工藤静香 -ママタレの女王-



工藤静香のことが最近、ゴシップとして耳に入るようになって来ている。


2022年末のNHK紅白歌合戦に登場したり、工藤静香が投稿したインスタグラムの記事が、芸能誌や芸能ニュースなどで取り上げられて、何かと話題になっている。


NHKに紅白歌合戦では、X JAPANのYOSHIKIが工藤静香と今でもLINEで交遊があることをなどを明らかにして、かつてのスキャンダルの記憶が思い出され、いまだに芸能ゴシップの中心に躍り出て来るのである。


工藤静香の出生データは公開されており、時間まで分かるため、早速、作成してみると、ラグナは牡牛座のローヒニーで、牡羊座12室に惑星集中している。





彼女が裏番長で、舞台裏から糸を引き、影響力を発揮することは、この配置から明らかである。


例えば、工藤静香の次女・Kokiの影には常に工藤静香ありなどと言われる。


SMAPのジャニーズ事務所からの脱退騒動の時にキムタクの脱退に反対したのが工藤静香だという。


(この判断は経済的な意味で正しかったと思われる。脱退した草なぎ剛や香取慎吾などがテレビに出られないで苦戦していることを見るとそう思わざるを得ない。)


また工藤静香は、娘が有名になって来た為、運動会の時に学校側に働きかけて、娘の写真撮影を禁止にするような措置を取ったという。


つまり、影のフィクサーであり、キムタクや娘のマネジメントを陰から行っているのである。


牡羊座の12室には、ラグナロードの金星、9、10室支配の土星、4室支配の太陽、2、5室支配の水星などが在住して、ラージャヨーガ、ダナヨーガを形成しており、そうした舞台裏から裏番長として力を発揮できるのである。





その時に土星、水星、金星は牡羊座のバラニーに在住しており、CIAやモサド、MI6といったスパイ、諜報員が、インテリジェンスの世界で活躍するような配置であることが印象的である。


こうしたバラニーの象意は、異端児で、欲望にストレートで空気を読まないで行動を起こす力があり、工作活動が得意である。


正統派にはなりにくいため、裏番長の方が性に合っていると言える。



彼女は日本の芸能界のスーパースターとも言えるキムタクと結婚し、娘も芸能デビューさせ、今やインスタグラムで、料理やファッション、ペットとの散歩や家族のエピソードなどを発信し、世間から注目されるインフルエンサーである。





彼女の何気ないつぶやきなどをスポーツニュースや芸能誌が、執事か召使のように追いかける。



工藤静香は今やカリスマ主婦であり、ライフスタイルの提案者というブランドを確立した。


こうした生き方は、牡牛座のローヒニーに典型的なものである。


ローヒニーは所有がテーマであり、彼女にとっては、日々のラグジャリーで、華麗な生活も、娘もスーパースターの夫も全て、彼女が勝ち取った所有物なのである。





工藤静香は、太陽が高揚し、多くの分割図で高揚して、ヴァルゴッタマ(拡大版)であり、非常に強力である。


これは彼女をどんなことにおいても一番にせずにはいられない。



これは国民的スターであるキムタクを夫にしたり、後述するが、国民的なミュージシャンであるYOSHIKIと交際していたことにも表れている。




世の女性たちは思うようだ。



「何故、工藤静香ばかりが、こんな一流の男性たちからモテるのか?」



チャートを見た時に7室支配の火星がラグナに在住し、7室にアスペクトバックする配置は、男性から追いかけられる配置である。





例えば、7室支配の火星が、7室の蠍座にアスペクトバックして、7室蠍座でルチャカヨーガを形成するかのような強い配置となっている。


(実際には形成していないが、7室に火星が在住しているかのように考えられることから、そのように類推できる)



蠍座の男性との縁を感じさせる配置である。


キムタクは、ナヴァムシャが蠍座ラグナである為、この工藤静香の7室を表示していると言える。



また工藤静香は、月から見た7室にも土星がアスペクトバックしており、7室が強い配置となっている。


常にパートナーの存在には事欠かないことはこの辺りの配置が理由かもしれない。




交通事故で亡くなった兄


工藤静香には兄がいたが、中学生の時に交通事故で亡くなっている。


中学生と言えば、1983年~1985年辺りの出来事で、土星/火星、あるいは、土星/ラーフ期である。





土星は兄の11室をラグナとすると、11、12室支配のマラカで、マラカの2室に在住し、6室(事故)の支配の太陽と共に4、7室支配のマラカの水星とコンジャンクトしている。


11、12室支配のマラカの土星は、ラグナロードで8室(災難、破局)に在住する木星にアスペクトして傷ついており、兄の身体、健康状態の不幸を表している。



出生図のラグナから見ると、木星は8、11室支配で6室に在住し、土星からのアスペクトを受けており、11室の支配星が激しく傷ついていることから、兄の不幸を暗示していた。


(但し、兄が誕生したのは、11室の支配星が逆行して、11室にアスペクトバックしていたからで、ここで、兄の表示体である木星が11室にアスペクトする要素と、11室の支配星が1

1室にアスペクトバックするという要素の2つが、兄の誕生をもたらしたことが分かる。ただその11室の支配星が激しく傷ついていた為に兄の死がもたらされたということである。)




YOSHIKIとの密会

1994年にX JAPANのYOSHIKIが、ロサンゼルスで飲酒運転で逮捕された時、助手席に工藤静香が乗っていたことが、フライデーに熱愛スキャンダルとしてスクープされ、2人の交際が発覚している。





1994年と言えば、水星/金星期である。


金星は、ラグナロードで12室(ベッド上の快楽、海外)に在住し、7室の蠍座をパートナーのラグナとすると、7室支配の金星が6室(愛人)に在住している。


これは工藤静香が、YOSHIKIの愛人として、ロサンゼルスに同行したことを表わしている。





1992年に「YOSHIKI vs 工藤静香 -芸術対談-」という番組で、共演していたため、この番組がきっかけで仲良くなったのではないかと言われているが、1992年8月14日に水星/ケートゥから水星/金星期に移行しているため、ちょうとピッタリである。





その後、1996年頃にYOSHIKIの二股で破局したが、その頃は水星/太陽 or 月期である。







ナヴァムシャにおいて、アンタルダシャーの太陽は3室の支配星で、11室(6室から6室、6室の本質)に在住し、月は2室の支配星(結婚生活)で、3室に在住し、8室支配の土星とコンジャンクトして、6、11室支配の火星からのアスペクトを受けている。



アンタルダシャーの太陽も月も3室や8室、6室の象意と結びついて、激しく傷ついていることが分かる。


金星がナヴァムシャで、5室の支配星で4室に在住し、ラグナロードで、4室支配で、4室でバドラヨーガを形成する水星とニーチャバンガラージャヨーガを形成しているのとは対照的である。



YOSHIKIは、ラナ・ブッシュバーガーというカナダ人金髪モデルと二股をかけたため、工藤静香はYOSHIKIから去ることになった。





金星が7室をラグナとした時に7室支配で6室に在住し、6-7の星座交換をしている為である。


星座交換しているのは、金星と火星であり、情熱的な恋愛を表しているが、7室の支配星が6室に在住している為、相手の男性からは愛人扱いされ、二股をかけられることになる。


(つまり、ラグナロードが12室に在住する配置は、相手と別離し、自分から去る配置である)



工藤静香が男性からモテる理由として、ラグナロードで6室支配の金星と、7、12室支配の火星の1-12の星座交換に原因があるとも考えられる。


12室はベッド上の快楽のハウスであり、性生活などを表わすが、星座交換により、1-7の絡みや6-12の絡みが、金星と火星によって成立しており、非常に性的なニュアンスを帯びている。



工藤静香は、おそらく男性からの要求にすんなりと応じて、容易に愛人的な立ち位置で、恋愛関係、性的関係に入っていくようなキャラクターであったと言える。


当時、工藤静香は、髪を茶色に染めて、巻き髪で、ヤンキー風(ある意味、ケバいと表現されるような)で、いつでもあなたの愛人になりますよといった雰囲気を醸し出していた。


結局、そうした雰囲気は、ラグナから見て、1-12、7室から見て、6-7の金星と火星による星座交換がもたらしたものであったと言えるが、それが男性受けする配置である。



ラグナロードの金星がバラニーに在住し、火星からの影響を受けているが、バラニーの象徴は、女性の性器であり、性的なナクシャトラである。



通常、バラニーは、恋愛や性的活動に過剰にエネルギーを投入するナクシャトラである。(例:バラニーに月が在住する松田聖子)



そこに火星が絡んでくるため、尚更、恋愛活動に過剰にエネルギーを投資することになる。



似たような配置として、チャンドラマンガラヨーガ(月と火星のコンビネーション)があるが、この配置を持つ女性は、キャバクラやホステスなど、水商売に従事する方が多い。



火星の影響というものは、肉食系で、アグレッシブなパーソナリティーをもたらして、女性がこの影響を受けると、自ら好んでそうした業界に参加していくパーソナリティーを生み出すのである。


古典的にも月と火星のコンビネーションは、富を生み出すコンビネーションとされるが、古代の娼婦ぐらいしか仕事がなかった時代の女性が、多くの金銭を稼ぎ出す組み合わせということがこのコンビネーションの金運をもたらす由来となっているという。現代で言えば、肉食系で、対人的な魅力をもたらし、営業力(相手に金を使わせる、相手から金をむしり取る)をもたらすコンビネーションであると言える。




足首の蛇のタトゥー


因みに工藤静香は、インスタグラムで足首にある蛇のタトゥーの写真を投稿している。


何故、足首に蛇のタトゥーをしているのだろうか?





身体を表わすラグナロードの金星が、バラニー(金星)に在住しているが、同じ金星を支配星とするプールヴァパールグニーにケートゥが在住している。


その為、ラグナロードがケートゥの影響を受けているのである。


ラグナやラグナロードにケートゥが絡むと、その人は身体にタトゥーを入れるのである。(例:デヴィッド・ベッカム:ラグナにケートゥが在住)


この場合、足首にタトゥーを入れたのは、金星が12室に在住しているからである。


12室は足首から下を表している。



ナヴァムシャ




同じようにナヴァムシャを見ると、身体を表わすラグナロードの水星が4室でケートゥ(タトゥー)とコンジャンクションし、12室支配の金星(足首より下)とコンジャンクションしているからである。




歌手としての才能




工藤静香は、ラグナから見た2室支配の水星に金星がコンジャンクトしており、木星が2室と2室の支配星にアスペクトしている。


また月から見た2室支配の太陽にも金星がコンジャンクトし、木星がアスペクトしている。





2室(スピーチ、声)に金星と木星の影響があるため、それで歌手として成功したのである。



ナヴァムシャでもラグナから見た2室と2室の支配星に木星がアスペクトし、月から見た2室に定座の水星と金星が在住している。



1984年から歌手デビューしているが、この時は、土星/ラーフ期で、土星/木星期を経て、マハダシャー水星期に移行している。



2000年(水星/ラーフ期)にキムタクと結婚しているが、歌手として、息の長い芸能活動を続けているのは、水星が2室の支配星で金星とコンジャンクションし、木星からアスペクトされているからである。



2022年末のNHK紅白歌合戦で、工藤静香の持ち歌のメドレーを披露したのは、現在、金星/ラーフ期で、まさに2室の支配星にコンジャンクションする金星期だからである。





注目を浴びて来た工藤静



最近、工藤静香がインスタグラムでつぶやいたことをスポーツ紙や芸能誌が金魚のふんのように追いかけて、ニュースとして取り上げている。



牡牛座ラグナから見て、まもなくトランジットの土星が、10室に移動するからである。



今年2023年の4月22日からは、木星が牡羊座に移動し、10室の支配星とコンジャンクトする為、10室にダブルトランジットが形成される。



ママタレの女王、工藤静香は、今、注目を浴びつつあるのである。







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