9月21日~23日の3日間、ヨガフェスタ横浜2015に出展し、対面コンサルテーションを行いましたが、沢山の方にお越し頂きました。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
今年は行列こそ出来なかったものの、ほとんど休憩時間もない程、3日とも1日中、途切れることなく鑑定を行いました。大変、有意義な時間でした。
【今年の感想】
今年は出展したナチュラルセラピーのイベントエリア内に沢山の出展者があり、非常に会場が賑わう中で行いました。
初日の午前中、開始直後に来客がない時間が若干、ありましたが、心配するまでもなく、その後で、立て続けに来客があり、鑑定希望者で溢れました。
昨年、列に並んだものの予約が一杯で鑑定できなかった方で、今年、来てくれた方もいました。
インド占星術が初めての方も沢山おられ、出生時間の重要性が初めてなのでよく分からない方もいましたので、その場で、母親に携帯で連絡して頂き、出生時間を確認して頂くことも度々でした。
ほとんどの方がそれで母親から出生時間を聞くことができ、何とか正確な時間で鑑定ができることが多いですが、中には、母親が出先で、覚えておらず、母子手帳も家にあるので、分からないといったケースもありました。
また午前中とか、朝方とか、夜中の0時前後とか、そうしたあいまいな形でしか母親が覚えていないケースもありました。
そのような場合、大体、8時とか9時とか0時とか適当に出生時間を設定して、まずラグナを特定の星座に割り当て、その前後の2時間、4時間の幅で、ラグナの可能性として4つぐらいの星座を検討する場合もありましたが、身体的、性格的な特徴から、ラグナの星座を推測し、結婚や出産のタイミングでの妥当性などをチェックして、それでラグナが特定できるケースが多々ありました。
この辺りは毎年のことでもあり、かなり慣れて来たと思います。
またラグナが星座の境界線上にあり、過去のイベントを聞いて、ラグナを修正するケースも多々ありました。
ラグナの特定が出来ないとクライアントの過去の事象の体験内容の詳細について相手に伝えることもできないし、また未来の出来事の内容やタイミングについても伝えることが出来ません。
クライアントは自分の過去の出来事や人生全般の傾向や現在の状況について当てられることで、インド占星術師を信用します。
ですから、まず、過去の出来事や現在の状況を当てることは、未来を予測する能力があるかどうか、クライアントが判断するための試験になってきます。
あまり過去の出来事が当たっていないと、クライアントに鑑定師の能力についての疑問が生じます。
そのような場合、疑問が生じた後のクライアントの態度は手厳しい場合も多いのです。
従って、やはり、インド占星術家として、ラグナの特定が出来ることが限りなく重要になってきます。
それには、基本的なPACの解釈について、ある程度の経験を積み、こういうパターンの場合、こういう事象となるといった判断における経験の蓄積、慣れが必要です。
この経験の蓄積こそが、占星術家にとっての財産になってきます。
占星術を習ったり、教えたりする場合、この経験の蓄積や、経験の蓄積をベースとした直感を伝えられるかどうかが、よい教師かどうかの分かれ道になります。
従って、今後も実践を重視して、より多くの対面鑑定を行っていきたいと思っています。
今年、ヨガフェスタ2015 対面鑑定コンサルテーションブース【鑑定家】に来られた方は、宜しければ、また来年も会いましょう。
また今回、鑑定を受けられて、インド占星術に興味を持った方は、是非、インド占星術入門講座(無料)にご登録下さい。
【ヨガフェスタ横浜2015 イベント会場内にて】
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