魚座惑星集中

2011年4月1日の17時半位からこの2日程の間、トランジットの月が魚座を移動していたのであるが、魚座には逆行の水星、木星、太陽、月、火星も移動中で、魚座に惑星が集中している状態である。

<a href=”http://blog-imgs-17.fc2.com/j/y/o/jyotish007/20110403_chart.gif” target=”_blank”><img src=”http://blog-imgs-17.fc2.com/j/y/o/jyotish007/20110403_chart.gif” alt=”20110403_chart.gif” border=”0″ width=”300″ height=”206″ /></a>

それで魚座に月がトランジットしている間に魚座に月が在住している人や魚座ラグナの人、あるいは、魚座に太陽が在住している人たち計5人から連絡があった。

日頃、そんなに頻繁に連絡を取り合っていないのだが、この時に限って、連絡が集中したのは、私の出生図のラグナロードが魚座に在住しており、そのラグナロードに惑星が集中し、特にこの2日ぐらいは月がトランジットしていたからである。

月は2日と6時間で1つの星座を移動するので、大体、1日か2日ぐらいの日々の出来事というのは月のトランジットが表している。

火星は45日、太陽は1ヶ月、水星は20日、木星は1年で、1年ぐらいの中長期的な周期の出来事は木星が表している。

但し、ただ惑星が何も惑星が在住していない空のハウスにトランジットしただけで、そのハウスが象徴する出来事が引き起こされるとは限らない。

それでもある程度の傾向は生じるかもしれないが、はっきりと約束事であるかのように事象が発現するのは、出生図でもそのハウスに惑星が在住している場合だけである。

出生図上でそのハウスに惑星が在住して、カルマが示されている場合にのみ、そのカルマを示す惑星に対して惑星がトランジットすることによって、カルマが発芽するのである。

私の場合は牡羊座ラグナで、ラグナロードの火星が魚座に在住して、10室支配の土星と相互アスペクトを形成しているので、その魚座の火星に惑星がトランジットしたことによって、ここで形成するカルマが発芽したといえる。
昨年から木星がこの魚座12室に在住するラグナロードの火星にトランジットしていたので、昨年私は海外旅行にも頻繁に出かけた。この旅行が多い傾向は1年周期の出来事である。

今年の1月17日に日本に帰国して、その後はぶらぶらと過ごしていたが、
木星が牡羊座1室に入室する効果を発揮し始めた最近、突然、仕事の話が来ている。しかもその仕事は新しく立ち上げのタイミングでの仕事である。
従って、牡羊座の木星の象意を見事に示している。

これは月、太陽からみて10室に木星が入室するからである。
それで私は今回もこのトランジットの精密なタイミングに驚いたのであるが、もう占星術を始めてから、こんなことが何度も続いている。

タイミングに関しては驚きの連続である。


占星術師にとってはこのような体験は日常茶飯事であり、

これらは決して偶然ではなく再現性のある立派なサイエンスである。

こうしたトランジットの惑星配置と出生図の関係といった占星術的事実を知らない人だけが、占星術が似非科学だと言うのであるが、それは現代の物質科学に偏重した教育を受けている人のマインドが、そのように評価しているだけであって、人間の意識とか主観を理論に取り込んだニューサイエンスの立場においては、占星術は立派な再現性を示すことが出来る優れた科学である。

このような占星術的なロジックを身につけてしまうと、自分の身に起こる出来事全てをこのロジックで解釈することが可能である。

占星術的な解釈ロジックが何度も何度も訓練されてくると、やがては頭の中の思考回路が全てを占星術的に理由づけするようになるのである。

そうなると占星術が格段に上達することは間違いないのである。

24時間365日占星術で物事を解釈し始めるのである。

魔術の最初の教程というものが占星術の星座とか惑星、ハウスといった象徴を覚えてそれらを使いこなすことであるというのをどこかで読んだことがある。

世界に対する現代の物理学、社会学、心理学、経済学といった学問での理解とは全く別の理解の仕方が生まれてくるのである。


魚座に惑星集中して、月も魚座にトランジットした時に、魚座に関係する人たちからの沢山の連絡があったという興味深い体験を記すためにこの文章を書いているのだが、これを書いている今日のダシャーは、金星/月/月/月/水星で、プラーナダシャーが水星である。

Ve/Mo/Mo/Mo/Me 2011-4-4 6:23
Ve/Mo/Mo/Mo/Ke 2011-4-4 20:45

今回、日頃あまり使わない”魔術”という言葉を使ったのは、そのプラーナダシャーの水星が魚座12室をトランジットしているためかもしれない。


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