
前回の2025/5/27付の記事『河合悠祐 (かわいゆうすけ)の政治パフォーマンス -戸田市議会議員選挙にて歴代最多得票数でトップ当選-』で、ジョーカー・河合悠祐が、おそらく牡牛座ラグナであることが分かった。

牡牛座ラグナに設定すると、10室で太陽と火星が方角の強さを持ち、2、5室支配の水星と5-7、4-5のラージャヨーガを形成している。
そして、政治家にとって議席を表す4室にアスペクトしているが、太陽は自室にアスペクトバックして、文字通りの意味で、あたかも太陽が4室に在住しているかのような力を発揮していでる。
10室の太陽、火星は、政治家になる為に生まれて来たようなチャートである。
現在、マハダシャー木星期の最後のアンタルダシャーで、木星/ラーフ期である。
そして、次は2027年9月前後からマハダシャー土星期に移行する為、既に土星期へのダシャーチッドラに入っているが、私は前回記事において、土星期になったら、真面目に政治における実務を行なうことになるだろうと予想した。
何故なら、土星は9、10室支配のヨーガカラカで、5室に在住し、5室支配の水星と5-10の星座交換をしているからである。
前回、記事を書いた時点では気づかなかったが、2ヵ月ほど前、つまり3月頃に河合悠祐 は以下のようにyoutubeで活動休止を発表していた。
活動休止する理由としては、戸田市の市議会議員として、議会で、議員提出議案という意見書を提出したいのだが、3人以上の賛成がなければ提出できず、提出する為には自民党会派の議員に頭を下げて協力を要請しなければならない為、今後、そうした人たちの迷惑になってはいけないので、過激な街頭パフォーマンスを封印したいということである。

9、10室支配で5室支配の水星と5-10の星座交換をし、星座交換により、太陽、火星の影響も受けているヨーガカラカの土星は、明らかに真面目に政策立案し、議員立法して、法案などを提出する地道な実践を表していることが容易に分かる。
一方で、8、11室支配で5室に在住して、3室支配の追記とコンジャンクトする木星は、ジョーカー姿の過激な政治パフォーマンスを通して、世間からの認知を求める激しい欲求を表している。
Abema TVなどに出演した際にもジョーカーというのはあくまでも知名度を得る為に演じた役柄であり、一定の認知を受けることに成功した今、ジョーカーの役割は終わったと自ら述べている。
これまでの過激な活動とは明らかに温度差の異なる真面目な実務家に変貌を遂げようとしている。
健康問題
因みに上記のyoutubeの動画でも告白しているが、現在、腹の調子が悪く、下痢をしたり、腸の状態が悪いとのことである。
そうしたことで、健康状態も悪いので、それを早く治したいとも言っている。

慢性病を表す8室支配の木星が、カーラプルシャで、腸の表示体である乙女座に在住し、更に土星とコンジャンクトし、マーラカの7、12室支配の火星のアスペクトも受けて、激しく傷ついている。
従って、8室の支配星、乙女座、土星、火星の絡みによって、腸の疾患に苦しんでいるようである。
おそらく、元々慢性的な疾患として、腸の不調を抱えているのだが、現在、木星/ラーフ期で、ラーフのアンタルダシャーが訪れており、ラーフのディスポジターである月はやはり、乙女座に在住して、これら8室の支配星、土星、火星によって傷つけられている。
ダシャーラグナの土星をラグナとしても土星は病気の6室の支配星で、マーラカの7室支配の木星と乙女座1室でコンジャンクトしている。
また土星をラグナとした場合にラグナロードの水星が6室支配の土星と1-6の星座交換しており、更に3、8室支配の火星、12室支配の太陽とコンジャンクトしている。
繰り返しになるが、ラグナロードが6室に在住し、6室支配の土星と絡み、更に6室で、3、8室支配の火星や12室支配の太陽によって傷つけられていることは、6室がカーラプルシャで腸の表示体であることを考えると、納得することが出来る。
木星期もそうだったが、月ラグナ及び、ダシャーラグナの木星から見てもやはりラグナロードの水星が6室水瓶座で激しく傷ついている。
その為か、河合悠祐の街頭演説には、必ず、左翼団体しばき隊が、大挙してやって来て、シュプレヒコールなどを繰り広げて、演説を妨害するという。


しかし、6室の火星は敵を粉砕する配置であり、また12室支配の太陽が6室に在住する配置は、ヴィーパリータラージャヨーガであり、最初は敵によって苦しむが、最終的には敵が協力者になり、敵が消えてしまう配置である。
確かにラグナロードで、10室支配の水星は6室で傷ついているのだが、彼の政治活動には、そのようなトリッキーな政治劇が展開することを表している。
自民党、財務省を批判する愛国保守政治家の台頭
河合悠祐は、外務省解体デモなどにも参加しており、やはり、国民目線で、保守のスタンスで、現状の自民党政治に問題意識を持っている。
高市早苗が排除されたように今の自民党は、アメリカの政治エリートや資本家などの支配者階級で構成されるリベラル寡頭勢力の影響を受けてきて、それで、国民に対しては重税を課し、管理を強化して、全体主義に向かっていると言ってもいいかもしれない。
自民党の政治家と、日本の財務省を始めとした官僚は、完全にアメリカに飼いならされて、売国的な勢力に成り下がった。
そして、日本国内においては、言論統制し、監視社会を推進しているのである。
そして、立憲民主党は、行政の機能を強化して、高額な税金を課して、福祉社会を実現しようとしている点で、今の自民党と同じように全体主義に向かう傾向を持っている。
それに対して、日本保守党や、参政党、あと最近、元参政党の吉野敏明が立ち上げた政治団体「日本誠真会」など、真の保守、愛国民族的な立場で、日本を取り戻そうとする動きが活発化して来ている。
(そもそも消費税廃止は、れいわ新選組が唱えて来た政策であるが、れいわ新選組は、一部、リベラルな政策も唱えている為、保守リベラルである)
本来、国家があまり強すぎる行政機能によって、上から福祉を与えるといった国家体制は、全体主義的で不気味な社会である。
自由という価値観を軽視し過ぎており、規制などでがんじがらめの社会、消費税を安定財源とし、むしろ消費税を増税して、高度な福祉社会をもたらすという考え方でいいのかどうか、立憲民主党が政権与党になったとして、財務省を始めとした官僚支配の体制が強化されてしまわないかどうか。
何故なら、立憲民主党が、消費税などの安定財源で、高度な福祉社会を実現しようとしたとしても、必ずどこかで、財務省にコントロールされて、国民を監視、統制する支配体制が強化されると思われるからである。
実際、民主党が政権を取った2009年~2012年において、最初は消費税の引き上げに消極的であったが、菅直人内閣(2010年~)で財政健全化のための消費税増税が議論され、野田佳彦内閣(2011年~)で消費税率を段階的に10%に引き上げる法案( 「税と社会保障の一体改革」)が可決された。
その後、法人税率が引き下げられ、消費税は、社会保障に使われずに法人税の税収減の穴埋めに利用されることになった。
民主党は消費税を高度福祉社会の実現に当てる目的だったのかもしれないが、それは財務省を始めとした官僚によって都合の良いように利用された。
そもそも一度、所得税や消費税で、国民から徴収して、それを分配するという考え方自体が、官僚的で不穏なのである。
立憲民主党のエースである小川淳也幹事長などは、東大法学部出身で、元自治・総務官僚で、考え方が官僚の発想そのものである。
消費税を安定財源として、国家がまず国民からしっかり徴収して、その上で、国民に再分配するという政治エリートの考え方そのものである。
その考え方の中には、どこかで自分たちは政策を決定するエリートで支配する側に立ち、生活は安泰で何の心配もないことから来る自己満足があるのである。
日本は、スウェーデンなど北欧の社会とは違うのであって、今以上に行政の力が強くなることは、迷惑以外の何物でもない。
河合悠祐もリベラル左翼でなく、愛国保守勢力の立場で、日本政府の政策を批判している。

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