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2月7日午前(現地時間)に米ワシントンで石破茂とドナルド・トランプの日米首脳会談が行われた。
この席上において石破茂の振る舞いが、日本のメディアから散々酷評され、SNSでは日本の恥などと批判が相次いだ。
ワシントンに到着して、飛行機のタラップから降りる時にポケットに片手をつっこんでいたとか、トランプとの会談時に不遜な態度で座っていたとか、握手の時に肘をついて握手をしていたとか、つまらない細かいことについての批判が殺到していた。
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しかし、ドナルド・トランプは、石破茂を強い男と評価し、タフガイと連発した為、日本のマスコミ、コメンテーターたちも驚いていた。
共同会見の場で、米国側の記者から「トランプ大統領は『関税男』で知られる。米国が、もし日本に関税をかけるとしたら、報復関税をするのか」と質問された所、石破は日本での国会答弁の時の調子で、「『仮定のご質問にはお答えしかねる』というのが、日本の定番の国会答弁でございます」と回答した。
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そうすると、ドナルド・トランプは、「ベリー・グッド・アンサー」を3回繰り返し、大うけしていたというのだ。
特に石破茂は気の利いた答えをしたという訳でもないのだが、トランプは、石破のこの発言を好意的に受け取ったようだった。
石破茂がトランプに対して偉そうな態度で握手したのは偶然ではない。
それは占星術的な相性関係の科学が顕在化したものである。
4-10の関係(役割分担の関係)
石破茂は、以前、ラグナを検討した所、おそらく牡牛座ラグナである。
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ドナルド・トランプは獅子座ラグナである為、ラグナの位置関係が、4-10の関係で、役割分担の関係であるが、この関係性は、決して良い関係性ともいえない。
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10室目の方が4室目の為に仕事をしてあげなければならない関係性である。
通常、妻が家庭を守り、夫が仕事で、生活費を稼ぐといった形で、役割分担する関係性である。
あるいは、共同事業している2人の一方が、営業や外回りを行ない、もう一方が、経理、会計などの事務処理を行い、事務所を守るといった役割をするといった形の役割分担である。
その場合、常に10室目にいる方が、4室目にいる方の為に仕事をしなければならない。
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石破茂がドナルド・トランプに尊大に振舞ったのは、トランプのラグナロードの太陽が10室牡牛座でラーフとコンジャンクションする配置の象意が現れたものである。
このラーフとコンジャンクションする太陽は、石破茂そのものである。
まず、太陽とラーフのコンビネーションは敵対惑星同士で、非常に風変わりで、不協和音に溢れている。
ラーフは外国人を意味し、アウトカーストを意味しているが、石破茂は、日本のマスコミが酷評するように箸の持ち方も知らないし、カップラーメンをズルズルとすすったりと、マナーや礼儀も知らず、肘をついて握手するなど、ふてぶてしい不遜な態度を示したが、そうした象意は、トランプの10室で、ラグナロードの太陽とラーフがコンジャンクトする配置の象徴そのものである。
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トランプはそうした風変わりな石破茂を強い人間と言って持ち上げた。
確かに今、アメリカは中国と敵対しているから、日本がより重要になって来ているという国際情勢というのもあるが、トランプは正直であり、本当に思ったことを口にしたと思われる。
10室でラーフが高揚し、ラグナロードの太陽がコンジャンクトする配置は、ヨーガカラカであり、ラーフ/ケートゥ軸のラージャヨーガが成立している。
従って、ドナルド・トランプは、石破茂のような風変わりの外国の指導者と会談するカルマがあった。
その際、ラージャヨーガが成立している為、石破茂をタフガイと評価し、尊敬することになったのである。
そして、そうしたラーフとコンジャンクトする太陽は、トランプ自身も示している。
トランプは風変わりな石破茂と対面したが、自分自身も風変わりな大統領で、ヘイトスピーチや人種差別的な発言をするような異端児である。
日本のマスコミやコメンテーターもそのような表現を使っていたが、似たもの同士で、波長があったと言うべきである。
石破茂とドナルド・トランプが会談することは、運命学的に予定されていたというべきである。
10室目が4室目の為に働かなければならない
しかし4-10の関係は、10室目にいる人が4室目にいる人の為に仕事をしてあげないといけない立場となる。
4室はモクシャハウスであるため、利益を得る感じではなく、アメリカの為にひと肌脱がなければならない。
そのため、トランプに対米投資150兆円を約束しなければならなかった。
日本にはお金がないのだから本来は日本のインフラ投資や日本の国民のためにお金を使うべきなのが本当である。
アメリカにお金を渡している場合ではない。
従って、成功だなどと言っているが、本当に成功なのかは分からない。
このロジックをそのままプーチンとトランプにも当てはめることが出来る。
ドナルド・トランプのラグナは、プーチンのラグナから10室目で、プーチンのラグナは、トランプから4室目である。
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その為、ドナルド・トランプはプーチンの為に一肌脱いで、働いてあげなければならない。
まして蠍座には12室(損失)支配の月が減衰して、ケートゥとコンジャンクションしている。
トランプは、プーチンのために停戦交渉をまとめるように働く可能性が高く、その際、アメリカの国益を犠牲にして、プーチンに妥協し、ウクライナの領土を割譲する方向に持っていくことが懸念される。
つい最近、トランプはプーチンと電話会談したようだが、トランプは、「プーチンは兵士の犠牲を終わらせることを望んでいる」と、プーチンを持ち上げる発言をしていた。
情け無い限りである。
フランスの歴史学者で人類学者のエマニュエル・ドットは、トランプはプーチンに敗北すると予測しているが、それが現実化しそうである。
エマニュエル・ドットの新刊「西洋の敗北」は、欧米での英語訳がされておらず、いわゆる事実上の禁書扱いらしく、西洋諸国にとっては認めたくない都合の悪い真実が記されていると見なすべきである。
日本人がトランプとの会談時の石破をマナーを知らないとか、色々批判しているが、そんなことは日米首脳会談において大事なポイントだろうか。
そんなにアメリカに良い態度を示す必要があるだろうか。
そうしたうるさい小言をXなどでツィートする日本人は情弱の奴隷根性ではないだろうか。
不遜な態度ぐらいで丁度いいと言うべきである。
日米地位協定の見直しを迫ったり、アメリカの国益に従うことを拒絶するには空気を読めないぐらいの不遜な態度を示す必要がある。
例えばレーガン大統領とロン・ヤスと呼び合う仲となった中曽根康弘は、自らの防衛庁長官としての責任問題に発展することを避ける為、日本航空123便墜落事故を招くことになり、その原因を隠蔽した張本人であり、その後、真実を知っているアメリカに借りが出来て、日本の国益に重大な損失をもたらした。
また小泉純一郎もブッシュと親しい関係を演出したが、その背後では多額の米国債を購入し、日本の金融業界の自由化、郵政民営化などによって、巨額の日本の国富を失う結果となった。
首脳同士の友好関係など何の役にも立たない。
むしろ、本当の日本の置かれている立場や境遇に目を背けさせることにしかつながらない。
国家間は常に平時でも戦争状態なのであり、外国は常に自国の国益を追求する存在である。
そうした中にあって表面上だけ友好的なムードを演出することなど何の意味もなく、官僚たちへのお手本にもならない。
むしろ、外国の要人と罵倒し合って、喧嘩するぐらいに自己主張しなければダメである。
緊張関係にあるぐらいでちょうどいいのである。
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石破首相に「座り方を誰も教えなかったのか…」日米首脳会談での振る舞い、SNSで再び疑問視の声 2025年2月8日11時54分 日刊スポーツ 「日本の恥」というワードが8日、インターネット上のトレンドに浮上した。 7日午前(日本時間8日未明)、ワシントンのホワイトハウスで行われた、トランプ米大統領と石破茂首相による初の日米首脳会談の際にみられた、石破首相の振る舞いに対して寄せられた批判的なSNSの反応だ。 ホワイトハウスの大統領執務室内で行われた会談冒頭は報道陣に公開され、NHKも生中継で2人のやりとりを報じた。その際、ゴールドカラーのいすに座った石破首相は、座り方が少しだらしない様子に見受けられた。 また握手を求めたトランプ氏に対し、石破首相は当初いすのひじ掛けに左ひじを置いたまま応じた。その後、トランプ氏と握り合った右手に、左手を添える場面があった。 SNSには「座り方は誰も教えなかったのか…」「何で肘ついたままトランプ氏と握手しとんねん!」「肘をついたまま握手する人っているんだ」「石破さんまたやらかしたの」「外交マナーを誰もおしえられない 情けない」「なんでこんなに偉そうな態度なのかね」「早く礼儀作法教えて」など、首相の態度を疑問視するコメントが多くみられた。 一方で、「日本の恥とか散々な言われようだけれど茂さん頑張ったと思う」などと、今回の首脳会談を評価するコメントもあった。 石破首相の振る舞いは、昨年11月、首相として初の外遊となった南米での国際会議でも、批判の対象になった。あいさつに訪れたカナダのトルドー首相らに座ったまま握手で応じたり、自身から積極的に各国首脳に話しかけず自席でスマホをいじるなど、日本の代表の首相としての国際舞台での振る舞いとしてどうなのかと、波紋を広げた。 |
石破首相、トランプ氏大ウケの「仮定の質問には…」発言はアドリブだった「質問は想定せず」 2025年2月9日14時56分 日刊スポーツ 石破茂首相は9日、NHK「日曜討論」(日曜午前9時)に生出演し、7日午前(日本時間8日未明)にワシントンで行われた日米首脳会談後の共同会見で、米国側に大ウケとなった自身の発言について振り返った。 30分以上にわたった共同会見の最後に、米国の記者から「トランプ大統領は『関税男』で知られる。米国がもし日本に関税をかけるとすれば、報復関税を行うか」と問われた石破首相は「仮定の質問にはお答えしかねます、というのが、日本のだいたいの定番の国会答弁でございます」と、とっさに切り返した。 この答えが通訳されると、米国側は爆笑。トランプ氏も「ベリー・グッド・アンサー」を連発し「彼は自分のすべきことが分かっている」と、してやったりの表情で応じた。 この日の番組で、「あの質問(報復関税)は想定していたのか」と問われた石破首相は「これは、あんまり想定していなかったですね」と笑いながら、「ですが、まあ、本当に定番なので『仮定の質問にはお答えできません』ということになるわけです。実際にその通りなんで」と振り返り、とっさのアドリブだったことをにじませた。 これに関連し、「日本の自動車に対する関税はこれまでも日米間の懸案になっていた。トランプ氏は、自動車への関税は常に検討していると述べていたが、どんな議論があったのか」と問われる、石破首相は「今回、具体的に日本の自動車に対する話が出たわけではない」と述べた。 また「日本のアメリカに対する投資は、過去の5年で世界1位で、他の国とは違うということを大統領も良く認識している。日本の自動車産業はそれだけ雇用も生み出している。それでも関税だという話になるのか。それは、ストレートにそうはならないでしょう」と強調した。 |
石破首相の「ひじつき握手」は意外と効果的だった? 日米首脳会談での振る舞い、識者が解説 2025年2月11日10時36分 日刊スポーツ テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)は11日の放送で、7日午前(日本時間8日未明)に米ワシントンで行われた日米首脳会談の内容を検証した。日本国内で批判された会談時の「ひじつき握手」など石破茂首相の振る舞いが、実はトランプ大統領に好印象をもたらしたのではないかとの指摘が専門家からなされ、出演者が驚く場面があった。 番組では、首脳会談の内容をパネルで特集。ゲスト解説で出演した元朝日新聞記者で、キヤノングローバル戦略研究所主任研究員を務める峯村健司氏は「昨日、トランプ政権幹部にインタビューした」と述べ、米国側の石破首相への印象について紹介した。 「トランプさんは石破さんのことを『タフガイだ』と5回言った。これはトランプさんの最大のほめ言葉なんです」と述べ、「トランプさんは、強いリーダーーと弱いリーダーしかいないと思っている。弱いと思われれば、例えばカナダのトルドー首相のようにいじめられ続ける。そういう意味では、石破さん強いリーダーの中に入った」と、トランプ氏の発言を分析した。 峯村氏は「なぜ(石破首相は)強いのですかと聞いたら、石破さんはあまり動かないじゃないですか。目線もブレないし。(会談時に)座っている時も批判されましたが。握手の時に不遜に見える」とも指摘。MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が「ひじをついて『また座って握手して』といわれたけど、あれがよかった」と驚くと「あれがどうもトランプさんにとっては、変わったヤツだなと。ある意味こびないみたいなところが、トランプさんの中では(石破首相は)強いリーダーのカテゴリーの中に入ったみたいです」と解説した。 この分析に、元テレビ朝日社員の玉川徹氏は爆笑し「やっぱり、変人は変人を評価するんだな」。羽鳥も「オレに対して、立たないなと。なるほど。これ(いすのひじかけにひじをかけたままの握手)がよかったと」と述べると、峯村氏は「意外と」と応じ、「不遜に見えますが、実はよかったらしいです」と述べた。 羽鳥は「面白い効果ですね。(石破首相が)意図したのかは分かりませんが、変わった人だな、手ごわいかもな、ということなんですね」と応じ、会談について「うまくいったと思う」と感想を述べている玉川氏も「(トランプ氏にとって)読めないというのが重要なんじゃないですか? こいつ謎だなと思うと警戒してかかるから」と、峯村氏の説明に納得した様子だった。 |
トランプ米大統領、石破首相に「ベリー・グッド・アンサー」連発し大ウケ 日米首脳共同会見 2025/2/8 9:44 日刊スポーツ 石破茂首相とトランプ米大統領は7日午前(日本時間8日未明)、ワシントンのホワイトハウスで初の日米首脳会談に臨んだ。 会談後、両首脳は共同会見を開いたが、石破首相が最後の質問で答えた発言内容に、隣にいたトランプ氏が大ウケし、「ベリー・グッド・アンサー」を連発するひと幕があった。 30分以上にわたった共同会見の最後に、米国側の記者から石破首相に「トランプ大統領は『関税男』で知られる。米国がもし日本に関税をかけるとすれば、報復関税を行うか」との質問が飛んだ。 石破首相はこれに対し「仮定の質問にはお答えしかねます、というのが、日本のだいたいの、定番の国会答弁でございます」とだけ語り、詳細には触れなかった。 日本の国会答弁の「形骸化」を露呈する内容を自虐的に語った形でもあったが、何をふっかけてくるか分からない予測不明なトランプ氏の前で、一般論で切り返した形の石破首相。この答えに、通訳で確認した米国側からはトランプ氏を含めて大きな笑いが起きた。 するとトランプ氏は笑いながら「ベリー・グッド・アンサー」を3回口にし、「ワオ」と驚いた様子をみせながら「総理は、自分が何をすべきか分かっているようですね」としてやったりの表情をみせた。そのまま会見は終わり、トランプ氏は石破首相と握手などはせず、先に会場を後にした。 これに先立つ会談でトランプ氏は、対日貿易赤字解消に向けては関税も選択肢になるとの認識を示し、日米間で貿易不均衡の状態が続けば日本への関税も辞さない構えをちらつかせている。 |
「だらしなさすぎ」石破茂首相 日米首脳会談での椅子の座り方に日本国民絶句 危惧されていた“箸も持てない不作法ぶり” 2025年2月9日 19:45 SmartFLASH 石破茂首相がまたしても物議を醸している。 日本時間2月8日未明、トランプ米大統領と初の日米首脳会談に臨んだ石破首相。貿易や軍事など、日米同盟の基盤強化、さらには首脳間の個人的な信頼関係を構築することを狙いとして語り合ったのだが、かねてから指摘されていた“懸念”が現実のものとなってしまった。 「問題視されているのは、ホワイトハウスの大統領執務室での会談です。一見なごやかな様子ですが、石破首相の座り方がやたら“偉そうだ”と話題になっているのです。椅子に深く腰掛けるのはまだいいのですが、背筋を伸ばすわけでもなく、むしろ背もたれに必要以上にもたれかかり、ふんぞり返っているように見えました。一方のトランプ氏は背筋も伸ばし、手のひらを重ね合わせていました。 しかもその後も、握手を求めてきたトランプ氏に対し、石破首相は椅子の肘掛けに左ひじを置いたまま応じていました。他にも、体のラインに合わせてスーツをビシッと着こなしていたトランプ氏に対し、首相のスーツは仕立てが悪いのかシワが入り、体から浮くなど、決してスタイリッシュとは言えない姿でした」(政治部記者) 座り方、握手、身だしなみ……。一国の代表とあろう者の、またしても繰り返された“マナーの悪さ”にX上でも呆れの声が続々よせられている。 《だらしなさすぎて見てられない》 《座り方は誰も教えなかったのか…》 《石破さんまじでしっかりしてくれ マナーくらい身につけて行ってよ》 と、不快感を覚えたという声が出ている。 「握手に関しては2024年11月、首相として初の外遊となった南米での国際会議でも、海外の首脳と座ったまま応じたことが波紋を呼びました。かなりの反響だったので石破さんの耳にも入っているかと思いきや、今回も“改善”されていませんでした」 果たして、この会談はうまくいったと言えるのだろうか。 「8日夜に帰国した石破首相は翌9日朝のNHKの『日曜討論』に出演した際、今回の日米首脳会談について、『“こいつとだったらまた話したい”という関係を作らないといけない。そういう意味では大勢の人に努力をしてもらい、いい結果になった』と成果を強調しています。また各メディアもおおむね成功と報じていますが、実際の映像を見ると、両者のムードが“良好”と言えるのかどうか微妙なところです。少なくとも、安倍晋三元首相が作った“親友ムード”とはほど遠いように感じます。 そもそも、石破さんの“マナー”をめぐっては、『箸も持てない』と食事マナーのおかしさをこれまで散々指摘されてきました。本人はもはや直すつもりすらないのかもしれませんね」(同前) 当のトランプ氏は石破首相から近い将来、日本を公式訪問するよう招待を受け、これを受け入れたというが、その胸中やいかに……。 |
石破首相が示したトランプ政権との付き合い方-予想以上の成果得る 2025年2月9日 23:09 Bloomberg (Alastair Gale) 石破茂首相は強行日程で臨んだトランプ米大統領との初会談を成功させたようだ。 トランプ政権は同盟国であるカナダに新たな関税を課すと発表。発動は1カ月延期されたが、6日午後に日本を出発した石破氏の訪米前は日米安全保障条約を防衛政策の基軸とする日本も関税の標的になるのではとの懸念が高まっていた。 石破氏はホワイトハウスで現地時間7日にトランプ氏との首脳会談と共同記者会見を行い、8日夜に帰国。トランプ氏と良好な関係を築き、緊密な同盟の確認と経済関係の深化に向けたロードマップ(工程表)の合意を取り付けたようだ。 石破氏は9日、NHKの番組に出演し、トランプ氏について「これから先、かなり落ち着いてじっくり話ができるなという印象を持った。相性は合うと思う」と話した。 日本が直面するリスクやトランプ氏が予測できない動きに出た可能性を考慮すると、安保同盟の再確認など主要議題を網羅つつ、より難しい問題には踏み込まなかった石破氏は、トランプ政権と良好な関係を築く幸先良いスタートを切ったと専門家はおおむね評価している。 トランプ氏が石破氏との共同会見で、「相互関税」をちらつかせたことで、日本も米国から高関税を課される可能性は残っているが、大局的に見れば、外交経験の乏しい石破氏だが現実的な成果を収めたと言えそうだ。 ひな型 石破氏のメッセージは、「米国第一」主義の政策で日本が支援できることに焦点を絞ったものだった。コンサルティング会社アジア・グループのワシントン在勤バイスプレジデント、ユカ・ハヤシ氏は、交渉を通じ取引(ディール)をまとめるトランプ氏のやり方に対応する、ひな型を提供するものだと指摘する。 ハヤシ氏によれば、日本は今回の首脳会談で予想を上回る成果を上げた。トランプ氏が暗殺未遂という試練に耐え、化石燃料採掘の規制撤廃を図り、日本に対しては防衛費増強に向けた動きを促したことなどに石破氏が触れ、トランプ氏を称賛。これが成功の要因だという。 「石破氏はホームランを打った」とハヤシ氏は語った。 石破氏とトランプ氏の初顔合わせは、日米関係の難題を取り除く可能性さえ生み出した。トランプ氏は日本製鉄が米USスチールを買収するのではなく、同社に大規模投資を行うことに期待を寄せていると発言した。 日本製鉄によるUSスチール買収の阻止を決めたのはバイデン前大統領だが、トランプ氏も米国をかつて象徴していた企業を日本製鉄が買う計画に反対していた。 石破氏は共同会見で、今回の首脳会談の成果を踏まえ、「敬愛してやまないトランプ大統領と共に、日米関係の新たな黄金時代を築いてまいりたい」と述べた。 今回の首脳会談が浮き彫りにしたのは、バイデン氏が重点を置いていたグローバルな問題よりも、トランプ政権の優先分野に照準を定めるという日本側の明確な戦略転換だ。 複数の日本政府高官はインタビューで、日本の国益とトランプ氏の優先課題が重なる分野を重視したと明らかにした。 比較的容易に達成された成果の一つがエネルギー政策だ。日本はエネルギーのほぼ全てを輸入に頼っており、トランプ氏は米国でまだ開発されていないエネルギーの活用を公約に掲げている。 日本側は首脳会談で、米国からの液化天然ガス(LNG)輸入を増やすと述べ、アラスカからパイプラインでLNGを輸送するという野心的なプロジェクトへの協力に関心を表明した。 日本が具体的にどのような貢献をするのかについてはまだ曖昧だが、トランプ氏は記者会見で、こうした合意はバイデン前政権下では実現できなかった画期的なものだと称賛した。 関税 石破氏はトランプ氏との会談に先立ち、複数の歴代首相と日米関係について話し合って備えていた。その上で大統領執務室でのトランプ氏との最初のやり取りでは、同氏に対する称賛と、いすゞ自動車とトヨタ自動車による米工場新設・拡張など、日本による米国への新たな投資に関する詳細を織り交ぜて伝えた。 日本の対米貿易黒字が続く場合は関税が選択肢となり得ると、トランプ氏が述べた際も、石破氏は終始落ち着いた様子だった。 同氏のゆっくりとした淡々とした話し方は、トランプ氏とのやりとりをぎこちないものにはしなかった。トランプ氏は就任から4カ月余りの石破氏を持ち上げ、「素晴らしい首相になると思う。非常に強い人物だ。非常に、非常に強い。私は彼を大いに尊敬している」と述べた。 米国が日本に新たな関税を課した場合、日本が報復を検討する可能性があるかと記者に尋ねられた際、仮定の質問には答えられないというのが日本の「定番の国会答弁」だと石破氏がかわすと、会見場は笑いに包まれた。 かつて在日米大使館で首席公使を務めたカート・トン氏は、石破氏がトランプ政権2期目の早い段階で会談を求めたが、その決意が正しかったことを今回の首脳会談は証明したと分析。 「ホワイトハウスがさまざまな問題で揺れている中で、ワシントンを訪問するのは石破氏のギャンブルだという人もいたが、石破氏はそれをやり遂げた」とトン氏は語った。 中国巡る懸念 確かに米国の対日関係は他の同盟国との関係に比べれば、それほど緊張したものではない。米国の対カナダ、対メキシコ関係を揺るがしている不法移民や麻薬といった問題は日本にはない。 またグリーンランドを巡るデンマークのような領土問題も存在せず、日本の対米貿易黒字はドイツやベトナムなどよりもはるかに少ない。 中国の軍事力増強に対する懸念についても、日米両国の利害は一致している。日本にとって今回の首脳会談における最重要目標に、日米安保へのコミットメント確認があったが、トランプ氏はこれを明確に示し、共同声明で「日本の防衛に対する米国の揺るぎないコミットメント」が強調された。 それでも米国による新たな関税を巡る緊張関係に日本は巻き込まれ得ると、住友商事のチーフアナリストでワシントンを拠点としている渡辺亮司氏は想定。アラスカのLNGプロジェクトにおける日米協力の進展を注視する必要があると述べた。トランプ氏が今週発表予定だとしている相互関税は、日本、特に農産物に打撃を与える可能性もある。 ジョンズ・ホプキンズ大学のハル・ブランズ教授は、他の同盟国とは対照的に、日本は防衛費の増額を通じ米経済への貢献やアジアにおける米軍の負担軽減への取り組みをアピールできる強みがあると説明。トランプ氏が石破氏に防衛費を増やすよう要求するのではないかという予想も、一部ではあった。 だが、2027年度までに防衛費を国内総生産(GDP)比でこれまでの1%から2%に引き上げるという日本の方針を、トランプ氏は評価。一方で同氏はすでに北大西洋条約機構(NATO)加盟国には、対GDP比5%の国防支出を求めている。 現在はアジア・グループのマネジングパートナーを務めるトン氏は、今回の日米首脳会談について、トランプ政権下の米国に対し他の米友好国・同盟国がどう働きかけるべきかを描くロードマップの作成に寄与すると評価。「明らかに日本側はトランプ氏のスタイルや政策に合わせアプローチを調整した」と語った。 |
石破首相 日米首脳会談前に極秘勉強会「30時間以上やった」 トランプ大統領対策の“肝”明かす 2025年2月9日 19:14 スポーツニッポン 石破茂首相(67)が9日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)に生出演し、トランプ米大統領との日米首脳会談を前に行った勉強会について語った。 石破首相は7日午前(日本時間8日未明)、米ワシントンでトランプ大統領と初会談。関税や日本製鉄によるUSスチール買収問題、安全保障などが話し合われ、共同声明を発表した。 番組によると、個性の強いトランプ氏への対策として、石破首相は外交、安全保障、経済、貿易など各部門の対当者10~20人とともに連日、勉強会を開催。担当者がテーマごとに入れ替わり、日米間の状況や想定問答などをレクチャーするといったことが、会談直前まで行われたという。石破首相が入念に質問したのは、日本が米国内で生み出した金や雇用についてだった。 MCの桝太一氏は、「VTR中に石破総理から、“勉強会は30時間くらいやったんじゃないかな?”という言葉が出ました」と打ち明けた。 勉強会についてまとめたVTRに、石破氏は笑顔で見入っていた。「何ですか?今のVTRは。まるで見たかのような」。勉強会の時期は「去年の12月、もっと前からかな?やっていました。少しでも時間がある時にやると」と明かし、「外務省、経済産業省、防衛省、農林水産省、そういったところの官僚が入れ替わり、立ち替わり」と振り返った。 首相動静にも載らない、極秘の勉強会だった。「よく総理の日程に、お休みの日に“来客なく公邸で過ごす”なんて書いてあるけど、そこも勉強会をやってたり」と明かした。 日本の命運がかかった会談だっただけに、周到な用意をして臨んだ。「会った時に、出たとこ勝負で行くのと、“こいつよく準備してきたな”で行くのとでは、全然違う。話していると、分かるから。“準備しないで来たな”というのと、“こいつ、ここまで準備してきたか”というのとでは、それはこっちが聞く時もそうですもんね。外国でいろんな方もいらっしゃるけど、“よく準備してきたね”という首脳もいらっしゃる。それは大事なことだと思う」と、自身の考えを口にした。 石破首相が担当者から指摘されたのは、トランプ大統領の発言を否定しないことだったという。社会学者の古市憲寿氏からは、「やっぱりトランプにノーと言える関係にはなれなかった?」と突っ込まれると、首相は「ノーと言ったら話が全部、ぶち壊れるから。否定されることが大嫌いだということなので、否定はしない。ただ、“石破構文”風に、くだくだ…も言わない」と、自虐も込めて笑いを誘っていた。 |
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