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孫正義とAI革命の行方




最近、ソフトバンクグループの孫正義が窮地に立たされている。


孫正義は、シェアオフィス事業を手がけるWeWork(ウィーワーク)を5兆円の価値があると見積もって1兆円を超える巨額の投資を行なったが、実際は問題だらけの会社で、業績不振の為、IPOが延期された。


ソフトバンクG、15年ぶり営業赤字=155億円、ファンド事業不振―9月中間決算
2019年11月06日20時53分 時事ドットコム

ソフトバンクグループが6日発表した2019年9月中間連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業損益が155億円の赤字(前年同期は1兆4200億円の黒字)に転落した。赤字は04年9月中間以来15年ぶり。純利益は半減した。投資先企業の評価額急減が響いた。投資会社として規模を拡大してきた同社の事業戦略は試練に立たされている。

7~9月期の利益の落ち込みは大きく、営業損失は7043億円に達した。孫正義会長兼社長は同日、東京都内で行った記者会見で、「決算内容はボロボロだ。真っ赤っかの大赤字」と総括した上で、「3カ月でこれだけの赤字を出したのは創業以来ではないか。台風というか大嵐だ」と語った。一方で、孫会長はこれまでの累計では利益が出ているとした上で、「粛々と前に進む」と強調した。

 営業赤字に陥ったのは、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」など、主力のファンド事業が不振だったためだ。米シェアオフィス大手ウィーワークを運営するウィーカンパニーや米配車大手ウーバー・テクノロジーズの株式評価が大きく下がった。両社とも競争激化などで厳しい経営を強いられている。


昨年の赤字決算により、ソフトバンクグループは倒産するのではないかと囁かれている。




連続する不運



最近、孫正義にとっての挫折となる出来事が2018年から2019年にかけて次々と続いていたのである。


例えば、ソフトバンクは、2018年12月19日に東証一部に再上場したが、公開価格の1500円を下回る価格となり、大失敗に終わったようである。


ファーウェイと組んで新型の格安スマホやモバイルルーターを売る予定だったが、12月5日にファーウェイのCEOがカナダで逮捕され、その計画が挫折した。


12月6日には大規模通信障害が発生し、ソフトバンクだけが通話できない状態で、法人契約をしていた各企業は他社に乗り換え、数日で1万件の解約を出したそうだ。


同じく12月に行われた電子決済サービス「PayPay」の100億円キャッシュバックキャンペーンでは、1%程度が不正利用されたという。


遡って2017年5月にサウジアラビアに出資してもらい10兆円規模のファンド(ソフトバンク・ビジョン・ファンド)を設立したが、サウジアラビアの反政府系ジャーナリスト・ジャマル・カショギ氏の暗殺にサウジアラビアのムハンマド皇太子が関与していたことが判明し、ファンドの出資者であったため、孫正義に倫理的責任も問われ、ファンドが事実上凍結されたようである。


そして、同じ頃、WeWork(ウィーワーク)という会社を5兆円と見積もる判断ミスをして、そのつけが今、巡ってきたのである。


これら孫正義にとっての挫折的出来事は、トランジットの土星が射手座を通過している最中に起こったことである。


これまで、ADSL事業や日本テレコムの買収、スプリント社(米第4位の携帯電話事業者)の買収、英の半導体設計大手アームホールディングスの買収など、巨額の買収を成功させてきた孫正義が、大きな行き詰まりに直面している。

こうした人生に一度か二度しか起こらないような出来事は、土星のトランジットが関係していると考えるのが妥当である。


そこで私は、射手座が孫正義の出生図の8室に該当するのではないかと考えた。




実際、その考え方を元にして、ラグナの検討を試みた結果、孫正義の出生図のラグナは牡牛座ではないかと思われる。








出生時間を00:00:01に設定すると、牡牛座ラグナで、現在、ダシャーは水星/金星期であり、この場合、月は山羊座のダニシュターとなる。



一方で、出生時間を23:59:59に設定すると、同じく牡牛座ラグナで、現在、ダシャーは水星/ラーフ期で、月は水瓶座のシャタビシャーとなる。



従って、ダシャーの取り得る範囲は以下に限定される。(この中のどれかが現在のダシャーである)



水星/金星
水星/太陽
水星/月
水星/火星
水星/ラーフ




従って、孫正義は現在、マハダシャー水星期であることは確実である。



月は山羊座か水瓶座に在住しており、ナクシャトラは、ダニシュターか、シャタビシャーである。



出生時間を9:28:32以降に設定すると、月は山羊座から水瓶座のダニシュターに移動し、更に22:54:00以降に設定すると、月はシャタビシャーに移動する。



孫正義がもし現在、マハダシャー水星期であるならば、月は水瓶座であるはずである。



何故なら、月ラグナが水瓶座の場合、水星は5、8室の支配星となるため、資金調達(8室)をしたり、投資(5室)を行なう才能を表わすからである。



もし月ラグナが山羊座の場合、株式市場を表わす双子座が6室となり、また水星は6、9室支配で8室に在住することになり、投資のセンスや才能は示していない。




私は水星が8室を支配する水瓶座ラグナや蠍座ラグナが、投資家や銀行家から直接的、間接的に資金を集めるのに長けていることを経験してきた。



これらの水星が8室を支配する人々は、お金は他人から借りて利用すればよいと思っており、他人からお金を借りるのは当たり前の常識である。



これは水瓶座ラグナや蠍座ラグナ以外の人にとっては、中々分からない感覚である。





孫正義の歩み - 通信事業主から戦略的投資家への転身 -



孫正義は、ソフトウェアの流通網を構築して世に出て来たが、1996年に米ヤフー社とソフトバンクの合弁でヤフー(Yahoo!JAPAN)を設立する。


その後、ルパート・マードックと組んでテレビ朝日株を買収し、21%の筆頭株主となって、経営権を取得しようとしたが、日本の世論の反対にあって撤退した。(この頃からM&Aに積極的であった)


そして、2001年に孫正義は、ADSL接続サービスを開始し、PCソフト卸し、出版業から本格的に通信業に乗り出した。


この頃、NTTの局舎にADSLの集合モデムを取り付けて工事を行なうことをNTTに妨害され、総務省の職員にそれをやめるよう指示してくれないなら「ガソリンをかぶって死ぬ」と訴えたのは伝説である。


総務省の職員はそれだけはやめて下さいと慌てふためいたそうだ。



当時、NTTはISDN(INS64)という非常に遅いインターネットの接続方式を広めようとしていたが、孫正義がADSLの100万人無料キャンペーンなどで、高速のADSLを世に広めたことは画期的であった。


日本の国民のインターネット接続環境を快適なものにするという意図が全く見られないNTTの怠慢な経営方針を打破した画期的な改革であった。



ADSL事業が順調に黒字化すると、孫正義は、日本テレコム(ボーダフォン)を買収し、携帯電話事業に参入し、スティーブジョブズのiphoneを独占販売することによって、更にユーザー数を増やし、この成功によって、更に米スプリントやアームを買収するまでになった。


この辺りで、孫正義は、日本の通信市場での成功者から、世界のグローバルな実業家へとバージョンアップしたようである。



日本テレコム(ボーダフォン)を買収したのが、2006年3月17日で、米スプリントを買収したのは、2013年である。



おそらく孫正義は、その間の2009年12月付近にマハダシャーが土星期から水星期へ移行していると思われる。



つまり、孫正義の水星期というのは、ソフトバンクが通信会社から、戦略的投資会社へと衣替えしたことを表わしている。





マハダシャー土星期と通信事業



まだマハダシャー土星期の間は、日本国内の通信環境を改革する為に毎晩、徹夜して自社が配布するモデムの不具合などと格闘するハードワークな日々を送ったのである。



ADSL事業を始めた当時の孫正義を悩ませていたのが、100万人無料キャンペーンで集めた利用者たちが局舎の工事が完了しない為、インターネットサービスを利用できず、また解約して他社にも乗り換えることが出来ないという状況に陥った客からの苦情の電話であり、毎晩、電話が鳴り響いて、孫正義の眠れない夜が続いたはずである。


月から10室に在住する土星が象徴するようにこの当時の孫正義は、日本の国民の為に通信環境を整えるという、大変な志の高い慈善活動を行っていたと評価できる。




米スプリントを買収し、その後、2015年にGoogleの営業・マーケティング・提携戦略の最高責任者だったニケシュ・アローラ氏を迎えて、アローラ氏から企業価値の評価手法などを習い、それで、2016年7月にアームの買収が可能になったようである。



その後、孫正義は心変わりしたらしく、アローラ氏に事業を引き継ぐことはせず、孫正義がそのまま経営を続けることになり、アローラ氏は退職した。


そして、2017年5月20日にサウジアラビアのムハンマド皇太子らと組んで立ち上げたのが、10兆円規模のソフトバンク・ビジョン・ファンドである。



つまり、孫正義は、日本テレコム(ボーダフォン)を買収したころまでは通信事業者として地道にユーザを増やして、通信サービスを行なっていたのであり、実体の伴う事業を行なっていた。


この時がおそらくマハダシャー土星期である。



その後、米スプリント買収→ニケシュ・アローラ氏との出会い→アームの買収などの過程で、自分でサービス事業を行なう代わりに投資家として、これから成長しそうな才能、事業家に投資していくという発想に完全に様変わりしたようである。


その戦略的投資家としての孫正義は、マハダシャー水星期にいるということである。





シャタビシャーの月



因みに月が水瓶座の場合、月のナクシャトラは、ダニシュターか、シャタビシャーの可能性が高いが、次のエピソードから、私は孫正義の月は、シャタビシャーではないかと考えている。



例えば、wikipediaによると、ソフトバンクの新機種発表会で、「iPhone 3Gの発売はソフトバンクからか」と質問された時に孫正義は、「噂にはコメントしない」と発言している。


また「iPhone 3GS」の発売前にも、同じコメントを残していたようであるが、シャタビシャーは、普通の人がもち得ない知識と能力をもち、つまらないおしゃべりは好まないのである。


頭の回転がはやく、論争すれば誰も太刀打ち出来ず、自分の考えに人々を取り込んでいってしまう才能があるという。



因みに孫正義が、カリフォルニア大学の学生だった頃、当時、開発されたマイクロチップの写真を電子機器関連の雑誌で見て、涙があふれるほど感動し、後のソフトバンク創業につながる志が芽生えたそうだ。

おそらく、そのマイクロチップの写真を見て、孫正義は未来の世界を見通してしまったのだろうと思われる。


まさに普通の人がもち得ない知識と能力の持ち主だからこそ、そのようなエピソードが生まれるのである。



そして、アームの買収によって、孫正義は、1兆個のチップを地球上にバラまくと発言している。






このように孫正義の月が水瓶座シャタビシャーだと考えると、ラグナはおのずと、牡羊座か牡牛座に絞り込まれることになり、消去法によって、孫正義のラグナを牡牛座ラグナに決定した。



もし牡羊座ラグナだとすると、水星が3、6室支配で5室に在住することになり、マハダシャー水星期以降、これほどまでに戦略的投資家として成功はしなかったと思うからである。



現在、孫正義は投資判断の誤りにより苦境に陥っているが、米スプリントの買収、アームの買収など、様々なM&Aを成功させており、水星は5、8室支配で獅子座7室に在住し、ラグナから見て、2、5室支配で4室に在住していなければならないのである。





牡牛座ラグナ(クリティッカー)



そして、おそらくラグナのナクシャトラはクリティッカーである。



孫正義は、19歳の時に「20代で名乗りを上げ、30代で軍資金を最低で1000億円貯め、40代でひと勝負し、50代で事業を完成させ、60代で事業を後継者に引き継ぐ」という人生50年計画を立て、今もその計画の実現に向けて走り続けているというが、この話は孫正義の講演会など、様々な話の中で出てくる。



このように人生を時間軸に沿って細かく、分割し、計画を立てるのは、クリティッカーの特徴である。



クリティッカーには、ナイフとかカッターといった象意があり、切り刻むことを象徴しており、人生を細かく区切って分割し、計画を立てるのも、クリティッカーの大きな特徴である。


この細かく区分した計画に沿って人生を常に歩んでいることから、パーソナリティーに強く影響を与えている性質の一つであると考えられ、ラグナがクリティッカーに在住している証拠である。



ラグナが牡牛座のクリティッカーの場合、第2~第4パダまでしかないため、ナヴァムシャのラグナは、山羊座、水瓶座、魚座のどれかである。



おそらく、孫正義のナヴァムシャのラグナは、水瓶座で、ラグナロードの土星が出生図と同じく10室に在住して、4、9室支配のヨーガカラカの金星とコンジャンクトしているのではないかと思われる。







3、10室支配の火星が投資の5室に在住して、6室支配の月と相互アスペクトして、チャンドラ・マンガラヨーガを形成する配置は、借金をして、M&Aをして、大金を稼ぎ出す富のコンビネーションを示していると考えられる。





ここまでで、孫正義のラグナを牡牛座クリティッカー、月を水瓶座シャタビシャー、ナヴァムシャのラグナを水瓶座に設定したが、これによって、現在の孫正義の苦境はどう説明できるか、また今後、孫正義がどうなっていくのかが気になる所である。





ウィワーク(Wework)問題と傷ついた4室の金星




孫正義は、ウィワーク問題で大赤字を出したが、ウィワークという会社は、物件をまとめて借りて、内装を変えて、細かく区切って、付加価値を付けて、オフィスとして貸し出す事業である。




スペース、空間、場所をサブリースするビジネスであり、テクノロジー企業というよりも不動産事業に近いものがあり、あるいは、ホテル事業といってもいいかもしれない。




もし不況が来れば、テナントの借り手が付かなくなり、たちまち、まとめ借りしていた不動産の賃料などの支払いに追われて、赤字に転落するような事業である。




この不動産ビジネスに5兆円の価値を見積もったという点で、孫正義の判断能力が批判を受けている。




孫正義が、投資した事業として他にも2013年にインドで設立されたホテル運営プラットフォーム事業を推進するオヨという会社がある。








オヨは、ホテル施設を所有せず、フランチャイズ契約で、ホテルを運営する事業であるが、この事業の今後の見通しにも疑問符がつけられている。



フランチャイズ契約が更新されないと客室を確保できないが、手数料が高かったり、部屋をディスカウントする為、安定した収益があげられないなど問題が多いようである。




また孫正義は、自動車の配車アプリ(Uber)を提供して、乗車スペースを共有するウーバー・テクノロジーという会社にも投資しているが、この会社の株価も低迷している。



日本ではタクシー業界などの反対などもあって、規制が厳しくて、事業展開ができない状況にある。



これらの事業の特徴は、スペース、空間、場所を売るビジネスであり、不動産ビジネス、ホテルビジネスといってもいいものである。








孫正義が、もし牡牛座ラグナで正しければ、2019年6月頃から水星/ラーフ期であり、アンタルダシャーのラーフは6室(奮闘、負債)に在住し、ディスポジターの金星は、1、6室支配で、7、12室支配の火星と共に2、5室支配の水星とコンジャンクトしている。



この6室支配で4室に在住し、12室支配の火星とコンジャンクトする金星は、不動産事業(4室火星)、あるいは、ホテル事業(4室金星)を表わしているのである。



然し、4室に在住する金星と火星には、6室と12室も絡んでいるため、障害に突き当たり、損失に直面しているのである。




孫正義は、AI革命のリーダーになりたいと言いながらも、AI革命とは関係のないような不動産、ホテル事業などに投資をしてしまったが為に苦境に陥っているのだが、これは4室に金星と火星が在住し、4室が6室や12室の支配星で傷つき、更に土星のアスペクトによって傷ついている為である。



孫正義の戦略的投資の足を引っ張るのは、このようなAI革命とは関係ない不動産、ホテル事業なのである。




これらの事業は、将来的にAIによって、集客やサービスの仕方が劇的に変わっていくことは考えられても、現状では、不動産、ホテル事業にすぎない。




例えば、孫正義は、高性能のロボットを作るボストン・ダイナミクスという会社にも投資しているが、こうした会社はAI時代に大きく飛躍しそうな会社である。










然し、10兆円という巨額な資金を手にした孫正義は、あまりにも安易にAIなどのテクノロジーとは関係のない事業に投資してしまったと言わざるを得ない。



これが孫正義への批判や低評価につながり、それが、6室に在住するアンタルダシャーのラーフ期がもたらしたものである。




孫正義氏、WeWork問題で「ボロボロ、真っ赤っ赤の大赤字」–再建に自信みせる
佐野正弘 2019年11月07日 11時34分 CNET JAPAN

ソフトバンクグループは11月6日、2020年度3月期第2四半期の決算を発表した。売上高は前年同期と横ばいの4兆6517億円、営業損益は1555億円と、前期から一転して15年ぶりの営業赤字へと転落している。

 その理由は、前期まで利益拡大に貢献していたソフトバンク・ビジョン・ファンドによる、出資企業の企業価値が大きく落ち込んだため。出資先であるUberなど上場した企業の評価損に加え、WeWorkが上場を目前にして問題が多発し、経営危機にまで陥ったことが大きく影響している。

実際、WeWorkに関する損失は、ソフトバンクグループが47億ドル(約5100億円)、ソフトバンク・ビジョン・ファンド投資分が34億ドル(約4000億円)に達している。そのため同社の代表取締役会長 兼 社長である孫正義氏は、同日に実施された決算会見の冒頭で、「ボロボロ、真っ赤っ赤の大赤字。まさに大嵐といった状況だ」と業績について語る。

その一方で、孫氏は「2つの事実がある」とも説明。1つ目は、アリババ・グループ・ホールディングの株価増などにより、株主価値が1.4兆円増えていること。孫氏はソフトバンクグループが投資会社となって以降、株主価値を重要な指標としていることから、株主価値という視点で見ればソフトバンク・ビジョン・ファンドの損失が与える影響は「株主価値全体の1%程度」(孫氏)だとしている。

 そしてもう1つは、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの累計投資の成果として利益を出していることだ。投資した企業のうち37社が企業価値を向上させ1.8兆円の利益を生み出した一方、22社が評価を落として6000億円の損失を出しており、結果としては1.2兆円の投資利益を出しているとのことだ。

そのため孫氏は、「金額でいえば3対1で、むしろ価値を増やしている会社の方が大きい」と話し、世界のベンチャーキャピタルの平均より高いIRR(内部収益率)を出していると説明。投資ファンドとしては大きな成果を出していると強調した。

WeWorkの再建は「時間が経てば解決」

 では、ソフトバンクグループは大きな損失を出す要因となったWeWorkに対して、なぜ新たな投資を実施し、再建の手助けをしたのか。その理由について孫氏は、「救済ではなく、投資した株式の価値が高すぎたことを反省し、株価をもう少し安く仕入れた形に洗い替えしたかった」ためと説明する。

 孫氏によると、WeWorkには2020年4月に新たに1株あたり110ドルで15億ドル(約1600億円)の追加出資をする契約になっていたという。そこで今回の騒動を受け、これを2019年10月に前倒し、なおかつ1株あたり11.6ドルと、10分の1近い水準に下げるよう交渉。さらに信用枠を与える対価として17%の株式を追加取得するなどの交渉をしたことで、実質的な取得単価を下げるとともに、ソフトバンクグループの持ち株比率も12.8%から41.2%に上昇したという。

 しかし、WeWorkに関する一連の問題は、創業者であるアダム・ニューマン氏の独善的な企業統治が大きく影響していた。そこでソフトバンクグループは、米通信子会社Sprintの再建にも貢献したマルセロ・クラウレ氏を同社の会長にするとともに、取締役10人のうち、5人をソフトバンクグループとソフトバンク・ビジョン・ファンドで押さえることによって、企業統治を改善するとともに再建を進めるとしている。

 その具体的な策は、オフィスビルの数を増やすのを一時的に止めることだという。WeWorkはビル数を急速に増やしたことで、その4割が赤字となるなど先行投資がかさんでいた一方、ビル建設後13カ月以上経つと高い稼働率を実現し、利益が出ることが見えたという。

 そこで、ビルの新規開発を一時的に止め、既存のビル開発と運営に専念して経費を抑えることで、その後は時間が経てば利益が拡大し、業績を改善できると説明。WeWorkに関して「プロダクトが悪いという批判はほとんど聞こえてこない」(孫氏)と評価しており、その再建にも自信を示した。

ただし、一連の問題で投資会社としてのソフトバンクグループの信頼が揺らいだことは確かだ。孫氏は、アダム・ニューマン氏に対する評価について「彼のいい部分を見過ぎてしまった。マイナス面もたくさんあったと思うが、多くは目をつぶってしまった」と反省の弁を述べるとともに、ソフトバンクグループとしての投資基準を改めて説明。「投資先はあくまで独立採算。彼らが赤字になったからといって休止するような投資はしない」と話し、WeWorkのような措置は今後実施しないとしている。

 さらに孫氏は、約20年前のインターネットバブルで大きな損失を出した過去を振り返り、「当時も現在と同じように『ビジネスモデルが成り立っていない会社を高値掴みしている』と言われたが、今や世界トップ10のうち7社がインターネット企業で、トラフィックも伸び続けている」と説明。

 それだけに、AI関連企業の価値も今後、インターネット企業と同様に大きく成長すると話し、「AI革命はまだ始まったばかり。体制に異常なし」と、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの2号ファンド設立や、さらなるAI関連企業への投資に一層の意欲を見せた。



孫正義は、ウィワーク(Wework)に追加投資を行なうなど対応に追われている。





今後の孫正義とソフトバンク・ビジョン・ファンドの行方



孫正義は、現在、水星/ラーフ期で、アンタルダシャーのラーフが6室に在住し、ディスポジターの金星が6室支配で、12室支配の火星と共に4室に在住している為、ウィワーク(Wework)といった実質的に不動産事業を行なう会社の業績不振で苦しんでいる。



特に土星が2020年1月24日から山羊座に入室し、木星が3月30日から山羊座に入室すると、以後、ラグナから9室、月から12室にダブルトランジットが形成されるため、孫正義にとっては、活動休止、あるいは、損失が生じて世間から引きこもることになりそうな時期である。


ダシャーは、水星/ラーフ期が、2021年12月頃まで続くため、今年と来年いっぱいは、今回の投資判断ミスによる損失を引きずると考えられる。



ちょうど、その間、トランジットの木星と土星が、ラグナから9室、月から12室を通過する形になる。





但し、マハダシャーの水星は基本的には、ラグナから5室支配、月から5室支配で、ラージャヨーガを形成している為、成功する時期である。



従って、次の水星/木星期(2021年12月~2024年4月)に孫正義は復活すると思われる。



決して、これでソフトバンクグループが倒産したり、孫正義がつぶれてしまうようなことはないだろうと思われる。



水星/木星期は、アンタルダシャーの木星が8、11室支配で5室に在住して、5-11のダナヨーガを形成すると共に水星が支配星となる星座に在住している為、主にマハダシャーの水星の象意が顕現するはずである。



水星は、ラグナから見て5室支配で4室に在住して、ラグナロードの金星、7室支配の火星とコンジャンクトして、1-4、1-5、1-7、4-5のラージャヨーガを形成している。



月から見ても5室支配で、7室に在住して、10室支配の火星、4、9室支配の金星とコンジャンクトして、4-5、5-7、5-9、5-10のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。








もしナヴァムシャのラグナが水瓶座であれば、ダシャムシャ(D10)のラグナもおそらく魚座であるが、水星はダシャムシャのラグナで減衰し、ディスポジターの木星は5室で高揚して、ラグナにアスペクトバックして、減衰する水星にアスペクトしている。



従って、水星は、ディスポジターの木星のアスペクトによって、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。



(※また減衰する水星のディスポジターが月からケンドラに在住して、ニーチャバンガラージャヨーガを形成し、ガージャケーサリヨーガも形成している)




水星/木星期(2021/12~2024/4)は、まさにこのダシャムシャのポテンシャル(潜在能力)が最大限に発揮されるはずである。






役目を終えたソフトバンクのADSL事業



孫正義が、マハダシャー土星期に通信業に参入したのは、月ラグナから見た場合に3、10室支配の火星とラグナロードの土星が相互アスペクトして、ラージャヨーガを形成している為である。



1-3、1-10の絡みが生じており、それで、通信業(3室)で大勝負(10室)に打って出たのである。



それがヤフーのADSL事業である。


無料配布で話題「ヤフーBB」ADSL終了へ
2019/05/10 22:52 読売新聞オンライン

ソフトバンクは10日、固定電話の回線を使ったインターネット「ADSL」について、2024年3月末にサービスを終えると発表した。「ヤフーBB」の名称で参入し、接続機器の無料配布などで大きく話題になったが、高速の光回線などの普及により役割を終えることになった。

 終了するのは「ヤフーBB ADSL」や「ソフトバンク ブロードバンドADSL」などのサービス。ソフトバンクは01年にADSL事業に参入した。利用者獲得のために駅前や家電量販店で、ヤフーBBのユニホームを着たスタッフが、ネット接続機器のモデムが入った紙袋を無料で配る姿が話題となった。当時としては高速のインターネットサービスが一般家庭にうけ、契約数は1年で100万件を突破した。

 ソフトバンクによると、ADSLの新規受け付けは今年2月に終了している。設備の老朽化や交換部品の不足で、安定的なサービス維持が困難な状況が見込まれるという。


そのADSL事業も5Gを目前に控えて遂にその役目を終えるようである。



孫正義は、1980年にコンピュータ卸売事業の「ユニソン・ワールド」を福岡県博多区で起業し、1981年には「日本ソフトバンク」を設立している。



その後、1983年に慢性肝炎で入院して3年程、社長職を退いているが、この時のダシャーが木星/金星期である。








マハダシャーの木星は牡牛座ラグナにとってのマラカである8、11室の支配星で、金星はラグナロードで6室支配の金星だが、マラカ(※ラグナロードでマラカなのは牡牛座ラグナの場合のみ)であり、木星とは絡んでおらず、木星からみてマラカの2室支配で、12室に在住し、3、8室支配の火星とコンジャンクトして傷つけられている。



つまり、マハダシャーが機能的凶星で、アンタルダシャーの金星がそれと絡まず、木星から12室に在住していることがポイントだが、木星も金星も牡牛座ラグナにとってはマラカである。



木星は肝臓の表示体であり、傷ついた木星は肝臓病を表わしている。



アンタルダシャーの金星は木星と絡んでいない為、主にこの傷ついた木星が肝炎という結果をもたらしたと考えることが出来る。



この肝炎で、社長職を退いた時、「お金じゃ無い、地位や名誉でもない、ばあちゃんがやっていたような、人に喜んでもらえることに、貢献できたら幸せだ。どこか、名前も知らない、小さな女の子に“ありがとう”と言ってもらえるような、そんな仕事がしたい」と思ったそうだ。



孫正義は、社長職に復帰した後、1990年に日本ソフトバンクをソフトバンクに社名変更し、1994年にソフトバンクの株式を店頭公開している。



この時、1990年がちょうどマハダシャー土星期に移行するタイミングで、1994年のソフトバンク株式店頭公開は、土星/水星期で、マハダシャー土星期のセカンドアンタルダシャーである。



土星は、ラグナから見て、9、10室支配のヨーガカラカで、月から見て、ラグナロードで10室に在住している。



(月から見て3、10室支配の火星と相互アスペクトして、1-3の絡みを生じ、1-10のラージャヨーガを形成している)




この時に孫正義の日本の通信環境に革命を起こす本格的な使命が始まったと言えるのである。







(参考資料)



ソフトバンク・孫正義に感じる「グローバリズムの限界」
2020/01/03 18:05 ZUU online

(本記事は、西田 健氏の著書『コイツらのゼニ儲け アコギで、エグくて、ときどき怖い』秀和システムの中から一部を抜粋・編集しています)

■ 孫 正義【ソフトバンク会長兼社長】

□ 平成の巨星、令和でついに堕ちるか

【一言コメント】

2019年10月にもソフトバンクの投資の失敗が浮き彫りになりました。それが「ウィーワーク」でして、5兆円の価値があると評価して1.1兆円も突っ込んだあげく、内情はボロボロ。大損するのが確定したって話ですね。このウィーワークはオフィスをシェアする会社ですが、重要な会議や資料を管理するオフィスを他社と共有するはずはなく、どうして、ここに金を突っ込んだのか、投資詐欺かマネロンでもしていたのか、と噂になっております。

ソフトバンクグループ

【沿革】

1981年、日本ソフトバンクを設立。PCソフト卸業のベンチャー企業からIT企業へと躍進。1994年に上場、その上場益を使い、アメリカのITベンチャーを買いあさることで莫大な収益をあげた。2003年ブロードバンド事業、06年には英系携帯電話会社だったボーダフォン日本法人を1兆7500億円で買収。04年、福岡ダイエーホークスも手に入れた。

【特徴】 会社を買うプロと自称するよう企業投資では「日本一」の目利きを発揮してきた。ダボハゼのごとく買収するために有利子負債は膨らむ一方、18年度には18 兆円に達しており、今回の再上場は「借金圧縮」が目的だった。市場から調達した2兆5000億円も焼け石に水の「日本一の借金王」でもある。

【金儲け】 日本より技術の先行したアメリカのITベンチャーを買収して日本でサービスを行う「タイムマシン商法」と、株価の時価総額で投資マネーを生み出す手法で売り上げ9兆円規模の巨大企業グループを築いた。1996年にはアメリカのヤフーを買収、2000年には破綻した日本債券信用銀行(あおぞら銀行)を買収、豊富な資金力でIT企業を次々と傘下に収めてきた。また中国最大手の通販サイトとなったアリババにも出資、5兆円の収益をあげた。2019年11月、9月までの中間決算で155億円の赤字を公表した。

■ 地獄のカウントダウン

孫子の兵法破れたり、といったところでしょうか。

冗談抜きで「倒産するのでは」と危ぶまれているソフトバンクのことでございます。

ソフトバンクは作年(2018年)12月19日、東証一部に再上場したわけですが、周知の通り、公開価格の1500円を15%も下回るほどの大失敗に終わりました。

当然でしょう。なにせ、上場に向けて次々と悪条件が出揃い、「地獄のカウントダウン」と揶揄されたほどでしたからねえ。

まずは12月5日、中国・ファーウェイのCEOがカナダで逮捕されましたが、ソフトバンクはこのファーウェイと組んで新型の格安スマホやモバイルルーターを売る予定だったのです。しかも次世代の通信システム「5G」の基地局もすべてファーウェイで揃えると公表までしていました。それが、この逮捕劇によって、すべておじゃん。トランプ米大統領は「アメリカの公的施設からファーウェイは締め出す」と発表しており、これに「アメポチ」安倍政権も即座に追従、ファーウェイにのめり込んでいたソフトバンクは経営戦略の見直しと莫大な切り替え費用がかかることになっちゃったわけです。

で、泣きっ面にハチのごとく、この逮捕の翌日となる12月6日には大規模通信障害。ソフトバンクだけが通話できない状態に利用者はぶち切れ、とくに法人契約をしていた各企業は、いっせいに他社へと乗り換え、わずか数日で1万件の解約を出す始末です。

ソフトバンクは投資家たちが上場株に飛びつくような好材料として、子会社の電子決済サービス「PayPay」をアピールしてきました。PayPayは昨年6月に設立したソフトバンクとヤフージャパンの子会社。QRコードやバーコードでモバイル決済できるサービスを10月から開始して、ソフトバンク株をアピールしようとしたわけですね。そのために総額100億円のキャッシュバックキャンペーンまで展開していたほどです。

ところが、このPayPay、クレジットカードの番号を適当に入力し続ければ、他人のクレカ番号に該当した場合、そのまま悪用できるという究極のザル仕様。重大な個人情報の一つであるクレカ番号がダダ漏れという信じられないお粗末さを発揮します。実際、キャンペーンでは5万円分で20%還元、つまり1万円分をキャッシュバックしていたんですが、不正利用したクレカで決済、即座にキャンセルすることで不正利用を隠蔽したうえでキャッシュバック分を入手する手口が横行、準備した100億円をわずか十日で横取りされちゃうという……。

■ 孫正義は何をしでかしたのか

まだまだ終わりませんよ、もっと酷い話が山盛りなんです。

ソフトバンクは、サウジアラビアと組んで「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」という10兆円規模のファンドを2017年5月に設立、次世代の5Gインフラで世界トップランナーになろうと画策してきました。先のファーウェイと組んだのもそのためです。

なんと言ってもオイルマネー10兆円の「打ち出の小槌」を手に入れたわけですから、「さすがは孫正義」と当時は大絶賛されたものでした。

はい、こちらもきっちりオチがつきます。

昨年(2018年)10月、サウジアラビアの反政府系ジャーナリストだったジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジアラビア領事館で行方不明になる事件がありましたが、ソフトバンク上場を目前とした12月3日、それが「暗殺」であり、しかもサウジアラビアの皇太子が関与していたことをCNNが特大スクープします。で、このサウジ皇太子が先の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の金主でございまして、当然のごとく、ファンドは事実上凍結と相成ります。

ついでに申し上げれば、昨年5月にも悪条件が出ていたんですよ。ソフトバンクはユーザー確保のキラーコンテンツとして「スポナビライブ」を2016年からスタートさせました。月額500円(後に税込み1000円)で、プロ野球なら巨人と広島のホームゲーム以外、全10球団の試合が見放題というサービスを開始したんですね。

実はソフトバンク、当初はJリーグの放映権も買う予定で、スマホ視聴型スポーツ観戦のトップランナーを狙っていたんですよ。ところがJリーグの放映権は、NTTと組んだイギリスのDAZN(ダ ・ゾーン)に倍プッシュでかっさらわれます。結果、スポナビと契約していたプロ野球球団も各個撃破されていき、最終的には18年5月、スポナビライブ自体をDAZNに売却します。

Jリーグ全試合と巨人を除くプロ野球の大半の試合を、ドコモユーザーなら月980円で見放題になったんですから、当然、スポーツファンはドコモ一択となって二度とソフバンには戻ることはないでしょう。しかも、その数は100万人ですよ。

いやあ、凄いでしょ。これでもソフバン株を買った人がいたんですから逆に驚くぐらいです。

ともあれ、アメリカ・カナダ・中国・サウジアラビア・イギリスが連動した「ソフトバンク潰し」。国際的な謀略の匂いさえ漂ってくるほどでして、いったい、孫正義は何をしでかしたのか、問いただしたくなってきます。

■ 「平成」のIT経営者

なぜ、ソフトバンク潰しが行われたのか?

その答えの一つとして、孫正義とソフトバンクが「平成」を象徴する経営者であり、企業だったから、と思うのですよ。

ソフトバンクの創業は1981年ですが、「昭和時代」の孫とソフトバンクは、PC関連の卸業を細々と営むベンチャーの一つ。当時のコンピュータ業界でいえば、マイクロソフトと組んでいたアスキーの西和彦のほうがはるかに有名人でしたし、影響力を持っていました。西和彦に比べれば、象とアリンコみたいなもんだったのです。

それが「平成」の世になって、孫正義は「象」へと成長します。バブル崩壊のなか、孫正義率いるソフトバンクは、いち早くIT化の波に乗っただけでなく、グローバル化にも見事に対応していきます。簡単に言えば積極的な投資と多角化ですね。

考えてみれば昭和時代の日本企業最大の特徴は「自主開発」でしょう。終身雇用した社員にコツコツと研究開発をさせて高い技術力で売り上げを伸ばす。これがメイド・イン・ジャパンですね。

ところが孫正義は、技術は開発するものではなく「買い取るモノ」と割り切ります。技術を売ってくれないなら会社ごと買い取ればいいという方針と言い換えてもいいでしょう。IT産業は世界同時多発的に新技術が登場しますから、この経営戦略は別段、間違いではありません。事実、IT企業の経営者に求められるのは、経営方針よりも「投資のセンス」。金になりそうな会社を買い、赤字部門はとっとと売り払うことですから。

この点で孫正義は飛び抜けて優秀でした。だからこそグローバル化が加速した平成時代に大躍進できたのです。一方、三洋電機、シャープのみならずNECや東芝もすでに破綻寸前ですが、昭和時代、高い技術力で世界を席巻してきた企業の多くが没落していきました。いわば「昭和時代」の日本企業を食い物にして急成長したのが、孫正義率いるソフトバンクであったのです。

■ 平成的グローバリズムの限界

1989年に始まった平成の時代は、まさにグローバル化が極限まで進んだ時代だったといえるでしょう。

その平成の終焉とともに、行き過ぎたグローバル化に対する揺り戻しの時代が到来してきました。

その代表が「アメリカ・ファースト」を唱えるトランプ大統領でしょう。先のファーウェイ排除に代表される「中国製品」の締め出しにせよ、トランプにすれば中国で作る米企業アップルの「iPhone」だって排除の対象なんですよ。逆にファーウェイがアメリカで現地生産すれば、即座に制裁を解除して採用するはずです。

トランプ大統領は、アメリカで売る商品はアメリカで作れという「地産地消」を求めているだけなんですよ。あらゆる国から最も安い材料や部品をかき集め、人件費やコストが最も安い国で作って、最も高く売れる国で販売する。そんな平成的なグローバリズムは「もう限界だ」と言ってるんですね。

この行き過ぎたグローバリズムへの反発、揺り戻しは、トランプに限らずとも世界的な傾向となっていくはずです。その証拠に、2018年末から始まったTPPにせよ、域内で売るモノは域内で作りましょうという貿易協定ですしね。

結局、グローバリズムが極限まで進んでいけば、巨大資本の巨大企業が巨大市場を独占するだけのこと。金さえあれば、技術だろうが、会社だろうが、何でも買えて、会社を商品のように売り買いして金儲けするのは果たして「正しい」のか……。少し見直して見ようというのが、今の時代のトレンドになりつつあるんですね。

その意味で平成に始まった「グローバリズム」の権化であった孫正義のソフトバンクが経営危機に陥っているのは、決して偶然ではありません。

平成が終わり、新しい元号を迎える日本では、孫正義的な経営方針やソフトバンク的な巨大投資グループは、もはや「時代遅れ」、そういえるかもしれません。

孫正義といえば、トレードマークの頭髪を「額が後退しているのではない、私が前進しているのだ」という名言によって、薄毛に悩む人たちから絶賛されたものでした。その言葉を借りれば「孫正義が後退したのではなく、時代がそれ以上に前進した」のです。

置いてけぼりになったのは「髪の毛」ではなく「経営センス」だったようですね。(2019年4月号)
参照元:ソフトバンク・孫正義に感じる「グローバリズムの限界」
2020/01/03 18:05 ZUU online

なぜ孫正義はWeWorkの投資失敗を認めないのか
一日でも早く「携帯電話の次」が必要
PRESIDENT Online
大西 康之 2019/11/01 17:00

狂気の投資を支えてきた孫氏の「眼力」

孫正義氏率いるソフトバンクグループ(SBG)の先行きに不透明感が強まっている。海外では米シェアオフィス「WeWork(ウィーワーク)」を運営するウィーカンパニーに約1兆円の追加支 援を余儀なくされ、国内では子会社のヤフーがショッピング・サイト「LOHACO(ロハコ)」を運営するアスクルの社長と社外取締役を解任、ほぼ同時に前澤友作氏の持ち株を買い取ってフ ァッション・サイトのZOZO(ゾゾ)を傘下に収めた。

ここ半年の出来事は一言で説明できる。「成長神話の限界」だ。

SBGの成長神話の源泉は、何と言っても孫正義氏の「眼力」である。1994年にソフトバンクの株式上場でキャピタル・ゲインを得た孫氏は、その金で米国のコンピューター展示会会社、コ ムデックスとコンピューター雑誌を得意とする出版社のジフデービスを買収する。2社の買収総額は3100億円で当時のソフトバンクの株式時価総額2700億円を超えていた。

金額的に狂気の投資であり、そもそもなぜ展示会会社と出版社なのか。インタビューで尋ねると、孫氏は不敵に笑ってこう言った。

「コムデックスとジフデービスはアメリカにおける僕の目であり耳なんですよ」

私がこの言葉の意味を理解したのは10年近く後だった。

社員5、6人の会社にポンっと100億円を出資

孫氏はスタンフォード大学の学生だったジェリー・ヤン氏とデビッド・ファイロ氏が設立した米Yahoo!が上場した1996年、社員5、6人のこの会社にポンっと100億円を出資している。ヤン 氏は「今資金は潤沢だから金はいらない」と孫氏の出資を断ったが「あって困るものではない」と金を置いて帰ったという。

2000年には中国の名も無い英語教師が立ち上げた会社に20億円を出資した。その会社「アリババ」は中国のインターネット・ショッピング市場を席巻し、SBGは8兆円の含み益を手に入れた 。

孫氏は業界通の間に情報網を持つコムデックスとジフデービスを通じて「掘り出し物」のベンチャーを見つけていた。それらの会社が大化けすることで、SBGは10兆円を超える含み益を手 に入れ、その信用力で米携帯大手のスプリントや英半導体のARMを買収した。

投資家の脳裏には今もこの神話が焼き付いている。この1年半のSBGの株価を見れば、投資家の迷いがよく分かる。

SBGが2018年3月期決算を発表した同年5月から9月にかけて、同社の株価は3800円から5700円に上昇した。だがその後、同社が計上した巨額利益の多くが、国際会計基準に基づく未公開企業 の評価益であることが嫌気され、再び3500円まで下降する。

UberやWeWorkが「大化け」することはなさそう

ところが投資先の配車アプリ大手、ウーバー・テクノロジーズがニューヨーク証券取引所の上場が目前に迫り、ウィーワークの上場日程も決まった2018年12月から19年4月にかけて再び 6000円まで上昇する。ウーバーやウィーが第2、第3のYahoo!、アリババになる可能性が出てきたからだ。

しかし公開価格が45ドルだったウーバー株は20ドル台まで下落、ウィーは自分が所有する不動産をウィーにリースしていた自己取引などの疑惑で創業者のアダム・ニューマン氏が辞任。 2019年9月としていた新規株式公開(IPO)も延期となり、その後IPOの目論見書に誤りや抜けがあったことも明らかになった。ウーバーとウィーの変調でSBG株は10月末時点で4000円近辺ま で落ち込んでいる。

分かってきたのは、ウーバーやウィーが「Yahoo!やアリババのように大化けすることはなさそうだ」ということだ。

ウーバーの創業者、トラヴィス・カラニック氏は2017年、社内でのパワハラ、セクハラや会社がグーグルの自動運転技術を盗用していた問題など、さまざまなトラブルを起こして辞任した 。ウィーのニューマン氏は自己取引のほか、自社株の売却や自社株を担保にした借入で7億ドルを調達し、その金でプライベート・ジェットを乗り回していたことなどが投資家の不興を買 った。

(略)
参照元:なぜ孫正義はWeWorkの投資失敗を認めないのか
一日でも早く「携帯電話の次」が必要
PRESIDENT Online
大西 康之 2019/11/01 17:00

赤字のソフトバンクが宿す「WeWork」3つの懸念
孫社長の「誤差発言」多用がどうも気になる
田中 道昭 : 立教大学ビジネススクール教授 2019/11/07 16:25

「今回の決算はボロボロ」と冒頭で語り、日本経済新聞の厳しい見出しの切り抜きをまとめたスライドを大嵐の写真とともに提示。「救済型投資は今後、いっさいしない」と語り、市場で の最大の懸念を払拭しようと試みる。「反省したが萎縮はしない」と戦略やビジョンは不変であるというスタンスを明快に提示する――。

ソフトバンクグループが11月6日に発表した今年度(2019年度)中間決算は営業損益が155億円の赤字と、1兆4207億円の営業黒字だった前年同期から大幅に業績が悪化しました。投資先で シェアオフィス事業を手がけるWeWork(ウィーワーク)の経営不振を受けて、運営ファンドが巨額損失を計上したのが主な要因です。

これを受けて孫正義社長が同日開いた決算説明会での説明と質疑応答は、ネガティブニュースが起きた際、上場企業の経営者が株式市場にどのようなエクイティーストーリーを提示すべき かの教科書的な内容が満載でした。

質疑応答では、各種メディアの凄腕記者たちの厳しい質問にも自ら率先して答え、一貫して真摯で謙虚な態度で臨んだ孫社長の対応は、起きているネガティブなニュースのインパクトを和 らげるのに十分な効果があったように見えました。

「問題は『大幅減益』と『WeWork問題』」

説明がシンプルで明快なことも孫社長の真骨頂ですが、今回もイントロ部分の直後に、「問題は『大幅減益』と『WeWork問題』」であると自ら定義し、決算説明を展開しました。

もっとも、本当に今回の問題の所在や本質は孫社長がシンプルで明快に定義したようなものであるのか? ソフトバンクグループに何が起きており、それをどのように評価すべきであるの か?

孫社長が決算説明会の冒頭で提示した「2つの問題」の1つは「WeWork問題」。これが市場からの大きな懸念材料となっていたことは間違いありません。そこで本稿では2つの問題のうち、 とくに後者の問題設定についてフォーカスして見ていきたいと思います。

孫社長は「WeWork問題」をどのように捉えていたのでしょうか。またそれは市場にある懸念を払拭するに足るものだったのでしょうか。

WeWorkのIPO(新規株式公開)延期でソフトバンクグループの対応に注目が集まっていた中で10月23日、ソフトバンクグループは最大で95.5億ドルの「大規模な資金コミットメント」、さ らにはソフトバンクグループCOOマルセロ・クラウレの取締役会エグゼクティブ・チェアマンへの選任といったWeWorkへの追加支援策を発表しました。

資金コミットメントの内訳は、TOB(株式公開買い付け)による株式取得で最大30億ドル、担保付きシニア債券11億ドル、無担保債券(ワラント取得)22億ドル、レターオブクレジットフ ァシリティー17.5億ドル、既存コミット分の株式取得15億ドルとなっています。

孫社長は、これを、「救済ではなく、現金が流出することのない株式価値の洗い替え」「投資した株主価値が高すぎたので、現金を流出させることなく株式を安く仕入れた形へ株価の洗い 替えをした」「WeWorkへの今回の投資はナンピン買い」と強調しています。実際にソフトバンクグループによるWeWork株式の取得価額は、2019年1月時点の110.0ドル/株から追加支援を経 た変更後11.6ドル/株になっています。

「WeWork問題」はP/Lの問題?

WeWorkの2018年売上高は約18億ドル(前年比105%増)で、2019年に至っては上期6カ月間だけですでに約15億ドルの売上高をあげています。しかし、営業損益では2018年は約17億ドルの赤 字、2019年上期は約14億ドルの赤字となっています。この赤字体質がIPO延期の理由の1つです。

孫社長は、WeWorkの収益モデルを「粗利-経費=EBITDA」と表しました。EBITDAとは、税引き前利益に特別損益、支払利息、減価償却費を加算して算出される利益で、収益力を示す指標の 1つでもあります。

そして、現在のWeWorkは「低い粗利-高い経費=赤字のEBITDA」になっているとし、この構造を改善することでEBITDAは伸びると述べています。また、ソフトバンクグループはWeWorkのす べての不動産物件の価値やリスクなどを調査するデューデリジェンスを行った結果、物件の稼働率が伸びていくことで開業後6カ月を過ぎると収益を生み、12カ月を過ぎると高収益に転じ ると判断。

WeWorkの新規スペース増加を一時停止すること、経費削減、不採算事業の整理という施策を講じるとしています。つまり、WeWorkの採算は「時間とともに改善」され、高収益へと「V字回 復」するというストーリーを提示したのです。

では、「WeWork問題」の本質とは何なのでしょうか。私はそれを次の3点と見ています。

第1に、孫社長は損益計算書(P/L)に注目していますが、それもさることながら、貸借対照表(B/S=バランスシート)の問題でもあるということです。

WeWorkをサブリース会社(不動産管理会社などが不動産を一括で借り上げ、それを転貸することを主体とする)として見るとき、そのビジネスモデルは、スペースを借り上げることによっ て契約期間中は賃料を支払わなければならないという債務を負う一方で、いかにそのスペースに付加価値をつけてより高い賃料で貸し出すことができるのか、というシンプルな構造に集約 されることがわかります。

そのスペースの転貸に当たって稼働率が悪く収入が低ければ、当然、債務問題が発生します。とくに、WeWorkは長期リースでスペースを借り上げて、それを改装、付加価値を付けたうえで 、最短1カ月単位で貸し出すというビジネスモデルであり、景気後退局面では債権債務のミスマッチ問題や不稼働リスクはより高まることが懸念されているのです。

2019年6月末時点で、WeWorkの親会社であるウィーカンパニーのバランスシートには約151億ドルのリース資産と約179億ドルの長期リース負債が計上されています。また、事実上債務超過 の状態にもあるとも分析されており、非常に脆弱なバランスシートとなっています。

WeWorkはテクノロジー企業なのか?

第2に、「WeWorkはテクノロジー企業なのか」という論点です。

孫社長は、WeWorkの追加支援に際して、取得価額の110.0ドル/株から11.6ドル/株への変更を強調しています。しかし、そもそも、なぜ想定時価総額でIPOが実行できなかったのか、なぜ 投資家を募れなかったのか。

それは、もちろん利益が出ておらず、赤字体質であることも影響しているでしょう。しかし、それ以上に、「WeWorkはテクノロジー企業なのか」という観点が重要だったのではないでしょ うか。WeWorkはテクノロジー企業として成長重視・拡大路線をとり、周りもそれを受け入れてきました。ソフトバンクグループも、「WeWorkはテクノロジー企業である」としてAI群戦略の もと資金を投下してきました。

ところが、実際にはWeWorkはサブリース会社としての性格が強く、実は多分に過大な「不動産リスク」を伴いながら成長・拡大してきたとなれば、一般のサブリース会社と大差はない、む しろ過大なリスクを背負った不動産会社なのではないか、となるわけです。私は、そうした市場センチメントがWeWorkのIPO延期の大きな要因であったと考えています。

IPO目論見書「FORM S-1」(2019年8月14日付)によれば、WeWorkの特徴は、自らを「スペース、コミュニティー、サービス、テクノロジーを統合するグローバル・プラットフォーム」と位 置付けているところにあります。

グローバル・プラットフォームとは、不動産利用のサービス化である「Space as a Service」を土台に、第三者と一緒に構築するエコシステムによって、ライフスタイル、健康、家族サー ビス、フード、教育、保険、テクノロジー、ヒューマンリソース、エンターテインメントなどの領域で会員に対してワンストップサービスを提供するというもの。

そこでは、ビッグデータを収集しAIがこれを解析することによって、働く人々がワークスペースでどのように行動するのかについて理解を深めます。そして、そこで得られた知見をプラッ トフォームの強化、外部へオフィス・ソリューションを提供する「Powered by We」の展開などプロダクトやサービスの進化に結び付けるとしています。

WeWorkはテクノロジー企業なのか。ソフトバンクグループによるWeWorkへのコミットメントの成否を予測するにあたってはこの点を注意深く見ていく必要があると思いますが、孫社長から の説明は「テクノロジー企業としての側面は(WeWorkが利益体質に改善されてからの)応用段階になってから」というものだけでした。

言わば現時点においてはテクノロジー企業ではないことを認めたような発言については、これまでテクノロジー企業であると主張してきた説明責任が十分に履行されていないものであると 残念に思いました。

不動産リスクとしての「WeWork問題」

第3に、不動産リスクとしての「WeWork問題」です。

現在、WeWorkのリースのコミットメント金額は472億ドル。952億ドルのペトロブラス、513億ドルのシノペックに次いで、世界第3位のテナント企業になっています(2019年9月2日付 Bloomberg Opinion記事)。

もし仮にWeWorkが事業を継続できないような事態にでもなれば、不動産オーナー、テナント、投資家など商業不動産市場全体へ深刻な影響が及ぶことは必至です。

アメリカにおいては、不動産市場で成長するWeWorkのようなビジネスモデルによって、不況時に商業用不動産が被る損失可能性について警鐘も鳴らされています。また、そうしたビジネス モデルが小規模事業者向けの短期リースに依存することで、不動産オーナー向け銀行融資がこれまで以上に多くのデフォルトを発生させかねないとも言われています。

さらに、ホテルやオフィスなど商業用不動産へ行った融資などをまとめて証券化した金融商品のCMBS(商業用不動産担保証券)に関わる問題もあります。

不動産担保証券データベース会社Trepp社は、WeWorkが関わる不動産契約に付随して33億ドル以上のCMBSが発行されているとし、WeWorkがCMBSの裏付けとして抱えたローンが全CMBS市場の1 %を占めるまで近づき、そのエクスポージャーは1社関連のものという視点からは看過できないレベルにあると述べています。

「誤差」が招いた一連の「問題」

孫社長は、本年度の株主総会において、「日本に欠けているのはビッグビジョンだ」と熱く語りました。私自身も日本のビッグビジョンを背負い日本の活路を切り拓いている最有力経営者 が孫社長であると確信しています。

そして、やはり指摘しておきたいのは、孫会長はこれまで大きな局面において有言実行してきたということ。もちろんすべてではありませんが、根源的分岐点となるような大きな勝負どこ ろでは「大ぼら吹き」であることを武器にするかのように有言実現してきています。

今回の「問題」についても、「WeWork問題」について限って見れば、2年単位くらいで「不動産企業としてのWeWork」の企業再建を実現してくるのではないかと予想されます。

その一方で、孫社長は最近、「誤差」という言葉を非常によく使うようになってきています。10兆円ファンドをつくって投資を行い、さらに10兆円ファンド第2弾の組成も始めたからなの か、1兆円未満はみんな誤差だと言わんばかりです。2019年2月に開かれたソフトバンクグループの決算説明会で、「純有利子負債は4兆円」としたうえで、厳密には純有利子負債額は3.6兆円 だが、「4000億、5000億円は誤差だ」と言っています。

同じように、日本でライドシェアが認められていないのも「誤差である」と発言しています。投資先であるウーバー・テクノロジーズがグローバルでライドシェア事業の覇権を握っているな かで、参入障壁も高くマーケットも縮小している日本で同事業ができないことは「誤差」にすぎないということを意味しています。

これまで、ブロードバンド「Yahoo!BB」のサービス開始時には自らNTTに乗り込んで交渉を行い、ボーダフォン日本法人を2兆円で買収した後は、自ら現場に入って陣頭指揮をとりました。 アメリカ・スプリント買収後も、ネットワークオフィサーとして四六時中、電話会議を行いました。

孫社長は現場を大事にし、現場の細かいことまで理解し、細かいところまで心配して行動する能力をもっています。ただ、ソフトバンクグループのトップとしての役割だけでなく、10兆円 ファンドの司令塔役ともなると、さすがに時間やエネルギーには限りがありますから、細かいことは誤差だと言って切り捨てていくしかないのかもしれません。

しかし、あまりに何もかも誤差だと言ってしまうと、本当に大切なことが見落とされてしまう可能性があるのではないでしょうか。本来、手でやるべきことを足でやってしまっているよう なことがあるとすれば、それは非常に大きなリスク要因となります。

ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先は多種多様で、とても孫社長1人でマネージし切れるはずがないことはよくわかります。

だから細かいことは誤差だと言いたい気持ちもよくわかりますが、孫社長の求心力で成り立っているのがソフトバンク・ビジョン・ファンドである以上、誤差と言ってしまうことで曖昧に なってしまうことが増大しているのではないかと危惧せざるをえません。その懸念が顕在化したのが今回の1件だったのではないでしょうか。

ビッグビジョンとともに誤差ではなくきめ細かいマネージメントを行っていくこと。

シンプルで明快なストーリーとともに違う視点からの懸念にも真摯に対応していくこと。

今や日本を代表する経営者となった孫社長には、「誤差と言わない経営」を期待しています。
参照元:赤字のソフトバンクが宿す「WeWork」3つの懸念
孫社長の「誤差発言」多用がどうも気になる
田中 道昭 : 立教大学ビジネススクール教授 2019/11/07 16:25

ソフトバンク、ボーダフォンを1兆7500億円で買収
2006年03月17日 17時59分 ITmedia

 英Vodafone Groupとソフトバンクは3月17日、同社日本法人であるボーダフォンのソフトバンクへの買収に合意したと発表した。97.68%の株式を譲渡する。買収金額は89億ポンド(約1兆7500億円)。

FMC戦略に弾み

 ソフトバンクにとって今回の買収は、“時間を金で買う”という意味合いが大きい。携帯事業への新規参入を計画している同社にとって、既にある2Gや3Gのインフラ、サービス、ブランドを手に入れることは迅速な事業展開のための大きな助けになる。また携帯電話業界では、FMC(Fixed Mobile Convergence)の流れが加速しており、これが既にADSLやFTTH事業で一定の成果を上げているソフトバンクにとっての追い風になるとも予想される。

 一方の英Vodafoneは携帯電話事業が不調で、2007年3月期の業績見通しを下方修正するとともに、不振が続く海外事業を手放すことも検討していると報じられていた。

 会場での一問一答は以下の通り。

――ボーダフォンを買収したことで既存事業者になったが、“新規事業者として”免許を割り当てあられた1.7GHz帯は返上するのか。

孫氏 今後、我々が新規事業者の側面を残すか、既存事業者と位置づけられるか総務省とも相談しながら考えたい。

 ただ「新規事業者でないから」という理由で返上する必要があるなら、我々は既存事業者としてのイコールフッティング(対等な競争条件)を要求していくことになる。以前も議論があったように、800MHz帯のような浸透率が高い電波を我々は持っていない。ドコモやauと比べて、この後高速データサービスを展開していくのに十分な帯域を持っているのかどうか。よくよく議論していきたい。

――ボーダフォンの経営陣は続投するのか。それとも新たな役員がソフトバンクから送り込まれるのか。

孫氏 買収できるかどうか、今日まで交渉していたところ。新しい経営体制についてはこれから検討する。

――ボーダフォンの端末は、今後どう変わるのか。

孫氏 端末は、それぞれ独立したメーカーから調達するということで変わりはない。ただテクノロジーであるとか、使い方はこれから強化したい。

――ボーダフォンを買収する背景には、新規参入では端末供給に不安があったからという見方があるが。

孫氏 新規参入事業者の場合、最初はユーザーの絶対数が少ないため、端末を作ってもらうのもなかなか難しい。しかし、ボーダフォンの買収により我々は1500万人のユーザーを得た。これだけの数であれば、端末メーカーとも交渉しやすいというのは確かにある。

――日本以外の国でも携帯電話事業を展開していく計画はあるのか。

孫氏 直接他の国でインフラを構築するような事業を行う可能性については、否定はしないがあまり現実的ではない。現時点では、ソフトバンクはVodafoneグループと提携し、5億人のVodafoneユーザーに向けてさまざまなデータサービスを提供することを考えている。2社が提携すれば、コンテンツサービスやアプリケーションをより大きくより早く展開できる。

――子会社を作って買収するのはなぜか。

孫氏 単なる手続き上の問題で、戦略的な深い意味はない。ソフトバンクにはすでにBBモバイルという会社があり、ここが1.7GHz帯の周波数を獲得した。BBモバイルには人員も、技術者も多数いて、携帯電話に関する企画を進めているところだ。そのチームがそのままボーダフォンを所有するのが一番自然な形だと考えている。

――Vodafoneは他社からの買収提案についても検討したのか。

モロー氏 もちろん検討した。ボーダフォンの持つ価値と、ソフトバンクからのオファーなどを総合的に判断し、最終的にVodafoneは孫さんと一緒にやっていくことを選択した。
参照元:ソフトバンク、ボーダフォンを1兆7500億円で買収
2006年03月17日 17時59分 ITmedia

【3.3兆円】ソフトバンクはなぜARMを買収するのか?
2016年07月25日 日経トレンディネット

ソフトバンクグループが2016年7月18日、英半導体設計大手のARMを買収すると発表した。9月末までに買収を完了させるという。

 買収金額は約3兆3000億円(243億ポンド)。これまでにもソフトバンクは、ボーダフォン日本法人で1兆7820億円、米スプリントで約1兆8000億円という、日本企業としては大規模な買収を行ってきたが、今回の3兆3000億円は、それを大きく上回る。日本の企業の買収案件として過去最大となった。

 中国アリババの一部株式売却のほか、フィンランドのスーパーセル、日本のガンホー・オイライン・エンターテイメントの株式売却により、約2兆円の資金を調達。こうしてできた手元資金の2兆3000億円に加えて、みずほ銀行から1兆円の融資を受けるが、これはブリッジローン(つなぎ融資)であり、「買収資金は全額確保している」とする孫正義社長の発言は、すべて自らの資金で賄うという意味が込められている。

会見では、ARMの経営陣や英国ケンブリッジ本社の体制を維持するとともに、英国での雇用を5年間で倍増させ、これまで同様に中立性と独立性を維持することも明らかにした。

 ARMベースのチップは全世界で年間148億個も出荷され、スマートフォンに搭載されているプロセッサーや、マルチメディアIP、ソフトウエアに至るまでARMの技術が活用されている。中でも、スマートフォンやタブレットを中心としたモバイルコンピューティング市場においては、アプリケーションプロセッサーで85%以上のシェアを獲得。その存在感は圧倒的だ。インテルのように積極的に存在をアピールしないこともあって、ARMという会社がここまでの存在感を持っていることに驚く人も多いだろう。

 会見の質疑応答の中で、日米でキャリアとしてビジネスを展開しているソフトバンクグループが、スマートフォンの中核部分を押さえるARMを買収することを懸念する質問も出たが、孫社長は、「ソフトバンクは、もともとスマホを作っていない。アップルやサムスン、ファーウェイ、HTC、シャープ、ソニーといったスマホメーカーとは競合せずに、中立性を保つ形でビジネスができる。競合するキャリアが、ARMの技術を搭載したスマホを売りたくないといったら、それはアップルやサムスンを扱わないというのと同じこと」と一蹴してみせた。

 ソフトバンクは、キャリアビジネスに加えて、スマートフォンの中核部分を握るARMを買収することで、モバイルコンピューティングビジネスにかかわる体制をより強固なものにしたのは間違いない。

だが、ソフトバンクの孫社長が、ARMを手に入れたかった理由は、単に、スマホ市場を押さえるためではない。

 説明では、ARMは独自の基盤技術を保有するマーケットリーダーであること、モバイル、エンタープライズ、IoTといった巨大市場においてさらに成長するポテンシャルを持っていること、長期的な潮流に対して投資するというソフトバンクグループの戦略に適合していること、ARMが非公開企業として、長期的、戦略的に投資できることなどを挙げた。

 そして、孫社長は、ARMがビジネスを行っている市場として、モバイルアプリケーションプロセッサー、ネットワークインフラ、サーバー、エンベデッドインテリジェンス、自動車、家電製品などを挙げながら、2020年に向けて、いずれも大きな市場拡大が見込まれることを強調してみせた。

 これらをひとつの言葉で表すのならば、IoTということになろう。IoTは、「Internet of Things」の略だ。すべてのものがネットワークに接続された世界で、それらの情報を収集、分析し、社会的問題や企業が抱える課題を解決したり、個人の生活を豊かにしたりする新たなサービスやビジネスの創出が期待されている。2020年には、500億台のデバイスがネットに接続され、44ゼタバイト(1ゼタバイトは10億テラバイト)のデータが生成されると予測されている。ARMは、IoTを支えるプロセッサー技術やソフトウエア技術などを有している企業。今回の買収が、そうした市場に向けた布石であることを、孫社長は示してみせる。

「囲碁で、碁石のすぐ隣に石を打つのは素人の戦い方である。プロは、遠く離れたところに打ち、それが50手目、100手目になって力を発揮する。私は7手先を読んで、手を打つことを心掛けている。なぜ、いまこの手を打つのか。ほとんどの人は分からないだろう。3年、5年、10年を経過すれば、ソフトバンクグループにARMがいる意味が分かる。ソフトバンクグループの中核中の中核になる企業がARMである」と、孫社長は語った。

 ソフトバンクグループとのシナジー効果について、現時点では具体的な数値を示さなかったものの、孫社長は「直接的、間接的にすべてのグループ会社がかかわる」としている。「アリハバのジャック・マー(馬雲)からは、中国におけるARMのパートナーになりたいという連絡をもらっている」というように、ソフトバンクグループの幅の広さを生かした展開から、どんなシナジーが生まれるのかは、外野から見ていても楽しみだ。

球団買収時と同じ孫社長の語り

 一方で、今回の会見では、孫社長が学生時代だった40年前のことを振り返っていたことが印象的だ。

 1976年に19歳だった孫社長は、サイエンスマガジン誌に掲載されたCPUの拡大写真を見て、「人類の頭脳を超えるものを、人類が生み出したことに感動と興奮を覚え、両手両足がジーンとしびれ、涙が止まらなかった」と述懐した。

 こうした若き日の詳細なエピソードを披露したのは、プロ野球の福岡ソフトバンクホークス(当時の福岡ダイエーホークス)買収時に、野球少年であり、打順は3番、守備はサードであったことを明かして以来のことだろう。

孫社長は、「今日、私自らが、未来の姿に関わっていくことになる。事業家としての人生において、最もハイライトすべき日である」と語った。

 かねて孫社長は、シンギュラリティ(技術的特異点)に強い関心を持っている。シンギュラリティとは、一般的に人工知能が人間の能力を超えることを示す。

 孫社長の試算によると、2018年には、300億個のトランジスタが1つのチップの中に入ることが想定され、トランジスタの数は人間のニューロンの数を超える、物理的なクロスポイントが訪れるという。そして、30年後には、人工知能が持つIQは10000になるとも予測する。アインシュタインやダヴィンチのIQは200くらいといわれるが、近い将来の人工知能は、それをはるかに超えるものになるというわけだ。

 孫社長は、30年後の世界を、人間の100万倍の脳細胞を持った「人工知能」と、それを搭載した「スマートロボット」が全世界の人口を超える100億台に達し、インターネットにつながったIoT機器が10兆個に達すると予測している。これが孫社長が描く、シンギュラリティの姿だ。

 ARMの買収は、そうした想像がつかない未来に向けた入口に、孫社長自らが立ったともいえる。先ごろ、孫社長の後継者と目されていたニケシュ・アローラ氏の退任を発表し、「事業家としての欲が出てきた。ソフトバンクの社長として、まだ5年、10年は熱心に経営をしたい」と発言した孫社長(関連記事:ニケシュは去るが「孫劇場」は続く)。ARMの買収という未来への布石があるのならば、そうした言葉が発せられたのも当然だったのかもしれない。
参照元:【3.3兆円】ソフトバンクはなぜARMを買収するのか?
2016年07月25日 日経トレンディネット

ソフトバンクGが過去最悪7000億円の四半期赤字、「泥沼化」懸念も【決算報19秋】
ダイヤモンド編集部 村井令二:記者

連載 ダイヤモンド 決算報

2019.11.7 5:30

米シェアオフィス「ウィーワーク」を運営するウィーカンパニーの巨額投資で、同社史上最大の四半期赤字を計上したソフトバンクグループ。救済投資はこれを最後にできるのか。(ダイヤモンド編集部 村井令二)

過去最大7000億円の四半期赤字に
「投資判断がまずかった」
「決算はぼろぼろ。まさに台風、大嵐の状況だ」

 ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義社長が登壇した2020年3月期中間決算の記者会見は「反省」の弁から始まった。

 4〜9期決算は、10兆円の投資枠を持つ「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の損失が響き、営業損益は156億円の赤字だった。前年同期は営業利益1兆4207億円で、その差額は1兆4000億円を超えた。同社が主力とする投資ファンド事業のリスクが浮き彫りになった格好だ。

 損失の要因は、巨額投資をしてきたシェアオフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーの経営不振にある。

 経営難のウィーは9月末に上場延期に追い込まれたが、これまで、SBGとビジョン・ファンドによる累計投資額は103億ドル(約1.1兆円)に上る。1月時点では470億ドル(約5兆円)に達していた評価額が、78億ドル(8400億円)まで下落。巨額の評価損を計上したのが響いた。

 これにより、SBGの主力事業であるビジョン・ファンドの7~9月期の営業損失は9703億円に達した。SBGの7~9月期営業損失は7044億円、同四半期の当期純損失は7002億円で、いずれも1981年の創業以来、同社として最大の四半期赤字だ。

「私自身の投資の判断がまずかったということは大いに反省している」。孫社長は「反省」という言葉を繰り返すばかりだった。

それでも「委縮はしていない」
ファンド運営の方針に変更なし

 孫社長によると、最大の反省は、ウィー創業者のアダム・ニューマン氏に権限が集中しすぎていた企業統治(コーポレートガバナンス)の問題を見抜けなかったことだという。これでウィーの経営の実態を正確に把握しきれなかったようだ。

 これまで孫社長は、経営者の人物を評価して投資するスタイルが強かったが、今後はフリーキャッシュフローを重視して投資する。さらに、創業者のガバナンスについて、「しっかりした基準を設けて評価していく」(孫社長)という方針も掲げた。

 だが、こうした反省の弁を繰り返す孫社長も「委縮しているわけではない」のが本音だ。実際には、ウィーの損失がSBGの財務を揺るがすほどの衝撃になったわけではない。

 すでに10兆円規模のビジョン・ファンドの累計投資額は8.2兆円。これまでに1.2兆円の利益を計上しているが、孫社長によると37社の投資先が合計1.8兆円の利益を生み出した一方で、評価減で損失を計上したのは22社で6000億円に過ぎないという。

 つまり、ウィーの損失は数ある投資先の失敗の1つに過ぎず、ビジョン・ファンド全体の成績は好調だということを指摘するのを忘れなかった。

「決算はボロボロだが、大勢には異常なし」と孫社長。中間期の営業利益を吹き飛ばす損失を計上しながら、ビジョン・ファンドの投資の方針を変更しない考えも最後に強調した。

 ビジョン・ファンドは投資先が88社にのぼり、9月末までに投資額が最大に達した。予定通りに2号ファンドを立ち上げる方針だ。

「第2のウィー」の懸念も
次は救済投資を行わず?

 一方で、SBGは、これだけの損失を計上したウィーについて損切りすることなく、全面支援に乗り出す。
 その背景は、来年に4月に購入することになっていた15億ドルのワラントの契約を解消することができなかったのが大きいようだ。
 SBGはその支払い義務を前倒しで履行する代わりに株式の転換価格を引き下げて、保有する株数を増やして関与を深めることになった。株式の追加取得も実施する予定で、最大95億ドル(約1兆円)を投じる計画だ。
 孫社長は、今後の投資について、(1)投資先の財務は独立採算、(2)救済投資は行わない――という2つの方針を改めて表明したが、「今回のウィーは例外」と弁明せざるを得ない状況だ。
「ウィーワークは泥船ではない」と強調する孫社長は、ビジョン・ファンドの投資先における経営再建の重荷を背負うことになったが、次の「ウィー」が出てくるおそれはありそうだ。
 これについては孫社長自身が「投資に10勝0敗はあり得ない。同じような懸念はある」と認めている状態だ。再び、救済投資が繰り返される懸念は今なおくすぶっている。
参照元:ソフトバンクGが過去最悪7000億円の四半期赤字、「泥沼化」懸念も【決算報19秋】
ダイヤモンド編集部 村井令二:記者

連載 ダイヤモンド 決算報

2019.11.7 5:30






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小泉進次郎の育児休暇について



小泉進次郎が育児休暇の取得を表明した所、賛否両論が巻き起こり、炎上しているという。


小泉進次郎氏が育休取得表明 約2週間、国会審議は出席
松尾一郎、安倍龍太郎、岡村夏樹
2020年1月15日 19時44分 朝日新聞デジタル

 小泉進次郎環境相(38)は15日、第1子誕生以降の3カ月のうちに通算2週間の育児休暇を取得する考えを示した。環境省広報室によると、男性閣僚としては史上初という。ただ、国会審議や閣議には出席し、大臣としての決裁事務も続けるとしている。

小泉氏はこの日、若手職員らと働き方改革などを話し合う省内の会合で、意向を示した。「公務最優先」「危機管理万全」を強調した上で、テレビ会議や電子メールなどを駆使したテレワーク(在宅勤務)を導入したり、一部職務を副大臣や政務官に任せたりすることで、「育児のための時間」を捻出するという。

 若手職員には、「私の育休をきっかけに、環境省の中でも皆が臆することなく、育休を取得しやすい働き方が進むことを期待している」と呼びかけた。

 会合と同時に自らのブログを更新。専門家らから「産後うつ」の説明を受けるなどした結果、「私自身、妻の様子を隣で見ていて、率直に育休を取りたいと思うようになった」と動機を明かした。「育休」のあり方については、「結果として、丸一日休みの日もあれば、時短勤務、またテレワークの日もある」とした。

 環境相に就任が決まった後、小泉氏が育休の検討を明言すると、「大臣の仕事はそんなに甘くない。国家の仕事が最優先」といった批判が相次いでいた。

 小泉氏は育休取得の前提として、▽公務最優先▽危機管理は万全▽妻の不安払拭(ふっしょく)――の3条件を示し続けてきた。「大事な閣議に(育休中)だから出ない、とか、国会に(育休中)だから出ないとか、そんなことはありません」と述べ、今回の方針は、こうした前提条件に沿った形になった。

 15日の育休取得表明では、「環境省の職員から、『(育休を含む)働き方改革にはボトムアップとトップダウンの両方が必要だ』という声もあった」と自らの決断の意義を強調した。

 関係者によると、小泉氏の妻・滝川クリステルさんは近く第1子を産む予定。一部の公務についてはすでに周囲に分担を依頼しているという。(松尾一郎、安倍龍太郎、岡村夏樹)


小泉進次郎のラグナは昨年、蠍座ラグナと判明したが、そのラグナで、この育休取得及び、賛否両論、炎上が説明できるかどうかである。




このラグナで正しければ、現在、小泉進次郎は、月/金星/水星期(2019/11~)である。


アンタルダシャーの金星は7、12室支配で6室に在住し、12室にアスペクトバックしており、休息して妊娠した滝川クリステルと共に過ごしたい時期ではないかと思われる。


この7、12室支配の金星が10室支配の太陽とコンジャンクトしている配置は、正に政治家(大臣)としての仕事をパートナーとの関わりの為に休むことを表わしている。



プラティアンタルダシャーの水星は、8、11室支配で5室で減衰し、6室支配の火星や3室支配の土星と絡んでいる。


8、11室支配の水星期だから、育児休暇取得で、休暇中に権利収入(8室)を得ることを表わしている。


然し、炎上しているのは、8、11室支配の水星と6室支配の火星がコンジャンクトして、6-8の絡みが生じ、更に3室支配の土星がアスペクトしている為である。


「大臣の報酬は税金から出ており、通常の社員が取得するのとは違う」といった辛辣な意見も見られる。



まもなく1月24日から土星が3室山羊座に移動し、9室にアスペクトして、木星は射手座から9室にアスペクトする為、9室にダブルトランジットが成立している。


9室にダブルトランジットが形成される時は、仕事から退いて休暇を取りたい時期である。



また3月30日以降、木星も山羊座に入室して、月から12室にダブルトランジットが形成される。






サプタムシャを見ると、月/金星/水星期は、月は5室に在住し、金星はラグナロード、水星は5室支配で9室に在住している為、育児休暇を取得するタイミングとしては納得できる。


一般の方の意見を見ても、出産を経験している女性は、小泉進次郎の育児休暇を支持する意見が目立つが、基本的に小泉進次郎は9室支配の月が10室に在住してラージャヨーガを形成していることから、世の主婦たちからは支持を受けるのである。


水星と火星によって形成される6-8の絡みは、5室支配の木星のアスペクトを受けて、大幅に緩和されている。


従って、小泉進次郎を支持する意見も根強く見られる。



以上のようにトランジットとダシャーで、今回の育児休暇取得を説明することが出来るが、そうすると、小泉進次郎は、2020年9月以降、マハダシャー火星期になった時にどうなるかである。



ダシャムシャを見ると、火星は太陽と星座交換しており、火星のディスポジターである太陽は水星、金星とコンジャンクトし、木星によってアスペクトされている。



従って、繰り返しになるが、火星期は、総理大臣候補として、浮上してくることは間違いないと思われる。





(参考資料)



小泉進次郎大臣「育休宣言」が大炎上 「女性問題隠し」「人気取りパフォーマンス」と総スカンされるワケは?
2020/1/15 15:15 J-CASTニュース

小泉進次郎環境相は2020年1月15日、かねてより明らかにしていた「育児休業」を取得すると発表した。今月中に予定されている妻・滝川クリステルさんとの第1子誕生後の3か月間に合計2週間程度、育休をとるという。

環境省の男性職員が育休をとりやすくするために自ら範を示すと語ったが、インターネット上では早くも「#小泉進次郎 育休」のスレッドが立ち、激しい批判が起こっている。

「夫婦そろってシッターやシェフを雇えるほど資産があるのに、国家の一大事に欠かせない大臣という大事な仕事を放りだすのか」

「大臣の報酬は税金から出ている。一般企業の社員の育休とはわけが違う」という批判が大半だった。

また、週刊誌などで「人妻実業家との不倫」「女子アナとの二股、三股交際」などの女性スキャンダルが騒がれている折り、

「汚名返上に育休を利用した人気取りのパフォーマンス」

という意見も殺到した。
「育休取ってもいいよ。いてもいなくてもいい人だから」

ネット上にあふれる多くの声をざっと読んだ感じでは、小泉氏の「育休取得」に全面的に賛成する意見は、男性の育休問題専門家と思われる次の一つだけだ。
「現状は8割の男性新入社員が『育休取得を希望』するものの、雰囲気がボトルネックになっています。ノルウェーの研究事例によると、育休取得をした同僚が身近にいた場合、育休取得率が11~15%上昇し、さらに上司が育休を取得した場合は、同僚の影響よりも2.5倍も強いことが確認されています。育休は『伝染』します。小泉大臣の育休取得は、環境省はもちろん、社会の男性育休促進に効果的だろうと思います」

だが、圧倒的多数は冷ややかな反応だった。
「育休取得してもいいと思いますよ。いてもいなくても問題ない人だから。いや最近、『セクシー発言』とか、環境サミット出席時にステーキハウスに行くとか、問題ありすぎかな。いないほうが環境省職員も仕事に励めますね」

「さすがに空気を読んで育休取ることはないと思っていたが、まさか取るとは。ここまでKYとは思わなかった。もう政治家として終わったね」

「あまり批判されることがなかった時期に大口叩いてしまったから、育休取らざるを得ないのだろう。国民のためでも、家族のためでもなく、自分のプライドのためだ」

「環境相として目立ったことはできていないのに、育休で目立とうとしているのか。首相の任命責任も問われるよね」

「これで大臣も最初で最後になり、将来の総理大臣も消滅したね」

「2週間といわず、そのままずっとお休みして頂いたほうが世の中のためになる気がします。ついでに大臣はもちろん国会議員も辞めて欲しいです。環境省職員にも育休を奨励したいということですが、やっぱりカッコだけですね。本業の環境問題でレジ袋以外に何もやらないで、簡単でアピールしやすいことに飛びついたのでしょうが、国民はそれほど馬鹿ではないですよ」
「この人と奥さんと、赤ちゃんのために税金を払うのか」

これほどの反感を買っているのは、多くの国民が育休を取れずにいるなか、大臣という重大な責務を休むこと、そして育休に支払われる報酬が税金からまかなわれている点だ。

「政治家の給料は税金だと考えると、一般企業に勤めている人が育休を取るのとは訳が違う」

「この人と奥さんと、生まれてくるお子さんのために税金を払うのか。私の税金の使い道、選択させてくれないかな」

「世の中、すべての人が平等に育児休業を取得できることを目指すのはいいことだが、『大臣』は別だ。千葉県知事が災害発生時に、ちょっとでもプライベートを優先しただけで、あれほど批判が出たことからもわかるように、要職に就く者は国民すべてのために、家族も犠牲にする覚悟を持つべきだ。育休をとるなら、少なくとも環境相は辞任してもらいたい。『悪しき前例』にならないことを祈る。繰り返すが、政府の要職は一般の人とは重みが違う」

「育休は大切だと思う。子供を育てるのは母親だけでなく父親が参加するのは望ましい。しかし、多くの国民が育休どころか、特に自営業や中小企業の多くは週休2日すらとれず、生活の為に必死に働いているのが現状。育休など夢のまた夢。税金が支払われている国会議員が、のんきに育休を取っているのが理解できない。国民が育休を取れる環境を整えるのが政治家であるはずだ」

「一般の会社でいえば、従業員(環境省職員)は育休取れず、社長(大臣)が育休を平気で取る。そんな会社、誰もついてきませんわ。まずは自分の会社の社員に育休が充分に浸透してからトップが取るのが当然だろう」

「大臣は暇でいいな。私の会社は現実に育休は無理。無理やり休んだら退職に等しい」

「資産家夫婦なんだから、ベビーシッターを雇えば?」

また、小泉夫婦には資産があり、ベビーシッターやお手伝いさんを雇う余裕があるはずだから、夫が育休を取らざるを得ない一般の共働き家庭と事情がまったく違うという指摘も多かった。

「奥さまのクリステルさんは都内の超豪華マンションに住み、資産が3億円もあると報道されています。国民に奉仕するべき大臣であるご主人を休ませずに、ベビーシッターを雇えばいいじゃないですか」

「育休は、共働きで夫婦が分担しないと何ともならない人のための制度です。奥さまが完全に育児に専念できる状態での育休修得はどうなの。それよりクリステルさんには、保育所申し込んで、働きながらの子育てがどれほど大変かわかってほしい。夫婦そろって実体験していただき、将来は少子化問題に突っ込んでいってほしいです」

「女性問題を起こして、家の中に居場所はあるの?」

なかでも激しい批判が起こったのは、「女性スキャンダル」から目をそらせるためのパフォーマンスではないかという見方だ。意見全体の割合からいくと、3割近くの人が「女性問題」を鋭く指摘していた。

「女性問題が出てきている中で、家に居場所はあるの? 奥さまは受け入れてくれるの?」

「ここらあたりで、奥さんへの家族サービスと、スキャンダルをすり替えたいという狙いがミエミエ」

「子持ちの女性と不倫して子どもを傷つけておきながら、自分の子どものためには仕事休みますって、ずいぶん都合がいいと思う。宮崎謙介元衆議院議員といい、この人といい、育休を取るという国会議員はロクな人がいない気がする」

最後に、「現在育休中」という男性からこんな指摘が――。

「うまくやりくりして仕事に支障をきたさないなら、育休はオッケーだと思う。合計2週間程度だし、可能だ。ただ、大臣という仕事の特殊性を考えれば批判が出るのも当然だ。普通の会社員とは違って代わりがいないし、報酬もその分あるのだから。私は、育休取得中の男性だが、彼のこのパフォーマンスが男性の育休に対してイメージダウンの逆効果にならないか心配です」

(福田和郎)
参照元:小泉進次郎大臣「育休宣言」が大炎上 「女性問題隠し」「人気取りパフォーマンス」と総スカンされるワケは?
2020/1/15 15:15 J-CASTニュース

「不倫疑惑の人に家にいてほしいか」遠野なぎこ、進次郎大臣の育休をバッサリ「他のスキャンダルで消えていくと思ってる」
2020年1月16日 12時20分 リアルライブ

 1月15日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)において、育児休暇取得を発表した小泉進次郎環境大臣の話題となった。小泉大臣と言えば、『週刊文春』(文藝春秋)に既婚者との不倫疑惑が報じられたばかりである。さらに、不倫相手は妻である滝川クリステルの友人とも伝えられている。そのため、今回の育休取得は、こうした騒動から目をそらす動きではないかと非難が殺到している。

 番組でも、世間の声は「ディスり」が多いと伝えられた。これを受け、遠野なぎこは「そもそも不倫疑惑があった人に家にいてほしいですか。2週間も」と話し、スタジオは笑いに包まれた。これには、ネット上で「遠野、新年から飛ばしているな」「これはもう何も言えねえわ」といった声が聞かれた。

 これに、「いていいんですよ」とすかさず反論をしたのが、金子恵美元衆議院議員である。金子氏の夫は、ゲス不倫の宮崎謙介元衆議院議員である。宮崎氏は、金子氏の出産後に育休取得を宣言していたが、出産入院中の不倫が『週刊文春』に報じられ、議員辞職に追い込まれた。金子氏は宮崎氏の名前を出さず、「育休宣言して辞めてしまった人もいますけど。『小泉さんはきちんと説明しなきゃ』と議員辞職した人が言ってましたね」と話した。一連の報道に沈黙を貫いている小泉大臣にとっては、耳に痛い言葉かもしれない。

 また、同じく元衆議院議員の杉村太蔵は「これで公務員の方が育児休暇を取りやすい流れになるといい」と真面目な意見を挟みつつ、「育休取って家で何もしないと、のちのち家庭環境に響きますよ。大臣とか関係ない」と、実体験を踏まえたアドバイスで笑いを誘っていた。

 さらに、遠野は「2週間くらいすればほかの芸能人のスキャンダルが出るから(自分の話題は)消えていくと思ってるんじゃないの?」と最後まで小泉大臣に厳しい姿勢を崩さなかった。やはり、このタイミングがさまざまな憶測を呼ぶのは確かだろう。
参照元:「不倫疑惑の人に家にいてほしいか」遠野なぎこ、進次郎大臣の育休をバッサリ「他のスキャンダルで消えていくと思ってる」
2020年1月16日 12時20分 リアルライブ










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イラン情勢について - ソレイマニ司令官暗殺、対米報復攻撃、ウクライナ航空機誤射 -

1月2日夜、米国防総省は、イランの革命防衛隊のエリート部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官をドローンの攻撃で殺害したことを発表した。

イランは1月8日早朝、報復措置として米軍が駐留する隣国イラクのアサド空軍基地などをミサイル攻撃した。

メディアは第三次世界大戦の危機を報じたが、トランプ大統領は報復はしない旨を発表し、事態は収束したかに見えている。

然し、イラクは米国との緊張が高まっていた最中、革命防衛隊の誤射によって、ウクライナの航空機を撃墜してしまい、イランの指導部が11日、ウクライナ機撃墜を認めたことを受け、首都テヘランで抗議デモが勃発している。




イランのロウハニ大統領は、ウクライナの旅客機撃墜について責任のある者はすべて処罰すると言明している。

イラン、旅客機撃墜で指導部に抗議デモ 革命防衛隊を批判
2020年01月12日16時31分 時事ドットコム

【ベイルート時事】イランがウクライナ旅客機撃墜の責任を認めたことを受け、イラン各地では11日、それまで事実を隠蔽(いんぺい)していた指導部などに抗議するデモが行われた。首都テヘランでは約1000人が参加し、最高指導者ハメネイ師や、誤射による撃墜を犯した精鋭部隊「革命防衛隊」に対し「恥を知れ」と気勢を上げた。

 報道によると、抗議デモはテヘランをはじめ、南部シラーズ、中部イスファハン、西部ハマダンなどで発生。インターネット交流サイト(SNS)では、治安部隊がデモ隊に催涙ガスや放水で強制排除を試みる様子を撮影した動画が出回った。
 デモ隊はさらに、米軍に3日殺害されたイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官の写真を引き裂くなどして怒りを表明した。

 ロイター通信によれば、改革派指導者のカルビ元国会議長は、ハメネイ師が撃墜の責任を取って辞任するよう訴えた。イラン国内でも、米国との緊張が高まっていた時に当局が旅客機の離陸を許可したことを疑問視する声が上がっている。


イラン大統領、ウクライナ機撃墜は「許せない過ち」 関係者を逮捕
2020年1月14日 18:05 Reuters Staff

[ドバイ 14日 ロイター] – イランのロウハニ大統領は14日、テレビ演説で、革命防衛隊が誤射したミサイルによるウクライナの旅客機撃墜について、責任のある者はすべて処罰すると言明し、「悲劇的な出来事」を徹底的に調査すると語った。

同大統領は「許せない過ちだ。撃墜が1人の人間の責任ということはあり得ない」と述べ、「イラン軍が間違いを認めたことは最初の良い一歩だ。二度と同じことが起きないという確信を人々に与えなくてはならない」とした。イラン政府にはウクライナ機の墜落で「命を落としたイランやその他の国々の国民に対して責任がある」と付け加えた。

一方、同国の司法当局は、ウクライナ機の墜落に関わった複数の人物を逮捕したことを明らかにした。同当局の報道官はこれ以上の詳細を明らかにしていない。


こうしたイランと米国の緊張やイランのウクライナ航空機撃墜と国内のデモなどの一連の出来事が、イランの建国図上で、説明できるかどうか調べて見た所、実際、それは明確に表れているようである。




イランの建国図は、アメリカの傀儡政権であったモハンマド・レザー・シャーの専制体制に反対して、亡命中の精神的指導者・ホメイニを中心として起こされたイラン革命によって1979年4月1日にイラン・イスラム共和国が樹立された時のものである。


※尚、イランの建国図の時間は『Time Tested Techniques of Mundane Astrology with over 100 illustrations』M.S.Mehta著に掲載されているデータを用いている。


この建国図で見ると、ラグナは蟹座で、現在、木星/金星期である。


ラグナ、あるいは、ダシャーラグナの木星から見て、金星は、4、11室支配で8室に在住し、ケートゥとコンジャンクトして、7、8室支配の土星からアスペクトされている。


まず、11室は国家の要人、重要人物を表わしており、11室支配の金星が8室に在住して、ラーフ/ケートゥ軸や7、8室支配の土星によってアスペクトされて傷つけられていることは、国家の重要人物が暗殺されることを表わしていたと思われる。


また11室は通常は友人、同僚のハウスであり、国家のマンデン図においては、国際関係を表わすハウスである。


その11室の支配星が8室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸、7,8室支配の土星からアスペクトされて傷ついていることは、国際関係が悪化することを表わしている。


そして、8室は要人の暗殺などを表わすハウスである。



もう一つのウクライナ航空機の撃墜だが、イランの指導層も困惑させるようなイランの革命防衛隊の誤射によるものだった。


まず4室が乗り物だとすれば、水瓶座は航空とか航空機を表わす星座であり、4室支配の金星が水瓶座8室に在住して、ケートゥとコンジャンクトし、7、8室支配の土星によってアスペクトされることは、誤射による航空機の墜落を表わしていたと考えられる。


4室の支配の金星がケートゥと絡んで水瓶座8室で傷つけられていることは、ケートゥが誤謬とか、誤診断を表わす惑星であり、4室や金星が乗り物、水瓶座が航空を表わし、8室が破局、災難を表わすハウスであることから、今回の誤射による航空機の撃墜を表わしていたと考えられる。


また4室は国民や議会を表わすハウスであることから、イラン革命防衛隊の誤射によるウクライナ航空機の撃墜に対して、国民は困惑し、デモを起こし、議会も困惑して、大統領が関係者の逮捕を宣言するまでに至った。


そして、こうしたことによって、イランの国際社会での評判は落ちて、行き詰まりを迎えたのである。




7室はマンデン図においては戦争、外交関係を表わすハウスであり、8室は暗殺などを表わすハウスである。


国内の重要人物が、外国のドローン攻撃によって、暗殺されたのは、11室支配の金星が8室水瓶座で、ケートゥ、土星からアスペクトされているからではないかと思われる。








7、8室支配の土星にアスペクトは、外国からの攻撃を表わしており、その攻撃が、ドローンというAI兵器によるものであったのは、水瓶座に在住しているからである。



このように現在のイランの情勢は、イランのマンデン図から説明することができる。


トランジットの土星や木星、惑星群が6室を通過し、12室にアスペクトしていることは、6室が外国からの攻撃や国民のデモ活動などを表わし、イラクの反撃なども6室で表される為ではないかと考えられる。



このように現在のイラン情勢は、ダシャーやトランジットから説明することが出来る。



このイランの緊迫した状況は、木星/金星期(2019年9月~2022年5月)の間は傾向として続くと思われる。





因みにトランプ大統領は、7ヶ月前にソレイマニ司令官の殺害を承認していたようである。


ソレイマニ司令官殺害、7カ月前に承認か イラン情勢悪化でトランプ氏―米報道
2020年01月14日14時31分 時事ドットコム

【ワシントン時事】米NBCニュースは13日、米当局者らの話として、トランプ大統領が7カ月前にイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官の殺害を承認していたと報じた。米国内では同司令官殺害の根拠をめぐり、政権が主張する「差し迫った脅威」に懐疑的な見方が広がっている。半年以上前から殺害を認めていたのであれば、政権側の根拠が崩れる可能性もある。

米軍、別のイラン幹部も標的 ソレイマニ司令官殺害時

 当局者は「これまでに多くの選択肢が大統領に提示されてきた」と指摘。その上で、ソレイマニ司令官殺害も「ある程度前から」選択肢に加えられていたと指摘した。

 昨年6月に米軍の無人機が革命防衛隊によって撃墜された際、当時のボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)とポンペオ国務長官はトランプ氏にソレイマニ司令官殺害を進言。だが、トランプ氏は米国人が殺されない限り、殺害を承認しないと応じた。

 同月にはソレイマニ司令官殺害に関する大統領指令書が発出されたが、作戦は大統領の最終的な承認を必要とするという条件が付けられたという。


7ヶ月前と言えば、2019年7月頃であり、ちょうど木星/金星期が始まった2019年9月の2ヶ月前である。


タイミング的に木星/金星期が、この現在のイラン情勢を作り出したことが理解できる。


因みにイランの建国図では、月が牡牛座に在住している為、チャンドララグナから見ると、金星は10室に在住している。


その為、イランは今、国際的に注目されているのである。



今後のイラン-アメリカ情勢



2020年1月24日以降、トランジットの土星が射手座から山羊座に移動し、木星も3月30日に射手座から山羊座に移動して、木星と土星のダブルトランジットが山羊座-蟹座軸で形成される。



2月25日以降、冥王星も射手座から山羊座に入室して、火星も3月22日以降、射手座から山羊座に移動する。



従って、2020年3月30日以降、山羊座に木星、土星、火星、冥王星がトランジットしていることになる。






イランの建国図では、山羊座は7室に該当するが、7室は外国との交易や外交関係を表わすハウスであるが、戦争(※戦争も外交関係の一種)なども表わすハウスである。



その7室に木星、土星、火星、冥王星がトランジットすることは、外国との緊張関係が想定される。






山羊座はアメリカの建国図では6室に該当し、6室には領土的攻撃や労働者階級のデモなども表わすハウスである。



アメリカは現在、ラーフ/ラーフ/水星期(2019/12~2020/5)で、ラーフのディスポジターは7室に在住する月である為、好戦的である。



プラティアンタルダシャーの水星は2、11室支配で12室に在住して傷ついており、やはり、国際関係の悪化、戦争による出費を表わしている。




イランの建国図では、アンタルダシャーの金星期は、2022年5月17日まで続く為、アメリカとの緊張関係が更に増していく可能性がある。




蟹座に木星と土星がダブルトランジットするようなタイミングというのは、民族主義、国家主義が台頭し、国家は自国の国益を追求する為、国際関係においては非常に戦争の危機が高まる時期である。



国家だけではなく、一般市民も自分の身の安全や利益の追求など、各々が追求する状況となり、個人主義的(リバータリアニズム的)な態度や行動傾向で支配されるのである。



そのような状況の中では、ビットコインなども上昇していくので、ソレイマニ司令官が暗殺され、イランが対米報復攻撃をした今現在、ビットコインは上昇傾向にある。



以前、トランプ大統領がシリアをミサイル攻撃した際にもビットコインが上昇したのを覚えておられる方もいると思うが、戦争の緊張が高まると、リバータリアニズム的な雰囲気によって支配され、リバータリアニズムの体現であるビットコインは上昇する。



2020年は、世界的に国家主義、民族主義、個人主義が台頭し、自分の実力で成り上がろうとする一般市民の動きが活発化すると考えられる。





(参考資料)



イラン、1千人抗議デモ 旅客機撃墜の説明に怒り
2020.1.12 06:23 共同通信

イランが11日、ウクライナ機撃墜を認めたことを受け、首都テヘランで抗議デモが発生した。ファルス通信によると、約1千人が参加。墜落は技術的トラブルによる事故との主張を一転させたイラン当局に対し、国内では怒りの声が上がっている。

 参加者らによると、テヘランの大学前に集まった人々は「うそつきには死を」「責任者の辞任では済まされない。裁きを」などと叫んだ。ソーシャルメディアでは、警官隊が催涙ガスで参加者を追い払う様子を撮影したとされる動画が出回った。

 イランでは昨年11月中旬、大規模な反政府デモが全土に広がり、治安部隊との衝突などで多数が死傷した。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは広範な弾圧で300人超が死亡したとの見方を示した。イラン当局は「根拠がない」と否定したが、いまだに死傷者数を公表していない。(共同)
参照元:イラン、1千人抗議デモ 旅客機撃墜の説明に怒り
2020.1.12 06:23 共同通信

イラン、米の反撃に警告 報復攻撃を「殉教者ソレイマニ作戦」と命名
2020.1.8 11:00 産経新聞

【ベイルート=佐藤貴生】イランの革命防衛隊は8日早朝、米軍が駐留する隣国イラクのアサド空軍基地など複数の基地を攻撃したことを認め、中東地域の親米国家が攻撃に使用された場合、反撃を受けると警告した。敵対するイスラエルについては米の同盟国だとみなしていると述べ、攻撃対象である可能性を示唆した。ロイター通信がイラン国営メディアの情報として伝えた。

 イスラエルは核を保有するとされ、中東最強の軍を持つ。イスラエルのネタニヤフ首相は革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を米軍がイラクで殺害した後、明確に賛同した世界でほぼ唯一の指導者で、イスラエルが攻撃されれば反撃する公算が大きく、戦闘は大規模になる可能性が高い。

 また、米国の友好国サウジアラビアでは昨年9月、石油施設が攻撃を受けて米軍が防衛強化に乗り出していた。米は攻撃はイランによるものだったと断定しており、サウジが攻撃された場合も戦闘が拡大する恐れがある。

 イランの通信社は8日早朝、暗闇の中で発射されたミサイルとみられる光線がいくつも流れる映像を放映。イランでは殺害現場となったイラクに続き、ソレイマニ司令官の大規模な葬儀が行われたばかり。「激しい復讐」をすると表明した最高指導者ハメネイ師は葬儀の場で涙を流すなど、報復は時間の問題とみられていた。

 国営イラン放送によると、イランは8日の対米報復攻撃を「殉教者ソレイマニ作戦」と命名した。また、ミサイルはイラン西部ケルマンシャー州から発射された可能性があると報じた。
参照元:イラン、米の反撃に警告 報復攻撃を「殉教者ソレイマニ作戦」と命名
2020.1.8 11:00 産経新聞

イランのソレイマニ司令官とは何者か? 米軍による殺害が一大事である理由
ソレイマニ司令官の暗殺は、アメリカがイランに対して大胆なアクションを取ることを厭わないことを示唆する。
Carla Herreria
2020年01月06日 17時24分 JST HUFFPOST

アメリカの国防総省は1月2日夜(現地時間)、イランそして中東において最も強力な軍人の1人を殺害したことを公表した。

標的となったイランのカセム・ソレイマニ司令官の死は、アメリカとイラン国間の敵意を急激に高め、イランからの報復をほぼ保証することになる。

イランの最高司令官であったソレイマニ司令官とは何者なのか?そして彼の死がなぜ、中東にとって大きな変革をもたらすのか?以下に解説していく。

殺害されたカセム・ソレイマニ司令官とは?

ソレイマニ司令官は、イラン革命防衛隊のエリート部隊「コッズ部隊」の司令官であった。イラン革命防衛隊は中東で高度な対外工作を行い、シーア派民兵のイラクでの訓練などを行なっている。2019年4月にアメリカのトランプ政府は、イラン革命防衛隊を「外国テロ組織」に指定した。

ソレイマニ司令官はアメリカではテロリストとして見られているが、イランの保守派やアメリカやその同盟国に批判的な人々から支持されてる人物であった。また、彼の殺害に対し「報復」を誓ったイランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師とは、強い繋がりを持っていた。

なぜ彼が重要なのか?

ソレイマニ司令官は15年前に「コッズ部隊」の司令官となり、中東でイランの影響力を広げ、新たな民兵を訓練し武装させるなど、悪名を轟かせた。

元アメリカ軍司令官であり元CIA長官でありデビット・ペトラウス氏はForeign Policyのインタビューでソレイマニ司令官について、イランが中東の「シーア派三日月地帯」と呼ばれるエリア(イランからイラク、シリア、レバノン南部までを含む)を制覇する計画においての「建築家」だと話した。

「彼はイラクだけでも600人以上のアメリカ兵士、そして多くの連合軍やイラクの仲間や、シリアなどの他の国でも人々の命を奪った武器、爆発物、発射物、軍需物資の提供をした重要人物だ」と話した。

なぜトランプ政府は彼を狙ったのか?

アメリカ軍は、イランによるアメリカへの攻撃を防ぐためにソレイマニ司令官を標的にした、と国防総省は声明で発表した。

トランプ大統領はソレイマニ司令官がアメリカの外交官や軍を狙った攻撃を計画していたと非難しており、暗殺により阻止された、と話した。

「ソレイマニはアメリカの外交官や軍関係者に邪悪な攻撃を間も無く実行しようと計画していたが、その途中で彼を捕まえ、殺害した」と話した。

イランの要人を標的にし、アメリカがイランとの戦争を始めようとしているとの批判に対し、大統領はソレイマニ司令官の暗殺を擁護し、アメリカが地域でのイランの影響を覆そうとしているという主張をかわした。

「昨夜アクションをとったのは、戦争を止めるためだ。始めるためではない」トランプ大統領はフロリダの別荘「マー・ア・ラゴ」から1月3日に話した。

「イランの人々を深く尊敬している」と加え、「彼らはとても優れた人々で素晴らしい伝統があり、限りない可能性を秘めている。政権の変化を求めているわけではない」と話した。

彼の死がなぜ一大事なのか?

アメリカが政府高官、特にイランの影響力のある軍人を直接標的にするということは、過去に前例がない。この暗殺は、アメリカがイランに対し、大胆かつ暴力的なアクションを取ることを厭わないことを示唆する。

この新たな攻撃的な行動は中東を揺るがし、確実にワシントンD.C.とテヘランやイラク国家との関係に劇的に影響を与えると予測される。

アメリカとイランは、両国ともイラクで存在感があり、バグダッドのイラク政府とISISとの戦いに協力している。専門家たちは、緊張の高まりがアメリカの国家安全を脅かし、これまでのアメリカの反テロ対策への成果を危機にさらしていると懸念する。

一部の専門家は、ソレイマニ司令官の暗殺は、イランへの戦争行為だと話す。

「主権国家に対する戦争行為という以外に、説明しようがない」Brookings Institutionで国際政策の副ディレクターをしているスザンヌ・マロニー氏は話した。

これから何が起こるのか?

イランの最高指導者ハメネイ師が示したように、イランのアメリカの攻撃への何らかの反応が予測されている。どう行動に出るかはまだ明らかでなく、専門家たちは現在議論している。

イランの外交政策などを統括する最高安全保障委員会は1月3日にハメネイ師と緊急会議を開き、アメリカの攻撃にどう返答するか決定を下したというが、同日に出された声明にアクションの詳細は述べられていなかった。「ソレイマニ司令官への犯罪的攻撃は、中東での最悪な戦略ミスであるとアメリカは自覚すべきであり、これによる責任を簡単には逃れられない」と委員会は声明を発表した。

イラクやその他の中東地域や同盟国などにいるアメリカの軍関係者が、イランからの反撃の標的になりやすいが、専門家たちはイランは全面的に戦争になるような行動には出ないと見ている。

しかし、ハフポストの国際シニア・ニュースリポーターのニック・ロビンス-アーリーによると、イランは反乱的な攻撃や親イラン派兵士や民間兵に頼る可能性がある。

APによると、シリアやイラクには何万人ものイラン政府の代理武装勢力がいる一方、アメリカは同地域には比較的小規模な軍事的存在しかない。

シンクタンクCentury Foundationのイラン専門家のディーナ・エスファンディアリー氏はこの戦略について、「非対称戦争(両交戦者間の軍事力、あるいは戦略または戦術が大幅に異なる戦争)」だとMic.comとのインタビューで話した。

「イランは、全面的な従来の戦争だと勝てないとわかっており、それを始め、負けるようなことはしないでしょう。なぜならそれは、ソレイマニ司令官の死へ対する報復をしないよりもはるかに悲惨だからです」とエスファンディアリー氏は話した。「逆に何をするかというと、地域の代理武装勢力にイラク、レバノンやシリアで問題を起こさせるなどして、断固として非対称戦争を使い応戦してくるでしょう」

イランの反撃が予想される中、APによると、アメリカは約3000人の陸軍兵を中東に送ると発表。それは、先日700人の兵士をクウェートに配備したのに追加する形となった。
参照元:イランのソレイマニ司令官とは何者か? 米軍による殺害が一大事である理由
ソレイマニ司令官の暗殺は、アメリカがイランに対して大胆なアクションを取ることを厭わないことを示唆する。
Carla Herreria
2020年01月06日 17時24分 JST HUFFPOST

現地SNSに溢れるハッシュタグ「イラン人はソレイマニが大嫌い」 メディアが“偏向報道”する「イランの真実の姿」
飯山陽 2020/01/09 週刊文春デジタル

米軍によるイランのイスラム革命防衛隊・コッズ部隊司令官ソレイマニ殺害についての日本メディアの報道は、極度に偏向している。日本で最も視聴されるニュース番組とされるNHK「ニュース7」の1月3日放送分の当該報道を分析し、問題点を具体的に指摘したい。

「ソレイマニは英雄」はイラン体制側の公式見解

 アナウンサーは「『英雄』ソレイマニ司令官」と大きく書かれた画面をバックに、「イランで絶大な影響力を持ち英雄と呼ばれる実力者をアメリカ軍が殺害しました。イランの精鋭部隊・革命防衛隊のソレイマニ司令官です」というリードで同事件を伝えた。

この中ではソレイマニがトランプ大統領を罵る演説の映像が使われ、「国民から英雄と呼ばれた」と説明され、イラン情勢に詳しい専門家として慶應義塾大学の田中浩一郎教授の「(ソレイマニは)ある種のヒーローとして扱われている」というコメントも紹介された。田中教授はさらに「(中東に)もともと存在していた爆弾の導火線にアメリカが火をつけた格好」とも述べている。

 左上に「『英雄』を米軍が殺害」というテロップが出たままの状態でこのニュースを視聴した多くの人は、イランの国民的英雄を殺すなんてアメリカはひどい、トランプ大統領は実に愚かだ、戦争が始まりかねない、と思ったことであろう。しかし「ソレイマニは英雄」というのは、イランの体制側の公式見解である。NHKの問題は第一に、このイランの公式見解をそのまま報道している点にある。

自由や人権は邪悪な外来の概念

イランには表現の自由がない。

 イランで体制を批判したり、体制に抗議したりすれば、たちまち拘束され、投獄されて拷問されるか、処刑される。欧州議会が人権活動家に贈るサハロフ賞の受賞者でもある人権派弁護士ナスリン・ストゥーデ氏を筆頭に、現在もイラン当局によって拘束されている活動家は数千人にのぼる。

 なぜイランに表現の自由がないかというと、現在のイラン・イスラム共和国は、1979年に「イラン革命」で親米政権を打倒することによって誕生したイスラム国家だからである。国家の正統性はイスラム教に求められ、イスラム教の政治理論に従って国家が運営されており、我々に馴染み深い西洋由来の自由や人権は邪悪な外来の概念として否定されている。

 ゆえにイスラム革命以来、自由や人権、民主主義を求める数万人のイラン人が国外に亡命した。彼らは反体制派であるがゆえにイランへの入国を禁じられており、イラン国内の家族に会うためには多くの場合、第三国で落ち合うしかない。

「イラン人はソレイマニが大嫌い」

 イラン国内でもしばしば反体制運動が発生してきた。昨年11月に発生したそれは、イラン建国以来最大級の規模に発展し、全国に拡大した。このデモ弾圧の指揮を取ったのが、NHKが「精鋭部隊」と紹介した革命防衛隊である。

 デモは平和的なものだった。しかし平和的であろうとなかろうと、イラン革命後の体制に反逆する民衆を粛清するのが革命防衛隊の重要任務だ。そもそもイランでは、体制を支持する集会のみが合法とされており、反体制デモは認められていない。

 人権団体やロイター通信は、これまでに反体制派1500人以上が殺害され、7000人以上が拘束されたと伝えている。革命防衛隊が遺体を秘密裏に処理しているとも伝えられ、実際の数はもっと多いと推測されている。

 イランの国内外の反体制派にとってソレイマニは「英雄」などではなく、独裁的なイラン革命体制の象徴だ。ソレイマニの死を受け、SNS上にはイラン人たちの喜びの声やトランプ大統領への感謝の声などがあふれた。同時に「イラン人はソレイマニが大嫌い」というハッシュタグをつけたツイートも目立った。

もちろんソレイマニを英雄と称えるイラン市民もいる。母の胎内にいるうちから「アメリカに死を!」というシュプレヒコールを聞かされ、幼い頃から徹底した反米教育を受けているのだから、当然である。

NHKの報道はダブルスタンダードである

 だがNHKのように、ソレイマニをイラン当局の言うまま「国民の英雄」と呼ぶことは、自由や人権、民主主義を求め体制に殺害された人々や、それらを求め今も戦う反体制派の人々の存在を無視しているに等しい。これは危険である。

 特に日頃から人権の重視、弱者の救済といったリベラル的価値を強く押し出すNHKが、巨大な権力によって弾圧され人権を奪われているイラン市民には一瞥もくれず、ひたすら大本営発表を日本語に訳して伝えるだけというのは、ダブルスタンダードであると言える。

近隣諸国においてソレイマニは“最恐テロリスト”

 NHKの第二の問題は、田中教授という「専門家」がイランの体制の主張を繰り返すことで「お墨付き」を与え、さらに「火をつけたのはアメリカだ」と断定することで、視聴者に「アメリカこそが悪である」と強く印象付けている点だ。

 この「アメリカこそ悪」説は、直接的には「ソレイマニは英雄」説に立脚している。

 ソレイマニはイラン国民にとってすら必ずしも「英雄」ではないことは既述の通りだ。そして近隣諸国においては、彼は英雄どころか、最恐テロリストとして知られてきた。

 NHKはソレイマニを「コッズ部隊の司令官」であり「外国での特殊任務」を担っていたと伝えたものの、その特殊任務とは何かについては言及しなかった。しかし「特殊任務」という言葉から想起されるのは、秘密めいていて、ニヒルで有能で魅力的な「007」のスパイのイメージだろう。ソレイマニをジェームズ・ボンドのような存在であるかのように匂わせる、恣意的な言葉選びに見える。

 コッズ部隊はしばしば、CIAとグリーンベレーを合体させたような組織であると言われる。工作活動をしつつ、1万人前後いるとされる兵士を戦場に投入し、前線で戦うことも厭わない。

反体制派に対しソレイマニが使った残忍かつ非人道的作戦

 ソレイマニはイラク、シリア、レバノン、イエメンでシーア派民兵に武器を与え訓練を施して懐柔し、彼らを各地の手駒として使うことでイランに利益をもたらすための工作活動を進めてきた。

 2011年から始まったシリア内戦では、アサド政権を支えるため中東各地からシーア派民兵を集めて投入し、反体制派を町ごと包囲して人々を飢えさせて降伏に追い込むという極めて残忍かつ非人道的作戦でマダーヤー、クサイル、ザバダーニーなど数々の反体制派拠点を陥落させた。毒ガスなどの化学兵器使用を指示したのも彼だとされる。これらの作戦により殺害されたり、故郷を追われたりした人は数十万人とも数百万人とも言われる。

 米国務省は、ソレイマニは600人以上のアメリカ人の殺害に関与したと発表したが、彼はそれよりはるかに多くのシリア人やイラク人、レバノン人、イエメン人などの虐殺・迫害に関与してきた。これら諸国の迫害された市民たちにとって、ソレイマニが「英雄」であるはずがない。

米作戦は、ソレイマニが着火し中東で燃え広がっていた「火を消した」

 米当局は米権益へのさらなる攻撃を抑止するためにソレイマニを殺害したと発表した。しかしそれは同時に、彼の指令、工作活動により今後迫害される可能性のあった中東の多くの人々の命を救うことにもなった。中東での暴力の抑止効果は多大である。

 ソレイマニ殺害という米作戦は、田中教授の言うように中東に「火をつけた」のではない。ソレイマニが着火し中東で燃え広がっていた「火を消した」のだ。全く正反対である。

 イランは体制に敵対的な人物にはビザを発給しないし、国内での活動も認めない。NHKはテヘランに支局をおいている。田中教授やNHKは、イランの体制に咎められるような発言や報道をすると、今後の活動に支障が出ると勘案しているのかもしれない。彼らの「イラン贔屓」な発言は、それに起因している可能性もある。そうであるならば、正直に「イランの体制の見解を伝える」と言うべきであろう。

イランがどのような国かを知らず、ましてやソレイマニなどという名は聞いたこともないという多くの日本人に、大学教授や報道機関という肩書や大義を掲げた存在が偏向した情報を「真実」として提供し、人々が「アメリカが悪い」「トランプが悪い」と思うように誘導するのは、プロパガンダにすらなりうる。個人や組織が反米思想を持つのは自由である。だがそれに立脚した報道は問題だ。

第三次大戦が起こる可能性はほとんどない

 日本のメディアは第三次大戦が起こるのではないか、と人々の不安を不当に煽るような報道もしているが、その可能性もほとんどないので安心していただきたい。イランは自国が消滅するような自殺行為に出ることはしない。実際、彼らが米軍基地に対して行った報復攻撃は、弾道ミサイルを撃ち込む映像こそ実に派手ではあったものの、人的被害を出さなかった。米側に事前通告もしており、イランが攻撃をその程度に制御したと考えるのが最も合理的だ。

 今回の事件に限らず、またNHKに限らず、日本メディアの中東報道は偏向しているように見える。日本人の多くは中東についての知識がないためそれに気付けない。騙されたり、不当に煽られて不安になったりしないためには、自ら知識をつけるしかない。
参照元:現地SNSに溢れるハッシュタグ「イラン人はソレイマニが大嫌い」 メディアが“偏向報道”する「イランの真実の姿」
飯山陽 2020/01/09 週刊文春デジタル

最恐テロリストのソレイマニを「イランの英雄」と報じるメディアの無知
2020年01月11日(土)16時30分 ニューズウィーク日本版

<米軍に殺害されたクッズ部隊司令官は、アラブ諸国で「虐殺者」と恐れられてきた>

イラン革命防衛隊「クッズ部隊」のガセム・ソレイマニ司令官が米軍機の攻撃によりイラクの首都バグダッドで殺害されたことは、日本でも大きく報じられた。日本メディアの多くは彼を「イランの英雄」と紹介し、米トランプ政権を非難した。

だがソレイマニを英雄とたたえるのは、イランの体制派のみである。イランには国内外に自由化・民主化を求める分厚い層の反体制派がいる。彼らにとってソレイマニは、抑圧的独裁政権の暴力的側面の象徴だ。

イラン・イスラム共和国は1979年、「イスラム革命」で親米政権を打倒することにより誕生した。共和制を取りつつも基本的にはイスラム教シーア派のイデオロギーに立脚した統治を行っており、西洋的な自由・人権・民主主義を認めていない。反体制デモは弾圧され、女性は頭髪を隠すヒジャーブを取り外しただけで拘束され、同性愛者が毎年多数処刑されている。

イスラム革命の成就後、革命体制を防衛するため正規軍とは別に設立された武装組織が革命防衛隊であり、その傘下に国外での工作活動に従事するクッズ部隊が創設された。98年頃からその司令官を務めていたのがソレイマニである。

ソレイマニが最高指導者アリ・ハメネイの寵愛を受け、英雄とたたえられてきたのは、彼がイランの至上目的である中東における覇権確立、いわゆる「シーア派の弧」の形成任務を担い、それを一歩一歩着実に実現してきた参謀だったからだ。

死亡を喜ぶハッシュタグが

イランは正規軍を動員するのではなく、クッズ部隊の工作活動を通じて主にシーア派勢力に資金や武器を提供・支援することで影響を強化し、次第に他国全体を実質的支配下に収める戦略を取った。ソレイマニは20年にわたって中東各地でその活動を展開し、イラクとレバノンをほぼ手中に収めた。アラブ諸国において彼は反対者をことごとく虐殺し、国家を分裂させイランの属国化する最恐テロリストとして知られてきた。

クッズ部隊には1万人ほどの兵士がおり、破壊工作や要人暗殺だけでなく戦闘にも直接従事する。2011年に始まったシリア内戦ではアサド政権側に付き、反体制派住民を包囲して餓死させる残忍な戦術を実行した。毒ガス使用を指示したのも彼だとされる。19年10月からイラクで発生している反体制デモの参加者を殺害しているのも、クッズ部隊の指揮下にあるシーア派民兵組織だ。

ソレイマニ死亡のニュースが伝えられると、シリアとイラクの両国で彼に弾圧されてきた人々が喜びを爆発させる映像や写真がSNS上に出回った。アラビア語ではハッシュタグ「テロリスト・ソレイマニ死亡」の付いた「地獄に落ちろ」「神よ、呪いたまえ」などの罵詈雑言と、殺害を祝福する投稿があふれた。

一方、「数百万人が殉教者ソレイマニ司令官の葬儀に参列」という国営メディアの報道について、イラン人ジャーナリストで人権活動家のマシ・アリネジャドが1月7日、米ワシントン・ポスト紙に「イランのプロパガンダを信じるな」という反論を掲載。学生と公務員には葬儀への参加が義務付けられていると説明した上で、彼を戦争犯罪人だと非難するイラン人の声が西側メディアに届かないのは極めて遺憾だ、と記した。

CNNの名物アンカーであるアンダーソン・クーパーは、ソレイマニを対ナチス・ドイツ戦を率いたフランスの国民的英雄シャルル・ドゴールになぞらえたが、これは全く的外れである。自由を重んじるフランスでは、ドゴールを批判・罵倒しても拘束されたり銃撃されたりしないが、イランやその支配下に置かれた地域にこのような自由はない。

<本誌2020年1月21日号掲載>
参照元:最恐テロリストのソレイマニを「イランの英雄」と報じるメディアの無知
2020年01月11日(土)16時30分 ニューズウィーク日本版

イラン情勢を巡る日本メディアの奇妙な偏向報道(特別寄稿)
2020年01月12日 06:01 agora 飯山 陽

日本のマスコミは、イランのイスラム革命防衛隊・コッズ部隊司令官ソレイマニが米軍によって殺害された事件を奇妙に偏向したかたちで報道した。

日本メディアのイラン報道の「特徴」とは?

1月3日のNHK「ニュース7」は左上に「『英雄』を米軍が殺害」というテロップを出し続け、ソレイマニは「外国での特殊任務」を担っていたと説明、専門家として登場した慶應義塾大学の田中浩一郎教授は彼を「ある種のヒーロー」とし、「アメリカが火をつけた」と述べた。

共同通信は「イラン革命防衛隊の精鋭」という枕詞を使い続け、その葬儀には数百万人が参加したという国営イラン放送の発表をそのまま報道した。

1月6日のテレビ朝日「報道ステーション」は葬儀に参列する人で埋め尽くされたテヘラン市内の映像を冒頭に流し、アナウンサーが「これだけ多くの人が悼んでいる」と強調、VTRでは「彼は国民的英雄でとてもやさしい人」という在日イラン人のコメントや、ニューヨーク・タイムズの「トランプ大統領の選択は極端で国防総省高官はあぜんとした」というコラムを紹介した。

これらの報道の特徴は、「イラン寄り」で、国民的英雄であるソレイマニを「善」、それを殺したアメリカを「悪」と匂わせている点にある。

ここにはいくつもの問題がある。

ソレイマニを「英雄」とする報道

第一に、イランでは表現の自由が認められていないにも関わらず、イラン当局の発表をそのまま無批判に報道している。

イランでは女性は頭髪を隠すヒジャーブを取り外すだけで拘束され、イスラム教信仰を棄てた人、同性愛者も拘束され、刑務所で生涯を終える人、処刑される人も多い。昨年8月スウェーデンを訪問したイランのザリーフ外相は、なぜイランではゲイを死刑にするのかと質問され、「イランで同性愛は違法だからだ」と述べた。

ソレイマニに対する批判も許されない。1月4日には、ソーシャルメディア上でソレイマニを冒涜した4人がイスファハンで拘束されたと国営通信が伝えた。

日本のマスコミがイラン当局の公式見解通り、彼を「国民の英雄」と伝えるのは、客観性・中立性に欠けると言える。イラン国営メディアの報道やイラン当局の発表を見ると、日本のマスコミの主張、論調とあまりにも同じであることに驚かされる。

第二に、ソレイマニは多くのイラン人の命を奪った張本人であり、彼の死を喜ぶイラン人が国内外に多く存在することを勘案せず、彼の葬儀に数百万人が参加したというイラン国営放送の発表を鵜呑みにしている。

昨年11月にイラン各地で発生した反体制デモの参加者も、少なくとも1500人が当局によって殺害されたとロイター通信が伝えた。

イランの人権活動家サハル・カスエラ氏はFacebookにビデオを投稿し、「メディアというプロパガンダ・マシーンがソレイマニを褒め称えていることに大きな憤りを感じる。私たちはいつからテロリストの死を悼み始めたのか」と批判し、彼の葬儀はプロパガンダだと断罪した。日米のメディアには同じ歪みが確認される。

西側世界のマスコミの偏向報道については、中東研究者H. A. ヘリアー氏も1月9日の「フォーリン・アフェアーズ」の論説で、「ソレイマニの影響については、米国人や西洋人ではなく地域の人々が彼をどう認識しているかによって判断すべきであり、その認識は概して否定的である」と批判している。

ツイッターでは、「イラン人はソレイマニが大嫌い」というハッシュタグが世界的なトレンドとなった。なおデモに参加して当局に殺害されたイラン人には、葬儀を行うことも許されていない。

日本であまり報じられないソレイマニの実相とは?

第三に、ソレイマニが「外国での特殊任務」を負っていたと説明しつつ、彼が実際に行った行為に言及していない。

ソレイマニは中東各地でシーア派グループに武器を与え訓練を施し懐柔して「代理勢力」にし、イランの利益を実現させるための戦闘に投入して、外国を内部から「イラン化」する作戦の参謀だった。公然の秘密であったこの作戦は、1月9日に革命防衛隊空軍司令官がイラク、レバノン、イエメン、パレスチナ、アフガニスタン、パキスタンにあるイランの「代理勢力」の旗をバックに会見したことでついに公となった。

例えばシリアのアサド政権はイランにとって地域唯一の同盟国であり、極めて重要なハブでもある。ゆえに2011年の内戦勃発以来、イランはアサド政権を一貫して支援し続けてきたが、その作戦を担ったのもソレイマニだ。

彼は大量の外国人シーア派民兵と武器を投入し、反アサドの武装勢力の拠点を町ごと包囲、補給路を断つことで住民を飢えさせ、反アサド派が降伏するまで包囲を続けるという非人道的で残忍な戦術を各地で実行した。餓死したり避難を余儀なくされたりした人の数は、数十万とも数百万とも言われている。毒ガスなどの化学兵器の使用も疑われている。迫害された住民の多くはスンニ派であり、そのことがシーア派民兵をより残忍にさせ、宗派間の禍根はいっそう深まった。

隣国イラクで台頭する「イスラム国」と戦うために結集されたシーア派民兵組織「人民動員隊(PMF)」に武器と資金を与え、訓練を施して「代理勢力」化したのもソレイマニである。彼はスンニ派過激派組織である「イスラム国」と戦うだけでなく、その支配下にいたスンニ派住民も虐殺し、ここでも100万人を超える避難民をうみだした。

2019年10月からイラク各地で発生している反体制デモを、実弾を用いて暴力的に鎮圧しているのもPMFだ。国連は400人以上が殺害されたとしてデモの暴力的弾圧を非難したが、イラク当局は無責任を装った。反体制デモが抗議しているのはまさに、このように実質的にイランの支配下に置かれてしまっているイラクの体制である。これを抑え込み、イラクの実質的支配を持続させるのがイランの狙いだ。

アラブ・メディアでは「テロリスト」 イエメンのフーシー族に武器と資金を与え内戦を拡大させたのもソレイマニだ。ヒズボラを通してレバノンを実質的な支配下に収め、隣国イスラエルに直接的脅威を与えてきたのもソレイマニだ。

ハマス高官は地下に360キロメートルものトンネルを掘る作戦を発案・指導したのはソレイマニであり、それによりハマスはテルアビブにまで到達するミサイルを製造・所有できるようになったと明かした。アフガニスタン、パキスタンにも、ソレイマニが張り巡らせた「代理勢力」のネットワークが広がっている。それはさながら、ソレイマニという頭を持つタコの如き状況だ。

頭であるソレイマニを失ったことで、イランの覇権拡大計画には大きな狂いが生じるはずだ。中東不安定化の最大要因となってきた同計画の失速は、世界的な治安の安定という側面から考えても望ましい。

彼の死後、アラブ・メディアはシリアのアターリブで菓子が配られる映像を伝えた。アラブ世界で結婚式などめでたい出来事の際に見られる光景である。ツイッターにはアラビア語で「テロリスト・ソレイマニ死亡」というハッシュタグのついた投稿が激増し、「本当にめでたい新年だ!」「スンニ派全員にとってこれ以上の吉報はない!」などの喜びの声が広がった。

パレスチナの活動家イヤード・バグダーディー氏は、「彼は戦争犯罪人であり、彼の残虐行為の犠牲になってきた人々は誰一人彼のために涙など流さない」とツイートした。

アフガニスタンの女性議員ベルキス・ロシャン氏は議会で「ソレイマニは数千人のアフガニスタンの若者たちの死に責任がある」と発言し、トランプ大統領を称え、米作戦を支持しないアフガニスタン政府を非難した。

第四に、ソレイマニ殺害は悪いことであるとほのめかしている。

だが中東諸国で彼に殺害された人の家族や、故郷を破壊され避難を余儀なくされた数百万の人々にとって、彼の死は間違いなく朗報だった。彼の殺害は、米権益への攻撃の抑止以上に大きな暴力の抑止効果を中東全域にもたらした。ソレイマニの犯した悪を顧みず、彼を殺害したアメリカこそが悪であると示唆するのは偽善的である。

イランの人権活動家マシフ・アリネジャド氏は、イランの反体制デモで射殺された若いイラン人の母親の映像をニューヨーク・タイムズ、ワシントンポスト、CNNに送ったがどこも報道してはくれなかったと嘆いている。日頃人権擁護を強く訴えるリベラル・メディアが、ことイランとなるととたんに目を背け、口を閉ざすのは、日米の奇妙な共通点だ。

第五に、第三次大戦が始まるという危機感を不当に煽り、人々に不安を与えている。

イランは自国存続を第一に40年間運営されてきた国家であり、戦争の意思はないと度々表明している。1月9日、革命防衛隊は米軍への報復攻撃でも米国人を殺害しないよう意図したと発表した。

にもかかわらず、「第三次大戦」という言葉がツイッターで世界的にトレンド入りしたことに対し、その可能性はほとんどないと冷静な分析を伝えず、「英雄を殺してイランを怒らせた」「アメリカが火をつけた」と危機感と共に反米感情を煽っている。

「大衆の無知」を利用した印象操作

マスコミは当該事件について客観的事実を伝えず、特定の方向に視聴者を誘導するのに好都合な事実を選択し、かつ事実を歪曲して報道している。

日本人のほとんどは、今回の事件で初めてソレイマニという名を聞いたことであろう。イランや中東情勢についても熟知している人はごくわずかだと思われる。そうした「大衆の無知」を利用した印象操作は容易だ。

今回の件に限らず、日本のマスコミの中東報道は概ね常に、この「大衆の無知」を利用した反米プロパガンダとなっている。そして毎回それを、野党政治家や左派文化人が政権批判に利用する。うんざりするほど繰り返されてきた、毎度お馴染みの光景である。

この反米的中東報道に学問的正当性を与えてきたのが、「専門家」たちだ。

1月8日の日経新聞電子版はイランによる米軍基地への報復攻撃について、東京外国語大学・松永泰行教授の「イラン国内には今回の攻撃で多数の米兵を殺傷したとのプロパガンダを流す勢力が存在する」というコメントを掲載した。だが報復攻撃で 「少なくとも80人のアメリカ人テロリストを殺した」と報じたのは、イラン国営テレビである。

自分たちの都合に合わせてイランの公式見解を時には鵜呑みにし、時にはプロパガンダだと決め付ける。甚だ遺憾である。
参照元:イラン情勢を巡る日本メディアの奇妙な偏向報道(特別寄稿)
2020年01月12日 06:01 agora 飯山 陽






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元SMAP・草なぎ剛の10年前の事件を振り返る



元SMAPの草なぎ剛のチャートを見て、10年前の全裸事件が占星術的に何故、起こったかを検討していた。


あの「全裸事件」から早10年…草なぎ剛にとって激動すぎた平成末期が話題に
リアルライブ2019年4月24日 22:00 exciteニュース

4月24日、TwitterなどのSNSで「あれからもう10年」だと、ある事件に注目が集まった。2009年、元SMAPのメンバー・草彅剛が酒に酔ったあげく、公園で全裸で暴れ現行犯逮捕された、いわゆる「全裸事件」である。

 現在、ネットでは「全裸事件からもう10年?」「時が過ぎるのは早い」「あれからSMAP解散もあったし激動の10年」などのコメントが相次いで投稿されているようだ。

 これは同年の4月23日午前3時ごろ、東京都港区の檜町公園で「近所で酔っぱらいがいる」と通報があり、警察官が駆けつけたところ、「バカヤロー!」と奇声をあげ、木によじ登るなどする全裸の男を発見した。警察官はこの男を危険人物と判断し、公然わいせつ容疑で逮捕したのだが、このとき捕まった人物こそ、当時トップアイドルとしてメディアに君臨していたSMAPのメンバー・草なぎ(当時34歳)だったのである。

 草なぎはこの日、赤坂の料亭で知人と焼酎やビールなどの酒を飲んでからいったん帰宅したものの、フラフラと檜町公園へと行き、全裸になって暴れたというのだ。

 一部報道によると、発見された時の草なぎは、警察官へ「裸で何が悪い!」と大声で威嚇したあげく、連行される際には「シンゴー!シンゴー!」と叫んでいたとされる。

 当時、この事件は「現役アイドルご乱心」とマスコミの注目を浴びたほか、酩酊状態が異常だったことから、覚せい剤の疑いもあるとして警視庁による家宅捜査もあった。

草彅は逮捕翌日の25日には釈放され、謝罪会見を開き、芸能活動の自粛を発表した(同年5月28日に復帰)。

 この事件の余波で、以前から「酒好き」として知られていた草なぎは、ドラマやバラエティ番組で酒を飲む場面がなくなり、演じる役幅が狭くなった。草彅自身も事件以降、断酒を決意し2014年までは酒を一滴も飲まない生活を続けた。

 なお、SMAP解散、ジャニーズ退社の余波はあったにせよ、事件から10年が経過。この事件は人々の記憶からほぼ忘れれることとなり、草なぎは現在も芸能活動を続けている。

 唯一、ネタとしてイジっているのが、爆笑問題の太田光で、2017年に放送されたAbemaTVの『72時間ホンネテレビ』で草なぎを「裸の大将」と呼んだ程度だ。

 くしくも草なぎの事件から10年後の2019年4月19日、音楽ユニット「AAA」の浦田直也が酒に酔ったあげく女性に暴行をはたらき世間をにぎわせた。

 歴史はやはり繰り返すものだろうか……?


普通と違う行動が何故、引き起こされるのか占星術的に解明したいと思ったのである。


出生時間は、4:25と示されており、この時間で正しいかどうかの検討が必要だが、映画スターや芸能人に見られる1室と3室の絡み、1室と10室の絡みがきちんと確認できる。






芸能人のコンビネーション


ラグナでは、ラグナロードの水星と3室支配の太陽がコンジャンクトして、1-3の絡みが生じている。


3室支配の太陽がラグナとラグナロードに絡む形で、ラグナと3室が強く絡んでいる。


また10室支配の木星が、3室と3室支配の太陽にアスペクトしている。



月から見ると5室で、ラグナロードの土星と5室支配の水星がコンジャンクトして、7室支配の太陽ともコンジャンクトして、1-5の絡みを生じている。


5室も3室から見た3室目のハウスで、3室の本質のハウスであり、5室は舞台俳優や映画俳優など、3室よりもより高尚な表現力(創造性)を発揮するハウスである。



ナヴァムシャでは特にこうした配置が見られないが、ダシャムシャを見ると、3、6室支配の木星がラグナに在住して、1-3の絡みが生じている。



草なぎ剛は1987年の中学1年生の時にジャニーズ事務所に入所したが、直後の1988年9月からマハダシャー木星期に移行している為、木星期は、主にSMAPとして活躍した時期の前半を構成している。


木星はダシャムシャのラグナに在住し、しかも1-3の絡みを形成する木星だからこそ、この時期に芸能界で活躍したのだと分かる。




土星期の躍進


その後、2004年9月からマハダシャー土星期に移行しているが、土星は出生図で、9室の支配星で、1、4室支配の水星との間に1-9、4-9のラージャヨーガを形成しているが、月から見た場合でもラグナロードで、5室支配の水星や7室支配の太陽との間で、1-5、1-7のラージャヨーガを形成している。


更にナヴァムシャでは、ラグナロードで、4、11室支配の火星と1-4、1-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成し、ダシャムシャでも、ラグナから見ても月から見てもヨーガカラカで、ラグナから見た2室、月から見た7室で、火星との間で、ラージャヨーガを形成している。






草なぎ剛は、マハダシャー土星期の始まり前後から映画で主演を演じるようになり、主演映画『ホテル ビーナス』がモスクワ国際映画祭 コンペティション・パースペクティブ部門 最優秀賞を受賞するなどして、表現者として一段レベルが上がった感じとなっていく。


以後、映画俳優としての活躍がどんどん目立つようになり、数々の賞を受賞していくのである。



これは土星がバドラヨーガの強い水星と強力なラージャヨーガを形成すると共に月から見て11室支配の木星から一方的にアスペクトされて、強力にサポートされている結果である。



ダシャムシャのラグナに在住する木星期に草なぎ剛は、確かにSMAPのメンバーとして、芸能界で活躍したが、土星期の方が、表現者として、より高いステータスで活躍したように思える。



土星はダシャムシャで、ラグナから見ても、月から見てもヨーガカラカで、ラージャヨーガを形成しているからであると考えられる。



配置としてはラグナから2室、月から見て7室で、それ程、素晴らしいという訳でもないのだが、やはりヨーガカラカであることが強く働いていると考えられる。



これと比較して、ダシャムシャのラグナに在住する惑星の時期は、キャリア上のブレイクを表わすが、それが3、6室支配の機能的凶星の場合は、やはりステータス的にはパッとしないということが分かる。




ジャニーズ事務所を退所してほぼ独立に近い活動を開始



2017年9月9日に稲垣吾郎、香取慎吾とともにジャニーズ事務所を退所した時、土星/火星/土星期である。



何故、ジャニーズ事務所を辞めたかと考えると、火星は出生図でもナヴァムシャでも11室の支配星であり、11室には独立という象意がある。



また火星は出生図、ナヴァムシャ、ダシャムシャの3つで起業の2室に在住しており、ナヴァムシャやダシャムシャでは、土星と火星の両方とも2室に在住している。



従って、サラリーマンのような立場だったジャニーズ事務所を辞めて、世話になったマネージャーの新事務所に所属して、公式ファンサイトを立ち上げてみたり、動画配信活動を開始したり、起業に近いことをやっているのではないかと思われる。



おそらく新事務所では、もっと自由度が高くて、自分たちで事業運営しているイメージなのではないかと思われる。








全裸事件のロジック



それと今回、検証したいのは、10年前に起こった全裸事件である。



この時は2009年4月で、土星/水星/ラーフ期である。



プラティアンタルダシャーのラーフが6室で減衰し、ディスポジターの火星が6、11室支配で2室で減衰しているので、酒を飲んで全裸で暴れたのだと分かる。



警察に逮捕されたのは、ラグナロードの水星が8室支配の土星とラグナで、コンジャンクトしているからではないかと思われる。



8室支配の土星がラグナとラグナロードに絡んで太陽とも絡んでいるのが、公務員である警察官による拘束を意味していたと考えられる。



またラグナロードの水星は、火星、ケートゥによって挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成している。



同じ数の惑星によって挟まれている訳ではない為、バンダナヨーガとは言えないかもしれないが、身体を拘束される要素の一つかもしれない。



因みにこの時、草なぎ剛は、地デジ推進のメーンキャラクターも務めていたため、当時、総務大臣であった鳩山邦夫氏が、「強い怒りを感じる」と発言し、物議をかもしたようである。



この政治家から批判を受けた辺りも8室支配の土星が、太陽と共にラグナ、ラグナロードと絡んでいるからではないかと思われる。



地デジを推進していた総務大臣の鳩山邦夫氏は、3室(メディア、通信)支配の太陽(政治家)と絡む8室支配の土星の表示体であったのである。




ナクシャトラ交換


因みに草なぎ剛のチャートのラグナ、土星、水星は皆、アールドラー(ラーフ)に在住しており、ラーフは、ジェーシュタ(水星)に在住している為、ラグナロードの水星とラーフはナクシャトラ交換をしている。



つまり、1、4室支配の水星が6室在住のラーフ(6室の支配星のように振る舞う)と絡むことによって、暴力(1-6の絡み)や精神不安定(4-6の絡み)などが生じたと考えられる。




そして、ラーフのディスポジターの火星は、蟹座のアーシュレーシャ(水星)に在住しており、また火星のディスポジターの月は、シャタビシャー(ラーフ)に在住している。



従って、ラグナ、ラグナロード、月、そして、事件を起こした当時のダシャー(土星、水星)の全てが、ラーフと関わっていたのである。



ラーフは6室で減衰し、ディスポジターの火星は、6、11室支配で2室で減衰しており、そして、その火星は、ラグナとラグナロードを取り囲むパーパカルタリヨーガを構成する惑星の一つである。



(※この場合、バンダナヨーガと呼べるのかどうかは、はっきりとしないが、バンダナヨーガは同じ数の惑星によって挟まれた場合だと理解している)




この場合でもバンダナヨーガと類似の効果が発生し、警察官に身体を拘束されたとも考えられる。




プラティアンタルダシャーのラーフの役割


何故、土星/水星/ラーフ期にこの事件が起こったかと言えば、マハダシャーの8室支配の土星とアンタルダシャーのラグナロードの水星がコンジャンクトによって絡んでいる為、両者の組合せが結果をもたらしたからである。


ラグナロードの水星と8室支配の土星、そして、それに凶星である太陽などの絡みも加わって、マハダシャーとアンタルダシャーが際立って結果をもたらしたということである。


同時にマハダシャーの土星とアンタルダシャーでバドラヨーガの水星は、1-9、4-9の強力なラージャヨーガを形成してもいる。


従って、この事件が起こった当時、草なぎ剛は、キャリア的には絶好調で、俳優としての成功の道を着実に歩んでいた。


例えば、草なぎ剛は、2009年4月に不祥事で約1か月間芸能活動を自粛した後、同年7月には、洗濯洗剤のCMで好感度1位を記録し、7月 – 9月に放送された主演連続ドラマ『任侠ヘルパー』の演技により、「ドラマアカデミー賞 主演男優賞」「TV LIFE 年間ドラマ大賞2009 主演男優賞」を受賞し、「TV LIFE 年間ドラマ大賞2009 作品賞」「国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2010 連続ドラマ部門 優秀賞」を受賞している。

2009年9月に公開された主演映画『BALLAD 名もなき恋のうた』の演技でも「第52回ブルーリボン賞主演男優賞」にノミネートされており、絶好調なのである。


従って、土星/水星期というのは、本来、強力なラージャヨーガを形成しており、非常に運気は良いのである。


それでは何故、同じ土星/水星期に不祥事を起こしたかと言えば、土星と水星が、1-8の絡みを形成しており、必ず土星/水星期のどこかのタイミングで、この身体を拘束される象意が顕現する必要があったのである。


そのタイミングとは、プラティアンタルダシャーのラーフが訪れたタイミングであった。


つまり、マハダシャーとアンタルダシャーが、吉の絡みと凶の絡みの両方を形成している場合、それらのどちらが出てくるかは、プラティアンタルダシャーによって決定されると言うことが出来る。


プラティアンタルダシャーのラーフが6室で減衰し、ディスポジターの火星が6、11室支配で2室で減衰している為に不祥事が起こされたのである。


その証拠に2009年4月に不祥事を起こして約1ヶ月活動自粛して7月に洗濯洗剤のCMで好感度1位を記録する間の数か月がぴったり、プラティアンタルラーフ期(2009/3/31~2009/8/26)と一致するのである。


プラティアンタルラーフ期が終わる直前から好感度1位を記録して上昇が始まっていることから、やはり、プラティアンタルラーフの象意が土星/水星期のマイナス面を引き出したということが出来る。



但し、プラティアンタルダシャーのラーフは、6室で減衰している為、パラシャラの例外側によるラージャヨーガ的な効果が働いており、ディスポジターの火星も6室の支配星が減衰し、月から6室で減衰している為、同様にパラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果が働いている。


また更に減衰するラーフや火星が高揚する星座の支配星がラグナや月から見てケンドラに在住していることにより、ニーチャバンガラージャヨーガも形成している。



従って、この事件の結果、草なぎ剛は、その後の謝罪会見や禁酒の実践などで真面目さがアピールされ、芸能人としての孤独が憶測され、同情なども集まって、却って好感度を増した感がある。




ジャニーズ事務所退所後


因みに草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾が、ジャニーズ事務所を辞めた時、テレビから干された感じになり、悲壮感が漂っていたが、その後、youtubeなどで自ら発信し、独自のマネージメントを行なう芸能人が増えて来た為、ジャニーズ事務所を辞めたことにそれ程、違和感はなくなった。



むしろ、最近、独立していく芸能人のはしりであったと思える向きもある。



最近、NHKなどが、草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾の出演を解禁したらしく、芸能事務所に気を使うテレビ業界が変化してきている。



5Gが推進されることによって、テレビ局に張り付いて優位性を保ってきた芸能事務所の力はどんどん失われていくと思われる。



芸能事務所から独立して自らをプロデュースしたり、マネジメントする人々がこれから増えていくものと思われる。



※既に草なぎ剛は、youtuberとして成功し、ファンクラブの会員などによる収入によって、ジャニーズ事務所にいた時の収入を上回っているという情報もある。



つまり、ジャニーズ事務所の退所はテレビが凋落していく現在の状況に合わせた時代の流れであったと考えられる。




(参考資料)



「シンゴー」絶叫、草なぎ容疑者全裸逮捕
2009年4月24日8時20分 日刊スポーツ

SMAP草なぎ剛(「なぎ」は弓へんに前の旧字体その下に刀)容疑者(34)が23日、公然わいせつの疑いで警視庁赤坂署に現行犯逮捕された。赤坂署によると、草なぎ容疑者はこの日午前3時ごろ、東京都港区の東京ミッドタウンに隣接する公園で酒に酔って全裸になって騒いでいた。駆けつけた署員に「裸だったら何が悪い」と話して暴れたため、全裸のまま保護シートにくるまれパトカーで連行された。所属するジャニーズ事務所は当面の活動自粛を決めた。国民的アイドルSMAPメンバーの逮捕は各方面や海外にも衝撃を広げた。

 赤坂署によると、23日午前2時55分、港区赤坂の檜町公園近隣の男性住民から「公園内で酔っぱらいが騒いでいる」と110番通報があった。近くの交番の署員3人が駆けつけると草なぎ容疑者が芝生の上に全裸であぐらをかいて座り、意味不明のことを大声で叫んでいた。仲間の姿は見当たらず1人だった。職務質問に対し立ち上がり、「裸だったら何が悪い」などと答えた。「騒ぐな」「事情を聴くぞ」と呼び掛けると手足をばたつかせて抵抗した。同署は同日午前3時2分、公然わいせつの疑いで草なぎ容疑者を現行犯逮捕した。抵抗を続けたため、保護用のグレーのシートで胴体をくるまれ、3人がかりで十数メートル離れたパトカーに運ばれ、そのまま赤坂署に連行された。

 近隣住民によると、全裸のまま大声で歌い踊っているように見えたという。別の住民は「ベンチに座り、ワー、ギャー、コラーッとかバーカと叫んでいた」。逮捕を目撃した住民によると、押し問答になった草なぎ容疑者が「シンゴー!」とSMAPメンバー香取慎吾(32)と思われる名前を叫んでいたという。

 同署によると、逮捕時は泥酔状態だった。着ていたとみられるジーンズとジージャンや長袖Tシャツ、下着、靴下や、財布、携帯電話が入ったカバンや靴などは十数メートル離れた芝生の上にまとめて置かれていた。付近で酒を飲んだ形跡はなかった。

 裸のまま赤坂署に着いた草なぎ容疑者は衣服を着させられ、取調室に入った。座っていることができず、時折うつぶせになるなど、当初はまともな調べができない状態だった。逮捕から約5時間後の検査で、酒気帯び運転の基準の約5倍にあたる呼気1リットル中0・8ミリグラムのアルコールが検出された。調べに対し「全裸になったことは間違いありません」と容疑を認め、「なぜ公園に入り、なぜ裸になったのか覚えていません」と話した。体調が落ち着くと「反省しています。申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を口にしたという。また尿検査の結果、薬物反応はなかった。

 調べによると、草なぎ容疑者は22日午後8時ごろから、赤坂にある飲食店2軒で知人男性と知人女性らとビールや焼酎を飲んだ。23日午前1時すぎにこの店を後にしたが、知人女性と別の店に入って再び酒を飲んだ。同日午前2時ごろまでに店を出て公園まで歩き、女性とは公園入り口で別れた。女性は草なぎ容疑者について「酔っていた」と話している。酒量などは不明だ。関係者によると草なぎ容疑者はこの日はオフだった。また、接見した所属事務所の担当弁護士によると、1人で飲食していたという。

 草なぎ容疑者は23日午後1時すぎ、青い長そでTシャツ姿でボサボサの髪形、うつろな表情、うつむいた姿勢でワゴン車に乗り込み、留置施設のない赤坂署から原宿署に移送された。赤坂署は同日午後4時すぎ、全裸で暴れる常習性などを裏付けるものがあるか調べるため、公園すぐ近くにある草なぎ容疑者の自宅マンションを家宅捜索したが、押収品はなかった。草なぎ容疑者は24日、身柄を送検される。
参照元:「シンゴー」絶叫、草なぎ容疑者全裸逮捕
2009年4月24日8時20分 日刊スポーツ

元SMAP・草なぎ剛が過去に起こした「全裸泥酔」を振り返る
せんじゅかける
2017年1月6日 00:04 exciteニュース

大麻栽培で逮捕の高樹沙耶、女性へのわいせつ行為で逮捕された高畑裕太……。大物タレントであればあるほど、一度社会的不祥事を起こすと、日本中で大きな話題となり、その後のタレント生命を断たれてしまうこともある。

元SMAPの草なぎ剛もいっとき、そんな崖っぷちに立たされた一人だ。

全裸でわめく酔っ払い、駆けつけてみたら草なぎ剛!

2009年4月某日のこと。深夜3時ごろのこと、都内某所の公園の夜間立ち入り禁止区域で「バカヤロー」「ナンだぁ」と意味不明の叫び声を上げる泥酔男がいた。しかもその男は、なんと全裸。
そこで近隣住民が110番通報。まもなく警察官が駆けつけ男を公然わいせつの容疑で逮捕した。

これだけなら、よくある酔っぱらいのご乱行であるが、警察官はビックリ仰天。なんと逮捕した相手は、国民的アイドルであるSMAP(当時)のメンバーの一人、草なぎ剛(当時34)だったのだ。

草なぎ剛のご乱行

その前夜、草なぎは赤坂の和食店で知人と食事し、ビールや焼酎などを飲んでいたという。その後、別の飲食店に移動し、事件のあった2時ごろにいったん自宅に向かった。しかし、自宅近くまできたものの、そのまま公園へ直行。

草なぎは全裸のまま公園の木によじ登ったり、でんぐり返しをするなどかなりのご乱行ぶりだったもよう。なお、日頃の律義さが出たのか、着ていた服は、きちんと畳まれていたそうだ。

泣きながら「シンゴー」と絶叫した草なぎ剛

警察官が駆けつけ、「服を着ろ」と命じたが、草なぎは「裸だったら何が悪い」と反発。仕方なく、ビニールの保護シートをかけられて連行されてしまった。その際、なぜか泣きながら「シンゴー、シンゴー」とわめいていたという。

逮捕後、われに返った草なぎは取り調べに際し、全裸になったことは覚えていないと供述したそうだ。

なお、所轄署は自宅マンションを家宅捜査。だが薬物反応はもちろん、その他、法にふれるものは何も発見されなかった。

草なぎは翌日には無事釈放され、記者会見を開いた。会見の場では大いなる反省の様子を見せ、涙ながらに「本当に申し訳ない気持ちでいっぱい、すぐに芸能活動に戻りたい」と謝罪の意とあらわした。同時に芸能活動への意欲もアピールしつつ、「でも反省しないと いけませんし」と真摯な態度で反省の気持ちを付け加えた。

「警察の対応は過剰だったのでは」の声も

当然のことながら、その後の芸能界その他における反応は大きかった。

所属するジャニーズ事務所は、草なぎの当面の芸能活動休止を発表。もちろん、出演中だったCMも放送中止となった。

おりしも当時は地デジスタート直前の時期。草なぎは地デジ推進のメーンキャラクターも務めていた。担当大臣である鳩山邦夫総務大臣(当時)は「強い怒りを感じる」と発言し、物議をかもしたこともあった。

一方、マスコミと一般市民は総じて同情的だった。医師からは「明らかに自分をコントロールできていない異常酩酊」との見解が示されるとともに、所轄署に対して「尿検査で薬物反応が出ていないのに家宅捜索は行きすぎ」という意見が出た。

また、「一歩間違えば、不当捜査、不当勾留と逆に裁判起こされてもおかしくない」といった主旨の、警察の対応を過剰反応と指摘する意見も飛び出した。一方で、自ら過熱報道を自省するマスコミ関係者もあったという。

「大岡裁き」だったスポンサー

CMが打ち切りになったため、ジャニーズ事務所側は当然、多額の違約金の請求も視野に入れていた。しかし、なんとスポンサーからは「違約金は特段考えておりません」という回答。

スポンサーからは、(草なぎ起用後の)10年の間にイメージが定着し、商品を育ててもらった感がある。そう目くじらをたてることもない…との考えが示された。違約金はもちろん、その他のペナルティも課せられなかったのだ。

謹慎期間中に大いなる反省の時間を過ごした草なぎ、事件から約1カ月経った5月に収録があった「SMAP×SMAP」(フジ系)への出演を機に芸能活動を再開した。

また、飲酒のほうは事件後、キッパリと辞めていたが、こちらは番組中にタモリと乾杯して5年ぶりに解禁。大きな話題を呼んだ。(せんじゅかける)
参照元:元SMAP・草なぎ剛が過去に起こした「全裸泥酔」を振り返る
せんじゅかける
2017年1月6日 00:04 exciteニュース

元SMAP結成の裏にあった、メンバーの“怖すぎる共通点”が発覚! Love Me Do氏「彼らは2018年に再結成するかもしれない」
TOCANA2017年10月27日 08:00 exciteニュース

~数々の芸能人・スポーツ選手から「当たる!」と評判の占い芸人Love Me Do氏(通称・ラブちゃん)。メディア露出の多い人気占い芸人の影に隠れているものの、約20年間学び続けた占いの実力は“あまりにも高すぎてドン引きされるレベル”だという。主な占い実績としては「東日本大震災、熊本地震、トランプ大統領の就任の的中」が挙げられ、占星術、四柱推命、 手相、タロット、 人相、顔相占いなど多数の占い技術を使いこなす~

■SMAPは再結成するのか?

 解散後も注目を浴び続けているSMAPの元メンバーたち。中居正広と木村拓哉はジャニーズ事務所に残り、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾は独立して新事務所・CULEN(カレン)に所属するなど各々の活動を展開中だが、今でも彼らの“再結成”を願うファンは少なくない。そこで、今回はラブちゃんに彼ら今後について鑑定を依頼。すると、そもそもSMAPは占いによって集められたメンバーである可能性が浮上した。以下、ラブちゃんの鑑定である。

●四柱推命に当てはめると驚愕の事実が!

ラブちゃん「まず、中居さん、木村さん、稲垣さん、草なぎさん、香取さん、そして一足先に1996年に脱退していた森且行さんの生年月日から、東洋の四柱推命に当てはめてみたところ、中居さん、草なぎさん、森さんが「辛(かのと)」、木村さん、稲垣さん、香取さんが「戊(つちのえ)」と、キレイに2種類に分類できました。同じ星が集まりすぎていますし、「宝石」や「輝く」、「スター」といった意味を持つ「辛」と、「山」の意味から「人が登る、集まる」、「人気」を現す「戊」の組み合わせも、偶然にしてはできすぎているような……。

 しかも、SMAPが結成された1988年は「戊辰(つちのえのたつ)」の年なので、「戊」の3人はそれで選ばれたのかもしれません。「戊」と「辛」は相性が良く、「戊」のメンバー・木村さん、稲垣さん、香取さんが「辛」のメンバー・に中居さん、草なぎさん、森さんにエネルギーを与える、もしくは「辛」の3人の心の支えになれるんです。以上のことから、SMAPが占いで選ばれていた可能性は高いといえるでしょう。

●SMAPに異変が起きるのは、丙(ひのえ)の年

 ちなみに、森さんが脱退した1996年は「丙子(ひのえのね)」の年、SMAPが解散した2016年は「丙申(ひのえのさる)」の年と、共通して「丙(ひのえ)」の年というのも運命的な感じがしてしまいます。一方で来年、2018年は「戊戌(つちのえのいぬ)」の年と、グループを結成した1988年の「戊辰(つちのえのたつ)」の年と同じ「戊(つちのえ)」の年になります。結成時と同じ星回りであり、そのエネルギーは「戊」の木村さん、稲垣さん、香取さんだけのものではなく、同じグループだった中居さん、草なぎさん、森さんに影響が及ぶことも有り得る。2018年2月4日~2019年2月3日までの期間は、SMAP関連で何かしら再結成的な感覚を味わえるかもしれません。

●元SMAPメンバーそれぞれが、復活する!

 占星術の観点からも、メンバーにとって良い兆しがあります。2017年10月10日~2018年11月7日までの1年間、幸運の星・木星がさそり座に入っているのですが、さそり座は「再生と復活」、「破壊と再生」、「ゼロからのスタート」などの意味を持つ。これはさそり座生まれ以外にも通じるもので、SMAPはちょうどそれぞれが「再スタート」のような状態になっていますし、特に独立組の稲垣さん、草なぎさん、香取さんはすでにさそり座の影響を受けているように思います。11月に出演するインターネットテレビ局・AbemaTVの生放送番組『稲垣・草なぎ・香取 3人でインターネットはじめます「72時間ホンネテレビ」』も、新しい時代を切り拓くきっかけになるのでは?

 また、木村さんは11月13日生まれでまさにさそり座なので、この時期に今までとは違う新たな魅力を生み出せるかも。ちなみに、中居さんは8月18日生まれのしし座ですが、このしし座のテーマは「自己表現」です。自分を上手に表現できれば「スター」になれるという才能を持っています。さらに、その中でも“8月18日生まれ”は「スーパースター」になれる日です。ミュージシャンの吉川晃司さん、元プロ野球選手の清原和博さんなども中居さんと同じ8月18日が誕生日です。

●草なぎは新SMAP「新しい地図」で活躍する!?

 一方で、気になるのは草なぎさん。四柱推命の話に戻りますが、草なぎさんは1974年7月9日生まれで、ネットの情報によれば出生時間は朝4時25分だそうです。これを四柱推命で当てはめていくと、生まれた年の柱が「甲寅(きのえのとら)」、生まれた月の柱が「辛未(かのとのひつじ)」、本人を表す日にちの柱が「辛亥(かのとのい)」、生まれた時間の柱が「庚寅(かのえのとら)」となります。「辛」が2つ、「庚」が1つありますが、どちらも同じ「金」を現し、つまり「金」を3つ持っているため、草なぎさんは「3人組」であるとバランスが良い。もしかすると、草なぎさんにとっては稲垣さん、香取さんとともに3人でいるという形もアリなのかもしれません。

 また、中居さん、木村さん、稲垣さん、草なぎさん、香取さんばかりに注目が集まりがちですが、森さんが再結成の“鍵”になる可能性だってあります。SMAPにとって、とにかく「戊」と「辛」のタレントは好影響なんです。一部では、KAT-TUNの元メンバー・赤西仁さんがCULENに合流するのでは、という報道もありましたが、赤西さんは「己亥(つちのとのい)」の日に生まれているのが、合流しなかった理由の1つと考えられる。ついでにほかのKAT-TUNの脱退組を調べてみると、田口淳之介さんは「壬申(みずのえのさる)」の日生まれなので全然違うタイプだったものの、なんと田中聖さんは「戊申(つちのえのさる)」の日生まれなので「戊(つちのえ)」仲間でした! CULENやSMAPとの相性は良いので、一連の騒動さえなければむしろ田中さんにとって良いチャンスだったといえそうです」

※画像は、Thinkstockより
参照元:元SMAP結成の裏にあった、メンバーの“怖すぎる共通点”が発覚! Love Me Do氏「彼らは2018年に再結成するかもしれない」
TOCANA2017年10月27日 08:00 exciteニュース

泥酔逮捕のSMAP草なぎ 意味不明な叫びのわけ
2009/4/23 20:58 JCASTニュース

公然わいせつで逮捕されたSMAPの草なぎ(弓ヘンに剪)剛容疑者は、酒グセが悪い面もあったらしい。テレビでは、同じSMAPの香取慎吾さんもその話をしていた。警察に抵抗してしまったのも、そのためだったのか。

「裸になったことは反省している」

酔いから覚めた草なぎ剛容疑者(34)は、青ざめた顔をしていた。

警視庁赤坂署が建て替え中のため、2009年4月23日午後に草なぎ容疑者の身柄を原宿署に移送。その様子を放送したテレビには、髪が乱れたままで、黙ってうつむく、草なぎ容疑者の姿がはっきりと映っていた。100人以上も詰めかけた報道陣を避けるためか、現れたときは、青いTシャツを頭から被り、顔を隠すようにしていた。

新聞各紙などによると、草なぎ容疑者は、完全オフだった前夜、知人の女性と男性の2人と一緒に東京・港区赤坂の居酒屋でビールや焼酎を飲んだ。その後、知人女性と徒歩で同じ赤坂の檜町公園まで向かい、23日午前2時ごろ、公園前でこの女性と別れたという。

檜町公園は、六本木の新しい名所「東京ミッドタウン」近く。回りは、マンションが立ち並ぶ住宅地になっている。その中で、草なぎ容疑者は、突然大声を出し始め、午前3時近くになって、耐えかねた近所の男性が110番。赤坂署員が駆けつけたところ、芝生の上で全裸になってあぐらをかいていたというのだ。着ていたお気に入りのジージャンやジーパンなどは、少し離れて置いてあった。

赤坂署員が注意したが、草なぎ容疑者は、「裸だったら何が悪い!」などと叫んで暴れたため、公然わいせつの現行犯で逮捕した。その4、5時間後には、呼気1リットル中0.8ミリグラムのアルコールが検出されたことから、逮捕時には1ミリグラム以上の泥酔状態だったとみられている。

警視庁では、草なぎ容疑者の尿を調べ薬物反応はなかったものの、公然わいせつの常習性を調べるため、23日に自宅を家宅捜索した。押収品はなかったという。調べに対し、「裸になったことは反省している。何で裸になったかは覚えていない」などと供述している。

香取慎吾さん「飲むと分からなくなってしまう」

草なぎ剛容疑者がなぜ、酒を飲んで裸にまでなったのか、などはまだ分かっていない。しかし、酒が好きだったとはいうものの、酒グセは悪かったようだ。

フジテレビ系の「笑っていいとも!」では、1か月ほど前の放送で、仲の良い香取慎吾さんが、飲むと分からなくなってしまうなどと指摘。これに対し、草なぎ容疑者は、香取さんが乗せるのが悪いと反論していた。また、テレビ朝日系のバラエティ番組「『ぷっ』すま」では、よくビールを飲んで悪酔いしかけたような場面が放送されていた。

ところで、サンケイスポーツの2009年4月23日付記事によると、草なぎ容疑者が赤坂署員に取り押さえられるときに、「シンゴー、シンゴー」と叫んでいたというのだ。近くにいた人の話で分かったという。シンゴーとは、香取さんと思われる名前だ。

ひょっとして、警察に抵抗したのは、わけがわからなくなって、香取さんが乗せるのが悪い、と言いたかったのだろうか。が、香取さんと前夜飲んでいたとの証言はまだない。

フジテレビの同日のニュースによると、草なぎ容疑者は、韓国語で歌ったり、単語を叫んだりしてもいたと近所の人が話している。2ちゃんねるでは、「シンゴー」ではなく、韓国語の感嘆詞に当たる「アイゴー」と叫んでいたのではとの憶測も出ている。このほか、「コラッ」「バーカ」などと言っていたともいう。

草なぎ容疑者は、SMAPの中では地味な存在だった。その後、ほのぼのとしたキャラクターが認められ、最近は、歌やドラマ、CMのほか、地デジの推進大使などとしても活躍していた。しかし、今回の事件で番組降板やCM解約、地デジ大使解任の動きが相次いでいる。韓国にもファンが多いだけに、ネット上などで波紋が広がっているようだ。
参照元:泥酔逮捕のSMAP草なぎ 意味不明な叫びのわけ
2009/4/23 20:58 JCASTニュース

20億円豪邸建設の草なぎ剛、家族は結婚についてどう思うか
2019.09.07 07:00  女性セブン

 都内屈指の高級住宅地に豪邸を建設中の草なぎ剛(45才)。約200坪だというこの土地を購入したのは、SMAP時代の2013年。工事期間はこの10月から約1年間。土地・建物合わせて20億円近い価値になるのではないかとも言われている。

草なぎは、ジャニーズ事務所所属時代からこれまで都内の高級マンションで暮らしてきた。その自宅近辺では、愛犬であるフレンチブルドッグのクルミちゃんと散歩をする姿も、たびたび目撃されてきた。

「あのマンションの部屋には高級家具やホームシアターが備え付けられていて、24時間セキュリティー、ジム、ハウスキーピング、リムジンでの送迎といったサービスも整っています。忙しいひとり暮らしの男性でも、なんの不自由もなく、快適に暮らせるはずです。 一戸建てよりも便利だと思いますよ」(不動産関係者)

 なぜ、便利でかつ住み慣れたその部屋を出る決意をしたのか。

◆土地と結婚について、父、母、弟が答えた

 草なぎは、土地を購入後の2017年に、稲垣吾郎、香取慎吾と一緒にジャニーズ事務所を退所して以来、インターネットやCM、舞台に活躍の場を求めてきた。この9月にも主演する映画『台風家族』の公開が始まり、11月にはギターの“はっぴょう会”も予定している 。

 地上波の番組への露出はほとんどゼロだが、芸能活動は順調だ。

「SMAPという肩書は解散してもなお強く、ギャラは相変わらず高い水準をキープしており、地上波の番組を持っていなくても問題はありません。3人のファンクラブ『新しい地図』の会員は16万人ともいわれていますが、そうであれば年会費と入会金で8億円以上を稼い でいます。草なぎさんはYouTuberとしての活躍もめざましいですし、事務所は少人数ですし、こうしたことを総合すると、草なぎさんたちは、以前よりもむしろ高給取りになっているのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)

 地図に新しい新居を刻むには決して悪くないタイミングということのようだ。

ただ、高級住宅街に位置する200坪の豪邸に暮らすのが、草なぎとクルミちゃんだけというのもどこか寂しい。趣味のバイク置き場を充実させても、コレクションしているビンテージデニム専用のクローゼットを作っても、スペースには余裕があるはずだ。

 実は草なぎはここ数年、結婚について口にすることが増えていた。

「2016年6月の『女性セブン』に一般の30代女性とのデートを報じられましたが、その前後で結婚を口にすることが増えていました。2016年1月の雑誌の対談で《結婚っていいな》と言ったり、同じ年の3月に発売した自著で《今だ!と思ったら、たぶん、すぐにでも結 婚するとは思う》と書いたことで、心境の変化を感じさせられました」(スポーツ紙記者)

 その思いはジャニーズ退所後も変わらないようだ。

「昨年11月にネット番組に出演した時には、ひとりでの生活について『飽きますよ、一人って』と語り、『例えば料理おいしいの作っても1人だと、全く意味がないっていうか』『ちょっと前はそれでもいいっていうか。でもなんかある時、“なんでおれ1人でおいしい もの食べてるのかな?”みたいなそんな気持ちになって』と、かなり赤裸々に本音を吐露しているという印象を受けました」(前出・スポーツ紙記者)

 今年に入ってからも雑誌のインタビューで《いつかは結婚するのかな》《子どもができたらけっこう面倒見のいいパパになっちゃうかも》などと“匂わせ発言”が続いている。

 3年前に本誌・女性セブンが報じた女性とは続いているのだろうか。そして、これから建つであろう豪邸には草なぎのパートナーも同居するのだろうか。

 自宅マンションから出てきた草なぎに新居について聞いたが、「すみません」とだけ言い残し、移動車に乗り込んだ。

 所属事務所は代理人を通じて、「プライバシーに関するご質問ですので、お答えを差し控えさせていただきます」と回答した。

「おめでたい報告」が届いていないか、草なぎの家族に聞いた。

父親は、「土地を買ったというのは数年前に聞いたけど、詳しくは知らない。うちは根掘り葉掘り聞くタイプじゃないから」と笑う。弟は「昨年末に帰って来た時、うちの子と楽しそうに遊んでくれましたね。でも、自分は自分、家族は家族と割り切っている人なんで 。結婚とかぼくらは何も聞いていない」と言う。

 そして母はこう語る。

「豪邸のことも結婚のことも何も聞いていません。もういい年なんだし、すべて任せています。私たちと同居? ウフフ、同居はしませんよ」

 草なぎは現在、45才。長く続いた独身貴族にいよいよ終止符を打つ時期が近づいているのだろうか。

※女性セブン2019年9月19日号
参照元:20億円豪邸建設の草なぎ剛、家族は結婚についてどう思うか
2019.09.07 07:00  女性セブン







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三宅雪子・元衆議院議員について



元衆議院議員の三宅雪子が入水自殺したとのショッキングなニュースが伝えられている。


三宅雪子元議員が都内で入水自殺か、海岸に遺体
2020/01/07 09:01 読売新聞

三宅雪子元衆院議員(54)が今月2日、東京都内の海岸で、遺体で発見されていたことがわかった。警視庁東京湾岸署は、自殺を図ったとみて調べている。

捜査関係者によると、三宅氏は2日午後、東京湾付近で死亡しているのが見つかった。現場の状況などから、入水自殺を図ったとみられる。

三宅氏は、フジテレビ元社員で2009年衆院選に民主党から群馬4区で出馬し、福田康夫元首相に敗れたが、比例選で復活当選した。12年12月の衆院選では千葉4区から出馬したが、落選した。


wikipediaによれば、三宅雪子は、2009年7月27日に父親と関係が深かった当時、民主党代表代行だった小沢一郎からの出馬要請を受けて、フジテレビを休職、第45回衆議院議員総選挙で、群馬4区から立候補を表明した。


落選したが、重複立候補していた比例北関東ブロックで復活当選して、衆議院議員となっている。


その後、2013年7月、第23回参議院議員通常選挙で生活の党公認候補として参議院比例区から立候補したが、落選している。


つまり、三宅雪子の政治家としてのキャリアは、2009年7月から2013年7月までである。






出生時間が00:00:01だと蠍座ラグナで、現在は、太陽/水星期であり、23:59:59だと同じく蠍座ラグナで、火星/金星期である。


つまり、今回の事件は、マハダシャー太陽期、あるいは、月期、あるいは、火星期のいずれに起こったと考えることが出来る。


因みに三宅雪子は、出生時間を12時付近にすると、ラグナが双子座辺りになり、ちょうどマハダシャー太陽期の半ば頃に政治家になり、太陽期が終わると共に月期に移行する形になる。






太陽をラグナとすると、10室支配の火星が太陽と相互アスペクトする為、政治家の仕事を表わしている。


然し、月期は、太陽とは全く絡んでおらず、月から見た10室支配の木星は2室牡羊座に在住しているが、太陽、土星、金星とは絡んでいない。


従って、太陽期に政治家となり、月期に落選して政治の仕事を辞めたと考えるのが妥当である。



落選した後の三宅雪子は、以下の記事からも分かるようにルポライターとして身を立てようとしていたり、模索の日々が続いたようである。


三宅雪子氏 交流あったジャーナリストが明かす「暗中模索」
2020/01/07 07:00 NEWSポストセブン

三宅雪子・元衆議院議員の突然の訃報に、衝撃が広がっている。自殺とみられ、自宅から遺書のようなものが見つかったと報じられているが、いったい何が彼女を追いこんでしまったのか。死の直前まで交流のあったジャーナリストの福場ひとみ氏が、彼女の知られざる落選後の人生を明かす。

 * * *

 今回の訃報を聞いて愕然としてしまった。生前にもっと彼女の再起をサポートできればという悔いが募る。週刊誌の取材記者をしていた私が三宅雪子さんを取材したのは、2017年のこと。そのとき彼女はすでに落選していたが、議員らの政治活動に頻繁に顔を出すなど政治活動をつづけていたので当時の選挙事情にもとても詳しかった。以降、時々食事したり電話で情報提供を受けたりする関係だった。

 彼女に会いに行くと、自宅マンションにどうぞと案内された。自宅は港区一等地の閑静な住宅街にあり、広々としていた。労働大臣・運輸大臣・内閣官房長官を歴任した故・石田博英氏の孫で、父は外交官、生まれはワシントンD.C.。全盛期のフジテレビに河野景子、有賀さつきらスター女子アナの同期として入社し、小沢一郎氏の後押しを受け政治家になり、政権交代でいきなり与党議員に。落選したとはいえ、恵まれた境遇を歩んできたように見えた。

 通常、取材とはいえ、初対面の人物を自宅に招き入れてくれる人はめったにいない。ところが彼女はあっさりとリビングまで案内してくれた。しかも部屋着のまま、ボサボサの髪でノーメイク。睡眠不足なのだろうか、目は半開きで表情も虚ろだった。初対面にもかかわらず、無防備さをさらけ出していた。

 最初の取材の後、今度は彼女と自宅前にある高級ホテルのラウンジでお茶をすることになった。すると前回とは見違えるように、髪を整え、化粧をして、現役議員のころ“芸能人並みの容姿”と持て囃されていた時のようにキラキラとした姿になっていた。あとで彼女のツイッターを見てみると、久しぶりに美容院に行ってきたのだという。

 そのとき「実は、ルポライターとしてメディアで発信していくことを考えているんです」と相談を受け、彼女は考えてきたというアイディアを山のように話してくれた。現役の議員ではないにもかかわらず、彼女の得意とする厚生労働分野などの細かな動きに精通していた。聞くと、元国会議員の場合は煩雑な手続きなしで委員会を傍聴できるそうで、頻繁に通っているのだという。

 そして、彼女から自著や過去に書いた記事のコピーやサンプル記事、そして企画書をもらった。私から各種メディアに売り込んでほしいということだった。「私の出した企画はいつも通るんです。いままで落ちたことがない、必ず通るんです」と自信たっぷりに見せてくれた。その後も企画を出してくれるたびに、そう言っていた。

 サンプルとして渡してくれたものひとつに「小沢一郎と私」というエッセイがあった。彼女の父と小沢氏との関係から始まり、自身が議員となるきっかけなどが綴られていた。ただ、こうした企画は「小沢ガールズ」として持て囃された時代には企画が通る場合もあったかもしれないが、旬を逸した話題を記事にすることは難しく、結局、世に出すことはできなかった。

 その後も、彼女とは時々連絡を取る関係が続いた。私が政治に関する漫画の監修をするといえば、自身の政治家としての経験を語ってくれるなど、最大限の協力をしてくれた。

 彼女によると、雪子という名前は、吉田茂の妻として政界から人気のあった雪子夫人にちなんだ名前であり、吉田家と交友関係のあった父からつけられたのだという。幼い頃から政治の世界と遠くない距離にいて、いろんな刺激を吸収してきたのだろう。彼女は多くを吸収する人で、多くの現役議員よりも勉強熱心だったように思う。

 彼女から発せられる言葉は力強かった。弱い立場の人に救いの手を差し伸べたいという政治に対する熱意を失っていなかった。フジテレビ同期である有賀さつきさんが亡くなった際も、残されたお子さんのことをとても心配していた。

 しかし、一方で、彼女が抱えている弱さも垣間見えた。彼女はインターネットで元支持者から誹謗中傷を受けていることを気に病んでいた。「そんなことを気に留めていると精神的にもたないですよ」と言って聞き流していたが、当事者になると簡単には無視できないものなのだろう。彼女はネットストーカー問題の企画も多数提案してくれたが、それもなかなか企画には繋げられなかった。メディア関係者を直接紹介することもしたけれど、元国会議員としての発信は色がつくと敬遠され断られることもあった。

 それでも昨年、彼女は自力で日刊紙の連載の機会を得たようで、嬉しそうな連絡が来た。そして地方議会の議員としてローカルに活動する可能性にもチャレンジしたいなどとも抱負を語っていた。

 昨年11月に彼女から私に来た電話が最後だった。「今度、要人と会うから、三宅雪子のインタビューということで、どこかのメディアでできないでしょうか?」という提案。私は可能性のありそうなメディアに打診してみたがいい返事は得られなかった。年明けくらいに編集者を紹介しますねと話したきりだった。彼女は「腰痛で痛い、薬を飲んでも耐えられないくらい激痛で辛い」と珍しく愚痴った。たまたま私もヘルニアを発症し歩けない状態だったので「たまたまですね、私もですよ」というと、そんなレベルじゃないんだと言っていた。

 落選してからの彼女は、長く暗中模索の様子だった。政治家として、世の中のために働きたいというエンジンがかかったまま、動かす場所を見失っていたようにみえた。それでも彼女はもがいていた。頑張ろうとしてもがいてもがいて、そしてどこかで糸が切れてしまったのだろうか。今はただ、冥福を祈るほかない。


月は水星とコンジャンクトしているため、ライターとして身を立てようとしていたが、月から見て12室に惑星集中しているため、基本的には引きこもりであり、フジテレビを退社して政治家となり、政治家も落選した後は、フジテレビにも戻れず、仕事のない普通の人になってしまったということである。



wikipediaによれば、その後、2015年4月に党支持者(を名乗る)人物から悪質な嫌がらせを受け、生活の党を離党し、悪質な嫌がらせをしたとされる人物により名誉毀損罪で刑事告訴され、2016年6月に埼玉地方検察庁に書類送検され不起訴処分(起訴猶予処分による)となっている。

 『入水自殺・三宅雪子 「助けて! 追われてるんです」ある晩、文春記者にかかってきた電話 あの“不死身”の女性がなぜ―― 和田 泰明(週刊文春記者)』(2020/01/06 週刊文春)によれば、2015年4月頃、三宅雪子は、以下のような被害妄想に囚われていたという。



(略)とりわけ2015年4月、小沢氏率いる「生活の党」から離党する時は、私に延々と“被害”を訴えた。

「小沢さんは悪くないが、周りの秘書が悪い。私はブロックされている。小沢さんは騙されているんですよ」

「小沢さんの支持者からツイッターで脅されている。殺人予告もされています。これ記事にして、止めてもらえませんか」

 その頃から「被害者妄想」の傾向が出てきたように感じる。

「ストーカーに遭っているんです。これ、いずれ大事件になるから文春さんは取材すべきですよ」

 あげくに夜、泣きそうな声で「助けて! 追われてるんです」と電話をしてきたことがあった。「警察に言った方がいいですよ」と応じると、「そうですか……」と悲しそうに切るのだった。

 昨年夏の参院選では立憲民主党からの出馬を模索していたようだ。それはかなわなかったが、その反動からか、ある公認候補の悪口を言ってくるようになった。

「〇〇さんはとんでもない詐欺師。よく枝野(幸男・立憲代表)さんが許しましたね。あの人は取り入るのがうまいから、どうせ汚い手を使って公認とったんでしょう。なんで記事にしないんですか」

 私が最後に三宅氏を見かけたのは、昨年7月の参院選最終日、立憲民主党の塩村文夏氏の演説会場でのこと。三宅氏は応援団を買って出たようで、スマホで演説の様子を撮りまくっていた。国政復帰への並々ならぬ執念を感じた。その悲壮感漂う姿に、私は声をかけることができなかった。



上記の記事の感じでは、やはり、三宅雪子は、この時期、被害妄想の傾向があったように思われる。



ダシャーは、月/ラーフ期だが、ラーフは12室に在住しており、12室のラーフは、やりたいことが沢山あって悶々とするが、どれも空回りしてしまう時期である。



ラーフは幻想をもたらすと言われるが、被害者妄想といったものも、そうした幻想の一種である。



月/ラーフというダシャーの組合せもそれを物語っている。



ラーフはムリガシラー(火星)に在住しているので、支配星の火星の支配と在住などの影響が出てくると考えられるが、もし双子座ラグナの場合、火星は6、11室支配で3室に在住し、月から見て6室に在住している。



6室自体が、早急な判断や自己の欲望によって捻じ曲げた解釈、偏見などを表わすが、それによる攻撃性も表わすのが6室である。



攻撃的になるので、相手からも名誉棄損などで訴えられてしまう時期である。



従って、この時期、悪質な嫌がらせをしたとされる人物から名誉毀損罪で刑事告訴され、起訴猶予処分で不起訴処分になっている。



つまり、警察の目から見ても三宅雪子は、被害妄想で攻撃的になっており、他人に攻撃を与えた結果、自業自得として、名誉棄損で訴えられたと判断したのである。






このラーフは12室で高揚しており、火星を支配星に持つムリガシラーに在住することによって凶意を増したと考えられる。



その火星は8室支配の土星と相互アスペクトして、6-8の絡みを形成しており、犯罪の絡みを形成している。



このように双子座ラグナに設定すると、ラーフのディスポジターである火星が6、11室支配の機能的凶星になり、月/ラーフ期の三宅雪子の被害妄想や暴走が説明できる。



もう一つこの双子座ラグナに設定すると、フジテレビに入社したタイミングがちょうどマハダシャー金星期の開始と重なるということが決定的である。



金星期は1986年9月から始まるが、三宅雪子がフジテレビに入社したのが1988年である。



その後、フジテレビで、営業局、報道局、国際局、CSR推進室に勤務し、報道局では経済部記者として為替と株式を担当し、フジテレビ社員の男性と結婚もしている。



金星期は20年あるので、おそらくマハダシャー金星期に結婚していると考えられる。




そうすると、おそらくナヴァムシャのラグナは蠍座である。






蠍座に設定すると、金星が7、12室支配で3室に在住し、パートナー(7室)がテレビ局(3室)に関わる人物ということになる。



三宅雪子は、2006年9月まで金星期が続いたが、この頃から政治に関わってゆく移行が徐々に生じ、それで2009年7月頃に小沢一郎からの出馬要請で政界入りしたということで説明が付く。





月/ケートゥ期



三宅雪子は、今回、入水自殺の可能性について報じられているが、双子座ラグナに設定すると、月はマラカの2室を支配し、10室の魚座(水の星座)に在住している。


また月は水の惑星である。


ラグナロードの水星は水の星座である魚座10室で減衰し、マラカの2室支配の月とコンジャンクトしている。


マラカの2室支配の月が水の星座に在住している為、入水自殺なのであり、また10室に在住しているため、これだけ大きく報じられているのである。


そして、月は6、11室支配の火星からのアスペクトを受けているが、10室や月に対する火星のアスペクトは衝動的な行動を表わすと考えられる。


ケートゥは6室に在住しているが、8室支配の土星、6室支配の火星からアスペクトされており、ディスポジターの火星は6、11室支配で、10室と月にアスペクトしている。



6室支配の火星は逆行し、8室支配の土星と相互アスペクトし、冥王星や天王星とコンジャンクトして非常に不吉である。







ナヴァムシャを見ると、蠍座ラグナで正しければ、月はマラカの2室に在住して2室の支配星とコンジャンクトし、ケートゥは3、4室支配のマラカの土星とコンジャンクトしている。


また月/ケートゥ期の直前である月/水星期は、水星が8、11室支配のマラカで、7室支配の月と相互アスペクトしている。


また水星のディスポジターである月がマラカの2室に在住している。



また蠍座ラグナに設定すると、10室支配の太陽が6室で高揚する形になるが、この太陽の強さが、太陽期に政治家への転身をもたらしたと考えられる。



マハダシャー金星期にフジテレビに入社出来たのは金星が出生図で5室支配で3室(メディア)支配の太陽とコンジャンクトして3室にアスペクトしている為ではないかと思われる。






然し、ここまで検討した後で、ナヴァムシャのラグナは山羊座ではないかと思い直した。


ナヴァムシャのラグナを山羊座に設定すると、フジテレビに入社した金星期は、5、10室支配でラグナに在住する金星期であり、金星期に結婚したのは金星がナヴァムシャのラグナに在住しているからである。


太陽期に政治家に転身したのは、太陽が8室支配で4室に高揚して10室にアスペクトしているからであり、小沢一郎に擁立されたのは太陽が8室の支配星だからである。


8室に在住するラーフは小沢一郎を表しており、小沢一郎にまつわる妄想に支配されていたことがこの配置で説明できる。






何故、三宅雪子が双子座ラグナかと言えば、小沢一郎のチャートを見ると、双子座に水星、木星、火星など3つの惑星が在住しているからである。






弟子を表わす5室支配の木星が11室の双子座ムリガシラーに在住している。



(※ムリガシラーに在住していることから、三宅雪子の出生図のラグナがムリガシラーである可能性がある)





またダシャムシャでは、太陽がラグナに在住して、ラーフとコンジャンクトしており、太陽期に政治家になったことを説明している。






月/ケートゥ期に入水自殺をしたのは、月が7室支配のマラカの月で、ケートゥがマラカの2室に在住していた為であると考えることができる。



因みに三宅雪子は、2010年11月2日未明に港区の自宅マンション4階から転落し、腰の骨を折る全治1カ月の重傷を負っているが、この時が太陽/水星期である。



水星はナヴァムシャで、マラカの7室に在住し、マラカの4、11室支配の火星からのアスペクトを受け、ディスポジターの月は射手座に在住しているが、射手座には高い所からの転落の象意がある。



おそらくマンション4階から転落して腰の骨を折った時は、病院に入院したと思われるため、それで水星のディスポジターの月が12室射手座に在住しているのではないかと考えられるのである。



そして、12室射手座への惑星集中が転落という象意をもたらしたのである。



実際、落選もそうであるが、マハダシャー月期になってから政治家という地位から転落して無職になったのである。



このようにナヴァムシャのラグナを山羊座に設定すると、出生図のラグナのナクシャトラは、アールドラーになる。






アールドラーは、波乱の人生を送る傾向があり、善人かそうでなければ悪人になるような極端なパーソナリティーをもたらす。



また浄化の為に自ら徹底的に汚れるような所もある。



つまり、こうしたショッキングな自殺によって世間に衝撃を与え、人間の幸不幸についての大胆不敵な問題提起をするような所がある。



死の直前に「さよなら」とツイートし、海岸で入水自殺をするというのは、非常に大胆不敵で、衝撃的である。



良くも悪くも行動のスケールが大きく社会の常識を遥かに超えた衝撃を与える。



アールドラーは色白で美人だが、どこか不幸を背負っているような印象が漂う。



男性に尽くして初婚で失敗するという象意もあるようである。



ナヴァムシャのラグナを蠍座にすると、ラグナはムリガシラーになるが、アールドラーの方が、三宅雪子のパーソナリティーに近いのではないかと考えられる。




従って、最終的に私が出した結論は、三宅雪子は、出生図のラグナが双子座アールドラー第2パダで、ナヴァムシャのラグナは山羊座、ダシャムシャのラグナは乙女座である。




三宅雪子は、政治家を落選し、ルポライターとなる道を模索した辺りから、この危険な死への道を歩んでいたのである。












(参考資料)



入水自殺・三宅雪子 「助けて! 追われてるんです」ある晩、文春記者にかかってきた電話
あの“不死身”の女性がなぜ――
和田 泰明(週刊文春記者)2020/01/06 週刊文春

「三宅雪子さんが自殺した」

 元衆院議員・三宅雪子氏(享年54)の元政策秘書からラインが来たのは、メディアが速報を打つ2時間ほど前のことだった。

 私は「ええええ!」と返すしかなかった。あの“不死身”の女性がなぜ――。

クローズアップされた松葉杖での国会登庁

 1月2日、三宅氏は東京都内の海岸で遺体で見つかった。海に飛び込んでの入水自殺と見られる。メディアに報じられたのは6日になってからだ。

 元フジテレビ社員の三宅氏は、官房長官や労働大臣を歴任した石田博英氏の孫で、小沢一郎衆院議員とは長い付き合いがあった。その縁で、2009年衆院選に福田康夫・元首相の群馬4区から出馬。比例復活ながら当選を果たし、「小沢ガールズ」と呼ばれた。

 三宅氏がクローズアップされたのは2010年5月、衆院内閣委員会の採決で与野党議員がもみ合う中、不自然なまでに派手に転倒。松葉杖で国会に登庁し「パフォーマンスでは?」と疑われた一件だ。

 私が初めて三宅氏に接したのは、その騒動から1ヵ月後。小沢氏の民主党幹事長辞任を受け、小沢ガールズがどう思うのか聞く取材のためだった。

自宅マンションの4階から転落した前夜……

 以降、私は頻繁に三宅事務所に出入りするようになった。当時、小沢氏の一挙手一投足がニュースになっていた頃で、三宅氏がズケズケと小沢氏に電話をしたり、小沢事務所に顔を出すものだから、ネタには事欠かなかった。

 そんな三宅氏が同年11月、事故に見舞われる。自宅マンションの4階から転落し、腰椎を複雑骨折する大けがをしたのだ。

 速報を耳にした時、私はゾッとした。事故の前夜、酔っぱらった三宅氏から「今週、私の記事載りますか?」といった電話を受けていたためだ。三宅氏から暇つぶしのような電話をもらうことは珍しくなかったので、その時も私は適当な受け答えをした。それが引き金となって自殺を図ったのではと恐れたのだ。

 真相は、廊下の外に落ちた携帯電話を拾おうとし、中庭に落ちたとのことだったが、4階から落ちてよく命を落とさなかったものだと感心した。

 病院に見舞いに行くと、三宅氏は7時間にわたる大手術だったにも関わらず、ケロッとした様子で、資料を読んでいた。早く国会に戻りたいのだという。私は呆れたようにこう声をかけた。

「三宅さんは不死身ですね。長生きしますよ」

「ひどいじゃないですか! もう絶交です!」

  やがて小沢氏は民主党を離党、「国民の生活が第一」などを結党していき、三宅氏は当然のように行動をともにした。2012年衆院選で、三宅氏はいわば小沢氏の“鉄砲玉”となり、野田佳彦首相(当時)の千葉4区へ国替えする。週刊誌なのでスクープとはならなかったが、いち早くその情報も教えてくれた。

 ただ苦戦を強いられ、『週刊文春』恒例の選挙予測では、三宅氏は劣勢を示す「無印」。

 それを読んだ三宅氏は激怒。私に電話でこうまくしたてた。

「ひどいじゃないですか! 情勢調査では結構いい線行ってるんですよ。もう絶交です!」

 結果は、比例復活もできない惨敗だった。

 議員バッジを外した三宅氏は、その後も何食わぬ様子で電話をしてきて、「絶交」とはならなかった。

 三宅氏はいわゆるバブル世代。豪勢な食事が好きだろうと、慰労をかねてレストランに招待しようとすると、「安いところにしてください」と店に頓着しなかった。大けがの経験からか、酒も呑まなかった。

 一方で議員時代から内包していた「面倒くささ」は加速していった。

 暇を持て余しているのだろう。電話が長い。こちらが電話をしていい状況か聞くこともなく、突然本題に入る。「いいネタがあるんですけど」と切り出すので、話は聞くが、たいていネット情報だ。30分ほど、一方的に話されたこともある。

 朝8時ごろに電話がかかってくることもあった。「朝5時には起きてるから、これでも待ってから掛けてるんですよ」と悪びれる様子はない。

国政復帰への並々ならぬ執念を感じた

 とりわけ2015年4月、小沢氏率いる「生活の党」から離党する時は、私に延々と“被害”を訴えた。

「小沢さんは悪くないが、周りの秘書が悪い。私はブロックされている。小沢さんは騙されているんですよ」

「小沢さんの支持者からツイッターで脅されている。殺人予告もされています。これ記事にして、止めてもらえませんか」

 その頃から「被害者妄想」の傾向が出てきたように感じる。

「ストーカーに遭っているんです。これ、いずれ大事件になるから文春さんは取材すべきですよ」

 あげくに夜、泣きそうな声で「助けて! 追われてるんです」と電話をしてきたことがあった。「警察に言った方がいいですよ」と応じると、「そうですか……」と悲しそうに切るのだった。

 昨年夏の参院選では立憲民主党からの出馬を模索していたようだ。それはかなわなかったが、その反動からか、ある公認候補の悪口を言ってくるようになった。

「〇〇さんはとんでもない詐欺師。よく枝野(幸男・立憲代表)さんが許しましたね。あの人は取り入るのがうまいから、どうせ汚い手を使って公認とったんでしょう。なんで記事にしないんですか」

 私が最後に三宅氏を見かけたのは、昨年7月の参院選最終日、立憲民主党の塩村文夏氏の演説会場でのこと。三宅氏は応援団を買って出たようで、スマホで演説の様子を撮りまくっていた。国政復帰への並々ならぬ執念を感じた。その悲壮感漂う姿に、私は声をかけることができなかった。

 2018年1月に亡くなったアナウンサーの有賀さつきとはフジテレビの同期で、若い頃はよく連れ立って、ゴルフなどに興じていたという。今頃、有賀氏と再会しているだろうか。
参照元:入水自殺・三宅雪子 「助けて! 追われてるんです」ある晩、文春記者にかかってきた電話
あの“不死身”の女性がなぜ――
和田 泰明(週刊文春記者)2020/01/06 週刊文春

三宅雪子元議員が入水自殺か ストーカートラブルで昨年、悩みも
今西憲之,上田耕司2020.1.6 17:56週刊朝日

東京都大田区城南島の海岸で三宅雪子元衆院議員(54)が1月2日午後4時頃、遺体で発見されていたことがわかった。警視庁は自殺とみて調べている。

「三宅さんは、昨年12月30日、都内の自宅から失踪し、行方がわからなくなっていた。自宅には遺書が残されていました」(捜査関係者)

 昨年12月に会った親しい知人はこう語る。

「年末に会った時も、いつもの元気な三宅さんでした。自殺だなんて、信じられない。いったい、何があったのか」

 昨年11月、三宅さんから記者にも電話があった。その時、こう話していた。

「私の祖父は自民党で6期労働大臣をやって、労働者の『最低賃金』を作った議員。父は外交官でした。私は女性の視点から労働問題や非正規労働の問題に取り組みたいので、連合の神津里季生会長のインタビューをしませんか」

 1988年、フジテレビに入社。アナウンサーの有賀さつきさん、八木亜希子さん、河野景子さんと同期。三宅さんはアナウンサーではなく、報道局で記者として活躍した。

「フジテレビが途中退職者を入社させるようになった時期で同期は70人くらいいた」とテレビ時代を回想していた。

 2018年1月30日に亡くなった有賀さんは、三宅さんの結婚式の仲人。有賀さんが亡くなった時には「とにかく、絶句、絶句で涙が止まらなくて」と肩を震わせて泣いていた。

 有賀さんの一周忌には記者にこう語った。

「2人で青春を過ごした人。2人で運転を交代しながら温泉へ行ったり、ゴルフへ行った。お互いに行きたいレストランを探してきて、一緒にご飯をよく食べに行ってました。有賀さんがいないんだって、時々、思い出しては悲しい思いをしています」

 三宅さんは自身については、こう分析していた。

「私はADHD(発達障害)と適応障害を公表しました。国会議員としては初めて公表したのではないかと思います。発達障害にもいろいろあって、ぜんぜん仕事にはさしさわりがないんですが、やっぱりいろんな工夫が必要だったり、トラブルが起きるんですよね」

同じくADHDを公表しているアナウンサーの小島慶子さんと「なかなか公表している人が少ないので、ずーっとお会いしてゆっくり話がしてみたいなって思っています」と話していた。

 昨年6月にはストーカー被害に遭っていると電話で打ち明けていた。

「電話とツイッターの脅迫を受けています。電話では『今から行く』『寿司用意しろ』とかかなりしつこかった。調べたら予備自衛官だった。この人は脅迫容疑で逮捕された」

 昨年7月の参議院選挙前、記者が「立候補しないんですか?」と尋ねたところ、こう胸の内を明かしてくれた。

「私には障害のある弟がいて、両親はもう亡くなっています。秋田から立候補しようかと検討したんですが、もう決まっちゃった。出たいという気持ちはあるんですが、弟もいるし、なかなか決めかねています」

 三宅さんは、フジテレビ社員から、2009年衆院選で民主党から出馬。

群馬4区で福田康夫元首相と戦い敗れたが、比例で復活当選。

「小沢ガールズ」の一人として注目を浴びた。

 2012年12月の衆院選では選挙区を千葉4区に移して、小沢一郎氏の国民の生活が第一から立候補したが、落選。その後は、SNSなどで積極的に活動を展開していた。元小沢ガールズと言われても、嫌な顔ひとつせず、「平成を振り返る企画で、小沢ガールズで取り上げていただくことがあって、もしあったらぜひ、お願い」と記者に語った。

 調子のいい時は、とても元気で楽しそうに話している。しかし、悪い時は、「睡眠不足なのか顔色も芳しくなく、何を聞いても『はぁ~、そうですね』というくらいで、まともな返事が来ない」と三宅さんと親しかった人は言う。

 そのせいか、政治活動でもトラブルになることが何度かあった。

地元、群馬県の地方議員にモノを投げつけ刑事告訴されたことがあった。

 選挙を手伝ったスタッフを、ストーカーだとして刑事告訴。反対に自身が民事訴訟で訴えられるなどして、泥沼の戦いになったこともあった。それでも、三宅さんはめげることなかった。

昨年夏に偶然、会った時には意欲を燃やしていた。

「障がい者で困っている人がいるので、ぜひ記事にしてほしい」

「こういう人たちを、助けてあげたい」

「機会があれば、また国政に復帰したい」

 亡くなる3日前、三宅さんはツイッターに<死ぬまでにしたい10のこと。映画のタイトルです。余命を宣告された女性が髪を切ったり。いい映画です>

<部屋を片付けています。ある方が亡くなったあと、私に残されたものの中に大量のラブレターがありました。若き恋。内容はドラマになりそうなもの>と投稿。

 三宅さんは、子供のころ、そして衆院議員時代、2度、建物から転落。だが、ケガをしただけで助かった。「それだけ強運なのよ」と周囲を笑わせていた、三宅さん。

 三宅さんの裁判で代理人だった弁護士はこう振り返る。

「以前にも自殺かと騒ぎになったことがあります。けど、最近は落ち着いていると聞いていました。驚くばかりです」

 ご冥福をお祈りします。合掌。(今西憲之/本誌 上田耕司)

※週刊朝日オンライン限定記事
参照元:三宅雪子元議員が入水自殺か ストーカートラブルで昨年、悩みも
今西憲之,上田耕司2020.1.6 17:56週刊朝日










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カルロス・ゴーン逃亡について



カルロス・ゴーンがプライベート・ジェットでレバノンに逃亡した件で、ゴーン被告に同行したのが元米陸軍特殊部隊員の米警備会社関係者ら2人であると報じられている。


ゴーン被告、元米特殊部隊員と逃亡か 音響用ケースに潜む?―米紙
2020年01月04日11時28分 時事ドットコム

【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は3日、トルコ経由でレバノンに逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が日本から脱出する際、コンサートの音響機器運搬に使われる黒いケースに潜んでプライベートジェット機に乗り込んだと報じた。複数の関係者の話として伝えた。トルコまでは元米陸軍特殊部隊員の米警備会社関係者ら2人が被告に同行したという。

ハリウッド関係者と面会 ゴーン被告、逃走前に映画の相談―米紙

 同紙によると、ケースの底には呼吸用に穴が開けられていた。逃亡に使用された2機を貸し出したトルコの民間航空会社MNG航空が、フライト後に機内から二つのケースを発見。うち一つにはスピーカーが入っていた。

 MNGは今週、ゴーン被告の名前が記録に残らないよう文書を改ざんしたとして従業員を告発。この従業員はトルコからレバノンまで被告に同行していた。従業員は捜査当局に、ケースが被告の輸送に使われた経緯を説明したという。

 トルコの空港で被告は雨の中、車で空港内を移動し、別のジェット機に乗り換えた。

 一方、日本~トルコ間の乗客名簿には米警備会社関係者とみられる男性2人の名前のみが記載されていた。2人はトルコからレバノンへは民間旅客機を利用。旅券には日トルコ両国の出国スタンプがあった。

 ゴーン被告の日本脱出に先立ち、2人はケースを積んだプライベートジェットでドバイを出発し、昨年12月29日午前10時16分に日本に到着。ゴーン被告は同日夜に日本を出国した。


カルロス・ゴーンは、コンサートの音響機器運搬に使われる黒いケースに潜んでプライベートジェット機に乗り込んだそうだ。


その過程で、トルコの民間航空機会社の航空機を違法に使用し、同航空会社の従業員の一人がカルロス・ゴーンの名前が記録に残らないように文書を改ざんしたようである。


2機の航空機が使用され、1機は「ドバイから大阪、大阪からイスタンブール」、もう1機は「イスタンブールからベイルート」を飛行したという。


ゴーンの逃亡に協力した従業員は、「国際的に重要な仕事がある」と逃亡への協力を要請され、応じなければ「子供や妻に危害を加える」と脅されたそうである。


この脅迫など汚い手段を駆使して、目的を遂行する所など、諜報組織で働いたことのあるプロの手口に思える。


「ゴーン被告助けねば危害」 トルコで逮捕の男、脅されたと説明
2020年01月04日17時27分 時事ドットコム

 【ベイルート時事】日本からトルコ経由でレバノンに無断帰国した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の逃亡を手助けしたとして、トルコで「人の密輸」容疑で逮捕された男の1人が、レバノンのベイルートにいる知人から「国際的に重要な仕事がある」と逃亡への協力を要請され、応じなければ「子供や妻に危害を加える」と脅されたと説明していることが分かった。トルコのアナトリア通信が3日報じた。

トルコ、5人を正式に逮捕 ゴーン被告のレバノン逃亡

 この男は、トルコの民間航空会社MNG航空の幹部。恐怖を感じ、トルコのアタチュルク空港で「本人が誰なのか知らない」ままゴーン被告の航空機乗り換えを手助けしたという。事実なら、ゴーン被告側はトルコで脅迫罪にも問われかねない状況だ。


カルロス・ゴーンの逃亡劇は、ある程度の規模の諜報組織の人間を使って、作戦として実行されたようである。








私は以前、カルロス・ゴーンのラグナを蠍座に設定したが、そのラグナで正しければ、現在、ゴーンは土星/土星/水星期辺りである。


土星は3、4室支配で12室で高揚しており、9室支配で牡羊座のバラニーに在住する月が土星と相互アスペクトして、土星に吉意を与えている。


このバラニーに在住する月は、元米軍特殊部隊など、インテリジェンス(諜報)に通じた人物の支援であると考えられる。


諜報に通じた人物が支援することによって、日本の審査が甘いルートを突きとめて、そこを突破するプランが練り上げられたと考えられる。


土星は4室支配で12室で高揚しているが、これは海外(12室)の住居(4室)を意味している。


以前の検証では、私は、カルロス・ゴーンは、マハダシャー土星期には裁判で無罪を勝ち取った後、海外の邸宅を転々とするのではないかと考えた。




然し、実際には、レバノンに逃亡して、今後はゴーンはレバノンから出ることはできない。


もし出れば、日本政府の要請によって、国際刑事警察機構(ICPO)がゴーン被告を手配しているため、現地の警察によって身柄が拘束される可能性があるからである。

レバノンで英雄視されているゴーンは、レバノンにいる限りは、逮捕の危険性はないかもしれない。


然し、これは小さなレバノンという国に閉じ込められることを表わしており、いずれにしても12室(監禁)の象意である。



プラティアンタルダシャーの水星は、8室の支配星で4室で10室支配の太陽とコンジャンクトしているが、8室は依存したり、頼る相手を表わしており、その水星が10室支配の太陽とコンジャンクトしていることは、太陽が権力者、政府関係者の協力を意味していたと考えられる。


つまり、レバノンの権力筋が、ゴーンが逃亡してレバノン入りをすることに協力したと考えることが出来る。



8室支配で4室に在住する水星は、音響機器運搬に使われる黒いケースに入れられて、乗り物で運ばれることを意味しているように思われる。


それは身体の拘束(8室)を表わし、完全に諜報機関の人物の協力なしには出来ないことである。


レバノン政府の諜報機関が協力したのではないかと思われる。



トランジットの多くの惑星が8室にアスペクトし、木星と土星が8室にダブルトランジットし、ラーフも8室を通過している。



8室にダブルトランジットするタイミングとは、誰かに全面的に依存する時期であり、また行き詰まり、苦悩を表わす時期であり、変化、中断を意味する時期でもある。



カルロス・ゴーンは日本の司法制度に絶望し、審理を中断して、元米特殊部隊の協力を得て、逃亡を図ったことになる。




興味深いのは、高揚する4室支配の土星が9室支配の月と相互アスペクトして、4-9のラージャヨーガを形成している配置であるが、土星と月のコンビネーションは、カリスマを表わすコンビネーションである。



今回の逃亡劇を監獄島から命からがら脱獄し、自由を得たエドモンド・ダンテスに例える向きもあるようである。



『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』(アレクサンドル・デュマ著)に登場するエドモン・ダンテスは、脱獄して巨万の富を得て自らを陥れた者たちに復讐するという物語である。



このような喩えが出てくること自体が、カリスマ性の兆候であり、日産の立て直しを図った時もカリスマ性があったが、レバノン国民から英雄のように見られているようである。




月から見ると9室にラーフが在住しており、そのラーフに対して、木星、土星がダブルトランジットし、トランジットの惑星が月から9室に集中していたタイミングに起こった出来事である。



9室のラーフは、父親の宗教に反発するという象意があり、これは日本の司法制度に対する反発と考えてもいいかもしれない。



土星と木星が射手座にダブルトランジットし、まさに土星が射手座から山羊座へ抜けていくこの局面において、このようなスケールの大きい大逃亡劇が行われたことは非常に驚きである。



このような「007」などの映画に出て来そうな大活劇は、射手座でなければ起こりそうもない。



自分の無罪を裁判で勝ち取るのを待てずにその過程をすっ飛ばして、自らの自由を得てしまったカルロス・ゴーンの大逃亡劇は、まさに射手座のクライマックスがもたらした出来事である。





(参考資料)



ゴーン被告の弁護士がブログで心境「暴挙と全否定できない」
2020年1月4日 17時08分 NHK NEWS WEB

日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告の弁護を担当する高野隆弁護士は4日、みずからのブログを更新し「レバノンへの密出国を知ったとき激しい怒りの感情が込み上げたが、日本の司法とそれを取り巻く環境を考えると『暴挙』『裏切り』『犯罪』と言って全否定することはできない」などと記しています。

高野弁護士は4日、「彼が見たもの」というタイトルでブログを更新し、ゴーン元会長が中東のレバノンに出国したことについての心境をつづっています。

ブログの内容は弁護団としての意見ではなく個人的な意見だとしたうえで、「大みそかの朝、私はニュースで彼がレバノンに向けて密出国したと知り、まず裏切られたという激しい怒りの感情が込み上げた」と記しています。

そのうえで「実際のところ、私の中では何一つ整理できていないが、1つだけ言えるのは彼がこの1年余りの間に見てきた日本の司法とそれを取り巻く環境を考えると、この密出国を『暴挙』『裏切り』『犯罪』と言って全否定することはできない」としています。

またブログでは、ゴーン元会長が「公正な裁判は期待できるのか」と何度も同じ質問をしてきたのに対し、高野弁護士が「それは期待できないが無罪判決の可能性は大いにある。われわれは、ほかの弁護士の何倍もの数の無罪を獲得しているので信頼してほしい。必ず結果を出してみせる」と伝えたことを明らかにしています。

そして、保釈の条件になっていた妻のキャロルさんと接触禁止について、ゴーン元会長が「これは刑罰じゃないか。一体いつになったらノーマルな家族生活を送ることができるんだ」などと不満を述べていたとしたうえで、出国の5日前のクリスマス・イブの日に、元会長が裁判所の許可を得て、ビデオ会議システムを使ってキャロルさんと面談した際には、パソコン画面に向かって「君との関係は子どもや友人では置き換えることはできない。君はかけがえのない存在だ。愛してるよ」と語りかけていたことも明らかにしています。

このとき高野弁護士はゴーン元会長に対して「とても申し訳ない。一刻も早くこの状況を改善するために全力を尽くす」と声を掛けましたが、元会長から返事はなく「弁護士の存在などないかのように次の予定を秘書と確認していた」と当時の状況をつづっています。

最後に高野弁護士は「寂しく残念な結論である。もっと違う結論があるべきだ。確かに私は裏切られた。しかし、裏切ったのはカルロス・ゴーンではない」と締めくくっています。
参照元:ゴーン被告逃亡か 日本を愚弄した拝金主義者だった
井上久男 | 経済ジャーナリスト 2019/12/31(火) 15:42

ゴーン被告逃亡か 日本を愚弄した拝金主義者だった
井上久男 | 経済ジャーナリスト 2019/12/31(火) 15:42

日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告が日本を出国し、12月30日にレバノンに入国したことを海外メディアが報じている。ゴーン被告は、有価証券報告書に虚偽の報酬を記載したとして金融商品取引法違反容疑や、会社資金をオマーンに送金して不正に使用して会社に損害を与えたなどとして会社法違反(特別背任)容疑で、逮捕、起訴されていた。

 ゴーン被告は今年3月の1度目の保釈の際に保証金10億円を支払った。その後4度目の逮捕後の4月に保釈された際に追加で5億円の保証金を支払い、計15億円を支払った。保釈の条件の一つに、海外渡航が禁止されていたので、レバノンへの入国は保釈条件に違反している可能性が高い。

レバノン政府が手助け?

 ゴーン被告は、逃亡したと見て、まず間違いないだろう。日本とレバノンとの間には「犯罪者引き渡し協定」が結ばれていないため、レバノンに逃げてしまえば、日本の司直の手が及ぶことはない。このままでは2020年4月に予定されていた初公判も開かれなくなる可能性も高い。

 12月31日のNHKの正午のニュースによると、ゴーン被告の出国記録は確認されておらず、名前を変えて出国した可能性があるという。それが事実だとすれば、筆者はレバノン政府が手を貸した可能性が高いと見る。ゴーン被告はレバノン国籍を保有しており、別の名義でレバノンがパスポートを発行してゴーン被告に渡したのではないか。それしか考えられない。なぜならば、保釈条件の中にゴーン被告のパスポートは弁護人が預かることになっていたからだ。弁護人が出国を手助けするとも到底思われない。

裁判所も弁護人もいい赤っ恥

 ゴーン被告が東京拘置所に拘留中もレバノン大使館の外交官がよく接見していた。単に差し入れとかではなく、「レバノンの外交官を通じて、ルノーにいるゴーン派の役員に指示が出ていた」(日産関係者)と言われる。幼少期をレバノンで育ち、ブラジルに移住したゴーン被告にとってレバノンは第二の故郷であり、レバノンにとっても祖国の英雄の一人だった。いずれレバノン大統領になるのではないか、といった見方もあった。

 ゴーン被告は容疑を否認しており、東京地検特捜部が手掛けた否認事件で早期に被告が保釈されること自体が珍しかったが、「人質司法」への批判という国際世論に押される形で日本の裁判所が保釈を認めた。専門家の中には、大阪地検特捜部での検事による証拠改ざん事件などの失態が続いたので、裁判所が特捜部を信用しなくなったことも、早期保釈の要因の一つになったのではないか、と見る向きもあった。

保釈保証金は15億円で妥当だったのか

 いずれにせよ、結果論として裁判所の判断は間違っていたわけで、その見識が問われ、批判は免れられない。ゴーン被告の取った行動によって、裁判所は赤っ恥をかかされたことになる。無罪請負人と言われるゴーン被告の弁護人、弘中惇一郎弁護士に対しても同様のことが言えるのではないだろうか。保釈条件に反しているので、当然ながら保釈の保証金15億円は没収になるだろう。

 そもそも15億円という保証金の額は妥当だったのか。保釈金は被告の財産状況などによって決まるが、筆者は3桁の億が適切ではないかと思っていた。それにはある根拠めいたものがある。

 日産で法務部、企画室を経験し、ゴーン被告の傍で働いたこともある元幹部が、筆者にこう語ったことがある。

「ゴーン氏は、特定目的会社(SPC)を租税回避地に設置し、日産が海外に輸出するノックダウン部品の一部は、そのSPCを経由させ、輸出額の一部を目立たぬように少しずつ抜いていた。リバイバルプラン以降、海外の現地法人など日産の資産を売却する際もそのSPC経由で取引を行い、そこで利益の一部を少しずつ抜いていた。金が入ると、SPCを解散して新たなSPCを作り、資産をそこに移動させ、足が付きにくいようにしていた。こうした話が社内で囁かれ、着服した金がゴーン氏の個人資産として一時期は数千億円に達したのではないかという見方もあった。それを運用していてリーマンショックで損失を被ったが、まだかなりの金が海外のSPCに残っている可能性がある」

 かつて、その元幹部は、ゴーン被告がリタ夫人と離婚して多額の慰謝料を支払ったことを筆者に教えてくれ、昨年11月19日にゴーン被告が逮捕された直後も「この事件は、金融商品取引法違反は入り口で、アジアを舞台にした特別背任事件につながるだろう」とも予言していた。

 このSPCを通じて、部品輸出や資産売却の利益の一部をゴーン氏が個人的に抜いていたのではないかという疑惑については、特捜部は立件していない。あくまで「疑惑」に過ぎないが、保証金を没収されることを覚悟して国外に逃げたことを考えれば、あれほど金銭への執着欲が強かったゴーン被告にとって15億円は「はした金」だったのではないかと筆者は見てしまう。

 ゴーン氏が逮捕され、被告となっても、人権擁護の観点から、あるいはこれまでの経営者としての実績から、氏を擁護する人はまだかなりいた。特に後者の視点の中には、今の日産の業績が低迷しているのはゴーン被告が経営陣から抜けたからではないかという意見も目立った。しかし、日産を長く取材してきた筆者は全く別の見方をし、それを多くの媒体で書いてきたが、改めて強調したい。

「日産と検察はぐるだ」の見苦しい言い訳

 ゴーン被告は1999年の来日から2004年にルノーのCEOを兼務する頃までは、すべの施策がすべて当たり、日産を再生軌道に乗せた凄腕の経営者だったが、そのあとは、「ただの経営者」に過ぎなかった。むしろ日産にとっては百害あって一利なしの存在になっていた。世界一の自動車メーカーの経営者になるという自己満足の野望の下、無謀な拡大戦略に走った。その結果、日産は過剰設備に陥り、値引きしないと売れないチープなクルマしか造れなくなった。

 それが露見しかかる直前の2017年に社長の座を西川廣人氏に譲った。ゴーン被告には、誰が社長になっても業績が悪化することは見えていたので、西川氏にその地位を禅譲したのだ。そのやり口は姑息だった。

 今回の逃亡を見ても、やはりゴーン被告は姑息な人物だったと思わざるを得ない。「日産と検察はぐるだ」とか、「日本では公正な裁判を受けられない」といった見苦しい言い訳をまたレバノンでも展開するのだろう。日本の司法制度に後ろ足で砂をかける形で逃げ、最後の最後まで日本や日本人を愚弄した経営者だった。
参照元:ゴーン被告逃亡か 日本を愚弄した拝金主義者だった
井上久男 | 経済ジャーナリスト 2019/12/31(火) 15:42

ゴーン逃亡に沈黙し続ける日本政府の「無責任」
各国の政府関係者はコメントしているのに
レジス・アルノー : 『フランス・ジャポン・エコー』編集長、仏フィガロ東京特派員

2020/01/05 5:35 東洋経済オンライン

「沈黙」は、遠藤周作による非常に美しい小説の題名だ。それはまた、マーティン・スコセッシが最近、それを原作として制作した映画の題名でもある。そしてそれは今、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏の華々しい逃亡劇に対する日本の政治家や当局者たちの反応を雄弁に物語るものとなっている。

ゴーン氏が昨年末、突如としてレバノンの首都、ベイルートに姿を見せて以来、フランス、トルコ、レバノンの官僚たちはみな、この事件についての見解を表明している。ところが、日本の政治家たちは沈黙している。この国際的な話題のいちばんの当事国であるにもかかわらずだ。出入国管理手続きの任を負う法務相ですら、この問題の事実についてコメントしていない。

民間警備業界では知られた人物が助けた?

報道によると、昨年12月29日に、TCTSRと呼ばれるプライベートジェット機のボンバルディア グローバル・エクスプレスが、トルコの会社であるジェット航空ASによる運航で、関西国際空港のプライベートジェット機専用施設「玉響(たまゆら)」から、楽器ケースに入ったゴーン氏を乗せてイスタンブールへと飛んだ。

米ウォールストリート・ジャーナル紙によれば、機内には乗客2人しかいなかった。そのうち1人は、「民間警備業界という小さな狭い世界では知られた男」と同じ、マイケル・テイラーという名であったという。ジョージ・ザイクと名乗るもう1人は、テイラー氏とのつながりを持つ警備会社の従業員と同名だった。

この2人がおそらくゴーン氏を運んだのだろう。この一行は数個の非常に大きな荷物を携行しており、そのなかにはゴーン氏を入れていた楽器ケースも含まれていたという。

航空機をリアルタイムで追跡するFlightradar24で入手できるデータによると、TCTSR機は関空を飛び立つ前日、28日にマダガスカルのアンタナナリボを出発、ドバイに立ち寄り、関空に到着した。

アンタナナリボはこの一連の出来事で重要な役割を果たしたかもしれない。その理由はマダガスカルの立地にある。アンタナナリボにあるイヴァト空港は多くの航空機が利用する重要な航空ルートから離れた場所にあり、保安管理が緩いことでも知られているのだ。アフリカに近いことから、この地域で紛争があった場合など、警備会社が要人の脱出を図る際にも利用されている。

つまり、ゴーン氏を「解放」するミッションを受けた警備会社にとって、アンタナナリボは絶好のスタート地点であった。ドバイに立ち寄ったのは、おそらく航空機に給油するためだろう。関空の玉響ゲートを通って前述の2人が29日、日本に入国したのだとしたら、彼らは入国後すぐにゴーン氏と落ち合い、彼を楽器ケースの中に入れ、税関を通って日本を出国したということになる。

プライベートジェットの荷物検査はゆるい

なぜこんなやり方をしたのだろうか。

それは脱走するのにあたってゴーン氏が越えなくてはならない国境はただ1つ、日本の国境だけだったからだ。偽造パスポートを使い、マスクを着用し、普通の飛行機かプライベートジェットを利用することもありえた。しかし、ゴーン氏は通常の旅客機ではほかの乗客など周囲に、プライベートジェットの場合は入管職員に見つかるリスクを負うことになる。

ゴーン氏が“荷物”として飛行機に乗り込むことにもそれなりのリスクはあった。1つは、入管職員に見つかることだ。しかし頻繁にプライベートジェットを利用していたゴーン氏は、世界的な傾向としてプライベートジェットゲートでの荷物検査は、実は非常に手薄であることを知っていたのだろう。

「空港の荷物検査は武器や爆発装置を検知するために実施されている。プライベートジェットの場合、顧客が自らを噴き飛ばしたいはずはないから、彼らの荷物はほとんど検査されない。まったく確認しない場合もある」と、空港運営に関わる企業のある役員は打ち明ける。そこで、ゴーンは荷物となってプライベートジェットに乗り込むリスクを選択したわけだ。

出入国審査官が楽器ケースのように見えたものを適切に検査せず、あるいはいっさい確認せずに機内に載せてしまった可能性が非常に高いのはそのためである。ゴーン氏の身長は約170㎝なので、全長2m程度の箱が必要だ。そのような巨大な箱は通常のX線検査装置には通せないため、口頭でのやり取りだけで通過できた可能性がある。

今夏のオリンピック開催に先駆けて、日本の入国管理局は空港セキュリティ対策の詳細をメディアに披露し、日本の国境管理がスムーズかつ安全であることを示してきた。これは、日本にとっても、他国にとっても非常に重要なポイントである。だからこそ、出入国在留管理庁は昨年12月28日と29日に関空の玉響で何が起こったのか――誰が飛行機に乗っていたのか、手荷物の適正な検査は行われたのかなど――すべてを詳細に説明する必要がある。

そうしたことを説明しない一方、意味のない断片的な情報は一部メディアに提供している。例えば、NHKは、TCTSR機に載せられた荷物は「高さ1メートル以上」であり、「荷物の検査は必要なさそうだった」と報道した。

が、われわれが実際に知りたいのは、荷物の大きさはどれくらいだったのか、検査は行われたのか、検査されたという文書あるいは映像証拠はあるのか、ということで、こんな断片的な情報ではない。

こうした疑問に対する答えも出始めている。が、それは日本の入国管理局や政府から出てきたものではない。飛行ルートを明らかにしたのはFlightradar24だし、ウォールストリート・ジャーナルはトルコ航空当局のおかげでゴーン氏が入っていた楽器ケースの写真を見ることができた。ゴーン氏逃亡に関する情報は日本人よりトルコ人のほうが知っているのではないかと思ってしまうほどだ。

逃亡前日「変わった様子なかった」

ゴーン氏の複数の知人によると、同氏は保釈中、厳しい規則をしっかりと守っていた。会った人の名前を1人1人忠実に書き留めて報告していたし、決められた電話しか使用するのを許可されていなかったため、別の電話の画面を見ることすら拒否していた。保釈の規則に違反したとして非難されることを避けるためだった。

ゴーン氏は逃亡計画を親しい友人にさえ隠していた。「彼が日本を去る前日に会ったが、普段と変わった様子はなかった」と友人の1人は話す。

日本の伝説的な犯罪者の1人は、3億円事件の犯人だ。1968年、彼は警察官に変装し、現金輸送車を盗んだ。日産はカルロス・ゴーンが3億ドル(日本円で約300億円)を違法に使用したとし、民事裁判でカルロス・ゴーンを訴え、可能な限り使われた金を回収するつもりだ。ゴーン氏の驚くべき逃亡は、「300億円事件」と呼ぶことができる。

一連の逃亡劇がどうしておきたのか、そして、政府はこれについてどう考えているのか。関係者が一様に口をつぐんでいるさまは異常である。世界は日本からの説明を求めている。
参照元:ゴーン逃亡に沈黙し続ける日本政府の「無責任」
各国の政府関係者はコメントしているのに
レジス・アルノー : 『フランス・ジャポン・エコー』編集長、仏フィガロ東京特派員

2020/01/05 5:35 東洋経済オンライン









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2020年のヒンドゥーニューイヤーチャート

明けましておめでとうございます。

今年も昨年同様、セミナーなどイベントに力を入れて行きたいと思います。

宜しくお願い致します。


◆ ◆ ◆


2020年のヒンドゥーニューイヤーチャートを見ると、5室に3、8室支配の火星と5、6室支配の土星がコンジャンクトし、両者は高揚、定座と強く、6-8の絡みなども生じており、非常に5室が強いと同時に激しく傷ついている。




非常に5室が特徴的なチャートである。


5室には様々な象意があるが、M.S.Mehta氏の『Time Tested Techniques of Mundane Astrology with over 100 illustrations』を見ると、5室の象意として次のようなものが挙げられている。



子供、出生率、芸術の教育施設、国民の喜び、楽しみ、芸術劇場、映画館、コミュニティーパーク、俳優と女優、国家の芸術活動、スポーツ、公園、投機、株式取引所、道徳、不道徳、スキャンダル、不道徳に関する犯罪、上流社会と機能、議会の上院、支配者の下院、教育の学校と場所、外国からの大使と外交官、統治者(10室からの8室)に対する脅威


国家の芸術活動やスポーツを表わすということになれば、2020年開催予定の東京オリンピックが該当すると思われるが、5室が激しく傷ついている所を見ると、オリンピックで問題が生じることが考えられる。

6-8の絡みとは犯罪とか訴訟などを表わすかもしれない。


一つ考えられることとしては、オリンピックで不正が行われるのではないかとも考えられる。



またもう一つ5室には投機や株式取引所といった象意もあるようである。


私は既に双子座は、ウォール街の金融資本家を表わす星座であることから、双子座から8室にダブルトランジットが生じる今年は、株式市場の大暴落などが起こると予想している。


実際、ヒンドゥーニューイヤーチャートの5室にも土星と火星の絡み、6-8の絡みが見られるため、相場は大変に荒れるものと思われる。


その時に貧乏人が成り上がり、金持ちが没落するなどの大きな富の変動が起こるかもしれない。


それが5室で強い土星と火星の象意ではないかと思うのである。



また5室は10室から見た8室であるため、統治者に対する脅威という象意もあるようである。


10室を統治者のラグナとして見ると、8室で8室支配の土星と6室支配の火星がコンジャンクトして、6-8の絡みを生じている。


8室は行き詰まり、破局を表わしており、統治者が破産するとか、行き詰ることを意味している。



これはウォール街の金融資本家が行き詰ることと関連していると考えられる。



5室は上流社会とその機能を表わすということだが、私は今まで規制によって守られてきた芸能界もそれに含まれると考えている。


特に昨年は吉本興業で、芸人の闇営業問題や独立騒動、吉本興業の芸人との契約には紙面による契約が無いということが問題となった。


また桜を見る会などに多くの芸能人が呼ばれているが、芸能界というのは、これまで規制に守られて、芸能人たちは企業の広告宣伝費から垂れ流される巨大な利権のおこぼれを預かる存在として、経済的に大いに潤ってきた。


5室に6-8の絡みや土星と火星の絡みが見られるため、芸能界を含めた上流階級とその機能が大きく変動すると考えることができる。


2020年は、5G元年になるということだが、5Gが始まれば、インターネットで動画を提供することがより容易になり、テレビ局との質的な違いが全くなるなると考えられる。


つまり、規制によって今まで守られてきた芸能界に優位性はなくなると考えられる。


5G革命は、否応なしに階級の壁を破壊してゆくはずである。


5室の土星と火星、そして、この5室に土星と木星のダブルトランジットが生じるタイミングが重要である。


それは2020年1月24日以降であるが、既に2ヶ月を切っており、今、まさにその状況に差し掛かっている。



投資家たちは、既に大暴落に備えており、暴落後の底値で、株式を買うことを狙って待ち構えている。
















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別府 - 日本一湯の出る蠍座の街 -



帰宅前の最後に旅の疲れを癒すため、最後の目的地、別府に向かった。


密かに楽しみにしていた最後の目的地である。


以前、大分県の日田市に日田天領水という癒しの水が出る場所があった為、そこを訪れた時があったが、隣接地である別府の公園で、寝袋で野宿したのを覚えている。


あまり時間がなかったため、その時は、温泉なども対して味わうことが出来なかった。


今回は3日間ある為、かなり様々な温泉を堪能できそうである。


(因みに私は水の星座が強いせいか、温泉に入れる場所では必ず温泉に入るのが習慣である)



別府に到着するやいなや、私は別府のあらゆる日帰り温泉を堪能しようと、駅前の旅行案内所につめて、最も温泉通の人が行く、温泉を教えてほしいと頼み込んだ。



観光客ではなく、温泉通の人が、湯治(とうじ)で何日も滞在して訪れているような場所を訪れたかった為である。


その案内所で教えてもらった別府の日帰り温泉で、最も良さそうな場所を1日5~6カ所、3日間で計15~18か所ぐらい訪れて入る感じになった。


温泉ソムリエになれそうなぐらい様々な湯質や温泉の作りや設備などを味わったが、少し勤勉過ぎたかもしれない。


温泉で疲れを癒すというよりも取材するかのような感じで、次から次へと温泉に入った。


今回、限られた時間で様々な温泉を堪能する為に積極的にタクシーを活用して、時間を効率的に使ったが、タクシーの運転手は、慣れているだけあって、別府の温泉の魅力について非常に詳しかった。



別府は、日本で一番の湯量を誇る温泉地である。



そもそも温泉に入るという行為は、非常にユニークであり、日本が世界に誇る伝統文化である。



従って、別府は、世界一の温泉地といってもいいかもしれない。



2番目の湯量は、群馬県の草津温泉であり、3番目は、湯布院であるという。



因みに湯布院は、別府からバスで行くことができる別府の隣接地である。



草津温泉と湯布院の湯量を合わせても別府の湯量にはかなわないそうである。



湯量というのは、単位時間あたりに地中から湧き出す湯の量である。



このように豊かな湯量があるため、温泉はほとんど源泉掛け流しである。



つまり、地下300メートルぐらいから汲み上げて、川の中の管を通すなどして冷やして最適な温度に調節した湯にそのまま入れるということである。



他の地域でも温泉には入れるが、たいていは循環ろ過式と言って、温泉から出た湯をろ過して再度、温泉に戻していたり、その際に再度、沸かしたりしているのである。



従って、別府の源泉掛け流し温泉は、湯量が豊富な地域でのみ可能な贅沢な温泉である。



また別府は、別府だけで7種類の湯質を味わうことができるという点で、他の地域には例がないという。



湯質とは、温泉に含まれているミネラルなどの成分、効能の違い、色の違いなどのことである。



こうしたことを普通に街を走っているタクシーの運転手が温泉に向かう合間に詳しく教えてくれた。




別府の街を海岸に向かって歩く途中に北浜という、スナックやクラブなどが立ち並び、客引きたちが、店の前にずらりと並んで、歌舞伎町のような雰囲気のある田舎の歓楽街がある。


その様子を見た時、私はこの街に蠍座の象意を感じ取った。


三日目に泊まった宿の経営者の話では、最も別府が輝いた時代は昭和30年代で、国が赤線といった売春区域を認めていた時代に炭鉱労働者の親方が多くの部下たちを引き連れて訪れていたような時代であるという。


多くのお金が、この街で使われ温泉旅館などの経営者が経済的に潤ったのだという。


温泉だけが売り物というのでは、経済的には、なかなか厳しいと宿の経営者がぼやいていた。




つまり、私がこの旅の間に見た別府とは、本当の意味での別府らしい別府ではないのである。


水の星座(魚座)の時代の黄金期に栄えた別府とは、今現在の別府とは、おそらく全く別物だと思われる。





また別府というと、地獄巡りが有名だが、最初、私は地獄巡りとは、温泉に入れるのだとばかり思っていた。



然し、実際は観光するだけの場所である。



海地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、血の池地獄、龍巻地獄など、色々ある。



地獄と呼ぶ由来は、熱い湯が噴き出す土地には、当然、作物なども育たずに荒れ地と化してしまうため、その様子を地獄に喩えたようである。




因みに占星術の象意で考えると、水が地面から噴き出している土地は、明らかに水の象意なのである。



然し、その水が100°ぐらいの熱い湯であり、冷やさなければ火傷してしまう。



当然、作物も育たずに全く農地としては、使い物にならない。



然し、地面から湯が噴出しているのを面白いと思って見物に来る客が増えて、それで、観光サービスの地になったということである。




ここでの教訓は、短所というものは、視点を変えれば、むしろ、長所になるということである。



別府は、農地としては、全く栄えることが出来なかったが、温泉、サービスの街としては栄えることが出来たということである。



これは人においても同じで、農民の中に一人だけ背の高い女性が生まれたら、農作業には向かないかもしれないが、モデルの世界では大成功するかもしれない。





別府は明らかに水の象意の街ではあるが、出てくるのが、熱い湯であるというのは、魚座、蟹座、蠍座と水の星座がある中で、蠍座が支配星に火星を持っているからではないかと思われる。



魚座は支配星が木星で、蟹座は月であり、蠍座は火星であるが、支配星が唯一生来的凶星なのである。



だからか、”地獄”というイメージが生まれたのではないかと思われる。



因みに水は感情に喩えられるが、熱い湯は、熱い激しい感情を意味している。



おそらく、これは熱く激しく嫉妬深い蠍座の情を意味しているのではないかと思われる。



世間の皆様も経験があるかもしれないが、蠍座の女性から恨まれたら地獄だが、感謝されれば極楽浄土である。



ヒンドゥー教的に言えば、ドゥルガー女神とか、カーリー女神であり、怒り狂って、人の生首を持った怒れる女神達である。



この別府において、様々な小説のモデルとなるような男女の激しい感情的確執の物語が生まれたことだろう。





私は、別府にて、様々な日帰り温泉に入ったが、具体的に言うと、最初に湯布院の「塚原温泉」や「束の間」という温泉を勧められた。



塚原温泉は火山の火口付近にある温泉で、湯治場として有名で普通の観光客が行かない通の温泉として紹介してもらった。



酸性の湯が皮膚病などによく効くという。






塚原温泉




車でしか行けない為、タクシーで行ったが、行く価値は十分あると思われる。



その途中にある「束の間」という温泉もいい温泉である。







束の間



束の間は、湯の色がコバルトブルーである。






夢想園



そして、山の上にある眺めのいい夢想園という温泉もいいかもしれない。





そして、湯布院で、全く有名とは言えないが、下の湯という管理人のいない温泉が意外に良かった。





下ん湯




ここは管理人がいないので、200円を入り口付近の鉄のポールの所についている穴に入れて、勝手に入る温泉設備である。



中に入ると、地元の人なのか、1人先客が入っていた。



コインロッカーも何も付いていないので、盗難の危険はあるが、そんなことを考えていたら、どこにも入れない。



私は早速、入ってみたが、そのような場所は観光客が敬遠するためか、利用者も少なく、非常に贅沢な空間を楽しむことができる。





別府では、明礬温泉(みょうばんおんせん)が有名であり、また鉄輪温泉で、温泉の蒸気で食材を蒸す「地獄蒸し」がよいと勧められていたが、実際、地獄蒸しで、蒸した野菜なども食べてきた。



こうした地獄蒸しをするには、最初から鉄輪で、地獄蒸しの設備を備えていて、借りられる旅館に泊まった方が良いようである。




このようにして、私は1日5~6箇所の温泉を廻るハードなスケジュールをこなし、別府の温泉アトラクションを堪能し、すっかり俗物と化して帰りの途についた。






由布岳温泉





夢幻の里 春夏秋冬




鬼石の湯




鉄輪むし湯




堀田温泉




竹瓦温泉
























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小野家の墓、三池炭鉱跡を訪れる ― 日本近代化の歴史を想う -

五島で私が釣った魚は、後で調べるとどうやらオオモンハタという魚であったようである。


まだら模様の根魚で、水揚量は余り多くないが、美味なので高級魚とされているらしかった。


そんなことで青物ではなかったが人生で初めての大物を釣り上げた私は、思い描いていた結果を得ることができ、至極満悦だった。


帰るまでの残りの日々は観光に当てることにし、まず、フェリーで長崎に渡ると、直ぐに列車で、福岡県大牟田市に向かった。








以前、鑑定に来てくれた方が世界遺産のある福岡県牟田市を観光案内するので来ませんかとの誘いを受けていたからである。



夕方、新大牟田駅の駅前のホテルにチェックインしたが、世界遺産以外は全く何もないような所で、駅前に開いている店は1件しかなかった。


街灯などもなく、夜は真っ暗である。


新幹線が止まる駅にしては、あまりにも寂しいので、不思議に思っていると、日本で2番目に使われていない新幹線の駅であるらしかった。


チェックインしたホテルの管理人の方が、そのように説明してくれた。


町おこしに参加している方で、街が発展する為に色々な努力をしているそうである。


街の公共施設、例えば、トイレなどをデザインし、実際の施工時にタイルなどを貼ることまでしたそうである。


駅前に三井三池炭鉱の経営を成功させ、三井財閥の総帥となった團琢磨の像があるが、その銅像も、うちの社長の寄付で建てたのだと自慢気に話してくれた。






そうしたことで、翌朝、出発時にそのホテルの管理人の方の勧めに従って、近くにある小野家の墓を見に行った。






小野家とは、ジョン・レノンと結婚したオノヨーコの家系である。



柳河藩の家老である小野春信が、1721年11月に採炭を開始したのが、三池炭鉱の始まりである。



その三池炭鉱が日本の近代化、経済発展に貢献して、今では、世界遺産になっている。



実際、その世界遺産を訪れてみると、運良く、その炭鉱の名物ガイドの方がいらっしゃったので、その方に炭鉱の歴史を説明してもらった。



大牟田市が、炭鉱訪問者に市の予算で、無料で付けてくれるガイドである。 



炭鉱労働者は、エレベーターのようなものに乗って地下160メートルまで下りて、通気口の穴がない40°ぐらいの熱さの中で、12時間、石炭を掘り続けなければならないのだという。



日本が富国強兵の為に国策として、刑務所の囚人にこうした炭鉱作業をさせていたらしく、8000人といった多くの労働者を集めたが、多くの方が過酷な労働で命を落としたそうである。



今現在、アメリカが刑務所の囚人を労働力として使って、企業が儲けていることが問題となっているが、西洋諸国に追いつこうとして懸命だった日本にもこのような時代があったということが分かる。


戦前の昭和初期の日本などは、今のアメリカのように市場原理主義的で、企業が貪欲に過酷な労働を強いて労働者が使い捨てにされる時代があったとリチャード・ヴェルナーが書いていたが、炭鉱跡とは、そうした状況を推測させる歴史の遺物である。




宮原炭鉱跡






※当時、炭鉱労働者が使用した暖炉



万田坑跡




三池港





この日のダシャーは、金星/土星/土星/金星/土星で、土星、木星、太陽、水星、ケートゥ、月、(冥王星)などが、9室射手座をトランジットしていた。



アンタルダシャー、プラティアンタルダシャー、スークシュマダシャーの土星が9室をトランジットしている。



小野家の墓、そして、小野家が始めた炭鉱を訪れる旅は、巡礼の旅(9室)であった。



私はオノヨーコのチャートを教材の中で解説しているので縁があると言えるかもしれない。



以前、鑑定に来てくれた方や、ホテルの管理人、偶然、運よく案内してもらえた名物ガイドのおかげで、この巡礼の旅を終えることができた。



三池炭鉱で、日本の近代化の歴史を振り返った私は、最後の目的地、別府に向かった。

















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『Light on Life』(日本語訳:人生を照らす光)が遂に出た!!

ananへの記事掲載などで出版、メディア運が高まっているからか、『最古の占星学』など、マハリシ・ジョーティッシュの翻訳をされて来た井岡治彦さんというジョーティッシュ界の重鎮から連絡を頂きました。


ジョーティッシュを学習している方なら誰でも知っている方です。


最近、私のブログを読んで関心を持って下さったようで、本の宣伝も兼ねて連絡を頂きました。


最近、「Light on Life」Hart deFouw (著), Robert E. Svoboda (著)の日本語訳「人生を照らす光」が完成し、880ページの電子書籍で発売されるそうです。






「Light on Life」自体が非常に良い本ですから、日本語訳は学習にかなり役立つと思います。


ジョーティッシュの基礎を押さえたい方は、是非、購入をお勧めします。


マハリシ・ジョーティッシュの『最古の占星学』というと、学習の初期の頃によく読んだものでした。




私のジョーティッシュ仲間達も持っています。


その翻訳をされていた井岡治彦さんから認知して頂き、直々に連絡を頂くとは、遂に私も評価(11室)を受けられる時が来たのかといった感じではあります。


この幸運に感謝しつつ、今後もジョーティッシュの実践、研究に努めていきたいと思っております。
















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クリスマスプレゼント

12月19日、自動車の方は無事、卒検をクリアしたが、また自動二輪の方が残っていた。12月24日、卒検日が決まったが、まだ全く上手く走ることが出来ない状況での試験である。

読者の方は自動車免許、自動二輪の免許取得ぐらいのことで大げさな・・・と思われるかもしれないが、私の主観においては、様々な課題をクリアしなければならないクライマックスであった。

まだ20代、30代の時はもう少し簡単に免許を取得出来たと記憶しているが、年齢を重ねたためか、自動二輪に至ってはバイクに跨る際に足がふらつくなど、明らかに体力が低下しているのが分かった。

私の場合は遠方から来ているので、そう簡単に何度も来ることが出来ない。来年から10室に土星と木星が入室するので仕事が忙しくなりそうなので、年内に合格しないと来年、来れなくなり、中途半端なままで終わってしまう。

途中での断念につながりかねない。また若い人には合格保証というものがあり、合格するまでは追加料金がかからないが、私の場合は、合格が保証される年齢を超えているので、合格しないと教習費が実費でかかってしまう。年齢がある程度、いってしまうと規定の期間に合格出来ない人は、どれくらいの期間を与えれば合格出来るか予想が出来ないということもあるのだと思われる。

つまり、そうした人は合格する能力がもはやないと判断されるのだ。(一定の期間に合格できないなら諦めて下さいということなのだ。遠まわしにそう言っている感じである)そんなことで私もズルズルと合格出来ないまま年末となり、来年また来るかを判断しなければならない可能性があった。

それと、もう一つは卒検前の「みきわめ」という段階において、雨が降っており、私は40kmの速度から急ブレーキをかける急制動という演習中、スリップして転倒してしまった。

幸い怪我はなかったが、本番でも同じことが起こるのではないか、また大怪我をするのではないかという疑念が頭をもたげて来た。折しも射手座をトランジットの惑星群が高い所から転落の象意かあるため、尚更、自分がそうなるのではないかと動揺した。(例えば落馬などもそうである)また更に卒検当日は、月が私のラグナから8室を通過するのである。

以前、バイクの免許取得時にトランジットの太陽が蠍座8室を通過していた時に私は坂道でエンストして、不合格にもなっている。

従って、今度は月のトランジットだが、また同じことが起こるのではないかという疑念に苛まれた。

正に試験の直前までそうした疑念とプレッシャーで心が一杯になっていた。


そうした自分の心の動揺との戦いだったのである。


ダシャーは悪くなかったため、トランジットだけでは決まらないと思っていたが、経験上、例え軽微ではあっても何らかのアクシデントが起こるはずであった。(実際、当日はエンストやエンジンが始動しないなどのトラブルがあった)


だから単に免許を取得するといった単純な事柄ではなく、私の主観では、あたかも落ちぶれたボクサーが自分の身体の不調(衰え)や恐怖心、自分への疑念と戦いながらカミングバック(復活)を果たすという物語のようであった。よくありがちなストーリーだが、例えるならそんな感じである。


その試練に私は打ち勝つことが出来た。


当日はゼッケン1番の番号を身につけて、試験番号1番で臨んだが、これも牡羊座らしい、いつものパターンである。


恐怖心を乗り越えて、自己の疑念を克服し、勝利を掴みとれというのが、この時の試練(レッスン)だったのである。


そのプレッシャーを跳ね除けて無事合格出来た時、なんとも言えない喜びが湧き上がった。


疑念、妄想との戦い、心のコントロール、恐怖心との戦い。



厳しくも有難い教官達のサポートを受けて、私は自分の失われた人生を取り戻すことが出来た。


この5年間、私を苦しめた屈辱、免許のない生活から自分を解き放ったのだ。



◆   ◆   ◆



卒業後、時間が出来たので、私はもう一度、渡しで、磯に行く時間が出来た。



ここ2回、休日時に私は渡し船に依頼して嵯峨ノ島と呼ばれる西端の島に行ったり、定期船で、黄島という島に渡って釣りをした。



たいした成果もなく、五島に行ったら魚がうようよ泳いでいて誰でも釣れると思い込んでいたため、期待外れでもあった。



それで、今回、一発で合格出来たため、あと島に2泊して、もう一度、渡し船で磯に行って、トライしてみようと思ったのである。



偶然、合宿中に一度だけ乗ったタクシーの運転手の方が民宿を経営していて、その近くの波止場から渡し船で磯に行くと、釣れる場所に連れて行ってくれるという話を聞いていたため、早速、私は連絡を取って、島の北端の民宿に連れて行ってもらうことにした。



翌朝7時頃、波止場から渡し船が出るので、それに乗せてもらう約束をしてその日は早く寝た。



翌日15分前に波止場に来るように言われていたため、行ってみると船は既に出港してしまっていた。



それらしき船が出て行くのを見たが、約束の時間になる前にフライングスタートで出港したような感じであった。



私は呆然として波止場にたたずみ、最初から乗せるつもりがなかったのではと思った。渡し船の船長は、方言が強く、私が直接、話しても全く会話が成立しない感じだったため、民宿の主人が電話してくれて予約が成立したのだが、船長は予約の段階で待ち合わせ時間をはっきり言わず適当な感じであった。それで7時の少し前に来てということで、15分前に波止場にいることを約束した。



私と直接のコミュニケーションが成立していないので、一抹の不安があったが案の定、私を待たずに出港してしまっていた。



私はもう少し早く来るべきだったと後悔すると同時に船長に裏切られた気持ちで落胆した。



暫く波止場で釣りをしていたが、もうここにいても意味がないので、今日の午後早めに帰ろうと思い、失意で波止場から立ち去ろうとしたその時、出港した船が戻って来て、私に「乗りねえ」といった。


1時間は経過していただろうか。



私は戻ってきた船長に驚きつつも波止場から船に飛び乗った。










そして、渡し船の船長は、沖のこれ以上外側には陸地が一切ない所まで私を連れて行き、小さな岩場のような所に私を降ろした。









かろうじて分かったところでは、12時に迎えに来ると言って立ち去った。


12時頃から雨が降り始めるので、12時がこの日のタイムリミットであった。



翌日は雨で、海がシケるので、船長は明日は船を出せないということだった。(だからこれがラストチャンスである)



そんなことで、私は諦めかけていたが、運良く磯に行くことが出来た。



後で聞くと、私からの電話があったので民宿の主人が、とにかく(私は)今日しかチャンスがないから迎えに行けと口添えしてくれたらしいと分かった。



こうして私は磯で最後のトライをすることになった。



目的は、土星が射手座にトランジットしてから私の心を掴んで離さなかった巨大な青物を釣り上げることである。



青物を釣り上げて一人で食べ切れない刺身を食べるという、リバータリアン的な夢の実現である。



暫くルアーを投げて釣っていると最初は根掛かりしたのかと疑う程の重いものが引っかかったのが分かった。



しかし、リールを巻くと少しずつでも巻き取れるため、根掛かりではなく、これは重たい何かだと分かった。



その後、その重たい何かがぶるんぶるんと竿先を揺さぶる程、激しく暴れ出したので、これは巨大な魚だと分かった。



私は無我夢中でリールを巻くと、それは物凄い重みであるため、今まで出会ったことのないような巨大な魚なのだと気づいた。



私は興奮したが、その魚体が見えた時に私の興奮はMaxに到達した。



それは釣り動画をアップしているユーチューバーたちが披露する自慢の魚たちと比較しても全くひけを取らないような大物であった。



そして、それを実際に自分が釣り上げたのである。






願望成就した瞬間であった。



この時、ダシャーは、金星/土星/土星/金星/土星であった。



アンタルダシャー、プラティアンタルダシャー、プラーナダシャーの土星は11室の支配星で、ラグナロードの火星と相互アスペクトして、1-11のダナヨーガを形成している。



釣りに関しても諦めずに最後まで粘り強くトライした結果、理想の夢の実現を手に入れた。








射手座を土星がトランジットした時から始まったこの尽きせぬ想い、それは山羊座に土星が移動したタイミングで消えてしまうだろう。



何故なら山羊座10室にはまた別のテーマがあるからである。



だからこそ、最後のチャンスだったのだ。



私はこの魚を釣り上げたことで満足し、妄想のようになっていた願望が満たされたのを感じている。



今後も釣りをするかもしれないが、時々でいいかもしれない。



このように12月24日、25日は、私の射手座の経験がクライマックスに達したタイミングであった。



まさにクリスマスプレゼントである。



魚座はキリスト教を象徴する星座だが、この魚座から10室射手座にダブルトランジットしたタイミングで、キリストは最大限の力を発揮したのだ。



何故、ローマ法皇が最近、来日して長崎を訪れたのか考えると、そういう意味なのである。



長崎、また五島は地域全体にキリスト教の教会が建っており、キリスト所縁の地なのである。



今回、最後に宿泊した波止場近くの民宿の隣にも教会が立っていた。










私の場合は、射手座9室にトランジットしているため、学校への入学であった。それは単なる車の運転の教習ではなかった。自分の恐怖心や疑念を克服し、自己への信頼にかけるということ、そして祈りである。



私は検定前に何度も祈った。



全てやれることをやった後は最後の頼みは祈りしかないのだ。



そしてこの旅は、キリストの所縁の地を訪ね歩くという巡礼の旅でもあったのだ。



(不思議なことに単に釣りをしているというだけでなく、巡礼の旅がセットになっているのである)



現地の人々とは沢山のコミュニケーションをして、それは決していいものばかりではなかったが、現地の人々の人情に触れる機会は多かった。



既に福岡について金星が高揚する街だと評価したが、長崎(五島)もまた魚座で象徴される街である。



人間の感情の機微を描いたノーベル文学賞のカズオ・イシグロも長崎で幼少期を過ごしたと言われるが、路面電車の走るこの街は、魚座のスピリットで満ちている。





最後に・・・




一つ今回の旅で知ったことは、五島は釣りの聖地と言われているが、そうした五島でもここ最近、魚(青物)やイカが全然、獲れないという。渡し船の人や堤防や波止場で釣っている人、土産屋の売り子の人たちと話をしても皆が、最近は温暖化の影響なのか全く魚がいないのだという。水温が上がっているため、本来、冷たい海流の中を回遊していた魚が皆、北の方に上がってしまったのではないかということだった。その一方で、本来、沖縄などの暖かい地域でよく見られる魚が、見られるようになって来ているという。



自然に恵まれて移住先としても人気の高い五島ですら、このような環境破壊に直面して生態系は変化して来ているというのだ。



単に自然のある場所に移動すればよいだけでなく自然環境を守らなければ、移住先さえなくなるということなのである。



私は青物を釣ろうとしてこの釣りの聖地に来たこともあって、それは身近で切実な話として感じ入った。





















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雑誌anan(アンアン)の取材を受けました

11月の初頭にマガジンハウス社の雑誌anan(アンアン)からの取材依頼があり、ライターさん同行で、編集部の方とホテルのカフェで会いました。

来年の日本の経済状況とか、ブレイクしそうな芸能人といった内容で、私が最近、ブログにも書いている日本のマンデン図から読み取れる日本の国土の自然災害や米国大統領選の行方などの話題について、120分間、話して来ました。

非常に面白い話が聞けたということで喜んで頂けました。

取材の内容は、anan(アンアン) 2019/12/25号 No.2181 [2020年前半 あなたの恋と運命]の恒例の占い特集で掲載されるということですので、宜しければ、ご購読下さい。




このようなジャーナリズムから正式に取材依頼を受けたのは初めてで、ライターの方同行で、私の予測を記事にして頂けるといったことは、画期的な展開です。

これまでは出版させてあげるけど、お金を出してください的な自分の本を世に出したい人の弱みに付け込んだ出版ビジネス的な話が多かったのですが、今回は、本物の取材でした。

これをきっかけにもっと様々なジャーナリズムから取材を受けられればうれしいです。





このことはチャートから明らかなことで、現在、私は金星/土星期におり、土星はダシャムシャ(D10)で出版、メディアの3室を支配して10室に在住しており、その土星のアンタルダシャーが発現したようです。


金星/土星期は、王が乞食になるか、あるいは、乞食が王になるか、そのどちらかだといった記述が、ウッタラカーラムリタの中にあり、そのどちらになるかを非常に注目してみていました。


もしや私はこれから乞食になるのではないかと、一瞬、不安になった時期もありましたが、そうではないようです。


以前、金星/金星/土星期があった時に活動におけるブレイクがあったので、金星/土星期はそれがもっと大きな形で出てくると期待していたのであり、決して、乞食になるとは予想はしていなかったものの、然し、それでも金星/土星期になる直前には若干の不安や緊張は感じていました。



土星はラグナから見ても金星から見ても3、4室支配で10室に在住しており、ラグナロードの火星とコンジャンクトして、1-4のラージャヨーガを形成しています。


従って、出版もそうですが、不動産などにおける何らかの展開があるのではと考えています。



今回、取材の話は、現在、私が主催しているマスターコースなどを受講中の方が(私の知らない所で)推薦してくれた結果、実現したものでした。


どこからこうした話が出てくるか全く予想できません。


(ジョーティッシュで予想することはできるかもしれませんが、一般的な意味において予想できません)


またこうしたことは、意図的に出来るものでもありません。


現に私自身、以前、出版社にアプローチしてみたこともありましたが、その時は全く効果がありませんでした。


こうしたことは、予定がされているのであれば、しかるべき時がやってきた時にダシャーやトランジットによって運命として発芽するものです。



それまでは何も考えずに法則の探求を続けるだけです。




3室(出版、メディア)


11月5日から木星が射手座に入室したことで、3室と3室の支配星に土星と木星がダブルトランジットしており、それでメディアに関して形になったことが分かります。


またラーフ/ケートゥ軸は双子座/射手座軸をトランジットし、3室にラーフがトランジットしていることが今回の取材をもたらしたことが分かります。


また木星、土星、ラーフ/ケートゥ軸ばかりでなく、金星も射手座をトランジットして3室にアスペクトしており、雑誌の発売日である12月18日には、太陽も射手座に入室して3室にアスペクトするため、やはり、このタイミグというのは予定されていたことが分かります。



ananという雑誌は、マガジンハウス社が毎週水曜日に発売しているライフスタイル情報誌で、読者層は、20代~30代の女性であるということで、様々な女性がファッションやライフスタイルの好奇心のネタ帳として使うということで、3室に対する世俗の惑星・ラーフの影響を感じます。



現在、金星/土星期で、アンタルダシャーの土星は評価の11室を支配して3室(出版)に在住しており、3室の支配星とコンジャンクトしています。


またジャイミニスキームで見た場合、現在、天秤座/牡羊座で、牡羊座から見た3室(出版)にAmKが位置していることも大きく、AKやDKとのジャイミニラージャヨーガを牡羊座から見て3室で形成していることが、今回の出版の理由であることが分かります。


また双子座3室はアルダラグナ(水瓶座)から見た5室であり、11室から5室に対して惑星のアスペクトが集中していることもこのことを表していると思えます。



このように出版、メディアの3室が活性化している訳ですが、最近、HPにリンクを貼ってくれた方や、9万人フォロワーがいるという方がtwitterでツイートしてくれるといった展開も出てきており、メディア、出版の3室の象意が拡大していることが分かります。


有名人や自分自身に起こった出来事を上記のようにパラシャラやジャイミニのスキームで検証し続けて、それをブログに書いてきましたが、この行為の結果が形に表れたと言ってもいいかもしれません。
















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11室が傷ついているとどうなるか

今日は夕方時間が出来たので、日が沈む前の海岸に出かけた。




海岸は遠浅で荒々しい波もなく、海岸は静寂で満たされている。


都会にいると様々な音が飛び交っていて、騒々しさから一時も逃れることはできないが、ここ五島は、さざ波の音以外には、全く雑音は聞こえない。




そのような静寂の中に身を置いていると、心が静まってくる。


このような静かな環境というものは非常に貴重である。


一人一人に与えられているスペースが贅沢なのだ。


海に行けば辺りには全く人はおらず、いつも貸切状態である。


2日ほど前に隣の富江という町に徒歩で出かけて行ったが、行く途中で立ち寄った海岸の砂浜も全く人の足跡がなかった。








その全く人の足跡がない貸切状態の砂浜を歩くというのは何とも気分のよいものだ。



五島が移住場所として人気が高いのには納得できる。


何が人気なのかと言えば、おそらく自然環境と贅沢なスペースではないかと思った。



何の因果で、この五島にやって来たか。



それは主に失った自動車免許、自動二輪免許を取り戻す為であるが、既に述べたようにジャイミニのチャラダシャーで考えた時、私が今このタイミングで、日本の西端の島にやってきたというのは偶然ではないのだ。



そして、既に取得した資格を取り戻すためにもう一度、同じことを学習するのである。



以前、ジョーティッシュをまだ知らない時、全く別の占いで、「あなたは同じことを二度、繰り返さなければならない」と言われたことがある。



それはどういう意味かといえば、おそらく今していることがまさにそうなのだろうと思われる。



このことを考えてみると、例えば似たようなものとして、心理学の資格をもう一度、取り直していることもそうである。



一度、学習したことを再び、学習し直しているのである。




何故、こうしたことが起こるのかと言えば、おそらく私の11室の支配星が努力の3室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸や3、6室支配の水星、8室支配の火星などによって、傷つけられているからではないかと思われる。



11室が傷ついている場合、一度、得た資格(11室)を剥奪されたり、失うなどして、もう一度、その資格を取り直さなければならないのである。



これは例えば、会社で役職を得ていた人が、その役職を失って降格になる場合なども同じことである。



その役職にカミングバックするためにはもう一度、上司や周囲の人からの信頼、評価を得なければならない。



例えば、弁護士が資格を剥奪されるといったこともそうである。



資格とは永久に有効ではなく、剥奪されたり、失効される場合がある。



そうしたことを経験する人は、おそらく11室が傷ついている人なのである。



資格とは、識者や上官、先達からの評価であり、お墨付きのことを指している。



他者からの評価というものは、一定不変ではなく、変わりゆくものであり、それだからこそ、それは更新し続けなければならないものでもある。



11室が強ければ他者からの高い評価を得て成功するし、弱ければ他者からの評価が得られない。



11室が弱い場合、成功の甘い汁を吸えない人生となるのである。




当然、資格というものにも恵まれないことになる。



但し、人からの評価を受けているかどうかということと、その人が有能で仕事をしているかどうかは全く別のことである。



有能で仕事をしているにも関わらず、世間からは全く何の評価もされていない無名の人もいる。



大抵は有能であれば、いずれ誰かが発見して、その人への高い評価がつくのであるが、時々、評価とは関係ない所で生きている人もいるのである。





そうすると、評価を受けられないこと、無名であることは、ある面では、価値あることである。



何故かと言えば、評価が受けられないので、一生懸命、才能を駆使して仕事をするからである。



評価を受けてしまうと慢心して仕事をしなくなってしまう。






私が以前から言われてきたこととして、「あなたは死んでからでないと有名にならない」という言葉がある。



この言葉を複数の占い師、あるいは、その筋の人から言われた。




11室が弱いので慢心せずに死ぬまで、努力し、仕事をし続ける人生なのである。



ある意味で、成功の甘い汁に酔いしれて怠惰にならぬようにそのような人生を仕組んでくれたとも考えられなくはない。




これは最高の褒め言葉であり、霊的恩寵なのである。




大金(あぶく銭)を掴んだり、有利な資格で苦労せずに人生を渡ってゆけば、それは慢心を産み、怠惰を生み出してしまう。




だから私の場合、同じことを二度繰り返す人生でもいいのであると、自分に言い聞かせた。
















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射手座と身体性 ― 渡し船で磯に行った経験から ―

12月16日、学校が休みの為、渡し船で磯に釣りに行くことにした。


これまでの数日間は教習の学科、技能と、全く簡単ではなく、久しぶりにマニュアル車に載った為、クラッチ操作などに慣れず、余裕がなくて釣りに行く所ではなかった。


偶々であるが、無事故、無違反で表彰されているような学校で、厳しいことで有名な学校であった。


部屋に閉じこもって学習しなければならず、空いた時間に少し周辺の海を散策したり、浅瀬でちょっとした軽い釣りをするぐらいで、遊んでいられる状況ではなかった。


然し、教習も後半に入り、まもなく卒業できるかといった段階に到達したので、休日、渡し船で磯に行き、釣りをするぐらいの心の余裕が生まれた。


民宿を兼業している渡し船屋に連絡をすると、朝6時に出航するので、5時頃、車で迎えに来てくれるということになった。



福江島の港から最も遠い最西端の港町である。


小さな商店のようなものがぽつぽつあって、近くに温泉などもあるようである。


宿に着くと、私の他に既に台湾から来たという3人組の常連客もいた。


毎年、年に何度か訪れていて、10日ほど滞在するという。






まだ暗い中、船に乗り込んだ。





磯にはそれぞれの釣り人を各々ポイントに卸していって、船はいったん港に引き上げる。


そして、夕方また迎えに来るというシステムである。




私をポイントに降ろした後、船は次のポイントに向かっていった。


日が昇ったばかりの朝方の磯は非常に気持ちがよかった。






早速、私はルアーを海へ向けて投げ始めた。


今回の釣りは、主にルアー釣りで、ルアーを何度も岸から投げて、アクションを付けながら引いていくといった忙しいもので、スポーツに近いものである。


私がイメージしていたのは、ブリやカンパチ、ヒラマサなどの青物と呼ばれる巨大な回遊魚たちが、うじゃうじゃと泳いでいる磯で、巨大な魚が何匹も入れ食い状態で、釣り上げるといった映像である。


それが幻想に過ぎないことは、初めてから数時間で分かった。


投げては引くの繰り返して、いっこうに成果は上がらなかった。


すると、11時ぐらいからか私がいたポイントに地元の人がやって来て、隣で釣り始めた。


慣れているのか、撒き餌を撒きながら磯竿で何匹もメジナ(グレ)を釣りあげている。


私は全く釣れなかったが、磯に上陸してまもない朝方、まだ一人で磯にいた時に小魚の大群が岸辺りを回遊してきた後を数匹のブリ(後で聞いたら、そうだという)が、捕食の為に追いかけて岸すれすれを悠然と泳いでいるのを目撃した。


とっさにルアーをそのブリの回遊する真ん中あたりを通過させてみた所、おそらくブリがルアーに食いついたのか、竿先が強烈に海に引き込まれた。


私は興奮してリールを巻いたが、リーダー(ハリス)が細すぎたらしく、糸はぷっつりと切れてしまった。


興奮冷めやらぬ中、魚は逃してしまったが、私はその一部始終に大満足した。


大型の青物の回遊する魚影が目視で岸から確認できて、私のルアーに食いついただけでも満足だった。


もしこれが魚との格闘となり、実際に魚を釣り上げるとなれば、その興奮はマックスに達するはずである。


釣り人がやみつきになり、やめられなくなるのは、このクライマックスを味わう為である。


一度、体験したら、もう一度、体験したくなることは間違いない。




その後、何度もルアーを投げたが、もうその体験は終わりまで得られなかった。


チャンスは一度切りだったのだ。



午後1時前後に現地の人が「おじさん」と呼んでいる魚が一匹釣れた。


ルアーで釣れた記念すべき初の魚である。









これが私の素人の釣り体験である。



射手座に土星が入室してから私の頭をとらえて離さなかった釣りへの憧憬(巨大な青物たちとの格闘)は、今回、成功とは言えるものではなかったが、とにかく経験として、しっかりと現象化はした訳である。




そこで話の伏線として、面白いことがあったが、この経験から私は射手座と身体性について考えるきっかけとなった。




それは私が釣っていたポイントにもう一人別の釣り人が、午後2時ぐらいに現れたのである。





その人はしばらくは私の隣で磯竿で釣っていたが、暫くして私のルアーの投げ方がこうした方がいいとか、色々アドバイスして来たのである。




糸と糸の結び方はこうした方がいいとか、ルアーと糸の接点となる金具の選択とか、ルアーの選択方法とか、リールのスプール(巻き)が緩すぎるとか、色々なアドバイスをしてくれて、私の竿を取り上げて投げ方の指導や、糸の結び方の実演などが始まった。



まさに釣りの教習のような感じとなったのである。



私が揃えていた釣り道具がやたらといいものであったので、最初は熟練者だと思ったが、だんだん様子が違うことが分かったので、声を掛けたということであった。




釣り人:「五島に来るためにこれらの道具を揃えたのですか?」


私:「はい、道具だけは揃えましたが、全く素人です(苦笑)」



それで親切にも色々と教えてくれることとなった。



前の週に隣の岩場で、5kgのタイをルアーで釣り上げたという話であった。



私が渡し船でやっとのことで来たポイントは、”嵯峨の島”という島の岩場で、何故、地元の人が私のポイントに来れたかというと、福江島から定期船が出ていて高い渡し料を払わなくても実は安く来れるようなのである。


それで地元の人は、島にバイクなどを置いて、船着場から磯まで、大分、距離があるようだが、バイクを走らせて釣りに来るらしいのである。


私がいたポイントの後ろの岸壁から突然、人が現れたのでびっくりしたが、そういうことだったのだ。


後ろの岸壁はかなり急な斜面で、転落すると確実に死ぬのではないかと思える危険な崖となっている。


そこから割と足場がしっかりしている場所を軽いロッククライミングのように伝って、磯に下りて来れるようである。



磯で一人で夕方まで釣っているのが本来だったのだが、私の経験は、思わぬ隣人が訪れることでユニークなものとなった。








夕方、16時頃、船が迎えに来て、出発した港に戻った。


小さな港町があって、地元の人が行く温泉があったので、そこに寄ってから帰りの路についた。





非常にいい所で、隠遁した人は、こうした小さな港町で暮らすのもいいかもしれない。



海が近いので、毎日、磯に行って、釣りが出来る。(釣り好きな人にはたまらない場所だ)







この日、私は金星/土星/土星/金星/ラーフ期だった。



プラーナダシャーのラーフが、スークシュマダシャーから見て5室の射手座に在住しているが、そのプラーナダシャーのラーフに現在、木星、土星、太陽、ケートゥがトランジットしている。



金星/ラーフというパターンは、私が豪快に遊びをするタイミングであり、今までもいつもそうだった。




磯で出会った釣り人から色々釣りについて教えを受けた体験から色々考えていたが、木星が11月5日から射手座に入室してから、私の射手座9室に土星と木星がダブルトランジットしている。



9室は師匠(教師)のハウスである。



それで、私はこのタイミングで自動車学校に入り、安全運転の為の矜持を唱える宗教団体のような学校で運転について教わることになった。


そして、こうして磯に来ても地元の釣りの達人のような人から釣りの技術について教わったのである。



これらの体験は明らかに9室の体験である。




そして、射手座9室に在住する惑星は3室(スポーツ、踊り、パフォーマンス)にアスペクトしている為、身体の使い方や運動技能に関する訓練(3室)を受けたのである。


考えてみると、典型的な射手座の象意とは、パラグライダー、ロッククライミング、トライアスロン、スキューバダイビングなどのアウトドアスポーツであり、アスリートとして高い運動能力を持っている人も多い。


従って、射手座とは、身体を使うスポーツや技芸の教師であるというパターンが多いのではないかと思う。


例えば、射手座といえば、自己啓発セミナーだが、そうした自己啓発セミナーの内容は、体験型だったり、参加者が実際に体を使って身に着けるようなものが多いのである。


決して、頭だけで思弁的に考えているようなものではない。



そういう意味で、射手座と身体性というのは切っても切れない関係性がある。



だから私もそうした9室射手座にダブルトランジットが生じている間、運転技術や釣りの技術について学んだのである。



これは私の場合、3室がダシャーやトランジットで絡んでいるからということもあるが、決してそれだけではなく、射手座そのものに身体性があり、身体運動と関係があるのである。



私の場合、射手座9室にラーフが在住し、ラーフ/ケートゥ軸が双子座/射手座軸にある。



そして、射手座には3、6室支配の水星と10、11室支配の土星が双子座からアスペクトしている。



従って、私の射手座の体験というものは、決して楽なものではなく、しんどいものである。



この1ヶ月という生活は、特に対人関係面において、決して、楽なものではなかった。



それは、この双子座/射手座軸で、形成されるハウスの絡みそのものである。



更に言えば、射手座に土星がトランジットした2017年頃からの生活というものは決して楽なものではなかった。



例えば、ビットコインなどの資産運用についても屈辱的な経験をした。



それらはまさにチャートに描かれたそのものであり、寸分の狂いなくその通りである。



チャートに描かれていないことは全く体験しておらず、チャートに描かれたことをまさに正確に体験している。
















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バイデン元米副大統領について



2020年の大統領選で、民主党の最有力候補だというジョー・バイデンのナヴァムシャのラグナ、ダシャムシャのラグナが正しいのかどうかについて検討が必要となった。


バイデンの周辺で起こったいくつかの重大な出来事を確認してみると、やはり、ナヴァムシャのラグナは天秤座でよさそうである。




例えば、2015年5月31日にジョー・バイデンの長男が脳腫瘍で亡くなっているが、この時のダシャーが木星/金星/火星期である。


バイデン米副大統領の長男が死去、脳腫瘍で 46歳
2015.05.31 Sun posted at 13:52 JST CNN.co.jp

ワシントン(CNN) ジョー・バイデン米副大統領の長男でデラウェア州司法長官を務めたボー・バイデン氏が30日、脳腫瘍(しゅよう)で死去した。46歳だった。

米ホワイトハウスが同日夜に発表した。

ボー氏は2006年から2期8年にわたってデラウェア州の司法長官を務めた後、次期州知事選に出馬する意向を示していた。長官在任中の08年には米軍部隊とともにイラクにも赴いた。

10年に軽い脳卒中を起こしたものの、後遺症は残らなかった。しかし13年の休暇中にめまいなどを訴えて倒れ、脳腫瘍と診断された。手術で摘出したが今年春に再発し、メリーランド州の病院で治療を受けていた。30日の夕方、親族に見守られて息を引き取った。

ボー氏の母で副大統領の前妻、ネイリアさんは1972年に交通事故で死亡した。一緒に車に乗っていた子どもたちのうち、1歳の妹も亡くなったが、当時2歳だったボー氏は弟とともに助かった。

父ジョー氏はその直後に上院議員に就任したが、息子たちの子育てにも時間を惜しまなかったという。同氏は77年に現在の妻、ジルさんと再婚した。

ボー氏には妻との間に2人の子どもがいる。ジョー氏は30日、ボー氏をしのんで「仕事上の業績ばかりでなく、夫として父親としての自分、息子や兄としての自分を省みる姿勢を忘れなかった」「私の父はかつて、子育てが成功したことは子どもが自分を超えた時に分かると話していた。ボーはまさにその言葉通りの息子だった」と述べた。




サプタムシャ(D7)を見ると、マハダシャーの木星は子供の表示体で減衰し、アンタルダシャーの金星は12室に在住し、プラティアンタルダシャーの火星は8室に在住して、8室の支配星とコンジャンクトしている。


12室や8室などドゥシュタナハウスが強調されていることが分かる。






因みにナヴァムシャのラグナを蠍座に移動するとサプタムシャのラグナが獅子座ラグナに移動してしまう。


サプタムシャが獅子座ラグナだと、長男の死を上記のように説明することが出来ない。



ロースクール在学中の1966年に最初の妻ネイリア・ハンターと出会い、結婚している。



1966年であれば、太陽/月⇒火星⇒ラーフ期辺りだが、おそらく太陽/火星期辺りではないかと思われる。


太陽は11室で、ラグナロードの太陽とコンジャンクトして、火星は7室の支配星である。


然し、この最初の妻は、1972年12月18日に自動車事故で亡くなってしまう。


ダシャーは、月/火星/ケートゥ⇒金星である。


アンタルダシャーの火星は6室に在住し、ケートゥは3室に在住している。


この時、車に同乗していた娘のナオミ・バイデンも亡くなっている。


サプタムシャ(D7)を見ると、アンタルダシャーの火星は8室に在住し、プラティアンタルダシャーの金星は12室に在住している。






長男のボー・バイデンが亡くなった時は、木星/金星/火星期で、娘のナオミ・バイデンが亡くなった時は、月/火星/ケートゥ⇒金星期である。



どちらの場合でも8室に在住する火星、12室に在住する金星が役割を果たしている。




1977年にジル・バイデンと再婚しているが、月/土星⇒水星期辺りである。


月、土星、水星は、ケンドラやトリコーナの支配星で、ナヴァムシャで9室に在住して、ラージャヨーガを形成している。



ナヴァムシャのラグナを蠍座に移動するとサプタムシャのラグナが獅子座ラグナに移動してしまい、長男や娘が亡くなった理由を説明できない。




従って、ナヴァムシャのラグナは天秤座で正しいと思われる。







1966年に最初の妻と結婚した時、太陽/月⇒火星⇒ラーフ期辺りだが、ナヴァムシャのラグナが乙女座にすると、マハダシャーの太陽は12室支配で12室に在住しており、このタイミングでの結婚が説明出来ない。


また乙女座ラグナだと、3、8室支配の火星が7室に在住して、6室支配の土星からアスペクトされているが、このように7室が激しく傷つけられている場合、妻との相性に問題が生じると考えられるが、妻との関係自体は円満だったように思われる。


天秤座ラグナだと、7室支配の火星が6室に在住して土星からアスペクトされているため、妻を損失する配置である。



このように考えてくると、やはり、ナヴァムシャのラグナは天秤座で正しそうである。





そうすると、やはり、ジョー・バイデンのナヴァムシャの9室双子座は非常に強い配置となる。


これはフリーメーソンの中で非常に大きな役割を果たしそうな配置である。


実際、ジョー・バイデンの経歴、業績をwikipediaで調べると、彼の政策は良識のあるリベラルなもので、政治スタンスは、国際自由主義であるという。


バイデンは、オバマ大統領から、大統領自由勲章を授与されているが、フリーメーソンが創ったアメリカの大統領から高位の叙勲を受けている。



あたかもフリーメーソンの儀式のようにも感じられる。






因みにジョー・バイデンは、2016年8月15日に「日本国憲法はアメリカがつくった」「我々が(日本を)核武装させないための日本国憲法を書いた」と発言している。



一方で、最近、バイデンは「中国は競争相手ではない」と発言している。



(この中国に対する姿勢はオバマ政権の対中政策であり、トランプ政権によって認識が甘いとして批判を受けている)



第二次世界大戦で日本と戦ったフランクリン・ルーズベルトと同じく、バイデンは日本に厳しく、中国に甘い態度を示している。



バイデンの強力な双子座9室から分かることは、バイデンの外交政策及び、バイデンの国際自由主義という政治スタンスは、フリーメーソンの考え方そのものである。



ニューディール政策を行った民主党のフランクリン・ルーズベルトは親ソ連、親中国で、社会主義に共感し、日本の軍国主義に激しく敵意を抱いた。



伝統的に民主党は親中国で、今だに日本をあたかもイランでも扱うかのように戦後、核武装させないために日本国憲法(平和憲法)を与えたなどと発言しているのである。



ここから分かることは、フリーメーソンにとっては、世界平和のために日本の軍国主義を抑制し、戦後も日本をコントロールすることが課題であったということである。



バイデンの政治スタンスや、これまでの政治活動を調べることで、フリーメーソンが何を考え、何をしてきたか、それを解明することができる。



そういう意味で、バイデンは、極めて興味深い人物である。





(参考資料)



「日本国憲法はアメリカがつくった」 バイデン副大統領が明言
アメリカのバイデン副大統領は8月15日、「我々が(日本を)核武装させないための日本国憲法を書いた」と発言した。アメリカの政府高官が、日本国憲法を「アメリカが起草した」と明言するのは極めて異例だ。
安藤健二 The Huffington Post

アメリカのバイデン副大統領は8月15日、「我々が(日本を)核武装させないための日本国憲法を書いた」と発言した。アメリカの政府高官が、日本国憲法を「アメリカが起草した」と明言するのは極めて異例だ。毎日新聞などが報じた。


この発言は、ペンシルベニア州で民主党大統領候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の応援演説をした際に、共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ氏(70)を批判する中で飛び出した。

イギリスのオンライン新聞「インディペンデント」によると、トランプ氏が日本に対して核武装を容認する発言をしたことに対して、バイデン氏は以下のように言ったという。

核武装を禁止した日本国憲法を我々が書いたことを、彼は理解してないのではないか。彼は学校で習わなかったのか。トランプ氏は判断力が欠如しており、信用できない。核兵器を使用するための暗号を知る資格はない


■憲法9条、発案者をめぐって諸説

第二次大戦後の1946年に交付された日本国憲法は、第9条で「戦力の不保持」を定めている。朝日新聞2014年5月2日朝刊によると、日本国憲法は連合国軍総司令部(GHQ)の最高司令官マッカーサー元帥から指示を受けた日本政府が、GHQと折衝を重ねて草案を作成。議会が修正を加えた。

憲法9条に関しては、当時の幣原喜重郎首相とマッカーサー元帥のどちらが発案したかについて諸説ある。拓殖大学のワシーリー・モロジャコフ教授によると、マッカーサー元帥は「幣原首相の発案」と証言している一方で、マッカーサー元帥の全面的なイニシアチブによるものという説もあるという。
参照元:「日本国憲法はアメリカがつくった」 バイデン副大統領が明言
アメリカのバイデン副大統領は8月15日、「我々が(日本を)核武装させないための日本国憲法を書いた」と発言した。アメリカの政府高官が、日本国憲法を「アメリカが起草した」と明言するのは極めて異例だ。
安藤健二 The Huffington Post

バイデン氏「中国は競争相手ではない」 脅威過小評価に批判
2019.5.3 19:29 産経新聞

【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選の民主党候補指名争いで支持率トップを走るバイデン前副大統領が1日、中西部アイオワ州での支援者集会で中国の脅威を過小評価するかのような発言をし、トランプ大統領や共和党陣営から批判の声が上がっている。

 バイデン氏は上院外交委員長や副大統領としての経験から「外交政策通」を自任しているが、米政界では中国に対して厳しい態度が超党派で広がる中、対中融和派と見なされかねないバイデン氏の姿勢は今後の選挙戦に響く恐れもある。

 バイデン氏は集会での演説で「中国が米国をたたきのめすだと?馬鹿を言うもんじゃない」と述べた上で「連中は自国の体制内部の腐敗に対処する方法も分かっていない。悪い連中ではないが、私たちとは競争にならない」と指摘した。

 これに対し、トランプ氏は2日、FOXニュースの報道番組に出演し、「バイデン氏は中国に対する認識が非常に甘い。中国は特にオバマ前政権時代、米国にさんざん付け入ったではないか」と述べ、「バイデン氏が本当に『中国は問題ではない』などということを言ったのだとしたら、本当に間抜けな発言だ」とこき下ろした。

 ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も同日、FOXラジオの番組で「(バイデン氏が副大統領を務めた)オバマ時代の8年間、サイバー戦闘能力、軍事能力全般などさまざまな分野で発展したのに米国は立ち止まったままだった。バイデン氏の発言は前政権の中国観を如実に反映している」と非難した。
参照元:バイデン氏「中国は競争相手ではない」 脅威過小評価に批判
2019.5.3 19:29 産経新聞










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150分割図(ナディムシャ) の衝撃

福岡での対面コンサルテーションでは様々な方に来て頂いたが、T.Nさんもその一人である。


T.Nさんは、国内のジョーティッシュの鑑定サービスは全て受けたというような探求者であり、正確な出生時間が分からないので出生図や分割図のラグナを確定したいという強い要望を抱いていた。


特に具体的な要望としては、D1、D9、D60、D150を見てそれらの整合性を見て欲しいということであった。


非常にマニアックで高度な要望である。


出生時間に関する情報は、祖母の記憶がAM6:00(午前6時)であったということで、出生時間を失念したの一点張りだった母親がその後、朝であることは間違いない(母親の記憶)と思い出したということであった。

念のため、24時間のレクティファイのサービスを受けた所、AM6:35プラスマイナス2分とレクティファイされたということであった。

それで、その後、ラグナを蠍座ラグナ、ナヴァムシャのラグナを蟹座ラグナ、シャシティアムシャ(D60)のラグナを牡羊座、ナディムシャ(D150)のラグナを射手座に自己流で修正したということである。


ナディムシャ(D150)に関しては、1440分を1分ずつ移動して、自己流でレクティファイしたということである。


分割図のラグナ、特に高分割図のラグナについての情熱にはすさまじいものがある。


自分の本質、深いカルマを知りたいという異常なまでの自己探求心の表れである。



ところが私は150分割図(ナディムシャ:Nadimsa)など初めて聞くし、見方も分からない。



ネット上で探してもたいした情報は載っていない。



文献を探して調べるのにも時間がかかりそうであるため、修正できるかどうか分からないという回答となった。



然し、非常に私のラグナ修正に対して高い評価で、情熱的にお願いされてしまったので、何とかやってみますということになったのである。




150分割図(ナディムシャ:Nadimsa)


T.Nさんからの情報では、D150は、『非常に正確な特性、特徴、運命の種、過去と未来の凝視』を意味するのだという。


D60をより精密に現しているものではないかということだった。


上記は、2チャンネルからの情報であるということだが、取りあえず、本格的に調べる前に上記のような情報を参考に様々な有名人のD150チャートを見てみた。



驚いたのは、D150チャートは、やはり、その人物の本質を表しているように見えるということである。



ドナルド・トランプのD150チャート


これは様々な有名人のD150を出して検証していかなければならないと思うが、例えば、ドナルド・トランプのD150を見てみると、以下のようなチャートである。






トランプの本質と言えば、大統領というよりも不動産王であり、ホテル、カジノ王としての肩書きである。



4、9室支配の金星が10室蠍座のアヌラーダに在住し、4室にアスペクトバックしている。


4、9室支配の火星は10室支配の火星と星座交換し、火星は4室にもアスペクトしているので、4室と4室の支配星に絡んでいる。


不動産王になるには、10室と火星の絡み、4室と火星の絡みが必要であると思われるが、それらをきちんと満たしている。


またホテル王となるには10室や4室に金星が絡んでいることも考えられる(10室の金星はホテルマネジメントの配置)が、そうした配置も満たしている。


3室にはラーフが在住し、3、10室支配の火星が3室にアスペクトバックし、5室支配の水星が3、10室支配の火星とコンジャンクトして3室にアスペクトする配置は、メディア、出版関係での露出を表している。



トランプは自己顕示欲が旺盛で、テレビドラマ「スピン・シティ」や映画「ホーム・アローン2」、「トゥー・ウィークス・ノーティス」などのほか、さらにはセサミストリートのマペットやアニメーション「ザ・シンプソンズ」に至るまで様々な媒体に様々な形で積極的に出演しており、この様な活動を通じて自らのホテルやカジノへの集客を図るだけでなく、自己顕示欲を満たすことも兼ねていると言われている。

(wikipedia ドナルド・トランプより引用抜粋)


3、10室支配の火星はメディアの仕事を表しているが、その火星がラーフが在住する3室にアスペクトバックして、4、9室支配の金星と星座交換していることは、まさにメディアに露出して、ホテル、カジノへの集客を図っているといった配置である。


トランプと言えば、2004年に放映が開始されたNBCテレビのリアリティ番組「アプレンティス」にホスト兼プロデューサーとして参加し、トランプの関連企業の役員になることを望む番組参加者を「お前はクビだ」の決め台詞で解雇する姿が人気を博したようである。


この辺りは同じ獅子座ラグナで、クイズ番組で人気を博したみのもんたと同じような特徴が感じられる。


このように考えて、トランプのD150チャートは、トランプの特徴を表していると言えそうである。


但し、金星と火星が星座交換していたり、土星が定座で、木星、金星がアスペクトバックなど、惑星の星位や強さについては注目すべきものがあるが、それ程、強い配置があるとは言いにくい。






ここで有名人のあらゆるチャートを一気に上げることはできないが、様々なチャートを見た限りでは、D150は確かにその人物の特徴を表しているということができる。



有名人でも非常に強いD150を持っている人もいれば、それ程、良さそうに思えないD150を持っている人もいるように思われた。


また身近な人々のD150を見ても現状はそれ程、素晴らしいとは思えないが、D150では非常に強い惑星の星位や配置が見られた人もいた。


然し、基本的にそれらの人々の本質的な特徴を示しているように思われ、その方の強みというものは、このD150によく出ているように思われた。



自分のD150チャートを見てみると・・・


これが現状で、D150について感じた印象であるが、私自身のD150を見た時に思いの外、良い配置であったため、非常に気分が高揚する結果となった。






私の場合、出生時間を分秒単位まで修正したので、D150のラグナを使うことができる。


D150は48秒でラグナが星座一つ分ずれてしまう。


従って、D60の場合は、2分だが、D60以上に正確な出生時間を必要とする。


然し、私は以前の検証で、秒単位までラグナを絞り込んだので、D60のラグナはもちろん、D150のラグナも使えることになる。



D150のラグナは獅子座となり、3、10室支配の金星が8室魚座で高揚し、5、8室支配で12室で高揚する木星がアスペクトバックしている。


8-12のヴィーパリータラージャヨーガが見られるが、12室支配の月が5室に在住して、5、8室支配の月と5-12の星座交換をしている。


8-12の星座交換でもヴィーパリータラージャヨーガが成立している。



ラグナから見て8室で金星が高揚し、8室支配の木星が12室で高揚し、月から見て木星が8室で高揚し、8室支配の月は木星と星座交換し、8室に在住する金星から見ても土星が8室で高揚している。


土星は金星から見て12室支配で8室に在住しているので、再び、ヴィーパリータラージャヨーガである。






つまり、私のチャートとは8室や12室やヴィーパリータラージャヨーガが強調されるチャートである。


そう考えると私が幼少時から瞑想的で、少年野球をしていた昔、外野を守っている最中に草花が風に揺れるのに見とれて瞑想状態に入ってしまい、打球が飛んできたのに取ろうとしないで、ひどく怒られるといったエピソードが思い出される。


宗教に縁があり、秘教やスピリチャルに縁が強い人生を送ってきたことも説明がつくのである。


ラグナロードの太陽は4、9室支配の火星とラーフと共に7室水瓶座に在住しているが、この水瓶座は、フリーメーソンのようなリベラルな秘教グループを表しており、凶星が集中しているため、そこでひと悶着起こすことを表している。


全て思い当たる節があることだらけである。


あえて難を言えば、6、7室支配の土星が3室に在住しているが、この土星が12室に在住する木星や水星にアスペクトしたり、5室にアスペクトしているため、6、7室支配で天秤座に在住する土星が、ひどく占星術の学習や研究、知的鍛錬を中断させるということである。


この辺りはカルマであると思うが、非常に思い当たる節がある。


また2、11室支配の水星が12室に在住しているが、この水星はあまり強くないことが分かる。


数学などがそれほど得意でなく、この分野が弱点であることを物語っている。



このように良い点、悪い点、含めて、全て、私の特徴をズバリ言い当てていると思われるチャートである。


ある意味、8室で何重にも惑星が高揚しているアーナンダー・メイエー・マーのチャートのように見える。


決して、私はそのようになりたい訳でもないが、8室と12室が非常に強調されていて、ヴィーパリータラージャヨーガなども形成されているので、活動する領域が、宗教、スピリチャルの領域であり、そこにしか才能がないような印象である。


実際に人生でかなりの時間を瞑想に費やしているといったこともこのチャートに表れているように思われる。


後は既に述べたように7室の太陽、火星、ラーフの絡みはフリーメーソンとの関わりを示すと言えるかもしれない。


このようにD150チャートから私の深い本質というものを見せられて、これが私なのかといった印象である。


この深い本質は現在の自分の特徴をある程度は表しているが、自分の未来を表しているようにも感じられる。


このまま自分がこの道を歩んでいけばやがてはこうなるといったことを示すようなチャートに思えるのである。


だからD150チャートの『運命の種、過去と未来の凝視』という象意は、非常に機能している気がした。


これは自分自身の現在を表すと同時に未来を表すチャートである。


つまり、未来の運命の種が『現在』であり、ある程度、『現在』を表すが、未来をも示しているチャートということである。


よくナヴァムシャチャートは本質のチャートで、その人の人生の後半を表すといった話があるが、それをもっと深いレベルで指摘しているようなチャートである。


また過去の習慣の積み重ねによる行動傾向(サンスカーラ)といったものも表しているように思われる。


従って、その人の長所と短所(未来に問題をもたらしそうな悪習)などの両方が現れるチャートではないかと思われる。



未来の運命の種が『現在』ということで、現在の『非常に正確な特性、特徴』といったものも示すのである。


D150チャートは、そのように考えると理解できそうである。


確かにD9やD60などをもっと深いレベルで見たチャートという評価は当たっている気がするのである。



ヴィシャーカー『目標達成の戦士』


今回、T.Nさんの執拗な目標達成の情熱によって、私は150分割図(ナディムシャ:Nadimsa)について知ることが出来た。


これは大きな収穫である。



150分割図(ナディムシャ:Nadimsa)を見たことで、この道でもっと頑張ろうという気持ちになることが出来た。



因みにT.Nさんは出生図のラグナが蠍座であるため、ヴィシャーカーに在住するためにはヴィシャーカー第4パダにラグナが在住し、その時点で、ナヴァムシャのラグナが蟹座に確定するのである。


ラグナが天秤座側ではなく、蠍座側のヴィシャーカーに在住する場合、それは強烈な目標達成の情熱をもたらす配置ではないかと思われる。


何故なら蠍座自体が、集中力と持続力などを表し、物事の達成について執念深くアプローチできる星座だからである。


そうしたヴィシャーカーの特徴についてもよく知ることが出来た。


以前、小泉進次郎のラグナを蠍座ヴィシャーカー第4パダに設定したが、やはり、小泉進次郎もそのような情熱的に目標を追求するタイプではないかと思われる。


小泉進次郎は、農協の解体、自由化などについて情熱を燃やしていたが、目標の内容は問わず、どんな目標であろうとも、その達成に情熱を燃やすのがヴィシャーカーではないかと思われる。


今回の福岡でのイベントでは、こうしたD150分割図についての情報の他にもセミナー参加者からも非常に細かいことを的中させる驚異的なインドの占星術師の体験談なども聞いたりした。


そうした話は、この道を更に探求したいという情熱をかきたてるものであった。


T.Nさんに話を戻すと、ラグナが蠍座ヴィシャーカー第4パダであるため、ナヴァムシャのラグナが蟹座になり、そうすると10室に木星と火星が在住しているのである。


そして、4室に在住するマラヴィアヨーガの金星と相互アスペクトしている。


火星は5、10室支配のヨーガカラカで、10室でルチャカヨーガを形成し、その火星に9室支配の木星がコンジャンクトして、5-9、9-10の最高のラージャヨーガを形成している。


T.Nさんは、ジョーティッシュに関する基本スキルがないにも関わらず、D1、D9、D60、D150などを自分で修正しようとしたのは、この10室で木星と火星が強力なラージャヨーガを形成しているからである。


10室の木星というものは、誰もまだ踏み込んだことのない領域に最初に踏み込んで真理や法則を発見するパイオニアである。


そのような方が私のコンサルテーションなどに来てくれたり、セミナーに参加してくれることは大変うれしいことで、おかげで、私も150分割図(ナディムシャ:Nadimsa)について知ることが出来た。


蟹座ラグナで9室支配の木星が牡羊座の10室に在住している場合、その木星の持ち主には、私は大いに教わることになるし、また私自身もその方にとって教師の表示体になるようである。


分割図にはまだ他にも一般的に使われていない非パラシャラ系の多くの高次の分割図があり、それらは、まだ手が付けられていない広大な領域である。

















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ドナルド・トランプは2020年の大統領選で再選できるか



ドナルド・トランプが2020年の米大統領選で再選できるかどうかについて何度か聞かれる機会があったが、結論を言えば、トランプは再選しそうである。


他の候補者のチャートを十分に検討した訳ではないが、トランプのチャートを見て、次の2020年11月3日に行われる大統領選において、その時点でのダシャーを見て、全く弱そうには見えない。




2020年11月3日は、木星/土星/ラーフ期で、当選した場合、2021年1月20日が大統領就任式である。


2021年1月20日も木星/土星/ラーフ期である。


この木星/土星/ラーフ期のそれぞれの惑星が、勝利をもたらせるほどに強いかどうかである。



これを検討する前に前回の大統領選で当選した時のダシャーを再度、振り返ってみると、


トランプは、2016年11月8日に行われた前回の大統領選で大統領に当選し、2017年1月20日に第45代アメリカ合衆国大統領に就任している。


2016年11月8日は、ラーフ/火星/月期で、2017年1月20日は、木星/木星/木星期である。




何故、トランプがこのラーフ/火星/月期に選挙で勝利して、木星/木星/木星期に大統領に就任することが出来たのか、ダシャムシャ(D10)を見ると、そのことが明確であり、またこのトランプの勝利を研究することによって、逆に分割図におけるダシャーがどのように精密に顕現するかを理解することが出来る。



まず当選した時、マハダシャーのラーフはダシャムシャのラグナに在住していた。


これは非常に重要であり、最も重要であると言ってもいいかもしれない。


またラーフのディスポジターであるラグナロードの金星が魚座6室で高揚し、4、5室支配のヨーガカラカの土星とコンジャンクトして、1-4、1-5のラージャヨーガを形成している。


ラーフのディスポジターが高揚し、ヨーガを形成しているということで、これは非常にラグナに在住するラーフの強さを裏付けるものである。


そして、アンタルダシャーの火星は、2、7室支配で12室に在住しているが、9、12室支配の水星と2-12の星座交換をしている。


2-12のハウスの絡みはあまり良くないように見えるかもしれないが、まず分割図で星座交換している惑星というのは要注意である。


星座交換している時点で、それぞれの惑星があたかも定座に在住しているかのような強さを発揮するため、結果を表す力を持っていると考えるべきである。


また水星と火星は星座交換することで、2-9、7-9のラージャヨーガとダナヨーガを生じている。


更に月から見ると、火星と水星は6-8の星座交換をしているが、これはヴィーパリータラージャヨーガである。


プラティアンタルダシャーの月は、10室の支配星で、ディスポジターの火星からアスペクトバックされている。火星は水星と星座交換する強い配置である。


従って、ラーフ/火星/月期のポテンシャルは高いことが分かる。


この配置が当選をもたらしたことは研究対象として非常に重要である。



そして、大統領に就任したのは、木星/木星/木星期であったが、これは木星の強さを調べればいいだけである。




木星はダシャムシャにて3、6室の支配星で4室で減衰しているが、通常であれば、3室や6室の支配星が減衰しているケースであり、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果が期待出来る配置である。


また木星は減衰しているが、ディスポジターの土星と星座交換することによって、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


この時、木星が6室の支配星で減衰していることに注目である。


トランプがメディアから激しくバッシングを受けたにも関わらず、大統領の座に就いたのは、この4室(王座)でニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則によってラージャヨーガ的に働く、この強い木星の為である。


この木星がトランプの王座を象徴しているのである。




それでは、次の2020年11月3日の大統領選と、2021年1月20日の大統領就任式の木星/土星/ラーフ期が何を意味するかである。


やはり、マハダシャーの木星はトランプに王座をもたらした
ニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則によってラージャヨーガ的に働く、強い木星である。


アンタルダシャーの土星は4、5室支配のヨーガカラかで高揚するラグナロードの金星とコンジャンクトして、1-4、1-5のラージャヨーガを形成すると共にこのトランプの王座を表す木星と星座交換して、まさにニーチャバンガラージャヨーガも形成している。



つまり、マハダシャーの木星とアンタルダシャーの土星は、星座交換によって緊密に絡んでいる状態である。


そして、アンタルダシャーの土星は、トランプに王座をもたらしたまさにそのニーチャバンガラージャヨーガを構成する一部である。



更にプラティアンタルダシャーのラーフは、ダシャムシャのラグナに在住しており、前回の大統領選でトランプに当選をもたらしたマハダシャーのラーフと同じである。


従って、このように考えると、木星/土星/ラーフ期は強力である。



土星は木星のセカンドアンタルダシャーであり、しかも木星と星座交換によって緊密に絡んでいる。



従って、まさに本格的にマハダシャー木星期の象意が顕現すると考えるべきである。



実際には木星と土星の吉凶が混合して出てくるはずであるが、木星も土星もそれぞれ単体でも強力なヨーガを形成している。



そして、プラティアンタルダシャーはラグナに在住し、ディスポジターは高揚する金星である。



従って、この配置を見ると、トランプの再選は確実に思えた。




実際、次の2020年11月3日の大統領選と、2021年1月20日の大統領就任式のダシャーが同じ木星/土星/ラーフ期であることは、トランプは全く平常通り大統領職をこなしているだけの印象であり、特にトランプの王座を揺さぶるほどの強い対立候補が現れないことを意味するのではないかと思われる。



もしトランプが落選しているなら、それは大統領職から落選へという大きな変化であるため、それがダシャーに表れないはずはないと思うが、そのような兆候はこのダシャーの推移からは読み取れない。


つまり、もしトランプが落選した場合であっても、11月3日の時点では大統領であり、2021年1月20日からは別の相手が大統領就任式で宣誓を行っている為、この時点で、大統領職を追われる訳である。


そうした推移が現れていてもよさそうであるが、そうした兆候が全く見られない。


従って、トランプは危なげない選挙で大統領に再選するのではないかと思われる。


トランプが再選するかどうかについては、ジャイミニのチャラダシャーなどによっても再度、検討してみたいと思うが、取りあえずは、ヴィムショッタリダシャーの観点から検討すると、トランプは大統領に再選するのではないかと思われる。

















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五島の朝

五島(福江島)では、夜は24時ぐらいに寝てしまい、朝は6時に起きるが、こうした朝方の生活は久しぶりである。


私のブログの更新時間はほとんどが夜中それも2時とか3時、4時などが多く、完全に夜型人間と化しており、アーユルヴェーダ的な発想からは、最も健康にはほど遠い生活をして来た。


アーユルヴェーダでは日の出前が最もエネルギーが満ちている時間帯である。


五島で早起きをして、朝方、海岸線を歩いていると、非常に気持ちがいい。






今日は引き潮で、満潮では水が来ていた場所に綺麗な砂浜が広がっていた。


このように清々しい海岸線を散歩していると、非常に幸福な気分に満ちてきた。


これがアーユルヴェーダ的な日の出前に起きる生活というのはこういう生活を指していると思う。


都会でも早起きをすれば気持ちいいと思うが、特に目の前が海だと格別に気分がいい。






近くの堤防に行くと地元の若い人がイカ釣り(エギング)をしていた。


また何度か道で出会って言葉を交わした男性が、釣りをしていた。


サビキでアジを釣っているのだという。


下を覗き込んでみると、水族館のように小魚が群れをなして泳いでいた。






とにかく水の透明度が高く非常に綺麗な海である。


老人は90歳で暇だから遊びで釣りをしているというが、90歳にしては非常に若々しかった。


75歳ぐらいにしか見えない感じであった。



五島は携帯電話はつながるし、インターネットもつながる環境も整備されている。


ネットにつながる環境さえあればこんな離島に来たとしても全く困らない。


むしろ自然や綺麗な空気などを味わうという意味では、最高に贅沢な暮らしである。


この離島に来て、私がやっていることと言えば、ブログを書いたり、また鑑定依頼をこなしたりといったことで、やっていることは東京や神奈川にいる時と全く変わらない。


まもなく5Gという超高速で大容量のデータ通信革命が起こり、日本の中のどこに住んでいるか、更には世界の中のどこに住んでいるかといったことが全く関係なくなる世界が訪れようとしている。



そうなった時に想定されることは、もはや大都市に住むことにたいしたメリットはなくなるという状況である。



そうなった時には地方の自然環境の豊かな土地に安くなった不動産を手に入れて暮らすことが最高の贅沢になってくるはずである。



今、それを実践し始めている人は、時代の先を走っていると言える。



現に今の段階でも日本の富裕層と呼ばれる人々は、シンガポールや香港などのタックスヘイブンで永住権を取得して、生活拠点を移す人々がいるが、経済的に成功したので、グローバリゼーションの恩恵を受けて、海外に国籍や生活拠点を移すことが出来るのである。



5G革命が進行し、更に移動にかかる金額も安くなることで、グローバリゼーションが深化して、末端の人々、一般市民のレベルにまでその恩恵が広く行き渡ろうとしているのである。



以前は富裕層しかできなかった海外や地方に生活拠点を築いて都会と地方の往復するような二重生活といったことを普通の一般人ですら真似し始めると考えられる。



つまり、人工知能などが活用されて、農業生産の無人化や配送システムが完備され、ベーシックインカムなどの社会保障なども行われて、労働から解放されるに従って、地方で自然に囲まれて優雅に暮らしたいという人も増えてくると考えられる。




都市に人口が集中していたのは、都市に仕事があり、お金を稼ぐ手段があったからである。




グローバリゼーションを推進したのは、資本家階級で、封建社会を打倒して、世界政府を作ろうとまでしているようだが、その過程で、帝国主義、侵略、略奪、多くの破壊が行われた。



そのようなマイナス面が取り上げられて、民族主義者、国家主義者は、グローバリゼーションを悪とみなすが、グローバリゼーションを悪とだけ見るには無理がある。



結局、グローバリゼーションの恩恵で、国家に縛られることなく国境を自由に行き来する自由を得ることが出来るようになった。この恩恵は非常に大きい。



グローバリゼーションが最近、インターネットの恩恵で更に深化したことにより、世界中で、労働力や商品が、同じ値段で取引されるようになって来ており、これは発展途上国の人々にとっては有利である。(発展途上国という言葉自体も古くなってきたと言えるかもしれない)



自分の国で生産されていた商品を安く買い叩かれることなく、世界市場の相場で、直接、売ることが出来るからである。



グローバリゼーションは今、5G革命により更に深化して、その恩恵が世界の一般市民のレベルにまで広がろうとしている。




日本が経済大国だった以前は、アジア、特にインドに行けば、日本人は王様のように扱われたが、今ではそんな時代は終わったようだ。



今は、グローバリゼーションの結果、世界の富裕層が、日本の自然環境を楽しむ恩恵が得られている。



日本の温泉地や地方の観光地に中国人や欧米人が押し寄せて、日本人でさえ行ったことのないような場所を訪れて楽しんでいる。



例えば、北海道ニセコ地区など、外国資本によって富裕層が自然環境を楽しむ居住地域になっている。



外国人が日本の観光地を訪れたりするという、インバウンドの観光産業というのは、グローバリゼーションの敗北者としての馴れの果ての姿としか言いようがない。




日本人が汗水垂らして働いて、やっとのことで生活している一方で、日本の自然を外国人たちが楽しみに来るのである。



それはまさに世界の人々の視点からすれば、世界中の人々が日本の自然環境を楽しむことが出来るようになったという意味で、グローバリゼーションの恩恵である。



逆に日本人が海外のあらゆる場所に出かけて行くといった高度経済成長期に見られた光景は見られなくなり、今では全くグローバリゼーションの恩恵を受けていない。



グローバリゼーションは、資本主義の論理によって、必ず勝利者と敗北者を生み出すため、全ての人が均一に恩恵を受けられる訳ではない。



敗北する側にとっては、グローバリゼーションというものは迷惑そのものでしかなく、拒絶する対象である。



然し、グローバリゼーションがそのような性質のものであったとしても、にもかかわらず、グローバリゼーションは価値あることである。




日本は明治維新で大急ぎで近代化して、何とか欧米の帝国主義によって植民地にされずに済んだが、戦後はアメリカに占領され、アメリカの植民地のようになった。



アメリカの反共の防波堤とする対日政策により、技術移転を受けて、工業製品や家電製品、自動車を海外に売りまくって、世界第2位の経済大国になったが、その時、稼いだ金は、色々な理由をつけてアメリカに奪い取られた。



あるいは、金融詐欺によって、奪い取られた。



そもそも日本人にとって、グローバリゼーションなど意味のあることだったか?



日本人は江戸時代において美しく質素で清潔な暮らしをしていて、本当は鎖国を続けられればよかったが、外国船がやってきたので、鎖国を続けられなくなった。



日本人は、ずっと鎖国をしてきて、自分の国で幸せに生きていたが、外国がやってきたので、仕方なく、欧米のスタイルを受け入れた。



グローバリゼーションも資本主義の考え方も全く向いていなかったのである。



それで、明治維新で大急ぎで近代化して、帝国主義国の真似事をしてみたが、全く欧米人の残酷な帝国主義の精神そのものを真似することが出来なかった。



それで日本は侵略した国を搾取することが出来ずにインフラを整備したりなどして経済発展させたのである。



そのことを今でも感謝しているアジアの国々がある。



日本人は、海外に出かけていってどんどん混血していくような逞しさもなく、日本人同士で固まって日本人村を作ってしまう。



内向きで内向的な民族である。これではグローバリゼーションを推進する側は無理である。



戦後から復興して、高度経済成長した時に一時的にグローバリゼーションの恩恵を受けて、海外に製品を売って大きな売り上げを上げることが出来たが、やはり、欧米の啓蒙主義が、理性の力で、思想的に経済的に軍事的な力も使って世界に一つの価値基準を普及させたのとは違って、表面的な経済面だけでの成功にすぎなかった。



そのため、いくら日本が世界市場で金銭を稼いで経済大国になったとしても、グローバリゼーションを推進する世界の盟主にはなれるはずがなかった。



日本人が何かをするとグローバリゼーションとは逆にローカリゼーションしてゆき、ガラパゴス化していくのである。



それは鎖国と同じであり、国内市場を海外のグローバリストから守りたいからである。



世界市場に打って出ることが出来ないからせめて、日本国内の仕様についてはガラパゴス化させて、国内市場を海外勢力から守ろうとする訳である。



日本人は、鎖国をしていた時代から開国に転じた後も本質的には一貫して鎖国を続けているのである。



日本人は、本来は鎖国をしていた時代のメンタリティーの方が自然なのである。



日本人に最後に残されるのは、この日本の美しい自然環境だけである。



これを奪われたら、もう日本人には何も残っていない。

















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福岡日帰り散策から五島列島へ ―魚座で高揚する金星―

セミナー終了後、2日間空き時間が出来たため、福岡市内でゆっくりすることが出来た。

赤坂から地下鉄空港線(貝塚行)に乗って、中洲川端で、箱崎線(貝塚行)に乗り換え、貝塚で、更に西鉄貝塚線にのって、無人駅の和白から西戸崎に出て、バスで、志賀島に向かった。




勝間終点近くまで行くと、志賀島の国民休暇村にたどり着いたので、日帰り温泉露天風呂に入って、戻って来た。






250名収容できるというので、こんな場所で合宿錬成会などを行ったらよさそうである。


玄界灘を眼前にした海岸が広がっており、非常に見晴らしのよい海が広がっている。






西日本への国内旅行というのは、ほとんどしたことがない為、ちょっと志賀島を訪れるぐらいでも新鮮だった。


国内にもこんなにいい場所はあるのだ。


海の中道を通って、志賀島に渡る細い道のりが非常に気持ちがいい。


バスで通っただけだったが、味わい深かった。


バスは島の海岸線に沿って、蛇行しながら、島の奥地へと走っていく。


志賀島には、昔、元寇で元軍が攻め込んで来て、戦没した兵士たちを祀る墓もあった。


歴史の教科書で学んだ漢委奴国王印(かんのわのなのこくおういん)が発見された地でもある。


日本といえば、かつて、この地域を指していたのである。


2世紀~3世紀に日本列島に存在したとされる邪馬台国の所在地については、九州説と畿内説があるが、いずれにしても日本最古の文明が栄えていた地域の一つである。




このように福岡の豊かな自然や海岸線の美しさに触れて、福岡とは魚座で高揚する金星のような地域ではないかと思った。



食文化が発達し、福岡市内、特に私が宿泊した場所には、うどん居酒屋といったものがあちこちにあった。


普通のうどん屋で、食後に酒を飲むというコンセプトかもしれない。


つまり、飲酒を楽しむ文化ということである。


また博多美人という言葉があるが、そうした言葉が伝えられているのも理由がない訳ではない。


福岡で行き交う女性たちの服装を見ると、あまり、ケバケバしいファッションではなく、普通の落ち着いた女性、田舎の女性が小奇麗な恰好をしているといった感じで上品で清楚なイメージである。


都会の悪しき文化に染まっていない純粋さを備えているといったそんな雰囲気である。


魚座で高揚する金星のイメージであった。



暫く過ごした後、志賀島からフェリーで、博多埠頭まで渡り、そこから地下鉄で宿泊先に戻ってきた。



荷物を持って、その日の夜からもう一度、博多埠頭からフェリーで、五島列島(福江島)に向かう。


志賀島から博多埠頭まで戻る船の中から、外国籍の豪華客船が通り過ぎるのを見たが、海に浮かぶ宝石、海に浮かぶ5つ星ホテルといった印象であった。






この豪華客船も典型的な魚座で高揚する金星のイメージである。



博多駅前で、イベントが行われていて、やはり、駅前に机をいっぱい並べて、ミュージシャンたちのステージも設置されており、食文化を楽しめる空間が演出されており、美的なセンスが非常にいいと感じた。






このように私が福岡に滞在中に感じ取ったのは、魚座で高揚する金星のイメージである。



そして、五島列島(福江島)に渡ってからもそれは続いた。



福江島の各地には、沢山のキリスト教の教会が立ち並んでおり、島全体は、美しい自然に囲まれている。



完全に魚座で高揚する金星のイメージである。




私が入学した自動車学校もそれほど、豪華ではなかったが、質素でも美しい演出がなされており、十分に楽しめる空間だった。



普通の自動車学校ではなく、創業者の安全運転を目指す互譲の精神というものが貫かれており、毎回、講習前に全員でそれが唱えられるのである。



そのようなスタイルは、決して、都会の自動車学校ではあり得ないので、一つの魚座の宗教的な共同体のスタイルであった。



昔、五島に渡った隠れキリシタンたちの精神が今も、生き生きと息づいているのであった。



寮では、男子が女子寮に行くとか、女子が男子寮に行くのは禁止で、不純異性交遊を見つけたら即退学とされていて、古風な規則が設定されていた。



その辺りは魚座のキリスト教道徳の精神が見られた。



以前、プッタパルティーのサイババのアシュラムに行った時も男女の生活やダルシャン時の居場所が明確に分けられており、魚座の金星とは、美しいが退廃的な美しさではない。



ここ五島でも同じような魚座の道徳観念や美意識というものが息づいている。



然し、そんな規則があったとしても実際には教習を受けている若者たちは男女も和気あいあいとコミュニケーションしている。



志賀島の海岸を見た時に、私はタイのバンコクやプーケットに行った時のような開放的な気分になったが、タイも私の見立てでは、魚座で高揚する金星の国である。



同じように福岡、あるいは、北九州一体は、一つの魚座で高揚する金星なのである。



そこは、昔、女王卑弥呼が治めていた邪馬台国があったかもしれない地域であり、水の国である日本を象徴する地域なのである。



北九州の辺りを女王卑弥呼が治めていたということがなんとなく魚座の金星でイメージできるのである。



力で治めるというよりも宗教的なシャーマニズムで治めていたのであり、魚座で高揚する金星のイメージにぴったりである。





酒、温泉、海岸、豪華客船、美人だが田舎っぽい女性たち、大分県には別府温泉があり、日本を代表する温泉地としても有名で、やはり、水の象意が素晴らしいのである。


私は、以前、沖縄帰りで、福岡に寄り、日田天領水という癒しの水の水源地に行ったが、やはり、そこも水の象意である。


その時、福岡天神祭で、非常に美しいダンサーの女性の踊りを見た。



思い出したが、私は沖縄やその帰りに寄り道した福岡での経験を私のスークシュマダシャー金星期の体験に合わせることによって、自分自身の正確な出生時間が修正できたのである。


であるから福岡は私に出生図の5室に在住する金星の経験を与えた地域である。



今回、再度、福岡を訪れてみて、やはり、この地域が金星で表されることが分かった。



しかも魚座で高揚する金星で表されるはずである。



日本の建国図では、魚座4室で金星が高揚しているが、そうしたこととも関連があると思われる。



そのような魚座で高揚する金星のイメージを福岡や五島列島の中に見出して、日本の国土の美しい自然環境というのは財産であり、これさえ守っていけば日本人は幸福に暮らしていけるのではないかと思った。


















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福岡セミナー&対面コンサルテーションを終えて その2 ― 五島列島への旅立ち ―

福岡セミナー&対面コンサルテーションを終えて、ひとまず落ち着いた所だが、私には次の目的が控えている。


スークシュマダシャーが水星期からケートゥ期に移行して、この5日間ぐらいジョーティッシュ漬けで、非常に多くの方々と接触し、充実した日々を過ごしたが、今日(2019年11月25日)からケートゥ期に移行し、昨日までとは打って変って急に静かになり、隠遁的な状況になってしまった。






今もこの記事を赤坂の宿泊先で、部屋に閉じこもって書いている。


記事を書き終わったら、福岡市内をぶらぶら巡ってみるつもりである。


今回も鑑定の合間に取る昼休憩などに魚市場や博多ラーメンの長浜本店などを訪れて、そうしたこともひそかな楽しみとして味わっていた。


水星期はブログを書いたり、セミナーをしたり、ジョーティッシュに関することを行っていることが多く、出発前の10月30日からスークシュマダシャーが水星期に移行していたため、ジョーティッシュに関連する作業に追われて、慌ただしかった。


ケートゥ期は、関心が内側に向かう内省の時期などと言われるが、実際、今日からケートゥ期に入って、この出発前からのスークシュマダシャー水星期に起こった出来事を振り返っている。


まさに内省しているのである。




今回の次の目的地は、長崎沖の五島列島の福江島である。






明日から船で渡って3週間ほど過ごす予定である。



そんな日本列島の端の孤島で3週間も何をして過ごすのかと思われるかもしれないが、当初は、全く予定に入れておらず、福岡で鑑定とセミナーのイベントを終えたら、多少、観光はしたかもしれないが、直ぐにとんぼ返りで、帰る予定だった。



然し、私は以前から記事にも挙げているが、射手座に土星が入室してから私は、youtubeで釣りの動画を見たことをきっかっけにルアーで青物と呼ばれる回遊魚を釣り上げるスポーツフィッシングに魅了されてしまった。


自分もなんとかそうした巨大な青物と格闘して、釣り上げてみたいと思うようになったのである。



射手座とこうしたスポーツフィッシングとの関係は以下の記事にまとめたが、ラグナ、月などが蟹座で6室射手座に惑星(特に凶星)が在住するような場合にそうした釣り(狩りの一種)に夢中になるようである。



釣りに興味が出た話-射手座の土星と狩りの関係-



『ジャニーズ・大野智の釣り好きについて』




2017年ぐらいから土星が射手座をトランジットしている間、このルアー釣りへの興味関心は維持継続され募るばかりであった。




そして、2019年11月5日から木星も射手座に入室したことで、射手座へのダブルトランジットが成立したが、まさに私の蟹座の月、太陽から見て6室のラーフに土星と木星がダブルトランジットしたタイミングで、遂に釣りのメッカであると言われる五島諸島に行くことになった。



私は巨大な青物を釣り上げることを夢見ている。




それともう一つは、私は4年ほど前に自動車免許証の更新をし損なってしまい、そのまま1年が経過したため、免許証が失効してしまっていた。



この悲劇はその後、大変な不便さと翼を失って飛べない鳥であるかのような心理的な束縛も与えた。




例えば旅行先でちょっとレンタカーに乗ってあちこち巡るようなことが全くできなくなった。



また様々な手続き関係で、顔写真付きの免許証を持っていないと、パスポートや保険証など2つの身分証明書を提示しなければならないような場面が発生して非常に不便である。



そうしたことがあって、免許証を取り戻すというのは、いつかやらなければならない仕事であったが、中々教習所などに通う時間も取れず、また試験上で一発合格という方法もあるが、合格率が低く、何か軽度のケアレスミスなどで減点されて合格できず何度も試験を繰り返すと、大きな出費にもなってくるため、試験場という選択肢はあまり気乗りがしなかった。



そして、福岡のセミナー&鑑定のイベントの準備を進めていた時に「青物釣りたい」+「自動車免許取戻したい」ということから、”釣りができる自動車教習所”を検索してみた所、長崎の五島列島の福江島に五島自動車教習所があり、合宿中の空き時間に釣りができるということが分かった。



それで、せっかく福岡に行くのであれば、五島自動車教習所で合宿して釣りをしながら免許を取って帰って来た方が一石二丁どころではない、一石三丁ではないかと閃いて、今回のセミナー&鑑定ツアーの次に五島の自動車教習所に入所するというプランが出来上がった。



このことはトランジットの木星が射手座に入室して、土星と木星が射手座にダブルトランジットしたタイミングで起こるのである。


まさに射手座がもたらした巨大な青物への夢が実現していく完璧なタイミングである。


またその射手座は9室であるため、自動車教習所に入所して、自動車の乗り方を教わるだけでなく、何かもっと大きなもの、次元の違う跳躍を学ぶはずである。


そうした学びの旅が、既に福岡セミナー&鑑定イベントから始まっていたのである。



そんなことで、五島に行くと決めてから、ルアーやリールや釣竿など装備を揃えて、磯に渡るにはライフジャケットなどは義務化されているため、そうしたものも買い揃えて、万全の態勢を整えていた。


行けるかどうか分からないが、福江島から更に南南西に約70kmの東シナ海に浮かぶ男女群島という無人の島もある。






男女群島は、釣り人にとっては、究極の磯釣りスポットであり、釣り人にとっての聖地といってもいいかもしれない。


射手座に入室した木星と土星は、まさにこれらの島への跳躍も誘っているのである。





ジャイミニのロジック ― 隠れキリシタンの受難を追体験する ―


因みに何故、私はこのタイミングで、日本の端の島に行くのか?


ジャイミニのチャラダシャーのロジックでは完璧に示されている。







私は、2019年9月28日からチャラダシャーのサブダシャーが牡羊座に移行している。


現在、天秤座/牡羊座(~2020年7月29日)である。



牡羊座から見ると、1室の支配星に相当するAKの火星が12室の魚座に在住している。


12室は辺境の地を表し、回りを海に囲まれている為、水の星座である魚座12室というのは、五島諸島にぴったりである。


また五島は、迫害を逃れたキリシタンたちが潜伏した島であり、「五島崩れ」という事件も起こっている。


五島で信仰を続けていた隠れキリシタンたちが弾圧された事件である。


江戸幕府に引き続いて、明治政府が、五島の隠れキリシタンを弾圧し、1868年11月12日に牢屋の窄殉教事件が起こっている。


久賀島でキリシタン約200人が松ヶ浦の大開の牢屋に入れられ、石抱や水責めなどの拷問を受け、わずか6坪ほどの狭い牢で、死亡者42名を出した事件である。




私はこの事件を知った時、愕然としたが、私の出生図では、牡羊座から見て、AKの火星が12室魚座(キリスト教)に在住して、土星、ラーフ、ケートゥからジャイミニアスペクトされて傷ついている。


12室は狭い場所であり、監禁部屋である。


魚座はキリスト教の星座であり、私のAKの火星は12室魚座でヴァルゴッタマであるため、神道系のキリスト教のような団体で、徳積みの修行をして苦労したことがある。


当時、その団体で大変な修行をさせられた。



そのため、私は今回、五島の福江島の自動車教習所の合宿所に収容されて、毎日、既に分かっている自動車運転の基本を最初からやり直すという拷問を受けるのである。


そして、合宿所に監禁されて、一歩も島からは出ることが出来ない。


釣りに行ったら磯から転落して、水責めを受ける可能性もある。



つまり、私のホロスコープとは、狭い場所に監禁されて、石抱や水責めなどの拷問を受けているかのようなチャートなのである。



魚座で形成されているアリシュタヨーガであり、但し、そこには私のAKがヴァルゴッタマで在住し、魂としての品位は保っている。



絶対に迫害者たちの拷問には負けないのである。(振り返ってみれば、かつて神道系のキリスト教のような団体での修行もそうした経験であった)





カンタカシャニ(Kantaka Shani)とアシュタマシャニ(Ashtama Shani)


土星が月の12室目から2室目へと抜けていく時期をサディサティ(Sade-Sathi)と呼ぶが、過去世のカルマが噴き出す時期で、身内に不幸があったり、友人や知人が離れていく傾向のある不運な時期であり、多くの恐怖や困難を被り、沢山の問題に直面するという。


それ以外にも土星が月から見て、8室目を通過していく時期をアシュタマシャニと呼び、その時期は妻や子供から無視され、意に反して非合法な行為を強いられ、多くの屈辱に直面するという。


8室は配偶者の財産、家族のハウスであり、月が8室に在住すると配偶者からや配偶者の家族から支援を受けにくいことは間違いない。


また対人関係全般において人からの親切が期待できない時期である。



一方で、カンタカシャニは、死や離婚、その他の予期しない状況によって妻との別離に直面しなければならず、妻や親類と離れて暮らしたり、富の重大な損失を引き起こすという。


4室は財産、住まいのハウスであるため、財産を失い、快適な居場所が得られないという象意は出てくるはずである。



上記は、海外文献からの引用になるが、カンタカシャニの時期は、森に住むことを強いられるそうである。(つまり、快適な住まい、居場所を失って、森に住まざるを得なくなる)



私が自動車免許証の更新をし損なって、免許を失ったのは、土星がちょうど私の蟹座の月から見て4室目の天秤座を通過するカンタカシャニの時期であった。


今から4年前である。


免許を失ったことによって、再度、免許を取得する際の金銭だけでなく、それを取得するための時間、また免許がないことによる機会喪失など、多くの損失を被った。


特に自動車という快適な乗り物(4室)を使用することが出来なくなり、快適な乗り物に乗る多くの機会が失われた。


これは”富の重大な損失”と言っていいものである。



私の今回の旅は、その免許証を取り戻す旅でもある。



トランジットの土星が出生のラグナの8室を抜けて9室に入室し、月から5室を抜けて、ウパチャヤの6室に入室した時に再び、免許を取り戻してアグレッシブに跳躍しようとする力を取り戻したのである。





















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福岡セミナー&対面コンサルテーションを終えて

11月20日(水)、21日(木)、22日(金)、23日(土)、24日(日)と5日間に渡って行われた対面コンサルテーション&福岡セミナー(3日間)が無事完了しました。


今回、福岡でイベントを開催したのは、福岡在住の知人が対面鑑定を受けられたことがきっかけで、その方の紹介で、もう一人、福岡在住の別の方も対面鑑定を受けられたので、多少でも縁を頂いた所に出かけていけば、セミナーや鑑定会として形になるのではと思ったからです。


実際、募集をすると、これまで何年も鑑定家のブログなどの読者として、応援をしてくださっていた方々が、大勢、来てくださり、ささやかな鑑定家ファン感謝祭のような感じとなって、ある程度、イベントとして形になったので、大変、うれしく思っています。


その方々から今回は、ジョーティッシュの技術上のマニアックな知識(※後日、アップ予定)、また今後の活動につながるかもしれない出会いや励ましも頂き、多くの収穫を得たイベントでした。


予定していた鑑定枠も八割方埋まり、また福岡に現地入りした後も追加で、対面コンサルテーションの依頼を頂いて、特に寂しいイベントにならずに済んだことは非常にありがたいことです。


今回、対面コンサルテーションやセミナーに参加頂いた皆様、ありがとうございました。


いつものごとくセミナーでは3日間、私の独演会で、一方的に私が教えたい内容をひたすらマシンガンのように話しまくるという形式で、 今回、初めてジョーティッシュを学ぶ方もいたようですが、私のペースで、私が現時点で、到達しているジョーティッシュ鑑定技法の概要全てをコンパクトではありますが、伝えきることが出来たと考えています。



今後、学習を重ねていかれる方は、この内容をベースに様々なチャートに触れて、経験を増やしていくことが必要です。


対面コンサルテーションに来て頂いた方の中で、北九州から来られた方が何名かおられ、北九州のイベントであれば、もっと紹介できるといった話を頂いているため、また来年辺り、北九州で、対面コンサルテーション、そして、熊本あるいは、福岡辺りで、もう一度、セミナーが出来ればと思っています。


今回は、パラシャラ方式について学習するセミナーでしたので、次回は、ジャイミニシステムについて学習するセミナーを行いたいと思っています。(またその際は、宜しくお願いします)


一つ残念なのは、セミナーでは、個性的な方々に集まって頂き、昼食、懇親会と楽しく時間を過ごしたにも関わらず、記念撮影をし忘れて、1枚も写真が撮れなかったことです。


私は写真をまめに撮るタイプではなく、イベントを終えて、セミナー中の写真が1枚もないことに気づいて愕然としました。


因みにこのブログを書いている今、私はまだ福岡の赤坂駅近くにおり、暫く九州に滞在する予定でおります。


それは九州にて、次なる目的があるからです。(その2に続く)




























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沢尻エリカの麻薬逮捕について



沢尻エリカの麻薬逮捕のニュースがワイドショーを賑わしている。


ラグナを修正している時間はないので、ざっとチャートを作成してみて、麻薬逮捕の理由はあまりにも明白であった。

wikipediaによれば、沢尻エリカの出生データは、1986年4月8日 時間不明 東京である。






出生時間を00:00:01に設定しても23:59:59に設定しても月は魚座である。


そして、太陽も魚座に在住している。


それでチャンドララグナ、スーリヤラグナから見て、2室にラーフが在住し、3、8室支配の金星がコンジャンクトし、逆行の11、12室支配の土星がアスペクトしている。


2室は口から入るものを表し、2室のラーフは、暴飲暴食、ジャンクフードや酒好きの配置である。


そこに3、8室支配の金星がコンジャンクトしているが、金星は快楽主義の惑星であり、快楽が得られる刺激物の摂取を表しているのである。

そして、3室は食欲、性欲、睡眠欲などの低次の肉体的欲求を表し、8室は中毒症状、依存を表すハウスである。

従って、この2室のラーフと金星が麻薬依存の配置である。


この金星やラーフに木星や水星、月などの生来的吉星は全くアスペクトしていない。


従って、これを諌められる人物もいなければ、麻薬依存をやめさせる要素は無かったということである。


因みに出生時間を00:00:01に設定すると、月は魚座5°11’でウッタラバードラパダー第1パダで、現在、ダシャーがケートゥ/ケートゥ期である。

23:59:59に設定すると、月は魚座17°40’でレヴァーティー第1パダで、現在、ダシャーが金星/木星期である。

つまり、沢尻エリカは、現在、マハダシャーケートゥ期、あるいは、金星期のいずれかにいることが分かる。


但し、上記で示したように月、太陽から見て2室のラーフと金星が彼女の麻薬依存を表しているからには、現在、マハダシャー金星期であると考えるのが妥当である。


最近、彼女は、映画女優としては以前よりは華やかな活躍を示していた。


特に2019年9月に『人間失格 太宰治と3人の女たち』でヒロイン役を演じるなど話題作に出演し、2019年5月22日 – 26日には『白い巨塔』で財前五郎の愛人役(以前は、黒木瞳)などを演じて好評であった。

2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』では、織田信長に嫁いだ斎藤道三の娘・濃姫役を演じる予定で、女優としては、以前よりも格が上がった感じである。


以前は、高城剛と逃避行をしたり、『ヘルタースケルター』という漫画が原作の映画で、精神が崩壊していく女性を演じたが、女優としては冴えない感じで、華がなかった。


おそらくこの頃は、ケートゥ期だったのではないかと推測される。


逆行の土星と絡むケートゥ期だった為、精神が崩壊する女性の役を演じたのである。



また高城剛は、彼女にとっては、圧倒的に年上の男性であったが、ケートゥが月から8室に在住していることを考えると、高城剛との結婚生活が不安定で頼りにならないものだったことが考えられる。


ケートゥは相手の経済力や財産に頼れないし、頼らない配置である。



そうしたケートゥ期に彼女は、奇妙な行動が目立ったが、3室支配の金星期になってから女優としての表現力が生まれたと考えられる。


然し、この金星は、今度は快楽主義をもたらし、口から快楽を得るための麻薬を摂取し、それに依存することを表していたと言える。


金星は8室を支配しているため、女優としての表現力は増すものの、それは不安定でいつ中断してもおかしくない傷を抱えていたと言える。


この金星に11、12室支配の逆行の土星がアスペクトして傷つけているが、11室は評価のハウスであり、12室は損失のハウスである。


従って、11、12室支配の土星とは、評価の損失、あるいは、収入の損失の表示体である。



この土星が金星にアスペクトしているため、彼女は逮捕され、麻薬をやめるきっかけを得ることが出来たが、仕事を失い、評価を損失し、収入の手段も失ったのである。



この辺りの理由は、チャンドララグナから見て、明らかである。



因みにもし出生時間を修正し、ラグナを特定するのであれば、ケートゥ期から金星期への変化を彼女の女優としての仕事が華麗に変容する2018年前後に設定すればいいのである。



そのようにしてダシャーバランスを調整すると、彼女は獅子座ラグナとなった。






獅子座ラグナに設定すると、金星は3、10室支配で9室から3室にアスペクトバックしているため、主役を演じられる女優として、最近、露出が目立っていたのである。


そのことはよかったが、この金星は6、7室支配で4室蠍座に在住する逆行の土星からアスペクトされている。


土星は7室の支配星であるため、年上の男性からの影響が考えられる。



この土星は蠍座でヴァルゴッタマで強い配置であるが、機能的凶星であり、彼女には悪影響をもたらすのである。


蠍座に在住していることから、クラブなど、酒場に出入りするような人物かもしれない。



そうした蠍座タイプの男性の悪影響が考えられる。



この蠍座タイプの男性ということで考えると、これは高城剛の人物像に当てはまるかもしれない。






テレビ業界で、コンサル的な立場で、プロジェクトを渡り歩いてきた典型的な業界人である。



この高城剛から大麻の吸い方ぐらいは習ったかもしれない。



何故なら、以前、高城剛は、あらゆる国の大麻を見てきた経験から『大麻ビジネス最前線』といった本を出版しており、またそれに関連する講演会も開いているからである。


こうしたことから高城剛自身のラグナも蠍座ラグナで検討してみてもよいかもしれない。



高城剛ではなくても彼女が関わることになるのは蠍座ラグナや月が蠍座に在住するような年上の男性で、酒場やクラブなどに出入りするような業界人の典型的なタイプであったことは確かである。


おそらく芸能界に蔓延している麻薬もそうした酒場での接触から拡散していると考えられる。











(参考資料)



逮捕の1カ月前から薬物所持情報 沢尻エリカ容疑者、継続使用か
共同通信社 2019/11/17 09:25

 女優沢尻エリカ容疑者(33)の合成麻薬MDMA所持事件で、逮捕の約1カ月前、警視庁に、MDMAとは別の「違法薬物を所持している」などとの情報提供があり、組織犯罪対策5課が内偵捜査していたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。

 押収したMDMAは以前から自宅で保管していたとみられている。継続的に違法薬物を使用していた可能性があり同課は詳しく調べる。17日朝、麻薬取締法違反容疑で送検した。

 捜査関係者によると、沢尻容疑者は15日夜に自宅を出て東京・渋谷のクラブへ行った。同課は16日朝、帰宅と同時に家宅捜索し、カプセル2錠を発見した。
参照元:逮捕の1カ月前から薬物所持情報 沢尻エリカ容疑者、継続使用か
共同通信社 2019/11/17 09:25

沢尻エリカ「別に」発言からの復帰も、一瞬にして崩れ落ちた女優キャリア
週刊女性PRIME 2019/11/18 16:00

「自分が持っているものすべてをこの作品に捧げたい。私の集大成をここで見せたい」

 3月に行われた来年1月放送のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の会見で、そう語っていた沢尻エリカ(33)。だが、その願いは叶わなかった。11月16日、沢尻は合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反の容疑で緊急逮捕されたのだ。

「小学6年生で芸能界デビューし、'05年の映画『パッチギ!』で数多くの映画賞を受賞します。すると、次々と映画やドラマの主演が決まるようになり、いつしか周囲から“エリカ様”と持ち上げられるように」(スポーツ紙記者)

 勘違いした彼女が、あの騒動を起こしてしまう。

「'07年、沢尻さん主演の映画の舞台挨拶で終始、不機嫌そうな態度をとり、司会者から質問されても“別に”しか言わなかった。これによって猛バッシングを浴びて以来、仕事は激減して女優としての活動ができなくなってしまいます」(同・スポーツ紙記者)

撮影現場で隠した素顔

 '09年には、周囲の反対を押し切ってハイパーメディアクリエイター・高城剛氏と結婚して数年で離婚するなど迷走が続く──。そんな中、'12年に主演を務めた映画『へルタースケルター』で過激な濡れ場を披露し、女優として再び評価を得ることに。

「業界では、演技がよくても“めんどくさい女優”は使いたくないもの。彼女はその最高峰にいて干されていたわけですから、リカバリーにはそうとう努力したと思います。現場でも言いたいことは言わずにおとなしく猫をかぶっていたはず」(芸能プロ関係者)

 その歪みからなのか、こんな話も。同作品の撮影後に、

「“役に入り込みすぎてオチている”という理由で、しばらく仕事を断っていた。そのころから、西麻布や六本木の会員制のバーで夜遅くまで飲み歩くことが多くなっていました。ガラの悪い飲み仲間もいて、1年前くらいから警視庁の組対5課にマークされていたとか。今回も前日に渋谷のクラブで飲んでいて、翌朝に自宅に戻ったところを逮捕されました」(同・芸能プロ関係者)

 逮捕前日から新バージョンが放送されていた求人情報サイトのCMも1日でお蔵入りに。大河の差し替えやCMの打ち切りにかかる賠償金を考えると今後の沢尻に必要なのは“求人情報”なのかも。
参照元:沢尻エリカ「別に」発言からの復帰も、一瞬にして崩れ落ちた女優キャリア
週刊女性PRIME 2019/11/18 16:00

沢尻エリカMDMA逮捕 本人が語っていた「やめられない。これが私のライフスタイル」
「週刊文春デジタル」編集部 2019/11/16 19:30

 女優の沢尻エリカ容疑者(33)が11月16日(土)、合成麻薬のMDMAを所持していたとして、警視庁に逮捕された。

「警視庁の組対5課が内偵を進めていました。沢尻は15日の夜から、渋谷区のクラブを訪れていたのですが、帰宅したところを捜査員が自宅に入り、逮捕に至ったとのことです」(警視庁担当記者)

周囲は「大麻をやめられないのか」

 沢尻容疑者は人気作品に多数出演しているが、約5年ぶりの映画主演復帰作となった映画「ヘルタースケルター」に主演した2012年、「週刊文春」が薬物中毒である事実を複数回にわたり報道している(2012年5月31日号~)。

 同作は岡崎京子原作漫画の実写版で、全身整形で美貌を手に入れた主人公がトップスターに登り詰めながらも、薬物依存による精神錯乱で人格が崩壊していく過程を描いた衝撃的な内容だった。この映画の主人公と沢尻の現実が重なり、同作は大きな話題を呼んだ。

 当時、周囲に「大麻をやめられないのか。このままではまずい」と問われると、沢尻はこう答えたという。

「やめられない。これが私のライフスタイル」

事務所もクスリを警戒していた

 事務所関係者が話す。

「現事務所の担当者もエリカのクスリについては警戒していて、何度も本人に『大丈夫か?』と確認していた。本人は『大丈夫です』と話していました。付き合いもあるらしく、クラブにはしょっちゅう行っているのは知っていたので、心配していました」

 11月16日(土)21時から放送の「 直撃!週刊文春ライブ 」では、“薬物彼氏”の存在や入手ルート、逮捕直前映像などについて詳報する。

(「週刊文春デジタル」編集部/週刊文春デジタル)
参照元:沢尻エリカMDMA逮捕 本人が語っていた「やめられない。これが私のライフスタイル」
「週刊文春デジタル」編集部 2019/11/16 19:30

沢尻エリカ容疑者、逮捕前夜の姿をTBSが放送…クラブに出入りし翌朝帰宅
報知新聞社 2019/11/16 20:51

女優の沢尻エリカ容疑者(33)が麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕される前日の夜、東京都内の自宅を出る様子をとらえた映像が16日、TBS系「報道特集」(土曜・後5時30分)などの報道・ニュース番組で放送された。

 「15日午後9時半すぎ」に撮影したとされ、濃い色のロングコートに白いマフラーとサングラス姿で歩いていく沢尻容疑者を後ろから映していた。途中でカメラに気づいたのか、沢尻容疑者は左にゆっくりと振り向いて去って行った。沢尻容疑者はこの夜、東京・渋谷区のクラブに出入りし、翌朝に帰宅したという。

 警視庁の捜査員は16日午前、目黒区内の自宅を捜索し、昼ごろに合成麻薬のMDMAを所持していた疑いで沢尻容疑者を逮捕した。
参照元:沢尻エリカ容疑者、逮捕前夜の姿をTBSが放送…クラブに出入りし翌朝帰宅
報知新聞社 2019/11/16 20:51

沢尻エリカ容疑者逮捕にネット上驚きと残念…「ショック」トレンドワードに複数
デイリースポーツ 2019/11/16 18:08

合成麻薬MDMAを所持したとして、警視庁に16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者(33)。ネット上では、「逮捕?」「好きだったのに」などと驚きと残念がる声が広がった。トレンドワードに「沢尻関連」が11ワード並ぶ時間帯もあった(午後6現在)。

 「逮捕か。」「マジかよ」「けっこうショック」などと短い言葉で驚きを表す人が多く見られた。また、「タイヨウのうたとか1リットルの涙とかの病気系のドラマのイメージ強くて、その頃の沢尻エリカが好きだった」「沢尻さんってすごい演技力のある女優さんだなって改めて実感したのを思い出した」「今までに唯一買った写真集は沢尻エリカ めっちゃ好きやねん」などと沢尻の功績をあげて嘆く声も。

 また、「大河で奧さん役じゃなかった?NHK大変」「麻薬で逮捕 いつも思うけど麻薬だの覚せい剤だのどうやったら手に入れられるのか疑問」などの声もみられた。
参照元:沢尻エリカ容疑者逮捕にネット上驚きと残念…「ショック」トレンドワードに複数
デイリースポーツ 2019/11/16 18:08







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首里城の火災について



沖縄県の首里城の火災で、正殿と北殿、南殿など計7棟が焼失した。


首里城で火災、現場一帯から住民避難
2019.10.31 Thu posted at 10:55 JST CNN.co.jp

ロンドン(CNN) 沖縄県の地元警察は31日までに、CNNに対して、首里城で火災が発生したことを明らかにした。

警察報道官によると、現場一帯では住民の避難が進められているという。ただし避難者の数や火災の規模は不明。

NHKは那覇市消防局の話として、首里城の正殿近くから出火したと伝えた。首里城跡は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に指定されている。

首里城は400年以上にわたり琉球国王の居城となっていた。

第2次世界大戦中は旧日本軍の地方司令部の役割を果たした。1945年の沖縄戦で全壊し、復元作業が完了したのは90年代初頭のことだった。


この火災の映像を見た時、先日のパリで起こったノートルダム大聖堂の火災を思い出した方もいるかもしれないが、私は三島由紀夫の『金閣寺』という小説で描かれた金閣寺の火災の映像が思い浮かんだ。



ノートルダム大聖堂の時もそうだし、今回の首里城の火災もそうだが、燃えてはいけないものが燃えている、その壮大な映像を目にして、不謹慎にも、その燃え上がる姿が、非常に美しく思えた。こんなことを書けば関係者からおしかりを受けるかもしれないが、事実そうであった。






歴史上の吉原炎上とか、江戸の大火とか、あるいは、ギリシアのトロイア戦争で燃えた街、アレクサンドリアの大図書館の火災など、おそらく歴史上の火災で、重要な建造物が火災で焼失する出来事はこれまでにもあったと思われるが、そうした壮大な歴史絵巻が眼前に現れたかのような衝撃を受けたのである。


『金閣寺』は1950年7月2日に金閣寺の見習い僧侶・林養賢の放火によって国宝を含んだ数々の文化財が焼失した事件を元に三島由紀夫が、犯行に及んだ林養賢の屈折した心理描写を行なった作品である。


美しいものの象徴であった金閣寺に火を付けることで重度の吃音症による苦悩や劣等感から生じる社会への復讐心などを満たしたという描き方だったと思われる。



心理学的に言えば、高い所にいる人物を引きずり下ろすことによって、自分が相対的に上昇するという卑屈な心理状態である。


自分がより高い位置に付くには、自分が上昇するか、相手を引きずり下ろすかの二者択一なのである。


自分が上昇しようとするのは健全で高貴な精神だが、自分に上昇する見込みがなく、重度の劣等感にさいなまれて絶望している時には、相手を引きずり下ろすという卑屈な心理状態として現れるしかないのである。


それが地位の高い人物が何か不祥事などで失脚したり、高い地位から転落した時にそれを「それみたことか」「自業自得だ」と感じたり、日頃の羨望の情や、劣等意識、復讐心などをそれによって償うのである。


ニーチェ的に言えば、奴隷の精神であり、畜群の道徳意識であるが、これがかなり多くの日本人に適用できる大衆感情なのである。



首里城も金閣寺に負けず劣らぬ美しい建造物であったと思う。


沖縄県人の方々が琉球王国時代のゆかりの建築物として、何が何でも守ってゆきたい文化的遺産である。


自分たちの誇りであり、それが失われたということには、まるで自分の家を破壊されたかのような大きなショックがあったと思われる。



然し、そうであるからこそ、絶対に燃えてはならないこの美しい建造物が、一瞬にして燃えあがったその姿は、壮麗な危険な美を放っていた。


道徳と切り離した時にその巨大な火の燃え上がる姿は、壮麗な光と炎のイベントである。誰も見たことのない映像である。


芥川龍之介は、自らが究めようとする美のためなら、実の娘が焼け死ぬところも描く芸術至上主義の人物を『地獄変』の中で描いている。



私がこうしたことをちょっとでも記述できるのは沖縄県が遠い場所であり、自分の身近な生活環境ではない為ではないかとも思われる。


沖縄県の首里城には、沖縄を旅行した際に2度ほど訪れたことがあるが、やはりどこか遠くから客観的に見ている所がある。


沖縄県人の方々には、そのように客観的に見ている余裕はないかもしれない。



芸術の機能とは、それを見て、どのような感情が沸き起こるか、自分の内面に向き合う作業であると聞いている。


芸術的な価値、美の基準というものが客観的に実在しているというよりも個々の人々の心の中に美の感覚が存在しているのである。


その自分の中にある美の感覚を見つめることが重要であるとすれば、私は、この美しい首里城が燃えている映像の美に圧倒された。



私自身の中に芥川龍之介的な芸術至上主義的な狂気が少しは混じっているのではないかと思える要素が若干ある。


例えば、私は、画家でも音楽家でもないが、ジョーティッシュで、色々な人の運命を検討していて、それが幸福な出来事であれ、不幸な出来事であれ、ジョーティッシュの運命学の法則が、数学的に美しいロジックで、出来事を説明している時にそれに驚愕し、圧倒され、それに魅せられてしまう。


それがその人にとって幸福な出来事であろうが、不幸な出来事であろうが、お構いなしにその精密なロジックと事象との一致に心を奪われてしまう。


それがあったからこそ、ここまでジョーティッシュの学習にのめり込めた所がある。


これは場合によっては不道徳にもなり得る一つの狂気と言えるかもしれない。




おそらく首里城の火災に直面して、人それぞれ様々な感情を呼び起こしたことと思われる。


私に呼び起こされた感情は、ただ圧倒されたという一言だった。



こうしたことは、初めでではなく、例えば、2001年9月11日にアメリカの世界貿易センタービルに航空機が突っ込んでビルが崩壊した事件を目撃した時にもそのような感覚が生じた。


この映像を見た時もその出来事の壮大なスケールに圧倒されたが、その事件で犠牲になった方々への同情が沸くというよりも、むしろ、今まで一度も見たことのないそのイベントのスケール、発想に驚愕した。


もう少し露骨に言えば、悪の帝国であるアメリカにイスラムの決死隊が正義の一撃を喰らわせた瞬間のように捉えて、スカッとした気持ちになったのを覚えている。


小林よしのりが、ゴーマニズム宣言の中で、貿易センタービルに突っ込んだ航空機を見て、「その手があったか」と感じたことを綴っているが、巨大な軍事力で世界を支配する悪の帝国アメリカに逆らうそんな方法がまだ残っていたのかと賞賛する気持ちである。


普通の大衆である私たちは、そんな世界の見知らぬ土地の人々の不幸に同情する程の国際性は身に付けておらず、国内でほとんど屈折した心理状態で生きている為、こうした感情が沸くものである。




首里城が焼失した占星術的な理由



これは台風19号で日本の国土がひどくダメージを受けたことと全く同じロジックで説明出来る。



(『台風19号の被害と日本のマンデン図』)


(『台風19号の被害と日本のマンデン図 その2』)



日本のマンデン図の4室で減衰し、土星、逆行の火星からアスペクトされる水星のマハダシャーである為、このようなことが生じると考えられる。



国家の貴重なインフラ、建造物が被害を受けることを意味している。



またジャイミニスキームで魚座/魚座の時期で、4室の魚座や魚座から見た4室に土星、火星、ラーフ、ケートゥなどの凶星のアスペクトが集中しているからである。








トランジットを見ると、ラグナから見た12室に1、4室支配の木星やダシャーロードの水星、美しい文化財を象徴する金星、月などがトランジットしている。



4室支配の木星は、水の星座から火の星座に移る境界付近のガンダーンタのポイントを通過中である。




射手座への惑星集中



また射手座が高い所からの転落を意味する星座であり、その射手座に土星がトランジットし、ラーフ/ケートゥ軸が絡んで、火星がアスペクトするタイミングである。



射手座が傷ついているチャートで、ヴィムショッタリダシャーで射手座に絡む惑星のダシャーやチャラダシャーで射手座の星座ダシャーが訪れるような人で、更に土星、火星、ラーフ、ケートゥなどの惑星が影響し、木星と土星のダブルトランジットなども形成しているような場合、その射手座に形成されるカルマが噴出するタイミングである。




非常に価値ある重要文化財が火事で焼失するといった事件も高い所からの転落を表わしていると考えられる。






ノートルダム大聖堂の火災も、基本的にこの同じ惑星群が、射手座に絡んでいることを確認できる。



この時も火星が射手座にアスペクトしていることを確認できる。

















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【追悼】本多信明氏逝く

我々の占星術仲間であった本多信明氏が亡くなった。


本多信明氏とは、私がジョーティッシュを本格的に学び始めた2000年代の前半、東西占星術研究所の講座で出会ったのが最初だった。


講座終了後にお茶を飲んだりしたが、この頃は、まだそれ程、親しいとは言えず、学習先で出会った知り合いに過ぎなかった。


私は2005年頃に旧サイト『鑑定家』を作成して、有名人のチャート分析などを行なったり、ブログに日々の出来事などを書き始め、対面鑑定活動も始め、2007年にデリー在住のシュリK.N.ラオの元を仲間と共に表敬訪問し、2009年2月に最初にセミナーを行ない、2010年7月に初めて大阪でセミナーを行なうなど活動を積み重ねていたが、本多信明氏は、その前年度に既に大阪に訪れており、同じ頃、活発に活動していた仲間の一人である。


本多信明氏は、2010年2月にB.V.ラーマンの著作を参考にした『基礎からはじめるインド占星術入門』を説話社から出版するなどやり手の面をのぞかせた。


最近では、ジョーティシュ関連本を日本人が出すことも多くなってきたが、まだ日本語で読めるジョーティッシュ関連本が少ない中で、出版社から本を出せたというのは画期的であった。


2011年秋にデリーのBVBで行われた2週間のセミナーに参加した時も特に誘い合わせた訳ではなかったが、本多信明氏も日本人の一人として参加していて、向こうで色々と交流し、楽しく過ごした仲であった。


このように本多信明氏とは縁があるらしく(チャート的にも確認できる)、学習の初めの時も、インドでも一緒になった。そして、その後も何かと交流が続いていった。


本多信明氏は、私に一目置いてくれており、毎年、忘年会をやろうといって連絡をくれるため、その後、毎年、年末に忘年会で一緒に飲むようになった。


このような誘いは、以前、セミナーで一緒になった時以来、何かと続いていたが、私はそれ程、付き合いがいい方でもなく、積極的でもなかったが、本多信明氏が積極的であったこともあって付き合いは続いてきた。


そんなことで、ここ数年は、毎年、本多信明氏と忘年会を行なうのが恒例の行事になっていた。


本多信明氏が亡くなったという知らせを受けた時(ミチユウさんから連絡を受けた)、今年も彼とは忘年会をやるものと思っていたので、大変、驚くと同時に非常に寂しい気持ちになった。


彼は西洋占星術とジョーティッシュの技法の比較論的な話が得意で、西洋占星術や他の占術についての話題に事欠かなかった。


また業界の裏話的な話に通じていて、それらの話も非常に面白かった。


金星が支配星となるナクシャトラの持つ独得な諜報能力を発揮して、色々な裏話に通じているのが彼の魅力だった。


2~3年前のことだが、本多氏の過去の武勇伝や西洋占星術業界での色々な出来事などを聞く機会があったが、それらも平凡な話ではなく、非常に個性的で面白かった。


彼は70歳を越えていて、私よりもかなり年配であったが、気さくで、特に大人ぶることなく、普通に同年代の友人と同じように接することができるのが彼の魅力でもあった。


そんな風にして本多信明氏とは、もうかれこれ16年位の付き合いになるのである。


それで本多信明氏が逝ったという話を聞いた時、私は彼ともう飲めないのかと思い、彼の笑顔を思い出して非常に寂しい気持ちになった。


彼と占星術や占星術業界の色々な裏話をした楽しい時間は思い出である。


彼はビジネス的な手腕があり、やり手で、頼もしく勇ましい戦士であった。その行動力にはいつも感心していた。私とはライバルでもあり、盟友でもあったと思う。




本多信明氏はやる気に満ちていて、K S Charak氏の『Essentials of Vedic Astrology』の日本語訳を出版する交渉をCharak氏とインドの出版社との間で取りまとめて、まもなく本も出る予定であった。



この出版の話は、2年前ぐらいに聞いていて、私もAmazonの書評を書いて欲しいなどと頼まれていたのだが、作業が中々進まずに延期されていたようである。



こうした本多さんの未完の仕事が残っているので、これを引き継いで、何とかこの翻訳本を世に出してあげて欲しいと願う次第である。



ジョーティッシュの日本語で読める入門書が出れば、日本の学習者たちに役立つので、何とか出版してもらいたいと思う。




本多信明氏は9月26日までブログを更新しており、9月21日辺りは元気だったそうである。



彼には身近な親族がいなくて、遠戚しかいない為、連絡が取れないことに気づいた方が警察に連絡し、10月21日に自宅で畳の上で亡くなっているのが発見されたそうだ。



警察から杉並区役所に引き取られ、昨日10/30(水)10:00に堀ノ内斎場で火葬が行われたが、私もミチユウさん、河合範安さんらと参列して来た。



正式に告知された訳ではなく、皆、人づてに知らされたにも関わらず、火葬には多くの人が集まっていた。



中国系の占いをされている方で、本多さんと親しくされていた方や、本多さんのクライアントの方も参列されていて、そうした方と、色々話すことも出来た。



また本多信明氏は、声楽などもやっていた為、そうした関係者の方たちが大勢来ていた。



通常、親族であっても葬儀に参加しない場合もあったりするのだが、来ていた方は、皆、本多さんと友人として楽しく過ごした為にその友情の為に来ていたように思われた。



彼は友人に恵まれており、人望も厚かったようである。



自宅で亡くなって親族もいないとなると、現代の孤独死の問題を思い起こさせるが、本多さんの場合は決してそんなことはなかったように思う。



彼は非常に沢山の友人から慕われていて、友人たちに見守られていた。



この日のトランジットだが、蠍座に木星、金星、水星、月がトランジットしていた。






彼は、射手座ラグナで、月が12室蠍座に在住しているので、友人たちに囲まれていたことを物語っている。



暫くしてから、埼玉県新座市の天照院の共同墓地に入るそうである。



おそらく本多信明氏と交流した方は、まだ大勢いると思われるため、本記事は、その方々に向けての報告である。

















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お笑い芸人チュートリアル・徳井義実の活動自粛について



徳井義実の出生データは、「日本人た行 – 出生時間の分かる有名人まとめWiki from2ch」に掲載されており、「1975年4月16日 9:00 京都府京都市」である。






出生時間が9:00ジャストである為、正確性に疑問が残るが、1998年3月に正式にお笑いコンビチュートリアルとしての初舞台を踏んだ時、ラーフ/太陽期であり、太陽は芸能の3室を支配し、評価の11室に在住している為、この時期に芸人としてデビューしたことが説明できる。


徳井義実が何故、東京国税局から申告漏れを指摘され活動休止に追い込まれる事態になったのかと言えば、2017年4月27日にマハダシャー土星期に移行した為である。



土星は8、9室支配でラグナに在住しており、ラグナロードの水星にアスペクトしている。


土星が税務署の表示体で、8室の支配星がラグナやラグナロードに絡んでいる為、申告漏れを指摘されたのである。


身体の拘束、すなわち逮捕にまで行かなかったのは、ラグナロードの水星が木星の保護を受けているからかもしれない。


また土星は9室の支配星でもあり、凶星からのアスペクトを受けて、更に傷つきが増すような状況にもなっていない。


敏感な中立ハウスである8室は9室の象意に影響されて凶意を発揮する度合いが小さかった為、申告漏れの指摘と修正申告で済んだのである。


但し、その後、フジテレビにスクープされて結局、無期限の活動休止になった。






8室支配の土星は中断を表わし、10室と10室の支配星にアスペクトしている為、仕事が中断する事態になった。


そして、このスクープがあった現在、土星/土星/ラーフ期であるが、プラティアンタルダシャーのラーフは6室で減衰し、ディスポジターの火星は6、11室支配で、9室から3室と4室にアスペクトし、2室の支配星(財産)や5室の支配星にアスペクトしている。



6室支配の火星が3室(メディア)にアスペクトしている為、フジテレビがスクープしたようにテレビ局は彼に敵対して動いたことが分かる。


また火星は4室にもアスペクトしているが、徳井義実は申告漏れの一方で、2億円のマンションを購入していたと報じられており、マンション購入を非難されたのは、6室支配の火星が4室にアスペクトしている為である。


更に6室支配の火星が12室に在住する高揚する月や定座の金星にアスペクトして傷つけているが、この12室で形成される2室支配の月と5、12室支配の金星の2-5のダナヨーガは、彼が隠した所得を表わしていると考えられる。


12室である為、隠れた見えない所に隠したのである。


牡牛座は物品、財産を溜めこむ星座である。






2室支配の月は高揚し、5室支配の金星も定座で強く、2-5のダナヨーガを形成しているが、減衰するケートゥとコンジャンクトしている。


彼が隠した所得は、非常に巨額であり、またそれはマンションの購入に充てられるなどして、快適でラグジャリーな不動産や家具、調度類となった為、それが12室でコンジャンクトする強い金星と月で表されているのである。


然し、その月と金星は、減衰するケートゥとコンジャンクトし、6、11室支配の火星からアスペクトされている為、国税局からの申告漏れ指摘の対象となった。




減衰するケートゥの絡みは、結局は、隠して溜め込んだ資産が申告漏れ指摘や追徴課税などで失われることを表わしている。



つまり、彼の12室牡牛座で形成される月と金星による2-5のダナヨーガは結局は失うために溜め込んでいるようなイメージなのである。


またこの月と金星のダナヨーガは土星と太陽によって挟まれており、パーパカルタリヨーガを形成して傷ついている。



今回、芸人仲間も徳井義実の申告漏れ、所得隠しについて非常に激しく批判しているのは11室支配の火星が月と金星にアスペクトしているからである。



芸人仲間や芸能界の人々が彼に敵意を剥き出しにして非難している。



11室は貪りのハウスであり、11室の支配星は、競争心が強い同僚の攻撃性や貪欲、冷たい態度を表わす最悪の機能的凶星となる。





トランジット


今回の徳井義実の活動自粛は、ラグナに在住する8、9室支配の土星に射手座でトランジットする土星とまもなく射手座に入室する木星がアスペクトして、ラグナにダブルトランジットが形成されるからである。


ラグナには8室の支配星が在住しているため、8室にダブルトランジットが生じている。


この土星は1-8の絡みを生じており、行き詰まりや中断を表わしている。



また土星は月から8室を通過していることにも注目であり、月から8室にもダブルトランジットしている。







ナヴァムシャだと土星は、月から見た8室の支配星で、3室支配の水星や高揚する金星を傷つけており、3室にアスペクトしている。


またラグナから見ても土星は3、4室支配の機能的凶星で5室に在住して、水星、金星に絡んでいる。







ダシャムシャだと、土星はラグナから7、8室支配で6室に在住し、火星からアスペクトされている。


また月から見ても6、7室支配で5室に在住している。




マハダシャー土星期が、徳井義実のキャリアにとって困難であることを物語っている。



土星期の前は、マハダシャー木星期であったが、木星は高揚する金星と共に9室定座に在住し、3室にアスペクトしている。



ナヴァムシャでは、5室支配の木星は7室支配で魚座で高揚する金星と5-12の星座交換をして強力である。



また出生図では、月から見て8、11室支配で11室で自室に在住する木星は2、5室支配の水星とコンジャンクトして、2-11、5-11のダナヨーガを形成している。水星は減衰しているが、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


またラグナから見ても木星は、7、10室支配で、ラグナロードで4室支配の水星と1-7、1-10のラージャヨーガを形成している。


そして、木星はハンサヨーガを形成して強力であるため、徳井義実は、マハダシャー木星期には人気が出て、沢山、稼いだ。



但し、徳井の申告漏れは過去7年間に渡って行われており、この時期はマハダシャー木星期だったのである。



この間、東京国税局は、分かっていて見逃していた可能性が高く、徳井義実が2億円のマンションを購入したタイミングで、申告漏れ、所得隠しを指摘されたようである。



木星は強力なダナヨーガを形成しているが、8室支配の土星がラグナからアスペクトしている。



従って、東京国税局が徳井の収入を監視してきたと考えることが出来る。



然し、マハダシャー木星期の間は、見逃していたのである。



マハダシャー土星期に移行したタイミングで、8室支配の土星(東京国税局)が行動を起こしたと考えることが出来る。




因みにこのマハダシャー土星期に移行したことの結果であるが、D11を見ると、それが顕著に表れている。



通常のD11では、土星は、11、12室の支配星で月から見ても3、4室支配の機能的凶星である。







アイヤー版のD11でも、土星は11、12室の支配星で、月から見ても6、7室支配の機能的凶星である。







一方で、木星は、1、10室支配で10室でハンサヨーガを形成し、4室でバドラヨーガを形成する水星と相互アスペクトしている。



また月から見ても木星は5室支配で2、11室支配の水星と相互アスペクトで、2-5、5-11のダナヨーガを形成している。




通常のD11でも木星は、1、10室支配で、ラグナロードである為、収入、評価の上昇を象徴している。





徳井義実は、土星期においては収入面において木星期のように行かず、より苦労しそうである。



然し、出生図を見ると、木星は月から見て8、11室支配の機能的凶星で、ラグナから見ても7、10室支配の機能的凶星である。



ケンドラの10室で強かったり、月から11室で強い為、社会的に成功し、経済的に成功もしたのである。



但し、人生の目的や理想、動機面で、この時期は良かったとは言えない。



むしろテレビに出て有名になり、高く評価されてお金が簡単に入り過ぎて、成功に酔いしれ貪りの心境になったと考えられる。






木星は7室や10室の支配星であるため、交際相手や仕事があって、それで特に目的や理想がある訳でもなく、満足に耽っていたのである。



然し、土星は月から見て、9、10室支配で2室に在住しており、ラグナから見て8、9室支配でラグナに在住している。



この事件をきっかけに徳井義実は、より堅実にお金を稼ぐ必要が生じ、態度が一変すると考えられる。



土星は9室の支配星である為、この辛い経験を元に人生を考え直し、宗教や精神世界に傾倒さえするかもしれない。



今現在、土星/土星期であり、土星期が始まったばかりであり、この事件をきっかけに徳井義実は、本格的に土星の影響を受けていく。



土星はラグナに在住している為、おそらく人格が変容してしまうのである。





土星がラグナに在住



舛添要一もそうだったが土星がラグナに在住する場合、大金が入ってくると急に贅沢をしたり、金遣いが派手になってしまう。


然し、その一方で、都庁に設置してあるトイレットペーパーを持ち帰って節約に務めるなど、ケチ臭い節約術などに土星の影響が現れたりして、両極端な行動となる。


徳井義実の場合は、沢山稼いでいた為、税理士に任せるなどすればよかったが、税理士を雇う金も節約したいと思ったのか、自分で経理を行なったものの、税金を支払うのが惜しい為、税務申告が遅れがちになるという形で、この土星の影響が表れたと思われる。


自分で作った会社にギャラを振り込んで、そこで様々な費用を経費として落とそうと考えたようだが、税理士などに任せていないため、自己流のかなり強引な経費への繰り入れが行われた。


これもおそらく土星の影響で、舛添要一が都庁のトイレットペーパーを持ち帰って節約に努めたのと同じような収入に見合わないケチな節税対策として現れたのである。



徳井はお金があった時でも「ガス、電気止められていた」 陣内が明かす
陣内智則 2019年10月27日 デイリー (神戸新聞まいどなニュース)

 お笑いタレント・陣内智則(45)が27日、TBS系「アッコにおまかせ」に生出演。長年にわたる個人事務所の申告漏れと所得隠しが発覚し、活動自粛を発表した「チュートリアル」徳井義実(44)のルーズな素顔を明かした。

 徳井は23日の謝罪会見で「想像を絶するだらしなさ」と自身の「ルーズさ」「怠慢」が原因で、納税していなかった、などと釈明した。

 26日には吉本興業が、個人事務所について、2009年の設立当初から無申告を続け、再三、督促を受けて申告していたこと、社会保険にも未加入だったことなどを明らかにしている。

 徳井とは「大阪時代から仲いい」という陣内は「本当に(納税は)国民の義務なんで、全然許せないし、情けないです」と話した上で、「大阪時代から、チュートリアル売れてたんで、お金はあったんです。(お金が)ある時期でも、(料金払わずに)ガス止められたり、電気止められたりとか。そこまでのルーズな所があった、って聞いたんで…」と公共料金を支払わず、ガスや電気を止められたことがあった、と聞いたことを明かした。

 当然、「なんでお前払えへんの?」と、仲間たちも信じられないほどだったといい、陣内は「(徳井の)イメージはハンサムな感じですけど、お金に関しては、こんなにブサイクなヤツやったんや、と(思った)」と話していた。


お金があった時でも「ガス、電気止められていた」ということだが、通常は、公共料金は自動引き落としにするもので、意識しないで支払われていくものだが、ガス、電気が止められていたというのは、おそらく支払いたくないという意志が働いているものと考えられる。その為、銀行引き落としにせず、振替用紙が届いても支払いに行かない行為として現れたのである。

ルーズであるというよりもむしろ、ラグナに在住する土星の影響として、払うべきものを惜しむという性質の表れではないかと思われる。




(参考資料)



徳井義実が芸能活動自粛へ…記者会見が失敗に終わった2つの理由
2019年10月27日 8時0分 Smart FLASH

チュートリアル徳井義実の個人会社が、7年間でおよそ1億2000万円の所得隠しと申告漏れを東京国税局から指摘されたというニュースが流れたのが、10月23日の正午過ぎ。

 所属する吉本興業から支払われる出演料などを自らが設立した会社「チューリップ」を通して受け取っていたが、東京国税局は個人的な旅行代や洋服代などを経費として認めず、2015年までの4年間でおよそ2000万円の所得隠しを指摘。また、去年までの3年間は収入をまったく申告しておらず、およそ1億円の申告漏れが指摘された。

 追徴税額は重加算税を含めおよそ3400万円にのぼり、すでに納税と修正申告は済ませている。

 徳井はこの日、大阪の某テレビ局で相方の福田充徳と仕事をしていた。夕方、仕事先を嗅ぎ付けたワイドショーや新聞記者が、局に集まりかけようとしていた。徳井サイドの対応は早かった。このとき「22時に本人が会見する」と決定。結果は1時間遅れの23時からになったが、いずれにせよ、徳井本人の謝罪会見が即座に決まった。

 しかし、結果的に、この会見は失敗だった。失敗の理由は2つある。

 まずは徳井が使った言葉だ。

「2016年、17年、18年、申告していなかったことは事実です。もちろん納税の義務はわかっていまして、税理士さんから決算の時期に『申告しなければいけませんよ』という連絡が来ても、やります、やりますと言いながら、明日しようと、どんどん先延ばしにしていまして。それが延び延びになって、じゃあもう来年にまとめて申告しようとなって。

 また申告の時期が来て、税理士さんから『去年も払ってませんし、今年はしっかりやりましょう』と連絡をいただいて、わかりましたと。もちろん支払う意思はあるんですけど、本当に想像を絶するだらしなさ、ルーズさによって、1日延び、1週間、1カ月延びてっていう状態で3年経ってしまったということです」

 この「想像を絶するだらしなさ、ルーズさ」という言葉で悪質性を否定したが、猛批判が起こった。「44歳のおっさんが、ルーズで片づけるのは、お粗末!」「悪意があって3年も無申告だったんだろう」「脱税の意志があったんじゃないか」「バイクや時計の趣味にはお金を使って、それを経費としてごまかせると思ったのかね」と、記者やレポーターからの批判はとどまることはなかった。

 第2に、会見の終盤でこんなやり取りがあった。「法人だけでなく、個人の分も修正申告されたんですか?」の質問に、徳井は「はい」と答える。「個人の(申告漏れは)どれくらいなんですか?」と聞くと、徳井は「個人の方は、いまよくわからないです。(報道されている1億2000万円の)そこに入っているのかも。あっ、個人分は別みたいです」と理解していない様子。

 これには集まった取材陣から「当然聞かれることなのに、メモにして持ってきてもいいだろう!」と、不満の声があがった。吉本一のイケメン芸人、クリーンで爽やか芸人のイメージが一瞬にして崩れた瞬間だった。せっかく本人が誠意を持って対応したものの、事の重大さの認識不足、準備不足がかえって徳井を窮地に追い込むことになってしまったのだ。

 翌日の24日には、フジテレビが新事実を報じた。徳井が、2009年に会社を設立してから2018年までの9年間、一度も期限内に納税しておらず、指摘を受けるたびに申告していたという。

 さらに、朝日新聞が25日付けで、徳井の会社が法人税約3700万円のほかに、消費税と源泉所得税計約6500万円の追徴課税を受けていたことを報じた。

 早くもこの時点で、徳井の仕事に影響が出た。家電量販店「エディオン」と寝具大手「東京西川」が、即、CM放送を見合わせる処置を取った。さらに、徳井がボーカルを務めるバンド「鶯谷フィルハーモニー」が出演予定だった大学祭での公演が中止になった。

 徳井は、10本を越えるレギュラー番組を持ち、NHK大河『いだてん』に11月3日放送分から出演予定だった。

 だが、ついに吉本興業が徳井の当面の芸能活動自粛を決定した。26日、吉本興業はホームページで「チュートリアル徳井義実の税務申告漏れに関するご報告」と題し、同社が調査した詳細について発表。そこに書かれた真実に、驚愕させられた。

 徳井は、時期が遅れはしたが申告は完了していたという。しかし、その納付について、再三にわたり税務署から督促があったにもかかわらず、手続き怠慢により納付していなかった。その結果、2016年5月ころに銀行口座を差し押さえられたというのだ。さらにもう一つ、2009年の個人事務所設立時に、社会保険の加入手続きをしていなかったので、未加入の状態だったという。

 今回の吉本興業の報告は、徳井の会見時に報告すべきことだったはず。かといって、会見時にこれらをすべて話していたら、世の中に与えるショックはいま以上に大きかったと思われる。徳井は、追加報告の事柄をバレないと思ったのだろうか? もしかしたら、バレたときに話せばいいとルーズに思っていたのかもしれない。

(写真・文/芸能レポーター川内天子)
参照元:徳井義実が芸能活動自粛へ…記者会見が失敗に終わった2つの理由
2019年10月27日 8時0分 Smart FLASH

徳井義実 所得隠しの裏で2億円マンションを購入していた
2019/10/27 19:00 NEWSポストセブン

 お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44才)が、自ら設立した個人会社チューリップの申告漏れと所得隠しを東京国税局から指摘された問題。長年にわたって期限内に申告していなかったことが明らかになったが、なぜこのタイミングで表沙汰になったのか。実は今年に入って高級マンションを購入したことがきっかけになった可能性が出てきた。

 10月23日に、個人会社が所得隠しと申告漏れを東京国税局に指摘されたことが報じられるやいなや、その日の深夜に謝罪会見を開いて“火消し”に走った徳井だが、逆に疑惑は広がっている。

 会見では「以前はしっかりと申告していたか?」と問われ、「そうですね」と答えていたが、それが嘘だったことが判明。26日には所属する吉本興業が「2009年の会社設立以降、昨年9月に国税局の税務調査を受けるまで毎年、期限内に申告せずに税務署の指摘を受けていたこと」「税務署からの再三にわたる督促にもかかわらず納税せずに2016年5月頃に銀行預金を差し押さえられたこと」「社会保険に未加入であること」「個人事業主としても所得税の無申告を繰り返していたこと」などを発表して次々と“余罪”が発覚。合わせて、当面の芸能活動自粛も発表された。徳井の知人が言う。

「今回の話は、さもありなんという感じですね。徳井さんは本当にルーズ。公共料金の支払いをせず、ガスや電気が止まったこともしょっちゅうだったそうです。過去には運転免許の有効期限が切れているのに更新しないまま運転していていたこともありました」

 徳井自身は会見で「想像を絶するルーズさ」が原因だったと語っていたが、国民の義務である納税を怠るのは「ルーズ」で済む問題ではない。徳井の知人によると、一方でお金の遣い方に関しては大胆な面もあったという。

「彼は大きな買い物をするときでもローンを組んだことがないと思います。レンジローバーやBMWなどの高級車に乗っていましたが、それも現金一括で買ったはず。

 実は、彼は今年の春先に高級マンションを購入しています。それまで自宅兼事務所として借りていたマンション内で、もっと広い部屋が売りに出たので購入したとか。もちろん現金一括で。その新しい部屋には交際が報じられている姉妹音楽ユニットのチャラン・ポ・ランタンのももさん(26才)も通っているらしいですよ」(同前)

 東京都内の高級マンションの不動産登記によると、確かに徳井は個人名義で今年2月にマンションの一室を購入していた。専有面積は約120平方メートルと広く、近隣の不動産会社によれば「中古だが、非常にグレードが高く販売価格は2億円近い」という。登記を見ると抵当権がついていないから、現金一括で購入していると考えられる。

 しかしこの大きな買い物が、国税局の心象を悪くした可能性がある。WT税理士法人代表社員の税理士・板倉京氏はこう語る。

「税務の申告をしていなければ納税証明書や源泉徴収票といった書類を用意することができず、ローンは組めません。徳井さん本人にも無申告の自覚はあったと思いますから、キャッシュで購入せざるを得なかったのでしょう。

 不動産を購入するとその登記情報は法務局から税務署に共有されるようになっています。不動産を購入したお金がどこから出ているのかを税務署が把握するためです。徳井さんがマンションを購入した際に、税務署が徳井さんの税務申告の状況を見返した可能性は高いと思います。無申告なのにキャッシュで高額な不動産を購入してしまったことが、国税局を動かした可能性はあるかもしれません。

 税理士の仕事をしていると、決算期が来てもお客さんがなかなか資料を渡してくれずに期限を過ぎてしまうケースはままあります。資料の提出や申告を再三促してもダメな場合は、税理士としても責任は取れませんからやむなく契約解除をすることもあり、そうなると、何年も無申告のまま野放しになってしまう。これは私見ですが、徳井さんのように世間的に影響力のある人の無申告が大きく報じられることで、国税局には“見せしめ”の狙いもあったのかもしれません」

 吉本興業に事実関係を尋ねると、広報担当者がこう回答した。

「マンションの購入は事実ですが、金額や場所、購入時期に関しては個人情報なのでお答えすることはできません。免許証の更新に関しては、15~16年前に車の運転中に警察から免許証の提示を求められた際に、更新を忘れていて有効期限が切れていたことがあって、その後更新をしたことはあったみたいです」

 徳井が支払った追徴課税は計1億円を超えたという。多くのレギュラー番組を抱えていた徳井だが、スポンサーや視聴者からの批判は大きく、活動自粛から復帰できるかは不透明だ。社会人としてあまりに非常識な行為の代償は大きい。
参照元:徳井義実 所得隠しの裏で2億円マンションを購入していた
2019/10/27 19:00 NEWSポストセブン

爆笑・太田光、チュート徳井に「ルーズって言ってるけど…」
2019年10月27日 12時30分スポーツ報知

「爆笑問題」太田光(54)が27日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・前9時54分)で「チュートリアル」の徳井義実(44)の個人会社「チューリップ」の申告漏れと所得隠しが発覚し当面、芸能活動を自粛することについて見解を語った。

 太田は「お笑い芸人なんてみんなお金の計算とか経営とか出来ないから、マネージメントっていうのを事務所に全部任せるわけで。その割に自分の会社を作るっていうのは、どういうことなのかなって」とした上で、「俺なんか全部お願いしますって。徳井はルーズって言ってるけど自分ではルーズっていう自覚が無かった様にも思える」とコメントした。
参照元:爆笑・太田光、チュート徳井に「ルーズって言ってるけど…」
2019年10月27日 12時30分スポーツ報知

杉村太蔵、チュート徳井を断罪「事実上の引退」「ラッキーでしたね。よく逮捕されなかった」
2019年10月27日 12時17分スポーツ報知

元衆院議員でタレントの杉村太蔵(40)が27日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・前9時54分)で「チュートリアル」の徳井義実(44)の個人会社「チューリップ」の申告漏れと所得隠しが発覚し当面、芸能活動を自粛することについて見解を語った。

 謝罪会見で徳井が「ルーズ」という言葉を連呼したが、杉村は「ルーズっていう言葉で逃がしちゃいけない様な気もしますよ」とバッサリ。過去に徳井がラジオで「ドバイは所得税、法人税がかからないと5年前に言い切った人が」とし、「しかも何度も何度も税務署の申告が入ってですよ。私からしたら単純に税金を払いたくなかったんだろうなと」と断罪。

 「活動自粛と言ってますけど、事実上の引退としか言いようがないですよ」と切り捨て、「引退ならまだいいんですよ。私からしたら今度会ったらね、徳井さん、ラッキーでしたねと。よく逮捕されなかったと。逮捕されても全然おかしくないというのが国民感情ですよ」とコメントした。
参照元:杉村太蔵、チュート徳井を断罪「事実上の引退」「ラッキーでしたね。よく逮捕されなかった」
2019年10月27日 12時17分スポーツ報知

堀江貴文氏、徳井騒動に「国税もよく許してるな」
2019年10月27日9時35分 日刊スポーツ

ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(46)が、東京国税局に7年間で計1億3800万円の申告漏れを指摘されたお笑いコンビ、チュートリアル徳井義実(44)が過去に銀行預金の差し押さえがあったことや、社会保険に未加入だったことが明らかになり、「思ったよりもこれ酷いな」とコメントした。

堀江氏は24日にユーチューブにアップした動画で、徳井の件を解説し、「ちょっとでも世論が『徳井さん、ひどいんじゃないか』っていう方に振れると刑事告発される可能性は十分あります」と私見を述べていたが、今回新たな事実が判明したことを受け、「思ったよりもこれ酷いな。国税もよく許してるな」とツイートした。

吉本興業は26日、徳井の個人会社であるチューリップ社の法人税申告状況について公式サイトで説明。「まず、2010年3月期ないし2012年3月期分についてですが、各年の申告期限内に申告をしておらず、税務署からの指摘を受け、3年分を併せて2012年6月25日に申告しておりました。また、2013年3月期ないし2015年3月期分についても、各年の申告期限内に申告をしておらず、同様に税務署からの指摘を受け、3年分を併せて2015年7月23日に申告しておりました。以上のうち2013年3月期ないし2015年3月期分の3年分については、上記のとおり申告自体は時期を後れてでも完了させましたが、その納付については、再三にわたる税務署からの督促にもかかわらず、手続き怠慢により納付をしておらず、その結果2016年5月ころ銀行預金を差し押さえられるに至りました」とした。

さらにチューリップ社と徳井個人の社会保険料の納付状況について「2009年の法人設立時に社会保険の加入手続きをしていない状況が続いておりました。速やかに加入手続きをいたします」とした。
参照元:堀江貴文氏、徳井騒動に「国税もよく許してるな」
2019年10月27日9時35分 日刊スポーツ

さんま「言い訳にならない理由」徳井の弁明突き放す
2019年10月26日22時43分 日刊スポーツ

明石家さんま(64)が、26日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜午後10時)に出演し、所属事務所の後輩、チュートリアル徳井義実(44)が、東京国税局に7年間で計1億3800万円の申告漏れを指摘された問題に言及した。

番組パーソナリティーのさんまは、収録前に吉本興業の幹部と話し合いをしていたことを明かし、「わがチーム(吉本興業)は騒動がいっぱい起こる」とボヤき、徳井について「すまん、徳井のこと、今、起こっていることを知らなかったことにしてくれと」と幹部にお願いしたという。

徳井の弁明について「まあ、忘れていたというのは本当の理由なんだろうけど、言い訳にならない理由なんで」と突き放した。「もう吉本は大変や。この1年間を振り返ると、てんやわんやになってしまった」と嘆いた。

番組内では、闇営業問題を受けて吉本興業から契約解消された雨上がり決死隊の宮迫博之(49)の復帰へ向けて、動いていることもあらためて明かした。当面の間、芸能活動を休止する徳井について「かわいい後輩やけど、今回のことだけはどうにもできない」と話した。
参照元:さんま「言い訳にならない理由」徳井の弁明突き放す
2019年10月26日22時43分 日刊スポーツ

千原ジュニア、報道の「チュート徳井さん」に疑問 「なぜ悪いニュースに“さん”をつけるのか」
2019年10月27日 17時24分 AbemaTIMES

お笑いタレントの千原ジュニアが、同じ吉本興業所属のお笑いコンビ・チュートリアル徳井義実さんに関する所得隠しと申告漏れに端を発した活動自粛に言及し「ちょっと理解しがたい」と発言。そのうえで一連の報道を巡って、一つの疑問を投げかけた。

 お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実さんが設立した会社が2018年までの7年間で約1億2000万円の申告漏れなどを指摘されていた問題において吉本興業は26日、徳井さんが活動を自粛すると発表。また、徳井さん自身も「この度は、私の税金に関する問題において、世間の皆様、関係者の皆様に大変なご迷惑をかけ、不信感を与えてしまい、誠に申し訳ございませんでした。私自身深く反省し、当面の間、芸能活動を自粛させていただくことになりました。これからは、あらためて納税に対する意識、仕事のこと、自分自身のこと、しっかりと見つめ直していきたいと思っております。本当に申し訳ございませんでした」とコメントを発表している。

 27日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』でMCを務めた千原ジュニアは、今回問題になっている所得隠しと申告漏れについては「ちょっと理解しがたい」と感想を述べる一方、一連の報道を見て感じている疑問を投げかけた。

「この番組的な『的外れ』な言い方をすると、『チュートリアル徳井さん、1.3億円所得隠し』『徳井義実さん、活動自粛』なのに、『篠田麻里子、妊娠』。この“さん”づけと呼び捨ての基準が分からない。『道端アンジェリカさん、書類送検(その後、不起訴が確定)』も同じ。報道機関におけるルールなのか、おめでたいことが呼び捨てで、なぜ悪いニュースが“さん”づけなのか。この“さん”の行方を知りたい」

 すると元日経新聞記者の作家・鈴木涼美氏は「芸能記者が書いているか、報道記者が書いているかの違いだと思う」と私見を述べると「これは事件だから、新聞の記事をネットに引っ張っている。日経新聞であれば、氏を使って“さん”づけで書いているはずだ。スポーツ記者は親しみを込めて呼び捨てにすることもある」と疑問に答えた。
参照元:千原ジュニア、報道の「チュート徳井さん」に疑問 「なぜ悪いニュースに“さん”をつけるのか」
2019年10月27日 17時24分 AbemaTIMES

チュート徳井、過去にも無申告で銀行預金差し押さえ 対応が遅すぎる吉本興業、テレビ局に批判殺到
2019/10/29 17:13 zakzak

7年間で1億円を超える申告漏れが発覚したお笑いコンビ、チュートリアルの徳井義実(44)。さらに次々と過去の無申告が明らかになり、26日になって、ようやく活動休止を発表する後手後手の対応ぶり。この期に及んでテレビ各局も放送を見合わせるなどやはり後手後手の対応が際立っている。



 過去にも無申告だったことが明らかになった徳井。会社設立の2009年から毎年、法人税を期限内に申告しておらず、3年ごとに指摘されて収める無法ぶり。銀行預金を差し押さえられたこともあり、もはや「だらしない」では済まされないレベル。それまでは申告していたとした会見内容も嘘だったわけだ。

 23日の会見では「仕事ができなくなっても致し方ない」と芸能活動への未練をみせていたが、さすがに26日に活動の休止を発表。「所属する吉本興業もそれまでは、処分はしない方針を示していました。しかし世間の反発が強かった。反社会的勢力との交流よりも、国民の義務である『納税』を怠ったことへの怒りのほうが怒りを買い、ネット上では批判がわき上がっていました」とスポーツ紙記者。

 バラエティー番組で10本以上のレギュラーを抱えることもあり、テレビ各局も「事実確認中」とあえて慎重な姿勢を見せていたが、ここに来てTBSが『人生最高レストラン』の放送を中止するなど動きが出ている。活動休止になった以上、他の番組にも広がっていくだろう。

 「しかし、吉本やテレビ局に対しては対応が遅すぎるという批判が殺到しています。徳井をCMに起用していたエディオンや京都西川は申告漏れが発覚した直後に、放送の差し替えなどで対応しています。さらに徳井のバンドが出演予定だった静岡産業大学の学園祭実行委員会も25日には出演中止を発表するなど、いち早く対応しています」と先のスポーツ紙記者。

 企業はもちろんだが、大学生でさえ、事の重大さを把握していたのに、吉本やテレビ局は見えていなかったのか。

参照元:チュート徳井、過去にも無申告で銀行預金差し押さえ 対応が遅すぎる吉本興業、テレビ局に批判殺到
2019/10/29 17:13 zakzak




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ノーベル文学賞受賞・作家 カズオ・イシグロのチャートについて その2



カズオ・イシグロが双子座ラグナである理由について、「週刊現代」2017年10月28日号の記事『カズオ・イシグロの親族が明かした「一雄くんのこと」祖父は伊藤忠「伝説の商社マン」』が参考になる。(末尾に参考文献として掲載)


名家での誕生


この記事によれば、カズオ・イシグロの日本語名は、石黒一雄で、石黒家は代々由緒ある名家だったという。


そして、カズオ・イシグロは、5歳まで、長崎県のレンガ造りの純和風の武家屋敷のような3階建の邸宅で暮らしていたようである。


祖父は優雅な生活で、豊田家との関係も深く、トヨタ関連の株の配当だけで生活していたと記されている。


こうした家族の元で、何不自由ない幼少期を過ごしたカズオ・イシグロは2室(両親、家族)が強いはずである。


もし双子座ラグナなら2室で木星が高揚し、2室支配の月が木星と星座交換しているため、非常に強い配置となる。


また11室支配で高揚する火星と相互アスペクトもしている。


2室で木星が高揚し、2室支配の月が木星と星座交換する配置は、名門で何不自由ない生活を送ったように見える配置である。






当初、蟹座ラグナの可能性を考えたが、蟹座ラグナにすると結婚したタイミングで、7室に木星がトランジットし、土星が5室からアスペクトして、7室にダブルトランジットが生じる為、蟹座ラグナでも若干、出来事が説明できる。


結婚した時のダシャーが金星/水星期で、ナヴァムシャだと金星がラグナに在住する為、多少、蟹座ラグナの可能性も考えることになったが、然し、蟹座ラグナだと2室支配の太陽が4室で減衰し、7、8室支配の土星とコンジャンクトし、3、12室支配の水星とコンジャンクトして、激しく傷ついている。

これだと名家に生まれた幼少時の恵まれた生活が説明出来ない。


蟹座ラグナだと3、12室支配の水星が4室で傷ついた配置になるが、カズオ・イシグロは5歳の時に生まれ育った長崎県からイギリスに移住して、そこで英国籍を取得して、英国人として永住することになっている。


これは人生の大きな変化であり、5歳頃のダシャーに出ていなければならないと考えた。


そうすると、ちょっと見た目には、3、12室支配で4室に在住する水星が、そうした外国(12室)への移住(4室)をもたらしたのではないかと考えることも出来る。


それで蟹座ラグナか、双子座ラグナでかなり迷うことになった。


然し、カズオ・イシグロが水星期に日本を離れて英国に移住したのは、主に月から見た4室支配の水星が8室に在住し、12室支配の土星とコンジャンクトし、6室支配の太陽とコンジャンクトしていることによって生じたのである。


4室の支配星が8室に在住して、突然の家の変化を表わし、外国を表わす12室の支配星と絡んでいる。


これは自分の長崎の生家、母国を失うことを意味している。



また双子座ラグナから見ても4室の支配星が8室の支配星とコンジャンクトすることによって突然の住まいの変化を表わしている。


また4室の支配星が、8、9室支配の土星とコンジャンクトすることは父親の海外赴任の都合で、この引っ越しが避けられなかったことを意味している。



それであえて蟹座ラグナにしなくても、この英国への移住は説明出来ることが分かった。


実際に英国に移住をしたのは、水星/木星期であるが、木星は出生図で7室の支配星で、7室は4室から4室目で住まい、引っ越しの本質のハウスである。


蟹座ラグナに設定すると、5室に金星が在住することから音楽の趣向が説明出来そうだが、4、11室支配の金星期に大学院の創作学科で小説を書く専門教育を受けたということは説明しにくい。



このように蟹座ラグナかどうか迷ったことで、暫くカズオ・イシグロのラグナについての結論が出なかったが、最近、再び、見返してみて、やはりカズオ・イシグロは、双子座ラグナでしか説明出来ないと改めて思った。






また今回、名門の家に生まれたことなど、新しい事実関係が明らかになった結果、双子座ラグナで正しいと判明した。



蟹座ラグナで4室が傷ついている場合、この4室はカズオ・イシグロの人生に何も栄光をもたらさないのである。



小説の創作でノーベル文学賞まで取得したのであれば、双子座ラグナで5室にクリエーターとしての強い配置がなければならない。



ラグナロードが5室に在住して、人生を小説の創作に捧げていなければならないのである。



蟹座ラグナではその辺りが全く説明出来ていない。



蟹座ラグナではラグナロードが9室に在住して、9室の支配星と星座交換する為、人生を宗教の探究や霊的探究に捧げているような配置である。



そうではなく、カズオ・イシグロは人生を小説の創作に捧げているのである。



だから双子座ラグナで間違いないのである。





カズオ・イシグロの作風


前回も作風について触れたが、カズオ・イシグロの作品は、ノスタルジーに溢れていると評価されているようである。


wikipediaによれば、ノスタルジーとは、異郷から故郷を懐かしむこと、過ぎ去った時代を懐かしむことと定義されている。


この過ぎ去った時代の思い出に浸る行為とは、記憶と感情が結びついた現象である。


昔の故郷の自然や人々の記憶が、心地よい感情と共に蘇るのである。


そういう意味ではノスタルジーに浸れる能力とは、感情が豊かで、感情自体も強いことを表わしている。


再び、繰り返しになるが、これはカズオ・イシグロの5室支配の金星が水の星座である蠍座に在住し、月から5室で高揚する木星からアスペクトされている為である。

特に蠍座は、感情保持能力が高く、感情が中々消えることがなく、持続する星座である。


だから人に対して、いつまでも感謝したり、あるいは、人を恨むといつまでも忘れない。


従って、ノスタルジーという形で、心地よい感情を伴った美しい過去の記憶が表現される場合、それは水の星座に吉星が在住している場合である。


もし凶星が在住して水の星座が傷ついている場合、ノスタルジーといった心地よい文学的な表現にはならず、過去の過酷な出来事についての恨みの思い出として残るはずである。


こうした水の星座に吉星が在住する配置は、伝統社会の中で、古き良き時代に幸福な経験を沢山したことを意味している。


その為、それがノスタルジーになるのである。


こうした感性は、古き良き伝統への回帰を求めるロマン主義にも通じる所があるが、カズオイシグロの場合、それらの古き良き時代は二度と戻って来ないという諦め、ペシミステックな哀しさというものに溢れている。


その辺りは冷静な分析をする双子座の達観性がある。仏陀もほぼ運命論者であり、占星術を重視したようだが、双子座/水星というのは、達観した知性であるため、運命に逆らうという発想にならない。


例えば、『日の名残り』では、時代の変化についていけない執事の男性の哀しみを描くのであるが、その執事が最後に前向きに生きようとする姿勢を描くことで小説を締めくくっている。




映画『日の名残り』より



主人公のスティーブンスは、かつての同僚であり、自分に好意を抱いていたミス・ケントンをもう一度、屋敷に呼び戻そうとして再会を果たすが、ミス・ケントンは既に結婚しており、子供の為に生きなければならず、もはや失われた時間を取り戻すことは出来なかった。



『スティーブンスは、不遇のうちに世を去ったかつての主人や失われつつある伝統に思いを馳せ涙を流すが、やがて前向きに現在の主人に仕えるべく決意を新たにする。屋敷へ戻ったら手始めに、アメリカ人であるファラディ氏を笑わせるようなジョークを練習しよう、と。』(wikipedia 日の名残り より引用抜粋)


小説家にとって登場人物は、自分が生み出した子供のようなものであり、創作物である。



それは5室の象意である。



カズオ・イシグロの場合、5室支配の金星は、6室に在住して逆行しており、土星、太陽、ラーフに挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成し、傷ついている。


従って、5室が完全に幸福な思い出だけで形成されている訳ではないのである。



この5室の支配星が若干、傷ついて奮闘の6室に在住していることが、古き良き時代や失われつつある伝統に思いを馳せる傷心を表わしているのである。



これがカズオ・イシグロの傷心でもあるのだが、この古き良きものを失いつつある哀しみを『日の名残り』の主人公であるスティーブンスに体験させているのである。



そして、その6室に在住する金星は、弱い者、虐げられた者への奉仕を表わし、また木星のアスペクトによる保護もあるため、最後にスティーブンスが、『アメリカ人であるファラディ氏を笑わせるようなジョークを練習しよう』と前向きに考える場面で、小説を閉じている。


この辺りには、古き良きものを失って傷ついた弱者である主人公のスティーブンスに対する思いやりが感じられる。



この古き良きものを失いつつある人間の哀しさというものは、長崎で5歳まで幸福な生活を送ったカズオ・イシグロがいきなり父親の仕事の都合で、英国に移住しなければならなくなり、それまで親しんだ邸宅や交友関係などを全て失った体験に通じるものがあるかもしれない。


これが原体験が、カズオ・イシグロの作品に表わされているのではないかと思われる。



従って、まとめると、カズオ・イシグロのノスタルジー小説は、5室支配の金星が水の星座の蠍座に在住し、月から5室で高揚する木星からアスペクトされていることで、古き良き時代の幸福で豊かな体験が元になっているが、この金星は、6室に在住し、パーパカルタリヨーガを形成していることで、若干、傷つけられていることがポイントである。


これが古き良き時代を失う経験であり、そうした経験をする登場人物(5室)を生み出す創作力(5室)なのである。



つまり、ノスタルジー文学とは、5室と生来的吉星、水の星座の組み合わせに若干の傷が付いているコンビネーションではないかと思われる。




実業家や社会革命家、進歩的文化人のようなタイプに言わせれば、過去の思い出話ばかりする人間は、役立たずなのである。


こういった人々は常に前だけを向いており、変化を求めている。


然し、こうしたタイプの人々には、古い愛着のある品物を捨てられない気持ち、古い時代の思い出を大事にする気持ちが理解出来ない。


水の星座が強い人々は保守的で感傷的ではあるかもしれないが、人の感情を大事にし、記憶と感情、物と感情が強く結びついている。


それが水の星座、ブラーミンの特徴なのであり、優美な人々なのである。


癒しの力というのもこの人々が持っている。




(参考資料)



カズオ・イシグロの親族が明かした「一雄くんのこと」
祖父は伊藤忠「伝説の商社マン」
週刊現代 2017/10/24

一夜にしてその名は世界中に知れ渡った。長崎生まれの日系イギリス人作家は、どんな家に生まれ、どんな環境で育てられたのか。親戚や恩師の証言を元に、ノーベル賞作家のルーツを追った。

トヨタ家との縁

長崎駅から車で10分。長崎市内を走る路面電車の新中川町電停から入り組んだ細い路地を100mほど進むと、3階建ての洋風の屋敷がある。ここにカズオ・イシグロ氏(62歳)が5歳まで過ごした生家が、かつてあった。

この付近は長崎らしく、坂の途中に一軒家や集合住宅が密集して立ち並ぶ住宅街だ。往時は桜の名所として知られ、いまも料亭がいくつか残っている。

「明治、大正の時代は富裕層の別荘地でした。いまはだいぶ景観が変わったけど、その名残で大きな屋敷がポツポツと建っています」(近隣住民)

先ごろ、ノーベル文学賞を受賞したイシグロ氏は、日本人の両親のもと、1954年に長崎県で生まれた。家族で5歳のときに渡英し、'83年にイギリス国籍を取得する。自身は英語しか話せないが、受賞のインタビューでも「私の一部は日本人なのです」と語っている。

イシグロ氏はどんな家庭に育ったのか――。

日本名は石黒一雄。石黒家は代々由緒ある名家だったと語るのは、カズオ・イシグロ氏のいとこにあたる藤原新一さん(71歳)だ。

「私の母の弟の長男が一雄くんになります。一雄くんのお父さんには二人の姉がいて、2番目が私の母になります。

我々の祖父、昌明さんは滋賀県大津市の出身。戦前、中国に渡り、上海にあった東亜同文書院という高等教育機関を卒業しています。この学校は、ほぼ国策学校で授業料も無料。秀才が集まる学校で、各県から一人ほどしか入学できないほどレベルが高かったそうです。

卒業後、祖父は現地の伊藤忠商事に入社しました。仕事ぶりも優秀で、上海支店の支店長まで務めました。ところが、会社で労働争議が起きた責任をとって退社を余儀なくされたんです。そんな祖父を救ってくれたのが、創業者の伊藤忠兵衛さんでした。

祖父の働きを高く評価していた忠兵衛さんは直々に、豊田佐吉さんに頼み込んで、祖父は上海の豊田紡織廠(トヨタ紡織の前身)の取締役として迎えられたそうです」

イシグロ氏の祖父が長崎に戻ってきたのは終戦の直前だった。なぜ帰国後、長崎を選んだのか、その経緯は不明だというが、ここでイシグロ氏は生まれ育った。

「一雄くんの家には、よく遊びに行かせてもらったので鮮明に覚えています。塀こそレンガ造りでしたが、純和風の邸宅で、武家屋敷のようでした。3階建てなんですが、中2階があってそこに一雄くんはよく居ました。

祖父はとにかく怖くて、怒られた記憶しかありません。日本に戻って来てからは仕事をしていなかったはずですが、生活ぶりは優雅でした。トヨタ関連の株の配当だけで生活していたんじゃないかな。

いまでもよく覚えているのは祖父の葬儀でのことです。伊藤忠兵衛さんから、読み終えるのに10分もかかる弔文が届いていました。祖父と忠兵衛さんは盟友だったみたいです。

祖父は豊田家との関係も深く、葬儀の際に使用した車は、すべて長崎のトヨタが提供していた。豊田家の方が長崎に来ると、石黒家が出迎えるという間柄でした。

うちの母が豊田章一郎さん(トヨタ自動車名誉会長)のことを『しょうちゃん』と呼んでいて驚いたことがあります」(藤原さん)

作品に活きた母の被爆体験

イシグロ氏の父である鎮雄氏もまた、ひとかどの人物だった。九州工業大学を卒業後、長崎海洋気象台に入り、海洋学者として活躍。1960年、イシグロ氏が5歳のときにイギリス政府から国立海洋学研究所に招致され、一家で渡英した。

藤原さんが続ける。

「『あびき現象』(長崎湾で発生する副振動)研究の第一人者でした。点字のタイプライターを製作し、エリザベス女王に拝謁したこともあるそうです。'94年には『日本語からはじめる科学・技術英文の書き方』という著書も出されている。

私にとってはやさしいおじさんという印象です。夏休みの宿題を手伝ってもらったり、天気予報の機械の作り方を教えてくれたこともあります。非常にインテリな方でした。

鎮雄さんは男前で日本人離れした顔立ちをしていました。目の色素が薄くて鼻も高く、一見、外国人に見えるほどでした。

一雄くんも純日本人っぽくない顔立ちですが、あれはお父さん譲りだと思います。一雄くんのお母さんである静子さんも美人でした。長崎市内で教師をされていたそうです。

お母さんは長崎で被爆されています。10年ほど前だったでしょうか、長崎在外の被爆手帳をもらうために来日されました。

一雄くんは処女作『遠い山なみの光』で原爆についても書いていますが、小さいころ、お母さんから戦争体験をよく聞かされていたようです」

「イギリス人」になる決意

イシグロ氏が5歳まで通っていた長崎市の「桜ヶ丘幼稚園」(現在は閉園)で、年少組の担任だった田中皓子さん(91歳)は、一雄少年のことを克明に覚えている。

「当時は年長と年少の2クラス。石黒くんが年少クラスにいた1年間、担当しました。上のクラスにはお姉ちゃんもいました。うるさい盛りの年ごろですが、石黒くんはそういう面がいっさいなかった。物静かで、落ち着いていて、我々としてはまったく手がかからない子供でした。

ほかの子供とはちょっと違いましたね。いま考えれば、周囲を黙って観察して、頭の中でいろいろ考えていたのかもしれません。

幼稚園では、よく絵本を読んでいたと思います。まだ小さかったこともあり、友達と騒いで遊ぶタイプではありませんでした。お父さんの転勤でイギリスに行く際、お母さんと一緒に退園手続きに来たときも、とても落ち着いていたことを覚えています。

なぜこんなに覚えているかというと、あの子は服装からして他の子とは違っていました。いとこの藤原さんもそうですが、制服にはアイロンがきちんとかけられていて、汚れひとつありませんでした。

また、着こなしもセンスが良いというか、家がしっかりしているんだなと感じました。この幼稚園は裕福な子弟が多かったのですが、育ちの良さは際立っていましたね」

若いころのイシグロ氏は作家ではなく、ミュージシャンを目指していた。本人いわく、レコード会社にデモテープを送ったりもしたという。

〈10代のころからアメリカのアーティスト、特にボブ・ディランやニール・ヤングが好きで、彼らのような音楽を演奏していました〉(『COURRiER Japon』2006年11月2日号より)

イシグロ氏が音楽に興味を持ったのも、両親の影響があったと前出の藤原さんは言う。

「石黒家にはいつも音楽がかかっていました。父の鎮雄さんはピアノやチェロを弾いていたし、母の静子さんもピアノを弾いていた。あの時代にチェロを弾いていた人はほとんどいませんでした。ちなみに、長崎の気象台には父の鎮雄さんが作曲した歌が残されているそうです。

一雄くんの一家がイギリスへ渡ったとき、家財道具を残していったのですが、その中には貴重なレコードもあったらしく、鎮雄さんから『テープに録音して送ってほしい』と頼まれたことを覚えています」

幼いころのイシグロ氏は、いつかは日本に帰るものだと考えていたという。イシグロ作品の愛読者でイシグロ氏と対談を行ったこともある、作家で生物学者の福岡伸一氏が言う。

「これはイシグロさんに直接聞いた話ですが、彼は毎年『来年になったら日本に帰る』と両親に言われていたそうなんです。それが中学生くらいになって、もうこれは日本には帰らないんだなとわかってきて、イギリス人として生きることを決意するのです」

イシグロ氏が、小説を書き出したのは26~27歳のころ。きっかけは、くしくも日本への記憶だった。

〈自分の中にある日本の記憶を永久保存したいと考えたのです。それと同時に、私は日本についての小説を書き終わるまで、日本には戻らないと決意しました。日本に行くと、自分の脳裏にある日本の記憶に干渉をすると思ったからです〉(『文學界』2006年8月号より)

イシグロ氏が日本に戻ったのは'89年。5歳で渡英して以来、約30年が経っていた。

〈長崎はずっと想像していたものに近かった。すべての丘を思い出すことができたし、昔いた古い家にも行きました。幼稚園への行き方も覚えていました〉(同前)

前出の幼稚園時代の恩師である田中さんが、当時を懐かしむ。

「'89年に来日されたとき、奥さんのローナさんを伴って幼稚園に来てくれました。『昔と同じ制服だ』と喜んでくれてね。ほとんど話す時間はありませんでしたが、忘れずに覚えていてくれたことは嬉しかったです。もう一度会いたいですね」

妻からの「ダメ出し」

イシグロ氏が、スコットランド出身のローナさんと結婚したのは'86年。以来、イシグロ氏のそばには常にローナさんの姿があった。ノーベル賞作家となったイシグロ氏だが、いまでも妻には頭があがらないという。過去のインタビューには、それを表すエピソードがある。

〈最新作の『忘れられた巨人』を書き始めたときのこと。40~50ページくらい書いたところで、妻のローナに読んでもらったんです。すると「これは全然ダメ。初めからやり直さないと」とけんもほろろに言われました〉(『an・an』2015年7月22日号より)

並の作家でも、「素人に何がわかる」と怒り出しても不思議ではない話である。ましてやイシグロ氏は、すでにこの時点で世界的に有名な作家として知られていた。

ところがイシグロ氏は驚くべき行動に出る。なんと妻の言う通りに小説を一から書き直したのだ。

〈妻のアドバイス通り、最初の草稿を全部捨てて書き始めると、前とはまったく違うアプローチになったんです。この本に限らず、妻にはいろいろ意見を聞くのですが、本作では特に、妻の影響は大きかったですね〉(同前)

誰に対しても誠実で謙虚――。イシグロ氏を知る人物は、皆そう口を揃える。

最後にいとこの藤原さんは親しみを込めて、こう語る。

「長崎にいる姻族は私だけになってしまいました。一雄くんがノーベル賞候補になってから、かれこれ10年くらい発表の前に取材を受けていたのですが、表に出ることはありませんでした。それが今回このような結果になって自分のことのように嬉しく思います。一雄くん本当におめでとう」

長崎に生まれた一雄くんは、名実ともに「世界のカズオ・イシグロ」となった。

「週刊現代」2017年10月28日号より
参照元:カズオ・イシグロの親族が明かした「一雄くんのこと」
祖父は伊藤忠「伝説の商社マン」
週刊現代 2017/10/24











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ノーベル文学賞受賞・作家 カズオ・イシグロのチャートについて



2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロのチャートについて、その直後にラグナの特定に励んでいたが、決定的なことが分からず、そのまま放置していた。


作家としての創造性を発揮するには、5室や5室の支配星に水星、木星、金星などの生来的吉星が絡んでいることが重要で、また5室で良いヨーガを形成していたり、5室が強調されている必要がある。


木星が古典的知識や作品の歴史検証に耐えるだけの博識な周辺知識をもたらし、水星がジャーナリズムや評論家的なセンス、金星がユーモアやストーリー性、物語としての面白さを提供する。


作家になるために特に重要なのは、木星や金星の影響であり、水星だけだと、ジャーナリズムや評論文、随筆になってしまう。


カズオ・イシグロは、青年時代にミュージシャンを志していたことを考えると、5室に金星が絡んでいたことも考えられる。


そうした観点から、ラグナは蟹座もしくは双子座ではないかと考えていたが、作風などを研究する為に『日の名残り』を読むなどして、情報を収集していた。


そして、暫く放置したまま忘れてしまっていたが、再び、思い返してみた所、やはりカズオ・イシグロは双子座ラグナで正しそうである。


今回は、ラグナを双子座プナルヴァス第3パダに設定した。ナヴァムシャのラグナも双子座である。






双子座ラグナに設定すると、ラグナロードの水星が創作の5室に在住し、9室支配で高揚する土星とコンジャンクトし、3室支配で5室で減衰する太陽ともコンジャンクトしている。


太陽は減衰しているが、高揚する土星とコンジャンクトして、ニーチャバンガラージャヨーガを形成し、また3室の支配星が減衰している為、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果が期待できる。


3室は手を使った仕事、文筆を表わし、5室に在住することは、やはり文筆活動を作品の創造に生かす配置である。




カズオ・イシグロは、作品の登場人物たちの感情の機微、揺れ動きを描くのが非常に上手いのであるが、それは5室支配の金星が蠍座の水の星座に在住しているからである。


金星は牡牛座にアスペクトバックして強く、また蟹座で高揚する木星からのアスペクトも受けている。



この木星は月から見て、ラグナロードで5室で高揚し、5室支配の月と星座交換している。




1913年に『ギタンジャリ』でノーベル文学賞を取得したラビンドラナート・タゴールも魚座ラグナで、木星が5室で高揚していた。



木星が5室で高揚する配置は、作家のポテンシャルとしては、最高の配置である。




カズオ・イシグロの場合、この月から5室で高揚する木星が更にラグナから見た5室支配の金星にアスペクトすることで、作品の登場人物たちの感情の繊細な動きを表現できるのである。



海洋学者の父親


wikipediaには、カズオ・イシグロの父親は、1920年4月20日に上海で生まれ、明治専門学校で電気工学を学び、1958年のエレクトロニクスを用いた波の変動の解析に関する論文で東京大学より理学博士号を授与された海洋学者であると記されている。


9室を父親のラグナとすると、ラグナロードの土星が9室で高揚し、5、8室支配の水星とコンジャンクトし、更に7室支配で減衰する太陽とコンジャンクトしている。


5室と強い水星、土星、太陽の絡みは、物理学に興味を持つ配置である。


5室支配の水星にテクニカルプラネットの土星と太陽が絡んでいることから、理系に適性があることが分かる。


そもそもラグナロードの土星が9室で高揚している配置は、宗教家にならないとすれば、学問の世界に興味を持ち、大学教授などになる配置である。






そして、9室支配の金星が10室で水の星座に在住しているが、これが海洋学者としての職業を表わしている。


金星が5室に絡む場合、植物学など、自然の草花、生態系についての博識な知識を表わす配置である。


アーユルヴェーダも金星が表示体となるが、薬草についての豊富な知識を必要とする。


海洋学者というのは、海の動植物の生態系について研究する仕事である為、おそらく10室の水の星座に金星が在住している象意で正しいと思われる。


父親は、高円寺の気象研究所勤務の後、1948年長崎海洋気象台に転勤となり、1960年まで長崎に住み、長崎海洋気象台で副振動の研究などに携わったほか、海洋気象台の歌を作曲するなど音楽の才能にも恵まれていたということである。


そして、1960年に父親が国立海洋研究所所長ジョージ・ディーコンの招きで渡英し、暴風によって発生し、イギリスやオランダの海浜地帯に深刻な害をもたらした1953年の北海大洪水を、電子回路を用いて相似する手法で研究するため、同研究所の主任研究員となったと記されている。

父親が北海で油田調査をすることになり、一家でイギリスのサリー州・ギルフォードに移住し、カズオ・イシグロは、現地の小学校・グラマースクールに通ったそうである。

このように父親が海洋学者として、海や油田の調査など、常に液体に取り組んでいたのは、9室から見た10室(職業)に金星が在住しているからである。


それで、その仕事で、海外勤務となり、油田の採掘など地下をドリルで採掘する調査を行なったのは、3、10室支配の火星が12室(海外、地下)で高揚しているからではないかと思われる。

また音楽の才能に恵まれていたのは、5室支配の水星が金星の星座に在住していたからである。




音楽活動、創作学科に進学


因みにカズオ・イシグロは、イギリスのサリー州・ギルフォードに移住した後、現地の小学校・グラマースクールに通い、卒業後にギャップ・イヤーを取り、北米を旅行したり、音楽のデモテープを制作しレコード会社に送ったりしていたとwikipediaには記されている。


この時期、カズオイシグロは、おそらく、20歳前後であると思われるが、1970年11月(16歳頃)以降にマハダシャー金星期に移行している。


金星は5室の支配星で、金星は音楽の表示体で、5室も音楽の表示体である。


5室が音楽の表示体であるというのは、ニーチェも指摘するように音楽というものが芸術の最高の形式だからである。






双子座ラグナで金星が5室の支配星であるため、この時期、ミュージシャンを目指し、音楽のデモテープなどを制作して、レコード会社に送るなどしていたのである。


そして、1974年にケント大学英文学科、1980年にイースト・アングリア大学大学院創作学科に進み、批評家で作家マルカム・ブラッドベリの指導を受け、小説を書き始めたと記されている。


1974年は金星/金星⇒太陽期であり、1980年は金星/ラーフ期である。


いずれにしても5室支配の金星が大学の英文学科や創作学科などへの進学をもたらしたことが分かる。



結婚


因みにカズオ・イシグロは、ロンドンのホームレスを支援する団体で働いていた時にスコットランド人のローナ・マクドゥーガル(Lorna MacDougall)夫人と出会い、1986年に結婚している。


1986年は、金星/土星 もしくは金星/水星期である。






マハダシャーの金星は5、12室の支配星であるが、6室(奉仕)に在住し、12室(病院、ボランティア施設)にアスペクトバックしている。


12室に金星がアスペクトバックして12室が非常に強い状態になっている。この12室にトリコーナの支配星がアスペクトしていることが慈善活動を表わしている。


金星は月から見ると3、8室の支配星でもあり、金星自体が結婚の表示体であるが、8室の支配星であることで、生活を支えてくれるパートナー(結婚生活)を意味している。


またアンタルダシャーはおそらく水星期だったと思われるが、水星は、ラグナロード(7室から見た7室の支配星)であり、月から見た7室の支配星である。


従って、金星/水星期は結婚のタイミングとして、説明できる。



今回、ナヴァムシャのラグナを双子座に設定したが、マハダシャーの金星は5、12室支配で結婚生活の2室に在住して、2室支配の月と相互アスペクトしている。






また月から見て金星は7室に在住している。従って、マハダシャーの金星期は結婚の時期を示している。


またこの金星期は、英文学科や創作学科で学んだ時期であり、それは5室支配の金星ということで説明できている。


また12室の支配星であることから、この時期にホームレスを支援する団体で働いていたのである。



そして、アンタルダシャーの水星はラグナロードで6室に在住しているが、ラグナの支配星(7室から見た7室)の時期は、結婚のタイミングである。



つまり、金星/水星期に結婚したことを説明することが出来る。



因みにカズオ・イシグロの出生図の10室には、月が在住しており、木星と星座交換しているが、これもホームレスを支援する団体での仕事を表わしている。



月は、医師の周辺の仕事である医療補助業務(看護師も含む)を表わすが、社会的弱者を支援する母性的な仕事を表わしている。



木星が星座交換しているため、ホームレスを支援して、社会復帰を手伝うなどの教育的な要素も含まれていたと考えられる。



結婚した年のトランジットを見ると1986年1月1日時点で、木星は8室山羊座、土星は6室蠍座を順行していたが、木星は8室から7室支配の木星にアスペクトし、土星は特に7室にアスペクトもトランジットもしていなかったが、その前年度の1985年4月1日から、土星は逆行して、同じく7室支配の木星にアスペクトして、7室にダブルトランジットしていた。




また8室に木星がトランジットして、土星が逆行して8室にアスペクトした為、8室にもダブルトランジットが成立している。



1986年に入ると、1986年4月1日の時点で、木星はラグナとラグナロードにアスペクトし、土星は逆行して、ラグナロードに絡み、7室と7室の支配星にアスペクトしている。




ラグナにダブルトランジットが成立していることが分かる


また木星はラグナから見た8室の支配星にアスペクトし、土星は8室にアスペクトしている。


また木星は月から見た8室にもアスペクトして、土星は月から見た8室の支配星とコンジャンクトし、逆行して8室にも絡んでいる。


従って、ラグナと月から見た8室にダブルトランジットが成立している。



この結婚した年の前年度からの木星と土星の動きを追っていくと、このタイミングで結婚したことが説明できる。



1986年時点で、木星が8室、土星が6室を通過していること自体、6室、7室、8室は結婚相手のハウスであり、基本的にパートナー関係上の重要な時期であったことを物語っている。






娘・ナオミイシグロの誕生



カズオ・イシグロがノーベル賞を受賞した2017年時点で、25歳であったということから、1992年生まれである。


1992年は、太陽/ラーフ期であるが、出生図で、マハダシャーの太陽は5室に在住し、アンタルダシャーのラーフはディスポジターの木星が月から5室に在住している。






サプタムシャを見ると、太陽は5室の支配星で、ラーフは5室の支配星とコンジャンクトし、ラーフのディスポジターはラグナロードの木星で9室にアスペクトしている。






トランジットを見ると、土星は5室にアスペクトし、木星は逆行して、5室の支配星にアスペクトして、5室にダブルトランジットが成立している。







2017年度 ノーベル文学賞の受賞







ノーベル賞文学賞を受賞した2017年10月は、ダシャーは、ラーフ/木星/金星期辺りである。






マハダシャーのラーフのディスポジターである木星は高揚する11室の支配星と相互アスペクトしており、また月から見ても11室で高揚する9室支配の火星と相互アスペクトしている。


アンタルダシャーの木星は同じく、高揚する11室の支配星と相互アスペクトしており、また月から見ても11室で高揚する9室支配の火星と相互アスペクトしている。


プラティアンタルダシャーの金星は逆行して、11室にアスペクトし、またディスポジターの火星は11室の支配星で高揚し、月から見ても11室で高揚している。


ナヴァムシャでは、ラーフのディスポジターの太陽は11室で高揚し、木星は11室にアスペクトしている。






この時、トランジットを見ると、木星は11室にアスペクトし、土星は11室の支配星にアスペクトしていた。


また火星は少なくとも75日以内に11室の支配星にアスペクトし、月は10月5日4:00から遡れば、72時間以内に11室の支配星にトランジットしていた。


日本のメディアでカズオ・イシグロ氏の受賞が伝えられた5日には、トランジットの月は双子座から10室を通過しており、世間の注目を浴びたことを表わしている。







カズオ・イシグロの人物と作風






カズオ・イシグロの見た感じは、冷静で落ち着いて淡々としており、寡黙で自己主張する気があるのか不明な野心のないキャラクターである。


これはおそらく双子座のプナルヴァスにラグナが在住し、ラグナにケートゥが在住している為ではないかと思われる。




カズオ・イシグロの傑作と言われている『日の名残り』は、1989年の英国の世界的に権威のある文学賞であるブッカ―賞を受賞している。


内容的には、時代の変化に対応できず、古い伝統やしきたりの中で、執事という職務を愚直なまでに厳格に遂行する男の物語であるが、主人公は、執事という自らの役割に拘るあまり、恋愛の機会を逃したり、自分が仕える主人が第二次世界大戦での対独宥和主義者であること、その主人の執事であり続けることの社会的意義などを考えるような政治意識や視野の広さ、主体性なども持ち合わせていない。ただ愚直に執事という自らの役割の中に納まり続けるのである。

所謂、精神の不具とでも呼びうるような執事のスティーブンスを読者は、可哀そうに思ったり、憐れみを感じる。


カズオ・イシグロの作品は、弱者に対する繊細な感受性、思いやりを示す一方で、その運命に従うしかない人間の哀しみなどを冷静に描き出している。


その辺りは、5室支配の金星が蠍座6室に在住し、蟹座から高揚の木星(月から5室)がアスペクトして、非常に高い感受性、共感力があるが、一方で、双子座は冷静で分析的なのである。


蟹座の木星、蠍座の金星は、水の星座であり、伝統社会に固執する星座である。


従って、古き良き執事が輝いた黄金時代というのを懐かしむ主人公スティーブンスに非常に共感できるのであるが、然し、そのスティーブンスの行き先が狭められていく縮小する運命に対して、冷静に見つめてもいるのである。


ラグナが双子座であることは、そうした運命に飲み込まれる人間を冷静に見つめる所があるが、その運命を変えることが出来るとは決して考えない。


この『日の名残り』は、アンソニー・ホプキンス主演、エマ・トンプソン共演で映画化もされているが、原作が深い人間心理を描いたものであるだけに映画ではその全てを描ききれていない。




またカズオ・イシグロのもう一つの代表作『わたしを離さないで』があるが、これは私は原作は読んでいないが、2010年にキャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ主演で映画化された作品を見た。


こちらの作品でも臓器提供者という社会的弱者の日常を描いた作品であるが、友情、恋愛、嫉妬や裏切り、陰謀、悪意、謝罪、希望と絶望、哀しみ、諦めなど、あらゆる人間の感情が描き出されている。

カズオ・イシグロは、逃亡の物語を描きたい訳ではなかったと述べており、最終的に主人公たちは、自らの運命を受け入れていくのであるが、やはり、カズオ・イシグロはどちらかと言えば、運命論者である。


巨大な運命に立ち向かう人間を描くのではなく、巨大な運命に飲み込まれる人間の心の機微を描きたかったのである。


この辺りは、蠍座に在住する5室支配の金星、月から蟹座5室に在住する高揚する木星で表される保守性が現れている。


蟹座、蠍座、魚座は、社会を変えようとする革新性はないのであり、むしろ、変わらない社会を受け入れていく、そして、変わらないカースト制度を受け入れていく。


因みにインドの建国図で蟹座に惑星が集中しているが、そのインド人たちは、カースト制度を受け入れ、バラモンたちの唱える教えに従順に従って自らの運命を受け入れている。


蟹座とはそうした星座である。


視野が狭く自らの小さな世界の中で、豊かな感情や愛情を持って、人々との人間模様を生み出していく、そうした星座が蟹座である。


その世界の外側に何があるかには興味を持たないし、そこまで見るだけの視野の広さを持たない。



従って、カズオ・イシグロの小説は、個人の力ではどうにもならない運命の残酷さ、そこでの人間同士の感情の機微を見つめながら、その弱く傷ついた人間を慈しみのある眼差しで見つめた作品である。


カズオ・イシグロが、影響を受けた作家/クリエーターとして『東京物語』の小津安二郎監督を挙げているのも興味深い。



小さな家族の中での感情の機微を描くことがカズオ・イシグロのテーマであることがよく分かる。


またドストエフ・スキー、チェーホフ、トルストイ、ジェイン・オースティンなど、まさに登場人物たちの豊かな感情の交錯を描き出した作家から影響されていることも興味深い。




またカズオ・イシグロは、20世紀の歴史を作品の背景として描き出すことにも定評がある。


カズオ・イシグロのインタビューでは、近現代史を描いた歴史書を愛読しているようである。


そうした作品を読むことで、歴史的な視点を養ったり、時代背景の設定に役立てているようである。



こうした時代考証的な歴史家としての視点は、5室でラグナロードで4室支配の水星と、9室支配の土星がコンジャンクトして、ラージャヨーガを形成する配置に現れている。


水星と土星のコンビネーションは、優れた歴史家、歴史の研究者を生み出す絡みである。


歴史家は古い文書や資料から事実の掘り返して、歴史を再現するセンスが要求されるが、具体的な事実とそこからの分析を重んじるのが土星と水星の絡みである。



イシグロ・カズオのラグナの可能性として、生来的吉星の影響を受けた強い5室という観点から、双子座ラグナ、蟹座ラグナ、蠍座ラグナ、魚座ラグナなどを想定していたが、やはり、種々検討した結果、結婚のタイミング、また子供の誕生のタイミング、そして、ノーベル賞受賞のタイミングから、双子座ラグナでなければ説明出来ないように思われる。


然し、もう少し他の様々なエピソードで更に検証を重ねたい所である。







(参考資料)



カズオ・イシグロの親族が明かした「一雄くんのこと」
祖父は伊藤忠「伝説の商社マン」
週刊現代 2017/10/24

一夜にしてその名は世界中に知れ渡った。長崎生まれの日系イギリス人作家は、どんな家に生まれ、どんな環境で育てられたのか。親戚や恩師の証言を元に、ノーベル賞作家のルーツを追った。

トヨタ家との縁

長崎駅から車で10分。長崎市内を走る路面電車の新中川町電停から入り組んだ細い路地を100mほど進むと、3階建ての洋風の屋敷がある。ここにカズオ・イシグロ氏(62歳)が5歳まで過ごした生家が、かつてあった。

この付近は長崎らしく、坂の途中に一軒家や集合住宅が密集して立ち並ぶ住宅街だ。往時は桜の名所として知られ、いまも料亭がいくつか残っている。

「明治、大正の時代は富裕層の別荘地でした。いまはだいぶ景観が変わったけど、その名残で大きな屋敷がポツポツと建っています」(近隣住民)

先ごろ、ノーベル文学賞を受賞したイシグロ氏は、日本人の両親のもと、1954年に長崎県で生まれた。家族で5歳のときに渡英し、'83年にイギリス国籍を取得する。自身は英語しか話せないが、受賞のインタビューでも「私の一部は日本人なのです」と語っている。

イシグロ氏はどんな家庭に育ったのか――。

日本名は石黒一雄。石黒家は代々由緒ある名家だったと語るのは、カズオ・イシグロ氏のいとこにあたる藤原新一さん(71歳)だ。

「私の母の弟の長男が一雄くんになります。一雄くんのお父さんには二人の姉がいて、2番目が私の母になります。

我々の祖父、昌明さんは滋賀県大津市の出身。戦前、中国に渡り、上海にあった東亜同文書院という高等教育機関を卒業しています。この学校は、ほぼ国策学校で授業料も無料。秀才が集まる学校で、各県から一人ほどしか入学できないほどレベルが高かったそうです。

卒業後、祖父は現地の伊藤忠商事に入社しました。仕事ぶりも優秀で、上海支店の支店長まで務めました。ところが、会社で労働争議が起きた責任をとって退社を余儀なくされたんです。そんな祖父を救ってくれたのが、創業者の伊藤忠兵衛さんでした。

祖父の働きを高く評価していた忠兵衛さんは直々に、豊田佐吉さんに頼み込んで、祖父は上海の豊田紡織廠(トヨタ紡織の前身)の取締役として迎えられたそうです」

イシグロ氏の祖父が長崎に戻ってきたのは終戦の直前だった。なぜ帰国後、長崎を選んだのか、その経緯は不明だというが、ここでイシグロ氏は生まれ育った。

「一雄くんの家には、よく遊びに行かせてもらったので鮮明に覚えています。塀こそレンガ造りでしたが、純和風の邸宅で、武家屋敷のようでした。3階建てなんですが、中2階があってそこに一雄くんはよく居ました。

祖父はとにかく怖くて、怒られた記憶しかありません。日本に戻って来てからは仕事をしていなかったはずですが、生活ぶりは優雅でした。トヨタ関連の株の配当だけで生活していたんじゃないかな。

いまでもよく覚えているのは祖父の葬儀でのことです。伊藤忠兵衛さんから、読み終えるのに10分もかかる弔文が届いていました。祖父と忠兵衛さんは盟友だったみたいです。

祖父は豊田家との関係も深く、葬儀の際に使用した車は、すべて長崎のトヨタが提供していた。豊田家の方が長崎に来ると、石黒家が出迎えるという間柄でした。

うちの母が豊田章一郎さん(トヨタ自動車名誉会長)のことを『しょうちゃん』と呼んでいて驚いたことがあります」(藤原さん)

作品に活きた母の被爆体験

イシグロ氏の父である鎮雄氏もまた、ひとかどの人物だった。九州工業大学を卒業後、長崎海洋気象台に入り、海洋学者として活躍。1960年、イシグロ氏が5歳のときにイギリス政府から国立海洋学研究所に招致され、一家で渡英した。

藤原さんが続ける。

「『あびき現象』(長崎湾で発生する副振動)研究の第一人者でした。点字のタイプライターを製作し、エリザベス女王に拝謁したこともあるそうです。'94年には『日本語からはじめる科学・技術英文の書き方』という著書も出されている。

私にとってはやさしいおじさんという印象です。夏休みの宿題を手伝ってもらったり、天気予報の機械の作り方を教えてくれたこともあります。非常にインテリな方でした。

鎮雄さんは男前で日本人離れした顔立ちをしていました。目の色素が薄くて鼻も高く、一見、外国人に見えるほどでした。

一雄くんも純日本人っぽくない顔立ちですが、あれはお父さん譲りだと思います。一雄くんのお母さんである静子さんも美人でした。長崎市内で教師をされていたそうです。

お母さんは長崎で被爆されています。10年ほど前だったでしょうか、長崎在外の被爆手帳をもらうために来日されました。

一雄くんは処女作『遠い山なみの光』で原爆についても書いていますが、小さいころ、お母さんから戦争体験をよく聞かされていたようです」

「イギリス人」になる決意

イシグロ氏が5歳まで通っていた長崎市の「桜ヶ丘幼稚園」(現在は閉園)で、年少組の担任だった田中皓子さん(91歳)は、一雄少年のことを克明に覚えている。

「当時は年長と年少の2クラス。石黒くんが年少クラスにいた1年間、担当しました。上のクラスにはお姉ちゃんもいました。うるさい盛りの年ごろですが、石黒くんはそういう面がいっさいなかった。物静かで、落ち着いていて、我々としてはまったく手がかからない子供でした。

ほかの子供とはちょっと違いましたね。いま考えれば、周囲を黙って観察して、頭の中でいろいろ考えていたのかもしれません。

幼稚園では、よく絵本を読んでいたと思います。まだ小さかったこともあり、友達と騒いで遊ぶタイプではありませんでした。お父さんの転勤でイギリスに行く際、お母さんと一緒に退園手続きに来たときも、とても落ち着いていたことを覚えています。

なぜこんなに覚えているかというと、あの子は服装からして他の子とは違っていました。いとこの藤原さんもそうですが、制服にはアイロンがきちんとかけられていて、汚れひとつありませんでした。

また、着こなしもセンスが良いというか、家がしっかりしているんだなと感じました。この幼稚園は裕福な子弟が多かったのですが、育ちの良さは際立っていましたね」

若いころのイシグロ氏は作家ではなく、ミュージシャンを目指していた。本人いわく、レコード会社にデモテープを送ったりもしたという。

〈10代のころからアメリカのアーティスト、特にボブ・ディランやニール・ヤングが好きで、彼らのような音楽を演奏していました〉(『COURRiER Japon』2006年11月2日号より)

イシグロ氏が音楽に興味を持ったのも、両親の影響があったと前出の藤原さんは言う。

「石黒家にはいつも音楽がかかっていました。父の鎮雄さんはピアノやチェロを弾いていたし、母の静子さんもピアノを弾いていた。あの時代にチェロを弾いていた人はほとんどいませんでした。ちなみに、長崎の気象台には父の鎮雄さんが作曲した歌が残されているそうです。

一雄くんの一家がイギリスへ渡ったとき、家財道具を残していったのですが、その中には貴重なレコードもあったらしく、鎮雄さんから『テープに録音して送ってほしい』と頼まれたことを覚えています」

幼いころのイシグロ氏は、いつかは日本に帰るものだと考えていたという。イシグロ作品の愛読者でイシグロ氏と対談を行ったこともある、作家で生物学者の福岡伸一氏が言う。

「これはイシグロさんに直接聞いた話ですが、彼は毎年『来年になったら日本に帰る』と両親に言われていたそうなんです。それが中学生くらいになって、もうこれは日本には帰らないんだなとわかってきて、イギリス人として生きることを決意するのです」

イシグロ氏が、小説を書き出したのは26~27歳のころ。きっかけは、くしくも日本への記憶だった。

〈自分の中にある日本の記憶を永久保存したいと考えたのです。それと同時に、私は日本についての小説を書き終わるまで、日本には戻らないと決意しました。日本に行くと、自分の脳裏にある日本の記憶に干渉をすると思ったからです〉(『文學界』2006年8月号より)

イシグロ氏が日本に戻ったのは'89年。5歳で渡英して以来、約30年が経っていた。

〈長崎はずっと想像していたものに近かった。すべての丘を思い出すことができたし、昔いた古い家にも行きました。幼稚園への行き方も覚えていました〉(同前)

前出の幼稚園時代の恩師である田中さんが、当時を懐かしむ。

「'89年に来日されたとき、奥さんのローナさんを伴って幼稚園に来てくれました。『昔と同じ制服だ』と喜んでくれてね。ほとんど話す時間はありませんでしたが、忘れずに覚えていてくれたことは嬉しかったです。もう一度会いたいですね」

妻からの「ダメ出し」

イシグロ氏が、スコットランド出身のローナさんと結婚したのは'86年。以来、イシグロ氏のそばには常にローナさんの姿があった。ノーベル賞作家となったイシグロ氏だが、いまでも妻には頭があがらないという。過去のインタビューには、それを表すエピソードがある。

〈最新作の『忘れられた巨人』を書き始めたときのこと。40~50ページくらい書いたところで、妻のローナに読んでもらったんです。すると「これは全然ダメ。初めからやり直さないと」とけんもほろろに言われました〉(『an・an』2015年7月22日号より)

並の作家でも、「素人に何がわかる」と怒り出しても不思議ではない話である。ましてやイシグロ氏は、すでにこの時点で世界的に有名な作家として知られていた。

ところがイシグロ氏は驚くべき行動に出る。なんと妻の言う通りに小説を一から書き直したのだ。

〈妻のアドバイス通り、最初の草稿を全部捨てて書き始めると、前とはまったく違うアプローチになったんです。この本に限らず、妻にはいろいろ意見を聞くのですが、本作では特に、妻の影響は大きかったですね〉(同前)

誰に対しても誠実で謙虚――。イシグロ氏を知る人物は、皆そう口を揃える。

最後にいとこの藤原さんは親しみを込めて、こう語る。

「長崎にいる姻族は私だけになってしまいました。一雄くんがノーベル賞候補になってから、かれこれ10年くらい発表の前に取材を受けていたのですが、表に出ることはありませんでした。それが今回このような結果になって自分のことのように嬉しく思います。一雄くん本当におめでとう」

長崎に生まれた一雄くんは、名実ともに「世界のカズオ・イシグロ」となった。

「週刊現代」2017年10月28日号より
参照元:カズオ・イシグロの親族が明かした「一雄くんのこと」
祖父は伊藤忠「伝説の商社マン」
週刊現代 2017/10/24

ノーベル文学賞 カズオ・イシグロが語った日本への思い、村上春樹のこと
村上さんとはロンドンで、ジャズの話をしました
大野 和基 2017/10/06 文春オンライン

2017年のノーベル文学賞がカズオ・イシグロに決定しました。1954年、長崎に生まれた小説家の日本への思い、そして村上春樹についてを語ったインタビューをお届けします。(『文學界』2006年8月号より一部抜粋)

◆◆◆ 

ミュージシャンになりたかった

――それでは、小説作法についてお伺いしたいと思います。ポール・オースターにインタビューしたときに、彼は、同じく作家である妻のシリ・ハストヴェットの言葉を引用して、こう言っていました。「小説を書くということは、実際に起こらなかったことを思い出すようなものだ。その意味で、小説を書く方がノンフィクションを書くよりもはるかに難しい」。このコメントに同意されますか。

イシグロ 「実際に起こらなかったことを思い出す」というのは本当に興味深いコメントだと思います。まさにその意味で小説を書き始めたからです。若いときは、作家になる野心はまったくありませんでした。ミュージシャンになりたかったのです。実際に小説を書き始めたときは、自分でも驚いたほどです。自分がどうして小説を書くようになったのかと振り返ってみると、最初に書き始めたときの主な動機がまさにそうであることに気づくのです。つまり自分にない記憶を何とかして書き留めることです。

私は日本で生まれましたが、5歳のときに日本を離れたので、イギリスで育ったのと同じです。幼い時の日本の思い出しかありませんが、その思い出が私にとっての日本を象徴するのです。もちろんイギリスで育っているとき、ずっと日本社会はどういうものか、とか日本はどんな国かというのを想像していたと思います。ですから、20代の半ばにはもう、日本に対するイメージが完全に出来上がったと思います。それは、ある程度は記憶に基づくと思っていたのですが、実際は違いました。小説家が経験するように、架空のプロセスをすでに経ていたのです。それで日本に対するイメージを完全に作りあげていたのです。しかし、私がそれをやったのは、小説を書こうとしたからではなく、単純に、西欧で育ちながら、感情は日本とつながって魅せられたままでいるという子供のときの状況があったからです。今まで小説を書いたときも、「私の日本」を書こうとしたのです。それは常に自分がやっていないことを思い出そうとするようなものでした。それは記憶と想像の奇妙な混合です。小説家が実際にすることにかなり近いと思います。彼らは架空の世界を想像します。たとえ、リアリズムのモードで書いていてもそうです。自分の世界を創っているのです。自分の中の宇宙を、現実的な世界に押し付けているのです。もちろんポール・.オースターのように、現実からはっきり切り取られた世界を作り出す作家もいます。それでもかなり現実的に見えます。本当に小説としてうまく行くのは、現実の世界に、作家自身の世界が重なっているからだと思います。だからそういう小説を我々は高く評価するのです。

想像力はそれほど羽ばたかせませんね

――イシグロさんは想像力を羽ばたかせて書くのでしょうか。

イシグロ それほど羽ばたかせませんね。私は、かなり抑制の利いた作家です。私が小説を書くときは、何に想像力を使うかということについてはかなり慎重です。常に最初にテーマを思いつき、それから登場人物の関係を考えます。自分の想像力には、かなり明確な仕事を与えます。「ほら、このページは空白だ。自分の想像から何かクレージーでワイルドなことが出てくるか試してみよう」とは言いません。多くの作家がこうやってすばらしい小説を書き上げているのはわかっていますが、私の場含は一そろいのテーマが先にあって、それをかなり集中したやり方で探求します。一つや二つのテ-マを完膚なきまで探求するのです。それで、自分の想像力を稼動させて、「これがきみの仕事だ。どうだ、何かできるかね」と想像力に聞くのです。常に大枠があって、その中で、「これをいかにして表現するか、どのようなシーンがこのことを表すことができるか、いかにしてまとめるか」を絶えず考えます。即興的に「次はどこに行けるか」と考えることはしません。

現代史に関する本をたくさん読むようにしています

――あなたは小説もノンフィクションも読みますか。

イシグロ 両方読みますね。ノンフィクションもたくさん読みますが、リサーチのために読むことが多い。といっても直接自分が書いている小説のためではないことが多い。今は、最近イギリスとアメリカで出版された『Postwar(戦後)』という、歴史家のトニー・ジュットが書いた本を読んでいます。戦後の時代についての歴史書として非常におもしろい本です。小説を書き始めたのはもう25年も前になりますが、その頃同時代的に体験したことがまさに第二次世界大戦の余波であったと気づいたのです。大事件がたくさん起こりました。第一次世界大戦、第二次世界大戦、その後も小さな戦争がずっと起こっています。第二次世界大戦から半世紀以上経って、歴史的事件が数多く起きたことを再認識しています。私の世代の多くの人もそうだと思いますが、まだ世界をみるときに、戦後の歴史の観点からみることが多い。最近になってようやく、第二次世界大戦の影としてではなく、最近起こったことを単独で理解しようとしています。その形やパターンを実際に見ることは非常に重要だと思うからです。もちろん第二次世界大戦はものすごく重要ですが、現在起こっていることを第二次世界大戦に関係なく、理解し始めないといけないと思います。それで、現代史に関する本をたくさん読むようにしています。

村上さんと話すのはジャズのことですよ

――小説家の話になりますが、好きな作家は誰ですか。

イシグロ 伝統的な作家、つまり偉大な作家では、今でもロシアの作家が好きです。チェーホフ、トルストイやドストエフスキーです。ある意味では私が20代の頃に気に入っていた作家と同じです。年を取るにつれて、ジェイン・オースティンのような、若いときあまり好きでなかった作家が好きになってきました。オースティンは学生のときに読まされたのですが、とても退屈な小説でした。3年前にオースティンのすべての6冊の小説を立て続けに読んだのですが、本当に卓越した作家であると認識しました。ですから、ときには再読する必要があります。現代作家の中では、好きな作家はたくさんいますが、村上春樹がもっとも興味ある作家の一人ですね。とても興味があります。もちろん彼は日本人ですが、世界中の人が彼のことを日本人と考えることができません。国を超えた作家です。現時点で、村上春樹は現代文学の中で非常に関心を引く何かを象徴しています。人は、日本文化に必ずしも関心がなくても、村上春樹に通じるものを感じるのです。

――イシグロさんがこの前来日されたとき、村上春樹にお会いになったと聞いたのですが。

イシグロ 会いましたね。ここ(ロンドン)でも会いました。

――村上さんとはどういう話をされるのですか。

イシグロ ジャズのことですよ(笑)。そのようなものです。作家同士が会うと、文学というような、大それたテーマについて話すことはあまりありません。

――村上さんは、自分がイギリスやアメリカで生まれていたらよかった、と言ったことがありますか。

イシグロ ありません(笑)。そこまで親しくありません。東京で昼食を一緒にしたことがあります。それは2001年のことで最初に村上さんに会ったときです。それ以来、ロンドンで二、三回会っています。ロンドン・マラソンに出るために来たときだと思います。本の出版パーティーや晩餐会もあり、出版社の人はみんなとてもわくわくしていました。がっかりするかもしれませんが、そういうときの作家同土の会話はささいな話題です。大きなテーマについてはあまり話さず、サッカーや他のスポーツについて話したりします。作家たちはお互いに人間としてかかわりたいと思っています。確かに、村上さんはジャズにとても熱中されています。私もそうです。

5歳のときから凍結した日本語

――イシグロさん自身のことについて、おききしたいと思いますが、国籍は日本と二重国籍を持っておられるのでしょうか。

イシグロ 残念ながら、日本は二重国籍を許しません。イギリスは許しますが、もし日本のパスポートを持とうとすれば、だめですね。少なくとも私がイギリス国民になったときは、100パーセント日本人になるか、日本のパスポートを捨てるかどちらかでした。今でもそうだと思います。人生のある時点で決意しなければなりませんでした。最終的には感情的には日本ですが、すべての実用的な理由から、私はイギリス国籍を選びました。もしアフリカで困ったことになれば、日本大使館ではなく、英国大使館に行かねばなりません。日本大使館に行っても、理解してもらえませんが(笑)。

――両親から離れたのはいつですか。ある年までは両親と住んでいたのですね。

イシグロ 大学までです。それが普通みんな親から離れるときです。もちろんそれ以降も長い間、親のところに戻って、一緒にいた時期もありましたが、基本的には大学から親と離れて、しばらくスコットランドに住んでいました。親と同居しているときも、一人で長い間旅をしたこともあります。

――ご両親と話すときは、日本語を使うのですか。

イシグロ 今でもそうです。電話で話すときも、とても下手な日本語で話しますね。5歳の子供の日本語です(笑)。私がしゃべる日本語は、日本語であることがわからない日本語です(笑)。かなり古臭い、子供の日本語です。5歳のときから凍結した日本語で、それに英単語がたくさん混じります。

――ご両親はまだイギリスに住んでいるのですか。

イシグロ サーリーに住んでいます。

35歳まで日本にもどらなかった理由

――イシグロさんは35歳になった1989年まで日本にもどりませんでしたね。

イシグロ その通りです。

――どうしてですか。自分の運命を変えることはできなかったのでしょうか。

イシグロ 当時は今と比べて旅行するのが非常に難しかったと言わざるを得ません。今ほどは簡単ではありませんでした。私が10代になるまでに、日本はとても物価の高い国になり、若造が日本まで行くのに十分なお金を貯めることは非常に難しかったのです。また18歳、19歳になったときに、旅に出るのに十分なお金を貯めたのですが、私はアメリカに行きました、当時の私の夢は常にカリフォルニアに行くことでした。というのもその頃サンフランシスコは若者にとって、流行の場所でした。私の世代の若者はみんなそうでしたが、あちこちに旅しました。アムステルダムや他のヨーロッパの場所にも行きました。ヨーロッパ中ヒッチハイクをし、さらにアメリカとカナダの西海岸を3ヶ月間もヒッチハイクしました。当時は日本に行きたいという気持ちになったことはありません。もっと後になって、23、24歳くらいだったと思いますが、その頃になって初めて、日本にとても関心を持つようになりました。それで、自分の小説で日本について書くプロジェクトを始めたのです。私は日本についての小説を書き終わるまで、日本に戻らないという決意を意識的にしました。本当の日本が、自分の脳裏にある日本に干渉をすると思ったからです。私のプロジェクトは、自分の日本が脳裏から消える前に、小説に安定的に書き留めておくというものでした。ですから、本当の日本に行くということは、それを混乱させることになるでしょう。だから日本に行かなかったのです。自分版の日本を温存したかったのです。小説家として、日本を書き終えて初めて、日本に行きたくなりました。それで戻ったのです。それはすばらしい経験でした。でもそれは脳裏にあった日本とは異なっていました。

――失望したのですか?

イシグロ 失望したのではありません。私が日本だと思っていたものは、あくまで長崎のことだと気づきました。それは日本の他の部分と全く違っていました。長崎の記憶は私にとっては子供の世界であり、それに「日本」という名前を与えたのです。5歳のときに離れて以来初めて長崎に着いたときは、ずっと想像していたものに近かった、すべての丘を思い出すことができたし、昔いた古い家にも行きました。近所も昔のままでした。近所の人もみんな子供のときの私のことを覚えていてくれました。私もいろいろな場所を覚えていました。幼稚園への行き方も覚えていました。幼稚園の昔の先生にも会い、近所の年寄りの人にも会いました、そうして初めて、本当の記憶が蘇ってきたのです。でももちろんほとんどの時間は京都か東京にいました。そこはまったく異国でしたね。

叔父は京都大学の教授、父は科学者

――もしずっと日本で育っていたら、小説家になっていたと思いますか。

イシグロ そうは思いませんね。家族の誰も作家になっていませんし、叔父は京都大学の教授で、国際弁護士でした。父親は科学者で、もう一人の叙父は住友のビジネスマンです。私の家族には作家のような仕事をした人は誰もいません。私が作家になったのは、私が日本からの「亡命者」であることに大いにかかわっています。そして、常に、日本人である両親の目を通してイギリスという国を見たので、自分の周りの社会とも距離を置いて育ったことにも関係があります。友人のすべてが正邪として考えていたことを、私はイギリスのネイティブの変わった風習であるとみていたのです、距離を置いて、イギリスをみていたということです。そういうことも作家になる上でプラスに働いたと思います。

――外国に住んでいる日本人の両親は、子供にバイリンガルを維持してほしいがために、日本語の学習を強要しますが、ご両親はそういうことはなかったのですか。

イシグロ 両親は決して強要しませんでしたね。恐らく当時はそれがほとんど不可能だったからだと思います。私の家族がイギリスに来たのは、1960年であることを考慮しなければなりません。我々以外に日本人はいなかったのです。日本人コミュニティがなかったのです。今日本からイギリスに来ると、日本人は日本人学校に入れるので、日本語を勉強することは可能です。でも昔は非常に難しかったのです。母親はある程度日本語を教えてくれましたが、あるとき両親は、それはよくないと決意したのでしょう。もし私が漢字やカタカナを覚えるための教育を受けていたら、歪んだものになっていたと思います。それで両親は日本語を私に押し付けなかったのです。多くの点から考えると、そのことに私は感謝しています。特に日本語の読み書きをやるとなると大変な苦労ですから。

――今日は長いインタビューに応じていただき本当にありがとうございました。

(聞き手・翻訳=大野和基/2006年5月10日、ロンドン、ヒルトンホテルにて/『文學界』2006年8月号より一部抜粋)
参照元:ノーベル文学賞 カズオ・イシグロが語った日本への思い、村上春樹のこと
村上さんとはロンドンで、ジャズの話をしました
大野 和基 2017/10/06 文春オンライン

ノーベル文学賞受賞のカズオ・イシグロさん、騒ぎの渦中で落ち着き
2017年10月6日 BBC NEWS JAPAN ウィル・ゴンパーツBBC芸術担当編集長

「ノーベル賞受賞者は、どういう服を着たらいいのかな」。自分がノーベル文学賞を受賞したと40分前に知ったばかりのカズオ・イシグロさんは5日、こう尋ねた。

「意外な」知らせだったという表現は控えめ過ぎる。文字通り、本当のことだと信じられなかったのだ。

ただし間もなく、電話が絶え間なく鳴り始め、自宅前にテレビの取材陣が整然と並び始め(「どうしてみんな僕の家を知ってるんだ?」)、版元が精鋭の応援チームを派遣してくるに至って、やっと理解したのだという。

これはフェイクニュースではないと。これは素晴らしい、びっくりするニュースなのだと。もしかして受賞にふさわしい作家はほかにもいるのかもしれないが、とイシグロさんは思った。「けれども、賞というのはそういうものだから。宝くじのようなもので」。

混沌に取り囲まれながらも、イシグロさんはゆったりと落ち着き、穏やかに思慮深く、(このインタビュー用にきちんとした上着を取りに、パッと2階に上がって戻ってきてから)、いかに物語の力を信じているかを語った。そして自分の書く物語がしばしば、無為に終わった人生や機会について探る内容になっていると。

「物語の語り方によっては、人種や階級や民族性といったバリアを超えられるはずだと、僕は常に信じてきた」

私にとっては、イシグロさんは使う言葉のくくりを問わず、世界最高峰の現役作家の一人だ。どんな作家も物語を語ることができる。イシグロさんが語る物語は、次元が違う。

イシグロさんは読者を、代替現実のような世界に引き込む。その世界は未来かもしれないし、現在かもしれないし、過去かもしれない。完全体で本物の場所のように思えるが、見知らぬ場所だ。

イシグロ作品の世界は奇妙で、必ずしも幸せな場所でない。しかし自分の居場所がみつけられる世界、親近感を感じることのできる世界で、読者は登場人物たちに深く引きつけられていく。これは作家の仕事そのものだが、彼はただほかの多くの作家よりも、これが上手なのだ。

英国にいながら日本人の家庭で育ったことは、自分の物語作りに欠かせない要素だとイシグロさんは言う。そのおかげで、周りのイギリス人とは違った視点で、世界を見ることができるようになったと。

確かに彼の作品では語り部の多くが、物語から一歩身を引いた距離感で語る。これは「表面は穏やか、表面は抑制されているという、日本の芸術の長い伝統からきている。表面の下に抑え込んだ感情の方が、より激しいという感覚がある」とイシグロさんは話す。

しかし受賞発表後に会った時、イシグロさんの感情は表面的なものだけではなかった。大喜びしていたし、それは当然の喜びだ。

カズオ・イシグロはノーベル文学賞にふさわしい受賞者だ。

(英語記事 Kazuo Ishiguro keeps calm amid Nobel Prize frenzy)
参照元:ノーベル文学賞受賞のカズオ・イシグロさん、騒ぎの渦中で落ち着き
2017年10月6日 BBC NEWS JAPAN ウィル・ゴンパーツBBC芸術担当編集長









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終わらない香港デモ -香港のマンデン図を検討する-



香港のデモが継続しており、依然として終わる気配を見せない。


中国の建国図を見れば、香港デモが今後、ずっと17年間、マハダシャー水星期の間、続いていくことが分かる。


この香港の一般市民と中国共産党との戦いは、長丁場になりそうである。


但し、この中国への民主化運動は、全ての人類が監視され自由を一切奪われる全体主義的な社会、「1984年」などに描かれた管理社会(ディストピア)への戦いとして位置づけられる。非常に象徴的なものでもある。


香港は、一国二制度の下での自治を許すという条件で、1997年7月1日 00:00にイギリスから中国に返還され、中国国内の特別行政区としての立場を得た。


この上記のタイミングで、香港のマンデン図を作成すると、以下のようなチャートとなる。






2015年8月24日からマハダシャーが火星期に移行しており、火星は9室(法律、正義)の支配星で7室(外交)に在住している。


7室の火星は戦争を表わしているが、9室の支配星としての火星は、法による統治、正義を求めるという象意がある。


デモ自体は、犯罪容疑者の中国本土への引き渡しを認める「逃亡犯条例」の改正案に反対するものだが、中国の影響力が高まり、徐々に自由が制限されるに及んで、香港市民の不満が高まっていたという背景がある。


そのことをBBC NEWS JAPANの記事が伝えている。(末尾に参考資料として引用抜粋)



これで納得できることは、マハダシャー火星期自体は、2015年8月24日から始まっていることである。


香港のデモは2019年6月から「逃亡犯条例」の改正案をきっかけに始まったが、それ以前に中国政府の香港の自治への介入に反対する機運が高まっていたと言えるかもしれない。



デモが開始された2019年6月時点で、ダシャーは火星/水星期だが、水星は4、7室支配で4室で、バドラヨーガを形成しているが、4室は民主化運動や議会などを表わすハウスであり、主に国民の意志を表わしている。


火星から見ると水星は10室でバドラヨーガを形成している為、今、世界の自由主義諸国が、この香港の民主化運動に注目しているのである。






因みに双子座はリベラルな政治理念を表わす星座であり、ウォール街、自由主義経済を追求する星座である。



香港と言えば、香港上海銀行(HSBC)などがあり、イギリスのジャーディン=マセソン商会などがいち早く進出した国際的な金融センターの一つである。



但し、アヘンの密輸と茶のイギリスへの輸出などで稼いだ資金をイギリス本国に送金する為に作ったのが香港上海銀行(HSBC)で、資本主義の黒い歴史の一つでもある。



香港市民は、このように強い双子座を持っており、自由主義経済について、強い要求がある。



それは民主主義の理念にもつながるものである。



そして、この香港市民の希望が通るようにイギリスや米国の議員が香港政府、中国政府に要望している。



これは7室の支配星が4室でバドラヨーガを形成している意味ではないかと思われる。



民主化運動に対して、外国の自由主義諸国からの支援があるのである。



つまり、外国の自由主義諸国とは、香港で金融業を行なう外国人資本家そのものだからである。



それが4室の双子座で7室支配の水星がバドラヨーガを形成する意味である。



従って、今回の香港の民主化運動は、香港市民の運動でもあり、また外国人資本家の運動でもあると考えることが出来る。



中国共産党の規制の中では、自由な商業活動が出来ない為、現在も香港で影響力を持っているジャーディン・マセソン・グループなどは、このデモを後押しすると思われる。


wikipediaによれば、ジャーディン・マセソン・グループは、香港を中心に中国・シンガポール・アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・中東・アフリカの一部で活発に展開しており、香港では香港政庁に次ぐ就業者数を誇っているそうである。






現在、火星/水星期であるが、4、7室支配の水星は4室でバドラヨーガで強い配置ではあるが、6室支配の太陽がコンジャンクトして傷つけている。



これが香港政府や中国政府の民主化運動への妨害工作であると考えることが出来る。



太陽は国家権力を表わしており、政府との対立を象徴している。



そして、4室は国内の建物や道路、空港などのインフラも表わす為、それらが破壊されているのである。




この民主化運動がどうなっていくかと言えば、2022年8月23日からマハダシャーがラーフ期に移行する。




ラーフは6室に在住しており、6室は軍隊や警察を表わしており、労働者階級や労働運動、ストライキ、労働者との衝突などを表わすハウスであり、より暴力が増してくることを表わしているかもしれない。


上記の言及の中で、労働者をデモに参加する一般市民に置き換えることが出来る。



ラーフ期はディスポジターが結果を与える為、ディスポジターの太陽の配置を見るが、太陽は6室支配で4室に在住して、4室を傷つけている。



従って、デモ活動が活発化し、軍隊や警察などが出動して、更にインフラが破壊されることを表わしている。



つまり、火星期が終わって、ラーフ期の18年間が始まっても、民主化運動は一向に収まりそうもない。




これは中国の建国図で、マハダシャー水星期の17年間、そして、次のケートゥ期7年間の間、民主化運動が治まりそうもないことを表わしているのと状況的に一致している。




香港市民と中国共産党政府との戦いは、長丁場になりそうである。




マハダシャー火星期は2022年8月23日まで続くが、火星はラグナに在住する11、12室支配の土星と相互アスペクトしている。



ラグナは国民や国家の一般的な状況を表わす為、マハダシャー火星期において、それらは非常に悪くなることを表わしている。



11、12室支配の土星は、11室と12室の象意が結合したような象意を持つはずである。



従って、外国から得られる富や利得を意味しているが、それは香港の企業家や実業家などエスタブリッシュメントの利得を表わしている。



12室はそれらを損失するハウスである。



既に空港が占拠されて、欠航が生じて、航空会社に損失が発生すると共に親中国系の企業の店舗や支店なども破壊されて、それらの企業収益も失われている。



11、12室支配の土星とは、そのように香港のエスタブリッシュメントの収益や利得が失われることを意味しており、2、9室支配で7室に在住する火星と相互アスペクトしていることは、香港のデモ活動は、香港の自治区としての収益は減らすことになることを意味している。


最近、香港の富裕実業家が海外に資産逃避をしていたり、「ゴールデン・ビザ」を取得し、海外移住を視野に入れているといったニュースが見られるが、それは香港の経済を支えるエスタブリッシュメントな人々が海外に流出して、香港自体の損失につながることを表わしており、まさに11、12室支配の土星で表される象意である。



(参考資料)



【解説】 なぜ香港でデモが? 知っておくべき背景
2019年07月2日 BBC NEWS JAPAN
ヘリエ・チュン、ローランド・ヒューズ、BBCニュース

香港の立法会(議会)に突入した市民が、議場内の壁にスプレー缶でスローガンを書き、備品を壊すなど、ここ数週間で抗議デモは激しさを増している。

警察とデモ隊との衝突は7月1日、香港がイギリスから中国に返還されて22年を記念する式典が開かれている最中、立法会近くで勃発した。

この抗議活動は表面上、犯罪容疑者の中国本土への引き渡しを認める「逃亡犯条例」の改正案に反対するものだ。

だが、そこには改正案以上の理由がある。

何が起きているのかを知るには、数々の重要な、中には数十年前に端を発する文脈を見ていく必要がある。

香港は特別な場所

思い出して欲しいのは、香港が他の中国の都市と大きく違う場所だということだ。これを理解するには、歴史を振り返る必要がある。

香港はかつて、150年以上にわたってイギリスの植民地だった。香港島は1842年のアヘン戦争後にイギリス領となり、その後、イギリスは当時の清朝政府から「新界」と呼ばれる残りの地域を99年間租借した。

それからの香港は活気ある貿易港となり、1950年代には製造業のハブとして経済成長を遂げた。また、中国本土の政情不安や貧困、迫害などを逃れた人たちが香港に移り住むようになった。

99年の返還期限が迫った1980年代前半、イギリスと中国政府は香港の将来について協議を始める。中国の共産党政府は、返還後の香港は中国の法律に従うべきだと主張した。

両国は1984年に、「一国二制度」の下に香港が1997年に中国に返還されることで合意した。香港は中国の一部になるものの、返還から50年は「外交と国防問題以外では高い自治性を維持する」ことになった。

返還後の香港は香港特別行政区となり、独自の法制度や国境を持つほか、表現の自由などの権利も保障されている。例えば、中国国内にありながら1989年の天安門事件について市民が追悼できる、数少ない場所となっている。

……だが、状況は変わってきている

香港にはなお、中国本土にはない自由がある。しかし、それも徐々に減っていると指摘する声もある。

人権団体は、高等法院が民主派議員の議員資格を剥奪(はくだつ)したなどの事例を挙げ、中国政府が香港の自治に介入していると批判する。香港の書店員が次々と姿を消した事件や、ある富豪が中国本土で拘束されていることが分かった事件なども懸念を呼んでいる。

アーティストや文筆家は、検閲の圧力にさらされていると話す。英経済紙フィナンシャル・タイムズの記者が香港独立を目指す活動家を招いたイベントの司会をしたところ、香港への入国を拒否された。

もうひとつ問題となるのが、民主化だ。

香港政府トップの行政長官は現在、1200人からなる選挙委員会で選出される。この人数は有権者の6%に過ぎず、その構成はもっぱら中国政府寄りだ。

立法会の70議員全員が香港の有権者に直接選ばれているというわけではない。議席の大部分は、親中派の議員が占めている。有権者によって選ばれた議員の中には、忠誠の誓い(「中華人民共和国香港特別行政区への忠誠」というもの)を正しく述べることを拒否したり、「香港は中国ではない」と書かれた旗を掲げたりしたことで、議員資格を剥奪された者もいる。

香港の憲法ともいえる「香港特別行政区基本法」では、行政長官は究極的にはこれよりも民主的な方法で選ばれるべきだとしている。しかし、もっと民主的な方法とはどうあるべきかについては、様々な意見がある。

中国政府は2014年、親中的な選挙委員会が選んだ候補者の中から有権者が行政長官を選ぶ案を発表したが、「見せかけの民主主義」だという批判が集まり、議会で却下された経緯がある。

基本法の期限が切れるのは28年後の2047年。それ以降に香港の自治がどうなるのかは不透明だ。

香港人は自分たちを中国人とは思っていない

香港に住む人の大半は民族的には中国人で、香港は中国の一部だが、香港人の大半は自分たちを中国人とは思っていない。

香港大学が行った調査によると、ほとんどの人が自分は「香港人」だと考えており、自分は「中国人」だという人はわずか15%だった。

この差は世代が若くなるほど大きくなる。2017年の調査では、18~29歳の回答者うち自分は中国人だと答えたのはたった3%だった。

なぜ中国人だと思わないのかという質問には、自分たちは法的にも、社会的にも、文化的にも違うという答えが寄せられた。また、香港は150年もの間、中国とは切り離された植民地だったという事実も理由に挙がった。

さらに、近年では中国本土に対する反感が高まっている。失礼な中国人観光客が地元のルールを無視したり、観光客の増加で物価が上昇したことなどへの反発だ。

中国からの独立を訴える若い活動家もおり、これが中国政府を警戒させているようだ。

今回の抗議デモの参加者は、逃亡犯条例の改正案が通ってしまえば、中国政府による香港統治が迫ると考えている。

抗議運動に参加したマイクさん(18)はBBCの取材に対し、「この改正案が可決されれば、香港は他の中国の都市と同じになってしまう」と話した。

香港の人々は抗議の方法を知っている

2014年12月に発生した反政府デモ「雨傘運動」の残党を警察が排除した時、参加者たちは声をそろえて「私たちは戻ってくる」と宣言した。

実際、こうして抗議デモが再び行われていることは驚くに値しない。香港には抗議の歴史がある。それはここ数年という短い期間ではなく、もっと長い歴史だ。

1966年には、香港のヴィクトリア・ハーパーで運航されているスターフェリーの値上げをめぐって抗議デモが行われた。参加者はやがて暴徒化し、夜間外出禁止令が敷かれ、何千人もの警察官が街に配備された。

返還後の1997年以来、抗議運動はたびたび行われているが、最近では政治的なものほど規模が大きくなる傾向にあり、参加者と中国政府の間にあつれきが生まれている。

香港人はある程度の自治を持っているものの、選挙では自由が制限されている。デモは自分たちの声を聞いてもらう数少ない手段だ。

2003年には50万人が参加したデモで安全保障法案が却下された。普通選挙権を求めるデモや天安門事件の追悼集会は、毎年の恒例行事となっている。

2014年のデモは数週間にわたって続き、香港人が自分たちで行政長官を決める権利を求めていることが浮き彫りになった。しかし中国政府からの譲歩はなく、このデモも失敗に終わった。

(英語記事 The background you need on the Hong Kong protests)
参照元:【解説】 なぜ香港でデモが? 知っておくべき背景
2019年07月2日 BBC NEWS JAPAN
ヘリエ・チュン、ローランド・ヒューズ、BBCニュース

香港デモ、スタバや吉野家を襲撃 でも何で?
2019年10月11日 BBC NEWS JAPAN

ガラスが割られ、炎が上がり、バリケードが破壊される――。香港で続く反政府デモはここ数日、無秩序な状態に陥っているように見える。

しかし多くのデモ参加者たちは、暴力が続く中で、襲撃する施設を意図的に選んでいる。それはスターバックスであり、元気寿司であり、吉野家であり、その他の 特定の店舗、そして地下鉄だ。

でもなぜスターバックスなのか。どうして元気寿司なのか。

中国の大企業は狙われやすい

香港は複雑だが、大きく2つに分けられる。デモおよび反中国政府の姿勢を支持する人と、親中国政府の立場を取る人だ。

平和的だった抗議行動が破壊や落書きをともなうものに変化したとき、デモ参加者のターゲットとなったのは中国本土系の大企業だった。例えば中国銀行や、家電 メーカーの小米科技(シャオミ)だ。

ただ、もう少し目立たない店も狙われている。

スターバックスが襲われるわけ

スターバックスはアメリカのコーヒーチェーンだ。しかし香港では、地元の外食大手・美心食品(Maxim's Caterers)がフランチャイズ展開している。

この会社の創業者の娘、伍淑清(アニー・ウー)氏は9月11日、香港の女性団体(Hong Kong Federation of Women)の代表として国連人権委員会に出席。香港のデ モを、「少数の過激な抗議者」が「組織的、計画的な暴力行為」をしていると批判した。

これがデモ参加者たちを逆なで。スターバックスはデモ参加者たちの怒りの矛先のひとつとなった。

美心食品は、スターバックス以外にも、いくつかの海外有名外食チェーンも運営している。そのリストに含まれているのが、日本の元気寿司と、東海堂(アローム ベーカリー)だ。

そのため両方とも、デモ参加者の攻撃の的となった。

美心食品は、伍氏は同社の経営に関与していないとの声明を出したが、いまのところ効果はみられていない。

吉野家の事情

牛丼チェーンの吉野家も、攻撃対象となっている。

これも、香港でフランチャイズ展開する企業の代表者が、香港の警察と政府を支持すると表明したのがきっかけだ。

吉野家の店舗では窓ガラスが割られ、壁いっぱいに落書きがされている。

まぎらわしい店舗も

中国本土と関係があると間違って認識され、デモ参加者の怒りが向けられている店もある。

上海商業銀行は、屋号からは中国本土の企業のように思えるが、じつは香港の企業だ。

台湾が本拠の一芳(台湾水果茶)も、中国本土と関係があると一部で誤解されている。

ともにデモ参加者に襲撃されたが、その後、襲撃した人たちは謝罪を表明。自分たちで後片付けをした。

こうした混同を防ぐため、デモ参加者は色による識別システムを開発。ネット上で黒、赤、青の色分けをし、叩きのめす店、スプレーで汚す店、単にボイコットす る店に区別をしている。デモを支持する店は黄色で示している。

香港の地下鉄は、香港政府が最大の株主。8月中旬に中国国営メディアから、「反乱者」を助けていると批判されて以来、デモの際にはいくつかの駅を閉鎖するな どしている。

そのためデモ参加者は、地下鉄も施設の一部を破壊したり、放火したりするなど攻撃対象にしている。

(英語記事 Why Starbucks? The brands attacked in Hong Kong)
参照元:香港デモ、スタバや吉野家を襲撃 でも何で?
2019年10月11日 BBC NEWS JAPAN

「体はつぶされ骨は粉々に」と習国家主席が分断勢力に警告 香港でデモ続く
2019年10月14日 BBC NEWS JAPAN

ネパールを訪問中の中国の習近平国家主席は13日、中国を分断しようとする者は「体はつぶされ、骨は粉々に」されると警告した。習主席は特定の地域に言及して いないが、反政府・民主化デモの続く香港への警告と受け止められている。

中国外務省の14日の発表によると、習主席は「どの地方でもそれを中国から分断させようとする者は、敗れる。体は押しつぶされ、骨は粉々になる」と述べた。

習主席はこれまで、香港情勢に直接言及していない。それだけに今回の発言は、異例かつ強力な警告と位置づけられる。

北京の政府はこれまで、香港警察だけでデモ対応は十分だと話している。しかし、抗議に参加する人たちは、中国軍投入の可能性を懸念している。ただし、1989年 の天安門事件のような武力鎮圧を中国政府がまた実施すると考える人は少ない。

香港では13日にもデモが行われた。多くは平和的な行進だったものの、警察との衝突に発展した抗議活動もあった。

香港で大規模な反政府デモが4カ月前に連続するようになって以来、中国政府は「外部勢力」の影響を批判し、米英による中国の内政干渉だと反発している。

また、親中派とされている企業が経営する店舗や交通機関も襲撃されている。13日の午後の時点では、香港地下鉄で少なくとも27カ所の駅が閉鎖された。

警察は「最小限の人員」でデモ参加者に対応しているとしているが、テレビで放映された映像では、週末の買い物客が衝突に巻き込まれている様子が映されている 。

警察がショッピングセンターになだれ込む中、叫んだり、けがをしている人の姿もみられた。

ロイター通信によると、ひとつのショッピングモールでは、デモ参加者を支援する買い物客たちが歌を歌い、盾を持った武装警察を外に追い出したという。

旺角の警察署には火炎ビンが投げ入れられたほか、警官1人が首を切られる傷を負った。香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、この警官 は病院に運ばれ、状態は安定しているという。

また、別の男性がかばんに警棒を入れていたとしてデモ参加者に殴られたとの報道もある。この男性はデモ参加者に扮装した警察官だったとみられている。

デモ参加者に警官を紛れ込ませる戦略は香港政府側に奏功している一方、若者中心のデモ参加者には動揺が広がっている。

「自由の女神」がお披露目

13日夜にはひとつの抗議グループが、香港の街を見下ろす獅子山に高さ3メートルの像を建てた。

「自由の女神」と名付けられたこの像はガスマスクとゴーグル、ヘルメットを被り、デモ行進の象徴となっている。また、抗議運動のスローガン「光復香港・時代 革命(香港を解放せよ・革命の時代だ)」と書かれた旗を持っている。

この像は、警察の発砲によって目を負傷したと伝えられている女性がモデルになっているという。

香港のデモは、犯罪容疑者の中国本土引渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改定案をめぐって6月に始まった。香港の法的独立性がが損なわれるとの懸念から、多 くの市民が抗議デモに参加した。

政府は9月に改正案を完全撤回したものの、デモ参加者は民主化や警察の暴力行為への捜査などを求め、抗議活動を継続している。

10月には林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が、植民地時代の緊急状況規則条例(緊急条例)を発動し、デモ参加者のマスクや覆面の着用を禁止する「覆面禁止 法」を制定。しかし、デモ参加者はこれに従っていない。

抗議活動が始まってからこれまでに2300人以上が逮捕されている。

(英語記事 Try to split China and get 'shattered bones' - Xi)
参照元:「体はつぶされ骨は粉々に」と習国家主席が分断勢力に警告 香港でデモ続く
2019年10月14日 BBC NEWS JAPAN

【香港デモ】 富裕層が「ゴールデン・ビザ」取得 海外移住視野に
2019年10月4日 BBC NEWS JAPAN
ヴァージニア・ハリソン BBCニュース

反政府デモが長期化して将来に暗い影を落とす中、香港の富裕層の間で、他国の居住権や市民権を取得しようとする動きが広まっている。

世界の多くの国では、一定額の投資や不動産購入などを条件に、居住権や市民権を与える「ゴールデン・ビザ」を導入している。

移住の手続きなどをする複数の企業によると、デモが始まって以降、こうしたゴールデン・ビザに関心を示す香港人が急増した。香港人は、現在の混乱の解決策が見つからない中、いざという時の「保険」を探し求めているという。

今年6月、 刑事事件の容疑者を香港から中国本土へ引き渡せるようにする「逃亡犯条例」改定案をめぐり、抗議が始まった。

香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が9月に改定案を完全撤回したものの、デモが収束する気配はなく、数カ月にわたり香港を揺るがし続けている。

そうした背景から、投資ビザを検討する香港人が急増していると、複数の企業がBBCに述べた。

「ゴールデン・ビザ」

ゴールデン・ビザのような仕組みは世界中に存在する。とりわけその中心となっているのが欧州やカリブ海沿岸諸国だ。通常、ビザ発給国は、移住希望者に対して不動産や国債の購入、あるいは一定額以上の投資を条件としている。

投資額は、最も少ないカリブ海のアンティグア・バーブーダの10万ドル(約1700万円)から、キプロスの200万ユーロ(約2億3400万円)の不動産投資まで、さまざまだ。

将来の「保険」のため

香港に拠点を置く移住コンサル会社「ジョン・フー移住コンサルティング」によると、6月以降、売り上げや、香港市民からのゴールデン・ビザに関する問い合わせが4倍になっているという。

同社創業者のジョン・フー氏は、数カ月におよぶ混乱が駆け込みの「要因」になっていると述べた。

「デモがより暴力的になる中で、香港政府は現状の打開にむけて大して努力していないように見える。だから市民は将来への『保険』を確保しなければという衝動に駆られている」

欧州連合(EU)内での移動の自由が認められていることや、最低限度の居住条件でビザが取得できることから、ほとんどの人が、アイルランドやポルトガル、マルタ共和国といったヨーロッパ諸国に魅力を感じているという。

同コンサル会社ではデモ開始以降、アイルランドへの新規ビザ申請を30件以上行った。50万ユーロ(約5800万円)の寄付あるいは100万ユーロ(約1億1700万円)のアイルランド企業への投資が条件だ。

デモの激化で「プランB」検討

別の移住コンサル会社「アートン・キャピタル」では、香港市民からの問い合わせ件数が「デモが始まってから2倍以上」になったという。

「香港市民の間では、不動産が比較的安価なポルトガルが非常に人気だ。(中略)香港の不動産価格はとてつもなく高額なので」と、同社のアジア太平洋地域オフィス代表のフィリップ・メイ氏は言う。

メイ氏によると、客はゴールデン・ビザを検討する理由を明かさないものの、「ここ数カ月のデモの激化によって、『プランB(代替案)』に改めて注目していることは一目瞭然だ」としている。

ゴールデン・ビザ取得の全体数は小規模のままだ。アートン・キャピタルでは、富裕層のみを対象としていることから、年間で最大1000件の申請を扱っている。

超富裕層ランキング15位

いまも、ゴールデン・ビザへの申請資格を持つ香港市民は数多くいる。アジアの金融の中心である香港には、富裕層が集中している。

スイス投資銀行のクレディ・スイスによると、市内で暮らす富豪の数は、2018年時点で17万9000人にのぼる。同銀行の超富裕層(金融資産5億円以上)ランキングでは、香港は15位だった。

香港市民をゴールデン・ビザへとひきつけるている要因は、香港デモだけではない。

居住や市民権を専門に扱う英顧問会社ヘンリー・アンド・パートナーズも、今年6月の抗議開始以降、香港からの投資ビザに関する問い合わせ件数が跳ね上がったと指摘する。

同社広報担当のパディ・ブリュワー氏によると、「香港市内でのデモが激化し、先行きへの不安が続く中」、問い合わせが急増したという。

「前四半期と比べると(中略)中国籍の人や香港市内の投資家からの問い合わせが260%増加した」

一方で、国内問題はこの現象の一要因にすぎないと、ブリュワー氏は付け加えた。

多くの香港市民は、旅行の容易さや国外投資、あるいは留学といった、ほかの客と同様の理由から、他国での居住権や市民権を求めているという。

「香港市民は資金を調達し、自分が投資したい場所へ投資し、自分が住みたい場所で暮らそうとしている。世界のほかの地域へ行くために(中略)自分の子供たちを他の大学へ通わせたがっている」

(英語記事 Hong Kong's rich chase golden visas amid unrest)
参照元:【香港デモ】 富裕層が「ゴールデン・ビザ」取得 海外移住視野に
2019年10月4日 BBC NEWS JAPAN
ヴァージニア・ハリソン BBCニュース

香港の富裕実業家が海外に資産逃避、逃亡犯条例を懸念
2019年6月17日 / 12:42 / 4ヶ月前 Greg Torode Reuters

[香港 14日 ロイター] - 銀行家や法律専門家によると、香港の富裕な実業家が中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案への懸念を強め、個人資産を海外に移す動きが始まっている。

こうした動きに関与した助言サービス関係者によると、ある大物実業家は法改正で政治的リスクが自らに及び得ると考え、1億ドル余りを香港のシティバンクの口座からシンガポールのシティバンクの口座に移し始めた。同様の例をほかにも耳にしているが、いずれも目立たないように行われているという。

逃亡犯条例は、香港市民だけでなく香港に居住したり旅行で通過したりする外国人や中国籍の人間を対象にしており、香港の金融センターの地位を支える法の支配を脅かしかねないとの懸念が異例な広がりを見せている。条例が成立すれば、中国本土の裁判所が香港の裁判所に要請して、中国本土での「犯罪」に関連したと見なす資産を凍結したり押収したりできるようになる。

国際展開している香港の銀行のプライベートバンキング部門トップも、顧客が資金を香港からシンガポールに移していると指摘。「彼らは中国本土の顧客ではなく、香港の富裕な顧客だ。香港の情勢は混乱している」と述べた。「香港の富裕層は、林鄭月娥行政長官や中国の指導部が逃亡犯条例による経済的損失を理解できないほど愚かなことを見過ごせないのだ」

香港とシンガポールはアジア随一の金融センターとしての地位を巡って激しく争っている。クレディ・スイスの2018年のリポートによると、香港は個人資産1億ドル以上の資産家が853人と、シンガポールの2倍以上だった。
参照元:香港の富裕実業家が海外に資産逃避、逃亡犯条例を懸念
2019年6月17日 / 12:42 / 4ヶ月前 Greg Torode Reuters

香港の富裕層、コッソリ海外に資産移動 逃亡犯条例を懸念?
2019年6月17日(月)13時09分 Newsweek (ニューズウィーク日本版)

銀行家や法律専門家によると、香港の富裕な実業家が中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案への懸念を強め、個人資産を海外に移す動きが始まっている。

こうした動きに関与した助言サービス関係者によると、ある大物実業家は法改正で政治的リスクが自らに及び得ると考え、1億ドル余りを香港のシティバンクの口座からシンガポールのシティバンクの口座に移し始めた。同様の例をほかにも耳にしているが、いずれも目立たないように行われているという。

逃亡犯条例は、香港市民だけでなく香港に居住したり旅行で通過したりする外国人や中国籍の人間を対象にしており、香港の金融センターの地位を支える法の支配を脅かしかねないとの懸念が異例な広がりを見せている。条例が成立すれば、中国本土の裁判所が香港の裁判所に要請して、中国本土での「犯罪」に関連したと見なす資産を凍結したり押収したりできるようになる。

国際展開している香港の銀行のプライベートバンキング部門トップも、顧客が資金を香港からシンガポールに移していると指摘。「彼らは中国本土の顧客ではなく、香港の富裕な顧客だ。香港の情勢は混乱している」と述べた。「香港の富裕層は、林鄭月娥行政長官や中国の指導部が逃亡犯条例による経済的損失を理解できないほど愚かなことを見過ごせないのだ」

香港とシンガポールはアジア随一の金融センターとしての地位を巡って激しく争っている。クレディ・スイスの2018年のリポートによると、香港は個人資産1億ドル以上の資産家が853人と、シンガポールの2倍以上だった。

Greg Torode
参照元:香港の富裕層、コッソリ海外に資産移動 逃亡犯条例を懸念?
2019年6月17日(月)13時09分 Newsweek (ニューズウィーク日本版)

富裕層が香港から海外に脱出-最も移住したい場所は米国にあらず
Ben Steverman、Shawna Kwan、Natalie Wong
2019年10月9日 15:20 JST Bloomberg

香港で今夏に抗議デモが激化する中、ロサンゼルスの弁護士バーナード・ウォルフスドルフ氏は、米国に「新たな移民の波」が押し寄せると予想した。そ のため中国に出張し、香港の移民アドバイザーと面会した。

  アドバイザーらは期待し過ぎないよう同氏にくぎを刺した。

  「私が聞いた話によれば、多くの人が香港を離れるものの、米国は第1の目的地ではない」とウォルフスドルフ氏は話す。「現時点で米国は最も望ま しい選択肢と見なされていない」と述べた。

世界で情勢が悪化すると、米国は特に富裕層にとって伝統的に安全と安心を提供する避難先としての役割を果たしてきた。米国に移住している香港市民の 数は既に中国本土以外では最多である上に、最近のデータはさらに多くの人が香港を去ろうと考えていることを示唆している。公式データによると、重要 な海外移住書類である「善良な市民権」文書の申請は過去1年間で54%増加している。

  ただ、米国での移民に反対する政治的発言や、注目を浴びる銃撃事件の発生、近く予定されている投資家向け査証(ビザ)プログラムの改定を受け、 香港の海外移住希望者は、オーストラリアやカナダ、シンガポール、台湾など他の選択肢を検討している。

  香港で抗議運動が始まる前でさえ、米国は魅力を失いつつあった。香港中文大学による昨年12月の調査によると、香港市民の3分の1が海外移住を検 討していると回答。最も人気のある目的地はカナダとオーストラリアで、回答者の割合はそれぞれ少なくとも18%だった。その次が台湾の11%、シンガポ ールの5%。米国が第1希望との回答は2.9%だった。
参照元:富裕層が香港から海外に脱出-最も移住したい場所は米国にあらず
Ben Steverman、Shawna Kwan、Natalie Wong
2019年10月9日 15:20 JST Bloomberg





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台風19号の被害と日本のマンデン図 その2



今回の台風19号が、日本のマンデン図でチャラダシャーを適用して非常によく機能しているので、過去の国土の災害についても改めて検証してみたい。



東日本大震災 2011年3月11日 ー 津波、原発メルトダウン-

西日本水害 2018年7月6日~7日 ―土砂崩れ、河川決壊 ―

台風15号 2019年9月9日 -千葉での大規模停電等-

台風19号 2019年10月12日 -河川決壊多数-




私は前回記事で、魚座、双子座、乙女座、射手座などの変通星座のダシャーが来た時に日本の国土に問題が生じると考えた。






例えば、東日本大震災の時(2011年3月11日)、ダシャーは魚座/双子座(2011年2月26日~2012年1月27日)である。



魚座も魚座から見た4室も双子座も双子座から見た4室も土星や逆行の火星にアスペクトされて傷ついている。


※因みに逆行の惑星が一つ前の星座からアスペクトするという原理はジャイミニスキームにも適用できる。


そして、魚座と魚座から見た4室や双子座と双子座から見た4室には、MKも在住したり、アスペクトしているが、MKは国土を意味する為、ダシャーの星座そのものや、ダシャーの星座から見た4室にMKがアスペクトする場合、日本の国土に関する何かが起こるという意味である。(そしてその4室が傷ついている為、傷ついた国土に関する出来事が起こったと考えることが出来る)


特に双子座から見た4室乙女座に土星が在住し、逆行の火星が絡んでいるが、これはまさにメルトダウンした原発を意味している。


前回記事で書いた通り、この傷ついた乙女座の象意というものが、原発の事故の象意として現れたのである。



因みに更にサブサブダシャーも見ると、魚座/双子座/牡牛座である。


牡牛座から見た4室はケートゥが在住し、火星がアスペクトして、土星が逆行して絡んでいる。


従って、牡牛座から見た4室も傷ついていると言うことができる。






因みにヴィムショッタリダシャーでは、土星/木星期であるが、土星は2、3室支配で4室にアスペクトして4室を傷つけており、3-4の絡みは国土の損失(3室が4室から見た12室目(損失)であるため)を表わす絡みである。


木星は12室支配の火星から傷つけられた4室の支配星である。


また月から見ると木星は8、11室支配で、12室支配の火星と共に4室支配の太陽を傷つけている。



ナヴァムシャを見ると、これはよく現れているが、木星は4室の支配星で6室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸、土星と絡んで傷ついているが、木星は6、11室支配の金星と星座交換して、4-6の絡みを生じている。


つまり、4室の支配星が6室の支配星と星座交換して、減衰するケートゥや土星とコンジャンクトして傷ついており、完全に国土の災害を表わしている。



2018年7月6日~7日の西日本の水害は、魚座/水瓶座/魚座の時期であった。


サブダシャーは、水瓶座だが、サブサブダシャーは、魚座である。




また2019年9月9日の台風15号は、魚座/魚座/蟹座である。


因みに蟹座から見た4室には逆行の火星が在住し、逆行の土星が一つ前の獅子座からジャイミニアスペクトし、ラーフ、ケートゥもアスペクトして4室は激しく傷ついている。


蟹座の場合でも4室は激しく傷ついている。




次の2019年10月12日の台風19号は、魚座/魚座/獅子座である。


獅子座は、月から見た4室で、ケートゥが在住して傷ついており、火星がアスペクトし、逆行の土星も絡んで傷ついている。


従って、獅子座の場合も4室の象意が傷ついているということが出来る。



但し、これらの台風15号と19号の場合は、メジャーダシャーとサブダシャーのレベルで、魚座が続いている為、その点で、傷ついた4室の象意が激しく顕現したと考えることが出来る。


















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台風19号の被害と日本のマンデン図


*台風15号の10倍の大きさと言われた台風19号


2019年10月12日~13日にかけて関東を直撃した台風19号は、37河川52か所で堤防が決壊し、 住宅約8000棟で浸水被害があり、58人が死亡し、14人が行方不明で、けが人が211人出るなどの大きな被害をもたらした。


上陸前から台風19号は15号の10倍の大きさで、広範囲で長期間大荒れするとの見通しがニュースを通じて伝えられていたが、実際、大きな被害をもたらすこととなった。



これは先日の台風15号で言及した今年のヒンドゥーニューイヤーチャートで、同じように説明することが可能である。






乙女座ラグナで、射手座4室が土星、火星、ラーフ/ケートゥ軸で、4室と4室の支配星が激しく傷ついている。


そのため、2019年は台風の被害を2回も受けたのである。


台風が関東に直撃した2019年10月12日は、トランジットの火星も射手座4室にアスペクトしており、土星、火星、ラーフ/ケートゥ軸が、出生の4室と4室の支配星に絡んでいることが分かる。






今回の台風19号では、台風が関東に直撃した2019年10月12日~13日にかけて、トランジットの月は魚座を通過していた。


これを見て、日本の建国図の4室であることを思い出した。


それと同時にチャラダシャーでジャイミニアスペクトを検討する場合、日本の建国図の4室にラーフ、ケートゥ、土星、火星、太陽など、全ての凶星がアスペクトしている。


そして月がちょうど4室魚座にトランジットしたタイミングで、この台風による甚大な被害が出たのである。


これは元々日本の建国図の4室で形成される国土の自然災害のカルマが、月のトランジットや凶星のアスペクトがトリガーとなって現象化したと考えることが出来る。






日本のマンデン図をジャイミニスキームで見ると、MK(4室の支配星に相当)が4室で減衰し、土星と逆行の火星からアスペクトされて激しく傷ついている。


また4室は8室のパダ(8P)となっている。


8室は災難や破局を表わすハウスであり、4室が8Pになって、4室と8室が絡むと、国土の災害や破局を表わしているが、4室は水の星座であり、水星が減衰しているので、それで河川の堤防が決壊するなどの水害が多くなると考えることが出来る。


因みにこの台風15号や台風19号の被害があった現在、チャラダシャーは魚座/魚座の時期(2019年5月28日~2020年4月27日)であった。


まさにこの魚座4室に現れている4室の傷つき、すなわち、国土の自然災害(主に水害)が噴き出すタイミングであったのである。



そして、更に考えてみると、魚座のメジャーダシャーになったのは、2009年4月27日以降である。



それ以降、私が覚えているだけでも国土の自然災害を以下のように列挙できる。



東日本大震災 2011年3月11日 ー 津波、原発メルトダウン-

西日本水害 2018年7月6日~7日 ―土砂崩れ、河川決壊 ―

台風15号 2019年9月9日 -千葉での大規模停電等-

台風19号 2019年10月12日 -河川決壊多数-




これらは全て、チャラダシャーが魚座のメジャーダシャーに移行してから起こったのである。



特に2011年3月11日の東日本大震災での津波が原因となった原発のメルトダウンだが、これはおそらく乙女座から魚座にアスペクトする土星、そして更に逆行の火星が乙女座から魚座にアスペクトする象意である。


乙女座は、タマスな星座であり、乙女座に在住する土星や火星は、プルトニウムなどの有害物質を扱うような非常に危険な物質科学を表わしている。


因みに今回の台風19号でも東日本大震災時の原発事故後の除染作業で集められた放射性廃棄物が詰められた袋が流されるというショッキングなニュースも伝えられている。


福島で川に除染廃棄物が流出 田村市の仮置き場、台風19号
2019年10月13日 20時43分 共同通信

 福島県田村市は13日、東京電力福島第1原発事故後の除染で出た放射性物質を含む廃棄物の仮置き場が台風19号の大雨による洪水に遭い、廃棄物を詰めた袋「フレコンバッグ」が古道川に流出したと明らかにした。流された数は調査中。これまで10袋を回収したが、いずれも中身は袋から出ていないと説明している。

 市によると、現場は田村市都路町岩井沢の仮置き場。1袋は最大1.3トンほどで、2667袋を保管していた。

 各袋に番号がふってあり、今後、流出した袋の数や中身を特定する。古道川は高瀬川と合流し、浪江町から太平洋に注いでいる。


東日本大震災時の災害が、今だに続いていることを思い出さずにはいられない。これらの災害には連続性があるのである。



つまり、このチャラダシャー魚座の2009年4月27日~2020年4月27日の11年間は、日本の国土が徹底的に自然災害を被ることを表わしていたのである。




そのように考えると、自然災害であっても日本のマンデン図に示されたカルマなのだということが理解できる。



サンフランシスコ平和条約の発布時のチャートの中に予定調和的に日本の国家としての民族としてのカルマが刻み込まれたとした考えようがない。






ルドルフ・シュタイナーが民族魂とか民族のカルマといったことを述べているが、これだけチャートに現れていることが明らかに生じるのであれば、そういうものがあると考えざるを得ない。




因みに2020年4月27日以降は、水瓶座のメジャーダシャーに移行するが、最初は水瓶座/魚座(~2020年9月26日)であるため、まだサブダシャーのレベルで魚座が続いている。



この魚座に見られる4室の傷つきは、魚座の時期や、射手座の時期(射手座から見て4室に魚座が位置する)にやってくると考えられる。



更に言えば、双子座の時期や乙女座の時期にもやってくる可能性がある。




日本のマンデン図においては、国土の災害が4室に現れており、また10室に土星が在住していることで表しているのは、日本の労働者の働き過ぎ、過労などではないかと考えられる。



日本のマンデン図は、国民が長時間労働である国家を表わしているのである。








これも災害、災難の一つに数えられるかもしれない。




従って、日本のマンデン図では、こうした魚座と乙女座、そして、これらの星座に在住する惑星とジャイミニアスペクトする乙女座や双子座も含めた変通星座のダシャーが来た時に不運を経験しやすいと言える。



もう直ぐ、水瓶座のメジャーダシャーが来るため、こうした国土の災害は終息していくかもしれないが、水瓶座のメジャーダシャーに移行すると、ラグナロードの土星が8室に在住する配置となる。


ラグナは国家の一般的な状態を表わし、全体としての国家の状態を表わしており、そのラグナロードの土星が8室に在住しているというのは非常に不安定である。



8室には国家の統治者、大統領、総理大臣の死という象意があり、水瓶座にはGKの太陽がアスペクトし、水瓶座から見た10室にもアスペクトしている。



例えば、安倍政権が終わり、次の政権に移行した時に政治が混乱することを表わしているかもしれない。



それと共に水瓶座のラーフは、共産主義や社会主義を表わす為、日本の明治維新の時から日本を支配してきた権力者の最後の系譜である安倍晋三が退場する時、日本は社会主義に傾倒することを意味するかもしれない。


水瓶座のラーフは、これまで経験して来た所では、リベラル左翼、社会主義、共産主義などを表わし、そうしたリベラル勢力の激しい要求を表わしている。



来年2020年の4月27日以降から5年間続く為、この期間に何が起こるか要注目である。








(参考資料)



台風19号 堤防決壊は37河川52か所
2019年10月14日 23時20分 NHK NEWS WEB

台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、14日夕方の時点で、7つの県であわせて37河川の52か所に上ることが国土交通省の調査で分かり ました。

国管理の河川

国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、7つの河川のあわせて12か所です。
▽阿武隈川が福島県須賀川市浜尾で1か所、
▽吉田川が宮城県大郷町粕川で1か所、
▽都幾川が埼玉県東松山市早俣で1か所、
▽越辺川が埼玉県東松山市正代と川越市平塚新田でそれぞれ1か所、
▽那珂川が茨城県那珂市下江戸、常陸大宮市野口と伊勢畑でそれぞれ1か所、
▽久慈川が茨城県常陸大宮市の富岡、塩原、下町でそれぞれ1か所、
▽千曲川が長野市穂保で1か所決壊しました。

これらの12か所については、さらに川の水があふれ出ないように、コンクリート製のブロックを設置し、水を遮るシートで覆うといった応急的な補修工事を行って るということです。

県管理の河川

また、7つの県が管理する合わせて32河川40か所でも、堤防の決壊が確認されています。

福島県は14河川です。
▽阿武隈川が矢吹町で2か所、
▽広瀬川が伊達市で1か所、
▽滝川が国見町で1か所、
▽濁川が福島市で1か所、
▽安達太良川が本宮市で1か所、
▽社川が白河市と棚倉町でそれぞれ1か所、
▽藤川が会津美里町で1か所、
▽三滝川が新地町で1か所、
▽宇多川が相馬市で2か所、
▽南相馬市では太田川、小高川、前川、川房川でそれぞれ1か所、
▽夏井川が、いわき市で3か所決壊しているのが確認されました。

宮城県は5河川です。
▽渋井川が大崎市古川渋井で、
▽砂押川が利府町沢乙で、
▽照越川が栗原市築館で、
▽荒川が同じく栗原市築館で、
▽石貝川が登米市津山地区でそれぞれ1か所決壊しました。

茨城県では
▽藤井川が水戸市、藤井町で2か所決壊しました。

栃木県は8河川です。
▽秋山川が佐野市赤坂町と大橋町でそれぞれ1か所、
▽荒川が那須烏山市藤田と三箇でそれぞれ1か所、
▽蛇尾川が大田原市北大和久で、
▽黒川が壬生町上稲葉で、
▽荒井川が鹿沼市野尻で、
▽三杉川が栃木市下岡で、
▽思川が鹿沼市久野で、
▽出流川が足利市奥戸町で、それぞれ1か所決壊しました。

埼玉県では
▽都幾川が東松山市神戸で1か所、
▽新江川が東松山市古凍で1か所決壊しました。

新潟県では▽矢代川が上越市西田中で1か所決壊しました。

長野県では▽志賀川が佐久市で1か所決壊しました。

越水などによる氾濫 延べ181河川

このほか、国が管理する河川で堤防からの越水などによる氾濫が確認されたのは

▽阿武隈川
▽多摩川
▽千曲川
▽鬼怒川
▽吉田川など合わせて22河川です。

また、都や県が管理する河川では、

▽青森県で1河川、
▽岩手県で3河川、
▽宮城県で16河川、
▽福島県で30河川、
▽山形県で4河川、
▽茨城県で18河川、
▽群馬県で2河川、
▽栃木県で23河川、
▽埼玉県で23河川、
▽東京で5河川、
▽神奈川県で3河川、
▽山梨県で5河川、
▽新潟県で5河川、
▽長野県で14河川、
▽静岡県で27河川、
▽三重県で2河川と、

16都県の181河川で越水などによる氾濫が発生し、浸水被害が起きています。

参照元:台風19号 堤防決壊は37河川52か所
2019年10月14日 23時20分 NHK NEWS WEB

台風19号 58人死亡 14人行方不明 211人けが
2019年10月14日 20時51分 NHK NEWS WEB

NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の被害によって亡くなった人は、全国で合わせて50人を超え、58人となりました。また、14人が行方不明 になっています。

死亡したのは、
▽福島県で18人、
▽神奈川県で12人、
▽宮城県で10人、
▽栃木県、群馬県でそれぞれ4人、
▽埼玉県、静岡県、岩手県、長野県でそれぞれ2人、
▽茨城県、千葉県で1人です。

また、神奈川県や福島県など6つの県で、14人が行方不明になっています。

このほか、32の都府県で211人が、けがをしています。
参照元:台風19号 58人死亡 14人行方不明 211人けが
2019年10月14日 20時51分 NHK NEWS WEB










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ノーベル化学賞受賞・吉野彰氏のラグナを特定する - 受賞のタイミング -



リチウムイオン電池の開発者・吉野彰氏が、2019年10月9日、ノーベル化学賞を受賞したとニュースが伝えている。


吉野彰氏にノーベル化学賞 リチウムイオン電池を開発
2019.10.9 18:51 産経新聞

スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2019年のノーベル化学賞を、リチウムイオン電池を開発した旭化成名誉フェローの吉野彰氏(71)ら3氏に授与すると発表した。小型で高性能の充電池として携帯型の電子機器を急速に普及させ、IT(情報技術)社会の発展に大きく貢献した功績が評価された。

 他の受賞者は米テキサス大教授のジョン・グッドイナフ氏(97)、米ニューヨーク州立大ビンガムトン校特別教授のスタンリー・ウィッティンガム氏(77)。

 日本のノーベル賞受賞は2年連続で、17年に文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏を除き計27人となった。化学賞は10年の2氏に続き計8人。

 吉野氏はビデオカメラなど持ち運べる電子機器が普及し、高性能の電池が求められていた昭和58(1983)年にリチウムイオン電池の原型を開発した。ノーベル化学賞を受賞した白川英樹筑波大名誉教授が発見した電導性プラスチックのポリアセチレンを負極の材料に使い、これにグッドイナフ氏が開発したコバルト酸リチウムの正極を組み合わせて作った。

 その後、負極の材料を炭素繊維に変更することで小型軽量化し、電圧を4ボルト以上に高める技術も開発。同じ原理で平成3年にソニーが世界で初めてリチウムイオン電池を商品化した。

 ウィッティンガム氏は1970年代初め、世界で初めて電極材料にリチウムを用いた電池を開発した。

 繰り返し充電できる電池はニッケル・カドミウム電池などが既にあったが、性能を飛躍的に高めたリチウムイオン電池の登場で携帯電話やノートパソコンなどが一気に普及。スマートフォンなど高機能の電子機器を持ち歩く「モバイル(可動性)社会」の実現に大きな役割を果たした。

近年は電気自動車や人工衛星などにも用途が拡大。再生可能エネルギーを有効に利用する手段としても期待されている。

 授賞式は12月10日にストックホルムで行われ、賞金計900万スウェーデンクローナ(約9700万円)が3等分で贈られる。


 よしの・あきら 昭和23年1月、大阪府生まれ。45年、京都大工学部卒。47年、京大大学院工学研究科修士課程修了。同年、旭化成工業(現旭化成)入社。平成4年、イオン二次電池事業推進部商品開発グループ長。9年、イオン二次電池事業グループ長。13年、電池材料事業開発室室長。15年、同社フェロー。27年10月、同社顧問。29年、名城大教授、旭化成名誉フェロー。

 16年、紫綬褒章。24年、米国電気電子技術者協会(IEEE)メダル受賞。26年、全米技術アカデミー「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」受賞。30年、日本国際賞。令和元年6月、欧州発明家賞。


吉野氏は1999年3月~今回ノーベル賞を受賞した2019年10月までの間にも数々の受賞をしており、ノーベル賞の受賞はここ最近、関係者の間で、期待され続けていたようである。



主な受賞など
1999年3月 (社)日本化学会より平成10年度「化学技術賞」(リチウムイオン二次電池の開発の功績)
1999年10月 米国Electrochemical Soc.より “1999 Technical Award of Battery Division”
(Pioneering work on lithium ion battery technologyの功績)
2001年4月 (財)新技術開発財団(市村財団)より「市村産業賞功績賞」(リチウムイオン二次電池の開発と製品化の功績)
2001年10月 (社)発明協会より「関東地方発明表彰文部科学大臣発明奨励賞」
2002年6月 (社)発明協会より「全国発明表彰文部科学大臣発明賞」
2003年4月 文部科学省より「文部科学大臣賞科学技術功労者」
2004年4月 日本国政府より「紫綬褒章」
2011年11月 財団法人材料科学技術振興財団より山﨑貞一賞
2011年11月 公益財団法人NEC C&C財団よりC&C賞
2012年3月 (社)日本化学会より「第5回日本化学会フェロー」
2012年6月 米国IEEEより「IEEE MEDAL FOR ENVIRONMENTAL AND SAFETY TECHNOLOGIES」
2013年6月 ロシアより「The Global Energy Prize」
2013年11月 公益財団法人加藤科学振興会より加藤記念賞
2014年2月 全米技術アカデミーより「The Charles Stark Draper Prize」
2014年10月 (社)電気化学会より功績賞
2016年9月 物質・材料機構より「NIMSアワード2016」
2018年4月 (公財)国際科学技術財団より「Japan Prize(日本国際賞)」
2019年6月 欧州特許庁より「欧州発明家賞」

(旭化成HPより引用抜粋)


まず、吉野氏は出生時間をどの時間に設定しても現在は、マハダシャー土星期の終わり~マハダシャー水星期の前半である。


マハダシャー土星期である2000年代から数々の受賞をしていることから、土星が、学問、科学(サイエンス)の世界で、高い評価を得るような配置をしていることが予想される。


土星や水星が機能的吉星化する水瓶座ラグナ、山羊座ラグナ、牡牛座ラグナ、天秤座ラグナ、乙女座ラグナ、双子座ラグナなどが考えられるが、種々検討の結果、ラグナは乙女座ラグナではないかと思われる。






但し、乙女座ラグナだと、月も乙女座に在住しており、チャンドララグナで事象の説明が出来てしまうため、通常のラグナも乙女座であることを識別するのは難しくなる。



然し、ノーベル賞を受賞した日のトランジットから、ラグナは乙女座で正しいのではないかと考えた。






もし乙女座ラグナであれば、トランジットの土星は11室の支配星にアスペクトし、木星は11室にアスペクトして、11室にダブルトランジットし、更に火星は11室の支配星にコンジャンクトしている。


また太陽も11室の支配星にコンジャンクトしており、月は少なくとも72時間以内に山羊座から11室にアスペクトしている。


従って、土星、木星、火星、太陽、月などが受賞(称号)を表わす11室に絡んでおり、このタイミングに受賞したことが納得できる。


特に乙女座ラグナだと太陽や火星が11室の支配星にトランジットすることがポイントである。



土星と木星が11室にダブルトランジットして、しかも火星、太陽、月なども11室に絡んでいるようなラグナは、乙女座ラグナ以外考えにくい為、乙女座ラグナで正しいと思われる。



そして、現在、4室射手座を土星がトランジットし、木星がまもなく4室に入室して10室にアスペクトする為、10室にダブルトランジットが形成されている。


更にラーフも10室をトランジットしており、それで世間の注目を浴びる時期である。




出会いと結婚



もう一つ手がかりとしては、結婚のタイミングであるが、吉野氏は学生時代に所属していた考古学のサークルで妻の久美子夫人と出会っている。



サークルに入部するのは大学入学直後であるため、おそらく1968年前後と思われる。



この時、乙女座ラグナであれば、土星が7室を通過し、ラーフも7室、ケートゥはラグナをトランジットし、木星は7室にアスペクトし、その後、ラグナをトランジットしている。






従って、この頃に結婚相手と出会ったことは納得できる。



実際の結婚は、1973年であり、ラーフ/金星期である。



ラーフは8室に在住して、結婚願望を表わし、金星は結婚生活の2室の支配星である。



吉野氏は、久美子夫人と出会った後、追っかけのようになってしまったそうだが、ラーフが8室に在住している為である。



木星は5室からラグナにアスペクトし、土星は9室からラグナロードの水星にアスペクトし、ラグナ(1室:7室からの7室)にダブルトランジットしていた。




学問適性(才能の分野)



吉野氏は、1966年~1970年まで京都大学工学部石油化学科で専門知識を学んでいるが、この時期は、ラーフ/土星期である。



土星は、ラグナ、月から見て5室の支配星で11室に在住し、5室にアスペクトバックしている。




因みに化学の分野への興味は、5室や5室の支配星と、水の星座や月との絡み、また土星、火星、ラーフ、ケートゥ、太陽などのテクニカルプラネットの絡みが考えられる。


この場合、土星は5室支配で水の星座である蟹座(月)に在住し、太陽からのアスペクトを受け、逆行の火星の影響を受けている。



従って、この配置が、吉野氏の化学への適性をもたらすと共に5室の支配星が11室に在住して、5-11のダナヨーガを形成している為、発明した創作物(5室)で、高い評価(11室)、あるいは収入(11室)を得たのである。



然し、この研究開発の過程は、苦労の連続であったようである。



石油精製企業からコークスという原料を購入しようとしても提供してもらえなかったり、部下が刑事の訪問を突然受けるなどのハプニングもあったという。



リチウムイオン電池は「信念の結晶」 ノーベル化学賞の吉野彰氏
2019.10.9 22:04 産経新聞

ノーベル化学賞に輝いた旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)が開発したリチウムイオン電池は、さまざまな新技術の結晶だ。開発過程では多くの困難に直面したが、「社会に必要とされるものを作る」という強い信念で実用化につなげた。

 川崎市にある同社研究所の係長だった吉野さんは昭和56年、ポリアセチレンという高分子を使って何か新しい研究ができないか模索していた。電池の負極材料に使うことを思い付いたが、電池として実用化するには、小型化に適した別の材料が必要だった。

 特殊な炭素繊維が社内で研究されていることを知り、これを使えば小型化できることを突き止めた。しかし、この繊維はまだ試作段階だったため、量産は不可能。市販されている炭素材料を100種類以上も試したが、どれも使い物にならず、肩を落とす日々が続いた。

 そんなある日、都内の石油精製企業を訪問すると、製品展示コーナーに銀色にきらめくコークスがあるのを見つけた。石炭を蒸し焼きにして作る炭素燃料だ。「間違いなく、よい性能が出る」と直感した。

 提供してほしいと申し出たところ、企業の担当者は「使用目的を明らかにしないと提供できない」。リチウムイオン電池を開発していることは企業秘密で、話せるはずがない。「1キログラムでも」と食い下がったが、「通常の取引量は船1杯分」と担当者。「せめてトラック1杯分を」と頼み込んだが、無駄に終わった。

 「このままでは開発が止まってしまう」。青ざめていた吉野さんの元に200リットルのコークスが届いたのは半月後だった。これをリチウムイオン電池の初期の負極材料に使った。「担当者には今も感謝している」と吉野さんは話す。

部下が突然、刑事の訪問を受けて慌てるハプニングもあった。電極に使う樹脂の候補として入手した試料の成分が、銀行強盗が使った催涙スプレーの成分と一致。国内ではほとんど出回っていない物質だった。社外秘の説明に窮した部下に対し、刑事はますます疑いを強めた。結局、吉野さんが事情を説明して何とか納得してもらったという。

 リチウムイオン電池の電極は、材料の混ざった液体を金属箔(はく)に塗って作る。開発段階では、この工程に使う装置を粘着テープメーカーから借り上げて試験を進めた。金属箔は当初、無数のしわが入り使い物にならなかったが、部下が原因を調べて解決してくれた。

 10年後、この部下は「もう時効だから」と吉野さんに打ち明けた。しわの原因を特定するため、100度を超える高温の熱風と、有毒な有機溶剤が蒸発している装置内に入り込んだのだという。「命に関わる危険な行為で、事前に聞いていたら許可しなかった。ただ、彼の働きで開発が進んだのも事実」と、複雑な思いを今も抱いている。

 開発過程で吉野さんの印象に最も強く残るのが、昭和61年の夏に行った野外での安全性試験だ。重りで電池を潰すと、従来の金属リチウム電池は発火。一方、リチウムイオン電池の試作品はへこんだだけで燃えなかった。これにより、致命的な問題はないとの判断が下り開発が本格化。「この試験こそ、リチウムイオン電池が誕生した瞬間だった」と振り返る。


 吉野さんは「研究開発には普遍的に大切なポイントが2つあり、そのバランスが大切」と話す。一つは、社会で何が必要とされるかをきちんと考えること。もう一つは、その実現のために新技術を生み出すことだ。「当たり前のようだが、現実は一方に偏りがち。リチウムイオン電池は、このバランスが取れて成功した」と話す。



こうしたトラブルは、5室の支配星に12室支配の太陽や、3、8室支配の火星が絡んでいるからではないかと思われる。


3、8室支配の火星は、刑事の訪問を招いた部下や刑事の表示体ではないかとも思える。(※後に述べるが、これはヴィーパリータラージャヨーガを形成している)



またリチウムイオン電池の試作品に厳しい安全性試験を行なったそうだが、延岡市にあった旭化成の化学薬品部門のダイナマイト試験場で行なったようである。


電池の上から鉄のかたまりを落としたり、ライフル弾を貫通させたりする「破壊試験」を繰り返して安全性を確認したという。



こうした試験は、いかにも5室の支配星に12室支配の太陽や3、8室支配の火星が絡んでいる象意のように思われる。



ダイナマイト試験場で試作品の「破壊試験」を行なっていたのである。




マハダシャー木星期の苦労



吉野氏は、1981年からリチウムイオン電池の開発に旭化成で着手し、1985年に開発に成功したという。



1981年は木星/木星期で、開発に成功した1985年は木星/水星期である。



つまり、その間が木星/土星期で、土星は5室の支配星であることから製品開発の過程で得た知識を更に製品開発に生かすなどの繰り返しにより、リチウムイオン電池の開発に成功したのである。


然し、開発した後、最初の3年間は、電池は全く売れなかったという。




1985年~1995年までは、木星/水星⇒ケートゥ⇒金星⇒太陽⇒月⇒火星⇒ラーフと推移しているが、開発したリチウムイオン電池が全く売れないなどの不遇を経験している。


これはマハダシャーの木星がラグナ、月から見て4、7室支配の機能的凶星だからである。また木星は3、8室支配の火星からアスペクトされて傷ついている。



木星/木星⇒土星⇒水星の時期は、アンタルダシャーが良い時期で、またマハダシャーの木星とケンドラ、トリコーナの位置関係であることから、辛うじて、リチウムイオン電池を完成まで漕ぎつけることが出来たが、マハダシャーが機能的凶星である為、木星期全体を通して、不運な時期であると言える。






マハダシャー土星期の躍進



然し、リチウムイオン電池は、1995年にWindows95が出て、IT革命が始まったタイミングで、爆発的に売れるようになったという。




1995年は、マハダシャー土星期に入ったタイミングである為、おそらくここから爆発的に売れ始めて、投資が回収できたため、マハダシャー土星期を通じて更に電池を改良したりといった形で、製品開発を続けたと考えられる。


また土星は5室支配で11室に在住している為、リチウムイオン電池が爆発的に売れて、世の中に評価され、収入の増加につながったり、受賞して名声を得たということではないかと思われる。


繰り返し示すと、土星期になってから、ほとんどの受賞をしているのである。



主な受賞など
1999年3月 (社)日本化学会より平成10年度「化学技術賞」(リチウムイオン二次電池の開発の功績)
1999年10月 米国Electrochemical Soc.より “1999 Technical Award of Battery Division”
(Pioneering work on lithium ion battery technologyの功績)
2001年4月 (財)新技術開発財団(市村財団)より「市村産業賞功績賞」(リチウムイオン二次電池の開発と製品化の功績)
2001年10月 (社)発明協会より「関東地方発明表彰文部科学大臣発明奨励賞」
2002年6月 (社)発明協会より「全国発明表彰文部科学大臣発明賞」
2003年4月 文部科学省より「文部科学大臣賞科学技術功労者」
2004年4月 日本国政府より「紫綬褒章」
2011年11月 財団法人材料科学技術振興財団より山﨑貞一賞
2011年11月 公益財団法人NEC C&C財団よりC&C賞
2012年3月 (社)日本化学会より「第5回日本化学会フェロー」
2012年6月 米国IEEEより「IEEE MEDAL FOR ENVIRONMENTAL AND SAFETY TECHNOLOGIES」
2013年6月 ロシアより「The Global Energy Prize」
2013年11月 公益財団法人加藤科学振興会より加藤記念賞
2014年2月 全米技術アカデミーより「The Charles Stark Draper Prize」
2014年10月 (社)電気化学会より功績賞
2016年9月 物質・材料機構より「NIMSアワード2016」
2018年4月 (公財)国際科学技術財団より「Japan Prize(日本国際賞)」
2019年6月 欧州特許庁より「欧州発明家賞」

(旭化成HPより引用抜粋)



マハダシャー土星期に入った直後から製品が爆発的に売れ始めて、世間から評価を得た為、このタイミングは乙女座ラグナであれば、説明することが出来る。



土星/金星期であった2002年~2005年の間は、政府から名誉を受けており、王になるという土星/金星期の象意が確かに表れている。


吉野氏の場合、土星の星位は強い訳ではなく、むしろ敵対星座に在住し、最終的に中立星位である。金星は友好星位であるが、最終的に中立星位である。


従って、その辺りも土星/金星期にとっては有利に働いている。(※ウッタラカーラムリタなどによれば、土星/金星期の場合、土星や金星の星位は強くない方がよい)



2002年6月 (社)発明協会より「全国発明表彰文部科学大臣発明賞」
2003年4月 文部科学省より「文部科学大臣賞科学技術功労者」
2004年4月 日本国政府より「紫綬褒章」

(旭化成HPより引用抜粋)


そして、今回、ノーベル賞を受賞したタイミングは、水星/金星/土星期である。



水星は1、10室支配で金星は2、9室支配であり、1-9、9-10の強力なラージャヨーガを6室で形成している。



そして、12室にアスペクトしているが、乙女座ラグナにとって、1、10室支配の水星と2、9室支配の金星のラージャヨーガは最高のラージャヨーガであるが、ノーベル賞で受賞した賞金を若手の育成のために寄付するというのは、こうしたラージャヨーガが6室(献身、奉仕、部下)に在住し、12室(出費、寄付)にアスペクトしているからである。




水星と金星は、水瓶座に在住しており、ディスポジターの土星は5室支配で11室に在住している為、このマハダシャー水星期も常に創作物によって高い評価を受ける時期であるが、プラティアンタルダシャーも土星であることによって、このタイミングでノーベル賞を受賞したのである。



因みに水星と金星は土星の星座に在住し、ディスポジターの土星はアーシュレーシャ(水星)に在住しているため、水星と関連している。



従って、土星期と水星期は関連性があり、土星期に主な受賞をしているが、水星期に受賞であってもおかしくないのである。



そして、水星と金星の強力なラージャヨーガは水瓶座で形成されているが、水瓶座は電気や精密機械を表わす星座であり、3、8室支配の火星(技術)のアスペクトを受けることで、電子工学を表わしている。


従って、化学と電気、工学に適性があることを表わしており、それがリチウム・イオン電池の開発につながったのだと分かる。




研究が試練の連続だったのは、3、8室支配の火星が、この10室支配の水星や金星を傷つけている為である。




リベラルで社会正義に関心のあるパーソナリティー


久美子夫人は、吉野氏の出会った時の印象として、「誠実で一生懸命。社会悪に立ち向かっていく」との印象を語っているが、水瓶座はリベラルで、平等や社会正義(社会的不平等の是正)に関心を持つ星座で6室の水星や金星は、共産主義や社会主義、学生運動などに傾倒していく配置である。


実際、吉野氏は次のようなビジョンがあるようである。



(略)現代社会は、あらゆるものが電気で動いているから、社会が円滑に動きつづけるためには、電気が長期に安定して安価に提供される必要がある。そのためには自動車に乗せたエネルギー密度の高いリチウムイオン電池を社会全体で共用するクラウド充放電システムを作ればよい

(ノーベル化学賞受賞! 吉野彰さんに大きな影響を与えた“2人の日本人”とは? 「リチウムイオン電池」開発までの“偶然に導かれた”舞台裏 文藝春秋 2019年11月号 立花 隆 より引用抜粋)

”社会全体で共用するクラウド充放電システム”というのは、有益な社会インフラを共用管理するという共産主義的な水瓶座的なビジョンである。




何故、ノーベル賞の受賞が今のタイミングになったか?


5室支配で11室に在住するマハダシャー土星期にほとんどの受賞をしたにも関わらず、何故、土星期にノーベル賞を受賞しなかったのかという疑問が残るが、水星期になってからも受賞は続いており、以下の受賞は水星期になってから起こっている。



2016年9月 物質・材料機構より「NIMSアワード2016」
2018年4月 (公財)国際科学技術財団より「Japan Prize(日本国際賞)」
2019年6月 欧州特許庁より「欧州発明家賞」

(旭化成HPより引用抜粋)



ノーベル賞に関しては、実際には、19年前の2000年頃に推薦を受けて、ノミネートされていたようである。


土星/水星期辺りのマハダシャー土星期のセカンドアンタルダシャー辺りである。


従って、既にマハダシャー土星期にノミネートは受けていて、単に順番待ちの問題だったようである。


然し、順番待ちで受賞できないのにもそれなりの理由があると考えられる。



土星は、5室支配で11室に在住して、5-11のダナヨーガを形成しているが、6室の支配星でもあり、逆行し、更に12室支配の太陽や3、8室支配の逆行の火星の絡みを受けて傷ついている。


従って、すんなりと簡単には受賞出来ないという象意があると考えられる。



但し、この土星に木星がアスペクトして問題解決を与える配置になっている。



今回のノーベル賞受賞のタイミングでは、木星が出生の木星にリターンしており、11室に在住する土星にアスペクトして保護している。



従って、今のタイミングは、受賞に関する問題を解決して、受賞を可能にするタイミングであったと言うことが出来る。





若手の育成に尽力 - マハダシャー水星期 -



吉野氏は、マハダシャー水星期に移行してから、大学の教授として学生の教育に当たっている。



2015年10月 九州大学 エネルギー基盤技術国際教育研究センター 客員教授
2017年7月 名城大学 大学院理工学研究科 教授(現在)
2019年6月 九州大学 グリーンテクノロジー研究教育センター 訪問教授

(旭化成HPより引用抜粋)


水星は、1、10室支配で2、9室支配の金星とコンジャンクトして、9-10のラージャヨーガを形成しているが、9室と10室の絡みは、慈善活動や教育活動により社会に貢献する配置である。


その水星と金星は6室(献身、奉仕)に在住して12室(出費、寄付)にアスペクトしているため、収入や利益などにはこだわらない活動である。



実際、ノーベル賞で受賞した賞金の一部を日本化学会に寄付し、助成事業の基金に加えるという。




水星をラグナとすると、木星が10室に在住しており、水星期になってから、教授になった理由がよく分かる。



マハダシャー水星期は、2031年5月まで続くが、吉野氏の今後の活動として、若手の育成というテーマが続くと考えられる。



もちろん水星期は、水星のディスポジターが5室支配で11室に在住している為、創造性を発揮する時期でもあり、教えるだけでなく自ら研究開発していく時期にもなっており、マハダシャー土星期、水星期を通じて、非常に充実した時期であると言うことが出来る。




ヴィーパリータラージャヨーガ


吉野氏の出生図で3、8室支配の火星が12室に在住する配置は、ヴィーパリータラージャヨーガである。


この以下の記事の中で、部下が突然、刑事の訪問を受けて慌てるエピソードが出てくる。


部下が入手した試料の成分が、銀行強盗が使った催涙スプレーの成分と一致した所から刑事に疑われるという一件である。


このことは吉野氏が事情を説明して何とか納得してもらったが、この同じ部下が、無許可で、実験で使う金属箔のしわの原因を特定するために100度を超える高温の熱風と、有毒な有機溶剤が蒸発している装置内に入り込んで原因を調べて、問題解決したようである。


リチウムイオン電池は「信念の結晶」 ノーベル化学賞の吉野彰氏
2019.10.9 22:04 産経新聞

ノーベル化学賞に輝いた旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)が開発したリチウムイオン電池は、さまざまな新技術の結晶だ。開発過程では多くの困難に直面したが、「社会に必要とされるものを作る」という強い信念で実用化につなげた。

 川崎市にある同社研究所の係長だった吉野さんは昭和56年、ポリアセチレンという高分子を使って何か新しい研究ができないか模索していた。電池の負極材料に使うことを思い付いたが、電池として実用化するには、小型化に適した別の材料が必要だった。

 特殊な炭素繊維が社内で研究されていることを知り、これを使えば小型化できることを突き止めた。しかし、この繊維はまだ試作段階だったため、量産は不可能。市販されている炭素材料を100種類以上も試したが、どれも使い物にならず、肩を落とす日々が続いた。

 そんなある日、都内の石油精製企業を訪問すると、製品展示コーナーに銀色にきらめくコークスがあるのを見つけた。石炭を蒸し焼きにして作る炭素燃料だ。「間違いなく、よい性能が出る」と直感した。

 提供してほしいと申し出たところ、企業の担当者は「使用目的を明らかにしないと提供できない」。リチウムイオン電池を開発していることは企業秘密で、話せるはずがない。「1キログラムでも」と食い下がったが、「通常の取引量は船1杯分」と担当者。「せめてトラック1杯分を」と頼み込んだが、無駄に終わった。

 「このままでは開発が止まってしまう」。青ざめていた吉野さんの元に200リットルのコークスが届いたのは半月後だった。これをリチウムイオン電池の初期の負極材料に使った。「担当者には今も感謝している」と吉野さんは話す。

部下が突然、刑事の訪問を受けて慌てるハプニングもあった。電極に使う樹脂の候補として入手した試料の成分が、銀行強盗が使った催涙スプレーの成分と一致。国内ではほとんど出回っていない物質だった。社外秘の説明に窮した部下に対し、刑事はますます疑いを強めた。結局、吉野さんが事情を説明して何とか納得してもらったという。

 リチウムイオン電池の電極は、材料の混ざった液体を金属箔(はく)に塗って作る。開発段階では、この工程に使う装置を粘着テープメーカーから借り上げて試験を進めた。金属箔は当初、無数のしわが入り使い物にならなかったが、部下が原因を調べて解決してくれた。

 10年後、この部下は「もう時効だから」と吉野さんに打ち明けた。しわの原因を特定するため、100度を超える高温の熱風と、有毒な有機溶剤が蒸発している装置内に入り込んだのだという。「命に関わる危険な行為で、事前に聞いていたら許可しなかった。ただ、彼の働きで開発が進んだのも事実」と、複雑な思いを今も抱いている。


 開発過程で吉野さんの印象に最も強く残るのが、昭和61年の夏に行った野外での安全性試験だ。重りで電池を潰すと、従来の金属リチウム電池は発火。一方、リチウムイオン電池の試作品はへこんだだけで燃えなかった。これにより、致命的な問題はないとの判断が下り開発が本格化。「この試験こそ、リチウムイオン電池が誕生した瞬間だった」と振り返る。


 吉野さんは「研究開発には普遍的に大切なポイントが2つあり、そのバランスが大切」と話す。一つは、社会で何が必要とされるかをきちんと考えること。もう一つは、その実現のために新技術を生み出すことだ。「当たり前のようだが、現実は一方に偏りがち。リチウムイオン電池は、このバランスが取れて成功した」と話す。


この部下は、刑事の訪問を受けたり、無許可で行動したりすることで、問題行動の見られる人物で、本来、吉野氏にとって頭の痛い部下のはずだが、実験の問題を解決するなど、良い働きもしてくれている。


おそらく、この部下の表示体が3、8室支配の火星なのである。


この火星が10室支配の水星にアスペクトすることで、吉野氏の行動にハプニングや中断をもたらす存在ではあるが、8室支配の火星が12室に在住していることで、ヴィーパリータラージャヨーガを形成しているため、何かよい象意に転換しているようである。


ちょっとしたエピソードであるが、明らかに3、8室支配の火星が12室に在住する象意である。




ダシャムシャ



乙女座ラグナで正しければ、今回、水星/金星期にノーベル賞を受賞したと考えられるが、ダシャムシャを見ると、水星と金星が減衰して相互アスペクトし、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


減衰する惑星同士が相互アスペクトやコンジャンクションする場合、ニーチャバンガだが、この配置が、よく機能している事例になり得るかもしれない。








D11


D11(Iyer)を見ると、水星はやはり同じように減衰しているが、ディスポジターの木星と星座交換して、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


またアンタルダシャーの金星は、減衰する太陽と星座交換して、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。






その他


最後にwikipediaによれば、吉野氏は、学生時代に考古学研究会に所属して、多くの時間を遺跡現場での発掘に当て、寺跡の調査と保存運動にも携わったと記されている。


考古学への興味関心は、5室への土星の影響が主に考えられるが、歴史学への興味は、土星と水星の絡みが重要になる。


土星は事実や具体性を重視し、水星は文献学や文献調査などを意味しており、歴史学とは、文献調査などから事実を積み上げていく作業である。


考古学の場合、土器や墓、骨など、発掘するのは文書に限らず、実際の具体的な物質(material)になる為、それで、5室に対する土星の影響が重要である。


また山羊座というのは、盆栽や着物、生け花など伝統的で古風なものが好きで、骨董品や美術品の収集などに興味を持ちやすい星座である。


5室支配の土星が5室にアスペクトバックする配置が、考古学への興味関心をもたらしたと考えられる。






(参考資料)



ノーベル化学賞受賞! 吉野彰さんに大きな影響を与えた“2人の日本人”とは?
「リチウムイオン電池」開発までの“偶然に導かれた”舞台裏
文藝春秋 2019年11月号 立花 隆

今年も日本人ノーベル賞受賞者が誕生した。10月9日、スウェーデン王立科学アカデミーは2019年のノーベル化学賞受賞者を発表。今年は旭化成名誉フェローの吉野彰氏(73)ら、3名が受賞した。受賞理由は「リチウムイオン電池の開発」。スマホやノートパソコンなど、今や私たちの生活に欠かせないこの発明は、いかにして生まれたのか。

 実は「文藝春秋」2017年8月号において、評論家の立花隆氏が吉野氏のもとを訪ねたルポを掲載していた。吉野氏の受賞を記念して、同記事の全文を特別公開する。

◆◆◆

 神田神保町の旭化成本社におもむいて、顧問の吉野彰氏にお会いしてきた。吉野氏は、しばらく前から次の日本人ノーベル賞最有力候補者として、名前があちこちであげられている。

 何をした人なのかというと、リチウムイオン電池を開発した人である。電池といえば、ちょっと前まで一般の人が知る電池は、昔ながらの乾電池と鉛蓄電池(自動車用)、それに時計用の水銀電池ぐらいだった。最近急に多くの人が使いはじめたのが、リチウムイオン電池(携帯電話もスマホもカメラもノートパソコンもその他もろもろの携帯電子機器のたぐいすべてがそうだ)。

 20世紀末から21世紀にかけて登場した世界の新しい文明の機器のほとんどが、リチウムイオン電池によって動かされている。リチウムイオン電池は現在世界で年間10億個以上が生産・使用されている現代社会の基本的エネルギー源だ。それはすでに自動車、航空機にまで入りこんでいる。その基本特許を持っているのは旭化成である。

といって、ノーベル賞のほうは、まだ決ったわけではないし、リチウムイオン電池が生まれる過程には多くの人がかかわってきたから、ノーベル賞委員会の見立てによって、具体的な受賞者の名前に多少のちがいが出てくるかもしれない。しかし吉野氏の名前がリストから脱けることがあろうとは思えない。グローバル・エネルギー賞(ロシア)、チャールズ・スターク・ドレーパー賞(アメリカ)など、ノーベル賞に並ぶ賞を吉野氏はすでに次々受賞している。

 現在使われている形のリチウムイオン電池の原型を開発したのが、吉野彰氏であり、その基本的仕組みも、基本的製造上のノウハウも、すべて特許にしてしまったので、旭化成は、かつては東芝と共同出資の会社を作って自ら電池を製造販売していたが、いまは電池に関してはもっぱらライセンス商売と基幹部品の製造販売で儲けている。

先日、日本経済新聞社が、毎年恒例の「主要商品・サービスシェア調査」を発表した。リチウムイオン電池の項を見ると、1位がパナソニック、2位がサムスンSDIと世界的電機メーカーである。しかし、基幹部品のリチウムイオン電池向けセパレーターでは旭化成が圧倒的トップシェアを保持している。

 セパレーターというのは、電池の中で電解液という化学反応の中心的担い手の陰(マイナス)極側と陽(プラス)極側がまじり合うのを防ぐためにさし込まれているプラスチック製境界板のこと。このセパレーターには、ナノメートル単位の微細な穴が無数に空いており、その穴を通して特定のイオンが通過したり、通過しなかったりする。それがうまくいかないとリチウムイオンが結晶となって析出し、ついには過熱して発火する。デル社のノートパソコン発火事故、サムスンのスマホ発火事故、ボーイング787の発火事故など、リチウムイオン電池関連の発火事故のほとんどはこのセパレーターの不具合に起因している。つまりリチウムイオン電池の生命線はこのセパレーターにある。ここが技術的に最もむずかしく、利益率も高い。旭化成はそこをしっかり今も自分の手で握っている。

吉野氏の話を歴史をさかのぼって聞いていくと、このリチウムイオン電池の根っ子には、日本の技術の粋、化学研究の伝統がドンとあることがわかってきた。

吉野氏は、福井謙一(1981年ノーベル化学賞受賞者)の孫弟子を自称している。大学は福井が教授として教鞭を執っていた京都大学工学部石油化学科。福井研に入って直接教えを受けたわけではないが、福井のフロンティア電子論の強い影響を受けて、あらゆる物質の結合や反応などをすべて分子の電子軌道の変化から考えていく、一種の考え方革命を起こした世代の中心人物。

 吉野氏に大きな影響を与えたもう1人が、2000年のノーベル化学賞受賞者の白川英樹氏(ポリアセチレンという導電性高分子の発見者)。アセチレンという有機化学の代表的分子に触媒を入れたら(実は研究員が白川の指示をまちがえて1000倍高い濃度の触媒を入れてしまった)、それがたちまち光り輝く金属光沢を持つフィルムになり、電気も通すようになったという驚異的現象の発見者である。

 実は吉野氏は、このポリアセチレンに驚きこれを電池の陰極に使おうと考えるところから出発した。しかし、電池にするには陰極だけでは足りない、陽極が必要だ。陽極には何がいいだろうと考えているときに、ある日アメリカの論文誌に発表されていた、オックスフォード大学のジョン・グッドイナフと、そこに留学していた水島公一氏の論文(コバルト酸リチウムが陽極になりうる)に出遭った。これはいけそうだと直観して、実験をしてみると、なるほどピタリだった。長い話を短くしてしまうと、リチウムイオン電池は、このようにして、フィールドの違う学者たちが偶然に導かれて、出遭うところからはじまった。

 実は現実の話はこんなにトントン拍子に進んだわけではなく、あちこちから無理難題をふっかけられた(陰極用にある会社が特殊目的で試作したカーボンを使おうとしたら、譲ってもいいが、取引単位は、少くともトラック1台分、ないしは貨物船1隻分だといわれたなどいろいろある)。

 現代社会は、あらゆるものが電気で動いているから、社会が円滑に動きつづけるためには、電気が長期に安定して安価に提供される必要がある。そのためには自動車に乗せたエネルギー密度の高いリチウムイオン電池を社会全体で共用するクラウド充放電システムを作ればよいなど、吉野氏の未来アイデアは湧くが如しだった。
参照元:ノーベル化学賞受賞! 吉野彰さんに大きな影響を与えた“2人の日本人”とは?
「リチウムイオン電池」開発までの“偶然に導かれた”舞台裏
文藝春秋 2019年11月号 立花 隆

ノーベル化学賞・吉野彰さんが乗り越えた「ダーウィンの海」とは? リチウムイオン電池が全く売れず苦悩した3年間
リチウムイオン電池の開発をめぐって三つの関門があり、その中で一番きつかったと振り返りました。
2019年10月10日 19時25分 JST 安藤健二 HUFFPOST

旭化成の名誉フェローを務める吉野彰さん(71)に、2019年のノーベル化学賞が授与される。海外の2人との共同受賞となる。ノートPCやスマホ、電気自動車まで幅広く使われるリチウムイオン電池の開発に貢献したことが評価された。

吉野さんは1981年からリチウムイオン電池の開発に旭化成で着手。1985年に開発に成功した。1991年に発売されると、後に爆発的に広まることになった。

新規事業の三つの関門とは?

リチウムイオン電池の開発をめぐって吉野さんは、三つの関門があったと2017年の「産学官連携ジャーナル」のエッセイで振り返っている。

それが「悪魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」。企業が新規事業にチャレンジするときに使われるビジネス用語だ。吉野さんの解説を要約しよう。

・第一の関門【悪魔の川】

基礎研究という孤独な作業の中でもがき苦しみながら、それまで世界になかった何か新しいものを見いだすまでの苦労。

・第二の関門【死の谷】

基礎研究の成果で見いだした新しいものの製品化、事業化に向けて開発研究の段階の苦労。次から次に課題が噴出して連日連夜対策に追われる日々が何年も続く。

・第三の関門【ダーウィンの海】

開発研究でもろもろの課題を何とか解決し、念願の事業化。工場が完成し、新製品が世の中に出ていくことになるが、世の中の人々はその製品をすぐに買ってくれるわけではない。人々が新製品の価値を認め、市場が立ち上がっていくまでに、また数年かかる。多額の研究開発投資、工場建設のための設備投資が発生しているのに、新製品が売れないのはつらすぎる。

  ■ダーウィンの海は「真綿で首を締められるような苦しみ」

吉野さんは、リチウムイオン電池を振り返って最もつらかったのが「ダーウィンの海」だとしている。画期的な製品を発売したのに「関心はあるけど買わないよ」という状況が続いた。

後に吉野さんが当時のユーザーに聞いたところ、「先頭を切って走るのはリスクがあるので嫌だけれども、出遅れるのも困る。誰かが走り出したらすぐに動けるようにしておきたい」という様子見状態になっていたという。

10月9日の記者会見でも、吉野さんは「ダーウィンの海」の苦労について語っり、「真綿で首を締められるような苦しみ」と表現した。以下は、そのときの記者団とのやり取りだ。

――新規事業を立ち上げるときに悪魔の川、死の谷、ダーウィンの海という3つの言葉を出してました。どれもリチウムイオン電池の開発でご苦労されたと思いますが、もっとも深かったのはどれでしょう。

俗に悪魔の川、死の谷、ダーウィンの海の3つですね。「基礎研究で苦労しますよ」「開発研究で苦労しますよ」「製品を世に出しても、しばらく売れない時期がありますよ」と。その3つのうち、どれが一番きついかというとダーウィンの海でしょうね。

正直言いますと、(リチウムイオン電池が)全く売れない時期が約3年ありました。それがある日、突然の如く売れ出したのが1995年なんです。Windows95の年でまさにIT革命が始まったんです。

ですから、最初に分かっておれば5年でも10年でも待てるんですけどね。それはやっぱり精神的にも肉体的にも非常にきついですし。その時点では当然、研究開発投資も相当膨らんでます。ましてや設備投資も始まってますんでね。真綿で首を締められるような苦しみじゃないんでしょうか。
参照元:ノーベル化学賞・吉野彰さんが乗り越えた「ダーウィンの海」とは? リチウムイオン電池が全く売れず苦悩した3年間
リチウムイオン電池の開発をめぐって三つの関門があり、その中で一番きつかったと振り返りました。
2019年10月10日 19時25分 JST 安藤健二 HUFFPOST

ノーベル賞「一緒に喜んで」=吉野さん、妻に感謝の言葉-受賞決定から一夜明け
2019年10月10日18時44分 時事ドットコム

ノーベル化学賞に選ばれた吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)は受賞決定から一夜明けた10日、妻の久美子さん(71)と東京都内で記者会見に臨んだ。吉野さんが「苦しい時に迷惑を掛けた。一緒に喜んでほしい」と感謝の言葉を口にすると、久美子さんは「最高のプレゼントをありがとうございます」と笑顔で応じた。

めげない性格の吉野さんだが、会見ではリチウムイオン電池の開発が暗礁に乗り上げた時を振り返り、「一番しんどかった」と話した。久美子さんは「枕に髪の毛がいっぱい付いていた。ストレスからきているのかなと思った」と明かした。

吉野さんは学生時代に所属していた考古学サークルの活動を通じ、女子大のサークルに入っていた久美子さんと知り合った。久美子さんは「誠実で一生懸命。社会悪に立ち向かっていく」との印象を受けたという。

 家庭では頑固な一面も見せるといい、久美子さんは「体のために野菜を取ってほしいのに食べない。たばこも吸う」と苦言を呈した。一方で、「大事な場面ではきちっと固めるので、安心してついて行ける」とも語り、吉野さんはうなずいたり苦笑したりしながら耳を傾けていた。

 会見では、若い世代に注文を付ける場面もあった。吉野さんは「科学技術が進歩して全てのことが分かり、自分が活躍する場はないと受け止めているのではないか」と指摘し、「自然現象の中で理解できているのは1、2%。未知が横たわっていると伝えたい」と強調した。

 その後、吉野さんは名誉会員を務める日本化学会を訪問。川合真紀会長から花束を手渡され、「ありがとうございます」と笑顔を見せた。同会は吉野さんからの寄付に基づき研究者への助成事業を行っており、「賞金も制度を継続するためにやらせていただきたい」とノーベル賞の賞金を寄付する意向を示した。
参照元:ノーベル賞「一緒に喜んで」=吉野さん、妻に感謝の言葉-受賞決定から一夜明け
2019年10月10日18時44分 時事ドットコム

吉野彰さん「舞踏会は憂鬱」「家族に感謝」 一夜明けインタビュー詳報
2019.10.10 09:55 産経新聞

リチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞に輝いた旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)は、受賞決定から一夜明けた10日午前、東京都内のホテルで産経新聞の取材に応じた。一問一答は以下の通り。

     ◇

 --昨夜は家族と離れホテルに一人で宿泊と聞いた

 「受賞決定後はばたばたと忙しかったので、午前1時半ぐらいにバタンキューで寝た。ぐっすり眠れた」

 --一夜明けて、どんな気分か

 「部屋に新聞の朝刊が届いていて、各社とも1面で取り上げられていた。やっぱりそうなんだ、受賞したんだという実感を、やっと感じた」

 --昨夜は祝杯は

 「部屋にミニバーがあったので、寝る前だから梅酒をぐいっと飲んで寝た。格別の味わいだった」

 --家族と早く会いたいのでは

 「こっちに向かっているようで、昼前には会えると思う」

 --どんな気持ちを伝えたいか

 「候補に上がっているという話は家族も当然聞いていたが、まさか本当に受賞するとはたぶん思っていなかったはずだ。だから、どうだ、見たかと言ってやりたい。そして、感謝も伝えたい」

 --家族はどう支えてくれたか

「こういう研究をやっていると、夜帰るのが遅くなりがちだ。それを文句も言わずに支えてくれたことがありがたかった」

 --12月にスウェーデンのストックホルムで授賞式が行われる

 「とても楽しみにしている。ただ、式典期間の1週間で、けっこう多くのことをやらなくてはいけないそうなので、いろいろな方にアドバイスを受けて準備をしようと思っている」

 --受賞記念講演もある

 「リチウムイオン電池の開発経緯や、モバイルIT社会を作り上げたこと、さらにこれからは環境問題に取り組んでいくことなどを話すのが楽しみ。技術を踏まえながら、一般の人に分かりやすく、受賞理由を裏付けるような話をしてきたい」

 --どんな衣装で行くか

 「和服はもともと似合わないので、洋装のタキシードで臨むつもりだ」

 --舞踏会もある

 「うーん。憂鬱。舞踏会は憂鬱だ。踊りは全くやったことがない。経験者に聞いてみようと思っている」

 --受賞が決定して、いま一番やりたいことは

 「多くの方からお祝いのメールをいただいている。だが忙しくて全く見られていないので『ありがとうございました』という一報だけでも早く入れたい」

 --改めて、長い研究生活を振り返っての感慨は

 「非常に名誉ある賞をいただいた。特に感じているのは、私はインダストリー(産業)の人間で、産業人として賞をいただいたことを、ぜひ強調したい。ノーベル賞の受賞時点で現役の産業人というのは、おそらく日本では田中耕一さんに続いて2人目だと思う」

 --家族以外で喜びを分かち合いたい人は

 「リチウムイオン電池の開発の中で、部下も含め、一生懸命協力してくれた人たちに、早く報告して感謝を伝えたい」
参照元:吉野彰さん「舞踏会は憂鬱」「家族に感謝」 一夜明けインタビュー詳報
2019.10.10 09:55 産経新聞

吉野彰さん「未明に梅酒で祝杯」 「新聞1面見て受賞実感」 受賞から一夜明け
2019.10.10 09:18 産経新聞

リチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞に輝いた旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)は、受賞決定から一夜明けた10日午前、東京都内のホテルで産経新聞の取材に応じ、「今朝の新聞各紙の1面に出ていたのを見て、やっぱり受賞したんだと実感がわいてきた」などと喜びを語った。

 10日未明まで取材対応に追われた吉野さんは、都内のホテルに宿泊。「午前1時半ごろにバタンキューと寝た。寝る前、部屋のミニバーにあった梅酒をぐいっと飲んで祝杯を上げた。格別の味わいだった」と笑顔を見せた。

 昼ごろに合流する予定の家族に対しては「まさか本当にノーベル賞を取るとは思っていなかったはず。どうだ見たかと言いたい。そして、支えてくれたことへの感謝を早く伝えたい」と話した。

 12月にスウェーデンのストックホルムで行われる授賞式は「記念講演でリチウムイオン電池の開発経緯を話すのが楽しみ。和服は似合わないので、タキシードで臨む」と語った。ただ、式典期間中に開かれる舞踏会については「踊りなど全くやったことがないので憂鬱だ」と笑った。
参照元:吉野彰さん「未明に梅酒で祝杯」 「新聞1面見て受賞実感」 受賞から一夜明け
2019.10.10 09:18 産経新聞

吉野彰氏の妻、野菜嫌いでたばこもやめないと暴露
2019年10月10日14時1分 日刊スポーツ

19年のノーベル化学賞を受賞した、旭化成名誉フェローで名城大教授の吉野彰氏(71)が、受賞から一夜明けた10日、久美子夫人(71)とともに都内で会見を開いた。

久美子夫人は、吉野氏の食生活について「好き嫌いは結構、激しいです」と明かした。その上で「体のために緑黄色野菜を取って欲しいのに、のけていく…食べないんです。『もう食べたから、いいと』」と、吉野氏が野菜が嫌いだと暴露した。

さらに、たばこをやめないことにも苦言を呈した。久美子夫人は「食べもののこともそうですし、たばこに関しても体に悪いのに、隠れてたばこを吸っている。『辞めたらストレスを抱えて、他の病気になる』と」と言い、苦笑いした。吉野氏も「その通りです」と素直に認めた。

吉野氏は普段、家庭でも口数が少ないという。少ない口数の、どこから気持ちを推し量るのかと聞かれると、久美子夫人は「深く考えたことはない」と答えた。その上で「要所で、きちんとする。安心してついて行ける感じ」と口にして、夫への信頼が深いことをのぞかせた。

そして「最高のプレゼントを、ありがとうございます」とノーベル賞の受賞に対し、改めて感謝した。【村上幸将】
参照元:吉野彰氏の妻、野菜嫌いでたばこもやめないと暴露
2019年10月10日14時1分 日刊スポーツ

ノーベル化学賞の吉野彰さん 子供時代から好奇心旺盛
2019.10.9 19:04 産経新聞

ノーベル化学賞が決まった吉野彰さんは、大阪府吹田市で4人きょうだいの3人目の次男として生まれた。小学校の先生の勧めで英科学者ファラデーの著作「ロウソクの科学」を読み、自然の原理に触れたことが化学への興味の原点。子供向けの科学雑誌を読んでさらに幅広い知識を身につけた。

 自宅の便所に置いてあった掃除用の塩酸に、くぎをほうり込み、水素が発生する様子を観察するなど好奇心が旺盛。興味のある化学が自然と得意科目になった。当時は高度経済成長期で、新素材を次々に開発する化学工業が脚光を浴びていた。憧れもあり、京都大工学部に進学した。

 入学後は水泳部に入ったが「4月早々にプールに飛び込まされ、冷たくてたまらんのですぐ辞めた」。考古学同好会に入り直し、発掘に精を出した。考古学は文字がない時代について物的証拠を積み重ね、論理を構築する。「この点は自然科学によく似ており、論理的に物を見る目を養った。歴史の流れの延長として現在を見つめ直し、その先の未来を考えることが研究開発の発想につながっている」

 大学院修士課程を修了し、大手化学企業の旭化成に入社した。「企業は開発の第一線に立ち、新製品を出すという目標がはっきりしている。大学に残るより面白そうだ」と感じたのが理由だ。その思いをリチウムイオン電池の開発で結実させた。

 最近の若者について「向上心が強いが社会制度上の制約が大きく、向上する方法を見つけられていない。国際競争を生き抜けるのか」と気遣う。平成29年に名城大(名古屋市)教授に就任して講義を担当しており「口はばったいが、成功体験をした人が若い人の身近にいることが大事」と、教壇に立つ思いを語る。

 リチウムイオン電池の正極を開発し、ともに実用化で貢献して共同受賞が決まった米テキサス大教授のジョン・グッドイナフさん(97)とは、吉野さんが近年も研究室を訪ねるなど親密な関係にある。

 自身の性格を「粘り強さの一方で、相反するようだが『何とかなる』と考える能天気な要素もある。研究者に向いているのでは」と語る。

 毎週土曜日は健康維持と息抜きのため、近所の友人とテニスを楽しむ。子供は3人。神奈川県藤沢市で妻の久美子さん(71)と次女の3人で暮らす。

 ノーベル賞について、受賞前の取材では「頂いたときに最初に申し上げたいのは、インダストリーの吉野を選んでくれたということ。ノーベル賞は傾向としてはアカデミアの世界のものだった。産業界の研究者のモチベーションにつながれば」と語っていた。
参照元:ノーベル化学賞の吉野彰さん 子供時代から好奇心旺盛
2019.10.9 19:04 産経新聞

吉野彰さん、阪神ファン表明「まな板に載ったのは19年前」「さすがストックホルムだな」 インタビュー詳報
2019.10.10 07:11 産経新聞

リチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞の受賞が決まった吉野彰さん(71)が10日未明、産経新聞の取材に応じた。喜びの声や今後の抱負に加え、根っからの阪神ファンであることも明かした。主な一問一答は次の通り。

 --気楽にお願いします

 「まだ実感は湧かないなあ(笑)」

 --改めて今のお気持ちは

 「やはりストックホルムは偉い。受賞理由をいろいろ言っていたが、『世界を変えた』ということなのだが、『今のモバイルIT社会を生み出した』『世界を変えた』と。ただ、それだけだったら、たぶんノーベル賞をもらえていなかったと思う。次に、今まさに電気自動車とか、そういうところで応用が始まって、これは直に地球環境問題になる。彼らは地球環境問題をものすごく重視するので、その2つはさすがストックホルムだなと思った」

 --米テキサス大のグッドイナフさんと一緒に受賞できたことについては

 「もちろん私とグッドイナフは親密にしていて、彼は明らかに今のリチウムイオン電池の正極を世界で最初に見つけた人。そういうこともあって、テキサス大に何度も何度も訪問したりして。彼は彼で『俺の見つけた正極を、お前がリチウムイオン電池にしてくれたからうれしい』と言っている」

 --受賞決定後、話はしたか

「いや」

 --話をするとしたら、どういう言葉をかけるか

 「ワオー(笑)。彼はお年だし、ちょっと前から足が悪い。一人であまり動けない。今度の(授賞式で)ストックホルムはたぶん来られるとは思うが」

 --もし電話で声をかけるとしたら

 「たぶん向こうが『ヨシノ、コングラッチュレーション(おめでとう)、コングラッチュレーション』と言うだろうから、『ユー、トゥー(あなたも)』でいいのではないか」

 --グッドイナフさんはどんな人か

 「彼は典型的な固体物理の出身。まさに今の正極材は固体物理から来ている。私の場合はケミストリー(化学)から来ているから、考え方が共通する部分と全然共通しない部分がある。いろいろ話をしていて面白い。彼は理論的に『こうだから』『ああだろうから』というアプローチをするが、こちらは『実験データはこうですから』と」

 --何年もノーベル賞候補といわれていたが、どんな気持ちで待っていたのか

 「最初にある大学の先生が、ちょうどハワイに私が出張していて空港で一緒になって、『お前をノミネート(推薦)しておいたよ』と言われた。たぶんそれが初めだと思う」

--いつごろか

 「2000年。19年前」

 --海外の方か

 「日本の方。そこから今回につながるようなことが流れ出したんだと思う」

 --どなたですか

 「うーん、50年だよね、守秘義務は。まだ19年しかたっていない(笑)」

 --19年間、毎年待っていたのか

 「最初は個人的にそういうことを教えてもらって、まだ出てこない話だった」

 --聞いたときは

 「えっと思った」

 --自分はノーベル賞を取ってもおかしくないと

 「いやいや、そうではなくて、まな板に載ったんだなと。だから、今日みたいにいろんなメディアの方が来られてというのは、この10年くらい。最初は外れたときの嫌さというのがあったから、『もうええ加減にしてくれ』というのはあったが、そのうちにセレモニー的に毎年やると、周りの皆さん方が逆に喜んでくれて」

 --みんなで盛り上げた

 「旭化成の社員の方が準備してくれて。だから、『ずっとこのまま取らずに毎年続いたらいいね』なんて(笑)」

 --それはそれで楽しいと

 「そうそう。残念会もいっぱいやってくれるし(笑)」

 --今後の生活は変わると思うか

 「基本的には変わらないと思う。明日からの予定をこれから決めていかないといけないが、当然、来週以降、いろんな予定を入れてしまっているから。講演とかは、できるだけお約束した分については、きっちりやっていきたいなと思う」

 --これからはノーベル賞受賞者としての肩書が一生ついてまわる

 「これはもう今まで通りに。ただ、私の言葉の重みというのはたぶん変わると思うので、そういった意味では、たとえ間違っていてもいいから日本はこうあるべきだとか、日本の技術はこうやらないといかんとか、やはりそういう発信をしていきたい。それでいろんな人がいろんな議論をしてもらって、何かより日本の産業が活性化するような、そういう道筋が出てくるといいと思う」

 --日本の将来について発信していきたいと

 「うん」

 --どうして今回、受賞できたと思うか

 「いわゆる授賞理由からいくと、やはり環境問題が相当、表に出てきた。これが一番大きかったと思う。さっき言ったように、ITだけだったらもらえていなかったと思う」

 --受賞に値する研究成果を出すことができた理由は

「いろいろあるが、いわゆる個人的な研究者としての力というか、それは当然必要なのだが、やはり旭化成という材料メーカーにいたというのが一番大きかったような気がする。正極にしても、負極にしても、やはり素材。素材を開発する力がないとなかなか難しい。昔のいわゆる組み立て産業というのは材料、部材、部品を集めて、ただ組み立てるだけ。これはやはり中国、韓国にやられてもしようがない。素材の開発力があるかどうかで、新しいモノが生まれるかどうかは決まってくると思う。そういった意味で、旭化成という材料メーカーの中で電池という一つの製品の開発をやっていた、というのが一番大きい理由だろう」

 --賞金は何に使うか

 「基本的には、これは続けていきたいと思うのだが、以前にいろんな賞をもらって、いろんな賞金もいただいていて、実は今、日本化学会で研究基金をつくっている。これがちょうど6年目を迎えるのか、ちょうど変わり目の時期なので、今回のお金も一部を当然そちらの方に入れて、基金を継続していく」

 --若手研究者の育成に

 「そうだ」

 --個人で何かに使うことは

 「それはない。あまりぜいたくをする方でもないし」

 --いつごろからプロ野球の阪神タイガースのファンなのか

「私は大阪生まれだし、ちょうど大阪の千里山の関西大学が家のすぐ近くにあり、(野球部で)村山実(元阪神タイガース投手、監督)がちょうど私の子供の頃に投げていた。キャッチャーが上田(利治・元阪急ブレーブス監督)だったかな。そういうこともあってね」

 --阪神タイガースのどういうところが好きか。全部か

 「それもあるし、一度だけ本物の甲子園球場のネット裏で巨人戦を見たことがある。5、6年前かな」

 --どうだったか

 「やはり地響きというか、あれは感動する(笑)」

 --今年の阪神に一言

 「よう頑張ったから、せいぜい最後まで行って、『ああ、もうちょっとやったなあ』ぐらいまでは行ってほしい」

 --日本一は

 「それはちょっとできすぎ(笑)」

 --とりあえずクライマックスシリーズにと

 「あれは立派だった。あそこまで行ったのは」

 --今晩はこれから何か食べたいか

 「ビールが飲みたい。早く」

 --みんなで乾杯か

 「いや、1人で乾杯(笑)」

【プロフィル】吉野彰 (よしの・あきら) 昭和23(1948)年1月、大阪府生まれ。昭和45年、京都大工学部卒。47年、京大大学院工学研究科修士課程修了。同年、旭化成工業(現旭化成)入社。平成4(1992)年、イオン二次電池事業推進部商品開発グループ長。平成9年、イオン二次電池事業グループ長。13年、電池材料事業開発室室長。15年、同社フェロー。27年10月、同社顧問。29年、名城大教授、旭化成名誉フェロー。16年、紫綬褒章。24年、米国電気電子技術者協会(IEEE)メダル受賞。26年、全米技術アカデミー「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」受賞。30年、日本国際賞。令和元年6月、欧州発明家賞。
参照元:吉野彰さん、阪神ファン表明「まな板に載ったのは19年前」「さすがストックホルムだな」 インタビュー詳報
2019.10.10 07:11 産経新聞




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橋下徹・元大阪市長のその後の活動状況



最近のニュースで橋下徹が名誉棄損で損害賠償を求めた訴訟で敗訴した。


橋下元大阪市長の敗訴確定 ツイッター名誉毀損訴訟
2019.9.26 17:40 産経新聞

ツイッターの投稿で名誉を傷つけられたとして、橋下徹元大阪市長が有田芳生参院議員に500万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は橋下氏の上告を退ける決定をした。19日付。橋下氏の敗訴とした二審判決が確定した。

 一、二審判決によると、2人は2012年ごろから、週刊誌記事などを巡りネットで応酬。有田氏は2017年、橋下氏が情報番組に1回だけ出演して降板させられたと投稿した。橋下氏はこの投稿で精神的苦痛を受けたと主張していた。

 二審大阪高裁は、橋下氏がツイッターなどで繰り返していた有田氏に対する侮蔑的な投稿と比べ、有田氏の投稿は「適当と認められる限度内」と判断。一審大阪地裁と同様、橋下氏の請求を棄却した。

 有田氏は26日、東京都内で記者会見し「突然訴えられて大きな負担を感じていた。勝訴が確定してうれしい」と話した。


橋下徹については以前、ラグナを蠍座に設定している。


現在、トランジットの土星は射手座から8室にアスペクトし、木星は蠍座から8室の支配星にアスペクトして、8室にダブルトランジットが形成されている。


ヴィムショッタリダシャーは、ラーフ/木星期だが、木星のディスポジターの水星は8室の支配星であり、また木星はウッタラパールグニー(太陽)に在住しているが、支配星の太陽は8室に在住している。


8室の象意がダシャーとトランジットで何重にも確認できる。


このマハダシャーのラーフ期だが、ラーフは5室に在住しており、ディスポジターの5室支配の木星は11室に在住している。


従って、メディアに出演したり、元大阪市長としての肩書き(11室)を生かして、文化人として活動している。


政治について論評する自らの看板番組も持つに至っている。



従って、著名人となって、自らのネームバリューで講演料や番組出演料など多くの収入源を持つ成功者としての人生を歩んでいるが、木星にはケートゥがコンジャンクトしており、ケートゥは失望や思い違い、寂しさ、諦めを表わしている。


独裁的な大阪府知事、大阪市長として力を振るったかつての栄光と比べると、今の立場は、現役を退いた評論家の生活である。


橋下徹氏、政界復帰を否定「もうオジイは引退」
2019年4月8日13時11分 日刊スポーツ

大阪維新の会前代表の橋下徹元大阪市長(49)が8日、フジテレビ系の情報番組「とくダネ!」(月~金曜午前8時)に生出演し、政界復帰を否定した。政界への復帰について問われると「僕が出たら、とにかくダメなんですよ。今は維新の実績を評価されたんです。松井さん、吉村さんのキャラクターでどんどん伸びていっている。もうオジイは引退なんですよ」と話した。

橋下氏は15年の大阪都構想の賛否を問う住民投票で敗れ、同年末に大阪市長を退任して政治家を引退。7日投開票の「大阪ダブル選」では、市長選は大阪維新の会代表で新人の前知事松井一郎氏(55)、府知事選は大阪維新新人の前大阪市長吉村洋文氏(43)が大勝した。

維新のダブル勝利で大阪都構想実現へ2回目の住民投票実施に向け、橋下氏は「2回目? 勝つまで、何度でもやったらいいんですよ。過去の政治を否定しながら将来へ向かって行くもの」と主張。住民投票を実施するには協定書を決定した上で、府市両議会の承認を得る必要がある。大阪市議会議員選挙では過半数に達しなかったことから、他党の協力が必要となる。「あとは公明党次第。公明党候補がいる関西の衆院選挙の6区すべてに、大阪維新の会のエース級メンバーを立てる。もう準備はできてる。戦闘態勢に入っています」と話し、ダブル選勝利を「いまは第一幕です。第二幕は公明党を壊滅させるところまでやります。そうすると、日本の政治構造が大きく変わります。自民党との協力が公明でなく、もしかすると維新となって、憲法改正の方に突入していく。公明党どうするかですよ」と戦略を語った。

公明党との話し合いがまとまらない場合について「個人的な意見ですが」としながら「刺客」も示唆した。「昨日の会見で松井さんは(市長選任期の)4年で辞めると言い切った。吉村さんの性格からして、次に衆院選になったら吉村さんは出ますよ。ガチンコでやったら、勢力図が変わって憲法改正って話になるかもしれない。これは日本の大きな別れ道になりますよ」。

次期衆院選の「エース級候補」の中に自らが入っているかどうかは明言せず、あらためて国政進出を問われると「僕はダメ。遠心分離機ですから、みんな人が離れていっちゃう」と話し、番組出演者から「今回(ダブル選)の結果を受けて、ちょっとはウズウズしないのか?」との質問に「ちょっとは政治を知っているので、(政治評論家の)田崎史郎さんの代わりに(番組に)呼んでください」と笑いを取り、かわした。


木星から見ると、12室支配の太陽が10室に在住し、11室支配の月と相互アスペクトし、土星からアスペクトされている。


今現在も「大阪維新の会」に所属し、政治に関係する仕事をしているが、自分自身は議席を持ったり、現役の政治家としての立場を持っていない。


つまり、12室支配で10室に在住する太陽は、政治の世界から引退した政治活動家であることを表わしている。



ラグナロードで10室支配の水星は9室に在住し、3、8室支配の火星と相互アスペクトし、3-10の絡みが確認出来る為、これが現在の政治討論番組での司会者としての活動を表わしている。


番組のスタンスとしては、現在の政治状況を分析し、政策について提言を行なったりする内容であり、それが水星に火星がアスペクトしている意味である。



あるいは、twitterなどで盛んに政治について提言を行なっているが、そうした活動を表わしている。



火星は司令官、命令を表わしており、番組は単なるエンターテイメント番組ではなく、政治に対して提言を行なう番組である。



火星期の前は、月期だが、月から見てラグナロードの木星が10室に在住し、10室の支配星にアスペクトしている為、月期には、弁護士として活動をしていた。



問題は、次のラーフ/土星期であるが、土星は、マハダシャーロードのラーフとは絡んでおらず、11、12室支配のマラカで2室で減衰し、3、8室支配の金星とコンジャクトしている。



土星は月から見て、2、3室支配のマラカで、6、11室支配のマラカの金星とコンジャンクトしている。



蠍座ラグナで正しければ、ラーフ/土星期は、2021年5月~2024年3月辺りである。



ラーフ/木星期は、アンタルダシャーの木星が、マハダシャーのラーフと絡んでおり、特に問題なく良い時期である。



火星期におけるアンタルダシャーの土星期は、土星が火星から見て6室で減衰している為、敵を粉砕するという象意を持っていた。



然し、ラーフ/土星期には、ダシャーラグナからは、そのような象意は表していない。



一つ考えられる象意としては、3、8室支配の金星が、11、12室支配の土星と2室でコンジャンクトしている為、芸能活動、健康問題などで出費が考えられるということである。



例えば、新しく起ち上げる番組で、番組出演料などのギャラの問題で揉めるかもしれない。



土星はラグナから6室で減衰している為、激しく闘争すると考えられる。



ラーフ/土星期には金銭トラブルが予想されるが、持ち前の勝負強さを発揮して、困難を克服するのではないかと考えられる。




橋下徹に関しては、出生時間が分からない為、まず蠍座ラグナであることを特定して、ラグナでルチャカヨーガを形成し、10室支配の太陽にアスペクトする火星期を政治家として最も力を発揮する時期と考えた。



その後、マハダシャーラーフ期になると、ラーフは5室に在住しており、5室は10室から見た8室であるため、政治活動は終わりを遂げると考えた。



実際、2012/2/3付の『橋下徹現象について』の中で、以下のように予想した。



(略)然し、敗北したとしても、基本的にマハダシャー火星期は2015年夏頃まで続くのであり、この時期までは、パンチャ・マハープルシャ・ルチャカヨーガが発動して、彼は政治力、影響力を維持し続けると思われる。

然し、その後は、マハダシャーラーフ期に移行し、ラーフは10室支配の太陽と絡んでいないため、この2015年夏までで彼の政治活動は終わりを告げると予想される。

その後、ラーフはプライベートを表す5室に在住しているが、ラーフは5室の支配星のように振る舞い、5室支配の木星からアスペクトされている。

従って、政治を引退した後の彼は、自分の子供たちと楽しく過ごしていくのかもしれない。

ラーフは完全に吉星化しており、決して悪くはない人生である。

(2012/2/3付の記事『橋下徹現象について』より引用抜粋)


5室に在住するラーフは、2、5室支配の木星からアスペクトバックされており、マハダシャーラーフ期において、橋下徹は、元大阪市長としての肩書きを生かした文化人、評論家として活動している。


こうした予想がその通りになったことは蠍座ラグナであったことが正しかったことが証明された瞬間であった。


これは予測の成功事例の一つとなった。



今後、更に見ていきたいことは、アンタルダシャーの推移が予想通り展開するかということである。



特にマハダシャーのラーフは5室に在住して5室の支配星からアスペクトバックされている。



これを吉星として扱うか、これを凶星として扱うかで、その後のアンタルダシャーの解釈も変わってくる。



その辺りが今後、検証していきたいポイントである。




橋下徹が世界経済フォーラム(ダボス会議)のヤンググローバルリーダーの一人に選出されたのは何故か?


橋下徹は、2009年に世界経済フォーラム(ダボス会議)のYoung Global Leadersの1人に選出され、同年10月に総務省顧問に就任している。


ヤング・グローバルリーダーとは何かと言えば、自国の経済に市場原理を導入し、国家のインフラや国営事業などを民営化し、ウォール街に利益誘導することに最も貢献した人物が選出されるのである。


つまり、ウォール街が世界統一政府を作り上げることに最も貢献した注目すべき新人に与える称号が、ヤンググローバル・リーダーである。






橋下徹は、マハダシャー火星期に大阪府知事に就任し、独裁者として台頭し、市場原理主義的な政策で改革を断行した。


これは火星がラグナでルチャカヨーガを形成している為である。




そして、ナヴァムシャやダシャムシャのラグナに火星が在住しているが、ダシャムシャのラグナに火星が在住している配置から、この時期に独裁者として、既存の秩序の破壊者として、力を振るったのである。


その時、大阪府の人員削減、不採算事業の民営化など、市場原理の導入による改革を行なった。


それらは破壊の仕事である。



そして、注目すべきなのは、橋下徹の10室支配の太陽が双子座8室に在住している配置である。


これは私が常日頃から言っているように双子座はウォール街の金融財界人を表わす星座である。


もちろんその中には米国のホワイトハウスに何人もの閣僚を送り込んでいるゴールドマン・サックスのような投資会社も含まれる。


ゴールドマン・サックスが日本の郵貯資金を奪うために日本の郵政事業の民営化を推進していたということはよく知られている。



橋下徹の10室支配の太陽が双子座8室に在住する配置は、ウォール街の金融財界人のために政治を行なうことを意味しているのである。


それで市場原理主義の導入、民営化を行ない、それが予定調和的にウォール街に利益誘導することにつながったのである。


直接的に利益誘導したのではなくても思想的な面で貢献したのであり、市場原理を導入したことでウォール街の金融資本とつながる通路を開いたのである。


本人が意識していなくても、そのような結果につながったと言える。



それで、世界経済フォーラム(ダボス会議)のヤンググローバルリーダーの一人に選出され、日本の総務省顧問に就任して、日本の国内に対して、力を振るう資格を得たのである。


ヤング・グローバルリーダーに選出されることは、フリーメーソンにおけるイニシェ―ションの儀式のようなものである。


巨大な力が与えられ、以後、影響力が倍増する。



橋下徹のラグナでルチャカヨーガを形成する火星が10室支配で双子座8室に在住する太陽にアスペクトしていることがポイントである。


この火星が破壊の力を使って、ウォール街の金融財界人に貢献したのである。



橋下徹自身は、蠍座ラグナで水の星座であるが、ここで一つのパターンがあることが理解出来る。


水の星座というのは、風の星座に駆逐され、支配されてしまう。


これが春分点が水瓶座に移行していく過程で起こっていくことである。



伝統社会、封建社会の価値を体現する水の星座が、風の星座の価値のために働いてしまうという卑屈なパターンがあるのである。


その卑屈なパターンが橋下徹のチャートにもよく現れている。



伝統社会、封建社会の価値を体現する蠍座ラグナであるにも関わらず、ウォール街の支配者たち(8室)に仕える政治を行なったということである。


そのパターンが、ラグナロードの月が12室双子座に在住する安倍晋三や小泉進次郎のチャートにも表れている。



本来、ラグナの性質として、純粋に水の星座の人々であるにも関わらず、ウォール街などに利益誘導してしまうのは、水の星座から見た8室や12室などのドゥシュタナハウスの風の星座に惑星が在住するなどして、非常に屈折したチャートを持っている場合である。


そのような場合、自分の支配者に貢いで支配されることを望んだり、非常にマゾヒスティックな屈折した行為を行なうのである。



そういう人たちは、水の星座の人々であるため、日本人からポピュリズム的な人気を獲得し、独裁的な力を使って、日本人にとっては良くない、日本の国益にとっては全く不利益な改革を断行してしまうのである。



このようなパターンが何度も繰り返されている。



ポピュリズム的な人気を博す水の星座の政治家が、日本の国益にとっては不利益な改革を断行し、風の星座の価値を体現するウォール街の金融財界人に利益誘導してしまうのである。




小泉純一郎においても然り、橋下徹においても然りである。安倍晋三や小泉進次郎においても然りである。



それらの人々に共通するのは、ラグナは水の星座で、日本国民には人気があることである。



そして、火星が非常に強く破壊の仕事を行なうことが出来るということである。



それらの人々の多くは、ラグナが水の星座で、日本人の共感を誘ったり、日本人の感情に訴える力を持っている。



然し、風の星座であるドゥシュタナハウスであり、モクシャハウス(解脱)でもある8室や12室に惑星が在住しており、自らウォール街の金融財界人に貢いでマゾヒスティックに振る舞うのである。




そして、その行為を世界統一政府を作るための犠牲とか奉仕などと意識的には考えていないかもしれない。




彼らは、無意識的に日本の国家を瓦解させて新しく出来るウォール街の金融財界人がつくる世界統一政府の中の日本管理責任者になろうとしているのである。



そして、世界統一政府の中の高級官僚の一人として日本人に君臨するのである。



米国に留学して、米国のウォール街の金融財界人や政治指導者たちと交流した日本人は、そうした華麗な人々の世界の方に憧れてしまい、日本の大衆は、馬鹿で管理する対象だという感覚に陥ってしまうのである。



完全にウォール街の金融財界人の方を向いてしまい日本人の方を向かなくなってしまう。



然し、そうした行為を無意識的に行っているのではないかと思うのである。




例えば、小泉純一郎は、自分の郵政民営化を天文学者のガリレオ・ガリレイが唱えた地動説に例えて、真実は曲げられないとでも言うかのように郵政民営化を問う解散総選挙を行なったが、郵政民営化し、日本の300兆円の郵貯資金を日本の国民の為に使わずにウォール街の金融財界人に貢ぐことを世界(世界統一政府)への貢献だと考えるように教育されていたと考えられなくもない。



然し、最近の小泉純一郎は、原発の廃止を盛んに主張しており、自分が総理大臣の時に原発は安全だと聞いていたが、それは嘘だったなどと、今頃になって主張している。



こうした小泉純一郎の最近の様子を見る限りでは、やはり彼は意識的にウォール街に利益誘導して、ウォール街の計画に貢献したというよりも、よく分からなくてウォール街に利益誘導してしまったとしか考えられない。


つまり、自分が何をしているかよく考えずに行動してしまったということである。




馬鹿とトンカチは使いようという言葉があるが、力を持っていて、破壊する力を持っている人は、その国家の政治体制や経済構造などを大きく変化させることに役立つ道具であるということが出来る。



日本の大衆から人気があって何をしても批判されないポピュリズム的政治家は、ウォール街にとっては、日本の経済体制に市場原理主義を導入するのに都合のよい道具である。



彼らは一つの災害であるとも言える。



ナオミ・クラインが災害時の緊急事態に便乗して、その国の政治経済体制に市場原理を導入したりするウォール街の金融財界人の手口を暴いているが、それと全く同じである。


















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「ちびまる子ちゃん」の生みの親・さくらももこ について



漫画「ちびまる子ちゃん」でお馴染みのさくらももこのチャートである。


さくらももこは、昨年2018年8月に乳がんで亡くなったが、多方面に知人も多い人気者で、追悼式典なども執り行なわれた。


出生時間はメディアでの対談か何かで本人が12時であると発言したそうである。




3、10室支配の金星が10室でマラヴィアヨーガを形成し、5室支配の木星とコンジャンクトして、5-10のラージャヨーガを形成している。


3-5の絡みなども見られ、3室(手を使ったアート)、5室(創作活動)の結びつきで、漫画かになるような典型的な配置であると言えるかもしれない。


月から見ると、4、11室支配の金星が11室で自室に在住し、9室支配の木星とコンジャンクトして、4-9、9-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。


同室するラーフは、高揚しており、ケンドラに在住してトリコーナの支配星とコンジャンクトしている。


また月から見てもケンドラとトリコーナの支配星とコンジャクトして、ヨーガカラカとなっている。


1984年の大学在学中、ちょうどマハダシャー金星期に入った直後に漫画家としてデビューし、連載をスタートさせている。


大学卒業後の1986年に出版社(株式会社ぎょうせい)に入社するが、勤務中に居眠りするなどして上司から「会社を取るか、漫画を取るかどちらか選べ」と迫られ、退職して漫画家の道を選んだそうである。


この金星の強さから見て、創作の才能が爆発する配置である為、とても会社の地味な活動などやっていられなかったはずである。


そして、早くも1986年8月に『りぼん』で「ちびまる子ちゃん」の連載を開始している。


「ちびまる子ちゃん」は、さくらももこの幼少期をモデルにして描いた作品だと言われる。




大人びて世知辛く擦れた性格の「ちびまる子ちゃん」は、さくらももこの自画像といってもいいかもしれない。


誕生した1965年から1975年までの最初の10年間は、マハダシャー水星期だったが、水星は2、11室の支配星で8室で減衰し、土星と太陽に挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成し、火星からアスペクトされて傷ついている。


従って、私はさくらももこの幼少期は、厳しい家庭環境だったのではないかと思った。


「さくらももこ 家族」で検索すると、さくらももこの家族にまつわる不幸なエピソードが掲載されている。


例えば、さくらももこの姉は男に騙され借金肩代わり、〇〇〇で返済するも男性恐怖症で現在、母の年金で引きこもりであるとか、父親は、八百屋の雇われ店員を続けるもまる子が中学生の時に多額の借金と女を作り駆け落ちし、数年後に北海道で凍死しているところを発見されたとか、母親は心労により統合失調症になった、またお祖父ちゃんは、ボケたフリをして姉に性的虐待を行なっていたとか、お祖母ちゃんは、息子の借金と駆け落ちに絶望し、姉の部屋で首吊りといった風に書かれている。


こうした内容は、尾ひれがついており、9割方は、事実と違うということである。


但し、火のない所に煙は立たない為、10歳までの水星期は相当、家庭環境が厳しい状況だったと推測される。




ただ水星は8室で減衰し、月からみて3室支配であるため、ラグナから見ても月から見てもパラシャラの例外則で、ラージャヨーガ的に働く要素があり、また減衰する水星のディスポジターがケンドラに在住していることから、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


こうしたことから考えると、何か幼少時の家庭環境の困難を災い転じて福となす的な効果を発揮したと考えられる。


例えば、水星のディスポジターである木星は5室支配で、3、10室支配の金星とコンジャンクトしている為、おそらくこうした幼少時の家庭環境での経験をちびまる子ちゃんの尽きないアイデアの源泉として活用した可能性がある。


さくらももこは、10歳まで水星期を過ごし、その後、7年間、ケートゥ期を過ごして、その後、金星期で創作活動に入るが、モデルとなる家族のエピソードを経験出来たのは、おそらくこのマハダシャー水星期しかあり得ない。


従って、水星期の経験が、さくらももこのアイデアの源泉なのである。


幼少時の原体験が、ちびまる子ちゃんの家族のエピソードを生み出したのである。



因みに1990年に『ちびまる子ちゃん』がフジテレビ系でアニメ化され、国民的に知名度を高めているが、この頃が金星/ラーフ期である。


金星/ラーフ期は、その後のブレイクの最初のタイミングであり、有名になっていく時期である。




ナヴァムシャのラグナを牡牛座に修正


因みに12:00でチャートを作成すると、ナヴァムシャのラグナが牡羊座になるが、そうすると5室支配の太陽が8室に在住し、3室支配の水星が12室で減衰する配置となり、漫画家のチャートとしては説明することが出来ない。





最初の結婚


そこで結婚のタイミングを見ていくと、1989年 に『りぼん』の編集者・宮永正隆と最初の結婚をしている。


ダシャーは、金星/火星⇒金星/ラーフ期である。


出生時間を少し進めていくと、12:03:13で、ナヴァムシャのラグナが牡牛座に移動する。





そうすると、金星はナヴァムシャのラグナの支配星で、火星は7室の支配星で5室に在住しており、このタイミングでの恋愛結婚を意味している。


仮に次の金星/ラーフ期に結婚していたとしても金星/ラーフ期は、無条件に結婚をもたらす組合せであり、特にこの場合は在住する配置にはこだわらなくていいかもしれない。


離婚


次に1998年に離婚しているが、金星/土星期、あるいは金星/水星期である。


土星は12室で減衰し、8室の支配星とコンジャンクトしている為、この時期に相手から経済的援助などが得られなくなり、結婚が破綻した可能性が考えられる。



出産


その間に1994年に長男が誕生しているが、この時期は金星/木星期である。






サプタムシャで、金星は、表示体の木星から見た5室の支配星で、木星は5室の支配星である。


ここで重要なことは5室支配の木星は6室に在住して、6、7室支配の土星からアスペクトされているが、特に問題なく無事子供が生まれているということである。


多少の傷つき、また6室の傷というものは何とかなるものである。




次に離婚した後、2003年にイラストレーターうんのさしみと再婚しているが、ダシャーは、太陽/月、太陽/火星、太陽/ラーフ期のいずれかである。


まず、ナヴァムシャを牡牛座ラグナにすると太陽は7室に在住しており、結婚のタイミングを表わしている。




またアンタルダシャーの月はラグナロードの金星とコンジャンクトしており、またアンタルダシャーの火星は、7室の支配星で5室に在住している。


またラーフはディスポジターの月がラグナロードの金星とコンジャンクトし、またラグナロードの金星はラーフにアスペクトしている。


太陽/火星期に結婚した可能性が高いと思えるが、いずれにしても結婚はこの上記のいずれかのタイミングで説明できる。



因みにナヴァムシャのラグナを牡牛座に修正する前に魚座ラグナに一つ遡る可能性も考えたが、その場合、結婚したマハダシャー太陽期が6室の支配星となってしまう。


従って、魚座ラグナだと説明することが出来ない。


次に2007年7月1日に『ちびまる子ちゃん』が中日新聞、東京新聞、北陸中日新聞、日刊県民福井、北海道新聞、西日本新聞、河北新報、中国新聞、徳島新聞、神戸新聞朝刊にて連載開始するなど、仕事上の躍進があったが、この頃、乳がんを患っていたとされる。(wikipedia さくらもももこより)



この時のダシャーが太陽/金星期である。


そして、次のマハダシャー月期は、乳がんの治療に励んだ時期である。


wikipediaによれば、健康の研究を日々行い、飲尿療法や茶葉による水虫治療など多くの民間療法を実践していたと記されている。





もし牡牛座ラグナであれば、太陽はマラカの7室に在住し、金星はマラカで、マラカの3室支配の月とコンジャンクトし、ラーフ/ケートゥ軸と絡んでいる。


※牡牛座ラグナにとって金星はラグナロードであるにも関わらずマラカとして働き、3室支配の月や8、11室支配の木星もマラカとなる。



そうすると、マハダシャー月期が、乳がんとの闘病生活であったことが説明できるのである。



但し、さくらももこは、闘病中、民間療法や自然療法でも良いものがあると聞けば、全国各地に飛んでいったそうである。


また治療で地方に行くといっても悲壮感はなく、その土地土地で、温泉や食事を楽しんでいたそうだ。


さくらももこさん 治療法求め全国へ…友人語るがん模索の日々
2018/09/04 00:00 女性自身

9月2日に放映されたアニメ『ちびまる子ちゃん』の視聴率は14.3%を記録したという(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。漫画家・さくらももこさん(享年53)の逝去を受けて内容を変更し、番組の最後には追悼メッセージも放送された。

さくらさんは7年前から乳がん闘病をしていたというが、公表はせず、ごくごく親しい知人にしか知らせていなかった。出版社『ヒカルランド』社長の石井健資さん(63)もその1人だ。さくらさんと石井さんの交流は18年にも及ぶ。’00年当時、徳間書店に勤務していた石井さんが手がけたチリの小説『アミ 小さな宇宙人』をさくらさんが絶賛し、なんと「表紙を私が描いてあげる」という申し出があったのだ。石井さんは言う。

「さくらさんは宇宙や精神世界、そして死後の世界に関する、たくさんの本を読んでいて、知識も豊富でした。私の会社でもスピリチュアル分野の本を出版していますが、私なんかよりずっと詳しいのです。自宅ではパワーの集まるというピラミッド形の帽子を見せていただいたこともあります」

’10年3月に石井さんが徳間書店を退社し、自分で会社を立ち上げることを打ち明けると、すぐに会社のロゴも描いてくれたのだ。

「まるちゃんのお父さんのヒロシさんも酒好きキャラとして描かれていますが、さくら先生ご本人もお酒が大好きな方でした。特に出身地の静岡県の日本酒がお好みで、ご自宅にはたくさんの銘柄がそろっていたのです」

“何事にも真摯で丁寧”というのが、さくらさん流だった。

「たとえばサインを描くのも、まるちゃんやコジコジなどキャラクターを入れて、1枚に20分とか30分とか、納得できるまで、丁寧に時間をかけるのです。『納得できないことはしたくない』というのは先生の性分だったと思います。だから乳がんという病気についても、ものすごく調べていらっしゃいました。『私は、いつ死んでもいいの』なんて冗談めかして言っていましたが、治療についても自分で責任を持たれたかったのでしょう」

さくらさんは、病院や医師についても丁寧なリサーチの後に選んでいたという。石井さんが続ける。

「治療法についても姿勢は同様で、切除手術は受けても、抗がん剤は使わないとご自分で決めていらしたのです。その代わり、民間療法や自然療法でも良いものがあると聞けば、全国各地に飛んでいきました。四国での治療には私も何度か同行したこともあります。『バイオレゾナンス』というドイツ発祥の治療法です」

バイオレゾナンスとは、専門の機械により、症状にあわせた周波数の波動を受けることで、自然治癒力や生命力を高めるという治療法だ。

治療で地方に行くといっても、さくら先生の場合、悲壮感はありませんでした。その土地土地で、温泉や食事を楽しんでいたのです。もともとお料理は得意ですが、食事療法も詳しかったですね。そういった努力の成果で、私も先生が、がんを克服されたと聞いていましたので、今回の訃報に接したときには、とても残念に思いました……」

最後まで自分流を貫き通したさくらさん。その分身である“まるちゃん”は、これからもみんなに愛され続ける。


もしナヴァムシャのラグナが牡牛座なら、3室支配の月はラグナロードの金星と共に9室に在住し、ケートゥとコンジャンクトしている。


3室は短距離の移動を表わし、3室の支配星が9室(長距離旅行)に在住する配置は、典型的な旅行の配置である。


旅先に赴き、あちらこちら尋ね歩く配置である。


そこに自然療法や伝統療法(ケートゥ)を求め、腕利きの医師(9室)を求めて、全国各地に旅をしたというのは、まさにこうした配置が物語っている。


ラグナロードの金星も同室して、3室支配の月(食欲)とコンジャンクトしている為、温泉や食事を楽しむ、自分探しの旅でもあったのである。



月は出生図では12室支配で12室の自室に在住しているが、全国各地の辺境の場所に病気療養に出かけたことを意味している。


また月は水の星座で自室に在住していることから、温泉などに浸かってゆっくり静養したことを表わしている。



然し、この月のマハダシャーの間、月の星座である蟹座にラーフ(癌)が在住している為、乳がんに悩まされ続けたことを意味している。


マラカの月が6室支配でラーフ/ケートゥ軸とコンジャンクトし、土星からアスペクトされて傷ついた金星とコンジャンクトしていることは、婦人科系の疾患、すなわち、乳がんを表わしていたと考えられる。


そして、2018年8月15日に亡くなった時、ダシャーは火星/火星/ケートゥ期であった。



火星は、ナヴァムシャのラグナが牡牛座なら、7室支配のマラカであり、2、5室支配の水星と相互アスペクトしている。


この2、5室支配の水星は、通常はマラカとして働かないが、凶星と絡んでいるような場合には、マラカとして働く要素も出てくる可能性があり、注意が必要である。


プラティアンタルダシャーのケートゥは、マラカの金星、マラカの月とコンジャンクトしている。


また出生図では、火星は月から見たマラカの2室に在住し、ラグナ、月から見たマラカの土星と相互アスペクトしている。



このように見て来て、さくらももこのナヴァムシャのラグナは牡牛座で、出生時間は、12:03:13~12:19:22の間である。




ダシャムシャのラグナの修正



因みに出生時間が12:03:13~12:19:22の間であると分かったが、12:16:09からダシャムシャのラグナが乙女座から天秤座に移動する。


ダシャムシャのラグナが乙女座なら「ちびまる子ちゃん」でブレイクしたマハダシャー金星期は、金星が2、9室支配で5室に在住し、3室支配の火星とケートゥとコンジャンクトして、11室にアスペクトしている。


これは創作活動においては非常に素晴らしい配置である。




5室は10室から見た8室で、職業が中断するハウスであるが、芸術家は、おそらく会社勤めなどしない為、10室が中断していてもよいのである。


実際、マハダシャー金星期に移行した後、さくらももこは、出版社に就職したが、仕事中に居眠りをしてしまうので、2ヶ月で辞めている。


金星は9室の支配星で、9室も仕事を損失する(10室からの12室目)ハウスである。


従って、2、9室支配の金星が5室に在住する配置とは、会社などに勤めずに自分の好きな創作活動をしてお金が稼げる配置である。


そして、その金星に3室支配の火星がコンジャンクトしているが、火星は高揚している。


火星は実行力の惑星であり、連載を続けていく力などはこの火星がもたらしたと考えられる。


そして、さくらももこの漫画は独特な味わいがあり、決して写実的ではないシンプルな絵だが、これはケートゥのコンジャンクトが、こうした独特な特徴をもたらしたと考えられる。


従って、乙女座ラグナでも、うまく説明出来そうである。


金星/ラーフ期にブレイクしたのもラーフが11室に在住していたということで説明できる。



但し、もし出生時間が12:16:09~12:19:22の間で、ダシャムシャのラグナが天秤座であったら、それでも一応、説明することは出来る。


金星期は、ダシャムシャのラグナと、月からのラグナロードで、ケンドラの4室で強い為、それで金星期にキャリア上の上昇を成し遂げたと考えることが出来る。

またマハダシャー月期においても月は10室支配でラグナに在住していることから仕事上の上昇の時期であると考えることが出来る。


実際、亡くなる直前のマハダシャー月期において、精力的に漫画家としての活動は続けており、仕事は順調に見える。



マハダシャー太陽期にも以下のように仕事を精力的に行っている。



2002年 – 親子共作による絵本+エッセイ『おばけの手』を発表(長男のペンネームはさくらめろん)。
2003年 – イラストレーターうんのさしみと再婚。
2005年 – デビュー20周年を記念し、各地で原画展「さくらももこワールド 20年の軌跡展」を開催。
2006年 – 4月18日、『ちびまる子ちゃん』実写ドラマ化。自身は第1話の脚本も担当。
2006年 – 10月31日、『ちびまる子ちゃん』実写ドラマ第2作放送。
2007年 – 4月19日、レギュラーとして実写ドラマ+バラエティの複合番組『まるまるちびまる子ちゃん』放送開始。原作を同じくする実写とアニメが同時期に放送される珍しいケースとなる(2008年2月28日放送終了)。
2007年 – 7月1日、『ちびまる子ちゃん』が中日新聞、東京新聞、北陸中日新聞、日刊県民福井、北海道新聞、西日本新聞、河北新報、中国新聞、徳島新聞、神戸新聞朝刊にて連載開始。8月1日からは新潟日報でも連載が開始される(2011年12月31日連載終了)。なお、没後に東京新聞に掲載された記事によれば、この連載の当時から乳がんを患っていたという。

(wikipedia さくらももこ より引用抜粋)


ダシャムシャが乙女座ラグナだと、太陽が12室支配で3室に在住し、天秤座ラグナだと11室支配で2室に在住する。


問題は、このマハダシャー太陽期の仕事と、ダシャムシャの配置をどのように考えるかである。



このダシャムシャ配置をどう考えるかについて結論が出ない為、ダシャムシャのラグナは検討中である。



ナヴァムシャのラグナは、牡牛座で間違いないと思われる。











(参考資料)



さくらももこさん「印税20億円」を支えた2人の夫
Smart FLASH 2018/9/4
《入学写真を写す、ほんの少しの間、母の手を離れた。すごく不安だった。友だちは、知らない子が多くて、少しはずかしかった。》

 漫画家になるのを夢見ていた小学6年生のころ。はにかみ屋の少女は、入学式の思い出をこう作文に綴っていた。

 8月15日、漫画家のさくらももこさん(享年53)が乳ガンのため天国へ旅立った。

「闘病期間は7年ほどだったと聞きました。数年にわたって通院しながら、ホルモン療法などの薬物療法を受けている最中に再発し、急に亡くなってしまう患者さんは少なくありません」(ベルーガクリニック院長・富永祐司氏)

 プライベートは語りたがらなかったさくらさんだが、彼女には、成功を支えた2人の夫がいた。一人めの夫・A氏は1986年に連載を開始した「ちびまる子ちゃん」の編集担当として、力を合わせて作品を作ってきた。1989年に結婚、1994年に息子を授かった。

「結婚後にAさんはさくらプロダクションの代表に就任。1992年度には夫婦揃って高額納税者番付入りした。当時の推定年収はさくらさんが1億4400万円、Aさんが1億1300万円だ。

 だが、仕事上の衝突から、1998年に協議離婚。代表から退いたAさんは、現在海外に拠点を置き、音楽関係の仕事に就いている」(出版関係者)

 母子2人の生活に転機が訪れたのは2003年。さくらさんはイラストレーターのうんのさしみ氏(49)と再婚した。

「きっかけは、当時9歳だった息子さん。以前から『お父さんになって』と、息子さんがお願いしていて、交際中から“家族”のような間柄だった」(さくらさんの知人)

 突然の訃報を受け、著書は全国的に品薄状態。すでに合計85万部の増刷が決定している。

「『ちびまる子ちゃん』の累計発行部数は、3200万部を超える。国民の4人に1人が持っている計算で、印税額を概算すると12億円以上。エッセイストとしても発行部数200万部を超えた第1作『もものかんづめ』(1991年)の印税額は2億円近い。

 ほかのコミック作品や、これまでに執筆した30を超えるエッセイ作品を総合すれば、印税額だけで20億円に迫るだろう。さらにアニメや映画、作詞など、数々の業績を残した」(前出・出版関係者)

 さくらさんは、都内一等地に約90坪、地下1階・地上3階建ての一戸建てと、3階建てのビルなどを家族で経営する会社名義で所有していた。「平成のサザエさん」を描いた彼女は、多くのものを家族に遺した。

(週刊FLASH 2018年9月18日号)
参照元:さくらももこさん「印税20億円」を支えた2人の夫
Smart FLASH 2018/9/4











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UFOコンタクティー秋山眞人について その2



『秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録 UFO交信ノートを初公開』(秋山眞人著 聞き手・編集 布施泰和)という非常に興味深い本を読んで、その中に書いてある秋山氏の経歴情報から、秋山氏の出生図のラグナを割り出した。


秋山氏の人生自体が非常にユニークであり、UFOや宇宙人に縁を持つ為の要素というのが限られている為、ラグナは直ぐに特定することが出来た。






ラグナは少なくとも水瓶座ラグナであることは間違いないと思われる。


今回は、秋山氏の出生図のラグナをシャタビシャーの第1パダに設定し、ナヴァムシャのラグナを射手座に設定した所、結婚や就職、出版の仕事における成功などが全て説明でき、またダシャムシャで仕事上のブレークが説明出来る為、おそらくこれで間違いないと考えている。



『秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録 UFO交信ノートを初公開』(秋山眞人著 聞き手・編集 布施泰和)によれば、秋山氏が、主にUFOに乗船したり、スペース・ピープルと濃密に関わったのは、マハダシャー土星期の間である。


その時、静岡在住で、静岡県の田舎で、UFOに何度も目撃し、スペース・ピープルの教育プログラムで導かれながら、UFOに200回以上乗船したようである。


これがマハダシャー土星期に起こったということには注目すべきである。


水瓶座ラグナにとって、土星はラグナと12室を同時に支配しているが、12室は辺境の地や海外を表わすが、形而上の世界、隠れた見えない世界を表わすハウスである。


スペース・ピープルの葉巻型の母船に乗船し、太陽系外の惑星に行ったというのは、まさに海外に行くのと同じ12室の象意である。


そして、そのスペース・ピープルの母星は、地球とは時間軸が異なる世界である。



水瓶座ラグナというのは、ラグナの支配星が同時に12室を支配することから、このような形而上の世界に精通するパーソナリティーなのだと言える。


そして、水瓶座ラグナの中でもシャタビシャーというのは、精神世界の住人と呼ばれ、無駄なおしゃべりは好まず、議論になると誰にも負けないと言われる知的なナクシャトラである。


ラグナが同時に12室を支配する水瓶座を最も体現できるのが、シャタビシャーではないかと思われる。






水瓶座ラグナは、アイデンティティーが12室の象意に結びつく為、宗教、哲学、神秘主義、運命学、霊界、外惑星の世界、形而上の世界など、通常の人が経験出来ない隠された世界に精通するアイデンティティであり、しかも魚座の宗教家とは違って、科学的で論理的な立場から、これらに関わっていく為、宗教家にはならない。


UFOコンタクティーは、魚座の宗教家とは異なったタイプのスピリチャル・リーダーなのである。



然し、秋山氏の場合、魚座に月が在住し、蠍座に太陽が在住し、ナヴァムシャでは蟹座に月と木星が在住している。


従って、水の星座も強くなっており、それで、竜神が見えたり、幽霊をみたり、宗教家が経験するような神秘体験、心霊体験も豊富である。



土星期の話にさかのぼるが、土星はラグナから見て12室を支配し、そして月からも12室を支配している。


それで、マハダシャー土星期にスペース・ピープルの母船に乗って、太陽系外の惑星に行くことが出来たのである。



このことは注目すべきである。


宗教家や秘教やスピリチャルの世界で経験を積むとは、12室の象意であるため、現実社会での成功は全くないのである。


秋山氏は、今ではテレビに何度も出演し、様々な企業のコンサルタントを務める成功者であるが、UFOに200回も乗船するような沢山の経験を積み上げたのは、静岡という田舎に住んで、郵便局員として地味に仕事をしていた頃である。


この頃にスペース・ピープルからの教育プログラムで多くの指導を受けるという精神的な観点から贅沢な時間を過ごした。



東京に出て来てから、UFOに乗ったのは4回ぐらいしかないと本人が書いている為、やはり、12室というのは、宗教的体験、神秘体験の宝庫なのである。


そして、このような世界で豊かな経験を積むとは、現実世界での成功とは無縁なのである。


むしろ、現実世界での成功を失った時に初めて与えられるのが宗教的経験(悟り)と言えるかもしれない。



つまり、12室は解脱のハウスであるが、その解脱のハウスを失う(12室目)のが、11室(成功)である。


現実世界で成功しているうちは、このような形而上の世界の真実には気づくことが出来ないと言えるかもしれない。


完全に出来ないとは言えないが、少なくとも成功というものは、霊的な達成、解脱の妨げになると言えるのである。





国家社会主義的な理想社会とは、ユートピアなのか?



秋山氏は水星系スペース・ピープルの母船に乗って、太陽系外にある秋山氏の故郷の惑星に行って2日間滞在した経験を綴っている。


そこは創造性が評価される国家社会主義的な社会で、平和で静かで、闘争本能などが進化の過程で、抜け落ちたような社会であったという。


それで2日目に秋山氏は、刺激が少なすぎて地球に帰りたくてたまらなくなったと書いている。




(略)

彼らが住む星は、それはもう理想郷が実現したような世界でした。まるで夢のような天上の世界です。

それで私は、スペース・ピープルに改めて質問してみたのです。「なぜ私をこの惑星に連れてきたのですか」と。

するとスペース・ピープルは「この惑星も以前は地球と同じ段階の時代があった。そして理想的に進化したケースなのだ」とだけ答えました。

さらに私が「地球の未来もうまくいけば、このようになる可能性はありますか?」と聞いたら、「それはある」と答えたのです。

それを聞いてとてもうれしかったのを覚えています。それほどその惑星での体験は夢のような時間であったのです。

ところが、二日目の後半くらいから私に異変が起こります。その惑星にいるのが無性に嫌になったのです。のんびりしすぎて、シンプルすぎるからです。

というのも、私は根っからの地球人で、人とワイワイやるのが好きな性格なのです。

ところが、その惑星の人たちは、みなおっとりしていて、バカ騒ぎなどやりません。


地球の雰囲気が荒い滝の流れだとすると、この惑星の雰囲気はちょろちょろ流れる小川のような感じなのです。

三日目の朝から帰りたくて、帰りたくてしょうがなくなりました。

地球の街を車がブーッと通る音が無性に恋しくなって、「戻りたい!」と彼らに言ったのです。


そのとき意外な返答がありました。

スペース・ピープルはニコリと笑って「そうでしょう」と言うのです。

「あなたが生きていかなければならないのは、あの青い星・地球だよ。あの大地の上で、あなたは語り、生き、そして輝いていかなければならないのだよ」

そのとき、彼らの惑星を訪れた本当の理由がよくわかりました。それまでの私は、スペース・ピープルの世界への憧れを抱いていました。

最初にスペース・ピープルに呼びかけたのも、地球が嫌になったからです。

いじめられて、そういう寂しさから呼びかけました。スペース・ピープルに助けてもらいたかったのです。そういう根本的なところにある依存症みたいなものを、

その別の惑星の上で彼らはすべて取り去ってくれたのです。

彼らはこうも言いました。。

「あなたは地球で楽しく生きなくてはなりません。そして、あなたはとても重要な存在なのです。一人でできることには限りがあるなどとは考えないことです。

あなたからは、子孫が、そして影響を受けた若者がドンドン広がっていくではありませんか。

千年もしたら、あなたの仲間は何千人、何万人にもなっていることでしょう。

その人たちは、みんながあなたの影響を受けることになるのです。あなた一人から始まるものが、時間の経過とともに莫大なものになるのです」

こうして私は、再び、地球に戻ってきました。

ところが、驚いたことに、私は丸二日他の惑星に滞在したというのに、地球では二時間ほどしか経過していなかったのです。まるで逆・浦島太郎状態です。

もしかしたら実際に行ったのではなく、シュミレーション的に体験させられたのかとも思ったので、スペース・ピープルに聞くと、彼らは実体験であると太鼓判を押してくれました。

実際にこのような宇宙旅行をすると、時間の進み具合にずれが生じるようです。


(『秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録 UFO交信ノートを初公開』P.131~133より引用抜粋)



このような平和で静かすぎる社会は刺激が少な過ぎて、秋山氏には退屈に感じられたようである。


おそらく地球に住む我々全てが、現時点で、このような理想社会にやってきたら同じように感じると思われる。



私は以前、『ヒトラーの予言 - 水瓶座時代の悪夢のシナリオ -』において、全ての人間が物のインターネット(IOT)に接続されて、衣食住など必要物が完全に満たされる社会で、主体性を失って、物のように機械生物の群れのようになってしまう人間の未来というものについて考察した。


リベラル左翼や、グローバリゼーションを推し進める金融資本家の最終的な目標は、14万人の官僚で管理する世界統一政府であるが、そうした社会が完成した時、もはや国家が国益の為に争い合う戦争というものが過去のものになり、監視や管理が行き届いて平和が維持され、犯罪も未然に防がれるが、そのような社会は、少し静かすぎて退屈になる可能性も秘めている。



このような社会では、戦争もデモ活動もなく、独裁者が台頭することもなければ、イデオロギー闘争もなく、国家間の闘争で、スパイが暗躍することもない。



つまり、地球も、もうこの秋山氏が訪れた桃源郷のような惑星に向かって歩んでいるのである。



フランシス・フクヤマの言った”歴史の終わり”の後、地球人類の進むべき方向性は、この秋山氏が訪れた桃源郷のような惑星である。



青春時代の地球



今現在の地球には、ヘーゲルの弁証法で言う所のテーゼ(正)とアンチテーゼ(反)が葛藤し合っており、地球は今、青春時代の真っ只中なのである。



青春時代というものは、ただ若いということが良いだけで、人生の中では、矛盾だらけで、苦しみが多い時期であると言えるが、後で振り返ってみれば、青春時代特有の輝かしさというものを持っている。


多くの小説家が、青春時代というものをそのように描くのである。



秋山氏が地球に帰りたいといったのは、その青春の中に身を置きたいということである。



我々も同じく地球の中で、この青春時代の中に身を置く特権を得ていると言えるのである。





その他



因みに秋山氏がスペース・ピープルと共に訪れた惑星は、秋山氏が昔、住んでいた故郷の惑星であるという。



秋山氏がスペース・ピープルに遭遇し、彼らからの教育を受けるなどしたのは、スペース・ピープルとの古い約束に基づくものであると書いてある。



秋山氏は、そうしたスペース・ピープルとの古い約束に基づいて、地球に輪廻転生し、地球で啓蒙活動をする使命を果たしているように思われる。



トランス・ヒマラヤ密教や、神智学関連の情報によれば、地球の進化から出て来た魂は、覚者に到達するまでは、地球以外の惑星には輪廻転生出来ない。



従って、そのような情報から考えると、秋山氏は、地球で何らかの使命を果たす為に地球に転生したアバターではないかと考えられる。



現在、天王星が牡羊座の11°23’付近で逆行しており、私のラグナの度数が牡羊座の22°30’である為、かなり天王星がラグナの度数に近づいて来ている。



最近、私は、秋山氏のこれらの著作を手に取って、以前よりも更に詳しくなっているこれらの情報に関心を抱いたが、こうした天王星のトランジットの状況も関係しているかもしれない。



ラグナに天王星がトランジットすることによって、UFO、スペース・ピープルを意識しているという状況があるかもしれない。



天王星が牡羊座を通過していた1930年代にムッソリーニやヒトラーなどの国家社会主義者が台頭したが、ヒトラーもUFOには多大な関心を抱いていた。



従って、今、牡羊座の天王星という形式で、UFOに対する関心がもたれる可能性がある。