれがついて拡大し、「群馬県の赤城国際カントリークラブで急性心筋梗塞を起こし急死した」「尾瀬を観光中に尾瀬沼に落ちて溺死した」「たばこの吸い過ぎが原因の肺がんで、栃木県立がんセンターで死んだ」「栃木県の国道で交通事故に巻き込まれて事故死した」「死んだことは四十九日法要が過ぎてからでないと公表されない(この時期に亡くなった渥美清が遺言に「四十九日法要が済むまで公表するな」と書いていたことからとされる)」「今放送している番組は生前に撮り溜めしたもの」などと具体的な内容の噂に発展。栃木県立がんセンターが「志村(康徳)さんは入院していない」という異例の声明を出すに至り、9月28日には本人がインターホン越しに記者会見し、健在をアピールする事態になった。

この時期、志村は健康体で、入院が必要な大きな病気やケガもしておらず、噂の発生原因は不明だが、「志村のゴールデンタイムの全国ネット番組が終了したことで志村が自殺したのではないか?」「収入が無くなって死んだ」などという噂が週刊誌などでも広まった。騒動が収まったのち、高木ブーが自身が聞いた発生説として「この時期に『しむらけん』という人が北関東地方で亡くなり、それが志村と混同されたからだ」と語っている(志村の本名は康徳であり志村けんは芸名である)。

(wikipedia 志村けんより引用抜粋)


志村けんのゴールデンタイムでの全国ネット番組が終了したことで、こうした噂が流れたということだが、仕事が低迷していた時期であることは確かである。



やはり土星は、11、12室支配で、6室支配の太陽と、6-12の星座交換をしている。



11、12室のマラカで、機能的凶星の支配星である為、実際、ゴールデンタイムの看板番組を失って、損失の中にいたのであり、また病気がちであったとも言えるかもしれない。



然し、こうした「志村けん死亡説」が全国的に流布して、メディアを賑わしてしまうような所が、6-12の星座交換によるヴィーパリータラージャヨーガらしい所もある。






マハダシャー太陽期



その後、2000年8月~2006年8月まで志村けんは、マハダシャー太陽期に移行する。



この6室支配の太陽期に起こったことは以下である。



2001年、「けんけん」名義で研ナオコとのデュエット曲「銀座あたりでギン!ギン!ギン!」をリリース。2002年4月、「バカ殿様とミニモニ。姫」として活動。持ちギャグの「アイーン!」を冠した曲を歌った。

2001年12月、盗撮事件による謹慎が解けたばかりだった田代まさしが男性宅の風呂を覗き見および覚醒剤所持で再び逮捕されたことに対し、田代の芸能界復帰を支援していた志村は桑野信義と共に「あいつは最低なことをしたのだから芸能界から消えてもらいたい」と田代を突き放すコメントをした。しかし、2009年11月、志村の楽屋に田代が訪れて土下座をしたことを自身のブログで報告し、ブログ上で田代にエールを送った。

2004年4月15日、自身がMCを務める『天才!志村どうぶつ園』が放送開始。元来の動物好き、シャイで涙もろい志村の人柄をそのまま活かし、人気番組となる。当初は木曜日午後7時台の放送だったが、2007年4月から土曜日午後7時台に枠移動した。

2004年12月7日、東京都三鷹市内の自宅に泥棒が侵入し、時計や宝石類1000万円相当と現金40万円を盗まれる被害に遭った。本人は会見で「迷惑だねぇ」と困惑の色を隠せなかったが、のちに「ちゃんと仕事して金稼いで下さい」と犯人にコメントし、最後に「だいじょうぶだぁー」と締めた。後に『天才!志村どうぶつ園』でこの事件が取り上げられた際、ペットの犬たちは人懐こいため泥棒に吠えなかったことが明かされ、「番犬にならない」と苦笑した。また、ホームセキュリティに加入していたにも関わらず、警備員が駆けつける前に盗難被害に遭ったことも話題となった。当時、志村は『発掘!あるある大事典Ⅱ』の収録の為、大阪に行っている最中に起きた出来事である。似たような事件が2年前小出義雄宅でも起こっており、約500万円の現金が盗まれている。小出は「警察には被害届を出さない代わりに、その金を元手に商売するか、まっとうに仕事をしろ!」と犯人にアピールした。志村のコメントは小出のアピールを引用したものと思われる。

2005年、ビートたけしと組んで1時間半のコント番組『たけし☆志村 史上最強の爆笑スペシャル!!』を制作。ダチョウ倶楽部やたけし軍団の一部も参加した。番組の最後には、志村の三味線とたけしのタップダンスの競演が披露された。

2006年4月、「理想のお笑い」を追求すべく、東京芸術劇場で『志村魂(しむらこん)』と銘打った舞台を上演する。前半に「バカ殿様」とコント1本、後半は藤山寛美の作品『一姫二太郎三かぼちゃ』をラサール石井がリメイクした舞台を上演した。


(wikipedia 志村けんより引用抜粋)


注目すべきは、この時期に部下の田代まさしの不祥事で、一旦、田代まさしを突き放している。部下は6室の表示体である。


然し、6-12の星座交換をしている為か、部下である田代まさしが、その後、志村けんに土下座し、志村けんも田代まさしにエールを送った。(敵対的行為の消失)



またこの時期、『天才!志村どうぶつ園』という番組を行なっているが、動物、ペットは6室が表示体となる。



また2004年12月7日(太陽/水星)に東京都三鷹の自宅に泥棒が侵入して、時計や宝石類1000万円相当と現金40万円を盗まれる被害に遭っていることが注目である。



6室は泥棒の表示体である。





6室と12室の星座交換は、敵が消えてしまうヴィーパリータラージャヨーガである。



泥棒に対して、「ちゃんと仕事して金稼いで下さい」と犯人にコメントし、最後に「だいじょうぶだぁー」と締めたというのが、いかにもヴィーパリータラージャヨーガらしい振る舞いで、敵が消えてしまう配置によるものではないかと思われる。(この発言で泥棒を味方にしたとも考えられる)



また2005年にビートたけしと1時間半のコント番組『たけし☆志村 史上最強の爆笑スペシャル!!』を制作しているが、本来、志村けんとビートたけしは、裏番組で競い合ったライバルであるから、共演すること自体が珍しいことである。



ビートたけしのナヴァムシャのラグナはおそらく獅子座であるが、6室支配で12室に在住する太陽と、12室支配で6室に在住する土星が、6-12のヴィーパリータラージャヨーガを形成している。



この為、敵がいなくなり、協力的になるというヴィーパリータラージャヨーガが発現したのではないかと思わせる出来事である。



11、12室支配の土星は、獅子座に在住しており、ナヴァムシャのラグナが獅子座であるビートたけしからは本来、損失させられたり、敵対的に扱われるはずであるが、この時は、何故か、共演したのである。





このようにこのマハダシャーの太陽期は、明らかに6室の象意が見られるため、ダシャーバランスはこれで間違いないと思われる。





マハダシャー火星期 - 肺炎で入院


今回、志村けんは、新型コロナウィルスによる肺炎が原因で亡くなったが、既に2016年8月19日に肺炎で入院していた。


この時は、火星/火星期に移行する直前で、おそらく、火星/火星期に移行したタイミングではないかと思われる。(ダシャーバランスの微調整が必要)


火星はマラカの2室を支配して、マラカの7室に在住している。


本来、火星は2室の支配星だが、同時に9室を支配しているので、マラカにはならないと考えるが、この場合は、火星はラーフ/ケートゥ軸と絡んで、11、12室支配のマラカで逆行の土星からアスペクトされており、更にマラカの7室に在住している為、マラカとして働いたと考えられる。


この火星が水星の星座に在住して、水星を傷つけている為、それで肺炎の発症なのである。



またこの火星はハスタ(月)に在住し、月にアスペクトしているが、月はナチュラルゾーディアックでは4室に該当し、4室は肺に該当する為、それで肺炎を患ったと思われる。



因みに2室支配の火星にはラーフ(ラーフ/ケートゥ軸)が絡んでおり、志村けんは1日に3箱の煙草を吸っていたというが、これがヘビースモーカーの配置である。







月にラーフがコンジャンクトしている為、これが煙草による肺炎の配置である。



また2020年2月22日に胃の切除手術をしているが、火星/土星/木星期である。胃癌であったと言われている。



火星は5室支配の月にアスペクトしているが、5室は胃の表示体である。



火星は9室支配で5室にアスペクトしている為、これが医師(9室)による胃癌の切除手術を表わしている。



火星は外科手術を表わす表示体である。



外科手術によって胃癌を取り除いたとしてもそれは肉体の衰弱をもたらす為、従って、火星は医師を示すと同時にマラカとしても働いている。



因みにどうして胃癌になったかと言えば、5室(胃)の支配星にラーフ(癌)がコンジャンクトしているからである。



アンタルダシャーの土星は、11、12室支配のマラカの土星で、12室は入院を表わし、11室は6室から見た6室目のハウスである。


そして、土星は獅子座に在住しており、獅子座はナチュラルゾーディアックでは、胃の表示体である。


この胃の表示体となる太陽と星座交換することで、土星は胃を激しく傷つけている。



然し、これが死につながらなかったのは、やはり6-12のヴィーパリータラージャヨーガを形成していたからである可能性がある。



実際、この胃癌が直接の死因になった訳ではないのである。



胃癌の手術をした後、志村けんは、都内で開かれた誕生日パーティーに参加しており、手術をする前に4日間、検査入院をしたのみで、仕事に直接影響はなかったようである。






火星/土星/水星 - 新型コロナウィルスに感染


wikipediaによれば、2020年3月17日に志村けんは、倦怠感を訴え、自宅で静養したが、19日に発熱と呼吸困難の症状が出始め、翌20日に訪問診察をしたところ重度の肺炎と診断されたそうである。

21日に人工呼吸器に切り替えた段階から意識はなく、入院の際に行なった検査で、23日に新型コロナウィルスの陽性と診断されたという。


24日に人工心肺が必要と診断を受けて、新宿区内の病院へ転院してECMOを装着し、入院時には肺に影も見られ、一時は気道を確保する気管挿管の処置も取られたということから、大変な処置が行われたということである。


そして、2020年3月29日午後11時10分に亡くなっている。



死因は、新型コロナウィルスによる肺炎である。



この時、ダシャーは、火星/土星/水星期であった。









火星は既に述べたように本来、マラカとはならないがマラカの7室に在住し、マラカの11、12室支配の土星からアスペクトされることで、マラカとして働き、肺の表示体となる月にアスペクトしている。



アンタルダシャーの土星は11、12室支配のマラカの土星で、身体の表示体である太陽と星座交換している。




プラティアンタルダシャーの水星はマラカの7室の支配星で、8室の支配星とコンジャンクトし、11、12室支配で逆行するマラカの土星からアスペクトされて傷ついている。


水星は肺の表示体であり、また4室の支配星でもある為、二重の意味で、肺の表示体であり、つまり、呼吸器系を表わしている。



この水星が死因になったことが分かる。



水星の星座である乙女座にケートゥと火星が在住することで、水星を傷つけており、マハダシャーロードの火星が在住することによって、プラティアンタルダシャーの水星が強調された可能性もある。



志村けんは、マハダシャー火星期に移行した2016年8月の段階で肺炎に罹患していることから既に健康問題は始まっていた。



然し、火星/ラーフ期や火星/木星期は何とか問題なくやり過ごし、次にアンタルダシャーもマラカとなった火星/土星期に健康問題が再発した。



そして、プラティアンタルダシャーもマラカとなる水星期に移行した時に新型コロナウィルスを原因とする肺炎で亡くなったのである。



既に上述したようにマハダシャーの火星は外科手術の表示体である。



このマハダシャーの火星はマラカの2室の支配星でマラカの7室に在住し、ラグナ(身体)にアスペクトしている。



この火星の為かマハダシャー火星期になってから胃癌の切除手術を行ない、新型コロナウィルスによる呼吸困難に対しては大変な外科的処置が行われたようである。





ヨーギニダシャー


ヨーギニダシャーは、水星/土星/火星であるが、これはヴィムショッタリダシャーの火星/土星/水星が入れ替わったものである為、説明は必要ないと思われる。






志村けんのチャートでは7室の火星、6室で太陽と星座交換する11、12室支配の土星、7室支配のマラカの水星が、健康問題ばかりでなく、キャリア上の問題などももたらしている。



特に火星と土星が逆行していることで、広範囲に凶意を振りまいており、ラグナと7室の軸にラーフ、ケートゥ、火星が在住して、健康や結婚に問題を与えた。




たばこや酒など、健康には全く気を使わず、生涯独身を貫いた。




然し、11室が強い為、名声を得て、芸能界では、顔が広く、人脈があり、気前がよく後輩からはよく慕われた。







志村けんのナヴァムシャのラグナ


今回、志村けんのラグナを魚座のレヴァーティ第2パダに設定すると、ナヴァムシャのラグナが山羊座になり、これで説明が出来そうである。





芸能の世界で成功している人物の場合、3室が特別に強くなり、また1室と3室、3室と10室の絡みなどがあることが望ましいが、山羊座ラグナに設定すると5、10室支配のヨーガカラカの金星が3室で高揚して、3-10の絡みが生じる。


この配置は、スーパースターを生み出す配置であり、素晴らしいパフォーマンスを行なう。



例えば、サッカーの三浦知良(カズ)もおそらく出生図で、山羊座ラグナで、5、10室支配の金星が3室で高揚しているが、現役を続けて、プレーヤーとして華麗なプレーを見せることに情熱を燃やしている。


3室は踊り、パフォーマンス、演劇的芸術のハウスだが、カズのプレーやカズダンスなどがまさにそれを示している。



志村けんは、変なおじさんのダンスなど、主に身体的パフォーマンスで魅了する喜劇役者である。



志村けんは、マハダシャー水星期にいかりや長介の元に弟子入りしたが、もし山羊座ラグナであれば、その時は9室支配の水星期となる。



その後、マハダシャーケートゥ期にドリフターズの正式メンバーになって、ブレイクするが、ケートゥは5室(演劇、舞台芸術)に在住し、ディスポジターの金星は5、10室支配で3室に在住している為、まさにこの時期からブレイクしたことが分かる。



次にマハダシャー金星期になるが、金星は5、10室支配で、3室で高揚しているため、ドリフターズから離れて、自分の看板番組を複数持って活躍し始めた。





ダシャムシャでは、金星は5室支配で、7室に在住し、12室に在住する7、10室支配の木星と7-12の星座交換をしている。



また月から見ると、3、8室支配の金星と1、10室支配の木星が3-10の星座交換をしている。



従って、マハダシャー金星期は、木星と星座交換して強力であり、非常に良い配置であることから、座長として自分のチームを持つまでになったのである。



その前のケートゥ期は成功したとはいえ、ドリフターズのメンバーとしてまだ自制していた時期であり、メンバーの手前、自由に振る舞うことは出来なかった。



まだいかりや長介の下で、大人しくしていなければならなかった時期である。



ケートゥは4室に在住して、7、10室支配の木星や2室支配の月のアスペクトを受けて、良い配置だが、ディスポジターの水星は8室に在住して、8室支配の土星のアスペクトを受けている。








競馬のノミ行為容疑で任意聴取

マハダシャー金星期になったばかりの1981年2月18日に志村けんは、競馬のノミ行為容疑で任意聴取を受け書類送検されたことが発覚した。


ダシャーは、金星/金星/金星期である。


1981年2月18日、仲本工事、居作昌果と共に競馬のノミ行為容疑で任意聴取を受け書類送検されたことが発覚。当時の新聞の社会面やトップを飾り、朝日新聞の見出しは「ノミ馬券だョ!全員集合」であった。賭金が多額だった仲本と居作は略式起訴で罰金刑となったが、志村は賭金が1万6千円と少額だったことから起訴猶予処分になった。この事件で仲本とともに1か月間謹慎となり、以降しばらく『全員集合』などへの出演を見合わせ、当時ドリフ全員で出演していた永谷園のふりかけのCMも、志村・仲本を除く3人のみが出演しているバージョンに改められた。また、『ドリフ大爆笑』で加藤茶とのコントで、加藤の馬を使ったボケに対して「俺あんまり馬で良い思い出ないんだよ」と語り、加藤が苦笑いで「俺随分働いたっけねあの時」と述べたことがあるなど、他のコントでも、加藤が志村に対してノミ行為のことをけしかけて笑いを取るという場面があった。

(wikipedia 志村けんより引用抜粋)

金星は出生図で、3室(メディア)と8室(スキャンダル)の支配星で、10室支配の木星とコンジャンクトしている。



従って、この時、志村けんは、起訴猶予処分とはなったが、1ヶ月間の謹慎となっている。



ダシャムシャでは、金星は逆行する8室支配の土星と、逆行する6、11室支配の火星からアスペクトされて傷ついている。



その為、この金星期になって、スキャンダルも経験したのである。



然し、金星は、木星と星座交換しているので、起訴猶予処分となり、1ヶ月の謹慎だけで、大きな問題とはならなかった。





ナヴァムシャに戻るが、ラグナロードの土星が11室に在住していることも重要であり、これは高い評価を受ける配置で、蠍座に在住していることから、クラブや飲み屋などで、交友を広げることを表わしている。





この2室(飲食)支配の土星が減衰するラーフとコンジャンクトしている為、ヘビースモーカーで酒好きであることを表わしている。





マハダシャー太陽期に移行すると、太陽は8室支配である為、通常は低迷期と思われるが、8室支配の太陽が3、12室支配の木星と8-12の星座交換をしているので、ヴィーパリータラージャヨーガが生じている。



従って、太陽は出生図とダシャムシャの両方で、ヴィーパリータラージャヨーガを生じているのである。




マハダシャー太陽期に新境地を開いたことを意味しており、また災い転じて福となすという効果があったことを物語っている。





そして、次にマハダシャー火星期になって、闘病生活が始まるのである。



火星は、4、11室支配で、山羊座ラグナにとってはマラカで、病気の6室に在住し、8室支配の太陽と相互アスペクトして傷ついている。



太陽はヴィーパリータラージャヨーガであったが、火星はそうではなく、8室支配の太陽と絡むことは、致命的な疾患を表わしている。




それ以外に7室支配の月が10室に在住している配置があるが、これは大衆からの人気を表わしており、女性の共演者との夫婦役のコントなども表わしている。







志村けんは、5室支配の月が魚座に在住し、また5室の蟹座に3つの吉星(木星、水星、金星)がアスペクトしていた。



この水の星座である魚座と蟹座が、志村けんの創作であり、コントであった。



それは素朴で単純で大衆的な懐かしい古典的な喜劇であった。





魚座 - 救済者(Salvation)


コメント欄に書いていて気づいたことだが、志村けんは魚座ラグナで、月ラグナも魚座である。



魚座の特徴を体現しているのが志村けんだと言ってもいいかもしれない。



志村けんは、バカ殿、変なおじさんなど、変態的なキャラクターを演じ、周りの人間にちょっかいを出して迷惑をかけて、巻き込んでいくのだが、実はそのように一見、周囲の人に迷惑をかけながら、周囲の人間を救済していく力があるのである。



魚座には、他人との境界があいまいで、他人との壁を乗り越えて、人とのつながりを創っていくという特殊な能力があり、それは魚座の救済する力である。



それで気が付いたが、バカ殿というのは、志村けんの私生活そのものだということである。



志村けんは、アイドルや駆け出しのタレントなどを自分の番組で面倒を見て、売れなくて困っている若手の女性タレントたちに仕事を与えて助けていた面があったと思われる。



レギュラー番組を得るのに苦労しているアイドルたちにとっては、志村ファミリーに引っ張ってもらえることは救済を意味していたと思われる。



実際の所、ネット上の情報によれば、志村けんは、10人の女性と同棲してきたとテレビ番組で語ったという話である。



その同棲した女性たちには、いしのようこ、優香、大場久美子、磯山さやか、尾崎ナナ、みひろ、小倉奈々、及川奈央、小林恵美、井上和香、加藤綾子、多岐川華子、小森美樹、原幹恵といった名前が挙げられている。


こうした女性たちは、おそらく志村けんのことを仕事をくれて芸能界の荒波から守ってくれる頼りになる存在として、あるいは、ライフスタイルや遊び方など芸能界の流儀を教えてくれる先輩として、慕ったと思われる。



例えるなら、俗っぽい千石イエスのような感じで、志村けんを慕ったと思われる。



志村けんと関わることによって女性たちは、皆、保護や救済を得たのではないかと思うのである。



だから志村けんを恨むような女性はほとんど出てこない。



しばしば俳優は自分の性格、キャラクターにあった役柄を演じるものだが、志村けんにとって、バカ殿というのは、当たり役というか、私生活上の志村けんそのものであった。







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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 志村けんは魚座ラグナということに納得です。

    私は、志村けんは最初は獅子座ラグナかと思いました。
    獅子座ラグナだと、ヘビースモーカーだったのは2Hに火星やケートゥが在住し、6Hの金星等の吉星集中は部下運や目下運は良いが、離婚のハウスなので結婚等には向いて無い配置で、突然死したのはラーフ期でラーフと12Lの月が8Hで僅かな度数で接合しているとも考えました。
    また、泥棒に金銭を盗まれた時が月ー土星ー土星期になり、月は12Lで土星は6Lで土星は12Hをトランジットしてました。

    しかし獅子座ラグナだと、どうも他の様々な仕事上の昇進が説明がつかない、パッとしないので、疑問に思ってました。

    魚座ラグナだと11Hの惑星集中が、11Hが6Hの6Hなので、離婚の6Hが強調されて、このことも結婚に囚われない生活を示しているかもしれません。
    その点からも魚座ラグナで納得かと。

    また、志村けんの死は木星が射手座から山羊座に移る日の出来事でしたが、魚座ラグナでも7Hや8Hにダブルトランジットが生じますね。
    志村けんの死が、木星の星座移動日と同じ日というのは、彼の死は木星のトランジットの要素が大きいと思います。
    • 確かに木星が山羊座に入室して、7室や7室の支配星、8室にダブルトランジットが成立するタイミングですね。

      11室にもダブルトランジットが形成されて、志村けんのこれまでの業績(11室)への評価も高まっています。

      志村けんについては、3室に吉星が集中する蠍座ラグナの可能性も検討しましたが、蠍座ラグナだと10室と4室で太陽と土星が星座交換するため、仕事の内容が説明出来ません。

      獅子座ラグナの人物との微妙な関係のちぐはぐな印象というのも魚座ラグナではないかと思う理由ですが、千鳥大悟という典型的な獅子座ラグナ的な若手芸人とのかけ合いを見ていて思います。

      魚座と獅子座の6-8の不調和が目立っているにも関わらず、志村けんに6-12のヴィーパリータラージャヨーガが成立している為、何とか獅子座との関係を上手くやりくりしている感じが出ています。

      そういう所とか、全てを書いてはいませんが、志村けんを魚座ラグナにした理由は、色々あります。

      月ラグナが魚座である為、通常のラグナを魚座に特定するのは難しくなりますが、志村けんに限っては、魚座ラグナしかあり得ないと思いました。

      彼が古典的な喜劇役者で、バカ殿、変なおじさんなど、異常なキャラクターを演じ、周りの人間にちょっかいを出して迷惑をかけて、巻き込んでいくというのは、魚座には他人との境界があいまいで、他人との壁を乗り越えて、人とのつながりを創っていくという特殊な能力があります。

      それは典型的な魚座の才能であり、一見バカに見せながら、周囲の人間に迷惑をかけているように見えながら、実際は、周囲の人間を救済していくという力です。

      私はAK(アートマカラカ)の火星が魚座でヴァルゴッタマで、カラカムシャラグナも魚座である為、魚座の人間に対する感受性はあると思われ、自分と似たようなものを感じます。

      自分自身が志村けんのように単純で分かりやすい人間である為か、志村けんの素直に笑える素朴な喜劇がしっくり来ます。

  • 志村けんが魚座ラグナだとすると、
    ラグナと月から見てウパチャヤ・ハウス(3,6.10,11)に吉星が集中して、ヴァスマティヨーガ出来てますね。

    【このヨーガを持つ人】
    ユング(心理学者)
    与沢翼
    飯島直子


    このヨーガに関しての情報が少ないので漠然とした印象ですが、
    「食いっぱぐれない、金銭面に困らない、富豪、裕福になる」など

    金銭面に特化したヨーガでは有るけれど、アディヨーガのように、その人物を必ずしも有名にする訳ではないのかな?という感じです。

    あとは、志村けんもユングも幼少期は貧困を経験しているので、産まれながら裕福というより、徐々に裕福になっていく働きするのでしょうかね。
    正直どれくらいの効果を発揮するかよく分かりません。

    また、ヴァスマティヨーガは吉星(水星、木星、金星)の一つでもウパチャヤハウスから外れるとと成立しないのかというのも気になります。
     例)北野武
    11室に月、木星、金星ですが、1室に水星

    支離滅裂なコメントになってしまいましたが、自分の知り得る情報としてお伝えしました。
    • 情報ありがとうございます。

      ヴァスマティヨーガもアディヨーガと同じように何故、良いのか分かりにくいヨーガです。

      ジェームス・ケラハーによれば、「富と家庭での快適な老後の生活を生み出す」ということですが、

      あまりよくイメージ出来ません。

      3室に吉星が集中すれば、メディア、芸能活動などで成功するイメージがあり、

      6室に吉星が集中すれば、対人関係におけるサービス、多くの部下を持つイメージであり、

      10室の吉星はアマラヨーガでもあり、仕事運が良さそうであり、

      11室の吉星は、受賞や称号、報酬に恵まれ、成功するイメージです。


      3、6、10、11室と言ってもどのハウスに吉星が集中するかによって、

      どんな形で、良くなるのかのイメージが違ってきます。

      ヴァスマティヨーガを適用する前にまず、基本的な所で、

      それらの個々のハウスに吉星が在住する場合の効果というものが分かっていなければならず、

      そちらの方が優先されると思います。

      また3室や6室に吉星が集中するのと、10室や11室に吉星が集中するのとでは、

      かなり性質が異なると思います。


      通常、ウパチャヤハウスには凶星が在住する方がよく、逆境に耐えられる精神力や強さ、集中力などを与えます。

      逆にウパチャヤの吉星はむしろ、悪いとみなされるのではないかと思います。

      特に3室に吉星が集中すると、食欲、性欲、睡眠欲などの低次の肉体的欲求に安易に流される快楽に弱いパーソナリティーになります。


      芸能界にスカウトされて、容易にメディアに出演して、簡単に大金を得るようなことで、早くから安楽な生活を覚えてしまい、

      人生の後半で、悪くなるといったイメージです。


      「家庭での快適な老後の生活を生み出す」という表現が、良いのか悪いのかよく分からず、


      また「食いっぱぐれない、金銭面に困らない」というのも良いのか悪いのかよく分からない表現です。



      一方で、10室や11室に吉星が集中する人は、かなりキャリア重視の人生を送ったり、高く評価されて成功するチャートです。


      条件面で、かなり範囲が広く、適用条件なども明確でない為、


      基本的な解釈から始めて、最終的にこのヨーガに当てはまっていたら、その意味を検討するぐらいでいいのではないかと思います。

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