武漢の新型肺炎について – 中国の建国図から読み取る –


中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が拡大している。


新型肺炎 中国で死者80人 患者2744人に 中国保健当局
2020年1月27日 12時16分 NHK NEWS WEB

中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、中国の保健当局は、患者はさらに769人増えて、2744人になり、死亡した人は24人増えて80人となったと発表しました。中国政府は、旧正月の「春節」にあわせた大型連休を3日間延長するなど、国を挙げて感染拡大の防止に努めていますが、どこまで抑え込めるか不透明な情勢が続いています。

中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が26日、新たに769人増え、患者の数は中国のほぼ全土で合わせて2744人になったと発表しました。患者のうち、症状の重い人は461人に上っているということです。また、死亡した人は、感染の拡大が最も深刻な湖北省で24人増え、中国国内の死者は合わせて80人となりました。

感染が拡大し続ける中、中国政府は、人が集まる機会を減らして感染の拡大を抑え込むため、今月24日から30日までとしていた、旧正月の「春節」にあわせた大型連休の期間を3日間延長して来月2日までとすると発表しました。また、中国国内の小中学校や大学、幼稚園についても休暇を延長するとしています。中国にある日本人学校についても休暇を延長するところが相次いでいます。

さらに中国政府は、感染拡大防止のため、人の移動を制限する必要があるとして、旅行会社に要請して、国内の団体旅行に加え、きょうから海外への団体旅行を当面、中止にしたほか、各地で長距離バスを運休にするなどの対策をとっています。ただ、中国の保健当局は、「ウイルスの感染力がやや強くなっているとみられる」と指摘していて、感染拡大をどこまで抑え込めるか不透明な情勢が続いています。

13の国と地域で57人の感染確認
中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスは、中国本土以外では、これまでに13の国と地域で57人の感染者が確認されています。

中国本土以外でこれまでに確認された感染者の数は、
▽タイと香港で8人、
▽マカオで6人、
▽アメリカで5人、
▽日本、オーストラリア、シンガポール、台湾、マレーシア、それに韓国でそれぞれ4人、▽フランスで3人、
▽ベトナムで2人、
▽ネパールで1人となっていて、
13の国と地域で合わせて57人にのぼります。

読者の方から新型肺炎について質問があった為、中国の建国図を確認した所、中国は今年の1月26日、つまり、一昨日辺りから水星/水星/ケートゥ期に移行している。





昨年の2019年9月24日にマハダシャーが水星期に移行し、以後、水星/水星/水星期(2019/9/24~2020/1/26)が続いていたが、今年の1月26日からプラティアンタルダシャーが水星からケートゥに移行したということである。


それで即座に分かることは、ケートゥは逆行する6室支配の水星とコンジャンクトしており、ケートゥと絡む6室支配の水星がこの事象を表わしているということである。


6室は国民の保健衛生、健康管理、労働者、弱者への福祉やサービスなどを表わすハウスであり、ケートゥは寄生虫やウィルスの表示体であり、珍しい病気、奇病などを表わす表示体である。



水星は肺や呼吸器の表示体であり、水星とケートゥとの絡みとは、まさに新型コロナウィルスによる肺炎を表わしている。



このケートゥとコンジャンクトする6室支配の逆行の水星に8室支配の太陽がコンジャンクトしているが、これは新型肺炎を隠蔽し、公表を遅らせた中国共産党当局を表わしているかもしれない。




新型コロナウィルスに感染した患者たちを武漢に隔離するという強制措置は、まさにケートゥとコンジャンクトする6室支配の水星(新型ウィルス感染者)と8室支配の太陽(共産党当局)の絡みではないかと思われる。





昨年、中国の建国図で、マハダシャー水星期に移行した直後に香港で、逃亡犯条例改正案に反対する100万人規模のデモが起こり、中国共産党当局の意向を反映した警官隊と一般市民のデモ隊が衝突したが、それは今でも続いている。



これも共産党当局にとっては、一般市民に反映した思想的な感染症であり、これを封じ込めるために警官隊が暴力を行使した。



今でもこのデモは続いている。



宗教や精神世界では、物質界において、一般市民のデモ活動と、新型ウィルスへの感染といった形で、別の異なった現象であるように見えることも、実は、アストラル界などで、同じ原因から生じているといったことはよく言われることである。



アストラル界(感情情緒界)に蓄積された不満や怒り、否定的な想念などが、寄生虫やウィルスを発生させたり、飛行機の墜落事故や竜巻や洪水などの自然災害を起こすことがあるということである。




中国共産党当局が、経済発展を優先して、大気汚染や土壌河川の汚染などを放置し、国民の保健衛生、健康管理などを軽視したり、労働者(例えば、農民工など)を酷使している為、抑圧された国民の否定的な想念が、新型のウィルスを発生させ、自らを感染させた可能性もある。



つまり、これ以上の汚染された環境での仕事や生活のボイコット、ウィルスに”感染”し、病人になることによって、無言の抗議をしているという可能性もあり得る。



例えば、自分の心の中の怒りやストレスを意識できない人、身体が疲れ切っているのにそれを自覚できずに頑張り続けてしまうような人は、しばしば心身症やパニック障害などの身体的疾患として、それが発病する場合があるが、それと似た現象であると考えると分かりやすいかもしれない。



一般市民の怒りや不満などが、霊的次元で、新型ウィルスの発生を引き起こし、病気になることで、中国共産党の抑圧に対して、抗議を行なっているかもしれないのである。




因みに中国では、2003年にも、SARS(重症急性呼吸器症候群)が大流行したが、SARSが流行した2002年11月~2003年7月のダシャーを調べると、土星/土星/ラーフ期であった。



この時も中国は、隠蔽体質で、WHOに公式報告せず、感染症対策の遅れにつながり、国際的に非難を浴びた。



重症急性呼吸器症候群(じゅうしょう きゅうせい こきゅうき しょうこうぐん、英: Severe acute respiratory syndrome; SARS [sɑːz])は、SARSコロナウイルス (SARS coronavirus; SARS-CoV) によって引き起こされるウイルス性の呼吸器感染症である。動物起源の人獣共通感染症と考えられている。ウイルス特定までは、その症状などから、新型肺炎(しんがたはいえん)、非定型肺炎(ひていけいはいえん、英: Atypical Pneumonia)などの呼称が用いられた。
2002年11月から2003年7月にかけて、中華人民共和国南部を中心に起きたアウトブレイクでは、世界保健機構 (WHO) の報告によると、香港を中心に8,096人が感染し、37ヶ国で774人が死亡したとされている(致命率9.6%)(なお数字に関しては、世界30ヶ国8,422人が感染、916人が死亡(致命率11%)という文献も存在する)。このアウトブレイク終息後は、封じ込め宣言後いくつかの散発例があったが、現在に至るまで、新規感染報告例は無い。

(wikipedia 重症急性呼吸器症候群より引用抜粋)

プラティアンタルダシャーのラーフは、6室支配の水星と8室支配の太陽からのアスペクトを受けている。



その後、中国の建国図では、土星/水星期(2003/9/27~2006/6/6)、土星/ケートゥ期(2006/6/6~2007/7/16)と続くが、既に2003年7月の時点で、終息宣言が出されており、その後は、SARSは広まっていない。然し、大規模な拡大は防がれたものの、その後も2004年4月(土星/水星/水星⇒土星/水星/ケートゥ)にも感染が確認されている。



このように過去の事例も検討すると、プラティアンタルダシャーのラーフ期やケートゥ期に新型ウィルスによる肺炎が大流行していることが分かる。



これらのラーフもケートゥも6室支配の水星や8室支配の太陽と絡んでいる。





水星/水星/ケートゥ期は、2020年3月18日まで続くため、少なくともこのプラティアンタルダシャー・ケートゥ期の間は、この新型肺炎の流行が続くと考えられる。




但し、次に水星/ケートゥ期(2022/2/19~2023/2/17)が再び、来る為、一度、終息しかかったウィルスが再度、流行する可能性もあり得る。







因みに私は今年の日本のヒンドゥーニューイヤーチャート(2020年版)を作成して、5室の山羊座で、6室支配の土星と8室支配の火星がコンジャンクトしている為、オリンピックで不正が行われたり、オリンピックが大失敗するのではないかと書いた。



5室はエンターテイメントのハウスであり、そこに3、8室支配の火星が在住しているが、3室は交通や通信のハウスであり、8室は”食糧不足や疫病を通じての人々のトラブル”や”国土の破壊”といった象意があるようである。



何かオリンピックが中断するようなトラブルが生じる可能性もあり得るのである。



そのことを読者の方に指摘して頂いたが、確かにその可能性は大いにあり得る。







中国の建国図は、山羊座にラグナと月が在住している為、日本の2020年のヒンドゥーニューイヤーチャートの5室に在住する6室支配の土星や8室支配の火星の表示体になり得るからである。



例えば、中国での新型コロナウィルスの感染が終息しない為、オリンピックの開催にまで影響を及ぼする可能性は現実のものとなって来ている。





今回、中国で水星/水星/ケートゥ期に新型ウィルスによる肺炎が広がっていることは、中国の建国図であまりにも明白に説明可能である。




既に昨年から起こっている香港での民主化デモもそうであるが、中国の建国図は明らかに機能しており、今後、中国では、6室支配の水星期が17年間も続いていくのである。



そして、その後には、ケートゥ期の7年が控えている。




この水星期やケートゥ期を通じて、中国の国内で、国民を巻き込んだ国家体制が変わる程の大きな変化が起こっていく可能性が高い。




そこではウィルスに感染したり、民主化運動をして暴れる中国の民衆と、それを押さえようとする共産党当局との激しいやり取りが起こりそうである。




やはり今後の世界の大変化は中国が引き金になることが明白になってきた。





この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 新型肺炎と民主化運動は、現れているものが違うだけで同じ原因であるという分析は、非常に納得のいくものでした。
    しかし一方で、新型肺炎は生物兵器であるとの噂もあり、それにも説得力を感じるのですが、それについてははいかがでしょうか。
    • 新型肺炎は生物兵器だとする説があるようですが、それについては私は分かりません。

      陰謀論の中には真実も多く含まれていると思いますが、物事を深く追求していない人が、安易に受け入れる傾向があると思います。

      物事を深くよく考えるようになると陰謀論の呪縛から逃れ、安易に陰謀論を受け入れなくなります。

      この生物兵器説は、米メディアから出て来たようですが、最近の米国は、妄想が強いと思います。

      例えば、ドナルド・トランプがロシアとつながっていて、ロシアが米国の政治に内政干渉しているといった疑惑も出ましたが、自分にとって競争相手の国や敵国で起こったことは全て裏に陰謀があることにされてしまうのです。

      これは、日頃からその相手に面白くない感情があるため、事実に脚色するからだと思います。

      新型コロナウイルスの発生源は、中国湖北省武漢市にある国立の病源体研究機関かもしれないとか、その研究所が細菌兵器の開発に関わっているかもしれないとか、全てが、~かもしれないという推測に過ぎません。

コメントする

CAPTCHA