福原愛の近況 -長男を日本に連れ去った件で訴えられる-
福原愛の元夫で台湾の卓球選手・江宏傑が、SNSで、長男を日本に連れ去り連絡が取れなくなったと投稿した。
福原愛は、7月26日にコメントを発表し、無断で連れ去ったことを否定している。
江宏傑は、日本の裁判所に訴え、裁判所からは保全命令が出されている。
保全命令が出された場合、これに従わないと、次の段階では、強制執行となり、執行官によって、強制的に子供を引き離されてしまう。
通常、裁判所が保全命令を出すことは滅多にないとされており、それが出されたという点で、非常に福原愛側が不利な情勢である。
福原愛に関しては、2018/10/23付『福原愛引退について -卓球人生を支えた家族の物語-』で、結婚や出産、またはその他のエピソードから検証した所、2チャンネルに記載されていた出生データ「1988年11月1日 13:28 宮城県仙台市」で正しいことを確認している。
まず、確認したいのが、福原愛が、元々、子供運に関して、どのようなカルマを持っているかということである。
福原愛は、出生図でもナヴァムシャでもサプタムシャ(D7)でも5室(子供)の支配星が8室に在住している。
5室の支配星が8室に在住する場合、子供のことでの不幸や不自由を意味しているが、5室の支配星そのものは、8室で高揚しており、4、9室支配のヨーガカラカの金星とコンジャクトし、木星からのアスペクトを受けており、強い状態であるが、土星や火星からのアスペクトを受けて傷ついている。
因みに8室はパートナーの両親、家族を表しており、パートナーの所有や財産のハウスである。
その8室で5室の支配星が強い状態にあるということは、子供は一応、台湾で、大事に育てられており、夫が子供を一家の宝として、保持しているように見える。
つまり、夫の実家で、子供の養育が行われ、実効支配されている印象である。
福原愛としては子供が夫の実家の管理下に置かれ、自分の自由にならない状況である。
福原愛は、台湾の夫の実家に嫁いだ形になるが、離婚して、そこから飛び出している為、夫の実家から子供を連れ去った形になってしまう。
共同親権と言えども、夫の実家である台湾で、誕生し、そのまま台湾で養育されていた為、福原愛にとっては不利な状況になっている。
現在、2023年7月28日現在、金星/月/木星期であるが、子供の5室をラグナとした場合、プラティアンタルダシャーの木星は12室に在住している為、子供の立場からは日本に連れ出された今、海外を体験している時期である。
一方で、マハダシャーロードの金星は5室から見た4室に在住しており、4室は住まいや母親、母国を表しているが、夫の7室から見た2室、つまり、元夫の両親、実家を表す為、台湾の住まいを表している。
そして、アンタルダシャーロードの月は、5室から見た2室の支配星で、2室で定座に在住しており、これは子供にとっての両親、家族を表しているが、月は母親の表示体であり、パートナーの7室からの12室である為、日本での母親との生活を意味するかもしれない。
そして、月はラグナから見た6室の支配星である為、夫との訴訟を表している。
つまり、マハダシャーロードの金星は8室に在住し、5、8室支配の水星とコンジャンクトしているが、基本的に子供は夫の台湾の実家で生まれ、そこで育つような配置をしている。
サプタムシャを見ると、月は6室の支配星で、5、8室支配の水星と2-8軸で相互アスペクトして、6-8の絡みを生みだしており、まさにアンタルダシャーロードの月期は、子供のことで、夫の実家と訴訟になることを表している。
プラティアンタルダシャーの木星は2、11室支配で、12室に在住しているが、11室(評価、資格)の支配星が12室(損失)に在住している為、福原愛は、評価を失い、資格を失うことを表している。
それが日本で出された保全命令であり、福原愛には、子供を日本に連れ去る資格がないことを日本の裁判所が公に認めてしまった形である。
木星が12室に在住していることは、今後の状況によっては、福原愛側の子供の親権の行使に制限がついてしまう可能性すら考えられる。
そもそもサプタムシャの12室にラグナロードが在住し、子供の表示体である木星が在住し、そこに夫を表わす7室の支配星が在住していることは、子供の損失を表しており、子供が海外にいて、中々会えないといった状況を表している。
夫の7室から見ると、6室に惑星集中しており、子供のことでの訴訟を表しているが、この場合、6室に太陽、土星といった2つの凶星が在住し、木星が6室で減衰する為、敵を粉砕する配置になっている。
この為、夫の江宏傑は、日本の裁判所から保全命令を勝ち取ることが出来たのである。
裁判所から保全命令が出たということは、次は強制執行となり、いずれにしてもいずれかの段階で、子供は台湾に連れ戻されてしまうように見える。
福原愛にとって、マハダシャー金星期は、金星が、5、8室支配の水星と共に8室(夫の実家)に在住している為、子供が台湾の夫の実家の両親、家族の管理下に置かれてしまうことを意味しているのである。
サプタムシャは、長男を日本に連れ出した福原愛の状況を正確に表わしている。
そもそも福原愛のチャートでは8室が強調されており、マハダシャーロードの金星は8室で減衰して、土星と火星からアスペクトされている為、夫の実家に嫁いだが、居心地が悪く、そこから飛び出して、日本で不倫密会をする形になったのである。
8室で傷ついた金星は結婚に問題が生じる配置であり、不倫三角関係を表わしている。
(しかも金星が2つの凶星によって傷つけられている為、その不倫関係でさえも長くは続かない刹那的な関係になりやすいと言える。)
つまり、チャートの解釈上も夫の実家に嫁いだが、そこで上手くいかなかった為、そこから飛び出して、不倫密会をしている不良妻という扱いになっている。
そうした福原愛の素行なども考慮に入れられ、子供にとって、どちらの親と暮らすのが幸せかを検討した結果、裁判所は、元夫の台湾の実家で暮らす方が、幸せだという判断を下したようである。
福原愛の長男の連れ去り状況は、いつまで続くか
因みにこの福原愛が長男を連れ去っている状況はいつまで続くかだが、月は出生図でもサプタムシャでも6室の支配星であり、サプタムシャでは6-8の絡みも形成している。
金星/月期(2022/12/9~2024/8/9)の間は、福原愛も自分から長男を手離そうとはせず、2023年9月5日から木星が逆行して、6室にダブルトランジットが形成されることを考えると、これ以降に強制執行される可能性が考えられる。
金星/火星期(2024/8/9~)になると、火星はサプタムシャでは9室に在住し、この頃までには訴訟状態が終わっていると考えられる。
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