お笑い芸人チュートリアル・徳井義実の活動自粛について


徳井義実の出生データは、「日本人た行 – 出生時間の分かる有名人まとめWiki from2ch」に掲載されており、「1975年4月16日 9:00 京都府京都市」である。





出生時間が9:00ジャストである為、正確性に疑問が残るが、1998年3月に正式にお笑いコンビチュートリアルとしての初舞台を踏んだ時、ラーフ/太陽期であり、太陽は芸能の3室を支配し、評価の11室に在住している為、この時期に芸人としてデビューしたことが説明できる。


徳井義実が何故、東京国税局から申告漏れを指摘され活動休止に追い込まれる事態になったのかと言えば、2017年4月27日にマハダシャー土星期に移行した為である。



土星は8、9室支配でラグナに在住しており、ラグナロードの水星にアスペクトしている。


土星が税務署の表示体で、8室の支配星がラグナやラグナロードに絡んでいる為、申告漏れを指摘されたのである。


身体の拘束、すなわち逮捕にまで行かなかったのは、ラグナロードの水星が木星の保護を受けているからかもしれない。


また土星は9室の支配星でもあり、凶星からのアスペクトを受けて、更に傷つきが増すような状況にもなっていない。


敏感な中立ハウスである8室は9室の象意に影響されて凶意を発揮する度合いが小さかった為、申告漏れの指摘と修正申告で済んだのである。


但し、その後、フジテレビにスクープされて結局、無期限の活動休止になった。





8室支配の土星は中断を表わし、10室と10室の支配星にアスペクトしている為、仕事が中断する事態になった。


そして、このスクープがあった現在、土星/土星/ラーフ期であるが、プラティアンタルダシャーのラーフは6室で減衰し、ディスポジターの火星は6、11室支配で、9室から3室と4室にアスペクトし、2室の支配星(財産)や5室の支配星にアスペクトしている。



6室支配の火星が3室(メディア)にアスペクトしている為、フジテレビがスクープしたようにテレビ局は彼に敵対して動いたことが分かる。


また火星は4室にもアスペクトしているが、徳井義実は申告漏れの一方で、2億円のマンションを購入していたと報じられており、マンション購入を非難されたのは、6室支配の火星が4室にアスペクトしている為である。


更に6室支配の火星が12室に在住する高揚する月や定座の金星にアスペクトして傷つけているが、この12室で形成される2室支配の月と5、12室支配の金星の2-5のダナヨーガは、彼が隠した所得を表わしていると考えられる。


12室である為、隠れた見えない所に隠したのである。


牡牛座は物品、財産を溜めこむ星座である。





2室支配の月は高揚し、5室支配の金星も定座で強く、2-5のダナヨーガを形成しているが、減衰するケートゥとコンジャンクトしている。


彼が隠した所得は、非常に巨額であり、またそれはマンションの購入に充てられるなどして、快適でラグジャリーな不動産や家具、調度類となった為、それが12室でコンジャンクトする強い金星と月で表されているのである。


然し、その月と金星は、減衰するケートゥとコンジャンクトし、6、11室支配の火星からアスペクトされている為、国税局からの申告漏れ指摘の対象となった。




減衰するケートゥの絡みは、結局は、隠して溜め込んだ資産が申告漏れ指摘や追徴課税などで失われることを表わしている。



つまり、彼の12室牡牛座で形成される月と金星による2-5のダナヨーガは結局は失うために溜め込んでいるようなイメージなのである。


またこの月と金星のダナヨーガは土星と太陽によって挟まれており、パーパカルタリヨーガを形成して傷ついている。



今回、芸人仲間も徳井義実の申告漏れ、所得隠しについて非常に激しく批判しているのは11室支配の火星が月と金星にアスペクトしているからである。



芸人仲間や芸能界の人々が彼に敵意を剥き出しにして非難している。



11室は貪りのハウスであり、11室の支配星は、競争心が強い同僚の攻撃性や貪欲、冷たい態度を表わす最悪の機能的凶星となる。





トランジット

今回の徳井義実の活動自粛は、ラグナに在住する8、9室支配の土星に射手座でトランジットする土星とまもなく射手座に入室する木星がアスペクトして、ラグナにダブルトランジットが形成されるからである。


ラグナには8室の支配星が在住しているため、8室にダブルトランジットが生じている。


この土星は1-8の絡みを生じており、行き詰まりや中断を表わしている。



また土星は月から8室を通過していることにも注目であり、月から8室にもダブルトランジットしている。






ナヴァムシャだと土星は、月から見た8室の支配星で、3室支配の水星や高揚する金星を傷つけており、3室にアスペクトしている。


またラグナから見ても土星は3、4室支配の機能的凶星で5室に在住して、水星、金星に絡んでいる。






ダシャムシャだと、土星はラグナから7、8室支配で6室に在住し、火星からアスペクトされている。


また月から見ても6、7室支配で5室に在住している。




マハダシャー土星期が、徳井義実のキャリアにとって困難であることを物語っている。



土星期の前は、マハダシャー木星期であったが、木星は高揚する金星と共に9室定座に在住し、3室にアスペクトしている。



ナヴァムシャでは、5室支配の木星は7室支配で魚座で高揚する金星と5-12の星座交換をして強力である。



また出生図では、月から見て8、11室支配で11室で自室に在住する木星は2、5室支配の水星とコンジャンクトして、2-11、5-11のダナヨーガを形成している。水星は減衰しているが、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


またラグナから見ても木星は、7、10室支配で、ラグナロードで4室支配の水星と1-7、1-10のラージャヨーガを形成している。


そして、木星はハンサヨーガを形成して強力であるため、徳井義実は、マハダシャー木星期には人気が出て、沢山、稼いだ。



但し、徳井の申告漏れは過去7年間に渡って行われており、この時期はマハダシャー木星期だったのである。



この間、東京国税局は、分かっていて見逃していた可能性が高く、徳井義実が2億円のマンションを購入したタイミングで、申告漏れ、所得隠しを指摘されたようである。



木星は強力なダナヨーガを形成しているが、8室支配の土星がラグナからアスペクトしている。



従って、東京国税局が徳井の収入を監視してきたと考えることが出来る。



然し、マハダシャー木星期の間は、見逃していたのである。



マハダシャー土星期に移行したタイミングで、8室支配の土星(東京国税局)が行動を起こしたと考えることが出来る。




因みにこのマハダシャー土星期に移行したことの結果であるが、D11を見ると、それが顕著に表れている。



通常のD11では、土星は、11、12室の支配星で月から見ても3、4室支配の機能的凶星である。






アイヤー版のD11でも、土星は11、12室の支配星で、月から見ても6、7室支配の機能的凶星である。






一方で、木星は、1、10室支配で10室でハンサヨーガを形成し、4室でバドラヨーガを形成する水星と相互アスペクトしている。



また月から見ても木星は5室支配で2、11室支配の水星と相互アスペクトで、2-5、5-11のダナヨーガを形成している。




通常のD11でも木星は、1、10室支配で、ラグナロードである為、収入、評価の上昇を象徴している。





徳井義実は、土星期においては収入面において木星期のように行かず、より苦労しそうである。



然し、出生図を見ると、木星は月から見て8、11室支配の機能的凶星で、ラグナから見ても7、10室支配の機能的凶星である。



ケンドラの10室で強かったり、月から11室で強い為、社会的に成功し、経済的に成功もしたのである。



但し、人生の目的や理想、動機面で、この時期は良かったとは言えない。



むしろテレビに出て有名になり、高く評価されてお金が簡単に入り過ぎて、成功に酔いしれ貪りの心境になったと考えられる。





木星は7室や10室の支配星であるため、交際相手や仕事があって、それで特に目的や理想がある訳でもなく、満足に耽っていたのである。



然し、土星は月から見て、9、10室支配で2室に在住しており、ラグナから見て8、9室支配でラグナに在住している。



この事件をきっかけに徳井義実は、より堅実にお金を稼ぐ必要が生じ、態度が一変すると考えられる。



土星は9室の支配星である為、この辛い経験を元に人生を考え直し、宗教や精神世界に傾倒さえするかもしれない。



今現在、土星/土星期であり、土星期が始まったばかりであり、この事件をきっかけに徳井義実は、本格的に土星の影響を受けていく。



土星はラグナに在住している為、おそらく人格が変容してしまうのである。





土星がラグナに在住


舛添要一もそうだったが土星がラグナに在住する場合、大金が入ってくると急に贅沢をしたり、金遣いが派手になってしまう。


然し、その一方で、都庁に設置してあるトイレットペーパーを持ち帰って節約に務めるなど、ケチ臭い節約術などに土星の影響が現れたりして、両極端な行動となる。


徳井義実の場合は、沢山稼いでいた為、税理士に任せるなどすればよかったが、税理士を雇う金も節約したいと思ったのか、自分で経理を行なったものの、税金を支払うのが惜しい為、税務申告が遅れがちになるという形で、この土星の影響が表れたと思われる。


自分で作った会社にギャラを振り込んで、そこで様々な費用を経費として落とそうと考えたようだが、税理士などに任せていないため、自己流のかなり強引な経費への繰り入れが行われた。


これもおそらく土星の影響で、舛添要一が都庁のトイレットペーパーを持ち帰って節約に努めたのと同じような収入に見合わないケチな節税対策として現れたのである。



徳井はお金があった時でも「ガス、電気止められていた」 陣内が明かす
陣内智則 2019年10月27日 デイリー (神戸新聞まいどなニュース)

 お笑いタレント・陣内智則(45)が27日、TBS系「アッコにおまかせ」に生出演。長年にわたる個人事務所の申告漏れと所得隠しが発覚し、活動自粛を発表した「チュートリアル」徳井義実(44)のルーズな素顔を明かした。

 徳井は23日の謝罪会見で「想像を絶するだらしなさ」と自身の「ルーズさ」「怠慢」が原因で、納税していなかった、などと釈明した。

 26日には吉本興業が、個人事務所について、2009年の設立当初から無申告を続け、再三、督促を受けて申告していたこと、社会保険にも未加入だったことなどを明らかにしている。

 徳井とは「大阪時代から仲いい」という陣内は「本当に(納税は)国民の義務なんで、全然許せないし、情けないです」と話した上で、「大阪時代から、チュートリアル売れてたんで、お金はあったんです。(お金が)ある時期でも、(料金払わずに)ガス止められたり、電気止められたりとか。そこまでのルーズな所があった、って聞いたんで…」と公共料金を支払わず、ガスや電気を止められたことがあった、と聞いたことを明かした。

 当然、「なんでお前払えへんの?」と、仲間たちも信じられないほどだったといい、陣内は「(徳井の)イメージはハンサムな感じですけど、お金に関しては、こんなにブサイクなヤツやったんや、と(思った)」と話していた。

お金があった時でも「ガス、電気止められていた」ということだが、通常は、公共料金は自動引き落としにするもので、意識しないで支払われていくものだが、ガス、電気が止められていたというのは、おそらく支払いたくないという意志が働いているものと考えられる。その為、銀行引き落としにせず、振替用紙が届いても支払いに行かない行為として現れたのである。

ルーズであるというよりもむしろ、ラグナに在住する土星の影響として、払うべきものを惜しむという性質の表れではないかと思われる。



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コメント

コメント一覧 (3件)

  • 身内のラグナと土星が近く、D1、9、10全てでラグナに土星が在住しています。
    蠍座ラグナで現在木星/土星期ですが、明らかに金遣いが荒くなり頻繁に散財するようになりました。
    先日東京に遊びに行っていましたが、1泊2日で20万円ほど使ったようです。
    大金を稼ぐ仕事ではなく、ごくごく普通の会社員です。

    その反面、出すべき所をしぶる所があり、そんなに散財する余裕があるなら家(家族同居してます)にもっと入れればいいし
    親にも頼まれてましたが、低い金額のまましぶっています。

    土星がラグナに在住しているパターンそのままの行動をしているので、思わずコメントしてしまいました。
    参考になれば幸いです。
    • 確かにその行動パターンは土星がラグナに在住している元都知事の舛添要一などと似ているかもしれません。
      土星が支配しているハウスなども関係すると思いますが、蠍座ラグナの場合、土星が3室の支配星であるため、
      欲望に流されやすいのだと思います。その一方で、生来的凶星としての土星が倹約とかケチな性質も喚起しているということです。
      そのようにして矛盾した性格を作りだしていると思います。
  • なるほどです。
    より、読み解き方の勉強になりました。

    シンプルに土星在住だけ考えると、現実的・真面目だとか仕事でいえば独立より会社員とか浮かびますが、
    3室支配星の影響もきっちり出るのですね。

    後、土星期になってから、会社からの指名で労働組合のメンバーの一人になっています。
    土星在住だからだと思います。

    ありがとうございます。

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