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モーツァルト ーフリーメーソンの参入儀礼(イニシェ―ション)を知り尽くした男-



以前、作曲家モーツァルトのチャートを作成した時に興味深いことに気付いた。


モーツァルトの出生データは、1756年1月27日 20:00 オーストリア・ザルツブルグであり、アストロデータバンクでAAで、信頼できるデータであると思われる。




この出生データでチャートを作成すると、獅子座ラグナのチャートで、6室惑星集中となる。


モーツァルトのような天才的な作曲家であれば、音楽の表示体となる金星や月、5室、5室の支配などが強調されているとイメージしていたが、実際のチャートでは5室に惑星は在住していない。


但し、ラグナから見た5室の支配星と月から見た5室の支配星が同じ木星で、ヴァルゴッタマで強いことから、この木星がモーツァルトの作曲の才能を表わしていると思われる。


木星はチトラー(火星)に在住し、チトラーは一つの専門分野を磨き上げて、人間国宝のような職人のナクシャトラである。


従って、このモーツァルトの乙女座チトラーに在住する木星が、モーツァルトの繊細な職人技のような楽曲をもたらしたと考えられる。


ラグナから見た5室支配の木星は2室乙女座に在住し、作曲を通して、お金を稼ぐ配置であり、月から見て5室支配の木星は11室に在住する配置は、作品が高い評価を受ける配置である。


5室には4、9室支配のヨーガカラカの火星が11室からアスペクトしており、この火星も音楽の創作に影響を与えたと考えられる。


因みにモーツァルトと言えば、フリーメーソンであったことは有名で、晩年に作曲した『魔笛』はフリーメーソンの参入儀礼(イニシェ―ション)の秘密について表現した作品である。


アリスベイリーによれば、春分点が双子座にあった時にフリーメーソンにとって重要な二本の柱が建てられたといった記述がある。






フリーメーソンといえば、双子座は金融資本家の星座でもあるため、フリーメーソンと金融資本家は、同列で論じられるのである。


私は双子座がフリーメーソンの星座であるということは以前から繰り返し述べている。


このモーツァルトの9室支配の火星が双子座に在住して、5室にアスペクトする配置は、フリーメーソンから大いにインスピレーションを受け、それが作品作りにも反映されたことが納得できる。


音楽の表示体は、金星であるが、金星は3、10室支配で水瓶座に在住し、ケートゥとコンジャンクトしている。


水瓶座もフリーメーソンのような博愛的共同体を表わしており、ケートゥの絡みは、繊細な音楽表現を表わしていると考えられる。



更にナヴァムシャをよく調べて、モーツァルトの経歴と比較すると、このナヴァムシャのラグナが正しいことがよく理解できる。





ラグナは天秤座であるが、10室支配の月が6室に在住し、3、6室支配で12室に在住する木星と相互アスペクトしている。


6室の月は、無償の奉仕の配置であり、ただ働きの配置である。



wikipediaを見ると、モーツァルトは、人から邸宅に招かれて行なった演奏会にて、絶賛は受けるが、しばしば報酬を出し惜しみされたと記されている。


またwikipediaには、それ以外にも報酬がわずかなものであったという記述が見られる。


晩年には、借金の依頼を頻繁に行っており、決して、裕福とは言えず、収入はわずかで常にお金に困っていたようである。



出生図での6室への惑星集中やナヴァムシャでの6-12室の軸での月と木星の相互アスペクトは、常にお金を稼ぐことに苦労したことを表わす配置である。



ナヴァムシャで、5室支配の土星が7室で減衰し、ケートゥとコンジャンクトしているが、土星はディスポジターの火星が月からケンドラに在住し、土星が高揚する星座の支配星である金星が月からケンドラに在住している為、ニーチャバンガラージャヨーガの条件を2つ満たしている。


この土星は、大胆で型破りでかつ繊細なモーツァルトの作曲の才能を表わしたのではないかと考えられる。



映画『アマデウス』などでは、しばしば女性に手を出すのが早いような描かれ方をしていたが、ナヴァムシャではラグナロードの金星が3室に在住し、7室支配の火星とコンジャンクトしており、これは快楽主義者で、音楽のレッスンなどで女性を気軽に口説くような配置と言えるかもしれない。




フリーメーソンから霊的、精神的インスピレーションを受ける配置



因みに私がモーツァルトのチャートで最も強く印象付けられたのは、ナヴァムシャの9室で自室に在住する強い水星である。


この9、12室支配の水星が11室支配の太陽とコンジャンクトして、9-11のダナヨーガを形成している。






12室を支配している為、モーツァルトはフリーメーソンからモクシャ(解脱)のインスピレーションを得たのである。



そして、9-11のダナヨーガを形成している為、フリーメーソンの同胞団の中で、しばしば生活を助けられたり、仲間から面倒を見てもらえたことを表わしている。



フリーメーソンは、モーツァルトにとって霊的な学びを得る場所であると共に仲間と社交をする重要な物質的、霊的な育みの場であったのである。



wikipediaによれば、モーツァルトは、1784年の金星/水星期にフリーメイソンリーの慈善ロッジ(ウィーン)に入会している。



アンタルダシャーの水星は、ナヴァムシャで9室の支配星で9室に在住しており、霊的師匠(グル)の導きによって、フリーメーソンに入会したと考えられる。



結婚と子供の誕生


その直前の1782年8月3日の同じ金星/水星期にコンスタンツェ・ヴェーバーと結婚している。


金星は、ナヴァムシャのラグナの支配星であり、水星は金星から見た7室に在住しており、月から見て7室の支配星である。






また出生図では、金星は7室に在住し、水星は2室(結婚生活)の支配星である。



1783年6月に長男が誕生しているが、旅行中に死亡している。ダシャーは金星/水星/金星期である。






サプタムシャ(D7)を見ると、金星は5室の支配星であるが、8室支配の太陽のアスペクトを受けており、水星は9室の支配星で11室に在住し、ラグナロードの土星からアスペクトを受けている。


そして、1784年に第2子のカール・トーマス・モーツァルトが誕生しているが、おそらく1784年1月16日~6月19日まで、金星/水星/ラーフ期で、6月19日~11月4日までが金星/水星/木星期、11月4日~1785年4月17日までが金星/水星/土星期である。


この第2子のカール・トーマス・モーツァルトは成人しており、長男が死亡したことを考えると、プラティアンタルダシャーの違いとして現れたということが分かる。


長男は、金星/水星/金星期で、金星に8室支配の太陽がアスペクトしていたことが乳幼児期に死亡したことの原因である。


第2子のカール・トーマス・モーツァルトは、プラティアンタルダシャーがラーフ期か、木星期、あるいは、土星期に生まれているが、ラーフはサプタムシャのラグナに在住し、木星は9室、土星も9室に在住している為、この中のいつ生まれていても問題ないことを表わしている。



このように結婚や子供の誕生が説明できるため、このチャートで良さそうである。


wikipediaには、モーツァルトのパトロンは、フリーメーソンであるとはっきりと書いてあり、それは出生図で4、9室支配のヨーガカラカの火星が双子座に在住している配置、あるいは、ナヴァムシャで9、12室支配の水星が9室双子座で、11室支配の太陽とコンジャンクトして、9-11のダナヨーガを形成していることに現れている。




フリーメーソンに入会


モーツァルトがフリーメーソンに入会したのは、1984年の金星/水星期であるが、次の金星/ケートゥ期の後、直ぐにマハダシャー太陽期に移行している。






このマハダシャー太陽期において、モーツァルトは、フリーメーソン内の人間関係に深く関わっていったことが容易に想像できる。



何故なら、太陽はナヴァムシャで11室支配で9室支配の水星と双子座でコンジャンクトしているからである。



11室は資格や肩書きを表わす為、おそらくフリーメーソン内で、高位の位階に階級が上がったのではないかと考えられる。



その高位の位階から俯瞰したイニシェ―ションの真実について、晩年の1971年に『魔笛』という作品に結実させることが出来たのである。


そして、作品を結実させた後、1971年12月5日の太陽/金星/ラーフ期にウィーンで死去している。


死因は、全身の浮腫と高熱、ウィーン市の公式記録では「急性粟粒疹熱」である。



モーツァルトは、マハダシャー太陽期を通して、フリーメーソンでの交友を深めていくが、マハダシャー太陽期になった1786年10月以降から借金依頼を頻繁に行うようになったとwikipediaに記されている。


出生図では太陽はラグナロードで6室(病気、負債、訴訟)に在住しており、マラカの6、7室支配の土星と、マラカの2、11室支配の水星と6室でコンジャンクトしている。




映画『アマデウス』では、青白い顔をして、仮面舞踏会に参加して、おどけて演奏し、酒に溺れて病んでいく晩年の姿が描かれている。



そんな中で、『魔笛』という作品が作られたのである。



そして、おそらくこの頃が、マハダシャー太陽期なのである。



太陽は出生図ではラグナロードで、6室でマラカの土星と水星とコンジャンクトしており、ナヴァムシャでもマラカの11室の支配星(天秤座ラグナにとっては太陽はマラカ)である。



この太陽期にどんどん心身を病んでいったのだが、フリーメーソン内部での社交を深めていったのもこの頃である。





映画『アマデウス』より



そうすると、この仮面舞踏会は、フリーメーソンのパーティーであることが推測される。



馬など、動物の仮面をかぶって、どこか退廃的な雰囲気の漂う、この仮面パーティーの様子が、フリーメーソンなのである。


ここでは、フリーメーソンの否定的な面、カトリック教会から忌み嫌われる側面が描かれていると考えられる。


実際、死に際して聖職者たちが来るのを拒み、共同墓地に埋葬されている。


アマデウスでも描かれていたようにモーツァルトの天才に怖れをなした宮廷楽長アントニオ・サリエリらのイタリアの音楽貴族達が裏でモーツァルトの演奏会を妨害したため、収入が激減したとする説があるそうだが、確かにラグナロードの太陽が6、7室支配の土星や2、11室支配の水星とコンジャンクトする配置は、敵に囲まれていたことを表わしている。



映画『アマデウス』より


そして、それが借金や病気に結びつき、それが死に至らしめた原因の一部でもあるのである。


そのことは出生図の配置によく現れており、まさにこれがモーツァルトのチャートであることは間違いないようである。



モーツァルトのナヴァムシャの9室双子座定座に在住する水星は、モーツァルトが、フリーメーソンの入会儀礼(イニシェ―ション)に精通していたことを示すものであるが、私のチャートにも同じ配置があるため、何故、自分がフリーメーソンにこれ程までに惹かれ、その秘密について追及したのか理解することができた。






アリスベイリーの一連の著作は、フリーメーソンの秘儀を扱ったものであり、『イニシェ―ション』という題名の書籍も刊行されている。


またH.P.ブラヴァツキーも当初、フリーメーソンの養子ロッジに加入して活動していたのであり、ブラヴァツキーの知識とは、フリーメーソンの知識と言ってもいいかもしれない。


神智学自体が、フリーメーソンの知識を基盤にしているのである。





特に書籍だけを読んだ訳ではなく、こうした世界に自然と縁を持つようになったのが、この配置の為であると理解出来る。


また特に私は、アリスベイリーの著作の中で記されていた3人のユダヤ人が物質を手放すようにというマスターの教えに背いて、マスターを殺害して埋葬したという悲劇の物語に非常に惹きつけられたのである。



この3人のユダヤ人の子孫が後にフリーメーソンの最初の伝統を築いた人々であるというのである。



そして、これについての考察を私は『デヴィッド・ロックフェラーとフリーメーソンについての考察』の中にまとめた。



そして、最近、ルドルフ・シュタイナーの『神殿伝説と黄金伝説 シュタイナー秘教講義より』を読んだ時にこのフリーメーソンで語り継がれてきた悲劇の物語が、ヒラム・アビフの神殿伝説を指していたことが分かった。




ルドルフ・シュタイナーによれば、フリーメーソン内部では、殺害されたヒラム・アビフを疑似体験するために石棺に横たえられて起き上がらせられるような儀式を行なうそうである。


私の考えでは、フリーメーソンには、このように物質を捨てるように指示したマスターの教えに逆らったというユダヤ人の基本的な性質が浸透しており、そのユダヤ人の性向が資本主義を発展させ、性愛や物質を謳歌する文化を発達させたのである。


その為、フリーメーソンの仮面舞踏会には、どこか退廃的な雰囲気が漂うのである。




大本教の出口王仁三郎とフリーメーソン


大本教という宗教団体があるが、その教祖である出口王仁三郎のチャートを見ると、魚座ラグナで、ラグナロードの木星が双子座に在住している。






4室に在住する木星は、アシュラムを形成する配置であり、まさに宗教団体を作る配置であるが、この出口王仁三郎は、ユダヤ人に多大な関心を抱き、多くのことを語っているが、ユダヤ人を一目置くと共にユダヤ人を警戒する複雑な心境を示している。



それはラグナロードで、10室支配の木星が双子座4室に在住して、ラーフがコンジャンクトしているからである。



4室にラーフが在住し、4-10軸にラーフ/ケートゥ軸が在住して傷つけているためか、出口王仁三郎は、天皇のように振る舞いだしたため、当時の内務省に教団施設をダイナマイトで爆破されている。



この4室でコンジャンクトする木星とラーフは、グルチャンダラヨーガなのである。


従って、出口王仁三郎は、その著作の中で、ほとんどユダヤ人、フリーメーソンについては悪く書いておらず、日ユ同祖論などを記していたが、最終的には、反フリーメーソン的な分析を行ったようである。
















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参議院選挙で誰に投票するか



今度の参議院選挙で誰に投票するかどこの政党に投票するか、期日前投票の郵便をもらってから何も決めていなかったが、政党『オリーブの木』に投票することに決めた。


最近、その代表に就任した黒川敦彦氏に注目している。


黒川敦彦氏は、youtubeのピープルズパワーTVというチャンネルを開設し、盛んに情報発信しているが、法政大学前で、竹中平蔵を売国奴として告発する政治パフォーマンスを行い大学職員と警察と揉みあいになるなどしている。


この竹中平蔵氏を糾弾するデモが保革を超え、全国7都市で一斉開催されている。


東洋大学4年生・船橋秀人氏が大学構内で、竹中平蔵を告発するビラを配布した所、退学処分となったことがきっかけで、この活動に火がついたようである。


竹中平蔵氏を糾弾するデモ 
保革超え、全国7都市で一斉開催
高橋清隆|2019年4月11日10:30AM

「安倍内閣は『日本を取り戻す』と言いながら、日本を外国に売っている。このパソナ前で訴えているわれわれこそが本当の愛国者」

3月24日の午後、東京・千代田区大手町にある人材派遣会社・パソナ本社前でそう訴えたのは愛国団体「一水会」代表の木村三浩氏だ。この日、パソナ取締役会長の竹中平蔵氏を糾弾する集会が同所のほか名古屋・大阪・浜松・静岡・四日市・福岡の各市で、午後2時から約2時間にわたり開かれた。

竹中氏は安倍晋三首相が議長を務める「未来投資会議」の民間議員でもある。集会は「みちばた興業」と「ピープルパワーTV」の主催で、国民の富を大企業や外資に手引きする竹中平蔵氏を糾弾しようとの目的のもと、前述の大手町に市民約70人が集結した。

フランスの反マクロンデモにならい黄色いベストを纏ったり、「竹中平蔵 売国奴」などのボードを掲げたりした市民を前に元日産自動車会長兼CEO・カルロス・ゴーン氏のコスプレで登場した「みちばた興業」代表の黒川敦彦氏は「アベノミクスでこの6年間、大企業の利益と一部富裕層の資産は増え続け、富裕層の資産は300兆円になった」と冒頭であいさつ。「その反対側では庶民の生活が崩れている。みなさんは今まで以上に一生懸命働いてますよね。働いて豊かにならないのは、政治が悪いから。一緒に政治を変えましょう」と述べた。

保守系言論誌『月刊日本』編集長の坪内隆彦氏は「これまで竹中批判を10年間やってきたが、それがやっとここに来て火がついた」。

そのきっかけとなったのが、本誌3月15日号でも紹介した東洋大学4年生の船橋秀人氏の勇気ある行動だったと称えたうえで「パソナ会長をしながら『未来投資会議』を通じて実際の政策を決めている竹中氏を支えているのが慶應大学であり、今は東洋大学教授という学者の看板。さらに彼の背後には米国が、グローバル資本が付いている。強大な力であるが、それに対する怒りがこうして全国に溢れ返っている。今こそ竹中氏の退場を目指して持続的に頑張ろう」と呼び掛けた。

【元衆議院議員・小林氏も来場「米国に媚びる政治でよいのか」】

前出の木村氏は、「この運動をもっともっと盛り上げて、まずは第一に竹中氏の利益相反をやめさせよう。そして彼の罪過を明らかにしつつ格差社会の是正をしなければ」と行動の道筋を提示した。そのうえで「パナマ文書は富裕層が日本で税金を納めない人たちの名簿だが、竹中氏はこの先駆け。この売国奴を日本からたたき出す必要がある」と訴えた。

木村氏に誘われて当地まで姿を見せた元衆議院議員の小林興起氏は、自身が反対して失職することになった郵政民営化法案に言及。田中角栄・元首相が財政投融資で高速道路の整備を行なった例にも触れつつ、「日本のために使われていた郵貯資金を、米国金融資本のために使うというふざけた法律であり、その案を作ったのが竹中氏」と指弾した。

さらに小林氏は、今年10月に予定されている消費増税が法人・所得の両減税の穴埋めに使われることについて「法人税を下げろというのが米国金融資本の要求だ。大企業の株は彼らが持っている。米金融資本が株でもうけるために消費税を払うなどという、米国に媚びる政治でよいのか。若い力で良き日本をもう一度」と、その場に集まった若者たちを鼓舞した。

一般参加者もマイクを取り「努力が報われない社会になっている」「日本の未来をグローバル資本に売り渡すな」などと訴えた。

「おかしいことをおかしいと言えないことこそおかしい。みんなで国を立て直したい」

埼玉県から参加したという40代の夫妻はそう話していた。

「派遣でもうける平蔵要らない」

「自分で決定、自分でもうける」

「バイバイ売国、自民党」

そうした参加者たちのコールが休日の大手町に響き渡っていた。主催者側によれば、今後は当地で平日に抗議集会を開催することも検討しているそうだ。

(高橋清隆・ジャーナリスト、2019年3月29日号)


この竹中平蔵が、小泉政権下での市場原理主義政策の推進者であり、非正規雇用の促進や、郵政民営化などを行なった張本人である。


私も2009年頃、グローバル資本主義の先鋒として、新自由主義政策を推進する竹中平蔵について批判的に記事に書いた。


それで、日本の経済は、この頃からおかしくなってきたと言える。いや既にその前からおかしくなってはいたが、目に見えておかしくなってきたのはこの頃からである。


働いても働いても給料はもらえず、企業は内部留保を溜め込み、若者は金がない。普通に働いて生活できない社会となっている。


先進国であるにも関わらず、貧困という問題を抱えているのが日本である。



現在、その郵貯の100兆円ぐらいの資金が米国の国債や証券の購入などに当てられており、やはり、米国に貢ぐために使われたのである。


本来、この100兆円は日本の為に使われるべきだったお金であるというが、その通りである。



そして、安倍政権下のアベノミクスで、更に海外に日本の国富を貢ぐ政策を行なっている為に竹中平蔵に対する批判がここに来て高まってきたのである。


これは本来、小泉純一郎政権下において、もっとこの批判が出てくるべきものであった。


然し、その頃は、まだ日本国民の間で、このことが深刻に感じられていなかったのだ。



アベノミクスで日本の円の量的緩和を行ない、円の価値が毀損して、物価高、給料の低下、完全に富裕層向けと貧困層向けに経済が二分する傾向など、経済構造の変化に直面する中で、この竹中平蔵に対する批判が復活してきたのである。


そもそも今の状態を招いた張本人、責任者として、竹中平蔵を批判する動きが高まっているのである。



然し、そもそも日本がアメリカに従属し、アメリカの言いなりになる政治を行なって来たのは、安倍晋三の祖父・岸信介が、命を助けてもらった代わりにCIAのエージエントになって、自民党を作ったことが、そもそもの原因である。





「おじいちゃんの代からCIA~」という歌詞は、強烈な皮肉である。



岸信介は、日米安保条約の更新時に左翼活動家の反対デモを右翼を使って抑え込むのに成功し、それ以後の自民党政治では、アメリカに逆らうことはタブーとなり、日米安保条約や日米地位協定などに対する批判は完全に封じ込められたのである。


保守なのに日本の為に政治をせず、アメリカの為に政治をするというのは、このCIAのエージエントになった岸信介の頃からの伝統である。


そして、日本が政治的軍事的に自立する道が完全に断たれたと言える。



黒川敦彦氏は、ロスチャイルド、ロックフェラー、JPモルガンなどウォール街の国際金融資本家について言及して、グローバル資本主義について批判を加えており、参議院の政見放送でもこうした陰謀論として扱われがちなテーマを語ったことは画期的である。


こうしたことを語ることはタブーであり、語ると殺される危険性があることから政治家は怖くて誰もこうしたことを語ることが出来ない。



黒川敦彦氏は、大変な勇気の持ち主であると思うのだ。




wikipediaの出生データを参考にチャートを作成してみたが、月が乙女座と天秤座の境界付近にある。



然し、種々検討した結果、おそらく、乙女座に月が在住していると考えられる。








乙女座に月が在住している場合、月にラーフ、火星、冥王星などがコンジャンクトする配置となり、これが異常な行動力や実行力、勇気を与える配置なのではないかと思われる。



月と火星が乙女座のチトラー(火星)に在住して、火星の影響を強く受けている。



黒川敦彦氏は、安倍晋三の山口4区から立候補して、衆院選を戦ったり、山口県下関市の公民館前の昭恵氏の個人演説会の会場で、森友・加計学園問題を追及する演説を始めたり、安倍陣営の総決起大会でも同じような演説を行って、決起集会を妨害する行為を行なったようだが、


ある種、トランプ大統領と同じような剛腕なポピュリズムによって台頭しようとしているのが、黒川敦彦氏である。



黒川敦彦氏のチャートでは、獅子座のプールヴァパールグニーに太陽が在住しているが、この配置が、米国の国際金融資本家といった人々の動きやCIAなど、陰謀論や世界の裏情報に精通する配置である。



因みに黒川氏のチャートでは、木星が蟹座で高揚しているので、彼は民族主義者、ポピュリズムを体現する人物なのである。



安倍首相は蟹座ラグナであるため、黒川敦彦氏が批判者として対抗してきても敵であるにも関わらず、それ程、悪い対応にはならないと推測される。



つまり、黒川氏は、敵からも良く扱われるという才能を持っている。



法政大学前で竹中平蔵を批判する歌をギターの弾き語りで歌ったりといった活動は、月から見て金星が2室に在住しているからではないかと思われる。



歌というような大衆の感情に訴える手法を持っている所は、大衆から人気を集めるロックスターと同じスタイルであり、天秤座2室で強い金星で表わされていると思われる。




この黒川敦彦氏だが、最近、マハダシャーが土星期に移行したようである。



それで、日雇いの建設現場での仕事などをしながら多くの人々から助けられて選挙に立候補したというのは、この土星が定座の強い太陽とコンジャクトしているからである。



次の株価大暴落はいつか



ドイツ銀行が5500兆円のデリバティブを発行して、それがドイツ銀行頭取でも把握できなくなっており、ドイツ銀行の経営破綻をきっかけに世界経済が崩壊するのではないかと言われている。



ドイツ銀行の経営破綻については、今、様々な人がその可能性を主張しているが、デリバティブの金額が、リーマンショック時の頃と比較にならないぐらい規模が大きいため、もし経営破綻といったことになれば、その影響は、リーマンショックを上回る影響を及ぼすと言われている。


最近、読んだ金融経済本では、やはり、そのことを指摘している本などもあり、今持っている株を全部手放すことを勧める本も出ている。





また以前から2019年に米ドル基軸通貨体制が終わることについて論じた本も出ている。





従って、おそらく土星と木星が双子座からみた8室(山羊座)に入室するタイミングが、デリバティブによって過剰に膨らんだ金融バブルの崩壊のタイミングではないかと考えられる。


双子座はウォール街の星座であるため、そこから見た8室に土星と木星がトランジットするタイミングは、ウォール街のマネーゲームの終わりを意味している。


そして、山羊座は現実主義である為、実体経済の追求が始まるのである。



政党『オリーブの木』は、郵政民営化に反対した小林興紀が設立した政治団体で、国際金融資本家のグローバル資本主義に最も反対する政党である。



非常に悲しいことに小泉純一郎は蟹座ラグナで、安倍晋三も蟹座ラグナである。



蟹座ラグナというのは、最も家族を守ることを考える星座であるが、しかし水瓶座が8室に位置するため、最もウォール街の国際金融資本家の意向に逆らえない星座でもある。



逆らえないというよりも洗脳されてしまい、彼らに協力することが世界にとって良いと信じ込まされてしまうのである。



しかも蟹座は独裁者であるだけに日本の国富などを外国に売り渡すことを簡単に意思決定してしまう。



小泉政権は、歴代の政権の中で、最も米国債を購入した政権であり、小泉政権下で、イラク戦争に貢ぐため、米国債を30兆円分購入し、小泉政権下の5年間で、政府は283兆2200億円借金が増えたようである。


また安倍政権は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の資金で、日本株や外国株を大量に買い、最も外国人投資家に利益を与えている政権で、更に米国のF35戦闘機など5兆円を購入したのに見られるように最も米国に貢いでいる政権である。



小泉純一郎と竹中平蔵は、日本に巨額の借金を作り、米国に巨額の金を貢ぎ、日本衰退への道を開いた国賊であるというのが、今では通説となっている。



そうした小泉純一郎が、最近、原発の危険性や原発の廃止を主張しているようだが、今更、環境活動家のようなことを気取ってみても手遅れである。



政党『オリーブの木』に数百万票でも集めて、当選した黒川敦彦氏や他の議員の方々に大いに真実を語ってもらいたいと思うのである。



そうすれば日本人も少しは覚醒すると思われる。



黒川敦彦氏やオリーブの木が主張していることは、私がこの10数年間ずっと考え続けてきたことである。



国際金融資本家に逆らうことは不可能なので、日本はこのまま米国の言いなりになりながら衰退していく運命であるというのが、私の感覚であり、諦めの気持ちに近いものがあった。



然し、このように自分が思っていること考えたことを代弁してくれている人々がいるのを見るのは頼もしいことだ。



米国に追従し、言いなりになる以外の道というのも可能なのだと思うことが出来た。



人間は皆、政治的人間であり、人間として善く生きようとするなら、政治参加が必要である。



それは決して避けることは出来ず、自己啓発の一部である。



政治参加は自己啓発の実践の一部であり、経済だけに関わっていればいいというのは怠慢である。



竹中平蔵のチャート


竹中平蔵のチャートを改めて見てみると、月が射手座に在住し、水瓶座に惑星集中している。






出生時間をどこに設定しても月ラグナは射手座で、3室水瓶座に惑星集中し、3-10室で星座交換している。



魚座には6、11室支配の金星が高揚し、5、12室支配の火星がコンジャンクトして、2、3室支配の土星がアスペクトしている。



つまり、魚座が6、11室支配の金星によって傷つけられて、火星、土星によって更に傷つけられている。



一方で、射手座から見て3室水瓶座では、9室支配の太陽と7、10室支配の水星がコンジャンクトしているが、射手座ラグナにとって水星と太陽のコンビネーションはヨーガカラカである。



また1、4室支配の木星も在住して、1-7、1-9、1-10、4-9、7-9、9-10のラージャヨーガを形成している。



これらのラージャヨーガにラーフも参加しているが、ラーフもケンドラとトリコーナの支配星と絡んでラージャヨーガである。



従って、竹中平蔵のチャートで言えることは、魚座が激しく傷ついているのと対照的に水瓶座が素晴らしく良い配置をしているということである。



これは日本古来からの魚座の伝統的価値を破壊し、水瓶座の勢力、国際金融資本家のグローバル資本主義、新世界秩序などの構築に貢献し、そこから恩恵を得る配置である。


その為、竹中平蔵はパソナの取締役として、派遣労働者のビジネスを拡大して、富を増しているのである。



グローバル資本主義を推進する世界経済フォーラム(ダボス会議)などでは常に特別待遇を受けている。



これも雇用市場の流動性を作り出す経済の構造改革という大義名分によるものである。



竹中平蔵は、水瓶座の価値に従って、行動していることは確かである。




グルチャンダラヨーガ


水瓶座が常に正しいとは限らず、特に水瓶座で形成される木星とラーフのコンビネーションはグルチャンダラヨーガである。



彼は日本人としては日本を裏切り、国際金融資本家へ日本売りを行なった人物であるが、それがこのグルチャンダラヨーガに非常によく現れている。



そして、ナヴァムシャでもラーフと木星はコンジャンクトして、更に土星からアスペクトを受けている。



ナヴァムシャでもグルチャンダラヨーガを形成している為、竹中平蔵のグルチャンダラヨーガは強力である。



グルチャンダラヨーガは、自分の親や師匠に対して不敬を働くと共に子供が不良化したり、犯罪を犯したり、親の言うことをきかなくなる配置である。



実際の所、今、彼は日本の若者たちから、売国奴として、激しく批判されており、罵られており、それはこの配置によく現れている。



彼はこの先ずっと日本売りを行なった人物として語り継がれるだろう。



水瓶座であれば全て正しい訳ではないのである。



特に彼のいかがわしさというものは、射手座に月が在住しており、彼自身は、水瓶座の価値観を経済部門で成し遂げていくことを自身の成功哲学の成果として捉えていたということである。


以下のように実際、自己啓発セミナーで講師を務めている。


サクセス・コーチの広告塔

成功哲学とコーチングの要素も持つ自己啓発セミナー「サクセス・コーチ」の第一人者、アンソニー・ロビンズの2014年4月の初来日セミナーの際、主催したラーニングエッジ株式会社のオファーでセミナー講師陣のひとりとして講演を行った。

(wikipedia 竹中平蔵より引用抜粋)


非正規雇用の増加などで構造改革が進められた結果、多大な痛みを日本国民に経験させたそのことを彼自身は自らの自己啓発として捉えている風が感じられるのである。



春分点が水瓶座に移動していくから全て水瓶座が正しいというのは間違いである。



水瓶座の時代を牽引する分野においていかがわしい活動というものは沢山あり、特に各国の中央銀行と市中銀行によって行なわれている信用創造などはそれに該当する。



竹中平蔵のチャートでいえば水瓶座でのラーフと木星のグルチャンダラヨーガが、不道徳な「構造改革」を表わしている。



「構造改革」とは水瓶座への移行を意味するが、水瓶座の時代への移行を不道徳に推進する勢力というものには、いかがわしさが付きまとうことは確かである。




(参考資料)



安倍首相のおひざ元・衆院山口4区で起きたこと…これが選挙戦なのか 民主主義が揺らいでいる
2017.10.29 21:07 産経ニュース

今回の衆院選、安倍晋三首相のおひざ元である山口4区では、「権力批判のためなら何をやっても許される」とでもいうような候補者の言動が目立った。選挙活動や言論の自由は最大限尊重されるべきだが、妨害行為を許すような風潮が広がれば、日本の法治主義、民主主義が揺らぎかねない。

 選挙戦終盤の10月17日夜。山口県下関市の公民館で、首相夫人、昭恵氏の個人演説会が開かれた。公民館前に、立候補していた政治団体代表の黒川敦彦氏(39)=落選=が現れ、森友・加計学園問題を追及する演説を始めた。

 演説は、安倍陣営の個人演説会が始まった後も続いた。出席した男性会社員(32)は「外の演説が大きくて、会場の中でも声を張り上げないと聞こえないくらいだった」と語った。

 同19日に開かれた安倍陣営の総決起大会でも、同様の行為が繰り返された。黒川氏は会場入り口に選挙カーを止め、「安倍首相のお友達を優遇する政治が許せない!」と演説した。

 他にも演説会場周辺を選挙カーでぐるぐる回るなど、黒川氏が、安倍陣営の個人演説会の付近に姿を見せたのは、少なくとも4カ所に上った。

安倍陣営によると、選挙カーがすれ違う度に「モリカケの証人喚問はどうするのか!」など、マイクで大声を浴びせられたという。

 公職選挙法225条は、選挙の自由妨害罪として「交通もしくは集会の便を妨げ(中略)選挙の自由を妨害したとき」には、4年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金と定めている。

 これに対し、黒川氏は「どこが選挙妨害なんですか。街頭で選挙運動をするのに問題はなく、安倍氏の支持者に訴えたかっただけだ」と主張した。

 こうした過激な選挙運動は、初日から始まった。

 黒川氏はツイッターに「安倍あきえを取り囲みましょう!」と書き込んだ上で、10日の公示日、参院議員の山本太郎氏とともに、安倍陣営の出陣式に訪れた。その様子をインターネットで動画中継したほか、安倍首相との合同演説会を求める手紙を昭恵氏に手渡した。

 14日には、黒川氏とともに森友・加計問題を追及する市民団体代表の田中正道氏(61)が安倍氏の選挙事務所を訪れた。40分間に渡り、モリカケ問題や憲法改正についてスタッフに詰め寄り、その動画をインターネットで公開した。

動画の撮影とインターネットへのアップについて、田中氏は「許可を得たものだ」と述べた。だが、応対した安倍事務所のスタッフは「撮影しているとは、本人から知らされなかったし、アップされたことは知人から『あんたネットに載っているぞ』と連絡を受けて知った」と訴えた。

 一連の行為は、肖像権の侵害のみならず、脅迫や業務妨害などの刑法に抵触する可能性もある。山口県警下関署の担当者は「違反行為があれば粛々と捜査する」と述べた。

 黒川氏は「陣中見舞いに来た田中氏が、個人で行ったのだと思う」と述べ、自身の選挙運動との関連を否定した。その上で「選挙の戦い方に『普通』はない。そもそも普通の選挙戦なんて数字などの論理的な根拠はないし、法律に違反しなければ何をやっても良いんじゃないですか。私に投票してくれた6600票には、反安倍のモチベーションの高い声が反映された。産経さんはこういうことは書かないと思いますけど」と語った。

 では、メディアはどう報じたのか。

毎日新聞は10月26日のオピニオン面に「森友・加計学園問題終わっていない」「取材拒否に批判の声首相夫人の地元回り」との見出しで、選挙期間中の安倍陣営の対応を批判する記事を掲載した。

 確かに安倍陣営は、「昭恵氏に危害を加えかねない動きがある」として、個人演説会などの取材を拒否した。

 毎日の記事は、この対応について「地元での『森友・加計学園問題隠し』に批判が出ている」と断じた。識者の「有権者に候補者の姿勢を説明する機会をなくしている」とする意見も掲載した。

 19日の総決起大会の様子について「ロビーに報道関係者の会場への立ち入りを禁じる紙が張られ、警察官が警備にあたる『厳戒態勢』が敷かれた。記者はロビーに漏れてくる演説の音を聞くしかなかった」と記した。

 半面、会場入り口で黒川氏が演説をしていたことは書かなかった。

 ツイッターでの「取り囲みましょう」にも触れたが、黒川氏が書き込んだとは、明示しなかった。

 もし自民党以外の候補者や団体を対象に、「○○を取り囲みましょう!」というネットの書き込みや、妨害するかのような会場前での演説が行われていたら、毎日新聞や朝日新聞はどう報じただろうか。

 法律違反は論外だし、違反スレスレの妨害行為も許されない。だが、多くのメディアは山口4区で起きたことを詳細に報じることはなかった。

 「報道しない自由」によって、その行為に加担したとさえいえる。それは「反安倍」を旗印に掲げれば、法律違反すれすれであっても、問題視しないと宣言したに等しい。

 公正な選挙と法治主義は、民主主義国家の根幹だ。それをなし崩しにするか、日本社会は岐路に立っている。(山口支局 大森貴弘)
参照元:安倍首相のおひざ元・衆院山口4区で起きたこと…これが選挙戦なのか 民主主義が揺らいでいる
2017.10.29 21:07 産経ニュース

トランプは得意満面 安倍首相「5兆円」献上の大盤振る舞い
公開日:2019/05/29 15:00 更新日:2019/05/29 16:07 日刊ゲンダイDIGITAL

「令和初の国賓」として3泊4日で来日したトランプ大統領が28日、上機嫌で帰国の途に就いた。プロゴルファーの青木功氏を交えたゴルフ、升席にイスを置いた特設席で大相撲観戦、外国元首として初めて天皇と会見。安倍首相の接待攻勢は海外メディアに揶揄されるほど濃厚だったが、トランプに刺さったのは、「世界で最も米国の経済に貢献しているのが日本」と安倍首相が胸を張る数々の献上品だったようだ。なにせ、「バイ・アメリカン」が決まり文句のトランプ政権発足以降、安倍首相はご機嫌取りで5兆円超も差し出しているのだ。

  ◇  ◇  ◇

 最終日の28日、トランプは海上自衛隊横須賀基地を訪問し、日本に追加購入を迫った米国製ステルス戦闘機F35Bの搭載が可能となる護衛艦「かが」を視察。その後、米海軍横須賀基地に停泊する強襲揚陸艦「ワスプ」に移り、「(日本の)F35戦闘機の数は米国の同盟国の中でもっとも多くなる」と自らのビジネス手腕をアピールした。トランプが「米国の装備品では日本が最大の買い手となった」と得意満面だった通り、安倍政権の兵器爆買いはハンパじゃない。

F35は147機を導入する計画だ。民主党政権時に42機の配備が決まったが、昨年末の防衛計画の大綱などで105機の追加購入を決定。追加費用は機体だけで総額1兆2000億円に上る。秋田県と山口県が配備候補地に挙がる地上配備型ミサイル迎撃システムのイージス・アショアは1基800億円。防衛省は2基の取得関連費を2404億円と試算していて、維持運用を含めると計4389億円になるという。

 “未亡人製造機”とも呼ばれる垂直離着陸輸送機オスプレイは陸上自衛隊に17機導入予定で、計1700億円。早期警戒機E2Dは9機で1940億円、無人偵察機グローバルホークは3機で567億円だという。

 これらだけで、2兆円を優に超える大人買いだ。

■大歓待も意味をなさず

 一方、トランプに押し込まれた通商交渉では、自動車分野や農産品が標的にされている。TPP離脱前の米政府の試算では約4000億円の対日輸出増を見込まれていた。トランプが〈日本と貿易交渉で大きな進展があった。農産品と牛肉は大変な影響がある。7月の選挙後、大きな数字を期待している〉とツイートしたり、「8月に素晴らしいことが発表されると思う」と発言していたことから、ソロバンをはじいているのは間違いない。

元外務省国際情報局長の孫崎享氏は言う。

「安倍政権は日本経済の屋台骨である自動車産業へのダメージを小さくするため、農産品市場の差し出しを決めたのでしょう。米中貿易戦争で打撃を被っている米国農家にとって好材料になります。かといって、トランプ大統領が本丸に見据える自動車分野で手を緩めるとは考えられない。2016年の大統領選でトランプ大統領は自動車産業と関係の深いウィスコンシン、ミシガン、オハイオ、ペンシルベニアを押さえた。再選を果たすには、当選に必要な選挙人の過半数(270)の4分の1を占めるこの4州の勝利は必須です。日本に譲歩させたイメージを有権者に植え付けるため、最も分かりやすい数量規制を求めてくるのではないか。安倍首相の大歓待は意味をなさなかったといっていいでしょう」

 共同記者会見で安倍首相は「トランプ大統領が就任して以来、日本企業は、米国への240億ドル(約2兆6000億円)の新たな投資を決定し、4万5000人の新しい雇用を生み出すことになる」「前回の首脳会談から1カ月の間に日本企業による対米投資は10億ドル(約1100億円)も増加した」と意気揚々だった。売国を鼻にかける男を政権に居座らせたままでいいのか。
参照元:トランプは得意満面 安倍首相「5兆円」献上の大盤振る舞い
公開日:2019/05/29 15:00 更新日:2019/05/29 16:07 日刊ゲンダイDIGITAL










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川崎スクールバス殺人事件 -岩崎隆一の心の闇-



5月28日に川崎市で登校中の児童や保護者20人を殺傷した衝撃的な事件が起こり、容疑者の岩崎隆一は犯行後、自ら命を絶った。


十数秒で19人切り付け=上半身ばかり狙う-川崎児童襲撃
2019/5/29 5:29 時事通信社

川崎市多摩区で、スクールバスを待っていた私立カリタス小学校の児童らが殺傷された事件で、直後に自分の首を切り死亡した職業不詳岩崎隆一容疑者(51)が、わずか十数秒間に19人を相次いで切り付けていたことが29日、神奈川県警多摩署捜査本部への取材で分かった。

殺害された同小6年の栗林華子さん(11)と外務省職員小山智史さん(39)のほか、襲われた児童16人と40代女性はいずれも首や胸、背中など上半身を切られたり刺されたりしていた。捜査本部は強い殺意を持って計画的に襲ったとみて、同市麻生区の同容疑者宅を殺人容疑で家宅捜索。押収物を分析するなどし、動機の解明を進める。

 岩崎容疑者の自宅は現場から西に直線距離で約4キロ離れており、捜査本部は事件前の足取りなども詳しく調べる。

 事件は28日午前7時40分ごろ発生。同容疑者は両手に刃渡り約30センチの柳刃包丁を持って児童らの列に近づき、小山さんの背中などを刺した後、児童と女性を次々に襲撃。栗林さんと小山さんが死亡、女児2人と女性が重傷を負った。

 捜査本部によると、周辺の防犯カメラの映像などを解析した結果、同容疑者が小山さんを刺してから、バスの運転手にとがめられ自ら首を切って倒れるまでは、約十数秒間の出来事だったという。 


こうした事件は個人のカルマとして発芽したものであると考えられるが、事件の大きさからマンデン占星術が扱う事象となってくる。


実際、事件が起こった日時でマンデン図(2019年5月28日 7:40 川崎多摩区)を作成してみると、射手座と双子座の軸にラーフ/ケートゥ軸がトランジットし、土星と火星がその軸で相互アスペクトして、射手座-双子座軸に土星、火星、ラーフ、ケートゥなど凶星の影響が集中していることが確認できる。






通常、土星と火星がアスペクトし合うような場合は、地震、山火事、紛争等、大規模災害に特有な条件であるが、更にラーフやケートゥがそこに絡んでくるため、大規模災害の条件を強く満たしている。


この時、木星は蠍座で逆行し、双子座の火星とラーフに対して、アスペクトしている為、双子座に土星と木星のダブルトランジットも成立している。



いろいろ事件を調べていると、岩崎隆一の過去のアルバムの写真がネット上にアップされており、そこには生年月日(昭和42年12月28日)が記されていた。






その為、この出生データを用いて、チャートの作成を行ってみた。






チャンドララグナ(月ラグナ)とラグナの考え方



最初の段階では、12:00で作成してみたが、月が蠍座の3°37’に位置しており、月が天秤座に在住している可能性も考えられる。



但し、事件が起こった時のトランジットを考えると、もしチャンドララグナが天秤座である場合、土星、火星、ラーフ、ケートゥが3室と9室の軸に集中する形になる。



それだと、事件を生み出すような心理状態は起こらないと考えられる。



何故なら月から見た3室に土星やケートゥがトランジットしている時は、ウパチャヤの凶星で、良い時期だからである。



月が蠍座で減衰して、その上で、月からみて2-8の軸に土星、火星、ラーフ、ケートゥが集中した場合に犯行を動機づけるような屈折した心理状態が生じると考えられるのである。


チャンドララグナから見てラグナロードの火星が8室で、ラーフとコンジャンクトし、土星からアスペクトされる配置は、8室に凶星の影響が集中する形となり、人からの親切を受けたいという切望がある一方で、そうした願望が全く満たされないで、その欲求が摩耗する配置である。


特に月からみた場合、10室支配の太陽と8、11室支配の水星が2室でコンジャンクトし、そこに土星、火星、ラーフ/ケートゥ軸の影響が見られ、3、4室支配の土星がアスペクトして更に傷つけている為、突然、識別力を欠いた不合理な行動に走ったと考えられるのである。



従って、月は蠍座で減衰していなければならない。



出生時間を00:00:01~23:59:59の範囲で作成すると、ラグナは乙女座~乙女座である。



そこからラグナを一星座毎に移動させていくと、魚座ラグナになった時に初めて月は蠍座に入室する。



従って、可能性として、ラグナの取り得る範囲は、魚座~乙女座である。



この中に岩崎隆一容疑者のラグナが存在するはずである。






因みに今回の事件は、鋭いナイフで、小学校の児童や保護者を次々と切りつけるという残忍な暴力を特徴としている。



こうした暴力の表示体は火星であるため、岩崎隆一のホロスコープの中の火星に注目すると、火星は月からみて3室で高揚している。



この高揚した火星が残忍な犯行において強力な実行力をもたらしたことは明らかに思える。



そうするとこの火星は、ラグナによっては機能的吉星化したり、機能的凶星化するが、この火星が機能的吉星化している場合、残忍な暴力をもたらす表示体にならないのである。



この火星は、機能的凶星化していると考えるのが妥当である。



そうすると例えば、魚座ラグナで2、9室支配で11室で高揚する火星だと、全くそうした暴力の表示体にはなり得ない。



また牡羊座ラグナで、ラグナロードで8室支配の火星が10室で高揚するケースにも該当しない。



10室でラグナロードの火星が高揚するようなチャートの場合、その人物は、社会的に活発なリーダータイプであり、決して引きこもりになるようなタイプではない。


従って、牡羊座ラグナも却下される。



また牡牛座ラグナだと、7、12室支配の火星が9室で高揚しており、パートナー関係での良い象意を示す吉兆な配置である。



蟹座ラグナの場合、火星は、5、10室支配のヨーガカラカとなり、最高の吉星であり、7室に在住してルチャカヨーガを形成している。


こうした火星が犯行を犯すはずはなく、むしろ、ビジネスなどで成功する配置である。



獅子座ラグナの場合でも火星は、4、9室支配で6室で高揚しており、良い動機を持ち、障害(敵)に強い吉祥な配置ということができる。



従って、最終的に残ったのは、双子座ラグナと乙女座ラグナの可能性である。



そして、岩崎隆一の生育環境や行動傾向などを検討した所、おそらくラグナは、双子座ラグナである。



ラグナのナクシャトラは、天才的な悪人か、社会を改革する革命家になるかの両極端に揺れ動くアールドラーで、おそらく浄化の苦しみ、清くなるために徹底的に汚れるという象意を持っている為、社会を揺るがすような凶悪犯罪を犯して、社会の歪を自らの人生を使って体現するような形で現れると思われる。


過去においても様々な凶悪犯罪などが、このアールドラーで起こってきたケースが見られる。




4 アールドラー宿には、殺人者、動物捕獲者、嘘・他人の妻・盗み・悪事・分裂を好むもの、籾をもつ穀物、残酷な人、聖句を知るもの、呪詛者、屍鬼(ヴェーターラ)の儀式を知るものが、


(ブリハットサンヒター 第15章 星宿の分野 より引用抜粋)




双子座ラグナの可能性



出生図のラグナを双子座アールドラーに設定すると、ラーフは11室に在住し、火星と木星がアスペクトしている。






火星は、6、11室支配で自室の11室にアスペクトバックし、木星は7、10室支配で11室にアスペクトする形である。




叔父、叔母、従兄と従姉の下で差別された過去


11室の支配星が11室にアスペクトバックする配置は、兄や姉が存在する配置であるが、但し、11室にラーフが在住している場合、腹違いの兄や姉とか、容姿縁組をした両親の血のつながりのない義理の兄や姉といった象意になる。



ラーフは人工的なものを意味し、血縁的な自然な関係を表わさないのである。



岩崎隆一は、6歳の頃、両親が離婚して、父親の兄弟である叔父とその妻である叔母の下で引き取られて暮らすことになったが、その叔父と叔母には実の子供がいて、それが従兄と従姉であった。



つまり、岩崎隆一は、両親が離婚して、父親の兄弟と養子縁組したようなものだが、その叔父の実の子供たちが、血の直接的な繋がりがなく実の兄や姉ではない従兄と従姉であったということである。



岩崎隆一は、この叔父と叔母の家族の中で、差別を受け、例えば、床屋に行くような場合でも叔父と叔母は実の子には、床屋に綺麗に整えるように指示し、岩崎隆一は、丸刈りでいいと指示したようである。



「差別されているようでかわいそうだった」と理髪店店主が述べている。




双子座ラグナに設定すると、11室の支配星は同時に6室の支配星でもあり、兄や姉との確執の表示体となっている。






その火星が8室に在住しており、それで、従兄と従姉との関係における苦悩を表わしている。



11室の支配星が8室で高揚しているということは、従兄と従姉が叔父と叔母の実の子として圧倒的に優位な立場にいて、岩崎隆一自身は、従兄と従姉と差別され、屈辱や苦悩を経験したのである。



岩崎隆一は、今回の事件で、スクールバスを待っていたカリタス小学校の児童たちに対して犯行を行なったが、カリタス小学校とは、私立校で、恵まれた学校であったようである。


そして、ネット上の情報によれば、叔父と叔母の実子である従兄と従姉は、このカリタス小学校に通っていたようである。



そう考えると、岩崎隆一の犯行とは、従兄と従姉と差別されて育てられたことへの復讐であり、彼らが通うカリタス小学校というものが、岩崎隆一にとって、恵まれた従兄と従姉の待遇として、憎しみの対象として象徴化されていたということである。



月から見て2-8室の軸にトランジットするラーフ、ケートゥ、土星、火星が、心理的渇望が満たされない苦悩と、突然の不合理な行動をもたらし、ラグナから見て、1-7室をトランジットするラーフ、ケートゥ、土星、火星が、心境の変化といったものをもたらしたと考えられる。



こうしたトランジットが他者からの心理的サポートが得られない絶望的な精神状態の中で、私立のカリタス小学校に通う恵まれた児童たちを傷つけて復讐を遂げ、自分自らも自殺するという自暴自棄的な行為に走らせたのである。






またラグナを双子座のアールドラーに設定すると、犯行に及んだ2019年5月28日は、金星/ラーフ期である。



ラーフのディスポジターである火星は、ラグナから見て6、11室の支配星で、月から見ても6室の支配星である。



つまり、6室(暴力)の象意が2回出てくることに注目である。



そして山羊座で高揚して、ラグナからみて7、10室支配の木星、月から見て2、5室支配の木星にアスペクトしている。



火星がアスペクトして傷つけているのは、ラーフと木星だけであり、ラーフは火星の星座に在住しているため、アスペクトバックにより強化されている。



従って、犯行によって傷つけられた児童や保護者の表示体は、木星ではないかと考えられる。



木星は子供の表示体であり、広く社会的な観点から児童を表わしている。



その木星がラグナと月から見て6室支配の火星から傷つけられていることが今回の事件を表わしていたのではないかと考えられる。





幼少期の両親の離婚



岩崎隆一は、6歳頃、両親が離婚して家庭が崩壊し、叔父叔母の元で育てられることになった。



6歳頃は、土星/金星期辺りである。



土星は8室の支配星で、月から見た2室(両親、家族)にアスペクトし、土星のディスポジターである木星は、月から2室の支配星で、6、11室支配の火星から傷つけられている。



金星は12室の支配星で、減衰した2室支配の月と6室でコンジャンクトしている。



金星のディスポジターである6、11室支配の火星はラグナから2室にアスペクトし、月から2室支配の木星にアスペクトして傷つけている。



2室や2室の支配星が傷ついている時、家庭環境に問題があったり、両親が喧嘩をしていたり、離婚の危機にあったりする傾向があるが、ダシャーは傷ついた2室に絡んでおり、この時期の経験を説明することができる。





「雀荘」勤務の過去



岩崎隆一は、上記のように過酷な幼少時代を送り、長期間にわたって「ひきこもり」の生活を送ってきた事実に焦点が当たっている。


然し、1985年3月に職業訓練校を卒業後、しばらくして岩崎容疑者は町田市内の「J」という雀荘に出入りするようになり、そして1年が過ぎた18歳の頃、メンバー(従業員)として働き始めたということである。


川崎スクールバス殺人 岩崎隆一容疑者に「雀荘」勤務の過去
2019/6/5 16:15 文春オンライン

 5月28日、川崎市で登校中の児童や保護者20人を殺傷し、自ら命を絶った岩崎隆一容疑者(51)。長期間にわたる「ひきこもり」生活に焦点が集まっているが、「週刊文春」の取材によって岩崎容疑者がかつてマージャン店で勤務していた事実が明らかになった。

 1985年3月に職業訓練校を卒業後、しばらくして岩崎容疑者は町田市内の「J」(現在は閉店)という雀荘に出入りするようになる。そして1年が過ぎた18歳の頃、メンバー(従業員)として働き始める。主な仕事はドリンクの注文や灰皿の交換などの接客、そして客の人数あわせで卓に入って麻雀を打つ「本走」の2つだった。

「J」の元オーナーが当時を振り返る。

「彼は麻雀が物凄く強かった。責任感も人一倍あったので、夜中から朝10時までの夜番の主任を任せていました。メンバーは自分のカネで現金打ちをするから、給料が20万円でも負けが続けばアウト(店への借金)を作ってしまうものですが、彼はいつも7、8万のカネをポケットに入れて、それだけで賄っていた。麻雀をやる人間は、ゲームの時に財布を出すと舐められるから財布を持たない。事件後の報道で、彼のポケットに現金で10万円が入っていたと聞いて『彼らしいな』と思いました」

 6月6日(木)発売の「週刊文春」では、同級生や友人、仕事仲間などの証言から彼の犯行にいたるまでの51年の人生を4ページにわたって詳報している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年6月13日号


つまり、この記述によれば、1986年3月ぐらいから働き始めたことになるが、この頃は、マハダシャー水星期に移行する直前である。


双子座ラグナであれば、水星は1、4室支配で7室で3室支配の太陽とコンジャンクトしている。


7室は10室からみた10室であり、10室の本質のハウスであり、7室は仕事や社会性を表わすハウスである。


従って、この7室に在住する水星期に雀荘に務めて、従業員として働いていたということが、説明可能な配置である。



因みに双子座ラグナに設定すると、3室支配の太陽が7、10室支配の木星と、3-7の星座交換をしている。


時々、客の人数合わせで卓に入って麻雀を打つ業務もあったようだが、3室は手を使った軽作業を表わし、7室は対人的な仕事を意味している。



また水星と、水星とコンジャンクトする太陽は、共にムーラ(ケートゥ)に在住しており、ディスポジターの7、10室支配の木星もマガー(ケートゥ)に在住しているが、ケートゥは天秤座の5室に在住しており、雀荘の象意と一致している。


5室は娯楽、エンターテイメントのハウスであり、天秤座は、カジノやパチンコ、ゲームセンターなどの表示体であり、5室の天秤座というのは、雀荘の象意に一致している。




岩崎隆一のラグナは?


このように双子座ラグナの可能性について検討してきたが、双子座で正しいと完全に納得できた訳ではないため、更に検討を重ねる必要がある。


但し、チャンドララグナはおそらく月であることは間違いないと思われる。




月から見た2-8の軸に土星、火星、ラーフ、ケートゥの集中が、今回の犯罪を犯すような心理状態をもたらしたのである。


もし月が天秤座にあったら、そのような心理状態になりそうもない。


従って、ラグナを魚座から乙女座の間で探すのが妥当である。



そうした中で、乙女座ラグナという可能性も考えられるが、双子座ラグナというのは、最も可能性の高いラグナと思われた。




岩崎隆一の心の闇


今回の分析が正しければ、岩崎隆一の心の闇は、幼少時の家庭崩壊、叔父叔母、従姉、従兄との関係という生育環境から来ているのである。


それは2室支配で6室で減衰する月によって表されており、月のディスポジターである火星が6、11室支配の機能的凶星でラグナからみた2室、月からみた2室の支配星にアスペクトして傷つけている配置に現れている。


この2室支配で減衰する月に岩崎隆一の心理的不安定さが現れており、ディスポジターが凶暴な6、11室支配の火星で、それが高揚しているが為にそれが過酷な暴力として現れたのではないかと思われる。






火星は10室の支配星にアスペクトしており、ディスポジターの土星は10室に在住しており、10室に6室支配の火星と8室支配の土星の影響が見られる。


また火星と土星はそれぞれ6室の表示体、8室の表示体でもある。


また火星はダニシュター(火星)に在住しており、土星はウッタラバードラパダー(土星)に在住しており、火星と土星は、定座となるナクシャトラに在住して強化されている。


これも注目すべき点である。






10室(行為)に土星と火星の影響が見られるため、世間に悪名を轟かし、大きな社会的影響をもたらしたのである。


そして、もし双子座ラグナであれば、犯行時のトランジットでは、ラグナとラグナロードの水星に土星、火星、ラーフ/ケートゥ軸の影響が見られ、このようなタイミングは、パーソナリティーが変容するタイミングである。


急にアイデンティティやパーソナリティーが変容して、何か突飛な行動を取りやすいタイミングであるとも言える。


もし乙女座ラグナの場合であったとしてもラグナロードや10室や10室の支配星に土星、火星、ラーフ/ケートゥ軸の影響が生じる為、その為、乙女座ラグナの可能性も検討の余地がある。




【2019年7月3日 追記】

因みに今回の事件で、外務省の小山智史氏が亡くなっており、ミャンマー語の通訳担当官として将来を期待される人材であったという。

何故、この外務省の高級官僚であった小山智史氏が事件に巻き込まれたかを考えると、やはり、6、11室支配の火星が7、10室支配で獅子座に在住する木星にアスペクトして、木星を激しく傷つけていたからではないかと思われる。

この木星は太陽と星座交換しており、太陽は政府を表わすため、獅子座に在住し、太陽と星座交換している木星は、高級官僚の表示体であると考えられるからである。


また今回、岩崎隆一は、犯行後、自らの首を切って自殺しているが、おそらく首を切って自殺したのは、6、11室支配で8室で高揚する火星が2室(首)にアスペクトして2室を傷つけているからではないかと思われる。


更に今回、事件後に犯人宅に出入りしていた「40代女性」は誰かとニュースで報じられている。

この女性は、おそらく訪問介護のヘルパーであり、岩崎隆一の自宅に訪れて、家事を行なっていたのではないかと思われるが、おそらくこの訪問介護のヘルパーの女性は、蠍座6室に在住する金星や月が表示体ではないかと考えられる。

何故なら6室は部下や雇用した従業員を表わしており、お金を支払うことで初めてサービスを提供してくれる女性を意味している。

従って、岩崎隆一にとっては、この女性とのコミュニケーションはそれ程、楽しいものではなかったと考えられる。

5室支配の金星が6室に在住しているため、恋愛感情というものが挫折するお金の関係なのである。

但し、月ラグナから見ると、金星は7、12室支配でラグナに在住している為、一見、周囲の人間が「お嫁さん」と勘違いするような疑似的な妻の役割をしていたのかもしれない。

ただ金星は2室支配で6室で減衰するマラカの月とコンジャンクトしており、またディスポジターの火星は6、11室支配で8室で高揚していた為にこうした訪問介護ヘルパーの存在も岩崎隆一の心の穴を埋めることは出来なかったようである。

岩崎隆一が犯行に及び、自殺を遂行したのは金星/ラーフ期であったが、マハダシャーの金星は12室の支配星でマラカの2室支配の月とコンジャンクトし、アンタルダシャーのラーフはディスポジターの火星がマラカの2室にアスペクトし、月からみた2室支配の木星にアスペクトしていたからではないかと思われる。

マハダシャーの金星は5室の支配星であるが、6室に在住し、減衰するマラカの月とコンジャンクトしていた為、あまり良い働きは出来なかったと考えられる。

もし双子座ラグナで正しいなら、今回の事件の様々なエピソードがこうしたロジックで説明することができる。



(参考資料)



川崎襲撃事件犯人宅に出入りしていた「40代女性」は誰か
2019.06.10 16:00 週刊ポスト

 川崎市で私立カリタス小学校の児童や保護者ら20人が殺傷された事件は、岩崎隆一容疑者(51)が犯行直後に自殺したことで、いまだ真相に多くの謎を残したままだ。

 幼少期に両親と引き離され、長く伯父夫婦と同居していた生活の中で、犯行に繋がるようなきっかけがあったのか。事件直後、近隣を取材する中で“岩崎家に出入りする女性”の存在が浮上した。岩崎容疑者を古くから知る近隣住民の女性が語る。

「最近になって30~40代くらいの女性が家にいて、家事などをやっているようだったので、てっきり隆ちゃんのところにお嫁さんが来たのかと思っていたのよ。それがまさかこんなことになるなんて……」

 岩崎家に新聞を届けていた配達員も言う。

「(代金を支払うのは)いつもはお年寄りなんだけど、最近は若い40代くらいの女性が払ってくれることがあった。家族なのかと思っていた」

 女性は何者なのか──正体はすぐに明かされた。

「川崎市が会見を開き、高齢の伯父夫婦が訪問介護のヘルパーを受け入れるにあたり、引きこもり状態にある岩崎容疑者のことで市に相談があったことを明らかにしました。市ははっきりと明言しませんでしたが、最近になって介護ヘルパーの訪問を受け入れていたようです。近隣住人たちが目撃していたのは、ヘルパーの女性だったのではないか」(社会部記者)

 岩崎家は近隣との付き合いが薄かったため、介護ヘルパーが「家族」や「お嫁さん」と誤解されていたようだ。しかし、この女性の存在が目撃されるようになって間もなく、岩崎容疑者は犯行に及んだ。

 岩崎家には伯父夫婦の姿もすでになく、出入りする者は誰もいない。ヘルパーへの誤解は、岩崎家が陥っていた“孤独”を象徴していたのかもしれない。

※週刊ポスト2019年6月21日号
参照元:川崎襲撃事件犯人宅に出入りしていた「40代女性」は誰か
2019.06.10 16:00 週刊ポスト











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吉本興業のお笑い芸人大量謹慎処分 -宮迫博之のチャートを検討する-



吉本興業のお笑い芸人、宮迫博之他11人が振り込め詐欺グループの忘年会に出席していた件で、6月7日発売の「フライデー」がこの問題を報じることを受けて、吉本興業は、これを仲介したカラテカ入江慎也を2019年6月4日付で、解雇処分としていた。

これについて、ネット上では、この処置をとかげの尻尾切りではないのか、何故、宮迫ら他のメンバーは解雇にならないのかといった意見などで騒動が拡大し、吉本興業は、24日、忘年会に出席していた11人を当面、謹慎処分とする旨を発表した。

この件について宮迫博之は、当初、金銭は受領していないとしていたが、後に吉本興業の聞き取り調査によって、金銭の授受が認められたため、今回の処分となったとニュースは伝えている。

まず、私が違和感を持ったのは、宮迫博之が金銭を授受していないと主張した点である。

これが違和感があるのは、もし金銭の授受をしていないのであれば、振り込め詐欺グループと濃密な人間関係を構築しており、金銭の授受がなくても付き合いで参加したことになってしまうからである。




もし振り込め詐欺グループだと知らずに通常の営業活動として金銭を受領した上で、忘年会に参加してしまったのであれば、仕事上、依頼があって金銭を受領した上で、サービスを提供することは日常の営業活動である。

顧客についての情報の収集にはある程度、限度があるため、よく分からないで参加してしまったというのは、過失ではあるが、受領した金銭を返上したり、詐欺被害者の救済活動などに償還するなどの行為によって、過失の責任を取ることは出来る。

然し、金銭の受領をせずに参加していたのであれば、日頃からそうした振り込め詐欺グループとの関係があり、その犯罪を知りながら関わりを続けていたという点で、より腐敗は深刻である。

従って、何故、金銭の受領が争点なのかがよく分からない点であった。

実際には、先方が振り込め詐欺のグループであるということを知っていたが為に「振込み詐欺のグループとは知らなかった」という善意の事実を争点に出来なかったのでないかとも思われる。

週刊誌の記事などの論調では、振込み詐欺のグループの酒の席で、普通にグループのメンバーが詐欺について話しており、知らなかったなどということはあり得ないことであるという。

従って、そうしたグループの酒の席で、詐欺の犯罪を知った時点で退席するのでもなく、その場で、営業サービスして、最後に報酬を得て、詐欺グループの同類に堕したという点で問題ありである。

今回の件を仲介したというカラテカ入江慎也は、詐欺グループにより近いと考えられ、彼らの素性を知っていた可能性が高く、またカラテカ入江慎也の仲介を受けた宮迫博之らも営業する相手の素性を知っていた可能性があり、そうした場合、犯罪による汚い金銭であることを知った上で、営業を行ない、報酬を得ていたという点で、かなり倫理的な感性に問題ありである。

実際の真相については分からないが、芸能人もただ芸を披露すればよいだけではなく、善悪正邪に無頓着でいれば、後で政治的に社会的に裁かれる一例である。


因みにこの謹慎処分を受けたメンバーの最年長の宮迫博之は、今回の騒動について非常に責任が重いと見なされている。




宮迫博之の出生図


チャートを作成してみて、種々検討の結果、宮迫博之は、獅子座ラグナではないかと思われる。






獅子座ラグナの場合、10室(仕事)と3室(メディア、芸能)を支配する金星は、芸能の仕事を表わす表示体である。


この金星がメディア、芸能の3室にアスペクトバックし、5室(創造性、演劇)支配の木星と相互アスペクトしている。


宮迫博之は、お笑い芸人であるが、wikipediaによれば、元々は俳優志望だったという。



お笑い芸人ではあるが、元々松田優作に憧れて俳優の仕事に興味があり、俳優になるための手段として、演技の勉強のためにお笑いをやっていた。実際、俳優活動には積極的で、お笑いタレントの出演として期待されるものとはかけ離れたシリアスな役、悪役なども多くこなしている。演じる役の大半が東京出身の人間であるため、標準語を使って演じることがある。

(wikipedia 宮迫博之より引用抜粋)


”お笑いタレントの出演として期待されるものとはかけ離れたシリアスな役、悪役なども多くこなしている”のは、3、10室支配の金星に土星と火星がコンジャンクトしているからである。



生来的凶星によって傷つけられることで、演じる役柄が、悪役なのである。


そして、これは今回、宮迫博之が、芸人としての営業活動で、詐欺グループと関わることになった配置でもある。


土星と火星は、バラニーに在住しており、CIAのような諜報機関の人物のように裏社会の掟に精通する人々との交流を表わしている。


しばしば手段を選ばない欲望にストレートで破壊的な人々である。



27 バラニー宿には、血のついた肉を食べる人、残酷な人、殺戮・捕獲・破壊を好む人、籾のある穀物、低い家系に生まれたもの、精神の弱い人が属する。

(ブリハットサンヒター 第15章 星宿の分野より引用抜粋)


従って、金星がバラニーに在住する土星や火星とコンジャンクトすることによって芸能活動においてそうした物騒な人物に取り巻かれている印象なのである。


5、8室支配の木星が3室に在住して、3-5の絡みが生じており、演劇(5室)、芸能(3室)などの活動を意味しており、それが、3、10室支配の金星(芸能の仕事)と相互アスペクトすることによって、お笑い芸人や俳優の仕事を表わしている。


この時に木星は8室を支配し、土星は6室の支配星であるため、6-8の絡みが生じ、また土星は8室の表示体、火星は6室の表示体であるため、それが3室、5室、10室の支配星に影響している状況である。


6-8の絡みは、犯罪を免れ得ない、犯罪に巻き込まれる配置であると言われるが、実際、宮迫博之も犯罪者と関わることによって、自分自身も犯罪者のように扱われることになっている。


金星に影響する6室や8室、土星や火星は、芸能活動を激しく傷つけているということである。



結婚のタイミング


実際に獅子座ラグナで間違いないと判断したのは、結婚のタイミングをチェックした時である。



宮迫博之が結婚したのは、1998年で、その時のダシャーは、ラーフ/土星期で、獅子座ラグナであれば、ラーフは7室に在住し、土星は7室の支配星である。



1998年のトランジットを見ると、以下のように推移している。






ラーフ/ケートゥは1-7軸にあり、木星は7室を通過し、土星は7室の支配星にコンジャンクトして、7室にダブルトランジットが生じていた。



従って、結婚のタイミングである。



因みに宮迫博之は、芸能界屈指の恐妻家で、相手の女性は年上で、完全に尻に敷かれる関係性のようである。



妻は2歳年上の姉さん女房であり、芸能界屈指の恐妻家として知られている。家では「あんたが料理作ると油が飛び散るからやめて」とか、疲れて帰ってきた時も癒してもらえないどころか「ゴミ出しといて」と言われる等々、尻に敷かれる関係ぶりだという。息子のお弁当も宮迫が作っていた。卵焼きは妻も大絶賛であり得意としている。しかしインフルエンザになりフラフラでも病院に連れて行ってもらえなかったエピソードで弁護士軍団から「充分離婚要素になる」と言われた。『行列のできる法律相談所』の「気の毒な夫決定戦」では初代と第8回のチャンピオンになっている。本人によると、妻とは18歳の時に知り合い、6年ほど交際して宮迫が「先が見えないし、養えないし、結婚できない」と切り出して別れたが、それから一年ほどして宮迫が東京に進出し、仕事が無くくすぶっていた頃に突然電話があり、「今すぐ私と結婚するか、もう二度と会わないかどちらか選んで」と言われて結婚を選んだとのこと。それから一週間後くらいに突然「二週間後に式場決まったから」と言われて慌てたこともあった。

(wikipedia 宮迫博之より引用抜粋)


宮迫博之の配偶者は強烈な人物で、まさに6、7室支配で9室牡羊座で減衰する土星が表示体となる人物である。



この土星は減衰しているが、ディスポジターの火星とコンジャンクトしている為、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。



また6室支配の土星が減衰しているため、パラシャラの例外則によってラージャヨーガ的に働く配置である。



宮迫博之の私生活とは、まさにこの配偶者との闘争の日々であり、この過激な妻から尻に敷かれることで磨かれる人生を表わしている。



9室は師匠のハウスであり、頭が上がらない影響される存在を表わしている。



通常、支配者となり逆らえない存在は8室であるが、9室はそれとは違った意味で、やはり影響される相手である。



宮迫博之は、この配偶者との関係性が象徴するように今回の詐欺のグループの忘年会にも逆らえずに参加した可能性がある。



9室に在住する惑星群であるため、宮迫博之に影響を及ぼしたことが考えられる。



獅子座ラグナは7室の支配星が土星であるため、しばしば年上の配偶者と結婚するのであるが、ラーフが7室に在住し、ディスポジターが牡羊座で減衰しているため、相手は激しい性格の人物である。


突然電話があり、「今すぐ私と結婚するか、もう二度と会わないかどちらか選んで」と言ったり、それから一週間後くらいに突然「二週間後に式場決まったから」と言ってくるような相手である。


(※7室支配の土星はニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則によりラージャヨーガ的に働く配置であり、この短気でキレやすい妻の存在が、上記のように結婚を即座に実現させたり、宮迫博之によっては人生を推進する上で、逆に良い働きをしていることを示している)



一方で、宮迫博之の性格は、ラグナにケートゥが在住している為か、日常の宮迫博之は、意外にも生真面目で、根暗で、大人しい人物のようである。



テレビなどでは、常にテンション高くキレることが多いキャラクターで見られているが、実際のところ普段はかなりおとなしく、ときに「根暗」で「生真面目」とまで表現される。「(寂しいと死んでしまう)ウサギの8倍くらい淋しがり屋」とも自ら話している。

(wikipedia 宮迫博之より引用抜粋)


また”ウサギの8倍くらい淋しがり屋”という表現があるが、月が12室の支配星で、両側に惑星がないため、ケーマドゥルマヨーガで、惑星からのアスペクトも受けていないことから来ているのではないかと思われる。


月から見てケンドラに水星と太陽の2つの惑星が在住している為、キャンセルの要素はあるが、然し、月が他の惑星からアスペクトされていない為、彼は月期になると孤立して、他の人からの連絡や接触がなくなってしまうのではないかと思われる。




謹慎のため、芸能活動を休止の現在



現在、宮迫博之が謹慎の為、芸能活動休止となってしまったのは、12室支配でケーマドゥルマヨーガで、惑星からのアスペクトを受けていない寂しい月に対して、土星がトランジットして、サディサティの最も厳しい時期を経過しているからである。


そして、世間に悪名を轟かす形で、全国放送で大々的に報じられ、悪い意味で、有名になっている状況は、土星が逆行して、10室にアスペクトし、木星も逆行して10室と10室の支配星にアスペクトして、10室にダブルトランジットが生じている為である。



おそらく芸能活動の休止が決定された2019年6月24日、宮迫博之のダシャーは、木星/金星/月期である。


プラティアンタルダシャーの月(12室支配)に土星がトランジットして、サディサティの最も厳しい時期を経過していたからこそ、今回のようなメディアから消去される騒動に発展しているのである。


例えば、今回、宮迫博之の活動休止が決まったことで、番組の途中で、突然、テレビの画面に直前まで映っていた宮迫が、直後に画面から消えて、別の芸人に取り換えられるといった非常に寂しい状況が生じている。


宮迫博之 MBS「明石家電視台」に出演も17分後に姿消す…「一部不体裁」と謝罪
2019.06.25 神戸新聞

MBS「痛快!明石家電視台」(月曜、後11・56)が24日、放送され、吉本興業から謹慎処分を言い渡された雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が冒頭から出演した。番組ホームページでは「放送内容を変更してのお送りとなります」として「実際どうなん!?木下大サーカス(再)」と再放送をすることになっていた。しかし、冒頭から当初の予定通り「大解剖 最新女性下着の世界」を放送し、放送開始から約17分を経過した時点で画面は突然、木下大サーカスに変わった。その後、宮迫の姿はなかった。

番組冒頭、辻沙穂里アナウンサーが「今回は男も女も知らない女性用下着と題して…」と番組を始めた。次の画面で宮迫がひな壇の後列に座っているところが放映された。その後もMCの明石家さんまが下着について日ごろ思うことを述べていた。

スタートから約17分、さんまが出演者の重盛さと美に話を振っている途中で唐突に画面が変わり、木下大サーカスに変わった。

さらに15分ほどが経過した後、テロップが流れ「番組の放送中に一部不体裁がありましたことをお詫び申し上げます」と視聴者に謝罪した。

番組ホームページでは宮迫が処分されたことを受け、「放送内容を変更してのお送りとなります」として「実際どうなん!?木下大サーカス(再)」と再放送することを告知。当初は「大解剖 最新女性下着の世界」を放送する予定だった。MBSは急な対応を迫られ、完全には間に合わなかったとみられる。


とにかく芸能界から存在を抹消された印象なのである。


これほど強く露骨に12室(隠遁、隔離)の象意が現れたのは、プラティアンタルダシャーの月に土星がトランジットしているからである。



またこうした状況は、以下のように既にフジテレビ系「バイキング」の降板という形で前兆として現れていた。


宮迫博之、「バイキングを全否定」発言で坂上忍と遺恨に発展か!?
2018年9月18日 09:58 Asagei+plus

今年3月末でフジテレビ系「バイキング」の金曜MCを降板した雨上がり決死隊の宮迫博之。昨年8月に自身の不貞疑惑が報じられた際には、同番組内で“生釈明”を行ったことで注目を浴びた宮迫だが、降板から半年を経て「降板した理由」を告白した。

 それは去る8月28日に放送されたラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBSラジオ)でのことだった。共演者のスピードワゴン・小沢一敬に「しんどいから(『バイキング』を)辞めた」と語った宮迫。さらには「プライベートでも『憶測でそういう人のこと言うてあげんな』って言ってしまうタイプが、そんなものの司会やったらアカン」とも語った。要するに、自分は芸能人のスキャンダルや噂話について憶測で言えるタイプではなく、番組との相性が良くなかったということを明かしたのだ。同番組での宮迫についてテレビ関係者が証言する。

「確かに彼は『バイキング』が時事問題を取り上げるようにシフトした一昨年あたりから『オレには向いてない』と周囲にこぼしていました。そのうえで、降板を決定付けたのはMCを務める坂上忍との衝突。坂上としては踏み込んだコメントをしない宮迫にイライラが募っていたんですよ」

 それでも穏便に降板した宮迫だったが、前述の「アッパレ‐」での発言が「坂上との遺恨に発展しかねない」と、同関係者は指摘する。こう続けた。

「降板の理由を説明する際、宮迫は『昔から噂話とか人のことをとやかく言うことが嫌い』とも語っていたわけですが、これは完全に『バイキング』と坂上に対する全否定ですよ。実際、番組スタッフから『坂上が宮迫の発言を知って立腹している』との話も聞きました。正直に言ってしまうあたり、宮迫も相当腹に据えかねるものがあるのでしょうね」

 両者の関係を見守りたい。

(白川健一)



2019年9月以降、12月にかけて、木星が射手座に入室することによって、土星と木星が射手座を通過すると、12室の支配星にダブルトランジットするため、本格的に謹慎に入っていく訳である。そして、その時期はトランジットの土星が月の上を通過するサディサティの最も厳しい時期でもある。


年内の復帰はできない状況である。


5室にもダブルトランジットが生じるが、5室は10室から見た8室目であり、仕事の中断のハウスである。



因みに来年2020年1月から土星と木星は山羊座に入室して、6室と12室にダブルトランジットする。



従って、依然として、世間の批判に晒された状態で、事務所からは契約の解除に近い扱いになり、隠遁状態を強いられることになる。



マハダシャーの木星は、6、7室支配の土星、4、9室支配の火星からアスペクトされており、アンタルダシャーの金星も6、7室支配の土星、4、9室支配の火星とコンジャンクトして、激しく傷ついている。



但し、マハダシャーの木星自体は、生来的機能的吉星であり、アンタルダシャーの金星も機能的凶星ではあるが、生来的には吉星で、両者は絡んでおり、基本的にマハダシャーが生来的機能的吉星であるため、今回の事件が致命的な問題となる可能性は少ないと考えられる。


おそらく土星が山羊座に移行して、サディサティの最も厳しい時期が終わり、更にアンタルダシャーが太陽期(2021年半ば~)になった段階で、太陽は魚座に在住し、木星の星座に在住していることによって、マハダシャーの象意が強調されることになる。


そうすることによって、土星と火星から傷つけられたアンタル金星期の象意は終わっていくものと考えられる。


2011年初めからのマハダシャー木星期自体は、土星と火星から傷つけられながらも特に芸能活動は順調に行なわれてきたはずである。


また、おそらく今回、プラティアンタルダシャーは土星からコンジャンクトされている12室支配の月であることも影響している。


12室とはまさに謹慎、隠遁の象意だからである。



【その他の検証】




恐妻家の配置


因みに宮迫博之のチャートの特徴として、更にラグナロードの太陽と2、11室支配の水星が8室に在住していることが挙げられるが、ラグナロードの太陽が8室に在住する配置は、優位なパートナーに依存したり、仕え、また世話してもらう配置である。


配偶者の収入や実家に頼り、恐妻家となり、配偶者から尻に敷かれる配置ということが出来る。


また収入を表わす2室と11室の支配星が8室に在住する配置は、しばしば収入が配偶者の収入や家族から得られることを表わすが、一方で、配偶者に自分の収入を貢ぐ配置とも言うことが出来る。





兄と妹の存在


宮迫博之には、兄と妹が存在するが、3室と3室支配の金星に木星と火星が絡んでいることが妹の存在を示唆している。


また月からみた3室と3室の支配星にも木星と火星が絡んでいる。


兄が存在することは11室と11室の支配星に木星がアスペクトし、また月からみた11室と11室の支配星にも木星と火星が絡んでいることが表わしていると考えられる。




胃がんの手術


宮迫博之は、2012年12月6日に胃がんのため、休養し、手術を行っている。


ダシャーはおそらく木星/木星/ラーフ期で、木星は8室支配で、6、7室支配のマラカの土星と、火星からアスペクトされている。


またラーフはマラカの7室に在住している。


木星はスヴァーティー(ラーフ)に在住し、ラーフは、シャタビシャー(ラーフ)に在住しているため、木星もラーフも7室に在住するラーフの象意が強調されることになる。


何故、胃がんかと言えば、獅子座あるいは5室には胃という象意があり、5室支配の木星がラーフのナクシャトラに在住して、激しく傷つけられていること、またプラティアンタルダシャーが正にラーフだったことなどが考えられる。


ラーフは癌(ガン)の表示体である。




長男誕生


第1子となる長男が誕生したのは、2001年で、ダシャーはラーフ/水星期である。


2001年1月のトランジットを確認すると、土星と木星が牡牛座で逆行しており、土星は5室支配の木星にアスペクトし、木星は5室にアスペクトして5室にダブルトランジットしていた。


また土星も木星も逆行して、9室と9室の支配星にもダブルトランジットしていた。



出生図のラグナが獅子座の場合、サプタムシャ(D7)のラグナの取り得る範囲は、獅子座~水瓶座までであるが、このうち、ラーフ/水星期に子供が誕生しそうなのは、ラーフと水星が1室、5室、9室に在住する天秤座ラグナの場合と水瓶座ラグナの場合である。


サプタムシャの幅は、4°17’8.57”であり、ラグナが獅子座の3番目のサプタムシャに位置している場合にサプタムシャ(D7)のラグナは天秤座となる。






不倫疑惑報道


2017年8月8日に不倫疑惑でワイドショーを賑わしており、2002年と2011年にも報じられている。


2002年はラーフ/水星期であり、2011年は木星/木星期、2017年8月は、木星/水星期である。


水星は2室の支配星で、8室に在住しているが、2室は7室から見た8室の支配星である。


また木星は8室の支配星で、3室に在住している。


8室は三角関係のハウスであり、支配者と関わるハウスであり、自分が愛人の立場となる。


従って、2室の支配星の時期は、自分が支配者となって愛人を囲う時期ということが出来る。


また8室は通常、スキャンダルなどを表わし、政治家が愛人問題で辞任に追い込まれるといった場合、大抵8室が関わっているのである。


8室はその人物の活動を中断、行き詰まりに追い込むハウスである。


然し、宮迫博之の場合、5、8室支配の木星が8室にアスペクトバックして保護している為か、メディアに騒がれることはあるにしても、仕事の中断などあまり大ごとにならずに済んで来たのである。



以上のように一通りの出来事について説明することが出来る為、出生図のラグナは獅子座で間違いないと思われる。





(参考資料)



宮迫博之さんら11人謹慎処分 吉本興業 反社会勢力の会合参加で
2019年6月24日 18時00分 NHK NEWS WEB

大手芸能プロダクションの吉本興業は、5年ほど前に開かれた反社会的勢力が主催する会合に参加して金銭を受け取っていたとして、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんら、所属するお笑い芸人11人を当面の間、活動を停止する謹慎処分にしたことを明らかにしました。

この問題を巡っては、平成26年の年末にお笑いコンビ「カラテカ」として活動していた入江慎也さんが、振り込め詐欺に関係するグループの会合に、複数のお笑い芸人を出席させていたとして、今月4日、吉本興業との間での契約を解消しています。

その後、吉本興業は、所属するお笑い芸人にヒヤリングなどを行った結果、11人がこの会合に参加して金銭を受け取っていたとして、24日、謹慎処分にしたことを明らかにしました。

処分を受けたのは、「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん、「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さん、「レイザーラモン」のHGとして活動する住谷正樹さん、「ガリットチュウ」の福島善成さん、くまだまさしさん、「ザ・パンチ」のパンチ浜崎さん、「天津」の木村卓寛さん、ムーディ勝山さん、「2700」の八十島宏行さんと常道裕史さん、そして、「ストロベビー」のディエゴさんの合わせて11人です。

11人は、舞台やテレビ番組への出演などの活動を当面の間、停止するということです。

吉本興業は当初、この11人が金銭を受け取っていたことは確認できないとしたうえで、会社に無断で営業活動を行ったとして厳重注意の処分としていましたが、その後の調査で金銭のやり取りがわかったということです。

また、11人は、反社会的勢力が主催した会合だったという認識はなかったとしています。

宮迫さんがコメント「深く反省」

謹慎処分を受けた雨上がり決死隊の宮迫博之さんは、コメントを出し、「皆様に大変なご迷惑をおかけし申し訳ございません。そういった場所に足を運んでしまい、間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております」と謝罪しました。

そのうえで「相手が反社会勢力だったと言うことは今回の報道で初めて知ったことであり、断じてつながっていたという事実はないことはご理解いただきたいです。どれぐらいの期間になるか分かりませんが謹慎という期間を無駄にせず皆さんのお役に立てる人間になれるよう精進したいです」としています。

田村亮さん「虚偽の説明した事を謝罪」

謹慎処分を受けたロンドンブーツ1号2号の田村亮さんは、「特殊詐欺グループの開いた会に私ロンドンブーツ1号2号田村亮が参加した件で、金銭の受け取りがございました。自分の都合のいいように考えてしまい、世間の皆様に、虚偽の説明をしてしまった事を謝罪させて頂きます」とするコメントを出しました。

一方で、「特殊詐欺グループとは本当に知りませんでした。そこだけは信じて頂きたいです。自分を見つめ直し二度とこんな行動をしない人間になるようにします」としています。

吉本興業「責任を痛感」

吉本興業は「事実確認の結果を重大な問題であると考え、今回の処分に至りました。会社としても責任を痛感しています。関係者やファンの皆様にご迷惑をおかけしたことを、深くおわびいたします。今後、所属タレントへのコンプライアンス研修の一層の強化を図り、全社一丸となって、社内意識の徹底を行ってまいります」とするコメントを発表しました。

街の人たちは… 今回の件について、大阪 難波千日前の「なんばグランド花月」の周辺で聞きました。

大阪府内に住む68歳女性は「会社に黙って闇営業をしたのだから、処分を受けるのは当然だと思いますし、どんな相手かきちんと調べておくべきだったとも思います」と話していました。

福井県から来たという65歳女性は「今回たまたま発覚しただけで、今までにも同じようなことがあったんじゃないかなと思います」と話していました。

大阪府内に住む30歳男性は「宮迫さんはいちばん好きな芸人さんだったので、こういうことがあって残念です。テレビからいなくなると思うと残念ですが、いつか戻ってきてほしいです」と話していました。
参照元:宮迫博之さんら11人謹慎処分 吉本興業 反社会勢力の会合参加で
2019年6月24日 18時00分 NHK NEWS WEB

たむらけんじ 宮迫博之の謹慎に涙「なんで嘘をついたのか」
2019年6月24日 18時11分 女性自身

6月24日、お笑い芸人のたむらけんじ(46)と月亭方正(51)が関西のニュース番組「ミント!」(MBS毎日放送)に出演。雨上がり決死隊・宮迫博之(49)らの謹慎処分についてコメントした。

発端は写真週刊誌「フライデー」が7日に「宮迫ら人気芸人が事務所を通さず、振り込め詐欺集団の忘年会に参加した」と報道したことだった。同誌の直撃に宮迫は「反社会的勢力とは知らなかった、ギャラはもらっていない」と弁明していた。

だが24日、吉本興業は公式ホームページで宮迫ら11名の芸人を「本日をもって、当面の間、活動を停止し、謹慎処分とする旨を決定致しました」と発表。

芸人らが否定していたギャラの受け取りについては「弊社が、複数回にわたり、該当タレントへのヒアリングや各自の記憶の整理、確認を丁寧に行った結果、(中略)、一定の金銭を受領していたことが認められました」と撤回した。

たむらは宮迫が直撃を受けた3~4日後に直接話を聞いたと明かし、「『反社会的勢力だと直撃されて初めて知った』と聞いた。正直に『お金もらってしまってた。でも反社会的勢力とは知らなかった』と言っておけば、ここまで大きくはならなかったと思う」とコメント。涙を流し、こう続けた。

「『お金をもらってないと嘘ついてた』ってなると、世間の皆さんは『じゃあ反社会的勢力って知ってたんじゃないですか』と、そこまで疑われてしまう。やっぱり嘘ってほころびを生む。なんで最初に言えなかったのかっていうのが、本当に悔しい」

また方正は「人間嘘ついたら絶対あかん。11人をよく知っているけど、反社会的勢力と知らなかったというのは、絶対本当やと思う。嘘をついたこと、周りに迷惑をかけたことは本当に反省してほしい」と冷静にコメント。「今言うことではないですが」と前置きしつつ、「また戻ってきてほしい。先輩としてできる限り応援はしようと思っています」と語った。

また、たむらは芸人と反社会的勢力の関係について「吉本はコンプライアンスの冊子を配って研修もし、定期的に楽屋にきて確認もしている。トラブルがあれば連絡できる24時間ホットラインもある。反社会的勢力だとわかっていたら絶対に仕事は受けない。いくらお金がもらえてもリスクが大きすぎる。芸人みんな行かないです」と強調した。
参照元:たむらけんじ 宮迫博之の謹慎に涙「なんで嘘をついたのか」
2019年6月24日 18時11分 女性自身

宮迫の番組 続々放送中止&差し替え 出演場面カットの再編集…各局大混乱
デイリースポーツ 2019/06/24 17:00

吉本興業は24日午後3時過ぎ、雨上がり決死隊・宮迫博之(49)ら振り込め詐欺グループとの闇営業に参加した所属タレント11人を当面の間、謹慎処分にすると発表した。テレビ各局は当該タレント出演の番組について、放送を中止し差し替えたり、出演場面をカットして再編集で放送することを発表するなど、大混乱に陥った。特に宮迫は多数のレギュラー番組や冠番組を持つだけに、各局は対応に追われている。

 【MBS】

 宮迫が出演し24日深夜に放送予定だった準レギュラー番組「痛快!明石家電視台」(月曜、後11・56)について、差し替えを発表。宮迫が出演していない回の再放送に差し替える。次週はもともと宮迫が出ていない回のため、そのまま放送するが、7月1日以降については未定。

 広報部は吉本側に宮迫の出演について、今後は「無理です」と出演が不可能であることを通達したことも明かした。一方で、「降板ではない」とも説明。謹慎処分が解けた後の復帰時期については「未定」とした。

 火曜レギュラーを務めるMBSラジオ「アッパレやってまーす!」(月~木曜、後10時。土曜、深夜0時)の公式サイトからは宮迫の写真が消えた。同局によると、吉本側の処分発表を受けて、局側で削除。25日の放送は吉田照美の別番組を放送する。

 【ABCテレビ】

 レギュラーを務める29日の「松本家の休日」(土曜、深夜0・10)の放送を中止し、別番組へ差し替える。

 【日本テレビ】

 報道各社に書面を送付。「当該タレントについては、今後の出演を見合わせるとともにすでに収録済みの番組は、出演部分に関して、可能な限り配慮して放送いたいします」とコメント。7月7日、14日の「行列のできる法律相談所」(日曜、後9・00)が収録済みで、レギュラーである宮迫も出演しているが「配慮して放送」とし、出演場面をカットするなど再編集する。

 【TBS】

 レギュラー番組「炎の体育会TV」(土曜、後7・00)は再編集し、宮迫の出演場面をカットして放送へ。

 【フジテレビ】

 「さんまのお笑い向上委員会」(土曜、後11・10)は現時点で宮迫の出演分で収録済みのものはなし。「世界の何だコレ!?ミステリー」(水曜、後7・00)は宮迫の出演部分についてはカットするなど再編集して放送へ。

 宮迫はほかにもテレビ朝日「アメトーーク!」(木曜、後11・20)、カンテレ(関西テレビ)「雨上がりのフォトぶら」(土曜、後6・30)、CBCテレビ「本能Z」(水曜、後11・56)のレギュラーを持っており、テレビ、ラジオ局は大混乱に陥っている。
参照元:宮迫の番組 続々放送中止&差し替え 出演場面カットの再編集…各局大混乱
デイリースポーツ 2019/06/24 17:00

入江に弱みを握られていた?宮迫の“怪しいパーティ”参加理由に飛び交う憶測
2019年06月24日 07時14分 アサジョ

大規模詐欺グループの忘年会に“闇営業”で出席し、100万円ものギャラを手にしていた疑惑を持たれているお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之。所属事務所は仲介役だった入江慎也を事実上のクビにしたが、宮迫やロンドンブーツ1号2号の田村亮、レイザーラモンHGらには“厳重注意”にとどまった。

 しかし、雨上がり決死隊の冠番組「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の主要スポンサーはCM放送を休止。スポンサーからも降りるのではないかともいわれている。

 そんな中、フジテレビは宮迫がMCを務めた6月19日の「世界の何だコレ!?ミステリー」を予定通り放送。これに対してネットでは「宮迫見たくない」「反社会勢力と蜜月の芸人がテレビに出てはいけない」「この番組のいちばんのミステリーは、宮迫がテレビにいまだに出続けてること」など厳しい意見が飛び交った。

「解せないのは、格下芸人である入江の闇営業を、なぜ宮迫が受け入れたのか。宮迫は、コンビでもピンでもレギュラー番組があり、十分な収入があるはず。それなのに、怪しい団体のパーティに出席する理由がわかりません。宮迫が釈明したノーギャラが本当ならばなおさらです。ギャラが発生していたとしても、確かに100万円は魅力的な数字かもしれませんが、今回発覚したように大きなリスクをともなっていたわけです。一部では、女性関係で入江に弱みでも握られていない限り、こんなことをするだろうかとの穿った見方も出ているようです」(芸能記者)

 宮迫に対する世間の声は厳しさを増すばかりだ。
参照元:入江に弱みを握られていた?宮迫の“怪しいパーティ”参加理由に飛び交う憶測
2019年06月24日 07時14分 アサジョ

宮迫博之、闇営業騒動の余波か?「アメトーーク!」CMに“違和感”指摘!
2019/06/18 07:14 アサジョ

反社会的勢力の忘年会に、所属事務所に無断で参加し“闇営業”を行ったと批判を浴びている、雨上がり決死隊・宮迫博之やロンドンブーツ1号2号・田村亮ら。

 6月15日に配信された「東京スポーツ」が“彼らの立場はいよいよ危うくなってきた”と報じている。

「闇営業問題でカラテカ・入江慎也が吉本との契約を解消されて以降、宮迫も田村も『反社会的勢力とは知らなかった』『ギャラは受け取っていない』の一点張りですが、宮迫の特番やイベントへの出演オファーが減り始めているようなんです」(芸能ライター)

 ネット上にも「宮迫や田村亮は言い訳ばかり。状況から考えて“知らなかった”は矛盾だらけに見える」「反社会勢力っぽいなというのは空気で疑うでしょ。それがわからないほど、二人とも馬鹿ではないはず」「この問題はうやむやにしてほしくない。徹底的に真相追求してほしい」など、厳しい意見が多い。

 こうなると、気になるのは彼らが出演するレギュラー番組の動向だ。

「6月13日に放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日系)ですが、『今日はACのCMが多いな』『ACのCMばかりって、宮迫ヤバイんじゃない?』といった声がネット上に噴出しました。メインスポンサーのCMが流されず、公益社団法人ACジャパンのCMが多く放送されたようなんです」(前出・芸能ライター)

 ACジャパンのCMといえば、東日本大震災の直後、スポンサーがCM放送を自粛して空いたCM枠で、大量にCMが流されたことを記憶している人も多いはず。今回のACジャパン大量放送は、スポンサーが“闇営業”を問題視してCM出稿を止めたためと噂されているのだ。

「そりゃ企業は信用第一だもんな」「銀行系スポンサーは、特に“振込詐欺”やってる反社会組織は絶対アカン存在でしょ」など、ネット上にも番組存在危機ともいえる、メインスポンサー降板の噂が浮上している。

 もはや「知らぬ存ぜぬ」ではやり過ごせない事態へと発展しているのかもしれない。

(石見剣)
参照元:宮迫博之、闇営業騒動の余波か?「アメトーーク!」CMに“違和感”指摘!
2019/06/18 07:14 アサジョ

アッコさんが正解!宮迫博之の「15分100万円ギャラ報道」にネット民が“高笑い”
2019/06/20 10:15 アサジョ

オフホワイトなんてジョークを言ってた頃は幸せだった…もはや、逃げも隠れもできないほどに“どしゃ降り”のようだ。

 振り込め詐欺グループの忘年会に出席し、持ち歌を熱唱。自身のレギュラー番組の観覧席にまで招待…それが「FRIDAY」にスクープされると、頑なに「ギャラはもらってない」と主張していたのが「雨上がり決死隊」の宮迫博之だ。もっとも、ギャラの受け取りを否定しているのは、宮迫だけではないが、6月18日発売の「FLASH」が今回の“闇営業”に関わった人物が、入江が提示してきたギャラが300万円だったことを暴露。うち、100万円が宮迫に渡ったことまで言及されていた。

 これには、ネット上も「やっぱりね」「もう終わりだね~」「オレオレ詐欺師から振り込まれるなんて堂々たる闇営業」とうんざりの声が続出。さらに、テレビで今回の闇営業について語っていた大物タレントの言葉を借りて、宮迫を糾弾する声も噴出している。

「和田アキ子がMCを務める『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、今回の闇営業を話題にした際に、アッコさんはノーギャラを主張する面々に対し『気持ちだけでも“車代ぐらい”って普通は出るはずやし、そんなんで軽く出たかもわかんないけど。でも、もらってないって言ってるんやもんね』と、首をかしげてました。続けて『結局、詐欺グループってお年寄りを騙したお金やからね、もらったとしたら』と、今回の真の問題が闇営業などではなく、反社会的組織との交流、そして、詐欺によって集められたカネが、芸人にギャラという形で渡った可能性という“根っこ”に言及。もしも、本当にもらっていたら『とても擁護できるようなことではない』と暗にほのめかしていましたね。一方で、宮迫はといえば、ラジオで呼ばれたらそういう会にはつい行ってしまう、盛り上がってなかったらつい盛り上げようとしてしまう。2時間も汗だくで踊ったりもする、そんなことしなくてもいいのについしてしまう…と自分のサービス精神で(忘年会に)行ってしまったというようなコメントをしていました。これにもアッコさんは『どうだろう、微妙ですね。これだとちょっと宮迫が自分の自己弁護してるみたいやもんな』と困った顔をしてましたね。『ノーギャラなわけがない』と喉元まで出かかったのを飲み込んだのかもしれませんね」(女性誌ライター)

 以上の経緯から、ネット上では「アッコさんが正解だった」「みんな、闇営業の心当たりがあるんだと思う」「あらゆる人がノーギャラはおかしいと言ってますよ」「“入江におまかせ”はマズかった」「次の言い訳考えなアカンやんか~」と呆れ、罵声、冷笑などあらゆる批判で埋め尽くされている。

 こうなれば、“闇営業大好き芸人”たちで「アメトーーク!」を収録、洗いざらい喋っちゃったほうが気が楽になるのでは?

(飯野さつき)
参照元:アッコさんが正解!宮迫博之の「15分100万円ギャラ報道」にネット民が“高笑い”
2019/06/20 10:15 アサジョ

“カラテカ入江闇営業騒動”で宴会同席の宮迫博之は「守られている」のか?
2019/06/10 18:14 アサジョ

人気番組「アメトーーク!」(テレビ朝日系)でMCを務めるお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之を含む複数の芸人が、反社会的勢力の宴会で闇営業を行っていたとされる騒動に関して、同番組を放送するテレビ朝日の広報部は6月7日、今後の放送予定に「影響はありません」と発表している。

 写真週刊誌「フライデー」は7日、詐欺グループが主催した2014年の忘年会に宮迫やレイザーラモンHG、ロンドンブーツ1号2号の田村亮といった吉本興業所属タレントが同席し、事務所を通さないいわゆる“闇営業”を行っていたと報道。また、同じく吉本所属のカラテカ・入江慎也がそうした反社会的勢力と他の吉本芸人とを仲介していたとも伝え、結果として入江は吉本興業から契約の解消という重い処分を受けるに至っている。

 一昨年の“オフホワイト不貞”に続き、またもや週刊誌の餌食となってしまった宮迫だが、自身の参加した宴会の主催者である組織がよもやの詐欺グループであったことは「全く知らないです」と話しており、解雇の処分を受けたのも入江のみ。さらにはテレ朝広報部からも「アメトーーク!」の放送スケジュールに変更がないことも発表され、半ば“守られている”状態となった現状にはネットから不満の声が噴出した。

「吉本にとって最も大きなダメージは所属タレントが全国放送の地上波テレビ番組レギュラーを失うことで、中でも『アメトーーク!』は吉本の若手を積極的に売り出すことのできる場としても重宝してきた格好のコンテンツです。つまり、今回の騒動における登場人物の一人であったとはいえ、同番組の顔でもある宮迫を解雇とすることは絶対に避けたいでしょう。一方で、最近の入江は独自のコネクションから仕事を確保することが多く、自身の会社も設立。吉本興業からそもそも距離を置き始めていた為、会社としては彼を切ることでこの騒動に蓋を閉じたいというのが本音かもしれません。もちろんネットからは今後の『アメトーーク!』に関して、『さすがに何も知りませんでしたで納得できる内容ではない』『宮迫の不貞に興味は無いが、反社(会的勢力)と交流があったとなると問題だ』との非難の反応が出ています」(芸能ライター)

 入江との契約を解消し、“トカゲの尻尾切り”で事態を収束させたいとも受け取られかねない対応だが、「アメトーーク!」の視聴者に加え、同番組のスポンサーはその対処で果たして納得するだろうか…今後の動きに注目したいところだ。

(木村慎吾)
参照元:“カラテカ入江闇営業騒動”で宴会同席の宮迫博之は「守られている」のか?
2019/06/10 18:14 アサジョ

宮迫博之、妻へ謝罪し涙ぐむ 生放送で不倫疑惑釈明、何色か聞かれ「グレー」
2017年08月12日 01時48分 JST HUFFPOST

「週刊文春」(8月9日発売)に不倫疑惑を報じられた、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんが11日、金曜MCを務めるフジテレビ系「バイキング」に生出演した。

「週刊文春」(8月9日発売)に不倫疑惑を報じられたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(47)が11日、金曜MCを務めるフジテレビ系「バイキング」に生出演、「来たくはなかったんですけど、嫁に『行ってこい、おまえ』と言われておりますんで」と恐縮した様子で語った。

文春によると、宮迫さんは、過去に自身のがん闘病を支えた妻がいるものの、2人の女性とホテルで密会していたという。宮迫さんは4日に文春の取材を受け、2人の女性との不倫関係を否定したが、「本当に、真っ白ですか?」と聞かれると「えー、オフホワイトです」と答えていた。

番組で、番組メーン司会の坂上忍さんからホテルでの密会について「事実ですか」と聞かれると、宮迫さんは「事実です」と回答。「細かく言いますと、飲みすぎた場合、家に帰るのがアレなんで、いつも1人でホテルに泊まってそのまま仕事に行くことはちょくちょくやっていたことで。その流れで、飲み仲間のグループの人たちと、店閉まっるんやったらそのまま俺の部屋でもう1回飲み直すか、というのは何度もやっています。今回に限っては、それが2人きりになってしまったということなんです」と説明した。

さらに、「もしかしたらできるかもと、魔が差しまくったと言いますか。2人になるかもしれんけど、ええがな、泊まっていきんさ、と言いまして。結果、僕は酒が深くなると寝てしまうので、寝る前になんとか頑張っていってみたんですけど、『このご時世にそれはダメ』とお断りされました。結果、ふて寝てをして朝を迎えたのが3回繰り返された、結局3回フラれているということです」と釈明した。

また、文春の記者に「オフホワイト」と答えたことについて、宮迫さんはこれまで浮気しているか聞かれた時に「ボケ的」な表現として使っていたと説明。今回の件について、坂上さんから「改めてお聞きしたいんですけど、何色ですか。オフホワイトではないですよね」と聞かれると、宮迫さんは、間を取った後に「グ、グレー!」と言い切った。

また、妻に対しては「裏切るような行為をしてしまって本当にもう…」と述べ、涙ぐみながら頭を下げていた。

番組では、番組冒頭から50分近く、宮迫さんの不倫報道に時間を費やしていた。
参照元:宮迫博之、妻へ謝罪し涙ぐむ 生放送で不倫疑惑釈明、何色か聞かれ「グレー」
2017年08月12日 01時48分 JST HUFFPOST

宮迫博之、不倫報道を『バイキング』生放送で釈明「一線は越えていない」
2017-08-11 11:57 ORICON NEWS

お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(47)が11日、フジテレビ系『バイキング』(月~金 前11:55~後0:55)に生出演した。9日発売の『週刊文春』で2人の女性との不倫疑惑が報じられている宮迫は番組冒頭、7秒間にわたって深々と頭を下げ続け、司会の坂上忍(50)が宮迫に代わって「本当に申し訳ございませんでした」と騒動を謝罪。番組中に下心があったことを認めた宮迫は「魔が差しまくった」と話したが、「一線は越えていない」と不倫関係は否定した。

 同誌によると、7月14日と21日の金曜日、京都出身のモデル・小山ひかる(26)と都内の高級ホテルに宿泊。25日にもタクシーで同じホテルに宿泊したが、この日の相手は小山ではなく、美容系ライターの30代女性だったという。8月4日、同誌に直撃された宮迫は、2人の女性との不倫関係を否定し、2人の女性も同様に否定したが、本当に真っ白(潔白)かと聞かれた宮迫は「えー、オフホワイトです」と答えたと報じられている。

 番組は宮迫が頭を下げ続けるシーンからスタート。坂上が宮迫に代わって騒動を謝罪し、雨上がり決死隊の蛍原徹とともに3人そろって頭を下げた。坂上が「後で深掘りさせていただきますんで。大丈夫ですか?」と予告すると、「来たくはなかったですけども、嫁に行ってこい、お前と言われました」と険しい表情で天を仰いだ。

 坂上から「(女性と宿泊した)7月の3日間は事実ですか?」と追及された宮迫は「事実です」と明言。泥酔したときは「1人でホテルに泊まって仕事に行くということはちょくちょくしていた」などと釈明し、仲間を部屋に呼び、飲み直すことも多かったという。

 「今回に限って2人きりになってしまったということに関しては、僕が調子に乗っていた。もしかしたらできるかもと魔が差しまくった」と告白。酔って寝てしまう前に誘ってみたというが、女性から「このご時世でダメですよねとお断りされて、ふて寝した。結果的に3回フラれている」と弁明。しかし、坂上から「下心があったということですね」と確認されると「そうです」と認めた。

 文春の記者からの問いかけに「オフホワイト」と答えたことについては「他局の番組で、浮気してるんですかと聞かれたときに、『白か黒かといえばオフホワイト』ですとボケ的に言っていたことを記者さんが知っていて、『オフホワイトですか?』と聞かれたのでそう答えた」と説明。「向こうが断ってくれただけであって、OKだったら一線を越える気持ちがあったというのは同罪なんです」と認めつつも、「ただ、行為というか一線は越えていない」と不倫関係は断じて否定した。

 坂上から「あらためて、何色ですか? ご自身で」と問われると、言葉に窮して坂上を凝視した宮迫は数秒の沈黙後、「…グ、グレー!」と言葉を振り絞った。出演者の土田晃之(44)から「家族みたいな蛍原さんから見て、宮迫さんは何色なんですか?」と聞かれた相方の蛍原徹(49)は「黒迫さん?」と笑いに変えていた。
参照元:宮迫博之、不倫報道を『バイキング』生放送で釈明「一線は越えていない」
2017-08-11 11:57 ORICON NEWS



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ジョーティッシュ対面コンサルテーション【in 福岡】

2019年11月20日(水)、21日(木)、22日(金) の日程で、福岡の天神駅近郊で、インド占星術・対面コンサルテーションをイベント特別料金で行ないます。


平日の日中ですので、予定が空いている方は多くはないかもしれませんが、宜しければ、この機会にお越し下さい。


6月14日(金)に名古屋で行った対面コンサルテーションは、大変、好評を頂いたため、これに味をしめて、福岡でも対面コンサルテーションを行ないます。




イベント名

ジョーティッシュ対面鑑定【福岡】



※対面鑑定枠で、個人レッスンを受講することも可能です。





日時

2019年11月20日(水)10:00~20:10 (時間外あり)
2019年11月21日(木)10:00~20:10 (時間外あり)
2019年11月22日(金)10:00~15:10



会場

福岡市中央区のレンタルスペース(貸し会議室)

福岡市営地下鉄空港線 赤坂駅 徒歩5分
福岡市営地下鉄空港線 天神駅 徒歩13分


※詳細は、申し込みされた方に別途、ご案内します。




料金



【インド占星術 短期集中コース【福岡】に3日間通しで参加される方】

ジョーティッシュ対面コンサルテーション: 9,000円(60分)※イベント特別料金

※2枠予約される場合、間の10分も含めた130分コースとなります。




【それ以外の方で9月30日までにお申し込みの方】

ジョーティッシュ対面コンサルテーション: 10,000円(60分)※イベント特別料金

※2枠予約される場合、間の10分も含めた130分コースとなります。




【上記以外の方で10月1日以降にお申し込みの方】

ジョーティッシュ対面コンサルテーション: 12,000円(60分)※イベント特別料金

※2枠予約される場合、間の10分も含めた130分コースとなります。



※予約枠を設定しているため、料金は事前振込みとさせて頂きます。

※個人レッスンの方は、2枠となるため、入れ替え時間の10分も含めて、実質130分のレッスンとなります。

尚、12:10~12:50、17:30~17:50を休憩タイムとさせて頂きますので、2枠ご希望の方は、休憩時間をまたがないように1-2, 3-4, 5-6, 7-8, 9-の組み合わせて予約をお願いします。
休憩時間をまたぐ場合、60分×2のセッションとなります。


※万一、当日トラブルが発生し、鑑定が実施出来なくなった場合、全額返金いたします。




鑑定師及び講師

秀吉





申込み締切

10月15日





予約について

①お名前(ローマ字+ひらがな)
②出生年月日と出生時間(母子手帳記載、母親の記録等、24時間表記)
③出生場所(○○県○○市ぐらいまでのデータ)
④希望日と時間(枠番号)
⑤希望内容(対面鑑定 or 個人レッスン)

<⑤で対面鑑定を選択された方は以下もお願いします>
⑥過去の出来事と日付 (過去に起こった重大な出来事と日付(3~5つ程度))
⑦依頼内容 (簡潔にお願いします。事前に思いつかなければ当日でも構いません。)

上記のデータを添えて、address_hkまでお申込み下さい。


件名は「対面コンサルテーション 福岡」でお願いします。



尚、以下のフォームからも申し込みできます。(※個人レッスンご希望の方は、依頼内容の欄に「個人レッスン希望」とご記入下さい。)


対面鑑定申込みフォーム




予約状況は以下の表で確認できます。↓

ジョーティッシュ対面鑑定2019【福岡】 予約表

開催日枠番号予約時間予約状況備考
11月20日(水)110:00~11:00
211:10~12:10
12:10~12:50休憩
313:00~14:00
414:10~15:10
515:20~16:20
616:30~17:30
17:30~17:50休憩
718:00~19:00予約済み
819:10~20:10予約済み
921:00~時間外(もし希望がある場合、ホテルのカフェ等で行います)
11月21日(木)110:00~11:00
211:10~12:10
12:10~12:50休憩
313:00~14:00
414:10~15:10
515:20~16:20
616:30~17:30
17:30~17:50休憩
718:00~19:00
819:10~20:10
921:00~時間外(もし希望がある場合、ホテルのカフェ等で行います)
11月22日(金)110:00~11:00
211:10~12:10
12:10~12:50休憩
313:00~14:00
414:10~15:10







メッセージ

今回、福岡で初のイベントになります。


皆様のお申し込みをお待ちしております。




イメージ画像















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2019年秋 インド占星術 短期集中コース【in 福岡】

2019/11/22-23-24で、福岡で、インド占星術短期集中コースを行ないます。


インド占星術(ジョーティッシュ)について初めて触れる方も参加できる初日の基本コースの他、更にダシャーの使い方、分割図の使い方など、


多くの事例を通して、そのロジックの適用、解釈について、学習するセミナーです。


決して、入門的な内容に終わらせず、中上級レベルの習得を目指し、今後の学習の出発点としての土台的な知識の提供を目的としています。



【インド占星術(ジョーティッシュ)とは何か?】

ジョーティッシュとは、サンスクリット語で、”光の知識”を意味し、ヴェーダの補助学(ヴェーダンガ)の一つとして位置づけられています。

ヴェーダを編纂したヴィヤサの父親である聖仙パラシャラがそれまで口伝で伝えられていたジョーティッシュの知識を編纂したものがブリハット・パラシャラ・ホラシャストラ(BPHS)ですが、その内容が、パラシャラが伝える占星術の技法です。

内容的に難しく、多くの経験と実践によって書かれている内容を実証していかなければなりませんが、B.V.ラーマン氏やK.N.ラオ氏の活動などによって欧米や日本にその優れた知識が紹介され、実践されるようになってきました。

またTM瞑想の創始者マハリシ・マヘッシュ・ヨギの活動の一環として紹介されたり、聖者アマチの活動の一部として、ジョーティッシュが日本に紹介され、実践されてきた経緯もあります。






コース名

2019年秋 インド占星術 短期集中コース【in 福岡】



日時

2019年11月22日(金) 18:00~21:00 (501号室)
2019年11月23日(土) 10:00~18:00 (601号室)
2019年11月24日(日) 10:00~18:00 (501号室) ※終了後、希望者のみ懇親会(18:30~20:30) 実費4,000円前後



※前後に各10分ほど準備と片付けの時間が含まれます。



会場

都久志会館 会議室(501号室、601号室)
福岡県福岡市中央区天神4-8-10

地下鉄天神駅より 徒歩約7分
西鉄福岡駅より 徒歩約10分





講座内容

・本コースでは、インド占星術(ジョーティッシュ)で、人の運命を読解する一通りの手順について学習します。
・本コースでは、インド占星術の最も基本的なシステムであるパラシャラの技法の習得を目指します。
・初日では、基本的な概念、ジョーティッシュの仕組みについて解説します。
・2日目、3日目では、出生図、ナヴァムシャ、各分割図、ヴィムショッタリダシャー、トランジットを使って、一通り、事象を予測することが出来るようになることを目指します。
・特に2日目、3日目の2日間は10:00~18:00の時間を目いっぱい使って、ジョーティッシュの中上級レベルの知識の習得に取り組みます。
・初日は、2日目、3日目に行なう内容を理解するためのジョーティッシュの基本的な概念、初めて学習する方が一通り学習すべき内容を含んでいます。
・時間を長くかけて学んでいくことにもメリットはありますが、時間をかけて学ぶのではなく、短い期間で凝縮して学びたい方には向いています。




受講料

40,000円

※テキスト、資料代として別途5,000円

【特典】
早期申込み割引(10%引き)
40,000円 ×0.9 = 36,000円(=4000円の割引) ※9月末迄に一括払いでお支払の場合に適用されます。


支払い方法については、paypalによるクレジット払い(手数料3.6%上乗せ)か、銀行振り込みが選択できます。

銀行の振込み先、もしくはpaypalの決済フォームを案内しますので、そちらから事前振込みをお願いします。




講師

秀吉




最少催行人数

3名




メッセージ


本コースは、インド占星術のパラシャラの技法の習得を目指すコースです。

多くの事例を出生図、ナヴァムシャ、分割図、ヴィムショッタリダシャーを使って見ていきます。




申込み


申込みはこちらからお願いします。





申込み締切

準備などがありますので10/15迄にお申込み下さい。

※3日間(全日)の参加が難しい方はご相談下さい。



問い合わせ

講座の内容について質問のある方はこちらからご連絡下さい。


もしくは、以下のアドレスまでご連絡下さい。



















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カイリー・ジェンナー -史上最年少ビリオネアのダナヨーガを検証する -



カイリー・ジェンナーというモデルが21歳で、資産1000億円を築き、フォーブスの長者番付で、史上最年少のビリオネアに輝いたと報じている。




当然、強力なダナヨーガが形成されていることが予想されるが、実際、どのような配置になっているのか。


インスタの女王が、21歳で資産1000億円を築いた驚きの手腕とは
女子SPA! 20190414 1545

先日発表されたフォーブスの長者番付で、史上最年少のビリオネアに輝いた、モデルのカイリー・ジェンナー。

 わずか21歳にして築き上げた彼女の資産は、なんと9億ドル(約1010億円)。FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグですら、最年少ビリオネアになったのは23歳のときというから、彼女のスゴさがどれだけのものかわかるでしょう。

 そんなカイリー・ジェンナーは、生まれた家も21年間の人生も、とにかく規格破り。ビリオネアになるまでの彼女の華麗なる人生について紹介しましょう。

◆五輪金メダリストの父×タレントの母を持つセレブ家庭に誕生

 カイリー・ジェンナーは、陸上競技のオリンピック金メダリストであるブルース・ジェンナーを父に、タレントのクリス・ジェンナーを母に持ち、正真正銘のセレブ家庭に生まれました。

 しかもカイリージェンナーと2歳上の姉、ケンダル・ジェンナーの異父姉は、パリス・ヒルトンの友人としても有名なお騒がせセレブ、キム・カーダシアンと、とにかく家族の面々がどれも華やかです。ちなみに、キム・カーダシアンは過去に「最もウザい」セレブランキング1位を獲得しています。

◆テレビ番組で世界一有名な一家に

 カイリー・ジェンナーが全米に一気に知られることになったのは、2007年から始まった、カーダシアン一家のリアルな生活を描いたテレビ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』。

 キム・カーダシアンの妊活から、父ブルース・ジェンナー(現、ケイトリン・ジェンナー)が女性として生きることをカミングアウトするなど、セレブファミリーが巻き起こすハチャメチャな展開とゴシップっぷりに、世界中が夢中に。

 今では170カ国以上で放送され、シーズン15まで続く人気番組となり、世界一有名なセレブ一家となったわけです。

◆自身のコスメブランド「カイリー・ジェンナー」を発表

 様々なセレブイベントに登場するようになったカイリー・ジェンナーは、2015年にリップキットを発売。2016年に「カイリー・コスメティックス」という名前で、自身のブランドを正式にローンチしました。

 百貨店での販売や広告出稿に頼らず、インスタグラムを駆使して販売すると、ブランド立ち上げからわずか1年半ほどで、4億2000万ドル(約462億円)を達成。同世代の女性たちから爆発的な人気を得て、彼女の実業家としての地位も一気に押し上げる結果になったんです。

◆20歳で出産、ママに!

 その後、カイリー・ジェンナーは20歳という若さで2018年2月、第一子となる女の子を出産。

 その出産お祝いにラッパーの恋人、トラヴィス・スコットから、100万ドル(約1億円)はすると報道されるフェラーリもらったことを自身のSNSで紹介しています。

 身近な人がとことんセレブ揃いで、彼女の人生そのものがまるで映画のストーリーのよう。華麗すぎるカイリー・ジェンナーは、これからもますますセレブ街道を突っ走っていくのでしょうか。

<文/佐藤まきこ>

【佐藤まきこ】

女性誌のエディターやファッションビルの広告・プロモーションのプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのエディター・ライターへ。ハワイ在住。Instagram:@hawaii_milestone



まず、出生データは、アストロデータバンクで、AAとして提供されており、信頼できるデータである。



出生図を作成すると、射手座ラグナで、ラグナロードの木星が2室の支配星である土星と星座交換して、1-2のダナヨーガを形成している。






5室支配の火星が11室に在住して、5-11のダナヨーガを形成しているが、8室支配の月が同室して、チャンドラマンガラヨーガを形成している。



この月と火星のディスポジターである金星は、月からみてラグナロードで11室に在住し、9室支配の水星とコンジャンクトして、1-9、1-11、9-11のダナヨーガを形成している。



同室するラーフは、月からみてケンドラとトリコーナの支配星とコンジャンクトすることで、ラージャヨーガを形成している。




ポイントは、ラグナと月からみた11室の強さで、11室で強力なダナヨーガが形成されていることである。



そして、チャンドラマンガラヨーガといった富のコンビネーションの存在も重要であり、こうしたダナヨーガには8室の支配が参加しているケースが見られた。



8室の支配星は、不労所得、相続を意味する為、富を獲得することの中で、8室の象意を経験する場合があるということである。



土星/水星期


資産1000億円と報じられた2019年4月14日、ダシャーは土星/水星期である。



土星は2室支配で4室に在住し、1、4室支配の木星と2-4の星座交換をしているが、1-2のダナヨーガを形成している。



アンタルダシャーの水星は月から見て9室支配で、ラグナロードの金星と共に11室で、1-9、9-11、1-11のダナヨーガを形成している。



他には特にたいしたダナヨーガはなく、マハダシャーの土星、アンタルダシャーの水星共にナヴァムシャでは特に顕著なダナヨーガは見られない。






ダシャムシャでは土星はヨーガカラカで3室に在住しているが、特にダナヨーガを形成しておらず、但し、アンタルダシャーの水星は2、5室支配で10室に在住して、ビジネスが上手くいく配置となっている。






シャシティアムシャ(D60)を見ると、土星は6、7室支配で12室に在住し、特にダナヨーガを形成していないが、アンタルダシャーの水星は、2、11室支配で5室に在住し、4、9室支配のヨーガカラカの火星と相互アスペクトして、2-9、9-11のダナヨーガを形成している。


月から見ても同様にラグナロードの火星は8室に在住し、2室に在住する11室支配の水星と共に2-8の軸で、1-11、2-11のダナヨーガを形成している。



そして、D11(Iyer)を見ると、8、11室支配の水星とラグナロードの火星が5-11室の軸で、1-5、1-11のダナヨーガを形成している。






通常のD11ではマハダシャーの土星はラグナロードで2室に在住して、ダナヨーガを形成しており、アンタルダシャーの水星は特にダナヨーガを形成していない。






従って、出生図でのダナヨーガの数と質、そして、D10やD11、D60での配置の良さがよく現れているようである。























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リン・チーリンのナヴァムシャ(D9)のラグナについて



前回記事で、リン・チーリンのナヴァムシャ(D9)のラグナを水瓶座に設定したが、設定の理由として、ラグナに木星が在住するため、木星期における結婚が説明できるからである。


そして、他の様々な事象などもうまく説明できるように思われた。


然し、実は、もっと結婚が説明できるラグナがあったのである。






それは魚座ラグナであり、魚座ラグナに設定すると、結婚した木星/水星期は、木星がラグナロードで、水星は7室の支配星となる。


従って、魚座ラグナでも完璧に結婚のタイミングが説明できるのである。


そして、リンチーリンが子供好きで、慈善基金を起ち上げて自ら会長となり、子供の福祉に関する慈善活動をしていることを検討すると、魚座ラグナの方が正しいように思えて来た。


実際、読者の方からのフィードバックを受けて、ナヴァムシャのラグナを再考した時の回答が以下である。



彼女は慈善基金を起ち上げ、自分で会長に就任して子供の福祉のための活動を行なっているようですね。

おそらくNGOとかNPOなどの非営利活動を行っていると思います。

それについては水瓶座が関係してくる可能性があります。


木星が出生図とナヴァムシャでヴァルゴッタマですが、ナヴァムシャでは、どのハウスを支配して、どのハウスに在住しているかが重要です。

例えば、D9のラグナを魚座にすると、1、10室支配の木星が12室水瓶座に在住している配置は、私財を投じて、慈善基金を起ち上げて、児童福祉の活動を行なう配置に見えます。




12室は海外を表わしており、自ら献金をして海外で子供の福祉に関係する仕事を行なっているということです。


5室支配の月が11室に在住し、4、7室支配の水星が5室に在住して、4-5、5-7のラージャヨーガを5-11の軸で形成する配置は、仕事上の成功と富を表わす非常に強力な配置です。


この配置だと7室支配の水星が5室に在住し、蟹座の男性との恋愛結婚を意味しており、特に私が書いたような格下の存在といった象意は出て来ません。


ラグナから見た10室に3、8室支配の金星が在住し、火星からアスペクトされている配置は、スキャンダルが直ぐに公になる配置です。


確かに彼女の過去の男性遍歴の数々がネット上に掲載されており、それらは公にされたスキャンダルといった意味合いを持ちます。


然し、この配置にした場合、マハダシャーラーフ期に成功した根拠というものが少し失われ、ラーフが3、8室支配の金星とコンジャンクトし、2、9室支配の火星と相互アスペクトする配置には、何らかラージャヨーガは形成されていません。


ラーフ期は大変な成功を収めましたが、それをどう考えるかが問題です。


ラーフはメディアの3室支配の金星とコンジャンクトしており、メディアの仕事(モデル、女優)を表わしていますが、8室の支配星ともコンジャンクトしているため、スキャンダルが絶えないといった印象です。


但し、火星は2、9室支配で4室に在住し、ケートゥとコンジャンクトし、エディソン・チャンから罵られた事件は、木星/土星期の出来事でしたが、魚座ラグナだと土星が11、12室支配で3室に在住する為、評判を貶められる出来事という意味で、説明可能です。


魚座ラグナだと、木星/水星期に結婚した理由もすんなり説明出来ます。


D9で、木星はラグナの支配星で、水星は7室の支配星だから結婚したという訳です。


また水星は7室支配で5室に在住しているため、恋愛結婚なのです。


因みに私は、EXILE・AKIRAのラグナを蟹座に設定しましたが、ラグナロードの月が11室で高揚する配置は、パートナーが強い恋愛感情を抱くという説明をしました。


EXILE・AKIRAのチャートでは、それが説明できるのにリン・チーリンのチャートではそれが説明できないというのはおかしいため、魚座ラグナで7室支配の水星が5室の蟹座に在住していると考えた方がよさそうです。


そして、決定的なのは、リン・チーリンが撮影中に落馬事故を起こした件が説明できるかどうかです。




この事故が起きた時、ラーフ/水星期でした。


水星は乗り物の4室の支配星で、マラカの7室の支配星でもあり、11、12室支配のマラカの土星からアスペクトされ傷つけられています。


またラーフは仕事の10室に在住し、ラーフにコンジャンクトする3、8室支配の金星に火星が4室からアスペクトする配置は、撮影中の予期しなかった突然の事故を表わしているように見えます。


金星は乗り物の表示体ですが、その金星が3、8室支配で、ラーフとコンジャンクトし、火星からアスペクトされることで、激しく傷ついており、それが、馬(乗り物)からの落馬を意味していたと考えれば納得できます。


射手座には高い所からの転落という象意があるため、それで傷ついた射手座の象意、そして、傷ついた乗り物を表示する金星の象意として、落馬事故をもたらしたと思います。


このように見てくると、リン・チーリンのナヴァムシャは魚座ラグナの方が正しそうです。


例えば出生図では7室支配の火星が天秤座ラグナに在住し、月から見た7室支配の火星も天秤座に在住して、天秤座の男性との交際を示唆しますが、


ナヴァムシャを魚座ラグナにすると、6室支配の太陽が8室で減衰する形になり、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果が生じ、ヴィーパリータラージャヨーガが形成されていますが、これは例えば、天秤座にラグナや月が在住する目下の者からの保護や恩恵といった意味合いになります。


つまり、天秤座の人物は、彼女にとって害は与えないとは言っても二重否定の法則などで、かなり癖のある印象です。


人間関係における支配と服従など不調和な関係性を意味しています。


不調和であるが二重否定によってそれが彼女にとっては良く働くといった象意になります。


一方で、7室支配の水星は5室に在住している為、蟹座ラグナや蟹座に月が在住するような蟹座を象徴する人物とは、恋愛関係で、しかも5室支配の月がアスペクトバックしていることを考えると、かなり質の高い恋愛を意味しており、まさに恋愛結婚を表わす配置です。


そうすると、EXILE・AKIRAとの恋愛結婚は、全く対等な恋愛結婚といった評価になります。


但し、この結婚に対して、格差婚といった酷評が多いのは、11、12室支配の土星が水星にアスペクトして傷つけているからだと思います。


11、12室支配の土星は、評価の損失を意味する表示体で、7室支配の水星にアスペクトすることによって、パートナーの評価を貶めているということです。




このようにほぼ全ての事象が説明でき、ラグナは水瓶座ラグナであるというよりも、魚座ラグナにした方が、より全ての事象を説明することができ、現段階では、魚座ラグナが正しそうです。


私は、EXILE・AKIRAのチャートのラグナを蟹座ラグナに突き止めた段階で、水星が7室の支配星で5室に在住しているのではないかと考え始めました。

それで、記事の最後にナヴァムシャのラグナは、魚座ラグナかもしれないという但し書きを付けたのです。


然し、詳細に再検討した所、むしろ魚座ラグナの方が正しそうであることがはっきりしてきました。



今回の私の記事の狙いは、リン・チーリンとEXILE・AKIRAの格差婚と呼ばれる結婚の力関係を6-8の関係性として見つけることにありました。


そのセンセーショナルな格差のある関係性の証拠を発見しようと考えた訳です。


そのような先入観があったため、あえて7室支配の水星が5室に在住している可能性の検討が遅れました。


然し、魚座ラグナに設定した方が様々なことを説明できます。



この回答をまとめている過程で、リン・チーリンのナヴァムシャが魚座ラグナであった方がより様々な事象が説明できることが分かった。



前回、記事の中で、EXILE・AKIRAのラグナを蟹座に設定して、よく事象が説明できることが分かり、そうすると、ラグナロードの月が11室で高揚している配置は、7室から見て7室支配の月が5室(恋愛)で高揚している為、パートナーが強い恋愛感情を抱くという配置なのである。



こうした配置があるにも関わらず、リン・チーリンのチャートにおいて、蟹座ラグナのEXILE・AKIRAを表示する水星が、格下の存在を示すというのは、少しおかしい感じになってきた。



むしろ、魚座ラグナで7室支配の水星が5室に在住しているといった配置の方が正しいのではないかということに気付いた。



そうした違和感が残っていた為にナヴァムシャのラグナについては更に検討の余地があると書いておいたのである。



因みにyoutubeの動画の中に以下のような興味深い動画が残っていた。



明石家さんまのテレビ番組で、ずっと好きだった人に芸能人が本気の告白する企画らしいのだが、お笑い芸人のチュートリアル徳井が、ずっと好きだった芸能人として、リン・チーリンを挙げていたのである。


それで番組の中で、チュートリアル徳井のことを知っているかどうか、スタッフが本人にインタビューしに行くのであるが、その時、ちょうどリン・チーリンは、2011年8月8日~31日まで、ル・テアトル銀座で、公演していた劇団EXILE W-IMPACT『レッドクリフ 愛』に小喬 役で、出演中だったようである。





この時、チュートリアル徳井の芸能活動のVTRを見て、リン・チーリンが面白いと関心を示し、最後に徳井に手紙まで書いたので、徳井は得意になっていた。(ダジャレ?)


この番組が収録された時(2011年8月8日~31日の中のいずれか)、リン・チーリンはラーフ/月期にいたのである。



ナヴァムシャのラグナが魚座であれば、月は5室支配で11室に在住していたのである。


5室は演劇、舞台のハウスであり、5室支配の月が11室から5室にアスペクトバックしている。



この時、この5室支配の月は、7室支配の水星と相互アスペクトしており、当然、舞台の中で、EXILE・AKIRAと主演どうしで恋仲を演じたのである。


その劇中の疑似恋愛が、実際の恋愛に発展したということである。



そのように考えると、この時期がラーフ/月期ということで理解することが出来る。


この月期は、絶対に5室の支配星として、演劇、舞台の表示体となっていなければならず、水瓶座ラグナの場合のように6室の支配星では、この象意は出てこない。


(但し、月が6室の支配星となった場合でも5室支配の水星と相互アスペクトすることによって、5室の象意を経験できるため、その辺りは微妙である)



然し、私が思ったのは、この舞い上がって、道化を演じたチュートリアルの徳井が、実は、リン・チーリンの6室支配で8室で減衰する天秤座の太陽に該当していたのではないかということである。



この配置は、ペットである天秤座の人物から尽くしてもらえたり、あるいは、支配される傾向を表わしている。



実際、さんまの番組を通じて、チュートリアル徳井が、リン・チーリンの時間を拘束し、振り回し、番組の収録に協力させ、出演料なども支払ったとすれば、それは8室の象意である。



この6室支配の太陽が8室で減衰する配置は、自分より目下(格下)の天秤座の人物を狂わせる配置であると言えるかもしれない。



またリン・チーリンは、2005年に台湾の男性アイドルグループ・F4のジェリー・イェンと共に写ったバスローブ姿の写真がメディアに流出したというが、この頃は、ラーフ/水星期である。



やはり7室支配のアンタルダシャーの水星期に交際相手がいたことになる。







こうしたことで、ナヴァムシャのラグナは魚座ラグナである可能性が高いと言える。



但し、実際にナヴァムシャのラグナが魚座で良いのかどうかは、もう少し更に細かい事象のそれぞれとダシャーの対応を確認する必要がある。



【2019年6月28日追記】

facebook上で友達になっている台湾(中国)の方(ジョーティッシュ実践者)によれば、リン・チーリンのラグナは、西洋占星術では、魚座、ジョーティッシュでは、水瓶座で議論されているとのことで、youtubeで、その手がかりになる情報がリン・チーリンによって明らかにされているということである。

従って、もし前提としての出生図のラグナが水瓶座である場合、ナヴァムシャのラグナが魚座か水瓶座かといった議論は全く意味がないものになり、検証は初めからやり直しである。

リン・チーリンの見た目、容姿から天秤座ラグナで検討して来たが、水瓶座、双子座、天秤座というのは、見た目が似ていることも多い。

天秤座ラグナという思い込みで、検証を進めて来たが、主にこの記事のトピックは、リン・チーリンが俳優から罵られているという出来事を題材にして検証をすすめたが、その事実自体は、月ラグナから説明できることであって、ラグナから説明したことではなかった。

従って、ラグナが天秤座だというのは主に見た目、容姿からの思い込みというものもあったかもしれない。

また結婚、出産といった確実な出来事によって、ラグナを絞り込んだ訳ではない為、かなりあいまいなものであったかもしれない。

また現在、リンチーリンは、マハダシャー木星期であるため、ダシャーラグナが水瓶座になる。

従って、ラグナから説明可能なことを木星期の解釈と混同してしまいやすいとも言える。

ラグナを水瓶座に設定すると、4、9室支配の金星と3、10室支配の火星が9-10の星座交換をして、児童への慈善教育活動などに熱心なリン・チーリンの人物像と一致する面もあり、水瓶座ラグナとしてチャートをもう一度、初めから解釈し直して見ることが必要である。















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台湾女優リン・チーリンとEXILE・AKIRAとの結婚について



先日、台湾女優リン・チーリンとEXILE・AKIRAの結婚が報じられたが、お笑い芸人・山里亮太と女優・蒼井 優の意外な結婚に引き続き、この結婚も非常に意外な結婚であった。


EXILE AKIRAが台湾人女優の林志玲と結婚
2019年6月6日20時0分 日刊スポーツ

EXILEのAKIRA(37)と、台湾人女優の林志玲(リン・チーリン=44)が6日、結婚したことを公式ホームページで発表した。

2人は11年の舞台「レッドクリフ ~愛~」で共演し、AKIRA演じる主人公・周瑜の妻でヒロインの小喬役をチーリンが演じたことをきっかけに知り合った。同年、雑誌「月刊EXILE」で対談も行うなど、その後長く友人として付き合いを続けてきたが、昨年末に真剣交際に発展。約半年間の交際をへて、ゴールイン。これまで交際報道はなく、静かに愛を育んでいた。

2人はこの日、台湾で婚姻の手続きをしてから、都内の区役所にも婚姻届を提出。それぞれ公式ホームページなどを通じてファンに結婚を報告した。挙式・披露宴は未定で、チーリンは妊娠はしていない。

AKIRAは「どんな時も、ありのままの僕を笑顔で受け入れてくれる大きな優しさに、心から幸せにしたいと真摯(しんし)に思いました」。チーリンも「どんな時も『仲間を大切に、常に夢を抱き強く前進する姿』『いつも積極的で地道に努力する姿』『自分は未熟者だからこそ、得るものがたくさんある』と言いながら、毎回、未知なる挑戦に怖がらずに強く挑んでいく姿勢に勇気をもらい、何よりさわやかで温かく、男らしさの中に子どもらしさが人柄に私はひかれました」と、結婚を決意した思いをつづった。

AKIRAは、17年にマーティン・スコセッシ監督のハリウッド作品「沈黙-サイレンス-」に出演するなど、海外での活動にも積極的で、今年に入ってからは米ロサンゼルスに拠点を移している。チーリンは、学生時代にカナダ留学経験があり英語をはじめ、日本での活動も多く日本語も堪能。普段のお互いの会話は日本語がメインでありながら、中国語や英語も交えながらコミュニケーションをとっているという。

現在はそれぞれの活動拠点が異なるため、住居などは今後決めていく予定という。AKIRAは「表現者としてこれまで以上に自覚と責任を持って、芸道に精進してまいります」。チーリンも「愛を信じていれば、誰でも幸せをゲットできるということを、これからの活動を通じて少しでもお届けしていきながら、恩返しをしていけたらと思います」と決意も新たにした。

EXILEメンバーの結婚は、HIRO、松本利夫、TAKAHIRO、USA、MAKIDAI、TETSUYAに続いて7人目となった。


リン・チーリンと言えば、台湾を代表する国民的女優で、ジョン・ウー監督作品『レッドクリフ』のヒロイン・小喬役を演じた辺りでは、国際映画スターの貫録が伺えた。

またリン・チーリンは女優としての顔だけではなく、語学も堪能で、芸術大学で講師も勤めた経験も持ち、慈善団体の代表も務める才色兼備なインテリである。


従って、何故、EXILE・AKIRAといった知名度の低い格下のダンサーと結婚するのかと意外に思ったのだが、実際、同じように感じた人は多いらしく、ネット上では、格差婚ではないかといった声も聞かれる。


EXILE・AKIRAというのは、今回の報道で初めて知った方も多いと思われるが、リン・チーリンのことは前から知られており、有名である。


芸能界での地位も収入面に関しても完全にリン・チーリンの方が上のようである。



そうした今回の結婚について、リン・チーリンのチャートを吟味することで理解が可能である。



私は以前、種々検討の結果、リン・チーリンのラグナを天秤座に修正している。



(2016年7月30日付けの記事『台湾女優リン・チーリンについて』参照)







天秤座ラグナに設定すると、7室支配の火星がラグナに在住しているが、これは男性の方から猛烈に求婚される配置である。


これまで数々の富豪からの猛アタックを受け、ジェリー・イェンというイケメン・アイドルとの交際なども噂されている。


ジェリー・イェンとは、10年間恋愛関係にあったが、結婚には結びついていない。



理由としては、ラグナに在住する火星は、月から見た7室の支配星でもあるが、6室の支配星と6-7の星座交換をしているからである。


従って、リン・チーリンは、富豪から求婚された際も仕事を優先して考えるため、結婚には至らないことが多かったと考えられる。


常に相手よりも優位に振る舞い、相手を振り回し、自分の立場に従属させ、自分よりも相手を下に扱うため、相手が困難を感じて去っていくか、縁談が破局することが多かったのである。


つまり、リン・チーリンの結婚運とは、そのような天秤座ラグナ的なイケメン男性と交際相手を変えては何度も交際を繰り返してきたが、結婚には至らない傾向があったと言える。



そして、相手が去っていく場合、相手が非常に悪態をついて去っていく場合も多い。



例えば、以前の記事でも書いたが、香港のエディソン・チャンという俳優から「このビッチは超醜い。まるでクソのような臭いがする」と罵られたのである。






このエディソン・チャンはルックスから見た所、いかにも天秤座ラグナの俳優であるが、おそらくリン・チーリンとの関わりにおいて、相当嫌な経験をしたに違いないのである。


おそらく、リン・チーリンからペットのように扱われて、屈辱を味あわされたのである。




因みに女性を罵る男性とは、女性に好意を持って接近したものの、非常に屈辱的な経験を味あわされた結果、猛烈に攻撃に転じるというパターンが多い。



好意が大きければ大きいほど、それに反比例して、強烈な怒り、罵り、恨みや復讐心に転化するのである。






リン・チーリンは、2013年3月からマハダシャー木星期に移行しているが、それまではマハダシャーラーフ期であった。



ラーフは2室で減衰しているが、ディスポジターの火星がラグナに在住していたり、またラーフが高揚する星座の支配星(金星)が月からケンドラに在住しているため、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。



7室から見て8室にラーフが在住している場合、パートナーがリン・チーリンに対して、結婚願望を持つ配置である。



マハダシャーラーフ期において、数々の求婚を受けたのはその為である。



然し、ラーフは8室を傷つける為、結婚願望を持つ相手に対して、リン・チーリンは、同棲生活や満足の行く結婚生活を与えることが出来ない。



おそらく仕事を優先するため、そうならざるを得ないのである。



そうすると、結婚願望を持った相手は、相当に苦しむ結果となり、大変な幻滅や苦しみを味わう結果となる。



8室にラーフがトランジットする時を調べて見れば分かるが、非常に人からの親切を渇望するもののその親切が得られなくて苦しむ時期であり、甘えや親切にされたい願望が磨り減らされて、摩耗していく時期なのである。


そのようにして、リン・チーリンに求婚した相手は、散々な想いをして去っていくことになったのである。





そうした時期を過ごした後で、2013年3月からマハダシャー木星期に移行しているが、木星はラグナから見て3、6室支配で5室に在住している。



これは格下の相手(6室)との恋愛(5室)を表わす配置である。



月から見ると木星は8、11室支配で10室に在住しており、仕事場(10室)において頼る相手(8室の支配星)を表わしている。



つまり、リン・チーリンは、出生図のレベルでは、格下の相手に同時に依存するような関係性に入ったのである。



マハダシャーラーフ期は、ラーフはラグナロードの金星とコンジャンクトし、10室支配で高揚する月のアスペクトを受け、9室支配の水星や11室支配の太陽とコンジャンクトして、ラージャヨーガを形成している。


従って、非常に収入が良く、また稼ぎたいという欲望も強かった時期である。



自分が望まなくても富豪たちがいくらでも求婚してきた時期である。



然し、木星期は、木星が3、6室支配の為、格下の男性と付き合わなければならない時期であり、また木星は水瓶座に在住している為、彼女自身がリベラルで平等主義な考え方に変化したとも言える。


また木星期になってから、盛んに日本のテレビドラマなどにも出演するようになったが、これ自体が、仕事のレベルを落とした印象である。




木星をラグナとすると、7室支配の太陽が10室蠍座に在住しているため、それで、EXILE・AKIRAの主演舞台『レッドクリフ-愛-』で共演したAKIRAとの職場結婚なのである。


木星から見ると、10室蠍座に5室支配の水星、7室支配の太陽、4、9室支配の金星、ラーフなどが在住しており、金星は3、10室支配の火星と9-10の星座交換をしている。


木星からの配置は良いが、マハダシャー木星自体は、ラグナから見ても月から見ても機能的凶星であり、明らかにリン・チーリンの仕事運のレベルは低下したのである。



それで、『レッドクリフ-愛-』という格下の舞台で、EXILE・AKIRAと共演して結婚することとなった。


これ自体が、マハダシャー木星期の運気の低下の結果として、全体的にレベル、パフォーマンスが落ちた結果なのである。



但し、ダシャムシャ(D10)を見ると、木星は高揚しているため、木星期は仕事には今後も恵まれると思われるが、ラグナや月から見て、機能的凶星となる結果は明らかに顕現していると考えられる。



現在、リン・チーリンは、木星/水星期であり、ナヴァムシャのラグナを特定するには、木星や水星がナヴァムシャにおける結婚に適したハウスに在住している必要がある。



ナヴァムシャのラグナの取り得る範囲は、天秤座から双子座までである。




ナヴァムシャのラグナ



そして、種々検討の結果、おそらくナヴァムシャのラグナは、水瓶座ではないかと思われる。






ナヴァムシャのラグナを水瓶座に設定すると、ラグナに2、11室支配の木星が在住しているため、木星期に結婚したと考えることができる。



木星は結婚生活の2室を支配し、また結婚運を示す分割図であるナヴァムシャのラグナに在住している。



アンタルダシャーの水星は月から7室(パートナー)に在住しており、このタイミングでの結婚を示唆している。




語学の才能


リン・チーリンは、語学が堪能で、台湾語の他に標準中国語、英語、広東語、日本語など数か国語を話せるという。



2000年に日本へ短期留学(3ヶ月間)し東京渋谷の語学学校で日本語を学習。台湾語、標準中国語、英語、広東語、および日本語を解する。NHK「英語でしゃべらナイト」出演時にNHKアナウンサーとのインタビューにて流暢な英語と簡単な日本語を披露したほか、2010年にはテレビドラマ『月の恋人?Moon Lovers?』や民放番組のインタビューでほぼ日本語での応対を披露している。

(wikipedia 林志玲)


このように語学の才能がある場合、5室や5室の支配星にケートゥが絡んでいることが考えられるが、出生図では、月から見た5室支配の水星にラーフ/ケートゥ軸が絡んでいる。


ナヴァムシャでも月から見た5室にケートゥが絡んでいることが望ましいが、水瓶座ラグナに設定すると、ケートゥが5室に在住する配置となる。


また月から見た5室支配の金星にもラーフ/ケートゥ軸が絡んでいる。






2000年に日本に語学留学した時、ダシャーはラーフ/土星期である。


出生図では土星はラグナから5室の支配星、月から見て9室の支配星であるため、この時期が留学の時期であったことが分かる。


土星のディスポジターは9、12室支配の水星で、月から見た5室支配の水星であり、水星はラーフ/ケートゥ軸に絡んで語学を表わしている。



ナヴァムシャでは、土星は1、12室支配で4室に在住しているが、ディスポジターの金星は月から見て5室支配でラーフ/ケートゥ軸に絡んでいる。


やはり、土星は月から見た5室に在住し、ディスポジターの金星はラグナから見た9室の支配星であるため、外国への留学を表わしている。


因みにリン・チーリンは、カナダへ留学し、トロント大学で西洋美術史と経済学の学士号を取得しているが、ナヴァムシャで、5室支配の水星にラグナロードの土星がアスペクトする配置は歴史学への適性を表わしており、5室に金星もアスペクトしていることから美術史の学習につながったと考えられる。また5室に在住する火星、そして木星のアスペクトは経済学への適性を表わしていると考えられる。



モデルデビュー


1997年のマハダシャーラーフ期が始まったばかりのラーフ/ラーフ期にモデル業を開始し、しばらく兼業で活動したのち、2002年にモデルとして専業デビューしている。

そして、早くも2年後のエステサロンのテレビコマーシャル出演を機に大ブレイクして、以後、台湾メディアを連日賑わす人気モデルとなったという。




このように短期間で成功したことは、ラーフがナヴァムシャの11室に在住し、9、11室支配の金星とコンジャンクトし、3、10室支配の火星からもアスペクトを受けて、11室でケンドラとトリコーナの支配星と絡むことで、ラージャヨーガを形成しているからではないかと思われる。


ラーフは3、10室支配の火星からアスペクトされている為にモデルの仕事(3、10室)でのブレイクなのである。




11室に在住する凶星というのは、ウパチャヤの凶星であるが、11室の場合、時間の経過と共に改善していくというよりも最初から成功していく配置である。



ラーフ/金星期


このようにラーフは11室で、ラージャヨーガを形成している為、マハダシャーラーフ期に彼女は、女優、モデルとして最高の成功を収めたのである。

特にその成功の最大のものが、ジョン・ウー監督作品『レッドクリフ』のヒロインにあたる小喬役を演じたことである。


2007年3月から中国河北省で撮影を開始して100億円近くの巨額を掛けて製作されたこの映画は、翌2008年7月から台湾や中国などで公開となったが、撮影中も公開時もラーフ/金星期である。





ラーフ/金星期は、その後の成功の最初のタイミングであり、社会デビューの時期である。


この映画への出演の後で、『トレジャー・オブ・エンペラー 砂漠の秘宝』(2009年)、『決戦刹馬鎮』(2010年)、『ラブ・オン・クレジット』(2011年)、『ゴールデン・スパイ』(2012年)と各種中国映画や香港映画への出演を重ねているが、これらの作品は、ラーフ/太陽、ラーフ/月、ラーフ/火星期の作品である。


やはり、ラーフ/金星期のジョン・ウー監督作品『レッドクリフ』のヒロイン役が、最も話題性や作品のステータスが高かったと思われる。




日本のテレビドラマ『101回目のプロポーズ』(1991年)が『101回目のプロポーズ ?SAY YES?』として中国で2012年に映画化された時、中国の下着メーカー「都市麗人」からのイメージキャラクターとして起用され、2013年に日中合作映画『スイートハート・チョコレート』では、大韓民国の「光州国際映画祭」最高賞にあたる審査員大賞を獲得するなどしているが、この頃は、金星/火星期である。

火星は11室に在住する4、9室支配の金星からアスペクトを受け、また火星自身も11室にアスペクトしている為、この時期に高い評価を受けたと考えられる。


ダシャムシャ(D10)を見ると、ラーフは10室に在住し、ディスポジターの木星は5室で高揚している為、マハダシャーラーフ期は、キャリア上の上昇の時期である。






wikipediaによれば、リン・チーリンが、2000年代を通して台湾芸能界を瞬く間に上り詰めていったその様は、当地の学者らをして“林志玲現象”と言わしめたというが、2000年代は、主にマハダシャーラーフ期であり、それはラーフがナヴァムシャの11室で4、9室支配のヨーガカラカの金星とコンジャンクトし、3、10室支配の火星からアスペクトされて、ラージャヨーガを形成していたからである。


そして、この11室は射手座であり、射手座は上昇と下降の星座であり、その上昇力というものが、極めて強く現れる星座である。


一躍スターダムに躍り出るといった成功の仕方は、この強い射手座11室がもたらしたと考えられる。




落馬事故


因みにリン・チーリンは、2005年7月8日に撮影中に落馬し、肋骨6本を折る重傷を負っている。


この時のダシャーは、ラーフ/水星/土星期である。



2005年7月8日、中国・大連でCM撮影中に落馬。結果、肋骨6本を折る重傷を負うに至る。全治2ヶ月の診断を受けて入院。それから半年間にわたって休業に入る結果となった。この入院休業期にはマスメディアによる報道が過熱し、「彼氏が花束を持って駆けつけた」「整形した胸が破裂」などの憶測報道が乱舞、結果、所属事務所の代表者が報道自粛を求める声明を発する事態ともなった。中国における知名度を一気に上昇させるきっかけとなった事件でもあった。

(wikipedia 林志玲)


この時、注目すべきは、ラーフは生来的凶星で、ラーフと水星は絡んでおらず、水星はラーフから見てマラカの7室を支配して8室に在住しており、2、3室支配のマラカの土星からアスペクトされている。


また水星のディスポジターである月は、ラーフから見てマラカの2室に在住し、火星からアスペクトされている。


ラグナから見ると水星は6室(怪我、事故)に在住し、土星からアスペクトを受け、ディスポジターの月は12室(入院)に在住している。


ラーフから見て、水星が8室に在住して、マラカの土星から傷つけられていることは重要だが、ラグナから見て水星が6室に在住し、ディスポジターが12室に在住していることも重要である。


このラーフ/水星期に事故が起こったことは、ナヴァムシャのラグナが水瓶座であれば説明することが出来る。


出生図では、ラーフと水星はマラカの2室に在住し、月からみてもマラカの7室に在住している。


このラーフ/水星期に落馬をして重傷を負ったが、この時期に報道が過熱して、中国における知名度を一気に上昇させたというのは、ダシャムシャ(D10)で、水星が5室に在住し、ラグナロードで10室支配の高揚する木星とコンジャンクトして、5室支配で11室に在住する月からアスペクトされているからではないかと思われる。

5室支配の月は5室にアスペクトバックしており、月と木星はガージャケーサリヨーガを形成し、水星はそのヨーガの中に参加している。


ダシャムシャで水星は非常に強力なラージャヨーガを形成している。


水星は5室は10室から見た8室であり、仕事の中断のハウスであるが、星位は強く、また5室は幸福なハウスであるため、知名度は上がったということではないかと思われる。



こうして見てくると、ナヴァムシャのラグナは水瓶座で良さそうである。




ナヴァムシャで、3、10室支配の火星が5室に在住し、4、9室支配の金星がアスペクトする配置が、モデル、映画女優として成功する配置である。


そして、ダシャムシャのラグナは、魚座で良さそうである。





EXILE・AKIRAとの結婚について


このようにナヴァムシャ(D9)とダシャムシャ(D10)が説明出来た段階で、それらのラグナで、木星/水星期に生じたEXILE・AKIRAとの結婚がどう解釈できるかである。


出生図では、ラグナからみて木星は6室の支配星で、格下の相手、あるいは、部下、愛人を意味しており、月からみて8室の支配星であるため、支配者、頼る相手を表わしている。


アンタルダシャーの水星はラグナから結婚生活の2室に在住し、月から見ても結婚生活の2室の支配星で7室に在住している。


そして、現在、木星と土星は、ラグナから見た2室とラグナロードの金星(7室から見た7室の支配星)と月から見た2室と7室にダブルトランジットしている。




マハダシャーの木星には、やや問題があるが、結婚のタイミングとして理解することが出来る。


結婚生活の2室が強調されることは、自分の両親や実家の環境に関わって欲しいという状況を表わしている。


つまり、EXILE・AKIRAを自分の実家や生活環境に関わって欲しい存在、実家の家族にとって婿養子的に考えているのである。



ナヴァムシャ(D9)を見ると、木星はラグナに在住して、結婚のタイミングを表わしているが、アンタルダシャーの水星は5室支配で6室に在住し、6室支配の月と相互アスペクトしている。


水星は月から見た7室に在住して結婚を表わしているが、同時にラグナからみて6室に在住している。



この配置が、おそらくリン・チーリンとEXILE・AKIRAとの結婚がちぐはぐな印象で、格差婚として酷評されている理由ではないかと思われる。


水星が6室に在住して、6室支配の月によってアスペクトされる配置は、格下の相手のお世話をする配置である。


5室の支配星は恋愛感情を表わしているが、6室に関わることで、5-6の絡みが生じており、恋愛感情の傷や恋愛における失意を表わしている。


つまり、水星が月から7室に在住する配置は対等なパートナーとしての存在を表わしているが、ラグナから見て6室に在住する配置は、最初から格下の相手に対応する疲労感、不調和、意見の不一致を若干、抱えているということである。


リン・チーリンは、マハダシャーラーフ期には、特に交際相手に不足することはなく、富豪やアイドルから絶えず追いかけられる存在であった。


しかし、マハダシャー木星期になって、そうした状況が終わり、ナヴァムシャにおける2室(結婚生活)支配でラグナに在住する木星が象徴するように自分の実家や生活環境に関わってくれる相手との結婚を望むようになったと考えられる。


そして、木星/水星期に結婚するということは、水星が6室に在住しており、そこには多少の妥協があるということである。


リン・チーリンの主観の中では、もう40歳も超え、キャリア上のピークも超えた為、この辺りで、そろそろ身を固めたいということなのである。


出生図では、マハダシャー木星に不調和があり、水星は月から見て5室支配で7室に在住し、ラグナから見て9室支配で2室に在住し、調和的な相手を表わしている。


然し、ナヴァムシャでは、木星は2室支配でラグナに在住して結婚生活を表わしているが、木星は同時に11室(6室から見た6室)の支配星でもあり、またアンタルダシャーの水星は6室に在住して、6室の支配星と相互アスペクトしている。


また水星は12室支配の土星からアスペクトされている。


従って、アンタルダシャーに不調和が存在する。


そうした意味で、この結婚は妥協した結果ではないかと思われる。



結婚に対する格差婚としての酷評や、若干の違和感というものは、こうした配置が物語っている。




ダシャムシャ


ダシャムシャでは、マハダシャーの木星は5室で高揚し、7室支配の水星と5室でコンジャンクトしている。


これは演劇(5室)で共演したパートナー(7室の支配星)と本当の恋愛(5室)に陥って結婚する配置と言うことが出来る。


リン・チーリンとEXILE・AKIRAの場合、舞台で共演することは、仕事でもあるため、それが仕事運として、ダシャムシャの中に現れることは十分に考えられる。





EXILE・AKIRAのラグナについて


因みにリン・チーリンは木星/水星期に結婚しており、ナヴァムシャにおいて、アンタルダシャーの水星が月から7室の蟹座に在住している。



ナヴァムシャにおいて、ラグナから見た7室支配の太陽は天秤座に在住している。



従って、パートナーは、蟹座、あるいは、天秤座が強調される可能性がある。



例えば、これはパートナーのラグナや月が蟹座や天秤座に在住しているといった形を検討することになる。




仮にEXILE・AKIRAのラグナを蟹座に設定すると、3室(踊り、パフォーマンス)に金星、土星、木星が集中し、5、10室支配の火星が3室にアスペクトしている。


3室の支配星が2室に在住する配置は、ダンスで稼いだり、事業を起こす配置である。


またラグナにラーフが在住し、7室にケートゥが在住する配置は、外国人と結婚する配置であり、また7室支配の土星が3室に在住する配置は、芸能関係者と結婚する配置である。


蟹座は7室の支配星が土星になるため、年上と結婚する傾向があり、9室の支配星が3室に在住する配置は、師匠からダンスを習う配置である。



ラグナロードの月は11室で高揚しているが、これは7室をラグナとすると、7室支配の月が5室で高揚しているため、パートナーは好きな相手と結婚する、つまり、恋愛結婚を表わす配置である。


月が高揚していることは、大恋愛であることを物語っており、また月は感情情緒を表わし、ロマンチックな惑星である。


従って、EXILE・AKIRAは、相手の女性に情熱的な恋愛感情を抱かせる配置ということができる。



2002年にクラブで踊っていたところをスカウトされ、2003年10月にEXPGに立ち上げスタッフとして携わり、東京校のインストラクターとなっているが、2002年はマハダシャーラーフ期になった後のラーフ/木星期である。


※EXPG STUDIO・・・ダンス、ヴォーカル、演技など、エンタテイナーを育成するダンススクール


またラグナロードの月が11室で高揚する配置は、高い評価を受けたり、高い肩書きやステータスを得る配置であるが、EXILE・AKIRAは、2017年1月、EXPGの取締役に就任しているが、この時が、ラーフ/火星期である。


ラーフ期は、EXPGにスカウトされ、最終的にはEXPGの取締役に就任しているが、このような高い肩書きが得られるのは、ラーフのディスポジターが11室で高揚しているからではないかと思われる。


EXILE・AKIRAは、2011年に舞台「レッドクリフ ~愛~」で共演した時にリン・チーリンと知り合い、それ以降、交際を続けてきたというが、この共演した時のダシャーが、ラーフ/金星期である。




そして、ラーフ/金星期が終わった後も、マハダシャーラーフ期の後半において交際を続けてきたようである。


ラーフはラグナに在住しており、7室から見た7室にラーフが在住しているため、やはり外国人との交際を表わす時期である。


現在(2019年6月)、木星/土星期であり、土星は7室の支配星で3室に在住しており、同じ芸能関係者(女優)で、年上の女性(土星)と結婚したことを表わしている。


トランジットの土星と木星は、月から見た7室、ラグナから見た5室と、ラグナロードの月(7室から見た7室)にダブルトランジットしているため、恋愛や結婚のタイミングである。



問題は、ナヴァムシャ(D9)のラグナが本当に水瓶座で間違いないのかということである。


例えば、木星/水星期の解釈として、水瓶座ラグナにとっての6室に在住する水星ではなく、魚座ラグナにとっての7室支配で5室に在住する水星の場合、解釈が全く変わってきてしまう。




ナヴァムシャのラグナが水瓶座で間違いがないかどうかは更に検討が必要である。




(参考資料)



EXILE・AKIRA、林志玲との結婚が中国で“ディスられる”ワケとは?
2019年06月11日 10時15分 アサジョ

 EXILEのパフォーマーで俳優としても活躍するAKIRAが6月6日、台湾のトップモデルで女優の林志玲(リン・チーリン)と結婚したことを公表した。二人は11年の舞台「レッドクリフ~愛~」で共演したことをきっかけに知り合い、昨年末から真剣交際を続けてきたという。

 日本ではEXILEの根強い人気もあり、AKIRAを主語として報じられる今回の結婚だが、林志玲の母国・台湾や中国では当然、それが逆転する。芸能ライターが指摘する。

「彼女は“第一美女”と称される台湾きっての人気モデルで、その存在感を日本の芸能界にたとえて言うなら北川景子と柴咲コウ、佐々木希と米倉涼子を全員足したくらいのスゴさに相当。そのため中華圏では『あの林志玲が、日本のAKIRAという芸能人と結婚!』くらいのテンションで報じられています。それだけならまだしも、中華圏では〈〈なんであんなヤツと結婚できるんだ?〉〉とAKIRAがディスられている有様なのです」

 自国のトップスターを主語にするのはまだ理解できるが、EXILEも中華圏では「放浪兄弟」の名前で知られ、けっこうな人気を誇っているはず。10年には中国でパフォーマンスを披露しているほか、台北にはダンススクールのEXPGも展開しているほどだ。だがとくに中国本土では、EXILEに対してネガティブな見方があるという。芸能ライターが続ける。

「EXILEといえば、浅黒くて筋肉質のボディが魅力。ところが中国ではそういった外見の男性は、都会の工事現場に出稼ぎに来ている地方の農民、すなわち“民工”に見えるとして人気がないそうなんです。そのためEXILEにも“民工団”(出稼ぎ農民団)というあだ名が付けられており、多くの中国人は本気で、AKIRAは林志玲に不釣り合いだと思っているようですね」

 国民性の違いとは言え、EXILEの研ぎ澄まされた肉体が不人気の理由になるとは驚きだ。その一方で弟分グループにはいま、中国で大人気のメンバーがいるという。

「GENERATIONSの片寄涼太です。EXILE TRIBEのメンバーには珍しく色白の彼は、色白男性が好まれる中国では大人気。18年2月には中国のSNS“ウェイボー”でアカウントを開設し、現在のフォロワー数はなんと184万人にものぼります。EXILE・ATSUSHIのフォロワー数が1万1000人ですから、片寄の人気がいかに爆発的なのかが分かりますね。それゆえ片寄が結婚したら、たとえお相手が中国の人気女優だとしても、『日本の片寄が結婚!』と報じられることでしょう」(前出・芸能ライター)

 どうやら中国進出をもくろむEXILE予備軍は、肌を焼かないように気を付けたほうが良い?

(白根麻子)
参照元:EXILE・AKIRA、林志玲との結婚が中国で“ディスられる”ワケとは?
2019年06月11日 10時15分 アサジョ

現地では格差婚報道も EXILE・AKIRA結婚相手の華麗なる男性遍歴
数々の富豪からの猛アタック
須賀 マイク 2019/06/12 文春オンライン

「心から幸せにしたいと真摯に思いました」

 6月6日に台湾人女優でトップモデルのリン・チーリン(44 林志玲)との結婚を発表したEXILEのパフォーマーAKIRA(37)は、心中をこうコメントした。日台のトップスター同士の電撃婚は、日本だけではなく台湾・中国といった中華圏メディアでも大きな話題となった。

語学も堪能な、才色兼備なインテリ

「結婚発表のあと、カーナビの中年男性ユーザーは次々とリン・チーリンの音声から切り替え!」(6月7日付 東方財富網)

 中華系経済メディアもその結婚余波について特集を組むほどで、リンの結婚によって多くの中年ファンが落胆していると報じられている。それもひとえにリンのキャラクターと美貌が、幅広い人気を集めているが故なのだという。

「リンはカナダ・トロント大学を卒業したインテリで、北京語、広東語、英語、日本語を流暢に話すなど語学も堪能。中華圏の男性にとっては、理想的な“花瓶(飾り物)”としてアイドル的な存在になっていました。その甘い声も特徴的で、彼女の声を搭載したカーナビが人気を博した。しかし電撃婚によってファンが失望。リンの音声から中国落語家に切り替えるユーザーが続出したそうなのです(笑)」(台湾人ジャーナリスト)

 モデルとして活動していたリンは2008年にジョン・ウー監督の大ヒット映画『レッドクリフ』に出演し女優デビュー。10年には日本のテレビドラマ『月の恋人~Moon Lovers~』(フジテレビ系)で木村拓哉の相手役を演じ、日本でもその名が知られるようになった。

 それ以降、リンはアジア圏で人気の大女優に。AKIRAとは11年の舞台版『レッドクリフ~愛~』で知り合い、長い年月を経てゴールインとなった。

恋多き女性としても知られていた

 才色兼備の女優として不動の地位を築いていたリン。日本風にいえば“お嫁さんにしたい女優No.1”といったところだろうか。

彼女は恋多き女としても知られていた。

「ファンの誰もが知っている交際相手がジェリー・イェン(言承旭)です。ジェリーは日本の少女漫画『花より男子』を台湾でドラマ化した『流星花園』で主役の道明寺司役を演じたイケメン。同ドラマから派生したF4というアイドルグループのメンバーでした」(同前)

 二人は交際と破局を繰り返しながら、10年以上に渡って恋人関係にあったといわれている。最近もマレーシアのホテルでツーショットが目撃されたこともあり、最終的にリンが結婚する相手はジェリーと思い込むファンも多かったという。

 しかし古今東西、長すぎた春が成就することは難しいもの。

 リンも、「初めての恋は10年間も続いたが、残念ながら実ることがなかった。40歳までに結婚するのはほぼ不可能になった」と寂しそうに振り返ったことも。

数々の富豪からの猛アタック

 また、台湾の大手住設メーカー和成欣業の御曹司チウ・シーカイとの交際が報じられたこともあった。リンは同社のイメージキャラクターを務めていた。この交際についてリンの母親も「もし本当なら素晴らしいこと」と大プッシュ。しかし、富豪御曹司との交際も、リンにとっては最後の恋とはならなかった。

「チウも猛アタックしていたように、リンを口説こうとした大富豪はとてもたくさんいた。シャープを買収したことで知られる鴻海科技集団(フォックスコン・テクノロジー・グループ)のテリー・ゴウも彼女のことが大のお気に入りだったといわれています。最近、彼女が中国のリアリティ番組に出演したことで中国でも人気が過熱。中国のビリオネアが何人もリンをものにしようと奔走していたようです」(中国人ジャーナリスト)

 イケメンアイドルに中台の富豪達――。そんななかからリンが選んだ結婚相手が日本人だったことには、ファンやメディアにとっては驚きだった模様だ。

台湾人・中国人が気になっているのは“素顔”と“格差”

「EXILEを知っていても、AKIRAまでは知らない台湾人・中国人は多く、結婚発表を機にAKIRAの人物像にフォーカスした記事が多く出ています。14年にドラマ『GTO TAIWAN』の撮影で台湾を訪れたときにスタッフに食事の差入れをした等のエピソードを掘り起こし、『リン・チーリンの旦那さんは超太腹』なんて記事も掲載されています」(前出・台湾人ジャーナリスト)

 日本メディアや中華系メディアで大々的に報じられている日台スターの国際結婚。しかし、そのなかには日本人には意外と思えるような報道も目に付いた。

「AKIRA年収公開! 1800万元を稼いだが、リン・チーリン2億元に惨敗!」(6月7日 自由時報)

 なんと中華系メディアで注目されているのは2人の格差婚ぶりなのだ。確かに1800万元(約7200万円)と2億元(約8億円)の年収を比較するとリンの収入は桁違いではあるのだが……。

 幾多の恋の末に日本人男性を選んだリン・チーリン。それが真実の愛なのかどうかは、やがてアキラかになるのかも!?
参照元:現地では格差婚報道も EXILE・AKIRA結婚相手の華麗なる男性遍歴
数々の富豪からの猛アタック










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ジョーティッシュ対面コンサルテーション【名古屋】結果報告

先週の6月14日(金)11:00~20:00の日程で、急遽、行った名古屋鑑定会でしたが、多くの方にお越し頂き、ありがとうございました。


名古屋にもこんなにも私のブログやメルマガの読者の方がいて下さったとは驚きましたが、セミナーも受けたいが東京だと遠いので、もし名古屋で開催してもらえるならば、ありがたいといった要望も頂きました。


ほとんどの方が名古屋や名古屋近郊にお住いの方に来て頂きました。


大阪には何度か行っていますが、大阪だとやはり若干の距離感があるようで、気軽に足は運びにくいとのことでした。


また機会がありましたら名古屋でセミナーも開催したいと思いますので、その際は、是非、宜しくお願いします。



毎度のことですが、鑑定では様々な技法上の発見などもあり、それ自体が有意義な時間でしたが、未来について肯定的な予言が出来たといったケースが多々あり、未来に対して希望を持って頂けた方が多くいらっしゃり、非常に良かったと思います。



これに味をしめて、今年の年末、今度は、福岡で、短期集中セミナーと、3日間の鑑定会を行なう予定です。


日程は、セミナーが11月22日(金)18:00~21:00、23日(土)24日(日)10:00~18:00で、鑑定会&個人レッスンを21日(木)の10:00~20:30、22日(金)10:00~15:30で、行なう予定です。


近々、本ブログやメルマガで告知しますので、宜しくお願いします。



【ジョーティッシュ対面コンサルテーション名古屋 鑑定風景】


















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ビートたけし離婚について -ナヴァムシャのラグナを特定-



ビートたけしが40年近く連れ添った幹子夫人と離婚したとニュースが報じている。


ビートたけし離婚 40年近く連れ添った幹子さんと
日刊スポーツ新聞社 2019/06/12 10:12

ビートたけし(72)が妻幹子さん(68)と協議離婚していたことが12日、分かった。以前から、話し合いが続けられており、このほど結論が出た。

幹子さんは元女性漫才「ミキ&ミチ」で活動し、たけしと80年に結婚(正式な婚姻届は83年)、1男1女がいる。

40年近い結婚生活だった。たけしに不倫や隠し子騒動が浮上したり、86年のフライデー襲撃事件など、夫婦の危機もあった。94年にたけしがバイク転倒事故で重傷を負った時には、幹子さんが集中治療室の隣の部屋に泊まり込んで看病を続けたこともあった。近年は別居生活で、定期的に食事をするなどしていたが、会う回数は減っていたとみられる。

たけしは昨年3月いっぱいで、オフィス北野を独立し、自分が代表を務める「T.Nゴン」に所属している。


以前から私はビートたけしのラグナを山羊座に修正していた。




山羊座ラグナに設定すると、11室に木星、月、金星、ケートゥが集中しているが、11室に惑星が集中する人物は、成功者である。

社会的有力者となり、知名度が高く、数多くの受賞をして称号を得る。


特に映画監督としての数多くの受賞歴にそれは現れており、カンヌ国際映画祭などで金獅子賞を受賞して、授賞式で、パフォーマンスをする姿は印象的である。


山羊座ラグナであれば、11室に5、10室支配のヨーガカラカの金星が在住し、5-11のダナヨーガを形成し、高揚するケートゥとコンジャンクトし、ケートゥもケンドラとトリコーナの支配星と絡むことでラージャヨーガを形成している。


更に5、10室支配のヨーガカラカの金星は、7室支配の月とコンジャンクトして、5-7のラージャヨーガを形成し、月は減衰しているが、高揚するケートゥとコンジャンクトすることで、ニーチャバンガラージャヨーガを形成し、更に月のディスポジターの火星がケンドラで高揚し、月が高揚する星座である牡牛座の支配星(金星)が月から見てケンドラに在住しているため、ニーチャバンガラージャヨーガの条件を3つ満たしている。


11室支配の火星は、ラグナで高揚して、ルチャカヨーガを形成し、9室支配の水星、8室支配の太陽とコンジャンクトし、ラグナロードの土星と相互アスペクトしている。



11室へのエネルギー集中


11室や11室の支配星に絡む惑星が非常に多く、ほぼ全ての惑星が11室に絡んでいるのである。


この11室に絡む惑星の数が多ければ多いほど、成功するポテンシャルが高いことを表わしている。


また11室に多くの惑星が絡んでいることは、兄や姉に恵まれていることを表わしている。



ビートたけしは、4人兄弟で、2人の兄と1人の姉がいるが、更に他にも兄がいて、たけしが幼い頃に亡くなったそうである。



因みに3室支配の木星が11室に在住する配置は、兄弟姉妹の中で最年長か最年少を表わすと言われる有名な配置であるが、たけしは末っ子であるため、この法則が機能している。


従って、これほど沢山の兄姉に恵まれて、末っ子として生まれたのは、この配置が正しいことを物語っている。



またビートたけしは、ラグナで火星が高揚して、7室にアスペクトしているが、この配置が、対人関係における凶暴さを表わしており、たけしの暴力映画や、弟子たちや番組ゲストへのサディスティックな扱いの芸風などに現れている。


5、10室支配の金星が11室に在住する配置は、まさに映画監督として作品(5室)を作り、それが高く評価(11室)され、多くの富をもたらす(5-11のダナヨーガ)ことを表わす配置である。



因みにこのビートたけしが40年近く連れ添った幹子夫人と別れたのは何故かと考える過程で、ナヴァムシャのラグナは獅子座ではないかと見当がついた。



過去の多くの出来事やタイミングなどもこの獅子座ラグナで上手く説明できそうである。




離婚 - ラーフ/木星期


まず、今回、何故、離婚したのかというと、現在、ヴィムショッタリダシャーは、ラーフ/木星期である。



アンタルダシャーの木星は12室の支配星だが、12室は7室から見た6室(離婚)であり、主に12室の支配星のダシャーの時期は、相手から退いていく時期である。



自分からパートナーとの関係からフェイドアウトしていくのである。



そして、パートナーにとっては相手からの離婚訴訟(6室)として経験されるのである。



実際には協議離婚であるが、たけしの方から離婚を希望した形である。



もし6室の支配星の時期であれば、相手が不満を抱いて去っていくのであるが、この場合は逆である。



幹子夫人は出来れば婚姻関係を継続したかったが、たけしの方が、離婚したかったということである。






ナヴァムシャを見ると、木星は12室に在住しており、やはり、パートナーとの関係からフェイドアウトする12室に在住している。



従って、以前からずっとたけしは幹子夫人と離婚したいと公けにも語っていた訳であるが、それが、このタイミングで実現したということである。






離婚が報じられた2019年6月12日のトランジットを見ると、土星は山羊座12室で逆行し、木星は蠍座11室で逆行して、6室(離婚)にダブルトランジットしている。


また12室支配の木星に土星が逆行して絡み、木星も12室の支配星にコンジャンクトすることで、12室(別離)にもダブルトランジットし、更に火星が6室をトランジットして、ラーフ/ケートゥ軸も6-12室の軸をトランジットしている。


6室にダブルトランジットして、6-12室の軸に土星、火星、ラーフ、ケートゥが集中している状況であり、従って、トランジットの観点からも今のタイミングで離婚なのである。




ナヴァムシャのラグナが獅子座となるロジック



ナヴァムシャのラグナを獅子座に設定すると、3、10室支配の金星が5室に在住しているが、この配置は、スーパースターを生み出す配置である。






インドのタミル映画のスーパースター・ラジニカーントも獅子座ラグナで、3、10室支配の金星が5室に在住している。



獅子座は典型的な主演俳優で、主役しか演じられない役者である。そして、しばしば大根役者である。



映画監督で主演俳優でもあるたけしは、明らかにこの獅子座の典型的なスターである。




wikipediaの情報を元に過去の出来事とダシャーの関連を検討してみると、



ビートたけしは、1965年に高校を卒業し、母親の薦めで、明治大学工学部(後の理工学部)機械工学科に現役合格し入学するが、この時のダシャーがケートゥ/金星期である。




マハダシャーケートゥ期



獅子座ラグナに設定すると、ケートゥと金星は5室(学習)に在住している。



また出生図ではケートゥは5室支配の金星とコンジャンクトし、金星は5室の支配星である。



この時期に大学に入学したことを説明することができる。



しかし、たけしは大学での生活に適応できず、大学2年の時に家出同然で、一人暮らしを初め、新宿界隈で当ての無い生活を送り、学生運動にも参加したが熱心ではなく、そのうちジャズに傾倒し、“LeftyCandy”や「新宿ACB(アシベ)」、名曲喫茶「風月堂」といったジャズ喫茶に入り浸り、ジャズ喫茶のボーイもしている。ジャズの見識は一部で有名であったと記されている。


ナヴァムシャで、ケートゥは3、10室支配の金星と5室に在住しており、金星は音楽の表示体で、5室も音楽の表示体である。


(因みに5室の金星にケートゥが絡む配置は、侘び寂びの効いた異国風の音楽を表わすと思われ、ジャズに該当するのである)



この頃、たけしは、ジャズ喫茶のボーイ以外に、菓子の計り売り、実演販売員、ビルの解体工、クラブのボーイ、東京国際空港での荷卸し、タクシー運転手、ガソリンスタンド店員を転々としたというが、これは売れないミュージシャンや芸術家が、アルバイトを転々とするのと似ている。


5室は10室(仕事)から見た8室であるため、きちんとしたオフィスでの就職などが出来ないのである。


この時期、たけしは、通訳になろうと思い立ったらしいが、おそらくそれは5室にケートゥが在住しているからである。


そして、この時期にジャズ喫茶で、出会った若松孝二の紹介で、『新宿マッド』『腹貸し女』など、幾つかの若松プロ初期作品に端役ながら出演したり、学生演劇に参加したようである。


つまり、この時期に3、10室支配で5室に在住する金星が象徴する俳優や演劇の構成などを経験しているようである。






これはケートゥが3、10室支配の金星と5室でコンジャンクトしている為であると考えられる。


つまり、このケートゥ期にジャズ喫茶を通じて、作家や演劇などの芸術家と出会い、芸人になることを志すのである。



金星期前半


そして、決定的なのが、1972年夏に浅草のストリップ劇場・浅草フランス座で、芸人見習い志願としてエレベーターボーイを始めた頃で、この頃が、金星/金星期で、マハダシャー金星期がスタートした頃である。



この頃、浅草フランス座の経営者兼座長であった深見千三郎に師事し、前座芸人・北千太としてコント(軽演劇)を学び、初舞台は、痴漢のコントで、幕間コントに出演して腕を磨き、芸人としてタップダンスの修業にも励んだと記されている。


金星は、3室(ダンス、パフォーマンス)、10室(仕事)支配で5室(演劇)に在住しているため、それで、浅草フランス座で本格的に芸人見習いとしてタップダンスの修行をしながら働き始めたのである。


(因みにタップダンスというのもダンスの中の特殊な分野であると思われ、ケートゥの象意が感じられる)


その後、兼子二郎(ビートきよし)と出会い、コンビを結成して、掛けあい漫才で全く目が出ず、演芸場のギャラは安いため、地方キャバレーなども回るようになったと記されている。


そして、紆余曲折の末、コンビ名を「ツービート」に変更し、「ビートたけし」を芸名としている。


つまり、このマハダシャー金星期の前半は、ビートたけしにとって、芸人としての完全な下積み時代である。


金星/金星 ⇒ 太陽 ⇒ 月 ⇒ 火星などの時期がその時代に該当する。



金星/ラーフ期


そして、1978年に金星/ラーフ期(1978/11~1981/11)が来ると、漫才ブームが来て、一躍、有名になるのである。


wikipediaには以下のように記されている。


漫才ブームまで

演芸場での人気とは裏腹に、その破壊的な芸風は一部の関係者に受け入れられず激しい抑圧を受け、漫才協団から脱退を求める声すら起きたという。
1976年、協団が主催するNHK新人漫才コンクールにツービートは3年連続で出場したが最優秀賞を獲得することは出来なかった。

1978年、新宿区高田馬場の芳林堂書店前で持ちネタの全てを披露する「マラソン漫才・ツービート・ギャグ・デスマッチ」なる漫才ライブを開催したが、この企画をした高信太郎との繋がりでたけしも、高平哲郎や赤塚不二夫、タモリなどと一時期交友関係を持った。その後、「酒を飲んで軽いジョークを言いあったりする、あのシャレた笑い」が肌に合わず、自ずと距離を置くこととなった。

1979年、女流漫才師「ミキ&ミチ」の内海ミキと結婚。犬吠埼(千葉県)にて新婚旅行、亀有のアパートで生活を始める。

9月12日、父菊次郎逝去。

11月、『花王名人劇場』(関西テレビ 企画:澤田隆治)において、人気落語家・月の家円鏡(8代目・橘家圓蔵)の共演者に抜擢される。古典派から「邪道」と言われた円鏡と、「邪道漫才師」ツービートを競演させ、「円鏡 VS ツービート」と銘打って放送されたこの企画が好感触を得たことで、「花王名人劇場」での「激突!漫才新幹線」制作への布石となり、後の漫才ブームへ繋がった。

漫才ブーム

1980年、「マンザイブーム」(旧来の“漫才”と区別される為にカタカナ表記)が起こり、ツービートは毒舌漫才と毒舌ネタを売り物に、B&Bやザ・ぼんち等と共に一躍知名度を上げた。

速射砲さながらに喋りまくり、時おり弾倉を交換するかのごとく首を「くっ」と捻るたけしの姿は、個性派揃いの漫才師の中でも異彩を放った。その毒舌が織りなすネタの主題となったのは、ジジイ・ババア・ブス・カッペ(田舎者)で、さらにウンコとヤクザとガキが頻繁に登場した。また、金属バット殺人事件や深川通り魔殺人事件といった時事性の高い話題をいち早くギャグに取り入れた。これらの不謹慎ネタは「残酷ギャグ」等と批判を受けることもあったが、たけしは「たかが漫才師の言う事に腹を立てるバカ」と言ってのけた。日本船舶振興会のCMを皮肉って作られた「注意一秒ケガ一生、車に飛び込め元気な子」「気をつけよう、ブスが痴漢を待っている」「寝る前にちゃんと絞めよう親の首」「赤信号みんなで渡れば怖くない」「少年よ大志を抱け。老人よ墓石を抱け。」等の一連の標語ネタは「毒ガス標語」と言われ、ブーム初期の定番ネタとなった。

1980年6月、ネタ本『ツービートのわッ毒ガスだ』を発刊し、年末までに約85万部の売上となったが、当初事務所側はせいぜい3万部程度の売り上げと見込み、印税全額を2人が受け取る契約を結んでいたため、大金が転がり込んだという。

レオタードのハイレグを擬した「コマネチ」

この時期に、ツービートとして出演していた『スター爆笑座』(TBS) の初代司会であったせんだみつおと楽屋で雑談中に、たけしの代表的ギャグとして知られる「コマネチ!」のギャグが生まれた。

1981年1月、TBSで『二百三高地』の連続ドラマが製作され、ツービートは兵卒役として出演したが、たけしは乱戦の最中「コマネチ!」で自己主張をはかり、監督以下の顰蹙を買った。なお後年、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した際には、『コマネチ!』という記念本に寄せてコマネチ本人から祝福の手紙が贈られた。

1980年10月、漫才師による昼の帯番組『笑ってる場合ですよ!』(フジテレビ)で、ツービートは火曜日のレギュラーとなった。

1982年10月、ブームの終焉と共に番組も終了したが、最終回でたけしは客に対し「何でもゲラゲラ笑いやがって! 本当はお前らみたいな客、大っ嫌いだったんだよ!」と語った(なお、フジテレビからオファーのあった後番組の司会をたけしは断り、代わりに『森田一義アワー 笑っていいとも!』が開始された)。

1982年の夏にはブームは完全に終息し、たけしは“タレント・ビートたけし”として、この頃以降は、単独で司会をする番組を多く持つようになるなどしていった。

(wikipedia ビートたけしより引用抜粋)


金星/ラーフ期は、その後の成功の最初のタイミングであり、社会デビューの時期である。


この時期に「コマネチ」のギャグも生み出しており、ビートたけしの芸人としての原点が築かれた時期であると言える。






この金星/ラーフ期にたけしは、幹子夫人と結婚しているが、ラーフ/金星期は、しばしば結婚をするタイミングであり、無条件に結婚をもたらすダシャーのコンビネーションである。


ナヴァムシャを見ると、金星は結婚の表示体であり、ラーフは11室に在住して、ディスポジターの水星は結婚生活を表わす2室の支配星である。






因みにこの金星/ラーフ期に父親(菊次郎)が亡くなっているが、ドヴァダシャムシャ(D12)にて、金星は8室に在住し、ラーフは3室に在住している。






そして、9室を父親のラグナとすると、金星はマラカの2室支配の月と共に12室に在住し、ラーフは8室支配の土星と共にマラカの7室に在住している。



1980年6月にネタ本『ツービートのわッ毒ガスだ』を発刊し、年末までに約85万部の売上となったと記されているが、この時のダシャーは、金星/ラーフ/水星期である。


ナヴァムシャで、ラーフは11室に在住し、ディスポジターの水星は2、11室の支配星で、4、9室支配のヨーガカラカの火星と6室でコンジャンクトしている。


水星と火星は2-9、9-11のダナヨーガを形成しており、ヨーガカラカの火星は高揚して強力である。



火星が分割図で6室に在住する配置は、基本的に良い配置であり、戦いや競争に打ち勝つ配置である。


従って、この時期にビートたけしには、巨額の印税収入が転がり込んだのである。



そして、漫才師による昼の帯番組『笑ってる場合ですよ!』(フジテレビ)で、ツービートは火曜日のレギュラーとなり、漫才師としての確固とした地位を築くのである。


そして、金星/木星期に移行すると、ビートたけしは、単独で司会をする番組を多く持つようになっていく。



つまり、このように見てくると、金星/ラーフ期は、現在の地位を築くにあたって、極めて重要な時期であったことが分かる。



金星/木星期


そして、1982年になると、金星/木星期に移行するが、金星/ラーフ期が終わった後、完全にビートたけしは黄金期に入っていくのが分かる。



1982年から1984年にかけて、番組出演中に弟子志願者(正式な門下は取らない主義の為“ボーヤ”と呼ばれる)が押しかけ、相当の数が集まった事(たけし軍団)から、集団で行うバラエティを模索。日本テレビ『スーパージョッキー』、TBS『笑ってポン!』等が始まった。また、博識が評価されて、毎日放送『世界まるごとHOWマッチ』等で文化人的な出演要請も増えた

スーパージョッキー(日本テレビ)
天才・たけしの元気が出るテレビ!!(日本テレビ)
ビートたけしのスポーツ大将(テレビ朝日)
痛快なりゆき番組 風雲!たけし城 (TBS)
OH!たけし(日本テレビ)
世界まるごとHOWマッチ(毎日放送)
オレたちひょうきん族(フジテレビ)
オールナイトニッポン(ニッポン放送)

上記は、1985年当時のレギュラー番組すべてであるが、このうち日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビの20時台番組ですべて最高視聴率をマークした。なお、『たけし城』『元気』『スポーツ大将』は、全て実質ビートたけし本人の企画・構成によるものである。

その他、放送以外に歌手としてのレコードリリースとライブ活動、文学小説の出版、ファミリーコンピュータのゲーム企画も行った。この頃より、タモリ・明石家さんまと共に、「日本のお笑いタレントBIG3」と称されることとなった。

(wikipedia ビートたけしより引用抜粋)


この金星/木星期に入ってから、弟子志願者が押しかけて、後にたけし軍団を結成するのである。


たけしの弟子、信奉者が、この頃に集まってきたのは、ナヴァムシャにおいて、木星(弟子)が5室(弟子)支配で、12室で高揚しているからではないかと思われる。


この頃、たけしが博識で評価されて、文化人的な出演要請が増えたのは、5室支配の木星が高揚している為である。


木星はダシャムシャ(D10)で、ケンドラの4室で高揚しているため、『スーパージョッキー(日本テレビ)』、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!(日本テレビ)』、『ビートたけしのスポーツ大将(テレビ朝日)』『オレたちひょうきん族(フジテレビ)』など、たけしの黄金期を形成する冠番組が出揃い、すべて最高視聴率をマークするほど、キャリア上で、上昇した時期である。







金星/土星期


1985年時点では、既に金星/土星期に移行していたが、土星もD10で、10、11室支配で4室で、9室支配で高揚する木星とコンジャンクトして、9-10、9-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。


従って、金星/木星期に次いで、金星/土星期もキャリア上の上昇は続くこととなった。



しかし、この後、1986年12月にビートたけしは、たけし軍団と共に講談社のフライデー編集部を襲撃し、現行犯逮捕され、懲役6カ月(執行猶予2年)の判決を受けて半年間芸能活動を自粛することになっている。


そして、芸能活動を再開した後も出演するテレビ局や所属事務所などに各種団体が抗議に訪れるなど、しばらくは事件の影響が尾を引いたようである。



このフライデーを襲撃した時のダシャーは、金星/土星/ラーフであるが、条件によっては、金星/土星期は「王が乞食に転落する」時期であると言われている。


ビートたけしの場合、金星/土星期になるまでの金星/木星期は明らかに王であったため、金星/土星期になってからの逮捕や謹慎は、王が乞食になっている状況ではないかと思われる。




Sloka 28½ – 29½: If Venus and Saturn posited in their exaltation, Swakshetra or Vargottamamsa be strong and ‘equally powerful to cause Yoga, they will, in their mutual Dasas and Bhuktis, make the native a beggar seeking alms and a powerless being, even if he be born a king or a Kubera. Should however one of the two be strong and the other weak, the stronger one will give the Yoga.

Venus and Saturn are natural friends and any student of astrology, logy will expect good results in their mutual Dasat and Bhuktis. But the sense contained in this sloka is contrary to the above statement. If the two planets are well placed, the Bhukti of Venus in Saturn’s Dasa and ‘Vice versa will be the worst periods the native can possibly expect. The stronger the two planets are the worse will be the effect.

Sloka 29½ – 30½. If both of them be weak and be so mutually placed that one occupied the 12th, the 8th or the 6th from the other, or happen to be owners of such places; or be conjoined with the lords of these houses, they become auspicious and confer wealth and happiness on the native. If one of them own, an auspicious house and the other an unfavourable one, even then, hath of them will produce good effects. If they are both malefics, they will prove extremely favourable to the native.


シュローカ28(1/2) – 29(1/2)

もし金星と土星が高揚、定座、もしくはヴァルゴッタマにあり、強く、ヨーガを引き起すに等しく強いなら、それらは相互のダシャー、ブクティーにおいて、人が例え王か、クベラ(お金や富の神様)に生まれたとしても、施しを捜している乞食、そして無力な存在にする。しかしながら、2つのうちの1つが強く、もう一方が弱いなら、より強い方がヨーガを与える。

金星と土星は生来的友好で、どんな占星学の生徒も、それらのダシャーとブクティーにおいて、良い結果を予測します。
しかし、このシュローカに含まれる感覚は、上記の言明と反対です。

もし2つの惑星が良い配置なら、土星のダシャーにおける金星のブクティーは(逆もまた同様ですが)、おそらくチャートの主が期待できる最悪の時期になるでしょう。2つの惑星のより強い方が、より悪い効果となります。


シュローカ 29(1/2) – 30(1/2)

もしそれらの両方が弱く、一方が他方から相互に12室、8室、6室に位置するか、もしくは、そのような場所の支配星であるなら、もしくはこれらのハウスの支配星とコンジャンクトしているなら、それらは吉祥となり、チャートの主に富と幸せを与えます。

もしそれらの一つが定座、吉のハウス、そしてもう一方が不吉なハウスであったら、それらの両方は良い効果を生みます。

もしそれらが両方とも凶星だったら、それらはチャートの主にとって極めて好ましいと分かります。

(ウッタラカーラムリタより一部、引用抜粋)




ウッタラカーラムリタによれば、土星と金星のより強い方が、ヨーガを与えると記されている。


ナヴァムシャでは、6、7室支配の土星は高揚しており、より強い配置であり、この土星がヨーガの結果を与えたと考えることができる。


すると、土星は6、7室支配で3室(メディア)に在住し、3、10室支配の金星(芸能活動)にアスペクトしている。


この土星が3室に在住し、3、10室の支配星にアスペクトしていることが、芸能活動を中断させ、謹慎をもたらしたことは明らかである。


また土星は、5室支配の木星(たけし軍団)にもアスペクトしており、フライデー襲撃事件はたけし軍団を巻き込んで実行されたのである。



またこのフライデー襲撃事件は、以下のように当時、交際していた愛人との交際をメディアに暴露し、更に愛人に怪我を負わせたことに対する報復行為である。



1986年12月8日、東京都渋谷区の路上で、ビートたけしこと北野武(以下「たけし」、当時39歳)と親密交際していた専門学校生の女性(当時21歳)に対し、『フライデー』の契約記者が、女性が通う学校の校門付近でたけしとの関係を聞こうと声をかけたが、それを女性が避けて立ち去ろうとしたため、記者が前方に立ちふさがってテープレコーダーを彼女の顔に突きつけ、手を掴んで引っ張るなどの行為に及び、頸部捻挫、腰部捻傷で全治2週間の怪我を負わせた。

(wikipedia フライデー襲撃事件)


従って、6、7室(愛人、あるいは妻)支配の土星が3室(メディア)に在住している配置でその事象を説明することができる。


6、7室支配の土星は、愛人を象徴し、更に妻である幹子夫人を象徴し、更にフライデーの批判的記事を象徴するとも言えるかもしれない。


土星は金星の星座に在住し、金星に一方的にアスペクトしているが、この辺りは複雑で、どう解釈すればよいか迷う所である。


土星が金星の星座に在住していることは、金星が優勢となることを表わし、土星が金星に一方的にアスペクトすることは、土星が優勢になることを表わし、ウッタラカーラムリタの記述のように土星が高揚して金星よりも強いため、土星が結果を表わすとも考えられる。


確かなことは、ビートたけしにとっては、金星/土星期は悪く働いたということである。




金星/土星期は、非常にミステリアスで、分かりにくいが、更に事例を見ていく必要がありそうである。








そして、ビートたけしは、1994年8月、バイクによる自損事故を起こし重傷を負っている。


この時期は、太陽/土星/土星期である。



太陽は出生図では、8室(致命傷)支配でラグナに在住し、マラカの4、11室支配の火星、6室支配の水星とコンジャンクトし、ラグナロードで2室支配の土星(マラカの7室に在住)と相互アスペクトしている。


8室(致命傷)支配の太陽がラグナに在住して、火星(6室の表示体:事故)と土星(8室の表示体:致命傷)の2つの凶星と絡んでおり、更に4室(乗り物)や6室(事故)の支配星と絡んでいることが交通事故を表している。


2室は顔を表すが、2室の支配星がマラカの7室に在住し、8室支配の太陽やマラカの4、11室支配の火星や、6室支配の水星からアスペクトされていることが、顔面への致命的な障害を表わしていたと考えられる。


このため、顔面の麻痺に対する長期に渡るリハビリテーションを必要としたのである。





幹子夫人との関係



ナヴァムシャでは太陽は、ラグナロードでマラカの7室に在住し、6、7室支配のマラカの土星が3室に在住している。



この事故が起こった時、ビートたけしは、当時、交際していた細川ふみえのマンションから帰る途中だったのではないかと言われている。






フライデー襲撃事件の時は、金星/土星期であり、バイク事故の時は、太陽/土星期であり、どちらも6、7室支配の土星期であり、愛人の存在がメディア(3室)に暴露されている。



この時、ナヴァムシャでは6室支配の土星が3室に在住していることから、幹子夫人との関係は良くないはずである。



事故を起こした後、1994年8月~1997年9月まで太陽期を経過しており、太陽は上述のようにラグナやラグナロードと絡む8室の支配星であるため、かなり長期に渡って、リハビリを必要としたことを物語っている。



その後、1997年9月からマハダシャー月期に入り、2007年まで続くが、この時期、月はナヴァムシャで、12室支配で4室で減衰し、ケートゥと土星から挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成している。



従って、月は非常に傷ついて弱い状態である。






出生図では、月は7室の支配星で11室に在住しているが、このバイク事故を起こして重体に陥った時、幹子夫人が側で、つきっきりで看病したようである。


従って、事故から復帰した後も暫くは、幹子夫人との関係を安定させていたと考えられる。



それはナヴァムシャで月が弱いながらも4室のケンドラに在住していることが物語っている。



然し、その後、マハダシャー火星期に移行すると、火星はナヴァムシャの6室に在住しているため、再び、ビートたけしは、幹子夫人との関係が悪くなったと考えらえる。



このように見てくると、ビートたけしは、40年間連れ添った幹子夫人と常に関係が良かった訳ではない。


関係が良かったのは、ナヴァムシャの5室に在住するマハダシャー金星期(結婚当初の幹子夫人も漫才をしていた頃)であり、その次のラグナロードで7室に在住する太陽期であり、その後の4室に在住する月期もまだ関係は良かったかもしれないが、次の6室に在住する火星期には意見の不一致などが見られた可能性があり、そして、更にマハダシャーラーフ期になると、ラーフは11室(6室から見た6室)に在住している。


そして、ラーフのディスポジターの水星は、11室の支配星で6室に在住している。


従って、2007年ぐらいから幹子夫人との関係は、おかしくなっていたと考えるべきである。


そして、ラーフ期になってから更にそれが決定的になったと考えられる。






以前、私は、『北野たけし”100億円の愛人騒動”について』という記事を書いたが、2014年7月17日号の週刊文春に載っていた記事を参考にまとめたものである。



この2014年7月は、ちょうどマハダシャーラーフ期に移行する直前である。


ラーフは出生図において、恋愛の5室に在住し、月から7室に在住している。


またナヴァムシャでは11室に在住しているが、ディスポジターの水星は結婚生活の2室の支配星である。


またナヴァムシャではラーフは月から8室に在住しており、ディスポジターの8室支配の水星は、ラグナロードの火星と3室でコンジャンクトしている。


このマハダシャーラーフ期は、おそらくパートナーとの結婚願望(8室のラーフ)が出て来る時期であり、パートナーに頼りたいと思う時期である。


既に幹子夫人とは長い間、別居状態にあったということから、やはりラーフ期は、このタイミングで新しく結婚生活に入りたいと思った相手の存在を示唆しているのである。


それが発覚したのが、ちょうどマハダシャーラーフ期に移行したタイミングであった。






ラーフはダシャムシャ(D10)では、3室に在住し、ディスポジターの水星は3、6室支配で6室に在住し、ラグナロードの火星と6室でコンジャンクトしている。



従って、仕事に関しては、オフィス北野を独立し、自ら事務所を立ち上げることとなった。



そうした仕事上の奮闘が見られる時期である。



このように見てくると、ビートたけしのナヴァムシャのラグナは獅子座で、ダシャムシャのラグナは牡羊座で良さそうである。



ナヴァムシャのラグナを獅子座にすると出生図のラグナはダニシュターの第1パダになる。



ダニシュターは支配星が火星のため、ピッタ系の激しい性質を持つと共に音楽の才能を表わすナクシャトラとされている。



ビートたけしが、学生時代にジャズに夢中になり、ジャズの見識で高い評価を受けたことなどのエピソードはダニシュターであると考えると納得できる。



シュラヴァナは支配星が月のため、組織人間でNo.2が向いており、もう少し大人しい印象である。



ダニシュターは芸能人に向いているナクシャトラであり、人の話に耳を傾け、自分の血肉にする才能に恵まれている。



そうしたことを考えると『たけしのTVタックル』などで、たけしがゲストたちの話を非常によく聴いていることなどは、ダニシュターの象意に該当すると思われる。



今回の離婚で、ビートたけしは、幹子夫人に200億円以上の手切れ金を支払うと報じられている。


ダニシュターの人生とは、波乱万丈で、ドラマチックであり、お金にとらわれる人間ではないということから、ダニシュターの象意とよく合致している。













(参考資料)



ビートたけし離婚、莫大財産は元妻へ 終結まで長引いた背景
2019.06.12 16:00  女性セブン

「結果だけ見れば、0対100でたけしさんの完敗。それなのに本人は『オイラ、スッキリしちゃったぜ』って笑いながら頭をかいてましたよ」――。ビートたけし(72才)の知人は、苦笑いでこう明かした。

 たけしと幹子夫人(68才)の“離婚闘争”に、終止符が打たれていたことがわかった。元漫才師の幹子さんとたけしが結婚したのは漫才ブーム真っ只中の1980年。「勝手に婚姻届を出された」ことからズルズルと続いてきたというのはたけしの弁だが、幾度となく女性問題が取り沙汰されてもつかず離れずの関係を続けてきた。

 風向きが変わったのは2014年7月。『週刊文春』が「100億円の愛人」と題して18才年下のA子さんとの関係を報じたのだ。

「A子さんのマンションで同棲状態のたけしさんが彼女と結婚するため、100億円ともいわれる財産をすべて幹子夫人に渡して離婚するとの内容でした。降ってわいた“最後の恋”に関係者の衝撃は大きかった」(芸能関係者)

 2018年3月、たけしはオフィス北野から独立。新事務所「T.Nゴン」を立ち上げた。

「この頃から“A子はたけしの財産狙いではないか”“たけしは変わった”“A子以外の意見を聞かなくなった”とA子さんに否定的な報道が増えました」(スポーツ紙記者)

 今年元日にはスポニチが「たけし離婚調停」と報道。4日後の情報番組生放送でたけしは「調停なんか終わっているよ、バカヤロー! あとはハンコを押すだけだ」と発言していた。

 離婚の大きな争点は「財産分与」だと報じられてきたが、たけしにとってそこは重要な問題ではなかったようだ。

「A子さんが“後妻業”のようにいわれていますが、実際は違う。A子さんの立場を慮った部分が大きいでしょう。金銭面でいえばたけしさんは最初から幹子さんの要望をのむつもりでしたから。ただ、あまりに巨額なので弁護士を通してのやりとりが続き、時間がかかっただけでモメて話が停滞していたわけではない。A子さんもそこには口を出していません。

 たけしさんは結婚生活を始めた時から、ほぼ別居状態だったわけで“離婚するのに40年かかったよ”と苦笑いしていましたが、数百億円といわれた財産はすべて幹子さんへ渡した。たけしさんに残ったのは現在A子さんと同居する世田谷の自宅だけのようです」(たけしの知人)

 それでも冒頭の通り、スッキリした顔を見せているというが、悩みは「発表」の仕方。

「たけしさんは、どう話せば“ウケるか”と考えていたようですよ(笑い)。“誰もオイラの離婚に興味ないだろ”というのも本音のようですが、本人がどう報告するか気になるところ。たまには“恋”を本気で語ってほしいですが」(前出・芸能関係者)

 離婚後、A子さんとの生活に変化はあるのか。

「A子さんはたけしさんの家族とのコミュニケーションを密にとっています。たけしさんのお姉さん・安子さんからの信頼も厚いし、お兄さんの大(まさる)さんもそれを承知していた。北野家と距離があった幹子さんとは対照的かもしれません。たけしさんは『兄貴や姉さんも世話になってるんだ』と感謝していますし、もう少し行き来が頻繁になるかもしれませんね」(前出・たけしの知人)

 たけし側の代理人は「離婚が成立したのは事実ですが、それ以上はお話しすることはありません」と言うのみ。

 これから始まるA子さんとの二人三脚の人生。天才たけしの新たな一面がまたもや見られるか。

※女性セブン2019年6月27日号
参照元:ビートたけし離婚、莫大財産は元妻へ 終結まで長引いた背景
2019.06.12 16:00  女性セブン

ビートたけし 日本芸能界最高額の手切れ金 200億円以上譲渡で夫人と決別
2019年6月13日 05:30 スポニチアネックス

タレントのビートたけし(72)が、5月に幹子夫人(67)と離婚したことが12日、分かった。長く別居してきたが、40年にわたる関係に正式にピリオドを打った。200億円 以上ともされる莫大(ばくだい)な財産をたけしが夫人に渡すことで“決別”。自らの資産を捨てて、愛人とされてきた18歳年下の女性パートナーA子さんとの“愛”を 選んだ形だ。残りの人生を謳歌(おうか)するための、令和元年の再出発だ。

 関係者によれば、離婚が成立したのは5月。互いに弁護士を立てての協議離婚で、数年にわたって話し合いを続けてきた。代理人弁護士も「離婚したのは事実です。そ れ以上お話しすることはない」と話した。

 財産分与の話し合いでは、たけしがほぼ全ての財産を幹子さんに渡すことで同意したとみられる。幹子さんが受け取る財産は、金額に換算すると200億円以上になりそ うだ。

 知人は「個人資産で100億円、会社名義で100億円以上あったものを全て渡す形になったと聞いている。大切にしてきた高級外車のコレクションも手放すことになった」 と明かした。残ったのは、15年に立ち上げた新事務所「T.Nゴン」を兼ねた東京都世田谷区内の自宅だけだ。

 72歳の今もなお、テレビのレギュラー番組6本を抱えるなど売れっ子のたけしは、年収10億円超とされる。17年4月から新事務所に仕事の報酬が振り込まれているが、そ れまでは幹子さんが数十年にわたって収入を管理。「たけしさんは月額300万から400万円のお小遣いをもらってやりくりしてきた」(関係者)といい、多額の資産を残し ている。

 海外セレブが離婚に際して超高額の慰謝料を支払うことは多々あるが、日本では異例の金額。テレビ関係者は「日本の芸能界で史上最高額の“手切れ金”であることは 間違いない」と目を丸くした。

 たけしは「40年かかったけどやっとケジメがついた。これでA子と歩んでいける」と周囲に話しているという。別の知人は「たけしさんが再婚したとは聞いてない。面 倒なことはもう嫌でしょうし、今後することもないでしょう」と話しており、このままの関係を続けていくとみられる。

 A子さんとは7年前に出会い、交際を続けてきた。仕事の相談相手になるなど、たけしは絶大な信頼を寄せている。公私両面で欠かせない存在。自身の手元に唯一残した 財産である自宅が、2人の愛の巣だ。

 一方、幹子さんの周囲は「思うところもあるだろうが、納得している様子です」と明かした。ブレーク前の70年代から交際し、83年に結婚。当時から既に別居状態で、 幹子さんが離婚を求めたこともあったが、婚姻関係だけは続けてきた。

 その2人が、40年目に決めた熟年離婚。型破りな生き方をしてきたたけしだが、最終章に入っていく人生を見据えて選んだのは、お金ではなく愛だった。
参照元:ビートたけし 日本芸能界最高額の手切れ金 200億円以上譲渡で夫人と決別
2019年6月13日 05:30 スポニチアネックス










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藤田田著『ユダヤの商法』復刻の理由



最近、日本マクドナルド創業者の藤田田氏の著作全6冊を復刊するプロジェクトが実施されたようである。


中でも『ユダヤの商法 世界経済を動かす』(1972年/KKベストセラーズ)は総計82万7000部を売り上げるベストセラーとなったようだが、中古市場で2万円の値に吊り上がってしまい、容易に入手できない本になっていた。




例えば、この本を座右の書にする実業家も多く、たかの友梨も愛読書として、この本を挙げている。


この伝説の書が復刊したのを目にした為、以前から読みたいと思っていた私は、思わず、Amazonでワンクリックで購入した。



(新装版)2019年4月25日 初版第一冊発行


私の動機としては、ビジネスに生かすというよりもユダヤ人の考え方を知りたいと思ったからである。


ユダヤ人の商人の考え方についての興味深い話が載っているのではないかと思えたのである。


実際、読んでみると、藤田田氏が学生時代にG.H.Q(連合国軍最高司令官総司令部)で通訳のアルバイトをしていた時にユダヤ人米兵の軍曹が、給料前に破産状態になった同僚に高利で金を貸して、給料日になると容赦なく金を取り立てて、取り立てが難しい時には配給物資を担保として巻き上げ、金の力で同僚たちを支配し、逞しく生きている姿に感銘を受けたことについて綴られている。

その軍曹は、車を二台も買い込み、軍曹であるにも関わらず、G.H.Q.の上層部以上の豪勢な暮らしぶりだったという。


その時以来、藤田田氏はユダヤ人に接近し、一緒にビジネスを行なうようになり、いわばユダヤ人商人の見習いに入り、ユダヤ人から商売のやり方を直に学んだのだという。


そして、ユダヤ人たちの商売のやり方から学んだ経験について色々綴っているのだが大変興味深い話ばかりである。


藤田田氏は、ユダヤ人貿易商たちとの取引で、身を立ててゆくが、ユダヤ人は契約を絶対守り、契約を守らない人間は信用しない為、ある時、納期に間に合いそうになかった品物を届けるのに赤字覚悟で、飛行機をチャーターして納期に間に合うように相手に届けたエピソードを記している。


藤田田氏は、ある時は損をしてまでユダヤ人との契約を守った結果、ユダヤ人商人たちから「銀座のユダヤ人」と呼ばれて、世界のユダヤ人から信頼されるようになったのだという。



この藤田田氏のチャートについて当然、興味が沸くが、チャートを作成してみて、獅子座ラグナではないかと思った。




何故なら、まず、最初の印象として、藤田田氏は、創価学会の池田大作に雰囲気が似ているのである。


おそらく池田大作は、獅子座ラグナである為、藤田田氏も獅子座ラグナである。


獅子座ラグナに設定すると、ラグナロードの太陽が7室に在住しているが、7室は貿易相手や海外の契約先を表わすハウスである。

そして、この太陽に12室支配(海外)の月がコンジャンクトしており、海外のビジネスパートナーを表わす配置である。


また海外のビジネスパートナーを表わすと共に海外との貿易で、しばしば出費をすることも表わしている。


従って、上述したようにある時は、契約を守るために損をするようなエピソードも経験したのである。



また獅子座ラグナにすると、ラーフ/ケートゥ軸が6-12室の軸に在住し、木星、金星、火星が6室から12室(海外)にアスペクトしている。


これは藤田田氏が、海外の取引先から受注した商品を納期に間に合うように奔走して、海外に船便や飛行機で送り届けることを表わしている。いわば海外の取引先に対するサービス(6室)を意味している。

とにかく、こうした納期を守り、約束を守る藤田田氏を世界のユダヤ商人たちは信頼したのであるが、これはこの6室に木星や金星など吉星が在住して、充実したサービスを提供したことを物語っている。


藤田田氏は、海外から色々な物を日本に持ちこんできた人物でもあり、日本マクドナルド、日本トイザラス(おもちゃ)、日本ブロックバスター(レンタルビデオチェーン)など、ヒット商品、ヒット事業を日本に持ち込んだ。


従って、創業者と言っても、純粋に新しいアイデアの事業を創業したというよりも、海外のアイデア、ヒット商品を日本にいち早く持ち込んだパイオニアであり、その本質は、輸入販売業者といった方がいいかもしれない。


つまり、藤田田氏の本質的な肩書きは、貿易商人である。


だからラグナから見た12室に木星、金星、火星などの惑星がアスペクトするばかりでなく、月、太陽から見ても12室に木星、金星、火星などが集中しているのである。


藤田田氏のビジネスにとって、海外とのやり取りというのは、欠かせないのである。



そして、藤田田氏は、意外にも太宰治と酒を酌み交わすような親交があったのは、6、7室支配の土星が4室蠍座(水の星座:酒場)に在住しているからである。






太宰治のラグナは蠍座ラグナであるから、この4室に在住する6、7室支配の土星の表示体になっている。




今、藤田田氏が脚光を浴びる理由


そして、今、藤田田氏の著作全6冊を復刊するプロジェクトが起こり、にわかに注目を集めているのは、何故かと言えば、現在、土星が射手座で逆行し、木星も蠍座で逆行し、牡牛座10室にダブルトランジットが生じているからである。


また月、太陽から見た10室にもダブルトランジットが生じている。


そして、土星は5室(出版)をトランジットし、また月、太陽から見た5室(出版)に土星と木星がダブルトランジットし、また土星と木星は、11室(高い評価)にもダブルトランジットしている。



藤田田氏は、既に亡くなっているのであるが、亡くなった後もダシャーが進行していたと考えると、現在、月/土星期である。


月から見ると、土星はラグナロードで10室に在住し、その土星に現在、木星と土星がダブルトランジットしている。






月と土星の組合せは、カリスマの組合せであることにも注目である。



またチャラダシャーを見ると、現在、牡牛座/射手座であり、牡牛座は10室(有名、高い地位)で、射手座は5室(出版)である。


そして牡牛座にはAmKとDKがアスペクトし、牡牛座から10室にはAKとPKが在住して、ジャイミニラージャヨーガを形成している。


ヴィムショッタリダシャーや、チャラダシャーでも、既に亡くなった藤田田氏がこのタイミングで、社会の注目を浴びる理由を示しているように思われる。




金星/土星期


藤田田氏は、1971年に日本マクドナルドを創業したのであるが、2000年頃からマクドナルドの業績が低迷し、2002年7月頃に業績不振や自らの体調不良などにより社長を辞任している。


この時期は、金星/土星期であるが、金星/土星期は、ウッタラカーラムリタによれば、王が乞食に転落する危険な時期とも言われており、この時期に藤田田氏が、業績不振や体調不良で社長を辞任していることを説明することが出来る。


この金星/土星の条件面について、もう少し精査が必要である。(この詳細なリサーチは今回は省略)



マハダシャーの金星は、3、10室支配で6室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸や火星、土星と絡んで傷つけられており、この晩年におけるマクドナルドの業績低迷は、この配置が物語っている。



そして、藤田田氏は、2004年4月21日、心不全のため亡くなっている。






この時期は、金星/土星/ラーフ辺りである。



マハダシャーロードの金星は、マラカの6、7室支配の土星からアスペクトされ、土星は6、7室支配のマラカである。


そして、ラーフは12室に在住し、ディスポジターの月はマラカの7室に在住している。


12室は優先順位としては、マラカの次に死を表わすハウスである。




従って、もし藤田田氏が獅子座ラグナで正しく、またダシャーバランスが正しいなら、金星/土星期になってから、藤田田氏は、業績不振と体調不良、社長の辞任、そして、死も迎えたことになる。





為替(FX)や株式のトレードにおける損切りの考え方は、ユダヤ商人のビジネスに対する姿勢そのものである



私が、『ユダヤの商法 世界経済を動かす』を読んで興味深かったのは、以下の箇所(P.50)である。


辛抱よりは”見切り千両”

ユダヤ人は、相手の気持ちが変わるまで、辛抱強く待つ反面、ソロバン勘定に合わないと分かれば、三年はおろか、半年と待たないで手を引いてしまう。

ユダヤ人がある商売に、資金、人力を投入しようと決めたとすると、彼は、一か月後、二か月後、三か月後の三通りの青写真を準備する。

一か月経ち、事前の青写真と現実の間にかなりのズレがあったとしても、不安そうなそぶりや動揺はまったく見せない。どしどし資金と人力をそそぎ込む。

二か月経って、同じように青写真と実績の間に開きがあったとしても、ユダヤ人は一層補強投資をするだけだ。

問題は三か月目の実績である。

ここで青写真通りに行かない場合は、将来、商売が好転するというはっきりとした見通しがつかめない限り、思い切りよく手を引いてしまう。

手を引くということはそれまで注ぎ込んだ資金と人的努力を一切放棄してしまうことだが、たとえそうなったところでユダヤ人は泰然自若としている。商売はうまく行かなかったが、手を引くことで、ガラクタは一切背負い込まないですんだと考えて、むしろサバサバした顔をしているのだ。

ユダヤ人は、最悪の場合に三カ月で注ぎ込む資金は、あらかじめ予測している。その許容限度内の予算で勝負したのだから、クヨクヨすることはない、というのが彼らの考え方である。


「ダルマさん」は商売知らず

ところが、日本人の場合は大変なことになる。

「せっかくここまでやってきたのだから、もうひとふんばりしなくちゃ・・・・」

「今、ここでやめたら三か月の苦労が水の泡になる」

と、未練を残し、生半可に迷いながら商売を続ける。そして、結局、深みにはまり、再起不能のダメージを受けてしまう。

(略)



このユダヤ人の”見切り千両”の合理性は、FXや株の売買などにおける損切りの考え方と全く同じである。


しかも一定の損切り幅を決めて、その損切り幅を超えた途端に一切の感情に流されずに機械的に損切するという損切りルールの考え方と全く同じである。


FXや株のトレードにおいて、最も大事なことはこの損切りであり、損切さえしっかり出来ていて、防御さえしっかりしていれば、資金は増えていくと教えられている。


私自身、これは痛感しているが、素人は小さい勝ちを積み上げて、資金を増やしていくが、一度の大きな敗北を喫して、その全ての利益を失ってしまうのである。


それが素人の負けパターンであり、一度に全ての利益を吹き飛ばすリスクを損切りによって回避できれば、資金は増えていくのである。


ユダヤ人のビジネスに対する姿勢が、全くこの損切りの考え方と同じであることは非常に興味深い。


つまり、FXや株式のトレードに関しても、ユダヤ人商人と同じマインドを身に付ければ勝てるということである。


資本主義や株式市場を生み出したのがそもそもユダヤ人である為、これらを上手く扱う合理性もユダヤ人が有していても不思議ではない。


逆に日本人の場合、ダメなビジネスに見切りを付けられないで、再起不能のダメージを受けてしまうと、記されているが、これはFXや株式のトレードにおいて損切り出来ない人が損失を拡大して破産してしまうパターンである。



藤田田氏の著作の中で、最も有名なのは、『ユダヤの商法 世界経済を動かす』だが、この他にも『勝てば官軍』などの本も有名である。



資本主義を生み出し、世界経済を支配するユダヤ人のマインドや行動規範について知りたければ、これらの本はお勧めの本である。





【その他のエピソード】

藤田田氏が獅子座ラグナであることを物語るその他のエピソードがいくつかあるが、例えば、自分の息子たちに王様の名前を付けたことなどもいかにも獅子座らしいエピソードである。

藤田田氏には2人の息子がいるが、長男は、藤田元氏で、 次男は、藤田完氏である。

『ユダヤの商法』を書いた当時、成城大学1年と成城高校1年の息子(現在は、藤田商店の代表取締役、取締役副社長)がいて、長男に『元』(ゲン)、次男に『完』(カン)という名前を付けたが、これらは外国人には呼びやすい名前で、”ゲン”は英語で書くと、”Gen”で、将軍という意味であり、”カン”は、英語でカーンと発音し、”王様”を意味する。

藤田田氏の田(デン)という名前も外国人にとって呼びやすい名前らしく、そのことで随分得をしたといった話題の中で、外国人に親しみやすい名前を付けるべきだといった意見を綴っている。

獅子座は、”王室”の星座であり、自分を王様としてイメージする星座である。

そして、獅子座は子煩悩で、子供たちに自分の王様としての自己イメージを投影して、子供たちに王様の名前を付けたのではないかと思われる。

藤田田氏の出生図では、牡羊座や射手座、獅子座には全く惑星が在住していない為、せめてラグナは獅子座でないと、王様という自己イメージは生まれそうもない。

従って、獅子座ラグナで正しいと思われるのである。


またもう一つ、藤田田氏は、海外の悪徳商人から騙されて契約履行の直前に契約をキャンセルされ、損害を負わされそうになったことがある。

この時にケネディー大統領に手紙を書いて、この理不尽な商行為について直訴したようである。

ケネディー大統領は、商務長官を通じて、問題を解決するように指示し、場合によっては悪徳商人の海外渡航を禁じるような措置を取ることを伝えて来たという。

この大統領にまで直訴して、勝利を勝ち取った藤田田氏を海外のユダヤ人商人たちは、見直し、本物の信用を与えるようになったという。

このエピソードを読んで、更に獅子座ラグナで正しいと思われるのは、ラグナロードの太陽が7室に在住し、海外の契約相手に積極的にアプローチしていく配置であるが、7室の太陽は権力者を表わしているからである。

この配置が、ケネディ大統領のような権力者に自ら手紙を書いて、貿易問題の解決を直訴した配置であると言える。


最後に藤田田氏は、通訳をするほど、語学が堪能であったが、最低三か国語を話せることを推奨している。

もし獅子座ラグナだとすると、5室支配の木星にケートゥがコンジャンクトしており、語学の才能を表わしている。


このように様々な細かいエピソードを検討してみても、藤田田氏は獅子座ラグナで正しそうである。

後はナヴァムシャのラグナであるが、ナヴァムシャでは、木星と火星が高揚し、蟹座に惑星集中している。

創業社長の場合、2室が強調されるため、今回は、ラグナを双子座に設定してみた。ナヴァムシャのラグナの取り得る範囲は、牡羊座から射手座までである。

ナヴァムシャを双子座ラグナにすると、出生図のラグナは、マガーの第3パダである。



(参考資料)



なぜ今、藤田田なのか マック創業者の「金儲け書」復刊の訳
2019.04.13 07:00  NEWSポストセブン

 松下電器(現パナソニック)の松下幸之助、本田技研工業(ホンダ)の本田宗一郎、ヤマト運輸の小倉昌男など、名だたる大企業を一から築き、繁栄させた創業者たちに共通しているのは、決して人真似ではない独自の経営哲学や生き様を体現し続けたことにある。その類まれなるビジネスセンスやベンチャー精神は、今なお色褪せることなく著作物等を通じて語り継がれている。

 伝説的な名経営者といえば、この人も例外ではない。日本マクドナルド創業者の藤田田(でん)だ。

 東大在学中に高級雑貨輸入業の「藤田商店」を創業した藤田は、1971年に大手商社や食品メーカーを押しのけ、米国マクドナルドと合弁で日本法人「日本マクドナルド」を設立。東京・銀座の一等地、三越銀座店に1号店をオープンさせて以降、ハンバーガーという全く新しい食文化を瞬く間に日本中に根付かせた。その後、ファストフード業界を席巻するマクドナルドの躍進ぶりは周知の通りだ。

 藤田の略歴を記すと、「外資系企業を軌道に乗せただけでは?」と皮肉る向きもあろうが、日本での成功は単なる“米国流”の継承とは異なり独創性の高いものだった。

 藤田の生前、マクドナルドの広報部から依頼され2時間近くインタビューし、『日本マクドナルド20年史』に「藤田田物語」を書いたことのある外食ジャーナリストの中村芳平氏(近著に『居酒屋チェーン戦国史』がある)がいう。

「藤田さんは米国マクドナルドの創業者であるレイ・クロック氏に認められ、請われて合弁会社の日本マクドナルドを作ったのですが、その出資比率は50対50、しかもアメリカのアドバイスは受けるが命令は受けない、経営は日本人がやる──とエリアフランチャイズ(AFC)ではあり得ない日本優位の条件を呑ませました。日本マクドナルドは外資系ではなく“外枝系”(技術・ノウハウだけ提供を受ける)だ、と。

 それだけではありません。店名もアメリカ人の『マクダーナルズ』という発音は日本人には馴染まないとして『マクド・ナルド』に変えました。旧制松江高校の同級生を特攻隊で死なせた戦争経験世代の藤田にとって、決してアメリカの言いなりにはならず、日本発祥のハンバーガー店として成功させてみせるという強い意気込みがあったのです」

だが、そんな藤田は戦後GHQ(連合国軍総司令部)で東大法学部の授業料と生活費を稼ぐために通訳の仕事をした。そこで出会ったユダヤ人たちが兵隊の位は下士官以下、「Jew」と軽蔑されているのに金貸しをやり、贅沢な暮らしをしていたことに驚いたという。

 戦後国家の価値観が音をたてて崩れる中で、ユダヤ人は2か国語以上を話し、いつもたくましく生きぬいていた。5000年の民族の歴史のなかで、「金儲けの哲学」を確立してきたからだ。藤田はユダヤ人の兵隊たちと深く付き合うことで、「ユダヤの商法」を学んだ。東大2年の時、過分な外貨の割り当てを受けてヨーロッパに輸入に出かけたのが、藤田が輸入商社「藤田商店」を起業する原点だ。

 藤田は藤田商店を興そうとした時から、100万円を目標に、月々5万円という多額な貯金を始め、20か月で実現した。これが藤田を“銀座のユダヤ商人”に変えるのだ。

「藤田さんは『人生はカネやで!』と言ってはばからない人でしたが、『金儲けは目的ではなくチャンスを得るための手段』だとも話していました。

 藤田さんの発想の根底には“人間は裸で生まれて裸で死んでいく”という東洋的無常観が存在していました。つまり、どうせ裸で死んでいくなら今現在を精一杯生きることが、結果として金儲けにつながるんだという考え方です。人生は『仕事×時間=巨大な力』だと説いていました」(前出・中村氏)

 そんな“藤田流”経営の極意や金言が詰まった著書はこれまで数多く刊行されているが、中でも『ユダヤの商法 世界経済を動かす』(1972年/KKベストセラーズ)は総計82万7000部を売り上げるベストセラーとなった。近年は品切れ状態が続き、中古市場では2万円近い高値で取り引きされるほどだった。

 ソフトバンクの孫正義が高校生のころに『ユダヤの商法』を読んで感銘を受け、藤田に直接会いに行ったエピソードは有名だ。

 しつこく面会を申し込んでくる孫に根負けした藤田は、15分だけ対面し、「これからはコンピューターの時代だ。米国留学するならコンピューターの勉強をしなさい」と進言したという。この言葉をきっかけに、孫は事業家として現在の地位を確立するまでになったのである。

 そんな『ユダヤの商法』はじめ藤田田の名著6冊が4月12日に復刊(KKベストセラーズ)された。

「78:22の宇宙法則」「女を狙え」「口を狙え」「今日のケンカは明日に持ち越さない」「不意の客は泥棒と思え」……『ユダヤの商法』を開くと、Part1の項だけでもドギツイ見出しがずらりと並ぶ。

 しかし、なぜ今このタイミングで藤田田の著作を復刊することにしたのか──。KKベストセラーズ書籍編集部で復刊プロジェクトチームの統括にあたった山崎実氏に聞いた。

「いまの時代は中小・大企業問わず『正社員としての終身雇用』が難しい時代で、特に就職氷河期の40代以下の若者は自分の力で厳しいビジネス社会や人生を切り開いていかなければなりません。

 もちろん藤田さんが活躍された時代に比べれば、いまはモノが豊かにあって新しいビジネスのアイデアを持った賢い人たちもたくさんいますが、藤田さんのように常識を打ち破り、素早く行動に移すことのできる“突破力”を持ち合わせる人はそう多くありません。

 新しいビジネスで世界を変えたいとか、お金持ちへの夢を貪欲に描いている人は、藤田さんの著書の中から必ず“成功のヒント”を見つけ出せると思います。露悪的な表現も多々ありますが、藤田さんには大阪生まれのユーモアや人情味もありました。その愛情溢れる言葉やノウハウの数々は、現代のビジネスマンや起業を志す若者の心にもきっと刺さると信じています」(山崎氏)

 藤田田が2004年4月に亡くなって、今年でちょうど15年──。日本最大の外食チェーンと巨万の富を築いた伝説の経営者の“金儲け術”に心酔して、第二の藤田田、はたまた孫正義が次々と登場すれば、日本の経済界も明るいのだが……。

(敬称略)
参照元:なぜ今、藤田田なのか マック創業者の「金儲け書」復刊の訳
2019.04.13 07:00  NEWSポストセブン

藤田田物語①手垢でボロボロに汚れた一通の「定期預金通帳」
凡眼には見えず、心眼を開け、好機は常に眼前にあり
中村 芳平
2019年04月03日 BEST TIMES

日本を代表する経営者たちが、むさぼり読んだとされる『ユダヤの商法』。その著者・藤田田に、誰よりも深く切り込んだのが、外食ジャーナリストの中村芳平氏だ。中村氏は1991年夏、日本マクドナルドから要請され、藤田田に2時間近くインタビューをおこない、原稿をまとめたものが「日本マクドナルド20年史」に掲載された。その藤田田物語を大幅加筆修正してお届けする第1回。

■金儲けは正義である

「東大出の異色の経営者」、「銀座のユダヤ商人」、「アントレプレナー(起業家)のアイドル」、「文明評論家」……。総資産1兆7000億円といわれる日本最大の外食チェーン、日本マクドナルド株式会社を率いる藤田田には、ただ単に外食チェーンの経営者にとどまらない、予言者的、警世家的な風貌がある。それに加えて、〝日本マクドナルド教教祖〟兼〝日本金儲け教教祖〟といった雰囲気がある。

 企業が興隆するのには、魅力ある人物の出現が第一だといわれるが、藤田田には成功する起業家の条件が備わっていた。

 日本マクドナルドのハンバーガーが、わずか20年という短期間のうちに、全国津々浦々で800店余を数える日本一のレストランチェーンに発展したのは、藤田田の企画力、行動力、決断力、経営力に加え、人間的魅力があったからである。

 日本は歴史的に「米と魚の食文化の国」であった。日本で丸い小型のパン(ハンバーガーバンズ)に牛肉のハンバーグステーキを挟んだハンバーガーが、爆発的にヒットするとは誰も予想していなかった。 

藤田はそんな常識が支配する日本でハンバーガービジネスを展開するのに、「文化流水理論」を採った。「文化というものは高きところから低きところに水のように流れる」、つまり知識や情報はすべて「上から下へ流れる」という理論だ。

「アメリカという日本より高い文化のある国で、ハンバーガーとポテトがはやっているのであれば、日本が黒髪とみそ汁と米の文化の国だとしても、将来は金髪の女の子がハンバーガーとポテトを食べていてもおかしくはない」(藤田)

 藤田はハンバーガービジネスを最初に展開する場所に、アメリカ側が主張する湘南海岸のロードサイド店をはねつけて、東京・銀座を主張し一切譲らなかった。銀座という日本文化を象徴する場所に出店することで、ハンバーガービジネスが日本中に流れていくと確信していたからだ。

 藤田は1971(昭和46)年7月、日本マクドナルドの第1号店を銀座三越店の1階にオープンした。

 たった22坪、テイクアウト(持ち帰り)専門の小さな店だったが、8月からスタートする歩行者天国(日曜・祝日)を味方につければ、爆発的にヒットすると読み切っていた。実際、歩行者天国が始まると、銀座通りにはビーチパラソルの花が咲いた。その下には折りたたみ式の丸テーブルと椅子が置かれて、公道がそのままマクドナルドの店舗として使われた。家族連れが買い求めたハンバーガーやポテト、コーラ、アイスコーヒーなどのセットメニューをトレーに載せて運び、テーブルに座って飲み食いした。

 一方ではジーパンやミニスカートに代表される若者たちが歩行者天国を闊歩、歩きながらハンバーガーとコーラを立ち食い、立ち飲みした。それまで立ち飲み、立ち食いは日本の食文化では行儀が悪いと、家庭や学校教育では道徳上、原則的に禁止されていた。

 だが、藤田はそういう常識を破壊し、「右手にコーラ、左手にハンバーガー」というアメリカン方式の新しい食スタイルを流行らせることに成功した。日本マクドナルドの銀座三越店は連日連夜行列ができるほどの繁盛ぶりで、翌 72(昭和47)年10月1日、日商222万円を記録し、マクドナルドの売上高世界新記録を打ち立てた。

 藤田はハンバーガービジネスで、日本的な食習慣に革命を起こしたのである。

 藤田はこのような成功体験を引っ提げて72年5月、自著『ユダヤの商法』(KKベストセラーズ刊)を世に問うた。

 それまで、日本人が最も苦手としたユダヤ人社会を題材にとり、世界経済を動かすユダヤ人の地下金脈や、ユダヤ人の政治力の実態に斬り込んだ。藤田は、「78:22の宇宙法則」、「首つり人の足をひっぱれ」、「女と口を狙え」、「懐疑主義は無気力のモト」といった全97項目から構成される『ユダヤの商法』で、金儲けの極意を明らかにした。

 藤田は「ユダヤ商法の原理原則の中にこそ金儲けのノウハウがある」と、喝破した。日本にマクドナルドのハンバーガーを導入し、それを成功させた快男児のことばであっただけに、そこには臨場感あふれる説得力があった。

『ユダヤの商法』を読んだ誰もがみな、マクドナルドのハンバーガーを初めて食べたときと同じような驚きと、カルチャー・ショックに襲われた。

 これを機に藤田は、稀代の起業家にして予言者、警世家、そして〝日本金儲け教教祖〟の座に就いたといっても過言ではない。『ユダヤの商法』は82万7000部売るベストセラーとなったが、現在では古本市場で高値をつけ、多くの読者からその復刊を待望されていた。

 藤田の素顔を探っていくと、原理原則に忠実なユダヤ教的合理主義者の面と、義理人情に厚い古風な日本人の面とが矛盾なく同居していることに驚かされる。怪物ぶりを発揮する反面、優しさを忘れないところに、藤田の人間的な魅力が感じられるのである。

■40年以上続けている定期預金

〝怪物〟藤田田は、手垢でボロボロに汚れた1通の「定期預金通帳」を、自らの生存を証明する唯一無二の「宝物」のように大切に保管している。

 預金通帳といっても40年以上前の1950(昭和25)年に発行された古いもので、現在の総合口座通帳のようにCD(キャッシュ・ディスペンサー)に挿入すれば残金を記帳できる便利な通帳とは異なる。

 小学生が国語の漢字の書き取り練習のときに、大きな四角のマス目のついたノートを使うが、藤田が大切にしている預金通帳もこれによく似た作りだ。通帳の1ページが大きな四角のマス目、12(1年分)~16に区切られていて、その一つひとつの枠内に、預金額が漢数字(算用数字併用)で「五萬円」と縦に書かれていた。預金額の下には銀行の受領印が捺してあった。

 藤田が住友銀行(現・三井住友銀行)新橋支店発行のこの預金通帳に月々5万円の貯金を始めたのは、50年のことだった。東大在学中の24歳のときのことで、この年、藤田はハンドバッグやアクセサリーなどを輸入販売する個人経営の貿易会社「藤田商店」をスタートさせた。藤田が貯金を始めたのは、藤田商店の設立がきっかけである。

 50年当時の5万円といえば、大金であった。

 そのころ、日雇労働者の1日の賃金が、「二個四」(〝100円札2、 10円札4〟で〝にこよん〟)という俗称のある手取り240円であった。すなわち25日間働いても、「240円×25日で6000円」にしかならなかった時代である。その時代に藤田は、日雇労働者の賃金8か月分以上にものぼる大金を毎月、定期預金していたのである。

 なぜこんな高額な貯金をするようになったのか。詳しくは後述するが、藤田はこの貯金通帳を初めに、最初の10年間は5万円、次の10年間は10万円、その次の10年間は15万円、つまり50年~80(昭和55)年の 30年間、毎月平均10万円をコツコツ貯金してきた。そして81(昭和56)年からは毎月10万円貯金していた。

 筆者が91(平成3)年夏にインタビューした時には40年以上にわたって10万円の貯金を続けていた。

 もちろん、50年に貯金を始めてから一度も休まずに続け、一度も引き出したことはない。

 それでは、藤田の定期預金は40年間でいくらになったか──。

 1年間が12か月だから、40年間といえば、12か月×40年間で480か月。その間に積み立てた元金の総額は、480か月×10万円で4800万円ということになる。これが毎年、複利でまわっていくわけだが、利まわり後の貯金額のトータルは、91(平成3)年4月現在で、なんと「2億1157万6654円」に達している。元金4800万円の5倍近い増え方である。

 参考までに計算してみると、藤田の定期預金が約1億2000万円になるのには30年かかったが、この2億1000万円余になるには10年間しかかかっていない。複利預金の増え方の威力をまざまざと見せつけられる思いである。

「この貯金については、毀誉褒貶があるんですよ。土地を買っておけば土地長者になっていたとか、株を買っておけばもっと儲かったとか、いろいろ言う人もおります。実際、長い間には、この金を引き出して使いたいという局面にも何回か遭遇しました。けれども、いったん下ろさないと決めたものを下ろしてしまったのでは、自分の負けなんですね。大変な克己心がいったことは確かです。でも、それを続けて来たことで、『藤田は約束を守る男だ』と銀行からも絶大な信用を得ています。私は、息子の元(現・藤田商店社長)に、『こ の貯金は、私が死んだあとも100年間続けてみろ』と、いっているんですよ。親、子、孫3代にわたって続けることになるかもしれませんが、そうすればどうなるか──。私のように粘り強い日本人がひとりくらいいても面白いではないか、と考えているんですがねぇ……」(藤田)

 毎月10万円ずつ100年間預金したら、複利でまわっていくらになるか──。今後、預金が1億円ずつ増える期間がどんどん短縮されていくのはわかるが、これを即答できる銀行マンはほとんどいないという。

 ともあれ、〝ユダヤの商人〟こと藤田田は、50年から40年以上、毎月いちども欠かさずに貯金してきた最初の定期預金通帳を、汚れてボロボロになった今も、昔と同様に宝物として大切に保管している。

〝怪物〟藤田田の真骨頂は、まさにこの預金通帳にあるといえる。

 天才とは、複雑な物事を単純化する能力であるといわれる。藤田は、人生が「仕事×時間=巨大な力」という単純な図式に当てはまるということを早くから見抜き、定期預金という形でそれを実証してきた。

 平凡なことを、非凡に実行する男──それこそが藤田田という怪物の正体である。

 藤田がこのような貯金を始めるきっかけは、どのへんにあったのであろうか。

■かまぼこ板と天性の腕白坊主

 藤田田は、大正から昭和へと移り変わる年、1926(大正15)年3月13日に大阪府で生まれた。

 日本マクドナルドが創業20周年を迎えた91(平成3)年、65歳になった。父・良輔、母・睦枝を両親に、5人兄弟の次男として生まれた。父は仏教徒であったが、母は敬虔なクリスチャンで、わが子がクリスチャンになるようにと願って、藤田の「口」の中に小さな「十」字架を入れ、「田」と命名したという。

 藤田の父は、英国の「モルガン・カーボン・クルシーブル」日本支社に勤める電気技師で、収入も多く、大阪千里山に豪華な邸宅をかまえていた。当時としては珍しい洋風生活で、藤田はベッドで育った。

 小学校は公立小学校に通い、中学校の進学にあたっては大阪市淀川区にある名門進学校の旧制北野中学校(現・大阪府立北野高校)を受験した。

 だが、早熟で、たびたび生意気な質問をして先生を困らせたことが災いしたせいか、内申書の成績が悪く、不合格となってしまった。

 そこで、藤田は、父の了解を得て、自らの意志で小学生浪人を経験した。当時も今も極めて珍しいケースだ。それだけ旧制北野中学校への進学が、その後の進路を決めると考えていたからだ。

 近所の老人から〝かまぼこ板〟とあだ名されるほど勉強したのは、このころのことであった。いつ見ても、背中を丸めて机にかじりついて勉強していたからだ。

 39(昭和14)年4月、藤田は2度目の受験で念願の旧制北野中学校へ進学した。成績は十数番であったようだ。

 このとき現役でトップクラスで入学したのが松本善明(93歳。弁護士。元・共産党衆議院議員)である。

「私たちが入学した当時、旧制北野中学校は6クラス編成でした。旧制中学校では成績が1番からビリまで全部貼り出され、机に並ぶ順番も成績通りと決まっていました。また、6クラスの級長、副級長も成績順に12人までと決められていました。

 私は全クラスでトップの成績だったので常に級長を務め、全クラスの組長に選ばれました。藤田は全クラスで13~15番程度の成績で、級長・副級長にはなれなかったですね。藤田は私のことをよく知っていたと思いますが、中学時代はほとんど付き合いがなかったです」

ちなみに、松本は26(大正15)年5月17日、大阪府生まれ。専門出版社「大同書院」(当時)の長男であった。学年では早生まれの藤田より1年下であるが、藤田が1浪して入学してきたので同期生となった。年齢は満13歳で同年齢である。

 松本は器械体操部に所属し、体を鍛えた。旧制北野中学校に入学して2年後の41(昭和16)年12月、真珠湾攻撃によってアメリカとの太平洋戦争が始まった。

 日本は初めのうちこそ快進撃を続けたが、42(昭和17)年6月のミッドウェー海戦での敗北を機に後退を余儀なくされた。43(昭和18)年4月に山本五十六連合艦隊司令長官が戦死、同年5月にはアッツ島部隊が玉砕した。

 純真な軍国少年であった松本は、他の級長2人と計3人で43年6月、海軍兵学校を受験した。

 当時、海軍兵学校が最難関とされたのは学業の優秀さに加え、身体が強健でなければ合格できなかったからである。このとき松本も含め旧制北野中学校からは三十数人が合格した。

 同年12月、松本は江田島の海軍兵学校に入学(第75期生、卒業は45年10月)。そして松本は江田島で終戦の玉音放送を聞くことになるのだ。

 藤田は旧制北野中学校に入学してからは陸上競技部に所属し、400メートル競走の選手をやっていた。陸上競技のなかでは瞬発力と耐久力が求められる厳しい中距離走の種目である。

 旧制北野中学校時代の同級生は「藤田は天性の腕白坊主であった」と証言している。藤田はヤンチャで、いつでも何か悪さをしていないと気がすまないといった性格であったから、教室にじっとしていることは少なかった。けれども、藤田のイタズラは、人の心を傷つけるような陰湿なものではなく、明るくカラッとしていた。ガリ勉タイプではなかったが、「試験のヤマを当てるのがうまかった」(藤田)ためか、成績は常に全クラスで上位10数番であった。

 しかしながら級友の間にも奇妙な人望があり、級長・副級長に次ぐ班長に推されたこともあった。

 全国屈指のラグビー校としても知られた旧制北野中学校では、大会があると全員で応援に参加した。参加しないと、先輩からビンタが飛んだが、こんなときでも藤田がビンタを張られることはまずなかった。

 判断が機敏で、すばしっこい上に、腕力にも自信があったからだと思われる。

(『日本マクドナルド20年のあゆみ』より加筆修正)〈②へつづく〉
参照元:藤田田物語①手垢でボロボロに汚れた一通の「定期預金通帳」
凡眼には見えず、心眼を開け、好機は常に眼前にあり
中村 芳平
2019年04月03日 BEST TIMES

藤田田物語②「人生はカネやでーッ!」左翼学生に放った言葉
凡眼には見えず、心眼を開け、好機は常に眼前にあり②
中村 芳平
2019年04月10日

日本を代表する経営者たちが、むさぼり読んだとされる『ユダヤの商法』。その著者・藤田田に、誰よりも深く切り込んだのが、外食ジャーナリストの中村芳平氏だ。中村氏は1991年夏、日本マクドナルドから要請され、藤田田に2時間近くインタビューをおこない、原稿をまとめたものが「日本マクドナルド20年史」に掲載された。その藤田田物語を大幅加筆修正してお届けする第2回。

■兄貴と慕われる

1944(昭和19)年4月、藤田は、戦火の激しい都会を避けて、山陰の学府・旧制松江高等学校に入学する。18歳のときのことだ。5か国語ほどを使い分けたという、語学の得意な父親の影響もあって、ドイツ語を第1外国語とする文科乙類に入った。「英語は中学時代5年間勉強して、ある程度マスターしていたので、もう1か国語くらい覚えたい」(藤田)というのが文乙志望の動機だった。文乙には好奇心の強い、少し大人びて、ひねくれた発想をする人間が集まっていた。

 藤田にとって不幸だったのは寮生活を一緒に送ったクラスメートが、肺結核に冒されていたことだ。入学して半年もすると体調を崩し、京都帝国大学で診断を受けた。その結果、肺結核で右肺に鶏卵大の空洞が二つあるのが発見された。

 診断をした京都大学結核研究所の岩井教授は、今ここで棺桶屋に電話をして棺桶の予約をするか、ただちに入院して人工気胸をやるかのどっちかだという。このままでは、あと2か月の命だともいう。

 私は、入院して人工気胸をやったら治るのかとたずねた。岩井教授は、それはわからないが、入院したら治すように全力をあげるという。私はやむを得ずに、即時入院を選んだ。

 入院をしたら、今度は、肛門のまわりに穴があく痔瘻にやられた……(中略)……。

 痔の手術は、痛いうえに恰好も悪い。尻の穴を人に見せるというのは死ぬほど恥ずかしい。しかも若いから、看護婦を見て体に変化が起きないように、シンボルに絆創膏を巻いて足に固定してしまう。まさに、踏んだり蹴ったりである。

 痔瘻はどうにか治ったが、結核は2~3年は安静にしていないといけないという。松江高等学校は、2年連続落第は放校だという。

 人工気胸というのは、空気を入れて、肺が動かないようにしておいて、そこへ栄養を送り込んで結核を退治するという治療法である。現在は抗生物質の出現で、人工気胸はやらなくなったが、当時は唯一の治療法だった。

 私は、死んでもいいと思って、学校へ出た。医師とは喧嘩別れである。そして松江の日赤に週に一度通って、空気を詰めかえてもらっていた。この人工気胸が私には効いた。

(『Den Fujitaの商法④ 超常識のマネー戦略 新装版』)

 藤田は寮の監督に事情を話した。そうすると、「無茶をするな。体調の悪い時は寮で寝ていても出席扱いにしてやる」と温情をかけられた。結局藤田は寝込むまで悪化せず、1年間の休学扱いですんだ。といっても小学生浪人の1年間を加えれば、2年間棒に振ったことになる。だが藤田にとっては、この2年間の道草が読書に親しむなど人間力を鍛えるのである。藤田はこのころから〝怪物〟ぶりを発揮し始めた。

 旧制松江高校は、数ある旧制高校の中でも弊衣破帽、汚いことにかけては土佐の高知高校と並び称される。〝蛮カラ〟の校風で知られていた。同校の先輩で、雑誌『暮らしの手帳』の名編集長だった故・花森安治氏が「女学生用のスカートをはいて、タクアンをボリボリとかじりながら、松江大橋の欄干(らん かん)の上を歩いた」という伝説が語り継がれるほど〝蛮風”でなる学校である。良くいえば、自由、革新の気風が強かった。

 ここで藤田は、応援団長、クラス総代、記念祭委員長などさまざまな役職をつとめることになる。これらは名誉職ではない。選挙で選ばれるもので、人格、識見、主義主張、能力、人望などが問われた。藤田は、何かことがあると飄々(ひょうひょう)として壇上に進み出て、自分の主張を早口の大阪弁で理路整然とまくしたてた。元来、こういう選挙では学校の教職員と近い関係にある学生が立候補したり、組織をバックにした左翼系学生がアジったりするのが常で、それに一般学生が追随するというスタイルが多かった。藤田は、そのような学生自治のあり方に不満を唱え自分の主義主張を訴えた。

 藤田の最大の武器は弁論だった。藤田の話は具体的で、左翼学生たちの舌鋒を軽く論破するだけの論理性、正当性、説得力を持っていた。加えて、藤田の人間的な魅力から、〝兄貴〟と慕う親衛隊も大勢おり、選挙となれば、誰よりも強かった。むしろ、学校の教職員が「藤田が選ばれると、何をするかわからないし、無理難題をふっかけられる可能性もある」という危惧から、選挙妨害もやりかねなかったほどだった。

 藤田には類まれなアジテーター(扇動者)の素質があった。

■タブーの軍国主義批判

 当時から藤田は、堂々と軍国主義批判をぶつような硬骨漢であり、いつも学校側を恐れさせた。藤田が旧制松江高校に入学した翌1945(昭和20)年3月ごろ、寮の3年生が召集令状で戦地に赴くことになった。さっそく、寮で形ばかりの壮行会が行なわれた。それぞれが型どおりのあいさつをするのに業を煮やした藤田は、こんな怒りをぶちまけた。

 「みんな、当たりさわりのない話しをしてこの場を取り繕っているが、お前たちは赤紙1枚で戦争に駆りだされ、むざむざ死地に赴く先輩の心情を本気で思いやっているのか。戦争に駆り出されて死ぬことが、どんなに無意味なことか、本当にわかっているのか。先輩の気持ちを思えば、そんな型通りのあいさつでお茶を濁すことはできないはずだ。もっと真心のこもった話ができないのか……」

 藤田の怒気に圧倒されて、座はシーンと静まり返った。一方、次の日に戦地に赴く3年生は、「よくぞいってくれた」と、藤田に泣いて感謝したのである。今なら何でもないことだが、あの時代に軍国主義批判をぶつのは、一歩まちがえれば憲兵隊に連行され、拷問される危険性があった。そんなことは百も承知の上で、藤田は、自分の正しいと思うことを堂々と発言した。それは、並大抵の勇気ではなかった。藤田の大きな特徴は、物事の本質を見抜く地頭の良さ、それと事に臨んでの度胸のよさにあった。

 藤田は、旧制北野中学校時代の松本善明のように軍国少年にはならなかった。それは外資系の会社につとめ、海外の動向に明るかった父・良輔から折りあるごとに、「日本が勝ち目のない無謀な戦争に突入した」と聞かされていたからだ。そして、その最大の理由は、「日本が単一国家、単一民族で視野が狭く、海外の動向についてあまりに無知であるからだ」と教えられていた。

 すでに、日本の敗色は濃厚であった。このまま戦争が続けば、次は藤田たちが戦地に駆りだされる番だった。藤田はやりきれなかった。

■父の遺言

 そんな藤田に大きな不幸が訪れた。大阪市内にあった実家が、1945(昭和20)年3月から始まったアメリカ軍のB29の全8回にわたる大空襲で全焼し、尊敬してやまなかった父を亡くしたことである。また兄・弟・妹も亡くした。

 藤田家は、この戦災で財産のほとんどを失った。戦後も無事に生き残り、91(平成3)年現在もなお健在なのは88歳の母・睦枝と、藤田本人、それに姉・美代子の3人だけである。

「父は読書家で数千冊の蔵書がありましたが、残ったのは今でも手元にあるドイツ語の辞典と、もう一冊程度でした」(藤田)

 父・良輔は、B29の爆撃が日増しに熾烈になる中で、このときが来るのをあるいは予感していたかのように、息子の田に宛てた遺書を英文で残していた。「THE WILL」と英語で表書きされた父の遺書には、あらまし次のような内容が便箋に5~6ページにわたって書かれていた。

 奈良のホテルにて。時間が少し空いたので、田に書き残しておいたほうが良いと思い、ペンを執りました。日本は、島国で視野が狭く、それが高じて世界と戦争をするような事態に陥りました。戦争はいずれ終わり、平和が来ると思います。その場合、田が生きていく上では東大の法学部に進学して政・財・官界に入るか、それができなければ、慶大の経済学部に進み経済人になるのが良いと思います。日本は、学歴、学閥社会なので、そのほうが生きやすいと思うからです。仮に私が死ぬようなことがあったら、そのときは母・睦枝を大切にしてください。

 父・良輔が冗談半分に息子の田に宛てて書いた遺書だったが、これが本物の遺書となったのである。戦争は、藤田家を悲嘆のどん底に突き落とした。藤田は、こんな中で「人間は、生まれてくるのも裸なら、死ぬのも裸だ」という厳粛な事実を認識した。このあたりに「人間・藤田田」の原体験があったのではないかと推測できる。

 父の死は藤田にとって、経済的にはきわめて厳しい高校生活を余儀なくされた。家庭教師など自分でお金を稼ぐ道を得なければならなかったからである。

■藤田のデカダンス

 藤田が「酒、煙草、女」といった青春の門をくぐるのは、このころのことだったと思われる。もともと藤田は、酒は一滴も飲めない体質で「奈良漬けを食べても酔っ払う」(藤田)ほどだった。

 父・良輔は、ひとりで2升、5人兄弟で集まると1斗酒を飲むほどの酒豪であったが、藤田は、子供のころから酒はきらいだったという。その藤田が酒を飲み始めるようになったのは、戦争という狂気の時代を生きのびる唯一の方法であったからだ。応援部の同輩に松江市在住の原田敬徳という醸造元「都の花」(当時)の跡継ぎがいた関係もあって、藤田は浴びるように酒を飲み始めた。親から受け継いだ酒豪の血が目覚めたか、1升びんをラッパ飲みし、下宿中を空瓶だらけにするほどの豪快な飲みっぷりだった。

「酒を飲むようになってからボクより酒の強い人間に会ったことはなかったですね。大酒を飲むようになってから友人と松江の遊郭に遊びに行ったことがあります。遊郭で飲んで放歌高吟していたら、外を歩いていた先生に見つけられ、寮の査問委員会にかけられ、放寮処分(寮を追い出される)になり、下宿するようになりました。それでもあの頃の旧制高校というのは先生と生徒の関係が濃密で、よく飲みに行って人生の問題などいろいろ議論したものです。ああいう全人教育というのは旧制高校のシステムがあったからこそ出来たのだと思います」

 藤田は、酒をラッパ飲みし遊郭で放歌高吟して放寮処分に遭いながら、それでいて試験の成績は、群を抜いて良かった。父の遺言に従い、東大に進むことが、藤田の精神的な支えになっていたからだ。

 1945(昭和20)年8月15日の敗戦を境に、日本は天皇中心の国家が崩壊し、民主主義社会へと大きく転換した。

■「人生はカネやでーッ!」

 戦後は混乱と不安で始まった。食糧難がこれに追い打ちをかけた。旧制松江高校の生徒たちも、自らの食べ物を確保するために奔走しなければならなかった。

 いつの世も時代の転換期には、藤田のように行動力、指導力、決断力を持った人間がその非凡な才能を発揮する。藤田は旧制松江高校の同窓会関係の人脈を使うなどして、隠岐島に渡ると、西郷町の町長と交渉し、魚を定期的に寮に入れてもらう約束を取り付けた。また、1946年の寮祭のときには、広島国税局と交渉し、煙草の特配を受けた。さらに、同じ年のインターハイのときには、県庁の隠匿(いんとく)物資となっていた木綿の反物を水泳部の六尺ふんどし用に大量に払い下げてもらった。加えて、この反物を米や魚と物々交換することで、京都のインターハイに参加していた旧制松江高校生の10日分ほどの食事を賄うという離れわざを演じた。

 すでにこの時代から、藤田には商才の萌芽(ほうが)が見られたのである。

 それは藤田が得意としていた英語、英会話が解禁になったことが関係している。

 なにしろ、文化祭やインターハイなどの催しは、すべてGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の許可を得なければ開催できなかったので、藤田は、松江に進駐してきたGHQの本部に出かけて行っては「文化祭をやるから便宜をはかってほしい」と交渉した。その際の英会話力について藤田は、「ブロークン・イングリッシュだった」と謙遜するが、相当の英会話力であったようだ。当時、米軍キャンプのGI(米兵)といえば泣く子も黙る怖い存在で、日本人はGIを避けるようにした。しかし、英語が通じる藤田には、むしろ親しみやすく冗談の言える相手だった。GHQは多発する日本人とのトラブル解決などのために大量の日本人通訳を必要としていた。

 そういうご時世であっただけに藤田はすぐにGHQのアルバイトに採用され、高額なアルバイト料を稼ぐようになった。

 GHQは食品や嗜好品、衣料品など豊かな物資にあふれていた。それらを見るにつけて藤田は、「日本が戦争に負けたのは米国の経済力、物量によるものだ」と確信した。そして、「日本が焼け跡、闇市の悲惨な状況から立ち直るためには、一日も早く経済力を復興させることが大切だ」と考えた。

 藤田はGHQのアルバイトをすることで、左翼系学生たちと思想的に対峙していった。藤田は、「人生はカネやでーッ! これがなかったら、救国済民も何もできゃせんよ!」と、叫んだ。これは父親を亡くし、自力で生きてゆく道を見つけなければならなかった藤田の本音といえた。

(『日本マクドナルド20年のあゆみ』より加筆修正)〈③へつづく〉
参照元:藤田田物語②「人生はカネやでーッ!」左翼学生に放った言葉
凡眼には見えず、心眼を開け、好機は常に眼前にあり②
中村 芳平
2019年04月10日

ニュース コラム ライフスタイル 藤田田物語③太宰治と三鷹で酒を酌み交わし…戦後を彩った天才達との交流
藤田田物語③太宰治と三鷹で酒を酌み交わし…戦後を彩った天才達との交流
BestTimes 2019年4月17日 12:00

日本を代表する経営者たちが、むさぼり読んだとされる『ユダヤの商法』。その著者・藤田田に、誰よりも深く切り込んだのが、外食ジャーナリストの中村芳平氏だ。中村氏は1991年夏、日本マクドナルドから要請され、藤田田に2時間近くインタビューをおこない、原稿をまとめたものが「日本マクドナルド20年史」に掲載された。その藤田田物語を大幅加筆修正してお届けする第3回。■戦後日本の動向

戦後日本を支配したGHQ(連合国軍最高総司令官総司令部)の最大の目標は、「鬼畜米英」を叫ぶ日本の軍国主義を廃して、親米英的な国家につくり変えることだった。GHQは皇居お堀端の第一生命ビルに本部を置いた。最高司令官、ダグラス・マッカーサー元帥は1945(昭和20)年10月、5つの指令を出した。

 1、特高(特別高等警察)、治安維持法の廃止

 2、労働組合の結成奨励

 3、婦人参政権の確立

 4、学校教育の自由化(男女共学、単線型6334制の創設)

 5、経済の民主化(労働3法、農地改革、財閥解体)

 それと同時にアメリカン・デモクラシーを指導理念に、それまでの修身・日本歴史および地理教育を禁止した。国体改革(象徴天皇制、国民主権)が進められ、大日本帝国の支配体制は音をたてるように崩れ去った。東条英機ら戦争犯罪人が逮捕される一方、政治犯・思想犯が釈放された。18年間にわたって獄中にあった徳田球一が45年10月に出獄し、GHQを「解放軍」と呼んだ。英雄視され日本共産党を再建、書記長に就任した。

 戦後最初の第22回衆議院議員総選挙が46(昭和21)年4月10日に行なわれた。改選数466議席、大選挙区制。結果は日本自由党141、日本進歩党94、日本社会党93、そして戦前は非合法活動であった日本共産党が5議席を獲得した。49(昭和24)年1月23日に実施された第24回衆議院議員総選挙では中選挙区制が採用された。改選数は466議席で変わりはなかったが、民主自由党264、民主党69、日本社会党48、そして日本共産党は35議席獲得し大躍進を遂げた。

 さて、旧制北野中学校で藤田と同期だった松本善明は江田島の海軍兵学校で終戦を迎え、45年10月に同校卒業、46年4月、東大法学部を受験して合格した。海軍兵学校出身者が6人ほど合格、松本は3年間(当時旧制)彼らと多くの時間を過ごした。

 松本が東大に入学して一番勉強しようと思ったことは、「なぜ日本はアメリカと戦争したのか、なぜ日本はアジアへの侵略戦争を行なったのかを、哲学的に解明したかったからだった」という。

「最初の1年間は大学の授業によく出席して、先生方の講義をじっくり聞きました。そうしたら先生方は自分の著書を教科書にして講義しているだけだと気がつきました。それならば先生方に頼らずにとことん独力で勉強しようと思い立ちました。大学2年目からは授業には極力出ずに、毎日図書館に通い体系立てて本を読むことにしました」(松本)

 松本は軍国少年で海軍兵学校に進んだため、旧制高校生の必読書といわれた「デカンショ(デカルト、カント、ショウペンハウエル)」もヘーゲル、マルクスも読んでいなかった。戦後、日本共産党が公然と活動を開始すると、マルクス主義の入門書である『空想から科学へ』、『共産党宣言』、レーニンの『国家と革命』などは飛ぶように売れ、東大では青年共産同盟や日本共産党の活動家が幅を利かせていた。

松本はそんな中で聖書から哲学書まで1年数か月がかりで読み込み、「観念論」が誤りで、マルクス・レーニンの唱える「唯物論」が正しいと確信した。こうして48(昭和23)年9月、日本共産党に入党するのである。49年3月、東大法学部卒業。日本共産党国会議員団に勤務、同年夏、神田支部で画家で絵本作家のいわさきちひろ(1918~74 *戦後最大800万部の大ベストセラー、黒柳徹子『窓際のトットちゃん』のカバー・挿画を描いた画家)と出会い、50(昭和25)年1月に結婚した。51(昭和26)年11月、25歳のときに松本は、司法試験に合格。54(昭和29)年4月、弁護士活動を開始した。

■英語漬けの日々

 藤田は、旧制北野中学では同期となった松本善明よりも2年遅れて1948(昭和23)年4月に東大学法学部に入学した。松本のように最短距離で進学したのと異なり、小学浪人を1年経験、中学生活5年に加え、旧制松江高校で肺病により1年休学したからだ。それゆえ東大時代は藤田と松本はほとんど接点がなく、付き合いが始まったのは60(昭和35)年代に入ってからのことになる。

 藤田は「東大進学の一番の動機は授業料の安さだった」と述懐する。なぜなら、藤田は授業料も生活費も自分で稼がなければならなかったからだ。

 東京に出てまもなく、生活の糧を得るために、皇居をのぞむGHQの本部(第一生命ビル)で行なわれた通訳試験を受け、合格した。

 「初歩程度の試験だった」(藤田)というが、実際には交通事故解決のためのMP(憲兵)への通訳など、しばしば高度の英語力が要求された。米軍宿舎に泊まり込み、GIたちと直接英語で話した。英語漬けの毎日を送ることで、藤田の英会話力は、ますます上達し、半年もすると英語でものを考えられるまでになった。 藤田の1日は大学で講義を受けたあと、夜間にGHQの通訳として働いた。給料は1万1800円。48年当時の公務員の初任給が2300円だったから、藤田は、その約5倍も稼いでいたことになる。大変な東大生がいたものである。そして、藤田の交友関係は、このころから大きく広がっていった。

 藤田は、杉並区の西荻窪に下宿を借り、毎晩飲み歩いた。新宿にあった進駐軍専用の高級クラブにも通訳として出入りした。最後は西荻窪界隈の飲み屋で閉店まで飲んで、深夜下宿に帰るのが日課だった。

 そうした豪遊ぶりを見かねた西荻窪の飲み屋のママさんに、「土地でも買っておいたほうがいいんじゃないの」と、忠告を受けたこともあった。

 旧国鉄(現JR東日本)の西荻窪駅から歩いて5分くらいの住宅地が坪400円、100坪4万円で買えた時代である。藤田がその気になれば、GHQの給料4か月分で西荻窪周辺に100坪の土地を充分買うことができた。

 だが、藤田はついに1坪も買わなかった。

 また、別の機会に不動産屋から、現在、新宿コマ劇場の立つ土地200坪を坪1万円で買い取るようにすすめられたが、これも買い求めなかった。

その界隈は当時、葦の生い茂る水たまりで「坪1万円の価値があるとは、とても思えなかった」(藤田)からだ。そして今、藤田が買い損なったコマ劇場の土地は、91(平成3)年の時点では坪3000万円、200坪で60億円以上もしている。時価では、これよりもまだはるかに高いはずである。

 藤田は、「あのときに買っておけば良かったのかもしれないが、そんな先見の明などは少しもなかった」と振り返る。

■太宰治、山崎晃嗣との交流

 東大在学中に藤田は、戦後史を彩った人物たちとつき合っている。「光クラブ事件」で有名な山崎晃嗣(あきつぐ)や、流行作家の太宰治らである。

 GIスタイル、あるいは新調の背広にネクタイを締めて、藤田は、いつも東大に通った。まわりの学生たちが復員服姿で登校してきた時代に、藤田のダンディな服装は、ひときわ学内で目立った。

 旧制松江高校時代、応援団の団長をして〝蛮カラ〟の最右翼にいたころとは、180度の転換である。

 東大の法学部にはもうひとり、藤田と同じような服装で講義を受けにくる人間がいた。それが、学生金融「光クラブ事件」で有名になった山崎晃嗣であった。

「東大は天下の秀才、異才、奇才が集まってくると考えていたけれど、本当に話して面白かったのは山崎くらいしかいなかったですね。計算の早い男で8ケタ×8ケタは暗算でパット答えが出せるといっていました。それに女にモテて8人は愛人がいるといっていましたね。実際に計算したのを見たわけではないし、愛人8人がいるのも見たわけではないですが……。話していて頭がいいなと思ったのは、頭が整理されていて次、次、次というように論理立てて話すところでした」(藤田)

 山崎は、東大開校以来の秀才といわれた若槻礼次郎(元首相)の再来と騒がれた〝奇才〟であった。

 学徒出陣組で、終戦を北海道旭川市で迎えた。陸軍主計少尉で東大に復学。1948年9月、学生仲間と金融会社「光クラブ」を設立した。月1割3分の配当で投資家を募り、月3割に近い高利、すなわち10日で1割の利息を取る〝トイチ金融〟でおもしろいように儲けた。藤田は何事にも好奇心が強く、学徒出陣組の山崎の心情には強く共感を覚えた。一説には藤田は光クラブに融資していたと言われる。

 山崎は自著『私は偽悪者』で、「人間の性は、本来傲慢、卑劣、邪悪、矛盾である故(ゆえ)、私は人間を根本的に信用しない」と書き、「国家も女も信用するな」と述べている。

 これは筆者が藤田から聞いたことだが、山崎が資金的に行き詰まり、にっちもさっちも行かなくなったとき、国際法にいう「事情変更の原則」、すなわちまわりの状況が変われば主張を変えても良いという原則を持ち出して、山崎に「自殺する手がある」とほのめかしたという。筆者は山崎が国際法にいう「事情変更の原則」を持ち出して、1949(昭和24)年11月25日、光クラブ(銀座證券保証株式会社)の社長室で青酸カリによる服毒自殺を遂げたのは、藤田のアドバイスだったのではないかと思っている。

 社長室の机の上には、「高利貸冷たいものと危機しかど死体にさわれば……氷カシ」、「貸借法すべて清算カリ自殺」などの遺書と手記が遺されていた。

 山崎はまだ、東大法学部3年生、27歳の若さだった。その生き方のデカダンス、頽廃(たいはい)的な傾向からアプレ・ゲールの犯罪、略して〝アプレ犯罪〟と呼ばれた。

「山崎は頭が良すぎて、先が見えすぎて、思い詰めて死んじゃったところがありますね。ちょうど医者が病気になると病気の末路を知っていて悲観し、普通の人より早く死んでしまうのと同じことです。人間というのはある程度バカな方がハッピーなのかもしれませんね」(藤田)

 このころ、藤田は「作家の太宰治とも三鷹でよく飲んだ」という。軟弱という理由で藤田は、太宰の文学をきらった。経済を復興させるような元気な文章を書いて欲しいと願っていたという。

 それでも藤田には良い飲み相手だったようで、三鷹駅前の屋台で飲んで、酔っぱらって太宰の三鷹の家にも行ったという。

 太宰は、山崎が自殺する前年の48(昭和23)年6月13日に愛人の山崎富栄と玉川上水に飛び込んで心中したといわれる。

 藤田は、たまたま太宰が自殺する直前まで、三鷹の酒場で飲んでいた。

「とにかく、あの日は雨がザンザン降りの上に、太宰はカストリ焼酎で酔っていた。そこへ女性が傘をさして迎えに来たんです。それで二人で帰っていったんですが、太宰は下駄履きで足元がフラフラでした。『危ないから気をつけなよ』といって別れたほどです。あの状況からいって、私は、太宰は自殺したのではなく、玉川上水の狭い道で足を滑らせて、あの災難に遭(あ)ったんだろうと思っています」(藤田)

 太宰と愛人の山崎の死体が玉川上水の下流で見つかったのは、同年6月19日のことだった。二人は赤い紐(ひも)で結ばれていたといわれる。その後も報道は過熱し、愛人の山崎の遺書なども出てきて、太宰の死は心中だったといわれるようになった。

 筆者が藤田にインタビューした91(平成3)年には、太宰が心中してからすでに43年経っていた。

「当時、太宰はカストリ焼酎を飲むと、ゴホンゴホンと咳(せき)をしてコップに半分くらいの血を吐いていました。結核は相当進んでいて、太宰にはいつ死んでもいいという絶望感があったんだと思います。今から思うとそういうストーリーの中で死んだのだと思いますね」

 藤田は東大法学部の1~2年生の頃、GHQの通訳の高給取りとして築地に好物の寿司を食いに行ったり、毎晩飲み歩いていた。

 光クラブの山崎やデカダンス(フランス語で退廃、衰退の意味)の作家・太宰と親しくつき合ったのは、藤田自身の中に当時、彼らの生き方に共感する虚無的な心情があったからかもしれない。

■世界を相手に商売する気概

 藤田は東大法学部時代、日本の経済力を復興させるために、保守陣営から金を引き出し、「東大自治擁護連盟」を作り、戦後の混乱に乗じて勢力を急拡大していた共産党と戦った。東大では共産党指導者の徳田球一とやり合ったこともあった。徳田が「GHQの回し者」といえば、藤田は「マルキストの売国奴」とやり返した。藤田と共に共産党と戦った仲間には、高丘李昭(西友会長、日本チェーンストア協会会長)、熊平肇(熊平金庫社長・広島ロータリークラブ会長)、渥美俊一(日本ペガサスクラブチーフコンサルタント)がいた。

 藤田には、東大を出て外交官になるという夢があった。しかし、GHQの通訳のアルバイトに精を出しているうちに、ユダヤ人の生き方に強く惹かれ始めた。というのも、ユダヤ人はGHQでは〝ジュウ〟(Jew)と吐き捨てるように呼び捨てにされながら、しかも兵隊の位は下士官や一兵卒クラスと低いのに、将校以上に優雅で贅沢な生活をしていたからだ。藤田が親しくなったウイルキンソン軍曹は、軍から支給される給料の他にサイドビジネスに金貸し業務を行ない、大儲けしていた。

 ユダヤ人は実にたくましかった。敗戦の混乱と騒乱がうち続く中で、既存の権威や秩序、法律などあらゆる価値体系が崩壊し、生きていく精神的支柱が何もなくなっていくのに、ひとりユダヤ人だけはバイタリティにあふれていた。ユダヤ人は藤田がいう「金がなかったら何もできゃしないよ!」ということばをそのまま実践していた。時代が変わろうと、価値体系が崩壊しようと、最後に勝つのは金を持っている人間だということを、ユダヤ人は5000年以上におよぶ民族の盛衰・興亡の歴史の中で、身をもって学んでいた。それは、生きる方向を見失っていた藤田にとって、まさに新鮮な驚きであった。

 一方、ユダヤ人は2か国語以上をあやつる〝語学の天才〟でもあった。藤田は、子どものころから、父・良輔に「2か国語以上はマスターしなさい。将来は世界を相手に商売する気概を持つのだ」といわれて育った。とはいえ日本人で日本語に加え、英語・ドイツ語など外国語2か国語以上マスターしている人など、めったにいなかった。

 藤田は2か国語以上あやつり、世界を相手に商売する理想像をユダヤ人の中に発見したのである。ユダヤ人は、藤田に金儲けのコツを教えた。しかし、ユダヤ人から見た藤田にはひとつの欠点があった。それは、藤田の懐疑主義である。

 ユダヤ人は「他人を信じずに、自分ひとりを信じようとする態度は悪くはないが、それが高じて他人のいうことをすべて疑ってかかることは、行動のエネルギーをそぎ、最後は無気力に陥ってしまうだけだ。それでは金儲けなど100年経ってもできない」と、藤田をさとした。藤田には思い当たるふしがあった。

 藤田は、口では「人生はカネやでーッ!」といいながら、一方では日本の最高学府「東大法学部」卒の肩書きで、エリートコースを歩いてゆきたいという欲望があった。「できれば、外交官として世界に雄飛したい」という希望も捨てがたかった。そうすると、どうしても今の自分を〝仮の姿〟とみなしてしまい、金儲けに情熱を傾けることができなくなってしまう。そこに東大出の最大の弱点があるのだが、ユダヤ人は「藤田のそんなエリート根性には一銭の値打ちもない」と斬り捨てた。

 こんな時期を経て藤田は、ユダヤ商法を見習うことになった。GHQのユダヤ人と組んで通訳の他にサイドビジネスを始めた。これがのちに、ハンドバッグやアクセサリーなどの高級雑貨を輸入販売する「藤田商店」へと結実していく。

 この時代に藤田は、神田駅前で大道商い、すなわち露店商を経験している。真鍮(しん ちゅう)の指輪やアクセサリーなどを扱った。「物品を販売する以上、客が何を欲しがるのかを、自分の目で確かめたかった」からである。東大2年生のとき藤田は、GHQにいたユダヤ人の取り計らいで、過分な外貨割当てを受け取り、彼らの貿易チャネルに乗って、単身ヨーロッパに渡った。そこで高級アクセサリーなどを買い付けて帰国し、輸入販売業務をスタートさせた。

 さて、はじめのほうでも触れたが、藤田が清水の舞台から飛び降りるような一大決心をして月々5万円の定期預金を開始したのが、1949(昭和24)年頃のことだ。この時期に藤田は準備を始め、50年(昭和25)4月、輸入販売の「藤田商店」を設立した。

 同年6月には朝鮮戦争が勃発した。GHQで通訳の仕事をしていた藤田はこの情報を誰よりも早くつかんでいた。

 最高司令官マッカーサーは「日本を反共の防波堤にする」と、これまでの占領政策を転換。同年7月、警察予備隊7万5000人を創設、海上保安庁8000人増員指令を出した。日本は再び事実上の軍隊を復活させたのである。

 日本は朝鮮特需による好景気に沸き、戦後の経済復興を軌道に乗せようとしていた。

 このような激動の時代に藤田は、100万円を目標に貯金を始めた。毎月定期的に5万円貯金することで、人生に対して何かふっきれていくものを感じたという。それは、東大法学部卒の〝権威〟とか、外交官になる〝夢〟とか、無気力の世界へと導く〝懐疑主義〟とか──そういった虚妄の世界とはまったく異なる堅実で確実な真実の世界であった。藤田は新しい実業の世界へ「心眼」が開けてゆくのを感じた。

 藤田は1年8か月で「目標の100万円」を貯めた。これを機に藤田は、GHQの通訳の仕事を足掛け2年半経った、50年12月頃にはやめた。そして、学生実業家の道を志すことにした。一応腕試しのために官僚の最難関とされる大蔵省(現・財務省)の試験を受験、合格したが官僚になる気はさらさらなかった。

 藤田は、51(昭和26)年3月、東大法学部政治学科を卒業すると、迷わず藤田商店の仕事に取り組んだ。東大法学部卒としては、まさに〝裸一貫〟、ゼロからのスタートであった。

 このような当時の事情を勘案すれば、藤田がなぜ毎月5万円の定期預金をスタートし、唯一の拠り所としたのか、容易に理解できるだろう。

 藤田は、自著『ユダヤの商法』で、ユダヤ人は徹底した現金主義で、銀行預金さえ信用しないと記している。一方で、ユダヤ人の蓄財法を紹介している。

 〈ふくれた財布がすばらしいとはいえない。しかしカラの財布は最悪だ〉 〈金銭は機会を提供する〉

 藤田は毎月5万円の定期貯金を続けることで、世界を相手にする「銀座のユダヤ商人」に脱皮する覚悟だった。

■北野中学同期の藤田田と後輩の手塚治虫

 東大法学部の2年生のとき、日本共産党に入党した松本善明が広く知られるようになったのは、61(昭和36)年に日本共産党衆議院選挙予定候補として、次の選挙に東京4区(中選挙区、渋谷区、中野区、杉並区)から立候補することが決まってからだ。松本は、松川事件・メーデー事件の弁護団などに加わっていたが、62(昭和37)年5月、松本善明法律事務所を設立、独立した。63(昭和38)年11月、初立候補した。

 その一方で、私は自らの人脈を活かして、立候補の挨拶を精力的に行いました。とりわけ北野中学の友人には力を入れて訴えかけました。(中略)

 戦後一五年が経過し、北野中学の同級生は各分野で活躍していました。新進経営者として大成功していたのは藤田田氏(後に日本マクドナルド社長)でした。大学も同じだった彼に面会を求めて、立候補の挨拶をしてカンパをお願いすると快く五〇万という大金を出してくれたのには驚きました。後日、「共産党が政権を取ったときの保険金」としてカンパしたのだという主旨を自著(※『ユダヤの商法』)に書き記しています。(中略)

北野中学の二年後輩である手塚治虫さんにもすぐ挨拶に行きました。手塚さんはあまりにも著名でしたが、初対面の私と意気投合して迷わず巨額のカンパを出してくれました。手塚さんは一度のカンパだけではなく、その後一貫して私と共産党を親身になって応援してくれたのです。妻ちひろの仕事を高く評価してくれていたことも無関係ではなかったかもしれません。 (『軍国少年がなぜコミュニストになったのか』松本善明)

 これをきっかけに藤田は法律の解釈や訴訟問題で、松本に相談するようになった。また、藤田の妻、悦子も、いわさきちひろの絵のファンで、家族ぐるみの交流に発展した。

 松本は初の総選挙では落選したが、捲土重来を期し、67(昭和42)年1月の総選挙で東京4区から再出馬、初当選した(以来11期33年間の国会議員生活を送り、2003年に政界引退)。藤田は松本の当選祝賀会に招待され、反共側の支援者として次のような挨拶をした。

 (中略)日本へ無愛想な顔をして、日本がソ連(現・ロシア)の方へ傾いたらそれこそ大変だからであります。そのアメリカの甘い顔がもたらす甘い汁を、たんまりといただくのが私の商売であります。日本が駄々をこねればこねるほど、アメリカは日本を大切にしてくれます。

 つまり、日本という体の中に、共産党というバイ菌がいて、それが暴れれば暴れるほど、アメリカという医者は日本へ良薬を与えてくれるのであります。

 その駄々をこねる役割り、バイ菌の役割り、私は、日本の共産党にそれを期待しているのであります。

 わたしが選挙資金を一部融通したのは、ソロバンづくでの私の商売にほかならないのであります。

 松本君は当選し、みごとにバイ菌の一つとして培養されました。私の投資は成功したのであります。

(藤田 田『ユダヤの商法』1972年5月初版より)

 藤田には偽悪家のところがあり、どこまで本音で話しているのか分からないことがあるが、はっきり言えるのは友情を大切にし、義理と人情に厚いことだ。

(『日本マクドナルド20年のあゆみ』より加筆修正)〈④へつづく〉 ④は4月24日(水)12時に配信予定です。
参照元:ニュース コラム ライフスタイル 藤田田物語③太宰治と三鷹で酒を酌み交わし…戦後を彩った天才達との交流
藤田田物語③太宰治と三鷹で酒を酌み交わし…戦後を彩った天才達との交流
BestTimes 2019年4月17日 12:00








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ジョーティッシュ対面コンサルテーション【名古屋】

2019年6月14日(金)11:00~20:00の日程で、インド占星術・対面コンサルテーションをイベント特別料金で行ないます。


平日の日中ですので、予定が空いている方は多くはないかもしれませんが、宜しければ、この機会にお越し下さい。




イベント名

ジョーティッシュ対面鑑定【名古屋】



※対面鑑定枠で、個人レッスンを受講することも可能です。





日時

2019年6月14日(金)10:00~18:00





会場

JR名古屋駅近くのホテル内カフェもしくはレンタルスペース


※申し込み状況により、レンタルスペースか、ホテル内カフェか、どちらかに決まります。


※申し込みされた方に別途、ご案内します。


※ホテル内カフェの場合、別途、ご自分の喫茶代がかかります。







料金



【2019年5月12日迄のお申込み】

ジョーティッシュ対面コンサルテーション: 9,000円(60分)※イベント特別料金

※2枠予約される場合、間の10分も含めた130分コースとなります。




【2019年5月13日以降のお申込み】

ジョーティッシュ対面コンサルテーション: 12,000円(60分)※イベント特別料金

※2枠予約される場合、間の10分も含めた130分コースとなります。




※予約枠を設定しているため、料金は事前振込みとさせて頂きます。

※個人レッスンの方は、2枠となるため、入れ替え時間の10分も含めて、実質130分のレッスンとなります。

※万一、会場の問題等で鑑定が実施出来なくなった場合、全額返金いたします。




鑑定師及び講師

秀吉








申込み締切

6月4日

※期日になりましたので募集を終了しました。





予約について

①お名前(ローマ字+ひらがな)
②出生年月日と出生時間(母子手帳記載、母親の記録等、24時間表記)
③出生場所(○○県○○市ぐらいまでのデータ)
④希望日と時間(枠番号)
⑤希望内容(対面鑑定 or 個人レッスン)

<⑤で対面鑑定を選択された方は以下もお願いします>
⑥過去の出来事と日付 (過去に起こった重大な出来事と日付(3~5つ程度))
⑦依頼内容 (簡潔にお願いします。事前に思いつかなければ当日でも構いません。)

上記のデータを添えて、address_hkまでお申込み下さい。


件名は「対面コンサルテーション 名古屋」でお願いします。



尚、以下のフォームからも申し込みできます。(※個人レッスンご希望の方は、依頼内容の欄に「個人レッスン希望」とご記入下さい。)


対面鑑定申込みフォーム





予約状況は以下の表で確認できます。↓



名古屋鑑定2019 予約表

開催日枠番号予約時間予約状況備考
6月14日(金)111:00~12:00予約済み
212:10~13:10予約済み
313:20~14:20予約済み
414:30~15:30予約済み
515:40~16:40予約済み
616:50~17:50予約済み
718:00~19:00予約済み
819:10~20:10予約済み
920:20~21:20
予備21:30~22:30





メッセージ

大阪では何度かイベントを行ないましたが、名古屋では初めて行います。


東京だと遠方過ぎてサービスを受けられなかったという方、宜しければ是非、この機会にお越し下さい。


皆様のお申し込みをお待ちしております。




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息子を刺した元農水次官について考察する - 欲望が満たされない苦しみから更に否定的なカルマを積み増す -



一昨日、元農水事務次官であった熊沢英昭氏が息子を刺し殺すというショッキングな事件が報じられている。


元農水次官、自宅で長男刺す 東京・練馬、容疑で逮捕 搬送先で死亡
株式会社 産経デジタル 2019/06/01 21:25

1日午後3時40分ごろ、東京都練馬区早宮の民家から「息子を刺し殺した」と110番通報があった。駆け付けた警察官が血を流している男性を発見。警視庁練馬署は殺人未遂容疑で、この家に住む元農林水産省事務次官で無職、熊沢英昭容疑者(76)を現行犯逮捕した。調べに「長男を刺したことは間違いない」と容疑を認めている。

 同署によると、男性は熊沢容疑者の長男で無職、英一郎さん(44)。搬送先の病院で死亡が確認された。同署は容疑を殺人に切り替え、トラブルの有無などを調べている。

 逮捕容疑は1日午後3時半ごろ、自宅で英一郎さんの胸など複数箇所を包丁で刺すなどし、殺害しようとしたとしている。

 熊沢容疑者は岐阜県出身で東大卒。昭和42年に農林省(現農水省)に入り、経済局長などを経て平成13年に事務次官に就任したが、牛海綿状脳症(BSE)問題の責任を問われる形で14年に退官した。その後、駐チェコ大使を務めた。

 現場は東京メトロ有楽町線平和台駅の南約650メートルの閑静な住宅街。熊沢容疑者は妻と英一郎さんの3人暮らしで、近所の男性(86)は妻と出掛ける姿をよく見掛けたといい、「10年ほど前に引っ越してきたと思うが、息子の姿は見たことがない」と驚いていた。


熊沢英昭氏のチャートを作成すると、00:00:01で作成しても23:59:59で作成しても月は天秤座であるため、チャンドララグナを天秤座に設定して、チャートを吟味することができる。




天秤座から見ると、5室(息子)支配の土星は8室(深い精神的苦悩)でラグナロードの金星とコンジャンクトし、火星からアスペクトされている。


また子供運を見る場合、木星をラグナとして見るが、木星からみた5室支配の金星が12室で、8室支配の土星とコンジャンクトし、6、11室支配の火星からアスペクトされている。


5室には火星が在住し、土星と相互アスペクトして2つの凶星の絡みが見られ、月ラグナから見ても、木星から見ても5室の支配星は、ドゥシュタナハウスに在住し、凶星からのアスペクトを受けている。


ラグナロードの金星が5室支配の土星と共に8室でコンジャンクトする配置は、息子と一心同体で離れられず、苦悩しており、それが人生のテーマであることを物語っている。


また木星から見た5室の支配星が12室に在住し、8室支配の土星と6室支配の火星と絡んでいる配置からは、息子が世間から隔離されていて隠されている配置である。




熊沢英昭氏の自宅



記事によれば、近所の男性(86)は妻と出掛ける姿をよく見掛けたといい、「10年ほど前に引っ越してきたと思うが、息子の姿は見たことがない」と驚いていたという。


この息子は、ドラクエなどのゲームを自宅でずっと行っているようなニートだったようである。


またtwitterで父親のキャリアを自慢げに語る投稿なども見られる。



月から見て11室支配で7室で高揚する太陽は、9室支配の水星とコンジャクトして、9-11のダナヨーガを7室で形成しているが、この配置は、国家公務員としての輝かしいキャリアを表わしている。


月から見た5室支配の土星や木星から見た5室支配の金星は、それらの水星や太陽とはほとんど絡んでいない。


但し、水星はバラニーに在住しており、支配星の金星が5室支配の土星と共に8室に在住している為、仕事にもこの絡みが影響したかもしれない。


例えば、これは、牛海綿状脳症(BSE)問題の責任を問われる形で14年に退官しているが、そうしたキャリア上の問題につながったと考えられる。


何故なら牡牛座に在住する金星と土星の絡みは、まさに牛肉の問題を表わすからである。



牛海綿状脳症(BSE)問題と、息子のニート問題というのは、熊沢英昭氏のチャートにおいて、同じ金星と土星の絡みが表すカルマとして現れている。


ダシャーが土星や金星、火星、月、ケートゥのダシャーの時には常にこの息子の問題が影響したと考えられる。


息子を表わす5室とは、前世の功徳を表わすハウスであるが、前世の不徳の表れとしての5室の苦悩を息子を殺害することで終わらせたということである。


8室や12室などのモクシャ(解脱)ハウスは、困難な人生を通して、カルマ(因縁)を解消するハウスである。


その不幸な状況自体が、浄化のプロセスなのである。


従って、家でゲームしか出来ず、職に就いてまともな社会生活を送れない息子と一心同体で、その息子から逃れられず、面倒を見続けるという人生こそが、浄化のプロセスなのだと考えられる。



但し、このモクシャハウス(解脱:4、8、12室)にトリシャダヤハウス(欲望、怒り、貪り:3、6、11室)が絡んでくる場合、欲望の苦しみ(欲望がかなえられない苦しみ)が更なるカルマを積み増してしまう絡みである。



この金星と土星の絡みには、火星がアスペクトしており、火星は6室の表示体である為、トリシャダヤハウスの絡みであると考えることが出来る。


また木星から見た場合でも5室支配の金星が8室支配の土星と12室でコンジャンクトした状態で、6、11室支配のトリシャダヤハウスを支配する火星がアスペクトしている。



従って、熊沢英昭氏は、息子の面倒を見ることで、モクシャの人生を歩んで来ていたのだが、ここに来て、更なるカルマを積み増したと考えられる。


そこには息子が自分の理想通りにまともな社会人として適応してくれないことに対する絶望や悲嘆があったかもしれない。


あるいは、このまま自分たち両親が年老いて亡くなっていく場合にこの息子は一人で生きていくことが出来ない。


それならば親である自分が息子を殺すしかないとの絶望に近い結論、あるいは、閉ざされた思考、早急な決断などがあったと思われる。


ネット上の意見を見ていると、「自分が老いて死んでいく場合に息子は一人で生きていけないので息子を殺したのではないか」といった分析をしている方がいるようである。



息子の人生を完全に支配している自分が死んでいく場合に自分が面倒を見れないなら息子は生きていけないので殺すしかないという発想は、社会が息子の面倒を見てくれるという可能性を全く考えておらず、息子自身が何とか自分で生きていく可能性も一切、考えにない。


絶望に近い閉ざされた思考である。



トリシャダヤハウスの3室は食欲、性欲、睡眠欲などの低次の肉体的欲求を意味しており、6室は怒りのハウスであるというが、これは主に人間関係の欲望である。

人は相手が自分の期待通りに振る舞ってくれないと怒るのである。人間関係に伴う感情が絡む欲望である。



11室は貪りのハウスであるが、自分が既に十分に持っているのに更に欲しがる欲望である。


例えば、富を持っているのに更に富を欲しがる、名誉を持っているのに更により高位の肩書きや称号を欲しがるといった欲望である。


11室は、競争心を剥き出しにして成功を追い求めるのであり、その過程で、全く弱者などに対する思いやりや同情といったものは完全に無視される。



これらの3、6、11室を支配する惑星が機能的凶星となるのは、これらの欲望(欲望、怒り、貪り)は、決して満たされることがないからである。


だから、これらのハウスの支配星の時期には苦しみが生じるのである。


仏陀が苦しみがあるのは欲望があるからで欲望を捨てれば苦しみはなくなるといったのは、そういうことである。


欲望は決して満たされることがないため、欲望があると苦しみが生じる。



熊沢英昭氏の場合、息子の面倒を見ることで、モクシャの人生を歩んで来たのだが、やはり、自分の期待通りにまともな社会人として適応してくれないことに対する絶望や怒りがあったと思われる。


近所の男性が、「10年ほど前に引っ越してきたと思うが、息子の姿は見たことがない」と語っているのは、ある意味、息子のことを部屋に隔離して、人に見せないようにして来たとも言えるのである。


息子がニートで社会参加できないことをあってはならないこと、恥ずかしいこと、世間に隠さなければならないことと考えて来たかもしれない。


それは現状のありのままの息子、その息子がいることの社会の評価というものを受け入れられない、認めることが出来ないことを意味しており、私の息子は、こうでなければならないとする理想の息子像を追い求める欲求である。


そして、それが満たされないため、苦悩が生じるのである。




息子に受験勉強を強いる親などにもよく現れる欲望で、理想の息子像を追い求める欲求は、実は、息子を通して、自分の名誉欲を満たし、世間からの評価を得たいという自己中心的な欲求なのである。



そうした名誉欲、世間体を追い求める欲望が満たされない時、大きな挫折感につながり、理想通りに振る舞わない人物(息子)への怒りや暴力となって現れるのである。






現在、トランジットの土星が射手座で逆行し、木星は蠍座で逆行しているが、木星と土星のダブルトランジットが、この熊沢英昭氏の8室に在住して火星からアスペクトを受ける5室の支配星に生じている。



従って、息子と一心同体で離れられない束縛の中で、理想の息子と食い違っている現状の息子に対する絶望、怒りが噴出したと思われる。



8室は深い精神的苦悩のハウスである為、息子と鎖でつながれた密着した束縛の中でのどうしようもない行き詰まり感、絶望感の中での犯行である。


(この文章を書いている途中で、その後、息子が日常的に家庭内で暴力を振るっていたことや、息子が近所の「小学校の運動会の音がうるさい」と言うのを注意し、関係者に迷惑をかけたくないから殺害したといった事実関係が出てきているが本質的には変わらないと思われる)




然し、その犯行によって更なるカルマを積み増した時、そこにはやはり、トリシャダヤハウスの欲望が関係していたのである。



ラグナロードが5室の支配星と共に8室に在住し、6室の表示体としての火星からアスペクトされる配置、そして、木星から見た5室の支配星が8室の支配星と共に12室に在住し、6、11室支配の火星がアスペクトしている配置の中に現れており、犯行には特に火星が大きな役割を果たしたと考えられる。



8室や12室などのモクシャハウスが強調されている人は、束縛や損失、隠遁的な不幸で困難な状況を通して、カルマの解消(浄化、解脱)を行なっている場合が多いと思われるが、その際にいかにトリシャダヤハウスの関与を抑えて、更なるカルマを積み増すことを避けることが出来るかがポイントである。



しばしば聖者のホロスコープには通常の一般人に適用されるような占星術の法則が働かないと言われているが、私の考えでは、それは、聖者のホロスコープの場合、欲望がないため、3、6、11室の欲望のハウスが、通常の一般人のように凶意をもたらさないからではないかと考えている。



長い人生経験と苦闘の末に聖者は、食欲、性欲、睡眠欲に振り回されず、他人に対する期待とそれが満たされないことから来る怒りからも自由である。


そして、世間体や評価や名誉を求める欲求、成功への甘い誘惑とそれを追求して得られなかった場合の落胆、成功を掴んだ場合のそれに対する執着や束縛といったものも味わい尽くして、それらからも自由になった聖者にとって、トリシャダヤハウスの3、6、11室が、敏感な中立ハウスである8、12室に絡んで、8、12室がドゥシュタナハウスとしての最悪の機能的凶星として働くといったパラシャラが規定する法則からも自由なのではないかと思われる。



それで、聖者は欲望の苦しみからカルマを積み増すことはなく、カルマを全て焼却して、浄化し尽くした為に聖者になったのである。



従って、3、6、11室のトリシャダヤハウスとしての働きを弱めるために瞑想や奉仕などの霊的実践を行なう必要があると言える。



そうすれば、欲望が満たされない苦しみの為に更にカルマを積み増すという悪いサイクルから逃れられると考えられる。



(参考:2010/11/10 開運のための理論-『バガヴァッドギータの世界』より-)




(参考資料)



元農水次官「迷惑かけたくないと思った」 長男殺害容疑
2019年6月2日20時16分 朝日新聞DIGITAL

元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)が東京都練馬区の自宅で長男(44)を殺害したとされる事件で、熊沢容疑者が警視庁の調べに対し、「長男は引きこもりがちで、家庭内で暴力を振るうこともあった」という趣旨の供述をしていることが同庁への取材でわかった。「周囲に迷惑をかけたくないと思った」とも話しているという。

事件前には「小学校の運動会の音がうるさい」と言う長男を注意した、と説明していることも判明。当日は朝から隣接する区立小で運動会が開かれていた。同庁は事件に至る経緯を詳しく調べている。

 練馬署によると、熊沢容疑者は1日午後3時半ごろ、自宅で長男の無職英一郎さんの胸などを包丁で複数回刺したとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。英一郎さんは搬送先の病院で死亡が確認された。一家はこの2人と熊沢容疑者の妻の3人暮らし。妻は当時不在だったという。

 近所の住民たちは「息子さんがいるなんて知らなかった」と口をそろえた。女性の一人は「数年前に熊沢容疑者の奥さんと会ったとき、『娘を迎えに行く』と言っていた。娘さんがいて、今は夫婦2人暮らしだと思っていた」と話した。
参照元:元農水次官「迷惑かけたくないと思った」 長男殺害容疑
2019年6月2日20時16分 朝日新聞DIGITAL

元農水事務次官が刺殺した“引きこもり長男”の目を疑うツイート
2019/6/2 まぐまぐ編集部 MAG2NEWS

1日午後3時半ごろ、東京・練馬区早宮4丁目の住宅から、元農林水産相事務次官の熊澤英昭容疑者(76)が「息子を刺した」と警視庁に通報した。警官が駆けつけたところ、1階の和室の布団の上で、長男の無職・熊澤英一郎さん(44)が包丁で胸など複数箇所を刺されてあおむけの状態で倒れており、その後、搬送先の病院で死亡した。警察は、容疑を殺人に切り替えて、逮捕した熊澤英昭容疑者から詳しい経緯について聴取している。また、その後の調べで、事件の直前、隣の小学校の運動会の音がうるさいと腹を立てていた長男を父親がたしなめたことで口論になったと判明。週刊文春オンラインなどによると事件当日、隣の小学校では運動会が催されていたという。

新聞やテレビの報道によると、長男は家庭内で日常的に暴力をふるっていたという。熊澤容疑者は、家族に対して「身の危険を感じる」などと話すこともあったという。

また、NHKが報じたところによると、捜査関係者からの話として、長男は以前、都内の別の場所に住んでいたが、ごみ出しなどをめぐって近隣住民とトラブルになっていたという。その後、長男は実家に戻り、両親と同居していたとしている。同居後は引きこもりがちだったが、数カ月に一回程度、父親である熊澤容疑者と同じ理髪店で散髪をしていたという。長男は同理髪店に昨年から訪れていないことも判明している。

農林水産省元事務次官の熊澤容疑者は、東京大学法学部を卒業後、昭和42年(1967)に旧農林省に入り、畜産局長や経済局長を経て平成13年(2001)から14年(2002)まで事務方トップの事務次官を務めていたエリート。BSE(牛海綿状脳症)問題の対応にあたり、責任をとる形で、2002年1月に辞任した。また、平成17年(2005)から20年(2008)までチェコ大使も務めていたという。

調べに対し、「長男を包丁で刺したことは間違いない」と供述しているという。熊澤容疑者は妻と長男と3人暮らし。

事件翌日の現場を独自取材

MAG2 NEWSは、事件翌日の現場を独自に取材。朝6時すぎの現場付近は、住宅と住宅の間に畑が広がるのどかな雰囲気で、周辺では「野焼き」のような焦げ臭い匂いが漂い、静けさに包まれていた。

時折、近所を散歩する住民が規制線の貼られている理由を警察に尋ね、事件があったことを初めて知り驚く様子なども見られた。

近所に住む男性は「とても真面目な人だった、まさかあんな事件を起こすとは」と大変驚いた様子で警察官に話しかけていた。現場は、朝6時過ぎから週刊誌の記者やテレビ局などのマスコミ関係者が住民にコメントを求める光景、警察関係者などが出入りする様子などが見られた。

殺害された長男のTwitterアカウントが特定される

ネットなどでは、「殺害された英一郎さんはネットゲーム界で有名だった」などの情報も飛び交い、長男と思われるTwitterアカウントとなども特定されている。本名も公表していたSNSによると、オンラインゲームの「ドラゴンクエスト」を連日プレイしていたことがわかっている。

最後にツイートしたのは、殺害される数時間前と見られているが、ネット上ではこの投稿について「意味深だ」「誰も一人では生きられない、とは皮肉だな」などのコメントが投稿されている。また、過去には、両親に対して恨みを抱いていたとも取れる「愚母を殺したい」などのツイートを複数回投稿していた。

長男は無職で、近所の人にもその存在が知られていなかったことから「引きこもり」だったと見られ、熊澤容疑者が「引きこもり」の長男から家庭内暴力を受けていたことも殺害の背景にあるとみて捜査しているという。
参照元:元農水事務次官が刺殺した“引きこもり長男”の目を疑うツイート
2019/6/2 まぐまぐ編集部 MAG2NEWS

「長男が家庭内暴力」 逮捕の元農水事務次官
2019.6.2 14:48 産経新聞

東京都練馬区早宮の自宅で長男の胸などを包丁で刺したとして、元農林水産省事務次官の無職、熊沢英昭容疑者(76)が警視庁練馬署に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された事件で、熊沢容疑者が死亡した長男の英一郎さん(44)について「家庭内暴力があった」と供述していることが2日、捜査関係者への取材で分かった。同署は事件直前に2人の間で何らかのトラブルがあったとみて、詳しい経緯を調べている。

 関係者によると、英一郎さんは事件当日、近所の小学校で行われていた運動会の音に文句を言って、熊沢容疑者と口論になっていたとされる。熊沢容疑者は「周囲に迷惑をかけるといけないと思った」との趣旨の供述もしており、同署は事件との関係を調べる。

 同署によると、英一郎さんは室内の布団の上にあおむけの状態で倒れており、布団には大量の血痕が付着していた。周囲に引きずったような痕はなく、同署は熊沢容疑者が布団の上で英一郎さんを刺したとみて、容疑を殺人に切り替えて捜査している。

 熊沢容疑者は妻と英一郎さんとの3人暮らしで、事件当時妻は不在だった。調べに「息子は引きこもりがちだった」などと話しているという。

 英一郎さんのものとみられるツイッターのアカウントには、オンラインゲームに関する書き込みが連日のように投稿され、元事務次官の息子であることを示す内容もあった。
参照元:「長男が家庭内暴力」 逮捕の元農水事務次官
2019.6.2 14:48 産経新聞

死亡長男、傷は十数カ所 元農水次官強い殺意か
2019.6.3 08:51 産経新聞

自宅で長男を包丁で刺したとして殺人未遂の疑いで元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)=東京都練馬区=が逮捕された事件で、死亡した長男の無職、英一郎さん(44)の遺体の傷が十数カ所に上ることが3日、捜査関係者への取材で分かった。

 傷は胸や腹など上半身に集中していた。警視庁練馬署は、強い殺意があったとみて当時の状況や動機を調べている。練馬署は同日、熊沢容疑者を送検した。

 捜査関係者によると、熊沢容疑者は「(英一郎さんが)引きこもりがちで家庭内暴力もあった」と説明。「周囲に迷惑を掛けるといけないと思った」との趣旨の供述もしている。練馬署は、長年にわたり家族間にトラブルがあったとみている。
参照元:死亡長男、傷は十数カ所 元農水次官強い殺意か
2019.6.3 08:51 産経新聞

元農水次官の長男、傷は十数カ所 上半身に集中、強い殺意か
2019年6月3日 8時46分 秋田魁新報社

 自宅で長男を包丁で刺したとして殺人未遂の疑いで元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)=東京都練馬区=が逮捕された事件で、死亡した長男英一郎さん(44)の傷が十数カ所に上ることが3日、捜査関係者への取材で分かった。胸や腹など上半身に集中していたほか、自宅で殺意をほのめかすメモも見つかり、警視庁練馬署は強い殺意があったとみて当時の状況や動機を捜査。熊沢容疑者を同日送検した。

 捜査関係者によると、英一郎さんは10年以上前から都内の別の場所に住んでいたが、本人の希望で5月下旬から実家に戻っていた。別居中にはごみ出しを巡り近隣住民ともめることもあったという。
参照元:元農水次官の長男、傷は十数カ所 上半身に集中、強い殺意か
2019年6月3日 8時46分 秋田魁新報社

逮捕の元事務次官の男「身の危険を感じる」
2019年6月2日 19時8分 日テレNEWS24

1日、東京・練馬区で44歳の息子が包丁で刺されて死亡し、農林水産省の元事務次官の父親が逮捕された事件で、父親が息子から日常的に暴力を受けていたとみられることがわかった。「身の危険を感じる」などと話すこともあったという。

この事件は、1日午後、東京・練馬区の住宅で熊沢英一郎さんが胸などを包丁で刺されて死亡し、父親で農林水産省の元事務次官・熊沢英昭容疑者が殺人未遂の疑いで逮捕されたもの。警視庁の調べに対し、熊沢容疑者は容疑を認めているという。

近所の人「(1週間前に会ったときは)普通だよ、おかしいところは全然ない。息子の話は一切しなかった」

近所の人「本当に穏やかで、すてきなご夫婦だなと」「(Q長男の存在はご存じなかった?)私は全く(知らなかった)」

その後の捜査関係者への取材で、熊沢容疑者が息子の英一郎さんから日常的に暴力を受けていたとみられることがわかった。

熊沢容疑者は、家族に対して「身の危険を感じる」などと話すこともあったという。

英一郎さんは無職で、警視庁は家族間のトラブルがあったとみて容疑を殺人に切り替えて調べる方針。
参照元:逮捕の元事務次官の男「身の危険を感じる」
2019年6月2日 19時8分 日テレNEWS24

元農水事務次官“御曹子殺人” 「運動会の音がうるさい」と口論 殺された44歳“引きこもり息子”の素顔 - 「週刊文春」
編集部 文春オンライン2019年06月02日 13:15

「昨日は、隣の小学校で運動会が行われていたので、そんなことが起きていたなんて、まったく気付きませんでした。いきなりパトカーや救急車が何台も来て、騒然となっていた。私のところにも夕方4時くらいに警察が来て、いろいろ聞かれて。特にお父さんと息子さんの関係について聞かれました」(近隣住民)

6月1日(土)の夕方、東京・練馬区の住宅街で元農水事務次官の熊澤英昭容疑者(76)が、同居する息子の熊澤英一郎さん(44・無職)を刺殺。川崎市・登戸の小学生児童ら連続殺傷事件を起こした岩崎隆一容疑者(51・死亡)が長期にわたって就労しない”引きこもり傾向”にあったことが改めて社会的に議論となる中、一報は飛び込んできた。

 熊澤容疑者は東大法学部を卒業後、1967年に旧農林省入省。畜産局長や経済局長を経て、2001年からは事務方トップの事務次官を務めた。BSE(牛海綿状脳症)問題の対応にあたり、記者会見では汗をふきながら質問に答えていたが、結局、このBSE問題の責任をとる形で、2002年1月に辞任。退官後は2005年から2008年にかけてチェコ大使を務めた。

「熊澤さんのことは農水次官で偉かったこともあり、『先生』と呼んでいました。先生は自分の家の前を通るのでよく挨拶していた。奥さんと2人で年中いっしょにいて、仲はよさそうだったけれど、息子の悩みはもとより、息子がいるとは知らなかった。先週もお会いしましたが、家庭内で悩んでいる様子は見えませんでした」(別の近隣住民)

「周囲に迷惑をかけてはいけなかった」と熊澤容疑者は供述

 一家が引っ越してきたのは十数年前だが、不動産関係者は「今度すごい人が来ますよ!」と近隣に触れ回っていたという。最近でも黒塗りの車が自宅前に迎えに来るのが目撃されていた。熊澤容疑者は背広を着て、車に乗り込んでいたという。

「年に1回、秋くらいに同期会をやっていて、お酒を飲んだりしていたが、家庭の話は一切することはなかった。息子や娘がいることは知っているが、詳しくは聞いたことがない。(熊澤容疑者)本人はとても真面目な人間です」(元農水省の同期官僚)

 だが、熊澤容疑者が抱える家庭内でのストレスは暴発寸前だった。捜査関係者が話す。

「熊澤容疑者は息子の家庭内暴力のことでかなり精神的に参っていたようです。周囲や官僚仲間にも息子の引きこもりについての相談をしていました。

 この日も小学校の運動会がうるさくて、そのことが原因で口論に発展。日頃から家庭内に暴力を振るっていたが、熊澤容疑者は『周囲に迷惑をかけてはいけなかった』と話しています」

連日ゲームをやり続けていた息子

 殺された息子の英一郎さんは、ネットで本名の「熊澤英一郎」を名乗り、ゲーム「ドラゴンクエスト」についてのツイートをしていた形跡が残っている。また、SNSには本人と思しき人物による、こんな書き込みも残されていた。

〈あの本名、熊澤英一郎と申しまして元事務次官の愚息であります。凄い人でしょ?w 国家レベルの人なんですw〉

 SNSやウェブ上には、連日ゲームをやり続けていた形跡が残されている。近隣では生前の英一郎さんを見たという人が一人だけいた。

「私がここに住むようになって何年も経つけれど、一度しか息子さんを見ていない。3年前の昼間で、白いTシャツ姿。今風の長めのマッシュルームカットだった。あいさつなどもなく、ムスッとした様子でした。

 お父さんは朝からウォーキングしたり、お母さんもお花に水やりしたり、とてもやさしそうな、感じのいいご夫婦でしたが……」(別の近隣住民)

 熊澤容疑者は明日6月3日、送検される。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年6月6日号)
参照元:元農水事務次官“御曹子殺人” 「運動会の音がうるさい」と口論 殺された44歳“引きこもり息子”の素顔 - 「週刊文春」
編集部 文春オンライン2019年06月02日 13:15





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お金の正体は信用である – 堀江貴文が主張するお金の理論から銀行の信用創造について再評価する –

前回、記事『リチャード・ヴェルナーの『円の支配者』を振り返る』で、銀行の信用創造の問題点について検討した。


何故、信用創造の特権を銀行家だけが持っているのか?


銀行は、中央銀行の当座預金に一定の金額を準備預金として預け入れるだけで、その預け入れた金額の何倍も人にローンとしてお金を貸し付けることが出来る。


このことを銀行家の詐欺だと言うのだが、実際、経済が拡大し、文明が発展していくにあたっての必要悪であったとも考えられるのである。


産業革命が起こり、生産革命が起こって、世界経済は大変な量のお金を必要としたのである。


そのお金の量を稀少価値のある貝殻や石などでは到底賄えず、また金(gold)でも賄うには量が足りなかったのである。


もし全てのお金の裏付けが例えば、採掘された金の量に一致しているとすると、金の埋蔵量は少ないため、世界経済を支えるだけのマネーの量が賄えないのである。


そのお金の量を賄うには、銀行の信用創造の仕組みが必要であった。当時の必要悪として必然的に生み出されたのが信用創造であったと考えるべきかもしれない。


流通している現金は3%で、残り97%は銀行の預金通帳の中に書き込まれた数字にすぎないと言うのにはそれなりの実用上の理由があったと思われる。


流通する全てのお金を現金で用意するとしたら、大変な作業になり、大変な管理能力が必要である。


97%のお金が銀行の口座間でやり取りされるお金であれば、その管理はより容易である。


銀行家はとにかく世界経済が必要とする量のお金を供給する信用創造(加えて、その仕組みを維持する全てのネットワークや業務)という方法を発明したのである。


それで銀行家が信用創造を行なう特権を得て、世界の支配者になったのではないかと思われる。



堀江貴文が以前から「お金の正体は信用である」と述べている。


これに追随しているのか最近、同じようなことを語る人が増えている。


この概念は別に銀行からお金を借りる場合のみを指すのではなく、例えば、困った時にお金を知人から貸してもらったり、給料を前払いしてもらうといったことも該当するのである。


お金というものは人からの「信用」を数値化したもので、信用がある人は、常にお金には困らないということである。



この堀江貴文の「お金の正体は信用である」という概念を銀行システムに当てはめると、確かに銀行は返済する見込みがある人にお金を貸すのである。


お金を返済することが出来ると信用された人だけが、銀行からお金を借りることが出来る。


そして銀行がお金を貸すと、世の中に新しいお金が生み出されてマネーサプライが生じる。


そのお金が色々な人を巡って、経済活動の役に立つのであるが、その際にやはり最も価値のある商品やサービスを生み出すことが出来る信用ある人にお金は集まっていくのである。

つまり、創造的で、生産的で、世の中に新しい価値を作り出せるような人にお金は集まっていく。


逆に食欲、性欲、睡眠欲などに振り回されて消費だけに没頭するような非生産的な信用のない人にはお金は集まらない。



但し、そうした非生産的な人でも例えば、生きるためにはお金が必要である。


従って、どこかで雇用されて労働をして、お金を稼ぐことになる。



この場合の労働によって賃金として得られるお金は、「信用」という意味で言えば、最も最低限の信用である。


つまり、どんなに食欲、性欲、睡眠欲などに振り回されて消費だけに没頭するような非生産的な人であっても、生き残る為にちゃんと毎日、出勤して労働をしてお金を稼ぐだろうという見込み、そうした性悪説的な最低限度の信用を雇用主から得られるということである。


銀行は企業を信用して、資本を貸し付けて、企業は労働者に信用という意味では、最低の信用をして、労働の対価として給与(お金)を支払う。



信用がある時、お金を得ることが出来るという、堀江貴文の説は、正しいように思われる。



色々な人を巡って、経済活動の役に立ったお金は、最後に借りた人が銀行にローンを返済することによって消滅し、マネーサプライの総額から差し引かれる。



経済活動には一定の量のマネーサプライが必要である為、銀行は常に誰かに新しく銀行から借金をしてもらわなければならないのである。



その場合、銀行が信用するのは、技術やアイデアがあり、資本や労働力、土地などを所有する生産力の高い大企業である。



だから銀行の信用創造は、主に大企業に資本を貸し付けて、その大企業が労働者を雇用して、給与として支払うことでお金を世の中の末端まで行き渡らせる仕組みである。




然し、十分に教育を受けておらず、文化や教養の面で、洗練されていない労働者が多かった時代には、そういうモデルでも良かったのである。



現代は、教育を受けており、文化や教養の面で洗練されており、民主主義や人権の概念を持ち、企業から独立して仕事をしたり、企業に雇用されないで創造的、生産的な仕事をして生きていく生活スタイルが拡大している。



つまり、雇用されないで生きる資本家=個人の時代である。



例えば、『【無料お試し版】 サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門+現代ビジネス記事付』といった本が最近出ているが、同じような思想が出てきている。






一億総資本家という思想が世の中に出てきている。



そうすると、信用創造によって大企業にだけお金を貸し出して、企業が雇用した従業員に給与を支払う形で、全体としての国民にマネーサプライを行なうという形式は、時代遅れになって来ている。



そして、量的緩和政策などによって、日本銀行の買いオペなどによって、市中銀行の日銀当座預金に準備預金を供給しても、銀行は貸し出す企業がないのである。



銀行は返済能力のない中小企業に資金を貸し出して、それらが暴力団のダミー会社だったりして、不良債権問題で苦しんだ経験などもあり、資本をあまり中小企業に貸したくなく、大企業に貸したいのである。



然し、大企業は内部留保もあり、従業員に給与を支払える新しい成長分野が見つからない為、雇用も資本も必要としておらず、銀行は貸出先を見つけることが出来ない。



それで、銀行の日銀当座預金には、準備預金が積み上がるばかりで、それらのマネーは市場に流通せず、末端の人々にマネーが供給されないのである。




このような状況で、銀行の信用創造を行ない十分なマネーサプライを提供する仕組みが機能不全になっており、皮肉なことに信用創造の特権を保持するだけの「信用」がなくなったのである。



従って、銀行は売り上げを上げることが出来ず、従業員を削減するばかりで、事業規模は縮小するばかりである。



また振込みの処理が遅いとか、海外送金の手数料が高いとか、様々なサービス自体の品質の悪さなど「信用」がないことによって、銀行にはお金が集まらなくなっている。




銀行はお金を創造できる機関であったにも関わらず、銀行に「信用」がないため、実際のお金自体が、銀行からどんどん逃げてしまっている。



このことは、非常に興味深い。



つまり、お金の本質が、堀江貴文の言うように「信用」だとすると、銀行自体もまさにその「信用」に左右されるのである。




そこで、最近、時代の必要に応じて、仮想通貨や、クラウドファンディングなどの資金調達の方法が出て来たのである。




銀行がもはや信用創造によってマネーサプライを提供する「信用」が得られないので、個人が投資を募ったり、新規に仮想通貨を発行して、それで資金調達する方法が出て来たのである。



これは、信用創造の機能をもはや銀行に依存しないで、自分たち自身で、信用創造する仕組みを起ち上げたということである。




また仮想通貨の場合、マイニングすることによって新しいマネーサプライを提供する(お金の総量を増やす)ことが出来る。




つまり、銀行の信用創造機能に依存しなくても世界が必要とするマネーの総量を賄うことが出来る。




しかも今まではほとんど大規模な企業しか銀行の信用創造の恩恵に与かることが出来なかったのだが、比較的小規模のスタートアップ企業なども資金調達できるようになった。



例えば、イーサリアムプラットフォーム上で、使用できるERC20トークンという形式の仮想通貨を簡単に発行できるようになったため、仮想通貨のICOを多くの企業が行うようになっている。



また全くの個人でトークンを発行できるようなサービスも現れている。



欧米では、小切手に裏書して相手に支払うような文化があったが、よほど社会的に信用のある人だけである。



その小切手が流通するのであれば、それも個人が発行した通貨と言えるかもしれないが、それは銀行に持ち込んで現金化する為だけの銀行システムの補助的な意味しかなかった。



然し、今後、個人が発行する仮想通貨は「信用」が得られれば、流通したり、他の仮想通貨との交換も可能である。



それは、個人が自分の現在価値ではなく、将来の価値、現在価値以上の価値を仮想通貨という形で、振り出すことが出来るのである。



但し、発行した仮想通貨(トークン)に価値が付くのは、その人に信用がある時のみである。




これまでは、政府が国民の未来の労働(未来に税金として徴収できるお金)を国債という形で振り出して、それを市中銀行を1回かますなどして、最終的には中央銀行がそれを買い取って、市中銀行の当座預金にお金を振り出した。



つまり、中央銀行が国債と引き換えに市中銀行の当座預金に金額を書き込む時、お金が誕生する。



お金とは、政府が中央銀行に国民の未来の労働を支払うことで作ってもらうのである。



そして、市中銀行が企業にお金を貸し付けて、信用創造を行なう。



この時に「国民の未来の労働」を準備預金として、それを信用創造によって何倍にも膨らませて、お金を市場に流通させるのである。



それが成り立つのは全ての国民が一度に預金を引き出さないからである。



つまり、お金とは、その国の国民の未来の労働である。



だからその国の価値とは、国債の値段であり、また国債の値段とは、その国の国民の未来の労働の価値である。



政府と中央銀行と市中銀行の連携プレイで、国民の未来の労働がお金に変えられるのである。



国家が人口が増えて(労働力が増える)、国民の教育水準が高く、国民の未来の労働に「信用」がある時、その国の国債価格(通貨価格)や株価は高くなり、



国家が少子化で、高齢化が進み、国民の教育水準が低かったり、犯罪率が高く、国民の未来の労働に「信用」がない時、その国の国債価格(通貨価格)や株価は低くなる。



つまり、通貨の価値(国債価格)が低くなり、ひどい時にはハイパーインフレなどになり、国民は貧しくて自国通貨では何も買うことが出来なくなる。




このように国民の未来の労働をお金に変換する仕組みは、政府と中央銀行と市中銀行が独占してきたのであるが、



個人が自分の現在価値ではなく、将来の価値、現在価値以上の価値を仮想通貨という形で振り出せるということは、個人が自分の未来の労働や価値をお金に変えることが出来るということである。



政府や中央銀行、市中銀行によって独占支配されてきた「国民の未来の労働」をお金に変換する機能を個々人が自分の手に取り戻すことを意味する。



また信用創造とは、効率的にマネーサプライの必要量を流通させる仕組みであり、それこそが銀行家の専売特許、秘伝であり、他の人に真似のできない技術であった。



管理労力を大幅に単純化して、世界に必要な量のマネーを供給することが出来るこの力が、銀行家の「信用」を生み出す源であった。



然し、この世界に必要な量のマネーサプライを生み出す技術は、今後は銀行家の専売特許ではなくなり、インターネットとブロックチェーンなどの技術革新により、様々な仮想通貨が市場に溢れかえって、必要量のマネーサプライは供給できるようになる日が近い。



銀行家は、お金が滞りなく流通する仕組みを提供するビジネスを行なって、それで社会的に「信用」を得ていたということである。



それは主に「国民の未来の労働」をお金に変換するビジネスであり、それを政府と共謀して行ってきた。



それが独占的ビジネスで、その「信用」が絶大だったために銀行家はお金持ちになった。



今後は、インターネット、ブロックチェーン、マイニングによってマネーシステムの維持運営に参加する一般市民、企業が、十分な量のマネーサプライを提供し、「信用」を得ることになる。



個人や企業など民間部門が仮想通貨を発行するとは、自分たちの未来の労働を売って、先に現金を取得するようなものであり、国債と似たようなものとして個人債を発行するようなものである。



その個人や企業が信用に応えて、何か新しい価値を生み出せば、その仮想通貨は値上がりするし、怠惰で、非生産的であれば、その仮想通貨は値下がりする。



その辺りは国債の市場価格と同じである。








銀行の信用創造を詐欺として批判する論客として、安部芳裕氏や天野統康氏がおり、これらの方々が担ぎ上げている経済学博士に山口薫教授がいる。




山口薫教授の『公共貨幣』東洋経済新報社 では、政府の負債によるお金ではなく、政府自身が発行する政府紙幣が問題を解決すると主張している。




私も安部芳裕氏の著作に一時期はまり、お金の仕組みについて多くを学習させてもらったが、信用創造の仕組みは、拡大する世界経済の必要に応えて、必要悪として誕生したのではないかという歴史的事実としての視点が欠けているのではないかと思われる。





確かに銀行はこの信用創造の秘密を一般市民に秘匿して、自分たちの支配力の源にしたが、然し、当時、この信用創造の仕組みを提供出来たのは銀行家だけであり、そういう意味で、「信用」があったのである。



銀行家を詐欺師であると非難することも出来るが、銀行が行う信用創造というものが、世界に必要な量のマネーサプライを提供する効率的で優れた方法であると評価することも可能なのである。



そのように見た時に陰謀論的な見方から脱出することが出来る。





銀行が出てくる前は、皇帝や国王が通貨を発行していたが、その通貨は、金の含有率を操作したり、ある日、突然、紙切れになったり、銀行家のネットワークよりも「信用」が乏しかったかもしれない。




お金とは、政府がそれを法律的に定めるだけで、通用力が得られる訳ではなく、国家の整備されたインフラ、勤勉な国民(しかも人口も多い)、国家が保持する鉱物資源、外貨預金など、政府の支払い能力、生産能力などの「信用」に依存している。




また政府が民主主義国で、法治国家としてきちんと約束を守るかどうかなどの「信用」も関係する。



独裁政権や共産主義の国家や世情不安な国家だとそこの国の通貨は信用されないのである。



そういう意味で、歴史的に国家や政府は常に世情不安で戦争を繰り返して来たため、世界的に協力関係にある銀行ネットワークよりも「信用」が乏しかったと思われる。



そうしたことで、政府が、政府紙幣を発行する場合、やはり、その価値については「信用」があるかどうかで決定されると考えられる。



政府の権力が単独で紙幣などに信用力を与えることは出来ず、様々な要素の複合で「信用」が評価される。



例えば、日本国の場合、民主主義国家で、官僚機構、憲法、法律が整備され、国民は勤勉で、真面目であり、識字率も高く、義務教育も行き届いている。



従って、日本は巨額の財政赤字があるにも関わらず、日本株や日本国債は安心の投資先と見られて来ていた。これは日本に「信用」があるということかもしれない。



然し、米国の格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)が2017年1月27日に日本の10年物長期国債の格付けをAAからAAマイナスに引き下げたりしているが、こうした具体的に「信用」を評価する方法もある。



今、銀行業界が衰退しつつあるのは、例えば、国際送金を担うSWIFTという銀行間ネットワークがあり、国際送金する場合、一度、ドルに換金され、現地に送金された後、現地通貨にドルから換金されるが、このネットワークよりもインターネットの方が「信用」が出て来たからではないかと思われる。



そして、実質的に個人の銀行家が所有するSWIFTとは違って、インターネットには特定の個人の所有者はおらず、皆で作り上げている仕組みである。



それこそが、銀行家が提供して来た信用創造とマネーサプライの提供手段からの自立を意味している。



つまり、今後、銀行家にマネーシステムを提供してもらう必要はなくなっていくのである。




皆で作り上げているインターネットが、ブロックチェーンの発明などによって、お金の送受信をする方法まで提供するほど「信用」の厚いものになったのである。



相対的に銀行は、マネーサプライを提供したり、送金したりする機能として、より「信用」が低下した。



お金の実態が「信用」だとすれば、銀行もこの「信用」によって評価されるということが非常に興味深い点である。




そして、今後、政府の発行する政府紙幣というものが、仮想通貨として発行されるとすると、個人が発行する通貨と、政府が発行する通貨は、全く対等な立場で、その通貨の「信用」が評価される。



例えば、世情不安で革命が起こりそうな国の政府の発行する通貨よりも、一個人の発行する通貨の方が「信用」されてしまうようなケースも出てくるかもしれない。















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インド占星術 ジャイミニ演習コース 【2019年度秋-2020年春】

10/12からインド占星術のジャイミニシステムの演習コース(中級レベル)を行います。

パラシャラの技法におけるダシャーの読み方を学習した後は、ジャイミニの技法で、チャート読解をする技法を身に着け、ジャイミニ系の様々なダシャーの計算方法を学びます。

様々なサンプルチャートにジャイミニとパラシャラの技法を適用すること繰り返して、それらの技法の使用に慣れることを目指します。

また常にパラシャラシステムのヴィムショッタリダシャーの適用を合わせて行うため、パラシャラとジャイミニの複合アプローチの訓練にもなるコースです。

主にジャイミニの技法を使って、実際に読めることを重視し、多くの事例を見ていくコースでありますので、実習を通じて、ジャイミニの技法を刷りこみたい人に適したコースです。


【そもそもジャイミニシステムって何ですか?】

ヴェーダを編纂したヴィヤサの弟子であり、ジャイミニ・スートラを編纂した聖者ジャイミニによる技法です。

通常、パラシャラのシステムが有名で、実践されていますが、ブリハット・パラシャラ・ホラシャストラ(BPHS)では、ジャイミニは、パラシャラを補完するものとの位置づけが為されています。

実際、ジャイミニの技法は、パラシャラの技法とはダシャーもアスペクトも異なりますが、過去の出来事を振り返ってみると、ジャイミニでこそ、よく事象を説明できるということが非常に沢山あり、この技法を使って、非常に素晴らしい鑑定をされた方がインドにはいます。

まさにこれらの習得は必殺技を習得するようなものだと言えるでしょう。

パラシャラとジャイミニを使用することにより、より安定感のあるリーディングが可能になりますので、是非、練習して沢山の事例にあたってマスターして下さい。

私自身、セミナーを行なう理由は、ジャイミニの技法にもっと時間をかけて親しんでいきたいと思っているからです。





コース名

インド占星術 ジャイミニ演習コース 【2019年度秋-2020年春】


日時

2019年10月12日(土) 13:00~17:00 9A
2019年11月9日(土) 13:00~17:00 8A
2019年12月14日(土) 13:00~17:00 8A
2020年1月18日(土) 13:00~17:00 8A
2020年2月8日(土) 13:00~17:00 8A
2020年3月7日(土) 13:00~17:00 8A
2020年4月未定
2020年5月未定



※前後に各10分ほど準備と片付けの時間が含まれます。


会場

八洲学園大学 会議室
神奈川県横浜市西区桜木町7丁目42番地

横浜駅(東口)から徒歩10分 
横浜市営地下鉄「高島町」駅から徒歩1分
横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅から徒歩5分
京浜急行「戸部」駅から徒歩5分





講座内容

 日付時間内容部屋
第1回2019年10月12日(土)13:00~17:00【中級、上級】


(1)パラシャラシステムでのダシャーの読解復習
(マハダシャーとアンタルダシャーの解釈、分割図の使い方等)



(2)ジャイミニシステムの主な仕組み
先にゴールを知る(複合アプローチの実際)

固定表示体、変動表示体の使い方
ジャイミニラージャヨーガ
ジャイミニアスペクト(ラシアスペクト)
ジャイミニで出来事のタイミングを判断する方法(結婚、出産、昇進)
スナップショットメソッド



(3)チャラダシャーの計算と適用


事例演習


(同時にヴィムショッタリダシャー、ヨーギニダシャー等ではどう説明できるか)



(4)マンドゥークダシャーの計算と適用


事例演習


(同時にヴィムショッタリダシャー、ヨーギニダシャー等ではどう説明できるか)



(5)パダナダムシャダシャーの計算と適用


事例演習


(同時にヴィムショッタリダシャー、ヨーギニダシャー等ではどう説明できるか)




(6)ナヴァムシャダシャーの計算と適用


事例演習


(同時にヴィムショッタリダシャー、ヨーギニダシャー等ではどう説明できるか)



(7)スティラダシャーの計算と適用



事例演習


(同時にヴィムショッタリダシャー、ヨーギニダシャー等ではどう説明できるか)




(8)ニラヤナシューラダシャーの計算と適用


事例演習


(同時にヴィムショッタリダシャー、ヨーギニダシャー等ではどう説明できるか)
9階 9A
第2回2019年11月9日(土)13:00~17:008階 8A
第3回2019年12月14日(土)13:00~17:008階 8A
第4回2020年1月18日(土) 13:00~17:008階 8A
第5回2020年2月8日(土)13:00~17:008階 8A
第6回2020年3月7日(土)
13:00~17:008階 8A
第7回未定13:00~17:00未定
第8回未定13:00~17:00未定

・本コースでは、ジャイミニの技法の習得を目指します。
・必ずしもこのカリキュラム通りに進むとは限りません。
・テキストはジャイミニのテキストを使用し、資料を補足的に使用します。
・facebookの非公開ページで講座開催期間中サポートします。
・本コースは、計算を省いて、楽をしたい方には向いていません。
・本コースは2017年、2018年に行ったインド占星術上級セミナーとほぼ同内容ですが、より多くの事例を見ていくことを重視しています。
・本講座は、講座開催前の入金が完了した時点で、facebook非公開ページへに登録して頂き、サポートがスタートします。
・欠席者には後日、録音もしくはビデオ映像を提供する予定です。
・講座の内容の録画内容は教材化され販売されることがあります。
・本コースはただ聴くだけの受け身の内容ではなく積極的に発言し参加して頂くことを目指します。
・通常はパラシャラシステムの学習からジャイミニの学習に進んで行きますが、本コースでは、ジャイミニの方を詳しく学習し、補足的にパラシャラでも考えていきます。
・出来るだけ、沢山の事例を見ていくことを目標にパラシャラシステムのヴィムショッタリダシャー、ヨーギニダシャーなどでは、どう説明できるかも同時に見ていく為、複合アプローチの訓練にもなるコースです。





受講条件



もしジョーティッシュの学習がまもない方で、このセミナーへの参加を希望される方は、


パラシャラの基本的な知識を補うため、基礎レッスン全3回(25,000円/3時間×3)を受講して頂きます。








受講料

初回:テキスト、資料代 5,000円
各回:16,000円 × 8回

※一括払いでお支払の場合、各回講座料が10%割り引きとなります。

講座を欠席された場合でも返金は出来ません。

支払い方法については一括払いと分割払いが選べます。

一括払いの場合は、10%割引となった金額を別途、paypalによるクレジット払い(手数料3.6%上乗せ)か、銀行振り込みでお支払頂きます。

分割払いの場合は、銀行の振込み先、もしくはpaypalの決済フォームを案内しますので、そちらから事前振込みをお願いします。


※2017年、2018年の上級セミナーに参加された方は、復習となりますので、割引特典があります。



講師

秀吉




最少催行人数

3名




メッセージ


本コースは、ジャイミニの技法の習得を目指すコースです。

演習に力を入れて、多くの事例をジャイミニとパラシャラの技法で見ていきます。




申込み


申込みはこちらからお願いします。





申込み締切

準備などがありますので9/10迄にお申込み下さい。





問い合わせ

講座の内容について質問のある方はこちらからご連絡下さい。


もしくは、以下のアドレスまでご連絡下さい。



















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リチャード・ヴェルナーの『円の支配者』を振り返る -信用創造のカラクリを暴露した元祖で、銀行家の陰謀を明らかにした-

以前、『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った』安部芳裕著や、youtube上の動画『money as debt』(負債としてのお金)などを見て、銀行の信用創造の仕組みなどを初めて知った。

今日、政府が作るお金はマネー全体の5%程度に過ぎず、残りの95%のお金は誰かのローンによって作られているということを知って非常に驚いた。

誰かが銀行にローンをすると銀行はその人の預金通帳に数字を書き込むだけで、お金が生み出されるのである。

銀行は日本銀行(中央銀行)の当座預金に一定額の預金をしていれば、その何倍もの資金をローンとして貸し出すことができる。

つまり、銀行は自分が実際には持っていないお金を人に貸し付けているのである。

『money as debt』はこの銀行が自分が持っていない金を人に貸し付けて金利を取る行為を銀行家の詐欺であると告発し、いつ頃、この詐欺が始まったのかを考察している。





この信用創造が始まったのは、ヨーロッパで、金細工師のゴールドスミスが人々から預かった貴金属を金庫で保管し、代わりに預かり証を発行する業務を行った際にそのうちに預かり証それ自体が物の売買、交換に使われて流通するようになり、誰も預かり証を持って貴金属を受け取りに来ない為、そのうちにゴールドスミスが金庫で保管している貴金属の額面以上の預かり証を発行したことが、この詐欺の始まりであると解説している。


従って、もし全ての人が銀行からお金を引き出そうとする取り付け騒ぎが生じれば、銀行にはそれを支払うだけのお金がないのでシステムはたちまち支払不能になってダウンする。

当時、この話を初めて知った時、この銀行家の自分たちが持っていないお金を貸し出す権力というものに驚愕した。

つまり、銀行は自分たちが持っていないお金を貸し付けて、その返済を受けるだけでも十分に利益になるが、更に貸し出した金額に対する利子までも受け取るのである。

この銀行家がお金を人に貸し付けることによる支配力、これは現在の成功物語である。

成功物語というよりも残酷物語で、このシステムによって人類を家畜のように支配することが出来る。

あらゆる人が銀行の為に働いているのである。

何故なら、人は給料をもらうために働いているが、その給料は企業からもらうお金である。

企業は銀行から資本金の融資を受けており、ビジネスの収益からその返済と利息を支払う。

従って、企業は銀行に返済する為にビジネスを行ない、人々は給料をもらうために企業と雇用契約を結んで労働する。

人が給料として受け取るお金は、誰かの銀行へのローンなのであり、それが市場に流通している95%を占めている。

このお金を人々が売買や交換などの経済行為を行なって、人々がいす取りゲームのように取りあうのだが、銀行が利子を取るため、流通しているお金は常に不足することになるのである。

つまり、銀行はローンで貸し付けたお金以上のお金を受け取るため市場には全ての人に行き渡るだけのお金がない為、生活していくには新たに銀行から借金をしなければならないのである。

そのようにして銀行は人々を永遠に支配する。


この信用創造できる割合のことを預金準備率と呼び、銀行は融資する金額に対していくらの金額を日銀の当座預金に支払い準備として預けておかなければならないかが定められている。


この割合が、年代によって様々だが、日本銀行のHPにも載っているが、1991/10/16 実施のもので、それ以降のデータが見当たらない。



別のサイトには、1994年2月は0.4%、1980年は10月は1.3%、2019年2月は0.8%であると記されている。


例えば、預金準備率が2019年2月の値で、0.8%というのは、1億2千5百万円の融資を行うことは、100万円を日本銀行の当座預金に預け入れておけば、可能なのである。


つまり、1億2千4百万円を無から作り出したということになる。



この信用創造のカラクリを初めて明らかにした元祖が、リチャード・ヴェルナーの『円の支配者 – 誰が日本経済を崩壊させたのか』であると言われている。






その論点について紹介してみたいと思うが、リチャード・ヴェルナーによれば、戦前の1920年代の日本は、アメリカよりも資本主義的であったという。


この1920年代の日本は、大衆は貯蓄もせず、稼いだお金のほとんどを消費に回してしまう傾向があったという。


ところが1929年に世界大恐慌が起こり、世界がブロック経済を採用し、1930年代には国家社会主義が台頭して、領土を海外に拡大して、経済的活路を切り開こうとする軍国主義的な風潮が出てくる。


1930年代というと、ちょうど天王星が今と同じように牡羊座をトランジットしていた時期であるから興味深い。


右翼的な国家社会主義が台頭してくる時代である。


すると日本の軍部の指導者と官僚は、日本経済を急成長させるために自由放任経済体制をやめて、戦時経済体制への移行を要求した。


国民には貯蓄を奨励し、資本を軍需産業などに重点配分する政策が取られた。


そうした戦時経済体制の中で、株主に対する配当は、経済成長の邪魔であるという認識になり、株主なしの資本主義が推奨された。


この時、会社は経営者と従業員のものであり、会社に生涯を通して忠誠を尽くせるような終身雇用制、年功序列制などの日本型の雇用形態が生み出されたという。


そして、日本の会社同士は株の持ち合いをして、外国資本が日本企業を買収して株主になったり、経営権を握ったりできないようにした。


戦時下に作られたこうした軍国主義的経済体制が、戦後も引き続いて、通産省が日本の企業を保護し、政府と企業が一丸となって、他国に日本の自動車やテレビ、工業製品を売りまくる護送船団方式が生み出された。


その上で、外国からの製品には高い関税を掛けて、日本市場への参入を排除し、巨額の貿易黒字を生み出すことになった。


そして、これがジャパン・アズ・ナンバーワンと呼ばれた日本の経済的繁栄をもたらしたのである。


1989年10月に三菱地所がロックフェラー・センタービルを2,200億円で買収したのが、その経済的繁栄を物語る出来事であった。



日本の質の高い工業製品と政府が企業を保護して国を挙げて、海外にビジネスを仕掛ける方式が国際競争力を生み出し、日本が貿易黒字となり、独り勝ちをすることになった。


すると、それを不公平であるとして、日本製品の不買運動やバッシングが起こるようになった。



アメリカは、日本の市場開放や、構造改革を要求するようになる。



日本の護送船団方式の軍国主義的な経済体制が、世界市場で、大成功したので、その成功を妨害しようとしたのである。




考えてみれば、今の中国もこの時の日本と同じように見える。



現在、中国は、国を挙げて、国内企業を保護し、海外への拡大に力を貸しているが、アメリカと世界覇権国を争うぐらいにまで経済力を身に付けるようになった。



中国経済も軍国主義的な戦時経済そのものである。



例えば、先日、カナダで拘束されたファーウェイ幹部が中国共産党のスパイではないかと言われている。



そして、今の中国が日本と違うのは、日本は、アメリカに戦争に敗北し、日米地位協定や、日米安保条約などによって、軍事的に米国の管理下に置かれ続けている。



従って、最終的にアメリカの要求を呑んで、市場開放や、構造改革を受け入れなければならなかったことである。



中国の場合、そのようなことはなく、アメリカに経済的にも軍事的にも挑戦し続けている。





リチャード・ヴェルナーが言うには、戦時経済体制下で、軍部の指導者や官僚は、中央銀行は、政府のコントロール下になければならないと考えており、どの部門にどれだけの融資を行なうかについて政府(大蔵省)の指示に従わなければならない状況で、戦後もこれが続いたようである。


そのため、政府(大蔵省)が資本を重工業に集中させることができ、日本の高度成長が可能になったのだという。



大蔵省と日銀は、どちらが銀行に対する指導力、経済に対する指導力を発揮するかを争う状況があったが、日銀は、政策金利を決定する権限などがあるが、それよりも銀行へ融資枠の割り当てという窓口指導が決定的に重要なのである。


その窓口指導の権限は信用創造、すなわちマネーサプライをコントロールすることを意味したが、この窓口指導の権限について日銀は秘匿し続けた。



1980年代には窓口指導を通じて、銀行への融資枠を拡大し、企業に豊富な融資を行なって、バブル経済を招いたのである。



然し、あるタイミングで、日銀は、銀行への貸出枠を制限した為、バブルが崩壊し、長い間、マネーサプライを制限して、融資を必要としていた企業に資金を供給しなかった。



その為、日本は長期の経済不況に陥ったまま、失われた10年、20年を後に過ごすことになる。



マネーサプライ(通貨供給量)は経済の規模を決定する要素であり、資本を必要とする企業に資本が与えられなければ経済成長が起こるはずもない。



リチャード・ヴェルナーによれば、信用創造量を拡大して日本をバブル経済に陥らせ、その後、信用創造量を制限して、バブル経済の崩壊を招き、その後も長い間、信用創造量を制限し続けて、経済を回復させなかったことは、日銀総裁の意図的な行為によるものだという。



つまり、日本を長い間、経済不況に陥らせれば、日本には市場開放や規制緩和、構造改革が必要であるという雰囲気や世論を作り出すことが出来るからである。



リチャード・ヴェルナーは、日銀総裁が、米国の連邦準備銀行総裁と連携して、日本に長期間の経済停滞をもたらしたというのである。



以下の引用箇所にて、名指しで、その責任者たちを批判している。



われわれは、日本のバブル経済を生み出し、戦後最長の不況と1930年代以来という記録的な失業増加をもたらした責任者たちをつきとめた。
それは日銀内部の少数グループで、彼らは他の日銀スタッフによるチェックもコントロールも及ばないところで行動していた。円のプリンスたちである。
日本をコントロールしてきたのは彼らだった。彼らの名は三重野康福井俊彦、そしてバブル生成の初期には彼らの師である前川春雄も加わっていた。
だが、もうひとつの謎は依然として残る。彼らは高い教育を受け、経験を積んだ人々である。それなのに、なぜ、そのような行動をとったのか?


(『円の支配者』リチャード・ヴェルナー著 P.238より引用抜粋)


因みにリチャード・ヴェルナーは、この日銀の責任者たちがアメリカの指示で行ったとまでは書いていないが、彼らの目標は、アメリカの要求に酷似していることを指摘している。


日本で今、流行っている”忖度”が働いたかもしれない。



米国の連邦準備理事会やウォール街の財界人たちの要求を空気を読んでそれとなくかなえたのではないかと思われる。



あるいは、彼ら自身が、日本の軍国主義時代に築かれた護送船団方式の経済体制(終身雇用制、年功序列制)を破壊して、日本を規制緩和、構造改革することこそが、日本の為、ひいては世界の為になるという理想を抱いていたかもしれない。




このバブル崩壊後の経済不況の責任は、大蔵省になすりつけられ、大蔵省は解体され、財務省に名前を変えた。




そして、日本銀行は、今は、政府からの独立性の高い機関になっている。





問題はこのリチャード・ヴェルナーの指摘、日本経済不況陰謀論が正しいかどうかである。






リチャード・ヴェルナーのチャートを作成すると、チャンドララグナが天秤座であり、木星が蟹座10室で高揚しており、金星がアスペクトして保護している。


また4、5室支配のヨーガカラカの土星が魚座6室に在住して、高揚する木星がアスペクトバックしている。


魚座や蟹座が非常に強い人物である。





リチャード・ヴェルナー




この配置のため、日本の愛国主義、民族主義的な立場から、欧米の中央銀行の日本側のカウンターパートとなって働いているような日銀総裁(円のプリンスたち)の政策について批判をするような人物であることがよく分かる。


中央銀行や、ウォール街の金融財界人は、水瓶座や双子座で表されるが、リチャード・ヴェルナーの強い魚座や蟹座から見ると、それらは12室や8室のドゥシュタナハウスに在住しており、決して、愉快な相手ではない。むしろ不利益を味あわされる相手である。


因みに福井俊彦元日銀総裁のチャートを見ると、月は射手座と蠍座の境界線付近にあり、おそらく月は蠍座にあった可能性が高い。






何故なら、日銀総裁で、政策金利など政府の金融政策を決定する公的機関のリーダーであった為、10室で太陽が定座にあったと考えるのが自然である。


そうすると、土星が水瓶座でムーラトリコーナの配置であり、しかも土星はヴァルゴッタマで、天秤座から木星がアスペクトしている。


非常に水瓶座が強いことが分かる。


月が蠍座であれば、水瓶座で土星がシャシャヨーガを形成する配置である。




福井俊彦



従って、福井俊彦氏は、水瓶座-双子座-天秤座の価値を推進する人物である。


10室の定座の太陽は強力な支配力、エゴを表わしている。


この福井俊彦氏が、水瓶座-双子座-天秤座の価値を体現する欧米の金融財界人、ウォール街の金融資本家たちの意向を汲み取って、同じ価値を共有して行動したことは容易に理解できる。


強いエゴを表わす太陽は、日本に市場開放や規制緩和、構造改革をもたらすためにわざと、金融引き締めを行ない、日本の経済の回復を遅らせるぐらいのことはやったのではないと思わせる配置である。


リチャード・ヴェルナーは、三重野康、福井俊彦、前川春雄らの日銀のプリンスたちが、日本が長く経済不況から抜け出せない原因を作ったと考えているが、これらの人々は、政府の経済への介入を少なくし、連邦準備銀行など各国の中央銀行が、国家の頭越しに世界を支配するという価値観を共有する人々である。


デヴィッド・ロックフェラーなどのウォール街の金融資本家の世界政府のビジョンに賛同していたと考えるべきである。


従って、三重野康、福井俊彦、前川春雄らの日銀のプリンスたちが、日本が長く経済不況から立ち直れない状況を作り、その責任を大蔵省に転化して、大蔵省解体のきっかけを作り、日銀の独立性を高める契機をつくったのである。


陰謀論的な意味ではなく、占星学的におそらくそうした価値観の下に行動したであろうことは推測できる。


リチャード・ヴェルナーと、福井俊彦氏のチャートを比較すると、そうした立場の違いを浮き彫りにしている。




因みに安倍政権下の黒田東彦日銀総裁は、異次元の量的緩和政策を行なって、日本のマネーサプライ(貨幣供給量)を増やそうとして来た。


量的緩和政策とは、日銀が市中銀行が保有する国債を買い取って(買いオペ)、銀行の日銀当座預金の残高を増やす操作である。


日銀当座預金の残高を増やせば、銀行は貸出を行なって、信用創造を積極的に行ってくれるとの期待をしてのことである。


然し、日銀が買いオペをしても、銀行は貸出を行なわず、日銀当座預金残高が積み上がるばかりである。




また政策金利もマイナスに設定して、銀行は日銀の当座預金に預けているだけで、金利がかかってしまう。


従って、銀行は積極的に貸し出しを行なうのではないかと期待してのことである。


然し、銀行の貸し渋りなどが問題となっている。



また現在、日銀の買いオペとは、量的緩和政策というよりも、日本の財政赤字をカバーするための財政ファイナンスに近いものがある。


財政ファイナンスとは、中央銀行が政府の発行する国債を直接引き受けることであり、第一次世界大戦後のドイツなどでハイパーインフレを招いた方法である。


現在、政府が発行する国債を直接、日銀が引き受けることは財政法第5条によって、特別の事由がある場合を除いて禁止されている為、一旦、市中銀行が国債を買い取って、その後、日銀がお約束のように市中銀行から買い取っている。


「国債の市中消化の原則」を形上、破っていないが、実質的には、日銀が直接、政府から国債を引き受けているのと同じである。


それで、国債発行残高の7割を日銀が引き受けているという。


こうした実質的な財政ファイナンスによって、円の価値が毀損し、インフレを招いている。


最近、物価が直ぐに上がるのはその為である。


政府は巨額の財政赤字を抱えているので、毎年、税収だけでは予算がまかなえず、国債を発行することによって予算を補っているが、その国債を日銀が直接引き受けるような状況は、末期的状況なのである。




リチャード・ヴェルナーの論点は以下である。



1. 日本は、市場開放、規制緩和、構造改革する必要はなく、日本の護送船団方式は、日本の強みである優れた方式であった


2. 日本のバブル経済は意図的に生み出され、意図的に崩壊させられ、その後、長期間の不況を日銀総裁たちによって意図的に作り出された


3. 日本の失われた10年、20年といった経済不況時に日銀は窓口指導で貸出枠を拡大し、市場にマネーを供給すべきであった




このうち、最も重要なのは、1.の意見である。


日本は、今の中国と同じように市場開放、規制緩和、構造改革など妥協して受け入れずに世界市場で、勝ち続ければよかったのである。


但し、こうした意見は、自国の経済的繁栄を優先する民族主義的、軍国主義的意見かもしれない。



3.の意見は、ミルトン・フリードマンのマネタリズムの観点になっている。


マネーを供給しさえすれば、経済の規模は拡大し、経済発展が生じるという短絡的な考えである。




現在、アベノミクスは、強い右翼的政権の意向により、日銀にほぼ直接、政府の国債を引き受けさせて、財政ファイナンスを行なっている。


然し、そうして日銀当座預金に積み上げられたお金は、市場に供給されずにそのまま日銀当座預金に積み上がるばかりである。


企業は内部留保などを蓄えていて、特に資本は必要としていない。


お金が必要なのは、企業ではなく、普通に働く一般の人である。


然し、政府がいくら異次元の量的緩和などを行なおうとも、普通の働く一般の人にお金が届かない。


何故なら企業は、一般の人に支払う給料を最低賃金に引き下げたからである。


ただ日銀の当座預金に残高が増えるだけである。




まずは正規雇用を減らして、非正規雇用を増やすという形であったり、とにかく企業は給料を支払いたがらない。


そして、内部留保として、いざという時の為にお金を蓄えるのである。




結局、日本は、市場開放、規制緩和、構造改革をして、日本の強みを失い、世界市場において、経済的に勝利することが出来なくなり、無駄な公共事業など行い過ぎたり、税金の垂れ流しで、巨額の財政赤字を積み上げた。


こうした状況の中で、強い経済の基盤がない所で、マネタリズム的な発想で、市場にマネーを供給しても無駄である。



リチャード・ヴェルナーの3.の意見のような状況はもう日本にはなく、窓口指導という言葉もあまり聞かれない。


もし日銀が窓口指導できるのであれば、銀行に貸し出すように強制するのもいいかもしれないが、銀行が貸し出ししたくても企業が必要としていないのであれば貸し出すことは出来ない。



日本は、財政ファイナンスをする所まで追い込まれたが、政府が発行した国債は、未来の若者たちが返済する国民の借金である。


この国債を市中銀行に買い取らせ、その後で、日銀が買い取り、日銀当座預金に残高が増えるが、その準備預金で、銀行はどこにも信用創造して金を貸し出すことが出来ず、経済を活性化することが出来ない。役に立たない無駄な残高である。


その日銀当座預金の準備預金は、未来の若者が返済する国民の借金である。



つまり、政府は未来の若者の金を日銀当座預金に積み上げて、それは誰にも還元されないで滞っている状態である。



リチャード・ヴェルナーが『円の支配者』を著してから、大分、年月が経過しているが、日本は、市場開放、規制緩和、構造改革をして、日本の強みを失って、経済戦争で敗北し、銀行による信用創造は、上手く機能しておらず、マネーが末端まで行き届かない。



銀行による信用創造の仕組みは全く機能していない。



従って、こうした状況の中で、役に立たなくなった銀行システムの代わりにビットコインや仮想通貨が登場したのである。





リチャード・ヴェルナーは、日本のバブル経済と、その後の長期の不況は、円のプリンスたちによって意図的に作り出されたと主張している。



実際、そうかもしれないが、春分点が水瓶座に移動するに連れて、水瓶座-双子座-天秤座の風のトライアングルが強くなっていくのである。



その運命に対して、蟹座に木星と金星が在住する愛国民族主義のリチャード・ヴェルナーが日本の立場に立って、日本国民の為に怒りを表明してくれたのである。




アベノミクスは、財政ファイナンスに近いことを行なって、財政赤字を国債の発行で賄い、買いオペで、量的緩和を行なおうとしても無駄な日銀当座預金残高を積み上げるだけで成果が上がっていない。



そして国民の厚生年金と国民年金の積立金(GPIF)で、日本の経団連の関連株を購入して、株価を釣り上げている。




最近の就職活動の状況を見ると、『大卒就職率、今春96%』日本経済新聞と出ているようだ。




従って、企業にはお金があるのだと思うが、働く一般市民にお金がないのである。





因みに銀行の信用創造の仕組みを批判する論客として、安部芳裕氏や天野統康氏がいる。



これらの方々が担ぎ上げているのが、経済学博士の山口薫教授である。



『公共貨幣』東洋経済新報社 では、政府の負債によるお金ではなく、政府自身が発行する政府紙幣が問題を解決すると主張している。



もし政府が紙幣を発行することができるとするならば、それはブロックチェーンを使った政府発行の仮想通貨として実現できる可能性がある。





これまでの銀行システムというものは、非常に維持にお金がかかる仕組みである。



コンピューターや独自に構築したネットワークなどのインフラや人件費、電気代などランニングコストがばかにならない。



こうしたものを維持するのは大変だから手数料や利子をもらいますよというのが銀行の論拠にもなってくる。



然し、こうしたコストがかからないでインターネット上で実現できるマネーシステムがある時、銀行システムの時代は終わりを遂げる。



リチャード・ヴェルナーが信用創造の仕組みを暴露してから20年以上過ぎた現在、世界には、新しいマネーシステムの可能性が見え始めている。





三重野康





前川春雄


























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大川隆法のチャート再検証 -D9のラグナ、D10のラグナについて-

大川隆法のチャートについては、2009/6/7に『幸福の科学・大川隆法氏のチャート』という記事を書く中で、種々検討した結果、牡牛座ラグナに設定している。


当時、出生図のラグナだけをダシャーから割り出しただけで、ナヴァムシャやダシャムシャのラグナについては検討していなかった。


今回、長男の決別宣言の話で、改めて、大川隆法のチャートを調べてみたが、ナヴァムシャで、太陽が高揚し、火星がムーラトリコーナの座にあり、対向のムーラトリコーナの座にある金星と相互アスペクトしている。


このナヴァムシャの配置が強力である為に牡羊座タイプの人物たちが、幸福の科学に集まってくるようである。


例えば、2011年に幸福の科学職員となった与国秀行氏は、1990年代、東京最強の不良と呼ばれた人物で、経歴を見ると、牡羊座とか火の星座の人物像そのものである。


また幸福の科学との決別宣言をした長男も牡羊座など火の星座が強調された人物に思える。


こういう人材が、周辺にいることが、大川隆法の底力ではないかと思われる。


もっと前には小川知子や景山民夫など芸能プロデューサーや女優も熱心に信者として活動していたし、最近では、清水富美加などがそうである。



小川知子と景山民夫



清水富美加


やはり、ナヴァムシャで、金星が天秤座で、ムーラトリコーナの座にあり、強い火星、太陽と相互アスペクトしている配置に底力が感じられる。


単にアストラル界の低次の階層とチャネリングでコンタクトして、質の悪い霊媒のようなことをやっているというのは表面的なことにすぎない。


本当の実力は、この強い太陽と火星、金星などによって発揮されている。






大川隆法のチャートについて改めて検証してみたいと思うが、結論としては、出生図のラグナが牡牛座クリティッカーの第2パダ、ナヴァムシャのラグナが獅子座、ダシャムシャのラグナが乙女座ではないかと思われる。


牡牛座ラグナに設定すると、2室に金星、月、水星、太陽が集中しているが、この2室で形成されるラージャヨーガ、ダナヨーガが、出版や講演(スピーチ)、映画製作などメディアを駆使した事業で成功する配置である。


ラグナロードの金星は2室に在住して、2室に惑星集中しているが、2室は起業のハウスであり、自分でビジネス、会社を立ち上げるハウスである。


過去の出来事とダシャーが一致するか、再度、確認すると、例えば、1981年3月に法学部を卒業し、総合商社のトーメン(現豊田通商)に入社しているが、木星/土星期である。


木星期はまだ会社から雇用されていた時期であり、8室支配の木星が4室に在住して10室にアスペクトしていることが象徴している。


この商社マンとして勤めていた時に宗教家としての「霊的覚醒」が始まったということだが、木星は8、11室支配で、8室は霊的体験を表わすハウスである。


1986年7月にトーメンを退社し、10月に幸福の科学を設立し、主宰に就任しているが、この時は、木星/金星期で、金星はラグナロードで2室に在住している。


2室は起業のハウスであり、まさに宗教法人を立ち上げたタイミングである。


wikipediaには、『11月23日東京の日暮里酒販会館にて、87人の会員未会員らに対して初めての説法を行う』と書いてある。


つまり、そのビジネスとは、主にスピーチ(2室金星)を駆使する仕事である。


おそらく2、5室支配の水星がコンジャンクトしている為、面白い話を言葉巧みに行うことが出来るのだと思われる。


1988年3月に木村恭子氏(大川きょう子元夫人)と結婚した時、木星/太陽/ラーフ又は木星/太陽/木星期辺りである。




マハダシャーの木星はナヴァムシャで10室に在住し、アンタルダシャーの太陽はナヴァムシャのラグナロード(7室から見た7室)である。


1997年11月に幸福の科学総裁に就任し、教団内での地位が一段とグレードアップしている。


この時期は、土星/水星期で、土星はヨーガカラカで、水星は5室の支配星でラージャヨーガを形成している。



2009年4月に幸福実現党を創立し、第45回衆議院議員総選挙に出馬し、落選しているが、土星/ラーフ期である。


土星もラーフも7室に在住しているが、この時期、政治に進出しているという意味では、社会デビューの時期である。


因みに土星は10室に在住する火星と星座交換しており、この10室の火星の配置が、強力なリーダーシップを表わしており、かなり高圧的な指導力というものを発揮する配置である。


自身を「エル・カンターレ」、仏陀の生れ変わりであると信者に押し付ける強引さなどはこうした配置から読み取れる。






8、11室支配の木星はおそらくアストラル界の第4、第5辺りの低次の界との接触を表わしており、それが10室在住の火星と相互アスペクトして、自分自身が仏陀の生れ変わりという幻惑、錯覚や、その信者への強制などが生じたのではないかと考えられる。


2009年12月に学校法人幸福の科学学園を設立しているが、この時は、土星/木星期である。


アンタルダシャーの木星は教育の惑星であり、4室の木星は学校を設立することを表わしている。


2010年4月にHS政経塾創立、名誉塾長に就任したのは、同じく土星/木星期であるが、木星は10室にアスペクトしており、教師、教える仕事を表わしている。



問題は、2012年に木村恭子(大川きょう子)と離婚し、教団職員の近藤紫央(大川紫央)と結婚していることである。






この時、ダシャーは水星/水星期に移行したタイミングである。



ナヴァムシャのラグナが獅子座であれば、2室支配の水星期は、結婚(結婚生活)の時期である。



大川きょう子元夫人とは、木星/太陽期に結婚して、5~6年後にマハダシャー土星期に移行している。



その後、19年間の土星期に大川きょう子元夫人と婚姻関係を続けているが、獅子座ラグナだと土星は6、7室支配でラグナに在住している。



マハダシャー土星期になって、主に3人の子供が誕生しているが、大川宏洋氏(長男)は、1989年2月24日の木星/月/木星期に生まれている。




木星はサプタムシャの5室に在住し、月はサプタムシャのラグナロードの金星とコンジャンクトしている。


次の大川咲也加氏(長女)は、1991年の木星/ラーフ期に誕生し、大川真輝氏(次男)は、1993年5月12日の木星/ラーフ/火星期、三男の大川裕太氏は、1995年の土星/土星期に誕生している。


ラーフはサプタムシャの4室でディスポジターの太陽が6室で、出産を説明出来ないが、おそらく、プラティアンタルダシャーで説明出来ていると思われる。


プラティアンタルダシャーの火星は5室支配の水星とコンジャンクトし、9室にアスペクトしている。


土星は9室の支配星で、サプタムシャのラグナに在住している。




この土星期の間は、子供が小さいこともあって、子育てが重要なテーマであったと思うが、サプタムシャで9、10室支配の土星がラグナに在住していいることから、この頃は、子供との関係が悪くはなかった印象である。



ナヴァムシャのラグナはどの星座か?  -ナヴァムシャのラグナ乙女座の場合ー




マハダシャー土星期に大川隆法は、大川きょう子元夫人と子育てのことなどで度々衝突し、また教団内で、夫人が人気が出てしまったので、それに嫉妬して、最終的に夫人を教団から追い出してしまうのである。


従って、そのように考えると、ナヴァムシャで5、6室支配の土星が12室に在住する配置が、夫婦仲の悪さを表わしていたと考えることが出来る。


木星期の間は、夫婦仲がまだよかったが、土星期になってから、夫婦仲は悪くなっていたのではないかと思われる。


そうした状態が土星期の間、ずっと続いていたのである。(6室支配で12室に在住する土星期は離婚するような時期であり、土星期の間、結婚生活が続いていたとは考えにくいため、後にこの考えは却下した)



例えば、ナヴァムシャのラグナを獅子座にして、土星を6、7室支配でラグナに在住する土星に変えることも出来るが、そうするとラグナロードの太陽と4、9室支配のヨーガカラカの火星が9室で、それぞれ高揚とムーラトリコーナの強力な配置となる。


これはその道の第一人者のような優秀な師匠に師事する配置であり、師匠や霊性を求めて海外に留学に行く配置でもある。


この配置は非常に良いため、学問や真理を求めて海外に留学する配置であり、神や自然を探究する方法も霊能などを弄ぶのではなく、まともな信仰や学問によるはずである。


然し、大川隆法は、実際には、チャネリングで様々な有名人、偉人たちとコンタクトし、そこからメッセージを受け取るという霊能活動を主にしてきたのであり、それは太陽と火星が8室で高揚や定座にある配置から説明することができる。


チャネリング能力でそれらの偉人たちと接触したということである。(ナヴァムシャのラグナが獅子座であると決めるまでは、ナヴァムシャの9室で太陽と火星が強力なラージャヨーガを形成する配置は当てはまらないと考えたが後にこの考えも却下した)



2014年に幸福の科学大学の設立を2011年から計画していたが、文部科学省から大学設置認可が下りず、大学構想が頓挫してしまう。


その為、私塾「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ」として開校しているが、この時、ダシャーは、水星/水星期である。



乙女座ラグナであれば、水星は、ナヴァムシャで、1、10室支配で4室に在住しているが、4室はオーガニゼーション(組織)のハウスであり、大学の設立などを象徴している。


10室支配の水星は4室で木星の星座に在住し、ディスポジターの木星は4、7室支配で9室に在住しているため、教育事業である。(こうした説明で当初、納得していたが、後に獅子座ラグナの方が説明できるため、却下した)




ナヴァムシャのラグナ蟹座の場合




またナヴァムシャのラグナを蟹座ラグナに設定し、7、8室支配の土星が2室に在住する形にしても土星期の結婚生活を象徴するが、然し、太陽と火星が10室で高揚したり、ムーラトリコーナの強い配置で、火星はルチャカヨーガを形成している。


この配置であれば、本当の政治家になれるはずの配置である。然し、実際には政治家にはなっていないので、この配置ではないと思われる。



ナヴァムシャのラグナ獅子座の場合




大川隆法は、1982年8月にニューヨーク本社に研修生として派遣され、その間にベルリッツ語学学校ニューヨーク校を卒業し、ニューヨーク市立大学大学院センターで国際金融論を学んでいるが、この時は、木星/水星期である。


木星は5室支配でケートゥとコンジャンクトしている為、語学の学習である。


そして水星は5室に在住して、国際金融論の学習である。


もし乙女座ラグナだと、4、7室支配の水星が4室に在住する配置になるため、この時期に研修で海外に行ったようには見えない。


そうすると、ナヴァムシャではラグナロードの太陽と、4、9室支配の火星が9室でコンジャンクトして、強力なラージャヨーガを形成している。


何かの教育の活動において、パイオニアになる配置である。



また3、10室支配の金星が3室で自室に在住している配置は、映画の原案や制作総指揮をしていることを考えると、納得できる配置である。



またマハダシャー土星期に大川きょう子元夫人と婚姻関係を続けたことも説明できる。



そして、水星期に再婚したのは、水星が2室(結婚生活)の支配星だからである。



今回のように長男の素行不良や、父親への反発が公に暴露されてしまうことは、獅子座ラグナで5室支配の木星が10室でラーフ/ケートゥ軸と絡み、6、7室支配の土星からアスペクトされて傷ついているということで説明可能である。




10室は誰にも隠せず、あらゆる人に見られ、知られるハウスである。



このように考えると、ナヴァムシャのラグナが獅子座でも十分説明が可能である。




ナヴァムシャのラグナの考え方



大川隆法は、熱しやすく情熱的な性格で、キャリアも商社マンからスタートさせており、本来、外向的で、活発な性格のようである。



牡牛座の中には、クリティッカーの第2~第4パダ、ローヒニーの第1~第4パダ、ムリガシラー第1~第2パダが存在する。



このうち、まず支配星が月となるローヒニーの性格には全く当てはまらない。



従って、太陽が支配星となるクリティッカーか、火星が支配星となるムリガシラーが候補になるが、ラグナがクリティッカーの場合、ナヴァムシャのラグナが山羊座、水瓶座、魚座の可能性がある。



山羊座ラグナの場合、土星期に結婚したことなどは説明出来るが、水星期に再婚したことなどが説明しにくい。水瓶座ラグナでも同様である。


魚座ラグナの場合、水星期に再婚したことは説明できるが、土星期に結婚したことが説明しにくい。



従って、山羊座、水瓶座、魚座の可能性は却下した。


そして、ローヒニーは性格的に全く一致しない為、可能性としては、火星が支配星となるムリガシラーが残ることになる。


ムリガシラーは火星が支配星となるため、好奇心旺盛で、情熱的で激しい性格であり、向いている職業としても『作家、宗教家、華道・茶道・芸事の先生、タレント、芸術芸能』などが挙げられている為、よく一致している。


大川隆法は作家でもあり、映画のプロデューサーで、制作総指揮などにも携わり、芸能にも強く、宗教家でもあるということで、マルチな才能を発揮しており、好奇心旺盛で、活発なムリガシラーの象意そのものである。


牡牛座にはムリガシラーの第1、第2パダが在住しているが、ナヴァムシャのラグナは、獅子座か、乙女座に絞り込まれることになる。



因みにナヴァムシャのラグナが乙女座の場合、ダシャムシャのラグナは天秤座となり、ナヴァムシャのラグナが獅子座の場合、ダシャムシャのラグナが乙女座に移動するようである。



・(D9ラグナ)乙女座-(D10ラグナ)天秤座
・(D9ラグナ)獅子座-(D10ラグナ)乙女座




ナヴァムシャとダシャムシャは、幅が3°20’と3°で、非常に近いため、ナヴァムシャのラグナが移動すると、ほぼダシャムシャのラグナが移動すると考えることが出来る。


全てそうなるとは言えないが、ほぼセットで考えることが出来る。



もしダシャムシャのラグナが天秤座の場合、4、5室支配のヨーガカラカの土星が11室に在住し、11室支配の太陽が4室に在住して、4-11の星座交換をしている。


11室は高い地位やステータスを表わし、称号や肩書きを表わしており、4室は玉座を表わしている。


従って、土星期は良さそうであるが、2009年4月の土星/ラーフ期に幸福実現党を創立し、第45回衆議院議員総選挙に出馬しているが、落選しており、マハダシャー土星期の間に幸福の科学から一人の議員も国政選挙での当選させることが出来ないでいる。地方議会選挙では21人の当選者がいるようであるが、成功とは言えないはずである。


現在も幸福実現党は、成果が出ないにも関わらず、出馬時に法務局に支払わなければならない供託金などが発生する為、財政的に厳しいようである。


もしダシャムシャが乙女座ラグナで5室支配の土星が12室に在住し、5室と12室で星座交換していたら、国政に打って出て成功したのではなく、信者たち(5室)を選挙に出馬させるのに出費(12室)が発生する配置である。


ダシャムシャが乙女座であると、4、7室支配の木星が2室に在住するが、マハダシャー木星期に総合商社トーメン(現豊田通商)に入社し、商社マンとしてのキャリアをスタートさせ、それから5~6年で辞めて、木星/金星期に幸福の科学を立ち上げている。


木星は7室の支配星であるため、商社マンとして取引先との交渉(7室支配の木星)などを行なった可能性があり、また木星期に宗教法人を起ち上げたのは、木星が起業の2室に在住しているからではないかと思われる。


アンタルダシャーの金星は2、9室支配で10室に在住して、4室にアスペクトしている為、このタイミングで、宗教法人の立ち上げになったのではないかと思われる。キャリア上の躍進の時期である。


1989年11月の木星/月期に『仏陀再誕』を出版し、1990年10月28日の木星/火星期に自分が「仏陀の魂の再誕」であると明示し、エル・カンターレ宣言などを行なっており、この辺りが宗教家としてのキャリア上で、最も輝いた時期ではないかと思われる。


アンタルダシャーの火星がラグナに在住している為、この時期にキャリア上のピークを経験したのである。



この頃の大川隆法は、非常に勢いがあり、マスコミ、メディアにも頻繁に登場した。



もしダシャムシャのラグナが天秤座であると火星が12室に位置するため、エル・カンターレ宣言などを行なっているようには見えない。



従って、ナヴァムシャのラグナは獅子座、ダシャムシャのラグナは乙女座である可能性が高そうである。






ナヴァムシャのラグナが獅子座になると、マハダシャー土星期に大川きょう子元夫人と婚姻関係を続けたことも説明でき、また木星が10室に在住しているので、宗教家、教師であり、2室にアスペクトするので、説法をよくする配置となる。



このようにもしナヴァムシャのラグナが獅子座ラグナであると、ラグナロードの太陽が9室で、高揚し、4、9室支配の火星がムーラトリコーナの座にあって、強力な1-9のラージャヨーガを表わしている。


1室の支配星と9室の支配星が9室に在住する配置は、生涯続く名声を表わす配置である。しかも星位も最高に強いため、これは強力である。



大川隆法のナヴァムシャのラグナが、乙女座になるか、獅子座になるかは、非常に難しい難問となった。



どちらでも説明できるように思える出来事が非常に多いのである。



然し、最終的にやはりナヴァムシャのラグナは獅子座ではないかと思うのである。


3、10室支配の金星が3室で自室に在住しているからこそ、映画プロデューサーで、映画の製作総指揮をしているのである。


そして、12室支配の月が同室しているので、自分が満足する映画を作るために巨額の出費も厭わないのではないかと思われる。


獅子座ラグナにすれば、木星/水星期に商社マン時代にニューヨーク本社に研修生として派遣され、その間にベルリッツ語学学校ニューヨーク校を卒業し、ニューヨーク市立大学大学院センターで国際金融論を学んだといったキャリアが説明できる。


水星が射手座5室に在住して、11室双子座にアスペクトバックしている為、国際金融論などを学んだのである。


また水星のディスポジターである5室支配の木星がケートゥとコンジャンクトしている為、ベルリッツ語学学校ニューヨーク校で語学を学んだのである。


大川きょう子元夫人とマハダシャー土星期に婚姻関係を続けたものの、あまり仲が良くなかったのは土星が7室の支配星であると同時に6室の支配星だからである。


そして、マハダシャー水星期に教団職員の近藤紫央(大川紫央)と結婚したのは、2室支配の水星は、7室からみた8室の支配星だからである。


自分の秘書で、教団職員との結婚であるため、部下との結婚である。


部下との結婚の場合、部下にとっては上司との結婚は8室の象意で表され、相手の財力などからの恩恵を受ける配置となる。


2室の支配星の時期にした結婚というものは、部下や愛人の立場の人物との結婚を表わしており、事象によく一致している。






このようにやはり大川隆法のナヴァムシャのラグナは獅子座である。


獅子座であると、ラグナロードの太陽が9室で、高揚し、4、9室支配の火星がムーラトリコーナの座にあって、強力な1-9のラージャヨーガを表わしているが、9室は5室から見た5室であり、5室の本質のハウスである。


従って、自分の息子や信者(5室)の中から牡羊座的な力のある人物が出てくることを意味している。



例えば、それが父親に反発して、教団を飛び出して、父親に対して、『社会や人様に迷惑をかけないようにしてほしい』と言ってのけるような息子を生み出したと考えられる。



例えれば、ダレイオス1世の息子にアレクサンダー大王が生まれて来たようなものである。


父親に王としての振る舞い方を諭すなど、子供が父親の師匠のようになってしまう配置である。



また与国秀行氏のような典型的な火の星座を象徴する人物が入信して来たこともそれに当たる。



土星や水星がダシャムシャの12室に在住しているため、最近の大川隆法は、全くマスコミに姿を現さなくなり、キャリア的には、隠遁生活を送っているものと思われる。


幸福実現党の選挙活動なども主に信者たちの活動である。


やはり最も社会的に輝いたのがエル・カンターレ宣言をしたマハダシャー木星期であり、その時、木星は4、7室支配で、2室に在住し、10室にアスペクトしている。


その後、土星期になって、衆院選に出馬してみたが、国政には誰も当選させることができず、水星期に大学を設立しようとしても国からの認可が下りない。


このようなことを考えると、やはり、大川隆法のダシャムシャは、乙女座ラグナで、マハダシャーの土星期や水星期は、ダシャムシャの12室(隠遁)に在住しているのである。


大川隆法のチャートは、人を出生図だけでは判断してはいけないという教訓がよく適用できるチャートである。


ナヴァムシャの惑星の強さ、そして、特にナヴァムシャのラグナを特定した上での惑星の支配と在住などをみていかなければ、その人物の本質というものが全く理解することが出来ない。
















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大川隆法の長男の幸福の科学との決別宣言 - グルチャンダラヨーガの典型例 –



大川隆法の長男・大川宏洋氏が、昨年2018年8月23日にユーチューバーデビューし、幸福の科学との決別宣言をし、家族や兄弟の話、父親の霊言についての評価、もらっていた給料や教団の会員数や収入など様々な情報を暴露しているらしく、その動画が面白いと聞いた。


「私は大川隆法総裁を信仰していません。彼のことを神だと思ったことは一度もありません」とか、「彼は私の戸籍上の父親です。それ以上でも以下でもありません」などと発言しているようである。


また教団と決別した理由を清水富美加との“結婚強制”が原因であると語っている。


大川隆法長男が語る「『幸福の科学』決別の理由は清水富美加との“結婚強制”
2019/02/20 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2019年2月28日号)

 1986年に設立された「幸福の科学」。大川隆法総裁(62)の長男である宏洋氏(29)が「週刊文春」の取材に応じ、教団と決別した経緯について詳細に語った。

 1989年、5人きょうだいの長男として生まれた宏洋氏は、青山学院大学を卒業後、「幸福の科学」理事長や系列芸能事務所の社長を歴任。教団の映画制作を担うなど「幸福の科学」の幹部として活動していたが、2018年10月、「YouTube」の個人チャンネルで教団との決別を宣言していた。

 宏洋氏によれば、教団との決別の契機は、2017年に女優・清水富美加(現在は千眼美子に改名)との結婚を再三迫られたことにあるという。


「その年の1月末、父から『彼女と結婚しなさい』と言われましたが、どうしても彼女との結婚を受け入れられませんでした。最終的に、同年11月18日、結婚しませんと断ると、父は怒り狂いました。僕と結婚させるため、彼女に芸能事務所を辞めさせたのに、メンツを潰されたと感じたのでしょう。その一方で、僕も限界でした。結局、その日を境にして教団を離れ、一人で生きて行く覚悟を決めました」

「幸福の科学グループ広報局」は次のように回答した。

「大川総裁が宏洋氏に千眼氏との結婚を強制した事実は一切ありません。17年1月25日、宏洋氏自身が霊言を行ったなかで、宏洋氏に入ったある霊人が宏洋氏の口を通して結婚を勧める話を出しました。霊言後、当時の宏洋氏本人はその気になっていたというのが事実であり、大川総裁から結婚を勧めたことは一度もありません」

 2月21日(木)発売の「週刊文春」では5ページにわたり、宏洋氏の独占告白を掲載。宏洋氏は、6時間に及ぶインタビューで、父・大川隆法氏の“素顔”や、部屋に監視カメラがあるなど特殊な環境で育った自身の半生について赤裸々に語っている。また、「週刊文春デジタル」では、インタビューの完全版動画を同日5時より公開する。

(略)


それに対して、幸福の科学は、自身の広報ページにおいて、『「週刊文春」(2019年2月28日号)インタビュー記事 「大川宏洋氏の虚言・誹謗中傷」に反論する』と題する記事を掲載して、文春のインタビューの内容に反論している。



因みにこの内容によれば、大川宏洋氏は、素行不良で中高生時代から友人宅を泊まり歩いていたということで、高校も一旦、男子校に入学した後、女子と付き合いたいからという理由で、共学に入り直したという話で、両親から見れば、手の付けられない不良息子であったことがよく分かる。


そして、こうした親子同士の諍いごとが公に暴露されているのだが、その普通とは違った様子が、非常に興味深く、ある種のエンターテイメント性を発揮している。



大川隆法のチャートについては、以前、牡牛座に設定している。






このラグナで以前、検証した所、過去の様々な出来事がヴィムショッタリダシャーで説明できるため、出生図のラグナに関しては、間違いないと思われる。



2室に金星、月、水星、太陽が集中しており、この2室で形成されるラージャヨーガ、ダナヨーガが、出版や講演(スピーチ)、映画製作などメディアを駆使した事業で成功する配置であり、また8、11室支配の木星が4室に在住して、10室から火星がアスペクトする配置が、教団を創り、支部など沢山の教団施設を建設した配置である。


また9、10室支配のヨーガカラカの土星が7室蠍座(霊能力)に在住しているが、この土星から見ると8室に惑星が集中(霊能力)している配置が、霊能力を駆使して、霊言などのお告げのチャネリングを行なった配置である。



今回のテーマは、長男・大川宏洋氏が、父親である大川隆法に反発しているという事実はどこで説明できるかということである。



出生図では子供の表示体である木星が、土星、火星からアスペクトされて傷ついている。



また木星から見た5室の支配星も木星であるため、二重の意味で、子供の表示体は傷ついている。



ナヴァムシャでは、子供の表示体である木星は、ラーフ/ケートゥ軸と絡んで、土星からアスペクトされている。



これはグルチャンダラヨーガであり、子供が不良化したり、子供が反発する配置である。



グルチャンダラヨーガとは、グル、師匠に不敬を働いてしまう配置であり、グルから嫌われる配置であるが、それともう一つは、子供が不良化したり、子供に不敬を働かれる配置でもある。



特にナヴァムシャにおいて形成されている場合、これは強力である。



現在、大川隆法は、水星/太陽期であるが、水星はサプタムシャの3室に在住し、火星とコンジャンクトして、土星からアスペクトされている。



アンタルダシャーの太陽は、4室支配で6室で減衰し、火星からアスペクトを受けている。



従って、子供との関係に問題が生じる時期である。






ナヴァムシャ(D9)やダシャムシャ(D10)のラグナはまだ検討中であるが、サプタムシャ(D7)のラグナは牡牛座で問題ないと思われる。



従って、長男の大川宏洋氏が、教団の様々な内部の事情を暴露してしまうという状況は、ダシャーの支配星がサプタムシャ(D7)の3室や6室に在住して傷つけられているために起こっているということである。




そして、現在、水星/太陽期であるが、子供の5室をラグナとすると、10室に水星と太陽が在住している。



これは水星/太陽期というのは、子供が有名になる時期であることを物語っている。





息子が不良化して、反発し、教祖としての父親を批判したり、霊言を話すには事前調査が必要など、父親の霊能力をこき下ろしている辺りは、非常に面白い。



但し、幸福の科学の方も実の息子であるということもあって、厳しい法的手段など取れそうもなく、宏洋氏の過去の素行不良なエピソードを様々と書き連ねて批判した後、



『宏洋氏がやるべきことは、中傷でなく、俳優や脚本家として大成する努力が必要だ』


とか、


『自身の目標に向かって淡々と努力を重ねることを期待したい』



といった親心からのエールを送るような締めくくりに終わっているのは、ほのぼのとしている。



所詮は、家族内の諍いごとなのである。




大川隆法と、長男の大川宏洋氏との争いは、ある意味、見ていてほのぼのしてくるぐらいの平和な家族の諍いごとである。







因みに大川隆法は、長男の大川宏洋氏だけではなく、大川真輝氏(次男)と大川裕太氏(三男)も追放したとのことで、追放すると、過去世が妖怪だったといった話に変えてしまうのだという。



例えば、大川真輝氏(次男)は、過去世が空海だったのが、妖怪に格下げさせられ、大川裕太氏(三男)は、過去世が日本神道の最高神、明治天皇、桓武天皇などとされていたが、日本稲荷の狐、人をだます動物霊、富士山のカラス天狗であったという話に変えられてしまったという。



この次々に自分の息子たちと関係が上手く行かなくなり、追放してしまう所などがいかにもグルチャンダラヨーガである。



大川宏洋氏によれば、大川隆法が仏陀の生まれ変わりであるとか、霊能力を本気で信じてる人は、ほとんどいないのではないかという話である。



こうしたことから、幸福の科学は、真理を探究するというよりもエンターテイメントを追求する団体だと言える。



因みに大川宏洋氏のチャートを作成すると、月が乙女座で、9室支配の金星と太陽が6室でラーフとコンジャンクトし、土星からアスペクトされている。






木星にラーフがコンジャンクトする典型的なグルチャンダラヨーガはなく、9室支配の金星や太陽とラーフとの6室での絡みは、父親との対立を表わしている。



父親を批判して、見下す配置である。



またナヴァムシャでも月から見た8室に太陽が在住し、ラーフがコンジャンクトしている。




よく宗教では、子供が不良になったり、放蕩に耽ったりするのは、親の不徳や罪穢れを洗い流すためだという話があるが、その典型的な例かもしれない。



この父と息子の騒動は、大川隆法の主にナヴァムシャに現れているグルチャンダラヨーガの発現ではないかと思われる。



罪穢れを洗い流すために息子が放蕩息子になって暴れまわっているイメージである。



然し、長男・大川宏洋氏の父親に対する批判は、的を得たものが多く、非常に正直であり、また惑星配置としても単に父親との対立を表わす配置があるのみである。



特に出生図でもナヴァムシャでも典型的なグルチャンダラヨーガが形成されている訳ではない。



従って、長男・大川宏洋氏は、精神性がひどく損なわれているという解釈にはならない。



ただ父親を見下し、批判する配置があるというだけである。



むしろ、大川隆法の方が、典型的なグルチャンダラヨーガがナヴァムシャで形成されており、こうした息子からの批判を経験しなければならない原因があると考えられる。




(参考資料)



「幸福の科学」大川総裁長男、ユーチューブで「父を信仰してません」 教団が痛烈に批判、反論
2018/10/6 13:12 JCASTニュース

宗教法人「幸福の科学」の大川隆法総裁の長男がユーチューブに投稿した動画が波紋を呼んでいる。

長男の大川宏洋氏は動画内で自身を信者ではないなど教団との関係性を告白。それについて教団が公式サイト上で反論、批判を展開している。

30分近い独白

大川隆法総裁の長男である宏洋氏は2018年8月23日にユーチューバーデビュー。「宏洋の人生ゼンツッパ!!」と題した動画を投稿し、映画の批評を行う動画を公開していた。

初回の動画では自身が教団とは関係のない「宏洋企画室」という会社を立ち上げ、所属タレントを募集していると言及していることがあったが、教団について突っ込んだコメントはそれ以降なかった。

しかし、10月1日に「宏洋の人生ゼンツッパ!! ※炎上注意!!※宏洋は幸福の科学と決別したのか?!」との動画を投稿。かねてから質問が多かったという幸福の科学と自身の関係について話した。すると早速動 画の序盤で、

「結論から言うと、宏洋は幸福の科学を辞めています。幸福の科学の職員を辞めています」

と話した。実際、宏洋氏は1月1日にインスタグラムで、1月いつぱいで教団職員を退職すると投稿していた。

宏洋氏は教団に対し辞意を伝えているとコメント。教団の仕事から一切離れているとし、こう強調した。

「幸福の科学とは完全に無関係の状態。宏洋は幸福の科学とは無関係です」

「幸福の科学の信者ではありません。信者ではないんです」

宏洋氏によると幸福の科学に入信する再、「三帰誓願(さんきせいがん)」との儀式を行うそうだが、それを行っていないため信者ではないと主張している。

父である大川隆法総裁については、

「私は大川隆法総裁を信仰していません。彼のことを神だと思ったことは一度もありません」

「彼は私の戸籍上の父親です。それ以上でも以下でもありません」

などと言及。

続いて教団内では大川隆法総裁と考えを合わせなければならない状況に、

「教義の内容に賛同できない部分がある。個人の考えと一致しない部分がある」

「価値観を1つにする必要なんてそもそも無い」

「みんなが同じことを考えて、同じようなことを言う そういう世界って気持ち悪いな」

と批判を展開。さらには「生理的に無理」と突き放した。

その後も自身の今後や清水富美加さん出家に反対したものの総裁に反対されたことがやめる引き金になったことなどを説明した。

「入会信者レベルの自覚もない」

この動画を受けて幸福の科学は10月5日に「『大川宏洋氏のYouTube動画』についての幸福の科学グループ見解」と題した声明文を発表した。冒頭、動画について、

「数多くの事実誤認があるとともに、多数の信者の心を傷つける記述が見られるので、本人に厳重注意・反省を促す」

宏洋氏の立場については「宏洋氏は現在、教団職員として休職中の立場」として動画内の「幸福の科学の職員を辞めています」、「先方も了承している」との発言を虚偽とした。

「『神だと思ったことは一度もありません』も虚偽」として、過去に宏洋氏が行った講和の内容を引用し、「確実に、大川総裁を至高神、主エル・カンターレとして信仰していた」と結論付けた。さらに、

「自身の未熟さ、努力不足を謙虚に反省することができず、処遇に対する不平不満を募らせて、教団を飛び出そうとしているというのが客観的な事実」

「教学不足とリーダーとしての資質のなさ、公私混同ぶりが露呈」

など、ほとんど罵倒同前の批判。

また、大川隆法総裁の長女の大川咲也加氏が後継者であると主張した上で、

「妹である長女に追い越されたことへの嫉妬の表れ」

と結論づけている。

宏洋氏が今回、このような言動を展開した点については、

「一連の虚偽・誹謗中傷をなぜ大川宏洋氏は行うのでしょうか? 恐らく、一種の炎上商法なのでしょうが、この手法は当グループには通じません」

「教団の敵になることでは世間の幅広い支持を得られないことを知るべき」

など「炎上商法」にすぎないと一刀両断。「教団の敵になることで人気が出ることはないことを知るべき」とも主張している。

声明の最後では、

「今回の過ちについて直接、宏洋氏に厳重に注意するとともに、今後、生きるべき正しい道から逸れることがないよう、引き続き厳しく指導を行ってまいります」

と結んでいる。

(J-CASTニュース編集部 大山雄也)
参照元:「幸福の科学」大川総裁長男、ユーチューブで「父を信仰してません」 教団が痛烈に批判、反論
2018/10/6 13:12 JCASTニュース

大川隆法総裁のイケメン長男が「幸福の科学」退職発表の衝撃
2018/01/23 00:00 女性自身

《私、大川宏洋は2017年12月31日をもってニュースタープロダクションとのタレント契約を終了いたしました。そして、宗教法人幸福の科学の職員も今月いっぱいで退職させていただくことになりました。(中略)出 来ることであれば、もっとニュースタープロダクションでの仕事を続けていきたかったです》

「宗教法人・幸福の科学」の総裁・大川隆法氏(61)の長男であり、副理事長も務めていた大川宏洋氏(28)。1月1日に投稿されたInstagramの文面からは、無念さがにじみ出ていた。

「’16年からは、映画製作などをしている教団系の芸能事務所『ニュースタープロダクション』の社長に就任し、自ら俳優や歌手としても活躍しています。’16年12月に開催された教団の祭典『エル・カンターレ祭』 では歌も2曲披露し、大川総裁が激賞しました。教団の文化芸能方面を任されており、信者たちの人気も高かったのです」(幸福の科学の関係者)

今年初夏に公開予定の大川総裁製作総指揮の恋愛映画『さらば青春、されど青春。』では主演も務めている。ヒロインは昨年に出家宣言で話題になった女優・清水富美加(23、現・千眼美子)。一部週刊誌では、宏洋 氏が清水の“婚約者”と報じられた。

幸福の科学を離れることになった宏洋氏だが、これは追放同然の処分だという。彼はInstagramを通じてこんな言葉も発信しているのだ。

《ニュースタープロダクションの皆様に、お別れのメッセージを贈らせていただきます。もう会って話すことも難しいでしょうし、グループLINEもすぐ消されてしまう可能性があるので……》

宏洋氏の教団追放について、前出の幸福の科学関係者が語る。

「芸能事務所『ニュースタープロダクション』の経営について、大川総裁と宏洋氏が衝突したと聞いています。宏洋氏は『教団のPRだけではなく、もっと自由に表現をしていきたい』と主張し、総裁を激怒させたのだ とか……」

大川家の“家族追放”は、宏洋氏が初めてではない。総裁の前妻であり『幸福実現党』の党首も務めた大川きょう子さん(52)も、’12年に総裁と離婚すると、5人の子供たちとも会えない状況に……。きょう子さん に、大川総裁と宏洋氏の確執について話を聞いた。

「宏洋さんの幸福の科学退職については知りませんでした。“向こう”にとって私は死んだ人間同然ですから、いまは連絡もできないのです。ただ母の立場で言えるのは、宏洋さんがとてもナイーブで芸術家肌の人間 だということです。仕事にも創意工夫をこらすタイプですし、それが余って、教団の枠からはみ出てしまったのだと思います」

さらに今回の確執について幸福の科学サイドの見解を聞くため、芸能事務所社長退任の理由などについての質問状を送った。すると広報担当者が次のようなコメントを寄せてきたが、父子の関係などについては、ふれ られていなかった。

《大川宏洋氏は、現在も幸福の科学職員という立場に変わりはありません。また、大川宏洋氏は、今後も、初夏公開予定の映画「さらば青春、されど青春。」の宣伝活動に参加されると聞いております》

だが、前出のきょう子さんは、こうも語っていた。

「幸福の科学では、総裁よりも目立ったり、メディアで取り上げられたりすると、教団をクビになるというジンクスがあるのです。宏洋さんも、私たちの子供とは思えないほどのイケメンです。性格も良く、演技力も あり、最近人気が高まってきたので、大川総裁から嫉妬をされてしまったのではないかと思います」

女優・清水富美加との一連の報道も“嫉妬”の一因だったのだろうか。教団内外から注目される“父子確執”の行方は――。
参照元:大川隆法総裁のイケメン長男が「幸福の科学」退職発表の衝撃
2018/01/23 00:00 女性自身

清水富美加が8月女優復帰 共演は…結婚説浮上の大川隆法長男
2017/07/06 16:00 女性自身

清水富美加(22)がついに女優復帰!今年2月に当時の所属事務所での待遇を“奴隷契約”と訴え、宗教団体『幸福の科学』に出家した清水。あれから5カ月。教団傘下の芸能プロダクション「アリ・プロダクション」 に所属して“千眼美子”と名を改めた彼女が、教団の製作する映画で主演を務めるという。

「監督は赤羽博さん(65)。5月に公開された幸福の科学の映画『君のまなざし』でもメガホンを取っています。製作はアリ・プロダクション。映画は8月クランクインで来年公開の予定です。当初は別の映画を撮影す る予定でしたが、それを後回しにして清水さんの主演作を撮ることが決まりました」(映画関係者)

異例の主演抜擢指令と言えそうだが、さらなるサプライズが。共演者は大川隆法総裁(60)の長男・大川宏洋氏(28)に決まっているというのだ。宏洋氏は、今年6月に一部週刊誌で“清水の結婚相手”と報じられた 人物だ。

「宏洋さんは教団グループ芸能プロダクション『ニュースター・プロダクション』の代表ですが、所属俳優としても活動しています。さらに『君のまなざし』では準主演をこなし、総合プロデューサーや脚本まで担当 しました。今作では8月から徳島県で阿波踊りロケも計画されています。泊まり込みでの撮影が続くでしょうから、2人の仲が急接近することも考えられるのではないでしょうか」(前出・映画関係者)

今後、教団関連の映画6本に関わることも決定しているという清水。アリ・プロダクションの担当者は本誌の取材に対してこう答える。

「製作は着々と進んでいます。次回作の内容は、しかるべきときが来たら発表させていただきます。2人が結婚するという事実はございません。プライベートに関しては本人に任せております」

映画内容は明かさず、2人の結婚は否定したものの、共演や交際については否定しなかった。女優復帰作はまたしても波紋を呼びそうだーー。
参照元:清水富美加が8月女優復帰 共演は…結婚説浮上の大川隆法長男
2017/07/06 16:00 女性自身

宏洋氏がやるべきことは、中傷でなく、俳優や脚本家として大成する努力
2019.03.17 The LibertyWeb

俳優や脚本家としての活躍を目指しているはずの大川宏洋氏が、YouTubeで幸福の科学を中傷し続けている。

これまで宏洋氏は、自分は教団とつながりがあると見られているために思うように仕事ができない、という趣旨の発言を繰り返してきた。

ではなぜ、あえて教団を批判する必要があるのか。それはおそらく、宏洋氏がアップしている他のカードゲームや食レポなどの動画の再生数が少ないことと関係があるだろう。

客観的には、自分の努力や実力、創意工夫で、新しい価値を生み出したり、付加価値の高いものを提供したりして、人を感動させたり、人気を得ることができないために、教団を誹謗中傷して注目を集めようとしてい る、と見える。

だが、このようなことを続けても、俳優や脚本家としては大成しない。誰もがそう思うはずだが、宏洋氏自身はそれに気づいていないのだろうか。

YouTubeで弟妹をののしる異常さ

今月14日にアップされた動画(※現在はYouTube側から削除され、閲覧できない)の中で、宏洋氏は、大川隆法・幸福の科学総裁の後継者で、長女の咲也加副理事長兼総裁室長について言及。

2011年の夏ごろ、軽井沢において、付き合いのあった男性について家族からネガティブなことを言われたため、怒り狂って周りを困らせ、仲裁に入った宏洋氏も悪口を言われたと語っている。

だが、事実は異なる。

幸福の科学広報局によると、宏洋氏は2011年8月9日から14日まで軽井沢に滞在し、当時交際していた女性について、周囲から将来の結婚相手ではないかもしれないと言われ、不本意に思って怒ったのが真実だという。

つまり、激怒したのは咲也加氏ではなく、宏洋氏本人であり、シチュエーションも真逆で、まったく話をすり替えてしゃべっている、ということだ。

あることないことを言って弟妹のプライバシー侵害や個人情報の漏えいを行っているわけだが、一般的な感覚で考えても、わざわざYouTubeで家族や兄弟を罵るのは異常だろう。

その異常さをYouTube側も問題視したためか、動画がアップされた翌15日、宏洋氏が咲也加氏を中傷した動画は閲覧できなくなっている。

動画の削除を受けた後、宏洋氏は別のYouTubeチャンネルで、感情にまかせて教団を「カルトきちがい宗教」「肥溜めに集まってくるゴキブリみたいな人たち」などと口汚く罵っているが、こうした言動を見ても、や はり、異常性があると言わざるを得ない。

創作や思い込みで意見を発信。率直に言えば「嘘つき」

そもそも、宏洋氏は、人の発言を自分の都合のいいように創作したり、思い込んだりして、それが事実であるかのように表現する癖がある。率直に言えば、「嘘つき」だ。

今回の動画でも、「小さい頃はぼくの方が後継者ってことだったんで、『宏洋お兄ちゃんを支えなさい』みたいな。それがたぶんけっこう嫌だったんでしょうね。『私を見てくれない』っていうのが。だから、僕のこ とはたぶんすごく邪魔だったと思いますし」と語っている。

だが、宏洋氏が「後継者」として指名された事実はなく、正式に教団からも否定されている。2月に行われた教団の説明の場でも、咲也加氏は、後継者問題に関する宏洋氏の週刊誌のインタビュー記事について、こう 指摘していた。

「後継者が宏洋氏さんだと言われて育った記憶はございません。『後継ぎのお兄ちゃんを支えなさい』と、他の弟妹は言われていたと書いていますが、私の記憶では『お兄ちゃんの受験があるから静かにしなさい』と か、(中略)むしろ、『お兄ちゃんが、ちょっと素行が良くないから、他の子たちがしっかりしなさいよ』と言われた記憶がいっぱいあります」

自身の努力不足・能力不足・素行不良などが原因で、教団にさまざまな迷惑をかけて飛び出した宏洋氏だが、あくまでも自分を「被害者」として捉え、人の同情を引こうとしているのだろう。

不確かなネット情報で人を批判する稚拙さ

宏洋氏は動画で、幸福の科学に奉職している2人の弟についても言及。この2人を咲也加氏が「粛清した」と語っている。

だが、幸福の科学広報局に確認したところ、「事実無根です。2人は今も出家者として聖務に励んでいます。異動などはすべて幸福の科学人事局の組織としての判断によるものです」と話す。

確かに、教団を離れて久しい宏洋氏が、教団内のことを詳しく理解できるはずもない。おそらくネット上に流れている情報をかき集めて、発信しているのだろう。

実際に、宏洋氏は今回の動画の最後で、「リアルな情報っていうのはもう入ってこない部分があるので、何かあったらですね、コメント欄ですとか、ツイッターとかで、『こんなことが起きたよ』みたいなことを教え ていただければありがたい」と話している。

どのような人がどのような意図を持って提供したか分からない、嘘か本当か分からない情報を、あたかも事実であるかのように発信し、教団や個人を貶めることは許されない。

裏取りもせず、自分の感情の赴くまま、寄せられた情報を垂れ流すだけなら、それはもはや愚痴や誹謗中傷を書きなぐったトイレの落書きに近い。30歳の大人がやることではなく、あまりにも稚拙だ。

自身の目標に向かって淡々と努力を重ねることを期待したい

宏洋氏は、自身の会社のホームページに、過去の出演作を紹介しているが、誇るように掲載している4つの映画は、すべて大川総裁が製作総指揮した幸福の科学関連の作品だ。

俳優や脚本などで関わったことは事実だが、総裁や教団のさまざまな支援がなければつくれるものではなかったし、関わることもできなかっただろう。

30歳を迎えた宏洋氏が、これから本当に俳優や脚本家として大成したいのであれば、血のにじむような勉強や稽古が必要であり、日々、YouTube動画で人を中傷している暇などないはずだ。

現在の自分の実力を客観視し、目標に向かって淡々と努力を積み重ね、新しい道を拓くことを期待したい。
参照元:宏洋氏がやるべきことは、中傷でなく、俳優や脚本家として大成する努力
2019.03.17 The LibertyWeb

「週刊文春」(2019年2月28日号)インタビュー記事 「大川宏洋氏の虚言・誹謗中傷」に反論する
幸福の科学 2019.02.22

「週刊文春」(2019年2月28日号)において、「大川宏洋氏インタビュー記事」が掲載されました。同記事で紹介されている宏洋氏の発言は全くの虚偽であり、テレビ番組で取り上げられた同誌の宏洋氏のイン タビュー内容も同様です。同記事中には、多くの誹謗中傷、事実誤認が含まれ、当グループおよびその関係者の名誉を傷つける不当な記述が多数存在するため、以下の通り、誤りを正し、当グループの見解を示します 。

締め切り間際に送りつけられてきた「週刊文春」編集部からの取材ファックス

今回の記事では、締め切り間際の2月18日(月)午前11時過ぎに「週刊文春」編集部(加藤晃彦編集長)から大川宏洋氏に関する記事についての事実確認を求めるファックスが入りました。しかし、企画の趣旨に ついての説明は一切なく、その回答期限は当日夕方と極めて短く設定されていました。

そもそも、この記事の主要な取材対象者である大川宏洋氏は、教団幹部として芸能事業を任されるなかで、女性問題等の公私混同が目に余り、映画制作に支障をきたす等、当グループに多大な損害を与えたことが原因 で、2017年11月23日に当グループの芸能事務所、ニュースター・プロダクション(NSP)社長を解任されています。また、解任後もネットやその他のメディアのインタビューにおいても、多くの誹謗中傷や 虚言を繰り返し、多数の信者の心を傷つける表現を発信しています。加えて、かつて信仰心があるかのように振舞うことで映画の主演や教団の要職に就いていたこと自体が、詐欺に当たる恐れが強いとも言えます。

こうした問題に全く触れないまま、一方的に宏洋氏の言い分のみを大々的に取り上げ、教団関係者について論じさせることは、報道の社会的相当性の範囲を逸脱しており、言論の自由の濫用に他なりません。同時に、 宗教活動の妨害につながるという意味で、憲法が保障する「信教の自由」の侵害に相当します。

そのため、当グループは「週刊文春」編集部に対して上記事実を説明し、代理人弁護士名で事前に書面にて強く警告いたしました。にも関わらず、同編集部が記事掲載を強行したことに対して、ここに、改めて強く抗 議いたします。

大川隆法総裁の「結婚強制」は全くの虚偽

同記事では、宏洋氏に対して千眼美子(本名・清水富美加)氏との結婚が強制されたとしていますが、全く事実ではありません。また、大川総裁が千眼美子氏に対して、結婚を念頭に所属していた芸能事務所を契約途 中で辞めることを承諾させたなどの記述も全く事実に反します。

この頃(2016年7月以降)の経緯を時系列に沿って、整理してみたいと思います。

2008年 8月 映画の仕事を手伝い始める(大学1年)
2012年 3月 大学卒業とともに 幸福の科学理事長に就任(~5月)
12月 大川総裁が紫央総裁補佐と再婚
2013年 2月 大手建設会社に出向
2014年 1月 大手建設会社に正式入社
2015年 11月 幸福の科学職員に復帰
2016年 1月 副理事長(兼)NSP株式会社社長に就任
7月 清水富美加氏が悪霊封印秘鍵を受ける、宏洋氏参列
2017年 1月17日 富美加氏の守護霊の公開霊言
1月22日 宏洋氏が富美加氏に霊言ビデオを見せる
富美加氏と父親が大川総裁と面談
1月24日 富美加氏の出家が決定、法名・千眼美子授与
1月25日 宏洋氏による霊言(霊人が千眼氏との結婚を勧める)
2月7日 この日まで旧事務所の仕事(以後はドクターストップ)
2月11日 知人宅の会食で宏洋氏の悪口に千眼氏が不快感
2月12日 スポーツ紙で千眼氏出家の大報道、記者会見
11月18日 大川総裁と千眼氏・宏洋氏が会食
11月23日 宏洋氏NSP(株)社長解任
2018年 9月7日 宏洋氏、幸福の科学を休職することに同意
9月12日 宏洋氏、休職の説明を人事担当と弁護士から受ける

2016年7月当時、若手新進女優として日増しに注目度がアップしていた当時の清水富美加氏は、自身の思想信条に合わない映画の撮影を前にして、毎日のように金縛りにあっていました。そこで、NSP関係者で ある知人に相談し、当教団の精舎の一つである東京都港区高輪の東京正心館で祈願「悪霊封印秘鍵」を受けました。宏洋氏は、この祈願の場にNSPスタッフとともに参列しています。この時から宏洋氏は、清水氏に 当グループ製作映画に出演して欲しいと思い、彼女への接触を図り始めています。飲み会を企画し、彼女との共通の友人を介して何度か誘ったものの、この時は清水氏に断られています。

2017年1月17日に『女優・清水富美加の可能性』と題して、清水氏の守護霊霊言が収録されると、宏洋氏はこのビデオを清水氏に見せようと、同年1月22日に清水氏本人と父親を東京正心館に呼びました。つ まり、清水氏と最初に接触・交流を図ったのは、宏洋氏だったのです。

その場で自身の守護霊霊言を見た清水氏は、当グループの映画に出てみたいと語るとともに、信条に反した映画出演によって心身の強い不調を感じており、「今の仕事をやめてもいいと思っている」と訴えました。こ の意外な返答に宏洋氏は驚き、自分だけでは対処しきれなくなったため大川総裁を頼り、そのまま清水氏と父親を連れて大川総裁のもとに向かいました。急なアポイントにもかかわらず、会ってくれた大川総裁に対し て、清水氏は、ずっとつらい労働環境で死にたいと思っていたこと、当教団の映画に出るのが夢でしたと語りました。

「清水富美加さんのフォローをよろしくお願いします」

同席していた宏洋氏は、清水氏が事務所での仕事より当会の信仰を深めたいという意向を持っていたことに驚きました。映画で共演したいと思っていたのですが、まさか事務所を辞めて当会にくるという話にまで進展 するとは思いもよらなかったのです。

ここから宏洋氏は清水氏の出家に対して逃げ腰になっていきます。当時、劇場公開を控えていた自身が助演する教団映画『君のまなざし』が、影響を受けて公開中止に追い込まれるのではないかと恐れたのです。そし て、宏洋氏は、清水氏に対して「今の仕事をやめるべきではない。決められた仕事を遂行するべきだ」などと主張するようになり、心身ともに疲れ果てている清水氏の出家に反対し続けました。

その後1月24日に、大川総裁の裁可により、清水富美加氏の出家が決まり、「千眼美子」という法名が授与されました。翌日25日に、彼女の今後について、天上界の霊人の意見を聞こうと霊言収録が行われた際、 参加していた宏洋氏は、自身がチャネラーとなって霊を入れ、霊言を行いました。そのなかで、宏洋氏に入ったある霊人が、同氏に千眼氏との結婚を勧めました。(ただし、宏洋氏の霊言は、大川総裁の霊言とは違い 信頼性が低いため、宏洋氏の願望が霊言内容に強く反映していた可能性も否定できません。また、千眼氏本人はこの場にはおりませんでした。)

この霊言収録の直後、宏洋氏は「納得しました。(結婚は)たぶん、正解なんだろうなと思う。だから、正解を選んでいくようにしないといけないんだろうなと。でも、僕、一回、失敗しているから。あのタイプは幸 せな家庭をつくるタイプだなあと(思う)」と発言し、結婚に前向きでした。周りのスタッフが宏洋氏に「自分の意志として、結婚したいのですか」と聞いたところ、宏洋氏は「結婚したい」と答えており、「清水富 美加さんのフォローをよろしくお願いします」と頼んでもいました。

“結婚の強制”という虚構の始まり

その後、この霊が語った結婚話を、宏洋氏は大川総裁から言われたものと思い込むようになります。これが、「週刊文春」記事で取り上げられている“結婚の強制”という虚構の始まりなのです。霊体質である宏洋氏 は、記憶がすり替わることが極めて多く、また、記憶自体が飛んでしまったり前後の脈絡が交錯してしまうなどの理由で、言うことがコロコロ変わります。また感情のブレが激しく、つい先ほどまで好感を持っていた 人に対して、突如、強い悪感情や攻撃心を持つことが頻繁にありました。一般に、宗教者が霊能者となった場合、悪霊や悪魔の声が聞こえるようになるなどして、翻弄されることがしばしばあります。そのため、霊的 な指導を行える導師(マスター、グル)の導きのもと、教学や絶えざる精神修行を必要とします。なお、当教団から離れてしまった宏洋氏は、師を見失って孤立し、たった一人で様々な悪魔・悪霊を相手にしなくては ならない状態にあります。このことが当教団に対する虚言・誹謗中傷を行うことの原因になっていると言えます。

「高畑裕太に似てますよね」

一方、千眼氏に関しては、記事で言われているような、宏洋氏との結婚のために当時の所属事務所を辞めたということは全くありません。事実としては、出家後、同じ教団職員同士という間柄になった宏洋氏について 、彼が大川総裁への悪口を連発したり、教祖の長男であることを理由にして、余りにも馴れ馴れしい態度を取ることに対して、千眼氏は生理的な違和感を覚えてさえいました。ある時には、宏洋氏に対し「(強姦致傷 容疑で逮捕された)高畑裕太に似てますよね」と告げ、やんわりと距離感の近さをたしなめたこともあります。

この一言で、千眼氏に振られたと思い込んだ宏洋氏は、これみよがしに自身が社長を務めるニュースター・プロダクションに所属する女性タレントとの交際を始めます。そして、この女性との結婚話が、後述する「“ 結婚強制”を断わったことで大川総裁を怒らせた」という「週刊文春」記事の虚構へとすり替わっていくのです。以上が、千眼美子氏の出家の経緯と宏洋氏との関係のあらましです。

生命の危険もあった出家前後の千眼美子氏

上記事実からも分かる通り、大川総裁が千眼氏に連絡を入れ、所属していた芸能事務所を契約途中で辞めるよう話をつけたとの記事内容は全くの誤りです。大川総裁から直接、千眼氏に連絡を取ったなどということも 、一度もありません。

千眼氏は、以前の事務所に所属していた当時、心身が甚だしく消耗し、ドクター・ストップがかかるような、毎日が綱渡りのギリギリの状態が続いていました。当教団は、いわば“駆け込み寺”として同氏が希望する 出家を認めたというのが事実です。精神的にも肉体的にも限界であり、そのままでは生命の危険がありました。それでも千眼氏は、出家が決まった1月24日から2月7日まで仕事も続けています。

自身の舞台出演のために映画撮影を中断、数千万円も予算を超過させた宏洋氏

同記事には、千眼氏が映画製作スタッフの陰口を言っていたなど、同氏について多くの誹謗中傷がなされています。しかし、千眼氏は出家以前、共演したい女優ナンバーワンとなり、スタッフの評判がいいことで有名 でした。現場での評判が悪く、スタッフの士気を下げたのは宏洋氏の方です。自身の舞台出演のために映画の撮影を中断し、数千万円も予算を超過させるなど、当グループに打撃を与えています。一方、千眼氏は当教 団の宗教的真理を広めることに強い使命を感じて、当グループの映像芸術事業に参画しており、この純粋な信仰心を傷つける宏洋氏の発言は、決して許されるものではありません。

記事中には、千眼美子氏が「基本となる経典『悪霊撃退の祈り』さえ読んだことがないと本人から聞かされた」などの記述が存在しますが、事実に反します。同氏は幼少時からの熱心な信者であり、出家以前から教団 の支部や精舎で、たびたび祈願や研修を受けており、「悪霊撃退の祈り」を読んだことがないというのはあり得ません。

千眼美子氏は引退表明などしていない

記事では、千眼美子氏が芸能界からの引退を表明し、その際、出演していたテレビや映画の放送中止や差し替えなどの混乱が起きたとされていますが、いずれも事実ではありません。

千眼氏は引退を表明したのではなく、女優業を続けつつ、出家して宗教修行を積み、人々に救いや希望を持っていただく救済行の一環として、良心的な作品への出演を希望する旨を発表していました。また、千眼氏の 出家によって放送中止や上映中止となった作品はありません。ドクター・ストップにより出演をキャンセルした事例はありますが、完成した映画作品等はすべて公開されています。

「千眼さんとの結婚の話は出さなくていいんですか?」

記事中では、2017年11月18日に宏洋氏が千眼美子氏と同席の上、大川総裁と面談した際、千眼氏との結婚強制を断ることで大川隆法総裁を怒らせたとの記述があります。

この日は、映画『さらば青春、されど青春。』のクランクアップを受けて、製作総指揮者である大川総裁が、主演とヒロインである宏洋氏と千眼氏を教団施設の大悟館に呼び、他の役員数名も同席のもとで映画の仕上 がりについての感想を聞く機会を設けていました。千眼氏は、主演を頑張った宏洋氏をおおむね褒めて、「宏洋氏には演技の才能がある」と言っていました。

宏洋氏は、映画出演の感想を聞くために呼ばれているにもかかわらず、「千眼さんとの結婚の話は出さなくていいんですか?」などと言い始めました。前述したように、宏洋氏は霊人から言われた千眼氏との結婚話に ついて、総裁から命じられたことであるとすり替わって思い込んでおり、総裁から結婚話を切り出すように催促したわけです。

「わぁ、良かった!」

大川総裁は、何のことを言っているのか分からない、千眼氏と宏洋氏との結婚話などないだろうと発言しています。宏洋氏が別の所属女性タレントと付き合っており、結婚話を勧められる状況ではありませんでした。 これを聞いた千眼氏は「わぁ、良かった!」と思わず言いました。

そして映画出演の感想を聞く中で、映画のクライマックスである名古屋港で2人が演じた別れのシーンの話題になりました。この場面で、宏洋氏が演技中に感極まって泣いたことについて、大川総裁が「(自制心と責 任感にあふれた主人公の性格からして)監督が『あそこで泣いてはいけない』と言っていたけど、結局、宏洋は泣いちゃったんだよね」と言ったことに対して、千眼氏が相槌を打ち「確かに、あれはやりすぎでしたか ね」と発言しました。

「あいつはくそ女だ、信用できない」

現場では「よかった」と褒めてくれていたのにもかかわらず、自分の演技について大川総裁の前で千眼氏から批判されたと思い込んだ宏洋氏は突如逆上し、千眼氏が帰った後、大川総裁に対し、「あいつはくそ女だ、 信用できない」などと言い始めました。千眼氏が宏洋氏の演技がうまかった、才能があると褒めてくれていたことはすっかり忘れ、千眼氏の悪口を言いまくる宏洋氏の様子は明らかに異常で、まるで駄々っ子のようだ ったと同席した役員たちは言っています。

“結婚の強制”という虚構の真相

また、当時、宏洋氏は芸能プロダクション社長の立場でありながら、所属女性タレントとの交際に走っていたことは既述の通りですが、この場で、宏洋氏は感情に突き動かされ、この女性との結婚をプロダクション会 長である大川総裁に懇願しました。しかし、大川総裁は、社長としての宏洋氏の公私混同をたしなめています。このことが、千眼氏との結婚を大川総裁から強制され、それを断って激怒されたという話へと宏洋氏の記 憶の中ですり替わっていくのです。これが、「週刊文春」記事の中心的なテーマである“結婚の強制”という虚構の真相です。つまり、結婚を勧めた霊人が大川総裁にすり替わり、公私混同をたしなめられたことが、 結婚強制を断って怒られたことへとすり替わり、この二重のすり替えが、「週刊文春」の虚報記事「清水富美加との“結婚強制”」を生み出しているのです。

女性タレントとの結婚を認められなかったことに怒り狂った宏洋氏は、直後にスタッフに連絡を入れ、「幸福の科学を辞める」と言ってきました。スタッフから「生活費や養育費はどうするのですか」と問いただされ たところ、宏洋氏は「お金がないので社長を続ける」と言っていました。

東大を期待できるような学力ではなかった宏洋氏

また、今回の記事では、幼少時から宏洋氏が受けてきた手厚い教育について事実誤認や曲解している箇所がいくつもあります。

一例を挙げると、小学校に上がる前から「東大法学部に現役合格せよ」と言われ、友達との遊びも禁じられたなどです。大川総裁はこのようなことを言ったことはありません。実際には、宏洋氏の家庭教師を務めた教 団職員に東大医学部卒や東大法学部卒が多くを占めていたことを、宏洋氏が東大に合格しなくてはならないと曲解していただけです。集中力が続かない宏洋氏を案じて、教育係をつけたということに過ぎません。宏洋 氏は東大を期待できるような学力ではありませんでした。また長女の咲也加氏はお茶の水女子大学を勧められており、それぞれの個性に合った教育方針が採られていました。

記事には、4歳か5歳の頃には、開成中や麻布中などの有名進学校、東大の学園祭に連れて行かれたとの記載があります。これは、宏洋氏の守護霊が、同氏の生まれる前に「開成から東大に行く」と豪語していたので 、その意向を叶えるために小学校中・高年の頃に進学校を見学させたものです。ちなみに宏洋氏の弟2人はそれぞれ開成、麻布中高に行っています。都会では小学生で志望校見学に行くのはよくあることです。

他人へのいたわりや、人格的な向上の大切さが記された大川家の家訓

また記事では、「何事も一番でなければ意味がない」というのが大川総裁から教わった唯一の教えだとされています。しかし、大川総裁はそのように言ったことはありませんし、宏洋氏が一番を取ったこともありませ ん。この言葉は、大川総裁がその父・善川三朗氏から言われた「どんな田舎の学校であっても、どんな小さな学校であっても、一番の人だけは違う」という教えを曲解しているだけのことです。大川総裁が定めた大川 家の家訓や養育方針には、学力についてだけではなく、他人へのいたわりや、人格的な向上の大切さが記されており、ここにも宏洋氏の記憶のすり替えと思い込みが見られます。なお、宏洋氏は、進学した学芸大学附 属竹早中学3年時に、学年ビリを記録しています。そのため学芸大学附属高校に内進できなくなりました。

40分以上は机に向かっていられなかった宏洋氏

また記事中には、幼稚園当時、朝8時から夜の8時まで『太陽の法』などの経典を叩き込まれていたなどの記述があります。しかし、本来、多動性で、40分以上は机に向かっていられない宏洋氏が何をし始めるか分 らないため、勉強以外の遊びやスポーツの時間も常に付き添う人が必要だったというのが実態です。宏洋氏は、人が付いているだけなのに、監視・勉強させられていたなどと曲解しています。子供部屋とは別の勉強部 屋に監視カメラが設置されていたというのも、ベビーモニターの進化形で、親が離れた所にいても子供を見ることもでき、双方向で会話が出来るものをスタッフが実母に提供していただけのことです。こうした手厚い 教育配慮にもかかわらず、宏洋氏の遊興好きは変わりませんでした。

ムシ好きだったのは総裁ではなく、息子たちのほう

また、記事には、総裁がムシ好きなため、軽井沢の別荘内に秘書たちが店で買ってきたカブトムシやクワガタを野生に見せかけて置いていたとの記述があります。しかし、これは総裁ではなく、子供たちがムシ好きだ ったので、彼らを喜ばせようと秘書が育てていたものであり、こうしたことへの感謝もないのは、残念でなりません。なお、これらのクワガタやカミキリムシは自生していたものです。ちなみに、息子たちはムシ好き のため、誰が一番目にカブトムシを捕獲できるかを、表を作って競争していたくらいです。

素行不良で中高生時代から友人宅を泊まり歩いていた宏洋氏

そのほか、記事では、リビングで私語をすると叱られたという記述についても、「本を読んでいる時は、静かにしてね」と言われただけのことです。宏洋氏だけが家族と切り離され、食事も一緒に取れなかったなどと 、恨みがましく書かれていますが、大川総裁は、宏洋氏にそのような対応を指示したことは一度もありません。宏洋氏が希望すれば、大川総裁と交わり、家族の団欒を楽しむことも可能でした。しかし宏洋氏は、中高 生時代から素行不良で友人宅を泊まり歩くなど不在がちでした。大川総裁は何度も声をかけたにもかかわらず、むしろ本人が寄り付かなかったというのが事実です。

また、男子進学高校に進学後、女性と付き合いたいという理由で別の男女共学校に入学し直した際、父親から「お前の考えていることはもう理解できない」と言われ、自宅から追い出されてしまったとの記述がありま すが、そう言って追い出したのは当時の母親です。大川総裁は、「大人にならないと、どうなるかは分からない」と言って宏洋氏をかばい、その成長を信じて見守ることを選んでいます。

また、陰で世話係の職員から殴られていたなどの記述も大きく誇張されています。実際には、仲の良い女性職員から冗談で「今度、悪さをしたら、お尻ペンペンよ」などと言われていたというのが事実です。

教団のアニメ映画にクレームをつけ、原画を全て書き換えさせる

記事では、大学一年で教団のアニメ映画「仏陀再誕」の脚本を担当したことが、一生の仕事の発見につながったとされています。しかし、実際は、宏洋氏に何とか教団関係の仕事の道はないかと考えた妹の咲也加氏が 、まずは映画事業はどうかと、本人に気づかれないように斡旋したものでした。こうした配慮にもかかわらず、宏洋氏は、映画関係の仕事担当となるやいなや、それまで2年間かけて描いたアニメ原画にクレームをつ け、すべて描き換えさせるという暴挙に出て、監督を怒らせています。

「飢えないようにパパについていく」などと弟妹たちは言っていない

また記事では、大川総裁の離婚の際に、宏洋氏を含めた5人の子供たちが集まり、「ママに付いていったら、飢え死にする。パパに付いていこう」と全員一致で決めたことが述べられています。しかし実際は、上記の 発言は、実母である前妻が「ママに付いていくと食べていけるか分からないから、子供たちはパパに付いて行きなさい」と発言した際の内容です。自身は料理が得意ではなく、子供たちの食事を用意したことがなかっ たため、父親へ付いていくように言ったのです。宏洋氏は実母の発言を子供たちの意見としてすり替えて記憶しているわけです。

この離婚の経緯について、記事では宏洋氏が仲介役を務めたかのように書かれています。しかし事実としては、大川隆法総裁は、最後まで20年間連れ添った妻を導こうとしていました。妻として、5人の子供たちの 母として、大切に思われていましたが、教団の発展に伴って、前妻の実務能力・仕事能力が追いつかず、彼女が教団を自分が仕切れる大きさにするため縮小したいと主張するなど、教団の全世界伝道のミッションを妨 げる状況にまで到ったため、公的使命を果たすべく、やむを得ず、自ら離婚に踏み切られました。

取引先企業への出向と就職にコネを使う

記事中では、宏洋氏が民間企業に就職し、建設会社で3年ほどサラリーマン生活を送ったとされています。しかし、事実は、父親に頼み込み、教団の取引先である大手建設会社に出向という形で引き受けてもらったも ので、給料もその間は教団側が負担していました。しかも、わずか1年ほどで信者ではない一般女性との間に子供が出来たため、宏洋氏が出向から正社員になりたいと父親にさらに頼み込み、同じ企業に正社員として 入社することになりました。これは普通に就職活動をしたわけではなく、幸福の科学の強いコネで大手企業に入っただけでした。

「総裁先生に恩返しをしたい」

また記事では、「『父の後を継ぎたい、宗教の仕事をしたい』と思ったことは一度もありません」とされていますが、大手建設会社から当グループに戻った際には、「総裁先生に恩返しをしたい」と発言しています。 また、後継者になることが出来るのは、霊能者としてチャネラーを務めることができる自分ともう一人の弟だけだとの発言を聞いた職員は複数います。

「信仰の火を灯していきたい」

記事中で宏洋氏は、「父を神だと思ったことはありません」と述べていますが、これが事実であれば、同氏は重大な詐欺行為を働いていたことになります。宏洋氏が教団幹部時代の2011年4月29日、「成功への 道」という演題で大川隆法総裁による青年向け御法話がなされた際、宏洋氏は前座として「エル・カンターレ信仰と伝道について」と題した講話を行っています。そのなかで同氏は、「エル・カンターレは、絶対に、 何があっても、あなたがたを見てくださっている。これだけは、確信して言えます」と語っています。

また、理事長に就任した直後の2012年3月17日には徳島県鳴門市の教団施設で行った信者向け講話のなかで、「私には目標があります。それは、信仰者が最も尊い仕事をしている人だと全世界の人たちが認める 世の中になっていくこと。これが私の掲げる目標です」としています。さらに1ヵ月後に東京で行われた全国の支部長向け講話のなかでは、「まだ目覚めていない我々の仲間たち、光の天使たちに燎原の火のごとく信 仰の火を灯していきたいと思う」と語っています。

欺いていたことを認め、謝罪の上、金品を返納すべき

もし、こうした信仰心あふれる講話が、そのように振舞うことで教団の要職に就き、生活の糧を得るためだけの“演技”でしかなかったのであれば、宏洋氏は信者から返金を求められる可能性すらあります。同氏は、 信者を欺いていたことを認め、謝罪の上、過去に遡って当グループから与えられた金品を返納すべきでしょう。また、信仰心があることを前提に起用されていた当会映画での主演・準主演級での起用に伴う出演料も、 同様に返還すべきです。

記事の中で宏洋氏は霊言について「占いみたいなもの」などと揶揄しています。しかし、自分自身もチャネラーとして過去、何度も霊言を行っていることをどう説明するのでしょうか? 宏洋氏は大川総裁が事前に霊 言対象となっている人物の資料に目を通していることを指摘しています。しかし、霊言の前には、大川総裁による事前解説が行われるのが通例で、そのためにも、その人物の業績や歴史的位置付けを確認することは必 要です。

宏洋氏も霊能者ですが、修行を怠り、悪魔や悪霊に人生を翻弄されていることを、まず自らが反省すべきです。

宏洋氏が後継者だったことは一度もない

また記事中では、弟妹には両親に対する特別な感情がないであるとか、他の弟妹も当教団を宗教としては見ておらず、“家業”として捉えているかのような記述がありますが、これも事実に反します。後継者に決定し ている長女の大川咲也加 副理事長兼総裁室長は、大川隆法総裁との共著『幸福の科学の後継者像について』のあとがきのなかで、次のように書かれています。「大川家の長女として生まれさせていただいた私は、本 当に世界一幸運な人間であると、日々実感しております」、「幸福の科学の皆様と共に、主エル・カンターレの説かれる教えの素晴らしさを、世界中にお伝えしてまいりたいと思います」。

記事中に、弟妹は「跡継ぎのお兄ちゃんを支えなさい」と言われていましたという記述がありますが、宏洋氏が、当教団の後継者であったことは一度もありません。「お兄ちゃんの受験のために静かにしなさい」と言 われたことはあっても、そんなことを言われたというのは事実ではありません。

弟妹たちは「自分が一番」と自己主張するようになり、喧嘩の回数が目に見えて増えていきましたとの記述がありますが、これも事実ではありません。弟妹たちは仲が良く、大川咲也加氏の結婚式の際も、親戚の方々 からも話題になりました。宏洋氏は、家族に関する虚偽の流布を即刻止めるべきです。

再婚相手は大川総裁自身が決めた

また記事中には、大川隆法総裁の再婚について、「誰と再婚すれば良いかな」と相談された宏洋氏が、現在の紫央夫人を推薦することで決まったとの記述があります。しかし事実は、子供たちにもよい人をと思ってい たため、子供たちには最後に承認を得るために話しただけの話です。

現在の紫央夫人は、大川総裁と同じ徳島県の出身者であり、今も同県で健在の大川総裁のお母様との相性が良いこと、日本銀行出身で秀でた実務能力を持ち、教団発展の重責に耐えうることなどを総合的に勘案して、 大川総裁自身が決められたというのが事実です。

記事のなかには、大川総裁は日本のドナルド・トランプになりたいのでしょうという宏洋氏の発言が掲載されていますが、大川総裁の使命の大きさを全く見誤っています。大川総裁は、民族や宗教の違いを超えた普遍 的な価値を説くワールド・ティーチャーです。その教えは、宗教の枠を超え、日本国内のみならず、諸外国にも大きな影響を与えています。世界中の人々にメッセージを発信し続けることが、地球神としての大川総裁 の使命です。

また、宏洋氏は大川総裁が反面教師であり、名誉欲や金銭欲にまみれると、人生で大事なものを失うとしています。しかし、信仰心があるかのように欺くことで、教団幹部としての地位と収入を得てきたのは、他なら ぬ宏洋氏自身ですし、彼こそ、他の兄弟姉妹に対する最高の反面教師です。

宏洋氏をあえて「休職中」扱いとする理由

宏洋氏は、今回の取材を受けた理由として、自分のことを休職中の職員だといい続ける教団側の姿勢に納得できず、自分の口で真実を伝えたかったのだとしています。

当教団としては、宏洋氏の自由を奪うつもりはありませんし、俳優業など自由にやっていただいても構いません。

しかし、宏洋氏は、パンツ一丁になるなどの奇行に走り、記憶のすり替わりが見られるなど、現在、宗教的には霊障状態です。これは、霊体質で霊道を開いておりながら、本来必要な仏法真理の教学や精神修行を怠っ たために起きていることであり、一種の精神異常を来して、宗教が保護せざるをえない状態にあると言えます。

多くの誹謗中傷や虚言を繰り返し、多数の信者の心を傷つける表現を発信する宏洋氏の言動は、本来ならば懲戒免職に値する行為です。そうしたなか、あえて宏洋氏を「休職中」扱いとしている理由は、上記のような 宏洋氏の精神状態を鑑み、宗教として庇護し、守る形をとっているというのが事実です。

また、宏洋氏は、これまで“昨年9月に退職したのに教団は休職中だと嘘を言っている”などと述べていたはずですが、今回の記事では、「今年1月、僕は「幸福の科学」に退職届を出しており」と述べて、自らの従 前の主張こそが虚偽だったことを暗に認めています。

女優の千眼美子氏に嫉妬した宏洋氏

宏洋氏が、千眼美子氏との「結婚強制」という、ありもしない虚構を持ち出し、執拗な誹謗中傷を行うのは一体なぜでしょうか?

千眼氏が当教団に出家し、当グループ製作映画に出演するようになって以来、人々の注目は千眼氏に集まり、宏洋氏の影は薄くなってしまいました。演技力、歌唱力など才能の差は歴然としており、ツイッターのフォ ロワー数には圧倒的な差がついています。教祖の長男として、親の七光りで注目されてきた宏洋氏は、千眼氏に対する嫉妬に突き動かされ、教団の悪口を言って、アンチの人々の支持を取り付け、芸能界でマーケット を作ろうとしているのでしょうが、正直に言って醜く、当教団の基本教義である「正しき心の探究」にも合っていません。

すべては幻想の王子キャラから来ていると思われますが、宏洋氏は真実を正しく認識し、自らの過ちや未熟さ、実力の欠如としっかり向き合うべきです。まさかプロダクションの社長としてタレントのプロモーション をすべき宏洋氏が、女優の千眼美子氏に嫉妬するとは、誰も予想していませんでした。

虚言を鵜呑みにした、ずさんな取材を繰り返す文春編集部

「週刊文春」は2017年12月に宏洋氏と千眼氏の結婚話についての記事を掲載しましたが、結局これは事実ではなく虚報でした。今回の“結婚強制”記事は、この虚報を取り繕うためのものでしょう。

さらに、かつて、「週刊文春」編集部は2012年7月19日号において、元信者の発言に基づく当グループに関するありもしない虚偽事実を掲載したため、当教団より損害賠償などを求める訴訟を起こされています 。2015年1月、最高裁が文藝春秋社の上告を受理しないことを決定。これにより、同社に400万円の損害賠償と「週刊文春」誌上に全面1ページの謝罪広告を載せることを命じた東京高裁の判決が確定しました 。

「週刊文春」(2015年2月12日号)に掲載されたお詫び広告では「……記事の掲載により、宗教法人幸福の科学およびその関係者の皆様に対して多大なるご迷惑をお掛けしましたので、同記事内容を取り消したう え、ここに謹んでお詫び申し上げます」との謝罪文を、当時の松井清人社長と新谷学編集長名で掲載することを余儀なくされています。

今回の記事は、当時のずさんな取材と全く同じ性質のものです。「週刊文春」(2015年2月12日号)は、謝罪広告の次のページから4ページにわたり、延々と反論記事を掲載し、「本誌は今でも記事の内容に確信 を持っている」などと開き直っていましたが、こうした無反省な態度によって、虚言を鵜呑みにしたずさんな取材と信教の自由の侵害が繰り返されているわけです。

また、今回の「週刊文春」記事が、4年前の謝罪広告掲載への報復であるとすれば、週刊文春編集部は過去の過ちに学ぶことなく、かつての誤報を取り繕うために宏洋氏の悪業を再利用することで部数増を目指す路線 をひた走っていると言わざるを得ません。当グループは同編集部に対して、改めて、宗教的真理の立場から猛省を促すものです。 以上
参照元:「週刊文春」(2019年2月28日号)インタビュー記事 「大川宏洋氏の虚言・誹謗中傷」に反論する
幸福の科学 2019.02.22

部屋に監視カメラを設置 息子が語る大川隆法氏の教育法
2019年1月28日 6時50分

「親を切り捨てる判断をするのは悪いことじゃない」父・大川隆法と決別した宏洋の親子観
2019年1月28日 6時50分 新R25

R25世代にとって、身近すぎて深く考えるきっかけがなかったり、つい面倒に感じてしまったりするのが「親」というもの。一方で、偉大な親を持った人にとっては、その存在が大きすぎて、彼らにしかわからない思いや経験が多そうです。子どものころから親を意識せざるを得なかった著名人に、「親」について語っていただきたい…!今回登場いただくのは、有名すぎる宗教家・大川隆法氏の息子として「父を信仰していない」「無関係」発言で昨年、世間をザワつかせた大川宏洋(ひろし)さん! 果たしてどんなお話が聞けるのか…。

【宏洋(ひろし)】1989年生まれ。映画プロデュース、脚本、タレントマネジメントをおこなう宏洋企画室の代表取締役を務めるかたわら俳優業もこなす。現在ではYouTuberとしても活動の幅を広げている

編集部・N:

昨年末に出演された『真夜中の事件簿』(フジテレビ系列の報道エンタテインメント番組)観ました。

ご両親のことやご自身の恋愛事情までかなりぶっちゃけていましたね。

宏洋さん: みなさん、聞きたいことも多いと思うので、ウソなくすべてぶっちゃけました。

編集部・N: 有名な宗教家のご子息ということで、番組MCの小籔(千豊)さんでなくとも「何から聞いていいのかわからへん」かんじなのですが、本日はズバリ「親」をテーマにお話をうかがいます。

「なんでも聞いてください!」

「親は『先生』と呼べ」厳しい教育を受けた子ども時代

編集部・N: 子どものころは“後継者”として英才教育を受けてこられたそうですね。どんな教育を受けてたんでしょうか?

宏洋さん: 親と直接話すことが許されていなくて、秘書の人が教育係であり身のまわりの世話をしてくれていました。

編集部・N: 親と話せない…!

それもすごいですし、秘書がお世話をしてくれるというのもかなり特殊ですね。

宏洋さん: そうですね。しかもうちは5人兄弟だったので、それぞれにひとりずつ担当の秘書がいました。

学業の面も見てもらっていたので、担当の子どもの成績が下がると秘書がクビになるとか、普通にありましたね。

編集部・N: 外資系企業並みの厳しさ…

宏洋さん: そうですね。僕らの教育に関して、親はかなりビジネスライクなシステムを導入していたようです。

いきなりシビアなエピソードを淡々と語る宏洋さん

編集部・N: ほかにも厳しい面がありましたか?

宏洋さん: 親のことは「お父さん」ではなく「先生」と呼ばなくてはなりませんでした。

本人としては、歌舞伎など伝統芸能の世襲制と同じように「親である前に師匠」というようなスタンスをとりたかったのではないかと思います。

編集部・N: 分かりやすいたとえ。

宏洋さん: でも、やはり伝統芸能とはちょっと違って、そもそもの思考に共感できなければ、世襲も何もないですからね。

僕の場合は、あの人(大川隆法氏)の考え方にひとつも共感できるものがなかったので、いまこうして独立しているんですけど。

編集部・N: (親のことを「あの人」と…)

部屋にも監視カメラが…完全監視体制から逃れた10代後半

宏洋さん: ほかにも驚かれるのが、「部屋に監視カメラがついてた」こと。

ちゃんと勉強してるのか常に監視されている状態でした(笑)。

編集部・N:

ひえ~!

宏洋さん: 玄関にも監視カメラがついていたので、登下校の時間までしっかり監視されていました。

編集部・N: そんなに監視されてる状況でちょっとでもサボろうものなら…

宏洋さん: 「なにやってんだ宏洋っ!」って天の声がスピーカーから降ってくるわけです。その直後、母親が登場して怒りにくるという感じで。

宏洋さん: 父も母も東大卒だったので、子どもたちに求めるレベルも高かったんです。だから過剰に厳しかったんでしょうね。

編集部・N: そのように厳しく育てられていながら、宏洋さんは高校時代に青山学院高等部へ転校したり、大学卒業後は一般企業に就職したり、自由な選択をされたんですね?

宏洋さん: それは僕が強行突破しただけですね。父は「君の考えは理解できない」と呆然としていました。

「君の考えは理解できない」。このポーズは…?

編集部・N: 親の理解や周囲の目は関係なく、自分がこうだと決めたことは強行する性格なんですね。

宏洋さん: 昔っから全ツッパ(麻雀用語。相手がリーチをかけていたり、大きな手であったりする状況でも降りないこと)な性格なんです(笑)。

YouTuberとして活動する宏洋さんは、公式チャンネルタイトルにも「ゼンツッパ」を採用

宏洋さん: 10代後半で高校を早稲田大学高等学院から青山学院高等部へ転校し、その時点で実家を追い出されて一人暮らしを強いられました。家賃と光熱水費+生活費5万円だけ支給され、あとは放置状態。

そこからは、僕の交友関係に口出しされることもなく、生活面は苦しくなったぶん、思考や行動に自由を得たかんじです。

エンタメ業界に開眼したキッカケは、“親から与えられた”仕事だった

編集部・N: そこから成人し、一時は一般企業に勤めた宏洋さんは現在、映画製作、俳優、YouTuberとしてエンタメの世界に活路を見出しています。そのきっかけを教えてください。

宏洋さん: まだ10代のとき、親に『仏陀再誕』というアニメ映画の脚本を任されたことがきっかけになっているのは間違いありません。

そこで映画づくりの面白さに目覚めたんです。

宏洋さん: ただ、だからと言って扱っているテーマに賛同していたわけではありません。

むしろテーマとしては「どうなんだろう?」と疑問でしかなかったわけですから。

編集部・N: テーマはさておき、映画製作者や俳優として表現する楽しさの気づきを与えてくれたのは親だったと。

宏洋さん: 皮肉ですけどそうなりますね。

でも、しつこいようですけど、いまの僕が表現したいものは親が表現したいテーマはまったく相容れないですから、そこは理解してもらえるまで主張しつづけたいです。

編集部・N: いずれにしても文才や想像力がないと脚本なんて書けないから、宏洋さんにはそれが備わっていたんですね。

宏洋さん: なんせ制限されまくり、監視されまくりの子ども時代を送ってきたので、妄想力だけは相当鍛えられてきましたから(笑)。

親との決別に、後悔も歩み寄りも「まったくない」

編集部・N: 天職の道を進む現在の宏洋さんをみて、さすがにそろそろ理解してくださってるのでは?

宏洋さん: それはないでしょう。あくまで自分の後継者として子どもをコントロールしておきたかった人ですから。

編集部・N: そんな親子の距離が今後、縮まっていく可能性は…

宏洋さん: ないですね。

編集部・N: (即答!)宏洋さんが年齢を重ねることで、歩み寄っていくことは…

宏洋さん: まったくないですね。

ないですよ。何も。

清々しいまでに「まったくないですね」を連発

編集部・N: しつこいようですが、親に対してなにか思いはありませんか?

宏洋さん: 社会や人様に迷惑をかけないようにしてほしい。ただそれだけです。

自身も人の親だからこそ…それでも親のことを尊敬できる点は?

編集部・N: それでも親のことを、大人になったからこそ尊敬できる点はありますか?

宏洋さん: ちゃんとお金を稼いでいたところです。家族を飢えさせることなく、5人の子どもに過剰なまでの教育を受けさせるくらいまでの収入を得てきたわけですから。

僕自身も子どもを持ったことで、その大変さは理解しているつもりです。

実は宏洋さんには離婚歴があり、お子さんが1人いる

編集部・N: 自分は厳しい教育環境で育ったものの、それは結果的にいまにつながっている…という思いはあるんですね?

宏洋さん: それはありますよね。僕の体験は極端ですが、教育のおかげで身に付いたものも多いですし。

最後に「親とはどう付き合うべきか」と聞いてみた

編集部・N: 特殊な親子関係にある宏洋さんだからこその経験値からでもいいですし、理想論でもいいです。20代のうちは親とどう関わっていくのがベストだと思いますか?

宏洋さん: 仲良くするに越したことはありませんよね。

結婚や子育てを夫婦だけでやっていくのは大変で、そこには両家の親の存在や協力が非常にありがたいものになってきます。

宏洋さん: ただ、どうしても仲良くできない場合や親のほうが子どもの人生を妨げる場合もある。

「この親に一生付き合っていたら自分の人生がダメになってしまう」と感じるようであれば、迷いなく切り捨てることです。

編集部・N: 切り捨てる。

宏洋さん: なにをもって親が妨げになるかは個々人によるので、一般化はできません。

でも、親と子の人生は明らかに別物なので、まずは自分の人生をどうしたいか、最終的にはどう自立していくのかを、自分で決めることが大事だと思うんです。

そのうえで、これからの自分の人生に対して親はどう関わってくるのか、寄り添っていくのか切り離すのかを冷静に判断することは、悪いことではないと僕は思います。

親が有名すぎる宗教家という特殊な環境で育った宏洋さんは、親と決別することで呪縛から解き放たれ、自分のやりたいことができる人生を歩んでいます。とにかく「特殊」とばかり思っていましたが、「親に縛られず、自分の人生を生きるべき」というシンプルな考えは、R25世代にも参考になるものだったのではないでしょうか。2019年は新作映画づくりが本格始動したり、初のミュージカル出演が決まっていたりと、エンタメ業界での仕事に目を輝かせる宏洋さん。自身の足で歩く彼の挑戦に注目しましょう。〈取材・文=新R25編集部/写真=福田啄也(@fkd1111)〉
参照元:部屋に監視カメラを設置 息子が語る大川隆法氏の教育法
2019年1月28日 6時50分

「親を切り捨てる判断をするのは悪いことじゃない」父・大川隆法と決別した宏洋の親子観
2019年1月28日 6時50分 新R25






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イルミナティ創設者 アダム・ヴァイスハウプトについて

最近、私のAK(アートマカラカ)が12室の魚座(神秘主義、隠された知識)に移行したからか、またトランジットの土星が9室(高等学問)を通過していることもあるからか、秘教や神秘主義についてより深く学習したいという探究心が起こり、いくつかの分厚い書籍を購入して、秘教について研究している。

このトランジットの土星が9室を通過している時期に私は仮想通貨と出会ったが、一方で、最も高度な学問、知識を追求する時期にもなっている。心理学の様々な学説を体系的に学び直したりしたのも土星が9室に入室してからである。

それで、例えば、最近、読んだ秘教関連本としては『秘密結社版 世界の歴史』ジョナサン・ブラック書 松田和也訳がある。




この本を読むことで、プラトンのイデア論が単なる学説ではなく、実際の体験であったことがよく理解出来る。

昔の人々は、物質の現実の世界よりもアイデアの世界の方を実在の世界として認識し体験していたことが分かった。

つまり、プラトンが洞窟の比喩で語ったようにアイデアの世界の方が、実在で、この世の生活は仮象であると、実際に体験していたというのである。単なる理論ではなかったのだ。

つまり、この本を読むと、新プラトン主義のプロティノスが唱えた流出説や古代のグノーシス主義が本当に理解できることになる。

神智学や秘教を本当に理解するための必読の書ではないかと思われる。

相当前から購入して置いてあったが、中々手を付けられないでいたが、9室にトランジットの土星が入室したタイミングで初めて読むことになった。

その他にも『悪の秘儀―アーリマンとルシファー』ルドルフ・シュタイナー著 松浦賢訳なども読んだ。




アーリマンとは、中世ペルシア語で、ゾロアスター教の暗黒と破壊の神であり、サタン(悪魔)のことで、私が聞いた情報では、ルシファーとは、明けの明星、光をもたらす者を意味し、人間に個別化した自我意識をもたらした大天使であるとされている。

キリスト教の解釈では、ルシファーは堕天使であり、サタン(悪魔)の同義語になっているが、これは誤解であるという。

ルドルフ・シュタイナーも、この本の中で、アーリマン(サタン)とルシファーは、はっきりと区別する必要があると述べている。

因みにフリーメーソンの上級幹部が崇拝するのが、このルシファーだとされており、ルシファーという天使の名前は度々登場する。


神智学的に言えば、このルシファーが人間に自我意識(理性)を与えたことは、1850万年前に金星から地球に訪れたサナット・クマラが、当時の動物人間にマインドの萌芽を与えた出来事を意味している。

これにより人間が個性化した魂として転生することが可能となり、理性を持ち、自由意志で行動できる可能性が生まれたのである。


また他にルドルフ・シュタイナーの本として、『神殿伝説と黄金伝説 シュタイナー秘教講義より』ルドルフ・シュタイナー著 高橋 巖、笠井 久子、竹腰 郁子訳なども読んだ。

こちらはフリーメーソンの誕生の秘密などに言及している本である。




フリーメーソンには神殿伝説というものがあり、ソロモン神殿を設計した建築家ヒラム・アビフが、親方にしてもらえなかったことで恨みを持っていた3人の弟子に殺されて埋葬された悲劇の物語である。

ルドルフ・シュタイナーによれば、フリーメーソンに入会する際に殺されて埋葬されたヒラム・アビフを疑似体験させられる儀式を行なうそうである。

この出来事(神殿伝説)について、アリスベイリーの著作の中で、詳しく言及されており、物質を手放せという師の指示に逆らった3人の弟子の子孫がフリーメーソンの最初の伝統を築いたと述べられている。

つまり、フリーメーソンは、その最初の誕生時に物質欲を手放せなかった罪を背負っており、それが現在まで受け継がれているのである。

現在のフリーメーソンは、欧米の金融財界人・王侯貴族・グローバルエリートなどによって乗っ取られているのは、このフリーメーソンの神殿伝説で説明ができるのではないかと思われる。

彼らのマインドは相当に高度に進化しながらも物質に執着するという罪を犯し続けているということである。

そのことについて、私は以前、『デヴィッド・ロックフェラーとフリーメーソンについての考察』という記事の中に記した。


また私は更に兼ねてから読みたいと思っていた『円の支配者 – 誰が日本経済を崩壊させたのか』リチャード・ヴェルナー著 吉田 利子訳もやっと読むことが出来た。





銀行の信用創造の仕組みについて初めて詳しく暴露した本で、連邦準備理事会の指示か、もしくは、連邦準備理事会の意思に忖度して、日本銀行の総裁たちが窓口指導を通じて、市中銀行の貸出枠の制限をして、マネーの流通量を支配し、貸出を促進してバブルを引き起こし、その後、貸出規制をして、日本に深刻な経済不況をもたらし、後の構造改革、市場開放への道を開いたのではないかと告発する本である。

日銀総裁たちは円の流通量をコントロールすることによって経済をコントロールすることが出来る。

彼らは欧米の金融資本家の指示か、あるいは、忖度して行ったのか分からないが、当時の護送船団方式で、軍国主義的性質を持つ日本の強い経済を破壊して、構造改革し、日本の市場を開放することが、世界平和の為になるといった使命感を持っていた可能性が、この本を読むと浮かび上がってくる。

つまり、日銀総裁たちは、欧米の金融資本家たちのカウンターパートとなって、日本売りを行なったのではないかと指摘する本である。


この欧米の金融資本家たち(ウォール街の金融資本家)は、私が兼ねてから主張するように双子座が象徴する人々である。


フリーメーソンは双子座に春分点が通過していた時に重要な2本の柱が打ち立てられたと、アリスベイリーの著作の中で指摘されており、フリーメーソンと金融資本家は同じ双子座が表示体となる。


従って、この欧米が各国に市場開放を迫り、中央銀行を設立して支配する動き自体が、フリーメーソンの活動と言ってもいいのである。


そういう意味で、私はこの本をフリーメーソンとの絡みで、兼ねてから読みたいと思っていた。


これらの読書を通じて私が探究したかったことは、悪の起源や、フリーメーソンの真実を深く知ることで、欧米の金融財界人・王侯貴族・グローバルエリートを理解したかったからである。

彼らの悪がどこから来ているものなのか深く理解したいと思ったからである。



因みにこうした書籍に関連する本として、『秘密結社イルミナティ入会講座<初級篇>』アダム・ヴァイスハウプト著、副島 隆彦(解説)、芳賀 和敏訳を読んだ。




この書籍は、イルミナティーの創設者、アダム・ヴァイスハウプトが秘密結社の使命や必要性、会員が読むべき本、神秘主義に対する見解、秘密結社の組織論などについて語った本である。


アダム・ヴァイスハウプト自身が語ったとされる以下の言葉がある。



理性が人間の唯一の規範になる。これがわれわれ人間の最大の秘密だったのだ。理性が人間の唯一の信仰の対象になるとき、ついに人間(人類)が、長い間抱えてきた問題は解決するのである。

(『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』ヴィクター・ソーン著 副島隆彦訳より)



アダム・ヴァイスハウプトは、「純粋理性」を常に人間の行為の指針にすべきであると述べている。






フランス革命の時にジャコバン派独裁の中で、理性の祭典という極めて無神論的性格の強いイベントが行われたが、ヨーロッパの啓蒙思想の背後にこうしたイルミナティーといった秘密結社があったことを物語っている。


この本を読んで驚いたことは、イルミナティというのは純粋な政治結社であって、アダム・ヴァイスハウプトは哲学教授で、緻密な理論と厳格な会則による組織化の天才であったが、神秘主義や秘教には全く無理解な人間であったということである。


プラトンのイデア論、プラトン-ピタゴラス体系、新プラトン主義の創始者プロティノスの流出論、グノーシス派、エッセネ派、カバラ、中世神秘主義(テンプル騎士団や薔薇十字団)、パラケルスス、ヤーコブ・ベーメの思想を口汚く罵倒して否定し、カント哲学も批判したようである。


因みにカント哲学が言う「物自体」とは、プラトンのイデアのことであり、ヘーゲルまでの西洋思想は、皆、プラトンのイデア論と本質的には同じである(『反哲学入門』木田元著より)ため、ドイツ観念論哲学も否定したかなり唯物的な人物であったということになる。


プラトン-ピタゴラス体系を参考にして生まれた哲学(折衷主義)をナンセンス不細工哲学と罵り、占星術についても否定的である。


神智学関連書籍では、H.P.ブラヴァツキー夫人の過去世であったとされるカリオストロにも冷たい評価を下しているようである。


つまり、アダム・ヴァイスハウプトは、「純粋理性」や「道徳」について語る啓蒙主義運動の担い手であるが、一切の神秘主義を否定している人物である。

イルミナティーの会員がフリーメーソンに加入して、フリーメーソン内部でイルミナティーへの勧誘活動を行ない、しばしばフリーメーソンとの間に問題をもたらしたようである。


そもそもフリーメーソンの上級幹部はカトリックの三位一体説は信じず、イエス・キリストは人間であったという立場であるが、霊性を完成させたイエス・キリストに対する敬意は持っており、エッセネ派などの原始キリスト教の考え方と相通じるものがある。


フリーメーソン自体は、キリスト教には全く反対しておらず、フリーメーソンでありながら、なおかつキリスト教徒であることは可能なのである。


またフリーメーソンの本質とは神秘主義であり、上級幹部は神秘主義や秘教に精通したマスターである。


フリーメーソンの目的は、博愛や人間性の完成であるが、そこには神秘主義的な価値観が入っている。


然し、イルミナティーの目的は、「理性」や「道徳」を世間に広める秘密結社的な政治活動なのである。


このような違いからフリーメーソンと、イルミナティーには衝突があったようである。



因みに神智学やアリスベイリーの著作に記されていることは、フリーメーソンの奥義であり、神智学は、H.P.ブラヴァツキー夫人が創始したが、夫人は元々は、フリーメーソンの養子ロッジに加入していた。(フリーメーソンは男性しか加入が認められない為、女性はフリーメーソンの養子ロッジに加入した)


私は以前、フリーメーソン内部の推薦図書となっている『メーソン―第三等級の姉弟』ウィル・L. ガーヴァー著 尾高樹良訳 を読んだが、中で使っているマスター、霊ハイアラキー、アデプト、イニシェ―ションといった用語は、神智学やアリスベイリーの著作の中で使われているものと全く同じであった。


つまり、フリーメーソンとは、神秘主義のオカルト兄弟団であり、「宇宙の大建築家」としての神を信奉する宗教である。


イエス・キリストのことを神とは思わないが、この宇宙を生み出した大いなる存在のことは信じており、プラトンの流出論と同じような意味で、神を信仰している。


ニーチェはキリスト教は世俗化されたプラトン哲学のことだと指摘したが、原始キリスト教の教父たちは、まさにこのプラトンの流出論的な意味で、神を信仰していたのである。



その一方で、イルミナティーは理神論であるが、アダム・ヴァイスハウプトがプラトン哲学を否定したことを考えると、限りなく唯物主義に近いと考えられる。



このように考えると、イルミナティーはフリーメーソン内部の政治色の強いメンバーであり、おそらくフランス革命などの際にも具体的な政治活動などで力を発揮したように思われる。



ロシアのロマノフ王朝が倒されて共産主義革命が起こったが、フリーメーソンの影響があったと考えられており、むしろ、こうした具体的で、暴力的な政治活動で成功を収めるのは、イルミナティーであると考えられる。




アダム・ヴァイスハウプトのチャートを作成してみると、以下のようになる。






出生時間を00:00:01~23:59:59までどこに取っても月は牡羊座である。


天秤座で高揚する土星と水瓶座の金星が星座交換しているが、月から見ると7室と11室で星座交換している。


11室はサークルや組織を表わすため、秘密結社の組織の能力はこの配置に現れている。


土星と金星が星座交換で強く絡んでおり、禁欲、節制の精神が見られ、それが厳格な会則の実行などに現れているかもしれない。


自分の欲求に対して厳しいが、人に対しても厳しくなる配置である。


土星が水瓶座で高揚して、シャシャヨーガを形成しているが、民主主義や平等、自由を求める配置であり、それがキリスト教を表わす魚座とは6-8の関係となるため、カトリックやイエズス会と対立したのである。


『秘密結社イルミナティ入会講座<初級篇>』の冒頭で解説を書いている副島隆彦氏によれば、アダム・ヴァイスハウプト自身は、イエズス会の家系に生まれたそうである。

イエズス会に激しく反対したが、イルミナティーの組織構造は、既存のカトリック教団やイエズス会のものと似たものにならざるを得なかったと記している。


前書き「はじめに」を書いたF.W.シュミットによれば、イルミナティー教団は、略称と暗号のシステムを守り続け、各イルミナティー信者は、固有の仮名を持ったそうである。


こうしたインテリジェンス組織のような防諜のセンスは、CIAなどの諜報活動に通じるものがあり、また秘密結社として、社会を改革する活動を展開していたことを考えると、スパイなど諜報に関係しやすく、異端の反逆児で、反体制派のリーダーなどになり易い牡羊座のバラニーの象意が感じられる。


従って、月は牡羊座のバラニーになければならないと考えた。


出生時間を08:08:28に設定すると、月は牡羊座のクリティッカーからバラニーに移動する。


従って、出生時間は、00:00:01~08:08:28の間で、ラグナは天秤座から水瓶座のいずれかであると考えられる。






アダム・ヴァイスハウプト自身は、広く社会を教育、啓蒙することを考えていた為、水瓶座ラグナで、ラグナロードの土星が9室に在住している可能性が考えられる。


そうすると魚座の2室(家族、両親)に火星が在住しているが、魚座はキリスト教を表わしており、イエズス会の家系に生まれたことを説明することが出来る。


そのイエズス会やカトリックと激しく対立したのは、ナヴァムシャで魚座(キリスト教)にケートゥが在住し、土星、火星によって傷つけられているからではないかと思われる。


イルミナティー運動はアメリカ独立戦争の1776年に始まったようだが、この時は、マハダシャーラーフ期である。



水瓶座ラグナに設定すると、ラーフは12室に在住しており、12室に木星、水星、太陽などの惑星が集中している。



イルミナティーとは秘密結社であり、上述したように本名を隠した上での地下活動が主体であるため、おそらく12室に惑星集中しており、12室のラーフ期に活動が始まったと考えると納得がいく。


ラーフは12室に在住している為、アメリカ独立戦争が、イルミナティーの戦いでもあることを考えると、外国の12室にラーフが在住している配置は、海外(アメリカ)にイルミナティーの会員を派遣するなどして、政府転覆の工作活動に従事するような配置である。


まさにCIAそのものだと思われる。



ラーフは月から10室に在住しているが、狂信的な活動を表わす配置である。


左翼の過激派の行動だと考えるとイメージしやすい。



おそらくイルミナティーに危険な組織というイメージがついたのは、このアダム・ヴァイスハウプトの月が牡羊座のバラニーに在住しており、完全に政府転覆の工作活動など、秘密裏の作戦に従事する諜報員そのものだからではないかと考えられる。


アダム・ヴァイスハウプトが全く神秘主義が理解できない人物だったのは、山羊座への惑星集中が物語っている。


おそらく5室支配の水星が山羊座に在住し、減衰する木星、ラーフ、太陽とコンジャンクトしている。


従って、宗教や神秘主義に疎く、現実的、具体的なことしか理解出来なかったのではないかと思われる。




ラグナは非個人的で博愛主義の水瓶座であり、組織化が得意で、ラグナロードの土星は教育、啓蒙の9室に在住し、4、9室支配の金星と星座交換しているため、4室(組織)、9室(啓蒙、教育)が人生の主な目的になったのである。



このように見ていくと、アダム・ヴァイスハウプトは水瓶座ラグナで良さそうである。


またラグナはシャタビシャーである可能性が高い。


精神世界の住人で、無駄なおしゃべりは好まず、頭の回転が速く論争になると誰も太刀打ちできないなど、シャタビシャーの性質が良く当てはまっている。


『秘密結社イルミナティ入会講座<初級篇>』の中で、プラトンの流出説やプラトン-ピタゴラス体系など、様々な世界の起源説について論駁し、口汚く罵る有様は、火星が2室(スピーチ)に在住しているからではないかと思われる。



出生時間を08:08:28に設定すると、ラグナは水瓶座シャタビシャー13°34’であり、最初の0°~6°40’の間は、ダニシュターである為、ラグナは6°40’~13°34’までの間で、シャタビシャーの第1パダ~第3パダのいずれかで、ナヴァムシャのラグナは射手座、山羊座、水瓶座のいずれかである。




啓蒙主義(西洋近代合理主義)= 人類の歴史を牽引する力


因みに神智学で言う所のワールドティーチャー(世界大師)は、愛とは純粋理性のことであると述べている。


つまり、霊ヒエラルキー及び、ワールドティーチャーは欧米の啓蒙主義思想及び、その背後で活躍したフリーメーソン、イルミナティーの運動そのものである。


然し、この本来、純粋な活動のはずだった啓蒙主義運動(思想)が、現代では、欧米の金融資本家・多国籍企業の経営者・王侯貴族のグローバルに利益追求する活動に堕落したのである。


これは上述したようにこの純粋な霊ヒエラルキーの啓蒙主義は、特に建築家ヒラム・アビフを殺害した3人の弟子に象徴されるように弟子たちの過ちによって常に歪められる可能性を秘めているからである。


ルシファーの顕現によって、人間に自我意識が生まれると当然そこに欲望が生じるのであり、利己主義が生じてくる。


ルドルフ・シュタイナーは、ルシファーの顕現は、必要悪であると述べている。


聖書で知恵の木の実を食べて、堕落したアダムとイブは、自我意識、自由意志を得たのであるが、それは自己中心的に生きる自由も手にしたことになる。


これがいわゆるキリスト教で言う所の原罪であり、人間の堕落であるが、人間が神から分離して自ら神のように振る舞うことを可能にした必要悪なのである。



特にアリスベイリーや神智学によれば、ユダヤ人は、以前の第3光線の太陽系(現在は第2光線の太陽系)において進化の旅路を歩んでいたが、より高位の段階に進めずに堕落して、現在の第2光線の太陽系に取り残された人々であるとされている。(だからユダヤ民族は科学、芸術の分野で多くのノーベル賞受賞者を生み出し、金融や実業の分野においても優秀なリーダーを輩出しているのである)


以前の基準からすれば落第生であるが、現在の地球人類のレベルからすると、高度に進化した存在であり、霊ヒエラルキーの高位の弟子たちを構成していたのである。


然し、ユダヤ教やタルムードなどを見れば分かるようにユダヤ人の思想には精神的な達成と共に物質的な富も獲得するという価値観が常について回り、欧米の成功哲学なども常にそうした思想で色づけられている。


フリーメーソンはユダヤ人の宗教のようなものであるが、このユダヤ人の弟子たちの物質を手放せない歪んだ価値観が根底にある。


フリーメーソンの儀式を司る際の豪華絢爛の衣装や物品、調度類を見ると、いかにもユダヤ色の強い、物質的な価値感を感じさせる。


東洋の腰布一枚で生活し、お金に触れたことがないといった霊性の高いレベルには到達し得ていない印象である。


ワールドティーチャー、霊ヒエラルキーの最上層は、この弟子たちの問題、西洋の物質主義について頭を悩ませている。


フリーメーソン、イルミナティーが世界支配を企む秘密結社で、悪魔教の崇拝者であるとする一般に陰謀論的に流布されているイメージは、元々フリーメーソン、イルミナティー自身が、ユダヤ色が強く、物質的な価値観(物質を手放せなかった3人の弟子たち)の影響を強く受けていること、そして、カトリックやイエズス会に象徴されるような旧世界の封建的諸勢力のフリーメーソン、イルミナティーへの攻撃、中傷、陰謀、貶めなどが原因である。


物質を手放せなかった3人の弟子たち、すなわち、フリーメーソン、イルミナティーというのは、物質性の勢力に半分足を突っ込んだ堕ちた弟子を象徴している。


本来、フリーメーソン、イルミナティーは、西洋の啓蒙主義の精神そのものであり、人類の歴史を牽引している力そのものである。




東洋人(日本人)はこの歴史を推進する力にどう対処すべきか


ルシファーの顕現が人類にとっての必要悪で、それが主に西洋世界で西洋近代合理主義として花開いたが、副産物として、欧米列強のアジア、アフリカなどの再分割、侵略や殺戮、植民地化などが生じた。


ルドルフ・シュタイナーが『悪の秘儀―アーリマンとルシファー』の中で指摘していることであるが、理性をもたらしたルシファーと、物質性のアーリマン(サタン)は連携して働くようである。


それで、西洋近代合理主義は、帝国主義(植民地獲得競争)という形で現れたのである。


基本的に2000年前後から日本に襲い掛かってきた金融ビッグバン、市場開放、規制緩和、構造改革などの新自由主義の流れも、ルシファーとアーリマン(サタン)の連携による悪であったと考えるべきである。

(然し、規制緩和、構造改革など一部、日本にとって良いものもあったと思えるのは、こうした流れはルシファーの権限でもあるからである。従って、合理化そのものは良いものも沢山ある。)



この動きを必要悪などと諦めて受け入れる必要は全くないのであり、ルドルフ・シュタイナーによれば、中国人や日本人、チベット人などは、アトランティス人種の直系の末裔で、霊的傾向を持っているという。


従って、霊性において、西欧人からあえて学ぶ必要などないのである。


欧米人がやってくる前に日本には清潔で、勤勉な洗練された文化が既に存在していた。


欧米からは理性だけを学び、古来からある精神文化を捨てる必要はないのである。


日本は全て欧米の真似をする必要はなく、むしろ欧米人よりも優れた習慣や文化は残していけばよいのである。

















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資本主義の共産主義化について



共産主義が失敗した理由は、物価や供給量を中央の共産党指導部が管理しようとすると莫大な人材と労力、時間が必要になるため、全く現実性を欠いていたからである。

そのため、5カ年計画など大規模な計画経済を行なっても人々のニーズに細かく対応することができる経済を作り出すことが出来なかった。

物は常に不足し、また労働者のモチベーションも低く生産性も上がらなかった。

それで共産主義国、ソ連などでは物を買うために行列が出来るお馴染みの光景が出現した。


つまり、全く経済合理性に欠けていたのである。

その為、共産主義は崩壊した。


そして、共産主義のように中央の指導部で物価や供給量を管理するよりも、自由市場が需要と供給の均衡点により物価を自動的に調整する方がよりコストが安かった。

それで、今も尚、資本主義が続いている。


然し、今、資本主義は円熟期を迎えていて、市場を独占する企業が出現し始めた。

売買や人間のコミュニケーションなどあらゆる人間活動がインターネットを媒介にして行われるようになって来たため、インターネットを制した企業が市場を独占するようになった。

GAFA(グーグル、アップル、フェースブック、アマゾン)の4社は市場を独占するタイプの企業であり、最近、この4社の市場独占について語られることが多くなっている。


そうした企業が今、一番力を入れているのがビッグデータと人工知能を活用して、顧客のニーズをとらえて、その人が欲しがりそうな物を提案していく仕組みだったりする。

例えば、アマゾンのAIが顧客データを分析し、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と勧めてくる商品は買いたい商品ばかりである。

特定の書籍を買うと芋づる式に提案された本を買ってしまうことが度々ある。

そのうち人類全ての需要と供給が顧客のビッグデータを解析することでAIによって把握されてしまうことが予想される。

人々のニーズを細かく分析し、製造業では受注生産方式なども発達して、在庫を抱えることもなくなって来ている。


かつて共産党指導部が夢見たあらゆる国民のニーズを分析し、需要と供給を完全にコントロールすることが、インターネット、ビッグデータ、人工知能によって可能になりつつあるのだ。

先日、ある郊外の街で、急にHDMIケーブルが必要になって買おうとした所、以前あったスーパーマーケットが閉店しており、以前あった電気の小売店なども全くなくなっており、どこにもHDMIケーブルを買うことが出来る店はなかった。

Amazonや電気店にネットで注文するか、都心部の大型電気量販店などに行かないと買うことが出来ないのだ。そういう時代である。


従って、以前、沢山の小売店で賑やかだった街は、店が全くなくなっており、最近、建て替えた市役所の立派な建物とだだっ広い前庭にぽつんぽつんと2、3の人影があるぐらいで、まるで、ソ連のクレムリン広場のような何もない殺風景な空間があるだけだった。


その街の光景は、昔、テレビで見たソ連の街並みによく似ていて、商店が全くなく殺風景な空間なのである。


スーパーマーケットが閉店しても新しい店がオープンする気配はなく、跡地は住宅になるか、あるいは駐車場になるかぐらいしかない。


つまり、工場や配送所から直接、個人宅にネットで注文された商品が届けられるという文化が浸透して、もはや小売店は全く売り上げを上げられなくなってしまったのだ。


それでかなり小売店の数が少なくなってしまった印象がある。



最近、ベーシックインカムという議論が盛んになってきたが、その根底にある理論は、税金を徴収して福祉を充実させるよりも、直接、お金を国民一人一人に配った方がコストが安いという経済合理性について主張している。


大規模な福祉や徴税システムを維持するには、その事務作業、会計処理などを行なう莫大な人材や労力などのコストが発生する。


ベーシックインカムは、これらのコストを不要にするため、経済合理性が高いのである。


経済合理性が高いことはやがては実施されることになる。それは時間の問題である。



そうすると、西洋近代合理主義が推進した強欲な資本主義は、ついに人類に健康で文化的な最低限度の生活が維持できるぐらいの保障をベーシックインカムなどの直接的な手法で与えた方が、自分たちの利益や経済的な支配力を最大化できるという理解にまで、まもなく辿り着くのである。


かつて、フォード自動車で初めて、週休2日制を導入した時も、その方が労働者の生産性が上がることに気づいた結果であった。


だからフォード自動車が行った「週休2日制」という労働者へのプレゼントは「経済合理性」を突きつめた結果である。




フレデリック・テイラーというアメリカの技師が、労働者の作業や道具の標準化を図り、仕事を細分化し、それに擁する時間を計測して、合理的で効率的な生産現場の革命をもたらしたのである。(以前の記事『フレデリック・テイラーの科学的管理法』参照)




これが後に大規模工場での多数の単純労働者の単純作業の組合せによる効率的な生産ラインをもたらし、また資本家の利益も最大化することになった。


そして、後にこれが機械(ロボット)によるオートメーション化をもたらした。



この時、フレデリック・テイラーのこの科学的管理法に熟練労働者たちからなる労働組合は、単純労働者に仕事を奪われるため、大反対したのである。


そうした仕事の工程の細分化が、ロボットによる作業を可能にして、最終的には人工知能で制御された完全無人の工場を作り出すのである。


最近、無人のコンビニなどが出現し始めたが、資本家たちは、自分たちの利益を極大化するために経済合理性を追求するためにそれを求めている。



しかし、こうして経済合理性を追求した結果、不必要になった労働者たちの生活を支えるための莫大な社会的コストを支払う必要性が生じたのである。


何らかの手を打たないと社会不安は増大し、フランスで現在、起こっているようなデモも多発してしまい、自分たちが作りだした経済的支配体制も揺らぎかねず、また社会的損失にも多大なものが生じてしまう。



そこで最終的に経済合理性のゆえにベーシックインカムを導入せざるを得ないのである。



そして、その結果、労働者は労働から解放されることになる。



かつて、フレデリック・テイラーの科学的管理法に反対した労働者たち(熟練工)もそこまでの未来は見通せなかったということである。




これが資本主義の共産主義化である。



資本主義の円熟した最終形態は、共産主義なのである。



これが今、水瓶座の時代に入っていくにつれて起こりつつある出来事である。



最近、ビットコインが再び、上昇トレンドに入ったようだが、ベーシック・インカムを実施する上で、鍵となるのが、仮想通貨である。



ベーシック・インカムの導入は、経済合理性を追求しなければならないため、既存の政府機関や銀行業界で、その仕組みを実施するのではコストがかかり過ぎる。



ベーシック・インカムが、仮想通貨で支払われるのであれば、簡単で、低コストで実施することができる。



これまでのお金は政府が国債を発行して日本銀行から日本銀行券を購入したものである。



政府がこの日本銀行券に法的通用力を与えて市場に流通させているが、この物理的紙幣や貨幣の維持管理、そして、銀行ネットワークを用いた振込みの仕組みでは、コストがかかり過ぎる。



仮想通貨であれば、こうしたベーシックインカムという仕組みをほとんどコストなしで実施することが出来る。



仮想通貨の本質とは、こうした政府と中央銀行、市中銀行によるお金の仕組みの維持運営を民間の個々人のコンピューターパワーを使って行なおうというものである。



やがて、エネルギー革命が起こり、核融合や変換効率の良い太陽光発電など、安価なエネルギーが使用できるようになると、仮想通貨が無尽蔵にマイニングできるようになる。



つまり、それはお金が有り余っている世界である。



お金は有り余って、全ての人が十分に持てるようになるため、それはお金がいらない社会の一歩手前である。



そして、それが訪れる時には、人々の必要物を工場から直接配送する流通の仕組みがAmazonのような巨大企業によって作り上げられているのである。



人々はインターネットで何でも自由に注文すれば、翌日には品物が自宅に届くといった便利な生活を送ることになる。



その支払いは、自分でマイニングした仮想通貨、あるいは、ベーシックインカムとして政府から支給された仮想通貨で行うのであるが、エネルギーが無料になったら、その支払いの意味もやがてはなくなってしまう。



このようにして進化した資本主義は、共産主義社会となるのである。



但し、その共産主義社会は、ソ連のような一党独裁の管理者による全体主義的な社会ではなく、リバタリアニズム社会主義といったものである。



人々は、今だかつてないほどの自由を享受し、政府の機能は、警察、軍事、インフラ管理(ガス、水道、下水道、公共交通機関)などに限定され、限りなく小さい政府となる。



リバタリアンとは、政府を嫌い、社会を認めずに個人的な最大限の自由を追求する急進的自由主義者(自由至上主義者)である。



そうした人々が政府を意識せずに自由を満喫できる社会主義が、リバタリアニズム社会主義である。



資本主義の経済合理性がこのまま進んで行けば、これが民主化運動などとも連動して、上記のような社会を作り上げていくと考えられる。



こうした社会のリーダーたち(管理運営者)とは、やはり、現在、注目を浴びているGAFAの経営者のような人物たちが担うことになると考えられる。



但し、ユヴァル・ノア・ハラリの『ホモデウス』やヒトラーの予言で示されたような一般大衆にサービスを提供する側の有能な超人たちと、サービスを享受するだけの一般大衆というような二分化が進んでしまうかもしれない。



そうした問題は残るものの、無料で何でも欲しいものが手に入る社会、そして、システムを脅かさない限り、許される最大限の自由を享受することが出来る。



それが資本主義の共産主義化の意味であり、資本主義を推進した理性の光が、純粋理性として最終的に人類を桃源郷(リバタリアニズム社会主義=共産主義)に導くのである。

















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あだ名づけ名人・有吉弘行のブレイクの秘密



以前からお笑い芸人・有吉弘行のチャートについて詳細に調べたいと思っていたが、後回しになっていた。

猿岩石としての旅行企画で、ブレークし、その後、売れない時期が7~8年続き、内村プロデュースという番組に出演し始めることで、復帰し、芸能人にあだ名をつけたことで、大ブレークして、現在、レギュラー番組を15本以上抱える売れっ子芸人になった。

こうした浮き沈みの大きい人生というのは非常に興味深い。

どのような配置が転落をもたらし、どのような配置がブレークをもたらしたのか調べないではいられなくなる。

そこで以前、チャートを作成して調べてはいたが、確信が持てないこともあり、記事の方にまとめられてはいなかった。


結婚、子供の誕生といった人生のイベントが起こっていない為、中々、決定的な証拠を見つけにくいのである。

然し、以前、番組でブレークした時のトランジットやダシャーから、また性格的な特徴、雰囲気などから、私は、有吉弘行は、獅子座ラグナではないかと思っている。


獅子座ラグナにすると、一度、ブレークして、その後、売れない時期が続き、再ブレークしたことがダシャーから綺麗に説明することが出来る。




まず、高校に在学中の1992年12月に『EXテレビ』(読売テレビ)の企画「公開弟子審査会」に合格し、オール巨人に弟子入りするといった形で、芸能界に最初の接触をしている。


この時、土星は2室に乙女座に木星がトランジットし、土星が6室をトランジットし、6室と8室にダブルトランジットを形成している。




この時期、兄弟弟子と喧嘩をして相手に怪我を負わせてしまい、巨人から謹慎を言い渡されたようである。


6室と8室へのダブルトランジットの象意と一致している。


ラーフは4室をトランジットし、ケートゥは10室をトランジットしていたが、このような事件によって謹慎の憂目にあったことは10室のケートゥが象徴している。


ダシャーはラーフ/水星期であったが、水星は11室支配で6室支配の土星とコンジャンクトしており、またラーフから見て、水星は8、11室支配で3室支配の土星とコンジャンクトしており、6-11、8-11、3-11、3-8の絡みなどが生じている。


兄弟弟子などの身近な人物は、3室や11室の象意などによって表されるため、ちょうど、この時期の喧嘩、争いの象意に一致している。


芸能界の象意は3室であるが、このように芸能界に入る人の最初のきっかけはテレビ番組の企画に応募するなどの形で入るケースもかなり多い。



1994年、地元の同級生だった森脇和成を誘って二人で上京し、太田プロダクションに所属し、お笑いコンビ猿岩石を結成している。



1994年はトランジットの土星が7室を通過していた時期である。






その為、相棒を自ら誘って、上京して、お笑いコンビを結成したのである。


これはある種、結婚などに近い、ビジネスパートナーを選ぶ行為である。



通常、お笑い芸人は、事務所に入ってから、事務所側からコンビを組まされたりするケースも多いが、有吉弘行の場合、自分で相方を見つけて、コンビを結成したということである。


5室、8室支配の木星が7室に在住し、その木星に対して土星がトランジットしていた為、イベントや企画ものなどの創作活動を一緒に行う相方が欲しい時期であり、8室の支配星が7室に在住していることから、相方というものに依存する時期でもある。


一緒に上京してくれる相方を必要としたのである。


ラーフは3室をトランジットし、芸能活動をこれからやっていくという意気込みが感じられる配置である。




そして、1996年に『進め!電波少年』でのヒッチハイクの旅の企画でブレイクするのであるが、1996年2月16日~12月26日までのトランジットで、土星、木星、ラーフ、ケートゥ軸は、以下のような配置になっている。






木星が5室をトランジットし、土星が8室から5室にアスペクトして、5室(創作活動、演劇、舞台)にダブルトランジットが生じている。


この為、この時期、『進め!電波少年』で1年がかりで、ヒッチハイクの旅の企画で番組を作り上げ、主演を務めたのである。


この時、注目すべきは土星が8室を通過し、ケートゥが8室を通過していたことである。


旅の企画で、ヒッチハイクで、いろんな人に声をかけても必ずしも車に乗せてくれる訳ではない。


8室に2つの凶星がトランジットしていたことは、テレビ番組の企画とはいえ、相当、協力者を見つけるのに苦労したことを表わしている。


車に乗せてもらえませんかと相手に持ちかけても容易には乗せてくれない配置である。


この時の土星とラーフ/ケートゥ軸のトランジットは、そうした経験を物語っているのである。



そして、猿岩石は、この企画で、ブレークし、一躍有名になるが、その後、暫く低迷が続く。






まず、このヒッチハイク企画でブレイクしたのが、ラーフ/金星期であるが、ラーフ/金星期は、デビューの時期であり、その後のブレイクの最初のタイミングである。


金星は3、10室支配で海外旅行の9室に在住して3室にアスペクトバックしている。



従って、旅番組でのブレイクなのである。



ラーフ自体は4室に在住しているが、蠍座で減衰している。



そして、ディスポジターの火星は4、9室支配のヨーガカラカだが、12室で減衰している。



ラーフ期は、ラーフ自身もディスポジターも減衰し、9室(海外旅行)の支配星で、12室(海外)に在住している。



マハダシャーのラーフは幸福な配置とは言い難い。



アンタルダシャーの金星が、3、10室支配で、9室に在住し、3室にアスペクトバックするなどしている為、アンタルダシャーレベルで、芸能界で活躍できる時期が訪れたというだけである。



おそらくラーフ/金星期、そしてその後のラーフ/太陽期が終わった後、2000年4月頃からラーフ/月期、ラーフ/火星期に移行していくがこの時期が、彼らの最も悲惨な低迷期である。


アンタルダシャーの月は12室支配で2室に在住して、お金がないこと、あるいはお金が稼げないことを表わしている。



またアンタルダシャーの火星は、12室で減衰し、ディスポジターの月は2室に在住しているため、やはり12室支配で2室に在住する月の象意をもたらしている。


月はケーマドルマヨーガで不安定で弱く、他の惑星のアスペクトなども受けていない為、全く孤立無援で、サポートがない状態である。



彼らはこの時期にあまりにも仕事がなく貧しいので、トイレットペーパーを食べたと後の対談番組で語っている。


トイレットペーパーを食べるというのは、芸人のネタのような話だが、然し、実際、この時期は、孤立無援で稼げない様子が、この月の弱さから推測できるのである。



そして、この苦しい時期を7~8年経験し、それから抜け出るのが、マハダシャー木星期に移行した後である。






2004年に猿岩石を解散し、ピン芸人として活動を始め、『内村プロデュース』に度々出演するようになったことで、新しいスタートを切ることになる。


ダシャーは、木星/木星期であるが、この時、番組内で、度々裸になり、体を張った企画が多くこなしている。



そして、2007年に品川庄司の品川祐に対し世間が持っているイメージを「おしゃべりクソ野郎」と表現して爆笑を呼んだことで、あだ名付け毒舌芸人として、大ブレークするのである。



2007年、『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』で発生した「おしゃクソ事変」が話題を呼ぶ。これは2007年8月23日放送回で、品川庄司の品川祐に対し世間が持っているイメージを「おしゃべりクソ野郎」と表現し、これが爆笑を呼んだと言うもの。このコメントは同番組の年間流行語大賞となり、有吉本人も「久々に爆笑と言う感覚を味わった」と言う。この後有吉はあだ名、毒舌芸人として人気を得ることとなる。

(wikipedia 有吉弘行より引用抜粋)


その後、数々の芸能人たちに対して、有吉弘行は次々とあだ名を付けていくが、全てその人物の特徴をとらえていて、面白く爆笑を誘うものが多い。


この有吉の才能が爆発したのが、2007年7月以降の木星/水星期である。



まず、既にマハダシャーは木星期に移行していたが、木星は5室支配で7室に在住しており、ラージャヨーガを形成している。



そして、アンタルダシャーの水星は2室(スピーチ)の支配星で、11室(高い評価)で自室に在住し、5室(創作)支配の木星からのアスペクトを受けている。



従って、言葉遊びのようなことで、高い評価を得たことを意味している。



木星から見ると、水星は5室支配で5室に在住し、ラグナロードの土星と1-5のラージャヨーガを形成している。



水星はジャーナリズムとか評論などを意味する惑星であり、その水星に6室支配の土星がコンジャンクトすることで、リアリズムを追求した鋭い評論を表わしている。




実際、有吉のあだ名は、相手の弱点、個性などをえぐりだして鋭く風刺するもので、しかも俳句や川柳のように短く一言でまとめているという点で、芸術的である。


まさにあだ名の名人といってもいいかもしれない。






このブレイクした2007年8月は、木星は4室蠍座をトランジットし、土星はラグナの獅子座をトランジットし、10室に木星と土星がダブルトランジットしていた。






つまり、注目を浴びて大舞台に立つ時期である。



何故、私がこの有吉のあだ名づけに共感し、興味を覚えたかと言えば、私自身、水星が双子座で自室に在住し、土星がコンジャンクトしている配置を持っているが、言葉遊びというのが昔から好きである。



そして、人にあだ名を付けたり、毒舌を吐くのも昔から好きで、かなり上手だった。



相手の弱点、相手が気にしているコンプレックスのようなものを鋭くえぐって、相手をいじるのである。



以前から私は人に対して、毒舌を吐かずにはいられない性格であった。



こうした趣向があったが、これをやるとかなり嫌われるので、最近は封印している。





以前、K.N.ラオ先生によれば、ユーモアを表わすコンビネーションは、水星と火星の絡みであるそうである。



つまり、水星は批評家精神を表わし、火星はそれに実行力や鋭さを与える。



ユーモアとは、鋭い批評精神のことである。



例えば人気コメディアンのトークショーなどでも、必ず、ある対象に対する風刺や批評によるものがほとんどである。



私の水星にも火星がアスペクトしているので、私の記事を呼んで頂いている方は、必ず記事の中で、取り上げる人物に対する批判や批評、毒舌的なものが混じっていることに気づいて頂けるのではないかと思うのである。


もしそれらがなかったら文章は味気ないものになってしまう。




有吉弘行の水星には、火星は絡んでいないが、土星がコンジャンクトして木星がアスペクトしているので、かなり表現力豊かである。


しかもその水星は11室の支配星で11室で自室に在住している。



従って、木星/水星期になって、有吉弘行は、次から次へとまるで、文学作品や詩や俳句、川柳を生み出すかのように数々の傑作のあだ名を生み出して、あだ名付け名人のような形で高い評価を受けて、大ブレークを遂げたのである。



そのようにして、有吉弘行は、マハダシャー木星期に大ブレークを遂げた。



ナヴァムシャでもやはり水星期にあだ名付けトークでブレークした理由がなければならない為、今回は、獅子座に設定してみた。



獅子座ラグナに設定すると、2、11支配の水星が5室に在住して11室にアスペクトバックする為、水星期にトークやスピーチで創造性を発揮する配置となる。



またラグナロードの太陽が10室で、3、10室支配で自室の金星とコンジャクトしているが、これは主演俳優の配置であり、テレビ司会者などで、自らの冠番組などを持って、番組の中心にいる獅子座的なスターの配置であり、現在、レギュラー15本を持つまでになった彼の現在の芸能界での立場に一致している。






もしナヴァムシャが獅子座ラグナであれば、ラーフ/金星期にヒッチハイクの番組でブレークした理由もよく説明できる。


ラーフは海外の7室に在住し、常に車に乗ってもいいかどうか交渉しながらの旅であった為、7室の象意に該当する。


またこの時、相棒の森脇和成がいたということも7室の象意に該当するかもしれない。


とにかく、旅の企画で、多くの外国人と遭遇した(7室のラーフ)ことと思われる。



そして、この番組でテレビの人気者になることが出来たが、アンタルダシャーの金星が3、10室支配で10室でマラヴィアヨーガを形成し、ラグナロードの太陽とコンジャンクトしているからである。

とにかく、この猿岩石のヒッチハイク企画は、当時、一世を風靡したのはこの配置があったからではないかと思われる。



そして、現在、有吉弘行は特に結婚していないが、それは1-7軸にラーフ、ケートゥが在住し、7室支配の土星が6室(離婚)に在住し、火星からアスペクトされているからではないかと思われる。また8室に土星がアスペクトしており、また月からみた8室に土星が在住し、火星がアスペクトしている。



もしナヴァムシャが、獅子座ラグナで正しければ、ダシャムシャもほぼこのラグナで行けると思うが、山羊座ラグナで、3、12室支配の木星が9室に在住している。


この木星期にブレークしたことを考えると、仮にラグナが山羊座ではなかったとしても木星は、ケンドラやトリコーナなどの良いハウスに在住している可能性が高い。


そして、土星がコンジャクトしていることから、マハダシャー土星期にも有吉のブレークは継続していくと思われる。



有吉は既に2018年11月からマハダシャー土星期に移行しており、現在、土星/土星期である。






ダシャムシャが山羊座ラグナで正しければ、ラグナロードの土星が9室に在住して、3室支配の木星とコンジャンクトしており、月から見ても3室支配で5室支配の木星と11室に在住している。


基本的にマハダシャー木星期の流れを引き継いでいく時期である。


出生図でも木星が土星に一方的にアスペクトしており、土星期は5室支配の木星の影響を受け続け、そして、11室支配で自室に在住する強い水星がコンジャンクトしている為、あだ名付け名人としての称号はこれからも維持し続けていくということである。


このようにラグナから11室で強い惑星が在住する場合、その人物は、その惑星のダシャーの時期に一躍、高い称号や評価を得て、表彰されることになる。


有吉のチャートは、見る人が見れば、成功者のチャートなのである。


但し、それをいささかも感じさせない位、惨めな境遇に落ちいる要素を持っていたのが、マハダシャーラーフ期である。



ラーフは4室で減衰し、ディスポジターが12室で減衰しており、全く良い所が見られない。


彼の弱点は、ラーフと火星と月である。


これらのダシャーが前面に出て来た時、彼は、いささかの不遇を味わうのである。


有吉弘行の浮き沈みが大きく落差の大きい人生の秘密は、こうした配置にある。




因みに今回、出生時間を12時に設定して作成したチャートで、そのまま出生図が説明できてしまった。


ナヴァムシャやダシャムシャも説明できるような気がしたが、これについてはまだ検討が必要である。




有吉は、最近、これまで5年半続いた『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)が終了するなど、「人気低下」を指摘する声も出ているようである。



これはおそらくマハダシャーが5室支配で7室に在住してラージャヨーガを形成する木星期から、6、7室支配で11室に在住する土星期に移行したからである。


マハダシャー木星期の間は、マハダシャーがラージャヨーガを形成している為、アンタルダシャーにどんな惑星が来たとしても、大抵は問題がなかったのであり、創造的で良い仕事が出来る時期であった。



然し、マハダシャーが6、7室支配の土星期に変わった後は、今までのようには行かなくなるのである。


土星は11室に在住して、木星のアスペクトを受け、11室支配の強い水星とコンジャクトしている為、依然として、木星期に築いた評価や称号を引き継いで維持し続けると思われるが、6室支配の土星が11室に在住する配置は、有吉弘行への酷評や批判なども表わしている。


今後、有吉弘行がつまらなくなったとか、有吉弘行は、思い上がっているといった高い評価に疑問符を投げかけるような批評にさらされることになる。


これは11室に在住するマハダシャーラーフ期に入った途端に「つまらない」とか「大御所のつもりなのか」といった酷評を受け続けたダウンタウンの松本人志と同じである。


上記の「人気低下」を指摘する声というのは、早くも6室支配で11室に在住する土星の象意が噴出して来たことを表わしている。



然し、松本人志に見られるように批評や酷評に晒されながらも何とかそれを乗り切って行くのが11室に在住する凶星である。


11室のウパチャヤハウスに在住する凶星は、酷評されたとしても依然として注目を浴びている存在には変わりない。


注目されているからこそ酷評されるのである。



従って、11室の凶星とは、酷評されてもその酷評が多くの人から注目されている証であり、多くの酷評も評価の一つなのである。


つまり、最近、炎上ビジネスといったものがあるが、酷評されるということは、多くの人から注目されているという意味で、むしろ、それは評価の一種なのである。










(参考資料)



有吉弘行、毒舌でも嫌われない驚異の処世術
自分を下げ聞き役に徹し、直球で核心へ迫る
木村 隆志 : コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
2016/07/09 6:00 東洋経済ONLINE

最も多くの番組でMCを務めた有吉弘行

早いもので2016年の上半期も終了。下半期がスタートしましたが、あらためてテレビ業界を振り返ってみると、最も多くの番組でMCを務めたのは有吉弘行さんでした。

レギュラー番組では、月曜の『有吉ゼミ』(日本テレビ系)、火曜の『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)、水曜の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)、木曜の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)、金曜の『究極の○×クイズSHOW!!超問!真実か?ウソか?』(日本テレビ系)、『有吉ジャポン』(TBS系)、土曜の『有吉くんの正直さんぽ』(フジテレビ系)、『有吉反省会』(日本テレビ系)の8本。日曜以外の全曜日でレギュラー番組を持つ上に、『なるほど!ザ・ワールド』(フジテレビ系)や『有吉の壁』(日本テレビ系)などの特番でもMCを務めることが多く、正真正銘のトップと言えます。

芸人のMCと言えば、お笑いBIG3(ビートたけしさん、タモリさん、明石家さんまさん)の時代こそ単独でしたが、それ以降は、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、爆笑問題、ナインティナインなどのコンビ芸人が主流になっていました。

さらに、最近のバラエティー番組は出演者が増えて仕切ることだけでも難しいのに、笑いを取ることも求められるため、「よほど能力が高くなければ単独MCは務まらない」と言われています。

しかし、仕切りと笑いを取る能力で言えば、他の芸人たちも負けていないはず。また、現在42歳で芸歴22年の有吉さんは、会社員で言えば中間管理職のポジションに過ぎず、先輩世代の出演者も多いだけに、トップとして現場をまとめるのは難しいところもあるはずです。

なぜ有吉さんは芸人たちの間から一歩抜け出し、単独MCを務めるまでに登り詰めたのでしょうか?

その答えはズバリ、誰からも一目置かれ、好かれるキャラクター。MCの番組が多いのは共演者やスタッフから好かれている証拠であり、ツイッターのフォロワー数が日本人トップの約580万人であることから視聴者も同様でしょう。

猿岩石として大ブレイクしたあと、「天狗になって周りに人がいなくなった」と語るなど嫌われていた有吉さんが、どんな処世術を身に付けて人から好かれるようになったのか? ここでは有吉さんの処世術に触れながら、一般企業のサラリーマンが上司、部下、取引先などから好かれるための方法を紹介していきます。

「できると思われたい」「モテたい」が命取り

有吉さんの武器と言えば、誰もが知っているとおり、毒舌。しかし、同じように毒舌を売りにしたタレントも多い中、有吉さんが受け入れられているのはなぜでしょうか。

受け入れられるベースになっているのは、どん底の過去と裸一貫の再スタート。月収2000万円から0円に転落するまでの一部始終を知る人々は、「有吉なら言ってもいいかな」と許すだけでなく、「有吉が言うと面白い」とまで思っているのです。実際、再ブレイクしてからしばらくの間は、「お前、地獄見たことねえだろ!」を決めゼリフにして笑いを取っていました。

特筆すべきは、過去の失敗や恥部をすべて認め、詳細まで明かしていること。たとえば、「どん底のとき、唯一やらなければいけなかった仕事は、午後4時に事務所へ電話をして、明日の仕事を確認することでした。『仕事はありません』と言われるためだけに毎日電話するのがつらくて、午後4時になると体が震えて。そんな生活が7~8年間も続きました」というエピソードは壮絶です。

その他にも、「人から『落ち目だ』とさげすまれるのが嫌で引きこもりになっていた」「1日1食で、夜10時まで待ってスーパーの見切り品を買いに行く生活」「ホームレスやるのも大変だから本気で自殺を考えた」などとセキララに明かして、現在のベースとなるキャラクターを作りました。

しかし、雌伏のときを経て、有吉さんはあることに気づきました。それは、プライドを捨てること。「才能を認めてもらいたい」「女にモテたい」という願望を捨てた有吉さんは、『内村プロデュース』(テレビ朝日系)で全裸になり、マスクや顔面ペイントで出演するなど芸風を変えることで、男性ファンを獲得しました。つまり、ターゲットを男性に絞ったことで、新たな道を切り開き、多くの仕事だけでなく好感度も獲得したのです。これがのちに『アメトーーク!』(テレビ朝日系)での「おしゃべりクソ野郎」につながり、あだ名芸を確立させる転機になったのは間違いありません。

この流れをサラリーマンに当てはめると、大切なのは「できる人間だと認めてもらおう」「女性社員からモテよう」という願望を捨てること。多くの人々にアピールするのではなく、一部の層に好かれることでチャンスをつかみ、実績を積み重ねることでやりたい仕事に近づくという形が考えられます。このような流れに乗れたら、結果として「有吉さんのように、仕事の成功だけでなく、多くの人々から好かれていた」という状態も夢ではありません。

嵐や指原に共通するネガティブさ

毒を吐いても受け入れられる、もう1つの理由は、ネガティブさと脱力感。もともと有吉さんは、どん底時代ですら、「頑張ってはい上がろうとは思わなかった」「『オレ、もうダメだな』とへコんでばかりいた」というネガティブな性格の持ち主でした。ブレイク時も無駄遣いはせず、「仕事がなくなったときのために7000万円貯めていた」というエピソードは、およそ芸人のイメージからかけ離れています。

しかし、そんなネガティブさは、2010年代における芸能界のトレンド。かつて不遇の日々を過ごし、「個性がない」「トークがグダグダ」と揶揄されることを自虐的に話していた嵐は、親近感や正直さを武器に、今や国民的グループになりました。一方、AKB48ではヘタレキャラに加えて、異性スキャンダルまで起こした指原莉乃さんが、親近感と正直さを武器に、選抜総選挙で3度の1位を獲得。有吉さんも含め、ネガティブさをベースにした親近感と正直さは、今の時代に求められているものなのです。

有吉さんは著書の中で、「『絶対に面白い』という絶対評価ではなく、『ここでは面白い』という相対評価でいい。だから、できるだけ芸人が多い番組で仕事をしたくない」と語っていました。実際、有吉さんはアイドルや俳優など、芸人以外のタレントが多い番組で強さを発揮していますし、ピン芸人の一大イベント『R-1ぐらんぷり』にも出場していません。

芸人を志す人のほとんどは、「絶対に面白い」と言われたいものですが、有吉さんにそのような承認欲求はなし。芸人同士でバチバチ競い合おうとせず、「芸人以外のタレント相手に、勝てる戦いをしているだけ」という脱力感を漂わせています。一見、ずるいような気もしますが、現実は「芸人以外のタレントから一目置かれるうえに、芸人仲間に敵を作らない」などいいこと尽くし。ちなみに、嵐も指原さんもアイドル同士では戦わず、アイドル以外の出演者が多い番組で、かっこよさやかわいさを際立たせています。

この考え方はサラリーマンも同じで、「あらゆる仕事で、全社員から認められよう」という絶対評価ではなく、「この仕事で、この人たちから認められよう」という相対評価を目指すのが得策。それが同僚と戦わないことにつながり、一目置かれるうえに、好かれやすくなるのです。

キーワードは、「暖簾に腕押し」「糠に釘」「豆腐にかすがい」。いずれも手応えがなく、あるのは脱力感のみ。少なくとも、脱力感を漂わせる人は嫌われることはないでしょう。

大御所や苦手な人と話すときの必勝法

有吉さんのコミュニケーションに関する処世術で最も参考になるのは、そのバランス感覚と合理性。これまで有吉さんの毒舌に対して、「毒を吐いたあとに必ず笑うなど、バランスがいい」「毒というより、視聴者の気持ちを合理的に代弁している」などの分析もありましたが、決してそれだけではありません。

バランス感覚と合理性が如実に表れているのは、先輩や後輩との接し方。有吉さんは「先輩からも後輩からも好かれよう」という理想論を追求してストレスをためることはなく、先輩についていくのが基本で、後輩は後回しにしているそうです。さらに、「育てた後輩が辞めるとショックが大きいから、育てるとしても1からではなく、8から育てて10にするだけ」と話しているように、自分と相手がストレスをためない方法に徹しています。

先輩(上司)や後輩(部下)とのコミュニケーションは、芸能人よりもサラリーマンのほうが多いものですが、有吉さんのようなバランス感覚と合理性を持ち合わせている人はごくわずか。社内の人間関係でストレスを抱えて、肝心の業務に支障をきたしているようでは、質の高い仕事に恵まれることはないでしょう。

有吉さんのコミュニケーション方法で、もう1つ特筆すべきは、聞き上手であること。ただ、特別なテクニックがあるというよりは、「聞き役に徹する」というスタンスの取り方が絶妙なのです。

有吉さんは、「大御所や苦手なタイプと話すときは聞き役に徹する」と明言しています。相手が答えやすそうな質問を続けることで、気分よく話させていますし、自分に難しい質問が返ってくることもないなど、実に合理的。ツッコミや毒舌を最小限に留めることで、相手の持ち味を引き出しています。また、自分が詳しくないジャンルの人に対しても、知っていることをわざわざ聞くようなシーンも多く、聞き役に回って前に出すぎることはありません。

サラリーマンも同様に、上司や他部署の人、苦手な人や他業界の人には聞き役に徹するのが得策。有吉さんが「僕は聞くフリがうまいだけ」と話しているように、あなたもある程度は聞くフリができるはずです。余裕がある人は、有吉さんのようにツッコミや毒舌をはさんでみても面白いかもしれません。

余談ですが、冠番組の名前が『マツコ&有吉の怒り新党』『櫻井有吉のTHE夜会』の順であることも、有吉さんのバランス感覚と合理性が垣間見えるポイント。これくらいのわずかな謙虚さで好感度を得るテクニックは、実にクレバーと言えます。

「毒舌を吐くうえでのポリシー」とは?

ここまで有吉さんの人から好かれる処世術を紹介してきましたが、最後に触れておきたいのは、「仕事ができるように見せない」「成功しているように見せない」こと。「実力以上に見せたい」「成功しているように見せたい」のが人の心ですが、有吉さんは「実力以下に見せる」どころか「自分を下に下に見せる」ことを心がけているそうです。トップに君臨する現在でも、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんをはじめ、残念なキャラの芸人たちと楽しそうに接しているのは、そういう姿勢によるところもあるのでしょう。

これをサラリーマンに置き換えると、「仕事ができるように見せない」ほうが攻撃を受けにくく、仕事がしやすいということ。社内外の人々から反感を買うか、好感を得るかは紙一重であり、このような処世術1つで大きく変わるものです。

また、「『毒を吐いているけど、本当はいい人なんでしょ』というイメージを持たれるようになってから、意図的に風俗や性癖の話を入れて自らを下げている」のもポイントの1つ。「上がりすぎず、下がりすぎず」のイメージコントロールは、みなさんにも参考になると思います。

コラムの締めくくりとして、「自分も有吉さんのように毒を吐きたい」という人にヒントを挙げておきましょう。

有吉さんは自身の毒舌について、「余計な言葉を抜きにしてストレートに物事の核心に迫る。内輪で言うような言葉を外に向けることで、相手の心の中に飛び込めて人間関係がうまくいく場合もある」と語っていました。このコメントから有吉さんは、仲良くしたい相手に対して、距離を縮めるために毒を吐いている様子がうかがえます。

その証拠に有吉さんは、「悪口は言っても陰口は言わない」をポリシーにしていますし、どうでもいいと思っている人には毒を吐きません。これも“芸能界の中間管理職”に過ぎない有吉さんが、毒を吐きながら現場のトップを務められる秘訣のような気がします。好きなものだけでもいいので、有吉さんの処世術をマネしてみてはいかがでしょうか。
参照元:有吉弘行、毒舌でも嫌われない驚異の処世術
自分を下げ聞き役に徹し、直球で核心へ迫る
木村 隆志 : コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
2016/07/09 6:00 東洋経済ONLINE











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皇室の今後について ー 未来の天皇についての議論-



平成31年4月30日午後11時59分を持って明仁天皇が退位し、平成が終わり、新たに皇太子徳仁親王が新しい天皇に即位し、元号が令和となった。


このように平成から令和へと元号が変わると、天皇や天皇制について改めて意識することになる。






徳仁天皇のチャートを見ると、2019年5月4日現在、木星/ラーフ/水星期である。


マハダシャー木星期における最後のアンタルダシャーであるが、2020年5月26日からマハダシャー土星期がスタートする。


従って、天皇として即位して公務にあたる中心がマハダシャー土星期の19年間であると理解できる。


以前の記事で、この徳仁天皇のチャートのナヴァムシャ(D9)が極めて素晴らしいチャートなのだと書いたが、ラグナが水瓶座で、ラグナロードの土星が9室で高揚し、5室支配の水星が5室で自室に在住し、4、9室支配のヨーガカラカの金星が2室で高揚し、10室支配の火星とコンジャンクトしている。


宗教家のチャートのようであり、ラグナロードの土星が9室で高揚するラーマクリシュナのチャートに似ているのである。


この土星期に関して、ダシャムシャ(D10)の配置がどうなっているかというと、3、4室支配で9室に在住し、2、5室支配の木星からのアスペクトを受けている。


ディスポジターの月は10室に在住している。


月はナヴァムシャでも6室支配で10室で減衰しており、パラシャラの例外則で、ラージャヨーガ的に働く配置である。


ナヴァムシャ、ダシャムシャで月が10室に在住していることから、大衆からの人気を表わしていると考えられる。


ダシャムシャの土星が9室に在住していることを考えると、これからの土星期19年間は、国民の統合の象徴としての天皇の公務に相応しいような精神的な活動であることを示している。


例えば、以前、ZOZOTOWN 前澤社長のチャートを見た時に3、4室支配で9室に在住する土星は、芸術家たちを支援する慈善事業を表わしていた。


従って、徳仁天皇のD10での3、4室支配で9室に在住する配置は、芸術文化の振興を支援するような活動であるかもしれない。






因みにD60でも同じ土星が3、4室支配で9室に在住する配置が見られる。


次にマハダシャー水星期が来るが、水星は3、12室支配で8室に在住し、2室支配の太陽とコンジャンクトしている。



この水星はダシャムシャ(D10)では、8、11室支配で、ラグナで自室に在住してルチャカヨーガを形成する火星、そしてラグナで高揚するケートゥとコンジャンクトしている。


水星期にラグナで2つの強力な惑星とコンジャンクトする水星は、8、11室支配とはいえ、強力な配置である。


6-8の絡みなどは見られるが、キャリア上の上昇を表わすかもしれない配置とも言える。


然し、この水星期は、年齢としては79歳以降であり、退位も検討される時期に入っていくと考えられる。



現在、次の皇位継承順位は、1位が秋篠宮文仁親王で、2位が悠仁親王である。



もし徳仁天皇の現役で公務を行なう最も重要な時期が、マハダシャー土星期であるとすれば、およそ20年後が次の天皇のおよその即位時期と仮定して検討することが可能である。



秋篠宮文仁親王は、最近、「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と、高齢での自らの即位を否定する発言を行なっている。



従って、次の悠仁親王が、俄然、注目を浴びることになる。



次の皇位継承者としての悠仁親王の存在感が増しているのである。


そんな中で、悠仁親王の学校の机に刃物が置かれる事件が発生している。


「机に刃物」認める=悠仁さま学校侵入の男―警視庁
時事通信社 2019年5月1日 11:53

 お茶の水女子大付属中学校(東京都文京区)で秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さま(12)の机に刃物が置かれた事件で、建造物侵入容疑で逮捕された長谷川薫容疑者(56)が刃物を置いたことを認める趣旨の供述を始めたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。

 事件前に長谷川容疑者がナイフを購入していたことも新たに判明した。警視庁捜査1課は同日、同容疑者を送検。銃刀法違反容疑も視野に、計画的な犯行だったとみて動機や経緯を調べる。


悠仁親王は、現在、ラーフ/土星期で、マハダシャーのラーフは7室に在住して、世間の注目を集めることを表わしている。






7室は10室から見た10室目のハウスである。


そして、このラーフに3、8室支配の火星がアスペクトしているが、これが刃物の象意である。


3、8室支配の火星がラグナに在住し、ケートゥとコンジャンクトし、6室支配の土星からアスペクトを受けている。


従って、身近に敵が多い印象である。


3、8室支配の火星が4室(机)にアスペクトしており、その4室をトランジットの土星が通過しているので、傷ついた4室の象意(机に置かれた刃物)が出て来たのである。




土星は、5、6室支配で11室支配の月と星座交換及び、相互アスペクトして、5-11の強力なダナヨーガを形成している。


また土星と月は、それぞれ定座にアスペクトすることによって強くなっている。


インディラガンディーなどに見られる強力な配置である。


月と土星のこうした強い絡みは、カリスマ性を表わす配置であり、天皇制の批判者や秋篠宮家の批判者などからの敵対的行為と合わせて、次期天皇として男系天皇を維持しようとする保守派の強い後押しがあることで、強いカリスマ性を発揮しているのである。


この悠仁親王も、もし20年後の2040年頃に即位するという想定をしてみると、その時期は、マハダシャー木星期の半ば頃である。


そして、次のダシャーが土星期である。


マハダシャー土星期は、5室支配で11室支配の月と星座交換している為、非常に高い地位に就いたり、カリスマ性を発揮して、大衆からの注目を集める可能性がある。


ナヴァムシャでは6室支配で6室に在住し、3、8室支配の火星とコンジャンクトしている。


そして、月から見て7室で自室に在住しており、シャシャヨーガを形成している。


ダシャムシャ(D10)では、土星は10室で減衰するラーフとコンジャンクトしているが、特にニーチャバンガは形成していない。


2047年5月からのマハダシャー土星期においては、それなりの高い地位についている可能性があるが、然し、土星は太陽との絡みがなく、土星から見た10室や10室の支配星への太陽の絡みもない。


またダシャムシャにおいても同様である。


その前のマハダシャー木星期は、ダシャムシャにおいて木星は2、11室支配で3室に在住し、6室支配の月とコンジャンクトしている。


従って、マハダシャー木星期の間は、キャリア上の高い地位に就いているように見えない為、おそらく即位はしていないと考えられる。


またマハダシャー土星期に移行してから高い評価を得たり、仕事を行なうような立場に着く可能性があるが、但し、土星は太陽との絡みを得ておらず、公務を表わしているかどうかは疑問である。



現在の皇室典範は、「直系男子への皇位継承優先」とする規定があるが、徳仁天皇の娘・愛子内親王に次の天皇になって欲しいという国民の声も多数出てきているようである。


これが例えば、皇室典範を「皇統に属する長子」が継承できるように改正すべきといった議論も前から行われている。


天皇陛下に「親しみ」82% 女性継承賛成79%、共同通信
2019/5/2 16:18 共同通信社

 共同通信社が1、2両日実施した全国緊急電話世論調査によると、即位された天皇陛下に82.5%が「親しみを感じる」と回答した。「親しみを感じない」は11.3%にとどまった。皇室典範で「男系男子」に限るとした皇位継承を巡り、女性天皇を認めることに賛成は79.6%で、反対の13.3%を上回った。

 内閣支持率は51.9%。4月の前回調査比0.9ポイント減でほぼ横ばいだった。不支持は1.1ポイント減の31.3%となった。

 退位は、上皇さま一代に限って認められた。今後の天皇の退位に関しては「認めるべきだ」が93.5%に上った。「認めるべきではない」は3.5%。


愛子さま天皇待望論高まる 鍵は2年後、「女性」8割賛成
2019年5月4日 05:30 スポニチアネックス

天皇陛下が即位されたことで、皇位継承資格者は(1)皇嗣秋篠宮さま(2)悠仁さま(3)常陸宮さまの3人となった。次世代に限れば悠仁さましかいないという状況の中「愛子さま天皇論」が浮上している。
 共同通信の調査では皇室典範で「男系男子」に限るとした皇位継承を巡り、女性天皇を認めることに約8割が賛成。女性天皇が認められた場合、陛下の子供である愛子さまが皇位を継承する可能性がある。宮内庁関係者は愛子さまについて「愛らしい笑顔で最近はより親しみやすくなられています」と話している。

 女性天皇は歴代天皇で8人おり、いずれも父方の家系をたどると初代とされる神武天皇に行き着く「男系女子」。愛子さまも立場は同じだ。

 女性天皇が関心を集める背景には秋篠宮家が抱える問題がある。秋篠宮さまについては、陛下と年齢が近いことなどを理由に即位をためらわれる意向が伝えられている。長女眞子さまは小室圭さんとの結婚騒動が収束していない。悠仁さまが将来的に皇位を継承しても、結婚相手に「絶対に男を生まなければ」と大きな重責を担わせることになる。

 安定的な皇位継承を巡る議論では、母方をさかのぼれば神武天皇の血筋に行き着く「女系天皇」容認論もある。ただ、安倍晋三首相は女性、女系天皇には否定的だ。

 神武天皇から「男系」によって126代受け継がれた「万世一系」の原理の転換が、果たして可能なのかという問題もある。女性、女系天皇を容認した場合「皇位継承を巡り内乱が起きた壬申の乱のように、愛子さまと悠仁さまを巡る対立が起きる恐れもある」という意見もある。

 賛否がある中、識者の間では「令和3年(2021年)がキーポイント」と指摘する声がある。慎重派の安倍首相の3期9年の総裁任期が満了。さらに、愛子さまが成年皇族として公務を始める。公務を通じ、より親しみやすい愛子さまの姿が伝われば「愛子さまが天皇でもいいのではないか」という声が国民の間に上がってくることも考えられる。

 ▽壬申の乱 672年、天智天皇の弟・大海人皇子に対し、天皇の長子・大友皇子が皇位継承を巡り起こした内乱。敗れた大友皇子は自殺し、大海人皇子は673年に即位し天武天皇となった。



従って、今後、皇室典範が書き換えられて、愛子内親王が天皇として即位できるかどうかが問題となる。






愛子親王のチャートを見ると、ラグナが牡羊座バラニーで、ラグナロードの火星が11室に在住し、10、11室支配の土星と相互アスペクトして、1-10、1-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。


これは高い地位や高い役職を表わす配置であり、このラグナロードの火星に対して9室支配の木星がアスペクトして保護している。


これらの配置から有名になり、高い地位について、父親あるいは恩師からのサポートも厚いことを表わしている。


月から見た場合、9、10室支配のヨーガカラカの土星がラグナロードで6室支配の金星と相互アスペクトして、1-9、1-10のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。更にそこに5室支配の水星や4室支配の太陽などが絡んでいる。


ラグナから見た場合でも月から見た場合でも10室の支配星に太陽がアスペクトしており、公務を表わしている。


ナヴァムシャを見ると、10室の支配星が王室のハウスである獅子座に在住し、5室支配の木星のアスペクトを受け、ディスポジターでラグナロードの太陽は、玉座を表わす4室に在住している。


10室は4、9室支配のヨーガカラカの火星やラグナロードの太陽からアスペクトを受け、公務や権威を表わしている。



4支配の月が2室で高揚しているが、土星とコンジャンクトし、火星からアスペクトされている。


これは母親である雅子皇后が、鬱病、あるいは、産後うつとマスコミから報じられたような不安定な養育環境の中にあったことを示唆している。


然し、月は高揚して、金星や水星のアスペクトや逆行の木星の絡みを受けており、吉星のサポートを受けている為、これはそれ程、問題にならない。




また以前、マスコミが、愛子親王の発達障害・自閉症の可能性について報じていたが、5室の支配星が8室に在住して土星のアスペクトを受けている為である。


8室に惑星が集中している為、引きこもり傾向や自閉症的な状況があったと考えられる。



然し、偉大な宗教家や科学者なども幼少時に自閉症に見えたり、全く発達障害に見えたりすることはよくあることである。


むしろ、天才の証であったりすることもある。



ダシャムシャ(D10)を見ると、ラグナロードの太陽が5室支配で自室の木星と5室でコンジャンクトして、1-5のラージャヨーガを形成している。



因みに徳仁天皇の在位期間が20年ぐらいとして、その後、退位するなどの可能性を仮定すると、2040年ぐらいが即位の時期と想定することが出来る。


その時はマハダシャー木星期であり、木星はダシャムシャの5室で定座の強い配置にあり、ラグナロードの太陽とコンジャンクトして強力なラージャヨーガを形成している。


太陽と木星のコンジャンクトは、教育者のコンビネーションであり、国民の幸福を祈る天皇の宗教的、精神的役割を表わす配置と言えるかもしれない。


また5室には大臣という象意があり、高い地位を表わしている。



通常、5室は10室から見た8室であり、仕事の中断を表わすハウスであるが、徳仁天皇の場合もマハダシャーロードの土星はD10の9室に在住しており、9室は仕事を失う(10室から見た12室)ハウスである。


然し、仕事自体が、教育活動や慈善活動のような性質を帯びている時には、こうした象意は問題とならない。



木星期が終わった後は、土星期になるが、土星はダシャムシャで、6、7室支配で11室に在住している。



11室は高い評価、高い称号、肩書きを表わすハウスである。



2040年前後にマハダシャーロードの木星は、出生図では9、12室支配で、ナヴァムシャでは5室支配で9室に在住しており、ダシャムシャでは5室支配で5室で、ラグナロードとコンジャンクトしている。



木星が5室や9室の支配星として、極めて吉祥である配置である。



こうした配置の場合、教育者や宗教家のような活動をしていることが想定される為、もし天皇の公務というものが、宗教的活動、慈善活動としての性質を持っているとするなら、こうしたダシャーでも良いことになる。



従って、天皇として即位する可能性は十分にあると考えられる。



未来においては、よりリベラルな社会風潮の中で、天皇制もかなり柔軟に変更される可能性がある。



因みに悠仁親王の机に刃物が置かれた事件ばかりでなく、この所、秋篠宮家に対する激しいバッシングが起こっている。


例えば、秋篠宮文仁親王が大嘗祭について国費で行なうのではなく、天皇家の私的活動費である「内廷会計での実施」を提案したことや、「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と即位辞退を示唆する発言をしたことなどが、「出すぎた発言」などと批判されたようである。


また長女・眞子内親王と小室圭氏の結婚問題などについても批判を受けているという。


以前から秋篠宮文仁親王は、タイに足繁く通っており、タイに愛人がいるのではないかといったことが2チャンネルなどで囁かれており、秋篠宮文仁親王と文仁親王妃紀子との冷え切った関係の間で板挟みになった宮内庁の女官が心労で辞職するといった出来事なども週刊誌で報じられている。


国民は、皇族には居て欲しいが、但し、皇族は自己主張せず、道徳的に手本となるような生き方をして、経済的にも慎ましく生きることを強いているのである。そうでなければ国民は強い嫌悪感を示す。


皇族、天皇家とは、人権は認められず、国民から常に監視され、行動の制約を受けるある種の囚人と言えるかもしれない。


女系とか男系といった議論も本人たちの意志とは関係なく、国民があれこれと勝手に議論しているのであり、これはちょうど動物園のパンダなどの絶滅が危惧される希少な動物をいかに繁殖させるかといったことを当のパンダ以外の人間たちが人間の利益の為に議論しているのと似ているのである。


明仁天皇が老化が進み、公務を務めるのが難しいため、退位を希望することを国民に対して示した行為は、最近では、天皇が自ら自分の意志を積極的に示した一例となった。


あそこまでしなければ、退位を真剣に検討してもらえなかったということなのだ。


天皇には権威があり、象徴となった今も国民に君臨しているのだが、同時に全く自由がなく、国民から束縛される存在でもある。


天皇は、明治維新の時に日本の実権を得た薩摩、長州などの政治家によって駒として利用された。


退位する自由もないというのは奴隷であり、駒であるということである。


そして、その薩摩、長州の明治維新で成り上がった支配者たちの末裔の最後の大物が安倍晋三である。


今、安倍政権は、天皇を駒として最大限政治利用し、自らの権威を高めている。


また第二次世界大戦の戦勝国アメリカも天皇制を存続させることで、日本の天皇を最大限政治利用している。



皇室というものは、封建的な価値体系の中の一つであり、近代合理主義革命の中で破棄されるべき対象であった。


血の議論というものは、極めて物質的な発想であり、古い時代の産物である。


ヨーロッパで軒並み王朝が打倒された近代革命の中で、皇室は本来は消えていくべきものだったのだ。


一夫一婦制度が導入された近代民主主義社会には、なじまない制度が、天皇制である。




改元特番でNHKだけが伝えた”不都合な真実”
水島宏明 | 上智大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター
2019/5/1(水) 17:22

「日本の象徴天皇制は自然消滅する」

 ショッキングな表現でそう語っているのは改元の前夜に放送された「NHKスペシャル」に登場した古川貞二郎・元官房副長官だ。今のままでは象徴天皇制は存続し続けるかどうかわからないと警告する。番組を見ると、象徴天皇制で初めてとなる「生前退位・即位」という大きな出来事を前にして、政権の中枢にいた人物でさえ強い危機感を露わにしていることがわかる。その危機感が国民の間であまり知られていないように思う。この「NHKスペシャル」が問いかけた内容は後でくわしく述べるが、他の番組は「お祝いムード」一色で、肝心な”不都合な真実”がまったくと言っていいほど報道されていないのだ。

「5,4、3,2、1・・・令和、おめでとう!」 
 

 2019年(=平成31年)4月30日から翌日となる2019年(=令和元年)5月1日にかけて、テレビ番組は”改元”の話題一色である。連休中の人々があちこちに集まって、再び正月がやってきたようなお祝い騒ぎを繰り返している。テレビはこうしたお祭りが本当に好きで便乗して盛り上げているような感じさえある。

30日は「平成」の時代を、節目となる事件や災害、トピックスの映像とともに振り返り、そこに前天皇・皇后両陛下(現上皇・上皇后両陛下)がいかに被災地の人々らに寄り添い、「象徴としての天皇」のあり方を模索して来られたのかなどについて時間をさいて伝えていた。

 筆者は、30日夕方、テレビ各社が中継した前天皇陛下の退位のセレモニー「退位礼正殿の儀」の様子を見ていた。最後まで「象徴としての私」という言葉で「象徴」としての天皇のあり方に最後まで向き合ってきた思いをにじませていたのが強く印象に残った。立場は違っても同じ時代を生きてきた「人間の思い」が通じたように感じられて、心を揺さぶられた。

 翌1日昼、皇太子から天皇に即位されたばかりの新しい天皇陛下が「即位後朝見の儀」でお言葉で「象徴としての責務を果たす」と決意を述べられた。

一連の儀式や改元にあたっては「象徴」こそ鍵となる言葉である。
 この両日、「ニュース番組」でも通常よりも番組時間を拡大して特別編成の態勢になっていた。当然、「象徴」としての天皇のあり方についても視聴者に示唆を与えたり、現状の問題を提起したりするような報道が行われるだろうと想像していた。天皇を中心とする皇室の行儀がこれほど連続して生中継という形で長時間報道されることはかつてないからだ。

 冷静に考えれば、前天皇陛下がこれほど強調され、それを引き継いだ今の天皇陛下も口にされた「象徴」としての天皇の役割について、突っ込んで議論することがニュースなどの報道番組には求められているはずだ。

 ところがこの点で「象徴」に正面から切り込む番組は民放にはなかった。

 各局のテレビ番組を見ていると、役割・機能としての「天皇」や「皇后」と、現存する前「天皇陛下」や前「皇后陛下」があまり明確に区別されず、丁寧な言葉づかいばかり意識して不必要な敬語が乱用されている印象を受けた。

 一方で、ほとんどの民放局の報道番組が触れていなかったのが、皇位継承での「女性天皇」や「女系天皇」の可能性をめぐる議論である。


「象徴」とは何をする仕事なのかを真正面から追求して取材力を発揮したのが、NHKスペシャル「日本人と天皇」だ。

 「天皇」も役割としての天皇としての意味で大半をつかっていた。

 冒頭のナレーションはこう始まる。

「東京の光の海に囲まれた夜の皇居。今から4時間後に新たな天皇が即位します。これから行われる一連の儀式。天皇の知られざる伝統の姿が現れます。それは神と向き合い祈る姿です。」

 鎌倉時代から江戸時代までの即位の時に行われてきた神道と仏教の儀式も明らかにされる。そこには天皇と神と仏を一体にするサンスクリット語の呪文「ボロン」も明らかにされる。

このように番組では天皇が行う宗教的な儀式などを撮影した映像をふんだんにつかって天皇の宗教行事の歴史的や経緯や変化などを伝えていた。

 その上で、番組の圧巻な部分は、「皇位継承」についての取材である。

 戦前の皇室典範も戦後の皇室典範も「男系男子」(男親の系譜で生まれる男子)を天皇継承の条件と定めている。これまでの歴史では女性の天皇がいた時も、「男系」(父親か祖父などが男性)の天皇であって女系はいなかった。

 この問題をめぐる取材が非常に深い。

 戦後に新しい憲法が発布されて、天皇は「象徴」という立場になり、宮家も11が廃止されて51人が皇族から民間人に身分が変わった。この

 取材班は、新憲法が発布された日に三笠宮崇仁親王(昭和天皇の末弟)が皇室典範の草案を審議していた枢密院に提出した皇室典範改正をめぐる意見書を掘り起こしたが、そこで三笠宮は以下のように書いている。

「今や婦人代議士も出るし、将来、女の大臣が出るのは必定であって、その時代になれば今一度、女帝の問題も再検討」するのは当然だと。

 進歩的な思考の持ち主だった三笠宮は、天皇にも基本的人権を認めて、場合によって「譲位」という選択肢を与えるべきとも書き残していた。

 けっきょく、三笠宮の意見書は枢密院で検討された形跡がなかったが、その後、小泉政権で「女性天皇」「女系天皇」の問題が検討の対象になる。

 平成13年(2001年)、当時の皇太子ご夫妻(現天皇皇后両陛下)に女子(愛子さま)が生まれたことで平成17年(2005年)、小泉政権で皇室典範に関する有識者会議が発足して、10ヶ月間、委員はいろいろな資料を元にして議論を進めたという。その中で委員が知った意外な事実があったという。

 これまでの125代におよぶ天皇のうち、約半分が「側室」(第2夫人、第3夫人など)の子と見られているという。戦後は「側室」という制度はない。過去400年間では側室の子どもではない天皇は109代の明正天皇、124代の昭和天皇、125代の前天皇(今の上皇陛下)の3人のみで、側室の制度がない現在においては「男系」の伝統の維持は難しいという声が多くの委員が認識したという。

 けっきょく、この有識者会議では男女の区別なく「直系の長子(天皇の最初の子ども)を優先する」という最終報告を出し、翌年(平成18年=2001年)、政府は「女性天皇」「女系天皇」の容認に舵を切った。

 ところがこの動きに猛反発したのが男系の伝統を重視する人たちだったと、2006年3月に日本会議が行った「皇室の伝統を守る1万人大会」

の映像が登場する。日本会議の関係者の映像がNHKスペシャルのような正統派ドキュメンタリー枠で登場するのはかなり珍しいが、NHKのスタッフは今回、番組制作にあたってこうした団体も正面から取材して放送している。

 当時の平岩赳夫衆議院議員(日本会議国会議員懇談会会長=当時)は演説で以下のように語っている。

「連帯と125代万世一系で、男系を守ってこられたご家系というのは日本のご皇室をおいて他にはありません。守らなければならない伝統や文化は断固守っていかねばならない」

 さらに國學院大學名誉教授の大原康男さんもインタビューで「女系はいまだかつてない、まったく別の王朝が生まれること」などと説明するが、けっきょく2006年秋に秋篠宮ご夫妻に長男の悠仁さまが誕生したことで棚上げとなって議論が見送られた。

 だが、有識者会議の委員の一人だった元官房副長官の古川貞二郎さんが以下のような言葉を述べるのである。

「私はね、不本意ながら、本当に日本の象徴天皇制は自然消滅するのね、そういう言葉は使いたくないけれど、そういう可能性が高いんじゃないかというふうに心配しますですね。これは。というのはお一人。いずれ悠仁親王殿下おひとりになられる。

 本当に国民が理解し支持するという案で、この象徴天皇制を継承する議論をし、取り組みをしないと、私は後生に非常に悔いを残すことになりはしないだろうか、というふうに思いますね」

 確かに、これまで125代の天皇のうち、側室から生まれていない天皇が3人しかないのであれば、側室という制度がなくなった以上、「女性天皇」を認め、「女系天皇」を認めない限りは、古川氏の言う通りで「自然消滅」してしまう可能性が高い。

 「男系」を維持すべきと訴えてきた(日本会議系の)人たちは「ある案」に期待を寄せていると、番組で紹介している。

 それは旧宮家の子孫を皇族に復帰させることで、男系が続く家の男子が女性皇族と結婚するか、皇族の養子になってもらう、という案だという。いずれにせよ、本人にその意思がなければ実現できないため、NHKの番組取材班は旧宮家の人たちに「質問状」を送って、皇族に復帰する気持ちがあるかどうかを尋ねたところ、全員が「この件はコメントをさし控えたい」という反応だった。

 番組では「仮に復帰する意思があったとしても皇室典範の改正は必要」とナレーションで説明。

 「女系」に反対する急先鋒だった平沼赳夫元衆議院議員にもインタビューしている。

(平沼赳夫元議員)

「やっぱり悠仁親王に男の子がたくさん将来お生まれになることが望ましい。」

(ディレクター」

「一般の我々にしても、女の子がずっと生まれるというのはある。天皇家だけ例外があるのかというとそれも・・・」」

(平沼、しばらく無言で考えた後で)

「誰も結論は出ないでしょうけどじっと待つしかないな。それを信じながら」

 右派の大物議員で現政権にも少なからぬ影響力を与える人物でさえ「じっと待つ」「信じる」という他にこれという妙案がないという。

 そうであればこそ、100年先、200年先でも継続するような仕組みを国民全体でどうやってつくるのか議論することが必要なテーマであるはずだ。

 この番組の最後は、戦後すぐに皇室典範に「女性天皇」「女系天皇」の余地を検討すべきだと提言していた三笠宮崇仁親王の晩年の声が登場する。2004年にNHKのラジオ番組に出演した時の肉声だ。

「女帝自体も大変だし、けれども今度は一般の人が配偶者になるということはこれは大変で、戦後、華族制度がなくなりまして、華族制度をなくすということは、いわば、天皇制の外堀を埋められたようなこと・・・。今になって考えますとね、だから女帝になっても、配偶者になる方がいないんじゃないかと思うんですね。今の日本人では・・・。今はマスコミが騒ぎすぎますねえ。あれだと本当に将来もそういう立場になるという人もおじけづくだろうし・・・。

理屈では当然、女帝であってもしかるべきだけれども、

現実問題としては、果たしてそれがどうなるのか。女帝おひとりで終わっちゃうのも困りますしね、

これはともかく大きな問題だと思いますね」

 三笠宮は皇室の行く末を案じながら、3年前に100歳でこの世を去った。

 この部分の音声には前天皇ご一家の家族写真の映像が挿入されている。

 現天皇の長女・愛子さまの他に秋篠宮ご夫妻(現皇嗣・皇嗣妃ご夫妻)の長女眞子さまや次女の佳子さまも写っている写真。眞子さまとかつて婚約を発表した小室圭さんをめぐる報道を思い出してみても、確かに将来、女帝が誕生するにしても、その配偶者になる人が現れるものだろうかと想像してみる。改めて三笠宮の慧眼には恐れ入るほかない。

 三笠宮が考えていた「持続可能性がある象徴天皇制」ということを考えると、現状ではあまりに課題が多いということをこの番組で突きつけられた気がする。

 「お祝いムード」一色に染まったテレビ番組が圧倒的に多い中で、このNHKスペシャルは長い目で見た「象徴天皇」のあり方を国民に訴える非常にすぐれたドキュメンタリー番組だったと思う。

 番組の最後のナレーションはこう終わっている。筆者自身の経験でも番組の最後のナレーションは制作者がそれこそ全身全霊をかけて書き上げるものだ。

「長い歴史の中で、伝統を受け継ぐそれぞれの時代の日本人の姿を反映した天皇をめぐる課題に、主権者である私たちはどう向き合っていくのか。新たな天皇に何を期待し、どのような時代をともに作っていくのか。その問いとともに、令和がまもなく始まります。」

 生前退位の儀式の後にNHKが放送したドキュメンタリーが突きつける課題はとても重い。お祝いムードに浮かれてばかりいるのではいけない。象徴天皇制をどうつくっていくかは、私たち一人ひとりの国民の意識なのだと訴えている言葉だ。日本人が「象徴天皇」について考えるこの数日、どうあるのが望ましいのかじっくり考えるべきだろう。





(参考資料)



秋篠宮家バッシングなぜ過熱? 眞子さまと小室圭さん、結婚騒動の今を皇室ウォッチャー解説
2019/05/03 19:30 文=サイゾーウーマン編集部

 5月1日、新しい天皇が即位し、「令和」の時代が開幕した。日本国民は祝福ムードに包まれているが、一方で、昨年から続く秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚延期問題が、平成のうちに決着しなかったことを問題視する向きもある。当初は、借金トラブルを隠していた小室さん側に国民の批判が集中していたものの、最近では、眞子さま、ひいては秋篠宮家バッシングも盛んになる中、この現状を皇室ウォッチャーX氏はどう見ているのか、話を聞いた。

――眞子さまと小室圭さんの結婚延期騒動がなかなか決着を見せず、世間では双方へのバッシングが吹き荒れています。

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 当初は借金トラブルを抱える小室家への批判が吹き荒れていましたが、今ではそんな圭さんと眞子さまのご結婚を許可した秋篠宮ご夫妻に対する批判に切り替わっている印象です。「小室家の借金トラブルを、きちんと調査をしていればよかったのに」という意見もあります。さらに、眞子さまが圭さんを結婚相手に選んだのは、秋篠宮家の「自由な家風」による教育の影響ではないかという批判も起こっているのではないでしょうか。

――世間の批判の矛先が、秋篠宮ご夫妻に向いたきっかけはありましたか。

X 「圭さんのアメリカ留学」ではないでしょうか。昨年8月に国際弁護士の資格取得を理由に、圭さんは3年間のアメリカ留学に発ちました。もちろん、この謎の留学に対しても批判は起こりましたが、圭さんが日本からいなくなったことにより、週刊誌も彼の取材を行うのが困難になったようで、近影はおろかニュース自体が減ってしまったのです。同時に、圭さんの母親・佳代さんもまったく姿を現さなくなりましたから。そんな中、秋篠宮家の方々がご公務を行う様子などは変わらず報じられていましたので、自然と批判の矛先が秋篠宮家に変わってしまったのだと考えます。

 もう一つ、これは「きっかけ」ではないですが、結婚延期から1年以上たったのにもかかわらず、秋篠宮ご夫妻が具体的な行動を取っていないのも、批判が起こった「理由」だと思います。かろうじて、昨年秋篠宮さまが、お誕生日会見で踏み込んだ発言をされたものの、事態はほとんど動いていない。そんなもやもやとした状況に国民が業を煮やしたのかもしれませんね。

――ネット上を見ていると、国民は秋篠宮家の方々それぞれに対して、意見や要望を訴えている様子が垣間見えます。

X 秋篠宮さまに対しては、小室家への調査が甘かったことを批判されている印象です。また、破談を望む国民からは「早く小室さんを説得して結婚辞退させてほしい」という意見が聞こえるように思います。紀子さまに関しては、眞子さまとのコミュニケーションが取れていないという週刊誌報道によって、「眞子さまと今以上に、結婚についての話し合いを進めてほしい」との声が上がっているのではないでしょうか。そして、眞子さまに対しては、やはり「なぜこれだけの批判が起こっているのに、皇族というお立場を考慮して結婚を諦めないのか」という批判が目立っています。さらに佳子さまは、最近大学を卒業する際に発表した文書で「姉個人の希望が叶ってほしい」と、眞子さまの結婚を応援するスタンスを取られたことで、一気に集中砲火が起こりました。また、悠仁さまご本人に対する直接的な批判は目立ってありませんが、問題を抱えている秋篠宮家が未来の天皇陛下である悠仁さまをきちんと教育できるのかといった不安の声があると思います。

秋篠宮さまは「自由」、紀子さまは「カリカリ」

――もともと皇室ウォッチャーの間で、秋篠宮家はどのようなご家族であるととらえられていたのでしょうか。

X 秋篠宮さまは幼い頃から、お兄様である天皇陛下に比べて、自由奔放なご性格だったように思います。学習院大学で紀子さまと出会われてご結婚したことも、皇族では珍しく「自由な恋愛をされた」と見る向きが強いです。また、ナマズや家禽類のご研究に没頭されていたり、お好きなことをやられている印象もあります。紀子さまは、秋篠宮家の職員への対応が時に厳しくなることがあるそうで、よく人員の入れ替えがあるという話も耳にしました。お出ましの際は、いつもにこやかにされている紀子さまですが、私生活では求めるハードルが高く、カリカリしている印象があります。

――平成のうちには、決着がつくだろうとみられていた結婚延期騒動ですが、結局何の動きもありませんでした。今後、どのような展開を見せると思われますか。

X とりあえず言えることは、今年中は即位関連の儀式が続くので、結婚延期騒動の決着はないでしょう。秋篠宮ご夫妻も、そんな大切な時期に事態を動かそうという思いはないと考えられます。あるとすれば、来年に入って早々、結婚延期が発表されてから2年たった頃なのではないかと思います。宮内庁の発表でも2020年までの延期とされていますし、ちょうど延期から2年たった節目は動きやすいのではないでしょうか。その際は、発表された内容同様に、結婚関連の儀式スケジュールが発表されるのか、もしくは圭さんから結婚の辞退が公表されるのか、もしくはさらなる延期期間を設けるかの3択しかないと思います。令和になっても、まだしばらくは騒動が終わることはないでしょう。
参照元:秋篠宮家バッシングなぜ過熱? 眞子さまと小室圭さん、結婚騒動の今を皇室ウォッチャー解説
2019/05/03 19:30 文=サイゾーウーマン編集部

悠仁親王の“机に刃物”でもやまない秋篠宮バッシング! 事件まで“秋篠宮のせい”にする攻撃
2019.04.27 08:00 LITERA

秋篠宮家の長男・悠仁親王が通う、お茶の水女子大学附属中学校の悠仁親王の机に刃物が置かれていたことがわかった。

 報道によれば、26日午後、悠仁親王の机の上に包丁のような刃物が2本置かれているのを学校関係者が発見し、通報したのだという。犯人や犯行の動機などはまだわかっていないが、悠仁親王を狙った嫌がらせ、脅しの意味があると考えて間違いないだろう。

 しかし、だとすると、考えなければいけないのは、このところ過熱していた秋篠宮バッシングとの関係だ。

 秋篠宮家の長女・眞子内親王と小室圭氏の結婚問題に端を発し、秋篠宮家に対して、ネットや週刊誌が猛烈なバッシングを展開してきた。

 眞子内親王が今も小室氏と結婚したいという意思を示していると報じられたこと、妹の佳子内親王が眞子内親王の結婚について「私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」と、個人の意思を応援するメッセージを発したことなどを、“ワガママ”のようにあげつらい、自主性を尊重する秋篠宮家のリベラルな教育方針を徹底批判。

 また秋篠宮が、大嘗祭について「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」として、天皇家の私的活動費である「内廷会計での実施」を提案したこと、あるいは、生前退位の特例法成立時に「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と即位辞退を示唆する発言をしていたことが最近になって報じられると、さらにバッシングは過熱。「単なるワガママ」「出すぎた発言」などと、総攻撃を受けた。

こうした批判は、まだ12歳の悠仁親王に対しても向けられた。それまで慣例だった学習院ではなく、幼稚園からお茶の水女子大学附属に通い、この4月もお茶の水の中学に進学した悠仁親王の教育を問題視するとともに、その適性にダメ出しする報道まであった。

 そして、そのさなかに、悠仁親王の机の上に刃物が置かれるという事件が起きたのだ。政治家への実弾送りつけなど、同種の事件のパターンを考えると、今回も秋篠宮家バッシング報道が後押しした可能性は十分にあるだろう。

 しかも、こんな事件が起きたにもかかわらず、バッシングは全く止む気配がない。たとえば、きょうYahoo!トピックスにアップされた事件を伝える「週刊朝日」記事のコメント欄には、あたかも事件を引き起こしたのが秋篠宮の教育方針のせいだとでもいうような批判があふれている。

〈好き勝手やってる秋篠宮御夫妻と姉妹への反感かな。怖いですね〉

〈この事件は過激ですが、秋篠宮家に不満を持つ民意の表れではないかと思います〉

〈秋篠宮様は皇位や皇室を軽く考えすぎているのでは? 好きな学校に行けばいいとか、好きな人と結婚すればいいとか、結婚後は年収300万円で慎ましやかに暮らせばいいだけとか〉

〈秋篠宮家も皇位継承者が2名もいる家なのにお茶の水だICUだと、考え浅すぎ〉

〈皇室の安全の為には、学習院の方が警護慣れてると思うのに、敢えてお茶の水に行かせた結果、悠仁様だけでなく、お茶の水に通う子供やその親御さんも不安にさせる事になってしまったね。(中略)公より個人を優先し、皇族の自覚が足りないような〉

それにしても、本来、批判がタブーだったはずの皇族に対して、なぜこんな前代未聞の激烈なバッシングが繰り広げられているのか。

 本サイトでは、つい先週、一連の秋篠宮バッシング報道のおかしさと、その背景に踏み込む記事を配信した。今回、記事を再編集してお届けするので、ご一読いただきたい。

眞子内親王結婚問題を機に「秋篠宮家の教育が悪い」バッシング

 眞子内親王の婚約相手・小室圭氏の金銭問題から始まったトラブルが、あらぬ方向へと広がりを見せている。

 眞子内親王がそれでも結婚したいという意思を示したと伝えられたこと、そして妹の佳子内親王がその眞子内親王の結婚について「私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」と、個人の意思を応援するメッセージを発したことから、ネットのみならず、週刊誌が姉妹と秋篠宮家に猛烈なバッシングを展開しているのだ。

 たとえば「週刊文春」は、「奔放プリンセス佳子さまの乱 全内幕」(4月4日号)、「佳子さま紀子さま ダンスで「母娘」断絶」(4月11日号)と、連続して佳子内親王批判。たかだかフィギュアスケートやダンスに熱中していたことや口げんかに強いなどというエピソードだけで「奔放」などと決めつけた。

 また、眞子内親王の結婚問題から秋篠宮家の問題にも話を広げ、小室氏との結婚問題が起きたことについても、学習院でなくICU(国際基督教大学)に進学したせいだと、その教育方針まで批判している。

〈悠仁さまに「帝王教育」施さない秋篠宮家の教育方針を、不安視する声もある〉〈秋篠宮家は「自主性を重んじる」教育方針です。そのため、過去に宮内庁参与が『(悠仁さまに)教育係を付けては』と進言した際に、秋篠宮さまは表情を曇らせていたそうです〉などと付け加えるのだ。

 さらに、今週発売の4月25日号では、「皇太子が漏らされた秋篠宮さまへの憂慮「抗不安薬」「千鳥足」」という特集を組み、皇太子が秋篠宮の「奔放な発言」について不満を漏らしていることを報じた上で、秋篠宮が抗不安薬を服用しているという記事まで掲載した。

「週刊新潮」も同様だ。4月4日号に「「佳子さま」炎上で問われる「秋篠宮家」の家庭教育」なるタイトルの記事を掲載し、佳子内親王「結婚は個人のもの」発言について「(女性皇族の結婚は)当人のお気持ちだけで成り立つものではありません」「誰でも好きになった人と交際し、そのまま結婚、とはいかないのです」「そもそも佳子さまは皇室という存在をどのようにご理解なさっているのか、訝ってしまいたくなるようなお答えでした」と全否定。眞子内親王の結婚問題や佳子内親王発言にかこつけて、秋篠宮家のリベラルな教育方針を徹底批判した。

 続いて、4月18日号でも、「「秋篠宮家」が「私」を優先して「愛子天皇」待望論」というタイトルで、秋篠宮家が“「公」より「私」を優先させている”と攻撃。 佳子内親王発言や秋篠宮家の教育に、美智子皇后も厳しい目線を送っていると指摘したうえで、“「公」より「私」を優先させる”秋篠宮家で育った悠仁親王より、愛子内親王が天皇にしたほうがいいと、女性天皇待望論まで持ち出す始末だった。

 しかし、これらの批判はほとんど言いがかりとしか思えないものばかりだ。たとえば、「結婚は個人のもの」とする佳子内親王の発言は本サイトが先日配信した記事で指摘したとおり、民主主義社会では当たり前の主張。眞子内親王の結婚問題も、小室氏や眞子内親王個人、あるいは秋篠宮家の教育方針に原因があるのではない。

 事実、結婚をめぐるトラブルは他の皇族や宮家でも起きている。個人の結婚や恋愛の自由が保障された民主主義社会と、血統を重視する差別的な天皇制・皇室制度は本来、相いれないものであり、その矛盾が皇族の結婚を複雑で困難にしているのだ。それを、秋篠宮家の問題だけに矮小化するというのは、どう考えてもおかしい。

秋篠宮バッシングは問題のすり替え、でっちあげと女性差別

 もっと不可解なのは、“美智子皇后が秋篠宮家の教育に眉をひそめている”などという記述だ。美智子皇后のこの問題に対するスタンスは昨年5月の宮内庁ホームページに掲載された「眞子内親王殿下に関する最近の週刊誌報道について」という声明ではっきりしている。

〈(眞子内親王の結婚問題について)両陛下は当初より一貫して変わらぬ対応をしてこられました。

 両陛下が第一に考えられたことは、これは眞子さまの内心に触れる事柄であり,何人といえども、恐らくはご両親殿下でさえ眞子さまのお考えを待つ以外おありでないということでした。そうした中、ご自分方として出来ることは,極力周囲の雑音から眞子さまを守り、静かな状況を保つ中で、眞子さまがご自分の考えを深められるよう助力なさるということでした。〉

 眞子内親王の結婚について、天皇・皇后は「内心」の問題であり、強引に立ち入るつもりはないし他の誰も立ち入るべきではないという姿勢を鮮明にしている。それが、佳子内親王の発言に、眉をひそめるというのはどう考えてもおかしいだろう。

 さらに、眞子内親王の結婚トラブルの原因を、自主性尊重やICUへの進学のせいにするにいたっては、ただの女性差別でしかない。週刊誌は秋篠宮や姉妹を叩くために、女性が自主性をもつことや本人が希望するレベルの高い大学に進学することが結婚トラブルにつながるかのような、男尊女卑丸出しの論理を口にしているのだ。

 週刊誌は秋篠宮を「『公』より『私』」を優先などと批判しているが、これもおかしい。秋篠宮は大嘗祭の費用問題などでもわかるように、公と私をきちんとわけるように主張するなど、現天皇皇后と同様、日本国憲法下の象徴天皇制について、高い意識をもっていることがうかがわれる。むしろ、「『公』より『私』を優先」というのは、雅子妃や愛子内親王との家庭生活に関心が集中している皇太子のほうではないか。

 それにしても、眞子内親王の結婚問題や佳子内親王の発言が、いったいなぜこうした過剰ともいえる秋篠宮バッシングに発展してしまったのか。いや、秋篠宮への批判は今週先週に限ったことではない。週刊誌では数カ月前から、批判記事や内部情報が散発的に掲載されてきた。それも、皇室タブーに強い「新潮」や「文春」だけでなく、ふだん、皇室のヨイショ記事しか掲載しない女性週刊誌までが秋篠宮を批判しているのだ。

官邸が流す秋篠宮批判情報、文春は安倍首相の秋篠宮批判を紹介

 これはもちろん、ネットが“秋篠宮家叩き”に盛り上がっているという状況が後押ししている部分もあるだろう。だが、もうひとつ、週刊誌の新たな情報源の影響も見え隠れする。それはズバリ官邸だ。週刊誌の皇室担当記者が証言する。

「これまでの秋篠宮バッシングは、保守的な他の宮家や宮内庁関係者、東宮周辺から出ていることが多かったが、ここ数ヶ月の秋篠宮家の記事は、それだけじゃない。皇室担当じゃなく、政治担当の記者が情報を入れてくるケースが増えてるんだ。官邸で皇室を担当している杉田和博官房副長官の周辺、それから内閣情報調査室あたりが、情報の出どころなんじゃないか、といわれている」

 また、全国紙の官邸担当記者に確認すると、官邸幹部や、安倍首相に近い自民党中堅幹部などが、秋篠宮への批判をオフレコでしゃべるようになっているという。

「皇太子殿下の秋篠宮批判や、抗不安薬の使用なども、宮内庁や皇室周辺ではこれまで聞いたことがなかった。もしかしたら、官邸や内調から出てきた情報なんじゃないでしょうか」(前出・週刊誌皇室担当記者)

 実際、一連のバッシング記事の中にも、安倍首相周辺や官邸が秋篠宮バッシングの情報源になっていることを物語る記述が出てくる。その典型が、「週刊文春」4月11日号に掲載されたこんな一文だ。

〈現天皇との“溝”を埋められない安倍首相。秋篠宮さまについても、昨年十一月の誕生日会見で「大嘗祭は内廷費で賄うべき」と発言されたことに対し、「反乱だね」などと言い放っていた。麻生氏も「内廷費も税金だし、なんで税金に介入してくるんだ」と不快感を見せていたという。〉

 さらに、同記事には、安倍首相に近い関係者のこんなコメントも掲載されていた。

「首相は眞子さまと小室圭さんの問題に関して『早いうちから色んな恋愛を経験していた方がいい。(眞子さまが)可哀想だ』と言っていた。悠仁さまの将来についても『多くの女性と接してもらった方がいいのかも』と。内定費問題をはじめ、首相には秋篠宮家への不信感が根底にあるようです」(前出・首相周辺)

「(前略、生前退位の意向報道について)首相はむしろNHKの情報源を気にしており『秋篠宮さまがリークしたようだ』と見ていました」(官邸関係者)

 どうも安倍首相自身が秋篠宮批判を口にし、それが側近を通じて外に漏れているようなのだ。そして、こうした安倍首相のスタンスを忖度した官邸スタッフや内閣情報調査室が、秋篠宮バッシング情報を週刊誌に流しているということらしい。

最後まで明仁天皇と敵対し続けた安倍首相は即位に乗じて新天皇取り込み

 もちろん、こうした官邸の動きの背景にあるのは、秋篠宮が現天皇・皇后のリベラルな考えを受け継ぐ姿勢を見せていることだろう。

 今さら説明するまでもないが、第二次安倍政権以降、明仁天皇と安倍首相は“対立”といっていい関係が続いてきた。護憲と戦争への反省、沖縄への思いを隠そうとしない明仁天皇と美智子皇后に対し、安倍政権は改憲と歴史修正主義を推し進めるために天皇夫妻の口をふさごうと、陰に陽にプレッシャーをかけ続けてきた。

 しかし、そんな安倍首相にとって、目の上のたんこぶになっているのが、明仁天皇のリベラルな姿勢を引き継ぎ、その意向を代弁し続けている秋篠宮の存在だ。とくに、昨年の誕生日会見で、大嘗祭について「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」として、天皇家の私的活動費である「内廷会計での実施」を提案したことは、国家神道復活を目指す右派勢力をバックにした保守派の安倍首相と相いれないものであり、相当な不快感を募らせたと言われている。

「秋篠宮殿下の発言は、明らかに天皇陛下の意向をくんだものでしたが、安倍首相は相当、危機感を持ったようです。その頃から、やたらと秋篠宮を批判するような情報が安倍首相の周辺から出てくるようになった。さらに今回、眞子さまの結婚問題がきっかけになって世論が秋篠宮家に批判的になったことに乗じ、殿下の影響力を封じ込めようと、官邸が一気にバッシング情報を流し始めたということじゃないでしょうか」(全国紙官邸担当記者)

 安倍官邸が、野党政治家や政権批判するジャーナリストや学者など敵対勢力のネガティブ情報を出し謀略攻撃を仕掛けてきたことは有名だが、まさか宮家まで標的にするとは……。とても「保守」のやることとは思えないが、しかし、この官邸の姿勢が、本来、タブーである秋篠宮報道の姿勢に影響を与えた部分はあるだろう。

 “官邸が発信しているくらいだから、われわれが秋篠宮を叩いたって大丈夫だろう”。そんな空気がいま、メディアに漂っている。

 いまや、皇室タブーよりも安倍政権の力がはるかに強大になった今、秋篠宮はこれからもどんどん追いつめられていくということかもしれない。

(編集部)
参照元:悠仁親王の“机に刃物”でもやまない秋篠宮バッシング! 事件まで“秋篠宮のせい”にする攻撃
2019.04.27 08:00 LITERA

皇位継承安定化へ動き鈍く=安倍政権、「女系天皇」論を警戒
2019年05月02日07時29分 時事ドットコム

 天皇陛下の即位を受け、皇位継承資格者は秋篠宮さま(53)、悠仁さま(12)、常陸宮さま(83)の3人だけになった。手を打たなければ、皇位継承資格者がいずれ不在になる恐れが否定できない状況だ。皇位継承を安定的に維持していくには打開策の検討が急務だが、女系天皇容認論の再燃を警戒する安倍政権の動きは鈍い。

 政府は1日、天皇陛下が皇位の証しとされる剣や勾玉(まがたま)などを引き継ぐ「剣璽等承継の儀」を挙行。成年男性皇族2人が同席する中、女性皇族は一人も姿を見せなかった。皇位継承の中心儀式に女性皇族が立ち会えば、女系天皇容認につながりかねないとの保守派の懸念に対する配慮も背景にある。

 皇位継承の安定化は2000年代初頭に盛んに議論されるようになった。皇室典範は、父方をたどって天皇と血統がつながる男系の男子が皇位を継承すると定めるが、当時の皇室では1965年の秋篠宮さまを最後に長く男子が生まれていなかった。このため、関係者の間で皇位が断絶しかねないと危機感が強まった。

 こうした中、小泉内閣の有識者会議が05年に提唱したのが女性・女系天皇の容認だった。47年制定の皇室典範が規定する皇位継承資格は、それまで可能だった婚外子即位の道も閉ざし、歴史上、最も門戸が狭い。一方、日本社会で進む少子化の波は皇室にも押し寄せる。

 有識者会議は報告書で、こうした事情に触れながら、「一組の夫婦の出生数が2人を下回れば、男系男子は世代を追うごとに減少し続ける」と警告。女性の社会進出も考慮しつつ、「皇位の男系継承を維持することは極めて困難。女性・女系天皇への道を開くことが不可欠だ」と結論付けた。

 これに異論を唱えたのが保守派だった。当時官房長官だった安倍晋三首相も、その一人だ。史上数人いる女性天皇はともかく、全く例のない女系天皇は皇室の伝統に反すると批判。代わりに47年に連合国軍総司令部(GHQ)の指令で皇籍離脱した旧皇族の皇籍復帰を主唱した。

 しかし、旧皇族は約600年前の室町時代までさかのぼらなければ今の皇室と共通の祖先にたどり着かない遠縁。国民の理解を得られないとの声は強かった。議論が行き詰まる中、06年に悠仁さまが誕生。第1次安倍政権が発足すると、安定継承の議論は立ち消えになった。

 女性皇族は一般男性と結婚すると皇籍を離れるため、皇族が将来ほとんどいなくなり、皇室活動に支障が出るとの懸念も現実味を帯びる。野田政権は女性・女系天皇の議論とは切り離し、女性皇族が結婚後も皇籍に残る女性宮家創設に限って議論を進めようとしたが、第2次安倍政権発足でこれも棚上げになった。

 国会が一代限りの天皇退位を認めた際の付帯決議は、皇位継承の安定化を「先延ばしできない」と指摘。速やかな検討を求めた。

 だが、政府は「慎重かつ丁寧な検討が必要」との姿勢を崩さない。菅義偉官房長官は1日の記者会見で「まずは天皇陛下の即位に伴う一連の儀式がつつがなく行われるよう全力を尽くす」と表明しており、着手は早くても秋以降になる見通し。政府関係者は「検討を始めても、ふりだけ。結論は数十年後だ」と語った。
参照元:皇位継承安定化へ動き鈍く=安倍政権、「女系天皇」論を警戒
2019年05月02日07時29分 時事ドットコム

秋篠宮さま、高齢で即位は「できない」 タブーの辞退論
2019年4月20日20時20分 朝日新聞DIGITAL

天皇陛下が「身体の衰え」を訴え、退位の意向をにじませた2016年8月のビデオメッセージから2年8カ月余。陛下のお気持ちは高齢化社会に直面している日本国民の共感を集め、あと10日で、約200年ぶりとなる天皇退位が実現する運びとなった。ただ、今回の退位は法的には一代限り。「その次」はどうなるのか。

「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」

 一昨年6月、天皇陛下の退位を実現する特例法が成立した後、秋篠宮さまが皇位継承についてこう語るのを関係者は聞いた。当事者として、高齢で即位する難しさを指摘した形だ。代替わり後、秋篠宮さまは皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」となる。「天皇になることを強く意識している」という皇室研究者の見方が報じられると、「そんなこと思ったことがない」と打ち消す発言もあったという。

 近代以降、天皇は終身在位制となり、逝去すれば疑問の余地なく、皇室典範で定められた次の皇位継承者にバトンが回ってきた。だが今回、高齢を理由とした退位が認められたことで、タブー視されてきた「即位辞退」の可否もが議論の俎上(そじょう)にのぼり出した。

 2月27日、衆議院予算委員会第1分科会。国民民主党の津村啓介氏は「皇嗣の地位にある方が、世代が近い、高齢などを理由に皇位の継承を望まない意思を公に表明した場合、皇室典範の中でどう解されるのか」と疑問をぶつけた。

 皇室典範は、皇位継承者の意思による即位辞退を想定していない。宮内庁の西村泰彦次長は「仮定を前提にした質問」として回答を控えたが、津村氏は、皇太子さまと秋篠宮さまが同世代であることを踏まえ、「決して非現実的な想定だと思っていない。国の根幹に関わる部分について、さまざまな内部検討をお願いしておきたい」と訴えた。

 しかし、保守派からは異論もある。麗沢大学の八木秀次教授(憲法学)は「退位の実現は皇室を危機にさらすパンドラの箱。将来的な即位辞退をも認めることにつながれば皇統を揺るがしかねない」と危惧する。かねて①短期間での退位や即位拒否を容認する余地を生み皇位継承を不安定化させる②退位が政治的に利用されかねない――と退位そのものに反対してきた。
参照元:秋篠宮さま、高齢で即位は「できない」 タブーの辞退論
2019年4月20日20時20分 朝日新聞DIGITAL

未来の天皇「やっぱり愛子さまがいい」「当然、悠仁さま」
いろんな意見があるけれど…
2015/01/13 週刊現代

明治以前には8人10代の女性天皇がいた。明治になり、女性の存在しない陸海軍のトップである大元帥の地位に天皇が就いたため、男である必要があったけれど、戦後は事情が違います。天皇は軍事力も財政力ももっていないんです。憲法でも男女同権になり、六三制の教育制になって男女共学にもなった。女性自衛官も生まれてきた。天皇は国の象徴にとどまる上、男性と女性の性差がなくなりつつある今、僕は女性天皇も有りだと思っています」

現法律では悠仁さま

ここで「女性天皇」と、「女系天皇」の違いを説明しておこう。歴史上の女性天皇は、いずれも男性の天皇や皇太子の皇女だった女性が即位したもので、つまりは「男系女子」の天皇だ。仮に愛子さまが皇位に就いた場合も、父が天皇家の血統なので男系女子の天皇ということになる。

一方、「女系天皇」とは、仮に女性天皇が非皇族の婿をもらって子を産み、その子が皇位を継承したら、その天皇は男女にかかわらず女系天皇ということになる。つまり、愛子さまが天皇になったとして、その子を天皇と認めるか否か、というのがポイントだ。

文化学園大学客員教授の渡邉みどり氏も、愛子さまが天皇になる道は開いておくべきだと主張する。

「女性の時代だからこそ、逆に男系男子でつながってきた天皇家の希少性、伝統の価値を大切にしたいという考えもわからなくはない。ただ、伝統を守りつつも、新しい風を入れていかないと、皇室そのものが滅びていく可能性がある。

かつて、皇后美智子さまが初の民間出身皇太子妃となったとき、昭和天皇は喜んでおられました。意外かもしれませんが、男系男子を主張する人々より皇室の方々のほうがよっぽど、新しい風を入れていく姿勢をお持ちだと思います。時代に合わせてリベラルに考えることが、皇室の将来に繋がるのではないでしょうか」

渡邉氏は、皇位継承資格を「男系男子」ではなく「皇統に属する長子」が継承できるように皇室典範の改正を考えるべきと言う。現行の皇室典範は憲法下にあるため、他の法律同様に国会で改正が可能だ。

「天皇の直系が次の天皇になる」という考え方は非常にシンプルに思えるが、事はそう単純ではない。麗澤大学の八木秀次教授はこの意見に強く反対している。

「そもそも、現皇室の直系の祖先は、江戸時代中期の光格天皇。その光格天皇は先代の天皇にとっては傍系にあたるのです。ですから、直系を重視するということは、今の皇室の血統を否定することになりかねない」

次世代の後継者である悠仁親王が天皇になるべきだと言う八木氏は、皇位における男系男子の重要性についてこう説く。

「一般の家庭では、男系継承というのは馴染みがないかもしれませんが、それは財産継承が基本だからです。祖先の築いた財産を守るため、能力が高い人物が後継者になるのが望ましい。しかし、天皇の地位は日本の最高の祭祀者の地位であり、権力者の地位ではない。能力ではなく純粋に男系の血筋による系統でなくてはならないんです。

日本が中長期的に安定した歴史を築いてこられたのも男系継承を守ってきたから。もし、女系にまで皇位継承権を広げてしまったら、収拾がつかなくなり、必ず争いに繋がりますよ。日本が根本から変わってしまうかもしれない」

もっとも、現行法通りに悠仁さまが天皇になるべきと語る識者のなかには、愛子さまの立場を考えて、「女性天皇」のみを容認してはどうかという意見もある。

教育方針もそれぞれ

今上天皇の「ご学友」の橋本明氏が語る。

「男系皇族による皇位継承は維持すべきだと思います。この条文は天皇存立の基盤ですし、皇室と関係の深い神社本庁の宮司たちが、一致して『女系はダメ』と言っている以上、そこは変えられない。

そこで、言い方は悪いですが、愛子さまには歴史上と同じくつなぎの天皇になっていただくのです。そして愛子さまが婚姻されたときには、本来の継承権をもつ悠仁さまに譲位していただいた上で、皇室にとどまっていただいてはどうでしょうか。こうすることで皇室のご公務も分担され、悠仁さま一人に負担がかかることも避けられます」

現在の皇室典範に従うと、将来、愛子さまが結婚ということになれば、法律の定めのとおり、皇族の籍から離れる。たった一人残る男系男子の悠仁さまに、皇統の全てを担うという重圧がのしかかることになる可能性が高い。

今上天皇も悠仁さまが生まれる前、「皇室の中で女性が果たしてきた役割については私は有形無形に大きなものがあったのではないかと思います」と、女性天皇への一定の理解があるとも取れる発言をしている。

あるいは、男系と女系といった、歴史的な原則論とは別の観点からも議論が出ている。愛子さま、悠仁さまと実際に接している皇室関係者や宮内庁の人々の間で話されているのは、未来の天皇として、よりふさわしい教育をされているのはどちらかという問題だ。

「悠仁さまは女性の学校であるお茶の水女子大学の附属小学校で教育を受けている。本当なら学習院初等科で帝王教育を施されてしかるべき悠仁さまだけに、将来の天皇として、今の教育で大丈夫なのかという声はあります」(宮内庁OB)

最近では、悠仁さまの次姉の佳子さまが学習院大学を中退して国際基督教大学に入り直したときも、秋篠宮殿下は佳子さまの意思を尊重した。その自由な教育方針に、不安を覚える人も少なくないようだ。

ただ、これも「愛子さま派」か「悠仁さま派」かで見方は大きく異なる。まずは「悠仁さま派」。

「悠仁さまは天皇陛下によくお会いになっていますし、伊勢神宮や神武天皇陵、春日大社にも行かれている。秋篠宮殿下が、自分たち天皇家のルーツとなるところに連れていって、きちんと教育されているのです。

むしろ、あまり両陛下とはお会いになっていない東宮家のほうに不安があります。帝王教育で一番大切なのは、じかに天皇にお目にかかって、天皇というのがどういう存在なのかを学ぶことなのですから」(前出・皇室担当記者)

確かに、秋篠宮家と比べ、皇太子一家は天皇皇后両陛下と距離を置いているように思われがち。雅子妃の「適応障害」もいまだに癒えず、そんな複雑な家庭環境で育った愛子さまの「不登校」問題など、なにかと目立ってしまう部分は多いかもしれない。一方、「愛子さま派」で皇太子一家をよく知るある皇室関係者は語る。

「皇太子殿下は自立し、次代がどうあるべきかということを真剣に考えておられる。宮中祭祀も陛下の後について、きちんとこなしており、その姿勢は本当に素晴らしい。これも幼少の頃からきちんとした帝王学を教えこまれ、天皇という立場をよく理解しているからこそです。

その様子を日ごろから見ているためか、愛子さまも日々勉学に励んでおられ、内親王という立場も自覚し始めておられるようです。現状では、愛子さまのほうが国の象徴となられる資質が備わっているように感じます」

教育にこれだけ大きな注目が集まっているのは、次のような問題が控えているからだ。皇室ジャーナリスト・久能靖氏が説明する。

「現行の皇室典範のままであれば、愛子さまは紀宮(黒田清子)さまと同じように、皇室を離れなければなりません。皇后美智子さまは、紀宮さまが民間に嫁いでも大丈夫なように、さまざまな教育を行い、結婚前には一緒に旅行して、お二人が布団を並べてお休みになったりしました。従来の皇室では親子が枕を並べて寝るようなことはないが、民間では当たり前。だから、一般生活を教えてあげていたのです。

それと同じことを、これから雅子さまは愛子さまにしてあげなくてはいけないが、愛子さまが天皇になるのか、民間に行くのかによって、教育が違ってくる。そこがどうなるかわからないから、皇太子殿下と雅子さまは悩んでいるのです」

学習院幼稚園のとき、愛子さまはICカードを使って目白駅からJRで帰られたり、ミニバスに乗られたこともある。これらは、愛子さまが民間に嫁ぐことを考慮した雅子さまの教育の一環だと久能氏は言う。

どちらが自然に感じるか

愛子さまと悠仁さま。未来はまだ誰にもわからない。将来、悠仁さまがご家庭をもったとき、女児のみを授かる可能性もある。

愛子さまが天皇となった場合でも、前述のように、民間から婿を迎え、男児をご出産になった場合、その子供に皇位を継ぐ資格があるかという問題は残る。そんな複雑な事情を孕んだまま、お二人はどんどん成長を続けている。

「議論しているのは、伝統や歴史を研究している人たち。けれども、そういうことを知らない一般国民の多くにとっては、この問題は、お二人のうちどちらが天皇になられるほうが、自然に感じられるかという感情の問題です。そして、天皇という存在はその国民の感情こそが重要でもある。

しかも、当事者である皇室の方々に発言権はないのです。担当政権の意見だけではなく、もし、国民全体に皇位継承権問題を問うということになれば、どういう流れになるかわかりません」(宮内庁関係者)

どちらが即位するほうが良いのか。もう一度向き合って、国民的な意見を集約していくべき時期ではないだろうか。

「週刊現代」2015年1月3日・10日合併号
参照元:未来の天皇「やっぱり愛子さまがいい」「当然、悠仁さま」
いろんな意見があるけれど…
2015/01/13 週刊現代

秋篠宮家バッシングなぜ過熱? 眞子さまと小室圭さん、結婚騒動の今を皇室ウォッチャー解説
2019/05/03 19:30 文=サイゾーウーマン編集部

 5月1日、新しい天皇が即位し、「令和」の時代が開幕した。日本国民は祝福ムードに包まれているが、一方で、昨年から続く秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚延期問題が、平成のうちに決着しなかったことを問題視する向きもある。当初は、借金トラブルを隠していた小室さん側に国民の批判が集中していたものの、最近では、眞子さま、ひいては秋篠宮家バッシングも盛んになる中、この現状を皇室ウォッチャーX氏はどう見ているのか、話を聞いた。

――眞子さまと小室圭さんの結婚延期騒動がなかなか決着を見せず、世間では双方へのバッシングが吹き荒れています。

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 当初は借金トラブルを抱える小室家への批判が吹き荒れていましたが、今ではそんな圭さんと眞子さまのご結婚を許可した秋篠宮ご夫妻に対する批判に切り替わっている印象です。「小室家の借金トラブルを、きちんと調査をしていればよかったのに」という意見もあります。さらに、眞子さまが圭さんを結婚相手に選んだのは、秋篠宮家の「自由な家風」による教育の影響ではないかという批判も起こっているのではないでしょうか。

――世間の批判の矛先が、秋篠宮ご夫妻に向いたきっかけはありましたか。

X 「圭さんのアメリカ留学」ではないでしょうか。昨年8月に国際弁護士の資格取得を理由に、圭さんは3年間のアメリカ留学に発ちました。もちろん、この謎の留学に対しても批判は起こりましたが、圭さんが日本からいなくなったことにより、週刊誌も彼の取材を行うのが困難になったようで、近影はおろかニュース自体が減ってしまったのです。同時に、圭さんの母親・佳代さんもまったく姿を現さなくなりましたから。そんな中、秋篠宮家の方々がご公務を行う様子などは変わらず報じられていましたので、自然と批判の矛先が秋篠宮家に変わってしまったのだと考えます。

 もう一つ、これは「きっかけ」ではないですが、結婚延期から1年以上たったのにもかかわらず、秋篠宮ご夫妻が具体的な行動を取っていないのも、批判が起こった「理由」だと思います。かろうじて、昨年秋篠宮さまが、お誕生日会見で踏み込んだ発言をされたものの、事態はほとんど動いていない。そんなもやもやとした状況に国民が業を煮やしたのかもしれませんね。

――ネット上を見ていると、国民は秋篠宮家の方々それぞれに対して、意見や要望を訴えている様子が垣間見えます。

X 秋篠宮さまに対しては、小室家への調査が甘かったことを批判されている印象です。また、破談を望む国民からは「早く小室さんを説得して結婚辞退させてほしい」という意見が聞こえるように思います。紀子さまに関しては、眞子さまとのコミュニケーションが取れていないという週刊誌報道によって、「眞子さまと今以上に、結婚についての話し合いを進めてほしい」との声が上がっているのではないでしょうか。そして、眞子さまに対しては、やはり「なぜこれだけの批判が起こっているのに、皇族というお立場を考慮して結婚を諦めないのか」という批判が目立っています。さらに佳子さまは、最近大学を卒業する際に発表した文書で「姉個人の希望が叶ってほしい」と、眞子さまの結婚を応援するスタンスを取られたことで、一気に集中砲火が起こりました。また、悠仁さまご本人に対する直接的な批判は目立ってありませんが、問題を抱えている秋篠宮家が未来の天皇陛下である悠仁さまをきちんと教育できるのかといった不安の声があると思います。

秋篠宮さまは「自由」、紀子さまは「カリカリ」

――もともと皇室ウォッチャーの間で、秋篠宮家はどのようなご家族であるととらえられていたのでしょうか。

X 秋篠宮さまは幼い頃から、お兄様である天皇陛下に比べて、自由奔放なご性格だったように思います。学習院大学で紀子さまと出会われてご結婚したことも、皇族では珍しく「自由な恋愛をされた」と見る向きが強いです。また、ナマズや家禽類のご研究に没頭されていたり、お好きなことをやられている印象もあります。紀子さまは、秋篠宮家の職員への対応が時に厳しくなることがあるそうで、よく人員の入れ替えがあるという話も耳にしました。お出ましの際は、いつもにこやかにされている紀子さまですが、私生活では求めるハードルが高く、カリカリしている印象があります。

――平成のうちには、決着がつくだろうとみられていた結婚延期騒動ですが、結局何の動きもありませんでした。今後、どのような展開を見せると思われますか。

X とりあえず言えることは、今年中は即位関連の儀式が続くので、結婚延期騒動の決着はないでしょう。秋篠宮ご夫妻も、そんな大切な時期に事態を動かそうという思いはないと考えられます。あるとすれば、来年に入って早々、結婚延期が発表されてから2年たった頃なのではないかと思います。宮内庁の発表でも2020年までの延期とされていますし、ちょうど延期から2年たった節目は動きやすいのではないでしょうか。その際は、発表された内容同様に、結婚関連の儀式スケジュールが発表されるのか、もしくは圭さんから結婚の辞退が公表されるのか、もしくはさらなる延期期間を設けるかの3択しかないと思います。令和になっても、まだしばらくは騒動が終わることはないでしょう。
参照元:秋篠宮家バッシングなぜ過熱? 眞子さまと小室圭さん、結婚騒動の今を皇室ウォッチャー解説
2019/05/03 19:30 文=サイゾーウーマン編集部

新天皇陛下、気取らず温かく 英のパブで友とビール
毎日新聞2019年5月1日 00時05分

 新しい天皇陛下は、若いころから多くの人と気さくに交流されてきた。皇室を取り上げるテレビ番組製作に長年携わるディレクターに新陛下とのエピソードを聞いた。

TBS・MBS系「皇室アルバム」を製作する毎日映画社のディレクター、大谷丕昭(ひろあき)さん(71)に聞く

 50年近く皇室を追いかけてきました。取材は、園遊会や一般参賀、行事出席や海外親善訪問など宮内庁が設定する場面でカメラを回すのが基本です。とはいえ、天皇や皇族の素の表情を撮りたいという思いは常にあります。視聴者に喜ばれますし、何よりそうした表情にこそ個性や人柄がにじみ出ると思います。

 新陛下の「オフショット」を撮影できた忘れられないスクープがあります。1986年、新陛下は英国王室の結婚式に参列するために渡英し、オックスフォードに宿泊しました。オックスフォード大に留学された経験があったので、空き時間は英国の友人と旧交を温めるだろうと踏んで、事前に一軒のパブに狙いを定めていました。

 公式行事のない時間にパブに行ってみると、新陛下は友人たちとテニスを終え、ビールを飲んでいました。友人と語らうリラックスした表情からは、かつての留学生活の充実ぶりが想像できました。新陛下は笑顔で撮影を承諾してくださった。後日、側近の侍従に写真を渡すと、焼き増しをお願いされました。新陛下は写真を友人に届けられたそうです。優しい気遣いをされる方だと感じました。

新陛下を小学生のころから取材してきました。スクープの背景には、皇太子になる前だったので周囲のガードがゆるかったという状況に加え、信頼関係もあったと思います。物心がついた時からカメラに囲まれ、一挙手一投足を撮られる環境を負担や不快に感じた時期もあったはずです。それでも、節度ある取材を心掛ければ、取材者を信頼し、温かく気さくに接してくださいます。

 登山の取材でも気取らない人柄が伝わってきます。新陛下の方から取材者の調子を気遣う声をかけられる。日ごろから運動し、健脚な新陛下はさくさく登られる。取材陣は遅れないよう必死です。もちろん自分の荷物は自分で持たれます。山小屋では持参したウイスキーかブランデーを紅茶に混ぜ、同行してくれるガイドや護衛たちにふるまわれたこともあります。

 山の地図やガイドブックを調べて登山ルートを吟味し、登山計画を立てるのがお好きだそうです。普段の地方訪問の日程は、訪問先の都道府県と宮内庁が調整して決めるので、登山ルートに考えを巡らす過程には、私が考える以上の楽しみがあるのだと思います。

 即位され、今まで以上に立場上の制約があると思いますが、登山を含め、これまで続けてきた研究活動もできる環境であってほしい。研究熱心な姿勢は父である前の天皇陛下そっくりです。新陛下は国連など国際的な舞台で何度も水問題の研究成果を発表していますが、皇族のこうした活動は一昔前は当たり前ではありませんでした。将来の天皇が海外で講演することに驚きながら取材をしてきました。

 即位されても優しくて気さくな人柄は変わらないと思います。新たな一面の発見や驚きに触れることも期待しつつ、新陛下を撮り続けます。
参照元:新天皇陛下、気取らず温かく 英のパブで友とビール
毎日新聞2019年5月1日 00時05分

【解説】 学問と家族を大切に、新時代を担う新天皇
2019年04月30日 BBC NEWS JAPAN

日本では4月30日夕、皇居での退位礼正殿の儀を終え、天皇陛下が退位した。5月1日午前0時をもって皇太子徳仁親王(59)が新天皇に即位し、元号が令和に変わる。

新天皇は、これまでの伝統にのっとった天皇とはさまざまな面で異なったアプローチをするとみられている。

徳仁親王は皇太子時代、家族や学業を優先することで、常に周囲の期待に挑戦してきた。

皇太子さまが天皇という立場を、新時代の要請に合わせてどう変えていくのか注目されているが、実際には歴代天皇の伝統の上に、自分なりの天皇としてのあり方を築いていく必要があるかもしれない。

学問に注力

新天皇は、以前とは大きく異なる日本と日本の皇室を代表することになる。

天皇陛下と異なり、徳仁親王は若いころ、自分自身の夢や学問を追求する機会があった。

学習院大学文学部史学科を卒業した後には、1983~1985年に英オックスフォード大学のマートン・コレッジへ留学した。

オックスフォード大学ではテムズ川の水運史を学び、その後、学習院で博士課程の研究を続けた。

オックスフォードでの生活は、徳仁親王に大きな影響を与えた。1993年に発行された回顧録「テムズとともに 英国の二年間」では、この時代を人生で「もっとも幸福な時間」だったと振り返っている。

1991年に皇太子となり、皇族としての責務が重くなった後も、徳仁親王は学問と世界の水運問題への情熱を絶やさなかった。2007~2015年には、国連「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁を務めている。

家族への献身

徳仁親王は30歳まで家族と同居していた。それまでの皇室では、未来の天皇は侍従によって育てられるのが伝統だったが、当時皇太子ご夫妻だったご両親の強い意向で、ご両親に育てられた。

かつては皇位継承者の教育において、皇族としての立場を自覚し、自分よりも国民を優先する姿勢を身につけることが重視されたが、徳仁親王が生まれた時代には、家族との生活も同様に大事だと考えられるようになっていた。

徳仁親王にとっての家族の重要性は、後に皇太子妃雅子さまがストレスによる「適応障害」に苦しんだ時にも表面化した。

元外交官の雅子さまは、皇室での生活や、男子の後継者を生まなくてはいけないという圧力から、2004年に適応障害と診断された。

そのため、徳仁親王は一人娘の愛子さまの子育てで積極的な役割を担い、公務を怠っているという批判から雅子さまを守り、強力に擁護した。

娘の愛子さまも、天皇継承をめぐる議論の的になっている。1947年に制定された皇室典範では、男子だけが天皇の位を継ぐことができる。

2004年、小泉純一郎首相(当時)は、この法律を改正して女性天皇を認め、愛子さまが未来の天皇になる可能性を作り出そうとした。

この計画は2006年、愛子さまのいとこに当たる悠仁さまが生まれたことで中断され、男性後継者がいないという危険は回避された。

令和を迎えて

5月1日をもって徳仁親王は新天皇となり、日本は令和の時代を迎える。

令和は「うつくしい調和」を意味し、古代の歌集「万葉集」から引用された。

中国の漢詩などから元号の名前を取る1300年来の伝統も、ここで終わりを告げた。

世論調査によると、日本人の7割以上が令和という新元号を気に入っており、新天皇に対しても好意的だ。

こうした高評価がある一方、変化の激しい日本において新天皇が持つ役割については疑問点が残る。

天皇の任務は象徴的なものがほとんどで、各地をめぐっての国民とのふれあいや、他国の元首や政府高官との会談が主だ。

しかし、第2次世界大戦後に生まれた最初の天皇は、それ以上の変化を期待されているかもしれない。

日本経済新聞は社説で、世界が移り変わる中、この新しい時代に新天皇がどのようにご自身の立場と責任を捉えるのか注視していると述べた。

娘が天皇になれないと定める法律には、特に関心があるだろう。

新天皇が法改正を望むのかどうかに注目がある待っているが、これまでのところ、徳仁親王はこの話題を避けている。

学問びいきの皇太子はその代わり、まずは歴代天皇に学び、公務を続けたいと述べている。

(英語記事 The prince taking Japan into a new era)
参照元:【解説】 学問と家族を大切に、新時代を担う新天皇
2019年04月30日 BBC NEWS JAPAN




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スペースX社がロケット実験中に事故を起こす



イーロン・マスクのスペースXがロケットエンジンの実験中に事故を起こしたとニュースが伝えている。


スペースXとNASA、宇宙船のエンジン異常の原因について沈黙続ける
AFPBB News 2019/04/26 06:23

【AFP=時事】米フロリダ州で20日に発生した米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)のカプセル型宇宙船クルー・ドラゴン(Crew Dragon)のエンジン試験中のトラブルをめぐり、同社と米航空宇宙局(NASA)は25日になっても原因を明らかにせず、重大とみられるトラブルは謎に包まれたままとなっている。

 同宇宙船は年内に米国人宇宙飛行士を乗せ、国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げられる計画となっている。

 イーロン・マスク(Elon Musk)氏が創業し最高経営責任者(CEO)を務めるスペースXは、フロリダ州ケープカナベラル(Cape Canaveral)での20日の地上試験中に「異常」が発生したと述べた。

 ニュースサイト「フロリダ・トゥデイ(Florida Today)」には、試験場から大量の煙が出ている様子を捉えた画像が掲載され、爆発の可能性があるとの臆測を呼んでいる。ツイッター(Twitter)には爆発の瞬間を捉えた動画が投稿されている。動画が本物であるかは証明されておらず、スペースXは動画の信ぴょう性を否定していない。

20日の発表以降、スペースXは詳細を明らかにせず、NASAもいかなる質問もスペースXに問い合わせるようにと回答している。

 ただNASAの航空宇宙安全諮問委員会(ASAP)は25日、クルー・ドラゴンのエンジン「スーパードラコ(SuperDraco)」8個の発火によりトラブルが生じたことは認めた。

 同諮問委員会のパトリシア・サンダース(Patricia Sanders)委員長は、アラバマ州ハンツビル(Huntsville)での会合で、今回のトラブルで「負傷者は出ていない」とし「スペースXが調査を主導し、NASAも積極的に参加」していると述べた。


まさに現在、射手座に土星がトランジットして、ラーフ/ケートゥ軸が重なり、火星もアスペクトしている効果である。


マンデン占星術では、土星や火星などの凶星の影響が重なった場合、地震や災害、戦争や事故などを表わすが、特に土星、火星、ラーフ/ケートゥ軸という太陽を除いた凶星群のほどんどが射手座にフルアスペクトしている状態である。


先日からこの象意が飛行機墜落事故(エチオピア)や爆弾テロ(スリランカ)、そして今回のロケット爆発事故(米国)など次々に大規模事故や災害を起こしていることがはっきりと理解できる。






因みに今回のスペースXの事故の映像、写真を探そうとして、検索していた所、スペースX社による過去の事故の写真が検索されて出て来た。



スペースX社は、2016年9月1日にフロリダの空軍基地で、2日後に打ち上げ予定だったロケットが爆発しており、2015年6月28日にも無人ロケット「ファルコン9」が打ち上げ後に爆発している。






2016年9月1日の事故の時、射手座には凶星の影響はないが、太陽と月が獅子座でコンジャンクトし、そこにラーフ/ケートゥ軸が重なっている為、日蝕が生じている。


そして、そこに土星がアスペクトしているが、獅子座にラーフが在住し、そこに土星がアスペクトしている。


つまり、獅子座にラーフと土星の影響が見られる。


獅子座も射手座と同様、事故などを表わす危険な星座であり、ジャイミニの解釈では、射手座の他に獅子座、牡羊座なども危険な星座である。


要するにジャイミニのロジックでは、火の星座は危険である。


その獅子座に日蝕が形成されて、土星がアスペクトしているが、獅子座から見ると4室に土星と火星が在住し、10室にアスペクトしている。


そして、この日の同じ朝に中国が衛星「高文10号」の打ち上げに失敗して、長征4号丙ロケットが失われたようである。



世界の別の地域で、ロケットの打ち上げに失敗していることは、明らかに占星学的な約束事であったことを表わしている。







2015年6月28日の事故の場合は、まさに打ち上げ後の爆発であり、また高い所からの転落にも相当するが、トランジットを見ると、逆行する土星が蠍座から射手座にアスペクトし、火星が双子座からアスペクトしている。


またジャイミニアスペクトでは、火星、ラーフ、ケートゥが射手座にアスペクトして、射手座を傷つけている。






2018年12月6日にも爆発ではないもののスペースXのファルコン9がロケットの着地に失敗している。






この時は、既にトランジットの土星が射手座を通過中である。




米国では20世紀に164回ロケットの打ち上げに失敗したようである。




失敗した回数が多いことを考えると、決して安全な乗り物であるとは言えない。



ロケットエンジンとは、燃料に火を付けて爆発を起こして、推進力に変える仕組みであり、車のガソリンエンジンなどと比べると、大規模で、火力も強いため、非常に危険である。



ロケットが打ち上げられる時、それは爆発であり、周囲に煙と音を響かせる。



元々ロケットとは、ナチスドイツが世界で初めて開発したV2ロケットの技術を元にしており、終戦後、米国がペーパークリップ作戦で、ドイツの科学者、技術者を米国に連れてきて、ミサイルの開発競争をした結果、生まれた技術である。


敵の陣地へ着弾させるという発想の技術であり、人を運ぶ乗り物という発想ではない。



しかし、現在、イーロン・マスクなどがもてはやされて、ロケットで火星に移住する計画とか、既存のロケット工学などの技術の延長で、色々と壮大な計画を夢想しているようだが、非現実的に思えるプランである。



現在の物質科学のパラダイムの中から全く外れていない発想であるが、燃料を燃やして、推進力に変えるロケットエンジンは、石油を支配する巨大企業の利益に合致しているため、こうしたイーロン・マスクのロケットによる有人宇宙旅行計画などが世間的に受け入れられているように思える。



因みに米国のロッキード社などは墜落したUFOからリバースエンジニアリングによって既に反重力推進の技術を取得して、地球製のUFOを開発して保持している。



この反重力推進システムで宇宙に行く方がより安全であるが、石油系の巨大多国籍企業の利益に合致しないためか、全くこうしたパラダイムシフトが起こらない。




ジャイミニの発想だと、射手座、獅子座、牡羊座などの火の星座は、事故などが起こりやすい危険な星座なのだが、ロケットエンジンで燃料を燃やすというのはまさに火の象意である。


一方で、反重力推進システムなどで、空を飛ぶUFOなどは、よりスマートであり、明らかに水瓶座、双子座、天秤座の風の星座の象意である。



世間的にはようやく電気自動車というものが、普及し始めているが、まだまだこれからである。


この電気自動車はガソリンエンジンを使わないので、燃焼系の推進システムではなく、これは明らかに水瓶座の象意である。


電子とは電子の流れであるが、光が粒子性と波動性を持つように電子も粒子性と波動性を持っており、一種の波であると考えられる。



この波動を扱う科学は、水瓶座の科学であり、電波を使うラジオ、テレビ、携帯電話などは、現代の白魔術である。



燃料を燃焼させて爆発を起こし、それを推進力に変えるロケットエンジンは、原始的であり、これだけテクノロジーが発達した今、非常に違和感を感じざるを得ない。



石油による火力や原子力といった分野は、政治権力と関係があり、原子力も権力者が、戦争する力、支配する力を保持する為に必要とされている。



それはやはり石油系の巨大な既得権益者のせいである。



現代社会は、どちらの方向に進んで行くのか、古いパラダイムか、それとも新しいパラダイムか、非常に迷走し、混迷の度を深めている。



しかし、電気自動車、人工知能、ブロックチェーンによる分散型社会、物のインターネット(IOT)、シェアリングなど、少しずつ水瓶座の文明へとシフトしていく兆候が見られるのは確かである。





(参考資料)



スペースXのロケット爆発、悲劇から学ぶ
失敗から成功へ、一進一退を繰り返す宇宙開発
2016.09.06 NATIONAL GEOGRAPHIC

米国東部時間の9月1日朝、フロリダ州ケープカナベラルにある空軍基地で、2日後に打ち上げ予定だった宇宙企業スペースX社のロケットとイスラエルの通信衛星が爆発した。

爆発が起こったのは午前9時7分ごろ。NASAのケネディ宇宙センターの東にある軍事施設、ケープカナベラル空軍基地第40複合発射施設でのことだった。目撃者らは、数キロ離れた場所からでも黒い煙の雲が見え、雷のようなごう音が響いたと話している。

 米空軍は、爆発によって「一般市民に危険がおよぶことはない」とコメントを出したほか、基地の救急隊員が現場に向かったと述べた。スペースX社も独自に声明を出し、「発射台に異常があったため、ロケットとペイロードが失われた。発射台は標準的な手順に従 って片付けられ、負傷者は出ていない」とした。

発射にはリスクが伴う

 宇宙飛行産業にリスクは付き物で、今回のような爆発は決して珍しくない。この日だけでも、もう1件ロケット事故が起こっているのだ。同じ朝、中国が衛星「高文10号」の打ち上げに失敗した。現時点で原因は不明だが、長征4号丙ロケットが失われるという大き な損害が出ている。

 スペースX社のロケットにしても、爆発は今回が初めてではない。2015年6月28日、国際宇宙ステーションに物資を届ける無人ロケット「ファルコン9」が打ち上げ後に爆発。NASAに少なくとも1億1000万ドルの損害が出た。数週間後、スペースX社のCEOイーロン・マ スク氏は、同社のロケットが爆発したのは、過去7年で初めてであると述べた。(参考記事:「物資の残りわずか2カ月分、国際宇宙ステーション」)

 アポロ13号のフライトディレクター、ジーン・クランツ氏は「失敗は選択肢にない」という不朽の名言を残したが、ロケットに関しては失敗の可能性が常にあることを、1日の事故はあらためて示した。英語では「難しいことではない」という場合に「ロケット科学 じゃないんだから(it’s not rocket science)」という言い回しが使われるが、実際には、ロケット科学はごく基本的な物理の法則に基づいている。本当に厄介なのは、ロケット工学だ。

 マサチューセッツ工科大学安全保障研究プログラムで研究員を務めるジム・ウォルシュ氏は、米国の公共ラジオネットワークであるナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)に対し、「ロケットは極めて複雑な装置です」と語った。「数百万の部品があり、ミスを犯 す可能性は部品の数だけあります。計算上のミスかもしれませんし、構造上のミスかもしれません」

 とりわけ、新たに設計されたロケットでは不具合が珍しくない。例えば、米国では20世紀に164回打ち上げに失敗したが、うち101件は宇宙開発計画開始後10年以内に発生している。ソビエト連邦に遅れを取るまいと、技術者たちが奮闘していたころだ。(参考記事 :「NASA黄金時代のお宝写真約700枚がオークションに」)

 ここ10年は、効率的で費用対効果の高いロケット設計への需要が高まり、技術革新が進んでいるが、その反面、落胆することもよく起きている。

 ロケット工学を専門とし、1985年から1999年までに米国で起こった打ち上げ失敗例の研究を主導したイーシー・チャン氏はこう記している。「米国では、デルタIII、コネストガ、アテナ、ペガサスなど、新たに開発された商業用打ち上げシステムでは、初期に打ち 上げの失敗があった。1950年代後半から1960年代前半にかけて起こったバンガード、ジュノー、ソー、アトラスの失敗を再現することになったのだ」

悲劇から学ぶ

 ロケット打ち上げの全体的な成功率は高い水準を保っているが(昨年は世界で行われた打ち上げ87回のうち、82回で軌道投入に成功している)、1度失敗すれば、金額の面でも信頼性の面でも甚大な損失が発生する。

 例えば2003年には、日本がH-IIAロケットの打ち上げに失敗した。H-IIAロケットはH-II発射システムより経済的で競争力のあるロケットを目指して開発されたものだが、2本のブースターが分離できず、指令破壊せざるを得なかったため、軌道投入に至らなかった。

このロケットには情報収集衛星が積まれていた。損失額は7800万ドルに上り、世界各国からの信頼も揺らぐ事態となった。

 米国で起こった無人打ち上げ機の失敗のうち、最大級の損失額となったのは2011年の4段式ロケット、トーラスXLだ。地球の気象研究を目的とした4億2400万ドルの衛星を積んでいたが、先端のノーズコーンが時間通りに分離できず、太平洋に落下した。

 発射台から1度も飛び立てなかったロケットもある。なかでも、1967年のアポロ・サターン宇宙船は最も悲惨な結果となった。発射台での演習中に突然火災が起こり、NASAの宇宙飛行士3人が亡くなったのだ。NASAにとっては当時まだ着手したばかりの有人宇宙飛行 計画で初めて人命を失った悲劇であり、このミッションは後に3人の犠牲者に敬意を表して「アポロ1号」と命名された。

 一方で、この悲劇を教訓にして実を結んだこともある。NASAは事故後、アポロ宇宙船の安全装置と手順を大幅に改善し、それ以降のアポロ計画は(アポロ13号のような事態はあったものの)安全面でほぼ完璧という実績を挙げたのだ。

「悲劇から学ぶ」という意志は現在でも受け継がれている。NASAのチャールズ・ボールデン長官は2015年に起きたスペースX社の事故を受けて、過去の事例同様、この爆発事故によって「宇宙飛行が途方もない挑戦だということをあらためて教えられました。しかし、 我々は一つ一つの成功と挫折から学んでいくのです」と語った。
参照元:スペースXのロケット爆発、悲劇から学ぶ
失敗から成功へ、一進一退を繰り返す宇宙開発
2016.09.06 NATIONAL GEOGRAPHIC

解き明かされた"難解で複雑な"原因、1月8日に打ち上げ再開へ
鳥嶋真也 2017/01/05 10:09 マイナビニュース

9月1日(日本時間)、米国の宇宙企業スペースXの「ファルコン9」ロケットが、打ち上げに向けた試験中に爆発する事故が発生した。この事故によりロケットは完全に破壊され、ロケットの先端に搭載されていたイスラエルの人工衛星「アモス6」も喪失。さらに発射台も大きな被害を受けた。

事故から4カ月が経った1月2日、スペースXはこの事故の調査結果を発表。同時に1月8日の打ち上げ再開を目指すと発表した。はたして、イーロン・マスク氏が「スペースX史上、最も難解で複雑な失敗」と語った事故の原因は何だったのか。そしてスペースXとファルコン9はこのどん底から這い上がれるのだろうか。

解き明かされた「難解で複雑な原因」

9月1日の事故後、スペースXからはまず11月中の打ち上げ再開を目指すという発言があったものの実現せず、続いて12月中を目指すという発言もあったがこれも実現せず、年明けを迎えることになった。

1月2日、スペースXは事故原因の調査結果を発表し、ロケットの第2段の液体酸素タンク内に搭載してある、ヘリウムの入った3つの圧力容器のうちのひとつの破損によるものだった、と明らかにした。

この圧力容器は外側(外張り)が炭素繊維複合材、内側(内張り)がアルミニウムで作られた二重構造になっており、Composite Overwrapped Pressure Vesselの頭文字から「COPV」と呼ばれている。ファルコン9の第1段と第2段の両方に搭載されており、中には極低温に冷やされたヘリウムが詰め込まれ、各段のタンクの加圧に使われる。

このCOPVは液体酸素タンクの"中"、つまり液体の酸素に沈み込ませた形で設置されており、言い方を変えるとCOPVと液体酸素が直接触れ合った状態にある。圧力容器の中に入った冷たいヘリウムは、冷却し続けなければすぐに温度が上がって膨張してしまうため、同じように冷たい液体酸素に沈み込ませることで、温度が上がるのを抑えている。

今回の事故では、まずCOPVの外側の炭素繊維複合材と内側のアルミニウムとのあいだにある隙間、もしくはアルミニウムが歪んだことで発生した隙間に、推進剤である酸素が入り込んで蓄積。くわえて、炭素繊維の破壊や摩擦によって火がつき、爆発に至ったという。実際、事故現場から回収されたCOPVからは、内張りのアルミニウムが変形していることが確認されたという。

また、COPVの中に充填された極低温のヘリウムが、周囲の液体酸素を冷やして固体酸素にしてしまった可能性もあり、この場合さらに引火する危険が高まるとしている。

COPVのような、炭素繊維複合材を使った圧力容器、というのは珍しいものではなく、金属製の容器に比べ軽く造れるので、ほかのロケットでも、あるいはほかの用途でも広く使われている。また、圧力容器を液体酸素タンクの中に置くことも特段おかしなことではなく、ほかのロケットでも液体水素や液体酸素のタンクの中に圧力容器を入れるといったことは行われている。

しかし、ファルコン9の場合は「COPVを液体酸素の中に入れる」という点がほかにはない特徴だった。ほかのロケットの場合、COPVを使う場合は推進剤タンクの中に入れず、外に搭載する。あるいはタンクの中に入れる場合でも炭素繊維複合材を使わない、純粋な金属製タンクを使用する。

これには、炭素繊維複合材が極低温に弱く、また内側の金属部分との熱膨張率の違いで割れたり破裂したりする可能性があること、生産時に品質にムラが生じやすいこと、さらに液体酸素という強力な酸化剤の中に炭素繊維複合材を入れることは(まさに今回のような)引火につながる可能性がある、といった理由がある。

さらに、ファルコン9の現行型「フル・スラスト」では、推進剤をたくさん詰めるよう、通常よりもさらに冷やして密度を高めており、さらにヘリウムもより冷却し、さらに充填も打ち上げ直前に急速に流し込むという手順をとっていた。そのためほかのロケットよりも各部分へかかる影響が大きく、それが今回、COPVで顕著に出た、ということもあった。

こうしたファルコン9ならではの理由が重なり、事故に至った。

1月8日の打ち上げ再開を目指す

事故発生後、スペースXは「故障の木解析」と呼ばれる、こうした事故ではおなじみの解析方法を使って原因を推定。さらに地上での再現試験なども経て、特定に至った。調査には連邦航空局(FAA)、米国空軍、米国航空宇宙局(NASA)、そして国家運輸安全委員会(NTSB)、外部の専門家なども参加しており、今回の結論には彼らスペースX以外の専門家の同意も得られたものと考えられる。

スペースXではこの調査結果を受け、短期的、長期的の2つの面から是正措置を取るとしている。

まず短期的には、COPVの設置場所を変え、詰め込むヘリウムの温度をこれまでよりも若干上げられるようにするという。もちろん極低温であることには変わらないが、少なくとも隣接する液体酸素が固体にならない程度には温度を上げるということだろう。またヘリウムを充填する手順も以前のやり方に戻し、ゆっくり流し込むようにするという。この場合、ヘリウムの充填量が減ったり、充填中に蒸発するヘリウムの量が増えるなど、効率やかかるコストという点でやや劣るものの、致し方ないところだろう。

また長期的には、COPVの内側のアルミニウムの歪みを防ぐための設計を変えるとしている。これが完成すれば、ヘリウムを充填する手順をもとに戻し、ここ最近と同じ、急速に流し込めるようにできるとしている。

1月2日の時点で、ファルコン9の打ち上げ再開は1月8日に予定されている(時刻は不明)。打ち上げ場所はカリフォルニア州にあるヴァンデンバーグ空軍基地で、衛星通信会社イリジウムの通信衛星「イリジウムNEXT」を10機まとめて打ち上げる。

また、事故が起きたフロリダ州ケイプ・カナヴェラル空軍ステーションはまだ修理中だが、隣接するケネディ宇宙センターの第39A発射台を使えるようにする作業が進んでいる。この発射台はもともとスペース・シャトル、さらにさかのぼるとアポロ計画で使われたサターンVロケットが打ち上げられていた場所で、シャトルの引退後にスペースXがNASAから借り、同社の有人宇宙船「ドラゴン2」を打ち上げるための改修を続けていた。しかし、今回の事故が起きたことで、ドラゴン2だけでなく無人の人工衛星も打ち上げられるようにするための改修も同時に行われることになった。

もともと事故前から、ドラゴン2を打ち上げるための作業が進んでいたこともあり、改修作業はほぼ完了し、1月下旬には打ち上げが可能になるという。

NewSpaceの雄、這い上がれるか

結論から言えば、今回の事故はスペースXに極低温の液体酸素やヘリウム、そして炭素繊維複合材を扱うための知見が欠けていたということになろう。また、今回の事象が試験で再現できたということは、事前の試験も不十分だったということになるだろう。さらにファルコン9は2015年にも一度失敗しており、このときの原因はCOPVを支える支柱に欠陥があったと結論付けられているが、実は今回と同様の原因だった可能性も指摘されている。いずれにしても、同社がファルコン9の開発、そして改良を急ぎすぎた結果という感は否めない。

だが、そうした今流行の言葉で言うところの「スピード感」こそが、スペースXをスペースXたらしめているのも事実で、ほかのロケットのように入念な設計や開発、試験を経ていれば、今回のような事故は起きなかったかもしれないが、一方で同社が今日のような著しい成長を果たすこともなかっただろう。そしてこれからも、重厚長大なこれまでの宇宙開発とは一線を画するこのやり方を、彼らは貫き続けるだろう。

しかし、その姿勢をどう評価するのかは顧客である。衛星の事業者が、いくら安価でも危なっかしいロケットに自社の衛星は載せられないと判断すれば、スペースXは商業打ち上げという収入源のひとつを失うことになる。また今年以降からは米空軍など政府系衛星の打ち上げも始まり、さらに2018年からは宇宙飛行士を乗せた有人飛行も控えており、同社にとってはとにかく8日の打ち上げを成功させ、さらに連続成功を続けていくことで、顧客の信頼を取り戻していくほかない。

また、COPVの設計変更を行うということは、これまでのロケットの設計が間違いであったということを意味する。スペースXはファルコン9で政府系衛星や有人宇宙船を打ち上げるにあたって、米空軍やNASAなどから審査と認証を受けてきたが、その有効性も疑わしくなる。設計変更後のロケットそのものの再認証が必要になるのか、設計を変えた箇所のみ最低限の再審査で済むのかは現時点では定かではないが、ともかく2017年はスペースXにとって試練の年となりそうである。

もっとも、スペースXはそんな心配をよそに、2016年12月29日、Instagramに「ファルコン・ヘヴィ」ロケットの写真を投稿した。ファルコン・ヘヴィは同社が今年打ち上げ予定の巨大ロケットで、ファルコン9を3機束ねたような姿をしている。

まだファルコン9の事故の調査結果を発表する前の段階でこの写真を公開したあたり、ファルコン9の打ち上げ再開はもちろん、さらにその先へも我々は立ち止まらず突き進んでいくぞ、というメッセージのようにも受け取れる。
参照元:解き明かされた"難解で複雑な"原因、1月8日に打ち上げ再開へ
鳥嶋真也 2017/01/05 10:09 マイナビニュース

米スペースXの宇宙船、試験中に「異常」 有人飛行に影響か
2019年04月22日 BBC NEWS JAPAN

アメリカの宇宙開発企業スペースX(エックス)の宇宙船「クルー・ドラゴン」で20日、エンジンの試験中に「異常」が発生した。同社が年内に予定している国際宇宙ステーション(ISS)への有人飛行が延期される可能性もある。

アメリカでは2011年にスペースシャトルの飛行を終了。それ以来、同国の宇宙飛行士はロシアの宇宙船ソユーズでISSに行っている。

米空軍の広報官が地元メディアに語ったところでは、「クルー・ドラゴン」は、フロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地でエンジンの燃焼試験中だった。この事故によるけが人はいなかったという。

「クルー・ドラゴン」は、3月に初の無人の打ち上げ実験を成功させたばかりだった。

スペースXは事故に関する調査の開始を発表。宇宙船のシステムが「厳しい安全基準」に適合していることを確認すると述べた。

この事故が原因とみられる煙を撮影した写真が、ソーシャルメディアで出回っている。下のツイッターでは、投稿者が「ビーチから煙が見えた」と書いている。

スペースXは、起業家イーロン・マスク氏が2002年に設立した。

(英語記事 SpaceX capsule suffers 'anomaly' in tests)
参照元:米スペースXの宇宙船、試験中に「異常」 有人飛行に影響か
2019年04月22日 BBC NEWS JAPAN









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スリランカ連続爆弾テロについて -シンハラ人、タミル人、ムーア人 26年の民族的確執-



昨日(4/21)、スリランカの大都市コロンボなどでキリスト教会や高級ホテルで計8回の連続爆弾テロが起きている。


テロによる死者が290人にも及び、その中には日本人も含まれているという。


日本人1人死亡=連続爆弾テロ、死者290人-スリランカ
2019年04月22日12時15分 時事ドットコム

【ニューデリー時事】スリランカの最大都市コロンボなどのキリスト教会や高級ホテルで21日、テロとみられる計8回の爆発が起きた事件で、河野太郎外相は22日、東京の外務省で記者団に対し、日本人の被害について1人が死亡、4人が負傷していると明らかにした。一方、スリランカ警察は22日、テロによる死者数が290人に達したと発表した。ロイター通信が伝えた。

日本政府関係者によると、死亡した日本人はスリランカ在住者だった。ロイター通信は、外国人の死者数について、少なくとも32人と報じた。米英両政府も自国民の死亡を確認した。

ロイターによると、警察当局者は「爆発のほとんどは自爆テロによるものだ」と語った。当局は容疑者13人を拘束し、背後関係を調べているが、動機も含め実行犯の実態は明らかになっていない。ウィクラマシンハ首相は、容疑者について「地元の者とみられる」と語ったが、外国とのつながりも調べている。
 爆発はまず21日午前、キリスト教のイースター(復活祭)を祝う教会や、外国人の利用者が多いコロンボの五つ星ホテルで6件が相次いだ。午後になってコロンボ近郊のホテルでさらに1件が発生。当局がコロンボの住宅に捜索に入った際にももう1件起きた。


スリランカというと仏教の国で、平和で、アーユルヴェーダなどをしにバカンスを楽しみに行くといったイメージがあるが、そんなスリランカで、大規模な連続爆弾テロが起こったことに非常に驚かざるを得ない。


然し、調べてみれば、1983年にシンハラ人とタミル人との大規模な民族対立が起こって、全土にわたって暴動が繰り返され、26年に亘る内戦が繰り広げられたというので、平和なイメージはごく最近のものである。


wikipediaによれば、スリランカは、1948年2月4日にイギリス連邦内の自治領(英連邦王国)として、セイロンという国名で独立している。


その後、1972年に仏教を準国教扱いにする新憲法を発布し、共和制に移行し、国名をスリランカ共和国に改称したと記されている。


1978年に議院内閣制から大統領が執行権を行使する大統領制に移行し、スリランカ民主社会主義共和国という現国名に改称したようである。



アストロデータバンクには、1948年2月4日の最初の英領内の自治領としての独立時と、1972年の新憲法発布、共和制への移行時のデータがあったため、まずは、1948年2月4日の最初の独立時の建国図を作成してみた。






まず、チャートを作成してみると、非常に驚いたが、今回のテロリズムの理由を瞬時に読み取ることが出来た。



このマンデン図によれば、スリランカは2018年9月15日からマハダシャーがラーフ期に移行しているが、ラーフは牡羊座のバラニーに在住し、土星からのアスペクトを受け、ディスポジターの火星は8室で逆行し、逆行する土星のアスペクトを受けている。



4室は国土や不動産、教会や大学などの建物などのインフラ関係、愛国心や民主化運動を表わし、また議会なども表わし、国民感情や国民生活などに関わるハウスである。



ラーフが4室に在住して土星がアスペクトすることによって4室が激しく傷ついている為に爆弾テロで、教会やホテルなどの国内の重要な不動産、インフラが破壊されたのである。



またディスポジターの火星が8室(災難、苦悩)に在住していることも、国土が荒廃し、国民生活が混乱に巻き込まれることを示している。



まず基本的にスリランカが26年間にも亘って、内戦によって国民生活が不安定化したのはこの配置の為である。



またラーフは、牡羊座のバラニーに在住しているが、バラニーは反体制組織や諜報機関などを表わすナクシャトラである。




スリランカのシンハラ人とタミル人との民族対立の歴史の中に今回のテロリズムの原因が潜んでいると考えられる。



シンハラ人とは、元々北インドから移住してアヌラーダプラ王国を作ったとされる人々であり、上座部仏教を信仰し、総人口のうち約7割を占める人々である。



一方で、スリランカ・タミル人の原型とは、 南インドのタミル・ナードゥ地方から断続的に移住してきた人々であり、古くから南インドに住みついている土着のインド人である。



インドには古くからドラヴィダ系の土着のインド人が住んでいたが、北部からアーリア人が侵入して来たのである。



因みにwikipedia インド・アーリア人には以下のように記されており、戦闘的な狩猟民族が、土着のドラヴィタ系の平和なインド人の住む地域に侵入してきたと理解できる。




インド・アーリア人は、馬曳戦車を駆使し、青銅製の武器を使い、鎧を身にまとっていたため、戦闘においては強力で、さまざまな争いに打ち勝ったものと考えられている。

(wikipedia インド・アーリア人より引用抜粋)



シンハラ人とは、ドラヴィタ系とアーリア人の混血ということから、おそらくアーリア人という範疇で考えることが出来る。


そして、タミル人はドラヴィタ系の土着の昔からのインド人である。




シンハラ人には、一部にはキリスト教徒も含まれており、おそらく今回のキリスト教会へのテロの標的になったものと思われる。



1977年に総人口の7割を占めるシンハラ人を主体とする中道右派政党の統一国民党 (UNP)が選挙に勝利して政権を取得し、資本主義の導入、経済の自由化などを推し進めて来たのである。



その後、1983年からシンハラ人とタミル人に対する大規模な民族対立が26年間も続いていることを考えると、この国内の混乱とは、欧米と結託して、資本主義政策や経済の自由化政策、特に最近では、市場原理主義政策による国内の政治運営についてのタミル人の不満と、シンハラ人に対する武装蜂起が、スリランカの民族対立の本質である。



今回のテロで欧米人が使うキリスト教会や高級ホテルなどが標的にされたのは、市場原理を押し付けてくる欧米と、欧米と結託し、欧米の価値観を持ちこむシンハラ人に対する武装蜂起だからである。



wikipedia スリランカによれば、『1983年: シンハラ人とタミル人との大規模な民族対立が起こって、全土にわたって暴動が繰り返された。これ以後、2009年に至るまで長期にわたる事実上の内戦状態が継続した。シンハラ人とムーア人の対立、シンハラ人内部の対立も激化する。』と記されている。



上記でシンハラ人と対立したムーア人とは、イスラム教を信奉するムスリムであり、8世紀から15世紀にかけてスリランカに住み着いたアラブ人商人達であるという。




つまり、スリランカの内戦とは、シンハラ人(アーリア人)と、タミル人(ドラヴィタ系土着インド人)、ムーア人(イスラム教)との三つ巴の戦いである。



そして、今回のテロとは2009年に治まっていた国内の内戦のぶり返しであり、おそらく人口の3割しか占めていない少数民族であるタミル人(ドラヴィタ系土着インド人)やムーア人(イスラム教)の反体制武装組織によるシンハラ人やシンハラ人の背後にいる欧米人に対する犯行なのである。



290人犠牲、捜査本格化=謎の実行組織-スリランカ連続爆弾テロ
2019年04月22日14時24分 時事ドットコム

【ニューデリー時事】スリランカで日本人を含む290人が犠牲になった連続爆弾テロから一夜明けた22日、治安当局は拘束した13人を正式逮捕するなど捜査を本格化させた。警察筋がAFP通信に語ったところによると、13人は同じ過激派に属し、最大都市コロンボ内外の2カ所で拘束された。ただ、テロの実行組織やその動機など事件の背景は不明のままだ。

事件ではスリランカ在住の日本人1人が犠牲となり、4人が負傷した。日本政府は職員を新たに派遣し、爆発に巻き込まれた邦人の保護などに当たる。

 ロイター通信によると、21日に起きた8件の爆発のうちコロンボの3件と近郊ネゴンボの1件が同じ午前8時45分(日本時間午後0時15分)に発生。その5分後にコロンボでもう1件、さらに15分後、東部バティカロアで1件起きた。高い精度で実行された同時多発テロだった可能性が疑われている。

 AFPによると、最後の爆発は、警察が踏み込んだ家で起きたという。容疑者の自爆で警官3人が巻き添えになった。さらにコロンボの空港で「簡易爆弾(IED)」とみられる爆発物が見つかり、21日夜までに処理された。

 警察内部では今月に入って「イスラム過激派『ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)』が、いくつか目立つ教会と、インド大使館を狙い自爆攻撃を計画していると外国の情報機関が報告してきた」と警告する文書が回覧されていた。NTJは昨年、仏像を破壊する事件を起こしたとして捜査関係者の間ではその名を知られていた。



この牡羊座のバラニーに在住するラーフのマハダシャーに移行したことによって、地下に潜伏していた反体制組織が活動を開始したということなのである。



そして、再び、過去の内乱状態の時のように国内の平和を脅かし始めたのである。



そして、それは2016年半ば頃から牡羊座に天王星が入室し、世界の右傾化が始まり、民族主義、国家主義、国家社会主義が勃興して来たこととも関係している。



スリランカのマンデン図のラーフに天王星がトランジットしているのである。








そして、もう一つは、現在、やはり射手座に土星、木星、ケートゥが集中し、火星がアスペクトして、射手座にトランジットの惑星のエネルギーが集中していることである。射手座には木星と土星のダブルトランジットが成立している。



射手座はスリランカの建国図で、12室に該当し、12室はマンデン占星術によれば、秘密の敵、秘密の計画、地下活動、外国のスパイ、敵によるスパイ活動、破壊活動家、陰謀、テロリスト、戦争と損失、暗殺などを表わすハウスである。



従って、今回の連続爆弾テロは、この12室の象意そのものである。



この連続爆弾テロに外国の勢力、例えば、イスラム原理主義などの支援があったのかどうかは分からないが、そうした可能性も考慮することが出来るのである。


何故なら、12室は外国のスパイという象意もあるからである。



日頃、欧米諸国に対して恨みのある勢力が外国からスリランカ国内の反体制活動を支援しているかもしれないのである。





因みにバラニーは非常に凶暴なナクシャトラであるが、CIAとかKGBとかMI6とかモサドとか諜報機関の最前線で働く人物はこのナクシャトラに惑星が在住している人が多い。


例えば、元イギリス海軍の情報部に所属し、退職後、007(ジェームズ・ボンド)などスパイ小説を書いたイアン・フレミングなどは、月がバラニーに在住しているし、CIAに所属していたことのあるデヴィッド・ロックフェラーは火星がバラニーに在住している。


CIAは戦後のアメリカの第二の植民地政策において重要な役割を果たし、諸外国の反体制運動を組織したり、アメリカに従わない国家指導者を暗殺したりして来たが、アメリカのそうした活動は、諸外国にとっては12室に該当するのである。



因みにブリハットサンヒター 第15章 星宿の分野には以下のように記されている。



27 バラニー宿には、血のついた肉を食べる人、残酷な人、殺戮・捕獲・破壊を好む人、籾のある穀物、低い家系に生まれたもの、精神の弱い人が属する。

(占術大集成(ブリハット・サンヒター)〈1〉古代インドの前兆占い (東洋文庫) ヴァラーハミヒラ (著), Varahamihira (原著), 矢野 道雄 (翻訳), 杉田 瑞枝 (翻訳)より引用抜粋)


この象意を見ると、『血のついた肉を食べる人、残酷な人、殺戮・捕獲・破壊を好む人』など不吉な象意が列挙されており、外国で爆弾テロなどの工作活動などに従事するCIAなどの諜報員の象意そのものである。




因みに1972年にスリランカで新憲法を発布し、共和制に移行した時のデータでマンデン図を作成してみたが、このチャートだと、現在、マハダシャーが木星期で、木星/金星期である。








木星は月から見た4室の支配星で、3、8室支配の火星からアスペクトされており、木星、土星、ケートゥが4室をトランジットして、火星も4室にアスペクトしている状況である。


月から見た3、8室支配の火星は10室に在住しており、その火星にトランジットのラーフがコンジャンクトし、土星や木星がアスペクトして、3、8室支配の火星にダブルトランジットしている。


そして、この火星のディスポジターの水星は8室のバラニーに在住して、8室と10室で星座交換している。



こちらのチャートでも今回の連続テロのことが説明できるようである。




今年中は、射手座に土星、木星、ラーフ/ケートゥ軸などがトランジットし、木星は一旦蠍座に逆行して、再び、年末に射手座に入室していくが、射手座はスリランカの12室である。



今年中はスリランカはテロリズムに巻き込まれる危険性があると言えるのである。



もし射手座が土星や火星、ラーフ、ケートゥによって傷つけられ、そこにラグナロードが絡んでいたり、あるいは、ジャイミニのロジックで、傷ついたAKやGKが絡んでいたりする場合、飛行機でスリランカまで跳躍して楽しもうとした矢先にこうしたテロリズムに巻き込まれる可能性があるということが出来る。



そうした場合、飛行機の墜落に例えられるような悲劇になりかねない。












(参考資料)



スリランカ連続テロ、邦人1人死亡 死者290人に
2019/4/22 8:58 日本経済新聞

【ムンバイ=早川麗】インド洋の島国スリランカの計8カ所で21日起きた爆発を巡り、菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で「現時点で邦人1人が死亡、4人が負傷したと確認した」と明らかにし た。ロイター通信によると、計290人が死亡し、約500人が負傷した。スリランカ政府は連続爆破テロとみて捜査を進めており、捜査当局が13人のスリランカ人を拘束したという。

安倍晋三首相は首相官邸で記者団に「日本はスリランカ、国際社会と手を携えて断固としてテロと戦う決意だ」と述べた。政府は同日までに、被害状況を把握するため、首相官邸直轄の「国際テ ロ情報収集ユニット」を現地に派遣した。菅氏は在留邦人や旅行者にメールで注意喚起したことも明らかにした。

外務省幹部は邦人の死者がさらに増える状況にはないとの見通しを示した。死者の性別や身元は遺族の希望で公表できないとしている。

KDDIは22日、社員1人がスリランカの最大都市コロンボ市内のホテルに滞在中、爆発に巻き込まれて負傷したと明らかにした。社員は電話ができ歩ける状態で、現在入院しているという。

スリランカ政府によると、11人の外国人死亡者の身元が確認された。インド人が3人、英国人が3人、英国と米国の二重国籍が2人、トルコ人が2人、ポルトガル人が1人。さらに外国人とみられる25 人の遺体があり、21日時点で36人の外国人が死亡した可能性がある。このほか19人の外国人が負傷し、病院で手当てを受けている。

海外での主な邦人被害では、2016年7月にバングラデシュの首都ダッカの飲食店で日本人7人がイスラム過激派に殺害されたほか、19年3月にはエチオピアで武装勢力が車を襲撃し、日本人女性1人 が死亡した。

スリランカでは21日午前、コロンボにある「シャングリラ」など3つの五つ星ホテルと、西部ネゴンボなどにある3つの教会でほぼ同時刻に爆発が起きた。その後、コロンボ近郊の動物園などでも 爆破があった。

経済活動への影響は必至だ。スリランカ政府は夜間外出禁止令を出し、偽情報の拡散を防ぐためフェイスブックなどソーシャルメディアの利用を停止した。同国のコロンボ証券取引所は22日を休 みにすることを決めた。スリランカ経済は観光への依存度が高く、事件で客足が遠のけば大きな打撃となる恐れもある。

この日はキリストの復活を祝う復活祭(イースター)にあたる。同国で少数派のキリスト教徒や、観光で訪れた外国人を狙った可能性が浮上している。ウィクラマシンハ首相は21日、自身のツイ ッターで「人々に対する卑劣な襲撃を強く非難する」とする声明を出し、爆発がテロ行為という認識を示した。

現地時間21日夜時点で、犯行声明は出ていない。スリランカでは1970年代に結成されたタミル人過激派組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」と、仏教徒中心の多数派シンハラ人の間で抗 争が続き、90年代に大統領が爆弾テロの犠牲になるなど治安が悪化した。その後、2009年にLTTEが敗北宣言し、ラジャパクサ前大統領が内戦終結を宣言していた。

現地では「周到に準備されたテロ」(現地ジャーナリスト)との見方が強まっているが、スリランカではキリスト教徒を狙った大規模なテロは珍しく、現地警察が爆発の背後関係を調べている。
参照元:スリランカ連続テロ、邦人1人死亡 死者290人に
2019/4/22 8:58 日本経済新聞

スリランカ連続テロ、邦人女性死亡 イスラム教徒13人拘束
2019年4月22日 中日新聞

 【コロンボ=共同】日本外務省は二十二日、スリランカの連続爆破テロで日本人一人が死亡し、四人が負傷したことが確認されたと明らかにした。日本政府関係者によると、死亡したのは現地在住の女性で高橋香(かおり)さん。地元メディアによると、警察当局者は二十二日、死者が二百九十人に上ったと述べた。負傷者は五百人以上。当局はイスラム教徒の計十三人を拘束、事情を聴くなどして実行犯の身元や動機、背後関係の捜査を続けた。

 日本政府関係者によると、日本人負傷者四人のうち一人は現地の日本大使館員。KDDIは出張中の男性社員一人が巻き込まれ、負傷したと明らかにした。

 スリランカでは今回のテロを受け、宗教間の対立が激化する懸念が出ている。犯行声明は出ていないが、当局はイスラム過激派が関与しているとみており、AP通信によると、国防相は八カ所で起きた爆発の大半が自爆だったとみられると述べた。二〇〇九年五月の内戦終結以降、安定していた治安が揺らぐ恐れもある。

 警察当局は今回の事件前に、イスラム過激派によるキリスト教会攻撃の可能性があることを把握していたとの情報もある。当局がテロを阻止できなかったことの責任を問う声も高まりそうだ。

 スリランカは人口の約七割をシンハラ人中心の仏教徒が占める。一割強がタミル人のヒンズー教徒。イスラム教徒は約一割、キリスト教徒は一割弱でいずれも少数派だ。

内戦ではタミル人が独立を求め、シンハラ人と争った。終結後の治安は比較的安定していたが、一部の仏教徒が過激化し、イスラム教徒と衝突。昨年三月には、イスラム教徒に襲われた仏教徒が死亡したことをきっかけに、報復として仏教徒によるイスラム教徒への襲撃が起き騒動が拡大、非常事態宣言が出された。

 事件は二十一日午前、コロンボ、西部ネゴンボ、東部バティカロアにある三つの教会と、コロンボ中心部の三つのホテルで相次いで爆発が起きた。さらにコロンボ郊外のホテルで爆発があり、住宅地で警官が職務質問をした容疑者が自爆して警官三人も死亡した。警察当局者によると、外国人は少なくとも三十五人が死亡した。

◆政府、情報収集へ派遣

 安倍晋三首相は二十二日、日本人一人を含む二百人以上が死亡したスリランカの連続爆破テロを受け「日本はスリランカ、国際社会と手を携えて断固としてテロと戦っていく決意だ」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。日本政府は、関連情報を官邸へ一元的に集約する組織「国際テロ情報収集ユニット」を現地に派遣した。関係者が明らかにした。

 首相はテロに関し「深い悲しみを覚えると同時に強い憤りを感じる。犠牲となられた方に対してお悔やみを申し上げたい」と強調。同時に「このようなテロは断じて許すことができない。強く非難する」と語った。
参照元:スリランカ連続テロ、邦人女性死亡 イスラム教徒13人拘束
2019年4月22日 中日新聞










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燃えるノートルダム大聖堂 -古い秩序の終わりを象徴-



フランス・パリのノートルダム大聖堂が火災で崩壊するショッキングな映像が、今朝のニュースで伝えられている。


ノートルダム大聖堂は、ローマ・カトリック教会の大聖堂で、ゴシック建築を代表する建物で、ユネスコの世界遺産にも登録されているフランスを象徴する歴史的建造物である。

wikipediaによれば、ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」という意味であり、聖母マリアを指すそうである。


パリから各地への距離を表わす時の起点はノートルダム大聖堂の前が起点となっており、歴史的に多くの祝賀行事や記念式典なども開かれており、フランスを象徴する歴史的建造物であるという。


但し、この歴史的建造物は、カトリック教会の建造物であるため、フランス革命の時には、ノートルダム大聖堂も襲撃を受け、大聖堂を飾っていた歴代の王の彫像が破壊されて埋められたという。


つまり、旧世界の封建的な秩序を象徴する建物であり、フリーメーソンやイルミナティーの立場からは、打倒すべき対象ということになる。


修復

1789年のフランス革命以降、自由思想を信奉し宗教を批判する市民により、大聖堂は「理性の神殿」とみなされ、破壊活動、略奪が繰り返されていた。1793年には西正面の3つの扉口および、王のギャラリーにあった彫刻の頭部が地上に落とされた。ノートルダムの歴史を語る装飾が削り取られ、大聖堂は廃墟と化した。

その後、ヴィクトル・ユーゴーの『ノートルダム・ド・パリ』の出版が、国民全体に大聖堂復興運動の意義を訴えることに成功し、1843年、ついに政府が大聖堂の全体的補修を決定した。1844年、ジャン・バティスト・ アントワーヌ・ラシュスとウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュクに委任が決まり、1845年に修復が開始された。1857年、共同修復者のラシュスが死去。その後はヴィオレ・ル・デュク単独の作業となった。1864年に修復は完了した。

ヴィオレ・ル・デュクは、1330年のノートルダム大聖堂を想定し、その完全なる復元に努めた。大規模な修復の一つが、大聖堂の交差部にあった尖塔の復元である。この尖塔は落雷でたびたび炎上し、倒壊の危険があるため1792年に一時撤去されたが、ヴィオレ・ル・デュクらが修復に乗り出した。ヴィオレ・ル・デュクによる尖塔の復元案は、全体の高さを以前よりも約10m高く設定し、デザインもより豊かなものとなった。さらに、最も大きな変更として、尖塔基部を囲んで福音史家と十二使徒の彫刻が付加された。ヴィオレ・ル・デュクは聖トマ像のモデルとなり、自らデザインした尖塔を見上げるポーズを取っている。

(wikipedia ノートルダム大聖堂より引用抜粋)


フランス革命後、大聖堂が廃墟と化し、その後、ヴィクトル・ユーゴーの『ノートルダム・ド・パリ』の出版が、国民全体に大聖堂復興運動の意義を訴えることに成功したと記されている。


ヴィクトル・ユーゴーは、ロマン主義の時代の代表的小説家であり、ロマン主義は、理性や啓蒙の時代から反動的に感受性や主観に重きをおく、恋愛賛美、民族意識の高揚、中世への憧憬といった近代国民国家形成を促進した一連の精神運動である。


つまり、極めて、理性的、合理的なフランスの急進的な啓蒙的精神から保守反動的な動きが生じて、ノートルダム寺院の復興運動につながった。


フランスの歴史的建造物であるが、フランス、あるいはヨーロッパの歴史の過去に属する建造物である。



ノートルダム大聖堂のショッキングな崩壊を見ると、まず、これは最近、相次いでいる射手座が象徴する航空機墜落事故と同じ範疇に属する出来事ではないかと思われる。


カトリック教会の高い建造物は、「天まで届け」という高い理想主義の象徴である。


「神」という理想まで届かんとするキリスト教の理想主義を象徴し、ニーチェがキリスト教は世俗化されたプラトン哲学であると看破したように真・善・美というイデアの中のイデア、抽象化の最高レベルを表わしている。


射手座は魚座からみた10室目であり、魚座の行為を表わしており、魚座の行動原理を示している。


すなわち、ノートルダム寺院の火災とは、射手座の理想主義の挫折であり、やはり射手座の高い所からの転落と似たような象意である。






現在、土星やケートゥが射手座にトランジットし、木星も射手座に入室して、火星も牡牛座から射手座にアスペクトしている。



そうした状況の中で起こった出来事である。



このようにヨーロッパの旧秩序の象徴であるカトリック教会の歴史的建造物が燃えて崩壊するという出来事は、旧世界の秩序の崩壊を象徴しているイベントではないかと思われる。


例えば、最近、フランスで激しさを増している燃料税増税へ反対する「黄色いベスト運動」などは、フランス革命の再来であり、そうした啓蒙主義運動の中で起こった火災である。


フランス革命などの過去の歴史においてノートルダム大聖堂が旧世界の秩序の象徴として打倒する対象として破壊されたことと関連しているかもしれない。



もう一つは、フランスの第五共和政のマンデン図を見た時にこの火災が説明できるかどうかである。






このマンデン図によると、火の惑星である3、10室支配の火星が4室(不動産、土地)に在住し、12室支配の土星と相互アスペクトしている配置がある。


3室は4室(不動産、土地)を損失するハウスであり、3室と4室の絡みは不動産の損失を意味する。


4-10の軸を土星と火星が傷つけているのであり、そこに不動産を損失する3室や出費の12室が絡んでいる。


マンデン占星術において、火星と土星の両方がコンジャンクトしたり、アスペクトすることは、戦争や大地震、原発事故など、巨大な自然災害を表わす配置である。


従って、フランスの第五共和政のマンデン図は、国内の激しい大変動を表わしているように思える。


そして、トランジットの火星がこの4室に在住する火星にリターンしていることに注目である。


このマンデン図だと、現在、火星/金星期であり、マハダシャーの火星は、3室支配で4室に在住し、火災による建物、建造物、不動産の損失を表わしており、アンタルダシャーの金星は、4室(不動産)支配で8室で減衰して、ラーフ/ケートゥ軸、太陽、6室支配の月などと絡んで傷ついている。


従って、このマンデン図だと、フランスの国土や建造物についての災難を表わすタイミングであることが説明できる。


最近、「黄色いベスト運動」などによって、フランスの凱旋門前のシャンゼリゼ通りの店舗が破壊されたり、そこに立ち並ぶ、銀行ATMが破壊されたり、高級車に火が放たれて破壊されたが、それらもこの配置が表わしていると考えられるが、ノートルダム大聖堂の火災も、全く関連なさそうに見えて、形而上においては、同じ原因から発する現象の一つであると考えられる。






フランス国民は、民主化運動に没頭する一方で、ノートルダム寺院の火災を目の前にして、「アベマリア」を合唱し、国民的悲劇の前で、愛国心を募らせているのである。


実際、どうしてノートルダム大聖堂に火が燃え広がったのかは不明であるが、フランスで起こっている出来事と密接な関連があるように思える。



























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