2024年度 自民党総裁選の行方 – 河野太郎の当選可能性-




2024年9月27日に投開票が行われる自民党総裁選において、あまり国民からは注目されない中、河野太郎が立候補を表明した。


河野太郎は、デジタル大臣として、マイナンバーカードを推進し、ワクチンも推進した為、国民からは人気がない。


しかし、麻生派からの支持を取り付けて、総裁選に出馬するようである。


これまで度々、次の自民党総裁として、相応しい人物についての世論調査が街頭で行なわれて来たが、そうしてサンプリングされた人々は、自民党の国会議員でもなければ、自民党の党員でもない。


国民からの人気が高くても、自民党議員や自民党の党員から支持されていればよく、自民党は派閥の論理などが働くため、全く違う人が選出される可能性があるのである。


岸田文雄が、派閥を解散して、派閥が関係なくなり、今回、沢山の候補者が乱立している。


しかし、そんな中で、まだ残存している麻生派からの支持を取り付けて、総裁選に立候補したのが、河野太郎であり、全く注目されてはいないが、要注意人物である。







河野太郎のラグナについては、このサイトによく投稿して頂いている河合範安さんの投稿によれば、乙女座ラグナではないかとのことだった。



私も2021年9月10日付の『自民党総裁選の行方 -河野太郎の実力-』において、河野太郎のラグナを結婚や子供の誕生、キャリアの推移などから検証した所、乙女座ラグナで良さそうに思えた。



そして、この時にナヴァムシャのラグナやダシャムシャのラグナについても検証している。



それらが正しいかどうかは確実ではないが、一応、ナヴァムシャのラグナは双子座となり、ダシャムシャのラグナは天秤座、サプタムシャのラグナは、双子座となった。



これらが正しいという前提で見ていくと、現在は、金星/ケートゥ期で、マハダシャー金星期の最後のアンタルダシャーにあり、もっと言えば、投開票が行われる2024年9月27日は、金星/ケートゥ/土星期である。



金星/ケートゥ/土星期は強く、出生図、ナヴァムシャ、ダシャムシャで強い配置にあり、特に金星はダシャムシャにおいてはラグナロードでラグナでマラヴィアヨーガを形成している。







だからこそ、マハダシャー金星期の間に入閣して、閣僚経験者になったのである。




そして、次は、2025年1月からマハダシャー太陽期に移行するが、この太陽は出生図で4室、ナヴァムシャで月から4室に在住し、強いとは言えないが、一応、4室に在住している。




またダシャムシャでは、太陽は11室支配で11室で定座に在住し、4、5室支配で5室で定座にある土星と相互アスペクトして、5-11のダナヨーガを形成している。



月から見ると、5室支配で、10、11室支配の土星と相互アスペクトして、5-10、5-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。



このダシャムシャで、太陽が強いことには注目である。







シャシティアムシャ(D60)でも太陽は、牡羊座で高揚している。



従って、河野太郎にもまもなく、キャリア上の転機が訪れ、しかもその太陽は強いため、ある程度の結果を出しそうに思える。







アメリカのバイデン大統領のチャートでもナヴァムシャとダシャムシャで、太陽が11室支配で11室で定座にあり、この強い太陽が、政界における有力者たちとの交友関係や人脈など、政界における政治力を表わしている。




太陽が大統領になるために大きな役割を果たしたことは間違いないと言える。




従って、可能性はあると思うが、しかし、太陽期に新しい総裁の下で、入閣し、閣僚になることを表わしているだけかもしれず、その辺りはよく分からないが、自民党総裁選直後に太陽期に移行することは、自民党総裁選と無関係ではない。




彼の場合は、安倍政権時代にも何度も入閣して、外相なども経験し、閣僚としての実績を積み重ねて来ている。



これ以上のキャリアということになれば、次は総理大臣しかないのである。





ジャイミニスキーム





この乙女座ラグナが正しいという前提で、検討していくと、チャラダシャーは総裁選投開票日の時点で、獅子座/天秤座であり、獅子座は12室で、獅子座から見ると、10室にはAK、DK、PKがアスペクトしているものの、それ程、強い印象はない。



獅子座から見て、AmKの太陽は5室から11室にアスペクトしている。




また天秤座は2室で、天秤座から見ると、10室で、AKの火星とDKの月が、ジャイミニラージャヨーガを形成し、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。




しかし、AmKの太陽は3室から9室にアスペクトして、特に強い配置ではない。






自民党総裁選投開票日の8室と12室へのダブルトランジット


また問題なのは、乙女座ラグナの場合、2024年9月27日の時点のトランジットで、牡羊座と獅子座にダブルトランジットの効果が生じるが、そこが8室と12室であることである。



自民党総裁就任時に想定される注目を浴びる大舞台といった象意がはっきりと見られない。



月から10室へのダブルトランジットは生じるが、牡羊座と獅子座自体に何も惑星が在住しておらず、起こる事象の象意に広がりが感じられない。



一方で、小泉進次郎は、10室と高揚する10室の支配星にダブルトランジットが生じるのであり、河野太郎とは対照的である。



従って、河野太郎は、総理大臣になれそうに思えない。




おそらく、自民党総裁選の後に組閣した時に何らかの閣僚に選出されるだけではないかと思われる。





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