つなぎ融資の女王 -天才的な悪人-

つなぎ融資に出資すれば数%~20%のリターンが得られるといった詐欺の投資話を持ちかけ、7億円を集めたとされる山辺節子被告(62歳)に懲役10年が求刑されたとニュースが伝えている。


初公判は既に2017年7月4日に行われており、これまでの間に山辺節子被告の過去の経歴や行動が明らかになってきている。


山辺節子被告の逮捕は、国際指名手配され、タイ警察に逮捕されて強制送還された大捕り物であり、大変、世間の注目を集めている。



そうした中で、ひときわ注目を集めているのが、山辺節子被告が38歳と年齢を偽って若づくりをしていたことや、その年齢不相応な奇抜なファッションなどである。


特にインターネット上の様々なブログの記事などをチェックすると、7億円も集めた山辺節子被告の悪の異常な才能に対する羨望、畏怖のような一般の人々の複雑な感情が見られるのが分かる。


単に犯罪者として批判するのとは別の感情が微妙な形で表現されているのである。



例えば、『山辺節子が美容整形に800万・・・』といったブログでは、以下のように記されている。


300万円を稼ぐのも苦労するこの不景気の中、
山辺節子は一体どうやって「7億円稼ぐ」という偉業を達成したのでしょうか?
架空の投資話で7億円を稼いだスキルと、山辺節子の旦那、子ども、生い立ち、人物像、彼氏について、
調べてまとめてみました!

まるで、現代のアニータ!もしくは木嶋佳苗!
皆さんが忘れていた木嶋佳苗の再来なのかと思うほどですね。

木嶋佳苗が詐欺をした10億円を「追いつけ追い越せ!」の姿勢には、
共感も尊敬もできませんが、7億円は凄すぎる!

(中略)

詐欺被害額7億円という驚愕の数字は、
ロトかジャンボ宝くじに当たる以外で、
普通の人が手に入れるのは不可能な莫大な金額です。

その詐欺で巨額の金銭を稼いだ悪の才能を明らかに評価している様子が伺えるのである。


保険金殺人の木嶋佳苗の名前も挙がっているが、木嶋佳苗について書かれた他の様々なブログ記事にも、数々の男性たちを騙した木嶋佳苗のテクニックについてリサーチされ、記されたものが多いのが目につくのである。


悪人だが、恐ろしい悪の才能を持った人物であると、その「悪の才能」については認めているような論調である。



社会が無法状態になって実力本位の世の中になった場合、詐欺をして、人に一杯食わせることは、一杯食わせた方が勝利者であり、食わされた方が敗北者である。


市場原理主義的なリバータリアニズム的な世の中で、万人が万人と闘争状態になり、実力至上主義の世の中になると、詐欺の才能さえも評価の対象となる。


詐欺をうまく働いた人間は、勝利者で、詐欺を仕掛けられた人間は、ぼーとしてうかつだったのであり、本人にも過失があったのである。


六法全書でもそのような評価となっている。


民法の最初の方で、詐欺の被害にあった場合、詐欺に遭った人にも一定の落ち度があったことを評価する内容になっている。



つまり、詐欺師が悪いとして、社会がその犯罪行為に制裁を加えるのは、あくまでも法治国家が機能している場合の話である。



もし法治国家が機能していない場合、動物的本能で、次々に人を騙すような人物は、生存本能が極めて強い、非常に強力な人物である。



悪人であるが、悪人でなければ、そのような無法の世の中では生きていくことは出来ない。



つまり、手段を選ばずに生き残っていくそのような生存本能の強い人物について、その強さが評価の対象となるのである。



実を言えば、最近の国際政治などの裏側でも国際法などが全く機能していないため、このような実力本位の世界がまかり通っている。



国際政治における諜報機関の暗躍などは、お互いに騙し合いの連続である。



例えば、北朝鮮は、偽札を大量に刷ったり、サイバー攻撃をしかけて銀行から金を強奪したり、核開発などをしてアメリカと駆け引きをして国家の生存を維持している。



弱肉強食の世界においては、核開発をしなければ、一気に攻め込まれて、体制崩壊させられて終わりとなる。



従って、北朝鮮は必死である。



気を抜けばアメリカに潰されて終わりとなる。



現実主義(リアリズム)外交においては、相手国を騙したり、手玉に取って生き残るという手法も国家の強さである。



これを人間に当てはめれば、多くの人間を騙して金を巻き上げた人物は、犯罪者ではあるが、こうした弱肉強食や現実主義(リアリズム)の世界観の中では、その悪の才能は、あっぱれといった評価になるのではないかと思われる。



但し、当然、法治国家としては、社会の秩序を乱す人物を取り締まらなければ、国家権力としての示しがつかない。



従って、罰せられることになる。




様々なブログにおいて、山辺節子被告は、犯罪者として批判はされているものの、その悪の才能やたくましい生存本能について注目をされているようである。



そして、その聖子ヘアーやその年齢不相応な若づくりや奇抜なファッションなどが注目を集めている。



市場原理主義が浸透し、弱肉強食で、格差が拡大した現在の世の中の世相を反映しているのではないかと思われる。



もちろん、これらの詐欺行為が、大きなカルマの負債を築くことは明らかである。



「7億円全部使っちゃった」と山辺被告 白髪めだち、やつれた様子で年齢(62)相応に
2017年7月5日 12時46分 J-CASTテレビウォッチ

ウソの投資話を持ちかけ2000万円をだまし取ったとして詐欺罪で問われた山辺節子被告(62)の初公判がきのう4日(2017年7月)、熊本地裁で開かれた。「つなぎ融資の女王」といわれ、タイから強制送還され逮捕されたときはショートパンツだったが、この日は地味なズボン姿だった。

取材したリポーターの阿部祐二が法廷内で5メートル先の山辺被告をつぶさに観察した。阿部のメモによると、「逮捕の時とは大きく印象が変わっていた。白髪とノーメーク。後頭部付近、真っ白、染めてある部分と白髪の部分がくっきり。白髪をみられるのを気にしていた。外見はやつれ、62歳という年齢相応に見える」

起訴内容について「間違いありません」と認めた。これまでの調べに対し、70人以上から少なくとも7億円も集めたとみられている。その使い道は「投資話はすべたてウソだった。生活費や借金の返済、整形手術などに充てた」といい、弁護士によると「返済能力はありません。すべて使い果たした」という。

タイの愛人(32)からメッセージ

タイに逃亡中は、交際相手の男性(32)に「38歳」と偽っていた。金の一部は男性の家の購入費用にも使ったといわれる。初公判に合わせて交際相手がコメントを寄せた。

「愛しのエリコ(山辺の名前)へ 僕は今でも君を想い、愛し続けているよ。負けずに耐えてほしい。時が来れば、また一緒に過ごすことが出来るからあきらめないで。エリコ いつまでも君のことを愛しているよ」

山辺被告に5000万円を騙されたという男性の被害者の1人は初公判を傍聴して「もう、怒りがこみあげてきます」と語る。

司会の加藤浩次「7億円全部使ったとは!」

キャスターの近藤春菜(お笑い芸人)「最初から騙すつもりだったのでしょうね」

宮崎哲弥(評論家)「どうやって7億円も集めることが出来たのか、ぜひ知りたいですね」

意外に典型的なストーリーかもしれない。どんな秘訣だったのか。次回の裁判は来月(2017年8月)23日。


例えば、上記の記事に関しても評論家の宮崎哲弥は「どうやって7億円も集めることが出来たのか、ぜひ知りたいですね」と語っている。



それが、詐欺であったとしてもどうやって7億円も集めたのか、その悪の才能に驚嘆しているのである。



単に批判するだけではなく、とにかくその悪の才能に関しては、評価し、認めているといった論調なのである。




出生データは、1955年3月3日 で、12:00でチャートを作成すると、月は双子座のアールドラーに在住している。



この月の配置を見て私はこれはまさに山辺節子被告の月のナクシャトラに違いないと考えた。



ナクシャトラについては、私は以前からAsahi-netのサイトを参考にしている。




この解説によれば、アールドラーは、「偉大な指導者と天才的な悪人のどちらにもなり得る性質をもった人」なのである。



山辺節子被告の場合は、天才的な悪人ということになると思われる。



非常に良くまとめられたサイトであるが、金銭と恋愛に関して以下のように記されている。


<金銭>
仕事を持つと、良い収入がえられます。しかし、その仕事の傾向によっては、だまされたりだますはめになったりと、お金のでいりは烈しいでしょう。好きな男のために、貢ぐはめになることだけは要注意です。
<恋愛>
それが、どう働くにしても愛情が深い人なので、恋愛は深まるでしょう。初婚は失敗することが多く、再婚で幸福をつかむことが多い。当然、それは恋愛でも同じで失敗の連続の後の成功した恋愛がやってきます。

山辺節子被告は、詐欺で稼いだ金銭をせっせとタイ人の男性やフィリピン人の男性に貢いでいたようである。







確かに愛情深い所があることは間違いなさそうである。



「初婚は失敗することが多く、再婚で幸福をつかむことが多い。当然、それは恋愛でも同じで失敗の連続の後の成功した恋愛がやってきます。」ということだが、これも見事に当てはまっている。


山辺節子被告の男性遍歴については以下の記事に記されているが、最初に自動車会社に勤める男性と結婚し、息子と娘が誕生したが、離婚して別の妻子のいる男性と不倫関係となり、その男性を離婚させて結婚したが、再び、別の男性が出来て、その男性とも結局は別れたというような男性遍歴を持っている。


タイで逮捕の62歳女 熊本の知人が明かす“狂った男遍歴”
2017年4月6日 日刊ゲンダイ

「40歳そこそこの息子さんがいるのにねえ」と、熊本・益城町の住民はアキれている。出資法違反容疑で同県警に国際手配され、3月30日、タイ警察に入管法違反容疑で逮捕された同町出身の山辺節子容疑者(62)。

 元本保証と高利回りをうたい、東京・港区の男性ら数十人から計7億円以上をかき集めたとみられており、そのカネの一部を、昨年夏ごろに知り合った31歳で“細マッチョ”のタイ人男性に貢いでいたという。

「土地や新築の豪邸を買い与え、『月給』と称して月2万バーツ(約6万4000円)の“お手当”を渡していたそうです」(現地メディア関係者)

 色と欲にまみれた山辺容疑者は「私も被害者です」とうそぶいているらしいが、それを信じる地元住民はいない。

 山辺容疑者をよく知る女性は「男性関係が派手なのは、彼女が高校生の時から」とこう明かす。

「高校卒業後、病院の事務かなんかしよったって話やけど、若い頃から派手やったけん、お父さんが『娘(山辺容疑者)が遊び歩いて家に帰ってこん』ってものすごく心配して、早く結婚させたらしい。彼女の最初のご主人は自動車関係の会社にお勤めで、息子さんと娘さん、2人の子どもがおったけど、男性遍歴がボロボロ出だして、だいぶ前に離婚した。別れてから、今度は妻子のいる男性と不倫関係になって、その男性を離婚させて一緒になったんやけど、また他に男ができたとかで、その男性とも別れたそうです。節子さんは1人の男性ではダメやったみたい。次から次へ、やからね」

 色白の山辺容疑者は、昔から年齢より若く見えたという。

「顔にも体にも相当、金をかけとったのは分かる。ジャガーかベンツか、真っ赤な外車を乗り回して、とにかく金回りは良かった。とにかく目立っとったし、キレイやし、いい洋服を着てた。みんな、うらやましい気持ちで見てました。バブル時代から大きな会社のものすごくお金を持っている人たちを誘惑して、それで(8年ほど前に)家を建てたって話です。普通、店ひとつないこんな田舎で、山の上にそびえ立つ1億円もする家を建てますか? 『別荘をいくつか持ってる』とも言うとったし、造園業者が年に何回も剪定に来てた。ただ、それも半分建てたところで作業が1年中断。金回りに困ってたみたいで、家に帰って来んようになり、4年ほど前に夜逃げ。タイに逃げたって話を聞いた。実は、節子さんに離婚させられた男性は、彼女に捨てられてしばらくしてから亡くなったんです。残された元奥さんと息子さん2人は、ご主人と財産を奪われた。田舎で財産がなくなるってことは大変なこと。元奥さんはその後、慣れないお仕事をされて、大変苦労されてるって聞いた。ずっとかわいそうやなあって思いよった。これで、ほんの少しは無念さが晴れたんじゃないですか」(前出の知人女性)

 山辺容疑者は日本に強制送還され、19日に帰国、逮捕される見通しだ。

恋愛に関して、「どう働くにしても愛情が深い人なので、恋愛は深まるでしょう。初婚は失敗することが多く、再婚で幸福をつかむことが多い。当然、それは恋愛でも同じで失敗の連続の後の成功した恋愛がやってきます」という解説文のその通りの人生を歩んでいる。


ということは、山辺節子被告は、フィリピンやタイで失敗の恋愛の後の成功した恋愛を掴んだということなのだろうか。



初公判に合わせてタイの愛人から以下のメッセージが届いたそうである。


「愛しのエリコ(山辺の名前)へ 僕は今でも君を想い、愛し続けているよ。負けずに耐えてほしい。
時が来れば、また一緒に過ごすことが出来るからあきらめないで。エリコ いつまでも君のことを愛しているよ」


(2017/7/5 12:46 JCASTテレビウォッチ『「7億円全部使っちゃった」と山辺被告 白髪めだち、やつれた様子で年齢(62)相応に』より引用抜粋)


実際、上記のナクシャトラの解説は、ごく普通の一般人に適用されるような内容である為、詐欺で犯罪者となった山辺節子被告の場合、こうした象意が更に極限まで、強調されていることは確かである。




ここで注目すべきことは、アールドラーの人物の天才的な悪を行なう才能である。



それは凄まじい才能なので、一般の人々に羨望や畏怖をもたらすのである。







この山辺節子被告のチャートを見て、特徴的なのは、まず強いムーラトリコーナの火星と高揚の座に在住する強い土星との相互アスペクトである。



ここに悪の天才的な才能が現れている。



月から見ると、6、11室支配の火星と8、9室支配の土星が相互アスペクトして、9-11のダナヨーガを形成すると共に6-8の絡みも確認できる。



6-8の絡みは犯罪の絡みであり、しかもそれは強い火星と土星のコンビネーションによって9-11のダナヨーガと同時に形成されている。



5-11室の軸は、富をもたらす強力な軸であり、この軸で、ダナヨーガが形成され、更に6-8の絡みや土星と火星の絡みが生じている為に非合法の手段で金銭を稼ぐことを表している。




また月から見るとラグナロードの水星と5室支配の金星が8室(不労所得)で1-5のダナヨーガを形成し、また5室支配の金星と9室支配の土星は5-8の星座交換をしており、5-9のダナヨーガも成立している。



これは他人のお金を自分の収入とする配置である。



また8室の水星自体が良いと言われているが、他人のお金を利用できるという点で良いのだと考えられる。



また双子座は、株式市場や投資に関係する星座であり、この双子座に月、ケートゥ、木星などが集中しており、おそらく双子座に凶星や凶ハウスなどが絡んでいることで投資詐欺の象意として表れたと考えられる。



またナヴァムシャでも木星、土星、ラーフが双子座に集中しており、2つの凶星が双子座に絡んでいるが、金融、投資の世界に縁があることを表している。





双子座と金融/投資詐欺の関係


まず、一つ言えることは、投資の世界は、詐欺が付きものである。



例えば、リーマンショックを引き起こしたのは、サブプライムローンと呼ばれる信用度の低い貧困層の人々に貸し付けられた住宅ローンが証券化され、世界各国の投資家に販売されたが、そのサブプライムローンは、返済できなくなるのが予め分かっていたのであり、それを証券化して作った金融商品も値下がりすることは予め分かっていたのである。



それをゴールドマンサックスのトレーダーなどが値下がりすることが分かっていて様々な投資家に売りつけたので、実際の所、詐欺であると言ってもいいかもしれない。


そして、自分たちはその証券化した商品をショートしていたので、サブプライムショックで利益を上げたのであり、確信犯的な詐欺であると言ってもいいかもしれない。



実際、株式売買でも商品先物取引でもFXでも仮想通貨でもそうだが、トレンドを早めに読んでトレンドの方向にエントリーして、人よりも先に利食いをして市場から退散するというのが、勝利の条件である。


人よりも先にそれを行なわなければならないのであり、ぐずぐずしていると含み損を被ってしまう。


従って、短期トレードの世界は、騙し合いの世界である。



例えば、商品先物取引では、プロの機関投資家は、素人の新規参入者が資金力がない状態でレバレッジ取引を行なっているのが分かっていて、いくらまで下げたら新規参入者が損切せざるを得ないかを知っていて相場を動かすことができる世界のようである。


以前、池の中をクジラが泳いでいるようなものだと聞いたことがある。


つまり、市場に比べて、資本の方が莫大に大きいので、資金豊富なトレーダーなどは簡単に相場を動かすことが出来るらしいのである。


新規参入者を食い物にする詐欺的な世界である。



私も投資詐欺のようなことに巻き込まれたことが過去においてあるが、基本はねずみ講方式の金融詐欺の場合、最後に投資した人が損をする仕組みになっている。


一番、早くから参加した人々は、利益を得て、逃げ切ることもできるのである。



今回、山辺節子被告は大企業は表向き銀行からお金を借り入れることが出来ない為、つなぎ資金を必要としており、その資金として投資すれば、数%~20%の配当を付けて返済すると様々な人に働きかけてお金を引き出していたようである。


そして、数%~20%の配当をつけて十数回に渡って返済を行なうという約束で、実際、最初のうち配当を付けて返済を行なって信用を得て、更に大きな投資をさせるという手法を繰り返していたようである。


実際には、新たに投資をした人の資金が、数%~20%の配当分上乗せの支払いとして、途中まで払い出されていたと考えられる。


この事件で、実際に逃げ切った人がいたのか、それとも関わった全員が被害者となったのかは定かではないが、ある程度の期間、この詐欺行為を続けていくためには、実際に25%分の配当の支払いを続けて、事業に実態があるように見せかけないといけない訳である。


従って、ねずみ講の金融詐欺の場合、新規出資者がいなくなり、資金繰りに困って、金利分の支払いが出来なくなった時が、主催者が失踪するタイミングである。




例えば、世界最大の投資詐欺事件を起こしたバーナード・マドフの場合、ねずみ講を行なっていたことを一部の人は知っていたが、それを知っていながら見て見ぬふりを皆でしていた実態があったようである。



つまり、詐欺であると分かっていながら、それが儲かるので参加していたのである。



そして、早い段階で参加していた人は早めに金利分の上乗せされた出資金を全て回収し、逃げ切ったようである。




私は双子座に3つの惑星が集中しているが、水星、土星、ケートゥが在住して、火星と土星が相互アスペクトしている。



従って、出生図において双子座ではラージャヨーガも形成しているが、トリシャダヤハウスの3室や6室、11室が絡んで吉凶混合している。



双子座が強調されているため、投資の世界に縁があるが、双子座に傷つきがあるためか、過去において投資詐欺に巻き込まれたり、商品先物取引やFXなどで大きな損失を被る経験を何度かしている。



上記のような配置であるため、金融投資の世界について興味関心を抱くと共にこれまで実際に自分のお金を投入してトレードなどを行なうことで、この双子座の金融の象意について色々味わうこととなった。



幸いなことにナヴァムシャで、ラグナ、月、太陽から見て水星が9室支配で9室双子座自室に在住しているので、出生図での双子座の傷つきを挽回しており、双子座では散々な目にもあったが、ジョーティシュ(光の知識)に出会うことが出来た。





新規仮想通貨が取引所に上場される前にプレセールするICO(イニシャル・コイン・オファリング)というものがあるが、発行したトークンが取引所に上場した途端に価格が暴落するようなことが頻繁に起こり、ほとんど詐欺のような世界である。



仮想通貨の発行者が、取引所に上場して、値上がりしたトークンを大量に売却して、購入者のお金を巻き上げる仕組みのような所がある。



仮想通貨の参加者はほとんど詐欺のような世界であることを分かった上であえて参加している。



また実際のサイバー犯罪者も跋扈しており、私も最近、インターネット上のウォレットで一部の仮想通貨を保管していたが、ある日、ウォレットの残高がスッカラカンになっていた。



おそらくハッキングされ、誰かにパスワードを盗まれたか、つきとめられたのではないかと思われる。



金融、投資、株式市場の世界では、詐欺に近いようなことは日常茶飯事に行われている。



皆、それは分かっていて参加しており、詐欺に遭わないようにするのは自己責任である。




山辺節子被告のチャートを見ると、やはり、出生図とナヴァムシャで双子座に惑星が集中しており、そこに凶星や凶ハウスが絡むことによって、高度な金融投資系の知能犯として、悪の才能を発揮したということなのである。




因みに山辺節子被告のラグナも検討してみたが、出生時間が00:00:01の場合、現在、水星/月期で、23:59:59の場合、現在、ケートゥ/土星である。



現在(2018/3)のダシャーは、水星/月~ケートゥ/土星期のいずれかである。



水星/月
水星/火星
水星/ラーフ
水星/木星
水星/土星
ケートゥ/ケートゥ
ケートゥ/金星
ケートゥ/太陽
ケートゥ/月
ケートゥ/火星
ケートゥ/ラーフ
ケートゥ/木星
ケートゥ/土星



出生時間が00:00:01~7:29:33の場合、月はムリガシラーになるため、月がアールドラーになるには、出生時間は7:29:33~23:59:59の間でなければならない。



そうすると、射手座から魚座までの可能性は消え、牡羊座~蠍座までが候補となる。



今回、ラグナまでの特定は行なってないが、チャンドララグナをアールドラーに設定すると、この山辺節子被告の人物像が非常に鮮明に浮かび上がってくる。





この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA