2022年度 参議院選挙結果について

先日の参議院選挙結果は、やはり、水の星座である蟹座、魚座、蠍座に木星と土星のダブルトランジットがあった為か、保守勢力の圧勝であった。



(讀賣新聞オンラインから引用抜粋)


自民党が+8、日本維新の党が+6で、議席を大きく伸ばした。


そして、新しく登場した保守勢力、宗教団体のような参政党が、+1で、1議席獲得した。



最も票を失ったのは、立憲民主党で、-6であり、共産党が、-2で、リベラル左翼勢力が、軒並み票を失った。


これは風の星座から見て、ドゥシュタナハウスに該当する魚座、蟹座、蠍座にダブルトランジットが生じており、更に水瓶座で、土星が逆行していた為である。


因みにこの結果は、私が選挙前に投稿した記事『参議院選挙の行方 -保守勢力の復活-』の中で、予想した内容とほぼ一致した。



まず、自民党は、正統な保守勢力として、圧勝した。


然し、今の自民党は、宏池会、吉田学校の岸田政権であり、ハト派で、なるべく軍事力を増強せずに経済発展を優先しようとする考えの自民党の中でも左寄りの政権となっている。


そして、日本維新の党が+6で大きく票を伸ばしたが、日本維新の党は、リベラル左翼政党ではない。


ファシズムや国家社会主義の政党と同じく、トップの指導力によって、国の課題を解決していこうとする勢力であり、民主主義といった面倒なプロセスを無視したい勢力である。


独裁者であった橋下徹や大阪府の吉村知事などがそれを体現している。


リーダーの裁量で、政府や地方公共団体の無駄なお金を削減し、それを大事な福祉などに充てたいという考え方であるが、福祉行政自体を縮小して、ベーシックインカムによって国民に一律支給で問題解決を図るという考え方である。


因みに日本維新の党が推進するベーシックインカムという制度は、国家社会主義的な政策であり、小さな政府で、行政機能を縮小し、リバータリアニズム=民間の努力で問題解決するという立場である。


政府は福祉は提供しないが、お金を配布するので、それで解決してくださいという考え方である。


例えば、ヒトラー政権がドイツ国民全員に自動車と家を提供するという計画を立てたが、政府のトップダウンで福祉を実現しようとする考え方である。


ベーシックインカムの制度も国家社会主義的なのである。



従って、市場原理+独裁者の裁量で問題解決を図るという考え方であり、保守政党である。


今現在、牡羊座に天王星がトランジットしており、また牡羊座にラーフや火星がトランジットし、土星もアスペクトしている為、国家社会主義が台頭してくるようなタイミングである。


私は、日本維新の会が票を伸ばすことを予想していたが、実際、票を確実に伸ばしてきた。


例えば、安倍政権で提案され、日本維新の党でも導入したいと考えている道州制は、地方自治を促進するものではなく、むしろ、中央集権、トップダウンの体制を強化するものである。


もし47都道府県あれば、様々な地方自治の考え方があるが、道州制では、少ない数の地域を中央のトップが把握して、一元的に管理しやすいのである。


従って、全体主義、国家社会主義的な保守勢力である安倍政権、または日本維新の党が、推進したい政策である。



そして、立憲民主党が票を減らしたが、立憲民主党の政策について記したホームページを見ると、様々な提言がまとめてあるが、男女共同参画や、ジェンダー平等、選択的夫婦別姓制度など、一見、良さそうな政策が並んでいるが、行政のコストを削減するという発想が全くないのである。


その為、大きな政府になるし、また全てが法律で国民の生き方を制限していくという考え方であり、非常に息苦しい社会のビジョンを持っている。


完全な社会主義政党であり、税金を企業から搾り取って、平等な社会を実現する為に大きな行政で、その為の様々な法律を施行して、国民の生活を規制していくという考え方に思える。


例えば、男女共同参画や、ジェンダー平等、選択的夫婦別姓制度は、ほっとけば男性優位になる社会において、そうした男性優位の社会を規制するといった発想なのである。


つまり、全てにおいて規制的である。制限する社会というのが、立憲民主党である。


そもそも憲法というものは、資本家や権力者、独裁者の行動を抑制するという国民が権力者を監視する為のものである。


立憲民主党とは、その党名からして、「規制」することが党の使命なのである。


従って、安倍元首相のモリカケ問題(森友学園、加計学園問題)の追求、独裁者の私的な利益の弾劾に時間を費やすような党である。


資本主義の何かわくわくさせるイノベーションを起こすようなワクワク感や創造性が全くない。


それでいて立憲民主党の議員たちは、高学歴で、社会ではそれなりのステータスを得て、満足感に浸っている人々も多いのである。



但し、立憲民主党は、土星が完全に水瓶座に入る2023年以降、そして、水の星座へのダブルトランジットなども終わり、天王星が牡牛座に移動する2024年6月ぐらいから勢力を拡大していくものと思われる。


今は、立憲民主党にとって分が悪い時期である。



日本維新の党は、リバタリアンの党である。


政府の無駄が嫌いで、大きな政府が嫌いである。


然し、天王星が牡牛座に移動する2024年6月以降はそれ程、振わなくなると考えられる。


その頃には、プーチンや習近平などの独裁者も引退あるいは退いている時期であり、強いリーダーがトップダウンで世の中を変えるという風潮が急速に廃れていく。


因みに国家社会主義政党は、一時期は国民の支持を受けて大躍進するが、しかし持続性に欠けているので、あまり長続きしない。


国民の気持ちは容易に変わりやすい。リバータリアンたちに支えられている為、リバータリアンたちは蟹座の人々である。


蟹座の人々、すなわち大衆の気持ちは変化しやすいため、立憲民主党を応援していた人々は、直ぐに態度を豹変させることになる。



それと同時に自民党の安倍派であったような人々も勢力が振わなくなる。


2024年6月以降は、自民党の主流も宏池会のようなハト派で、左寄りの勢力が優勢になっていくはずである。


そうしてその過程で、今、指導者を失った安倍派が分裂していくものと考えられる。



共産党も票を減らしたが、実は、日本共産党は、意外なことだが、そのリーダーである志位和夫氏は、蟹座惑星集中である。


リバータリアンのような人物である。


蟹座惑星集中なので、自分の小さな家族たちを守っていきたいという人物がリーダーを務める党である。


昔は、宮本顕治、不破哲三などイデオロギーで、頭がカチカチな人が多かったが、今は、単純に社会的弱者を救うという専門職人集団的な党に思える。


今、共産党から立候補する候補者や、共産党に賛同する若者たちも皆、マルクス・レーニン主義などの重厚な書籍をそれ程、学んでいない。


単純に弱者を助けたいというような気持ちから、共産党に賛同しているようである。


今の共産党は、昔のソビエトなどの共産主義イデオロギーは持っていない。


そうではなく、弱者に対する真心の党である。


それと同時に日米同盟や日米安保条約などの中にある欺瞞に抗議する立場である。


私自身も立憲民主党の中の高学歴で、社会ではそれなりのステータスを得て、満足感に浸っているような中途半端な人々よりも共産党から出馬する純朴そうな若手の政治家の方に余程、好感を持てる。


実際、私自身は、共産党のイデオロギーは全く賛成もしなければ共感もしない。


然し、共産党は、質の高い野党として活動は出来るかもしれないが、イデオロギーが破綻しているので、もはや政権与党を狙える党ではない。




参政党は、この魚座、蟹座、蠍座にダブルトランジットが生じ、魚座に木星がトランジットするタイミングで、彗星のごとく現れた政党である。


代表の神谷宗幣氏のカリスマ性によって、急速に勢力を拡大したし、また魚座に木星が通過して、純粋で自己犠牲的、日本の伝統や魂の復活を尊ぶ人々が、反応して、このムーブメントを引き起したのである。



ここには、「日本をかっこよく」のスローガンを掲げるむすび大学チャンネルの小名木善行氏や、武田邦彦氏も賛同している。


政治家っぽくない、政治の素人、但し、日本の魂とも言えるような人々が軒を連ねている。


政治の世界で汚れていないだけに純粋であり、神道連合である日本会議にも通じる所があるが、宗教に近い所がある。


然し、参政党の立候補者たちの思想を聞くと、ロスチャイルドの支配とか、ディープステイトとか、竹中平蔵を凶弾するとか、陰謀論的な思想が展開されていることが分かる。


これらは陰謀論は、幾分かの真実を含んでいるが、然し、日本が衰退している理由をこのような陰謀論的な短絡的な因果関係に全て帰属させることは、理性的、知性的とは言えない。


つまり、参政党を応援する人々の中には、魚座のスピ系の人々を象徴する人々、ドナルドトランプを応援し、バイデンを凶弾するような人々、Qアノンを信奉するような人々がかなり混じっている印象である。


神谷宗幣氏は、安倍元首相に期待をしていたようだが、自らも自民党の中で活動もしたが、他の政治家たちが皆、自分も満たされない願望を満たそうとしていたり、金や地位のためだったり、人の為に政治をするのではなく、自分の自我を満足させる為に政治をしていることに失望したという。


今、春分点が、魚座から水瓶座に移動しつつあり、魚座の人々は力を失いつつある。


そうした劣勢を挽回する意味でもこの木星が魚座にトランジットするタイミングに神谷宗幣という政治家を政治の世界に送り込んだのである。


まさに魚座の意地で、当選させたというような状況である。



然し、神谷宗幣氏が、安全保障について質問されていて、防衛費を増強することを主張していたが、魚座がよく考えもせずに理想主義的、感情的な発奮によって、日本の独立を取り戻すべく、防衛費を増強しようとすれば、それはアメリカの軍産複合体に利用されて、高額な兵器を購入させられ、そのメンテナンス費などを毎年搾り取られるような支配が進んでしまう可能性も考えるべきである。


そもそも第二次世界大戦は、そのような魚座の人々によって始められ、日本国民は、勝ち目のない戦いを強いられ、そして、相手の策略にはまって、真珠湾攻撃で開戦してしまったのである。


敗北が決定しても敗北を認められずにズルズルと降伏を引き延ばしたせいで、更に広島と長崎に原爆を落とされたのである。


従って、参政党は、政治意外の面、精神主義などでは日本の古き魂を呼び起こすような役割を果たすかもしれないが、深く考えないと、純粋なだけでは、外国に利用されやすいから要注意である。


魚座は合理主義よりも精神主義の方が勝ってしまい、夢想やファンタジーに浸りがちである。


従って、参政党の躍進も一時的なものに終わりそうに思われるが、土星が水瓶座に移動した次に魚座に移動する為、その土星が魚座を移動する間にも参政党は躍進するものと思われる。


日本は、水の星座の国であり、水の星座の保守の人々で出来ている国である。


参政党は、純粋な保守として、自民党内の対米従属の偽物の保守を駆逐し、自民党を浄化するためにこれからも活動して頂くべきである。


因みに神谷宗幣氏によれば、創価学会が組織票を提供する代わりに3000万円を要求してきたそうである。


こうした話は非常に参考になる。



公明党は、今回の選挙で一議席減らしたが、選挙が終わった途端に憲法改正には賛成しないと主張した。


公明党はそうした意味では、リベラルな面を持ち合せている。


公明党は、すなわち創価学会である。


創価学会のリーダーである池田大作は、世界平和をスローガンにしている為、憲法改正や防衛費の増強は矛盾してしまう。


公明党は権謀術数に長けていて、自民党に選挙協力する代わりに自民党から政策面で、公明党の要求を飲ませるという手法である。


基本的に公明党は、創価学会員の組織票を持っているが、与党に協力する代わりに公明党の主張も聞いて欲しいというだけの党である。


党としての大きなビジョンや、社会の未来像を持っているとは言い難い。


基本的に創価学会員に利益になるような政策が通せればいいのである。


それ程、大きなビジョンがないため、与党を狙える党ではないのであり、自民党に対してロビー活動をする利益集団である。




れいわ新撰組の山本太郎代表の戦術、衆議院議員を辞めて、参院選に立候補するという作戦は見事に成功して、+3議席で、合計5議席で躍進した。


山本太郎の基本的な政策は、消費税を廃止し、日本政府は、国債をインフレ率2%以内でどんどん発行して、国家は積極的に財政出動して、経済を潤すべきだという考え方である。


それは、MMT理論(現代貨幣理論)に基づいている。


但し、安倍政権のアベノミクスでも国債をどんどん発行して、日本は、所謂、MMT理論の実験場であると言う人もいた。


然し、アベノミクスでは、増やしたマネーを株式市場に投入して、日本株を釣り上げることに使われた。


本来、廃れるべき会社を延命させる処置であり、八百長経済を行なうということである。


それによって、日本は本来、必要な構造改革が出来ないで来た。


構造改革とは、大企業に勤めて、何も仕事をしないにも関わらず、高額な給料をもらっている老人たちを首にするといった措置である。


アベノミクスのようなことをすれば、変化する必要はないため、旧態依然とした経済活動を行うだけである。


例えば、堀江貴文も主張していたが、外国人技能実習制度という、現代の奴隷制度がある。


日本は労働者が足りない為、本来は外国からの移民を受け入れるしかないが、移民を受け入れたくない為、苦肉の策として、外国人技能実習制度という形で、外国人たちを日本に来させて、その実は、外国人を安い労働者で、こき使う為の奴隷制度として機能しているというのである。


そして、その外国人にコンビニの店員などをさせているのであるが、外国では、コンビニエンスストアなどの無人化が進んでいるが、日本では無人化が進まないというのはその為である。


現状を変えようとする、変化しようとする進化圧が掛からない。


つまり、安い外国人を使えば、コンビニの無人化などを進めなくてもそれで済んでしまう為、そうしたシステムを開発しようとする動機も起こらない。


外国人技能実習制度などは、現状のままでい続ける為の制度である。



実はアベノミクスも全く同じで、経団連の企業の株を前代未聞の赤字国債で釣り上げて、株価を維持したので、あまり意義のない企業活動をしている会社もつぶれないで済んでしまう。


会社に働かない老人をかかえたような会社も、アベノミクスのおかげで、生き残ってしまう。


そのため、アベノミクスは、日本を現状のまま維持しようとする、変わりたくないという意志の現れである。


若者の給料が上がらないのは、そうしたアベノミクスで、老人たちに不当に高額な給与を支払っているからである。


老人たちというのは、これまでの資本主義体制によって、地位やポジション、資本を築いて来た人々のことである。


そうした人々を国民の税金、国民が未来に返済しなければならない借金で、支えたのである。



実はそのように現状維持して変わりたくない場合には、効率性を挙げるなどで問題解決するよりも、安い労働力で現状維持してしまうというやり方に傾くのである。


本来、人間は労働をする為に生まれてきた訳ではないのだが、安い賃金の人間につまらない労働をさせて、変化しないで済ませてしまう。


そのつまらない労働とは、ブルシットジョブ(クソどうでもいい仕事)と呼ばれる。


デヴィッド・グレーバーが、『ブルシット・ジョブ-クソどうでもいい仕事の理論-』で明らかにした概念である。



アベノミクスのせいで、社会が進化せずにクソどうでもいい仕事を労働者にさせるような風潮が流行ったのである。


だから企業は、株価が高くなり、余裕が出来て、内部留保も抱えたが、労働者に賃金を支払う代わりにそうしたブルシットジョブを人々にあてがって、それで雇用を増やすことに貢献した。


アベノミクスの前には、ハローワークには失業者で溢れていたが、アベノミクスになってから失業者はいなくなったが、ブルシットジョブをさせられて、クソどうでもいい仕事で搾取される若者が増えた。




それと同時に外国人技能実習制度という現代の奴隷制度で、外国人にクソどうでもいい仕事をあてがうというやり方に変わったのである。



それで生じたことは、日本経済が永続的に発展する為の問題解決に至らなかったということである。



だから日本では、企業の電子化が進んでおらず、経理会計の自動化なども進んでいないようである。



日本は雇用を確保することを重視する為、仕事が減ることをあまりうれしく思っていない。



クソどうでもいい仕事を安い労働者にあてがうことを良いことだと思っているのである。



その結果、日本は世界のIT化、電子化から取り残された。




安倍元首相の本質とは、出生図で蟹座ラグナ、ナヴァムシャで魚座ラグナであるように保守の人なのである。



日本会議の人々が安倍政権を支えていた。



然し、日本会議の神道連合とは、今までの自分のポジションを守りたい、変わりたくない人々の群れである。



アベノミクスによって、日本経済の構造的な問題、働かない老人が日本企業の中に大勢いて、高給を取っていて、若者にチャンスや正当な報酬を与えないという問題が継続し、その変化が先延ばしになり、根本的な解決を得ないまま野放しになっている。



アベノミクスを評価する際にその評価は賛否両論に分かれるが、老人たちのポジションや利権を守り、日本が変化するのを先延ばしにして、老人たちの痛みを緩和し、ソフトランディングさせるのに貢献したという評価もあり得るかもしれない。



あるいは、変わらなければならない企業群に現状維持させ、変化を先延ばしにして、国債を大量に発行して、財政を悪化させ、その後遺症として、円安などの症状をもたらしたという評価もあり得る。



おそらく、後者の評価が正しいと思われる。




れいわ新撰組の山本太郎の消費税を廃止し、国債をインフレ率2%以内でどんどん発行して、国家は積極的に財政出動して、経済を潤すべきだという考え方に戻るが、それはアベノミクスとは方向性が異なっている。


基本的に国債を発行して増やしたマネーは、株式市場を釣り上げるのには使われない。



その代わりに国民経済を活性化させること、中小企業の活性化、福祉などに使われるということである。



既得権益を持っている老人を守ることには使われない。



また山本太郎の考え方としては、市場に完全に委ねることも考えていない。



むしろ、公務員を増やして、大きい政府にすべきであるという発想である。



消費税を廃止するというのは、国民の生活、消費活動の目線に立っており、それで積極的な財政出動も消費者の生活を安定する為である。



アベノミクスは企業活動を安定させる為である為、アベノミクスとは目的が異なっている。



消費税が企業活動の減税の穴埋めをするために利用されていると指摘した点もポイントをついている。




立憲民主党の政策では、財源については何も書いておらず、消費税の削減も中途半端な数字を提示している。



れいわ新撰組と立憲民主党の違いはその辺りである。



立憲民主党は、「人を大切にした幸福を実感できる経済」といった抽象的なことを主張しており、何を主張しているのか全く伝わってこない。





そして、今回、+1議席獲得して、2議席となったNHK党だが、ダーシーこと、東谷義和氏が当選している。


ダーシーを担ぎ出したこともそうだが、非常に巧みな選挙戦術を展開し、掲示板のポスターを見ても「私は当選できないけど、1票につき、250円の政党助成金が入ります」と主張するポスターなどを貼って、票を集めていた。


立花孝志氏は、政治家になって稼いでいる、政治家は儲かると公言している人物で、党の政策は、NHKをぶっ壊すという小さな目標である。


確かにNHKを絡めた日本の利権構造を明らかにそれを真実言論で凶弾していることは評価できる。


然し、国家の安全保障などは、保守そのもので、基本的にリバータリアン党といってもいいかもしれない。


蟹座ラグナの立花孝志の指導力、独裁的な采配による党であり、個人技が光っているが、与党を狙うほどの政策が充実していない。


然し、youtubeを駆使して、新しい選挙戦を展開している点や、知名度があれば誰でも担ぎ出して候補にする所など、手段を選ばない戦術で、票を伸ばしている。


政策としては、日本維新の会に似ているのではないかと思われる。


基本的に政府の無駄を排除し、老人たちに既得権益を得させない。


国民には、ベーシックインカムを支給せよという政策である。


然し、日本は軍事力を増強して強くなるべきであり、また福祉の為の大きな政府にも反対である。


従って、NHK党は、保守政党であり、日本維新の党と同じように独裁者の采配で、国家の抱える問題解決を図ろうとする党であり、基本的に福祉行政には関心がなく、ベーシックインカムをもらって、後は、個人の自助努力でやっていこうという党である。


このNHK党が票を伸ばして、合計2議席獲得したのは、今が、国家社会主義が活性化している時期だからである。


日本維新の党が躍進した理由と同じである。


基本的にyoutuberは、リバータリアンであり、自分の利益にしか関心がなく、福祉などには興味がない。


自分の自己努力で、経済的に自立することを目指す人々である。




次に社民党であるが、この党は、もはや党首の福島瑞穂の知名度と人気だけで毎回、1議席だけ獲得する党に成り下がっている。


社民党の主張している政策は全く知られておらず、与党を狙うだけの政策が充実しておらず、党としての存在意義がないかもしれない。


また日本維新の党やNHK党のように国家社会主義、独裁者が台頭してくるような時代の要請によって、票を伸ばしてきたような勢いもない。


中途半端なリベラル左翼政党であり、ただ立憲民主党に吸収されるよりは、個人でやっていた方が、党首を務めたり、色々メリットがある為、旧社会党の勢力に支えられながら、福島瑞穂が毎回、当選する個人商店である。



幸福の科学 (大川隆法)を母体とする幸福実現党は、今回も一議席も取得できなかった。


出馬している議員が、基本的に大川隆法の教えを実践しているだけで、主体性がなく、公明党などと比べても母体となる宗教からの独立性が低い。


幸福実現党は、中国に対して、強硬で、小さな政府を望み、無駄なバラ撒きをやめて、個々人の努力や市場原理に任せるという考え方であり、日本維新の党に政策は似ているが、基本的に信者が大川隆法の命令を受けて、出馬しているような印象があり、大川隆法の霊言などを信じている人々である。


幸福の科学の信者以外は、支持していないと考えられる。



また他の無所属の候補なども出馬しているが、政党に所属していない無所属の議員が名前の知名度だけで当選するのは、難しいようである。


乙武洋匡氏が無所属で東京選挙区から立候補していたが、約32万票集めたが、落選している。


政策は、立憲民主党に近く、無所属から立候補する理由が分らない。


無所属候補は政党要件を満たさない為、政党助成金も受けられず、国会で質問も出来ない。


こうした無所属候補は、当選しても政治勢力としてあまり大きな役割を果たせない。


乙武洋匡氏に投票した32万票は無駄になったと考えられる。





今後の政局について



土星が魚座に移動すると、再び、自民党右派が強くなり、参政党も躍進するかもしれない。


日本維新の党、NHK党などは存続しつづけるが、天王星が牡牛座に移動する2024年6月以降は、勢いは失われると思われる。


但し、日本の建国図自体が、ダシャーにより牡羊座が強調されるため、暫くは、日本維新の党、NHK党などのファシズム的、国家社会主義的な政党は、存続し続けるが勢いは失われる。


立憲民主党は、2023年~2026年位の間、土星が水瓶座を通過していく間においては、まだ勢力を保つが、その後、政権を取る程に躍進するとは思えない。


日本は、基本的に保守の国である。


2029年12月以降、日本のマンデン図では、魚座で高揚する金星期に入る為、やはり、保守の人々の国であり続けると思われる。


自民党や参政党にとって、良さそうな時期である。


日本維新の党、NHK党などは社会が混乱しているような時期でなければ支持を受けず、社会が安定してくると支持を受けない。


これらの政党は、あまり国民の支持が長続きしない政党である。


従って、正当な保守である自民党や新しく出て来た保守である参政党などの時代になっていくと考えられる。



2024年6月以降、天王星が牡羊座から牡牛座に移動すると、世界の独裁者たちが退場し、安倍派の改憲派の勢いは失われ、国家社会主義政党は勢いを失い、水瓶座を土星が通過する間は、宏池会が強くなり、自民党は左寄りになる。



立憲民主党は、土星が水瓶座を通過する間は活性化するが、魚座に移動した途端に再び、勢いが衰えると考えられる。



結局、水瓶座で一度もダブルトランジットが生じないため、リベラル左翼は実りをもたらさない。



日本維新の党やNHK党のような独裁者の采配で活動する国家社会主義の党は、日本のマンデン図を見た限りでは、2029年までケートゥ期が続き、ディスポジターの太陽が牡羊座バラニーに在住している為、伸びていくと考えられるが、天王星は牡羊座を抜けて、牡牛座に移動していくので、どうなるか微妙である。



基本的に春分点が水瓶座に移動しつつある為、世界は、リベラル色が強くなり、社会主義の傾向が強くなっていく流れにあるが、日本は頑固に保守色の強い国家として、世界の潮流から取り残されて、シーラカンスのように独自の発達を遂げると思われる。




実際、否応なく世界は、人工知能による自動化が進み、雇用がない時代に突入していく。



雇用を生み出して、人々の生活を安定させるという自民党の考え方は間違いである。



アベノミクスのような株式市場に量的緩和したマネーを注ぎ込み、日本の大企業を守り、ブルシットジョブを大量に発生させるやり方は間違いである。



本来、人は働かなくてよいのであり、働かない人に生活の為の資金を提供していくべきである。



同じような理由で、公務員を増やして、雇用を創出する必要もないのである。



公務員のブルシットジョブ(クソどうでもいい仕事)を増やす必要もない。



雇用を増やすという発想は、人間は働かなければならないという発想が前提になっている。



今後は、遊びの為の勉強が必要である。



コロナ下では、資本主義が減速化し、リモートワーク化が進み、労働者がいない為、賃金が値上がりする傾向があった。



また給付金なども手厚く支給されたが、そうしたことが平常時からの政策となっていくべきである。




人工知能や自動化などイノベーションを加速し、つまらないブルシットジョブは全て無くしていく。



エネルギー革命を起こして、資本主義を減速して、富の再分配を促進し、資本主義が始まる前ののんびりとした中世のような社会に戻すべきである。



そこでは、人工知能や自動化した機械が、農業や製造業などの生産活動をし、人々はシンプルに生活する。



そして、エネルギー革命が起こり、変換効率の良い太陽光発電や、原子核融合などによって、発電する時代となる。



化石燃料の時代が完全に終わり、ガソリンを燃やして走らせる車は終わり、電気自動車が主流になっていく。



魚座で金星が高揚する日本は、金星期においては、農林水産業や観光立国としてやっていくのではないかと思える。




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コメント

コメント一覧 (5件)

  • 秀吉先生、

    私も、人間は働かなくてよい、と以前から思っているのですが(私は昔からそういう考え方なのですよね…食を食むために身体を動かすことは卑しい…という感覚かあるのです…前世があるかどうか分かりませんが、前世でインド人の行者か、韓国の両班か中国の貴族とか、そんな感じです…)、

    コロナの給付金体制が、

    陰謀論的には、コロナそのものが(実はそれほど恐れるものでもないのに、活動を規制して給付金を付与したり、そのための個人番号収集及び管理データベースへの紐付けその他のために利用された)将来のベーシックインカム制度のようなものへの布石である、

    という考え方がありますし、

    陰謀論でなくても、コロナが、人類の運命の方向性として、将来、労働がAI、ロボットに完全に委ねられて(人間が管理する地球政府と中央のコンピュータ制御以外は)、人々が働かず、政府から給付を受けて生活するスタイルへの移行のための先触れとして発生した事象だと、私は思うのですね…

    理由や実際の因果関係がどうかは別として、
    AIロボットが発達して、いずれはそうなるとおもうのですが、

    それはいつ頃だと、先生は思われますか?
    世界の国々のダシャーから見て。
    • >陰謀論でなくても、コロナが、人類の運命の方向性として、将来、労働がAI、ロボットに完全に委ねられて(人間が管理する地球政府と中央の>コンピュータ制御以外は)、人々が働かず、政府から給付を受けて生活するスタイルへの移行のための先触れとして発生した事象だと、私は思>うのですね…


      確かに陰謀論でなくても水瓶座の経験を準備させる為に山羊座の経験があるようなうまい仕組みになっていると思います。


      12星座をライフサイクルで考えた場合に人間の人生も文明の歴史も星座の順序で、展開していると思います。


      まず、天王星が牡羊座から牡牛座に移動する2024年6月以降はそれが加速すると思います。


      天王星が運動星座の牡羊座から固定星座の牡牛座に移動し、牡牛座から固定星座の水瓶座にケンドラサンバンダによって影響を与えるからです。

      固定星座は社会的な安定を求めます。


      天王星が牡羊座の時代は、右翼革命が起こる時期で、ファシズム、国家社会主義などが吹き荒れ、 戦争によって国境を変更しようとしたり、問題解決しようとする時期です。


      牡牛座は、農業の星座である為、農業、牧畜など生産活動に力を入れ、より安定的な社会をもたらそうとします。


      そうした状況の中で、AI革命などが進展していくと思います。


      但し、その時点では、まだ冥王星が山羊座を通過して蟹座にアスペクトしますから、民族主義(蟹座)や国家社会主義(蟹座-牡羊座)のようなものが収まりそうにありません。


      まだしぶとく残り続けると思います。


      暫くはまだ国家主権が大事な時代であり、戦争に備えて、軍事力の増強などをしていくかもしれません。



      射手座に冥王星がトランジットしていた時期は、誰もが、成功哲学を実践し、資本主義社会の階段を上に昇りつめようとしました。


      射手座の対向には株式市場を表わす双子座がありますから、普通の一般市民が株式市場に手を出し、成功していい生活をしたいと考えました。


      株式市場なども右肩上がりで、発展とか、経済成長という考え方が流行りました。



      然し、山羊座は木星が減衰する星座で、やや幸福感が伴いません。



      冥王星と土星は2020年頃にほぼ同時に山羊座に移動しました。


      冥王星が山羊座を通過していく時代は、まず、山羊座自体が、疫病、自然災害、経済崩壊、食糧危機、戦争などを引き起す星座で、右肩上がりの株式市場とか、資本主義という幻想が失われる時期です。


      山羊座は土の星座である為、実際的に山や森林を買って、そこで農業を行って自給自足の生活をしたり、原始時代に先祖返りしたような生活を好む人が多くなると思います。そこで倹約してサバイバルをしていくような生活です。


      山羊座は土星が支配星である為、節約を好みます。但しそうした生活は、山羊座は対向に蟹座がある為、個人主義的で、自分のプライベートな城を築こうとします。


      世界各国の主権国家も経済成長という幻想から覚めた後は、節約して何とか自己努力でやっていこうという姿勢になり、但し、山羊座は現実主義である為、他国の侵略に備えて、安全保障など軍事力の増強もしっかりとやっていくと思います。


      経済的にはブロック経済のように自分の個人的な経済圏を作って、そこで、凌いでいこうとします。



      そうした中で、AI革命が更に進展していき、実際に世の中が水瓶座的な形に変化していくのは冥王星が水瓶座に移動する2039年4月以降だと思います。


      それはシンギュラリティーが来る時期と言われているようなタイミングです。


      冥王星が水瓶座に移動すると、都会の中に巨大な高層タワー群を作ったり、あるいは、郊外に巨大なスマートシティーと言われるような都市空間を作る動きが加速し、集合的に生きる生活環境が整ってくると思います。


      森や山でのサバイバル生活を好む傾向から、都会で、集合的な生活を好むスタイルが流行って来ると思います。


      木星は水瓶座で高揚しているかのように強くなる星座であると古典に書いてあり、おそらくその時期には潤沢な生活になってくると思います。


      水瓶座はテクノロジーの星座である為、科学技術で何でも解決し、エネルギー問題も科学の力で解決するような状況になってきます。


      その頃には効率の良い太陽光発電や原子核融合によって、エネルギー問題が解決していると思います。



      ですから、これから冥王星が山羊座を通過していく時期は、サバイバル生活といった時期で、その時期は、食糧や資源が不足し、戦争で奪い合うような物騒な感じも出て来ます。


      それでまだ愛国民族主義が暫くは主流となり、国家主権を強化して他国に負けないように軍事力を増強しようという発想になります。


      世界の食料などを早めに買い占めようとしたり、またロシアに見られるようにウクライナから資源や穀物を奪うような状況にもなってきます。


      個人も国家もサバイバル生活に入るという状況になってきます。



      2024年6月に天王星が牡牛座に移動することで、そうした状況が緩和されますが、冥王星が山羊座を通過していく間は、まだまだ物騒な時代が続くと思います。



      それは建国図を見た時にアメリカが2036年から木星期に入り、中国が2043年から金星期に入るということからも言えます。



      それまでは混乱が続きそうな状況になっており、物騒で、物が不足する時代であり、サバイバル生活になってくると思います。



      秘教では、「荒野の生活体験」という言葉がありますが、まさにそうした状況であると思います。


      山羊は、ごつごつした何も草が生えていない岩山に住んでおり、荒野というのは山羊座のシンボルだと思います。



      因みにお笑い芸人のヒロシが、山を買って、キャンプ生活をするブームの先駆けになって、色々な場所に呼ばれて、キャンプ芸人になっているようですが、キャンプ生活というのはまさに山羊座-蟹座の経験のように思います。


      ヒロシは山羊っぽいパーソナリティーで、キャンプも山羊っぽい活動です。


      キャンプ生活は常に物資が不足し、自分で物資をまかなうサバイバル生活で、人に頼らないで完全に自分で自給自足の生活をするという個人主義的なスタイルであり、山羊座-蟹座のスタイルです。


      ただ面白いことにヒロシはそうした生活に疲れたようで、その後、自分の家で寝たいと言っています。



      国家からただ給料をもらって生活するような時代が来るのには、まだ後、20年ぐらいかかるかもしれません。


      20年ぐらい経過していきなりそういう状況が生まれるのではなく、徐々にそうした状況になっていくので、今後20年の間にそうした世界に移行していくと思います。



      水瓶座的な生活スタイルの導入は、意外にもっと早く訪れるかもしれず、また個人差があると思います。


      例えば、お金に余裕があって、他の一般市民よりも未来を先取りできる人は、一番乗りで、スマートシティーなどに住み始めると思います。


      今、50万で3Dプリンターで家が建つといった事例を動画などで見ますが、ああいった建築方法が、一般市民の末端まで浸透するのは、あと20年かかると思います。


      但し、他の人に先駆けて、そうした生活を取り入れる人は、10年早く経験できると思います。


      国によっても違えば、人によっても個人差が出てくると思います。
  • 『冥王星が水瓶座に移動すると、都会の中に巨大な高層タワー群を作ったり、あるいは、郊外に巨大なスマートシティーと言われるような都市空間を作る動きが加速し、集合的に生きる生活環境が整ってくると思います。』

    冥王星が獅子座をトランジットしている1950年代から1960年代は日本でニュータウンがあちこちに建てられ、この動きは冥王星が乙女座に移動した後も続きました。

    また、前回1800年代や1810年代に冥王星が水瓶座をトランジットしていましたが、この時期はイギリスで産業革命の時期で、工場労働者が都市部に集まって、集合住宅のニュータウンが建てられました。

    産業革命自体も明らかに水瓶座の現象で、水瓶座は科学技術の発展をもたらしそうです。

    また、水瓶座には集合住宅という意味がありそうです。

    ちなみに、1970年代に冥王星は乙女座をトランジットしています。
    調べてみると、この時期に乙女座的な公害対策が進んだ時期だったみたいです。
    1968年
    大気汚染防止法制定
    公害対策基本法制定
    騒音規制法制定
    1970年
    水質汚濁防止法制定
    廃棄物の処理及び清掃に関する法律制定
    1971年
    環境庁設置
    悪臭防止法制定
    1972年
    自然環境保護法制定

    この時期に環境対策が進みましたが、乙女座的な人体の健康保護、衛生管理に徹底した法律が重視されていたみたいです。

    また、世界的にこの冥王星乙女座期は、ゆりかごから墓場までの大きな政府、福祉重視の経済政策が取られていたみたいです。
    実際に日本も、秀吉先生が生まれた1973年に福祉元年となりました。
    乙女座は、化学・衛生・福祉等と結びつきが強いです。

    参政党の神谷宗幣は乙女座惑星集中で、太陽も月も乙女座です。
    武田邦彦も乙女座ラグナです。
    だから参政党は、乙女座的な食の安全を重視しているんだと思います。
    • エビデンスありがとうございます。


      獅子座-水瓶座軸に冥王星がトランジットする時は、貴族や国王、資本家などの権力者の力も強化され、国家主権が強化されるのかもしれません。

      1950年代は、冷戦構造が固定化した時代で、自分の領土、縄張りで、群雄割拠する主権国家の陣営が東西に分かれたことが、いかにも獅子座という感じがします。


      軍備拡張競争、宇宙開発競争、西側において赤狩りも起こったということから、主権国家の権限が強化されたと思います。


      政治的文化的にやや保守化し、一部の人権拡大の要求は無視されたということです。


      1960年代のカウンターカルチャー(対向文化)の爆発的広がりに結びついたということです。


      この対向文化は、保守的なアメリカ人は、共産主義(水瓶座)の現れと捉えたようです。


      東西冷戦構造を作り出した政治的エリートがいる一方で、大衆には、ヒッピーなどのカウンターカルチャーが栄えたというのは、獅子座と水瓶座の対比のように思えます。


      このカウンターカルチャー時代に会社を辞めて森に入って自給自足の生活をするとか、集団でコミューンを築いて非物質的な生活をするといったヒッピーの文化が流行ったというのは納得します。


      エコロジーの思想が流行ったり、水瓶座的な精神性の探究が盛んに為された時代です。



      1800-1810年に冥王星が水瓶座の時に産業革命が起こっていたということですが、産業革命を起こすのに労働力が必要で、第二次囲い込み運動が行われた時期です。


      貴族、国王、資本家が、農地から農民を追い出して、労働者の群れを都市に供給して、資本主義が発展し、近代国家が強化されましたが、冥王星が獅子座にアスペクトしているので、国王、貴族、資本家の権力、国家主権(近代国家)が強化されたということかもしれません。


      ここにも獅子座っぽさを感じます。


      次回、1939年頃、冥王星が水瓶座に移動する時も科学技術が発展しますが、エリートによる統治が進むと思います。


      民主主義ではなく、階級社会になっていくということです。


      同じ階級であれば、話し合いや民主主義はありますが、階級が違うと断絶があり、話し合いが成立しません。


      AIによる自動化などを推し進める知的、技術的なエリートと、資本家(投資家)が統治する社会で、スマートシティー構想などもエリートの独断で勧められていきます。トヨタの豊田章男社長が、スマートシティー構想について、民主主義ではないとコメントしていましたが、そういうことです。


      大衆はエリートが設計した都市に住み、管理されます。


      巨大な高層ビル群ということで、イメージしたのは、映画「ブレードランナー」に出てくるような都市が丸ごと建物になったような巨大建築物です。



      冥王星が乙女座をトランジットした1970年に乙女座的な公害対策が進んだというのは納得できます。


      公害対策が進みましたが、逆に言えば、重化学工業が発展した時期で、スモッグや汚染水などを垂れ流した時期だと思います。


      日本の建国図の乙女座の土星は、まさにこの時代の重化学工業のものづくりを推し進めたと思います。


      風の星座がそれ程、強くない為、欧米のIT革命についていけないのも分かります。



      そうした重化学工業の発展を乙女座がもたらし、一方で、それを規制する乙女座的な公害対策というものも進んだということかもしれません。


      「世界的にこの冥王星乙女座期は、ゆりかごから墓場までの大きな政府、福祉重視の経済政策が取られていた」ということですが、それは、魚座の影響も混じっているように思えます。


      労働者を死ぬまで面倒見るということで、魚座的な献身性が見られ、但し、献身するけど、労働者の献身も求めるといった形です。


      当然、会社への奉公や献身を要求し、副業などは禁止とされました。


      日本の終身雇用制、年功序列制というのは、「ゆりかごから墓場まで」と同じく、魚座-乙女座軸で、発展した制度だと思います。



      参政党の神谷宗幣のグループが、食の安全を重視しているというのが乙女座が関係しているというのはまさにそうですね。


      乙女座惑星集中で、そうした仲間が多いということかもしれません。


      参政党の吉野敏明氏が、選挙演説で、食品添加物の話を延々としていますが、結構、そうした話に聞き入ってしまいます。


      彼は歯科医師で、やはり乙女座的な仕事についていると思います。



      非常に興味深いですが、やはり、対向の星座の影響も十分に出ていると思います。



      例えば、射手座であれば自己啓発や経済成長という思想ですが、対向の双子座にも影響している為、その為に株式市場を使います。


      水瓶座の時代は、民主主義ではなく、エリートが独断で進めていく社会で、大衆の要望は吸い上げますが、基本的にエリートが統治する社会です。

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