元宝塚女優・光原エミカ逮捕 -月組トップスターの落日-




元宝塚女優・月組トップスターの光原エミカこと、小倉輝美容疑者(78)が、70代の女性ファンから約1000万円をだまし取った疑いで逮捕された。


その後、更に1000万円を騙し取っていたことが判明し、同じ女性からさらに複数回に渡って、1000万円以上だまし取っていたという。


さらに1000万円以上だまし取っていたか…逮捕の元宝塚トップスター“光原エミカ”小倉輝美容疑者(78)
2024/5/23 22:39 FNNプライムオンライン

逮捕された宝塚歌劇団の元トップスターの女は、さらに1000万円以上だまし取っていたことがわかった。

宝塚歌劇団月組の元トップスターの光原エミカこと、小倉輝美容疑者(78)は「映画制作のために金を貸してほしい」などとうそをつき、女性ファンから現金1000万円をだまし取った疑いが持たれている。

警視庁によると、小倉容疑者は「まだ足りない」などと言って、同じ女性からさらに複数回にわたり、あわせて1000万円以上をだまし取っていたという。

小倉容疑者は「わたしが詐欺にあったようなもの」などと話し、容疑を一部否認しているという。

早速チャートを作成して見ると、出生時間を00:00:01に設定すると、月は蟹座の28°付近でアーシュレーシャに在住している。





ダシャーバランスは以下のようになる。


水星期 誕生 ~ 1948年5月
ケートゥ期 1948年5月 ~ 1955年5月
金星期 1955年5月 ~ 1975年5月
太陽期 1975年5月 ~ 1981年5月
月期 1981年5月 ~ 1991年5月
火星期 1991年5月 ~ 1998年5月
ラーフ期 1998年5月 ~ 2016年5月
木星期 2016年5月 ~ 2032年5月


出生時間を23:59:59に設定すると、月は獅子座の12°付近で、マガーになり、ダシャーバランスは以下のようになる。





ケートゥ期 誕生 ~ 1947年6月
金星期 1947年6月 ~ 1967年6月
太陽期 1967年6月 ~ 1973年6月
月期 1973年6月 ~ 1983年6月
火星期 1983年6月 ~ 1990年6月
ラーフ期 1990年6月 ~ 2008年6月
木星期 2008年6月 ~ 2024年6月
土星期 2024年6月 ~ 2043年6月



ここで即座に分かることは、月ラグナは獅子座でなければならないということである。



宝塚女優で、主役を演じるトップスターであったからには月ラグナが、主役しか演じられない獅子座で、メディア、芸能の3室に惑星集中していなければならない。







そうすると、出生時間は、少なくとも2:14:51以降であることが分かった。



ラグナの取り得る範囲は、獅子座~蟹座で、ほとんど絞りこめていない。




今回、事件を起こして逮捕されたのは、出生時刻がいずれの時間であっても、マハダシャー木星期であることが分かった。




逮捕された今現在、月ラグナが蟹座の場合は、木星/金星期で、月ラグナが獅子座の場合は、木星/ラーフ期である。



つまり、アンタルダシャーは、金星 or 太陽 or 月 or 火星 or ラーフのいずれかである。



NEWSポストセブンの5/22付の記事を見ると、過去の時系列に関する手がかりが得られる。


《『水ダウ』ざます企画に出演》元宝塚・月組トップスターが現金1000万円詐取の疑いで逮捕「ディナーショーが8万円に値上がり」ファンが察知した違和感
2024.05.22 19:15 NEWSポストセブン

「映画を作りたい。お金は土地を売って返す」──こうした嘘をつき、2019年4月頃に70代の女性から現金約1000万円を詐取した疑いが持たれているのは、元宝塚歌劇団の月組トップスターだった。5月22日、警視庁に詐欺容疑で逮捕された芸能マネジメント会社の会社役員・小倉輝美容疑者(78)。だまし取った金は生活費や活動費に充てたとみられ、小倉容疑者は「お金は返すつもりだった」と供述しているという。容疑者は現在も「光原エミカ」の芸名で活動を続けており、被害にあった女性はファンのひとりだったという。警視庁はほかにも被害者がいる可能性も含めて調べている。

元トップスターの輝かしい経歴と転落

 かつて小倉容疑者は、1970年代に“大滝子”の芸名で宝塚の月組トップスターとして活躍していた。

「1963年に宝塚音楽学校を首席で卒業。男役としては小柄なため苦労したそうですが、1974年に初めて上演された『ベルサイユのばら』でのフェルゼン役という大役を射止めました。それ以降、『ベルばら』は再演を繰り返し、宝塚史上で最大のヒット作になりました。

 近年は、2015年に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の『「ざます」をマジで使っている金持ちなどいない説』に出演したことで話題になりました」(スポーツ紙記者)

 1976年に宝塚を退団した後は、女優や歌手として芸能活動を行なっていたが、1990年代に入って大騒動が巻き起こる。1992年、小倉容疑者は1億3000万円をめぐって東京佐川急便と裁判になり、全面敗訴したのだ。

「同社の元社長・渡辺広康さんは、多くの政治家やスポーツ選手、タレントを支援し、“日本一のタニマチ”として有名な人物でした。ディナーショー運営で作った赤字に困っていた小倉容疑者に対して、渡辺さんは気前よく現金で1億3000万円を渡しました。

 しかし、後に佐川急便は小倉容疑者を相手取り、返済を求める裁判を起こしました。借用書にサインしていたことが鍵となり、1992年、小倉容疑者は全面敗訴。多額の借金を背負うことになってしまいました。宝塚での功績のわりに退団後の活動が伸び悩んだのは、このトラブルが大きく関係していることでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

直近でも行われていたディナーショー

 それでも小倉容疑者は粛々と歌に取り組み、1978年からほぼ毎年ディナーショーを開催してきた。往年の宝塚ファンが語る。

「昔からの宝塚ファンが集まって、コンサート自体は温かな良い雰囲気です。光原さんの70代とは思えない力強い歌声に、感極まって涙する観客もいました。

 帝国ホテルやヒルトン東京お台場など、一流の会場でディナーショーを開催していました。チケットはずっと税込5万円でしたが、2022年は8万円に値上がりして、『さすがに高くない?』と違和感を覚えました。オンラインの視聴チケットでさえ税込1万円と高額です。ただ、光原さんはチャリティ活動への意識が高く、“売上の一部は親のいない子どもたちのために寄付する”とアナウンスされていたので、納得はしていましたが……」

直近でも行われていたディナーショー

 それでも小倉容疑者は粛々と歌に取り組み、1978年からほぼ毎年ディナーショーを開催してきた。往年の宝塚ファンが語る。

「昔からの宝塚ファンが集まって、コンサート自体は温かな良い雰囲気です。光原さんの70代とは思えない力強い歌声に、感極まって涙する観客もいました。

 帝国ホテルやヒルトン東京お台場など、一流の会場でディナーショーを開催していました。チケットはずっと税込5万円でしたが、2022年は8万円に値上がりして、『さすがに高くない?』と違和感を覚えました。オンラインの視聴チケットでさえ税込1万円と高額です。ただ、光原さんはチャリティ活動への意識が高く、“売上の一部は親のいない子どもたちのために寄付する”とアナウンスされていたので、納得はしていましたが……」

ファンの信頼を裏切った罪は重い。


【過去の経歴】

1963年 宝塚音楽学校を首席で卒業
1970年代 “大滝子”の芸名で宝塚の月組トップスターとして活躍
1974年9月 初めて上演された『ベルサイユのばら』でのフェルゼン役という大役を射止め、空前の大ヒット(以後、再演を繰り返す)
1976年6月22日 宝塚歌劇団を退団
退団後は、女優としてテレビドラマ・映画などへの出演ほか、歌手活動を続ける(ディナーショー、リサイタルなど音楽活動に重点を置いた活動を行なう)

1992年 1億3000万円をめぐって東京佐川急便と裁判になり、全面敗訴 (1億3000万円の負債を抱える)
1978年 ほぼ毎年ディナーショーを開催
2015年 『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の『「ざます」をマジで使っている金持ちなどいない説』に出演
2019年4月 ファンの70代女性から現金1千万円を騙し取る
2022年 今まで5万円だったディナーショーのチケットが8万円の値上がり
2024年5月22日 2019年4月にファンの70代女性から現金1千万円を騙し取った疑いで逮捕



光原エミカは、1963年に宝塚音楽学校を首席で卒業し、1970年代にトップスターとして活躍した。


1976年6月で宝塚歌劇団を退団するが、その後もテレビドラマや映画などで女優として活躍していたが、1992年に東京佐川急便と裁判になり、全面敗訴して、1億3000万円の負債を抱え、そこから人生が傾いたようである。


つまり、キャリア上の最も良い時期が、1963年~1992年までのおよそ30年間である。


以後は、目立った活躍がないまま、ファンを対象にディナーショーなどで細々と活動し続けていたことが分かる。


佐川急便との裁判では、佐川急便の元社長・渡辺広康氏が、芸能人のタニマチとして、1億3000万円を光原エミカに渡したが、それを渡辺広康氏の死後、佐川急便から返金を求められたということである。



トランジットなど、種々検討した結果、おそらく、ラグナは蠍座ラグナではないかと思われる。



光原エミカは、恋愛や結婚、子供の誕生といった分かりやすい過去の出来事がなく、宝塚歌劇団退団後は、芸能界で活躍した後、ずっとディナーショーをやり続けており、一切、私生活の情報は出てこない。











従って、非常にラグナの特定は難しくなるが、そうした情報が一切出てこないこと、またお金をかなり稼いでいるはずであるにも関わらず、金銭が欠乏し、詐欺に手を染めて、生活費を稼がなければならない状況であっということから、おそらく、蠍座ラグナで、12室に惑星集中し、ラグナと12室の支配星で、1-12の星座交換をしているのではないかと考えた。



おそらく芸能界のトップスターであったこともあり、浪費癖が激しく、プライドもあって生活レベルを落とせない為、金銭的に困窮したのかもしれない。



佐川急便の元社長・渡辺広康氏のようなタニマチから援助してもらっている間は良かったが、援助してもらった金銭も訴訟の結果、全面敗訴して、全て負債として抱えた為、全面敗訴後は、生活が苦しくなったものと思われる。(そして、2022年にディナーショーのチケットを5万円から8万円に値上げしたことから、資金繰りに苦労していた様子が見て取れる。)



因みに光原エミカ・チャリティーディナーショーなどは、本当にマニアックなファンしか知らないようなイベントで、あまり一般には有名ではない。



本人が、プライベートな仲間たちと隠れて行っているようなイベントである。



そうしたことからも12室の象意が感じられるのである。








蠍座ラグナに設定すると、宝塚歌劇団のスターとして活躍した頃、そして退団後に女優として活躍した頃は、マハダシャー金星期と太陽期である。



金星と太陽は共に月から見て3室に在住しており、宝塚歌劇団で、踊りやパフォーマンス、演技を披露したことが分かる。



しかし、宝塚歌劇団とは、その劇団員は、一見華やかに見えながら、私生活は秘密主義で、ひっそりと規律正しい生活をしているような印象がある。



退団後は、芸能人として華やかな活動をする人もいるが、割と地味で、閉鎖的な世界である。



そうした特徴は、12室に現れているかもしれない。12室は、しばしば映画の撮影に使うスタジオなどの舞台裏の象意であり、一般には見せない舞台裏である。



映画俳優や女優や映画監督は、割と12室の閉鎖的な環境で、コツコツと地味に創作活動を行っている所もある。





宝塚女優としての訓練の時代 -マハダシャー金星期-


金星期は、7、12室支配で、ラグナに在住し、1、6室支配の火星と1-12の星座交換をしていた為、宝塚歌劇団時代に恋愛の一つもあったとは思われるが、それらは秘密の恋愛であり、隠れて付き合わなければならず、また8室支配の水星が12室に在住し、6室支配の火星から傷つけられている所を見ると、やはり、結婚生活には適していない印象である。



従って、結婚せずにスターとしての芸の道を歩み続けたと考えられる。








金星期の間、金星は月から見て、3、10室支配で4、9室支配の火星と星座交換して、9-10のラージャヨーガも形成している為、ある程度の活躍は出来たものと思われる。



しかし、本当の意味で、宝塚女優として成功したのは、次の太陽期である。





『ベルサイユのばら』で、スターとなったマハダシャー太陽期


太陽は、10室の支配星で、12室で、ラグナロードの火星、5室支配の木星とコンジャンクトして、1-10、5-10のラージャヨーガを形成している。



このマハダシャー太陽期はちょうど、1974年9月に初めて上演された『ベルサイユのばら』でのフェルゼン役という大役を射止め、スターになった頃である。







太陽は天秤座で、減衰しているが、ナヴァムシャ(D9)、ダシャムシャ(D10)で同じ天秤座に在住し、またドレッカーナ(D3)、チャトゥルシャムシャ(D4)、サプタムシャ(D7)、チャトゥルヴィムシャムシャ(D24)などでも天秤座で減衰しており、ヴァルゴッタマの拡張版となっている。



従って、この太陽は極めて強い力を発揮して、この時期にスターになったのである。









また太陽が12室で減衰する場合は良いと評価する古典の記述もあったと思われ、この配置が非常に良い配置である。




この太陽はニーチャバンガラージャヨーガを形成しており、また月から3室で減衰している為、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的効果をもたらす配置となっている。







因みにこの1974年9月に初めて上演された『ベルサイユのばら』で演じた時、木星は水瓶座から10室と10室の支配星にアスペクトし、土星は双子座から10室にアスペクトして、10室にダブルトランジットしている。



また特にこの初演は、9月に行なわれたが、トランジットの太陽、水星、火星なども10室をトランジットしており、まさに大舞台であったことが分かる。




土星が8室双子座をトランジットし、木星も8室双子座にアスペクトして8室にもダブルトランジットしていることは、その『ベルサイユのばら』のフェルゼン役という大役が思いがけない形で、回りの人の働きかけで、棚から牡丹餅的に得られたことが分かる。





芸能界、スポーツ界のタニマチ、佐川急便の元社長・渡辺広康氏から支援を受ける -マハダシャー月期-



そして、月期になったタイミングで、宝塚歌劇団を退団して、女優として映画やテレビドラマで活躍するが、それは月をダシャーラグナとすると芸能の3室に惑星集中しているからである。







退団した時は、ラーフ/ケートゥ軸が、6-12軸を通過して、物事をやめるタイミングであることを表わし、また6室にダブルトランジットしているが、これは批判をなど、何らかの障害があったことを示している。



土星が9室を通過し、木星が9室の支配星にアスペクトして、9室(10室から見た12室:仕事の損失)にダブルトランジットしており、宝塚歌劇団を退団して、暫く海外旅行をしてみたり、留学してみたり、学習してみたり、これまで仕事が忙しい間には出来なかったことをするような時期になっている。




そして、月は9室支配で10室に在住して、9-10の在住によるラージャヨーガを形成はしているものの、他の吉星からのアスペクトやコンジャンクトもなく、ケーマドルマヨーガではないものの、不安定な月である。









宝塚歌劇団退団後は、芸能界で孤立して、またダナヨーガが成立していないことを考えると、あまり報酬もよくなく、経済的に行き詰まった可能性がある。



この月は、師匠を表わす9室の支配星で、そして、10室で、経営者や権威ある人を表わす獅子座のマガーに在住している。



従って、この月は、佐川急便の元社長・渡辺広康氏の表示体ではないかと思われる。



マガーは、先祖や宗教的、霊的な人を非常に尊敬し、手厚く扱うが、芸能界やスポーツ界のタニマチとして、芸能人やスポーツ選手に気前よくお金を配るというのは、このマガーの象意ではないかと思われる。



月は、9-10のラージャヨーガを形成している為、尊厳やプライドは保っているものの、富や経済力には恵まれていない為、光原エミカは、この頃、困窮していった印象である。




尊厳を保つため、中々生活レベルも落とすことが出来ない。




そして、おそらく、この時期に渡辺広康氏が、1億3000万円を援助してくれたのである。





東京佐川急便から1億3000万円の返金を求める訴訟を起こされ全面敗訴、巨額の借金を背負う -マハダシャー火星期-



しかし、1992年に渡辺広康氏が逮捕された為、東京佐川急便は、光原エミカに1億3000万円の返金を求めて、訴訟を起こした。




それで、光原エミカは、全面敗訴 して、1億3000万円の負債を抱えてしまう。









この1992年は、火星/水星期→ケートゥ期であり、火星は6室の支配星で、12室に在住し、水星は、8、11室の支配星である為、6-8の絡みが生じていることに要注目である。



つまり、マハダシャーロードとアンタルダシャーロードが12室で、6-8の絡みを形成しているが、6-8の絡みは犯罪を免れ得ない絡みであり、佐川急便と裁判で壮絶な因縁の争いを行ったことが分かる。







この時のトランジットを見ると、土星が山羊座から12室に在住する6室支配の火星にアスペクトし、木星が獅子座から6室にアスペクトして、6室(裁判、訴訟、借金)にダブルトランジットが生じていることが分かる。




そして、ラーフ/ケートゥ軸が2-8軸を通過して、特に2室にラーフがトランジットしている為、お金が欲しい時であることを示し、一方で、8室にケートゥがトランジットしている為、人からはお金が期待出来ないことを意味している。




つまりは、東京佐川急便が、返金訴訟をしてきて、失望や幻滅した時期であることを物語っている。





そして、その後、巨額の負債を抱えて生活が苦しくなり、何とか、チャリティーディナーショーなどで食いつないで来たと思われるが、2019年4月に今回の逮捕の原因となるファンの70代の女性から現金1000万円を騙し取るという詐欺を行った。




映画を作りたいので、その資金として1000万円貸してほしいと頼み込み、お金は自分の家を売って返済すると言ったが、その家は既に売却済みだったことが判明した。つまりは詐欺である。








この詐欺を働いた2019年4月のトランジットを見ると、2室に木星と土星がダブルトランジットし、2室から8室にアスペクトして、8室にもダブルトランジットしている。



2室へのダブルトランジットはとにかくお金を稼ぎたい時期であることを意味しており、また8室は他人の財産のハウスであるが、そこに飽くなき欲望を表わすラーフが在住しており、他人のお金を切望したことが分かる。



更にそこにダブルトランジットも形成していた為、他人のお金を何とか得ようとしたのである。




ダシャーは、木星/水星期であり、アンタルダシャーロードが、8、11室支配の水星であることは要注目である。




木星は2、5室の支配星であり、2室は出来高で稼ごうとするハウスであるが、その2室の支配星が、8、11室支配の水星、6室支配の火星とコンジャンクトし、6-8の絡みの中に含まれている。




つまり、この2室の支配星が、6-8の絡みによって傷つけられている配置こそが、詐欺など不正な手段によって、稼ごうとした配置である。









6室支配の火星は、乱暴な手法で、稼ごうとする傾向として現れ、8、11室支配の水星は、狡猾な計略によって稼ぐ配置であり、詐欺のスキームなどを考え出すことになる。




つまり、この火星と水星の6-8の絡みが、2室支配の木星を傷つけている配置が、不正な手段で稼ぐ配置である。




木星は蠍座ラグナでは、2、5室支配の機能的吉星であり、月から見ても5、8室支配の機能的吉星である。




従って、木星期にこうした詐欺事件を起こすのは不思議に思えたが、この木星が火星や水星による6-8の絡みに巻き込まれている為、いくら2、5室支配の木星が、機能的吉星であっても、6室や8室の支配星が持つ欲望や悪意などが浸透し、その影響を被ったのである。




また2室の支配星は敏感な中立ハウスであり、6室や8室の支配星と絡むことによって、2室支配の木星自身も中立ではいられなくなり、「不正な手段で稼ぐ」という象意として現れたと考えられる。




光原エミカは、こうした配置があるため、不正な手段によって稼いだが、その配置は12室で形成されており、また12室に惑星集中している為、そうして稼いだお金は全て使ってしまうのである。




光原エミカは、現役時代にかなりの額を稼いだと思われるが、そうして稼いだお金は蓄財できず、全て使い果たしてしまった。




70代のファンの女性から得た1000万円を超える資金も全て、リサイタルの経費や生活費に使い込んでしまったのである。




ラグナロードと12室の支配星が星座交換しているような配置でしかも12室に惑星集中しているような配置の場合、いくら多くのお金を稼いでいても全く蓄財することが出来ない。









また結婚という生活の安定も得ることが出来なかった為、光原エミカは、78になってもいまだにファン向けのディナーショーなどの営業活動をしなければならないのである。




そして、チャリティー・ディナーショーなどと、頭にチャリティーといった文字を付けて、格好が悪いので、それなりに体裁を整えなければならない。




しかし、そうして得たお金は、大部分、光原エミカの生活費に消えて行ったであろうことは想像に難くない。




一生、お金の苦労から解放されない配置である。








詐欺の容疑で逮捕へ -ヴィーパリータラージャヨーガの効果はどう出るか-


そして、その後、詐欺行為は、これまで顕在化して来なかったが、おそらく、日本が経済的に厳しい状況になり、円安なども襲い掛かって来て、経済的な余裕が無くなって来たのか、以前、お金を貸したファンが返金を求めてきたということではないかと思われる。



2024年4月25日付近から木星/月期に移行しており、月はマガーに在住しており、支配星のケートゥは、12室(監禁)の支配星とコンジャンクトしている。



また次は、2024年8月前後から、木星/火星期に移行するが、火星は、12室(監禁)支配の金星と星座交換している為、それで、逮捕監禁を表わしている。



つまり、取り調べなどを経て、アンタルダシャーが火星期の間(2025/8~2026/8)は、監禁されたり、保護観察下に置かれることを意味している。







しかし、この光原エミカのチャートには、ヴィーパリータラージャヨーガが成立している。




例えば、不正な手段で稼ぐ原因となった6室支配の火星や8室支配の水星は、12室に在住することによって、6-12、8-12のヴィーパリータラージャヨーガが成立している。




これは最初はこの配置に苦しむが、後から、状況が改善することを意味している。




従って、今は、2019年4月の詐欺容疑で、逮捕監禁されたが、今後、その容疑自体が、そのままで成立するかどうかは疑問である。




不起訴になって和解が成立したり、詐欺容疑が何らかの形で、緩和に向かうのではないかとも考えられる。




その今後の動きについては、注目していきたいと思っている。











この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA