ディランさん「受賞を受け入れます」と連絡 日本テレビ系(NNN) 10/29(土) 8:35配信 今年のノーベル文学賞に決まったものの、その後、沈黙を続けていたボブ・ディランさんが、受賞を受け入れることを明らかにした。 これはノーベル財団が28日に発表したもので、ディランさんは今週、スウェーデン・アカデミーに電話で連絡し、「もちろん受賞を受け入れます。大変光栄です」と伝えたという。 ディランさんの受賞が決まったのは今月13日だったが、その後、本人と連絡が取れない状態が続いており、本人の発言が明らかになったのはこれが初めて。 一方で、ノーベル財団は、12月にスウェーデンで行われる授賞式にディランさんが出席するかどうかはまだ決まっていないとしている。 これに対しイギリスの新聞テレグラフは28日、ディランさんのインタビューを掲載し、授賞式出席について「もちろん。できることなら」と答えたと伝えている。 |
ボブ・ディランのチャートでは、8、11室支配の水星が8室で自室に在住している。
現在、マハダシャー水星期に移行した直後のタイミングで、権威ある機関から受賞(11室:称号、高い評価)するタイミングであった。
また8室(依存、支配)に在住しているので、究極的にはあらがうことができないのである。
私は前回の10月15日付の記事で以下のような書いておいた。
(略) 然し、土星が来年の1月17日から射手座に入室するため、その2か月前から2か月半ぐらい前から土星が射手座に入室した効果を発揮し始める。 従って、11月の始めから11月17日ぐらいまでの間に11室へのダブルトランジットの効果が始まるものと思われる。 このタイミングで、ボブ・ディランもノーベル賞への受賞を受け入れて、大勢の人々からの祝福を受け入れて社交的になっていくものと思われる。 (略) 今の状況からすると、ボブディランは、ノーベル賞を受け入れる気がないか、受賞拒否すらするかのように見えるが、11月始めから徐々に変化して来ると思われる。 コメントもするようになり、受賞も受け入れるようになることだろう。 |
https://star7.org/?p=4963
これまでの経験で、2ヶ月から2か月半前に土星の射手座への入室の効果が始まって、そうすると土星が8、11室支配の水星にアスペクトし、木星が11室にトランジットしているので、11室(受賞、称号)にダブルトランジットが形成される。
11室は獲得、取得のハウスであるため、利益が得られるのであれば、まずそれを掴まないはずがないのである。
何故なら、11室は貪りのハウスと呼ばれているからである。
彼は反体制的な立ち位置で、現代社会に問題提起する歌を歌って来たため、本来、心情的にはそうした現在社会の秩序そのものであるスウェーデンのノーベル財団からの権威を受け入れたくはなかったのだろうと思われる。
ありがた迷惑というか、彼はアウトローで、自分のやりたいこと(歌を歌う)をしているだけで満足しているので、他人に何か評価されることなど、どうでもよかったのである。
然し、いつまでもそのように反発している訳にも行かず、受け入れることになったようである。
もらえるものはもらっておけというように気持ちが変わったのではないかと考えられる。
このようにボブ・ディランの11室の支配星は8室に在住していることで、苦悩も伴っている。
長いものに巻かれなければならないという苦痛である。
例えば、ボブディランが沈黙を続けていると、「傲慢だ」「無礼だ」と言って怒り出す人がいる。
王様が褒美を遣わすと言って、差し出されたものを受け取らないと今度は逆に王様は怒り出して、その人の地位や安全を脅かす。
だから王様が褒美を遣わすと言った時、それがありがた迷惑であっても受け入れるのが最も無難である。
またボブ・ディランの生き方によれば、ノーベル文学賞を受賞したことを伝えられたからといって、そうすんなり、ほいほいと浮かれて、受け入れる訳にはいかないのである。
彼のスタイルに反することであるし、彼は半分、世を捨てた隠者であり、お金とか名声とか世俗のものに執着していないのである。
但し、やはり人間であるので、ボブ・ディランに残っていた最後の世俗への執着が、ノーベル文学賞と賞金を掴ませたのだろう。
従って、今回、ボブディランがノーベル文学賞の受け入れを表明したことによって、逆に土星がいつ頃から射手座入室の効果を発揮し始めたのかが分かる。
1月17日から射手座に入室する為、10月28日に受け入れを表明したことになると、2ヶ月と19日前から土星は射手座入室の効果を発揮し始めたことになる。
間違いなく、ボブ・ディランは土星のトランジットの影響によって、態度を変えたのである。
実際、私自身、28日の深夜辺りに土星が射手座に入った場合に体験することになる経験の前触れのような感覚を味わったのである。
微妙な変化を体験したのであったが、これが射手座に土星が入った後の状況であると直感した。
従って、そうした経験からもボブ・ディランの今のタイミングでの受賞受け入れはよくわかるのである。
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