イーロン・マスク近況 -複数の訴訟で奮闘、巨額の損失 -




最近、乙女座ラグナの方は、大変な状況に陥っている方が多いようである。


乙女座から見ると6室を土星がトランジットし、8室に木星とラーフ/ケートゥ軸がトランジットして、8室にダブルトランジットして、更に12室(獅子座)にもダブルトランジットしているからである。


乙女座ラグナの方にとっては、余程、これらのハウスが強い方は除いて、訴訟、行き詰まり、損失など何らかの問題を抱える時期である。


また牡牛座ラグナの方も市川猿之助(4代目)に見られるように12室(収監、監禁)の象意を経験しているのか、あまり、良くない時期である。


私は山羊座に木星が在住している為、山羊座から牡牛座や乙女座に木星がアスペクトしている。


従って、牡牛座ラグナや乙女座ラグナの方は、セミナーや鑑定などに参加してくれる方も多かったが、今現在、それらの人たちの気配が感じられないのであり、やはり、ドゥシュタナハウスの象意が噴き出して、あまり、調子が良くないのではないかと予想している。



例えば、イーロン・マスクは、これらの乙女座ラグナの人物を代表する一人である。







イーロン・マスクは最近、ツイッターの元社員らから「退職金5億ドル未払い」の件で、集団訴訟を起こされている。



ツイッター元社員らが集団訴訟 「退職金5億ドル未払い」
2023年7月13日 11:46 REUTERS

[12日 ロイター] – 米実業家イーロン・マスク氏によるツイッター買収後に解雇された元社員らが12日、同社が退職金の支払いを拒否しているとして、サンフランシスコの連邦地方裁に集団訴訟を起こした。未払い分は少なくとも5億ドルに上るという。

原告の1人で、1月に解雇されるまでツイッターの給与制度を監督していたコートニー・マクミラン氏は、2019年に同社が定めた退職金制度では、ほとんどの社員が解雇時に2カ月分の基本給に加え、それまでの勤続年数1年当たり1週間分の給与に相当する額を受け取れることになっていたと主張している。マクミラン氏のような上級社員については、6カ月分の基本給が退職金として支給されるはずという。

マクミラン氏によれば、ツイッターは解雇された社員に多くとも1カ月分の退職金しか支給していない。何も受け取っていない社員も多くいるという。

マスク氏は昨年10月、ツイッターを買収。その後に、コスト削減策の一環として、従業員の半数以上を解雇した。


またテスラ車の航続距離水増し疑惑で、カリフォルニア州で、集団訴訟を提起されている。




テスラの航続距離水増し疑惑、カリフォルニア州で集団訴訟提起
2023.08.05 Forbes JAPAN (Josh Max | Contributor)
電気自動車(EV)を購入した大勢の人が直面している問題のひとつは、自分の車の航続距離が大まかにしかわからないことだ。このほど、米テスラ製EVのオーナー3人が、この問題に対して行動を起こした。

3人は2日、テスラが自社製EVの予想航続距離について虚偽の宣伝をしたとして、カリフォルニア州北部地区の連邦地裁に集団訴訟を提起した。

訴訟では、テスラの航続距離水増し疑惑について報じたロイター通信の7月27日の記事を引き合いに出している。記事では匿名の関係者の話として、テスラが10年ほど前、満充電で走行できる最大距離について、楽観的な想定に基づく数値が表示されるようアルゴリズムを組んだと伝えていた。

また、テスラは航続距離の短さに関する苦情が殺到したことを受けて、航続距離関連のメンテナンスの予約をできる限りキャンセルする専用のチームも設けたという。

ロイターは記事についてテスラとイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に質問したが、返答はなかったとしている。もっとも、テスラは2000年以降、メディアからの質問にはいっさい答えていない。

原告側は、航続距離を過大に見積もるのは車両保証に違反しており、不正競争および詐欺にあたると主張している。

訴訟でテスラ車のオーナーの代理人を務めるミルバーグ・コールマン・ブライソン・フィリップス・グロスマン法律事務所のアダム・エドワーズ弁護士は、「端的に言えば、テスラには宣伝どおりの性能を有する製品を提供する義務がある」と述べている。

原告によると、所有するテスラ車の航続距離は宣伝されている数値とはほど遠く、テスラには苦情を申し立てたが返答がなかったという。

原告のひとりで、「モデルY」を所有するカリフォルニア州在住のジェームズ・ポーターは「92マイル(約148km)しか走っていないのに、航続距離が約182マイル(約293km)失われた」と説明している。

訴訟は「テスラのモデル3、モデルS、モデルY、モデルXの新車を購入したカリフォルニア州のすべての人」を代表して起こされた。原告側は「テスラがEVの航続距離について公正な宣伝していれば、消費者はテスラ車を購入しなかったか、大幅に低い金額しか支払わなかっただろう」とし、損害賠償を求めている。金額は未定だ。

テスラをめぐっては4月にも、車載カメラによって撮影されたセンシティブな動画や画像を従業員が共有していたとロイターが報じ、カリフォルニア州のオーナーが集団訴訟を提起している。テスラ側は疑惑を否定している。これに先立つ1月には、寒冷な気象条件での航続距離を水増ししていたとして、韓国当局から約28億5000万ウォン(約3億1000万円)の罰金を命じられている。

テスラは近年、運転支援機能の「フルセルフ ドライビング(FSD)」や「オートパイロット」の安全性をめぐっても批判を浴びている。

専門家によると、EVの航続距離について、より実態に近い数値を知るには、予想航続距離の表示よりもバッテリー残量を参考にしたほうがよい。航続距離を伸ばすには、EVのオーナーは次の点にも気をつけたい。

・スピードに注意する:最大の航続距離を得るには、幹線道路では時速100km弱が推奨されている。
・エコモードで運転する:自動的にこのモードにならない車種もあるので、航続距離を稼ぎたい場合は有効になっているか確認するようにしよう。
・スムーズに加速する:高速道路への合流時にアクセルペダルを踏み込み過ぎないように。
・効率的なルートを選ぶ:航続距離を優先するなら、曲がりくねった道を行くよりも長い直線の幹線道路を中心に走るのがベストだ。

(forbes.com 原文)



テスラ社は、顧客のクレームを黙殺する部門を設置しているのだという。




またテスラ車で、「ハンドルが動かなくなった」との苦情が相次いでおり、米当局が調査に乗り出したという。




テスラ車で「ハンドルが動かなくなった」との苦情相次ぐ 米当局が調査
2023.08.02 Forbes JAPAN (Ty Roush | Forbes Staff)

米運輸省の道路交通安全局(NHTSA)は1日、米電気自動車(EV)大手テスラの2023年式「モデル3」と「モデルY」でハンドル操作ができなくなったとの苦情が相次いだことを受け、調査を開始したことを明らかにした。テスラはこれまでにも、運転支援システムやハンドル、シートベルトに関する問題が当局の調査対象となってきた。

同局が公開した報告書によると、2023年式モデル3・Yのハンドル制御やパワーステアリングが機能しなくなったとの苦情が12件あった。うち5件で操舵が不能になったが、事故につながったのは1件のみだった。ハンドルが動かなくなると同時に、ハンドルを切るのに必要な力を軽減するパワーステアリングが弱まったり無効になったことを示すメッセージが表示された事例も多かったという。

5月7日に寄せられた苦情では、モデル3が走行中に「車のハンドルが動かなくなったような感覚」が生じ、車が道路から外れて木に衝突したと報告されている。別の苦情では、パワーステアリングが機能しなくなり、ハンドル操作に「大きな力」が必要になったとされている。

同局は予備調査により、この問題が過度の安全リスクをもたらすかどうかを判断する予定。その後、本格的な技術分析が実施され、リコールにつながる可能性もある。調査対象となる車両の数は推定28万台。

米国の自動車安全規制当局によるテスラの調査は、ここ3年間で5件目。テスラの運転支援システム「オートパイロット」は、司法省と証券取引委員会(SEC)の調査対象となっているほか、道路交通安全局も2021年8月から調査を行っている。同局は今年2月、同システムが一時停止の標識を無視して通過したり、注意を払わずに交差点を走行したりするなどの問題を引き起こす可能性があるとして、一部車両のリコールを命令。テスラはこれを受け、ソフトウエアの変更を実施した。

2020年には、2015~17年式の「モデルS」と「モデルX」の一部について、フロントサスペンションの不具合に関する苦情を受け、同局が調査を開始。さらに、モデルYのハンドルが運転中に脱落したという事例に関する調査も行われている。その数週間後には、モデルXのシートベルトが適切に取り付けられていないとの苦情に関する調査も開始された。

(forbes.com 原文)



最近、Xに名称を変更したTwitterだが、最近のビジネスインサイダーの記事によれば、イーロン・マスクは、想像以上のペースでTwitterを破壊し続けており、再起不能かもしれないとして、悲観的な見解が述べられている。


イーロン・マスクが導入した新機能がサービスの向上につながっておらず、プラットフォームを破壊しているというのである。




Twitterはもう再起不能かもしれない。イーロン・マスクは想像以上のペースでTwitterを破壊し続けている
Aug. 02, 2023, 07:00 BUSINESS INSIDER (Linette Lopez )
イーロン・マスク(Elon Musk)がTwitter(現在のサービス名は「X」)を買収してからまだ1年も経っていないのに、彼のTwitterはすでに、死よりも悪い運命、つまりつながりのないプラットフォームへの道を歩んでいる。

マスクがbotのない、言論の自由の楽園に変えると約束したこのプラットフォームは、これまで以上に不具合、bot、スパムが多くなっている。

2023年5月、フロリダ州のロン・デサンティス知事がTwitterで大統領選出馬を表明した時は不具合のオンパレードで、会社にとって歴史的な瞬間であったはずが大混乱に陥った。リアーナがスーパーボウルのハーフタイムショーに出演していた時など、ニュースになるようなイベントの時でさえTwitterはうまく機能しなかった。

ほかにも、ツイートできる文字数の増加から、今では悪名高い「レート制限」(ユーザーが1日に見られるツイート数を制限する措置)まで、マスクが繰り出す「新機能」の大半が、プラットフォームを改悪している。

Twitterの中核は広告ビジネスであり、上場廃止になる前に公表された最後の財務報告書によれば、収益の90%以上が広告収入だった。このビジネスで成功するためには、コンテンツを生成するユーザーと広告を購入するクライアントの双方に、Twitterは信頼に足る安定した場所だと信じてもらう必要がある。広告プラットフォームが、広告で大賑わいの一大イベントであるスーパーボウルで信頼されなければ、何の意味もない。



それは、非常に納得できるのだが、現在、イーロン・マスクにとっては、プラットフォームを意味する水瓶座6室に土星がトランジットするタイミングである。



従って、プラットフォームへの暴力、破壊が行われていると理解できる。



皆が情報を共有できる信頼性のあるプラットフォームが、改悪されてしまっている。



それを今、行なうのは、乙女座ラグナなのである。




2023/8/14付のWIREDの記事(参考文献参照)では、イーロンマスクは、「Twitterのよさとは何だったのかを、イーロン・マスクはまるでわかっていない」、「基盤をつくったユーザーへの敬意がない」と批判されている。


ナチュラルゾーディアックでは11室に該当し、人々の集うコミュニティーを意味する水瓶座が、乙女座ラグナにとっては6室になっている為、見下す対象になってしまっており、ユーザーにより共同で作り上げられたコミュニティーの価値というものが分かっていないと批判を受けている。



それは占星術の法則からしても的を得た指摘である。







私は以前、イーロン・マスクは、ラーフ/金星期に良くなると予想していたが、それは実際、その通りになったようである。



以前は低迷していたテスラ社への信頼が回復し、再び、株価が上昇していた。



しかし、その後、2022年12月14日からラーフ/太陽期になって、再び、問題が生じて来て、批判や訴訟に直面し、巨額の損失を招く事態が複数持ち上がって来ている。



やはり、イーロン・マスクにとって12室支配の太陽期は良くないのである。



10室で、バドラヨーガを形成し、ラグナロードで、10室支配の水星とコンジャンクトして傷つけており、ビジネス上での出費を招く配置なのである。



月ラグナから見ると、ラグナロードで、11室で、2、11室支配の水星とコンジャンクトして、1-2、1-11のダナヨーガを形成しているが、それでもラグナから見た12室の象意は、決して無効にはならない。



そして、マハダシャーロードのラーフから見ると、太陽は8室支配で6室に在住し、6室の支配星とコンジャンクしている。



ナヴァムシャでは月から見て、12室の支配星で、ケートゥとコンジャンクトし、ダシャムシャでも月ラグナから見て、8室支配で、10室で減衰し、ケートゥとコンジャンクトしている。



パラシャラの例外則やヴィーパリータラージャヨーガ的な要素も見られるが、太陽とケートゥの敵対惑星同士の組み合わせは、権威を失う、自信を失う組み合わせである。




そうしたことで、トランジットで、土星が6室、木星、ラーフが8室、ダブルトランジット8室という、良くないトランジットが形成されたタイミングで、ダシャーもラーフ/太陽期に移行して、イーロン・マスクは苦境に陥っている。




どんな影響力のある人物であっても、こうした占星学の法則には抗うことは出来ない。




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