「スッキリ」終了の加藤浩次 ―正しい出生時間が分かり、スッキリした日―




読者の方から極楽とんぼの加藤浩次の正しい出生時間が5ちゃんねるに載っているとの情報があった。


この時間でチャートを作成すると、魚座ラグナになるが、直感的には魚座ラグナだと分からず、意外ではあったが、このラグナだと、芸能人である理由や、今、レギュラー番組の「スッキリ」を降板した理由などがよく分かった。





例えば、魚座ラグナであれば、10室支配の木星が3、8室支配の金星と相互アスペクトして、ラーフ/ケートゥ軸と絡んでいる。


これは芸能人として芸能活動をする理由を示すと共にそれがある日、番組が突然終了するなどの中断に見舞われる配置である。


この木星と金星の絡みにより、1-3、3-10の絡みが生じており、これは芸能人に典型的な絡みである。


3室を支配する惑星がエンターテイメント、芸術、ユーモア、表現力などを表わす金星であることも芸能という象意を促進している。


然し、この3室支配の金星が同時に8室の支配星で、それが10室の支配星と相互アスペクトして絡み、更にラーフ/ケートゥ軸によって傷つけられることで、突然の番組降板などのスキャンダルに見舞われることになる。


実際、スッキリの降板が発表されたのは、昨年2022年11月11日で、今年2023年3月末での番組終了が決定している。


現時点でもそうだが、昨年の11月の時点で、木星は魚座を通過し、土星は山羊座を通過して、魚座と蟹座にダブルトランジットが生じ、魚座には、1、10室の支配星と相互アスペクトする3、8室支配の金星が在住して、更にラーフ/ケートゥ軸に傷つけられている。


つまり、1-8、8-10の絡みを生じ、更に傷ついた金星が魚座に在住し、そこにダブルトランジットが生じることで、突然の番組終了のカルマが噴き出したと言える。


ダシャーは、火星/ラーフ期だが、ラーフは、まさに1、10室支配の木星と相互アスペクトする3、8室支配の金星と絡むことで、突然の番組終了を示す惑星の絡みを構成する一部分である。





ナヴァムシャを見ると、ラーフはラグナに在住し、ディスポジターの太陽は12室に在住して、4、9室支配の火星、12室支配の月と相互アスペクトし、6、7室支配の土星からアスペクトを受け、更に5、8室支配の木星からのアスペクトを受けている。


様々な要素が関わってくるが、ラーフのディスポジターは12室に在住する傷ついた太陽であり、引退、隠遁を示している。





ダシャムシャを見ると、ラーフはラグナに在住しているが、ディスポジターの土星は6室に在住し、6室の支配星と星座交換し、3、12室支配の木星とコンジャンクトしているが、ラグナロードが3室の支配星と絡んではいるものの、障害の6室と絡むことで、職業上の障害を表している。


ラーフは6室支配の水星とコンジャンクトしているが、8室支配の太陽からアスペクトされており、6-8の絡みを生じて、職業上の確執を表している。


8室支配の太陽は、テレビ局や吉本の社長、ジャニーズ事務所など権力層からの支配を表しており、権力層の意向によるキャリア上の中断を表している。


実際、加藤浩次は、吉本の経営陣を批判して、吉本退社となり、ジャニーズ事務所批判などを行って、テレビ局やジャニーズ事務所の経営陣から煙たがられたことが、降板につながった可能性が高い。





もし獅子座ラグナの場合、現在、8室と12室にダブルトランジットしているが、8室へのダブルトランジットは中断の象意が出たという説明になるが、12室へのダブルトランジットは説明がつかなかった。


何故なら、まだ加藤浩次は、「スッキリ」の司会として、3月末までは、仕事を行っていくからである。



それで、ダブルトランジットに説明が付かない所があり、獅子座ラグナではないかもしれないと思った。



また獅子座ラグナだと、1-3の絡みや3-10の絡みが見られず、5室と10室の支配星の相互アスペクトという形で、5-10の絡みしか見られない。


あれだけ芸能界で活動している人間にしては、芸能の3室との絡みが少ないのではないかと思った。



そうしたことから、獅子座ラグナではないのではないかと思ったが、5室は、3室から見た3室目のハウスで3室の本質のハウスであることから、5-10の絡みでも芸能活動の理由として代用できると考えた。


(実際は、5室というのは、舞台芸術、演劇など3室よりも格調高い芸術を意味しており、3室はテレビタレントの要素が強い為、加藤浩次のお笑い芸人としての立ち位置に合致していない)




そのように何度か、獅子座ラグナではないのではないかと考えたが、獅子座以外のラグナのアイデアはどうしても出てこなかった。


魚座ラグナという線は非常に難しい線で、加藤浩次を見て直感的には、出てこないラグナであった。




結婚


結婚したタイミングを見ると、2001年7月に元女優の緒沢凛と結婚しているが、ダシャーは、金星/土星/ラーフ期である。





出生図では、金星は結婚生活の8室を支配し、ラグナ(7室から見た7室)に在住し、土星は結婚生活の2室に在住し、ラーフはラグナに在住している。





ナヴァムシャを見ると、金星は結婚の表示体で2室の支配星とコンジャンクトして恋愛の5室に在住し、土星は7室支配で10室に在住して、職場結婚を表している。


ラーフは、ラグナに在住しており、結婚のタイミングを表している。



トランジットは、2001年6月14日の時点で、木星と土星が3室牡牛座を通過して、2室支配の火星(結婚生活)にダブルトランジットしていた。


木星は7室や月から見た7室にアスペクトしている。(7室へのダブルトランジットは確認出来ない)





子供の誕生


2004年9月21日に長男と、2006年11月17日に次女が誕生しているが、金星/水星/土星期と、太陽/火星/ラーフ期である。





サプタムシャを見ると、金星はラグナロードで、水星は9室の支配星でラグナに在住し、土星は5室の支配星で、ラグナロードの金星と星座交換している。



太陽は9室に在住し、火星はラグナに在住し、ラーフはラグナに在住している為、子供の誕生のタイミングを完璧に説明している。






長男が生まれた2004年9月21日は、土星が5室を通過し、木星は5室にアスペクトしていない。


ラグナから見た5室や9室にはダブルトランジットが生じていないが、こうした配置は非常に珍しいケースである。


然し、月から見た9室支配の木星に木星がコンジャンクトして、土星が5室から木星にアスペクトして、9室の支配星に対して、ダブルトランジットしている。


加藤浩次の長男の誕生は、月ラグナから検討しないと、子供の誕生が説明出来ない。(通常はほとんどのケースでラグナから見た5室や9室で説明できる)


子供の表示体の木星をラグナとした場合の5室には木星と土星がダブルトランジットしている。



然し、それ以外の惑星を検討すると、月は9室と9室の支配星をトランジットし、月ラグナから見た5室と5室の支配星をトランジットしている。


火星や太陽も月から見た9室の支配星をトランジットしている。


いずれにしても月から見た5室や9室へのトランジットが強調されている。






次女が生まれた2006年11月17日は、直前まで土星が5室と通過し、木星が9室から5室にアスペクトして、5室や5室の支配星にダブルトランジットしていた。


(こちらの方は、ラグナから見た5室や5室の支配星へのダブルトランジットが文句なしに形成されている)




因みに加藤浩二は、情報番組の司会者に転身してから、話すことが仕事になったが、度々、批判的なコメントをして、物議を醸してしまう。



それは2室(スピーチ)で、11、12室支配の土星、6室支配の太陽、4、7室支配の水星がコンジャンクトして、激しく傷ついており、特に減衰した土星と6室支配の太陽が、敵対惑星同士で、制御できない土星と、強い意志や自己主張を表わす6室支配の太陽が働いて、暴言せずにはいられないのである。



月ラグナから見ても2室(スピーチ)支配の太陽が、7、8室支配の土星、3、12室支配の水星とコンジャンクトしているが、3-8や2-8の絡みがあり、そこに水星(スピーチの表示体)も絡んでおり、失言で物議を醸し、そのことが、芸能ニュースなどでスキャンダル(醜聞)として報じられてしまう配置である。





今後の加藤浩次


「スッキリ」終了後の加藤浩次の活動だが、現在、マハダシャー火星期で、今回の降板劇が起こったのが、マハダシャー火星期に移行したセカンドアンタルダシャーの火星/ラーフ期である。


従って、今回の降板は、火星期に移行したことの結果である。







火星はラグナから見て9室支配で9室で定座に在住し、月から見ても5、10室支配で5室に在住している。



9室は仕事の損失(10室から12室目)であり、5室は仕事の中断(10室から8室目)であり、仕事を辞めるタイミングである。



但し、火星はラグナから見た2、9室支配の機能的吉星で、月から見ても5、10室支配のヨーガカラカで5室で定座に在住している為、良さそうな時期である。



また火星をラグナとした場合に7室支配の金星が5室で高揚し、2、5室支配の木星が11室に在住して、5-11室の軸で、相互アスペクトしている。



そして火星から見た6室には、土星と太陽という2つの凶星が在住して、強い配置である。



土星は6室で減衰している為、敵を粉砕する配置であり、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果が期待でき、ニーチャバンガ・ラージャヨーガを形成している。



但し、失言によって苦しむが、結果としては良かったと思える時が来るかもしれない。



加藤浩次は、スッキリを17年間やってきたというが、そこは太陽期と月期の16年間がすっぽりと当てはまる。





ダシャムシャを見ると、月は7室支配で10室に在住し、5、10室支配のヨーガカラカの金星と相互アスペクトしており、ここ最近の10年間は、特に番組司会者としてキャリア上の上昇期にいたことが分かる。


現在、火星期に移行したが、火星は4、11室支配で2室に在住しており、経済的には不動産投資などでお金を得そうな配置をしている。


ナヴァムシャでも、4、9室支配のヨーガカラカで6室で高揚しており、強い配置と言える。


太陽や月が7室や10室に在住していたことに比べると、火星は2室(自営業、起業)に在住しており、4室、11室の支配星であり、社会的な大舞台からは降りたが、出生図の配置からは、十分に幸福そうに見える配置である。




加藤浩次については、獅子座ラグナで間違いないと思っていたが、ナヴァムシャのラグナは獅子座である為、その特徴が出たと考えられる。



出生図が魚座ラグナであるというのは意外であったが、過去の事象がよく説明でき、本当のラグナが分かって、スッキリした。






*魚座ラグナである為か、志村けんと似てバカを演じられるキャラクターである






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