小泉進次郎と滝川クリステルの結婚について


小泉進次郎と滝川クリステルが首相官邸で結婚を発表した。

世間は驚いたが、それは小泉進次郎の結婚というよりも、あれ程、芸能界で沢山の浮き名を流して来た滝川クリステルが、最終的に選んだのが、元総理大臣の息子・小泉進次郎だったという事実である。

その兆候は確かにあり、例えば、2009年9月30日に同テレビ在籍時代から結んでいたフジテレビとの専属契約を、契約期間満了により解除し、フリーに転身し、CM契約などが解禁されたが、その後、2008年に日仏交流150年フランス広報大使を務めたり、2009年2月に環境省地球いきもの応援団に選ばれたり、一般社団法人日本動物虐待防止協会の名誉会員に就任し、2011年4月に世界自然保護基金ジャパン顧問に就任している。

また2012年6月、世界の医療団親善大使などを務めており、2013年1月にはフランスの芸術文化勲章シュヴァリエを受章している。

また2013年ブエノスアイレスでのIOCの夏季東京五輪誘致にて日本の「おもてなし」の心をアピールして、東京五輪招致に貢献した。



この言葉が2013年の「新語・流行語大賞」の年間大賞を受賞している。

このようにフリーになってから国家権力に近い所で、広報大使や親善大使、また東京五輪誘致の担当など、政府絡みの仕事を請け負っており、NPO法人の顧問や名誉会長など、かなりの名誉職を得ていることから、国家権力の恩恵を得て、非常に社会的ステータスが上昇した印象である。

これは明らかに11室の象意や太陽の象意が感じられる。

小泉進次郎との結婚は、このような彼女の人生の変化に対応していると考えられ、国家権力、次の世代の首相に最も近そうに思える小泉進次郎との結婚は、この流れから考えると納得できるものである。




結婚した現在、トランジットの土星が射手座を通過し、ラーフ/ケートゥ軸が双子座ー射手座軸を通過し、木星が蠍座で逆行して、双子座にアスペクトしている。


土星も射手座で逆行している為、一つ前の蠍座から牡牛座にアスペクトしている為、現在、牡牛座-蠍座軸と、双子座-射手座軸にある牡牛座、蠍座、双子座、射手座にダブルトランジットが生じている。


従って、滝川クリステルのラグナは牡牛座、蠍座、双子座、射手座のいずれかではないかと推測がつくのである。


そこで種々検討した結果、射手座ラグナか、蠍座ラグナかのどちらかではないかという所に辿り着いたが、どちらであるかで非常に迷っている。


従って、取りあえず、可能性が高いラグナとして、まず蠍座ラグナであると仮定した時のロジックについて書いてみたいと思うのである。





wikipediaによれば、滝川クリステルは、1977年10月1日、フランス・パリにてフランス人の父と日本人の母のもとに生まれ、3歳の時に家族で来日し、母親の出身地である兵庫県神戸市へ移住している。

3歳といえば、1977年10月生まれである為、1980年10月以降である。


これはちょうどマハダシャー太陽期から月期に移行したタイミングである。


父親がフランス人で、父親の母国で生まれており、それから外国である日本に移住したため、この月期への移行のタイミングで、「外国に移住する」という象意が出ていなければならない。


もし蠍座ラグナであれば、月は9室支配で7室で高揚するが、7室は海外のハウスであり、旅行目的で来日したら母親の母国(日本)が気に入ってしまい、そのまま移り住んだといった象意は考えられる。


月をラグナとすると、ラグナロードの金星が4室で、9、10室支配のヨーガカラカと不動星座の獅子座でコンジャンクトしている為、月期に安定して定住場所を見つけたことが理解できる。


また滝川クリステルは、日本語、フランス語、英語を話せるトライリンガルであるが、5室のケートゥは語学の才能を表わしている。


通常、バイリンガルや通訳や翻訳の仕事をする人のチャートにおいて5室にケートゥが在住しているケースは非常に多い。



また滝川クリステルが、芸能の仕事をしている理由は、3室支配の土星が10室に在住していることで説明でき、また芸能関係者や数々の業界関係者と浮き名を流してきた理由も理解できる。


例えば、滝川クリステルの交際遍歴として、ネット上で確認した所によれば、元ラグビー日本代表の天野義久(2004年頃)、室伏広治(2006年頃)、フローラン・ダバディ(2007年頃、サッカー日本代表の元監督フィリップトルシエの通訳)、中田英寿(2009年頃)、 小澤征悦(2009年末~2015年)、外国人男性(2016年7月)など、幅広いが、全て週刊誌で報じられ、隠すことが出来ていない。


これは、おそらく7、12室支配の金星が10室(大舞台、誰からも見られ知られるハウス)に在住している為ではないかと思われる。


交際相手との情事がが白日の下に晒されて一切隠すことが出来ないのである。


そして、そうした交際が週刊誌で報じられるのは、おそらく、3室支配の土星がこの金星にコンジャンクトしている為である。





滝川クリステルは、2000年にフジテレビを受験して、不合格となり、2000年4月から共同テレビに所属し、当初は記者のような形で活動していたというが、この頃、ラーフ/ラーフ期で、マハダシャーラーフ期になったばかりの頃である。


従って、彼女がキャスターになり、メディアや芸能の世界に露出するようになったのは、ラーフが月から見て5室に在住し、2、5室支配で5室に在住する水星期であったからである。


それでジャーナリズムの世界に入ったが、通常の半分アイドルとかタレントのような扱いを受ける女子アナのようにはなれず、記者のような形で、仕事をスタートさせたというのは、このラーフが強い水星と絡んでいる為である。


これが3室や金星との絡みがあれば、最初から芸能人扱いされるような女子アナになっていたと思われるが、そうした配置にはなっていない。


フジテレビアナウンス室に出向してキャスターとして活動もしているが、通常の女子アナのようには振る舞っていない。


然し、フジテレビとは専属契約を結び、2008年10月30日には、フジテレビ、共同テレビ、セント・フォースが共同設立したアナウンサープロダクションのフォニックスと所属契約を結んでいる。(実質的な移籍)


つまり、ここで移籍をしているが、この時期はラーフ/水星期であり、水星が8、11室支配で10室支配の太陽とコンジャンクトしている為、職場の変化(10室と8室の絡み)と考えることが出来る。


(※このように彼女がフジテレビの社員になれなかったにも関わらず、フジテレビとは専属契約を結んで以後、継続してフジテレビの仕事をし続けられたのは、8室支配の強い水星が10室の支配星に絡んでいるからではないかと考えられる。但し、正式な社員になれず、仕事上の安定感がなく、多少の不幸が伴うのは、8、11室支配の水星だからである。)



そして、上述したように2008年ぐらいから政府からのオファーによる仕事が増えていくのである。


これはおそらくラーフが11室に在住して、8、11室支配で11室で高揚する水星、10室支配の太陽とコンジャンクトしている為に政府から仕事が棚から牡丹餅的に貰えることを表わしているのである。

10室支配の太陽は、政府の仕事を表わしており、8室支配の水星は棚から牡丹餅的に口コミでやって来る仕事、11室が強いことは、親善大使や広報大使、東京五輪招致担当などの役職、称号などを表わしている。


その為、ラーフ期の後半、特にラーフと強い水星がコンジャンクトするラーフ/水星期辺りから急に政府絡みの仕事が増えて来て、2013年には、「おもてなし」の心をアピールして、東京五輪招致に貢献して話題となっている。


これらは日本国の国威発揚の為に行った最高レベルの政府の広報の仕事と言えるが、ダシャーは、ラーフ/太陽期である。


アンタルダシャーが太陽期であるため、政府から大役を受け、最高の舞台に立ったことを表わしている。


滝川クリステルがラーフ期にキャスターとしてのキャリアを開始し、ラーフ期の中盤からラーフ期の終わりにかけて、主に政府のオファーにより、社会的なステータスや肩書きを伸ばし、文化人として、振る舞い出したのは、ラーフが11室(高い評価、肩書き、称号)に在住し、10室支配の太陽とコンジャンクトし、ラグナロードの火星からアスペクトされて、ラーフがケンドラとトリコーナの支配星と絡むことで、ラージャヨーガを形成しているからである。





そして、2016年7月前後からマハダシャー木星期に移行したのである。


木星は結婚生活の2室と子供の5室を支配しており、パートナーの家族や実家を表わす8室に在住し、ラグナロードの火星とコンジャンクトしている。


月から見ても8、11室支配の木星が2室に在住し、7室支配の火星とコンジャンクトしている。


ラグナから見ても月から見ても8室と2室が絡みあう配置であり、結婚によって配偶者の親族と一体となる濃密な結婚生活に入ることを表わしている。



そして、トランジットの土星と木星はラグナと7室、2室と8室にダブルトランジットし、ラーフが8室を通過し、ケートゥが2室を通過している。


8室のラーフは結婚願望が強く、配偶者の財産、人脈、収入に頼ったり、配偶者の家族の恩恵を強く求める配置である。



そして、5室支配の木星にもダブルトランジットしている為、妊娠と同時の結婚なのである。



ラーフ期の終わりにラーフ期に得たものを全て失うと言われるが、滝川クリステルは、ラーフ期にはキャスターとして芸能界で主に浮き名を流し、派手な交際遍歴を繰り返してきた。


然し、そうした芸能人生に区切りをつけ、テレビへの出演を減らし、政府絡みの仕事やNPOの理事職など、文化人路線に移行したこと自体、これまでの人脈、交友関係が大きく変化したことを表わしている。


つまり、派手な芸能界で得た人脈、仕事など全てを捨てた形である。


そして、最終的に木星期になって、小泉家に嫁いで、政治家の妻として今後、活動していくのであるから、付き合う人間も環境も何もかも変わってしまうはずである。



これが滝川クリステルのマハダシャーラーフ期から木星期への変化で起こったことである。



彼女は小泉家に嫁いだ段階で、長いものに巻かれた感じとなって、小泉進次郎に対しても小泉家に対しても何か控えめに振る舞う、結婚の記者会見の場でも、小泉進次郎に一歩譲る感じが出ていた。



これはラグナロードや木星が8室に在住しているからではないかと思われる。


つまり、滝川クリステルは、これまであれだけ自立した華かなキャリアを築いて来たにも関わらず、最終的には小泉家の嫁になってしまったのである。



然し、滝川クリステルの華麗な恋愛遍歴を見ると、最も結婚に近づいたのが、小澤征悦と交際した時ではなかったかと思われる。



但し、ネット上の情報によれば、父親である世界的指揮者小澤征爾が、慈善事業や仕事に没頭する滝川クリステルは、息子の嫁として相応しくないとして、結婚に反対し、会おうとしなかったと伝えられている。



おそらく8室に火星が在住し、8室支配の水星をラーフ/ケートゥ軸や太陽が傷つけている為に交際相手の両親、家族から結婚を反対されるという試練があることを示している。



滝川クリステル自体は、ラグナロードの火星が8室に在住し、2、5室支配の木星が8室に在住して、8室で1-5のラージャヨーガ、1-2のダナヨーガを形成しており、交際するパートナーには、家柄だったり、財産だったり、ブランド力を求めるのである。



ネット上でも滝川クリステルの交際遍歴は、ブランド志向で一流の相手しか求めないとの意見が見られるが、実際、これは配偶者に立派な家柄を求めるということでもある。



つまり、そうした嗜好は、ラグナロードが8室(配偶者の両親、財産)に在住していたり、8室に木星が在住して、ラージャヨーガやダナヨーガを形成している配置によって鮮やかに説明される特徴である。



従って、世界的指揮者小澤征爾の息子・小澤征悦も芸術・文化界における最高級ブランドであるために滝川クリステルとしては、小澤家に嫁ぎたかったに違いないが、然し、小澤征爾から反対を受けて、結婚には結びつかなかった。



然し、何故、小泉進次郎とは結婚出来たかと言えば、父親である小泉純一郎自身がまず、妻が家を飛び出して、家庭が壊れた家であるからである。



小泉進次郎は、父親の実姉・道子氏に育てられた経歴を持っている。



後に中学二年の頃に母親が実の母親ではなく、伯母であることを知らされたが、そうした複雑な家庭環境を持った小泉進次郎は、結婚に格別思い入れはなかったようである。



つまり、小泉家は元々家庭崩壊した家であったため、嫁にあまり高いハードルを求めなかったということが滝川クリステルには有利に働いたかもしれない。



2015年に小澤征悦と別れた後、滝川クリステルには、度重なる熱愛の噂があり、以下のようなエピソードがあったという。


滝川クリステル 長身イケメン外国人男性と「肩ズン」デート
2015.03.26 07:00  女性セブン

3月20日から22日まで、東京国際フォーラムで開催された『アートフェア東京』。古美術や工芸、近代日本画・洋画まで、国内外から超一流アーティストの作品が集まる一大展覧会だが、開催前日に同所で行われた関係者の招待パーティで、参加者がざわついていた。

「滝川クリステルさん(37才)が、30代後半くらいの白人男性と観覧していたんです。ふたりは耳元で囁きあったり、時折腕を組んだりと、すごく密着していました。どこに移動するにも一緒だったし、とても仕事相手には見えなかったですね…」(参加者の一人)

 そして翌20日の夜、さらに驚きの姿をキャッチする。東京・表参道のあるラウンジで会員制のシークレットパーティーが開催されたのだが、またも滝クリが男性と連れ立って現れたのだ。

「また一緒にいたのは白人男性でした。無精ヒゲを生やして、見た目は30代後半くらいかな。180cm超のイケメンで、ふたりはフランス語で歓談していました。滝川さんは、肩と背中を大胆に魅せたセクシーな黒のドレス姿で、周囲はみな、“あ、滝クリだ!って、気づいていましたよ」(参加者の一人)

 しかし、彼女は周囲の目などなんのその。彼とソファ席に移動するや、他の参加者も赤面の行動に出たのだという。

「滝川さんが彼の肩に頭をのせて“肩ズン”。彼もまた彼女の背中に腕を回すなど周囲が驚くほどの密着ぶりでした。滝川さんはシャンパンを何杯も飲んでいて、酔っ払っていたのか、目がトロンとしてまして…」(前出・参加者の一人)

 そして22時過ぎ、滝クリはその白人男性と一緒に会場をあとにしたのだった。

※女性セブン2015年4月9・16日号

滝川クリステルは周囲の目も気にせずに相手の肩に頭をのせて、しなだれかかっていたようである。


つまり、これもおそらく滝川クリステルのラグナロードの火星が8室に在住していることを物語るエピソードであるが、強くて白馬の王子様に頼りたいという願望を表わしているのである。



それで、相手の男性が誰であろうと、それ程、親しい愛柄でもないテニスの錦織圭選手であろうと、一流の男性と出会うと運命の相手ではないかと考えてしまうようだ。



このように滝川クリステルは、蠍座ラグナではないかと思われる。



但し、射手座ラグナで検討してもある程度、説明できてしまう所があり、蠍座か、射手座かで随分、迷っていた。



然し、やはり「おもてなし」というサービス精神そのものは、人に気を使う蠍座ラグナであってのものである。



もし射手座ラグナだと、水の星座に在住している惑星は、ケートゥだけになってしまう。



また射手座ラグナというのは、もう少しアグレッシブで、外向的で元気なはずであり、「癒し」という感じは出てこないはずである。



従って、蠍座ラグナで正しいのではないかと思われる。




ナヴァムシャやダシャムシャのラグナについては、また検討したいと思うが、その前に先に小泉進次郎の出生図のラグナについて検討してみたいと思う。



種々検討した所、小泉進次郎のラグナは、双子座ではないかと思われる。





まず、誕生した1981年4月14日から最初の6年ぐらいの間、マハダシャーがケートゥ期であるが、誕生してまもない1982年に両親が離婚し、母親が家を出て、ずっと小泉純一郎の実姉の道子氏に育てられたのである。


ケートゥ期に家族(2室)が崩壊したことを考えると、ラーフ/ケートゥ軸が2室や2室の支配星に絡んでいたと考えるべきである。



また現在、土星が射手座で逆行し、木星が蠍座で逆行して、射手座、双子座、蠍座、牡牛座に木星と土星のダブルトランジットが生じている。


その辺りは、全く滝川クリステルと条件は同じである。



従って、射手座ラグナ、双子座ラグナ、蠍座ラグナ、牡牛座ラグナの可能性が考えられる。


このうち、2室や2室の支配星をラーフ/ケートゥ軸が傷つけるのは、双子座ラグナ、あるいは、射手座ラグナである。




そして、双子座ラグナにすると、最も小泉進次郎の経歴を説明することが出来る。


まず、誕生した1981年4月~1987年12月までマハダシャーが8室に在住するケートゥ期であった。


ケートゥを考える場合、ラーフ/ケートゥ軸という形で、セットで考えるべきである。


そうすると2室にラーフが在住して傷つけている為、この時期に家族(2室)が壊れたことを表わしている。


両親が離婚して母親が家を出て、伯母に育てられることになったのである。





ケートゥのディスポジターである土星は8、9室支配で4室に在住しており、4-8の絡みが見られるが、これは母親が変わることを表している。


因みにこのケートゥ期は8、9室支配の土星が結果を表わす為、父親との関わりが深く、父親が支配的であったことを表わしている。


3室に在住する月は、3室は4室を損失する(12室目)ハウスであるため、典型的に母親の不在を象徴する配置である。



そして、1987年12月からマハダシャー金星期に移行するが、金星は5、12室支配で11室に在住し、高揚する太陽とコンジャンクトしている。


月から見ても金星は9室に在住し、ラグナロードで9室で高揚する太陽とコンジャンクトしている。





2004年3月に関東学院大学経済学部経営学科を卒業した後、コロンビア大学大学院に留学し、ジェラルド・カーティスに師事して、2006年に政治学の修士号を取得したのは、この金星の配置の為である。


金星は5室(学習)と12室(海外)を支配し、11室(資格、修士号)に在住しており、月から見ても9室(海外留学)に在住しているからである。



この間は、金星/水星期、金星/ケートゥ期であり、主に金星/水星期が該当するようである。


ラグナロードで4室支配の水星は魚座10室で減衰しており、6、11室(資格、修士号)支配の火星とコンジャンクトして、1-11のラージャヨーガを形成している。


月から見ると、2、11室支配の水星が8室で減衰しており、4、9室支配の火星とコンジャンクトしている。


11室(資格、肩書き)支配の水星が8室で減衰していることから、相当に苦労して、修士号を習得したことが伺える配置である。


あるいは、8室で減衰する水星は、棚から牡丹餅を表わしており、9室の支配星が月から8室に在住して11室支配の水星と絡んでいる為、師匠(ジェラルド・カーチス)からのコネや恩寵で取得させてもらった修士号といった印象である。


ラグナロードの金星から見ると、3、6室支配の水星が12室で減衰しており、外国で苦労して学習に励んだ様子が伺える配置である。



因みにジェラルド・カーティスと言えば、コロンビア大学政治学部教授で、専門分野は日本の政治外交、比較政治学、日米関係、米国のアジア政策であり、ジャパン・ハンドラーズと言われる対日政策を決定する重要な論客の一人である。


CIAへの情報提供者であり、日本を対米従属政策に導くために日本の官僚や政治家を学生時代から育成することにより。単に学問を教えるというだけでなく、米国の対日政策を実際に実施している人物であると言える。


日本の元総理大臣の息子に修士号を取らせてあげることで、貸しを作り、将来に渡って、日本をコントロールするつもりである。





このジャパン・ハンドラーズとは、日本の官僚や政治家よりも上の立場で教育を施す人物であることから、米国の権力の中枢に近い人物であり、小泉進次郎のチャートで言えば、5室支配の金星にコンジャンクトする高揚する太陽を象徴する人物である。


このように2004年~2006年に日本を支配する最高権力のマインド(米国の政治学者)から教えを受けたことは、双子座ラグナであれば説明できるのである。


これは射手座ラグナでは説明が出来ない。





修士号の取得後、アメリカ合衆国のロンドンタビストック人間関係研究所配下の戦略国際問題研究所非常勤研究員を経て2007年に帰国しているが、この非常勤研究員時代は、金星/ケートゥ期である。


ケートゥは8室(研究)に在住し、ケートゥのディスポジターは8、9室支配の土星で4室で木星とコンジャンクトしており、この時期は、研究や学習に励んだ時期だと分かる。



そして2007年に帰国した後は、父親である小泉純一郎の私設秘書を務めているが、ちょうどマハダシャー太陽期に該当する。


太陽は3室の支配星で5、12室支配の金星と共に11室に在住しており、月から見ると、ラグナロードの太陽が9室で高揚して、3、10室支配の金星とコンジャンクトしている。



父親を師匠として、政治を現場で訓練すると共に仕事も行なった時期であると分かる。


政治家の秘書とは、後に政治家になる修業時代であり、つまり、訓練(3室)の時期であって、これはこの時期の経験に一致している。




そして、2013年12月22日以降、マハダシャー月期に移行している。



月は2室の支配星で3室に在住している。



従って、小泉進次郎にとっては、あまりぱっとしない時期である。



3室の月はウパチャヤの吉星であり、特に忍耐力や強さを発揮する時期ではない。



現在、月/土星期であり、月は2室(家族、結婚生活)の支配星で、土星は8室(配偶者の家族、両親、結婚生活)の支配星であるため、それで、今、滝川クリステルと結婚するのである。



恋愛による結婚というよりも、結婚生活を意識して、お互いの家や家族を意識しての家同士の結婚に近いものがある。



滝川クリステルの側でも小泉家に嫁ぐということを意識した結婚である。



相手に家柄も財産もなく、それでも相手が好きだから結婚するといった結婚とは全く正反対の相手の家柄やステータス、家系のブランドを意識した結婚である。



小泉進次郎にとって、現在、土星が7室をトランジットし、ラーフ/ケートゥ軸も1-7軸をトランジットしている。


そして、木星が6室で逆行して、ラグナにアスペクトして、ラグナ(7室から見た7室目)にダブルトランジットが生じている。


従って、今のタイミングでの結婚なのである。







何しろ、政治家として一人前になるためにどうしても嫁を娶らなければならなかったのであり、小泉進次郎にとってここ最近は、嫁探しが重要課題であった。



しかも土星が7室にトランジットしていたため、小泉進次郎は結婚したいと思っていたはずである。



交際が始まったのは、昨年2018年頃だというが、ちょうど2019年3月29日~4月23日ぐらいの間、木星が射手座に入室し、木星と土星が射手座7室に入室している時期があったのである。



ラーフ/ケートゥ軸も1-7室の軸に2019年3月7日頃から入室した後のタイミングである。



おそらく交際が深まったのは、この頃であると考えられる。



これからもし結婚披露宴などを行なうのであれば、木星が2019年11月5日に射手座に入室する2ヶ月前の9月以降に木星と土星が7室に入室した効果を発揮し始めた後である。



因みに小泉進次郎にとっては、この時期は、7室に土星と木星がトランジットして、1-7室の軸にダブルトランジットが形成される時期であるが、滝川クリステルにとっては、2-8室の軸に木星と土星がダブルトランジットする時期である。



従って、滝川クリステルにとっては、完全に夫の嫁として、相手の家に嫁ぐタイミングであり、小泉家への嫁になるという性質が強い経験である。



小泉進次郎は、現在、2室支配で3室に在住するマハダシャー月期で、政治家としてはパッとしない時期であるが、2023年12月頃からマハダシャー火星期に移行する。



その時、火星は6、11室支配で、10室に在住し、8、9室支配の土星と相互アスペクトしており、10室に火星と土星が絡んでいる。



従って、小泉進次郎は、マハダシャー火星期になると、父親の小泉純一郎のように何か破壊の仕事を行なうと考えられる。



例えば、彼は最近、農協を壊そうとしたが、猛烈な反対にあって頓挫した。



小泉純一郎と同じように農協を壊して株式会社化するという非常に危うい考えで、市場原理主義的な改革であるが、10室に火星と土星が絡んでいる為、とにかく壊すのが彼の仕事である。



但し、1、10室支配の水星が10室に在住し、減衰しているが、7、10室支配の木星と、4-10の星座交換をしている。



この水星と木星の星座交換が、何か壊すだけではなく、創造も行なうかもしれない。



(その辺りは上述した文章で、述べなかったが、水星は減衰しているが、ニーチャバンガラージャヨーガを形成しており、水星は意外にこの強さを発揮したため、金星/水星期に政治学の修士号を取得するのに役立ったとも考えられる)



然し、基本的に10室や10室の支配星に土星と火星の両方が絡んでいる為、手法としては手荒な破壊的なものになると考えられる。





ということで、滝川クリステルのラグナは蠍座で、小泉進次郎のラグナは、双子座ラグナではないかというのが結論である。




ナヴァムシャやダシャムシャのラグナについては今後の課題である。





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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 滝川さんについては射手座ラグナだと思ってました。
    というのは、蠍座ラグナだと10・11室に惑星がきますが、それらがいずれも機能的凶星になってしまうからです。
    射手座ラグナなら、10室で太陽と水星が最高のラージャヨガを形成し、土星と金星が9室でダナヨガを形成するので、ラーフが機能的に吉星化するかと思っていたからです。

    ただ、よくよく考えてみますと、蠍座ラグナとすると1Lの火星がラーフや太陽や水星にアスペクトしてますから、ラーフ期の活躍に説明がつくかもしれませんね。
    1Lの火星が8Hに在住していることも説明がつきます。
    記事を一読しましたら、今まで射手座ラグナだと思っていたのに、蠍座ラグナだと思ってしまいました。



    あと、小泉さんは蠍座ラグナだと思います。
    そうすると、幼少の頃がケートゥ期になり、ケートゥが母親を失う3Hに在住し、蠍座ラグナは土星が3・4Lです。
    また、アメリカ留学時はマハダシャー太陽期でしたが、10Lの太陽・7・12Lの金星が6室で海外での仕事に従事の意味になるかと思います。
    また、初めての衆議院議員選挙で当時民主党の横粂勝仁に苦戦しましたが、この時は太陽ー金星期で、金星はデヴューを示し、どちらも選挙の6Hに在住。
    太陽が6H高揚で苦戦したと思います。
    また、その後は9Lで10Hの月期で、国会議員職に説明がつくかと。

    蠍座ラグナだと、月が10Hで人気者の配置ですし、9-10の強力なラージャヨガを形成します。
    これはイチロー選手と同じ配置です。
    また、高揚する太陽が父親の職業を示す6Hに来ます。
    父親が総理大臣だったことに納得がいくと思います。
    • 小泉進次郎は、蠍座ラグナのようですね。
      私は間違えました。

      ケートゥのディスポジターの土星は3、4室支配で、2室支配の木星にコンジャンクトして傷つけている為、ケートゥ期の両親の離婚も説明でき、また母親の不在も3室のケートゥや、3、4室支配の土星で説明でき、また6室の太陽の高揚が父親の仕事というのは大きいですね。

      2004年~2006年にコロンビア大学に留学していた時のダシャーが太陽/太陽⇒月⇒火星⇒ラーフ⇒木星などで、アンタルダシャーがほぼ全て9室の支配星や9室の在住星、5室の支配星、5室の在住星で、この時期の留学もよく説明できるようです。

      考えてみれば小泉進次郎は自民党で、内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官、自民党青年局長、自民党農林部会長、自民党筆頭副幹事長などの要職を得てきた配置が11室への木星と土星の在住で表されており、経済学を学んだというのが正に5室の水星と火星で説明できそうです。

      3室の支配星が11室で兄弟姉妹の中で最年長か最年少の配置であり、兄が一人いて最年少であることが説明出来たりします。

      小泉進次郎の主婦や女性からの人気も10室に月が在住していると考えなければ説明出来ません。

      蠍座ラグナで良さそうです。

      最初に双子座で説明出来た配置が2~3あった為、双子座ラグナで決め打ちしてしまったのが間違いです。
      コロンビア大学留学が5室支配の金星に太陽がコンジャンクトで説明出来そうな気がした為、それで確定してしまったのが間違いだと思います。

      小泉進次郎と滝川クリステルは相性が良さそうなのも蠍座ラグナ同士と考えれば納得できます。

      もし蠍座ラグナと双子座ラグナ同士だったらどこかちぐはぐした違和感があるかもしれません。

      滝川クリステルの月からみた7室支配の火星が双子座に在住しているため、パートナーが双子座ラグナだと考えましたが、これは決定的な証拠でもなく、それを重視するだけの材料ではなかったかもしれません。

      また私が良く知っている蠍座ラグナの人物に雰囲気が非常に似ていて、蠍座ラグナということで全く違和感ありません。

      蠍座ラグナであることを否定する要素が見つからない為、蠍座ラグナで良さそうです。


      蠍座ラグナということになるとだいぶ小泉進次郎への印象が変わってきます。

      ウパチャヤの凶星、5-11の星座交換など、配置の良さが際立ってきます。

      9室のラーフは父親の考え方に完全に同意していない様子が見られます。特にこれは彼自身が政治家としての父親を見習っていないといったことを口にしていたということもあります。

      滝川クリステルのラグナに関しては、親善大使や広報大使やNPOの理事など、沢山の称号を得ていることがラーフや太陽、水星が11室に在住している証拠ではないかと思います。射手座ラグナの可能性も捨てていませんが、蠍座ラグナと考えることが出来る証拠が多いと思います。

      例えば、芸能人との交際などが常に公けに報じられて白昼の下に晒されるのが7、12室支配の金星が10室の配置ではないかと思います。

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