
お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが、1月29日、自身が監督した映画『禍禍女』の発表で、外国特派員協会で、記者会見をしていた。
2019年6月にアメリカのオーディション番組「America’s Got Talent(アメリカズ・ゴット・タレント)」に出演し、審査員や会場の観客を大いに沸かせて、一躍、国際的な舞台に躍り出た。
その後、活動拠点をアメリカに移すべく、ロサンゼルスに移住し、お笑いタレントの他、アイドルや俳優、ラッパー、歌手、そして自身が考案したトレーニングウェア販売など、多岐に渡った活動を繰り広げている。
お笑い芸人というよりもエンターテイナーである。
海外に移住して、成功した芸人と言えば、ニューヨークに移住した渡辺直美もそうだが、チャート的にも似通っているのではないかと思われた。
おそらく、ゆりやんレトリィバァも蠍座ラグナで、12室に水星、太陽、金星が惑星集中しているのである。
芸人としてのキャリアは、2012年4月、関西大学4年生の時に、大学へ通いながらアルバイトをして貯めたお金で大阪NSC35期生として入学し、2013年2月に行われた卒業公演「NSC大ライブ2013」で優勝し、NSCを首席で卒業したというが、この頃は、マハダシャー金星期に入る直前である。
2014年に第15回新人お笑い尼崎大賞で、大賞を受賞し、そして、2015年4月から放送の『世界のどっかにホウチ民』(TBSテレビ)という企画で、3か月間アメリカ・ニューヨークに滞在したという。
芸人としての最初のテレビ出演が、海外(12室)での活動になっており、12室に太陽、水星、金星が惑星集する配置が発揮されている。
ちょうど、この時のテレビ出演から、マハダシャー金星期に移行している。
金星は、7、12室支配で12室で、ムーラトリコーナの座にあり、海外移住(12室)と、海外での仕事の象意(7,12Lの金星、もしくは10Lが12室で、12Lとコンジャンクト)が発揮されたことが分かる。
因みに金星は、7室支配で12室に在住している為、交際相手、パートナーなども移住先の外国で出会うことになり、外国人になりそうである。
2019年6月にアメリカズ・ゴット・タレントに出演した時、土星は逆行して、10室にアスペクトし、木星も逆行して、10室の支配星とコンジャンクトして、10室にダブルトランジットを生じていた。
ダシャーは金星/月期で、月は9室支配で、5室に在住し、木星と月が5室と9室で星座交換し、更に木星は魚座の月にアスペクトバックしている。
海外(9室)で創造的な演舞(アメリカズ・ゴット・タレントでのパフォーマンス)を披露した時期であることは納得できる。
2024年12月にロサンゼルスに移住したが、土星は4室をトランジットし、木星は逆行して、4室支配の土星にアスペクトして、4室にダブルトランジットを形成していた。(またこの時、火星も4室にアスペクトしていた。)
ダシャーは、金星/木星/土星期で、金星は7室(4室から4室)の支配星で、プラティアンタルダシャーの土星は4室の支配星である。
また2026年1月29日、外国特派員協会で、記者会見をした時、土星は魚座から射手座にアスペクトし、木星は双子座から射手座にアスペクトして、月から見た10室にダブルトランジットを形成すると共に土星はラグナから見た3室の支配星にアスペクトし、木星は3室と3室の支配星にアスペクトして、3室にもダブルトランジットしていた。
また木星と土星は11室にもダブルトランジットしていた。
外国特派員協会で、記者会見が出来ることは、一つのステータスであり、高い評価を表す11室の象意であり、またメディアの3室や大舞台の10室の象意も顕現したことが分かる。
ダシャーはやはり金星/木星期で、おそらく、金星/木星/太陽期である。
5室に在住する月と星座交換する木星は、5室の支配星で、5室にアスペクトバックしており、アンタルダシャーロードの木星が5室の支配星であるので、映画監督として作品をつくったことが分かる。
受賞歴
ゆりやんレトリィバァのラグナが蠍座ラグナであることはその受賞歴を確認して確信したが、過去の全ての受賞において、11室にダブルトランジットが形成されている。
まず、2014年に第15回新人お笑い尼崎大賞で、大賞を受賞しているが、木星が双子座で逆行して、11室と11室の支配星にアスペクトし、土星は11室の支配星にトランジットして、11室にダブルトランジットしていた。
更にラーフ/ケートゥ軸が、11室の支配星をトランジットし、火星は11室をトランジットしている。
2017年 第47回NHK上方漫才コンテストで優勝し、第1回女芸人No.1決定戦 THE W で、優勝しているが、2017年1月27日の時点で、木星が11室をトランジットし、土星は射手座から11室にアスペクトして、11室にダブルトランジットしていた。
更に火星は11室と11室の支配星にアスペクトしていた。
2021年にR-1グランプリで優勝しているが、2021年1月1日の時点で、木星が11室にアスペクトし、土星が11室の支配星にアスペクトして、11室にダブルトランジットしていた。
更に火星が牡羊座から11室の支配星にアスペクトしていた。
ロサンゼルスに活動拠点を移した後の2025年に第45回ハワイ国際映画祭(英語版)「ハレクラニ・ヴァンガード・アワード」(『禍禍女』)を受賞し、第8回アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード最優秀主演女優賞(『極悪女王』)を受賞しているが、2025年3月30日の時点で、土星が魚座5室から11室にアスペクトし、木星が牡牛座から11室にアスペクトして、11室にダブルトランジットしていた。
更に火星は双子座から11室にアスペクトしており、ラーフ/ケートゥ軸も、5-11軸をトランジットしていた。
この時、映画監督として、また主演女優として、受賞しており、最も創造的な活動を行なった時期であると言える。
そもそも5室と9室で、月と木星が星座交換して、更に高揚した5室支配の木星が5室にアスペクトバックしている為、映画監督や女優といった本格的なクリエイティブな芸能活動に従事していることが分かる。
単なるお笑い芸人というよりも、お笑い芸人の垣根を超えたエンターテイナーであると言える。
メディア、芸能の3室というよりも5室(舞台芸術、演劇)の象意が出ていることが分かる。
ゆりやんレトリィバァは、結婚や出産などしていない為、ラグナの特定が困難だが、海外移住したタイミングのトランジットとダシャー、また受賞したタイミングのトランジットから、蠍座ラグナであることが明らかとなった。
ナヴァムシャ
因みに経歴を確認すると、ゆりやんレトリィバァは目的意識がしっかりしており、幼少時から芸能界を目指していたことが分かる。
アメリカズ・ゴット・タレントでのパフォーマンス後、ハリウッドで、アカデミー賞を受賞することを目的として、ロサンゼルスに移住している。
こうしたことから、出生図のラグナは、目的意識が強い蠍座のヴィシャーカーではないかと思われる。
直感的に、癒し系で水商売向きのアヌラーダや、内に怒りを抱えた二面性のあるジェーシュタの雰囲気ではないのである。
ヴィシャーカーであれば、支配星は木星である為、拡大志向で、跳躍的なパーソナリティーの性質がよく理解できる。
そして、蠍座のヴィシャーカーであれば、ナヴァムシャのラグナは、蟹座に決定される。
蟹座ラグナから見ると、5、10室支配のヨーガカラカの火星が海外の12室に在住し、3、12室支配の水星が10室に在住して、10-12の星座交換をして、海外で仕事をする典型的な配置になる。
またそこに5室と3室も絡む為、映画監督や女優、芸能など、エンターテイメントの仕事であることが分かる。
また水星と火星のコンビネーションは、毒舌やブラックジョークを得意とするコメディアンの典型的な配置である。
この12室に在住する5、10室支配のヨーガカラカの火星は、更に射手座9室でムーラトリコーナの木星と相互アスペクトしており、5-9、9-10の強力なラージャヨーガを形成し、更にラグナロードの月とも相互アスペクトして、1-5,1-10のラージャヨーガを形成している。
そして、木星は月との間で、1-9のラージャヨーガを形成し、木星が月から見てケンドラに在住する為、永続する名声と記憶力を与えるガージャケーサリヨーガを形成している。
ヨーガカラカの火星が、もう一つのトリコーナの支配星である9室支配の木星と絡むことは、最高のラージャヨーガだが、この木星と火星は、グルマンガラヨーガで、叡智と実行力を与える強力なヨーガでもある。
こうした配置に設定すると、ゆりやんレトリィバァが、海外で大ブレイクした理由は明らかとなる。
そして、この海外で活躍したことを説明できるには、ナヴァムシャのラグナは、蟹座ラグナでなければならない。
ゆりやんレトリィバァは、2024年12月にロサンゼルスに移住して、その時のダシャーは金星/木星期であったが、金星は4室支配で8室に在住し、4-8の絡みを形成して、住まいの変化を表している。
また木星は月ラグナから見た4室の支配星で、月は8室を支配している為、4-8の絡みを形成して、やはり、住まいの変化を表している。
このように見て来ると、少なくとも出生図のラグナは蠍座ラグナで間違いないが、出生図のラグナのナクシャトラはヴィシャーカーで、ナヴァムシャのラグナは蟹座である可能性は究めて高いのである。
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ゆりやんの芸が「アメリカ人にも超ウケた」理由 松本人志も認めた「最高級の芸人」 ラリー遠田 : 作家・ライター、お笑い評論家 2019/06/30 5:30 東洋経済ONLINE 今月、女芸人のゆりやんレトリィバァさんがアメリカのオーディション番組「America’s Got Talent(アメリカズ・ゴット・タレント)」に出演したことが話題になっています。 彼女は角刈りのかつらをかぶり、星条旗模様の際どい水着を身に着けて、手首の動きを主体にした奇妙なダンスを披露しました。パフォーマンス自体は残念ながら不合格という結果になってしまいましたが、その前後には流暢な英語で審査員と会話をして何度も笑いを取り、会場を大いに沸かせていました。 このときの動画がネットで公開されると、すさまじい勢いで拡散していき、ツイッターでは20万件以上の「いいね」が付けられました。ゆりやんさんは一躍、時の人となりましたが、本人は「まだアメリカから仕事の依頼は1件も来ていない」と語っていました。 なぜ「ゆりやん」が注目されたのか 日本人が「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演するのはこれが初めてではありません。ダンスパフォーマーの蛯名健一さんは、2013年に日本人として初めてこの番組で優勝を果たし、賞金100万ドルを獲得しました。 お腹同士をぶつけてさまざまな音を出すお笑いコンビ・ゆんぼだんぷ、自分の体を使って1人でテーブルクロス引きをするウエスPさんなども、この番組に出演したことがあります(ウエスPさんはフランス版の同番組に出演)。 その中でも、今回のゆりやんさんのケースがとくに注目されている理由はいくつかあります。第1に、日本ですでに第一線で活躍している芸人が、自分の芸風を崩さずにアメリカの番組でも活躍したということ。 第2に、単にパフォーマンスをするだけではなく、英語で審査員とやり取りをして、笑いを取っていたということ。そして第3に、舞台上でつねに堂々としていて、緊張や気負いをいっさい感じさせなかったということです。 何よりも驚きだったのは、ゆりやんさんが積極的に英語でジョークを飛ばして、アメリカ人を笑わせていたことです。芸名の由来を聞かれて「飼っている猫の名前がレトリィバァなんです」と言ったり(ゴールデンレトリバーは犬の品種)、男性審査員の機嫌を取るために自分の宿泊先のホテルの部屋番号を言ったり、きちんとアメリカにローカライズされた「ボケ」を放って、狙いどおりに笑いを取っていたのは圧巻でした。 英語力が高く、アメリカ文化にも通じているゆりやんさんは、アメリカでウケる笑いがどういうものであるかというポイントをきちんと押さえていて、そこに適応していました。単なる英語力だけでなく、アメリカ文化への理解力と笑いの能力を備えていたからこそ、あれだけ見事なパフォーマンスができたのだと思います。 「トップクラスの実力」持つ女芸人 ゆりやんさんは、吉本興業のお笑い養成所「NSC大阪」を主席で卒業したエリート芸人です。デビュー当初から頭角を現していて、2015年には芸歴わずか3年目でピン芸日本一を決める「R-1ぐらんぷり」の決勝に進みました。 その後も数多くのバラエティー番組に出演して、2017年にはついに「女芸人No.1決定戦 THE W」(日本テレビ系)で優勝。名実ともに女芸人のトップに上り詰めました。 2017年に放送された「女芸人No.1決定戦 THE W」の中で、ゆりやんさんの推薦人としてVTR出演していたレイザーラモンRGさんが、彼女のことを「バケモン」と表現していました。「トークで笑いが取れるうえに、0から1を生み出すこともできる」と、芸人として最大級の賛辞を送っていました。 ここで言う「トーク」とは、バラエティー番組で何かを振られたときにとっさに切り返す力のことだと思います。また、「0から1を生み出す」というのは、ネタを作る能力のことだと思います。この2つは、いわば短距離走と長距離走のようなもので、使う筋肉の部位が違います。両方の能力を高いレベルで兼ね備えていることが、ゆりやんさんが短期間で売れっ子になった理由だと思います。 いざというときのゆりやんさんの瞬発力は、同世代の芸人の中でも際立っています。バラエティー番組で話を振られたときに、ほかの芸人よりも一拍早くゆりやんさんがギャグを返したりしている場面をよく目にします。 「調子乗っちゃって」「落ち着いていきや〜」「おおきにです。おおきにと申します。名前?」など、彼女にはお決まりのパターンがいくつもあり、それを素早く堂々と繰り出して、笑いを生み出すことができます。たとえそれ自体が笑いにつながらないとしても、空回りした彼女をMCの先輩芸人が巧みにフォローして笑いに変えてくれます。 普段のゆりやんさんは、どちらかというと気が弱くておとなしい人物です。ただ、彼女は舞台上では決して引っ込み思案にはなりません。むしろ、本来は気が弱いからこそ、いざというときにだけ開き直って、自分を奮い立たせて前に出ることができるのだと思います。その人並み外れたハートの強さに関しては、松本人志さんも「人のことを一切気にしない、わが道を行くタイプ」と語っていたことがあります。 また、レイザーラモンRGさんも認めているとおり、ゆりやんさんのネタは同業者からも高く評価されています。発想力、構成力、表現力のそれぞれに並外れたものがあり、ネタを見ているだけでそれが伝わってきます。英会話、ダンス、ピアノなどの特技をネタに取り入れることもあり、芸達者なのも強みです。 もともとの発想にオリジナリティーがあって面白いうえに、それをネタの形に組み立てて表現するのも上手なのですから、文句のつけようがありません。 近年では、渡辺直美さん、ピコ太郎のプロデュースをした古坂大魔王さんなど、国境を越えて芸人が活躍するケースが目立っています。しかし、日本である程度の成功を収めた芸人が、流暢な英語を操って英語圏でも成功を収める、というのは前例がありません。 今後それを成し遂げられる可能性が最も高いのは、間違いなくゆりやんさんでしょう。芸人としてもパフォーマーとしても基本的な能力が高いうえに、英語力と異文化理解力も兼ね備えているからです。 将来、アカデミー賞でスピーチも? 独特のお笑い文化が発達していて、空気を読み合うことが求められる日本のテレビでは、ゆりやんさんのわが道を行く芸風が、時に空回りしてしまうことがあります。しかし、お互いの個性を認め合う風潮があるアメリカのエンタメ業界では、彼女のそういうところがむしろポジティブに評価されるのではないかと思います。 ゆりやんさんの持ちネタの中に、アカデミー賞のようなセレモニーの舞台上でインチキ英語でスピーチをするネタがあります。彼女の将来の夢は、本物のアカデミー賞でスピーチをして、「ネタと同じことやってるやん」と思われることだそうです。 ゆりやんさんの潜在能力を考えると、これは決して実現不可能な絵空事ではありません。きらびやかなドレスを身にまとい、アカデミー賞の舞台に立って全米を沸かせる最初の日本人コメディアンは彼女なのかもしれません。 |
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